JP2008186719A - ハーネス、コネクタ付ハーネス、およびハーネス接続体 - Google Patents

ハーネス、コネクタ付ハーネス、およびハーネス接続体 Download PDF

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Abstract

【課題】極細同軸線の位置ずれを防止でき、構成部材を減少できるハーネス、コネクタ付ハーネス、およびハーネス接続体を提供する。
【解決手段】ハーネス100は、極細同軸線110と芯線整列板120とグランドバー130とを備えている。複数の極細同軸線110は、芯線111と、芯線111の外周側に配置される誘電体112と、誘電体112の外周側に配置されるシールド113と、シールド113の外周側に配置される被覆材114とを含み、一方端部において芯線111とシールド113とが露出している。芯線整列板120は、露出している芯線111が配置される溝を有している。露出している芯線111が溝に配置されるとともに、それぞれの露出しているシールド113と、少なくとも1本の露出している芯線111とがグランドバー130により電気的に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明はハーネス、コネクタ付ハーネス、およびハーネス接続体に関し、たとえば信号線の一部がグランド線となるハーネス、コネクタ付ハーネス、およびハーネス接続体に関する。
接続時もしくは離脱時の操作力を零とするように構成されているZIF(Zero Insertion Force:無挿入力)コネクタなどのコネクタに接続されるハーネスは、コネクタと嵌合されるように、ハーネスを構成する極細同軸線をコネクタの整列された電気的接触子に接続する必要がある。
極細同軸線を複数の電気的接触子に整列させる方法として、特開平9−180787号公報(特許文献1)には、ケーブルを電気的コネクタに接続する方法および装置が開示されている。特許文献1には、導電コアと誘電材料とを介して該導電コアから分離されたシールドと外側シースとからなる複数の導電性部材から構成されたケーブルをコネクタの整列された電気的接触子に接続する方法であって、以下の工程を実施している。まず、それぞれの導電部材の端部から所定の長さに渡ってシースおよびシールドを取り除く工程を実施する。そして、導電トラックの相対的配置に対応するように、第1のツールを使用して、それぞれの導電部材の端部を互いに相対的に位置決めする工程を実施する。そして、導電部材のシースが残された部分に少なくとも部分的に固定される第1の絶縁ストリップを使用して、位置決めされた導電部材を固定する工程を実施する。そして、導電部材の端部において導電コアを露出させるとともに、シールドを露出させるために、それぞれの導電部材のシースに少なくとも1つのウインドウを形成する工程を実施する。そして、第2の絶縁ストリップ上に該第2の絶縁ストリップの第1エッジにおおよそ沿って延びる導電ストリップと、第2の絶縁ストリップのサイドエッジの近傍に配置され第2の絶縁ストリップの第2のエッジまで延びる2つの導電性延長部とを有して構成される導電面を形成して、接続支持体を構成する工程を実施する。そして、第2のツールを使用して、導電トラックの相対的配置に対応させて、導電コアの露出された端部を互いに相対的に位置決めする工程を実施する。そして、導電部材の露出され位置決めされた端部を、導電性延長部間において、導電部材の露出された端部が接続支持体の第2エッジに実質的に沿うように位置合わせして、接続支持体の絶縁ストリップ上に固定するとともに、導電部材のシールドが露出された部分を接続支持体の導電ストリップに電気的に接続する工程を実施する。特許文献1に開示の方法によれば、コネクタの接触子間のピッチに対応して、同軸の導電部材の端部が互いに相対的に正確に位置決めされたケーブル(ハーネス)が提供されるとともに、同軸の導電部材が差し込み可能な機械的支持体上に配置される。
特開平9−180787号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の方法では、複数の導電部材を位置決めしてハーネスに製造するための工程数が多いという問題点がある。
また、上記特許文献1に開示の方法により製造されるハーネスは、極細同軸線を保持するために、第1および第2の絶縁ストリップと、導電ストリップと、接続支持体とを必要としており、構成部材が多いという問題もある。特に、コネクタとグランド接続をするために、ハーネスは信号線としての極細同軸線と別にグランド線を必要としていた。また、ハーネスがコネクタとグランド接続しない場合には、コネクタからグランドを取る必要があり、コネクタに制約が必要であった。
さらに、上記特許文献1に開示の方法では、複数の導電部材の導体コアを正確に位置決めできるものの、当該位置を保持するための手段が開示されていないので、位置決め後に当該位置からずれる場合があるという問題もある。
本発明の目的は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、極細同軸線の位置ずれを防止でき、製造するための工程数を減少でき、構成部材を減少できるハーネス、コネクタ付ハーネス、およびハーネス接続体を提供することである。
本発明のハーネスは、コネクタに接続されるハーネスであって、複数の極細同軸線と、芯線整列板と、グランドバーとを備えている。複数の極細同軸線は、芯線と、芯線の外周側に配置される誘電体と、誘電体の外周側に配置されるシールドと、シールドの外周側に配置される被覆材とを含み、一方端部において芯線とシールドとが露出している。芯線整列板は、露出している芯線が配置される溝を有している。露出している芯線が溝に配置されるとともに、それぞれの露出しているシールドと、少なくとも1本の露出している芯線とがグランドバーにより電気的に接続されることを特徴としている。
本発明のハーネスによれば、溝に露出している芯線を固定しているので、溝および芯線の延びる方向に対して垂直の方向に芯線がずれることを防止できる。また、芯線整列板に溝を形成して、当該溝に露出している芯線を固定することにより製造できるので、容易に製造されるハーネスとなる。さらに、芯線整列板のみで芯線を固定できるので、芯線を固定するために他に部材を必要としない。特に、グランドバーが少なくとも1本の露出している芯線と電気的に接続しているので、グランドバーと電気的に接続されている芯線がグランド線の役割りを担うので、ハーネスとコネクタとを接続するとグランド接続を得られる。そのため、コネクタとグランド接続を得るための部材を必要としない。よって、極細同軸線の位置ずれを防止でき、製造するための工程数を減少でき、構成部材を減少できる。なお、上記「極細同軸線」とは、外径寸法が1mm以下の同軸線を意味する。
本明細書では、複数の極細同軸線は、信号線とグランド線とを含んでおり、少なくとも1本の極細同軸線においては、露出しているシールドと露出している芯線とは、グランドバーにより電気的に接続されていない。
上記ハーネスにおいて好ましくは、露出している芯線と溝との間に接着剤が配置されていることを特徴としている。
これにより、芯線整列板の厚み方向に芯線がずれることを防止できる。そのため、溝および芯線の延びる方向と、芯線整列板の厚み方向との2方向へ芯線がずれることを防止できる。よって、極細同軸線の位置ずれをより防止できる。
上記ハーネスにおいて好ましくは、芯線整列板の表面に、溝と露出している芯線とを固定するための樹脂が配置されていることを特徴としている。
