JP2008183664A - ロボット装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロボット本体の動作とロボット本体画像の動作との間に誤差が生じた場合であっても、設定通りにロボット本体を動かす教示プログラムを作成することができるロボット装置を提供する。
【解決手段】可動部1a〜1cを有するロボット本体1と、ロボット本体1に電気的に接続され、ロボット本体1の教示プログラムを作成する教示体2とを備えたロボット装置であって、教示体2は、画像を表示するディスプレイ3と、外部からディスプレイ3の画像を操作可能なマウス4とを有し、ディスプレイ3には、ロボット本体1を示すロボット本体画像15と、ロボット本体画像15を動作させる第1のスイッチ画像16a〜16cが表示され、マウス4により第1のスイッチ画像16a〜16cが操作されると、教示体2がロボット本体画像15を動作させるとともに、連動してロボット本体1を動作させる。
【選択図】図1
【解決手段】可動部1a〜1cを有するロボット本体1と、ロボット本体1に電気的に接続され、ロボット本体1の教示プログラムを作成する教示体2とを備えたロボット装置であって、教示体2は、画像を表示するディスプレイ3と、外部からディスプレイ3の画像を操作可能なマウス4とを有し、ディスプレイ3には、ロボット本体1を示すロボット本体画像15と、ロボット本体画像15を動作させる第1のスイッチ画像16a〜16cが表示され、マウス4により第1のスイッチ画像16a〜16cが操作されると、教示体2がロボット本体画像15を動作させるとともに、連動してロボット本体1を動作させる。
【選択図】図1
Description
この発明は、ロボット本体と、ロボット本体の教示プログラムを作成する教示体とを備えたロボット装置に関する。
従来、ロボット本体と、このロボット本体の教示プログラムを作成する教示体とを備えたロボット装置であって、前記教示体は、画像を表示するディスプレイと、外部から前記表示部の画像を操作可能なマウスとを有し、前記ディスプレイには、前記ロボット本体を示すロボット本体画像と、前記ロボット本体画像を動作させるスイッチ画像とが表示され、前記マウスにより前記スイッチ画像が操作されると、前記ロボット本体画像が動作して、前記ロボット本体の前記教示プログラムが作成されるロボット装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このものの場合、教示プログラムの作成中にロボット本体の動作を確認することができないので、ロボット本体の動作とロボット本体画像の動作との間に誤差が生じた場合、設定通りにロボット本体を動かす教示プログラムを作成することが困難であるという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、ロボット本体の動作とロボット本体画像の動作との間に誤差が生じた場合であっても、ロボット本体画像を動作させるとともに、ロボット本体の動作も確認できるので、設定通りにロボット本体を動かす教示プログラムを作成することができるロボット装置を提供するものである。
この発明に係るロボット装置は、可動部を有するロボット本体と、前記ロボット本体に電気的に接続され、前記ロボット本体の教示プログラムを作成する教示体とを備えたロボット装置であって、前記教示体は、画像を表示する表示部と、外部から前記表示部の画像を操作可能な外部入力部とを有し、前記表示部には、前記ロボット本体を示すロボット本体画像と、前記ロボット本体画像を動作させるスイッチ画像が表示され、前記外部入力部により前記スイッチ画像が操作されると、前記教示体が前記ロボット本体画像を動作させるとともに、連動して前記ロボット本体を動作させる。
この発明に係るロボット装置によれば、ロボット本体の動作とロボット本体画像の動作との間に誤差が生じた場合であっても、ロボット本体画像を動作させるとともに、ロボット本体の動作も確認できるので、設定通りにロボット本体を動かす教示プログラムを作成することができる。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るロボット装置の全体斜視図である。
実施の形態1に係るロボット装置は、直角座標のロボット本体1と、このロボット本体1と電気的に接続され、ロボット本体1を動作させ、ロボット本体1の教示プログラムを作成する教示体2とを備えている。
