JP2008184043A - 電動パワーステアリング装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸方向の位置を決定する際の寸法公差の管理を緩和して、軸受支持部材とラックハウジングの加工精度を下げること。
【解決手段】車両下方側のラックハウジングRHと、車両上方側のギヤハウジングGHとからなり、両者の間に、軸受支持部材BSが設けてある。ギヤハウジングGHと軸受支持部材BSは、ギヤハウジングGHを60℃で15分間加熱した後に圧入により保持し、ギヤハウジングGHとラックハウジングRHがボルト50で締結されている。そして、軸受支持部材BSとラックハウジングRH間に隙間をもつ設計により、軸方向の位置を決定する際の寸法公差の管理が緩和され、軸受支持部材BSとラックハウジングRHの加工精度を下げることができる。
【選択図】図3
【解決手段】車両下方側のラックハウジングRHと、車両上方側のギヤハウジングGHとからなり、両者の間に、軸受支持部材BSが設けてある。ギヤハウジングGHと軸受支持部材BSは、ギヤハウジングGHを60℃で15分間加熱した後に圧入により保持し、ギヤハウジングGHとラックハウジングRHがボルト50で締結されている。そして、軸受支持部材BSとラックハウジングRH間に隙間をもつ設計により、軸方向の位置を決定する際の寸法公差の管理が緩和され、軸受支持部材BSとラックハウジングRHの加工精度を下げることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、操舵トルクをトルクセンサーにより検知し、この検知した操舵トルクに対応して電動モータから発生させる補助操舵トルクを、減速機構を介し、操舵機構の出力軸に伝達するピニオンアシストタイプの電動パワーステアリング装置およびその製造方法に関する。
電動モータを動力源とする電動パワーステアリング装置では、ステアリングホイールに印加された操舵トルクをトルクセンサーにより検知し、この検知した操舵トルクに対応して電動モータから発生させる補助操舵トルクを、減速機構からなる動力伝達機構を介し、操舵機構の出力軸に伝達するようになっている。
この動力伝達機構として、ウォームおよびウォームホイールを用いた減速機構を搭載した電動パワーステアリング装置では、電動モータの駆動軸に連結したウォームに、ウォームホイールが噛合してあり、このウォームホイールは、操舵機構に連結される出力軸に嵌合してある。
本出願人による先願である特許文献1では、減速機構部自体でフリクション、アシストトルクといった性能を測定可能とするため、ギヤハウジングとラックハウジングに分割し、軸受支持部材にて接合、位置決めしている。
その軸受支持部材は、ギヤハウジングとラックハウジング間に径方向軸方向に移動不可能に挟みこまれて固定されている。
図5は、特許文献1に開示された、ピニオンアシストタイプの電動パワーステアリング装置の断面図である。
入力軸31であるピニオンシャフト7の下側には、ピニオン軸である出力軸32がトーションバー33を介して連結してある。即ち、出力軸32には、トーションバー33の基端が圧入固定してあり、このトーションバー33は、中空に形成した入力軸31の内部を延在して、その先端が入力軸31の端部に固定ピン34により固定してある。
入力軸31の車両前方側には、トルクセンサー部3が設けてある。即ち、入力軸31の車両前方側には、トルクセンサー部3のトルク検出用溝35が形成してあり、これらのトルク検出用溝35の径方向外方には、スリーブ36が配置してある。このスリーブ36は、その車両前方側端部が出力軸32の車両後方側端部に加締め等により該端部の一部を塑性変形させて固定してある。スリーブ36には、入力軸31のトルク検出用溝35に径方向に対向して複数の長方形の窓(図示なし)が形成されている。スリーブ36の長方形の窓の径方向外方には、コイル37や基板等がギヤハウジングGHに設けてある。
出力軸32にはウォームホイール39が嵌合固定してある。このウォームホイール39は、電動モータ23の駆動軸に連結したウォーム38に噛合している。ウォームホイール39は、出力軸32に嵌合した芯金39aと、この芯金39aに形成した樹脂製のギヤ歯39bとからなる。
