JP2008188095A - 内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに内視鏡 - Google Patents

内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2008188095A
JP2008188095A JP2007022944A JP2007022944A JP2008188095A JP 2008188095 A JP2008188095 A JP 2008188095A JP 2007022944 A JP2007022944 A JP 2007022944A JP 2007022944 A JP2007022944 A JP 2007022944A JP 2008188095 A JP2008188095 A JP 2008188095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
cylindrical portion
cylindrical
projecting portion
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007022944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4970070B2 (ja
Inventor
Toshiro Ezaki
俊郎 江崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2007022944A priority Critical patent/JP4970070B2/ja
Publication of JP2008188095A publication Critical patent/JP2008188095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4970070B2 publication Critical patent/JP4970070B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】節輪の内ベロをプレス加工するときの円筒部の扁平変形を防ぐこと。
【解決手段】内視鏡の湾曲部は複数個の節輪9を直列に連結して構成される。節輪9は、円筒部20と、内ベロ21と、外ベロ22とからなる。隣接する2個の節輪9は、内ベロ21が外ベロ22の下になった状態で重ねられている。各節輪9は、内ベロ21と円筒部20との間にスリット25が形成されている。このスリット25は、内ベロ21をプレス加工して平らにするときに、内ベロ21に隣接する円筒部20の一部分がつぶれないようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数個を直列に連結して湾曲自在な湾曲部を構成する内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに、この内視鏡用節輪を有する内視鏡に関する。
患者の体腔内を観察するための内視鏡が知られている。この内視鏡は、体腔内に挿入される挿入部と、挿入部の基端に設けられた操作部とを備えている。挿入部は、先端面に観察窓を有する先端硬性部と、この先端硬性部の基端に設けられた湾曲部と、湾曲部の基端に設けられた軟性部とを有している。操作部にはアングルノブが設けられ、このアングルノブを操作して湾曲部を上下及び左右方向に湾曲させて、先端硬性部を所望の方向に向けることができる。
内視鏡の湾曲部は、複数個(例えば16個)の節輪を直列に連結して構成される。節輪は、円筒部と、この円筒部の一方の端縁から軸方向に突出する一対の外ベロと、他方の端縁から軸方向に突出する一対の内ベロとからなる。外ベロと内ベロとは、円筒部の周方向に90度ずらして配置されており、それぞれに連結穴が形成されている。隣接する節輪は、外ベロと内ベロとを重ね合わせて連結穴にカシメピンを通して回転自在に連結されている。節輪内には上下及び左右方向に操作するための操作ワイヤが一対ずつ設けられ、各操作ワイヤを押し引きすることによって節輪同士が回転して湾曲部全体が湾曲する。
節輪の製造においては、まず、円筒状のパイプ材からレーザー加工によって節輪の外形を切り出し、外ベロ及び内ベロに連結穴を形成し、この後に、外ベロ及び内ベロをプレス加工によって平板状に形成している。内ベロをプレス加工するときには、節輪同士の連結時に外ベロと内ベロとが干渉せずに重なり合うように、内ベロを外ベロに対して内方に一段(例えば、円筒部の板厚分程度)ずらしている。