この教示体2は、画像を表示する表示部であるディスプレイ3と、外部からディスプレイ3の画像を操作可能な外部入力部であるマウス4およびキーボード5とを有している。
図1は実施の形態1に係るロボット装置の全体斜視図である。
実施の形態1に係るロボット装置は、直角座標のロボット本体1と、このロボット本体1と電気的に接続され、ロボット本体1を動作させ、ロボット本体1の教示プログラムを作成する教示体2とを備えている。
この教示体2は、画像を表示する表示部であるディスプレイ3と、外部からディスプレイ3の画像を操作可能な外部入力部であるマウス4およびキーボード5とを有している。
ロボット本体1の土台6の上には、矢印Yの方向に沿って摺動可能な可動部1aが設けられている。
この可動部1aには、ロボット本体1に作業させる際に、対象物となるワーク(図示せず)が取付可能となっている。
ロボット本体1の土台6には、2本の縦棒7がともに土台6に垂直な方向に沿って立てられており、その縦棒7の上端部には、両縦棒7を繋ぐようにして土台6と平行な横棒8が設けられている。
横棒8には、横棒8と同方向である矢印Xの方向に沿って摺動可能な可動部1bが設けられている。
また、この可動部1bには、縦棒7と同方向である矢印Zの方向に沿って摺動可能な可動部1cが設けられている。
この可動部1cには、ロボット本体1に作業させる際に、作業手段となるツール(図示せず)が取付可能となっている。
それぞれの可動部1a〜1cには、教示体2と電気的に接続されたモータ(図示せず)が設けられており、それぞれのモータに電流を流すことで、可動部1a〜1cが動作する。
この可動部1aには、ロボット本体1に作業させる際に、対象物となるワーク(図示せず)が取付可能となっている。
ロボット本体1の土台6には、2本の縦棒7がともに土台6に垂直な方向に沿って立てられており、その縦棒7の上端部には、両縦棒7を繋ぐようにして土台6と平行な横棒8が設けられている。
横棒8には、横棒8と同方向である矢印Xの方向に沿って摺動可能な可動部1bが設けられている。
また、この可動部1bには、縦棒7と同方向である矢印Zの方向に沿って摺動可能な可動部1cが設けられている。
この可動部1cには、ロボット本体1に作業させる際に、作業手段となるツール(図示せず)が取付可能となっている。
それぞれの可動部1a〜1cには、教示体2と電気的に接続されたモータ(図示せず)が設けられており、それぞれのモータに電流を流すことで、可動部1a〜1cが動作する。
図2は図1の教示体2の内部と外部との関係を示すブロック図である。
教示体2の内部には、制御部9と、この制御部9と接続されたメインモジュール10と、このメインモジュール10に接続され、メインモジュール10を介して制御部9の制御によりディスプレイ3に画像を表示する描画モジュール11と、メインモジュール10に接続され、ロボット本体1が動作するときの速度および加速度のパラメータが格納されており、可動部1a〜1cの移動量に応じて速度パターンを設定する速度パラメータモジュール12と、メインモジュール10に接続され、ロボット本体1の各可動部1a〜1cの位置および移動量である位置データを格納する位置データモジュール13とが設けられている。
また、教示体2の内部には、ディスプレイ3、マウス4およびキーボード5とメインモジュール10とを電気的に接続するインタフェイス14が設けられ、教示体2の外部のロボット本体1ともインタフェイス14を介してメインモジュール10と電気的に接続されている。
教示体2の内部には、制御部9と、この制御部9と接続されたメインモジュール10と、このメインモジュール10に接続され、メインモジュール10を介して制御部9の制御によりディスプレイ3に画像を表示する描画モジュール11と、メインモジュール10に接続され、ロボット本体1が動作するときの速度および加速度のパラメータが格納されており、可動部1a〜1cの移動量に応じて速度パターンを設定する速度パラメータモジュール12と、メインモジュール10に接続され、ロボット本体1の各可動部1a〜1cの位置および移動量である位置データを格納する位置データモジュール13とが設けられている。
また、教示体2の内部には、ディスプレイ3、マウス4およびキーボード5とメインモジュール10とを電気的に接続するインタフェイス14が設けられ、教示体2の外部のロボット本体1ともインタフェイス14を介してメインモジュール10と電気的に接続されている。
