JP2008187349A - イメージ除去型受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線通信波を受信復調する際に、中間周波数信号での利得調整や振幅補正を行うことができ、また隣接チャネル信号によるイメージ除去効果の劣化を抑制することができるイメージ除去型受信装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 ミキサ2、3は、受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する。利得調整部6において、AGC9によりIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値に基づき利得量を演算し、振幅差検出器11によりIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出し、これらの利得量及び振幅差に基づき可変利得器7、8により利得調整を行う。ミキサ13、14により、Iチャネル信号及びQチャネル信号をさらに低周波変換し、合成器17によって合成することによりイメージ成分を除去する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、無線通信波を受信復調する際に、直交検波されたベースバンド信号に重畳するイメージ成分を除去するイメージ除去受信装置に関するものである。
無線通信波を受信する受信装置には、従来、周波数選択度の高いスーパーへテロダイン方式が採用されていたが、装置の小型化に伴って、ミキサを用いたイメージ除去方式の受信装置が多く開発されるに至っている。例えば、特許文献1には、イメージ除去方式を採用した従来の受信装置が記載されている。この特許文献1によれば、従来の受信装置は、受信信号を周波数変換して直交するIチャネル信号及びQチャネル信号を生成し、これらの信号を更に周波数変換し、直交成分をIチャネル信号及びQチャネル信号から除去することによってイメージ成分が除去される。また、従来の受信装置は、特許文献1の図3又は図6に示されるように、Iチャネル信号とQチャネル信号間の振幅差を抑制するため、それぞれの信号の平均電力を検出し除算して振幅差を求め、信号を補正する機能を有するものであった。
特開2004−128694
従来のイメージ除去型受信装置は、上記のようにIチャネルとQチャネル間の振幅差を補正する機能を有しているが、受信装置においては受信信号の復調時の信号レベルを安定化させるために受信信号の利得調整を行う必要があるが、従来のイメージ除去型受信装置では、この利得調整手段については検討されておらず、別途、受信装置に利得調整手段を設けるとなると装置規模が増大するという問題点があった。また、このような利得調整と振幅差補正を行う受信装置では、隣接する通信チャネルからの電波の影響によりイメージ除去効果が劣化するという問題点もあった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、中間周波数信号での利得調整や振幅補正を行うことができ、また隣接チャネル信号によるイメージ除去効果の劣化を抑制することができるイメージ除去型受信装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明に係るイメージ除去型受信装置は、受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する周波数変換手段と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整する利得調整手段と、利得調整されたIチャネル信号及びQチャネル信号をπ/2の位相差を付けて周波数変換し合成することによりイメージ除去するイメージ除去手段とを備え、上記利得調整手段は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値に基づき利得量を演算し、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出し、これらの利得量と振幅差とに基づき上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整するものである。
請求項2の発明に係るイメージ除去型受信装置は、受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する周波数変換手段と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整する利得調整手段と、利得調整されたIチャネル信号及びQチャネル信号を局発信号により周波数変換して、ベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号と、ベースバンドのIチャネル直交成分及びQチャネル直交成分とを生成し、上記ベースバンドのIチャネル信号を上記Qチャネル直交成分によりイメージ除去し、上記ベースバンドのQチャネル信号を上記Iチャネル直交成分によりイメージ除去して出力するイメージ除去手段とを備え、上記利得調整手段は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値に基づき利得量を演算し、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出し、これらの利得量と振幅差とに基づき上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整するものである。
