JP2008182589A - Rf通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被制御機器から応答信号を得ることなく、容易に被制御機器が受信可能なチャネルでリモコン送信機から送信されるRF信号を受信するRF通信システムを提供する。
【解決手段】リモコン送信機のRF送信回路部は、無線周波数帯域から分割した複数チャンネルの内、選択した全ての送信チャンネルでRF信号を送信し、被制御機器のRF受信回路部は、全ての送信チャンネルのうち、相対的に電界強度が低いチャンネルでRF信号の受信を待機するので、良好な通信環境でリモコン送信機が送信するRF信号を受信できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコン送信機から送信されるRF信号で被制御機器を遠隔制御するRF通信システムに関する。
エアコン、テレビ等の家電機器の遠隔制御には、一般にリモコン送信機から赤外線(Infrared Rays)の赤外制御信号(IR信号)をこれらの家電機器へ送信する赤外線通信(IR通信)が採用されているが、近年、遮蔽物が介在していても送信可能で、送信方向の制約がないRF(Radio Frequency)信号で制御データを搬送する無線電波通信(RF通信)システムが着目されている。
RF通信システムでは、リモコン送信機から制御データで変調した特定周波数のRF信号を送信し、被制御機器側では、受信した受信信号を帯域フィルターに通過させて特定周波数のRF信号のみを入力し、RF信号から復調した制御データに従って応動する。
ここで、リモコン送信機から送信されるRF信号の送信チャネルと、被制御機器がRF信号を受信する受信チャネルは、共通する周波数帯域のチャネルに一致させるが、通信環境が変化するので、固定したチャネルを使用することができず、従来は、RF信号を送信する送信機側で、電界強度の弱いチャネルを探し、そのチャネルを受信機側に伝え、共通するチャネルとして使用するマルチスキャンアクセス方式を採用したRF通信システムが知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載されている共通するチャネルを使用する手順を、図9で説明すると、RF信号を送信しようとする送信機側は、前回使用したチャネルを呼び出して(ステップS101)、そのチャネルの電界強度を調べ(ステップS102)、強電界である場合には使用不可と判定し、適当な数のチャネル数を加えて新たなチャネルとし(ステップS103)、再びそのチャネルの電界強度を調べ(ステップS102)、弱電界のチャネルが得られるまでこの手順を繰り返す。始めに前回使用したチャネルを呼び出すのは、通信環境が変化していなければ、そのチャネルの周波数帯域が弱電界である可能性が高いからである。
弱電界のチャネルが得られると、そのチャネルで受信機側へRF信号を送信する(ステップS104)。一方、受信機は、送信機側とで使用する可能性のある全てのチャネルについて受信スキャンを行いながら待機し、上記送信機から送信されるRF信号を受信することで、そのチャネルを受信チャネルにセットすると共に、そのチャネルで送信機へ応答信号を送信する。送信機は、受信機側から所定時間応答信号が得られない場合には、受信機との通信が確立できなかったものとして、再びステップ101から手順を繰り返し(ステップS105)、所定時間内に応答信号を受信した場合には(ステップS106)、受信機との通信が確立されたものとし、そのときのチャネルを使用チャネルとして記憶し(ステップS107)、そのチャネルを受信機と共通使用チャネルとして、受信機とのRF通信を確立する。
特開平8−265823号公報(明細書の項目0026乃至0031、図2乃至図4)
しかしながら、マルチスキャン方式で通信相手先とのRF通信を確立する上述の方法は、通信相手先からの応答信号を求める手順を要するので、リモコン送信機で家電機器などの被制御機器を遠隔制御するRF通信システムには、複雑であり適さない。
また、送信機側では、使用周波数帯域の全てのチャネルの電界強度を調べるために、受信機側では、送信機から送信されるRF信号を受信するために、送信機と受信機の双方で、全てのチャネルについて受信スキャンして検波する必要があるので、通信の確立に時間がかかるととともに、装置全体の構成が複雑化するものであった。
更に、リモコン送信機で被制御機器を遠隔制御するRF通信システムでは、被制御機器側でリモコン送信機から送信されるRF信号が受信できればよいので、受信機側である被制御機器での電界強度の弱いチャネルを受信チャネルとする必要があるにもかかわらず、上述の従来例では、送信機側周辺の電界強度の弱いチャネルを共通使用するチャネルとすることとなるので、被制御機器で受信エラーとなりやすいものであった。特に、固定位置でその受信環境が大きく変化しない被制御機器に比べて、リモコン送信機は、電子レンジなど強い電磁波を発生する発生源に接近させる場合があり、リモコン送信機で電界強度の弱いチャネルを探す従来方法では、RF通信に最適なチャネルを選択できない場合があった。
また、従来赤外制御信号を受けて動作する被制御機器には、コストダウンの要請から、赤外制御信号から復調したパルス変調信号を入力するPWM入力ポートなどのパルス変調信号入力ポートのみが用意されたIR通信システム専用マイコンを搭載していることが多く、このようなマイコンを備えた被制御機器をRF信号で制御させる為には、アンテナやUARTインターフェースを有するRF受信回路部を追加するだけでは足らず、マイコンを含む全体を交換する必要があり、大規模な改造が必要となった。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、被制御機器から応答信号を得ることなく、容易に被制御機器が受信可能なチャネルでリモコン送信機から送信されるRF信号を受信するRF通信システムを提供することを目的とする。
