JP2008186441A - 画像処理装置及び画像処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが描画した図画に簡易な処理で動きを与えることができる画像処理装置を提供することである。
【解決手段】 ユーザによって図画が描画されるカンバス61はブロックA00〜A34に分割される。アニメーションフレーム生成部16には、ブロックA00〜A34のそれぞれに対応した変形アルゴリズムが予め設定される。制御部14から変形命令を受けたアニメーションフレーム生成部16は、ブロックA00〜A34ごとに、対応する変形アルゴリズムに従って、そこに含まれる図画を変形する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画面上に描かれた図画に対して画像処理を施す画像処理装置及びその関連技術に関する。
特許文献1には、マウスを使用して絵を描くための描画方法が開示されている。この方法は、きれいに絵を描くことを最終目的としている。
特開2002−373345号公報
しかしながら、描いた絵は静止画であり、単に絵を描くだけでは物足らないと感じるユーザも存在しうる。
そこで、本発明の目的は、ユーザが描画した図画に簡易な処理で動きを与えることができる画像処理装置及びその関連技術を提供することである。
本発明の第1の観点によると、画像処理装置は、ユーザにより操作される描画装置からの入力に従って、画面上のカンバスに描画された図画に動きを与える画像処理装置であって、前記カンバスは複数のブロックに分割され、前記ブロックごとに変形アルゴリズムが予め設定され、前記画像処理装置は、前記ブロックごとに、対応する前記変形アルゴリズムに従って、前記カンバスに描画された前記図画のうち、前記ブロックに含まれる部分を変形する変形手段を備える。
この構成によれば、カンバスの各ブロックの描画部分をどのように変形するかを予め設定しているため、描画された図画が何を表しているか、また、その図画の各部位が何に相当するか等、描画された図画を解析して、どの部位をどのように動かすかを決定する処理が不要になる。このため、ユーザが任意に描画した図画に対し、簡易な処理で動きを与えることができる。また、カンバスを複数のブロックに分割して、ブロックごとに変形アルゴリズムを設定できるので、ユーザが描画した図画に対して、部位ごとに異なる変形を与えることができる。つまり、多様な変形を与えることができる。
この画像処理装置は、前記ユーザによって操作される第1入力手段をさらに備え、前記変形手段は、前記第1入力手段からの入力に応答して前記変形を実行する。
この構成によれば、ユーザの意思で、自ら描画した図画に変形を与えることができる。
上記画像処理装置は、前記ユーザによって操作される第2入力手段と、前記第2入力手段からの入力に応答して、前記変形手段による前記変形と異なるエフェクトを前記図画に与えるエフェクト手段と、をさらに備える。
この構成によれば、ユーザは、描画した図画の変形に加えて、それと異なるエフェクトを図画に与えることができ、ユーザに対してより一層の面白みを与えることができる。
ここで、エフェクトとは、図画の移動若しくは回転、図画若しくはその背景の形態(色彩、模様、及び形状を含む。)の変更、図画若しくはその背景に与える画像、及び、効果音等の音声を含む。
上記画像処理装置において、前記カンバスには予めテンプレート画像が描かれている。
この構成によれば、ユーザは、テンプレート画像に沿って描画を行うことができるので、簡易に目的の図画を描画できる。
この画像処理装置において、前記テンプレート画像の各部位のうちの一部又は全部は、1又は複数の前記ブロックに割り当てられる。
この構成によれば、ユーザはテンプレート画像を模写した図画を描画するだろうから、テンプレート画像を基に各ブロックの変形アルゴリズムを設定した設計者が想定した動きを、描画された図画に与えることができる。言い換えると、ユーザは、描画した図画に対して適切な動きを与えることができる。
上記画像処理装置において、所定の図画の各部位のうちの一部又は全部が、1又は複数の前記ブロックに割り当てられてもよい。
この構成によれば、ユーザに当該所定の図画を描画するように指示することにより、ユーザはこの所定の図画を描画することを試みるだろうから、この所定の画像を基に変形アルゴリズムを設定した設計者が想定した動きを、描画された図画に与えることができる。言い換えると、ユーザは、描画した図画に対して適切な動きを与えることができる。
本発明の第2の観点によると、画像処理システムは、上記第1の観点による画像処理装置と、ユーザにより操作され、画面上のカンバスに図画を描画する描画装置と、を備える。この画像処理システムにおいて、前記描画装置は、マウス又はタブレットである。例えば、前記マウスは光学式マウスである。
上記画像処理システムにおいて、前記第1入力手段は、前記ユーザによって操作されるボタンスイッチを含み、前記第2入力手段は、前記ユーザによって操作される方向キー又はジョイスティックを含む。
上記画像処理システムにおいて、前記第1入力手段は、前記描画装置に設けられる。