請求項3の発明に係るイメージ除去型受信装置は、受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する周波数変換手段と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整する利得調整手段と、利得調整されたIチャネル信号及びQチャネル信号を局発信号により周波数変換して、ベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号と、ベースバンドのIチャネル直交成分及びQチャネル直交成分とを生成し、上記ベースバンドのIチャネル信号を上記Qチャネル直交成分によりイメージ除去し、上記ベースバンドのQチャネル信号を上記Iチャネル直交成分によりイメージ除去して出力するイメージ除去手段とを備え、上記利得調整手段は、上記イメージ除去手段から出力されるIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値に基づき利得量を演算し、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出し、これらの利得量と振幅差とに基づき上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整するものである。
請求項4の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明に係るイメージ除去型受信装置において、上記利得調整手段は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を受信信号に含まれるパイロット信号の信号レベルにより検出するものである。
請求項5の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明に係るイメージ除去型受信装置において、上記受信信号における特定チャネルにおいて、Iチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出するものである。
請求項6の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明に係るイメージ除去型受信装置において、上記利得調整手段によりIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出する際に、上記受信信号中に隣接する通信チャネル信号が含まれていないものである。
請求項7の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明に係るイメージ除去型受信装置において、上記利得調整手段は、上記受信信号における特定パターンを受信しているときに、Iチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出するものである。
請求項8の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明に係るイメージ除去型受信装置において、上記周波数変換手段は、受信信号に含まれる通信チャネル信号の周波数変換された後の信号周波数と、受信信号に含まれる隣接通信チャネル信号の周波数変換された後の信号周波数とが周波数差を有するように周波数変換することを特徴とするものである。
請求項9の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明に係るイメージ除去型受信装置において、上記受信信号に含まれる通信チャネル信号及び隣接チャネル信号が拡散符号又はスクランブルコードにより変調されており、上記周波数変換手段による周波数変換後の信号において、通信チャネル信号及び隣接チャネル信号の相関成分を抑圧するものである。
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明によれば、利得調整手段により中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得量と振幅差に基づき利得調整するので、装置規模の増大を抑えることができ、振幅差が補正されることによりイメージ除去効果の劣化を低減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差をパイロット信号により検出するので、検出誤差を低減することができる。また、請求項5に記載の発明によれば、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を特定チャネルにおいて検出することにより、隣接通信チャネルの信号の包含度が低減されるので、検出誤差を低減することができる。また、請求項6に記載の発明によれば、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差の検出の際に、受信信号中に隣接する通信チャネル信号を含まないので、検出誤差を低減することができる。また、請求項7に記載の発明によれば、受信信号における特定パターンを受信しているときに中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出するので、検出誤差を低減することができる。
請求項8に記載の発明によれば、中間周波数における通信チャネル信号と隣接通信チャネル信号とが周波数差を有するので、これらの信号の相関成分の重畳を低減し、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差の検出誤差を低減することができる。また、請求項9に記載の発明によれば、通信チャネル信号及び隣接チャネル信号に拡散符号又はスクランブルコードにより変調されているので、中間周波数において通信チャネル信号と隣接通信チャネル信号の相関成分の重畳を低減し、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差の検出誤差を低減することができる。
実施の形態1
