JP2008189129A - 自動車の下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 支持部材の下面に対するパネル部材の組み付けを容易にできる自動車の下部構造を提供する。
【解決手段】 隣り合う取付けボルトの先端部同士間の間隔LB1をそれらに対応する遮熱板10の挿通孔同士間の間隔LHよりも短くして、その隣り合う取付けボルト22,23の先端部22bt、23btをそれらに対応する挿通孔27,28に挿入する。これにより、遮熱板10を撓めてその遮熱板10に復帰力を発生させる一方、その撓みに基づく遮熱板10の復帰を、当該隣り合う取付けボルト22,23とそれらに対応する挿通孔27,28内周縁部との係合により規制して、遮熱板10を当該隣り合う取付けボルト22,23により仮保持(仮預け)する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車の下部構造に関する。
自動車の下部構造として、特許文献1に示すように、パネル部材(遮熱板)をフロアパネルの下側に配設し、該パネル部材の上側に該パネル部材に当接する状態で支持部材を配設し、前記パネル部材を、複数の取付けボルトにより前記支持部材の下面に間隔をあけて取付けるものが提案されている。
特開平11−34928号公報
しかし、上記自動車の下部構造においては、その構造から、パネル部材を支持部材に作業者が取付けるに際して、支持部材の下側からパネル部材をその支持部材に押し付けつつ取付けボルト或いはナットの締め付け作業を行わなければならず、支持部材に対するパネル部材の組み付け作業は容易ではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、支持部材の下面に対するパネル部材の組み付けを容易にできる自動車の下部構造を提供することにある。
前記第1の技術的課題を達成するために本発明(請求項1に係る発明)においては、
フロアパネルの下側にパネル部材が配設され、該パネル部材の上側に該パネル部材に当接する状態で支持部材が配設され、前記パネル部材が、複数の取付けボルトにより前記支持部材の下面に間隔をあけて取付けられる自動車の下部構造において、
前記各取付けボルトが、該各取付けボルトの先端部を該各取付けボルトの基端部よりも下側に向けた状態で前記支持部材の下面から植立され、
前記複数の取付けボルトに、隣り合う取付けボルトに関し、先端部同士間の間隔が基端部同士間の間隔よりも狭くなるものが含まれ、
前記パネル部材に前記複数の取付けボルトに対応した挿通孔がそれぞれ形成されていると共に、該各挿通孔に該各取付けボルトがそれぞれ挿通され、
前記隣り合う取付けボルトの先端部同士間の間隔が、該隣り合う取付けボルトに対応する挿通孔同士間の間隔よりも短くなるように設定されている構成とされている。
この構成によれば、支持部材に対するパネル部材の組み付けに際して、当該隣り合う取付けボルトの先端部をそれらに対応する挿通孔に挿入すれば、その隣り合う取付けボルトの先端部同士間の間隔がそれらに対応する挿通孔同士間の間隔よりも短くなっていることに基づき、パネル部材が撓められてそのパネル部材に復帰力が発生する一方、その撓みに基づくパネル部材の復帰が、当該隣り合う取付けボルトとそれらに対応する挿通孔内周縁部との係合により規制されることになり、パネル部材は、当該隣り合う取付けボルトにより仮保持(仮預け)される。このため、作業者は、パネル部材の取付け作業に際して、パネル部材を支持部材に下側から押し付ける必要はなくなる。
請求項1の好ましい態様として、前記支持部材が、左右一対のサイドフレームとされ、
前記パネル部材が、横置き式排気サイレンサーの上方領域において前記左右一対のサイドフレーム間に跨る遮熱板とされ、前記複数の取付けボルトが、前記各サイドフレームに該各サイドフレームの延び方向に間隔をあけて設けられている構成を採ることができる(請求項2対応)。この構成により、フロアパネルに対する排気サイレンサーによる熱害を防止する遮熱板を、支持部材である一対の左右のサイドフレームに取付けるに際しても、その組み付け作業性を向上させることができると共に、その一対のサイドフレームに対する遮熱板の組み付けにより、遮熱板の取付け剛性を高めることができる。
