JP2008185354A - 色識別装置および色識別方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ないデータ量で、反応面の色を識別可能な色識別装置および色識別方法を提供する。
【解決手段】参照データ記憶部5aは、ガスと呈色反応した反応面のRGBビットマップ画像から生成されたRGBのいずれか1つと他の2つとの各々の差にて表された参照用色情報と、その反応面を識別するための識別情報と、を関連づけて複数保持する。撮像部4は、保持部1内の色サンプル板10の反応面103を撮像して、その反応面のRGBビットマップ画像を生成する。演算部5dは、そのRGBビットマップ画像からRGBのいずれか1つと他の2つとの各々の差にて表された色情報を生成し、生成された色情報と複数の参照用色情報とを照合して、生成された色情報に該当する参照用色情報を特定し、その参照用色情報と関連するカテゴリを表示部6に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、色識別装置および色識別方法に関し、例えば、ガスとの呈色反応にて生じた反応面の色を識別してガスを特定する色識別装置および色識別方法に関する。
従来、毒ガス等のガスと試薬とを化学反応させて試薬の色を変化させるガス検知装置が知られている。例えば、特許文献1(USP6228657B1号公報)には、M256キットが記載されている。
このガス検知装置は、互いに異なる種類の試薬を内蔵する複数のアンプルと、そのアンプルが破壊されたときにアンプル中の試薬が流れ込む紙等の複数の反応面と、を含む。
試薬は、反応面に流れ込むと、反応面に接触しているガスと化学反応する。試薬は、その化学反応により色が変わり、その試薬の色の変化に応じて、反応面の色も変わる。
ユーザは、複数の反応面のそれぞれに、異なる試薬を流し込み、各反応面の色の変化に基づいて、ガスの強さを認識する。
また、特許文献1には、RGB(赤、緑、青)の色に感度を有する3つのフォトダイオードまたは1つのカラーCCDを用いて、1つの反応面の色に応じた信号を出力する読取装置が記載されている。
USP6228657B1号公報
ガスとの呈色反応によって生じる反応面の色の明るさ(明度)は、ガスの濃度に応じて変化する。よって、同じ成分のガスであっても濃度が異なれば、反応面の明度は変化する。
このため、あらかじめ登録しておいた反応面の色のデータと、実際の反応面から読み取られた色のデータとを照合して、実際の反応面の色を特定しようとすると、あらかじめ1種類のガスを濃度別に反応面と呈色反応させた際に生じる色のデータが予め登録される必要があり、データ量が大きくなるという問題が生じてしまう。
本発明の目的は、少ないデータ量で、反応面の色を識別可能な色識別装置および色識別方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の色識別装置は、特定対象のガスと呈色反応した反応面の色を識別する色識別装置であって、ガスと呈色反応した反応面のRGBビットマップ画像のRGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された参照用色情報と、当該反応面を識別するための識別情報と、を関連づけて複数保持する参照データ記憶部と、前記反応面を撮像して当該反応面のRGBビットマップ画像を生成する撮像部と、前記撮像部にて生成されたRGBビットマップ画像から、RGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された色情報を生成し、当該生成された色情報と、前記複数の参照用色情報を照合して、当該生成された色情報に該当する参照用色情報を特定し、当該特定された参照用色情報と関連づけられている前記識別情報を特定する演算部と、前記演算部にて特定された識別情報を出力する出力部と、を含む。
