JP2008189474A - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】昇降路6に取付手段を介して取付けられるかご用ガイドレール5に沿って昇降可能な乗りかごと、昇降路6に取付手段を介して取付けられるカウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降可能なカウンタウェイトと、乗りかごとカウンタウェイトを懸架しているロープと、昇降路6の上部で取付手段、かご用ガイドレール5、あるいはカウンタウェイト用ガイドレールに支持され、ロープを巻上げ駆動するシーブを有した駆動装置8を備え、駆動装置8が固定される部位の近傍に配設されるファスナ2を昇降路6に固定するためのアンカーボルト3A,3Bのみを、昇降路6の上下方向に2列以上配設して取付手段の機械的強度を確保するようにしたエレベータ装置。
【選択図】図1
Description
前記かご用ガイドレールに沿って昇降可能な乗りかごと、
前記エレベータ昇降路壁に所定の間隔を存して配置されたファスナの一片にアンカーボルトにて固定されたブラケットからなる取付手段を介して取付けられるカウンタウェイト用ガイドレールと、
前記カウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降可能なカウンタウェイトと、
前記乗りかごと前記カウンタウェイトを懸架している1組のロープと、前記昇降路上部であって、前記取付手段、前記かご用ガイドレール、あるいは前記カウンタウェイト用ガイドレールに支持され、前記ロープを巻上げ駆動するトラクションシーブを有した駆動装置とを備え、
前記駆動装置が固定される部位の近傍に配設される前記ファスナを前記昇降路に固定するための前記アンカーボルトのみを、前記昇降路上下方向に少なくとも2列以上配設して前記取付手段の機械的強度を確保するようにしたことを特徴とする機械室をなくしたエレベータ装置である。
前記かご用ガイドレールに沿って昇降可能な乗りかごと、
前記エレベータ昇降路壁に所定の間隔を存して配置されたファスナの一片にアンカーボルトにて固定されたブラケットからなる取付手段を介して取付けられるカウンタウェイト用ガイドレールと、
前記カウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降可能なカウンタウェイトと、
前記乗りかごと前記カウンタウェイトを懸架している1組のロープと、
前記昇降路上部であって、前記取付手段、前記かご用ガイドレール、あるいは前記カウンタウェイト用ガイドレールに支持され、前記ロープを巻上げ駆動するトラクションシーブを有した駆動装置と、
前記駆動装置が固定される部位の近傍に配設される前記取付手段の前記ファスナにのみ、前記ブラケットとの連結部を回転自在に構成することにより、前記乗りかごおよび該乗りかご内の積載物等により前記ガイドレール長手方向の荷重が該ガイドレールに作用しても、前記取付手段に発生する曲げモーメントを低減する支持手段と、
を具備したことを特徴とする機械室をなくしたエレベータ装置である。
前記かご用ガイドレールに沿って昇降可能な乗りかごと、
前記エレベータ昇降路壁に取付手段を介して取付けられるカウンタウェイト用ガイドレールと、
前記カウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降可能なカウンタウェイトと、
前記乗りかごと前記カウンタウェイトを懸架している1組のロープと、
前記昇降路上部であって、前記取付手段、前記かご用ガイドレール、あるいは前記カウンタウェイト用ガイドレールに支持され、前記ロープを巻上げ駆動するトラクションシーブを有した駆動装置とを備え、
前記駆動装置が固定される昇降路上部近傍のガイドレールの取付手段は、それ以外のガイドレールの取付手段より曲げ剛性及び機械強度の大きい部材としたことを特徴とする機械室をなくしたエレベータ装置である。
剛結合の場合M1=Wh/2 …(2)
一方、アンカーボルト3A,3Bは上下2列に構成されているので、3A側のアンカーボルトが支点となり、3B側のアンカーボルトの軸力で、前記曲げモーメントM1を受けることができる。すなわち、前記アンカーボルトの上下の配列間隔をL、1列当たりのアンカーボルトの個数をn、3B側のアンカーボルトに作用する軸力をFとすると、該アンカーボルトで受ける曲げモ一メントM2は(3)式となり、(1)式あるいは(2)式で示されるファスナ2の昇降路壁4への取付け部に作用する曲げモーメントを、アンカーボルトの軸力で受けることができる。
アンカーボルトの許容引張力をfとすると、該アンカーボルトに作用する軸力Fがfと等しくなる時のL、つまり、必要最低限のLは、(3)式のFにfを代入し、M1=M2より、(4)式あるいは(5)式で示される。
剛結合の場合L=(W・h)/(2・f・n) …(5)
(4)式あるいは(5)式で示されるLは、前述した通り、必要最低限のL寸法を与えるもので、この値以上であれば十分安全を確保できることになるが、あまりLが大きくなると、ファスナ2の寸法は必要以上に大きくなり、合理的な設計とは言えない。
<第2の実施形態>図2は本発明の第2の実施形態を説明するための図であり、(a)は昇降路の正面図で、(b)はその平面図である。取付手段を駆動装置8が固定される部位の近傍に配設されるファスナ2と昇降路壁4面の間にのみ設けたものである。具体的には、ガイドレール5に固定されている駆動装置8に近接している上側と下側のファスナ2を、それぞれ昇降路の上下方向に少なくとも2列のアンカーボルト3A,3Bにより固定するようにしたものである。これ以外の構成は、図1と同一であるので、その説明を省略する。