しかしながら、上記した従来の節輪の製造技術では、内ベロを一段ずらすために内ベロを押し込むようにしてプレス加工を行うことから、このプレス加工が円筒部に影響を及ぼし、円筒部が扁平変形していた。真円の節輪を用いて内視鏡の湾曲部を構成した場合には、湾曲時に、隣接する節輪の端縁同士がぶつかり合うが、扁平変形した節輪を用いて内視鏡の湾曲部を構成した場合には、湾曲時に、隣接する節輪のうち、一方の節輪の端縁部が他方の節輪の内部にもぐり込むという問題が発生することがある。もぐり込みが発生した場合には、節輪の内蔵物を傷つけたり、一方の節輪が他方の節輪から抜け出せずに湾曲したまま戻らないなどの重大なトラブルをひき起こす可能性が高くなる。
特に、近年では、患者の負担軽減のために挿入部を細径にすることが要求され、これに伴って節輪の円筒部の板厚が薄くなっていることから、円筒部が扁平変形しやすくなっている。例えば、円筒部の直径が5.6mm、円筒部の板厚0.13mmのものに対して内ベロのプレス加工を施すと、その扁平変形量(円筒部の最長直径と最短直径との差分量)は、0.1〜0.2mm程度になる。なお、扁平変形量が円筒部の板厚よりも大きいときに、もぐり込みが発生しやすくなることが分かっている。
また、従来の節輪の製造技術では、内ベロのプレス加工を行うときに円筒部が内ベロの変形に影響を及ぼすため、内ベロを高い平面性で形成することが難しかった。これにより、節輪同士の回転時に外ベロと内ベロとが干渉し回転の負荷が大きくなるという問題が生じていた。
従来では、円筒部の扁平を修正し、また内ベロの平面性を高くするために、内ベロのプレス加工後に形状修正作業を行っているが、この形状修正作業は非常に手間がかかるものであった。
本発明は、円筒部の扁平変形を防いで内ベロのプレス加工を行うことができるとともに、内ベロを高い平面性で形成することができる内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに、この内視鏡用節輪を有する内視鏡を提供することを目的とする。
本発明は、円筒部と、この円筒部の一方の端縁に軸方向に突出して設けられた対向する一対の板状の第1突出部と、前記円筒部の他方の端縁に軸方向に突出して設けられ、前記第1突出部に対して前記円筒部の径方向に一段ずれて位置する、対向する一対の板状の第2突出部とからなり、前記第1突出部と前記第2突出部を重ね合わせてそれぞれに形成した連結穴に連結ピンを通して回転自在に連結して、複数個を直列につなげることにより、湾曲自在な湾曲部を構成する内視鏡の節輪に関し、前記第2突出部と前記円筒部との間にスリットを形成したことを特徴とする。前記第2突出部は、前記円筒部の径方向で内方にずれて位置させてもよいし、外方にずれて位置させてもよい。
本発明は、円筒部と、この円筒部の一方の端縁に軸方向に突出して設けられた対向する一対の板状の第1突出部と、前記円筒部の他方の端縁に軸方向に突出して設けられ、前記第1突出部に対して前記円筒部の径方向に一段ずれて位置する、対向する一対の板状の第2突出部とからなり、前記第1突出部と前記第2突出部を重ね合わせてそれぞれに形成した連結穴に連結ピンを通して回転自在に連結して、複数個を直列につなげることにより、湾曲自在な湾曲部を構成する内視鏡の節輪の製造方法に関し、円筒状のパイプ材からレーザー加工によって外形を切り出す外形切出工程と、前記第2突出部と前記円筒部との間にレーザー加工によってスリットを形成するスリット形成工程と、前記第2突出部をプレス加工によって平板状に形成するプレス工程とを備えたことを特徴とする。
前記スリット形成工程は、前記プレス工程のプレスの外形に沿うように前記スリットを形成することが好ましい。
本発明の内視鏡は、上記の内視鏡用節輪を複数個つないで構成した湾曲部を有することを特徴とする。
本発明によれば、第2突出部と円筒部との間にスリットを形成したので、第2突出部と円筒部とが一部で分離するから、円筒部の扁平変形を防いで第2突出部のプレス加工を行うことができるとともに、第2突出部を高い平面性でプレス加工することができる。円筒部の扁平変形を防ぐことができるから、隣接する節輪間でもぐり込みが発生することはない。また、第2突出部を高い平面性で形成することができるから、第2突出部は円滑に摺動し、節輪同士は円滑に回転する。
図1に示すように、電子内視鏡(以下、内視鏡)2は、患者の体腔内に挿入される挿入部3と、挿入部3の基端に連設された操作部4と、操作部4に設けられたコネクタ部5とを備えている。挿入部3は、挿入部3の先端に設けられた先端硬性部6と、先端硬性部6の基端に連設された湾曲自在な湾曲部7と、湾曲部7の基端に連設された可撓性を有する軟性部8とを有する。なお、以下では、先端側を前側、基端側を後側という。
先端硬性部6には、対物レンズと撮像素子とが内蔵されており、対物レンズによって取り込まれた体腔内の被観察部位の像光が撮像素子によって撮像される。撮像素子に撮像された体腔内の画像データは、挿入部3及び操作部4に挿通された電気配線を介して、コネクタ部5に接続された図示しないプロセッサ装置に送られ、モニタに内視鏡画像として表示される。