また、本発明の色識別方法は、参照データ記憶部を含む色識別装置が行う色識別方法であって、ガスと呈色反応した反応面のRGBビットマップ画像のRGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された参照用色情報と、当該反応面を識別するための識別情報と、を関連づけて前記参照データ記憶部に複数保持する保持ステップと、前記反応面を撮像して当該反応面のRGBビットマップ画像を生成する撮像ステップと、前記生成されたRGBビットマップ画像から、RGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された色情報を生成する生成ステップと、前記生成された色情報と、前記複数の参照用色情報を照合して、当該生成された色情報に該当する参照用色情報を特定する参照用色情報特定ステップと、前記特定された参照用色情報と関連づけられている前記識別情報を特定する識別情報特定ステップと、前記特定された識別情報を出力する出力ステップと、を含む。
上記発明によれば、反応面の色は、反応面のRGBビットマップ画像から生成された色情報を利用して識別される。この色情報は、RGBのいずれか1つ信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表される。
反応面のRGBビットマップ画像では、色相が同じ場合に明度が変化すると、RGBの各信号強度は、明度に応じた分だけオフセット量が変化する。
RGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差、すなわち、色情報では、明度の応じたオフセット分が相殺される。このため、この色情報は、明度が変化しても変化せず、色相が変化すると変化する。
反応面の試薬が、同じガスと呈色反応する場合、呈色反応によって生じる色相は同じになるが、同じガスであってもガスの濃度が異なると、呈色反応によって生じる明度は変化する。このため、上記色情報は、ガス濃度の違いによっては変化せず、ガスの種類に応じて変化することになる。
よって、参照用色情報は、ガスの濃度別に参照データ記憶部に保持される必要がなく、少ないデータ量で、反応面の色を識別することが可能になる。
なお、前記演算部は、前記生成された色情報と前記複数の参照用色情報のそれぞれとの誤差を演算し、当該誤差が最も小さい参照用色情報を、前記生成された色情報に最も似ている前記参照用色情報として特定し、当該特定された参照用色情報と関連づけられている前記識別情報を特定することが望ましい。
上記発明によれば、少ないデータ量で、多くの反応面の色を識別可能になる。
また、前記演算部は、前記撮像部にて生成されたRGBビットマップ画像から、RGBごとに画素全体の信号強度の平均を算出し、RGBの各信号強度の平均のいずれか1つと他の2つとのそれぞれの差にて表された前記色情報を生成することが望ましい。
上記発明によれば、例えば、撮像部の個々の撮像素子の特性のばらつきを平均化することができる。このため、反応面の色識別を高精度で行うことが可能になる。
また、前記演算部は、前記参照データ記憶部は、前記参照用色情報として、予め、前記撮像部がガスと呈色反応した反応面を撮像した際のRGBビットマップ画像から前記演算部が生成した色情報を保持することが望ましい。
上記発明によれば、参照データ記憶部内の複数の参照用色情報は、撮像部の特性に応じた情報となり、参照データ記憶部内の複数の参照用色情報と撮像部の撮像特性との整合性を容易に取ることが可能になる。
また、前記識別情報は、前記反応面を、当該反応面で化学反応したガスによって識別する情報であることが望ましい。
上記発明によれば、反応面で化学反応したガスの識別情報を出力することが可能になる。このため、反応面で化学反応したガスの特定が容易になる。
本発明によれば、少ないデータ量で、反応面の色を識別することが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の色識別装置を示したブロック図である。
図1において、色識別装置100は、保持部1と、操作部2と、制御部3と、撮像部4と、処理部5と、表示部6とを含む。撮像部4は、発光部4aと、光学系4bと、CCD4cと、CCD駆動部4dと、CCD信号処理部4eとを含む。処理部5は、参照データ記憶部5aと、メモリ5bと、バスライン5cと、演算部5dとを含む。
保持部1には、色サンプル板10が所定の位置に搭載される。
色サンプル板10には、反応面103が設けられている。反応面103は、色サンプル板10の予め定められた位置に設けられている。
図2は、色サンプル板10の一例を示した斜視図である。
図2において、色サンプル板10は、複数種類の試薬101と、互いに異なる種類の試薬101を内蔵する複数のアンプル102と、アンプル102が破壊されたときにそのアンプル中の試薬101が流れ込む紙等の複数の媒体103とを含む。なお、各媒体103が反応面103となる。