また、リモコン送信機と被制御機器を複雑な構成とすることなく、被制御機器が電界強度が小さい最適なチャネルでリモコン送信機から送信されるRF信号を受信するRF通信システムを提供することを目的とする。
また、IR通信システム専用のマイコンを有する被制御機器に対しても、マイコンに変更を加えない簡単な改造でRF通信システムにより制御される被制御機とすることが可能なRF通信モジュール及びRF通信システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1のRF通信システムは、入力操作に応じて被制御機器の動作を制御する制御データを生成するリモコン側制御部と、リモコン側制御部が生成する制御データを含むRFパケットデータを生成し、RFパケットデータで変調したRF信号を送信アンテナから送信するRF送信回路部とを備えたリモコン送信機と、受信アンテナで受信したRF信号からRFパケットデータを復調するRF受信回路部と、復調したRFパケットデータに含まれる制御データによって各部の動作を制御する機器側制御部とを備えた被制御機器とから構成され、RF送信回路部は、RF送信回路部とRF受信回路部がRF信号を送受信可能な無線周波数帯域を複数のチャンネルに分割し、分割したいずれかのチャンネルでRF信号を送信するとともに、RF受信回路部は、RF送信回路部がRF信号を送信した同一チャンネルで、RF信号の受信を待機し、RF送信回路部が送信したRF信号を受信するRF通信システムであって、
RF送信回路部は、無線周波数帯域から分割したチャンネルの全て若しくは2以上のチャンネルを送信チャンネルとして選択し、各送信チャンネル毎にそのチャンネルの周波数に変調したRF信号を送信するとともに、RF受信回路部は、RF送信回路部が選択した全ての送信チャンネルにおける電界強度を監視し、相対的に電界強度が小さいチャンネルでRF信号の受信を待機することを特徴とする。
リモコン送信機のRF送信回路部は、無線周波数帯域から分割した複数チャンネルの内、選択した全ての送信チャンネルでRF信号を送信するので、少なくともRF受信回路部が受信待機するチャンネルについてもRF信号を送信する。RF受信回路部が受信を待機するチャンネルは、送信回路部が選択した全ての送信チャンネルの中から、相対的に電界強度が小さいチャンネルでRF信号の受信を待機するので、RF受信回路部は、良好な通信環境で送信回路部が送信するRF信号を確実に受信できる。
リモコン送信機と被制御機器でRF通信が確立したことは、被制御機器が制御データによって動作することで確認される。
RF信号によって制御データは短時間に送信されるので、選択した複数の全ての送信チャンネルについてRF信号を送信しても、同一データ量の制御データを赤外制御信号によって送信する送信時間に比べて短い時間で送信することができ、被制御機器の制御が遅れることはない。
請求項2のRF通信システムは、被制御機器のRF受信回路部は、RFパケットデータの制御データでパルス変調したパルス変調信号を、パルス変調信号から制御データを復調する機器側制御部へ出力するパルス信号変調部と、複数の被制御機器の各機器側制御部がそれぞれパルス変調信号から復調可能なパルス変調信号フォーマットを、各パルス変調信号フォーマット毎に出力コードと関連づけて記憶するフォーマット記憶部とを有し、
リモコン送信機のRF送信回路部は、RF信号で遠隔制御する被制御機器の機器側制御部が復調可能なパルス変調信号フォーマットを特定する出力コードを制御データとともにRFパケットデータに含め、被制御機器のRF受信回路部は、RFパケットデータに含められる出力コードに関連づけられたパルス変調信号フォーマットをフォーマット記憶部から読み出し、読み出したパルス変調信号フォーマットに従って制御データでパルス変調したパルス変調信号を、機器側制御部へ出力することを特徴とする。
リモコン送信機のRF送信回路部は、被制御機器の機器側制御部がパルス変調信号から復調可能なパルス変調信号フォーマットに関連づけられた出力コードをRFパケットデータに含めることにより、制御データと出力コードはRF信号によって被制御機器へ送信される。被制御機器のRF受信回路部は、RFパケットデータに含まれる出力コードに関連づけられたパルス変調信号フォーマットをフォーマット記憶部から読み出し、パルス信号変調部は、読み出したパルス変調信号フォーマットに従って制御データでパルス変調したパルス変調信号を機器側制御部へ出力する。機器側制御部には、復調可能なパルス変調信号フォーマットのパルス変調信号が入力されるので、パルス変調信号から制御データを復調する。
請求項3のRF通信システムは、無線周波数帯域は、2400MHzから2483.5MHzである
2400MHzから2483.5MHzの周波数帯域は、高周波帯域であるので、その帯域全体に所定の電界強度で自然界のノイズが発生することがなく、RF受信回路部は、電界強度の低いいずれかの送信チャンネルでRF信号の受信を待機することができる。
また、この周波数帯域は、bluetoothの無線LANチャンネルやIEEE802.15.4規格のチャンネルで使用する帯域であり、人為的なノイズが発生する可能性があるが、同様に帯域全体に発生することはないので、人為的なノイズが重畳しないいずれかの送信チャンネルで、RF信号の受信を待機することができる。
請求項4のRF通信システムは、RF信号は、RFパケットデータで送信チャンネルの周波数帯域に直接スペクトラム拡散変調した変調信号である。
送信チャンネルの周波数帯域に所定の電界強度のノイズが発生しても、RF信号から復調する際に拡散されるので、RFパケットデータを確実に復調できる。
請求項1の発明によれば、被制御機器でのみ複数チャンネルの受信スキャンを行ない、電界強度が低いチャンネルでリモコン送信機と被制御機器間のRF通信を確立するので、リモコン送信機の構成を簡略化し、小型、軽量化することができる。