Claims (6)
- エレベータ昇降路壁に取付手段を介して取付けられるかご用ガイドレールと、
前記かご用ガイドレールに沿って昇降可能な乗りかごと、
前記エレベータ昇降路壁に所定の間隔を存して配置されたファスナの一片にアンカーボルトにて固定されたブラケットからなる取付手段を介して取付けられるカウンタウェイト用ガイドレールと、
前記カウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降可能なカウンタウェイトと、
前記乗りかごと前記カウンタウェイトを懸架している1組のロープと、前記昇降路上部であって、前記取付手段、前記かご用ガイドレール、あるいは前記カウンタウェイト用ガイドレールに支持され、前記ロープを巻上げ駆動するトラクションシーブを有した駆動装置とを備え、
前記駆動装置が固定される部位の近傍に配設される前記ファスナを前記昇降路に固定するための前記アンカーボルトのみを、前記昇降路上下方向に少なくとも2列以上配設して前記取付手段の機械的強度を確保するようにしたことを特徴とする機械室をなくしたエレベータ装置。 - 前記ガイドレールを取付ける前記取付手段の一端部に前記ガイドレールから作用する荷重をW、前記ガイドレールと前記昇降路壁の離間距離をh、前記固定部材の許容引張力をf、前記固定部材の1列当たりの個数をn、前記固定部材の前記昇降路壁の上下方向の配列間隔をLとしたとき、Wh/2nf≦L≦Wh/nfを満足するように、前記固定部材の昇降路上下方向の取付け間隔を定めたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
- エレベータ昇降路壁に取付手段を介して取付けられるかご用ガイドレールと、
前記かご用ガイドレールに沿って昇降可能な乗りかごと、
前記エレベータ昇降路壁に所定の間隔を存して配置されたファスナの一片にアンカーボルトにて固定されたブラケットからなる取付手段を介して取付けられるカウンタウェイト用ガイドレールと、
前記カウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降可能なカウンタウェイトと、
前記乗りかごと前記カウンタウェイトを懸架している1組のロープと、
前記昇降路上部であって、前記取付手段、前記かご用ガイドレール、あるいは前記カウンタウェイト用ガイドレールに支持され、前記ロープを巻上げ駆動するトラクションシーブを有した駆動装置と、
前記駆動装置が固定される部位の近傍に配設される前記取付手段の前記ファスナにのみ、前記ブラケットとの連結部を回転自在に構成することにより、前記乗りかごおよび該乗りかご内の積載物等により前記ガイドレール長手方向の荷重が該ガイドレールに作用しても、前記取付手段に発生する曲げモーメントを低減する支持手段と、
を具備したことを特徴とする機械室をなくしたエレベータ装置。 - 前記支持手段は、前記ガイドレールの頂部と建物の梁とを強固に結合し、該結合部で、前記ガイドレールに作用する長手方向の荷重を受ける構造としたことを特徴とする請求項3記載のエレベータ装置。
- 前記支持手段は、前記ガイドレールと前記取付手段の結合部を摺動自在に構成すると共に、前記ガイドレールの底部に建物の床との結合部を設け、ガイドレール長手方向の荷重を該建物の床との結合部で受ける構造としたことを特徴とする請求項3記載のエレベータ表置。
- エレベータ昇降路壁に取付手段を介して取付けられるかご用ガイドレールと、
前記かご用ガイドレールに沿って昇降可能な乗りかごと、
前記エレベータ昇降路壁に取付手段を介して取付けられるカウンタウェイト用ガイドレールと、
前記カウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降可能なカウンタウェイトと、
前記乗りかごと前記カウンタウェイトを懸架している1組のロープと、
前記昇降路上部であって、前記取付手段、前記かご用ガイドレール、あるいは前記カウンタウェイト用ガイドレールに支持され、前記ロープを巻上げ駆動するトラクションシーブを有した駆動装置とを備え、
前記駆動装置が固定される昇降路上部近傍のガイドレールの取付手段は、それ以外のガイドレールの取付手段より曲げ剛性及び機械強度の大きい部材としたことを特徴とする機械室をなくしたエレベータ装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6064966U (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-08 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タのガイドレ−ル固定金具 |
JPS61145093A (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-02 | 株式会社東芝 | エレベ−タ |
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-
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- 2008-03-06 JP JP2008056800A patent/JP4511606B2/ja not_active Expired - Fee Related
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