運転者がステアリングホイール(図示略)を操舵することにより発生した操舵力は、入力軸31、トーションバー33、出力軸32、及びラックアンドピニオン式ステアリング装置を介して、図示しない転舵輪に伝達される。また、電動モータ23の回転力は、ウォーム38及びウォームホイール39を介して出力軸32に伝達されるようになっており、電動モータ23の回転力及び回転方向を適宜制御することにより、出力軸32に適切な操舵補助トルクを付与できるようになっている。
ウォーム38及びウォームホイール39からなる減速機構は、ギヤハウジングGHと、このギヤハウジングGHに嵌合した軸受支持部材BSとに収納してある。
入力軸31は、ギヤハウジングGHの内壁に介装した第1軸受41により回転自在に支持してあり、出力軸32は、軸受支持部材BSの内壁に介装した第2軸受42により回転自在に支持してある。
出力軸32のピニオン43には、ラック軸22(図2)のラック44が噛合してある。ラックガイド45は、ラック44の背面に、バネ46を介して、アジヤストカバー47によって常時押し付けている。これによって、ピニオン43とラック44との噛み合い部のバックラッシュを無くし、ラック44が円滑に移動できるようにしている。
出力軸32のピニオン43の下端部は、ニードル軸受48によって回転自在に支持してある。
ハウジングは、車両下方側のラックハウジングRHと、車両上方側のギヤハウジングGHとからなり、両者の間に、軸受支持部材BSが設けてある。
軸受支持部材BSは、ギヤハウジングGHとラックハウジングRHがボルト50で締結されると同時に、ギヤハウジングGHとラックハウジングRH間に径方向および軸方向に移動不可能に挟みこまれて固定されている。
また、軸受支持部材BSは、トルクセンサー部3、減速機構38、39、入・出力軸31、32および電動モータ23からなるユニットをラック部に組み付ける際、インローとして機能して、ギヤハウジングGHとラックハウジングRHを径方向に位置決めする。すなわち、ギヤハウジングGHに圧入された軸受支持部材BSの外周は、ギヤハウジングGHの取付け面よりも突出し、ラックハウジングRHヘの嵌め合い基準となる。
特願2006−120915号
上述した特許文献1では、軸受支持部材をギヤハウジングとラックハウジング間に隙間がなく挟みこむことにより、径方向および軸方向に移動不能となり、径方向および軸方向に作用する荷重を受けることができる。
その反面、軸受支持部材はギヤハウジングとラックハウジング間において、隙間がなく挟みこまれているため、軸方向の位置を決定する際の寸法公差の管理が重要となり、軸受支持部材とラックハウジングとの加工精度が要求される。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、軸方向の位置を決定する際の寸法公差の管理を緩和して、軸受支持部材とラックハウジングの加工精度を下げることができる、電動パワーステアリング装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、
電動モータからの動力を減速して伝達する減速機構と、
該減速機構を収納するギヤハウジングと、
該ギヤハウジングに固定され、前記減速機構の出力軸端に形成されたピニオンと該ピニオンに噛合うラック部とを収納するラックハウジングと、
前記出力軸の軸受を支持するための軸受支持部材と、からなり、
熱膨張を利用して拡径した該ギヤハウジングに圧入されることにより該ギヤハウジングに軸方向および径方向に位置決めされていることを特徴とする。
電動モータからの動力を減速して伝達する減速機構と、
該減速機構を収納するギヤハウジングと、
該ギヤハウジングに固定され、前記減速機構の出力軸端に形成されたピニオンと該ピニオンに噛合うラック部とを収納するラックハウジングと、
前記出力軸の軸受を支持するための軸受支持部材と、からなり、
熱膨張を利用して拡径した該ギヤハウジングに圧入されることにより該ギヤハウジングに軸方向および径方向に位置決めされていることを特徴とする。
本発明に係る電動パワーステアリング装置は、好適には、前記軸受支持部材と前記ギヤハウジングの圧入面に、径方向および軸方向の移動を防止する係合構造を備える。
本発明の電動パワーステアリング装置の製造方法は、
電動モータからの動力を減速して伝達する減速機構と、
該減速機構を収納するギヤハウジングと、
該ギヤハウジングに固定され、前記減速機構の出力軸端に形成されたピニオンと該ピニオンに噛合うラック部とを収納するラックハウジングと、
前記ギヤハウジングに圧入され前記出力軸の軸受を支持するための軸受支持部材と、からなる電動パワーステアリング装置を製造するために、
