JP2008182684A - 歪曲補正方法、歪曲補正装置、歪曲補正プログラム、及びディジタルカメラ - Google Patents

歪曲補正方法、歪曲補正装置、歪曲補正プログラム、及びディジタルカメラ Download PDF

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司 村田
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Abstract

【課題】 ユーザの手間を省きながらも高精度に歪曲補正を行うことのできる歪曲補正方法などを提供する。
【解決手段】 歪曲補正方法は、準備手順と、補正手順と、選出手順と、繰り返し手順とを含む。準備手順では、光学系が画像に与える歪曲パターンと、その光学系のレンズポジションとの関係を取得する。補正手順では、光学系のレンズポジションのデータを上記の関係へ当てはめることにより、光学系で撮影された画像の歪曲パターンを推測する。そして、補正手順では、その歪曲パターンを抑えるための歪曲補正パターンで画像へ歪曲補正を少なくとも1回以上施して仮補正画像を得る。選出手順では、補正手順で得られた少なくとも1つの仮補正画像に基づき、画像に本補正で適用すべき歪曲補正パターンを選出する。繰り返し手順では、本補正で適用すべき歪曲補正パターンが選出されないときに、補正手順で当てはめるべきデータの値を調節して補正手順を繰り返す。
【選択図】 図9

Description

本発明は、画像処理ソフトウエアなどに適用される歪曲補正方法、歪曲補正プログラムに関する。また、本発明は、ディジタルカメラ、モニタ付きプリンタ、画像ストレージャなどに搭載される歪曲補正装置に関する。また、本発明は、ディジタルカメラに関する。
撮影光学系には歪曲収差があるので、画像に歪曲を生じさせる。その歪曲量分布(以下「歪曲パターン」という。)は撮影光学系の仕様によって異なり、同じ仕様の光学系であってもレンズポジション(焦点距離と焦点位置との組み合わせ)によって異なる。
したがって、画像処理ソフトウエアによる歪曲補正では、モニタ上に被補正画像を表示し、ユーザが手動で補正量分布(以下「歪曲補正パターン」という。)を調節しながら最適な歪曲補正パターンを見出す必要がある(特許文献1,特許文献2等を参照)。
特許第3631370号公報 米国特許6,323,934号明細書
しかしながら、歪曲パターンには大きく分けて樽型、糸巻き型、陣笠型の3種類があるので、補正レベルの調節だけでは対処できない。中でも陣笠型の歪曲パターンは、他の歪曲パターンと比較すると複雑なので、歪曲補正パターンが最適なものから少しずれただけでも画像の歪曲を大きく悪化させる可能性がある。
したがって、熟練したユーザであっても最適な歪曲補正パターンを見出すまでに時間が掛かり、不慣れなユーザに至っては最終的に最適な歪曲補正パターンを見出せないことも多い。
そこで本発明は、ユーザの手間を省きながらも高精度に歪曲補正を行うことのできる歪曲補正方法、歪曲補正装置、歪曲補正プログラム、ディジタルカメラを提供することを目的とする。
一の形態に係る歪曲補正方法は、準備手順と、補正手順と、選出手順と、繰り返し手順とを含む。準備手順では、光学系が画像に与える歪曲パターンと、その光学系のレンズポジションとの関係を取得する。補正手順では、光学系のレンズポジションのデータを上記の関係へ当てはめることにより、光学系で撮影された画像の歪曲パターンを推測する。そして、補正手順では、その歪曲パターンを抑えるための歪曲補正パターンで画像へ歪曲補正を少なくとも1回以上施して仮補正画像を得る。選出手順では、補正手順で得られた少なくとも1つの仮補正画像に基づき、画像に本補正で適用すべき歪曲補正パターンを選出する。繰り返し手順では、本補正で適用すべき歪曲補正パターンが選出されないときに、補正手順で当てはめるべきデータの値を調節して補正手順を繰り返す。
上記の一の形態において、上記のデータは、画像の撮影時に光学系から実測されたデータであってもよい。
