JP2008182472A - 画像形成装置、再プリント方法および再プリントプログラム - Google Patents

画像形成装置、再プリント方法および再プリントプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記憶領域を浪費することなく、プリント条件を効率的に変更する。
【解決手段】MFPは、プリントデータと、該プリントデータに基づいて画像を形成するためのプリント条件とを含むプリントジョブを受信すると(ステップS01でYES)、受信されたプリントジョブに従って画像を形成する(ステップS02)とともに、プリント条件を記憶する(ステップS03)。そして、記憶されたプリント条件が変更されると(ステップS09)、変更されたプリント条件を含み、プリントジョブの再送信を要求するための再プリント要求を、プリントジョブの送信元に送信する(ステップS14)。
【選択図】図7

Description

この発明は画像形成装置、再プリント方法および再プリントプログラムに関し、特に外部からプリント指示を受け付けてプリントする画像形成装置、再プリント方法および再プリントプログラムに関する。
従来、コンピュータからプリントデータを送信して、プリンタで印刷する場合、印刷前にコンピュータのディスプレイ等で印刷状態を確認することができる。しかしながら、コンピュータのディスプレイで確認した状態と、実際に印刷した状態とで印刷状態が違う場合がある。印刷後に印刷結果を確認して、プリント条件を変更しようとすると、コンピュータで変更後の画像形成条件を入力し直さなければならない。コンピュータとプリンタとが、離れた位置に設置してある場合などは、コンピュータとプリンタとの間を往復しなければならず、時間を浪費してしまう。
印刷後もプリントデータを記憶しておき、プリント条件を再設定可能とした画像形成装置が特開平9−85990号公報に記載されている。しかしながら、コンピュータから受信したプリントデータを記憶しておかなければならず、記憶領域が浪費されるといった問題がある。また、記憶したプリントデータからは設定することのできないプリント条件が存在する場合があり、変更可能なプリント条件が制限されるといった問題がある。例えば、モノクロのプリントデータを記憶していてもカラーで印刷することができない。
特開平9−85990号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、記憶領域を浪費することなく、プリント条件を効率的に変更することが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、記憶領域を浪費することなく、プリント条件を効率的に変更することが可能な再プリント方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、記憶領域を浪費することなく、プリント条件を効率的に変更することが可能な再プリントプログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像形成装置は、プリントデータと、該プリントデータに基づいてプリントするためのプリント条件とを含むプリントジョブを受信する受信手段と、受信されたプリントジョブに従ってプリントする画像形成手段と、プリント条件を記憶するプリント条件記憶手段と、記憶されたプリント条件を変更する変更手段と、変更されたプリント条件を含み、プリントジョブの再送信を要求するための再プリント要求を、プリントジョブの送信元に送信する再プリント要求送信手段と、を備える。
この局面に従えば、プリントデータとプリント条件とを含むプリントジョブが受信されると、プリントジョブに従ってプリントされ、プリント条件が記憶される。その後、プリント条件が変更されると、変更されたプリント条件を含み、プリントジョブの再送信を要求するための再プリント要求が、プリントジョブの送信元に送信される。変更後のプリント条件を受信した送信元においては、変更後のプリント条件でプリントするためのプリントデータが生成され、画像形成装置に送信されるので、画像形成装置において変更後のプリント条件に従ってプリントされる。このため、プリントデータを記憶しないので、記憶容量を少なくすることができる。また、送信元で変更後のプリント条件に従ってプリントデータが再生成されるので、プリント条件を変更可能な範囲が制限されない。その結果、記憶領域を浪費することなく、プリント条件を効率的に変更することが可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、プリントジョブは、プリントデータに変換する前のデータを識別するためのデータ識別情報をさらに含み、プリント条件記憶手段は、データ識別情報をプリント条件と関連付けて記憶し、再プリント要求送信手段は、データ識別情報と変更されたプリント条件とを含む再プリント要求を、プリントジョブの送信元に送信する。
この局面に従えば、プリントデータを識別するためのデータ識別情報がプリント条件と関連付けて記憶され、データ識別情報と変更されたプリント条件とを含む再プリント要求が、プリントジョブの送信元に送信される。このため、複数のプリントジョブを受信する場合であっても、いずれか1つのプリントジョブのプリント条件を変更することができる。
好ましくは、記憶されたデータ識別情報を表示し、該表示されたデータ識別情報を選択する選択手段をさらに備える。
好ましくは、プリントジョブの送信元にログインするための認証情報を受け付けるための認証情報受付手段と、受け付けられた認証情報をプリントデータの送信元に送信する認証情報送信手段と、再プリント要求送信手段は、送信元によりログインが認められることを条件に、再プリント要求をプリントジョブの送信元に送信する。
この局面に従えば、プリントジョブの送信元にログインするための認証情報が受け付けられると、認証情報がプリントデータの送信元に送信され、送信元によりログインが認められることを条件に、再プリント要求がプリントジョブの送信元に送信される。このため、プリントジョブが他人によりプリントされるのを防止することができる。