これにより、芯線整列板の厚み方向に芯線がずれることを防止できる。そのため、溝および芯線の延びる方向と、芯線整列板の厚み方向との2方向への芯線がずれることを防止できる。よって、極細同軸線の位置ずれをより防止できる。
上記ハーネスにおいて好ましくは、露出している芯線の端部は、芯線整列板の端面に沿って折り曲げられていることを特徴としている。
これにより、上記端面から上記端面と対向する方向への外力が極細同軸線に印加された場合に、極細同軸線の位置ずれをより防止できる。
上記ハーネスにおいて好ましくは、一方端部の誘電体と、一方端部のシールドと、一方端部のシールドと接続される被覆材の一部と、芯線整列板における芯線が固定されていない部分の少なくとも一部とが樹脂で覆われていることを特徴としている。これにより、芯線整列板と極細同軸線とをより強固に固定できる。そのため、ハーネスをコネクタへの装着または脱着に伴う外力に対する強度を向上できる。
上記ハーネスにおいて好ましくは、コネクタがZIFコネクタであることを特徴としている。本発明のハーネスは、ZIFコネクタとの接続に特に有利である。
なお、上記「ZIFコネクタ」とは、嵌合時に、挿入力および抜出力がゼロとなる構造であり、コネクタ端子の一部をロック部が押すことで端子とハーネスの電極とが嵌合し、電気的な接触に必要な荷重を得る構造を有している。
本発明のコネクタ付ハーネスは、上記ハーネスと、ハーネスと電気的に接続されるコネクタとを備えている。
これにより、ハーネスにおけるグランドバーと電気的に接続されている芯線とコネクタとがグランド接続されているコネクタ付ハーネスを得られる。そのため、コネクタ付ハーネスは、極細同軸線の位置ずれを防止でき、製造するための工程数を減少でき、構成部材を減少できる。
本発明のハーネス接続体は、コネクタ付ハーネスと、コネクタ付ハーネスと電気的に接続される配線板とを備えている。これにより、コネクタを介してハーネスと配線板とが電気的に接続されているハーネス接続体を得られる。そのため、ハーネス接続体は、極細同軸線の位置ずれを防止でき、製造するための工程数を減少でき、構成部材を減少できる。
本発明のハーネス、コネクタ付ハーネス、およびハーネス接続体によれば、露出している芯線が溝に配置されるとともに、それぞれの露出しているシールドと、少なくとも1本の露出している芯線とがグランドバーにより電気的に接続されているので、極細同軸線の位置ずれを防止でき、製造するための工程数を減少でき、構成部材を減少できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には、同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1〜図13を参照して、本発明の実施の形態1におけるハーネスを説明する。なお、図1は、本発明の実施の形態1におけるハーネスを示す概略上面図である。図2は、図1における線分II−IIでの概略断面図である。図3は、図2における線分III−IIIでの概略断面図である。図4は、図1における線分IV−IVでの概略断面図である。図5は、本発明の実施の形態1におけるハーネスを示す概略側面図(図1における矢印Vから見た図)である。図6(A)〜(D)は、芯線整列板の端面近傍を示す概略拡大図である。図7は、実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示す概略拡大図である。図8は、実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示す別の概略拡大図である。図9は、本発明の実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示すさらに別の概略拡大図である。図10は、本発明の実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示す別の概略断面図である。図11は、本発明の実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示すさらに別の概略断面図である。図12は、本発明の実施の形態1におけるハーネスの別の例を示す概略断面図である。図13は、本発明の実施の形態1におけるハーネスの別の例を示す概略側面図である。
図1〜図5に示すように、実施の形態1におけるハーネス100は、コネクタに接続されるハーネスであって、複数の極細同軸線110と、芯線整列板120と、グランドバー130とを備えている。複数の極細同軸線110は、芯線111と、芯線111の外周側に配置される誘電体112と、誘電体112の外周側に配置されるシールド113と、シールド113の外周側に配置された被覆材114とを含み、一方端部において芯線111とシールド113とが露出している。芯線整列板120は、露出している芯線111が配置される溝を有している。露出している芯線111が溝に配置されるとともに、それぞれの露出しているシールド113と、少なくとも1本の露出している芯線111とがグランドバー130により電気的に接続されることを特徴としている。
詳細には、図1〜図5に示すように、ハーネス100は、極細同軸線110と、芯線整列板120と、グランドバー130とを備えている。
極細同軸線110は、外径寸法が1mm以下の同軸線であり、芯線111と、誘電体112と、シールド113と、被覆材114とを含んでいる。芯線111は、コネクタと電気的に接続される導電性の部材である。誘電体112は、芯線111の外周側に配置される絶縁性の部材である。シールド113は、誘電体112の外周側に配置される導電性の部材である。被覆材114は、シールド113の外周側に配置される絶縁性の部材である。
また、極細同軸線110の形状は、極細同軸線110の一方端部において芯線111およびシールド113が露出していれば特に限定されないが、図1〜図5に示すように、芯線111と、誘電体112と、シールド113とが一方端に向けて順に露出していることが好ましい。なお、一方端部とは、極細同軸線110において一方の端から他方の端に向けて(一方の端から極細同軸線110の延びる方向に向けて)所定の長さの領域であり、露出した芯線111と、露出した誘電体112と、露出したシールド113とを含む領域(図2および図3における領域R)を意味する。
図6(A)〜(D)に示すように、露出している芯線111の端部は、芯線整列板120の端面120aに沿って折り曲げられていることが好ましい。なお、露出している芯線111の端部は、端面120aに沿って折り曲げられずに芯線整列板120の端まで配置されていても良く、端面120aの一部まで折り曲げられていても良い。
極細同軸線110は、複数であれば特に限定されず、コネクタの接触子と電気的に接続されるのでコネクタの接触子と同じ数を備えていることが好ましい。実施の形態1では、ハーネス100は、たとえば10本の極細同軸線110を備えている。なお、グランドバー130と接続されている芯線111を有する極細同軸線110はグランド線の役割りを、グランドバー130と接続されていない芯線111を有する極細同軸線110は信号線の役割りを担う。
