JP2008180107A - ディーゼルエンジンの排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタの再生機会を増大できるようにする。
【解決手段】エンジンEの排気通路21に、排気ガス中の微粒子を捕集するフィルタ24およびフィルタ24の温度を上昇させるための酸化触媒22が配設される。フィルタ24に捕集された微粒子が所定量以上となったときに、燃料噴射弁9からの燃料噴射として、エンジン燃焼室4での燃焼を行わせるためのメイン噴射以外に、メイン噴射よりも遅れた時期において酸化触媒22での燃焼を行わせるためのポスト噴射が行われる。エンジンの減速が検出されたときは、メイン噴射が停止される一方、減速開始から所定期間においてはポスト噴射が継続して実行される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ディーゼルエンジンの排気浄化装置に関するものである。
ディーゼルエンジンにおいては、排気ガス中の微粒子(パティキュレート)が大気に放出されるのを防止するために、排気通路に微粒子を捕集するためのフィルタを設けることが一般的となっている。そして、フィルタに捕集された微粒子が所定量以上になると、フィルタの目詰まり防止のために、この微粒子を燃焼させてフィルタを再生させる必要がある。このフィルタの再生のため、フィルタに酸化触媒を担持させたりフィルタの上流の排気通路に酸化触媒を配設して、排気通路に供給した未燃燃料を酸化触媒で燃焼させることによって発生する高温を利用して、フィルタに捕集された微粒子を燃焼させることも行われている(例えば、特許文献1参照)。フィルタ再生のための未燃燃料の排気通路への供給は、エンジン燃焼室での燃焼を意図したメイン噴射の噴射時期よりも遅れた時期に、酸化触媒での燃焼を意図したポスト噴射によって行なわれる。
なお、特許文献2には、エンジンの減速時には、酸化触媒を冷却することになる排気ガスの流量が低下することに起因して酸化触媒が高温になり過ぎる事態を防止するために、減速時に排気流量を増量補正することが開示されているが、この特許文献1に開示の技術は、フィルタの再生機会を増大させるという技術とは相違するものである。
特開平8−42326号公報 特開2004−190668号公報
ところで、フィルタの再生のためには、エンジンが暖機状態で、酸化触媒つまりフィルタがある程度以上高温である必要がある。したがって、短時間走行(短距離走行)を繰り返すのみで、長時間走行を行わないときは、酸化触媒の温度は勿論のこと、エンジンの温度そのものも十分上昇しない状態が継続され、フィルタの再生を行う機会が極めて限定されることとなって、フィルタの目詰まりという問題が深刻になる。特に、エンジンの減速時には、メイン噴射およびポスト噴射の両方の噴射が共に停止されて、フィルタの再生を行わないということが一般的となっていた。つまり、フィルタの再生中であってもエンジンの減速が検出されると、フィルタの再生を中止することとなっていた。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、フィルタの再生機会を増大できるようにしたディーゼルエンジンの排気浄化装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
エンジンの排気通路に設けられ、排気ガス中の微粒子を捕集するフィルタおよび該フィルタの温度を上昇させるための酸化触媒と、
前記フィルタに捕集された微粒子が所定量以上となったときに、燃料噴射弁からの燃料噴射を、エンジン燃焼室での燃焼を行わせるためのメイン噴射よりも遅れた時期において酸化触媒での燃焼を行わせるためのポスト噴射を行わせる再生手段と、
を備え、