好ましくは、プリントジョブは、パスワードをさらに含み、プリント条件記憶手段は、プリント条件とパスワードとを記憶し、再プリント要求送信手段は、プリント条件とともに記憶されたパスワードと同じパスワードが受け付けられることを条件に、再プリント要求をプリントジョブの送信元に送信する。
この局面に従えば、プリント条件とパスワードとが記憶され、プリント条件とともに記憶されたパスワードと同じパスワードが受け付けられることを条件に、再プリント要求がプリントジョブの送信元に送信される。このため、パスワードを知る者のみが再プリントさせることができるので、他人によりプリントされるのを防止することができる。
好ましくは、画像形成手段は、受信されたプリントジョブに含まれるパスワードと同一のパスワードが入力されることを条件に、プリントジョブに従ってプリントする。このため、パスワードを知る者のみがプリントさせることができるので、他人によりプリントされるのを防止することができる。
好ましくは、受信手段は、送信元の装置情報を受信する。
好ましくは、プリントジョブは、送信元の装置情報を含む。
この発明の他の局面によれば、再プリント方法は、プリントデータと、該プリントデータに基づいてプリントするためのプリント条件とを含むプリントジョブを受信するステップと、受信されたプリントジョブに従ってプリントするステップと、プリント条件を記憶するステップと、記憶されたプリント条件を変更するステップと、変更されたプリント条件を含み、プリントジョブの再送信を要求するための再プリント要求を、プリントジョブの送信元に送信するステップと、を含む。
この局面に従えば、記憶領域を浪費することなく、プリント条件を効率的に変更することが可能な再プリント方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、再プリントプログラムは、プリントデータと、該プリントデータに基づいてプリントするためのプリント条件とを含むプリントジョブを受信するステップと、受信されたプリントジョブに従ってプリントするステップと、プリント条件を記憶するステップと、記憶されたプリント条件を変更するステップと、変更されたプリント条件を含み、プリントジョブの再送信を要求するための再プリント要求を、プリントジョブの送信元に送信するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、記憶領域を浪費することなく、プリント条件を効率的に変更することが可能な再プリントプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の一つにおけるプリントシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、プリントシステム1は、ネットワーク2にそれぞれ接続された複合機(以下、「MFP」という)100,100A,100B,100Cと、パーソナルコンピュータ(以下「PCという」)200と、を含む。PC200は、一般的なコンピュータである。その構成及び機能は周知なのでここでは説明を繰り返さない。MFP100,100A,100B,100Cは、その構成および機能は同じなので、ここでは特に言及しない限りMFP100を例に説明する。
MFP(Multi Function Peripheral)100は、データ処理装置であり、原稿を読取るためのスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成部、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。なお、本実施の形態においてはMFP100を例に説明するが、MFP100に代えて、データに基づき記録媒体に画像を形成する機能を備えた装置であれば、たとえば、プリンタ、ファクシミリ等であってもよい。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、有線または無線を問わない。またネットワーク2は、LANに限らず、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)、一般公衆回線を用いたネットワーク等であってもよい。
本実施の形態におけるプリントシステム1においては、PC200には、MFP100、100A,100B,100Cを制御するためのプリンタドライバプリグラムがインストールされている。プリンタドライバプログラムは、PC200において実行されると、PC200において別に実行されるアプリケーションにより作成されたデータ、画像データ等をプリントデータに変換する。その際、プリント条件を設定するための画面がPC200のディスプレイに表示され、種々のプリント条件の設定が可能である。
プリンタドライバプログラムは、設定されたプリント条件でMFP100、100A,100B,100Cがプリント可能なプリントデータにデータを変換する。さらに、プリンタドライバプログラムは、プリントデータと、そのプリントデータに変換する前のデータを識別するためのデータ識別情報(ファイル名)と、プリント条件とを含むプリントジョブを、MFP100、100A,100B,100Cのうち指定された装置に送信する。なお、ここでは、MFP100、100A,100B,100Cそれぞれに対応するプリンタドライバプログラムを1種類としたが、プリンタドライバプログラムは、MFP100、100A,100B,100Cによって異なってもよい。この場合、PC200では、MFP100、100A,100B,100Cそれぞれに対応するプリンタドライバプログラムがインストールされ、実行される。