また、リモコン送信機の操作者は、RF信号が被制御機器によって受信されたことを、被制御機器が制御データによって動作することで確認できるので、被制御機器から応答信号を受けずに、RF通信が確立していることを知ることができる。
また、被制御機器側で電界強度の低いチャンネルを探し、そのチャンネルで受信を待機するので、リモコン送信機がノイズの発生源に接近していても、RF信号を確実に受信することができる。
請求項2の発明によれば、被制御機器側で制御データに復調する機器側制御部がIR通信システム専用であっても、被制御機器側の構造を大幅に改造することなく、被制御機器をRF信号によって遠隔制御できる。
また、リモコン送信機と被制御機器の間に遮蔽物が存在したり、リモコン送信機を被制御機器以外に向けても、被制御機器を確実に遠隔制御できる。
請求項3の発明によれば、自然界や人為的な原因のいずれで、ノイズが発生しても2400MHzから2483.5MHzの全体にわたって発生することはないので、いずれかの送信チャンネルで確実にRF信号を受信できる。
また、この周波数帯域は、bluetoothの無線LANチャンネルやIEEE802.15.4規格のチャンネルを通信帯域とする多数の近距離無線通信機器が存在し、この周波数帯域用の通信回路素子、通信モジュールを安価に得ることができるで、これらの素子若しくはモジュールを用いてRF送信回路部とRF受信回路部を安価に製造できる。
請求項4の発明によれば、受信を待機している送信チャンネルに高周波ノイズが発生しても、復調エラーが発生しにくく、被制御機器をより確実に遠隔制御できる。
以下、本発明の一実施の形態に係るRF通信システム1を、図1乃至図8を用いて説明する。図1は、RF通信システム1のRF信号の送信側であるリモコン送信機3と受信側の被制御機器4の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、リモコン送信機3と被制御機器4のそれぞれに、図2に示す同一構成のRF通信モジュール2が用いられている。RF通信モジュール2は、本発明のリモコン送信機3が有するRF送信回路部と被制御機器4が有するRF受信回路部に相当するもので、ここではリモコン送信機3と被制御機器4がそれぞれ同一構成のRF通信モジュール2を有するので、双方向のRF通信機能を備えている。
RF通信モジュール2は、プリント配線板6の一面に、導電パターンを印刷配線して形成されたプリントアンテナ7と、その残る実装面に実装された制御用MPUの通信制御部8と、RF通信回路部9とから構成されている。プリント配線板6は、高価であるが電気的、機械的に優れたガラスエポキシ樹脂の配線板を用いて、プリントアンテナ7を、その高い誘電率の配線板6上に印刷配線して形成するので、良好なRF通信特性で、製造誤差などによる影響を受けない一定の通信特性が得られる。プリントアンテナ7は、RF信号を送受信するアンテナとして作用するもので、その一端の給電部を、RF通信回路部9のRF信号入出力ポート(図示せず)に接続している。
RF通信回路部9は、受信チャンネル選択部21とDSSS変復調部(direct sequence spread spectrum modulator−demodulator)22とを備え、DSSS変復調部22は、通信制御部8から出力される後述するRFパケットの各データでスペクトラム拡散変調したRF信号をプリントアンテナ7へ出力するとともに、後述する受信チャンネルの周波数帯域でプリントアンテナ7が受信するRF信号からRFパケットの各データを復調し、SPI(sirial peripheral interface)10を介して接続する通信制御部8へ出力する。
RF通信回路部9は、2400MHzから2483.5MHzの使用周波数帯域のRF信号を送受信可能であるが、RF通信モジュール2がRF送信回路部としてRF信号を送信する際には、この使用周波数帯域から分割した複数の送信チャンネルの各送信チャンネルの周波数帯域に順次拡散変調して送信する。
ここでは、図5に示すように、この使用周波数帯域を5MHzの間隔で分割し、各チャンネルの帯域幅を2MHzとしたIEEE802.15.4規格に規定するチャンネルを分割したチャンネルとし、その15チャンネル乃至25チャンネルを、制御データを送信する送信チャネルとしている。つまり、制御データをRF信号で送信する際に、DSSS変復調部22は、制御データを含むRFパケットデータで、15チャンネルから25チャンネルまでの各周波数帯域にそれぞれ拡散変調したRF信号をプリントアンテナ7へ出力し、15チャンネルから25チャンネルまでのRF信号を順次送信する。
一方、RF通信モジュール2がRF信号を受信する被制御機器4のRF受信回路部である場合には、受信チャンネル選択部21が、所定周期で上述の15チャンネル乃至25チャンネルの各送信チャンネルを受信スキャンして各チャンネルの電界強度(受信エネルギー)を監視し、全ての送信チャンネルから最も電界強度が低いチャンネルを受信チャンネルとしてその受信チャンネルでRF信号の受信を待機するように動作している。
RF通信回路部9とSPI11を介して接続する通信制御部8は、シリアルの送信データ(TxD)と受信データ(RxD)を入出力するリモコンMPU12若しくは被制御機器MPU13に接続可能なUARTインターフェース5と、パルス変調信号入力ポートを有する被制御機器MPU13へ接続可能なパルス信号インターフェース14を備えている。すなわち、図1に示すように、MPU12、13がシリアルのビットストリームデータをMPUが扱うパラレルなバイトデータに変換するUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)を内蔵し、シリアルの送信データ(TxD)と受信データ(RxD)を入出力する入出力ポートを有している場合には、UARTインターフェース5を接続し、被制御機器MPU13がパルス変調信号を入力するパルス変調信号入力ポート(ここではPWM入力ポート)を有する場合には、UARTインターフェース5と共に若しくは別に、パルス信号インターフェース(PWM出力インターフェース)14を接続する。
