JP2008189377A - 口栓付きガセットパウチおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、液体などの内容物を多量に充填可能で、さらに自立性も備えた口栓付きガセットパウチおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)との積層体(10)で、表面と裏面及び2つの折込み部材(20、30、40)からなり、天部および底部熱接着部(3、4)、前記底部熱接着部(4)の両端に底部形成用熱接着部(5、5)を有する口栓付きガセットパウチにおいて、前記パウチ(1)の表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が少なくとも1つ以上の折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)および前記折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状を形成することを特徴とする口栓付きガセットパウチである。
【選択図】図1
【解決手段】最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)との積層体(10)で、表面と裏面及び2つの折込み部材(20、30、40)からなり、天部および底部熱接着部(3、4)、前記底部熱接着部(4)の両端に底部形成用熱接着部(5、5)を有する口栓付きガセットパウチにおいて、前記パウチ(1)の表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が少なくとも1つ以上の折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)および前記折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状を形成することを特徴とする口栓付きガセットパウチである。
【選択図】図1
Description
本発明は、液体、粘稠体などの内容物を収納し、且つ多量の内容物が充填可能で、さらに自立性も備えた口栓付きガセットパウチおよびその製造方法に関するものである。
従来から、清涼飲料水やゼリー状の内容物を収納して自立させることができるパウチとして、プラスチック製の口栓(内容物の注出用)付きガセット[ひだ(ガセット)]パウチが広く使用されている。
例えば、図5および図8に示すように、少なくとも、最外層印刷基材フィルム層(11´)とバリア・シーラント層(19´)とを有する積層体(10´)からなり、表面部材(20)と裏面部材(30)のバリア・シーラント層(19´)面同士を対面するように配置し、前記表面部材(20)と裏面部材(30)との間に断面略V字形状の2つの折込み部材(40、40)を前記2つの折込み部材(40、40)の折込み目(41、41)が対向するように挿設し、該表面部材(20)と該裏面部材(30)および該折込み部材(40、40)とから形成される4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状となし、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部(3)および底部熱接着部(4)を形成すると共に、前記底部熱接着部(4)から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部(2、2)に至る内面同士を熱接着して形成された底部形成用熱接着部(5、5)を有する口栓付きガセットパウチ(1)がある。
このように該口栓付きガセットパウチは、図6に示すように、内容物を充填する前の2つの折込み部材(40、40)は、それぞれ1つの折込み目(41)により折り畳まれていて、パウチ全体が扁平な形状となっている。したがって、パウチのみの運搬や保管には嵩張らず、使用後の廃棄においても廃棄物の減容化にも有用なパウチである。
また、図7に示すように、内容物を充填後は、該パウチの底部に平面部が形成されるように構成されているため、立てた状態で置くことができ、販売時などには平置きする場合に比べて単位スペース当たりの陳列数が増大すると共に、顧客に対する訴求力も大きくなる。
また、該パウチの上端中央部に口栓(8)を備えているので、内容物を取り出す時には、立てた状態で該口栓(8)を開いて内容物を取り出すことができるために、他の容器などに移し替えずにそのまま使用することができる利便性も備えている。
しかしながら、このような従来の口栓付きガセットパウチは、内容物の充填量において、スタンディングパウチよりは、内容物の容量を多く入れられる形態ではあるが、高さ・幅寸法の制約のある中で、さらに容量を増やす手段として奥行き方向のガセット(ひだ)を増やす方法が提案(例えば、特許文献1参照。)されている。
すなわち、図9に示すように、パウチの側面である奥行き方向の前記折込み部材(40、40)にそれぞれ2つ以上の折込み目(41、41)を形成して奥行き方向のガセット(ひだ)を増やし、容量を増やしている。
しかし、この方法では、前記表面部材(20)、及び前記裏面部材(30)の外枠(50)の面積の割りには、充填される内容物の容量が少ない問題があった。
以下に先行技術文献を示す。