なお、ここでは、プリントジョブを送信するPC200を1台とする例を示すが、プリントジョブを送信する装置を、複数台としてもよい。この場合、MFP100、100A,100B,100Cは、プリントジョブを送信してきた送信元の装置を識別するための装置識別情報、例えば、ネットワーク2上でその装置に割り当てられた位置情報をプリントジョブとともに受信し、それらを関連付ける。これにより、プリントジョブを送信してきた送信元の装置を特定することができる。位置情報としては、例えば、IPアドレスを用いることができる。
MFP100、100A,100B,100Cそれぞれのハード構成および機能は同じなので、以下の説明ではMFP100を例に説明する。
図2は、本実施の形態におけるMFP100のハード構成を示すブロック図である。図2を参照して、MFP100は、それぞれがバス120に接続された中央演算装置(CPU)101と、CPU101が実行するためのプログラムなどを記録したROM(Read Only Memory)103と、実行されるプログラムをロードするための、およびプログラム実行中のデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)105と、データを不揮発的に記憶するためのハードディスクドライブ(HDD)107と、フラッシュROM108が装着されるカードインターフェース(I/F)109と、MFP100をネットワーク2に接続するための通信I/F111と、スキャナ113と、画像形成部115と、ファクシミリ(FAX)117と、ユーザとのインターフェイスとなるオペレーションパネル119とを含む。
CPU101は、カードI/F109に装着されたフラッシュROM108に記録された再プリントプログラムをRAM105にロードして実行する。なお、CPU101で実行する再プリントプログラムは、フラッシュROM108に記録された再プリントプログラムに限られず、CPU101に別に接続されたEEPROM(Electrically Erasable/Programable ROM)に記憶された再プリントプログラムをRAM105にロードして実行するようにしてもよい。EEPROMを用いれば、再プリントプログラムを書き換えるまたは追加して書き込みすることが可能となる。このため、ネットワーク2に接続されたPC200が、MFP100のEEPROMに記憶された再プリントプログラムを書換える、または、新たな再プリントプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、インターネットに接続された他のコンピュータから再プリントプログラムをダウンロードして、その再プリントプログラムをEEPROMに記憶するようにしてもよい。さらに、CPU101は、HDD107に保存された再プリントプログラムをRAM105にロードして実行するようにしてもよい。
ここでいうプログラムは、CPU101により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
画像形成部115は、レーザプリンタ、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ等であり、画像データに基づいて画像を形成し、紙などの記録媒体に画像データを可視化する。スキャナ113は、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子を含み、原稿を光学的に読取って画像データとしての電子データを出力する。FAX117は、画像データをファクシミリ規格に従って一般電話回線を介して送受信する。
オペレーションパネル119は、入力部119Aと表示部119Bとを含む。入力部119Aは、MFP100のユーザによる操作の入力を受付けるためのタッチパネル、キーボードまたはマウス等の入力装置である。表示部119Bは、液晶表示装置または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイパネルである。入力部119Aに透明な部材からなるタッチパネルを用いる場合には、表示部119B上にタッチパネルを重ねて設置することで、表示部119Bに表示されたボタンの指示を検出することができる。これにより、種々の操作の入力が可能となる。
通信I/F111は、MFP100をネットワーク2と接続するための通信インターフェイスである。これにより、MFP100は、他のMFP100A,100B,100C、PC200との間で通信することが可能となる。MFP100と、他のMFP100A,100B,100CおよびPC200との間は、ネットワーク2を介して接続されるが、シリアルインターフェイスまたはパラレルインターフェイスを用いて直接接続されてもよい。通信I/F111は、MFP100と他のMFP100A,100B,100CおよびPC200それぞれとの接続形態に応じたインターフェイスが用いられる。
MFP100へデータが入力されるのは、(1)スキャナ113で原稿を読み取って、画像データが入力される場合、(2)通信I/Fを介してネットワーク2に接続された他のコンピュータ、または他のMFP100A,100B,100Cから画像データが受信される場合、(3)フラッシュROM108に記憶された画像データがカードI/Fを介して読み出される場合、(4)FAX117で、ファクシミリデータが受信される場合である。MFP100に入力されたデータは、ファイル名が付されて、一時的にHDD107の所定の領域に記憶される。
MFP100からデータが出力されるのは、HDD107に記憶されたデータが、(1)画像形成部115により紙などの記録媒体に可視化される場合、(2)通信I/F111を介してネットワークに接続された他のコンピュータ、または他のMFP100A,100B,100Cに送信される場合、(3)フラッシュROM108に記憶される場合、(4)FAX117によりファクシミリデータとして出力される場合、(5)表示部119Bに表示される場合である。
なお、再プリントプログラムを記憶する記録媒体としては、フラッシュROM108に限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。