試薬101は、媒体103に流れ込むと、媒体103に接触しているガス(例えば、特定対象のガス)と呈色反応する。なお、色サンプル板10は、例えば、特許文献1に記載のM256キットである。
図1に戻って、色識別装置100は、呈色反応した反応面103の色に基づいて、特定対象のガスを特定する。
操作部2は、ユーザにて操作可能な操作開始ボタン(不図示)を有する。操作部2は、操作開始ボタンが操作された場合、発光指示を制御部3に提供する。
制御部3は、操作部2からの発光指示に応じて、撮像部4および処理部5の動作を制御する。具体的には、制御部3は、発光指示を受け付けた場合、発光部4aを発光させ、CCD駆動部4dに駆動信号を提供し、処理部5を動作させる。
撮像部4は、制御部3からの指示に基づいて、保持部1に搭載された色サンプル板10の反応面103を撮像して、その反応面のRGBビットマップ画像(以下、「RGBビットマップデータ」と称する。)を生成する。なお、Rは赤を表し、Gは緑を表し、Bは青を表す。
発光部4aは、制御部3にて制御され、保持部1に搭載された色サンプル板10の反応面103に光を照射する。発光部4aは、例えば、ハロゲンランプまたはLEDである。なお、発光部4aは、ハロゲンランプまたはLEDに限らず適宜変更可能である。
反応面103は、発光部4aから照射された光を反射する。反応面103が特定対象のガスと呈色反応した場合、反応面103にて反射された光は、その呈色反応にて生成された色を示す。
なお、保持部1は、発光部4aから発光された照射光と異なる光が色サンプル板10に照射されることを防止する。
光学系4bは、例えば、レンズであり、保持部1に搭載された色サンプル板10の反応面103の像をCCD4c上に形成する。
CCD4cは、カラー撮像素子の一例である。なお、カラー撮像素子は、CCDに限らず適宜変更可能であり、例えば、CMOSセンサでもよい。
CCD駆動部4dは、制御部3からの駆動信号に基づいてCCD4cを動作させて、CCD4c上に形成された反応面103の像をカラーで撮像する。CCD4cは、その撮像された反応面103の像を表すアナログカラー映像信号を、CCD信号処理部4eに提供する。
CCD信号処理部4eは、CCD4cからのアナログカラー映像信号をデジタル信号(RGBビットマップデータ)に変換し、そのRGBビットマップデータを処理部5に提供する。
なお、RGBビットマップデータでは、1つのビット(画素)が、R、GおよびBの信号からなり、R、GおよびBの信号は、信号強度が0〜255のいずれかの値をとる。なお、R、GおよびBの各信号強度のレンジは、0〜255に限らず適宜変更可能である。
処理部5は、CCD信号処理部4eからのRGBビットマップデータを処理して反応面103の色を識別し、その識別結果に応じた情報を出力する。
参照データ記憶部5aは、ガスと呈色反応した反応面のRGBビットマップ画像のRGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された参照用色情報と、その反応面を識別するための識別情報と、を関連づけて複数保持する。
メモリ5bは、演算部5dの作業メモリとして使用される。
演算部5dは、例えば、プログラムを実行することによって動作する。また、演算部5dは、バスライン5cを介して参照データ記憶部5aおよびメモリ5bと接続する。
演算部5dは、撮像部4にて生成されたRGBビットマップデータから、RGBの各信号強度のいずれか1つと他の2つとの各々の差にて表された色情報を生成する。
例えば、演算部5dは、撮像部4にて生成されたRGBビットマップデータから、RGBごとに画素全体の信号強度の平均を算出し、RGBの各信号強度の平均のいずれか1つと他の2つとのそれぞれの差にて表された色情報を生成する。
演算部5dは、その生成された色情報と、参照データ記憶部5a内の複数の参照用色情報を照合して、その生成された色情報に該当する参照用色情報を特定する。例えば、演算部5dは、その生成された色情報に最も似ている参照用色情報を特定する。
演算部5dは、その特定された参照用色情報と関連づけられている識別情報を特定し、その識別情報を表示部6に出力する。