特開平10−167286号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、液体、粘稠体などの内容物を収納し、且つ多量の内容物が充填可能で、さらに自立性も備えた口栓付きガセットパウチおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも、最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)とを有する積層体(10)からなり、表面部材(20)および裏面部材(30)のバリア・シーラント層(19)面同士を対面するように配置し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)との間に断面略V字形状の2つの折込み部材(40、40)を前記2つの折込み部材(40、40)の折込み目(41、41)が対向するように挿設し、該表面部材(20)と該裏面部材(30)および該折込み部材(40、40)とから形成される4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状となし、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部(3)および底部熱接着部(4)を形成すると共に、前記底部熱接着部(4)から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部(2、2)に至る内面同士を熱接着して形成された底部形成用熱接着部(5、5)を有する口栓付きガセットパウチ(1)において、前記パウチ(1)の表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が少なくとも1つ以上の折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)および前記折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状を形成することを特徴とする口栓付きガセットパウチである。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載の口栓付きガセットパウチにおいて、前記ひだ形状が釣り針状、V字状、U字状であることを特徴とする口栓付きガセットパウチである。
本発明の請求項3に係る発明は、少なくとも、最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)とを有する積層体(10)からなる表面部材(20)および裏面部材(30)のバリア・シーラント層(19)面同士を対面するように配置し、前記表面部材(20)および前記裏面部材(30)の各々の両側端部を少なくとも1つ以上の折込み目(21、21、31、31)で形成したひだ形状を保持しながら、該表面部材(20)と該裏面部材(30)との間に断面略V字形状の2つの折込み部材(40、40)を前記2つの折込み部材(40、40)の折込み目(41、41)を対向するように挿設し、該表面部材(20)と該裏面部材(30)および該折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状を形成し、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部(3)および底部熱接着部(4)を形成すると共に、前記底部熱接着部(4)から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部(2、2)に至る内面同士を熱接着して底部形成用熱接着部(5、5)を形成したことを特徴とする口栓付きガセットパウチの製造方法である。
本発明に係る口栓付きガセットパウチは、少なくとも、最外層印刷基材フィルム層とバリア・シーラント層とを有する積層体からなり、表面部材および裏面部材のバリア・シーラント層面同士を対面するように配置し、前記表面部材と前記裏面部材との間に断面略V
字形状の2つの折込み部材を前記2つの折込み部材の折込み目が対向するように挿設し、該表面部材と該裏面部材および該折込み部材とから形成される4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部を有する筒体状となし、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部および底部熱接着部を形成すると共に、前記底部熱接着部から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部に至る内面同士を熱接着して形成された底部形成用熱接着部を有する口栓付きガセットパウチにおいて、前記パウチの表面部材および裏面部材の各々の両側端部が少なくとも1つ以上の折込み目で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材と前記裏面部材および前記折込み部材の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部を有する筒体状を形成することにより、液体、粘稠体などの内容物を収納し、且つ多量の内容物が充填可能で、さらに自立性も備え、自立させた際に、自立安定性に優れ、また店頭陳列性が向上するものである。
字形状の2つの折込み部材を前記2つの折込み部材の折込み目が対向するように挿設し、該表面部材と該裏面部材および該折込み部材とから形成される4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部を有する筒体状となし、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部および底部熱接着部を形成すると共に、前記底部熱接着部から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部に至る内面同士を熱接着して形成された底部形成用熱接着部を有する口栓付きガセットパウチにおいて、前記パウチの表面部材および裏面部材の各々の両側端部が少なくとも1つ以上の折込み目で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材と前記裏面部材および前記折込み部材の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部を有する筒体状を形成することにより、液体、粘稠体などの内容物を収納し、且つ多量の内容物が充填可能で、さらに自立性も備え、自立させた際に、自立安定性に優れ、また店頭陳列性が向上するものである。
