JP2008182952A - 玉葱調製機 - Google Patents
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Abstract
【課題】玉葱の不要な葉や表面の葉に付着した汚れの除去を玉葱調製機の切断部である切断部に続けて設け、コストダウンを図るとともに、作業性を向上させた玉葱調製機を提供する。
【解決手段】切断部3から玉葱を搬送する搬送下手側であって、切断部3と、排出部7との間に、玉葱を磨く、磨き機構41を備える。また、磨き機構41は、互いに平面視内向きで逆方向に回転する磨きローラ42,43を備え、磨きローラ42,43は、各ローラ42,43外周部であって、該外周接線方向に一端を自由端とする短冊状の磨き羽根体44を複数設ける。さらには、磨きローラの直径は、前記処理物の平均直径の略半分以下である。
【選択図】図3
【解決手段】切断部3から玉葱を搬送する搬送下手側であって、切断部3と、排出部7との間に、玉葱を磨く、磨き機構41を備える。また、磨き機構41は、互いに平面視内向きで逆方向に回転する磨きローラ42,43を備え、磨きローラ42,43は、各ローラ42,43外周部であって、該外周接線方向に一端を自由端とする短冊状の磨き羽根体44を複数設ける。さらには、磨きローラの直径は、前記処理物の平均直径の略半分以下である。
【選択図】図3
Description
本発明は、機体前部に未処理物を載置する供給部と、供給部から未処理物を搬送する搬送下手側であって、未処理物の茎および根を切断処理する切断部と、機体後端部から切断部で切断処理した処理物を回収する排出部とを備える玉葱調製機に関し、より詳細には、切断部から処理物を搬送する搬送下手側であって、切断部と、排出部との間に、処理物を磨く、磨き機構を備えることに関する。
図4に示すように、従来の玉葱調製機50には、玉葱を搬送する搬送手段51および、該搬送手段51で搬送される玉葱の上部の茎および下部の根を切断するための切断部52などから構成され、アーム53をトレイ54に枢支して一端に把持部を設け、他端に摺接部を設け、該摺接部を搬送手段51に沿って設けられた開閉部材55との摺接により開閉するように構成したことにより、玉葱はトレイ54に対して固定されて、茎切断及び根切断時にも玉葱がトレイ54に対してずれることが無いとともに、それまでのように搬送経路の左右に設けられたベルトにより玉葱の姿勢を保持しつつ後方に搬送し、その過程で玉葱の上部の茎および下部の根を切断する挟持搬送装置の如き大型の装置を用いずとも、トレイに玉葱把持手段を設けたことで玉葱の姿勢を保持しつつ搬送することが可能であり、装置の小型化が可能になるものがある。(特許文献1)
しかし、このような従来の玉葱調製機では、切断部により処理され、機体後端部から回収された玉葱を別の場所に移送し、玉葱調製機とは別工程で玉葱の不要な葉(皮)や表面の葉に付着した汚れの除去を行わなければならず、該工程を行うための装置が別途必要になるとともに、該装置の設置に余分なスペースも必要となるほか、前記装置を使用しない場合は手作業で該工程を行わなければならず、コストアップまたは作業性が低下するという問題があった。そこでこの発明の目的は、玉葱の不要な葉や表面の葉に付着した汚れの除去を玉葱調製機の切断部である切断部に続けて設け、コストダウンを図るとともに、作業性を向上させた玉葱調製機を提供することにある。
このため、請求項1に記載の発明は、機体前部に未処理物を載置する供給部と、前記供給部から前記未処理物を搬送する搬送下手側であって、前記未処理物の茎および根を切断処理する切断部と、機体後端部から前記切断部で切断処理した処理物を回収する排出部とを備える玉葱調製機において、前記切断部から前記処理物を搬送する搬送下手側であって、前記切断部と、前記排出部との間に、前記処理物を磨く、磨き機構を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の玉葱調製機において、前記磨き機構は、互いに平面視内向きで逆方向に回転する磨きローラを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1〜2に記載の玉葱調製機において、前記磨きローラは、各ローラ外周部であって、該外周接線方向に一端を自由端とする磨き羽根体を複数設けることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載の玉葱調製機において、前記磨き羽根体は、短冊状であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