また、通信制御部8に内蔵されたID記憶部20は、自身に割り当てられた固有のIDと、ペアリングにより特定される通信相手先のIDが記憶される。固有のIDは、そのID記憶部20を備えるRF通信モジュール2の製造年月日、製品番号などから割り当てられ、リモコン送信機3に取り付けられたてRF通信モジュール2のID記憶部20には、マスターIDが、被制御機器4に取り付けられたRF通信モジュール2のID記憶部20には、スレーブIDが、それぞれ自身に割り当てられた固有のIDとして記憶される。
通信制御部8が、MPU12、13からUARTインターフェース5を介して後述するUARTデータを入力すると、RF信号により送信されるRFパケットデータを生成し、RF通信回路部9へ出力する。このRFパケットデータのフォーマットを、図4で説明すると、プリアンブルと通信フレームの先頭を示す1バイトのフレームスタート信号に引き続き、フレーム全体の長さを1バイトデータで表す「フレーム長」が連続する。「フレーム長」に連続する「ステータスコード」は、RF信号の通信相手先に対して通信の目的を1バイトデータで知らせるもので、制御データが搬送される場合には「70h」が割り当てられる。「IDコード」は、そのRFパケットデータを送信する通信元に割り当てられた固有のIDを表すものであり、ID記憶部20からRFパケットデータを生成する際に読み出される。RF信号を受信した受信側は、復調したRFパケットデータの「IDコード」に表される固有IDと、ID記憶部20に記憶されている通信相手先の固有IDと比較し、通信相手先の固有IDと一致しないRF信号は、受信側で受信拒否される。従って、同様にRF信号の受信、復調機能を有する他の被制御機器がRF通信領域内に配置されていても誤動作しない。「搬送データ」には、MPU12、13から入力される後述の制御データを含むUARTデータがそのまま含まれる。「搬送データ」の後、全てのRFパケット内のデータから生成される「CRC(Cyclic Resundancy Check)」が加えられる。
制御データで変調したIR信号を被制御機器へ送信して遠隔制御する従来のIR通信システムにおいては、IR信号を用いて最適な通信品質で制御データを送信する目的で、パルス幅変調(PWM)方式若しくはパルス位置変調(PPM)方式が制御データの一次変調方式に採用され、一次変調したパルス変調信号で更に38KHzのバースト波を二次変調した二次変調信号をIR信号として送信している。IR信号の受信側である被制御機器4の被制御機器MPU13は、IR信号から復調したパルス変調信号を入力し、制御データを復調する為に、パルス変調信号を入力するパルス変調信号入力ポートを有している。IR通信システム専用の被制御機器4Aの被制御機器MPU13(図7参照)には、より安価に製造するために、シリアルデータの入出力ポートを有せず、パルス変調信号入力ポートとパルス信号復調部19のみを有するMPUがあり、RF通信モジュール2は、このような被制御機器MPU13に対しても接続可能である。
IR通信システムで用いられるパルス変調信号のフォーマットは、IR信号を送信して目的外の他の機器が誤動作しないように、パルス変調方式、被制御機器のメーカー、被制御機器のカテゴリー毎に異ならせている。従って、パルス変調信号入力ポートを有する被制御機器MPU13のパルス信号復調部19は、特定のパルス変調信号フォーマットのパルス変調信号のみをデコードするようになっているが、通信制御部8は、その制御機器MPU13が復調可能なパルス変調信号をパルス信号インターフェース14から出力可能とするように、パルス変調方式、被制御機器のメーカー、被制御機器のカテゴリー毎に異なる他種類のパルス変調信号フォーマットを記憶するフォーマット記憶部15と、パルス変調信号を生成するパルス信号変調部16とを更に備えている。他種類のパルス変調信号フォーマットは、それぞれ後述する出力コードに関連づけてフォーマット記憶部15に記憶され、パルス信号変調部16は、出力コードにより読み出されたパルス変調信号フォーマットのパルス変調信号を生成する。
リモコン送信機3は、リモコンMPU12の送信データ(TxD)を入力する入力ポートと受信データ(RxD)を出力する出力ポートを、それぞれ通信制御部8のUARTインターフェース5に接続して、上述構成のRF通信モジュール2を取り付けている。リモコン送信機3のリモコンMPU12には、押圧操作などで入力操作が可能な複数のキーからなるキー入力部17と、各キーへの入力操作を案内する表示やキー入力操作の結果などを表示する表示部18が接続されている。
キー入力部17の各キーには、そのキーを入力操作することにより制御される被制御機器4の動作を対応して操作者が理解できるように、キーへの表示、表示部18への表示などで、入力操作方法が案内され、リモコンMPU12は、入力操作したキーに対応する制御データを生成する。
リモコンMPU12で生成された制御データは、図3に示すUARTデータフォーマットのUARTデータに含まれ、UARTインターフェース5から通信制御部8へ出力される。図3に示すように、UARTデータは、ビットストリームのデータとして入出力されるので、入出力するデータフレームを表すためにその前後にスタートテキストとエンドテキストが加えられている。
