JP2008188737A - 難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工具基体の表面に、(a)CrとAlの複合窒化物層、あるいは、CrとAlとM(但し、Mは、Crを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上)の複合窒化物層からなる下部層、(b)層厚方向に向かって酸素含有割合が高くなる酸素濃度分布構造を有し、最下面では酸素を実質的に含有せず、最表面では窒素を実質的に含有しない組成傾斜型酸窒化バナジウム層からなる上部層、以上(a)、(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる表面被覆切削工具。
【選択図】 なし
Description
組成式:(Cr1−PAlP)Nまたは組成式:((Cr1−QMQ)1−PAlP)N(ここで、Mは、Crを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上の添加成分であり、また、P、Qは原子比によるAl成分、M成分の含有割合を示す)
を満足するCrとAlの複合窒化物層あるいはCrとAlとMの複合窒化物層(以下、これらを総称して、(Cr,Al,M)Nで示す)からなる硬質被覆層を物理蒸着してなる被覆工具が知られており、かつ前記被覆工具の硬質被覆層である(Cr,Al,M)N層が、構成成分であるAlによって高温硬さ、同Crによって高温強度、また、CrとAlの共存含有によって耐熱性が向上すること、さらに、M成分として、Crを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上を含有させた場合には、硬質被覆層の耐摩耗性、高温耐酸化性等の特性が向上することから、これを各種の一般鋼や普通鋳鉄などの連続切削や断続切削加工に用いた場合にすぐれた切削性能を発揮することも知られている。
(a)上記従来被覆超硬工具の硬質被覆層である(Cr,Al,M)N層を下部層として1〜5μmの平均層厚で形成し、これの上に上部層として酸化バナジウム(酸化バナジウムは、その酸化の程度によって、VO、V2O3およびVO2など種々の化合物形態をとり得るが、以下、これらを総称してVOで示す)層を形成すると、前記VO層は潤滑性にすぐれ、この結果切削時の発熱で被削材(難削材)およびその切粉が高温加熱された状態でも切刃部(すくい面および逃げ面と、これら両面が交わる切刃稜線部)と被削材および切粉との間には常にすぐれた潤滑性、耐溶着性が確保され、前記被削材および切粉の切刃部表面に対する粘着性および反応性が著しく低減され、前記下部層である(Cr,Al,M)N層は十分に保護されるようになること。
前記Cr−Al−M合金のカソード電極(蒸発源)とアノード電極との間のアーク放電を停止し、その後、装置内雰囲気を窒素ガス雰囲気としたままで、カソード電極(蒸発源)である金属Vとアノード電極との間にアーク放電を発生させて、まず、窒化バナジウムを蒸着形成し、
その後、前記金属Vのカソード電極(蒸発源)とアノード電極との間のアーク放電を継続したまま、装置内雰囲気を酸素−窒素混合ガス雰囲気に変更し、また、蒸着の進行につれ次第に酸素ガス含有割合を高くしつつ蒸着を継続し、組成傾斜型の酸窒化バナジウム層を蒸着し、
蒸着層の層厚が所定の目標層厚に近づいた時点で、酸素−窒素混合ガス雰囲気の酸素ガス含有割合をさらに高くして蒸着し、目標層厚の酸窒化バナジウムの最表面において、実質的に窒素を含有しない酸化バナジウム層を形成することにより、
下部層としての(Cr,Al,M)N層、上部層としての組成傾斜型の酸窒化バナジウム層からなる硬質被覆層を蒸着により形成することができること。
以上(a)〜(f)に示される研究結果を得たのである。
「(1) 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)下部層として、1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、
組成式:(Cr1−XAlX)N(但し、XはAlの含有割合を示し、原子比で、0.45≦X≦0.75である)を満足するCrとAlの複合窒化物層、
(b)上部層として、1〜5μmの平均層厚を有し、上記(a)の下部層側から層厚方向の表面へ向かって酸素含有割合が高くなるような酸素濃度分布構造を有する酸窒化バナジウム層であって、かつ、該酸窒化バナジウム層の最下面では酸素を実質的に含有せず、また、該酸窒化バナジウム層の最表面では窒素を実質的に含有しない酸窒化バナジウム層、