請求項1の好ましい態様として、前記遮熱板が、該遮熱板の各挿通孔に対して前記各取付けボルトがその基端部まで挿通された組み付け状態において、該遮熱板の車体前後方向略中央部が該遮熱板の車体前後方向両側よりも上方に突出するようにして湾曲状態とされ、前記遮熱板の湾曲状態が、前記各取付けボルトに対する組み付け前の状態とほぼ等しい状態とされている構成を採ることができる(請求項3対応)。この構成により、当該隣り合う取付けボルトの先端部をそれらに対応する遮熱板の挿通孔に挿入するに際して、遮熱板の元々の湾曲形状を利用して、容易に、さらに湾曲することができ、取付けボルトに対する遮熱板の組み付け(挿入)作業を容易にできる。
請求項1の好ましい態様として、前記各サイドフレームが、車体前後方向に延びるサイドフレーム本体部と、そのサイドフレーム本体部の後端部に該後端部を包み込むようにして設けられるブラケットと、を備え、前記ブラケットが、前記サイドフレーム本体部の後端に向かうに従って下げられる底壁部を有するようにされて、該サイドフレーム本体部との間で閉断面が形成され、前記左右一対のサイドフレームの後端同士が、剛性部材をもって連結され、前記剛性部材が、前記各サイドフレームについて、前記サイドフレーム本体部及びブラケットの両後端を結合しており、前記複数の取付けボルトのうち、一部の取付けボルトが前記取付けブラケットの底壁部から下方に向けて植立されている構成を採ることができる(請求項4対応)。この構成により、車体後部の剛性構造を利用して、隣り合う取付けボルトのうちの一つの取付けボルトを簡単に傾斜させた状態にでき、取付けボルトを傾斜した状態で植立させるに際して、部品点数が増加することを防止できる。
請求項1の好ましい態様として、前記各サイドフレームに、前記遮熱板の車体前方側においてサスペンション取付けブラケットがそれぞれ設けられ、前記サスペンション取付けブラケットと前記サイドフレームの下面との間に、該サスペンション取付けブラケットよりも車体後方側において、傾斜板が車体後方に向かうに従って上方に傾斜するようにして掛け渡され、前記傾斜板の外面から取付けボルトが植立されている構成を採ることができる(請求項5対応)。この構成により、サスペンション取付けブラケットを利用して、隣り合う取付けボルトのうちの一つの取付けボルトを簡単に傾斜させた状態にできる。
本発明(請求項1に係る発明)によれば、支持部材の下面に対するパネル部材の組み付けを容易にできる自動車の下部構造を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1,図2は自動車の下部構造を示す。この図1,図2において、符号1は、左右一対のサイドフレームとしての一対のリヤフレーム(支持部材)1で、この一対のリヤフレーム1は、車幅方向に間隔をあけて車体前後方向に延ばされている。この一対のリヤフレーム1には、車体前後方向に間隔をあけて複数のクロスメンバ2,3,4が掛け渡されており、この複数のクロスメンバ2,3,4及び一対のリヤフレーム1上にはフロアパネル5が配設されている。
前記フロアパネル5の下方には、図1〜図3に示すように、車体後部側において、横置き式の排気サイレンサー6が配設されている。この排気サイレンサー6は、断面が楕円とされた長筒形状に形成されて、その軸心方向が車幅方向に向くように配置されており、その軸心方向両側端面は、支持具(図1,図3,図5において、仮想線で示す一連の要素)7を介して前記各リヤフレーム1に支持されている。この排気サイレンサー6には、車体前方側の側面に上流口6aが設けられていると共に、その軸心方向両側端面に排出口6bが設けられており、その上流口6aには上流側排気管8が、また、各排出口6bには下流側排気管9がそれぞれ接続されている。
前記一対のリヤフレーム1と前記排気サイレンサー6との間には、図1〜図5に示すように、パネル部材としての遮熱板10が配設されている。この遮熱板10は、図1〜図7に示すように、長板状に形成されており、その遮熱板10の長手方向が車幅方向に向けられてその長手方向端部が一対のリヤフレーム1の下面間に掛け渡されている。この遮熱板10は、その幅方向内方側(車体前後方向略中央部)がその幅方向外方側(車体前後方向両側)よりも上方に突出するように湾曲されて、排気サイレンサー6の上部周面形状に対応されており、排気サイレンサー6の上部は、フロアパネル5に対する熱害を防止すべく、この遮熱板10により覆われている。