本発明の第3の観点によると、描画装置は、ユーザの一方の手によって操作され、表示装置に映し出されたカーソルを操作する第1入力手段と、前記第1入力手段の動きに連動する前記カーソルの軌跡に沿って線を描画する描画処理手段と、前記ユーザの他方の手によって操作される第2入力手段と、前記描画処理手段が描画した線によって構成される図画の描画完了後に、当該図画の一部又は全部を前記第1入力手段及び前記第2入力手段からの入力従って駆動する駆動手段と、を備える。
この構成によれば、ユーザは、2つの入力手段(第1入力手段及び第2入力手段)を用いて、ユーザ自身が描画した図画を駆動させることができる。この場合、ユーザが描画のために操作する第1入力手段をそのまま用いて、当該図画を駆動させている。これにより、描画された図画を駆動する際の操作性の向上を図ることができるし、ユーザ自身が描画した図画の駆動を制御できるのでユーザに一層の面白みを与えることができる。
ここで、駆動とは、図画の一部を変形すること、図画の一部を動かすこと、図画の全体を変形すること、及び図画の全体を動かすこと、を含む。また、動かすことには、平行移動や回転が含まれる。
この描画装置において、前記第1入力手段は、前記ユーザによって操作される第1操作部を含み、前記駆動手段は、前記第1操作部からの入力に従って前記図画の一部又は全部を駆動する。
本発明の第4の観点によると、描画装置は、ユーザの一方の手によって操作され、表示装置に映し出されたカーソルを操作する第1入力手段と、前記第1入力手段の動きに連動する前記カーソルの軌跡に沿って線を描画する描画処理手段と、前記ユーザの他方の手によって操作される第2入力手段と、前記描画処理手段が描画した線によって構成される図画の描画完了後に、当該図画の一部又は全部を前記第1入力手段及び前記第2入力手段の一方からの入力従って駆動する駆動手段と、前記図画の描画完了後に、前記第1入力手段及び前記第2入力手段の他方からの入力に従って音声を生成する音声処理手段と、を備える。
この構成によれば、ユーザは、2つの入力手段(第1入力手段及び第2入力手段)を用いて、ユーザ自身が描画した図画を駆動させることができ、かつ、音声を発生させることができる。この場合、ユーザが描画のために操作する第1入力手段をそのまま用いて、当該図画を駆動又は音声を発生させている。これにより、描画された図画を駆動する際の操作性の向上及び音声発生の際の操作性の向上を図ることができるし、ユーザ自身が描画した図画の駆動及び音声の発生を制御できるのでユーザに一層の面白みを与えることができる。
ここで、駆動とは、図画の一部を変形すること、図画の一部を動かすこと、図画の全体を変形すること、及び図画の全体を動かすこと、を含む。また、動かすことには、平行移動や回転が含まれる。
この描画装置において、前記第1入力手段は、前記ユーザによって操作される第1操作部を含み、前記駆動手段は、前記第1入力手段に従う場合は、前記第1操作部からの入力に従って前記図画の一部又は全部を駆動し、前記音声処理手段は、前記第1入力手段に従う場合は、前記第1操作部からの入力に従って前記音声を生成する。
上記第3及び第4の観点による描画装置において、前記第1入力手段の前記第1操作部は、前記ユーザによって押下されるスイッチを含む。
上記第3及び第4の観点による描画装置において、前記第1入力手段は、例えば、マウス又はタブレットである。例えば、前記マウスは光学式マウスである。
この構成によれば、成熟した産業のポインティングデバイスを使用することになるので、簡易に第1入力手段を構成できる。特に、マウスの場合、安価な作成が可能であり、玩具や知育等の分野で本描画装置を販売する場合に適している。
上記第3及び第4の観点による描画装置において、前記第2入力手段は、前記ユーザによって操作されるスイッチ及び/又はジョイスティックを含む。例えば、前記スイッチは、方向キーである。
この構成によれば、簡易に第2入力手段を構成できる。特に、スイッチの場合、安価な作成が可能であり、玩具や知育等の分野で本描画装置を販売する場合に適している。
上記第3及び第4の観点による描画装置において、前記第2入力手段は、前記第1入力手段の前記第1操作部からの入力と同じ入力として扱われる第2操作部を含む。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付してその説明を援用する。
図1は、本発明の実施の形態による描画システムの全体構成を示すブロック図である。図1を参照して、この描画システムは、描画装置本体1、ペン型マウス21、及びテレビジョンモニタ31を備える。
描画装置本体1は、AVケーブル33により、テレビジョンモニタ31に接続される。また、描画装置本体1とペン型マウス21とは、ケーブル29で接続される。描画装置本体1には、図示していないが、ACアダプタあるいは電池により電源電圧が供給され、さらに、その電源電圧が、ケーブル29を介して、ペン型マウス21に与えられる。
描画装置本体1のハウジングの上面には、左側(図中)にレバースイッチ3が配置され、右側(図中)に決定ボタンSW1、キャンセルボタンSW2、メニューボタンSW3、及び電源スイッチ11が配置される。