この発明の実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置を図1及び図2を用いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置の構成を表す構成図である。図1において、1はRF帯の受信信号を分配する分配器、2及び3は周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を生成するミキサ、4はミキサ2及び3への局発信号を発振し出力する発振器、5はQチャネル側への局発信号をπ/2移相する移相器である。6は中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅を調整する利得調整部である。利得調整部6において、7及び8はそれぞれ中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整する可変利得器、9はIチャネル信号及びQチャネル信号の信号レベルを加算したレベル加算値を検出し、このレベル加算値が制御信号入力端10からの指令値と一致するように利得量を出力するAGC(自動利得制御器)、11はIチャネル信号とQチャネル信号の信号レベル差(振幅差)を検出する振幅差検出器、12はAGC9が出力する利得量と振幅差検出器11が出力する振幅差とを加算する加算器である。13及び14は中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を低周波変換するミキサであり、発振器15からの局発信号は移相器16によりπ/2移相しミキサ14へ入力する。17はミキサ13及び14により低周波変換されたIチャネル信号とQチャネル信号とを合成する合成器である。なお、ミキサ2及びミキサ3の後段であって、ミキサ13及びミキサ14の前段までのIチャネル信号線及びQチャネル信号線上には、ミキシング後の各信号に含まれる高周波成分を除去する低域通過フィルタが設けられることがあるがこの低域通過フィルタについては図示を省略する。
図1に示すイメージ除去型受信装置の動作について説明する。ミキサ2及び3によって受信信号は低周波変換され、中間周波数の直交するIチャネル信号及びQチャネル信号に変換される。このIチャネル信号及びQチャネル信号には、局発信号とのミキシングにより発生するイメージ成分が重畳している。可変利得器7及び8はそれぞれIチャネル信号及びQチャネル信号の利得調整を行う。この可変利得器7及び8の利得制御量は、AGC9、振幅差検出器11、加算器12による演算により決定される。AGC9はIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値を求める。このレベル加算値は、例えば、Iチャネルの信号レベルとQチャネルの信号レベルの2乗和や、その平方根により算出する。AGC9は、このレベル加算値が制御信号入力端10からの指令値と一致するように利得量を設定し出力する。制御信号入力端10からの指令値は、後段における復調時の位相等の検出において、ベースバンド信号レベルが十分に確保されるように設定されるものである。なお、指令値は上限値と下限値とによる指令値であって、レベル加算値がこの上限値と下限値による範囲内に入るようにAGC9での利得量が設定されるものとしてもよく、以降の実施の形態においても同様である。振幅差検出器11はIチャネル信号とQチャネル信号のそれぞれのレベルを例えば平均電力により検出し、これらの信号レベル差により振幅差を検出する。この振幅差をAGC9が出力する利得量に加算した利得制御量を可変利得器7に入力する。利得調整部6での利得調整によって、本装置内での利得量の調整とI/Qチャネル間での振幅差の補正とを行うことができる。Iチャネル信号及びQチャネル信号をミキサ13及び14によりそれぞれ低周波変換して合成器17において合成することにより、ミキサ2及びミキサ3において発生するイメージ成分が除去される。利得調整部6において、Iチャネル信号とQチャネル信号の振幅差を補正しており、振幅差によって生じるイメージ除去効果の劣化を抑制することができる。
図2はこの発明の実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置構成の別の一例を表す構成図である。図2において、18は中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を低周波変換しイメージ除去してベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号を出力するイメージ除去回路部である。イメージ除去回路部18において、19は局発信号を発振し出力する発振器、20はIチャネル信号と発振器19からの局発信号とをミキシングしてベースバンドへ低周波変換するミキサ、21はQチャネル信号と発振器19からの局発信号とをミキシングしてベースバンドへ低周波変換するミキサである。また、22はπ/2移相器、23はIチャネル信号とπ/2移相された発振器19からの局発信号とをミキシングし、ベースバンドのIチャネル直交成分を出力するミキサ、24はQチャネル信号とπ/2移相された発振器19からの局発信号とをミキシングし、ベースバンドのQチャネル直交成分を出力するミキサである。25はミキサ20が出力するベースバンドのIチャネル信号にミキサ24が出力するQチャネル直交成分を加算(マイナス加算)する加算器であり、26は加算器25出力から高周波成分を除去する低域通過フィルタである。27はミキサ21が出力するベースバンドのQチャネル信号にミキサ23が出力するIチャネル直交成分を加算する加算器であり、28は加算器27出力から高周波成分を除去する低域通過フィルタである。図2において、図1と同一の符号を付した回路は、図1のそれらの回路と同一又は相当する回路を示す。
次に、図2に示すイメージ除去型受信装置の動作について説明する。ミキサ2及び3、利得調整部6での動作は図1に示すイメージ除去型受信装置の動作と同等であり説明を省略する。イメージ除去回路部18では、中間周波数のIチャネル信号をミキサ20によりベースバンドのIチャネル信号に変換し、ミキサ24が出力するベースバンドのQチャネル直交成分と加算(マイナス加算)することにより、Iチャネルに生じているイメージ成分を除去する。また、中間周波数のQチャネル信号をミキサ21によりベースバンドのQチャネル信号に変換し、ミキサ23が出力するベースバンドのIチャネル直交成分と加算することにより、Qチャネルに生じているイメージ成分を除去する。図1に示すイメージ除去型受信装置と同様に、利得調整部6において、Iチャネル信号とQチャネル信号の振幅差が補正されることにより、振幅差によって生じるイメージ除去効果の劣化を抑制することができる。