上記の一の形態において、上記の関係は、光学系から読み出されるデータの誤差範囲を含んでもよい。そして、繰り返し手順では、データの値の調節範囲を、少なくともデータの誤差範囲と同程度に設定してもよい。
上記の一の形態において、選出手順では、補正画像に残留した歪曲の量に基づき選出を行うようにしてもよい。
上記の一の形態において、レンズポジションとは、光学系の焦点位置と焦点距離との少なくとも一方であってもよい。
なお、上記の一の形態の画像処理方法を画像処理装置として表現したものや、上記の画像処理方法をコンピュータに実行させるためプログラムや、上記の画像処理装置を備えたディジタルカメラも本発明の具体的態様として有効である。
本発明によれば、ユーザの手間を省きながらも高精度に歪曲補正を行うことのできる歪曲補正方法、歪曲補正装置、歪曲補正プログラム、ディジタルカメラが実現する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態は、カメラシステムの実施形態である。
先ず、本システムの構成を説明する。
図1は、本システムの構成図である。図1に示すとおり、本システムは、交換レンズ11とカメラ本体10とからなる。
交換レンズ11には、レンズポジション(焦点位置dと焦点距離fとの組み合わせ)が可変の撮影レンズ11L,レンズCPU11A,ROM11B,エンコーダ11Cなどが備えられ、カメラ本体10には、カメラCPU10A,撮像素子12,信号処理回路13,フレームメモリ14,カードメモリ16,背面モニタ17,操作ボタン18などが備えられる。
交換レンズ11の撮影レンズ11Lは、撮像素子12上に被写体の像を形成する。被写体の像は、撮像素子12によって画像信号へと変換される。その画像信号は、信号処理回路13において処理された後、フレームメモリ14へ蓄積される。カメラCPU10Aは、フレームメモリ14へ蓄積された1フレーム分の画像信号(以下、「画像」という。)へ画像処理を施した後、その画像の画像ファイルを作成してカードメモリ16へ保存する。
交換レンズ11のエンコーダ11Cは、撮影レンズ11Lのレンズポジションを検出し、レンズポジションデータを生成する。レンズポジションデータは、撮影レンズ11Lの焦点位置dを数値化してできる焦点位置データ”d”と、撮影レンズ11Lの焦点距離fを数値化してできる焦点距離データ”f”とから構成される。レンズCPU11Aは、カメラCPU10Aと通信を行い、カメラCPU10Aからの要求に応じてエンコーダ11Cの生成する焦点位置データ”d”、焦点距離データ”f”を読み出し、カメラCPU10Aへ送信する。
交換レンズ11のROM11Bには、交換レンズ11に附随する誤差範囲情報と係数情報とが格納される。誤差範囲情報、係数情報の各々は、交換レンズ11の仕様によって決まるものであり、交換レンズ11の種類毎に予め用意される。これらの情報の詳細は後述する。レンズCPU11AはカメラCPU10Aと通信を行い、カメラCPU10Aからの要求に応じて誤差範囲情報及び係数情報をROM11Bから読み出し、カメラCPU10Aへ送出する。
なお、本システムのユーザは、カメラ本体10の操作ボタン18を操作することにより、カメラCPU10Aへモード切り替えなどの各種の指示を入力する。例えば、カメラ本体10が撮影モードにあるとき、ユーザは任意のタイミングで画像の撮影指示をカメラCPU10Aへ与えることができる。また、カメラ本体10が再生モードにあるとき、ユーザは、カードメモリ16に保存された画像ファイルの再生指示をカメラCPU10Aへ与えることができる。このときカメラCPU10Aは、画像ファイルに収められた画像(保存用の画像)を低解像度化したもの(表示用の画像)を、背面モニタ17へ再生表示する。
また、背面モニタ17へ画像が再生表示されているとき、ユーザは、再生表示中の画像に対する歪曲補正の指示をカメラ本体10へ入力することができる。歪曲補正の詳細は後述する。
次に、ROM11Bに格納された誤差範囲情報を説明する。
図2は、誤差範囲情報を説明する図である。図2に示すとおり誤差範囲情報には焦点位置データ”d”の誤差範囲情報と焦点距離データ”f”の誤差範囲情報とがある。