ペン型マウス21は、ユーザによって把持される細い円筒状の把持部23、及び把持部23の一方端に設けられる円板状の基部25を含む。また、把持部23には、基部25側に決定ボタンSWMが設けられる。ペン型マウス21は、光学式マウスである。
図2は、図1の描画装置本体1及びペン型マウス21の電気的構成を示す図である。図2を参照して、描画装置本体1は、プロセッサ41、外部メモリ43、レバースイッチ3、決定ボタンSW1、キャンセルボタンSW2、及びメニューボタンSW3を含む。外部メモリ43は、描画装置本体1の仕様に応じてROM、RAM、及び/またはフラッシュメモリ等の記憶素子を含む。レバースイッチ3は、4個のスイッチSWL,SWR,SWT及びSWBを含む。スイッチSWL,SWR,SWT及びSWBは、それぞれ、左方向スイッチ、右方向スイッチ、上方向スイッチ、及び下方向スイッチである。一方、ペン型マウス21は、マウスセンサ51、発光ダイオード(LED)53、及び決定ボタンSWMを含む。
まず、ペン型マウス21を説明する。マウスセンサ51は、周知の光学式マウスセンサであり、イメージセンサ及びDSP(Digital Signal Processor)を含む。マウスセンサ51は、LED21を駆動して、被撮影面、つまり、ペン型マウス21の下の面に光を照射する。そして、マウスセンサ51のイメージセンサは、被撮影面を撮影し、そのDSPは、得られた画像に基づいて、ペン型マウス21の移動方向及び移動量、つまり、X軸移動量及びY軸移動量を算出する。マウスセンサ51が算出した移動方向及び移動量の情報並びに決定ボタンSWMのオン/オフ信号は、ケーブル29を介して、プロセッサ41に与えられる。
次に、描画装置本体1を説明する。各スイッチSWL,SWR,SWT,SWB,SW1〜SW3からのオン/オフ信号は、プロセッサ41に与えられる。
プロセッサ41は、外部メモリ43に格納された制御プログラムを実行し、ペン型マウス21からの入力(移動方向及び移動量の情報並びに決定ボタンSWMのオン/オフ信号)及び各種スイッチ3,SW1〜SW3の操作に応じて、後述の各種画面を表示するためのビデオ信号VD及びオーディオ信号AUを生成し、テレビジョンモニタ31に出力する。プロセッサ41は、図示しないが、CPU(central processing unit)、グラフィックスプロセッサ、サウンドプロセッサおよびDMAコントローラ等の各種機能ブロックを含むとともに、アナログ信号を取り込むときに用いられるA/Dコンバータや、外部の電子回路や電子部品等(本実施の形態ではペン型マウス21)から入力信号を受け、かつ出力信号をそれらに与える入出力制御回路を含む。
CPUは、外部メモリ43に格納された制御プログラムを実行し、各種演算(後述のカーソル77の制御、描画制御、描画された図画の変形、エフェクト(画像及び/又は音声によるエフェクト)の制御等を含む。)を行う。グラフィックスプロセッサやサウンドプロセッサは、CPUによる演算結果に従って、外部メモリ43に格納された画像データや音声データを読み込んで、ビデオ信号VDやオーディオ信号AUを生成する。ビデオ信号VDおよびオーディオ信号AUは、AVケーブル33によりテレビジョンモニタ31に与えられ、応じて、テレビジョンモニタ31に映像が表示され、そのスピーカ(図示せず)から音声が出力される。さらに、プロセッサ41には、図示しないが内部メモリが設けられ、この内部メモリは、例えば、RAM(random access memory)により構成される。内部メモリは、ワーキング領域、カウンタ領域、レジスタ領域、テンポラリデータ領域、及び/又はフラグ領域等として利用される。
図3は、図1の描画システムによる描画画面の例示図である。図3を参照して、この描画画面は、未だ描画が行われていない状態を示している。この描画画面は、プロセッサ41が生成するビデオ信号VDにより、テレビジョンモニタ31に表示され、長方形状のカンバス61、完成ボタン65、消去ボタン67、ペン種類ボタン71、ペン幅ボタン73、消しゴムボタン75、パレット69、及びカーソル77を含む。
プロセッサ41は、カンバス61にテンプレート画像63を表示する。なお、図の例では、テンプレート画像63は、パワーショベルの図画である。また、プロセッサ41は、ペン型マウス21からの入力(ペン型マウス21の移動方向及び移動量の情報)に応じてカーソル77を移動する。つまり、プロセッサ41は、カーソル77をペン型マウス21に連動させる。
ペン種類ボタン71は、描画する際の仮想ペンの種類(ペン種類)を選択するためのものである。カーソル77がペン種類ボタン71に位置したときに、決定ボタンSWM又はSW1が押下されると(ペン種類ボタン71の押下に相当)、プロセッサ41は、ペン種類を変更する。この場合、プロセッサ41は、決定ボタンSWM又はSW1のオフ・オン遷移のたびに、ペン種類をマジック、クレヨン、鉛筆、と巡回的に変えていく。
ペン幅ボタン73は、仮想ペンの幅(ペン幅)を選択するためのものである。カーソル77がペン幅ボタン73に位置したときに、決定ボタンSWM又はSW1が押下されると(ペン幅ボタン73の押下に相当)、プロセッサ41は、ペン幅を変更する。この場合、プロセッサ41は、決定ボタンSWM又はSW1のオフ・オン遷移のたびに、ペン幅を太い、中、細い、と巡回的に変えていく。
