JP2008185854A - トナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】板を保護しつつ、トナーブロッキングを確実に解消することができるトナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体(2)に着脱可能に構成され、現像装置(21)へのトナーを補給するトナー補給装置(20)であって、補給されるトナーを収納するトナー収納部(33)を有する容器本体(2)と、トナー収納部内のトナーを撹拌する撹拌装置(40)とを具備し、撹拌装置は、容器本体に回転自在に支持され、トナーを撹拌する可撓性の板部(54)を有する回転軸(50)と、回転軸に隣接して容器本体に回転自在に支持されており、トナーを崩す剛性部(74)を有するとともに、装置本体に連結されて所定の一方向に回転することにより回転軸に装置本体からの回転力を伝達させるのに対し、所定の一方向とは反対の方向に回転することにより回転軸に回転力を伝達させずにトナーを崩す駆動軸(70)とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリ等に用いられるトナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置ではトナーを用いて画像の形成が行われており、消費したトナーは別途補給する必要がある。このトナーの補給にはカートリッジ式のトナー補給装置が用いられる。そして、使用済みのトナー補給装置はユーザー等によって画像形成装置本体から取り出され、新たなトナー補給装置が装置本体に装着される。
ここで、この補給装置内のトナーは、輸送時の振動や長期保管時におけるトナーの自重によって沈み込んで凝集することがあり(ブロッキング)、この状態にて補給装置を装置本体に装着してもトナーの供給量が均一にならず、良好な画像が得られない。この場合には、装着前に補給装置を数回振るように促すラベルを貼付し、画像形成装置のユーザーの注意を喚起しているが、この振る動作が守られずにトナーが凝集したままの状態で装着すると、内部の撹拌装置には大きな負荷が作用する。そこで、この負荷を回避する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−123166号公報
ところで、上述した従来の技術では、回転によりトナーを撹拌する撹拌部材を有しており、この部材の回転方向でみて下流側にトナーを崩す部材が配置されている。
しかしながら、これらの部材はトナーの存在しない空間に配置しなければ機能しない点に留意する必要がある。換言すれば、補給装置が装置本体に装着される横置きで保管されていた場合にはブロッキングを解消可能であるものの、補給装置がその他の保管形態、例えば縦置きで保管されていた場合には、これらの部材がトナーに埋まってブロッキングを解消できないとの問題がある。また、仮に、この状態にて撹拌部材を回転させた場合には、撹拌部材が破損するとの問題も生ずる。
このように、上記従来の技術では、ブロッキングを確実に解消させる点について依然として課題が残されている。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、撹拌部材を保護しつつ、トナーブロッキングを確実に解消することができるトナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、画像形成装置本体に着脱可能に構成され、現像装置へのトナーを補給するトナー補給装置であって、補給されるトナーを収納するトナー収納部を有する容器本体と、トナー収納部内のトナーを撹拌する撹拌装置とを具備し、撹拌装置は、容器本体に回転自在に支持され、トナーを撹拌する可撓性の板部を有する回転軸と、回転軸に隣接して容器本体に回転自在に支持されており、トナーを崩す剛性部を有するとともに、装置本体に連結されて所定の一方向に回転することにより回転軸に装置本体からの回転力を伝達させるのに対し、所定の一方向とは反対の方向に回転することにより回転軸に回転力を伝達させずにトナーを崩す駆動軸とを含む。
第1の発明によれば、容器本体には回転軸及び駆動軸が回転自在に支持され、回転軸にはトナーを撹拌する可撓性の板部が備えられる一方、駆動軸にはトナーを崩す剛性部が備えられている。