速度パラメータモジュール12の速度パターンには、台形パターンと三角形パターンとの二種類があり、可動部1a〜1cの移動量を設定の加速度で動作させた際に、到達する速度が設定の速度より大きいか小さいかによって、速度パラメータモジュール12が台形パターンまたは三角形パターンの何れか一方を選択する。
選択された速度パターンは、制御部9に伝えられ、制御部9がこの速度パターンを用いて、可動部1a〜1cを駆動させる。
なお、到達する速度が設定の速度を超えない場合には、可動部1a〜1cの移動量によって三角形パターンの大きさが変化する。
選択された速度パターンは、制御部9に伝えられ、制御部9がこの速度パターンを用いて、可動部1a〜1cを駆動させる。
なお、到達する速度が設定の速度を超えない場合には、可動部1a〜1cの移動量によって三角形パターンの大きさが変化する。
図3は図1のディスプレイ3に表示された画像を示す図である。
ディスプレイ3には、ロボット本体1の画像を示すロボット本体画像15が表示され、可動部1a〜1cに対応した画像を示す可動部画像15a〜15cも表示されている。
また、ディスプレイ3には、可動部画像15aおよび可動部1aを動作させる第1のスイッチ画像16aと、可動部画像15bおよび可動部1bを動作させる第1のスイッチ画像16bと、可動部画像15cおよび可動部1cを動作させる第1のスイッチ画像16cとが表示されている。
この第1のスイッチ画像16a〜16cは、マウス4により操作されると、教示体2が、ロボット本体1の性能で決まる最小の移動量だけ、可動部画像15a〜15cを動作させ、可動部1a〜1cも動作させる。
また、ディスプレイ3には、可動部1aの矢印Yの方向に沿った位置を数字で示す第1の位置データ画像17aと、可動部1bの矢印Xの方向に沿った位置を数字で示す第1の位置データ画像17bと、可動部1cの矢印Zの方向に沿った位置を数字で示す第1の位置データ画像17cとが表示されている。
ディスプレイ3には、ロボット本体1の画像を示すロボット本体画像15が表示され、可動部1a〜1cに対応した画像を示す可動部画像15a〜15cも表示されている。
また、ディスプレイ3には、可動部画像15aおよび可動部1aを動作させる第1のスイッチ画像16aと、可動部画像15bおよび可動部1bを動作させる第1のスイッチ画像16bと、可動部画像15cおよび可動部1cを動作させる第1のスイッチ画像16cとが表示されている。
この第1のスイッチ画像16a〜16cは、マウス4により操作されると、教示体2が、ロボット本体1の性能で決まる最小の移動量だけ、可動部画像15a〜15cを動作させ、可動部1a〜1cも動作させる。
また、ディスプレイ3には、可動部1aの矢印Yの方向に沿った位置を数字で示す第1の位置データ画像17aと、可動部1bの矢印Xの方向に沿った位置を数字で示す第1の位置データ画像17bと、可動部1cの矢印Zの方向に沿った位置を数字で示す第1の位置データ画像17cとが表示されている。
さらに、ディスプレイ3には、可動部画像15aおよび可動部1aを動作させる第2のスイッチ画像18aと、可動部画像15bおよび可動部1bを動作させる第2のスイッチ画像18bと、可動部画像15cおよび可動部1cを動作させる第2のスイッチ画像18cとが表示されている。
この第2のスイッチ画像18a〜18cは、それぞれに目盛が設けられ、目盛上を移動可能になっている。
第2のスイッチ画像18a〜18cが、マウス4により操作され、目盛上を移動すると、教示体2が、その目盛上の位置に対応した位置に、可動部画像15a〜15cを動作させ、可動部1a〜1cを動作させる。
また、ディスプレイ3には、第2のスイッチ画像18a〜18cに対応した位置を数字で示す第2の位置データ画像19a〜19cが表示されている。
この第2のスイッチ画像18a〜18cは、それぞれに目盛が設けられ、目盛上を移動可能になっている。
第2のスイッチ画像18a〜18cが、マウス4により操作され、目盛上を移動すると、教示体2が、その目盛上の位置に対応した位置に、可動部画像15a〜15cを動作させ、可動部1a〜1cを動作させる。
また、ディスプレイ3には、第2のスイッチ画像18a〜18cに対応した位置を数字で示す第2の位置データ画像19a〜19cが表示されている。
次に、実施の形態1に係るロボット装置を用いて、マウス4により第1のスイッチ画像16a〜16cを操作して、教示プログラムを作成する手順について説明する。
図4は図1のロボット装置の教示プログラムの作成方法を示すフローチャート図である。