図3は、CPUの機能の概要をHDDに記憶する情報とともに示す機能ブロック図である。図3を参照して、CPU101は、PC200が送信するプリントジョブを受け付けるプリントジョブ受付部51と、画像形成部115を制御して、プリントジョブに従って画像を形成させる画像形成制御部53と、プリントジョブに含まれるプリント条件等を含む履歴データをHDD107に格納するためのプリント条件記憶部55と、HDD107に記憶された履歴データを選択する選択部61と、プリント条件を変更するためのプリント条件変更部63と、変更されたプリント条件を送信元のPC200に送信する再プリント指示送信部65と、PC200の認証情報を受け付けるための認証情報受付部71と、受け付けられた認証情報をPC200に送信し、認証結果を受信する認証情報送信部73と、を含む。
プリントジョブ受付部51は、PC200が送信するプリントジョブを受け付ける。PC200が、MFP100にプリントジョブを送信すると、通信I/F111がプリントジョブを受信する。プリントジョブ受付部51は、通信I/F111が受信するプリントジョブを受け付ける。また、通信I/F111は、プリントジョブとともに、PC200を識別するための装置識別情報を受信する。ここでは、装置識別情報をPC200に割り当てられたIPアドレスとしている。プリントジョブとともに受信する装置識別情報は、プリントジョブの送信元を特定するための送信元情報である。ここでは、送信元情報をプリントジョブとは別に受信する例を説明するが、プリントジョブが送信元情報を含むようにしてもよい。プリントジョブ受付部51は、プリントジョブを画像形成制御部53に出力するとともに、プリントジョブと送信元情報とをプリント条件記憶部55に出力する。
画像形成制御部53は、画像形成部115を制御し、画像形成部115にプリントジョブに従って画像を形成させる。プリントジョブは、プリントデータと、プリント条件とを含む。画像形成部115は、プリントデータに基づく画像をプリント条件に従って用紙上に形成する。これにより、用紙にプリントデータがプリントされる。
プリント条件記憶部55は、プリントジョブに含まれるプリントデータに変換する前のデータ(以下「元データ」という)を識別するためのデータ識別情報(ファイル名)と、プリント条件と、プリントジョブの送信元情報(ここではPC200のIPアドレス)との組からなる履歴データ81をHDD107に記憶する。履歴データ81は、プリントデータそのものを含まないので、プリントデータに比較してデータ容量が小さい。このため、プリントデータを記憶する場合に比較して記憶容量は少なくてよい。なお、ここでは、履歴データ81に、元データを識別するためのデータ識別情報を含めるようにしたが、PC200において、プリントジョブを識別するためのジョブ識別情報から元データを特定できる場合には、元データのデータ識別情報に代えてジョブ識別情報を記憶するようにしてもよい。また、履歴データ81に、プリントした年月日および時刻を含めるようにしてもよい。
選択部61は、HDD107に記憶された履歴データ81を選択する。選択部61は、HDD107に記憶された履歴データ81を読出し、履歴データ81に含まれるデータ識別情報を並べた履歴表示画面を表示部119Bに表示する。プリントジョブ受付部51が複数のプリントジョブを受け付けると、HDD107には複数の履歴データ81が記憶される。このため、履歴表示画面を表示部119Bに表示することで、ユーザが過去にプリントしたデータに対応する履歴データ81を、複数の履歴データ81のうちから選択することが可能となる。
図4は、履歴表示画面の一例を示す図である。図4を参照して、履歴表示画面は、元データのデータ識別情報としてのファイル名(パス名)と、印刷出力日とを含む複数の履歴データ81を並べて表示する。複数の履歴データ81それぞれの左側に隣接してチェックボックスが表示され、ユーザが入力部119Aを操作して、履歴表示画面に表示されるカーソルをチェックボックスに移動させ、入力部119AのOKキーを押下すると、そのチェックボックスにチェックマークが表示される。チェックマークは、それが付された履歴データ81が選択されていることを、ユーザに示す。また、履歴表示画面は、「OK」の文字が表されたキーを含む。
図3に戻って、選択部61は、履歴表示画面において、チェックボックスにチェックマークが付与された後、「OK」キーが押下されると、チェックマークが付され、選択された履歴データ81を選択する。そして、選択部61は、選択した履歴データ81を、プリント条件変更部63に出力する。
プリント条件変更部63は、選択部61から入力される履歴データ81に含まれるプリント条件の変更を受け付け、変更前後のプリント条件を含む確認画面を表示部119Bに表示する。プリント条件の変更は、MFP100が備えるプリント条件を設定する機能を用いればよい。プリント条件変更部63は、各種のプリント条件設定画面、例えば、プリント枚数を設定するための設定画面、原稿サイズを設定するための設定画面、印刷する用紙のサイズを設定するための設定画面、複数ページを合成する場合の合成する枚数を設定するための設定画面、カラーまたはモノクロの別を設定するための設定画面を、表示する。プリント条件変更部63は、変更前のプリント条件が設定された状態の設定画面を表示し、その後、そのプリント条件の変更を受け付ける。
プリント条件変更部63は、プリント条件の変更の受け付けが終了すると、確認画面を表示部119Bに表示する。図5は、確認画面の一例を示す図である。図5を参照して、確認画面は、プリント条件としての各設定項目のパラメータと、変更前のプリント条件と、変更後のプリント条件とを含む。また、確認画面は、「再プリント」の文字が表されたキーと、「キャンセル」の文字が表されたキーとを含む。「キャンセル」の文字が表されたキーが押下されると、プリント条件の設定画面に戻り、プリント条件を設定し直すことができる。確認画面は、変更前後のプリント条件を含むので、確認画面を見るユーザは、プリント条件が含む複数の設定項目のうちいずれを変更したのかを確認することができる。