パレット69は、16色からなり、16個の四角形に対応している。パレット69は、仮想ペンで描画される線の色を選択するためのものである。カーソル77がパレット69のいずれかの四角形に位置したときに、決定ボタンSWM又はSW1が押下されると(パレット69の押下に相当)、プロセッサ41は、カーソル77が位置する四角形に対応する色を仮想ペンの色として設定する。なお、パレット69の各四角形には、対応する色彩が付されている。
消しゴムボタン75は、仮想消しゴムを選択するためのものである。カーソル77が消しゴムボタン75に位置したときに、決定ボタンSWM又はSW1が押下されると(消しゴムボタン75の押下に相当)、プロセッサ41は、カーソル77を仮想ペンから仮想消しゴムに変更する。この場合、プロセッサ41は、決定ボタンSWM又はSW1のオフ・オン遷移のたびに、仮想消しゴムの幅を太い、中、細い、と巡回的に変えていく。
なお、プロセッサ41は、デフォルトとして、カーソル77を仮想ペンに設定する。消しゴムボタン75が押下されて、カーソル77が仮想消しゴムに設定された後において、カーソル77がペン種類ボタン71に位置したときに、決定ボタンSWM又はSW1が押下されると、プロセッサ41は、再び、カーソル77を仮想ペンに設定する。
ペン型マウス21の決定ボタンSWMが押下されたまま、カンバス61内でカーソル77が動かされると、図4に示すように、プロセッサ41は、カーソル77の軌跡上に線79を描いて行く。この場合、プロセッサ41は、描画する線79の種類、幅、及び色を、それぞれ、ペン種類ボタン71、ペン幅ボタン73、及びパレット69による選択結果に応じたものとする。なお、決定ボタンSWMが押下されないまま、カンバス61内でカーソル77が動かされても、プロセッサ41は線79の描画を行わない。
また、消しゴムボタン75が押下され、カーソル77が仮想消しゴムに設定されているときにおいて、決定ボタンSWMが押下されたまま、カンバス61内でカーソル77が動かされると、プロセッサ41は、カーソル77の軌跡上の線79を消去する。
カーソル77が完成ボタン65に位置したときに、決定ボタンSWM又はSW1が押下されると(完成ボタン65の押下に相当)、プロセッサ41は、線79による図画が完成したと判断し、図5の駆動画面を表示するためのビデオ信号VDを生成する。一方、カーソル77が消去ボタン67に位置したときに、決定ボタンSWM又はSW1が押下されると(消去ボタン67の押下に相当)、プロセッサ41は、カンバス61に描画された全ての線79を消去する。
図5を参照して、プロセッサ41が生成する駆動画面は、アイコン83〜85、並びに、カンバス61に描画された図画、つまり、ユーザがペン型マウス21を用いて操作するカーソル77の軌跡上にプロセッサ41が描画した線79による図画(以下、「パワーショベル」又は「手書き図画」と呼ぶ。)を含む。アイコン85は、レバースイッチ3を矢印方向に動かすことを指示している。
レバースイッチ3が動かされスイッチSWLがオンになると、プロセッサ41は、パワーショベルが画面左方向に動くアニメーションを生成する。レバースイッチ3が動かされスイッチSWRがオンになると、プロセッサ41は、パワーショベルが画面右方向に動くアニメーションを生成する。レバースイッチSWT,SWB,SWL及びSWRがオフになると、プロセッサ41は、パワーショベルを停止する。
以上の結果、ユーザは、レバースイッチ3を左又は右に移動させることにより、パワーショベルを左又は右に移動させることができる。
また、アイコン83は、ペン型マウス21の決定ボタンSWM又は描画装置本体1の決定ボタンSW1を押下することを指示するものである。決定ボタンSWM又はSW1が押下されると、プロセッサ41は、パワーショベルのバケット及びアームが上下に動くアニメーションを生成する。従って、ユーザは、決定ボタンSWM又はSW1のオフ・オンを繰り返すことにより、バケット及びアームの上下動を繰り返し行うことができる。
さらに、アイコン84は、描画装置本体1のキャンセルボタンSW2を押下することを指示するものである。キャンセルボタンSW2が押下されると、プロセッサ41は、クラクションの音声を生成する。これにより、テレビジョンモニタ31のスピーカ(図示せず)からクラクションの音声が出力される。
次に、手書き図画に変形及びエフェクトを与えるためのグラフィックエンジン12について図面を参照して説明する。
図6を参照して、グラフィックエンジン12は、グラフィックエンジン12全体の制御を司る制御部14、手書き図画を変形(例えばパワーショベルのバケット及びアームが上下動)するアニメーションフレーム生成部16、手書き図画にエフェクト(例えばパワーショベルの左右移動)を与えるエフェクト設定部18、並びに、変形及び/又はエフェクトが与えられた図画、背景、及びその他の画像を合成する画像合成部20を含む。