まず、教示体を初期化し、ロボット本体1の各可動部1a〜1cを原点の位置に移動させる(ステップS1)。
描画モジュール11により、ディスプレイ3には、ロボット本体画像15が表示され(ステップS2)、さらに、図6(a)に示すように、第1のスイッチ画像16a〜16c、第1の位置データ画像17a〜17c、第2のスイッチ画像18a〜18cおよび第2の位置データ画像19a〜19cが表示される(ステップS3)。
次に、作業者が教示を開始し(ステップS4)、マウス4を用いて第1のスイッチ画像16a〜16cを操作する(ステップS5)。
教示体2は、図6(b)に示すように、速度パラメータモジュール12に記憶されている最小の移動量だけ、操作された第1のスイッチ画像16a〜16cに対応した可動部画像15a〜15cを動作させるとともに、図5(a)および図5(b)に示すように、最小の移動量に対応した電流量をモータに、設定された回数だけ繰り返し流して可動部1a〜1cを動作させる(ステップS6)。
可動部1a〜1cの移動量に対応して、教示体2は第1の位置データ画像17a〜17cの数字を変化させる(ステップS7)。
作業者は、マウス4による第1のスイッチ画像16a〜16cの操作が終了したかどうかを判定する(ステップS8)。
ステップS8にて、マウス4による第1のスイッチ画像16a〜16cの操作が終了していない場合には、ステップS6に戻り、マウス4による第1のスイッチ画像16a〜16cの操作を繰り返す。
一方、ステップS8にて、マウス4による第1のスイッチ画像16a〜16cの操作が終了した場合には、ロボット本体1の可動部1a〜1cの位置および移動量を確認する(ステップS9)。
ここで、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りかどうかを判定する(ステップS10)。
ステップS10にて、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りではない場合には、ステップS5に戻り、再度、第1のスイッチ画像16a〜16cを操作して、教示を繰り返す。
一方、ステップS10にて、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りの場合には、可動部1a〜1cの位置および移動量である位置データを位置データモジュール13に格納し(ステップS11)、教示プログラムの作成を終了する。
図4は図1のロボット装置の教示プログラムの作成方法を示すフローチャート図である。
まず、教示体を初期化し、ロボット本体1の各可動部1a〜1cを原点の位置に移動させる(ステップS1)。
描画モジュール11により、ディスプレイ3には、ロボット本体画像15が表示され(ステップS2)、さらに、図6(a)に示すように、第1のスイッチ画像16a〜16c、第1の位置データ画像17a〜17c、第2のスイッチ画像18a〜18cおよび第2の位置データ画像19a〜19cが表示される(ステップS3)。
次に、作業者が教示を開始し(ステップS4)、マウス4を用いて第1のスイッチ画像16a〜16cを操作する(ステップS5)。
教示体2は、図6(b)に示すように、速度パラメータモジュール12に記憶されている最小の移動量だけ、操作された第1のスイッチ画像16a〜16cに対応した可動部画像15a〜15cを動作させるとともに、図5(a)および図5(b)に示すように、最小の移動量に対応した電流量をモータに、設定された回数だけ繰り返し流して可動部1a〜1cを動作させる(ステップS6)。
可動部1a〜1cの移動量に対応して、教示体2は第1の位置データ画像17a〜17cの数字を変化させる(ステップS7)。
作業者は、マウス4による第1のスイッチ画像16a〜16cの操作が終了したかどうかを判定する(ステップS8)。
ステップS8にて、マウス4による第1のスイッチ画像16a〜16cの操作が終了していない場合には、ステップS6に戻り、マウス4による第1のスイッチ画像16a〜16cの操作を繰り返す。
一方、ステップS8にて、マウス4による第1のスイッチ画像16a〜16cの操作が終了した場合には、ロボット本体1の可動部1a〜1cの位置および移動量を確認する(ステップS9)。
ここで、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りかどうかを判定する(ステップS10)。