図3に戻って、プリント条件変更部63は、確認画面の「再プリント」の文字が表されたキーの押下を検出すると、元データのデータ識別情報と、変更後のプリント条件と、送信元情報とを、再プリント指示送信部65に出力する。
認証情報受付部71は、送信元情報で特定される装置、ここではPC200に、ログインするための認証情報を受け付ける。PC200にログインするために入力が必要な項目は、送信元情報に基づいてPC200と通信し、PC200から受信する。また、PC200にログインするために入力が必要な項目を、予め記憶しておくようにすればよい。PC200にログインするために入力が必要な項目は、例えば、ユーザIDとパスワードである。ここでは、PC200にログインするために入力が必要な項目が、ユーザIDとパスワードの場合を例に説明する。この場合、ユーザIDとパスワードとで認証情報が構成される。
認証情報受付部71は、PC200にログインするのに必要なユーザIDとパスワードとを入力するための認証情報受付画面を表示部119Bに表示する。図6は、認証情報受付画面の一例を示す図である。認証情報受付画面は、ユーザIDとしてのユーザ名と、パスワードとを入力する領域を含む。
図3に戻って、ユーザが、入力部119Aに認証情報受付画面に従って、認証情報としてのユーザIDとパスワードとを入力すると、認証情報受付部71は入力部119Aから認証情報を受け付ける。そして、受け付けた認証情報を、認証情報送信部73に出力する。認証情報送信部73は、入力される認証情報を送信元であるPC200に送信し、認証結果の受信待ちとなる。認証情報送信部73は、ログインを許可する認証結果をPC200から受信すると、再プリント指示送信部65に送信許可信号を出力する。一方、認証情報送信部73は、ログインを許可しない認証結果をPC200から受信すると、再プリント指示送信部65に送信不許可信号を出力する。
再プリント指示送信部65は、認証情報送信部73から送信許可信号が入力されることを条件に、プリント条件変更部63から入力される元データのデータ識別情報と変更後のプリント条件とを含む再プリント指示を、送信元情報で特定されるPC200に送信する。
これにより、PC200は、MFP100から再プリント指示を受信すると、再プリント指示に含まれるデータ識別情報で特定されるデータを読み出し、変更されたプリント条件でMFP100がプリントするのに適したプリントデータに変換する。そして、PC200は、変換後のプリントデータと変更されたプリント条件とを含むプリントジョブをMFP100に送信する。
MFP100においては、プリントジョブ受付部51が、PC200が送信するプリントジョブを受け付けると、画像形成部115がプリントジョブに従って用紙に画像を形成する。従って、MFP100を操作するユーザは、MFP100で一度プリントさせ、そのプリント状態を確認した後、MFP100でプリント条件を変更すれば、MFP100に変更後のプリント条件で直ちに画像を形成させることができる。そのため、PC200の設置されている場所に戻って、プリント条件を再設定する必要がない。
図7は、プリント処理の流れの一例を示すフローチャートである。プリント処理は、CPU101が、再プリントプログラムを実行することにより、CPU101において実行される処理である。図7を参照して、CPU101は、プリントジョブを受信したか否かを判断する(ステップS01)。プリントジョブを受信したならば処理をステップS02に進め、そうでなければ処理をステップS04に進める。ステップS04においては、履歴データ読出指示を受け付けた否かを判断する。履歴データ読出指示を受け付けたならば処理をステップS05に進め、そうでなければ処理を終了する。すなわち、プリント処理は、プリントジョブを受信した場合、または履歴データ読出指示を受け付けた場合に実行される処理である。
CPU101は、通信I/F111がPC200からプリントジョブを受信すると、通信I/F111からプリントジョブと、送信元情報としてのPC200の装置識別情報とを受け付ける(ステップS01)。そして、画像形成部115にプリントジョブを出力し、プリントジョブに含まれるプリント条件に従ってプリントデータをプリントさせる(ステップS02)。
次のステップS03においては、プリントジョブに含まれる元データのデータ識別情報と、プリント条件と、送信元情報とをHDD107に記憶する。これにより、HDD107に履歴データ81が記憶される。
ステップS04においては、CPU101は、履歴データ読出指示を受け付けたか否かを判断する。履歴データ読出指示を受け付けたならば処理をステップS05に進め、そうでなければ処理を終了する。次に、HDD107に記憶された履歴データ81を読出し、履歴データ81に含まれるデータ識別情報を表示する。具体的には、図4に示した履歴表示画面を表示部119Bに表示する。そして、表示されたデータ識別情報のうちから1つが選択されたか否かを判断する(ステップS06)。選択されたならば処理をステップS07に進めるが、そうでなければ処理をステップS05に戻す。
ステップS07においては、選択されたデータ識別情報と履歴データ81により関連付けられたプリント条件を表示部119Bに表示する。次に、プリント条件の変更を受け付けたか否かを判断する(ステップS08)。プリント条件が含む複数の設定項目の少なくとも1つの変更が受け付けられたならば処理をステップS09に進めるが、そうでなければ処理を終了する。プリント条件が変更されない場合は、再プリントする必要がないからである。