通常、撮影レンズ11Lに設定される焦点位置dの真値は連続的である。それに対し、焦点位置データ”d”、つまり焦点位置dの読みは、0.3m,0.5m,1m,…などと不連続な値を採る。このため、焦点位置データ”d”には、測定誤差が含まれている可能性がある。この焦点位置データ”d”の誤差範囲(真値の範囲)を示すのが、焦点位置データ”d”の誤差範囲情報である。
但し、通常の撮影レンズ11Lでは、焦点位置データ”d”の値間隔が一定ではないので、誤差範囲の広さも焦点位置データ”d”の値によって様々である。よって、図2(a)に示すとおり、誤差範囲は焦点位置データ”d”の値毎に用意される。
また、通常、撮影レンズ11Lに設定される焦点距離fの真値は連続的である。それに対し、焦点距離データ”f”、つまり焦点距離fの読みは10.5mm,12mm,…などと不連続な値を採る。このため、焦点距離データ”f”には、測定誤差が含まれている可能性がある。この焦点距離データ”f”の誤差範囲(真値の範囲)を示すのが、焦点距離データ”f”の誤差範囲情報である。
但し、通常の撮影レンズ11Lでは、焦点距離データ”f”の値間隔が一定ではないので、誤差範囲の広さも焦点距離データ”f”の値によって様々である。よって、図2に示すとおり、誤差範囲は焦点距離データ”f”の値毎に用意される。
次に、ROM11Bに格納された係数情報を説明する。
通常、撮影レンズ11Lが画像に与える歪曲量Dは、図3に示すとおり像高比r(=像高/最大像高)の関数D(r)で表される。この関数D(r)が歪曲パターンを示す。歪曲パターンD(r)は、例えば式(1)で表される。
Figure 2008182684
但し、撮影レンズ11Lのレンズポジション(d,f)が変化すると、式(1)の係数Aも変化する。つまり、係数Aは、レンズポジション(d,f)の関数であり、例えば以下の式(2)で表される。
Figure 2008182684
また、撮影レンズ11Lのレンズポジション(d,f)が変化すると、式(1)の係数Bも変化する。つまり、係数Bは、レンズポジション(d,f)の関数であり、例えば以下の式(3)で表される。
Figure 2008182684
また、撮影レンズ11Lのレンズポジション(d,f)が変化すると、式(1)の係数Cも変化する。つまり、係数Cは、レンズポジション(d,f)の関数であり、例えば以下の式(4)で表される。
Figure 2008182684
そして、式(2)における12個の係数Γ00,Γ01,Γ02,Γ10,Γ11,Γ12,Γ20,Γ21,Γ22,Γ30,Γ31,Γ32,式(3)における12個の係数Δ00,Δ01,Δ02,Δ10,Δ11,Δ12,Δ20,Δ21,Δ22,Δ30,Δ31,Δ32,式(4)における12個の係数Λ00,Λ01,Λ02,Λ10,Λ11,Λ12,Λ20,Λ21,Λ22,Λ30,Λ31,Λ32の値は、撮影レンズ11Lの仕様によって決まる。
これらの係数(合計36個の係数)の値を示すのが、係数情報である。係数情報を可視化すると、図4に示すとおりとなる。
なお、式(1)〜(4)は、カメラCPU10Aによって予め記憶される。カメラCPU10Aには、式(1)〜(4)が別々に記憶されても、式(2)〜(4)を式(1)へ代入してできる式が1つだけ記憶されてどちらでもよい。また、ここでは係数の個数が36であるが、式(1)におけるrの項数と、式(2)〜(4)におけるdの項数と、fの項数との組み合わせにより、36以外の個数になることもある。
次に、焦点位置データ”d”、焦点距離データ”f”、係数情報、式(1)〜(4)の用途を説明する。
カメラCPU10Aが交換レンズ11から係数情報(36個の係数の値)を読み出し、それを式(1)〜(4)へ当てはめれば、画像に生じる歪曲パターンD(r)と、撮影レンズ11Lのレンズポジション(d,f)との関係式D(r)=D(r,d,f)が得られる。
よって、カメラCPU10Aが交換レンズ11から焦点位置データ”d”、焦点距離データ”f”を読み出し、それを関係式D(r)=D(r,d,f)へ当てはめれば、画像に生じている歪曲パターンD(r)を推測することができる。