ステップS10にて、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りではない場合には、ステップS5に戻り、再度、第1のスイッチ画像16a〜16cを操作して、教示を繰り返す。
一方、ステップS10にて、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りの場合には、可動部1a〜1cの位置および移動量である位置データを位置データモジュール13に格納し(ステップS11)、教示プログラムの作成を終了する。
次に、実施の形態1に係るロボット装置を用いて、マウス4により第2のスイッチ画像18a〜18cを操作して、教示プログラムを作成する手順について説明する。
図7は図1のロボット装置の教示プログラムの別の作成方法を示すフローチャート図である。
まず、教示体を初期化し、ロボット本体1の各可動部1a〜1cを原点の位置に移動させる(ステップS1)。
描画モジュール11により、ディスプレイ3には、ロボット本体画像15が表示され(ステップS2)、さらに、図6(c)に示すように、第1のスイッチ画像16a〜16c、第1の位置データ画像17a〜17c、第2のスイッチ画像18a〜18cおよび第2の位置データ画像19a〜19cが表示される(ステップS3)。
次に、作業者が教示を開始し(ステップS4)、マウス4を用いて第2のスイッチ画像18a〜18cをドラッグして操作して、図6(d)に示すように、第2のスイッチ画像18a〜18cを移動させる(ステップS5)。
教示体2は、ドラッグによる移動量に対応させて、第2のスイッチ画像18a〜18cに対応した可動部画像15a〜15cを動作させるとともに、第2の位置データ画像19a〜19cの数字を変化させる(ステップS6)。
作業者は、マウス4による第2のスイッチ画像18a〜18cの操作が終了したがどうかを判定する(ステップS7)。
ステップS7にて、マウス4による第2のスイッチ画像18a〜18cの操作が終了していない場合には、繰り返し第2のスイッチ画像18a〜18cをドラッグして操作する。
一方、ステップS7にて、マウス4による第2のスイッチ画像18a〜18cの操作が終了した場合には、作業者がドラッグによる操作を終了させ、制御部9が第2のスイッチ画像18a〜18cの移動量から可動部1a〜1cの移動量を算出する(ステップS8)。
制御部9は、可動部1a〜1cの移動量と速度パラメータモジュール12とを用いて、図5(c)に示すように、可動部1a〜1cの速度パターンを算出する(ステップS9)。
教示体2は、算出された速度パターンに従い、モータに流れる電流量を調節し、モータを駆動させて、可動部1a〜1cを動作させ(ステップS10)、可動部1a〜1cの位置に合わせて、教示体2は、図6(e)に示すように、第1の位置データ画像17a〜17cの数字を変化させる(ステップS11)。
作業者は、ロボット本体1の可動部1a〜1cの位置および移動量を確認する(ステップS12)。
ここで、作業者は、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りかどうかを判定する(ステップS13)。
ステップS13にて、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りではない場合には、ステップS5に戻り、再度、第2のスイッチ画像18a〜18cを操作して、教示作業を繰り返す。
一方、ステップS13にて、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りの場合には、可動部1a〜1cの位置および移動量である位置データを位置データモジュール13に格納し(ステップS14)、教示プログラムの作成を終了する。
図7は図1のロボット装置の教示プログラムの別の作成方法を示すフローチャート図である。
まず、教示体を初期化し、ロボット本体1の各可動部1a〜1cを原点の位置に移動させる(ステップS1)。
描画モジュール11により、ディスプレイ3には、ロボット本体画像15が表示され(ステップS2)、さらに、図6(c)に示すように、第1のスイッチ画像16a〜16c、第1の位置データ画像17a〜17c、第2のスイッチ画像18a〜18cおよび第2の位置データ画像19a〜19cが表示される(ステップS3)。
次に、作業者が教示を開始し(ステップS4)、マウス4を用いて第2のスイッチ画像18a〜18cをドラッグして操作して、図6(d)に示すように、第2のスイッチ画像18a〜18cを移動させる(ステップS5)。