表示部6は、出力部の一例であり、演算部5dにて特定された識別情報を表示する。出力部は、表示部に限らず適宜変更可能であり、例えば、演算部5dにて特定された識別情報を音声報知する音声出力部でもよい。
なお、参照データ記憶部5aに保持される参照用色情報は、予め、撮像部4がガスと呈色反応した反応面を撮像した際のRGBビットマップデータから演算部5dが生成した色情報であることが望ましい。
しかしながら、参照データ記憶部5a内の参照用色情報は、演算部5dが生成した色情報に限るものでない。
次に、演算部5dが行う色識別の原理を説明する。
図3(a)は、RGBビットマップデータから得られたR、GおよびBの信号強度(輝度値)を表したグラフである。
具体的には、図3(a)には、3つのRGBビットマップデータのそれぞれから得られた3つの参照データD(1)〜D(3)におけるR、GおよびBの輝度値と、1つのRGBビットマップデータから得られた測定データD(r)におけるR、GおよびBの輝度値が表示されている。
なお、参照データD(1)で示される色と参照データD(2)で示される色は、異なる色相を表す。また、参照データD(2)で示される色と参照データD(3)で示される色は、同じ色相を表すが明度が異なる。
図3(a)に示した参照データD(2)および参照データD(3)を参照すると、RGBビットマップデータでは、色相が同じで明度が異なる場合、RGBの各信号強度は、明度に応じた分だけオフセット量が異なる。
このため、RGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差(例えば、G−RとB−G)では、明度の応じたオフセット分が相殺される。よって、この色情報は、明度が変化しても変化せず、色相が変化すると変化する。
反応面の試薬が、同じガスと呈色反応する場合、呈色反応によって生じる色相は同じになるが、同じガスであってもガスの濃度が異なると、呈色反応によって生じる明度は異なる。このため、上記色情報は、ガスの濃度の違いにかかわらず、ガスの種類に応じて変化することになる。
そのため、上記色情報に基づく分類では、参照データD(1)と参照データD(2)は、異なるカテゴリに分類されるが、参照データD(2)と参照データ(3)は、同類のカテゴリになる。
図4は、参照データD(1)の詳細を示した説明図であり、図5は、参照データD(2)の詳細を示した説明図であり、図6は、参照データD(3)の詳細を示した説明図であり、図7は、測定データD(r)の詳細を示した説明図である。
図4に示した参照データD(1)では、RGBビットマップデータの各画素の座標値(x、y)(図8参照)における各R、G、Bの信号強度と、画素全体のRGBごとの信号強度の平均値と、色情報Δrg(1)およびΔgb(1)とが示されている。
なお、色情報Δrg(1)=(Gの信号強度の平均値)−(Rの信号強度の平均値)であり、色情報Δgb(1)=(Bの信号強度の平均値)−(Gの信号強度の平均値)である。また、各画素の座標値は、上記に限らず適宜変更可能である。
図5に示した参照データD(2)では、RGBビットマップデータの各画素の座標値(x、y)における各R、G、Bの信号強度と、画素全体のRGBごとの信号強度の平均値と、色情報Δrg(2)およびΔgb(2)とが示されている。
なお、色情報Δrg(2)=(Gの信号強度の平均値)−(Rの信号強度の平均値)であり、色情報Δgb(2)=(Bの信号強度の平均値)−(Gの信号強度の平均値)である。また、各画素の座標値は、上記に限らず適宜変更可能である。
図6に示した参照データD(3)では、RGBビットマップデータの各画素の座標値(x、y)における各R、G、Bの信号強度と、画素全体のRGBごとの信号強度の平均値と、色情報Δrg(3)およびΔgb(3)とが示されている。
なお、色情報Δrg(3)=(Gの信号強度の平均値)−(Rの信号強度の平均値)であり、色情報Δgb(3)=(Bの信号強度の平均値)−(Gの信号強度の平均値)である。また、各画素の座標値は、上記に限らず適宜変更可能である。
図7に示した測定データD(r)では、RGBビットマップデータの各画素の座標値(x、y)における各R、G、Bの信号強度と、画素全体のRGBごとの信号強度の平均値と、色情報Δrg(r)およびΔgb(r)とが示されている。
なお、色情報Δrg(r)=(Gの信号強度の平均値)−(Rの信号強度の平均値)であり、色情報Δgb(r)=(Bの信号強度の平均値)−(Gの信号強度の平均値)である。また、各画素の座標値は、上記に限らず適宜変更可能である。