以上(a)、(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる、難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具。
(2) 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)下部層として、1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、
組成式:((Cr1−ZMZ)1−XAlX)N(ここで、Mは、Crを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上の添加成分を示し、また、XはAlの含有割合、ZはMの含有割合をそれぞれ示し、原子比で、0.45≦X≦0.75、0.01≦Z≦0.25である)を満足するCrとAlとMの複合窒化物層、
(b)上部層として、1〜5μmの平均層厚を有し、上記(a)の下部層側から層厚方向の表面へ向かって酸素含有割合が高くなるような酸素濃度分布構造を有する酸窒化バナジウム層であって、かつ、該酸窒化バナジウム層の最下面では酸素を実質的に含有せず、また、該酸窒化バナジウム層の最表面では窒素を実質的に含有しない酸窒化バナジウム層、
以上(a)、(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる、難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具。
(3) 添加成分Mが、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上であることを特徴とする、請求項2記載の難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具。」
に特徴を有するものである。
下部層を構成する(Cr,Al,M)Nの構成成分であるAl成分には硬質被覆層における高温硬さを向上させ、同Cr成分には高温強度を向上させ、また、CrとAlの共存含有によって耐熱性を向上させる作用があり、さらに、M成分のうちの、Crを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、には硬質被覆層の耐摩耗性を向上させる作用があり、また、Yには硬質被覆層の高温耐酸化性を向上させる作用があるが、Alの割合を示すX値がCrとの合量あるいはCrとMの合量に占める割合(原子比、以下同じ)で0.45未満になると、所定の高温硬さを確保することができず、これが耐摩耗性低下の原因となり、一方Alの割合を示すX値が同0.75を越えると、相対的にCrの含有割合が減少し、難削材の重切削加工で必要とされる高温強度を確保することができず、チッピングの発生を防止することが困難になり、さらに、M成分の含有割合を示すZ値がCrとの合量に占める割合(原子比、以下同じ)で0.01未満では、M成分を含有させたことによる耐摩耗性、高温耐酸化性等の特性向上が期待できず、一方同Z値が0.25を超えると、高温強度に低下傾向が現れるようになることから、X値を0.45〜0.75、Z値を0.01〜0.25と定めた。
硬質被覆層の上部層を構成する組成傾斜型の酸窒化バナジウム層(VNO層)は、酸素(窒素)の含有割合が層厚方向に沿って異なるため、その特性も酸素(窒素)の含有割合に応じて異なるが、下部層の表面近傍(上部層の最下面)においては、実質的に酸素を含有していない窒化バナジウムが形成されるため、すぐれた高温強度を有し、下部層との密着強度も高く、一方、上部層の表面(近傍)においては、実質的に窒素を含有しない酸化バナジウム(即ち、Oとの合量に占めるNの含有割合N/(N+O)が、原子比で0.1以下の酸化バナジウム)が形成されているため、すぐれた潤滑性、耐溶着性を有し、被削材(難削材)および切粉に対する粘着性および反応性がきわめて低く、これは切削時に前記被削材が高温加熱された状態でも変わることなく維持されることから、下部層である(Cr,Y)N層を前記高温加熱された被削材および切粉から保護し、これのチッピング発生を抑制する作用を発揮する。
なお、この発明でいう、“酸窒化バナジウム層の最下面では酸素を実質的に含有せず”あるいは“下部層の表面近傍(上部層の最下面)においては、実質的に酸素を含有していない窒化バナジウム”とは、下部層に隣接する上部層の最下面の領域について、上部層と下部層の界面より上部層側の、測定幅0.1〜0.2μmの領域で酸素含有量を測定した際に、該領域において検出された酸素含有量(即ち、N含有量との合量に対するO含有量の割合(=O/(N+O)、但し、原子比)が0.1以下であることを意味し、また、“酸窒化バナジウム層の最表面では、窒素を実質的に含有せず”あるいは“上部層の表面(近傍)においては、実質的に窒素を含有しない酸化バナジウム”とは、上部層表面の酸素含有量を測定した際に、測定された酸素含有量(即ち、N含有量との合量に対するO含有量の割合(=O/(N+O)、但し、原子比)が0.9以上であることを意味する。