そして、この駆動軸が所定の一方向に回転すると、回転軸を回転させるのに対し、この一方向とは反対の方向に回転すると、回転軸を回転させないので、板部も回転しない。よって、仮にトナー収納部内にてトナーが凝集していたとしても、板部を破損させることなくトナーブロッキングが確実に解消可能となる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、駆動軸はワンウェイクラッチを有し、クラッチは、所定の一方向では回転軸に回転力を伝達させ、所定の一方向とは反対の方向では回転軸を空転させることを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、従来の駆動軸の構成にワンウェイクラッチを設ければ済むことから、画像形成装置の大型化も回避可能となる。
第3の発明は、第1又は第2の発明の構成において、容器本体は、現像装置に向けてトナーが送出される排出開口を有し、回転軸は、排出開口に隣接されて複数の板部を有する第1パドル、及び第1パドルに並設されて複数の板部を有する第2パドルを有し、駆動軸は、第1パドルと第2パドルとの間に配設されており、剛性部は、第1パドルの各板部の間、及び、第2パドルの各板部の間をそれぞれ通過可能に配設されていることを特徴とする。
第3の発明によれば、第1又は第2の発明の作用に加えてさらに、駆動軸が第1パドルと第2パドルとの間に配設されており、その剛性部が第1パドルの各板部の間、及び、第2パドルの各板部の間をそれぞれ通過可能に配設されているので、各板部周辺のトナーを確実に崩すことができるし、また、容器本体の幅方向が長くならず、この点も画像形成装置の小型化に寄与する。
第4の発明は、第1から第3の発明の構成において、駆動軸は、トナー補給装置が装置本体に装着された場合、或いは、画像形成装置の電源が投入された場合に、所定の一方向とは反対の方向に回転することを特徴とする。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、駆動軸が、トナー補給装置の装置本体への装着時に所定の一方向とは反対の方向に回転すれば、補給装置の保管期間が長期に亘る場合にもトナーを崩すことができるし、画像形成装置の電源投入時に所定の一方向とは反対の方向に回転すれば、画像形成装置が湿度の高い環境下に設置されていた場合にもトナーを崩すことができる。
しかも、最初にトナーをほぐしてから現像装置に供給されるので、トナーの供給量が常に均一になり、良好な画像が得られる結果、画像形成装置の信頼性向上に寄与する。
本発明によれば、板部を保護し、且つ、トナーブロッキングを確実に解消可能なトナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、画像形成装置の一例であるプリンタ1の構造が概略的に示されている。同図に示された断面はプリンタ1の左側面からみたものである。このため、プリンタ1の前面は同図中の右側に、背面は左側にそれぞれ位置する。
同図に示されるように、プリンタ1の装置本体2の内部下方には、用紙収納装置4が配置されている。この収納装置4にはベースカセット6が装備され、このカセット6の内部には、枚葉の用紙Pが積層された状態で収納されている。そして、この用紙Pは、同図においてカセット6の右上方に向けて送出され、送出された用紙Pは、装置本体2の内部で背面側へ向けて反転され、そのまま背面側に向けて搬送される。また、このカセット6は、同図において右方向に向けて引き出し可能に構成されており、この引き出した状態にて、カセット6内に新たな用紙Pを補充したり、用紙Pを別の種類の用紙に入れ替え可能となる。
装置本体2の内部には、用紙収納装置4からの用紙搬送方向でみて下流側にフィードローラ10、給紙用の用紙搬送路12、レジストローラ14、画像形成部16及び転写部90が順番に配置されている。画像形成部16にはその中心部分に感光体ドラム18が備えられている。また、この画像形成部16の上方には光学部15が備えられており、この光学部15からは、図中に一点鎖線で示されているように、レーザ光Lがドラム18に向けて照射される。さらに、転写部90には転写ローラ91が備えられ、このローラ91は、ドラム18に下方から圧接し、トナー像を用紙Pに転写するための転写ニップ部を形成させる。
また、用紙搬送方向でみて画像形成部16及び転写部90の下流側には、定着部92、排出用の用紙搬送路94及び用紙排出部96が順番に配置されている。この用紙搬送路94は、定着部92の下流から装置本体2の背面に沿って上方へ延びており、さらに、装置本体2の上部位置にて前面側へ屈曲されている。用紙排出部96は、装置本体2の上面に形成されており、この位置で用紙搬送路94の終端から排出された用紙Pを受け取り、高さ方向に積層することができる。この用紙排出部96に収納された印刷済みの用紙Pは、外部から容易に取り出し可能である。