色情報(ΔrgおよびΔgb)は、RGBのいずれか1つ(G)と他の2つ(R、B)との各々の信号強度の差を表す。なお、色情報は、RとGの信号強度の差およびGとBの信号強度の差の組に限らず、GとBの信号強度の差およびBとRの信号強度の差の組でもよく、BとRの信号強度の差およびRとGの信号強度の差の組でもよい。
演算部5dは、測定データD(r)の色情報と、最も一致する色情報を有する参照データを求めることにより、測定データD(r)にて表された色を同定できる。
また、色相が同一で明度が異なる場合、色情報(ΔrgおよびΔgb)は同じになるため、参照データ記憶部5aに保持される参照用色情報は、ガスの濃度別に参照データ記憶部5a内に保持される必要がなく、少ないデータ量で、反応面の色を識別することが可能になる。
次に、動作を説明する。
本実施形態の色識別装置100は、まず、参照データ記憶部5aに、参照用色情報と識別情報とを格納し、その後、撮像部4が生成した反応面103のRGBビットマップデータと、参照データ記憶部5a内の参照用色情報と、に基づいて、反応面103の色を識別し、その識別結果に応じた情報を出力する。
図9は、色識別装置100の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、図9を参照して、参照データ記憶部5aにデータを保持する動作を説明する。
予め特定されているガスと呈色反応した反応面103を有する色サンプル板10が、保持部1内の所定の位置に挿入される。
続いて、操作部2にある参照データ保持ボタン(不図示)が操作されて参照データ保持モードが設定される(ステップ901)。
参照データ保持モード下で、操作部2にある操作開始ボタンが、ユーザによって操作されると(ステップ902)、操作部2は、発光指示を制御部3に提供する。
制御部3は、発光指示を受け付けると、発光部4aを発光させるとともに、CCD駆動部4dに駆動信号を提供し、処理部5を動作させる。
反応面103は、発光部4aから照射された光を反射し、光学系4bは、反応面103の像をCCD4c上に形成し、CCD駆動部4dは、制御部3からの駆動信号に基づいてCCD4cを動作させて、CCD4c上に形成された反応面103の像を撮像する。
CCD4cは、その撮像された反応面103の像を表すアナログカラー映像信号を、CCD信号処理部4eに提供し、CCD信号処理部4eは、そのアナログカラー映像信号をRGBビットマップデータに変換し、そのRGBビットマップデータを演算部5dに提供する。
演算部5dは、そのRGBビットマップデータ(参照用データ)を取得する(ステップ903)。
続いて、演算部5dは、そのRGBビットマップデータを、R、G、B各領域の信号強度データに分割し、R、G、B各領域の信号強度データを、バスライン5cを経由してメモリ5bに保持する(ステップ904)。
続いて、演算部5dは、各画素のR領域における信号強度を求め、その後、R領域の信号強度の平均を算出する(ステップ905)。
続いて、演算部5dは、各画素のG領域における信号強度を求め、その後、G領域の信号強度の平均を算出する(ステップ906)。
続いて、演算部5dは、各画素のB領域における信号強度を求め、その後、B領域の信号強度の平均を算出する(ステップ907)。
続いて、演算部5dは、参照用色情報(Δrg(i)、Δgb(i))を算出する。具体的には、演算部5dは、ステップ906で算出されたG領域の信号強度の平均からステップ905で算出されたR領域の信号強度の平均を差し引いてΔrg(i)を算出し、ステップ907で算出されたB領域の信号強度の平均からステップ906で算出されたG領域の信号強度の平均を差し引いてΔgb(i)を算出する(ステップ908)。
続いて、演算部5dは、データの名称などのカテゴリ(識別情報)を入力する旨のメッセージを表示部6に表示する。ユーザが、そのメッセージに応じて操作部2を操作してカテゴリを入力すると、そのカテゴリは、操作部2から制御部3に提供され、制御部3から演算部5dに提供される。
なお、このカテゴリは、最終的に識別したデータを表示部6に表示する際に名称として使用される。