また、先端硬性部6には照明窓が設けられており、コネクタ部5に接続された図示しない光源装置からの照明光が、挿入部3及び操作部4に挿通されたライトガイドファイバを介して照明窓に導かれ、この照明窓から被観察部位に照射される。先端硬性部6には鉗子出口及びノズルも設けられており、これらはそれぞれ挿入部3内に設けられた鉗子チャンネル及び送気・送水チャンネルに接続している。
湾曲部7は、複数個(例えば16個)の節輪9を直列に連結させ、これらの節輪9の外周を柔軟性のあるアングルゴム10により被覆して構成される。先頭の節輪9は先端硬性部6に固定されている。湾曲部7は、操作部4に設けられた上下アングルノブ11が操作されて上下方向に湾曲動作し、左右アングルノブ12が操作されて左右方向に湾曲動作する。上下及び左右アングルノブ11,12を操作して湾曲部を湾曲させて先端硬性部6を体腔内の所望の方向に向けることができる。軟性部8は、先端硬性部6を体腔内の目的の位置に到達させるために数mの長さになっている。
図2及び図3に示すように、連結される節輪9は、円筒部20と、この円筒部20の前側の端部から突出して設けられた対向する一対の内ベロ(第2突出部)21と、後側の端部から突出して設けられた対向する一対の外ベロ(第1突出部)22とからなる。節輪9の材料には金属、例えばSUS304などのステンレスを用いる。なお、節輪9の内部に配された、電気配線、ライトガイドファイバ、各チャンネルなどの内蔵物は、図示を省略している。
外ベロ22は、略円形の板状に形成されて連結穴24を有している。内ベロ21は、外ベロ22よりもひと回り大きな略円形の板状に形成され、連結穴24よりもひと回り大きな連結穴23を有している。内ベロ21と外ベロ22とは円筒部20の周方向で90度ずれて配されている。
内ベロ21は、外ベロ22に対して、円筒部20の径方向で内方に一段ずれて位置している。ずれ量は円筒部20の板厚分程度である。内ベロ21と円筒部20との間にはスリット25が形成されており、このスリット25により、内ベロ21をプレス加工する(詳細は後述する)ときに、円筒部20が扁平変形することを防ぎ、また、内ベロ21を高い平面性で平板状に形成することができる。スリット25は円形の内ベロ21の形状に沿って円弧状に形成されており、このスリット25の両端では内ベロ21と円筒部20とが繋がっている。スリット25の長さは任意でよいが、例えば、円筒部20の直径が5.6mm、円筒部20の板厚0.13mmのものに対してスリット25を形成するとき、スリット25の周方向における長さを0.9mm、スリット25の両端で繋がっている部位の周方向における長さをそれぞれ0.35mmにする。
節輪9同士はカシメピン(連結ピン)26を介して連結される。カシメピン26は、細径部27、太径部28、当て部29、及びワイヤガイド部30からなり、これらはそれぞれ円柱状に形成されている。隣接する節輪9のうち、前側の節輪9の外ベロ22と後側の節輪9の内ベロ21とを重ね合わせた上で、カシメピン26の太径部28を連結穴23に通し、細径部27を連結穴24に通し、太径部28の端面を外ベロ22の内面に当てて、細径部27の先端をカシメ加工することにより、節輪9同士が回転自在に連結する。太径部28の軸方向での厚みは内ベロ21の板厚よりも大きくなっており、これにより、内ベロ21と外ベロ22との間、及び内ベロ21と当て部29との間には隙間が生じて、内ベロ21が円滑に回転する。なお、隣接する節輪9は互いに周方向で姿勢が90度ずれている。
ワイヤガイド部30にはガイド穴31が形成されている。図3中で上下に配されたカシメピン26のガイド穴31には、上下操作ワイヤ32が通される。上下操作ワイヤ32の各先端は先端硬性部6に固定されている。上下操作ワイヤ32は操作部4の上下アングルノブ11(図1参照)と共に回転するプーリに掛けられており、上下アングルノブ11を操作すると上下操作ワイヤ32が押し引きされる。また、上下操作ワイヤ32に対して節輪9の周方向で90度ずれた位置には、上下操作ワイヤ32と同様の構成の左右操作ワイヤ33が配されている。左右アングルノブ12を操作すると左右操作ワイヤ33が押し引きされる。
以下では図4のフローチャートの流れに沿って節輪9の製造方法について説明する。まず、レーザー加工によって、円筒のパイプ材から節輪9の外形を切り出す(外形切出工程)。次に、レーザー加工によって、切り出した節輪9の内ベロ21及び外ベロ22にそれぞれ連結穴23,24を形成する(連結穴形成工程)とともに、内ベロ21と円筒部20との間にスリット25を形成する(スリット形成工程)。なお、連結穴形成工程はプレス加工によって行ってもよく、この場合には、連結穴形成工程はスリット形成工程の前に行ってもよいし、後に行ってもよい。