但し、前述したとおり、焦点位置データ”d”,焦点距離データ”f”の各々には測定誤差が含まれている可能性があるので、この推測では推測誤差が生じ得る。
図5に示すのは、推測誤差の程度を説明する歪曲収差データである。或る撮影レンズの焦点距離fの真値を、焦点距離fの読み(=焦点距離データ”f”)が不変となる範囲内(=誤差範囲内)で3通りに変化させ、そのときに画像に生じた3通りの歪曲パターンが図5(a),図5(b),図5(c)である。
図5(a)は、焦点距離fの真値が焦点距離fの読みと一致していたときの歪曲パターンであり、図5(b),(c)は、焦点距離fの真値が誤差範囲の両端に一致していたときの歪曲パターンである。
このように、焦点距離fの読みがたとえ同じであっても、焦点距離fの真値が異なると歪曲パターンは大幅に異なる。このため、前述した推測では大きな推測誤差が生じ得る。(a)と(b)との差異、又は(a)と(c)の差異が、測定誤差の程度に相当する。
なお、図5に示した歪曲収差データは、或る撮影レンズの広角側のレンズポジションにおける歪曲収差データである。同じ撮影レンズの望遠側における歪曲収差データは、図6に示すとおりである。図6によると、望遠側においても大きな推測誤差が生じ得ることがわかる。
また、ここでは焦点距離データ”f”の測定誤差に起因する推測誤差しか説明しなかったが、焦点位置データ”d”の測定誤差に起因する推測誤差も、焦点距離データ”f”の測定誤差に起因するものほど大きくはないものの、或る程度発生する。
次に、カメラ本体10が撮影モードにあるときのカメラCPU10Aの動作を説明する。
図7は、カメラ本体10が撮影モードにあるときのカメラCPU10Aの動作フローチャートである。図7に示すとおり、カメラ本体10が撮影モードにあるとき、カメラCPU10Aはユーザからの撮影指示を認識すると(ステップS1YES)、撮像素子12及び信号処理回路13を駆動して撮影を行い、画像を取得する(ステップS2)。
このタイミングでカメラCPU10Aは、焦点位置データ”d”、焦点距離データ”f”、誤差範囲情報、係数情報を交換レンズ11から読み出す(ステップS3)。
続いて、カメラCPU10Aは、ステップS2で取得した画像の画像ファイルを作成する(ステップS4)。このステップS4においてカメラCPU10Aは、読み出された誤差範囲情報、読み出された焦点位置データ”d”、読み出された焦点距離データ”f”に基づき、その焦点位置データ”d”の誤差範囲と、その焦点距離データ”f”の誤差範囲とをそれぞれ認識する。例えば、その焦点位置データ”d”の値が0.3mであり、その焦点距離データ”f”の値が10.5mmであった場合は、図2に示すとおり、焦点位置データ”d”の誤差範囲は(0.3m〜0.35m)と認識され、焦点距離データ”f”の誤差範囲は(10mm〜11mm)と認識される。そして、カメラCPU10Aは、認識したそれらの誤差範囲の情報を、読み出された係数情報、焦点位置データ”d”、読み出された焦点距離データ”f”と共にその画像ファイルのタグへ書き込む。この場合、画像ファイルの構成は図8に示すとおりとなる。
続いて、カメラCPU10Aは、ステップS3で作成した画像ファイルをカードメモリ16へ保存する(ステップS5)。
以上のステップS2〜S5の処理は、撮影指示が入力される度(ステップS1YESとなる度)に実行される。よって、撮影モード中に撮影指示が複数回入力されると複数の画像が取得され、それら画像の各々には図8に示すとおり、その画像の撮影に使用された交換レンズ11に附随する36個の係数、その撮影時における交換レンズ11の焦点位置データ”d”、その撮影時における交換レンズ11の焦点距離データ”f”、焦点位置データ”d”の誤差範囲、その焦点距離データ”f”の誤差範囲の各情報が付加される。
なお、図7に示すフローチャートでは交換レンズ11から誤差範囲情報及び係数情報が読み出されるタイミングを撮影の度としたが、これらの情報は交換レンズ11に固有なので、レンズ交換の度としても構わない。また、各交換レンズの係数情報、誤差範囲情報を予めカメラ本体10に記憶させても良く、その場合、図8に示すタグに36個の係数や誤差範囲の情報を書き込む必要は無い。