また、図1および図4に示すように、ハーネス100は、複数の極細同軸線110をアセンブルするためのテープ115をさらに備えていても良い。実施の形態1では、テープ115は、複数の極細同軸線110における所定のピッチを保持するために、複数の極細同軸線110の被覆材114を1の方向および1の方向と垂直の方向から挟むように配置されている。テープ115は、絶縁性であることが好ましく、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)テープを用いることができる。また、テープ115は、取り外し可能であることが好ましく、たとえばハーネス100を携帯電話のヒンジ部のような狭い部分に通す場合には、テープ115はハーネス100から取り外すことが好ましい。この際、たとえば極細同軸線110を束ねて別のテフロン(登録商標)テープなどで結束することができる。
なお、ハーネス100は、テープ115を備えていなくてもよく、テープ115の代わりに極細同軸線110をフラットな状態にアセンブルするための絶縁性のケースを備えていてもよい。
図1〜図5、および図7に示すように、芯線整列板120は、表面121に溝122が形成された本体部123とを備えている。実施の形態1における芯線整列板120の平面形状は、図1に示すように長方形にしているが、特にこれに限定されない。たとえば、芯線整列板120は、溝の延びる方向と平行な2辺に切り欠きをさらに有していてもよいし、他の矩形や円形の形状であってもよい。図1に示すように、芯線整列板120の溝122と平行な方向の長さL1は、たとえば3.2mm〜4.2mmであり、溝の延びる方向と平行な方向の長さL2は、たとえば4.7mm〜5.7mmである。
図7に示すように、芯線整列板120は、表面に芯線111を配置(整列)させるための溝122を複数有している。溝122は、芯線整列板120の表面121において一方の端から他方の端(実施の形態1では一方の辺から他方の辺)に向けて、他方の端まで至らない所定の長さを有するように形成されている。溝122は芯線111を配置(整列)させるために形成されている。実施の形態1では、溝122は、10本形成されている。
図7に示すように、溝122の形状は芯線111を固定できる形状であれば特に限定されないが、芯線111の径方向において、溝122から露出している芯線111の高さH1が、芯線111の径Dの1/5以上2/3以下であることが好ましく、1/4以上1/2以下であることがより好ましく、1/3程度とすることが最も好ましい。1/5以上2/3以下とすることによって芯線111をより安定して固定でき、1/4以上1/2以下とすることによって芯線111をより一層安定して固定でき、1/3程度とすることによって、芯線111を最も安定して固定できる。
また、溝122の断面形状は、たとえば図7に示すように断面形状が四角形であってもよいし、先端が尖っている形状であってもよい。断面形状がV状の溝の場合、円形の芯線111の中心を揃えて整列し易く、芯線整列板120を射出成型で成型する場合の成型が容易であるため、より好ましい。
また、芯線111を溝122に固定する部材は特に限定されず、任意の部材を採用できる。実施の形態1では、図7に示すように、露出している芯線111と溝122との間に接着剤140が配置されており、接着剤140により固定されている。接着剤140は特に限定されず、導電性接着剤であっても絶縁性接着剤であっても良いが、エポキシ系などの熱硬化性接着剤やアクリル系の光硬化性接着剤を用いることが好ましい。
芯線整列板120は絶縁性の材質からなっていても良いし、導電性の板の表面に絶縁性の膜で被覆されていても良いが、コネクタと接続する時に絶縁性を確実に確保できる観点から、絶縁性の材料からなっていることが好ましい。芯線整列板120は、たとえば透明性、耐熱性、堅牢性および加工性に優れたポリイミド系の樹脂や硝子やセラミックスのフィラーを入れたエポキシ樹脂などの樹脂からなる。芯線整列板120は芯線111を保持しながらコネクタに挿入されるため、できるだけ強度が高い方が好ましい。
また、極細同軸線110の一方端部における誘電体112、シールド113、および被覆材114の少なくとも1つが、芯線整列板120に固定されていてもよい。具体的には、芯線整列板120の溝122の延びる方向において溝122が形成されていない領域で、誘電体112、シールド113、および被覆材114の少なくとも1つが固定されている。固定する部材は、特に限定されず、接着剤など任意の部材を採用できる。当該接着剤は、露出している芯線111と溝122との固定に用いられる接着剤140と同様のものを用いることが好ましい。
図1、図2、図4、および図7に示すように、グランドバー130は、それぞれの露出しているシールド113と、少なくとも1本の露出している芯線111とを電気的に接続している。グランドバー130は、コネクタの側面で接続される。なお、「露出しているシールド113と、少なくとも1本の露出している芯線111とを電気的に接続」とは、グランドバー130がシールド113および芯線111を覆っている場合、グランドバー130がシールド113および芯線111と接触している場合、および、グランドバー130が接続部材を介してシールド113および芯線111と電気的に接続している場合を含む。
図7に示すように、グランドバー130は、それぞれの露出しているシールド113と電気的に接続されたベース部130aと、ベース部130aに連なり、少なくとも1本の露出している芯線111と電気的に接続された接続部130bとを含んでいる。ベース部130aによって、複数の極細同軸線110のそれぞれのシールド113で接地できる。接続部130bによって、コネクタと接続される際に、電気的に接続された芯線111をグランド接続できる。
実施の形態1におけるグランドバー130のベース部130aの形状は、図1および図7に示すように、複数の露出しているシールド113において芯線整列板120から見て上方の部分と接続される板状としている。また、実施の形態1における接続部130bは、ベース部130aから芯線111に沿って(図1において左側に)突出している。接続部130bの形状は、複数の露出している芯線111において芯線整列板120から見て上方の部分と接続される棒状としている。
グランドバー130は、導電性の材料からなっていれば特に限定されないが、シールド113との電気的な接続を良好にするために、銅や金などの導電性の高い材料からなることが好ましい。また、ベース部130aと接続部130bとの材料は同じであっても、異なっていてもよい。
なお、グランドバー130の接続部130bにおいて芯線111と接続される部分(芯線111と対向する面)130b1は、図7に示すように断面形状が平面であってもよいし、図8に示すように芯線111の断面に沿った形状であってもよい。また、接続部130bにおいて芯線111と接続される部分130b1の幅(部分130b1において、芯線111の延びる方向に対して垂直の方向の長さ)は、図7および図8に示すように、芯線111の径と同程度であってもよいし、図9に示すように芯線111の径よりも大きくてもよいし、芯線111の径よりも小さくてもよい(図示せず)。芯線111との接続が容易である観点から、接続部130bにおいて芯線111と接続される部分130b1の幅は、芯線111の径よりも大きいことが好ましい。但し、接続部130bの芯線111と接続される部分130b1の幅は、隣り合う芯線111の溝122の最も近接する距離であるピッチPよりも小さい。
また、グランドバー130における接続部130bは、少なくとも1本の露出している芯線111と電気的に接続していれば、図1に示すように芯線整列板120の両端に配置される極細同軸線110の芯線111と接続される配置に限定されない。グランドバー130の接続部130bは、電気的に接続する芯線111が1本であってもよいし、複数本であってもよい。また、接続部130bは、ベース部130aの両端部に配置されていてもよいし、中央に配置されていてもよい。また、図1に示すように、複数の極細同軸線110は、グランド線として機能するグランドバー130と電気的に接続されている芯線111と、信号線として機能するグランドバー130と電気的に接続されていない芯線111とを含んでいる。