スタートビットに続いて、1バイトが割り当てられる「出力コード」は、被制御機器4の被制御機器MPU13の種別により決定されるもので、被制御機器MPU13へ機器側のRF通信モジュール2のUARTインターフェース5からシリアルなUARTデータを出力する場合には、「出力コード」を「40h」とする。また、被制御機器MPU13のPWM入力ポートへ機器側のRF通信モジュール2のPWM出力インターフェース14からPWM変調信号を出力する場合には、「51h」乃至「53h」等、その制御機器MPU13が復調可能なパルス変調信号フォーマットを特定するいずれかの「出力コード」とする。尚、「A0h」以下の「出力コード」は、出荷検査などの特殊な状況で被制御機器を制御する際に使用されるもので、ペアリングで通信相手先が特定されていない被制御機器4に対しても、これらの「出力コード」で特殊な制御であることを伝え、制御データで遠隔制御することを可能としたものである。
制御データは、最大119バイトが割り当てられる「送信データ」で表され、「送信データ」で表されるデータのバイト数が1バイトの「データ長」で表される。
被制御機器4は、被制御機器MPU13のシリアルの入出力ポートを通信制御部8のUARTインターフェース5に、PWM入力ポートをPWM出力インターフェース14へそれぞれ接続し、機器側のRF通信モジュール2を取り付けている。被制御機器4がA社の第2フォーマットのPWM変調信号で変調したIR信号を受信して制御されるものであるとすると、被制御機器4には、IR信号を受光し、光電変換した受信信号波形の包絡線からPWM変調信号を復調するIR信号受光部108が備えられ、被制御機器MPU13のパルス信号復調部19は、PWM入力ポートからそのPWM変調信号を入力し、UARTデータに含まれる制御データを復調するものであるが、ここでは、このIR信号受光部108に接続するPWM入力ポートを、機器側のRF通信モジュール2のPWM出力インターフェース14への接続に切り換えている。
また、被制御機器MPU13は、送信データ(TxD)を入力する入力ポートが通信制御部8のUARTインターフェース5に接続することにより、RF通信モジュール2からビットストリームのUARTデータも入力可能となっているので、PWM入力ポートとシリアルデータを入力する入力ポートのいずれからも制御データを得ることができる。一方、受信データ(RxD)を出力する出力ポートが、RF通信モジュール2に接続されるので、図3に示すUARTデータフォーマットのUARTデータを出力することが可能であり、例えば、エアコンである被制御機器4の動作情報(室温など)をUARTデータの「送信データ」に含めてリモコン送信機3へ伝達し、リモコン送信機3の表示部18へ表示することができる。
以下、このリモコン送信機3がRF信号を送信し、被制御機器4がそのRF信号を受信する各動作を、被制御機器4が図6に示すRF信号により制御されるように構成された被制御機器4Bである場合で説明する。本実施の形態では、後述するペアリング工程を経て、リモコン送信機3と被制御機器4のそれぞれID記憶部20に、自身に割り当てられた固有IDであるマスターIDとスレーブIDの他、特定の通信相手先に割り当てられたスレーブIDとマスターIDが記憶され、互いの通信相手先が特定されているものとする。
操作者が被制御機器4であるテレビの音量を上げようとするものとして、リモコン送信機3のキー入力部17を入力操作すると、リモコンMPU12は、入力操作されたキーのキーデータから、音量を上昇させることを内容とする例えば4バイトの制御データ「データ1乃至データ4」を生成する。図6に示すように、被制御機器4がRF信号により制御されるように構成されたRF通信システム用の被制御機器4Bであるとすると、「出力コード」を「40h」、「送信データ」を生成された「データ1乃至データ4」、「データ長」を「データ1乃至データ4」の4バイトを表す「04h」としたUARTデータが、出力ポートからUARTインターフェース5を経由して、リモコン側のRF通信モジュール2の通信制御部8へ出力される。
通信制御部8は、UARTインターフェース5からUARTデータが入力されると、RF信号によって送信するRFパケットデータを生成する。図6に示すように、このRFパケットの「ステータスコード」は、制御データを含むUARTデータを搬送するので「70h」が割り当てられ、「IDコード」に連続する「搬送データ」には、UARTインターフェース5から入力された上述のUARTデータがそのまま含まれ、これによって制御データ(データ1乃至データ4)は出力コード「40h」とともに、RFパケットデータに含まれる。
通信制御部8で生成されたRFパケットデータは、SPI11、10を介してRF通信回路部9に出力され、RF通信回路部9のDSSS変復調部22は、このRFパケットの各データで、図4に示す15チャンネルから25チャンネルまでの各送信チャンネルの周波数帯域にDSSS拡散変調し、変復したRF信号をプリントアンテナ7から順次送信する。このようにRF信号は、送信しようとするチャンネルの周波数帯域で重畳する他のRF信号や高周波ノイズの存在にかかわらず、予めRF送信回路部2で定められた全ての送信チャンネルについて送信される。RFパケットデータのデータ量が125バイトとして2.4GHz帯で送信する送信時間は、1チャンネルあたり約0.4msecであるので、16チャンネルの送信チャンネルで繰り返しRF信号を送信しても、6.4msecとなり、RF送信回路部2とRF受信回路部2での処理時間を加えても、50乃至100msecの送信時間を要するIR通信システムよりはるかに短い。
被制御機器4側のRF通信モジュール(RF受信回路部)2では、上述のように受信チャンネル選択部21が、15チャンネル乃至25チャンネルの各送信チャンネルのうち、最も電界強度が低いチャンネルを受信チャンネルとしてその受信チャンネルでRF信号の受信を待機している。受信チャンネル選択部21は、被制御機器4側でその近傍の電界強度を検出するので、リモコン送信機3の近傍にノイズの発生源があっても、被制御機器4側での受信チャンネルの電界強度は、RFパケットデータを復調可能なしきい値以下である場合が多く、復調エラーの発生頻度が少ない。また、送信チャンネルのうち、15、20、25チャンネルは、図5に示すように、無線LANチャンネルで使用するチャンネルの間の周波数帯域であるので、無線LANのRF信号と重畳することが少ない。