演算部5dは、カテゴリを受け付けると、そのカテゴリを、各R、G、Bにおける信号強度と、ステップ908で算出した参照用色情報(Δrg(i)、Δgb(i))と関連づけて一塊にして、バスライン5cを経由して参照データ記憶部5aに保存する(ステップ909)。なお、参照データ記憶部5a内のデータは、例えば、図4に示したような構成をとる。
以降、ユーザが、保持部1内の色サンプル板10を、反応面103で化学反応したガスの成分が異なるものに変えながら、上記動作が繰り返えされる(ステップ910)。
次に、図9を参照して、演算部5dが、撮像部4にて生成された反応面103のRGBビットマップデータと、参照データ記憶部5a内の参照用色情報と、に基づいて、反応面103の色を識別し、その識別結果に応じた情報を出力する動作を説明する。
特定対象のガスと呈色反応した反応面103を有する色サンプル板10が、保持部1内の所定の位置に挿入される。
続いて、操作部2にある参照データ保持ボタン(不図示)が操作されて参照データ保持モードが解除される(ステップ901)。
参照データ保持モードが解除された状況で、操作部2にある操作開始ボタンが操作されると(ステップ902)、発光部4aは発光し、CCD4cは、反応面103の像を撮像し、その像を表すアナログカラー映像信号をCCD信号処理部4eに提供し、CCD信号処理部4eは、そのアナログカラー映像信号をRGBビットマップデータに変換して演算部5dに提供する。
演算部5dは、そのRGBビットマップデータ(測定用データ)を取得する(ステップ911)。
以降、演算部5dは、ステップ912からステップ915を実行する。ステップ912は、ステップ904と同一の処理であり、ステップ913はステップ905と、ステップ914はステップ906と、ステップ915はステップ907と同一の処理である。
続いて、演算部5dは、測定用データの色情報(Δrg(r)、Δgb(r))を算出する。具体的には、演算部5dは、ステップ914で算出したG領域の信号強度の平均からステップ913で算出したR領域の信号強度の平均を差し引いてΔrg(r)を算出し、ステップ915で算出したB領域の信号強度の平均からステップ914で算出したG領域の信号強度の平均を差し引いてΔgb(r)を算出する(ステップ916)。
続いて、演算部5dは、変数iを1に設定し、演算の際の初期値を0(ERR(0)=0、ERR_min=0)に設定する(ステップ917)。
続いて、演算部5dは、変数iに対応する参照データD(i)を参照データ記憶部5aから読み出し、その参照データD(i)を、バスライン5cを経由してメモリ5bに保持する(ステップ918)。
続いて、演算部5dは、メモリ5bを参照して、図10に示す演算を行い、測定用データの色情報と、参照データD(i)の参照用色情報と、の誤差ERR(i)を算出する(ステップ919)。なお、色情報と参照用色情報とが似ているほど、誤差ERR(i)は小さくなる。
続いて、演算部5dは、i=1であるか判断し(ステップ920)、i=1であると、ERR_min=ERR(i)とし、Dmatch=iとする(ステップ921)。
一方、i=1でないと、演算部5dは、ERR_minがERR(i)より大きいか判断する(ステップ922)。
ERR_minがERR(i)より大きい場合、演算部5dは、ステップ921を実行する。
続いて、演算部5dは、i=nであるか判断する(ステップ923)。なお、nは、参照データ記憶部5a内の参照用色情報の数を示す。
i=nでないと、演算部5dは、変数iに1を加算し(ステップ924)、ステップ918の処理を実行する。
なお、ステップ922で、ERR_minがERR(i)より大きくない場合、演算部5dは、ステップ924を実行する。
また、ステップ923で、i=nである場合、演算部5dは、保持部1内の反応面103に該当するデータとして、Dmatchに示されたiに対応するカテゴリを表示部6に表示する(ステップ925)。
図11は、図7に示した測定用データD(r)の色情報(Δrg(r)、Δgb(r))と図4に示した参照データD(i=1)の色情報(Δrg(1)、Δgb(1))との誤差ERR(1)と、図7に示した測定用データD(r)の色情報(Δrg(r)、Δgb(r))と図5に示した参照データD(i=2)の色情報(Δrg(2)、Δgb(2))との誤差ERR(2)とを示した説明図である。
図11を参照すると、誤差ERR(1)=83、誤差ERR(2)=2であるため、演算部5dは、測定用データD(r)の色情報は、参照データD(2)の参照用色情報に最も似ており、参照データD(2)の参照用色情報に該当すると、判定する。