熱膨張を利用して拡径した前記ギヤハウジングに圧入することにより前記軸受支持部材を前記ギヤハウジングに軸方向および径方向に位置決めすることを特徴とする。
電動モータからの動力を減速して伝達する減速機構と、
該減速機構を収納するギヤハウジングと、
該ギヤハウジングに固定され、前記減速機構の出力軸端に形成されたピニオンと該ピニオンに噛合うラック部とを収納するラックハウジングと、
前記ギヤハウジングに圧入され前記出力軸の軸受を支持するための軸受支持部材と、からなる電動パワーステアリング装置を製造するために、
熱膨張を利用して拡径した前記ギヤハウジングに圧入することにより前記軸受支持部材を前記ギヤハウジングに軸方向および径方向に位置決めすることを特徴とする。
本発明によれば、軸受支持部材は、ギヤハウジングを加熱し膨張させた後、圧入によりギヤハウジングに軸方向および径方向に位置決め保持される。また、軸受支持部材とラックハウジング間は少なくとも軸方向に隙間をもつ設計とすることができ、軸方向の位置を決定する際の寸法公差の管理が緩和され、軸受支持部材とラックハウジングの加工精度を下げることができる。
さらに、ギヤハウジングと軸受支持部材の接合面をテーパ面や凹凸嵌合部等の係合構造とすることにより、径方向および軸方向の移動を防止し、径方向および軸方向に作用する荷重を受けることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電動式パワーステアリング装置を組み込んだステアリング機構全体を示す概略構成図である。図2は、本発明の実施の形態に係るピニオンアシストタイプの電動式パワーステアリング装置周辺の軸線方向部分断面図である。
図1において、ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト2の上部を構成する入力軸2aに連結されている。入力軸2aの下端は、ユニバ―サルジョイント4を介してロアシャフト2bの上端に連結され、さらに、ロアシャフト2bの下端は、ユニバーサルジョイント5を介してピニオンシャフト7の上端に連結されている。
ラックハウジング8内には、ラック軸22(図2)が挿通され、ラック軸22は、その両端において、タイロッド9,10に連結されている。タイロッド9,10は、図示しない操向機構に連結されている。
ピニオンシャフト7は、上方シャフト7aと下方シャフト7bとから構成され、上方シャフト7aと下方シャフト7bとは、トルクセンサー部3を介して連結されている。
トルクセンサー部3は、ピニオンシャフト7に伝達された操舵トルクを検出するものであり、例えば、繰舵トルクを上方シャフト7a及び下方シャフト7b間に介挿したトーションバー(図示略)のネジレ角変位に変換し、このネジレ角変位を、磁気的又は機械的に検出するように構成され、操作者がステアリングホイール1を操舵操作することによって、ピニオンシャフト7に生じるネジレの大きさと方向とに応じたアナログ電圧からなるトルク検出信号Tvを、コントローラ13に出力するようになっている。
かかるトルクセンサー部3は、例えば、ステアリングホイール1が中立状態にある場合には、所定の中立電圧をトルク検出信号Tvとして出力し、これよりステアリングホイール1を右旋した場合には、そのときの操舵トルクに応じて中立電圧より増加する電圧を、左旋した場合には、そのときの操舵トルクに応じて中立電圧より減少する電圧を出力するようになされている。
ピニオンシャフト7の下端には、ピニオン43(図3)が連結されており、かかるピニオン43は、ラック軸22(図2)のラック歯に噛合している。ピニオンシャフト7は、例えばウォームギヤ機構を介して、電動モータ23の回転軸に連結されている。
電動モータ23を駆動制御し、操舵系への操舵補助力の制御を行うため、コントローラ13が設けられている。コントローラ13は、車載のバッテリ16から電源供給されることによって作動するようになされている。バッテリ16の負極は接地され、その正極はエンジン始動を行うイグニッションスイッチ14及びヒューズ15aを介してコントロ―ラ13に接続されると共に、ヒューズ15bを介してコントローラ13に直接接続されており、このヒューズ15bを介して供給される電源は例えば、メモリバックアップ用に使用される。