一方、転写部90及び定着部92の下方であって、用紙収納装置4との間には両面印刷用の用紙搬送路98が形成されている。この用紙搬送路98は、装置本体2の背面に沿う位置にて用紙搬送路94の途中から分岐して下方に延びている。また、この用紙搬送路98は、装置本体2の内部で前面側へ屈曲されて水平方向に延び、給紙部8のすぐ下流位置にて用紙搬送路12に合流されている。
ここで、本実施例のプリンタ1にはトナー補給装置20が搭載されている。この補給装置20は、光学部15の前方であって用紙搬送路12の上方に位置し、装置本体2に対して着脱可能に構成されている。そして、この補給装置20内のトナーは現像器(現像装置)21を経て画像形成部16に供給される。
より詳しくは、本実施例のトナー補給装置20は、図2、図3及び図4に示されるように、上方に開口を有する縦長の容器本体22と、この開口を覆う図示しない蓋部材とを備えている。容器本体22は縦長の底壁24を有し、この底壁24の両側部分には側壁26,27が、また、この底壁24の長手方向両端部分には端壁28,30がそれぞれ上方に向けて形成されている。これにより、容器本体22の内部にはトナー収納部33が形成され、この収納部33に現像器21へ補給されるトナーが収納される。一方、底壁24の側壁27側の適宜位置にはトナーの排出開口25が矩形状に形成されており、トナーは排出開口25を介して現像器21に向けて送出される。
この排出開口25と収納部33との間にはスクリュー部材34が配設されている。この部材34は、容器本体22に回転自在に支持される軸部35と、この軸部35の周囲に形成された螺旋状の羽根部36とから構成される。この軸部35の先端は端壁28から突出し、この先端部分には従動ギア38が一体的に配設されている。
なお、底壁24の適宜位置には膨出部32が収納部33に向けて形成されており(図3)、撹拌装置40近傍におけるトナーの滞留を防止する。
そして、この撹拌装置40は収納部33内のトナーを撹拌する。具体的には、図2に示されるように、本実施例の撹拌装置40は、容器本体22の長手方向に延びる第1パドル(回転軸)50及び第2パドル(回転軸)60と、駆動軸70とを備えている。
より詳しくは、第1パドル50は、排出開口25に隣接して配置されており、容器本体2の端壁28,30に回転自在に支持された軸部52を有している。また、本実施例の軸部52には8枚の可撓性の板部54がそれぞれ固設されている。この軸部52の先端は端壁28から突出しており、この先端部分には従動ギア56が一体的に配設されている。
なお、これら従動ギア56と従動ギア38とは中間ギア48を介して噛合されており、このギア48は端壁28に回転自在に支持された中間軸47に一体的に配設されている。
一方、第2パドル60は、側壁26に隣接して第1パドル50に並設されており、容器本体2の端壁28,30に回転自在に支持された軸部62を有し、本実施例の軸部62にも第1パドル50と同様に、8枚の可撓性の板部64がそれぞれ固設されている。また、この軸部62の先端も端壁28から突出し、この先端部分には従動ギア66が一体的に配設されている。
これに対し、駆動軸70は第1パドル50と第2パドル60との間に配設されている。具体的には、駆動軸70は容器本体2の端壁28,30に回転自在に支持された軸部72を有しており、本実施例の軸部72には7本の棒状の突出部(剛性部)74がそれぞれ固設されている。これら突出部74は駆動軸70の軸線に対して略垂直方向に立設され、各板部54の間、及び、各板部64の間にそれぞれ配設されており、この突出部74の長さは、第1パドル50の軸部52及び第2パドル60の軸部62に接触することなく、且つ、各板部54の間、及び、各板部64の間をそれぞれ通過可能な長さで構成されている。
ここで、軸部72の先端も端壁28から突出しているが、図5に示されるように、この先端部分にはワンウェイクラッチ80が備えられており、クラッチ80の外周側に駆動ギア76が一体的に配設されている。なお、この駆動ギア76は従動ギア56及び従動ギア66にそれぞれ噛合されている。
上述したクラッチ80は、図6に示されるように、軸部72に嵌合される内輪82と、この内輪82の外周側に配置される外輪84とを有し、この外輪84の適宜位置には凹部が形成されている。また、これら内輪82と外輪84との間にはボール88を保持するリテーナ86が備えられている。なお、上述した軸部72と内輪82との間には例えばキー溝等の周り止めが設けられている。
本実施例では、軸部72の最先端部分には凹状の係合部73が形成されており、この係合部73が装置本体2の図示しない駆動モータに連結可能に構成されている。