ステップS09においては、履歴データ81に含まれるプリント条件をステップS08で受け付けられたプリント条件に変更し、処理をステップS10に進める。ステップS10においては、送信元のPC200にログインするために要求される認証情報を入力するための認証情報受付画面を表示部119Bに表示する。そして、認証情報、ここではユーザIDとパスワードとを受け付けるまで待機状態となり(ステップS11でNO)、認証情報を受け付けると(ステップS11でYES)処理をステップS12に進める。
ステップS12においては、受け付けた認証情報を、履歴データ81に含まれる送信元情報で特定されるPC200に送信する。次に、PC200からログインを許可する認証結果を受信したか否かを判断する(ステップS13)。ログインを許可する認証結果を受信したならば処理をステップS14に進めるが、ログインを許可しない認証結果を受信したならば処理を終了する。送信元のPC200においてログインが許可された場合のみ再プリントするので、PC200にログインできるユーザのみが再プリントすることができる。このため、他人にプリントジョブがプリントされるのを防止することができる。
ステップS14においては、再プリント指示を送信元のPC200に送信する。再プリント指示は、履歴データ81に含まれる元データのデータ識別情報と、変更後のプリント条件とを含む。MFP100から再プリント指示を受信したPC200は、再プリント指示に含まれるデータ識別情報で特定されるデータを読み出し、そのデータを変更されたプリント条件でMFP100がプリントするのに適したプリントデータに変換する。そして、PC200は、変換後のプリントデータと変更されたプリント条件とを含むプリントジョブをMFP100に送信する。MFP100は、ステップS01以降の処理を実行するので、PC200が再プリント指示の受信に応じて送信するプリントジョブに従って画像形成する。
このように、MFP100を操作するユーザは、MFP100で一度プリントさせた後、MFP100を操作してプリント条件を変更すれば、MFP100に直ちに変更後のプリント条件で画像を形成させることができる。
<変形例>
上述した実施の形態におけるMFP100は、プリントジョブを受信すると直ちにプリントジョブを実行し、プリントする例を示したが、変形例におけるMFP100は、機密プリント機能を備えている。機密プリント機能は、プリントジョブにパスワードを含めるようにし、MFP100は、プリントジョブを受信すると、直ちにプリントジョブを実行することなく一時記憶しておき、プリントジョブに含まれるパスワードと同一のパスワードが入力されることを条件に、プリントジョブを実行する。
したがって、PC200は、機密プリントのプリントジョブを送信する場合、PC200のユーザが入力したパスワードを含むプリントジョブをMFP100に送信する。このため、機密プリントのプリントジョブは、プリントデータと、プリントデータの元データを識別するためのデータ識別情報と、プリント条件と、パスワードとを含む。
図8は、変形例におけるMFPのCPUの機能の概要をHDDで記憶する情報とともに示す機能ブロック図である。図8を参照して、図3に示した機能ブロック図と異なる点は、パスワード受付部91が追加された点、プリント条件記憶部55Aが変更された点、認証情報受付部71および認証情報送信部73が削除された点である。その他の構成は、上述したのと同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
図8を参照して、プリントジョブ受付部51は、機密プリントジョブを受け付けると、機密プリントジョブと送信元情報とをプリント条件記憶部55Aに出力するとともに、機密プリントジョブをHDD107に記憶する。これにより、機密プリントジョブ93がHDD107に記憶される。機密プリントジョブは、それが受信された段階では、実行されない。プリント条件記憶部55Aは、機密プリントジョブに含まれる元データのデータ識別情報と、プリント条件と、パスワードと、機密プリントジョブとともに受信される機密プリントジョブの送信元情報(PC200のIPアドレス)とを含む履歴データ81Aを生成し、HDD107に記憶する。
パスワード受付部91は、HDD107に記憶されたプリントジョブ読み出し指示を受け付けると、HDD107に記憶された機密プリントジョブの一覧画面、例えば、機密プリントジョブに含まれるデータ識別情報を並べて表示する画面、または、ジョブ識別情報を並べて表示する画面を表示部119Bに表示する。そして、表示された機密プリントジョブのいずれかが指示されると、パスワードの入力をユーザに促し、パスワードの入力を受け付けるためのパスワード入力画面を表示部119Bに表示する。パスワード受付部91は、ユーザが入力部119Aに入力するパスワードを受け付け、受け付けたパスワードと、指示された機密プリントジョブに含まれるパスワードとを比較する。パスワード受付部91は、両者が一致すれば、画像形成制御部53にプリント指示を出力する。画像形成制御部53は、パスワード受付部91からプリント指示が入力されることを条件に、プリントジョブに従って画像形成部115に画像を形成させる。
また、パスワード受付部91は、選択部61により履歴データ81Aが選択されると、パスワードの入力を受け付けるためのパスワード入力画面を表示部119Bに表示する。パスワード受付部91は、ユーザが入力部119Aに入力するパスワードを受け付け、受け付けたパスワードと、選択部61により選択された履歴データ81Aに含まれるパスワードとを比較する。パスワード受付部91は、両者が一致すれば、再プリント指示送信部65に送信許可信号を出力する。再プリント指示送信部65は、パスワード受付部91から送信許可信号が入力されることを条件に、再プリント要求を送信元のPC200に送信する。