次に、歪曲補正に関するカメラCPU10Aの動作を説明する。
図9は、歪曲補正の指示が入力されたときのカメラCPU10Aの動作フローチャートである。図9に示すとおり、背面モニタ17に或る画像が再生表示されているときに歪曲補正の指示が入力されると、カメラCPU10Aは、その画像(以下、「被補正画像」という。)の画像ファイルを参照し、その被補正画像に付加された36個の係数、焦点位置データ”d”、焦点距離データ”f”、焦点位置データ”d”の誤差範囲、焦点距離データ”f”の誤差範囲をそれぞれ認識する(ステップS7)。
カメラCPU10Aは、認識した36個の係数の値を式(1)〜(4)へ当てはめて関係式D(r)=D(r,d,f)を取得すると共に、その関係式D(r)=D(r,d,f)へ認識した焦点位置データ”d”及び焦点距離データ”f”を当てはめることにより、被補正画像の歪曲パターンD(r)を推測する。これによって、被補正画像を補正するための歪曲補正パターンD’(r)が取得されたことになる(ステップS8)。
さらに、カメラCPU10Aは、ステップS8で取得した歪曲補正パターンD’(r)で被補正画像へ仮の歪曲補正(仮補正)を施す(ステップS9)。ここで、「仮補正」とは、保存用の被補正画像に対する歪曲補正のみならず、保存用の被補正画像を低解像度化したものに対する歪曲補正であってもよい。この仮補正は比較的短時間のうちに行われる。
さらに、カメラCPU10Aは、仮補正後の被補正画像へエッジ抽出の処理を施し、エッジ画像を取得する(ステップS10)。取得したエッジ画像の例を図10(a)に示した。このエッジ画像は、仮補正後に取得したものなので、撮影レンズ11Lの歪曲収差に起因する歪曲は、完全では無いものの或る程度は抑えられている。
よって、建物などの直線状の被写体の輪郭は、このエッジ画像中に直線に近い曲線となって現れる(但し、図ではわかりやすいように歪曲が実際よりも強調されている。)。この曲線の直線からの乖離量が、ステップS8における推測の推測誤差(つまりステップ9における仮補正の補正誤差)を示す。
そこで、カメラCPU10Aは、そのエッジ画像中に存在する複数の連続曲線の中から、以下の条件を満たすような被評価曲線を1本選出する(ステップS11)。
カメラCPU10Aは、被補正画像の中心を通過しない線のうち、「直線からの乖離量が十分に小さく」かつ「曲線の全長が十分に長い」ものを被評価曲線とする。
一例として、カメラCPU10Aは、エッジ画像中に含まれる線のうち、被補正画像の中心を通過する線を除外して被評価曲線の候補とする。次に、カメラCPU10Aは、線が長い順に、上記の被評価曲線の候補を一定数(例えば5本など)まで絞り込む。そして、カメラCPU10Aは、残された被評価曲線の候補のうちで、直線からの乖離量が最も小さいものを被評価曲線とする。なお、カメラCPU10Aは、被評価曲線の候補を「直線からの乖離量の小ささ」で絞り込み、残された被評価曲線の候補のうちで最も長い線を被評価曲線としてもよい。
このとき、図10(b)に示すような曲線が被評価曲線として選出される。因みに、図10(a)に符号A,Bで示した曲線の歪曲は、撮影レンズ11Lの歪曲収差に起因して生じたものではないので、直線からの乖離量が大きい。よって、曲線A,Bは前記条件を満たさず、被評価曲線として選出されることは無い。
さらに、カメラCPU10Aは、選出された被評価曲線に基づき、仮補正の補正誤差を示す評価値Eを算出する(ステップS12)。評価値Eは、例えば、図10(c)に示すとおり、被評価曲線の全長Lと、被評価曲線の膨らみ量dとにより、E=d/Lの式で算出される。
続いて、カメラCPU10Aは、算出した評価値Eを閾値と比較し、その評価値Eが閾値を下回っていなければ(ステップS13NO)、焦点位置データ”d”及び焦点距離データ”f”の値の組み合わせを調節し(ステップS14)、ステップS8へ戻る。