また、グランドバー130の接続部130bは、図2に示すようにシールド113および誘電体112を覆うように延びて、芯線111でのみ屈曲する形状に限定されない。接続部130bは、たとえば図10に示すように、誘電体112と芯線111との境界より芯線111側で、芯線111に向けて折れ曲がった形状としてもよい。また、接続部130bは、図11に示すように、誘電体112および芯線111の形状に沿った形状であってもよい。また、接続部130bは湾曲した形状で一箇所のみが芯線111と接続されていてもよい(図示せず)。
また、グランドバー130は、図1に示すようにシールド113において芯線整列板120と接続されている部分と反対側で接続される配置に限定されない。たとえば、シールド113において芯線整列板120との間にグランドバー130を配置してもよい。また、グランドバー130は、複数配置されていてもよい。
また、グランドバー130と少なくとも1本の露出している芯線111とは、直接接続されていてもよいし、図7〜図9に示すように、接続部材133を用いて電気的に接続してもよい。接続部材133は、グランドバー130と芯線111とを電気的に接続できれば特に限定されないが、たとえば半田や、少なくとも芯線111とグランドバー130とを接続する方向(接続部材133の厚さ方向)に導電性を有している異方性導電性膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)などを用いることができる。
なお、「異方性導電性膜」とは、フィルム状の絶縁樹脂材料の中に微細な導電性粒子を分散させ、特定(面間)方向の導電性が高い性質(異方導電性)を持つ膜を意味する。
また、グランドバー130と露出しているシールド113とは、直接接続されていてもよいし、接続部材(図示せず)を用いて電気的に接続してもよい。この場合の接続部材は、たとえば、芯線111と電気的に接続する接続部材133と同様のものを用いることができる。
また、芯線整列板120の形状によりグランドバー130がコネクタの側面で容易に接続できない場合には、図1、図4、および図5に示すように、グランドバー130と接続される電極131をさらに備えていても良い。実施の形態1の電極131は、芯線整列板120上に配置され、グランドバー130の両端で接続される。電極131は、芯線整列板120の両端部に配置されることが好ましい。グランドバー130(またはグランドバー130および電極131)により、グランドバー130と接続されている芯線111を有する極細同軸線110をより確実にグランド線にできる。
図12および図13に示すように、一方端部の誘電体112と、一方端部のシールド113と、一方端部のシールド113と接続される被覆材114の一部と、芯線整列板120における芯線111が固定されていない部分の少なくとも一部とが樹脂150で覆われていることが好ましい。あるいは、一方端部のシールド113の一部と、一方端部のシールド113と接続される被覆材114の一部と、芯線整列板120における芯線111が固定されていない部分の少なくとも一部とが樹脂150で覆われていることが好ましい(図示せず)。樹脂150で覆われることにより、極細同軸線110と芯線整列板120とがより安定して固定される。
樹脂150は特に限定されないが、固定強度および柔軟性の観点からエポキシ系樹脂やウレタン樹脂を用いることが好ましい。また、樹脂150は、より安定して固定できる観点から、被覆材114の最外周から0.1mm〜1mmの厚みとすることが好ましい。
次に、図1〜図21を参照して、実施の形態1におけるハーネス100の製造方法について説明する。なお、図14は、本発明の実施の形態1におけるハーネスの製造方法を示すフローチャートである。図15は、本発明の実施の形態1における極細同軸線準備工程を説明するための概略断面図である。図16は、本発明の実施の形態1におけるシールド処理工程を説明するための概略断面図である。図17は、本発明の実施の形態1における芯線整列板準備工程を説明するための概略断面図である。図18(A)は、本発明の実施の形態1における本体部用金型を示す概略断面図であり、(B)は、本発明の実施の形態1におけるガイド構造体用金型を示す概略断面図である。図19(A),(B)は、本発明の実施の形態1における別の芯線整列板準備工程を説明するための概略断面図である。図20は、本発明の実施の形態1における配置工程を説明するための概略断面図である。図21(A),(B)は、本発明の実施の形態1における配置工程を説明するための別の概略断面図である。
まず、図14および図15に示すように、芯線111と、芯線111の外周側に配置される誘電体112と、誘電体112の外周側に配置されるシールド113と、シールド113の外周側に配置される被覆材114とを含み、一方端部において芯線111およびシールド113が露出している複数の極細同軸線110を準備する極細同軸線準備工程(S10)を実施する。極細同軸線準備工程(S10)では、市販の極細同軸線110を入手することにより極細同軸線110を準備しても良いし、後述する露出工程(S20)を実施することにより極細同軸線110を準備しても良い。
極細同軸線準備工程(S10)では、図15に示すように、テープ115により複数の極細同軸線110を保持させる工程を実施しても良い。
極細同軸線準備工程(S10)では、芯線111と、芯線111の外周側に配置される誘電体112と、誘電体112の外周側に配置されるシールド113と、シールド113の外周側に配置される被覆材114とを含む極細同軸線を準備した後に、一方端部において芯線111およびシールド113を露出する露出工程(S20)を実施しても良い。露出工程(S20)では、芯線111と、誘電体112と、シールド113とが一方端部に向けて順に露出することが好ましい。
露出工程(S20)を実施する場合には、芯線111およびシールド113を露出させる方法は、レーザを用いて行なう方法やメカニカルに剥ぐ方法など任意の方法を採用できる。実施の形態1では、たとえばレーザにより極細同軸線110の一方端部の被覆材114を除去する。そして、被覆材114近傍のシールド113を一部残して、残部のシールド113をレーザにより除去する。そして、シールド113近傍の誘電体112を一部残して、残部の誘電体112をレーザにより除去する。これにより、図16に示すような芯線111と、誘電体112と、シールド113とが一方端に向けて順に露出した極細同軸線110を形成できる。
次に、図14および図16に示すように、それぞれの露出しているシールド113と、少なくとも1本の露出している芯線111とを電気的に接続するグランドバー130を形成するシールド処理工程(S30)を実施する。
シールド処理工程(S30)は特に限定されず、任意の方法を採用できるが、たとえば、以下の工程を実施する。まず、それぞれの露出しているシールド113と電気的に接続する板状のベース部130aと、ベース部130aに連なり、少なくとも1本の露出している芯線111と電気的に接続する接続部130bとを含んでいるグランドバー130を準備する。そして、複数の露出しているシールド113上(シールド113において芯線整列板120から見て上方の部分)およびシールド113下(シールド113において芯線整列板120から見て下方の部分)の少なくとも一方と、グランドバー130のベース部130aとを電気的に接続する。そして、グランドバー130の接続部130bと、露出している芯線111とを電気的に接続する。これにより、図16に示す極細同軸線110と、グランドバー130とを備えた接続構造が得られる。