そして、例えば、現像器21内におけるトナー量の減少が検出されると、駆動モータが駆動軸70の軸部72を図6の矢印で示された時計回り(所定の一方向)に回転させる。これにより、ボール88が内輪82と外輪84とで係合され、これら内輪82及び外輪84が一体となって時計回りに回転する。なお、この場合には突出部74も時計回りに回転し、第1パドル50と第2パドル60との間のトナーをほぐす。
同時に、駆動軸70の回転力は駆動ギア76を介して第1パドル50及び第2パドル60にそれぞれ伝達される。そして、各パドル50,60は反時計回りに回転し、板部64は側壁26の内側及び底壁24の内側に順次当接し、収納部33内のトナーを撹拌する。また、板部54は底壁24の内側及び側壁27の内側に順次当接し、収納部33内のトナーを撹拌してトナーをスクリュー部材34に向けて移動させる。
さらに、本実施例の駆動軸70の回転力は中間ギア48を介してスクリュー部材34にも伝達されるので、軸部35の回転に伴って羽根部36が回転すると、羽根部36周辺のトナーが排出開口25に向けて集められる。
これに対し、例えば、補給装置20が装置本体2に装着された場合、或いは、プリンタ1に電源が投入された場合には、駆動モータが逆回転、つまり、軸部72を図7の矢印で示された反時計回り(上記所定の一方向とは反対の方向)に回転させる。これにより、ボール88は内輪82と外輪84との係合が解かれて外輪84の凹部に向けて移動するので、外輪84は内輪82に対して空転する。換言すれば、駆動軸70が反時計回りに回転する一方、駆動軸70の回転力は第1パドル50及び第2パドル60に伝達されず、各パドル50,60は回転しない。なお、スクリュー部材34も回転しない。
そして、この場合には、突出部74のみが反時計回りに回転し、第1パドル50と第2パドル60との間のトナーがほぐされる。
再び図1に戻り、上記補給装置20によってトナーが補給されたプリンタ1では、印刷前の用紙Pはベースカセット6に積層された状態で収納されており、プリンタ1が印刷を行う際は、カセット6から給紙部8により用紙Pが1枚ずつ分離して送出される。送出された用紙Pは、用紙搬送路12を通ってレジストローラ14に到達する。このローラ14は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、画像形成部16で形成されるトナー画像とのタイミングを計りながら、用紙Pを転写部90へと送出する。
プリンタ1には図示しない外部コンピュータから画像データが送信される。この画像データは、文字や符号、図形、記号、線図、模様等の各種の画像がデータ化されたものであり、このデータに基づき、プリンタ1では光学部15によるレーザ光Lの照射が制御される。これにより、画像形成部16において感光体ドラム18上に原稿画像の静電潜像が作られ、続いてこの静電潜像からドラム18上にトナー画像が形成される。このトナー画像はドラム18とローラ91との間の転写ニップ部にて用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは未定着トナー画像を担持した状態で定着部92に向けて送られ、この定着部92にて熱ローラによりトナー画像が定着される。次いで、定着部92から排出された用紙Pは、用紙搬送路94を通って上方へ送られ、用紙排出部96に排出される。
この片面印刷に対し、プリンタ1において両面印刷を行う場合には、定着部92から排出された用紙Pは、用紙排出部96に排出される直前にてその搬送方向が切り替えられる。つまり、片面に印刷された用紙Pは用紙搬送路94内に引き戻され、用紙搬送路98内に搬送される。続いて、この用紙Pは、給紙部8のすぐ下流にて用紙搬送路12に合流し、再び転写部90に向けて送られる。このとき、用紙Pは印刷済みの面が下を向いた状態にあるので、再び転写部90に送られた際は、用紙Pの未だ印刷がされていない方の面にトナー画像が転写される。
以上のように、本発明は、最初にトナーを崩す動作を実施し、この動作後にパドルを回転させることに着目したものである。
そして、本実施例によれば、容器本体2にはパドル50,60及び駆動軸70が回転自在に支持され、パドル50,60にはトナーを撹拌する可撓性の板部54,64が備えられる一方、駆動軸70にはトナーを崩す突出部74が備えられている。
この駆動軸70が所定の一方向に回転すると、パドル50,60を回転させるのに対し、この一方向とは反対の方向に回転すると、突出部74は回転するものの、パドル50,60を回転させないので、板部54,64も回転しない。よって、仮に収納部33内にてトナーが凝集していたとしても、板部54,64を破損させることなく凝集したトナーの塊を崩すことができ、トナーブロッキングが確実に解消可能となる。
また、従来の駆動軸の構成にワンウェイクラッチ80を設ければ済むことから、装置本体2に予め割り当てられた補給装置用のスペースに収まり、プリンタの大型化も回避可能となる。