また、ユーザによって図画が描画されるカンバス61は、複数(図の例では20個)のブロックA00〜A34に分割される。なお、カンバス61に描画された図画の全体うち、ブロックA00〜A34のそれぞれに属する部分を、「部分図画」と呼ぶこともある。これに対し、カンバス61に描画された図画の全体を、「全体図画」と呼ぶこともある。
カンバス61に描画された全体図画は、アニメーションフレーム生成部16に入力される。アニメーションフレーム生成部16は、制御部14からの命令に従って、入力された全体図画をそのまま画像合成部20へ出力し、又は、入力された全体図画を変形して画像合成部20へ出力する。制御部14は、ボタンSW1又はSWMからのオン信号をトリガとして、アニメーションフレーム生成部16に対し、入力された全体図画の変形命令を与える。一方、制御部14は、ボタンSW1及びSWMの双方からオフ信号を受け付けたときに、アニメーションフレーム生成部16に対し、入力された全体図画をそのまま出力する命令を与える。
アニメーションフレーム生成部16には、ブロックA00〜A34のそれぞれに対応した変形アルゴリズムが予め設定される。従って、制御部14から変形命令を受けたアニメーションフレーム生成部16は、ブロックA00〜A34ごとに、対応する変形アルゴリズムに従って、部分図画を変形する。アニメーションフレーム生成部16が実行する各変形アルゴリズムは、対応するブロックA00〜A34の各ドットを移動するものであるので、ドットの移動に伴って、各ブロックA00〜A34の部分図画が変形するのである。そして、アニメーションフレーム生成部16は、20個の変形された部分図画からなる全体図画、つまり、変形された全体図画を、画像合成部20に出力する。
アニメーションフレーム生成部16が出力する変形された全体図画は、手書き図画が変形するアニメーション(例えばパワーショベルのバケット及びアームが上下動)の1フレームを構成する。従って、アニメーションフレーム生成部16が順次出力する全体図画を順次表示することにより、手書き図画が変形するアニメーションを生成できる。
なお、アニメーションフレーム生成部16は、制御部14から変形命令が与えられた場合は、アニメーションが終了するまで、各部分図画の変形を、対応する変形アルゴリズムに従って実行する。このため、制御部14は、一旦変形命令を出した後は、アニメーションが終了するまで、ボタンSW1及びSWMからの入力(オン及びオフ)を受け付けない。
また、次に説明するように、アニメーションフレーム生成部16が出力する全体図画は、背景等と合成されるので、実際は、合成後の画像を順次表示することにより、手書き図画が変形するアニメーションが生成される。
画像合成部20は、アニメーションフレーム生成部16から入力された全体図画(制御部14の命令に応じて、変形された全体図画又は無変形の全体図画)と、背景と、その他の必要な画像と、を合成して出力する。ただし、制御部14からの命令を受けたエフェクト設定部18がエフェクトを設定した場合(例えばパワーショベルの移動後の座標を設定)、画像合成部20は、エフェクトを与えた全体画像と、背景と、その他の必要な画像と、を合成して出力する。なお、制御部14は、スイッチSWL又はSWRのオン信号を受け付けたときに、エフェクトの設定命令をエフェクト設定部18に与える。
画像合成部20が出力する合成画像は、アニメーションのための1フレームを構成する。従って、画像合成部20が順次出力する合成画像を順次表示することにより、手書き図画(制御部14の命令に応じて、エフェクトが与えられていてもよいし、与えられていなくてもよい。)が変形するアニメーションをテレビジョンモニタ31に表示できる。
なお、図2のプロセッサ41が外部メモリ43に格納されたプログラムを実行することによって、グラフィックエンジン12が構成される。もちろん、グラフィックエンジン12をハードウェアのみで構成することもできるし、ソフトウェアのみで構成することもできる。
さて、以上のように、本実施の形態では、カンバス61の各ブロックA00〜A34の部分図画をどのように変形するかを予め設定しているため、ユーザにより描画された図画が何を表しているか、また、その図画の各部位が何に相当するか等、描画された図画を解析して、どの部分をどのように動かすかを決定する処理が不要になる。このため、ユーザが任意に描画した図画に対し、簡易な処理で動きを与えることができる。また、カンバス61を複数のブロックA00〜A34に分割して、ブロックA00〜A34ごとに変形アルゴリズムを設定できるので、ユーザが描画した図画に対して、部分図画ごとに異なる変形を与えることができる。つまり、多様な変形を与えることができる。
また、本実施の形態では、カンバス61には予めテンプレート画像63が描かれている。このため、ユーザは、テンプレート画像に沿って描画を行うことができるので、簡易に目的の図画を描画できる。
この場合、テンプレート画像63の各部位うちの一部又は全部を、1又は複数のブロックA00〜A34に割り当てることができる。この際、1部位(例えばパワーショベルのバケット)を1ブロックに割り当ててもよいし、1部位を複数ブロックに割り当ててもよい。ユーザはテンプレート画像63を模写した図画を描画するだろうから、テンプレート画像63を基に各ブロックA00〜A34の変形アルゴリズムを設定した設計者が想定した動きを、描画された図画に与えることができる。言い換えると、ユーザは、描画した図画に対して適切な動きを与えることができる。