グランドバー130とシールド113および芯線111とを電気的に接続する方法は、特に限定されず任意の方法が採用できるが、たとえば半田、ACF、および導電性接着剤などの接続部材を介して電気的に接続する方法や、接続部材を介さずに直接電気的に接続する方法などが挙げられる。
次に、図14および図17に示すように、表面121に形成されるとともに露出している芯線111を整列させるための複数の溝122を有する芯線整列板120を準備する芯線整列板準備工程(S40)を実施する。芯線整列板準備工程(S40)では、図17に示すように、隣り合う溝122の間に配置され、かつ溝122に向かって開口する間隔W1が徐々に狭くなるまたは同じであるガイド構造体124を芯線整列板120の表面121上に形成する。
具体的には、芯線整列板準備工程(S40)は、まず、射出やホットプレスなどのモールドなど任意の方法により、溝122を有する本体部123を形成する。モールドする場合には、たとえば図18(A)に示すように、本体部123を形成するための本体部用金型160により本体部123をモールド成型する。そして、図18(B)に示すように、ガイド構造体124を形成するためのガイド構造体用金型161によりガイド構造体124をモールド成型する。
また、図18(A)に示す本体部用金型160および図18(B)に示すガイド構造体用金型161は、たとえばリソグラフィにより形成することができる。
芯線整列板準備工程(S40)では、本体部123の材質と違う材質からなるガイド構造体124を形成することが好ましい。たとえば本体部123は、ポリイミドなどの樹脂を用い、ガイド構造体124は、レジストを用いる。レジストからなるガイド構造体124を形成することによって、後述する除去工程(S80)でガイド構造体124を容易に除去できる。レジストは特に限定されないが、たとえば有機溶媒に容易に溶解可能な有機酸可溶型ポリアミド樹脂等や60〜90℃の水中に溶出可能なオキシアルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂等が好ましい。
芯線整列板準備工程(S40)により準備される芯線整列板120において、図17に示すように、芯線整列板120の表面121におけるガイド構造体124の外縁と溝122の外形とは連続している。また、隣り合うガイド構造体124の溝122に向かって開口する間隔W1は、表面121での溝122の幅W2に至るまで徐々に狭くなっている、または同じである。実施の形態1では、図17に示すように、隣り合うガイド構造体124の溝122に向かって開口する形状は、先細りのテーパ状としている。なお、ガイド構造体124の形状は特にこれに限定されない。たとえば隣り合うガイド構造体124の溝122に向かって開口する形状は、図19(A)に示すように、溝122に近づく程、先細りの(先端との)勾配が大きくなる形状としても良いし、図19(B)に示すように、溝122に近づく程先細りの勾配が小さくなる形状としても良い。溝122に芯線111を案内し易い観点から、図17および図19(A)に示すように、溝122に近づく程先細りの勾配が同じ、または小さい形状が好ましい。
なお、グランドバー130が芯線111と接続されていることを考慮して、ガイド構造体124を形成することが好ましい。たとえば、ガイド構造体124を芯線整列板120において溝122が形成されている端からグランドバー130が配置されない範囲内に形成する。あるいは、たとえばガイド構造体124の芯線整列板120の表面121からの高さをグランドバー130と接触しない範囲内に形成する。
また、グランドバー130の形状によっては、グランドバー130と接続される電極131を芯線整列板120上にさらに形成してもよい。電極131を形成すると、芯線整列板120の形状等によりグランドバー130がコネクタの側面で容易に接続できない場合に有利である。電極131は、芯線整列板120上に形成し、グランドバー130と接続する。電極131は、芯線整列板120の両端部に形成されることが好ましい。
次に、図14および図20に示すように、露出した芯線111を溝122に配置させる配置工程(S50)を実施する。配置工程(S50)では、ガイド構造体124の上方の開口している部分から、露出している芯線111を溝122に配置させる。この際、ガイド構造体124によって、芯線111が溝122に案内されるので、芯線111を溝122に容易に整列した状態に配置できる。
配置工程(S50)では、図21(A)に示すような溝122に接着剤140を配置する工程と、図21(B)に示すような露出した芯線111を溝122の接着剤140上に配置する工程とを実施することが好ましい。接着剤140を配置する工程では、たとえば、ディスペンサーでペースト状の接着剤140を溝122に流す。
また、図6(A)〜(D)に示すように、露出している芯線111を溝122に配置(整列)させる際に、芯線111の端部を芯線整列板120からはみ出るように配置して、はみ出した芯線111を、芯線整列板120の端面に沿って折り曲げる工程を実施することが好ましい。折り曲げられた芯線111の端部は、芯線整列板120の端面120aと、たとえば接着剤などを介して固定されることが好ましい。
次に、図14および図21(B)に示すように、芯線111と溝122とを固定する第1固定工程(S60)を実施する。
第1固定工程(S60)において芯線111を溝122に固定する方法は、特に限定されず、任意の方法を採用できる。配置工程(S50)で芯線111と溝122との間に接着剤140を配置した場合には、第1固定工程(S60)では、溝122と露出した芯線111とを接着剤140を介して固定することが好ましい。具体的には、接着剤140を融解および硬化させて、図6に示すように接着剤140により、溝122と芯線111とを固定することができる。
なお、第1固定工程(S60)では、極細同軸線110の一方端部の誘電体112および一方端部のシールド113と接続される被覆材114の一部の少なくとも一方と、芯線整列板120とを固定する工程をさらに実施してもよい。
次に、図12および図14に示すように、一方端部の誘電体112と、一方端部のシールド113と、一方端部のシールド113と接続される被覆材114の一部と、芯線整列板120における芯線111が固定されていない部分の少なくとも一部とを樹脂150で覆う第2固定工程(S70)を実施する。第2固定工程(S70)は特に限定されず、任意の方法を採用できる。第2固定工程(S70)では、たとえば金型などを用いてモールド成型する。なお、第2固定工程(S70)は省略されても良い。また、第2固定工程(S70)として、一方端部のシールド113の一部と、一方端部のシールド113と接続される被覆材114の一部と、芯線整列板120における芯線111が固定されていない部分の少なくとも一部とを樹脂150で覆う工程を実施しても良い。
次に、ガイド構造体を除去する除去工程(S80)を実施する。除去工程(S80)は特に限定されず、たとえば現像液を用いたエッチング除去、機械的に分離することによる除去、またはアッシングによる除去など任意の方法を採用できる。芯線整列板準備工程(S40)で、レジストからなるガイド構造体124を形成した場合には、除去工程(S80)では、現像液によりガイド構造体124を除去することが好ましい。現像液を用いることにより、ガイド構造体124を容易に除去できるとともに、除去工程(S80)後にガイド構造体124の残留を大きく減少できる。