教示体2は、ドラッグによる移動量に対応させて、第2のスイッチ画像18a〜18cに対応した可動部画像15a〜15cを動作させるとともに、第2の位置データ画像19a〜19cの数字を変化させる(ステップS6)。
作業者は、マウス4による第2のスイッチ画像18a〜18cの操作が終了したがどうかを判定する(ステップS7)。
ステップS7にて、マウス4による第2のスイッチ画像18a〜18cの操作が終了していない場合には、繰り返し第2のスイッチ画像18a〜18cをドラッグして操作する。
一方、ステップS7にて、マウス4による第2のスイッチ画像18a〜18cの操作が終了した場合には、作業者がドラッグによる操作を終了させ、制御部9が第2のスイッチ画像18a〜18cの移動量から可動部1a〜1cの移動量を算出する(ステップS8)。
制御部9は、可動部1a〜1cの移動量と速度パラメータモジュール12とを用いて、図5(c)に示すように、可動部1a〜1cの速度パターンを算出する(ステップS9)。
教示体2は、算出された速度パターンに従い、モータに流れる電流量を調節し、モータを駆動させて、可動部1a〜1cを動作させ(ステップS10)、可動部1a〜1cの位置に合わせて、教示体2は、図6(e)に示すように、第1の位置データ画像17a〜17cの数字を変化させる(ステップS11)。
作業者は、ロボット本体1の可動部1a〜1cの位置および移動量を確認する(ステップS12)。
ここで、作業者は、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りかどうかを判定する(ステップS13)。
ステップS13にて、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りではない場合には、ステップS5に戻り、再度、第2のスイッチ画像18a〜18cを操作して、教示作業を繰り返す。
一方、ステップS13にて、可動部1a〜1cの位置および移動量が設定通りの場合には、可動部1a〜1cの位置および移動量である位置データを位置データモジュール13に格納し(ステップS14)、教示プログラムの作成を終了する。
また、図5(d)および図6(f)に示すように、第2のスイッチ画像18a〜18cを操作して、ある程度、可動部画像15a〜15cを動作させた上で、さらに、第1のスイッチ画像16a〜16cを操作して、可動部画像15a〜15cの微調整を行ってもよい。
これにより、可動部画像15a〜15cをどの位置に移動させても、効果的に可動部1a〜1cを移動させることができる。
これにより、可動部画像15a〜15cをどの位置に移動させても、効果的に可動部1a〜1cを移動させることができる。
以上説明したように、実施の形態1に係るロボット装置によると、第1のスイッチ画像16a〜16cを操作することで、可動部画像15a〜15cを動作させるとともに、連動して可動部1a〜1cを動作させることができるので、ロボット本体1の動作とロボット本体画像15の動作との間に誤差が生じた場合であっても、ロボット本体1の動作を確認して、設定通りにロボット本体1を動かす教示プログラムを作成することができる。
また、ディスプレイ3には、ロボット本体1の可動部1a〜1cの位置を数字で表示する第1の位置データ画像17a〜17cが表示されているので、第1のスイッチ画像16a〜16cを操作したときに、可動部1a〜1cの位置を数字で確認することができる。
マウス4により第1のスイッチ画像16a〜16cまたは第2のスイッチ画像18a〜18cが操作されると、連動して第1の位置データ画像17a〜17cおよび第2の位置データ画像19a〜19cの数字が変化するので、可動部1a〜1cの位置をすばやく確認することができる。
3箇所ある可動部1a〜1cのそれぞれに対応して、ディスプレイ3には、第1のスイッチ画像16a〜16cまたは第2のスイッチ画像18a〜18cが表示されているので、それぞれの可動部1a〜1cを個別に動作させることができる。
ロボット本体1には、可動部1a〜1cを動作させるモータが設けられており、第1のスイッチ画像16a〜16cまたは第2のスイッチ画像18a〜18cの操作された量に対応して、速度パラメータモジュール12が速度パターンを選択し、その速度パターンを用いて制御部9がモータに流れる電流量を変化させるので、可動部1a〜1cを効果的に動作させることができる。
なお、上記実施の形態1では、直角座標のロボット本体1について説明したが、勿論このものに限らず、例えば極座標のロボット装置であってもよい。