前記再生手段は、エンジンの減速が検出されたときは、前記メイン噴射を停止させると共に、減速開始から所定期間は前記ポスト噴射を継続して実行させるように設定されている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、従来は、再生を停止していたエンジンの減速中であっても、減速開始から所定期間は再生が継続されるので、この分再生の機会が増大されて、フィルタの目詰まり防止の上で好ましいものとなる。特に、減速開始後でもしばらくの期間は、酸化触媒の温度も高く、しかもメイン噴射が停止されて排気ガス中の酸素濃度も高いために、再生を効果的に行うことが可能であり、しかも再生のための酸化触媒での燃焼によってその温度を高温に維持できることになる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記再生手段は、前記所定期間において、前記ポスト噴射の噴射時期を減速でないときに比して進角させる、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、ポスト噴射によるオイル希釈の問題を防止あるいは低減する上で好ましいものとなる。すなわち、通常のポスト噴射による燃料噴射時期は、燃焼室での燃焼に関与しないようにメイン噴射に比してかなり遅れた時期となるので、ポスト噴射された燃料(燃料噴霧)がシリンダ内壁に到達する割合が高くなって、シリンダ内壁に付着したオイルが燃料でもって希釈されるというオイル希釈の問題を生じるが、減速時にはメイン噴射が停止されることによって筒内温度が低下されるので、ポスト噴射の噴射時期を進角させても燃焼室で燃焼されてしまうことがなく、オイル希釈の問題を防止あるいは低減させつつ、ポスト噴射された燃料を未燃燃料として排気通路へ確実に供給することが可能となる。
前記再生手段は、前記所定期間において、前記ポスト噴射の噴射時期を、オイル希釈に影響の少ない所定クランク角度よりも進角させる、ようにしてある(請求項3対応)。この場合、ポスト噴射の噴射時期を十分に進角させて、オイル希釈の問題をより確実に防止あるいは低減することができる。
前記再生手段は、前記所定期間において、前記ポスト噴射の噴射量を、減速でない場合に比して増量させる、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、ポスト噴射の噴射時期が進角されているので、ポスト噴射の噴射量を増大させても、オイル希釈の問題を防止あるいは低減しつつ、排気通路へ供給する未燃燃料量を増大させて、フィルタ再生をより効果的に行うことが可能となる。
前記再生手段は、前記酸化触媒の温度が所定温度以上のときを条件として、減速時における前記ポスト噴射を実行させるように設定されている、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、酸化触媒の温度が高いときに限定してポスト噴射を実行させることによりフィルタの再生を効果的に行いつつ、酸化触媒が低温で未燃燃料を十分に燃焼させることが難しい状況においては、ポスト噴射を実行しないことにより、燃料を無駄に消費してしまう事態を防止することができる。
本発明によれば、フィルタの再生機会を増大させて、フィルタの目詰まり防止の上で好ましいものとなる。
図1において、Eは、多気筒ディーゼルエンジン(エンジン本体)で、1はシリンダブロック、2はシリンダヘッド、3はピストン、4は燃焼室である。シリンダヘッド2には、吸気ポート5および排気ポート6が形成され、吸気ポート5は吸気弁7によって開閉され、排気ポート6は排気弁8によって開閉される。また、シリンダヘッド2には、燃焼室4に臨ませて、燃料噴射弁9が配設されている。
吸気ポート5に連なる吸気通路11は、その途中にサージタンク12を有する。サージタンク12の上流側の吸気通路は1本の共通吸気通路11Aとされて、この共通吸気通路11Aには、上流側から下流側へ順次、エアクリーナ13、吸気量センサ14,排気ターボ式過給機15のコンプレッサホイール15a、インタークーラ16,吸気絞り弁17,吸気温度センサ18,吸気圧力センサ19が配設されている。また、サージタンク12よりも下流側の吸気通路は、各気筒に対して個々独立して連なる独立吸気通路11Bとされている。
排気ポート6に連なる排気通路21(各気筒からの独立排気通路が合流された共通排気通路)には、その上流側から下流側へ順次、排気ターボ式過給機15のタービンホイール15b、酸化触媒22,圧力センサ23,微粒子を捕集するためのフィルタ24,圧力センサ25,温度センサ26,酸素濃度センサ27が配設されている。
前記燃料噴射弁9は、高圧で燃料噴射を行うもので、このため、燃料ポンプ31からの高圧燃料を貯溜したコモンレール32が設けられて、このコモンレール32に対して、燃料配管33を介して燃料噴射弁9が接続されている。なお、図1中、34はエンジン回転数センサ、35はクランク角センサ、36はエンジン冷却水温度センサである。