本実施形態によれば、演算部5dは、撮像部4からのRGBビットマップデータから生成された色情報と、複数の参照用色情報とを照合して、その生成された色情報に該当する参照用色情報を特定し、その特定された参照用色情報と関連づけられているカテゴリを特定する。この色情報は、RGBのいずれか1つと他の2つとの各々の信号強度の差にて表される。
反応面103のRGBビットマップデータでは、色相が同じ場合に明度が変化すると、RGBの各信号強度は、明度に応じた分だけオフセット量が変化する。
RGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差、すなわち、上記色情報では、明度の応じたオフセット分が相殺される。このため、この色情報は、明度が変化しても変化せず、色相が変化すると変化する。
反応面103の試薬が、同じガスと呈色反応する場合、呈色反応によって生じる色相は同じになるが、同じガスであってもガスの濃度が異なると、呈色反応によって生じる明度は異なる。このため、上記色情報は、ガス濃度の違いによっては変化せず、ガスの種類に応じて変化することになる。
よって、参照用色情報は、ガスの濃度別に参照データ記憶部5aに保持される必要がなく、演算部5dは、少ないデータ量で、反応面の色を識別することが可能になる。
また、本実施形態では、演算部5dは、生成された色情報と複数の参照用色情報のそれぞれとの誤差を演算し、その誤差が最も小さい参照用色情報を、生成された色情報に最も似ている参照用色情報として特定し、その特定された参照用色情報と関連づけられているカテゴリを特定する。
この場合、少ないデータ量で、多くの反応面の色を識別可能になる。
また、本実施形態では、演算部5dは、撮像部4にて生成されたRGBビットマップデータから、画素全体のRGBごとの信号強度の平均を算出し、RGBの各信号強度の平均のいずれか1つと他の2つとの各々の差にて表された色情報を生成する。
この場合、例えば、CCD4cの個々の撮像素子の特性のばらつきを平均化することができる。このため、反応面103の色識別を高精度で行うことが可能になる。
また、本実施形態では、参照データ記憶部5aは、参照用色情報として、予め、撮像部4がガスと呈色反応した反応面103を撮像した際のRGBビットマップデータから演算部5dが生成した色情報を保持する。
この場合、参照データ記憶部5a内の複数の参照用色情報は、撮像部4の特性に応じた情報となり、参照データ記憶部5a内の複数の参照用色情報と撮像部4の撮像特性との整合性を容易に取ることが可能になる。
また、参照データ記憶部5a内のカテゴリは、反応面を、その反応面で化学反応したガスによって識別する情報(例えば、ガスの名称等のガス識別情報)であってもよい。
この場合、反応面103で化学反応したガスの識別情報を出力することが可能になる。このため、反応面で化学反応したガスの特定が容易になる。
以上説明した実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施形態の色識別装置を示したブロック図である。 色サンプル板10の一例を示した斜視図である。 演算部5dが行う色識別の原理を説明するための説明図である。 参照データD(1)の詳細を示した説明図である。 参照データD(2)の詳細を示した説明図である。 参照データD(3)の詳細を示した説明図である。 測定データD(r)の詳細を示した説明図である。 RGBビットマップデータの各画素の座標値を説明するための説明図である。 色識別装置100の動作を説明するためのフローチャートである。 誤差ERRを演算するために用いる式を示した説明図である。 誤差ERRの演算結果の一例を示した説明図である。
符号の説明
100 色識別装置
1 保持部
2 操作部
3 制御部
4 撮像部
4a 発光部
4b 光学系
4c CCD
4d CCD駆動部
4e CCD信号処理部
5 処理部
5a 参照データ記憶部
5b メモリ
5c バスライン
5d 演算部
6 表示部
10 色サンプル板
103 反応面

Claims (10)

  1. 特定対象のガスと呈色反応した反応面の色を識別する色識別装置であって、