本発明の実施の形態を図1〜図4、及び図10に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る口栓付きガセットパウチの1実施例を示す表面部材面から見た平面図であり、図2は本発明に係る口栓付きガセットパウチの1実施例を示す真上からみた断面簡略図であり、図3は本発明に係る口栓付きガセットパウチのその他の実施例を示す表面部材面から見た平面図であり、図4は本発明に係る口栓付きガセットパウチのその他の実施例を示す真上からみた断面簡略図であり、図10は本発明の口栓付きガセットパウチに用いる積層体の層構成の1実施例を示す側断面図である。
本発明の1実施例の口栓付きガセットパウチは、図1に示すように、液体、粘稠体などの内容物を収納し、且つ多量の内容物が充填可能で、さらに自立性も備えた口栓付きガセットパウチであって、少なくとも、最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)とを有する積層体(10)からなり、表面部材(20)および裏面部材(30)のバリア・シーラント層(19)面同士を対面するように配置し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)との間に断面略V字形状の2つの折込み部材(40、40)を前記2つの折込み部材(40、40)の折込み目(41、41)が対向するように挿設し、該表面部材(20)と該裏面部材(30)および該折込み部材(40、40)とから形成される4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状となし、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部(3)および底部熱接着部(4)を形成すると共に、前記底部熱接着部(4)から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部(2、2)に至る内面同士を熱接着して形成された底部形成用熱接着部(5、5)を有する口栓付きガセットパウチ(1)において、前記パウチ(1)の表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が1つの折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)および前記折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状を形成することを特徴とする口栓付きガセットパウチ(1)である。
図2に示すように、前記パウチ(1)の表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)および前記折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して筒体状を形成することを特徴とする口栓付きガセットパウチ(1)である。
前記表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状の種類としては、特に制約されるものではないが、充填量、デザイン性、生産性を考慮し、折込み目(21、21、31、31)の深さ、及び数により、各種の形状に形成することが可能で、例えば、釣り針状、V字状、U字状などの形状を1つ、又は2つ以上用いることができる。尚、本発明の1実施例の口栓付きガセットパウチは、図2に示すように、ひだ形状の種類としては、釣り針状を用いた例である。
本発明のその他の実施例の口栓付きガセットパウチは、図3に示すように、液体、粘稠体などの内容物を収納し、且つ多量の内容物が充填可能で、さらに自立性も備えた口栓付きガセットパウチであって、少なくとも、最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)とを有する積層体(10)からなり、表面部材(20)および裏面部材(30)のバリア・シーラント層(19)面同士を対面するように配置し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)との間に断面略V字形状の2つの折込み部材(40、40)を前記2つの折込み部材(40、40)の折込み目(41、41)が対向するように挿設し、該表面部材(20)と該裏面部材(30)および該折込み部材(40、40)とから形成される4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状となし、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部(3)および底部熱接着部(4)を形成すると共に、前記底部熱接着部(4)から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部(2、2)に至る内面同士を熱接着して形成された底部形成用熱接着部(5、5)を有する口栓付きガセットパウチ(1)において、前記パウチ(1)の表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が1つの折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)および前記折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状を形成することを特徴とする口栓付きガセットパウチ(1)である。
図4に示すように、前記パウチ(1)の表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材(20)と前記裏面部材(30)および前記折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して筒体状を形成することを特徴とする口栓付きガセットパウチ(1)である。