2回目のステップS8では、カメラCPU10Aは、調節後の焦点距離データ”f”,調節後の焦点位置データ”d”を使用して改めて歪曲補正パターンD’(r)を取得する。次のステップS9では、カメラCPU10Aは、取得した歪曲補正パターンD’(r)を使用して被補正画像(仮補正前の被補正画像である。)へ仮補正を施す。続いて、カメラCPU10Aは、ステップS10,S11,S12を実行して評価値Eを算出する。
そして、カメラCPU10Aは、ステップS12で算出される評価値Eが閾値を下回るまで(ステップS13YESとなるまで)、ステップS14→ステップS8→ステップS9→ステップS10→ステップS11→ステップS12→ステップS13のループを繰り返す。
但し、そのループのステップS14では、カメラCPU10Aは焦点位置データ”d”の値の調節範囲を焦点位置データ”d”の誤差範囲と同等に制限し、焦点距離データ”f”の値の調節範囲を焦点距離データ”f”の誤差範囲と同等に制限する。
また、焦点位置データ”d”の1回分の調節量は、誤差範囲を例えば5等分した量に設定され、焦点距離データ”f”の1回分の調節量は、誤差範囲を例えば5等分した量に設定される。この場合、焦点位置データ”d”の最大の調節回数は「6」、焦点距離データ”f”の最大の調節回数も「6」となるので、前記ループの最大の繰り返し回数は6×6=36回となる。
さて、カメラCPU10Aは、評価値Eが閾値を下回ると(ステップS13YES)、直前の仮補正で使用した歪曲補正パターンD’(r)を本番の歪曲補正(本補正)パターンとして選出する。カメラCPU10Aは、本補正後の画像の画像ファイルを新たに作成すると、それをカードメモリ16へ保存する(ステップS15)。なお、「本補正」とは、保存用の被補正画像に対する歪曲補正のことを指す。
以上、本システムでは、歪曲補正パターンを変化させながら仮補正を繰り返すが、その際に調節されるのは、歪曲補正パターン自体ではなく、その歪曲補正パターンの算出に使用される焦点距離データ”f”又は焦点位置データ”d”である。この場合、被補正画像の歪曲補正パターンは、最適な歪曲補正パターンの近辺でのみ変化する。したがって本システムは、仮補正された複数の被補正画像の中から、その歪曲が良好に補正されたものを確実に見出すことができる。
しかも、本システムでは、焦点距離データ”f”の調節範囲は焦点距離データ”f”の誤差範囲をカバーし、焦点位置データ”d”の調節範囲は焦点位置データ”d”の誤差範囲をカバーしているので、それらの調節範囲が狭い範囲に限定されているにも拘わらず、最適な歪曲補正パターンが候補から外れる可能性は無い。
したがって、本システムによれば、ユーザの手間を省きながらも高精度に歪曲補正を行うことができる。
なお、本システムでは、焦点距離データ”f”の調節範囲を焦点距離データ”f”の誤差範囲に一致させ、焦点位置データ”d”の調節範囲を焦点位置データ”d”の誤差範囲に一致させたが、実際には、調節範囲を誤差範囲よりも若干広めに設定し、その誤差範囲を完全にカバーすることが望ましい。
また、上述した歪曲補正モードは、焦点距離データ”f”と焦点位置データ”d”とが既知である場合を想定したが、それらが未知であった場合(被補正画像にレンズポジションデータが付加されていなかった場合)は、次のようにすればよい。
すなわち、カメラCPU10は、焦点距離データ”f”の調節範囲と、焦点位置データ”d”の調節範囲とをそれぞれ広く設定する。焦点距離データ”f”の調節範囲は、撮影レンズに設定され得る焦点距離の全範囲に設定され、焦点位置データ”d”の調節範囲は、撮影レンズに設定され得る焦点位置の全範囲に設定される。例えば、焦点位置データ”d”の1回分の調節量は焦点位置の全範囲の9等分に設定され、焦点距離データ”f”の1回分の調節量が焦点距離の全範囲の9等分に設定される。その場合、焦点位置データ”d”の最大の調節回数は「10」、焦点距離データ”r”の最大の調節回数は「10」となるので、前記ループの最大の繰り返し回数は、10×10=100回となる。
また、本システムのカメラCPU10Aは、焦点距離データ”f”と焦点位置データ”d”との値の組み合わせを少しずつ変更しながら評価値Eを算出し、評価値Eが閾値を下回った時点で前記ループを終了させ、最後の仮補正で使用された歪曲補正パターンD’(r)を本補正に使用したが、次のようにしてもよい。