逆に、ユーザがどのような図画を描画したとしても、つまり、ユーザがテンプレート画像63と無関係な図画を描画したとしても、各ブロックA00〜A34の部分図画は、それぞれのブロックA00〜A34に対して予め設定された変形アルゴリズムに従って変形されるので、描画された図画によっては、不可解なアニメーションが実行されているように見える場合もある。
例えば、テンプレート画像63がパワーショベルであり、そのバケットがブロックA21に割り当てられているとする。そして、ブロックA21に設定された変形アルゴリズムが、バケットが上下動するようなものであるとする。この場合、ブロックA21に、バケットと無関係な部分図画が描画されていたとしても、設定された変形アルゴリズムに従って、その部分図画が変形されることになる。
つまり、プロセッサ41は、描画された全体図画が何であるのか、また、その部分図画が何に相当するのか等の解析を実行しない。従って、ユーザが描画した図画の如何に関係なく、プロセッサ41は、各ブロックA00〜A34の部分図画を、それぞれのブロックA00〜A34に割り当てられた、テンプレート画像63の各部位であると認識することになる。
さらに、本実施の形態では、ボタンSW1又はSWMの操作によって、ユーザの意思で、自ら描画した図画に変形を与えることができる。加えて、レバースイッチ3又はボタンSW2の操作によって、ユーザは上記変形と異なるエフェクトを図画に与えることができ、ユーザに対してより一層の面白みを与えることができる。なお、上記例では、レバースイッチ3の操作により、パワーショベルを左右に動かすエフェクトを与えることができるし、ボタンSW2の押下により、クラクションを鳴らすエフェクトを与えることができる。
さらに、本実施の形態では、ユーザは、2つの入力手段(描画装置本体1及びペン型マウス21)を用いて、ユーザ自身が描画した図画に変形及びエフェクトを与えることができる。この場合、ユーザが描画のために操作するペン型マウス21をそのまま用いて、つまり、ペン型マウス21のボタンSWMを用いて、図画に変形を与えている。これにより、描画された図画を変形する際の操作性の向上を図ることができる。
また、ポインティングデバイスとして、技術的に成熟したペン型マウス21を用いるので、本件出願時点においてタブレット等と比較して安価な作成が可能であり、玩具や知育等の分野で本描画装置を販売する場合に適している。さらに、レバースイッチ3を用いるので、本件出願時点においてジョイスティック等と比較して安価な作成が可能であり、玩具や知育等の分野で本描画装置を販売する場合に適している。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば、以下のような変形も可能である。
(1)上記では、テンプレート画像63として、パワーショベルを例に挙げたが、これに限定されない。例えば、他の乗り物であったり、動物であったり、植物であったり、魚であったり、等することができる。これらのテンプレート画像63は、プロセッサ41が選択画面を生成して、カーソル77の操作によりユーザに任意に選択させることができる。
(2)上記では、ポインティングデバイスとして、光学式マウスであるペン型マウス21を用いたが、他の周知のポインティングデバイスを用いることもできる。例えば、タブレット、トラックパッド、スタイラスペン、トラックボール、及び通常のマウス等である。このように、他のポインティングデバイスを使用する場合でも、クリックボタン等は設けられているため、これを上記した決定ボタンSWMとして扱って手書き図画の変形のために利用できる。また、ペン型マウス21には、決定ボタンSWMを設けたが、複数のスイッチを設けることもできる。この点、他のポインティングデバイスを利用する場合も同様である。さらに、描画装置本体1には、レバースイッチ3を設けたが、これに代えて、例えば、ジョイスティックを設けることもできる。
(3)上記では、駆動画面において、ユーザが描画した図画に変形やエフェクトを与えることができた。その他、ユーザが描画した図画をゲームに登場させて、それをユーザが描画装置本体1及び/又はペン型マウス21で操作できるようにすることもできる。
(4)上記では、エフェクト設定部18によるエフェクトとして図画の左右移動を例に挙げた。ただし、エフェクト設定部18によるエフェクトはこれに限られない。例えば、図画の移動若しくは回転、図画若しくはその背景の形態(色彩、模様、及び形状を含む。)の変更、又は、図画若しくはその背景に与える画像、又はそれらの任意の組み合わせ、でもよい。なお、エフェクト設定部18によるエフェクトではないが、音声発生(上記例ではクラクション)も、広い意味で、本明細書ではエフェクトに含まれる。
(5)上記では、カンバス61にテンプレート画像63を表示した。ただし、テンプレート画像63を表示しないこともできる。この場合、想定した所定の図画の各部位のうちの一部又は全部を、1又は複数のブロックA00〜A34に割り当てる。この際、1部位を1ブロックに割り当ててもよいし、1部位を複数ブロックに割り当ててもよい。なお、この所定の図画は、あくまで想定したものであり、カンバス61には表示されない。