現像液は特に限定されないが、たとえば一般的な電子回路形成と同様の条件や設備を使える観点から、たとえば有機酸可溶型ポリアミド樹脂の場合、酢酸やリシノレイン酸のような有機酸で、またはオキシアルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂の場合、60℃〜90℃の水が好適に用いられる。
機械的な分離とは、たとえば機械的にガイド構造体124を引き剥がすことができる。アッシングは、ガイド構造体124をアッシングされ易い重合度の低い樹脂で形成し、芯線整列板120をアッシングされ難い重合度の高い樹脂で形成し、たとえば密閉されたチャンバー内に酸素とフロン(CF4)とを充填し、RFを印加してプラズマを発生し、ガイド構造体124を灰化除去することができる。
以上の工程(S10〜S80)を実施することにより、図1〜図5に示す実施の形態1におけるハーネス100を製造することができる。なお、実施の形態1におけるハーネス100の製造方法は、上述した工程(S10〜S80)の順序に特に限定されない。たとえば、シールド処理工程(S30)は、配置工程(S50)後に実施してもよい。また、除去工程(S80)を第1固定工程(S60)と第2固定工程(S70)との間に実施してもよい。
次に、実施の形態1におけるハーネス100の動作について説明する。ハーネス100をコネクタに差し込むと、グランドバー130と接触していない露出した芯線111とコネクタの電気的接触子とが電気的に接続されるとともに、グランドバー130と接触している芯線111はグランド接続を得られる。コネクタとしては、ZIFコネクタが好適に用いられる。
以上説明したように、本発明の実施の形態1におけるハーネス100によれば、露出している芯線111が溝122に配置され、それぞれの露出しているシールド113と、少なくとも1本の露出している芯線111がグランドバー130により電気的に接続されていることを特徴としている。露出している芯線111が溝122に配置されているので、芯線111はメカニカルに保持されるとともに、溝122および芯線111の延びる方向(図1において左右方向)に対して垂直の方向(図1において上下方向)に芯線111がずれること(横ずれ)を防止できる。よって、実施の形態1におけるハーネス100は、極細同軸線110の位置ずれを防止できる。このような極細同軸線110の位置ずれを防止できるハーネス100をコネクタに接続すると、長期の接続信頼性を向上できる。
また、実施の形態1におけるハーネス100において極細同軸線110を保持するために必要な構成部材は、芯線整列板120である。一方、上記特許文献1に開示の方法により製造されるハーネスは、極細同軸線を保持するために、第1および第2の絶縁ストリップと、導電ストリップと、接続支持体とを必要としている。そのため、実施の形態1におけるハーネス100は構成部材を減少できる。特に、ハーネス100がコネクタと接続されると、グランドバー130と電気的に接続されている芯線111によりグランド接続を得られる。すなわち、グランドバー130と接続されている芯線111を含む極細同軸線110がグランド線の役割りを担う。そのため、コネクタとグランド接続を得るための部材(たとえばグランド線)を必要としない。したがって、コストを低減できるハーネス100を得られる。
さらに、芯線整列板120に溝122を形成して、溝122に露出している芯線111を配置することにより、ハーネス100を容易に製造できる。よって、製造するための工程数を減少できるハーネス100を得られる。
なお、上記ハーネス100の複数の極細同軸線110は、露出している芯線111が接地されているグランド線と、芯線111が接地されていない信号線とを含み、グランド線において露出しているシールド113がグランドバー130に電気的に接続されていることを特徴としている。これにより、ハーネスは信号線とグランド線とを備えているので、コネクタに接続する際に、信号線とグランド線とを同時に接続できる。
(実施の形態2)
図22を参照して、本発明の実施の形態2におけるハーネスを説明する。なお、図22は、本発明の実施の形態2におけるハーネスを示す概略断面図である。
図22に示すように、実施の形態2におけるハーネス400は、基本的には、実施の形態1におけるハーネス100と同様の構成を備えているが、芯線整列板の表面121に、溝122と露出している芯線111とを固定するための樹脂410が配置されている点においてのみ異なる。
具体的には、樹脂410は、露出した芯線111が溝122から溝122の厚み方向に位置ずれを生じないように、露出した芯線111と溝122との固定される領域に渡って配置されている。
樹脂410は、特に限定されないが、加工性や強度等の観点から、液状ポリイミドやエポキシ系樹脂が好適に用いられる。
なお、図22に示すように、露出している芯線111と溝122との間に接着剤140がさらに配置されていても良い。この場合のハーネス400は、芯線111と溝122とは、芯線整列板120の厚み方向において、より強固に固定されている。
ハーネス400のその他の構成については、実施の形態1におけるハーネス100と同様であるので、その説明は繰り返さない。
次に、図22および図23を参照して、本発明の実施の形態2におけるハーネスの製造方法について説明する。なお、図23は、本発明の実施の形態2における第1および第2固定工程を説明するための概略断面図である。
実施の形態2におけるハーネス400の製造方法は、基本的には実施の形態1におけるハーネス100の製造方法と同様の構成を備えているが、工程(S60,S70)の順番においてのみ異なる。
具体的には、まず、極細同軸線準備工程(S10)を実施する。そして、必要に応じて露出工程(S20)を実施する。そして、シールド処理工程(S30)を実施する。そして、芯線整列板準備工程(S40)を実施する。そして、配置工程(S50)を実施する。そして、第2固定工程(S70)を実施する。これらの工程(S10〜S50,S70)は、実施の形態1と同様であるので、その説明は繰り返さない。
次に、第1固定工程(S60)を実施する。第1固定工程(S60)では、たとえば本体部用金型160を用いて樹脂410を芯線ごとモールド成型する。モールド成型する際、液状ポリイミドのような粘度の低いものであればたとえば5MPa〜20MPaの圧力を、エポキシ樹脂等では粘度に応じてたとえば10MPa〜100MPaの圧力を印加することが好ましい。これにより、図23に示すように、樹脂410により、芯線整列板120の表面121に、溝122と露出している芯線111とを固定するための樹脂410が配置される。そして、露出している芯線が樹脂410により溝122に固定される。
なお、樹脂410が露出している芯線111の一部を覆って、芯線111が芯線整列板120から外れない状態にできれば特に上記の方法に限定されず、本体部用金型160の代わりに芯線固定用金型を用いて樹脂410を形成しても良い。
実施の形態2では、芯線整列板準備工程(S40)は、図18(A)に示すように、本体部123を形成するための本体部用金型160により本体部123をモールド成型する工程と、図18(B)に示すように、ガイド構造体124を形成するためのガイド構造体用金型161によりガイド構造体124をモールド成型する工程とを実施することが好ましい。これにより、芯線整列板準備工程(S40)で用いたガイド構造体用金型161を第1固定工程(S60)で流用でき、ハーネス400の製造がより容易になる。