前記各リヤフレーム1は、図1,図2〜図6に示すように、車体前後方向に延びるサイドフレーム本体部としてのリヤフレーム本体部11と、そのリヤフレーム本体部11の後端部に設けられるブラケット12と、を備えている。リヤフレーム本体部11は、車体後端より車体前方側に延びており、そのリヤフレーム本体部11は、フロアパネル5を上端をもって支える一対の側壁部13と、その一対の側壁部13の下端を連結する底壁部14とを有している。ブラケット12は、リヤフレーム本体部11の後端部に、その後端部を下側から包み込むようにして取付けられている。このブラケット12は、一対の側壁部15と、その一対の側壁部15の下端を連結する底壁部16とを備え、その底壁部16は、リヤフレーム本体部11の後端に向かうに従って下がるように傾斜されており、そのリヤフレーム本体部11とブラケット12とは、閉断面17(図6参照)を形成している。この各リヤフレーム本体部11の後端及び前記ブラケット12の後端には、起立状態のリヤパネル18を介して支持具19がそれぞれ結合され、その両支持具19により剛性部材としての連結バーが支持されている。この一連の要素11,12,18,19,20は、車体後部において剛体構造を構成することになっている。
前記リヤフレーム本体部11の底壁部14に、図1〜図5に示すように、取付けボルト21と22とが設けられていると共に、前記ブラケット12の底壁部16に、図1〜図6に示すように、取付けボルト23が設けられている。取付けボルト21と22とは、遮熱板10の幅方向略中間位置において、間隔をあけて配置されており、その各取付けボルト21(22)の頭部21a(22a)は、リヤフレーム本体部11の底壁部14の内面に固定され、その各取付けボルト21(22)の軸部21b(22b)は、リヤフレーム本体部11の底壁部14を略垂直に貫通してその底壁部の下方に略鉛直に延びている(植立)。取付けボルト23は、ブラケット12における底壁部16の車体前後方向略中間位置よりもやや車体前方側に位置されており、その取付けボルト23の頭部23aは、底壁部16の内面に固定され、その取付けボルト23の軸部23bは、底壁部16を略垂直に貫通してその底壁部16の下方に延びている。このため、取付けボルト23の軸部23bは、その先端部23btがその基端部23bbよりもやや車体前方側に位置した傾斜状態となっている。これにより、隣り合う関係にある取付けボルト22と23とに関しては、その両者22,23の先端部22bt、23bt同士間の間隔が、その両者22,23の基端部22bb、23bb同士間の間隔よりも狭くなるように設定されている。
前記遮熱板10には、図1〜図7に示すように、その長手方向両側において、起立板部24を介してフランジ部25がそれぞれ形成されている。起立板部24は、湾曲状態の遮熱板10の幅方向の大部分の領域において上方に起立した状態となっており、フランジ部25は、その起立板部24の上端から車幅方向外方に拡張された状態となっている。この場合、遮熱板10の幅方向において、起立板部24の起立高さを調整することにより、フランジ部25は、上方に向けて緩やかな凸となるように湾曲されている。この各フランジ部25には、前記各取付けボルト21,22,23にそれぞれ対応する挿通孔26,27,28が形成されている(図7参照)。この場合、取付けボルト21に対応する挿通孔26と取付けボルト22に対応する挿通孔27との間の間隔が、その両取付けボルト21,22間の間隔(基端部同士間、先端部同士間のいずれの間隔も)と等しくなるよう設定されている一方、取付けボルト22に対応する挿通孔22と取付けボルト23に対応する挿通孔28との間の間隔LH(図7参照)は、その両取付けボルト22,23の先端部22bt、23bt同士間の間隔LB1よりも長く、その両取付けボルト22,23の基端部22bb,23bb同士間の間隔LB2と略等しくなっている。このような各挿通孔26〜28に、その各挿通孔26〜28に対応する取付けボルト21〜23が基端部21bb〜23bbまで挿入されていると共に、その各取付けボルト21(22,23)に対してナット29がそれぞれ螺合されており、フランジ部25とリヤフレーム本体部11の底壁部14とは、取付けボルト21,22の頭部21a,22aとナット29とにより挟持され、フランジ部25とブラケット12の底壁部16とは、取付けボルト23の頭部23aとナット29とにより挟持されている。