前記表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部が折込み目(21、21、31、31)で形成されたひだ形状の種類としては、特に制約されるものではないが、充填量、デザイン性、生産性を考慮し、折込み目(21、21、31、31)の深さ、及び数により、各種の形状に形成することが可能で、例えば、釣り針状、V字状、U字状などの形状を1つ、又は2つ以上用いることができる。尚、本発明のその他の実施例の口栓付きガセットパウチは、図4に示すように、ひだ形状の種類としては、V字状を用いた例である。
以上のように、本発明の1実施例およびその他の実施例の口栓付きガセットパウチに見られるように、前記パウチ(1)の表面部材(20)および裏面部材(30)の幅方向の長さは、該パウチに内容物を充填することにより、拡張方向に変化する。また、前記表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部に設けられた該折込み目(21、21、31、31)の深さにより増加容量が変化する。すなわち、折込み目(21、21、31、31)の深さ(折込みひだの深さ)が深くなればなるほど、その効果は大きくなる。また折込み位置により該パウチ(1)の正面から見た外観が変化する。
次に、本発明の口栓付きガセットパウチの製造方法について説明する。
本発明の口栓付きガセットパウチの製造方法は、少なくとも、最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)とを有する積層体(10)からなる表面部材
(20)および裏面部材(30)のバリア・シーラント層(19)面同士を対面するように配置し、前記表面部材(20)および前記裏面部材(30)の各々の両側端部を少なくとも1つ以上の折込み目(21、21、31、31)で形成したひだ形状を保持しながら、該表面部材(20)と該裏面部材(30)との間に断面略V字形状の2つの折込み部材(40、40)を前記2つの折込み部材(40、40)の折込み目(41、41)を対向するように挿設し、該表面部材(20)と該裏面部材(30)および該折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状を形成し、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部(3)および底部熱接着部(4)を形成すると共に、前記底部熱接着部(4)から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部(2、2)に至る内面同士を熱接着して底部形成用熱接着部(5、5)を形成したことを特徴とする口栓付きガセットパウチの製造方法である。
(20)および裏面部材(30)のバリア・シーラント層(19)面同士を対面するように配置し、前記表面部材(20)および前記裏面部材(30)の各々の両側端部を少なくとも1つ以上の折込み目(21、21、31、31)で形成したひだ形状を保持しながら、該表面部材(20)と該裏面部材(30)との間に断面略V字形状の2つの折込み部材(40、40)を前記2つの折込み部材(40、40)の折込み目(41、41)を対向するように挿設し、該表面部材(20)と該裏面部材(30)および該折込み部材(40、40)の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部(2、2)を有する筒体状を形成し、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部(3)および底部熱接着部(4)を形成すると共に、前記底部熱接着部(4)から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部(2、2)に至る内面同士を熱接着して底部形成用熱接着部(5、5)を形成したことを特徴とする口栓付きガセットパウチの製造方法である。
まず、公知のガセットパウチ製袋機を用いて、上端に開口部を有するガセットパウチを製造する。その際、該製袋機には、表面部材(20)および裏面部材(30)の各々の両側端部に少なくとも1つ以上の折込み目(21、21、31、31)を形成する、すなわち折込みひだを作製する装置を付加する必要がある。
その後に、ガセットパウチの前記開口部に内容物を注出する口栓(蓋体の無い口栓)(8)を挿入し、熱接着により該口栓(8)を開口部に固着させると同時に開口部を天部熱接着部(3)(図1参照)で密封する。次に、前記口栓(8)から内容物を充填すると共に前記蓋体を該口栓(8)に螺着して、内容物を収納した口栓付きガセットパウチを得ることができる。
尚、前記熱接着の方法としては、例えば、バーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の公知のシール方法で行うことができる。
次に、本発明の口栓付きガセットパウチを形成する表面部材(20)と裏面部材(30)および折込み部材(40、40)の包装材料について説明する。該包装材料としては、いずれも内層がシーラント層(熱接着性樹脂層)からなり、該内層同士を熱と圧で熱接着できるものであれば、特に限定することなく用いることができ、それぞれの包装材料が同じ構成からなる積層体で形成された該パウチであってもよいし、異なる構成からなる積層体で形成された該パウチであってもよい。
前記積層体(10)は、一般的には、内容物の種類、保存性、ライフサイクル期間、強度、自立性、外観の見栄え、販売促進性等によって選択するが、例えば、図10に示すように、外面側から少なくとも、最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)とを接着層(13)を介してラミネーションして形成される。