この場合でも、プロセッサ41は、文字や音声等により、ユーザに当該所定の図画を描画するように指示することにより、ユーザはこの所定の図画を描画することを試みるだろうから、この所定の画像を基に変形アルゴリズムを設定した設計者が想定した動きを、描画された図画に与えることができる。言い換えると、ユーザは、描画した図画に対して適切な動きを与えることができる。
(6)上記では、テンプレート画像63又は所定の図画の各部位のうちの一部又は全部を、1又は複数のブロックA00〜A34に割り当てた。ただし、このような割り当てを行わずに、各ブロックA00〜A34の変形アルゴリズムを任意に設定することもできる。
(7)上記では、カンバス61を20個のブロックA00〜A34に分割した。ただし、分割数は任意に設定できる。また、上記では、ブロックA00〜A34の形状を矩形としたが、矩形に限られない。
(8)上記では、ユーザによるボタンSW1又はSWMの操作に応じて、図画を変形した。ただし、ユーザの操作とは関係なく、常に一定の変形を繰り返すようにすることもできる。この場合、例えば、グラフィックエンジン12の制御部14は、ボタンSW1又はSWMのオン信号をトリガとして特別変形命令をアニメーションフレーム生成部16に与え、ボタンSW1及びSWMの双方からオフ信号を受け付けたときに、通常変形命令をアニメーションフレーム生成部16に与える。そして、アニメーションフレーム生成部16は、変形命令の種類に応じて、各ブロックA00〜A34の変形アルゴリズムを切り替えて、図画を変形する。制御部14は、特別変形命令によるアニメーションが終了するまで、ボタンSW1及びSWMからの入力を受け付けないが、通常変形命令によるアニメーションが行われている場合は、これらからの入力を受け付ける。
(9)上記では、ボタンSW1又はSWMのオン信号をトリガとしてアニメーションを開始した。そして、一旦アニメーションが開始されると最後まで進んでいった。ただし、ユーザのボタン又はレバーの操作が行われるたびに、1又は所定数のフレームだけ、アニメーションが進むようにしてもよい。例えば、レバースイッチ3が動かされスイッチSWTがオンになると、プロセッサ41は、パワーショベルのバケット及びアームが画面上方向(ニュートラルな状態より上)に動くアニメーションを生成する。そして、レバースイッチSWT,SWB,SWL及びSWRがオフになると、プロセッサ41は、バケット及びアームが上がった状態からニュートラルな状態に戻るアニメーションを生成する。また、レバースイッチ3が動かされスイッチSWBがオンになると、プロセッサ41は、パワーショベルのバケット及びアームが画面下方向(ニュートラルな状態より下)に動くアニメーションを生成する。レバースイッチSWT,SWB,SWL及びSWRがオフになると、プロセッサ41は、バケット及びアームが下がった状態からニュートラルな状態に戻るアニメーションを生成する。以上の結果、ユーザは、レバースイッチ3を繰り返し上下させることにより、パワーショベルのバケット及びアームを上下させることができる。
(10)上記例では、図画のうち、一体となった特定部位(バケット及びアーム)を変形したが、分離した複数部位を変形できるようにすることもできる。例えば、ボタンSW1又はSWMによるバケット及びアームの変形に加えて、ボタンSW3が押下されると、プロセッサ41は、パワーショベルのブレード(排土板)を1回だけ上下する。従って、ユーザは、ボタンSW3のオフ・オンを繰り返すことにより、ブレードを繰り返し上下できる。
(11)ブロックA00〜A34の変形アルゴリズムの全てが、対応するブロックの変形を行うものでなくてもよい。つまり、変形アルゴリズムのいくつかは、ブロックの変形を行わないものであってもよい。すなわち、ブロックA00〜A34の一部のみが変形を行うようにしてもよい。
(12)上記では、手書き図画(上記例ではパワーショベル)の変形及びエフェクトは全て、描画装置本体1及びペン型マウス21からの入力により制御された。ただし、これに限定されない。プロセッサ41は、手書き図画の全部又は一部(例えば像の鼻)を所定のアルゴリズムに従って自動的に動かすこともできるし、また、自動でエフェクトを発生することもできる。このような自動変形及び/又は自動エフェクトを、ユーザの操作による変形及び/又はエフェクトと組み合わせることもできる。
(13)描画装置本体1及びペン型マウス21の操作部(3,SW1〜SW3,SWM)をどのような制御(変形及びエフェクト)に割り当てるかは任意に設定できる。また、これらの操作部の数も任意に設定できる。
(14)テンプレート画像63をカンバス61に表示した理由を上記と多少異なる観点から説明する。