このような自動車の下部構造においては、一対のリヤフレーム1(リヤフレーム本体部11及びブラケット12)に遮熱板10を組み付けるに際して、フランジ部25を含む遮熱板10を元の湾曲状態からさらに若干、湾曲させ、隣り合う関係にある取付けボルト22,23の先端部22bt,23btをそれらに対応するフランジ部25の挿通孔27,28に挿入する。これにより、その隣り合う取付けボルト22,23の先端部22bt,23bt同士間の間隔LB1がそれらに対応する挿通孔27,28同士間の間隔LHよりも短くなっていることに基づき、遮熱板10のフランジ部25が撓められることになり、そのフランジ部25に復帰力が発生する。一方、その撓みに基づく遮熱板10の復帰が、隣り合う取付けボルト22,23と、それらに対応する挿通孔27,28内周縁部との係合により規制されることになり、遮熱板10は、隣り合う取付けボルト22,23により仮保持(仮預け)される。このときのフランジ部25の状態を、図5において、仮想線をもって示す。尚、取付けボルト21と挿通孔26とに関しては、取付けボルト21,22同士の間隔とそれらに対応する挿通孔26,27同士の間隔とが等しいことから、取付けボルト21は、円滑に挿通孔26に挿入される。
この後、作業者は、遮熱板10が隣り合う取付けボルト22,23により仮保持(仮預け)されていることを利用して、手により遮熱板10のフランジ部25をリヤフレーム1の底壁部外面に押し付けることなく、各取付けボルト21〜23に対するナット29の締め付け作業が行われる。この各ナット29の締め付け作業は、フランジ部25の各挿通孔26〜28が各取付けボルト21〜23の基端部21b〜23bに至るまで挿入され、そのときには、隣り合う取付けボルト間の遮熱板10の湾曲状態は、組み付け前の元の状態に戻る。
したがって、隣り合う取付けボルトによる遮熱板10の仮保持により、ナット29の締め付け作業が格段に容易となり、作業者の負担は軽減される。
この場合、隣り合う取付けボルトによる遮熱板10の仮保持を、一層、高める場合には、図5の仮想線に示すように、遮熱板10の車体前方側のサスペンション取付けブラケット30を利用することが好ましい。すなわち、サスペンション取付けブラケット30とリヤフレーム1(リヤフレーム本体部11)の底壁部14外面との間に、そのサスペンション取付けブラケット30よりも車体後方側において、傾斜板31が掛け渡され、傾斜板31は、それらに結合される。これにより、傾斜板31は、車体後方に向かうに従って上方に傾斜することになり、この傾斜板31に取付けボルト32を貫通した状態で設ければ、取付けボルト32の軸部は、先端部が基端部よりも車体後方側に位置した傾斜状態となる。このため、隣り合う関係にある取付けボルト32と21とに関し、先端部同士間の間隔が基端部同士間の間隔よりも狭くなり、これら取付けボルト32,21の先端部同士の間隔よりもそれらに対応する挿通孔同士の間隔を長くすれば、取付けボルト32と21とによっても、遮熱板10(フランジ部25)は仮保持される。勿論この場合、サスペンション取付けブラケット30と傾斜板31とを別体とせず、ブラケット30の後部を傾斜面形状として、それを傾斜板の代りにしてもよい。これにより、部品点数の削減が可能となる。
以上実施形態について説明したが本発明にあっては、次のような態様を包含する。
(1)支持部材として、フロアパネル5を用いること。
(2)取付けボルトの配列方向は、車体前後方向だけでなく、車幅方向等を含むこと。
実施形態に係る車両の後部側面を示す図。 実施形態に係る車両を下方側から見た状態を示す図。 図5の断面部から奥側を斜め下方側から見た図。 実施形態に係る車両の遮熱板の取付け関係を斜め下方側から示す図。 図2のX5−X5断面図。 図5のX6−X6断面図。 実施形態に係る遮熱板を示す斜視図。
符号の説明
1 リヤフレーム(支持部材)
5 フロアパネル
10 遮熱板(パネル部材)
11 リヤフレーム本体部(支持部材)
12 ブラケット(支持部材)
14 リヤフレーム本体部の底壁部
16 ブラケットの底壁部
17 閉断面
18 リヤパネル