また、上部層の平均層厚が1μm未満では、上部層を設けたとしても潤滑性、耐溶着性の向上を期待することはできず、一方その平均層厚が5μmを越えて厚くなり過ぎると、チッピングを発生しやすくなることから、その平均層厚を1〜5μmと定めた。
(b)まず、装置内を排気して0.1Pa以下の真空に保持しながら、ヒーターで装置内を500℃に加熱した後、前記回転テーブル上で自転しながら回転する工具基体に−1000Vの直流バイアス電圧を印加し、かつカソード電極の前記下部層形成用Cr−Al−M合金とアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって工具基体表面を前記Cr−Al−M合金によってボンバード洗浄し、
(c)次に、装置内に反応ガスとして窒素ガスを導入して4Paの反応雰囲気とすると共に、前記回転テーブル上で自転しながら回転する工具基体に−100Vの直流バイアス電圧を印加し、かつカソード電極の前記Cr−Al−M合金とアノード電極との間に120Aの電流を流してアーク放電を発生させ、前記工具基体の表面に、表3、表4に示される目標組成、目標層厚の下部層としての(Cr,Al,M)N層を1〜5μmの平均層厚で蒸着形成した後、前記Cr−Al−M合金のカソード電極(蒸発源)とアノード電極との間のアーク放電を停止し、
(d)その後、装置内雰囲気を窒素ガス雰囲気としたままで、カソード電極(蒸発源)である金属Vとアノード電極との間にアーク放電を発生させて、まず、窒化バナジウムを蒸着形成し、
(e)その後、前記金属Vのカソード電極(蒸発源)とアノード電極との間のアーク放電を継続したまま、装置内雰囲気を酸素−窒素混合ガス雰囲気に変更し、また、蒸着の進行につれ次第に酸素ガス含有割合を高くしながら蒸着を継続し、組成傾斜型の酸窒化バナジウム層を蒸着し、
(f)蒸着層の層厚が所定の目標層厚に近づいた時点で、酸素−窒素混合ガス雰囲気の酸素ガス含有割合をさらに高くして蒸着し、目標層厚の酸窒化バナジウムの最表面において、実質的に窒素を含有しない酸化バナジウム(表面における原子比によるO/(N+O)の値は、0.9以上)を形成し、表3、表4に示される目標層厚の酸窒化バナジウム層を蒸着形成した後、前記金属Vとアノード電極との間のアーク放電を停止し、
上記(a)〜(f)により硬質被覆層を蒸着形成し、本発明被覆工具としての本発明表面被覆スローアウエイチップ(以下、本発明被覆チップと云う)1〜39をそれぞれ製造した。
被削材:JIS・SCMnH1の長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度: 230 m/min.、
切り込み: 3.8 mm、
送り: 0.5 mm/rev.、
切削時間: 5 分、
の条件(切削条件A)での高マンガン鋼の乾式断続高切り込み切削加工試験(通常の切り込みは1.5mm)、
被削材:JIS・SUS304の丸棒、
切削速度: 245 m/min.、
切り込み: 2.5 mm、
送り: 0.5 mm/rev.、
切削時間: 10 分、
の条件(切削条件B)でのステンレス鋼の乾式連続高切り込み切削加工試験(通常の切り込みは1.5mm)、
被削材:JIS・S11Cの長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒、
切削速度: 240 m/min.、
切り込み: 3.4 mm、
送り: 0.6 mm/rev.、
切削時間: 5 分、
の条件(切削条件C)での軟鋼の乾式断続高送り切削加工試験(通常の送りは0.25mm/rev.)、を行い、いずれの切削加工試験でも切刃の逃げ面摩耗幅を測定した。この測定結果を表7、表8に示した。
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SCMnH1の板材、
切削速度: 60 m/min.、
溝深さ(切り込み): 4.6 mm、
テーブル送り: 250 mm/分、
の条件(切削条件D)での高マンガン鋼の乾式高切り込み溝切削加工試験(通常の溝深さは3mm)、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SUS304の板材、
切削速度: 65 m/min.、
溝深さ(切り込み): 3.7 mm、
テーブル送り: 240 mm/分、
の条件(切削条件E)でのステンレス鋼の乾式高送り溝切削加工試験(通常のテーブル送りは120mm/分)、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・S11Cの板材、