吸気通路11と排気通路21とは、EGR通路41を介して接続されている。EGR通路41の吸気通路11への接続部位は、吸気圧力センサ19とサージタンク12との間に設定されている。また、EGR通路41の排気通路21への接続部位は、タービンホイール15bの上流側(排気ポート6側)に設定されている。このEGR通路41には、EGRクーラ42とEGR弁43とが接続されている。
図2は、フィルタ24の再生に関連した制御を行うための制御系統をブロック図的に示すもので、Uはマイクロコンピュータを利用して構成されたコントローラ(制御ユニット)である。このコントローラUには、前述した各種センサ等23,25,26,34〜36からの信号の他、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ45からの信号が入力される。また、コントローラUは、燃料噴射弁9、吸気絞り弁17およびEGR弁43を制御する。なお、図2では、フィルタ24の再生に直接的には関係しない部分の入出力関係は省略してある。
コントローラUは、フィルタ24での微粒子捕集量を、排気圧力センサ23での検出圧力と排気圧力センサ25での検出圧力との差圧に基づいて決定するものとなっている。
コントローラUによる燃料噴射制御は、例えば次のように実行される。まず、フィルタ24での微粒子捕集量が所定量(例えば最大捕集量の70%)未満のときは、メイン噴射のみを行って、排気通路への未燃燃料を積極的に供給するためのポスト噴射は実行されないものとなる。メイン噴射の燃料噴射時期は、燃焼室4で噴射燃料が燃焼されるタイミングとされる。また、メイン噴射での燃料噴射量は、基本的にアクセル開度とエンジン回転数とによって決定された後、冷却水温度や吸気温度等による補正が行われて最終噴射量とされ、この最終噴射量でもって燃料噴射弁9から燃料噴射される。なお、実施形態では、図4に示すように、メイン噴射の前に少量のパイロット噴射を実行するようにしてあり、図4におけるパイロット噴射とメイン噴射との合計した噴射量が、上記最終噴射量となるように設定されている(パイロット噴射なしのときは、最終噴射量が全てメイン噴射量とされる)。
フィルタ24での捕集量が所定量以上になると、フィルタ24を再生させるために、ポスト噴射が実行されるが、再生実行条件として、例えばエンジン冷却水温度が所定温度(例えば60度C)以上というように条件設定することもできる。減速時以外のときのポスト噴射の態様が、図4に示される。この図4に示す実施形態では、ポスト噴射は、膨張行程(つまり燃焼室4での燃焼に関与しないタイミング)に実行されて、ポスト噴射1からポスト噴射3までの3回に分けての分割噴射とされている。このポスト噴射によって噴射された燃料は、燃焼室4では燃焼されずに、全てそのまま排気通路21へ供給されて、酸化触媒22で燃焼されることになる。そして、酸化触媒22での燃焼によって、フィルタ24に導入される排気ガス温度が十分に高温となって、フィルタ24に捕集されていた微粒子が燃焼され、フィルタ24の再生が行われることになる。ポスト噴射での噴射量は、例えばアクセル開度とエンジン回転数とに基づいてオープン制御するようにしてもよく、あるいは酸素濃度センサ27で検出される酸素濃度が目標酸素濃度となるようにフィードバック制御するようにしてもく、このようなオープン制御とフィードバック制御とを温度センサ26で検出される温度に応じて選択的に使い分けるようにしてもよい(温度センサ26で検出される温度が所定温度以上のときフィードバック制御を選択)。
上述したフィルタ24の再生中に、エンジンの減速が検出されたときは、次のような燃料噴射制御が実行されるが、吸気絞り弁17およびEGR弁43はそれぞれ全閉とされる。まず、燃焼室4での燃焼が行われないようにメイン噴射が停止される(パイロット噴射が行われている場合はパイロット噴射も停止される)。そして、減速開始から所定期間は、ポスト噴射が継続して実行される。上記所定期間としては、減速検出からあらかじめ設定された所定時間(例えば40秒)というように設定することができる。
また、減速時でのポスト噴射実行条件として、温度センサ26での検出される温度(酸化触媒22やフィルタ24の温度に相当)が所定温度以上のときという条件設定が行われる。より具体的には、図3に示すように、エンジン回転数をパラメータとして、上記所定温度が変更されて、エンジン回転数が所定回転数(実施形態では約2500rpm)未満のときほぼ一定の約260度Cとされ、上記所定回転数以上のときは、エンジン回転数の増大に応じて徐々に所定温度が高くなるように変更される。そして、温度センサ26での検出温度が上記所定温度未満のときは、他の実行条件が満足されていても、ポスト噴射は実行されないものとされる。