また、前記バリア・シーラント層(19)は、少なくとも、ガスバリア層(14)、保護層(16)、シーラント層(18)を順次積層した構成である。
前記ガスバリア層(14)、保護層(16)は、通常、前記最外層印刷基材フィルム層(11)と前記シーラント層(18)だけでは該パウチ(1)としての機能を十分に果たすことができない場合などに設けられる。
前記ガスバリア層(14)の機能としては、例えば、酸素ガス、水蒸気などのガスバリア性、光、耐薬品性などに対する耐性などであり、前記保護層(16)の機能としては、例えば、機械的強靭性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐寒性、耐熱性などであり、該パウチ(1)として要求されるこれらの機能をガスバリア層(14)、保
護層(16)として設けることで達成するものである。
護層(16)として設けることで達成するものである。
ところで、前記最外層印刷基材フィルム層(11)の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などの延伸又は無延伸フィルム、ナイロン−6/メタキシリレンジアミンナイロン6共押出しフィルム、ポリプロピレン/エチレン−ビニルアルコール共重合体共押出しフィルムなどのいずれか、またはこれらの2つ以上のフィルムを積層した複合フィルムであっても構わない。
また、該最外層印刷基材フィルム層(11)の厚さとしては、基本素材としての強度、剛性などについて必要最小限に保持され得る厚さであればよく、厚すぎると製袋加工性が低下し、またコストが上昇するという欠点もあり、逆に薄すぎると強度、剛性などが低下して好ましくないので、10〜50μmの範囲内であることが好ましく、15〜30μmの範囲内がより好ましい。
また、本発明においては、印刷適性、強度面、コスト面、生産適性等を考慮すると、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムが好ましく、12〜20μm程度が望ましい。
次に、最内面のシーラント層(18)の材料としては、積層体(10)をパウチとする時に熱接着により封止できるものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(L−LDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などの樹脂、またはこれらの樹脂を成膜化したフィルムを使用することができる。
また、該シーラント層(18)の厚さは、強度などの物性面、加工性を考慮すると、15〜200μmの範囲内であることが好ましく、30〜170μmの範囲内がより好ましい。
次に、前記最外層印刷基材フィルム層(11)に商品の販売促進効果を向上させるなどの理由で美麗な絵柄の印刷層(12)を施すが、該印刷層(12)は、該最外層印刷基材フィルム層(11)の表裏どちらでも印刷可能であるが、一般的なプラスチックフィルムパウチへの印刷の場合と同様に、インキの耐摩擦性、耐候性などを考慮して、該最外層印刷基材フィルム層(11)の内面に印刷層(12)を設けることが好ましい。
該印刷層(12)を形成する印刷インキとしては、インキに色彩を与える顔料や染料などからなる色材と該色材を微細な粒子に分散・保持しつつ、被印刷体に固着させる樹脂と該樹脂を安定して溶解し、該顔料や染料などの分散性、インキの流動性を保持し、かつ印刷の版からインキの適正量を転移できる溶剤とから構成されるビヒクル、更に色材の分散性、発色性向上や沈殿防止、流動性の改良を目的に界面活性剤などからなる助剤から形成されているが、特に色材は、耐候性の良い顔料が好ましい。
該印刷層(12)を設ける印刷方式は、該最外層印刷基材フィルム層(11)に印刷できる印刷方式ならば、特に制約はないが、鉄製の円筒(シリンダー)表面上に銅メッキを施して下地を形成し、該銅メッキ面上に剥離層を設け、更に銅メッキをして、その表面を鏡面状に研磨した銅面に彫刻方式や腐食方式により、凹部(セル)を作成し、該セル内の印刷インキを該最外層印刷基材フィルム層(11)に転移させ、調子物でもカラフルに印刷ができ、且つ訴求効果も高いグラビア印刷方式が好ましい。
尚、前記最外層印刷基材フィルム層(11)に印刷する際、該最外層印刷基材フィルム層(11)と印刷インキとの密着性を向上させるため必要ならば、該最外層印刷基材フィルム層(11)の印刷層(12)を設ける面にオゾン処理、コロナ処理などの前処理を施すことが好ましく、更に、アンカーコート剤などをコーティングしても良い。
前記ガスバリア層(14)の材料としては、ガスバリア樹脂フィルムや支持体フィルムにガスバリア層を設けたガスバリアフィルムが用いられる。例えば、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)フィルム、ポリビニルアルコール(PVA)フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)ケン化物などのフィルム、或いはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)などのフィルムにポリ塩化ビニリデンを塗工したフィルム、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着層、無機酸化物(酸化珪素、酸化アルミニウムなど)の蒸着薄膜層を設けたフィルムやまたこれらフィルムの1種乃至それ以上を組み合わせた積層フィルムを使用することができるが、これらの中でも、アルミニウム箔、支持体フィルムにアルミニウム蒸着層、廃棄処分が容易な無機酸化物(酸化珪素、酸化アルミニウムなど)の蒸着薄膜層を設けたガスバリアフィルムが好ましいが、特に、近年の環境問題を考慮すると、使用後の廃棄処分が容易な前記無機酸化物を蒸着した無機酸化物蒸着フィルムがより好ましく多用されている。
前記保護層(16)の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)などの延伸又は無延伸フィルムなどを用いることができる。