なお、配置工程(S50)では、溝122に接着剤140を配置するとともに、露出した芯線111を溝122の接着剤140上に配置し、第1固定工程(S60)では、溝122と露出した芯線111とを接着剤140を介して固定する工程をさらに実施しても良い。この場合は、溝122と芯線111との固定は、接着剤140および樹脂410の両方で行なうことができる。
そして、除去工程(S80)を実施する。除去工程(S80)は実施の形態1と同様であるので、その説明は繰り返さない。
以上の工程(S10〜S80)を実施することにより、本発明の実施の形態2におけるハーネス400を製造することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態2におけるハーネス400によれば、芯線整列板120の表面121に、溝122と露出している芯線111とを固定するための樹脂410が配置されている。これにより、溝122および芯線111の延びる方向に対して垂直の方向(芯線整列板120の厚み方向)に芯線111がずれること(縦ずれ)を防止できる。そのため、極細同軸線110の2方向へのずれ(横ずれおよび縦ずれ)を防止できる。よって、極細同軸線110の位置ずれをより防止できる。
(実施の形態3)
図24〜図27を参照して、本発明の実施の形態3におけるコネクタ付ハーネスを説明する。なお、図24は、本発明の実施の形態3におけるコネクタ付ハーネスを示す概略上面図である。図25は、図24における線分XXV−XXVでの概略断面図である。図26は、図24におけるXXVI−XXVIでの概略断面図である。図27は、本発明の実施の形態3におけるコネクタを示す概略断面図である。
図24〜図27に示すように、コネクタ付ハーネス200は、実施の形態1のハーネス100と、ハーネス100と電気的に接続されるコネクタ201とを備えている。
具体的には、コネクタ201は、たとえば図27に示すように、台座210と、接触子220と、ロック部230と、シールドコネクション部(図示せず)とを含んでいる。コネクタ201は、端子(接触子220)の一部をロック部230が押すことで端子(接触子220)とハーネス100の電極とが嵌合し、電気的な接触に必要な荷重を得る構造を有している。なお、コネクタ201は特に限定されないが、ZIFコネクタであることが好ましい。ZIFコネクタは、たとえばヒロセ電機社製のFH27−54S−0.4SH(05)などを用いることができる。
コネクタ付ハーネス200において、図25に示すように、ハーネス100におけるグランドバー130と電気的に接続されていない露出している芯線111と、コネクタ201の接触子220とが電気的に接続されている。かつ、図26に示すように、ハーネス100においてグランドバー130と電気的に接続されている露出している芯線111と、コネクタ201の接触子220とが、グランド接続されている。
次に、図24〜図27を参照して、実施の形態3におけるコネクタ付ハーネスの製造方法を説明する。
まず、実施の形態1におけるハーネス100の製造方法に従って、ハーネス100を製造する。そして、図27に示すコネクタ201を準備する。
そして、図27に示すように、コネクタ201のロック部230を外した状態で、ハーネス100をコネクタ201の接触子220に差し込む。そして、図25〜図27に示すように、ハーネス100における極細同軸線110がコネクタ201の接触子220と接続されている状態を維持するために、ロック部230を極細同軸線110側(図25〜図27において下側)に降ろして、ハーネス100とコネクタ201との接続のためにロックをかける。これにより、ハーネス100の芯線111とコネクタ201の接触子220とが電気的に確実に接続される。その際、コネクタ201のシールドコネクション部は、グランドバー130または電極131と接続されている。以上の工程を実施することにより、図24〜図26に示すコネクタ付ハーネス200を製造できる。
なお、コネクタ付ハーネス200は、実施の形態1におけるハーネス100を備えているが、実施の形態2におけるハーネス400を備えていてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態3におけるコネクタ付ハーネス200によれば、実施の形態1または2のハーネス100,400と、ハーネス100,400と電気的に接続されるコネクタ201とを備えている。コネクタ付ハーネス200は、ハーネス100におけるグランドバー130と電気的に接続されていない芯線111とコネクタ201の接触子220とが電気的に確実に接続されているとともに、ハーネス100におけるグランドバー130と電気的に接続されている芯線111とコネクタ201の接触子220とがグランド接続されている。そのため、コネクタ付ハーネス200は、極細同軸線110の位置ずれを防止でき、製造するための工程数を減少でき、構成部材を減少できる。
(実施の形態4)
図28〜図30を参照して、本発明の実施の形態4におけるハーネス接続体について説明する。なお、図28は、本発明の実施の形態4におけるハーネス接続体を示す概略上面図である。図29は、図28における線分XXIX−XXIXでの概略断面図である。図30は、図28における線分XXX−XXXでの概略断面図である。
図28〜図30に示すように、ハーネス接続体300は、実施の形態3におけるコネクタ付ハーネス200と、コネクタ付ハーネス200と電気的に接続されている配線板とを備えている。実施の形態4では、配線板を、プリント配線板(PC:Printed Circuit)301としている。
具体的には、図29および図30に示すように、プリント配線板301は、回路302を含んでいる。回路302は、プリント配線板301の内部に埋め込まれ、その一部は表面に露出している。
ハーネス接続体300において、プリント配線板301とコネクタ付ハーネス200とは導電性部材310を介して電気的に接続されている。導電性部材310は、特に限定されないが、たとえばACFや半田などを用いることができる。
実施の形態4では、プリント配線板301の内部の回路302と接続されている導電性部材310と、コネクタ201の接触子220とが電気的に接続されている。これにより、ハーネス100とプリント配線板301とが電気的に接続される。
次に、図28〜図31を参照して、実施の形態4におけるハーネス接続体300の製造方法を説明する。なお、図31は、本発明の実施の形態4におけるハーネス接続体の製造方法を説明するための概略断面図である。
まず、実施の形態3におけるコネクタ付ハーネス200の製造方法に従って、コネクタ付ハーネス200を製造する。そして、プリント配線板301を準備する。そして、コネクタ付ハーネス200の接触子220と、導電性部材310とを電気的に接続する。これにより、コネクタ付ハーネス200とプリント配線板301とが電気的に接続されてなるハーネス接続体300を製造できる。
なお、図31に示すように、コネクタ201およびプリント配線板301を準備し、コネクタ201とプリント配線板301とを電気的に接続する。そして、実施の形態1におけるハーネス100の製造方法に従って製造したハーネス100を、コネクタ201と電気的に接続することによって、実施の形態4におけるハーネス接続体300を製造してもよい。