さらに、駆動軸70がパドル50とパドル60との間に配設されており、突出部74が各板部54の間、及び、各板部64の間をそれぞれ通過可能に配設されているので、各板部54,64周辺のトナーを確実に崩すことができるし、また、容器本体2の幅方向が長くならず、この点もプリンタの小型化に寄与する。
さらにまた、駆動軸70が、補給装置20の装置本体2への装着時に逆回転すれば、補給装置20の保管期間が長期に亘る場合にもトナーを崩すことができるし、また、プリンタ1への電源投入時に逆回転すれば、プリンタが湿度の高い環境下に設置されていた場合にもトナーを崩すことができる。
しかも、最初にトナーをほぐしてから現像器21に供給されるので、トナーの供給量が常に均一になり、良好な画像が得られる結果、プリンタの信頼性向上にも寄与する。
本発明は、上記実施の形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施例では2つのパドル50,60が配設されているが、必ずしもこの形態に限定されるものではなく、また、上述したワンウェイクラッチに替えて他の機構を用いても良く、これらの場合にも上記と同様に、板部を保護しつつ、トナーブロッキングを確実に解消できるとの効果を奏する。
また、上記実施例では画像形成装置としてプリンタに具現化した例を示しているが、本発明の画像形成装置は複写機やファクシミリ等にも当然に適用可能である。
本実施例に係るプリンタの概略構成図である。 図1のトナー補給装置の平面図である。 図2のIII−III線矢視断面図である。 図2のIV−IV線矢視断面図である。 図2の駆動軸における部分断面図である。 図5のワンウェイクラッチの説明図であり、通常回転時を示す図である。 図5のワンウェイクラッチの説明図であり、逆回転時を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
2 画像形成装置本体(装置本体)
20 トナー補給装置
21 現像器(現像装置)
22 容器本体
25 排出開口
33 トナー収納部
40 撹拌装置
50 第1パドル(回転軸)
54 板部
60 第2パドル(回転軸)
64 板部
70 駆動軸
74 突出部(剛性部)
80 ワンウェイクラッチ

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体に着脱可能に構成され、現像装置へのトナーを補給するトナー補給装置であって、
    補給されるトナーを収納するトナー収納部を有する容器本体と、該トナー収納部内のトナーを撹拌する撹拌装置とを具備し、
    該撹拌装置は、
    前記容器本体に回転自在に支持され、前記トナーを撹拌する可撓性の板部を有する回転軸と、
    前記回転軸に隣接して前記容器本体に回転自在に支持されており、前記トナーを崩す剛性部を有するとともに、前記装置本体に連結されて所定の一方向に回転することにより前記回転軸に前記装置本体からの回転力を伝達させるのに対し、前記所定の一方向とは反対の方向に回転することにより前記回転軸に回転力を伝達させずに前記トナーを崩す駆動軸と
    を含むことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 請求項1に記載のトナー補給装置において、
    前記駆動軸はワンウェイクラッチを有し、
    該クラッチは、前記所定の一方向では前記回転軸に回転力を伝達させ、前記所定の一方向とは反対の方向では前記回転軸を空転させることを特徴とするトナー補給装置。
  3. 請求項1又は2に記載のトナー補給装置において、
    前記容器本体は、前記現像装置に向けて前記トナーが送出される排出開口を有し、
    前記回転軸は、前記排出開口に隣接されて複数の前記板部を有する第1パドル、及び該第1パドルに並設されて複数の前記板部を有する第2パドルを有し、
    前記駆動軸は、前記第1パドルと前記第2パドルとの間に配設されており、前記剛性部は、前記第1パドルの前記各板部の間、及び、前記第2パドルの前記各板部の間をそれぞれ通過可能に配設されていることを特徴とするトナー補給装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のトナー補給装置を搭載し、
    前記駆動軸は、前記トナー補給装置が前記装置本体に装着された場合、或いは、画像形成装置の電源が投入された場合に、前記所定の一方向とは反対の方向に回転することを特徴とする画像形成装置。
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