次に、最外層印刷基材フィルム層(11)とバリア・シーラント層(19)とを接着層(13)を介して積層する方法は、例えば、ドライラミネーション方法、ノンソルベントドライラミネーション方法、エクストルージョンラミネーション方法、及び該エクストルージョンラミネーション方法を利用したサンドイッチラミネーション方法などの公知の方法を使用することができるが、中でも接着強度に優れたドライラミネーション方法が好ましい。
また、前記バリア・シーラント層(19)を構成するガスバリア層(14)と、保護層(16)と、シーラント層(18)とを接着層(15、17)を介して順次積層する方法は、前述と同様に、例えば、ドライラミネーション方法、ノンソルベントドライラミネーション方法、エクストルージョンラミネーション方法、及び該エクストルージョンラミネーション方法を利用したサンドイッチラミネーション方法などの公知の方法を使用することができるが、中でも接着強度に優れたドライラミネーション方法が好ましい。
前記接着層(13、15、17)に用いられる接着剤としては、例えば、ポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロース系、その他などのドライラミネート用接着剤を使用することができる。
次に、本発明に係る口栓付きガセットパウチ(1)に用いる口栓について説明する。まず、口栓(蓋体のない口栓)の形成方法としては、公知のインジェクション成形方法(射出成形方法)で形成することができる。前記口栓(蓋体のない口栓)に用いる材料としては、前記パウチ(1)のシーラント層(18)に用いる樹脂と熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、前記シーラント層(18)に用いる樹脂により選択する必要があるが、例えば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(L−LDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などの樹脂を使用することができる。また、前記口栓(蓋体のない口栓)は、必要に応じて顔料などで着色されていてもよい。
また、前記口栓(蓋体のない口栓)のガセットパウチ(1)の外側に突出した外周に設けられた螺子部に螺着する蓋体についても公知のインジェクション成形方法(射出成形方法)で形成することができる。これに用いる材料としては、例えば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(L−LDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、アクリロニトリル−ブタジエンースチレン共重合体(ABS)、或いは他の半剛性ないし剛性の合成樹脂などを用いることができる。また当然、該蓋体も必要に応じて顔料などで着色されていてもよい。また、該蓋体には、必要に応じて、ピルファプルーフ機能をもたせるものであっても構わない。
以下に、本発明に係る口栓付きガセットパウチ(1)について、具体的に実施例を挙げて、さらに詳しく説明するが、それに限定されるものではない。
<実施例1>
本発明に係る口栓付きガセットパウチ(1)を形成する表面部材(20)と裏面部材(30)及び2つの折込み部材(40)に使用する積層体(10)は、図10に示すように、最外層印刷基材フィルム層(11)には、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(OPET)(東洋紡績株式会社製、商品名:E5100)を使用し、ガスバリア層(14)には、厚さ7μmのアルミニウム箔(東海アルミ箔株式会社製)を使用し、保護層(16)には、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(ONY)(ユニチカ株式会社製、商品名:ONMB)を使用し、シーラント層(18)には、厚さ70μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)(タマポリ株式会社製、商品名:UB105TC)を使用した。
本発明に係る口栓付きガセットパウチ(1)を形成する表面部材(20)と裏面部材(30)及び2つの折込み部材(40)に使用する積層体(10)は、図10に示すように、最外層印刷基材フィルム層(11)には、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(OPET)(東洋紡績株式会社製、商品名:E5100)を使用し、ガスバリア層(14)には、厚さ7μmのアルミニウム箔(東海アルミ箔株式会社製)を使用し、保護層(16)には、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(ONY)(ユニチカ株式会社製、商品名:ONMB)を使用し、シーラント層(18)には、厚さ70μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)(タマポリ株式会社製、商品名:UB105TC)を使用した。
まず、前記二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(OPET)にグラビア印刷により絵柄の印刷層を設けた。次に、前記印刷層面側に前記アルミニウム箔と前記二軸延伸ナイロンフィルム(ONY)とを順次、2液硬化型ポリウレタン系接着剤を用いてドライラミネーションを行なった。その後、引き続いて、前記直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤によりドライラミネーションを行い、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(OPET)層/印刷層/2液硬化型ポリウレタン系接着剤層/アルミニウム箔層/2液硬化型ポリウレタン系接着剤層/二軸延伸ナイロンフィルム(ONY)層/2液硬化型ポリウレタン系接着剤層/直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)層からなる積層体を作製した。