図9は、機密プリント処理の流れの一例を示すフローチャートである。機密プリント処理は、変形例におけるMFP100のCPU101が再プリントプログラムを実行することにより、CPU101により実行される処理である。図9を参照して、CPU101は、機密プリントジョブを受信したか否かを判断する(ステップS21)。機密プリントジョブを受信したならば処理をステップS22に進め、そうでなければ処理をステップS24に進める。ステップS24においては、機密プリントジョブの読出し指示を受け付けたか否かを判断する。機密プリントジョブの読出し指示を受け付けたならば処理をステップS25に進めるが、そうでなければ処理をステップS30に進める。ステップS30においては、履歴データ読出指示を受け付けた否かを判断する。履歴データ読出指示を受け付けたならば処理をステップS31に進め、そうでなければ処理を終了する。すなわち、機密プリント処理は、機密プリントジョブを受信した場合、機密プリントジョブの読出し指示を受け付けた場合、または履歴データ読出指示を受け付けた場合に実行される処理である。
CPU101は、通信I/F111がPC200から機密プリントジョブを受信すると、通信I/F111から機密プリントジョブと、送信元情報としてのPC200の装置識別情報とを受け付ける(ステップS21)。そして、機密プリントジョブをHDD107に記憶する(ステップS22)。直ちにプリントするのではなく、機密プリントジョブに含まれるパスワードが入力されることを条件に、プリントするためである。次のステップS23においては、機密プリントジョブに含まれる元データのデータ識別情報、プリント条件およびパスワードと、送信元情報とからなる履歴データ81Aを生成しHDD107に記憶する。これにより、HDD107に履歴データ81Aが記憶される。
ステップS24においては、CPU101は、機密プリントジョブの読出指示を受け付けると、処理をステップS25に進める。ステップS25においては、HDD107に記憶されている機密プリントジョブを読出し、機密プリントジョブが含む元データのデータ識別情報を表示部119Bに表示する。これにより、複数の機密プリントジョブがHDD107に記憶されている場合に、いずれか1つを指定することが可能となる。なお、機密プリントジョブを識別するためのジョブ識別情報を表示するようにしてもよい。
ステップS26においては、表示された機密プリントジョブのいずれかが選択されたか否かを判断する。ユーザが表示部119Bに表示されたデータ識別情報のいずれかを指で指示すると、指示されたデータ識別情報を含む機密プリントジョブが選択される。
次に、表示部119Bにパスワード入力画面を表示し、入力部119Aに入力されるパスワードを受け付ける(ステップS27)。そして、入力されたパスワードを、ステップS26で選択された機密プリントジョブに含まれるパスワードと比較し、両者が一致するか否かを判断する(ステップS28)。両者が一致すれば処理をステップS29に進めるが、一致しなければステップS29をスキップして、処理をステップS30に進める。ステップS29においては、機密プリントジョブに含まれるプリント条件に従ってプリントデータをプリントする。
ステップS30においては、CPU101は、履歴データ読出指示を受け付けたか否かを判断する。履歴データ読出指示を受け付けたならば処理をステップS31に進め、そうでなければ処理を終了する。次に、HDD107に記憶された履歴データ81Aを読出し、履歴データ81Aに含まれるデータ識別情報を表示する(ステップS31)。具体的には、図4に示した履歴表示画面を表示部119Bに表示する。そして、表示されたデータ識別情報のうちから1つが選択されたか否かを判断する(ステップS32)。選択されたならば処理をステップS33に進めるが、そうでなければ処理をステップS31に戻す。
ステップS33においては、選択されたデータ識別情報と履歴データ81Aにより関連付けられたプリント条件を表示部119Bに表示する。次に、プリント条件の変更を受け付けたか否かを判断する(ステップS34)。プリント条件が含む複数の設定項目の少なくとも1つの変更が受け付けられたならば処理をステップS35に進むが、そうでなければ処理を終了する。プリント条件が変更されない場合は、再プリントする必要がないからである。
ステップS35においては、履歴データ81Aに含まれるプリント条件をステップS34で受け付けられたプリント条件に変更し、処理をステップS36に進める。ステップS36においては、表示部119Bにパスワード入力画面を表示し、入力部119Aに入力されるパスワードを受け付ける。そして、入力されたパスワードを、ステップS32で選択された履歴データ81Aに含まれるパスワードと比較し、両者が一致するか否かを判断する(ステップS37)。両者が一致すれば処理をステップS38に進めるが、一致しなければステップS38をスキップして、処理を終了する。ステップS38においては、再プリント指示を送信元のPC200に送信する。再プリント指示は、履歴データ81Aに含まれる元データのデータ識別情報と、変更後のプリント条件とを含む。MFP100から再プリント指示を受信したPC200は、再プリント指示に含まれるデータ識別情報で特定されるデータを読み出し、変更されたプリント条件でMFP100がプリントするのに適したプリントデータに変換する。そして、PC200は、変換後のプリントデータと変更されたプリント条件とを含むプリントジョブをMFP100に送信する。MFP100は、図7に示したプリント処理を実行するので、PC200が、再プリント指示の受信に応じて送信するプリントジョブに従ってプリントする。
このように、MFP100を操作するユーザは、MFP100で一度プリントさせた後、MFP100を操作してプリント条件を変更すれば、直ちにMFP100に変更後のプリント条件で画像を形成させることができる。
なお、PC200が再プリント指示の受信に応じて機密プリントジョブを送信するようにしてもよい。この場合には、PC200は、先に送信した機密プリントジョブに含めたのと同じパスワードを含めるようにすればよい。