また、上記実施の形態1では、三個の可動部1a〜1cを備えたロボット本体1について説明したが、勿論、2個以下または4個以上の可動部を備えたロボット本体1であってもよい。
また、上記実施の形態1では、外部入力部をマウス4およびキーボード5とした教示体について説明したが、例えば、外部入力部をディスプレイ3と重ね合わせたタッチパネルとした教示体であってもよい。
1 ロボット本体、1a〜1c 可動部、2 教示体、3 ディスプレイ、4 マウス、5 キーボード、6 土台、7 縦棒、8 横棒、9 制御部、10 メインモジュール、11 描画モジュール、12 速度パラメータモジュール、13 位置データモジュール、14 インタフェイス、15 ロボット本体画像、15a〜15c 可動部画像、16a〜16c 第1のスイッチ画像、17a〜17c 第1の位置データ画像、18a〜18c 第2のスイッチ画像、19a〜19c 第2の位置データ画像。
Claims (5)
- 可動部を有するロボット本体と、
前記ロボット本体に電気的に接続され、前記ロボット本体の教示プログラムを作成する教示体とを備えたロボット装置であって、
前記教示体は、画像を表示する表示部と、外部から前記表示部の画像を操作可能な外部入力部とを有し、
前記表示部には、前記ロボット本体を示すロボット本体画像と、前記ロボット本体画像を動作させるスイッチ画像が表示され、
前記外部入力部により前記スイッチ画像が操作されると、前記教示体が前記ロボット本体画像を動作させるとともに、連動して前記ロボット本体を動作させることを特徴とするロボット装置。 - 前記表示部には、前記可動部の位置を数字で示す位置データ画像が表示されていることを特徴とする請求項1に記載のロボット装置。
- 前記外部入力部により前記スイッチ画像が操作されると、連動して前記位置データ画像の前記数字が変化することを特徴とする請求項2に記載のロボット装置。
- 前記ロボット本体は可動部を複数個有し、それぞれの前記可動部に対応して、前記表示部には前記スイッチ画像が表示されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のロボット装置。
- 前記ロボット本体には、前記可動部を動作させるモータが設けられており、前記ロボット本体画像の動作量に対応して、前記教示体が前記モータに流れる電流量を変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のロボット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019350A JP2008183664A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | ロボット装置 |
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Citations (5)
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---|---|---|---|---|
JPH08297509A (ja) * | 1995-04-25 | 1996-11-12 | Fanuc Ltd | ロボットのジョグ送り方法 |
JP2002120175A (ja) * | 2000-10-17 | 2002-04-23 | Yushin Precision Equipment Co Ltd | 取出ロボットのティーチングプログラム製造装置 |
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JP2006289531A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Seiko Epson Corp | ロボット位置教示のための移動制御装置、ロボットの位置教示装置、ロボット位置教示のための移動制御方法、ロボットの位置教示方法及びロボット位置教示のための移動制御プログラム |
-
2007
- 2007-01-30 JP JP2007019350A patent/JP2008183664A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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