次に、該積層体を表面部材と裏面部材及び2つの折込み部材用に任意の幅にスリットしたロールを、表面部材と裏面部材に折込みひだを形成する装置を付加した公知の製袋機にセットし、ガセットパウチを作製後、該ガセットパウチに口栓付けシール機を用いて低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)からなる口栓を取り付けて、図1に示すような、本発明の口栓付きガセットパウチを作製した。
このようにして作製した本発明に係る口栓付きガセットパウチにゼリー状の内容物を充填し、充填量を確認したところ従来に比較して、十分な充填量を確認できた。
1・・・口栓付きガセットパウチ
2・・・側端部熱接着部
3・・・天部熱接着部
4・・・底部熱接着部
5・・・底部形成用熱接着部
8・・・口栓
10、10´・・・積層体
11、11´・・・最外層印刷基材フィルム層
12、12´・・・印刷層
13、13´・・・接着層
14、14´・・・ガスバリア層
15、15´・・・接着層
16、16´・・・保護層
17、17´・・・接着層
18、18´・・・シーラント層
19、19´・・・バリア・シーラント層
20・・・表面部材
21・・・折込み目
30・・・裏面部材
31・・・折込み目
40・・・折込み部材
41・・・折込み目
50・・・外枠
2・・・側端部熱接着部
3・・・天部熱接着部
4・・・底部熱接着部
5・・・底部形成用熱接着部
8・・・口栓
10、10´・・・積層体
11、11´・・・最外層印刷基材フィルム層
12、12´・・・印刷層
13、13´・・・接着層
14、14´・・・ガスバリア層
15、15´・・・接着層
16、16´・・・保護層
17、17´・・・接着層
18、18´・・・シーラント層
19、19´・・・バリア・シーラント層
20・・・表面部材
21・・・折込み目
30・・・裏面部材
31・・・折込み目
40・・・折込み部材
41・・・折込み目
50・・・外枠
Claims (3)
- 少なくとも、最外層印刷基材フィルム層とバリア・シーラント層とを有する積層体からなり、表面部材および裏面部材のバリア・シーラント層面同士を対面するように配置し、前記表面部材と前記裏面部材との間に断面略V字形状の2つの折込み部材を前記2つの折込み部材の折込み目が対向するように挿設し、該表面部材と該裏面部材および該折込み部材とから形成される4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部を有する筒体状となし、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部および底部熱接着部を形成すると共に、前記底部熱接着部から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部に至る内面同士を熱接着して形成された底部形成用熱接着部を有する口栓付きガセットパウチにおいて、前記パウチの表面部材および裏面部材の各々の両側端部が少なくとも1つ以上の折込み目で形成されたひだ形状を保持し、前記表面部材と前記裏面部材および前記折込み部材の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部を有する筒体状を形成することを特徴とする口栓付きガセットパウチ。
- 前記ひだ形状が釣り針状、V字状、U字状であることを特徴とする請求項1記載の口栓付きガセットパウチ。
- 少なくとも、最外層印刷基材フィルム層とバリア・シーラント層とを有する積層体からなる表面部材および裏面部材のバリア・シーラント層面同士を対面するように配置し、前記表面部材および前記裏面部材の各々の両側端部を少なくとも1つ以上の折込み目で形成したひだ形状を保持しながら、該表面部材と該裏面部材との間に断面略V字形状の2つの折込み部材を前記2つの折込み部材の折込み目を対向するように挿設し、該表面部材と該裏面部材および該折込み部材の4つの側端部の内面同士を熱接着して側端部熱接着部を有する筒体状を形成し、該筒体状の上端および下端をそれぞれ熱接着して天部熱接着部および底部熱接着部を形成すると共に、前記底部熱接着部から斜め上方に向けて前記側端部熱接着部に至る内面同士を熱接着して底部形成用熱接着部を形成したことを特徴とする口栓付きガセットパウチの製造方法。
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JP2007028866A JP2008189377A (ja) | 2007-02-08 | 2007-02-08 | 口栓付きガセットパウチおよびその製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140185966A1 (en) * | 2011-08-31 | 2014-07-03 | Hosokawa Yokyo Co., Ltd | Gusset Bag, Spout-Attached Gusset Bag, And Method Of Manufacturing The Same |
US20150104120A1 (en) * | 2011-12-16 | 2015-04-16 | Bischof + Klein Gmbh & Co. Kg | Side-gusseted bag made of film |
-
2007
- 2007-02-08 JP JP2007028866A patent/JP2008189377A/ja active Pending
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