実施の形態2
この発明の実施の形態2に係るイメージ除去型受信装置を図3を用いて説明する。図3はこの発明の実施の形態2に係るイメージ除去型受信装置の構成を表す構成図である。図3において、29はIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算演算機能を除き、レベル加算値が制御信号入力端10からの指令値と一致するようにゲイン値を出力するAGCであり、30はベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値を算出するレベル演算器である。なお、レベル演算器30は利得調整部6の一部であると考えても良い。図3において、図2と同一の符号を付した回路は、図2のそれらの回路と同一又は相当する回路を示す。
この実施の形態2に係るイメージ除去型受信装置は、Iチャネル信号とQチャネル信号のレベル加算値をベースバンドで算出する。実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置においては、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号からレベル値を算出するものであったが、この場合、受信装置が受信しようとしている通信チャネルに隣接する隣接通信チャネルの信号が中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号に含まれる包含度は、ミキサ2及びミキサ3の後段であって、イメージ除去回路部18の前段までの回路上に設けられる低域通過フィルタの性能に依存する。一般に、中間周波数での低域通過フィルタはアナログ回路で構成され、フィルタ性能を高精度化すると回路規模が大きくなり高価なものとなる。一方、図3に示す低域通過フィルタ26及び28はベースバンド領域にあり、フィルタをデジタル回路(又はソフトウェア)により構成することができるので、例えば、ロールオフフィルタのような小規模な回路により阻止周波数において急峻なフィルタ特性を有する低域通過フィルタを構成することができ、隣接通信チャネル信号の包含度を低減することができる。したがって、図3に示すイメージ除去型受信装置によれば、レベル演算器30における隣接通信チャネル信号の包含度を低減し、受信しようとしている通信チャネルのIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値を高精度に算出することができる。
実施の形態3
この発明の実施の形態3に係るイメージ除去型受信装置を図4を用いて説明する。図4はこの発明の実施の形態3に係るイメージ除去型受信装置における利得調整部6の構成を表す構成図である。図4において、31は中間周波数のIチャネル信号に含まれるパイロット信号を検出するバンドパスフィルタであり、32は中間周波数のQチャネル信号に含まれるパイロット信号を検出するバンドパスフィルタである。図4において、図1及び図2と同一の符号を付した回路は、図1及び図2のそれらの回路と同一又は相当する回路を示す。この図4に示す利得調整部6を図1及び図2の利得調整部6に代替してイメージ除去型受信装置を得る。
図4に示す利得調整部6は、受信信号に含まれるパイロット信号(受信しようとする通信チャネルとは異なる周波数の信号)をバンドパスフィルタ31及び32により検出する。バンドパスフィルタ31により検出されたパイロット信号のIチャネル信号と、バンドパスフィルタ32により検出されたパイロット信号のQチャネル信号とを振幅差検出器11に入力し、各信号の平均電力を検出し、その差を算出することにより、Iチャネル側とQチャネル側に生じる振幅差を検出することができる。パイロット信号には一般に無変調波や単純変調波を用いることができるので、通信チャネル信号のような変調波に較べて信号が安定しており、Iチャネル信号及びQチャネル信号の各平均電力の検出誤差を抑制することができ、また短時間に各平均電力を検出することができる。したがって、振幅差検出器11により検出する振幅差に生じる誤差を抑制することができ、また短時間に振幅差を検出することができる。
実施の形態4
実施の形態2において説明したように隣接通信チャネルの信号が中間周波数のIチャネル信号とQチャネル信号に包含されると、AGC9において検出するレベル加算値及び振幅差検出器11において検出する振幅差に隣接通信チャネル信号が入り込み、精度よくこれらの値を検出することができなくなる。そこで、実施の形態4においては、隣接通信チャネルからの影響を受けにくい受信装置について図5乃至図7を用いて説明する。以下、AGC9におけるレベル加算値と振幅差検出器11における振幅差の検出を纏めて、レベル検出という。
図5はこの発明の実施の形態4に係るイメージ除去型受信装置が受信する通信波の周波数割当を表す模式図である。図5(a)は、複数の通信チャネルと空きチャネルを交互に並べてシステム周波数帯域に割り当てたものであり、最も簡易に受信時の隣接チャネルの影響を低減する考え方であるが、周波数の有効利用という面では改善を要する。図5(b)は、複数の通信チャネルから離してレベル検出用チャネル(特定チャネル)を設けるものであり、このレベル検出用チャネルの隣接には、空きチャネルを設けるか又は広いガードバンドを形成する。この場合、通信システムにおける周波数帯のうち、レベル検出用チャネルの隣接部分にのみ空き領域を作ればよく、周波数の有効活用が図れる。受信信号が図5(b)に示すようなチャネル構成による通信波を有することにより、本発明に係るレベル除去型受信装置は、レベル検出時に受信チャネルを切替受信し、Iチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差及びレベル加算値を検出する。