    ガスと呈色反応した反応面のRGBビットマップ画像のRGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された参照用色情報と、当該反応面を識別するための識別情報と、を関連づけて複数保持する参照データ記憶部と、
    前記反応面を撮像して当該反応面のRGBビットマップ画像を生成する撮像部と、
    前記撮像部にて生成されたRGBビットマップ画像から、RGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された色情報を生成し、当該生成された色情報と、前記複数の参照用色情報を照合して、当該生成された色情報に該当する参照用色情報を特定し、当該特定された参照用色情報と関連づけられている前記識別情報を特定する演算部と、
    前記演算部にて特定された識別情報を出力する出力部と、を含む色識別装置。
  2. 請求項1に記載の色識別装置において、
    前記演算部は、前記生成された色情報と前記複数の参照用色情報のそれぞれとの誤差を演算し、当該誤差が最も小さい参照用色情報を、前記生成された色情報に最も似ている前記参照用色情報として特定し、当該特定された参照用色情報と関連づけられている前記識別情報を特定する、色識別装置。
  3. 請求項1または2に記載の色識別装置において、
    前記演算部は、前記撮像部にて生成されたRGBビットマップ画像から、RGBごとに画素全体の信号強度の平均を算出し、RGBの各信号強度の平均のいずれか1つと他の2つとのそれぞれの差にて表された前記色情報を生成する、色識別装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の色識別装置において、
    前記参照データ記憶部は、前記参照用色情報として、予め、前記撮像部がガスと呈色反応した反応面を撮像した際のRGBビットマップ画像から前記演算部が生成した色情報を保持する、色識別装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の色識別装置において、
    前記識別情報は、前記反応面を、当該反応面で化学反応したガスによって識別する情報である、色識別装置。
  6. 参照データ記憶部を含む色識別装置が行う色識別方法であって、
    ガスと呈色反応した反応面のRGBビットマップ画像のRGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された参照用色情報と、当該反応面を識別するための識別情報と、を関連づけて前記参照データ記憶部に複数保持する保持ステップと、
    前記反応面を撮像して当該反応面のRGBビットマップ画像を生成する撮像ステップと、
    前記生成されたRGBビットマップ画像から、RGBのいずれか1つの信号強度と他の2つの信号強度とのそれぞれの差にて表された色情報を生成する生成ステップと、
    前記生成された色情報と、前記複数の参照用色情報を照合して、当該生成された色情報に該当する参照用色情報を特定する参照用色情報特定ステップと、
    前記特定された参照用色情報と関連づけられている前記識別情報を特定する識別情報特定ステップと、
    前記特定された識別情報を出力する出力ステップと、を含む色識別方法。
  7. 請求項6に記載の色識別方法において、
    前記参照用色情報特定ステップでは、前記生成された色情報と前記複数の参照用色情報のそれぞれとの誤差を演算し、当該誤差が最も小さい参照用色情報を、前記生成された色情報に最も似ている前記参照用色情報として特定する、色識別方法。
  8. 請求項6または7に記載の色識別方法において、
    前記生成ステップでは、前記生成されたRGBビットマップ画像から、RGBごとに画素全体の信号強度の平均を算出し、RGBの各信号強度の平均のいずれか1つと他の2つとのそれぞれの差にて表された前記色情報を生成する、色識別方法。
  9. 請求項6ないし8のいずれか1項に記載の色識別方法において、
    前記保持ステップでは、前記参照用色情報として、予め、前記色識別装置が生成した色情報を保持する、色識別方法。
  10. 請求項6ないし9のいずれか1項に記載の色識別方法において、
    前記識別情報は、前記反応面を、当該反応面で化学反応したガスによって識別する情報である、色識別方法。
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