に記載の玉葱調製機において、前記磨きローラの直径は、前記処理物の平均直径の略半分以下であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、機体前部に未処理物を載置する供給部と、供給部から未処理物を搬送する搬送下手側であって、未処理物の茎および根を切断処理する切断部と、機体後端部から切断部で切断処理した処理物を回収する排出部とを備える玉葱調製機において、切断部から処理物を搬送する搬送下手側であって、切断部と、排出部との間に、処理物を磨く、磨き機構を備えるので、玉葱の不要な皮や表面に付着した汚れの除去を行うために、従来のような手作業や、その工程のための装置を余分なスペースに別途設ける必要がなく、一貫して効率的に玉葱の表面処理を行うことができ、コストダウンを図るとともに作業性を向上させた玉葱調製機を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、磨き機構は、互いに平面視内向きで逆方向に回転する磨きローラを備えるので、搬送する玉葱を転落させることなく、磨きローラ上を通過する玉葱の表面を効率的に処理することができる。従って、作業性を向上させた玉葱調製機を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、磨きローラは、各ローラ外周部であって、該外周接線方向に一端を自由端とする磨き羽根体を複数設けるので、搬送する玉葱を転落させることなく、磨きローラ上を通過する玉葱の表面を、磨き羽根体によりコンパクトな構成で効率的に処理することができる。従って、作業性を向上させた玉葱調製機を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、磨き羽根体は、短冊状であるので、磨きローラ上を通過する玉葱の表面を、設置した磨き羽根体の数により繰り返し、確実かつ効率的に処理することができる。従って、作業性を向上させた玉葱調製機を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、磨きローラの直径は、前記処理物の平均直径の略半分以下であるので、磨きローラ上に有する玉葱の上下方向の表面全てに羽根体が接触可能となり、確実に玉葱の表面処理を行うことができる。従って、作業性を向上させた玉葱調製機を提供することができる。
以下図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の一例としての玉葱調製機の側面図であり、図2は本発明の玉葱調製機の正面図である。
図1は、この発明の一例としての玉葱調製機の側面図であり、図2は本発明の玉葱調製機の正面図である。
この例の玉葱調製機1は、機体前部の上部に有する供給部 と、機体前部の整列搬送装置16および機体後部の挟持搬送装置17から構成される搬送部2と、挟持搬送装置17の上方に配される切断部3と、機体後端部に配置される排出部7などから構成される。
そして、図1に示すように、移動用キャスター10aを下端部に有するステー10b上に設置台10を備え、この設置台10上に立設した複数の支柱12により、左右略平行の機台11を前後方向(図1の左右方向)に支持し、中央の機台11間は、この玉葱調製機1の前方(図1の左側)で補強フレーム13が横架される。なお、符号32に示すごみ受けを設けてもよい。
機台11上には、前後左右を側板により覆われる供給部19の後部に、玉葱を排出するために左右一側側面(搬送方向の右側)の側板を一部欠切し、該欠切部分から整列搬送装置16に玉葱を案内するためのシュート部15が供給部19に周設される。該シュート部15は、供給部19の側板に沿うように平面視L字状に曲げられた通路としており、また床面を後側が上、前側が下となるように適宜角度だけ傾斜させた構造とされる。
次いで、搬送部2の前側には、二本の搬送ブラシ20と、整列羽根28とで構成される整列搬送装置16が配置される。また、前後左右を側板に覆われた供給部5は、整列搬送装置16の上方に設けられ、供給部5の後端には、収穫した未処理の玉葱を入れるコンテナ台8を傾動可能に軸支して設けてもよい。この場合、図1の鎖線で示すようにコンテナ台8とともにコンテナ9を傾けることにより、コンテナ内9の玉葱を前側の供給部5内に投入できるようにしている。なお、供給部5内に、作業者が直接未処理の玉葱を入れることもできる。