連結穴23,24及びスリット25を形成した後、図5(A)に示すように、プレス機械に設けられた節輪押え部40,41及び芯金42との間に節輪9を固定する。芯金42は円柱状に形成されており周面に切り欠き43,44が形成されている。そして、図5(B)に示すように、円柱状のプレス金型45,46によって内ベロ21をプレスする(プレス工程)。図6において、プレス金型45(及びプレス金型46)のプレス面形状は二点鎖線で示しているが、これから分かるように、プレス金型45のプレス面と内ベロ21が同じ形状及びサイズになっている。スリット25の形状はプレス金型45の外周に沿っている。
スリット25によって内ベロ21と円筒部20とが一部で分離していることから、内ベロ21をプレス加工するときに、このプレス加工の影響が円筒部20に及ばないため円筒部20の扁平変形を防ぐことができる。また、逆に、内ベロ21をプレス加工するときに、円筒部20が内ベロ21の変形に干渉しないことから、内ベロ21を高い平面性で形成することができる。
内ベロ21と同様に、外ベロ22にもプレス加工を施す。ただし、内ベロ21は円筒部20の径方向で内方に一段ずれるようにプレスしたが、外ベロ22は、内方にずらすことなく、その位置でプレスを行う。
以下、湾曲部7の湾曲動作について図7を用いて説明する。以下の説明では、便宜上、前から後に向かうにしたがって順に、節輪9a,節輪9b,節輪9c,節輪9d,節輪9eというように、各節輪に異なる符号を付す。節輪9aと節輪9bとはカシメピン26aを介して連結され、節輪9bと節輪9cとはカシメピン26bを介して連結され、節輪9cと節輪9dとはカシメピン26cを介して連結され、節輪9dと節輪9eとはカシメピン26dを介して連結されている。
湾曲部7を上下方向で湾曲させたい場合には、操作部4の上下アングルノブ11(図1参照)を操作する。ここでは、湾曲部7を下方向に湾曲させる場合で説明する。上下アングルノブ11を回転操作すると、上下操作ワイヤ32の下側のワイヤが後方に引っ張られ、上側のワイヤが前方に押し出される。
外ベロ22aと内ベロ21bとが摺動しながら節輪9aと節輪9bとがカシメピン26aを中心にして回転し、同時に、外ベロ22cと内ベロ21dとが摺動しながら節輪9cと節輪9dとがカシメピン26cを中心にして回転し、湾曲部7の全体が下方向に湾曲する。ここで、内ベロ21b及び内ベロ21dはそれぞれ高い平面性で形成されていることから、摺動時の負荷は小さく、節輪同士は円滑に回転する。
上下アングルノブ11の操作量が大きい場合には、やがて、円筒部20aの後端縁と円筒部20bの前端縁とが当接し、円筒部20cの後端縁と円筒部20dの前端縁とが当接する。各円筒部は扁平変形しておらず真円に近い形状であるため、一方の円筒部が他方の円筒部の内部にもぐり込むことはなく、したがって節輪の内蔵物を傷つけたり、湾曲部7が湾曲して戻らないなどの重大なトラブルが生じることはない。
湾曲部7を左右方向(紙面手前及び奥方向)に湾曲させる場合には左右アングルノブ12(図1参照)を操作する。左右操作ワイヤ33の動きに伴って、節輪9bと節輪9cとがカシメピン26bを中心にして回転し、節輪9dと節輪9eとがカシメピン26dを中心にして回転する。湾曲部7を左右方向に湾曲させる場合においても、節輪同士は円滑に回転し、節輪同士でもぐり込みが生じることはない。
上記実施形態では、スリット25の形状は円弧状であったが、他の形状であってもよく、例えば円筒部の周方向に延びる直線状に形成してもよい。また、内ベロ及び外ベロの形状は円形に限らない。
上記実施形態では、第2突出部(内ベロ21)は、第1突出部(外ベロ22)に対して、円筒部20の径方向で内方に一段ずらして位置させたが、外方に一段ずらして位置させてもよい。
上記実施形態では、電子内視鏡2を用いて説明したが、例えばイメージガイドファイバを用いて画像光を伝達する接眼式の内視鏡などの、他の内視鏡にも本発明を適用することができる。また、上記実施形態では、医療用の内視鏡2を用いて説明したが、例えば配管を検査する工業用の内視鏡などの、医療用以外の内視鏡にも本発明を適用することができる。
内視鏡の外観図である。 節輪の連結構造を示す分解斜視図である。 軸方向に切断したときの湾曲部を示す断面図である。 節輪の製造の流れを示すフローチャートである。 内ベロのプレス加工を説明する説明図である。 内ベロ近傍でのプレス領域を示す説明図である。 湾曲した湾曲部を示す断面図である。
符号の説明
2 内視鏡
3 挿入部
7 湾曲部
9 節輪
20 円筒部
21 内ベロ
22 外ベロ

Claims (4)

  1. 円筒部と、この円筒部の一方の端縁に軸方向に突出して設けられた対向する一対の板状の第1突出部と、前記円筒部の他方の端縁に軸方向に突出して設けられ、前記第1突出部に対して前記円筒部の径方向に一段ずれて位置する、対向する一対の板状の第2突出部とからなり、
    前記第1突出部と前記第2突出部を重ね合わせてそれぞれに形成した連結穴に連結ピンを通して回転自在に連結して、複数個を直列につなげることにより、湾曲自在な湾曲部を構成する内視鏡用節輪において、
    前記第2突出部と前記円筒部との間にスリットを形成したことを特徴とする内視鏡用節輪。