その理由は、描画された図画に応じて適切な部分を簡易な処理で変形させるためである。すなわち、テンプレート画像63がなく、全く任意の図画を描かせたとした場合、プロセッサ41は、完成した図画が何を表しているのかを判別し、さらに、判別した図画の各部が、何を示すかを判別しなければならず、処理負荷が増大し、プログラムも複雑になる。さらに、どこを動かすかを決める処理が必要になる。そこで、ユーザに描画させる図画を予めテンプレート画像63として与えておけば、完成した図画が何を表すかを判別する処理は不要になるし、判別の誤りもなくなる。
また、描画させる図画を予めテンプレート画像63として与えておけば、ユーザはそれに沿って描画を行うはずである。従って、テンプレート画像63の各部と、ユーザが描画した図画の各部と、は概ね一致すると予想される。このため、描画された図画のどの部分をどのように変形するかを予め決めておくことができる。この場合、描画された図画のどの部分が、テンプレート画像63のどの部位に相当するかを判別する必要がある。
本実施の形態では、カンバス61を複数(例えば20個)のブロックA00〜A34に分割している。従って、テンプレート画像63の各部位うちの一部又は全部を、1又は複数のブロックA00〜A34に割り当てることができる。そして、ブロックに含まれる部分図画は、そのブロックに割り当てられた、テンプレート画像63の部位に相当すると判断し、その部分図画を変形することができる。変形する際は、描画された図画をそのままの形状で使用しても図画として破綻するので、当該部分を適切に変形して駆動する必要がある。この場合、どのような変形を行うかは、ブロックに割り当てられた変形アルゴリズムに従う。変形アルゴリズムは、ブロックに含まれる各点をどのような経路で最終的にどこに移動させるかを予め定めたものである。
本発明の実施の形態による描画システムの全体構成を示すブロック図である。 図1の描画装置本体1及びペン型マウス21の電気的構成を示す図である。 図1の描画システムによる描画画面の例示図である。 図3の描画画面における描画途中の状態の例示図である。 描画完成後の図画の駆動画面の例示図である。 手書き図画に変形及びエフェクトを与えるためのグラフィックエンジン12の機能ブロック図である。
符号の説明
1…描画装置本体、3…レバースイッチ、11…電源スイッチ、21…ペン型マウス、23…把持部、25…基部、29…ケーブル、31…テレビジョンモニタ、33…AVケーブル、41…プロセッサ、43…外部メモリ、51…マウスセンサ、53…発光ダイオード、SW1,SWM…決定ボタン、SW2…キャンセルボタン、SW3…メニューボタン、SWL,SWR,SWT,SWB…スイッチ、12…グラフィックエンジン、14…制御部、16…アニメーションフレーム生成部、18…エフェクト設定部、20…画像合成部。

Claims (11)

  1. ユーザにより操作される描画装置からの入力に従って、画面上のカンバスに描画された図画に動きを与える画像処理装置であって、
    前記カンバスは複数のブロックに分割され、前記ブロックごとに変形アルゴリズムが予め設定され、
    前記画像処理装置は、前記ブロックごとに、対応する前記変形アルゴリズムに従って、前記カンバスに描画された前記図画のうち、前記ブロックに含まれる部分を変形する変形手段を備える画像処理装置。
  2. 前記ユーザによって操作される第1入力手段をさらに備え、
    前記変形手段は、前記第1入力手段からの入力に応答して前記変形を実行する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ユーザによって操作される第2入力手段と、
    前記第2入力手段からの入力に応答して、前記変形手段による前記変形と異なるエフェクトを前記図画に与えるエフェクト手段と、をさらに備える請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記カンバスには予めテンプレート画像が描かれている、請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記テンプレート画像の各部位のうちの一部又は全部は、1又は複数の前記ブロックに割り当てられる、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 所定の図画の各部位のうちの一部又は全部が、1又は複数の前記ブロックに割り当てられる、請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1に記載の画像処理装置と、
    ユーザにより操作され、画面上のカンバスに図画を描画する描画装置と、を備える画像処理システム。
  8. 前記描画装置は、マウス又はタブレットである、請求項7に記載の画像処理システム。
  9. 前記マウスは光学式マウスである、請求項8に記載の画像処理システム。
  10. 前記第1入力手段は、前記ユーザによって操作されるボタンスイッチを含み、
    前記第2入力手段は、前記ユーザによって操作される方向キー又はジョイスティックを含む、請求項7から9のいずれかに記載の画像処理システム。
  11. 前記第1入力手段は、前記描画装置に設けられる、請求項7から10のいずれかに記載の画像処理システム。
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