図6は制御チャネル及び通信チャネルでの受信時のレベル検出について説明する模式図であり、通信チャネルとは別に設けられる制御チャネル(これも一種の特定チャネルと考えられる)でのレベル検出を考慮したものである。例えば、携帯電話システムなどの通信システムでは、通信チャネル以外に予め定めた周波数帯に制御チャネルを設け、待ち受け期間中や通信開始時に制御チャネルを受信している。図6に示すように通信期間中は通信チャネルを受信しているが、この通信の前後において制御チャネルを受信するようにチャネル切替を行いレベル検出する。この場合、Iチャネル信号とQチャネル信号のレベル加算値の検出は受信期間中を通して行い、振幅差検出は制御チャネルの受信中に行う。この制御チャネルの隣接周波数領域を空きチャネル又は広いガードバンドにしておけば、隣接チャネルの影響を受けにくい。また、制御チャネル受信は離散的になるので、振幅差の検出においては、離散化して受信される制御チャネル信号を平均化することにより、長時間での平均的な振幅差を検出することが可能である。
図7は通信チャネル及び隣接通信チャネルにおける受信信号を表す模式図であり、隣接チャネル信号の影響を抑制するために、レベル検出中に隣接チャネルでの通信信号を欠落させるものである。多くの通信システムでは予め定めた通信フレームに同期して受信する同期受信の手法を用いるが、システム側で通信フレームへの通信信号を割り付ける際に、1の通信チャネルでのレベル検出期間中において、隣接チャネルのフレーム上では、通信信号を欠落させることにより、1の通信チャネルでのレベル検出における隣接チャネルの影響を除去することができる。この隣接チャネルでの通信信号の欠落は、1の通信チャネルの両側に隣接する通信チャネルで行っても、片側(とくに周波数の高い方の隣接チャネル)で行ってもよい。
また、Iチャネル信号及びQチャネル信号のレベル検出における検出誤差を小さくするには、特定パターンの信号を受信しているときにレベル検出を行うことも有効である。一般に連続波(CW)などの固定パターンであるほど、その信号は線スペクトルに近い周波数特性を有するのでレベル検出誤差が低減され、また短時間でレベル検出することができる。このような特定パターンをレベル検出のために専用に設けてもよいが、搬送波再生、シンボルレート再生あるいはボイスアクチベーションなどのための特定パターンと兼ねることで、通信フレームフォーマットの通信情報量低下を抑制することができる。
実施の形態5
実施の形態5においては、イメージ除去したい信号と受信信号との間に相関がある場合に、この相関を低下させるイメージ除去型受信装置について図8及び図9を用いて説明する。n(t)を受信信号とし、r(t)を隣接チャネル信号等のイメージ除去したい信号とする。このときIチャネル信号に含まれる信号S及びその信号電力Pは次式により表すことができる。
Figure 2008187349
信号電力PIは、n(t)×r(t)とn(t)×r(t)とによる相関成分を含んでおり、Iチャネル信号のレベル検出の際に誤差要因となる。このことはQチャネル信号においても同様である。図8はこの発明の実施の形態5におけるイメージ除去型受信装置において、隣接チャネル信号等の相関を低減する原理を説明する模式図である。図8において、33は中心周波数をω+△ωとする通信チャネル信号であり、34は中心周波数をω―△ωとする隣接チャネル信号とする。局発信号周波数をω―△Ωとして中間周波数への低周波変換を行うことにより、通信チャネル信号33は中心周波数を△ω+△Ωとする信号35となり、隣接チャネル信号34は中心周波数を△ω―△Ωとする信号36となり、周波数領域でこれらの信号をずらすことができる。これによりn(t)及びr(t)間での相関が低減化され、相関成分が低減されるので、Iチャネル信号(Qチャネル信号の場合も同様)のレベル検出時の検出誤差を低減化することができる。また、イメージ除去後は、ベースバンドでの通信チャネル信号37の信号レベルに対し、隣接チャネル等によるイメージ除去したい信号38のレベルを抑圧することができる。
図9はこの発明の実施の形態5におけるイメージ除去型受信装置において、隣接チャネル信号等の相関を低減する別の手法の原理を説明する模式図である。図9において、通信チャネル信号33及び隣接チャネル信号34は、異なる拡散符号やスクランブルコードにより変調されているものとする。局発信号の周波数をωとして中間周波数への低周波変換を行うことにより、中間周波数における通信チャネル信号35と隣接チャネル信号36とは中心周波数をともにΔωとする信号となるが、直交する拡散符号等によりこれらの信号の相関成分は低減化されるので、Iチャネル信号及びQチャネル信号のレベル検出時の検出誤差を低減化することができる。また、イメージ除去後は、ベースバンドでの通信チャネル信号37の信号レベルに対し、隣接チャネル等によるイメージ除去したい信号38のレベルを抑圧することができる。
この発明の実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置の構成を表す構成図である。 この発明の実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置構成の別の一例を表す構成図である。 この発明の実施の形態2に係るイメージ除去型受信装置の構成を表す構成図である。 この発明の実施の形態3に係るイメージ除去型受信装置における利得調整部の構成を表す構成図である。 この発明の実施の形態4に係るイメージ除去型受信装置が受信する通信波の周波数割当を表す模式図である。 制御チャネル及び通信チャネルでの受信時のレベル検出について説明する模式図である。 通信チャネル及び隣接通信チャネルにおける受信信号を表す模式図である。 この発明の実施の形態5におけるイメージ除去型受信装置において、隣接チャネル信号等の相関を低減する原理を説明する模式図である。 この発明の実施の形態5におけるイメージ除去型受信装置において、隣接チャネル信号等の相関を低減する別の手法の原理を説明する模式図である。
符号の説明
2、3 ミキサ