被制御機器4側の受信チャンネル選択部21を通して、プリントアンテナ7から受信チャンネルのRF信号を受信すると、DSSS変復調部22で復調された図6のRFパケットデータがSPI10、11を介して通信制御部(制御用MPU)8へ出力される。通信制御部8では、RFパケットデータの「ステータスコード」が「70h」である場合には、制御データが搬送されている場合であるものとして、ID記憶部20に記憶された通信相手先のマスターIDを読み出し、RFパケットデータの「IDコード」に含まれるマスターIDと比較し、一致しない場合には、受信したRF信号を無視し、また、一致する場合には、特定の通信相手先から送信されたものと判定する。RFパケットデータの「出力コード」は、「40h」であるので、図6に示すように、RFパケットデータのUARTデータの部分をそのままUARTインターフェース5から被制御機器MPU13の入力ポートへ、ビットストリームの送信データ(TxD)として出力する。被制御機器MPU13は、このUARTデータに含まれる制御データ(データ1乃至データ4)に応じて、被制御機器4であるテレビの音量を上げるように制御する。
このRF信号の送信過程で、被制御機器4のRF通信モジュール(RF受信回路部)2は、RFパケットデータを復調できない場合や、ID記憶部20から読み出したマスターIDがRFパケットデータの「IDコード」と一致しない場合に、受信したRF信号を無視し、正常にRF信号を受信した場合にも、ACK信号をリモコン送信機3側に返信しない。制御データを含むRF信号が被制御機器4へ正常に受信されたかどうかは、被制御機器4が制御データによって応動するかどうかで判別できるので、ACK信号を返信する必要がなく、これによりRF通信システムであっても簡単な通信工程で制御データを送信できる。
次に、被制御機器4が、IR通信システム専用でIR信号から復調したパルス変調信号をパルス変調信号入力ポートから入力する被制御機器MPU13を有する図7に示す被制御機器4Aである場合の動作を説明する。IR通信システム専用の被制御機器4Aである場合には、リモコン送信機3のリモコンMPU12で生成するUARTデータの出力コードを、その被制御機器MPU13が復調可能なパルス信号フォーマットを指定する出力コードとする。リモコンMPU12で生成されるUARTデータの「出力コード」は、被制御機器4がA社の第1フォーマットのPWM変調信号を受信する被制御機器4Aであるとすると、図3に示すように、「51h」となる。
被制御機器4のRF通信モジュール(RF受信回路部)2が、RFパケットデータを復調するまでの動作は、上述と同様であるので省略すると、図6と比較して、図7示すように、出力コードが「40h」から「51h」となったRFパケットデータが、被制御機器4Aの通信制御部8に入力される。
通信制御部8は、RFパケットデータの「ステータスコード」が制御データを含む「70h」であり、「IDコード」に含まれるマスターIDが、ID記憶部20に記憶された通信相手先のマスターIDと一致することを条件に、出力コードが「51h」であることから、A社の第1フォーマットを、フォーマット記憶部15から読みだし、パルス信号変調部16により、A社の第1フォーマットに従って、入力されたUARTデータでPWM変調し、PWM出力インターフェース14から変調したPWM変調信号を、被制御機器MPU13のパルス変調信号入力ポートであるPWM入力ポートへ出力する。
被制御機器MPU13に出力されるこのPWM変調信号は、図7に示すように、例えばA社の製品向けであることを表すカスタムコード1と、製品カテゴリーがエアコンであることを表すカスタムコード2と、UARTデータに含まれる制御データ(データ1乃至データ4)を表すデータコードと、そのデータコードのデータを全て反転させた反転データコードとを連続させたPWMデータから、各2値データに応じて2種類のパルス幅のパルス信号を生成し、その前後にヘッダーとストップビットを表すパルス信号を連続させたものである。
被制御機器MPU13は、PWM入力ポートから入力されたPWM変調信号から制御データを復調し、「音量を上げる」ことを内容とする制御データに応じて、被制御機器4Aであるテレビの音量を上げるように制御する。従って、被制御機器MPU13が、A社の第1フォーマットのPWM変調信号のみをPWM入力ポートから入力して復調するものであっても、その構造を大幅に変更することなく、RF信号を用いて被制御機器4を遠隔制御できる。
従って、本実施の形態によれば、被制御機器MPU13が異なるフォーマットのパルス変調信号を入力して復調するものであっても、そのフォーマットを出力コードに関連づけてフォーマット記憶部15へ記憶するだけで、被制御機器MPU13が復調可能なパルス変調信号を出力できる。
また、パルス変調信号若しくはその変調信号をIR信号として実際に送信することなく、被制御機器4A側の通信制御部8で生成するので、通信環境や送受信素子によるパルス変調信号のパルス歪みが発生せず、被制御機器MPU13で正確に制御データを復調できる。
上述の実施の形態において、リモコン送信機3と被制御機器4のそれぞれID記憶部20に、自身に割り当てられた固有IDであるマスターIDとスレーブIDの他、特定の通信相手先に割り当てられたスレーブIDとマスターIDを記憶するペアリング工程は、予めRF通信モジュール(RF送信回路部、RF受信回路部)2の製造過程で、ID記憶部20を構成するROMに記憶するものであってもよいが、RF通信モジュール2が双方向のRF通信機能を有するので、図8に説明するペアリング工程を経て記憶させてもよい。
以下、このペアリング工程を説明すると、ペアリング工程は、被制御機器4を購入した操作者が、最初にリモコン送信機3のキーを入力操作して被制御機器4を遠隔制御する過程で併せて実行される。