切削速度: 50 m/min.、
溝深さ(切り込み): 8 mm、
テーブル送り: 150 mm/分、
の条件(切削条件F)での軟鋼の乾式高切り込み溝切削加工試験(通常の溝深さは5mm)、
をそれぞれ行い、いずれの溝切削加工試験でも切刃部の外周刃の逃げ面摩耗幅が使用寿命の目安とされる0.1mmに至るまでの切削溝長を測定した。この測定結果を表9、表10にそれぞれ示した。
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SCMnH1の板材、
切削速度: 75 m/min.、
送り: 0.5 mm/rev、
穴深さ: 10 mm、
の条件(切削条件G)での高マンガン鋼の湿式高送り穴あけ切削加工試験(通常の送りは0.2mm/rev)、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SUS304の板材、
切削速度: 105 m/min.、
送り: 0.45 mm/rev、
穴深さ: 10 mm、
の条件(切削条件H)でのステンレス鋼の湿式高送り穴あけ切削加工試験(通常の送りは0.2mm/rev)、
被削材−平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・S11Cの板材、
切削速度: 55 m/min.、
送り: 0.4 mm/rev、
穴深さ: 7 mm、
の条件で(切削条件I)の軟鋼の湿式高送り穴あけ切削加工試験(通常の送りは0.2mm/rev)、
をそれぞれ行い、いずれの湿式高速穴あけ切削加工試験(水溶性切削油使用)でも先端切刃面の逃げ面摩耗幅が0.3mmに至るまでの穴あけ加工数を測定した。この測定結果を表11、表12にそれぞれ示した。
Claims (3)
- 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)下部層として、1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、
組成式:(Cr1−XAlX)N(但し、XはAlの含有割合を示し、原子比で、0.45≦X≦0.75である)を満足するCrとAlの複合窒化物層、
(b)上部層として、1〜5μmの平均層厚を有し、上記(a)の下部層側から層厚方向の表面へ向かって酸素含有割合が高くなるような酸素濃度分布構造を有する酸窒化バナジウム層であって、かつ、該酸窒化バナジウム層の最下面では酸素を実質的に含有せず、また、該酸窒化バナジウム層の最表面では窒素を実質的に含有しない酸窒化バナジウム層、
以上(a)、(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる、難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具。 - 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)下部層として、1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、
組成式:((Cr1−ZMZ)1−XAlX)N(ここで、Mは、Crを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上の添加成分を示し、また、XはAlの含有割合、ZはMの含有割合をそれぞれ示し、原子比で、0.45≦X≦0.75、0.01≦Z≦0.25である)を満足するCrとAlとMの複合窒化物層、
(b)上部層として、1〜5μmの平均層厚を有し、上記(a)の下部層側から層厚方向の表面へ向かって酸素含有割合が高くなるような酸素濃度分布構造を有する酸窒化バナジウム層であって、かつ、該酸窒化バナジウム層の最下面では酸素を実質的に含有せず、また、該酸窒化バナジウム層の最表面では窒素を実質的に含有しない酸窒化バナジウム層、
以上(a)、(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる、難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具。 - 添加成分Mが、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上であることを特徴とする、請求項2記載の難削材の重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具。
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