19 支持具
20 連結バー(剛性部材)
21 取付けボルト
22 取付けボルト
22bt 先端部
22bb 基端部
23 取付けボルト
23bt 先端部
23bb 基端部
25 フランジ部
26 挿通孔
27 挿通孔
28 挿通孔
30 サスペンション取付けブラケット
31 傾斜板
32 取付けボルト
LB1 隣り合う取付けボルトの先端部同士間の間隔
LH 隣り合う取付けボルトに対応する挿通孔同士間の間隔

Claims (5)

  1. フロアパネルの下側にパネル部材が配設され、該パネル部材の上側に該パネル部材に当接する状態で支持部材が配設され、前記パネル部材が、複数の取付けボルトにより前記支持部材の下面に間隔をあけて取付けられる自動車の下部構造において、
    前記各取付けボルトが、該各取付けボルトの先端部を該各取付けボルトの基端部よりも下側に向けた状態で前記支持部材の下面から植立され、
    前記複数の取付けボルトに、隣り合う取付けボルトに関し、先端部同士間の間隔が基端部同士間の間隔よりも狭くなるものが含まれ、
    前記パネル部材に前記複数の取付けボルトに対応した挿通孔がそれぞれ形成されていると共に、該各挿通孔に該各取付けボルトがそれぞれ挿通され、
    前記隣り合う取付けボルトの先端部同士間の間隔が、該隣り合う取付けボルトに対応する挿通孔同士間の間隔よりも短くなるように設定されている、
    ことを特徴とする自動車の下部構造。
  2. 請求項1において、
    前記支持部材が、左右一対のサイドフレームとされ、
    前記パネル部材が、横置き式排気サイレンサーの上方領域において前記左右一対のサイドフレーム間に跨る遮熱板とされ、
    前記複数の取付けボルトが、前記各サイドフレームに該各サイドフレームの延び方向に間隔をあけて設けられている、
    ことを特徴とする自動車の下部構造。
  3. 請求項2において、
    前記遮熱板が、該遮熱板の各挿通孔に対して前記各取付けボルトがその基端部まで挿通された組み付け状態において、該遮熱板の車体前後方向略中央部が該遮熱板の車体前後方向両側よりも上方に突出するようにして湾曲状態とされ、
    前記遮熱板の湾曲状態が、前記各取付けボルトに対する組み付け前の状態とほぼ等しい状態とされている、
    ことを特徴とする自動車の下部構造。
  4. 請求項2又は3において、
    前記各サイドフレームが、車体前後方向に延びるサイドフレーム本体部と、そのサイドフレーム本体部の後端部に該後端部を包み込むようにして設けられるブラケットと、を備え、
    前記ブラケットが、前記サイドフレーム本体部の後端に向かうに従って下げられる底壁部を有するようにされて、該サイドフレーム本体部との間で閉断面が形成され、
    前記左右一対のサイドフレームの後端同士が、剛性部材をもって連結され、
    前記剛性部材が、前記各サイドフレームについて、前記サイドフレーム本体部及びブラケットの両後端を結合しており、
    前記複数の取付けボルトのうち、一部の取付けボルトが前記取付けブラケットの底壁部から下方に向けて植立されている、
    ことを特徴とする自動車の下部構造。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項において、
    前記各サイドフレームに、前記遮熱板の車体前方側においてサスペンション取付けブラケットがそれぞれ設けられ、
    前記サスペンション取付けブラケットと前記サイドフレームの下面との間に、該サスペンション取付けブラケットよりも車体後方側において、傾斜板が車体後方に向かうに従って上方に傾斜するようにして掛け渡され、
    前記傾斜板の外面から取付けボルトが植立されている、
    ことを特徴とする自動車の下部構造。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR3023821A1 (fr) * 2014-07-18 2016-01-22 Peugeot Citroen Automobiles Sa Agencement sous-plancher de vehicule automobile

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