コントローラ13は、トルクセンサー部3からのトルク検出信号Tvと、例えば、図示しない変速機の出力軸に配設された車速センサ17からの車速検出信号Vpとに基づき電動モータ23を駆動制御することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係り、ピニオンアシストタイプの電動パワーステアリング装置の動力補助機構部の拡大断面図である。
入力軸31であるピニオンシャフト7の下側には、ピニオン軸である出力軸32が連結してある。出力軸32には、トーションバー33の基端が圧入固定してあり、このトーションバー33は、中空に形成した入力軸31の内部を延在して、その先端が入力軸31の端部に固定ピン34により固定してある。
入力軸31の車両前方側には、トルクセンサー部3が設けてある。即ち、入力軸31の車両前方側には、トルクセンサー部3のトルク検出用溝35が形成してあり、これらのトルク検出用溝35の径方向外方には、スリーブ36が配置してある。このスリーブ36は、その車両前方側端部が出力軸32の車両後方側端部に加締め等により該端部の一部を塑性変形させて固定してある。スリーブ36には、入力軸31のトルク検出用溝35に径方向に対向して複数の長方形の窓(図示なし)が形成されている。スリーブ36の長方形の窓の径方向外方にはコイル37や基板等がギヤハウジングGHに設けてある。
出力軸32には、ウォームホイール39が嵌合している。このウォームホイール39は電動モータ23の駆動軸に連結したウォーム38に噛合している。なお、ウォームホイール39は、出力軸32に嵌合した芯金39aと、この芯金39aに形成した樹脂製のギヤ歯39bとからなる。
運転者がステアリングホイール(図示略)を操舵することにより発生した操舵力は、入力軸31、トーションバー33、出力軸32、及びラックアンドピニオン式ステアリング装置を介して、図示しない転舵輪に伝達される。また、電動モータ23の回転力は、そのウォーム38及びウォームホイール39を介して出力軸32に伝達されるようになっており、電動モータ23の回転力及び回転方向を適宜制御することにより、出力軸32に適切な操舵補助トルクを付与できるようになっている。
ウォーム38及びウォームホイール39とからなる減速機構は、ギヤハウジングGHと、このギヤハウジングGHに、後に詳述する如く、圧入した軸受支持部材BSとの内側に収納してある。
入力軸31は、ギヤハウジングGHの内壁に介装した第1軸受41により回転自在に支持してあり、出力軸32は、軸受支持部材BSの内壁に介装して固定した第2軸受42により回転自在に支持してある。即ち、軸受支持部材BSは、軸方向変位不能且つ回転可能にギヤハウジングGHに支持されている。この第2軸受42は、4点接触軸受が望ましい。
本実施の形態において、車両上方側のギヤハウジングGHは、車両下方側のラックハウジングRHとともにハウジングを構成している。
軸受支持部材BSは、外周が円筒状に加工され、ギヤハウジングGHを60℃で15分間加熱した後に圧入し固定することにより軸方向および径方向に位置決めされてギヤハウジングGHに保持されている。
ラックハウジングRHはギヤハウジングGHにボルト50で締結されており、ラックハウジングRHと軸受支持部材BS間には少なくとも軸方向に隙間が設けてある。
このような構造で、ピニオン43を含んだ減速機構部は、ラックハウジングRHをギヤハウジングGHに取り付けるることなしで、それ自体でフリクション、アシストトルクといった性能を測定することが可能である。すなわち、トルクセンサー部3、減速部、入・出力軸31,32、及び電動モータ23は一体に構成されたユニット状態で性能測定が可能であるので、後工程に性能を保証して流すことができ、歩留まりが向上する。
出力軸32のピニオン43には、ラック軸22(図2)のラック44が噛合してある。ラックガイド45は、ラックハウジングRHに設けられ、ラック44の背面に、バネ46を介して、アジヤストカバー47によって常時押し付けている。これによって、ピニオン43とラック44との噛み合い部のバックラッシュを無くし、ラック44が円滑に移動できるようにしている。
出力軸32のピニオン43の下端部は、ニードル軸受48によって回転自在に支持してある。
なお、ギヤハウジングGHとラックハウジングRH間は、シール部材51により軸方向にシールされている。シール部材51は、Oリングが望ましい。また、出力軸32を支持する第2軸受42は、気密性を有するシール付軸受である。第1軸受41も、気密性を有するシール付軸受である。