6 利得調整部
9、29 AGC
11 振幅差検出器
7、8 可変利得器
13、14 ミキサ
17 合成器
18 イメージ除去回路部
30 レベル演算器
31、32 バンドパスフィルタ

Claims (9)

  1. 受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する周波数変換手段と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整する利得調整手段と、利得調整されたIチャネル信号及びQチャネル信号をπ/2の位相差を付けて周波数変換し合成することによりイメージ除去するイメージ除去手段とを備え、上記利得調整手段は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値に基づき利得量を演算し、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出し、これらの利得量と振幅差とに基づき上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整することを特徴とするイメージ除去型受信装置。
  2. 受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する周波数変換手段と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整する利得調整手段と、利得調整されたIチャネル信号及びQチャネル信号を局発信号により周波数変換して、ベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号と、ベースバンドのIチャネル直交成分及びQチャネル直交成分とを生成し、上記ベースバンドのIチャネル信号を上記Qチャネル直交成分によりイメージ除去し、上記ベースバンドのQチャネル信号を上記Iチャネル直交成分によりイメージ除去して出力するイメージ除去手段とを備え、上記利得調整手段は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値に基づき利得量を演算し、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出し、これらの利得量と振幅差とに基づき上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整することを特徴とするイメージ除去型受信装置。
  3. 受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する周波数変換手段と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整する利得調整手段と、利得調整されたIチャネル信号及びQチャネル信号を局発信号により周波数変換して、ベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号と、ベースバンドのIチャネル直交成分及びQチャネル直交成分とを生成し、上記ベースバンドのIチャネル信号を上記Qチャネル直交成分によりイメージ除去し、上記ベースバンドのQチャネル信号を上記Iチャネル直交成分によりイメージ除去して出力するイメージ除去手段とを備え、上記利得調整手段は、上記イメージ除去手段から出力されるIチャネル信号及びQチャネル信号のレベル加算値に基づき利得量を演算し、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出し、これらの利得量と振幅差とに基づき上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得調整することを特徴とするイメージ除去型受信装置。
  4. 上記利得調整手段は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を受信信号に含まれるパイロット信号の信号レベルにより検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のイメージ除去型受信装置。
  5. 上記利得調整手段は、上記受信信号における特定チャネルにおいて、Iチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のイメージ除去型受信装置。
  6. 上記利得調整手段によりIチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出する際に、上記受信信号中に隣接する通信チャネル信号が含まれていないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のイメージ除去型受信装置。
  7. 上記利得調整手段は、上記受信信号における特定パターンを受信しているときに、Iチャネル信号及びQチャネル信号の振幅差を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のイメージ除去型受信装置。
  8. 上記周波数変換手段は、受信信号に含まれる通信チャネル信号の周波数変換された後の信号周波数と、受信信号に含まれる隣接通信チャネル信号の周波数変換された後の信号周波数とが周波数差を有するように周波数変換することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のイメージ除去型受信装置。
  9. 上記受信信号に含まれる通信チャネル信号及び隣接チャネル信号が拡散符号又はスクランブルコードにより変調されており、上記周波数変換手段による周波数変換後の信号において、通信チャネル信号及び隣接チャネル信号の相関成分を抑圧することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のイメージ除去型受信装置。
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