また、実施の形態4におけるハーネス接続体300は、配線板としてプリント配線板301を一例に挙げて説明したが、特にこれに限定されない。配線板とは、プリント配線板301の他に、たとえば、フラットケーブル(FC:Flat Cable)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)、フレキシブルプリント配線板(FPC:Flexible Printed Circuits)などを含む。
以上説明したように、本発明の実施の形態4におけるハーネス接続体300によれば、実施の形態3におけるコネクタ付ハーネス200と、コネクタ付ハーネス200と電気的に接続される配線板とを備えている。ハーネス接続体300は、ハーネス100におけるグランドバー130と電気的に接続されていない芯線111と、コネクタ201の接触子220と、プリント配線板301の導電性部材310とが電気的に確実に接続されているとともに、ハーネス100におけるグランドバー130と電気的に接続されていない芯線111とコネクタ201とがグランド接続されている。そのため、ハーネス接続体300は、極細同軸線110の位置ずれを防止でき、製造するための工程数を減少でき、構成部材を減少できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1におけるハーネスを示す概略上面図である。 図1における線分II−IIでの概略断面図である。 図2における線分III−IIIでの概略断面図である。 図1における線分IV−IVでの概略断面図である。 本発明の実施の形態1におけるハーネスを示す概略側面図(図1における矢印Vから見た図)である。 (A)〜(D)は、芯線整列板の端面近傍を示す概略拡大図である。 実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示す概略拡大図である。 実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示す別の概略拡大図である。 本発明の実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示すさらに別の概略拡大図である。 本発明の実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示す別の概略断面図である。 本発明の実施の形態1のハーネスにおける芯線とグランドバーとの接続を示すさらに別の概略断面図である。 本発明の実施の形態1におけるハーネスの別の例を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態1におけるハーネスの別の例を示す概略側面図である。 本発明の実施の形態1におけるハーネスの製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における極細同軸線準備工程を説明するための概略断面図である。 本発明の実施の形態1におけるシールド処理工程を説明するための概略断面図である。 本発明の実施の形態1における芯線整列板準備工程を説明するための概略断面図である。 (A)は、本発明の実施の形態1における本体部用金型を示す概略断面図であり、(B)は、本発明の実施の形態1におけるガイド構造体用金型を示す概略断面図である。 (A),(B)は、本発明の実施の形態1における別の芯線整列板準備工程を説明するための概略断面図である。 本発明の実施の形態1における配置工程を説明するための概略断面図である。 (A),(B)は、本発明の実施の形態1における配置工程を説明するための別の概略断面図である。 本発明の実施の形態2におけるハーネスを示す概略断面図である。 本発明の実施の形態2における第1および第2固定工程を説明するための概略断面図である。 本発明の実施の形態3におけるコネクタ付ハーネスを示す概略上面図である。 図24における線分XXV−XXVでの概略断面図である。 図24におけるXXVI−XXVIでの概略断面図である。 本発明の実施の形態3におけるコネクタを示す概略断面図である。 本発明の実施の形態4におけるハーネス接続体を示す概略上面図である。 図28における線分XXIX−XXIXでの概略断面図である。 図28における線分XXX−XXXでの概略断面図である。 本発明の実施の形態4におけるハーネス接続体の製造方法を説明するための概略断面図である。
符号の説明
100,400 ハーネス、110 極細同軸線、111 芯線、112 誘電体、113 シールド、114 被覆材、115 テープ、120 芯線整列板、120a 端面、121 表面、122 溝、123 本体部、124 ガイド構造体、130 グランドバー、130a ベース部、130b 接続部、130b1 部分、131 電極、133 接続部材、140 接着剤、150,410 樹脂、160 本体部用金型、161 ガイド構造体用金型、200 コネクタ付ハーネス、201 コネクタ、210 台座、220 接触子、230 ロック部、300 ハーネス接続体、301 プリント配線板、302 回路、310 導電性部材、D 径、P ピッチ、R 領域、W1 間隔、W2 幅。

Claims (8)

  1. コネクタに接続されるハーネスであって、
    芯線と、前記芯線の外周側に配置される誘電体と、前記誘電体の外周側に配置されるシールドと、前記シールドの外周側に配置される被覆材とを含み、一方端部において前記芯線と前記シールドとが露出している、複数の極細同軸線と、
    露出している前記芯線が配置される溝を有している芯線整列板と、
    グランドバーとを備え、
    露出している前記芯線が前記溝に配置されるとともに、それぞれの露出している前記シールドと、少なくとも1本の露出している前記芯線とが前記グランドバーにより電気的に接続されることを特徴とする、ハーネス。
  2. 露出している前記芯線と前記溝との間に接着剤が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のハーネス。
  3. 前記芯線整列板の表面に、前記溝と露出している前記芯線とを固定するための樹脂が配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のハーネス。
  4. 露出している前記芯線の端部は、前記芯線整列板の端面に沿って折り曲げられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のハーネス。
  5. 前記一方端部の前記誘電体と、前記一方端部の前記シールドと、前記一方端部の前記シールドと接続される前記被覆材の一部と、前記芯線整列板における前記芯線が固定されていない部分の少なくとも一部とが樹脂で覆われていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のハーネス。
  6. 前記コネクタがZIFコネクタであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のハーネス。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のハーネスと、
    前記ハーネスと電気的に接続されるコネクタとを備える、コネクタ付ハーネス。
  8. 請求項7に記載のコネクタ付ハーネスと、
    前記コネクタ付ハーネスと電気的に接続される配線板とを備える、ハーネス接続体。
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