本実施の形態によれば、軸受支持部材BSとラックハウジングRH間に少なくとも軸方向に隙間をもつ設計とされており、軸方向の位置を決定する際の寸法公差の管理が緩和され、軸受支持部材BSとラックハウジングRHの加工精度を下げることができる。
図4(a)(b)は、それぞれ、本発明の実施の形態の変形例に係り、図3の符号IVにより取り囲んだ楕円部分の拡大断面図である。
図4(a)の変形例では、ギヤハウジングGHと軸受支持部材BSの圧入面(接合面)をテーパ面60として、径方向および軸方向の移動を防止する係合構造としている。
このテーパ面60により、径方向および軸方向の移動を防止して、径方向および軸方向に作用する荷重を受けることができる。
図4(b)の変形例では、ギヤハウジングGHと軸受支持部材BSの圧入面(接合面)に、凹凸嵌合部61が設けてあり、径方向および軸方向の移動を防止する係合構造としている。
この係合構造により、径方向および軸方向の移動を防止して、径方向および軸方向に作用する荷重を受けることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
8 ラックハウジング
22 ラック軸
23 電動モータ
31 入力軸
32 出力軸
33 トーションバー
38 ウォーム
39 ウォームホイール
41 第1軸受
42 第2軸受
43 ピニオン
44 ラック
45 ラックガイド
60 テーパ面
61 凹凸嵌合部
BS 軸受支持部材
GH ギヤハウジング
RH ラックハウジング
2 ステアリングシャフト
8 ラックハウジング
22 ラック軸
23 電動モータ
31 入力軸
32 出力軸
33 トーションバー
38 ウォーム
39 ウォームホイール
41 第1軸受
42 第2軸受
43 ピニオン
44 ラック
45 ラックガイド
60 テーパ面
61 凹凸嵌合部
BS 軸受支持部材
GH ギヤハウジング
RH ラックハウジング
Claims (3)
- 電動モータからの動力を減速して伝達する減速機構と、
該減速機構を収納するギヤハウジングと、
該ギヤハウジングに固定され、前記減速機構の出力軸端に形成されたピニオンと該ピニオンに噛合うラック部とを収納するラックハウジングと、
前記出力軸の軸受を支持するための軸受支持部材と、からなり、
熱膨張を利用して拡径した前記ギヤハウジングに圧入されることにより該ギヤハウジングに軸方向および径方向に位置決めされていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記軸受支持部材と前記ギヤハウジングの圧入面に、径方向および軸方向の移動を防止する係合構造を備えることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
- 電動モータからの動力を減速して伝達する減速機構と、
該減速機構を収納するギヤハウジングと、
該ギヤハウジングに固定され、前記減速機構の出力軸端に形成されたピニオンと該ピニオンに噛合うラック部とを収納するラックハウジングと、
前記ギヤハウジングに圧入され前記出力軸の軸受を支持するための軸受支持部材と、からなる電動パワーステアリング装置を製造するために、
熱膨張を利用して拡径した前記ギヤハウジングに圧入することにより前記軸受支持部材を前記ギヤハウジングに軸方向および径方向に位置決めすることを特徴とする電動パワーステアリング装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019558A JP2008184043A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 電動パワーステアリング装置およびその製造方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=39727348
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JP2007019558A Withdrawn JP2008184043A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 電動パワーステアリング装置およびその製造方法 |
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-
2007
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100406 |