  2. 円筒部と、この円筒部の一方の端縁に軸方向に突出して設けられた対向する一対の板状の第1突出部と、前記円筒部の他方の端縁に軸方向に突出して設けられ、前記第1突出部に対して前記円筒部の径方向に一段ずれて位置する、対向する一対の板状の第2突出部とからなり、
    前記第1突出部と前記第2突出部を重ね合わせてそれぞれに形成した連結穴に連結ピンを通して回転自在に連結して、複数個を直列につなげることにより、湾曲自在な湾曲部を構成する内視鏡用節輪の製造方法において、
    円筒状のパイプ材からレーザー加工によって外形を切り出す外形切出工程と、
    前記第2突出部と前記円筒部との間にレーザー加工によってスリットを形成するスリット形成工程と、
    前記第2突出部をプレス加工によって平板状に形成するプレス工程とを備えたことを特徴とする内視鏡用節輪の製造方法。
  3. 前記スリット形成工程は、前記プレス工程のプレスの外形に沿うように前記スリットを形成することを特徴とする請求項2記載の内視鏡用節輪の製造方法。
  4. 請求項1記載の内視鏡用節輪を複数個つないで構成した湾曲部を有することを特徴とする内視鏡。
JP2007022944A 2007-02-01 2007-02-01 内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに内視鏡 Active JP4970070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022944A JP4970070B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022944A JP4970070B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008188095A true JP2008188095A (ja) 2008-08-21
JP4970070B2 JP4970070B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=39748767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007022944A Active JP4970070B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4970070B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013125311A1 (ja) 2012-02-20 2013-08-29 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 節輪、内視鏡の湾曲管、内視鏡、内視鏡湾曲管用の節輪の製造方法
WO2018034527A1 (ko) * 2016-08-19 2018-02-22 재단법인 아산사회복지재단 내시경 장치
JP2020168441A (ja) * 2015-02-27 2020-10-15 富士フイルム株式会社 内視鏡
US10898059B2 (en) 2016-05-18 2021-01-26 Olympus Corporation Endoscope bending tube manufacturing method
CN113873955A (zh) * 2019-04-01 2021-12-31 富通麦迪资产二有限公司 包括带有开槽结构的铰链的可转向器械

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195931A (ja) * 1989-01-25 1990-08-02 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡用アングルリングの形成方法
JP2002078674A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲部構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195931A (ja) * 1989-01-25 1990-08-02 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡用アングルリングの形成方法
JP2002078674A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲部構造

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013125311A1 (ja) 2012-02-20 2013-08-29 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 節輪、内視鏡の湾曲管、内視鏡、内視鏡湾曲管用の節輪の製造方法