すなわち、カメラCPU10Aは、焦点距離データ”f”と焦点位置データ”d”との値の組み合わせを全ての組み合わせに変更しながら評価値Eを算出し、評価値Eが最小となった仮補正で使用された歪曲補正パターンD’(r)を本補正に使用する。
また、本システムでは、調節対象を、焦点位置データ”d”と焦点距離データ”f”との双方としたが、何れか一方のみに限定してもよい。因みに、焦点距離データ”f”の測定誤差の方が大きな推測誤差を発生させる傾向にあるので、何れか一方のみに限定する場合は、焦点距離データ”f”の方を採用することが望ましい。
また、前述した式(1)〜(4)は、必要に応じて変更してもよい。因みに、撮影レンズが発生させる歪曲パターンが複雑であるほど式(1)〜(4)の項数を多くする必要性が高くなる。
また、本システムでは、被補正画像へ本補正を施したが、被補正画像へ本補正を施す代わりに、本補正に必要な情報(歪曲補正パターンD’(r)の情報など)を被補正画像の画像ファイルへ付加してもよい。その場合は、本補正をコンピュータなどの他の機器で行うことが可能となる。
また、本システムのカメラCPU10Aは、前記ループの実行中、仮補正を行う度に、仮補正後の被補正画像を背面モニタ17へ表示させてもよい。そうすれば、歪曲補正処理の待ち時間中にユーザに対し歪曲補正処理の経過を呈示することができる。
また、本システムの誤差範囲情報(図2)は、焦点位置データ”d”の誤差範囲を絶対値で(0.3m〜0.35m)などと表しているが、相対値で(0m〜+0.5m)などと表してもよい。
また、本システムの誤差範囲情報(図2)は、焦点距離データ”f”の誤差範囲を絶対値で(10mm〜11mm)などと表しているが、相対値で(−0.5mm〜+0.5mm)などと表してもよい。
なお、本システムでは、カメラCPU10Aの動作の一部を、カメラCPU10Aとは別にカメラ本体10へ備えられた専用の回路に行わせてもよい。
また、本システムでは、歪曲補正に関する動作フローチャートをカメラ本体10が実行したが、その動作フローチャートの一部又は全部をコンピュータ、画像ストレージャ、プリンタなどに実行させてもよい。
因みに、コンピュータのCPUにその動作フローチャートの一部又は全部を実行させる場合、それを実行させるためのプログラム(歪曲補正プログラム)が、CD−ROMなどの記録媒体やインターネットを介してコンピュータへインストールされる。
歪曲補正プログラムがコンピュータへインストールされる場合は、交換レンズ11が予め記憶すべき情報の情報量を抑えるために、各種の交換レンズの係数情報及び誤差範囲情報が予めその歪曲補正プログラムに書き込まれていることが望ましい。その場合、カメラ本体10が交換レンズ11から読み出し、画像ファイルへ付加すべき情報は、交換レンズの種類情報と、レンズポジションデータとの2つとなる。
また、その場合、歪曲補正プログラムは、新種の交換レンズが発売される毎に更新されることが望ましい。更新情報は、交換レンズの製造者がインターネット上で公開し、それをユーザがインターネット経由でコンピュータへダウンロードすればよい。
本システムの構成図である。 誤差範囲情報を説明する図である。 或る撮影レンズの歪曲パターンを示す図である。 係数情報を説明する図である。 推測誤差の程度を説明する歪曲収差データである(広角側)。 推測誤差の程度を説明する歪曲収差データである(望遠側)。 カメラ本体10が撮影モードにあるときのカメラCPU10Aの動作フローチャートである。 画像ファイルの構成を示す図である。 歪曲補正の指示が入力されたときのカメラCPU10Aの動作フローチャートである。 ステップS10〜S12を説明する図である。
符号の説明
11…交換レンズ,10…カメラ本体,11L…撮影レンズ,11A…レンズCPU,11B…ROM,11C…エンコーダ,10A…カメラCPU,12…撮像素子,13…信号処理回路,14…フレームメモリ,16…カードメモリ,17…背面モニタ,18…操作ボタン