図8に示すように、リモコン送信機3と被制御機器4は、それぞれ電源が投入されると、リモコンMPU12、被制御機器MPUがブートプログラムを起動させて初期設定を行い、ペアリング工程が完了しているかどうかを判別する。ペアリング工程が完了しているかどうかは、ID記憶部20に特定の通信相手先を表す通信相手先の固有IDが記憶されているか否かで判別するもので、被制御機器4を購入した直後には、対として販売されたリモコン送信機3と被制御機器4のID記憶部20に、それぞれ特定の通信相手先を表す通信相手先の固有IDは記憶されていないのでリモコン送信機3と被制御機器4の各RF通信モジュール2は、初期動作モードへ移行し、UARTデータの入力若しくはRF信号から復調されたRFパケットデータの入力を待機する。
操作者が、購入後に最初に被制御機器4を遠隔制御するものとすると、リモコン送信機3のキー入力部17を入力操作すると、リモコンMPU12は、通信相手先として特定される被制御機器4の被制御機器MPU13がRF通信用マイコンであるとして、「出力コード」を「40h」とし、制御用入力操作されたキーに対応する例えば4バイトの制御データ「データ1乃至データ4」とを含むUARTデータをUARTインターフェース5を介してリモコン送信機3のRF通信モジュール(RF送信回路部)2へ出力する。
初期動作モードで動作しているRF通信モジュール2は、UARTデータの割り込みによって、「ペアリングモード」に移行したRF通信モジュール2の通信制御部8は、図8に示すRFパケットデータを生成する。同図に示すように、このRFパケットデータの「ステータスコード」には、「ペアリング開始」を示す「01h」が割り当てられ、「IDコード」に、リモコン送信機3に割り当てられたマスターIDがID記憶部20から読み出され、割り当てられる。「IDコード」に連続する「搬送データ」には、上述のUARTデータがそのまま含まれ、これによって制御データ(データ1乃至データ4)は出力コード「40h」とともに、RFパケットデータに含まれる。
通信制御部8で生成されたRFパケットデータは、SPI11、10を介してRF通信回路部9に出力され、DSSS変復調部22は、このRFパケットの各データで、図5の26チャンネルの周波数帯域にDSSS変復した変調信号をプリントアンテナ7へ出力し、RF信号として送信する。すなわち、このペアリングモードでは、使用周波数帯域から分割した1チャンネルのみをペアリングチャンネルとして使用する。
一方、被制御機器4側のRF通信モジュール(RF受信回路部)2が、初期動作モードであるときには、受信チャンネル選択部21は各送信チャンネルを受信スキャンすることなく、上記ペアリングチャンネル(26チャンネル)でのみRF信号の受信を待機している。受信チャンネル選択部21が、プリントアンテナ7からRF信号を受信すると、DSSS変復調部22でDSSS復調され、復調された図8のRFパケットデータはSPI10、11を介して通信制御部(制御用MPU)8へ出力される。初期動作モードで動作している通信制御部8では、RFパケットデータの入力によって、RFパケットデータの「ステータスコード」が「ペアリング開始」を示す「01h」であることから、「ペアリングモード」に移行する。
「ペアリングモード」に移行したRF通信モジュール2の通信制御部8は、入力されたRFパケットデータのIDコードに含まれるマスターIDを、通信相手先のIDコードとしてID記憶部20へ記憶し、ペアリング応答を表す図8に示すRFパケットデータを生成し、DSSS変復調部22でペアリングチャンネルの周波数帯域に拡散変調したRF信号をプリントアンテナ7から送信する。このペアリング応答を表すRFパケットデータの「ステータスコード」は、「ペアリングACK」を示す「06h」が割り当てられ、「IDコード」に、被制御機器4に割り当てられたスレーブIDがID記憶部20から読み出され、割り当てられる。「IDコード」に連続する「搬送データ」には、リモコン送信機3から受信し、ID記憶部20へ記憶した前述のマスターIDが含まれる。
また、通信制御部8は、「出力コード」が、「40h」であるので、図8に示すように、RFパケットデータのUARTデータの部分をそのままUARTインターフェース5から被制御機器MPU13の入力ポートへ、ビットストリームの送信データ(TxD)として出力する。被制御機器MPU13は、このUARTデータを内蔵のUARTによってバスラインで扱うパラレルデータに変換し、UARTデータに含まれる制御データ(データ1乃至データ4)に応じて、被制御機器4を制御する。
ペアリングACKのRF信号を送信した被制御機器4のRF通信モジュール(RF送信回路部)2は、通常動作モードに移行し、初期動作モードを終える。
また、ペアリング開始のRF信号を送信したリモコン送信機3のRF通信モジュール2は、RF受信回路部として、受信チャンネル選択部21でペアリングチャンネルのRF信号の受信を待機する。所定期間内に受信したRF信号から復調したRFパケットデータの「ステータスコード」が「ペアリングACK」を示す「06h」であり、「搬送データ」に、自身に割り当てられた固有のIDが含まれている場合に、被制御機器4から返信されたペアリングACKのRF信号を受信したものと判定し、その入力されたRFパケットデータのIDコードに含まれるスレーブIDを、通信相手先のIDコードとしてID記憶部20へ記憶し、ペアリングモードから通常動作モードに移行する。これにより、一組のリモコン送信機3と被制御機器4とを特定するペアリング工程が完了する。
また、このペアリング工程は、操作者がリモコン送信機3を入力操作して被制御機器4を遠隔制御する過程で、操作者が意識することなく実行されるので、操作者の負担にならない。