なお、上述した実施の形態においては、MFP100について説明したが、図7または図9に示した処理をコンピュータに実行させるための再プリント方法または再プリントプログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の一つにおけるプリントシステムの全体概要を示す図である。 本実施の形態におけるMFP100のハード構成を示すブロック図である。 CPUの機能の概要をHDDに記憶する情報とともに示す機能ブロック図である。 履歴表示画面の一例を示す図である。 確認画面の一例を示す図である。 認証情報受付画面の一例を示す図である。 プリント処理の流れの一例を示すフローチャートである。 変形例におけるMFPのCPUの機能の概要をHDDで記憶する情報とともに示す機能ブロック図である。 機密プリント処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 プリントシステム、2 ネットワーク、51 プリントジョブ受付部、53 画像形成制御部、55,55A プリント条件記憶部、61 選択部、63 プリント条件変更部、65 再プリント指示送信部、71 認証情報受付部、73 認証情報送信部、81,81A 履歴データ、91 パスワード受付部、100,100A,100B,100C MFP、101 CPU、103 ROM、105 RAM、107 HDD、108 フラッシュROM、109 カードI/F、111 通信I/F、113 スキャナ、115 画像形成部、117 FAX、119 オペレーションパネル、119A 入力部、119B 表示部、120 バス。

Claims (10)

  1. プリントデータと、該プリントデータに基づいてプリントするためのプリント条件とを含むプリントジョブを受信する受信手段と、
    前記受信されたプリントジョブに従ってプリントする画像形成手段と、
    前記プリント条件を記憶するプリント条件記憶手段と、
    前記記憶されたプリント条件を変更する変更手段と、
    前記変更されたプリント条件を含み、プリントジョブの再送信を要求するための再プリント要求を、前記プリントジョブの送信元に送信する再プリント要求送信手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記プリントジョブは、前記プリントデータに変換する前のデータを識別するためのデータ識別情報をさらに含み、
    前記プリント条件記憶手段は、前記データ識別情報を前記プリント条件と関連付けて記憶し、
    前記再プリント要求送信手段は、前記データ識別情報と前記変更されたプリント条件とを含む再プリント要求を、前記プリントジョブの送信元に送信する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶されたデータ識別情報を表示し、該表示されたデータ識別情報を選択する選択手段をさらに備えた、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プリントジョブの送信元にログインするための認証情報を受け付けるための認証情報受付手段と、
    前記受け付けられた認証情報を前記プリントデータの送信元に送信する認証情報送信手段と、
    前記再プリント要求送信手段は、前記送信元によりログインが認められることを条件に、前記再プリント要求を前記プリントジョブの送信元に送信する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記プリントジョブは、パスワードをさらに含み、
    前記プリント条件記憶手段は、前記プリント条件と前記パスワードとを記憶し、
    前記再プリント要求送信手段は、前記プリント条件とともに記憶されたパスワードと同じパスワードが受け付けられることを条件に、前記再プリント要求を前記プリントジョブの送信元に送信する、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段は、前記受信されたプリントジョブに含まれるパスワードと同一のパスワードが入力されることを条件に、前記プリントジョブに従ってプリントする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記受信手段は、前記送信元の装置情報を受信する、請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記プリントジョブは、前記送信元の装置情報を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  9. プリントデータと、該プリントデータに基づいてプリントするためのプリント条件とを含むプリントジョブを受信するステップと、
    前記受信されたプリントジョブに従ってプリントするステップと、
    前記プリント条件を記憶するステップと、
    前記記憶されたプリント条件を変更するステップと、
    前記変更されたプリント条件を含み、プリントジョブの再送信を要求するための再プリント要求を、前記プリントジョブの送信元に送信するステップと、を含む再プリント方法。
  10. プリントデータと、該プリントデータに基づいてプリントするためのプリント条件とを含むプリントジョブを受信するステップと、
    前記受信されたプリントジョブに従ってプリントするステップと、
    前記プリント条件を記憶するステップと、
    前記記憶されたプリント条件を変更するステップと、
    前記変更されたプリント条件を含み、プリントジョブの再送信を要求するための再プリント要求を、前記プリントジョブの送信元に送信するステップと、をコンピュータに実行させる再プリントプログラム。
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JP2016092520A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理システム及び画像処理方法

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