JP5480453B2 (ja) * 2012-02-20 2014-04-23 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 節輪、内視鏡の湾曲管、内視鏡、内視鏡湾曲管用の節輪の製造方法
CN103874452A (zh) * 2012-02-20 2014-06-18 奥林巴斯医疗株式会社 节环、内窥镜的弯曲管、内窥镜、内窥镜弯曲管用的节环的制造方法
US8961401B2 (en) 2012-02-20 2015-02-24 Olympus Medical Systems Corp. Joint ring, bending tube of endoscope, endoscope, and manufacturing method for joint ring for endoscope bending tube
JPWO2013125311A1 (ja) * 2012-02-20 2015-07-30 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 節輪、内視鏡の湾曲管、内視鏡、内視鏡湾曲管用の節輪の製造方法
CN103874452B (zh) * 2012-02-20 2016-02-24 奥林巴斯株式会社 节环、内窥镜的弯曲管、内窥镜、内窥镜弯曲管用的节环的制造方法
JP2020168441A (ja) * 2015-02-27 2020-10-15 富士フイルム株式会社 内視鏡
US10898059B2 (en) 2016-05-18 2021-01-26 Olympus Corporation Endoscope bending tube manufacturing method
WO2018034527A1 (ko) * 2016-08-19 2018-02-22 재단법인 아산사회복지재단 내시경 장치
CN113873955A (zh) * 2019-04-01 2021-12-31 富通麦迪资产二有限公司 包括带有开槽结构的铰链的可转向器械

Also Published As

Publication number Publication date
JP4970070B2 (ja) 2012-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5985104B2 (ja) 内視鏡装置
JP4856289B2 (ja) 挿入機器、内視鏡
US20160287054A1 (en) Endoscope
US20130253268A1 (en) Resin tube and endoscope
JP4970070B2 (ja) 内視鏡用節輪及びその製造方法、並びに内視鏡
JP5364326B2 (ja) 内視鏡
JP6423278B2 (ja) 内視鏡の湾曲部及び内視鏡
JP2003339631A (ja) 内視鏡挿入補助具
JP5702818B2 (ja) 内視鏡挿入部及びその接合方法
EP2108301A1 (en) Endoscope, connection method of bending section and flexible section in endoscope.
JP5927103B2 (ja) 内視鏡挿入部、内視鏡、及び曲げ剛性プロファイル補正具
JP2014033716A (ja) 内視鏡及び内視鏡装置並びに内視鏡システム
JP5897237B1 (ja) 内視鏡
JPWO2015019753A1 (ja) 医療器具
JP2007054400A (ja) 内視鏡
JP2010068891A (ja) 内視鏡
US10925470B2 (en) Endoscope system having first and second endoscopes with insertion sections having different hardness variation amounts
CN109068960B (zh) 内窥镜用弯曲管的制造方法
JP4777005B2 (ja) 内視鏡
US10016123B2 (en) Method of inserting treatment tool
JP5887222B2 (ja) 内視鏡装置及び内視鏡システム
JP6023636B2 (ja) 胆道内視鏡システム
JP6546350B2 (ja) 湾曲管構造および内視鏡
JP6210908B2 (ja) チューブ体及び内視鏡システム
JP2007330676A (ja) 内視鏡挿入部の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120404

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250