上述の実施の形態では、被制御機器4の受信チャンネル選択部21が送信チャンネルのいずれかから選択する受信チャンネルは、最も電界強度が小さいチャンネルとしたが、受信スキャンした特定のチャンネルの電界強度が、所定のしきい値以下である場合に、以後所定期間スキャンを停止して、そのチャンネルを受信チャンネルとしても良い。
また、 送信チャンネルは、使用周波数帯域から分割した全てのチャンネルを送信チャンネルとしてもよく、中心周波数が離れた任意のチャンネルを送信チャンネルとしてもよい。また、RF信号の送信順は、送信チャンネルの周波数帯域にかかわらず任意であるが、例えば、比較的他のRF通信システムで使用しない15、20、25チャンネルのRF信号の送信を他のチャンネルに比べて優先させても良い。
また、フォーマット記憶部15とパルス信号変調部16は、制御用MPU8とは別の記憶素子や回路素子で構成してもよく、更に、フォーマット記憶部15に記憶されるパルス信号フォーマットは、PPM変調信号など他の変調方式の信号フォーマットであってもよい。
更に、ペアリングモードで使用するペアリングチャンネルは、予め定めた特定のチャンネルとする例で説明したが、電界強度が小さいチャンネルをリモコン送信機3側でペアリングチャンネルとし、被制御機器4側のRF通信モジュールで、使用周波数帯域の全てのチャンネルを受信スキャンし、ペアリング開始を表すRF信号を受信するようにしてもよい。
本発明は、RF信号を送信し、被制御機器を遠隔制御するRF通信システムに適している。
本発明の一実施の形態に係るRF通信システム1全体の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るRF通信モジュール2の斜視図である。 UARTインターフェース5を介して入出力されるUARTデータのフォーマットを示す説明図である。 RF信号で送受信されるRFパケットのフォーマットを示す説明図である。 2.4GHzの使用周波数帯域と送信チャンネルとの関係を表す説明図である。 リモコン送信機3から送信するRF信号でRF通信システム専用の被制御機器4Bを遠隔制御する各動作を示すブロック図である。 リモコン送信機3から送信するRF信号でIR通信システム専用の被制御機器4Aを遠隔制御する各動作を示すブロック図である。 リモコン送信機3と被制御機器4のペアリング工程を示すフローチャートである。 マルチスキャンアクセス方式を採用した従来のRF通信システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 RF通信システム
2 RF通信モジュール(RF送信回路部、RF受信回路部)
3 リモコン送信機
4 被制御機器
7 プリントアンテナ(送信アンテナ、受信アンテナ)
12 リモコンMPU(リモコン側制御部)
13 被制御機器MPU(機器側制御部)
15 フォーマット記憶部
16 パルス信号変調部
19 パルス信号復調部

Claims (4)

  1. 入力操作に応じて被制御機器の動作を制御する制御データを生成するリモコン側制御部と、
    リモコン側制御部が生成する制御データを含むRFパケットデータを生成し、RFパケットデータで変調したRF信号を送信アンテナから送信するRF送信回路部とを備えたリモコン送信機と、
    受信アンテナで受信したRF信号からRFパケットデータを復調するRF受信回路部と、
    復調したRFパケットデータに含まれる制御データによって各部の動作を制御する機器側制御部とを備えた被制御機器とから構成され、
    RF送信回路部は、RF送信回路部とRF受信回路部がRF信号を送受信可能な無線周波数帯域を複数のチャンネルに分割し、分割したいずれかのチャンネルでRF信号を送信するとともに、RF受信回路部は、RF送信回路部がRF信号を送信した同一チャンネルで、RF信号の受信を待機し、RF送信回路部が送信したRF信号を受信するRF通信システムであって、
    RF送信回路部は、無線周波数帯域から分割したチャンネルの全て若しくは2以上のチャンネルを送信チャンネルとして選択し、各送信チャンネル毎にそのチャンネルの周波数に変調したRF信号を送信するとともに、
    RF受信回路部は、RF送信回路部が選択した全ての送信チャンネルにおける電界強度を監視し、相対的に電界強度が小さいチャンネルでRF信号の受信を待機することを特徴とするRF通信システム。
  2. 被制御機器のRF受信回路部は、RFパケットデータの制御データでパルス変調信号を変調し、パルス変調信号から制御データを復調する機器側制御部へ出力するパルス信号変調部と、複数の被制御機器の各機器側制御部がそれぞれパルス変調信号から復調可能なパルス変調信号フォーマットを、各パルス変調信号フォーマット毎に出力コードと関連づけて記憶するフォーマット記憶部とを有し、
    リモコン送信機のRF送信回路部は、RF信号で遠隔制御する被制御機器の機器側制御部が復調可能なパルス変調信号フォーマットを特定する出力コードを制御データとともにRFパケットデータに含め、
    被制御機器のRF受信回路部は、RFパケットデータに含められる出力コードに関連づけられたパルス変調信号フォーマットをフォーマット記憶部から読み出し、読み出したパルス変調信号フォーマットのパルス変調信号を、機器側制御部へ出力することを特徴とする請求項1に記載のRF通信システム。
  3. 無線周波数帯域は、2400MHzから2483.5MHzであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のRF通信システム。
  4. RF信号は、RFパケットデータで送信チャンネルの周波数帯域に直接スペクトラム拡散変調した変調信号であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のRF通信システム。
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