整列搬送装置16の搬送ブラシ20は、玉葱調製機1の前方から後方にかけて前後方向に略平行に配置されたブラシ回転軸20a・20bに相対回転不能に取り付けられる。該ブラシ回転軸20a・20bの前端は補強フレーム13に固定した支持部材に軸支され、後端は機台11に橋架した支持部材に軸支される。また、二つのブラシ回転軸20a・20bの前端にはそれぞれ入力スプロケット21a・21bが固設され、設置台10前部に載置されるモータ22によりベルト24a・24b、チェーン24cを介して動力が伝達され、左右の搬送ブラシ20を回転駆動させることにより、ブラシ回転軸20a・20bがそれぞれ互いに逆方向の内側に等速で回転駆動される。
また、搬送部2の前方側には搬送ブラシ20の左右両側に側方ガイドフレーム14が装着されている。側方ガイドフレーム14の高さは搬送ブラシ20上を搬送される玉葱が搬送ブラシ20上から側方へ落下しないように適宜調整可能として、玉葱が搬送ブラシ20の間上を後方へ搬送されるように案内する。
搬送ブラシ20は、搬送ブラシ20の前部より前後途中部までの間に、ブラシ回転軸20a・20bの回りにスポンジ、ゴム、発泡性の合成樹脂などの弾性体を螺旋状に巻設された不図示のスクリュー搬送部が形成され、このスクリュー搬送部以外の搬送ブラシ20外周面には、ブラシ回転軸20を中心に毛体が等間隔に突出させた不図示のブラシ部が形成される。該ブラシ部も搬送ブラシ20の前端から前記スクリュー搬送部のピッチに合わせて螺旋状に形成され、前記スクリュー搬送部の後端部より後方の外周面は全て前記ブラシ部となる。このブラシ部の毛先に茎が引っかかり回転に沿って茎が下方へ引っ張られる。
また、左右の搬送ブラシ20の前記スクリュー搬送部の螺旋は逆向きで等しいピッチに形成され、等しい回動速度で互いに逆方向の内側に向けて回動して、対向したこれらスクリュー搬送部は略当接される。こうして、玉葱が搬送される左右の搬送ブラシ20の上面は、前記スクリュー搬送部と前記ブラシ部とが搬送方向に交互に並ぶようになり、このブラシ部に玉葱が受け入れられ、螺旋状の前記スクリュー搬送部により後方へ押進される。
従って、シュート部15から整列搬送装置16の始端側に玉葱が落下した際、玉葱の姿勢は様々であるが、茎が上を向いている場合は、整列搬送装置16で搬送される途中で、樹脂製の板体などから形成される整列羽根28を固設した不図示の当接棒よって玉葱の茎部を押倒し、玉葱を回転させることで、搬送ブラシ20の間へ茎部が引き込まれ、下方への回動作用によって茎が下を向き、根の部分が上を向いた倒立の姿勢となって、玉葱の姿勢を揃える。そして、前記スクリュー搬送部の後端部より後方まで搬送されると、前記ブラシ部の回転のみが働いて茎は下方へのみ引っ張れて、根部は真上を向く姿勢が維持される。このように玉葱の姿勢を上下逆の姿勢に揃えることで、挟持搬送装置17上方の根切断装置4で根を切断でき、挟持搬送装置17下方の茎切断装置6で茎を切断することができるようにしている。また、前記ブラシ部の位置では送り作用がなく、前記スクリュー搬送部で押し出された次の玉葱に押し出されて移動する玉突き式としてもよい。
また、搬送部2の後部に配置される挟持搬送装置17は、左右の機台11に支持されたローラ台34に複数のテンションローラ33、左右一対の駆動ローラ35およびベルト搬送ローラ36が左右対称に配置され、その支持軸を垂直方向に向けて回転自在に軸支される。そして、左右のテンションローラ33、駆動ローラ35およびベルト搬送ローラ36には、それぞれ挟持ベルト30を巻回し、該挟持ベルト30をスポンジ状のベルトで構成して、両挟持ベルト30によって玉葱が挟持され搬送する構成とされる。
切断部3は、挟持搬送装置17の上方に配されており、玉葱の根を切断する根切断装置4および、下方で玉葱の茎を切断する茎切断装置6などから構成される。そして、挟持搬送装置17の挟持開始位置上方には、根切断装置4を構成する切断ヘッド4aが配置されており、玉葱を挟持するとともに切断ヘッド4aの切断刃で根を切断される。さらに、切断ヘッド4a後方の左右の挟持ベルト30中央部下方には、茎切断装置6の水平方向に回転する左右の切断刃31により茎が切断される。なお、根切断装置4の切断ヘッド4aおよび茎切断装置6の切断刃31に駆動力は、切断ヘッド4a近傍に配置される不図示のモータからプーリおよびベルトを介して伝達される。
また、挟持搬送装置17後方には、詳細を後述する本願発明の要部である磨き機構41を介して、排出部7が形成され、調製後の玉葱を排出する構成とされる。なお、上述してきた玉葱調製機1は一例であり、その他にも例えば、搬送部2に搬送トレイを設け、該搬送トレイで玉葱を切断部3に搬送させることもできる。また、搬送部2で搬送する玉葱の上部を茎、下部を根とする姿勢にしてもよく、この場合切断部3の上部に茎切断装置6および下部に根切断装置4を配設することができる。