Claims (12)

  1. 光学系が画像に与える歪曲パターンと、その光学系のレンズポジションとの関係を取得する準備手順と、
    前記光学系のレンズポジションのデータを前記関係へ当てはめることにより、前記光学系で撮影された画像の歪曲パターンを推測し、その歪曲パターンを抑えるための歪曲補正パターンで前記画像へ歪曲補正を少なくとも1回以上施して仮補正画像を得る補正手順と、
    前記補正手順で得られた少なくとも1つの前記仮補正画像に基づき、前記画像に本補正で適用すべき歪曲補正パターンを選出する選出手順と、
    前記本補正で適用すべき歪曲補正パターンが選出されないときに、前記補正手順で当てはめるべきデータの値を調節して前記補正手順を繰り返す繰り返し手順と、
    を含むことを特徴とする歪曲補正方法。
  2. 請求項1に記載の歪曲補正方法において、
    前記データは、前記画像の撮影時に前記光学系から実測されたデータであることを特徴とする歪曲補正方法。
  3. 請求項2に記載の歪曲補正方法において、
    前記関係は、前記光学系から読み出される前記データの誤差範囲を含み、
    前記繰り返し手順では、前記データの値の調節範囲を、少なくとも前記データの誤差範囲と同程度に設定することを特徴とする歪曲補正方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の歪曲補正方法において、
    前記選出手順では、前記補正画像に残留した歪曲の量に基づき前記選出を行うことを特徴とする歪曲補正方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の歪曲補正方法において、
    前記レンズポジションとは、前記光学系の焦点位置と焦点距離との少なくとも一方であることを特徴とする歪曲補正方法。
  6. 光学系が画像に与える歪曲パターンと、その光学系のレンズポジションとの関係を取得する準備部と、
    前記光学系のレンズポジションのデータを前記関係へ当てはめることにより、前記光学系で撮影された画像の歪曲パターンを推測し、その歪曲パターンを抑えるための歪曲補正パターンで前記画像へ歪曲補正を少なくとも1回以上施して仮補正画像を得る補正部と、
    前記補正部で得た少なくとも1つの前記仮補正画像に基づき、前記画像に本補正で適用すべき歪曲補正パターンを選出する選出部と、
    前記本補正で適用すべき歪曲補正パターンが選出されないときに、前記補正部で当てはめるべきデータの値を調節して前記補正部に動作を繰り返させる繰り返し部と、
    を備えたことを特徴とする歪曲補正装置。
  7. 請求項6に記載の歪曲補正装置において、
    前記データは、前記画像の撮影時に前記光学系から実測されたデータであることを特徴とする歪曲補正装置。
  8. 請求項7に記載の歪曲補正装置において、
    前記関係は、前記光学系から読み出される前記データの誤差範囲を含み、
    前記繰り返し部は、前記データの値の調節範囲を、少なくとも前記データの誤差範囲と同程度に設定することを特徴とする歪曲補正装置。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の歪曲補正装置において、
    前記選出部は、前記補正画像に残留した歪曲の量に基づき前記選出を行うことを特徴とする歪曲補正装置。
  10. 請求項6から請求項9の何れか1項に記載の歪曲補正装置において、
    前記レンズポジションとは、前記光学系の焦点位置と焦点距離との少なくとも一方であることを特徴とする歪曲補正装置。
  11. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の歪曲補正方法をコンピュータに実行させることを特徴とする歪曲補正プログラム。
  12. 請求項6から請求項10のいずれか1項に記載の歪曲補正装置を備えたことを特徴とするディジタルカメラ。

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