次に、本願発明の特徴である磨き機構について、その具体的構成を説明する。図3は、磨き機構を模式的に示した前方からの斜視図である。
図1に示すように、挟持搬送装置17と、排出部7との間には、磨き機構41が備えられる。この磨き機構41は、磨き羽根体44を備える磨きローラ42,43から構成され、玉葱調製機1の前方から後方にかけて前後方向に略平行に適宜間隔を設けて配置された二本の磨きローラ42,43が、挟持搬送装置17の後端部に続いて前高後低に傾斜させて設置される。
この磨きローラ42,43の直径は、玉葱の平均直径の略半分以下に設けられるとともに、磨きローラ42,43の回転軸42a,43aの前後端は、それぞれ機台11に橋架したステーなどに軸支される。また、回転軸42a,43aの前端にはそれぞれ不図示の入力スプロケットが固設され、設置台10前部に載置されるモータ22もしくは磨き機構41近傍に設けた不図示のモータより、図示しないベルト、チェーンおよび歯車を介して動力が伝達され、回転軸42a,43aを回転駆動させることにより、磨きローラ42,43がそれぞれ互いに逆方向の内側に等速で回転駆動される。そして、磨きローラ42,43の後端部は、排出部7に連通される。
なお、挟持搬送装置17の後端部と、磨き機構41の前端部とは、例えば玉葱の略半径程度のわずかな距離を隔てて配置されるが、前記挟持搬送装置17の後端部と、磨き機構41の前端部とに適当な距離を設けて、挟持搬送装置17から磨き機構41に玉葱を移動させる不図示の挟持体などを挟持搬送装置17と、磨き機構41との間に設けてもよい。
また、図3に示すように、磨きローラ42,43の外周部であって、該外周の接線方向にそれぞれ短冊状の形状を有する複数の磨き羽根体44が、磨きローラ42の長さ方向に適宜間隔を設け、一端を自由端とし、他端を接着剤または熱溶解などで付着させて備えられる。この磨き羽根体44は、エラストマーやポリオレフィン系などの軟質樹脂から形成され、磨き羽根体44の表面44a(玉葱との接触面)には、該表面を適度に削って凹凸を設けたり、エンボス加工などを施すなどして摩擦力を大きくした粗面とし、さらに磨きローラ42の回転により玉葱を擦った後に二本の磨きローラ42,43間を通過できる程度の厚さを有し、さらには玉葱の平均直径よりも少し長い程度の長さを有する構成とされる。なお、図3においては、磨き羽根体44の一部を省略して示している。
なお、羽根体44は、磨きローラ42,43上から玉葱が転落しない程度の設置間隔で複数任意に配置させることが好ましいが、設置間隔を広げてもよい。この場合、磨きローラ42,43の外側方であって、磨きローラ42,43と、機体側板との間、かつ磨き機構41の前後長さで、磨きローラ42,43上を搬送する玉葱の高さに略等しい、磨きローラ42,43上を搬送する玉葱の転落を防止する図示しない側板を設けてもよい。
ここで、切断部3において根および茎が切断処理され、挟持搬送装置17から搬送されてきた玉葱が、磨き機構41の前端部に移動した際、玉葱は、前高後低に傾斜する磨きローラ42,43上を機体後端部の排出部7に向けて滑落する。
そして、互いに逆方向の内側に等速で回転駆動される磨きローラ42,43に有する羽根体44が、玉葱を挟持するように玉葱の側方から押圧されるため、玉葱は磨きローラ42,43上から転落されずに磨きローラ42,43の後端部に向けて搬送される。このとき、磨きローラ42,43の前部の羽根体44から順に転がり姿勢で該当する玉葱表面が、該羽根体44の粗い表面44aに接触して摩擦させることにより、玉葱表面に有する薄皮や、付着されるゴミ、泥などが下方に払い落とされる。なお、磨きローラ42,43の直径が、玉葱の平均直径の略半分以下であるために、磨きローラ42,43上に有する玉葱の上下方向の表面全てに羽根体44が接触可能となり、さらには、磨きローラ42,43前部に有する磨き羽根体44から磨きローラ42,43の後部に有する磨き羽根体44まで繰り返し、かつ玉葱の全ての表面を羽根体44に接触させるため、確実に玉葱の表面処理を行うことができる。
そして、磨き機構41の磨きローラ42,43上で、薄皮や、ゴミ、泥などが除去された玉葱は自重により機体後端部の排出部7から排出される。以上のように磨き機構41を玉葱調製機1に備える構成にすることで、玉葱の不要な皮や表面に付着した汚れの除去を行うために、従来のような手作業や、その工程のための装置を余分なスペースに別途設ける必要がなく、一貫して効率的に玉葱の表面処理を行うことができる。なお、本発明は玉葱の処理に限定されるものではない。
以上詳述したように、この例の玉葱調製機1は、機体前部に未処理物(玉葱)を載置する供給部5と、供給部5から玉葱を搬送する搬送下手側であって、玉葱の茎および根を切断処理する切断部3と、機体後端部から切断部3で切断処理した処理物(玉葱)を回収する排出部7とを備え、切断部3から玉葱を搬送する搬送下手側であって、切断部3と、排出部7との間に、玉葱を磨く、磨き機構41を備えるものである。加えて、磨き機構41は、互いに平面視内向きで逆方向に回転する磨きローラ42,43を備え、磨きローラ42,43は、各ローラ42,43外周部であって、該外周接線方向に一端を自由端とする短冊状の磨き羽根体44を複数設ける。さらには、磨きローラの直径は、前記処理物の平均直径の略半分以下である。
1 玉葱調製機
3 切断部
7 排出部
17 挟持搬送装置
41 磨き機構
42,43 磨きローラ
42a,43a 回転軸
44 磨き羽根体
44a 表面
3 切断部
7 排出部
17 挟持搬送装置
41 磨き機構
42,43 磨きローラ
42a,43a 回転軸
44 磨き羽根体
44a 表面
Claims (5)
- 機体前部に未処理物を載置する供給部と、
前記供給部から前記未処理物を搬送する搬送下手側であって、前記未処理物の茎および根を切断処理する切断部と、
機体後端部から前記切断部で切断処理した処理物を回収する排出部と、
を備える玉葱調製機において、
前記切断部から前記処理物を搬送する搬送下手側であって、前記切断部と、前記排出部との間に、前記処理物を磨く、磨き機構を備えることを特徴とする玉葱調製機。 - 前記磨き機構は、互いに平面視内向きで逆方向に回転する磨きローラを備えることを特徴とする、請求項1に記載の玉葱調製機。
- 前記磨きローラは、各ローラ外周部であって、該外周接線方向に一端を自由端とする磨き羽根体を複数設けることを特徴とする、請求項1〜2に記載の玉葱調製機。
- 前記磨き羽根体は、短冊状であることを特徴とする、請求項1〜3に記載の玉葱調製機。
- 前記磨きローラの直径は、前記処理物の平均直径の略半分以下であることを特徴とする、請求項1〜4に記載の玉葱調製機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019052A JP2008182952A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 玉葱調製機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019052A JP2008182952A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 玉葱調製機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008182952A true JP2008182952A (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=39726401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007019052A Withdrawn JP2008182952A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 玉葱調製機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008182952A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104126855A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-11-05 | 农业部南京农业机械化研究所 | 一种利用弹簧护刀仿形的大蒜切根须装置 |
-
2007
- 2007-01-30 JP JP2007019052A patent/JP2008182952A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104126855A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-11-05 | 农业部南京农业机械化研究所 | 一种利用弹簧护刀仿形的大蒜切根须装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100406 |