図5に示すように、減速時におけるポスト噴射は、減速時以外のときと同様に3回に分けての分割噴射とされるが、3回に分割された各ポスト噴射共にそれぞれ、噴射時期が進角されると共に増量補正される。進角後の噴射時期は、実施形態では、クランク角で圧縮上死点後50度付近よりも進角側とされる。この進角された時期でのポスト噴射では、燃料噴射弁9からの噴射燃料(燃料噴霧)が、シリンダ内壁に到達しないかあるいは到達したとしても極く少量となるので、これにより燃料によるオイルが希釈が防止あるいは低減されることになる。
ポスト噴射による噴射量増大は、酸化触媒22の燃焼温度を上昇させて、フィルタ24の再生をより効果的に行うためである。この増量分の噴射量は、例えば、エンジン回転数をパラメータとして決定することができる。
エンジン減速中でのポスト噴射によるフィルタ24の再生実行中に、前記所定期間が経過したとき、あるいは温度センサ26で検出される温度が図3に示す所定温度未満になると、ポスト噴射が停止される(メイン噴射およびポスト噴射の両方共に停止された状態)。
図6は、前述した減速時でのフィルタ24の再生を行う制御例を示すフローチャートであり、以下このフローチャートについて説明する。なお、以下の説明でSはステップを示す。まず、S1でデータ入力された後、S2において、メイン噴射量が決定される。この後、S3において、2つの圧力センサ23と25との検出値の差圧に基づいて、フィルタ24での微粒子の捕集量が決定(推定)される。
上記S3の後、S4において、S3で決定された微粒子の捕集量が、第1所定量β(実施形態ではほぼ0に近い値に設定)未満であるか否かが判別される。このS4の判別でYESのときは、S5において、再生フラグが0にリセットされた後、S6においてメイン噴射が実行され、この後S7においてポスト噴射を停止させる処理が行われた後、リターンされる。
前記S4の判別でNOのときは、S8において、S3で決定された捕集量が第2所定量α(例えば最大捕集量の70%)以上であるか否かが判別される。このS8の判別でYESのときは、フィルタ24の再生を実行すべきときであり、このときは、まずS9において再生フラグが1にセットされる。この後、S11において、減速時であるか否かが判別される。このS11での判別は、例えば、アクセル開度が零でかつエンジン回転数が所定回転数(例えばアイドル回転数よりも若干大きい回転数)以上のときに、減速時であると判別される。
上記S11の判別でNOのとき、つまり減速時ではないと判別されたときは、S12,S13の処理によって、図4に示す通常時での燃料噴射が実行される(メイン噴射およびポスト噴射の両方の燃料噴射ありの状態)。
前記S11の判別でYESのとき、つまり減速時であると判別されたときは、S14において、メイン噴射が停止される。この後、S15において、減速検出から所定期間内であるか否かが判別される。このS15の判別でYESのときは、S16において、温度センサ26で検出される温度つまり酸化触媒22やフィルタ24の温度が所定温度γ(図3に示す所定温度)以上であるか否かが判別される。このS16の判別でYESのときは、S17において、ポスト噴射が実行され、しかもその噴射時期が進角されると共に噴射量が増大補正される。
前記S15の判別でNOのとき、あるいはS16の判別でNOのときは、S7に移行して、ポスト噴射が停止される。
前記S8の判別でNOのときは、S18において、再生フラグが1であるか否かが判別される。このS18の判別でYESのときはS11へ移行され、S18の判別でNOのときはS5へ移行される。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。ポスト噴射は、1回のみの噴射としてもよく、また分割噴射するときは分割回数を適宜変更できる。ポスト噴射を実行する減速検出からの所定期間は、例えばエンジン回転数や、減速検出時のエンジン冷却水温度等の適宜のパラメータに応じて変更することもできる(例えば、冷却水温度が高いほど、またエンジン回転数が大きいほど所定期間を長くする)。減速時でのポスト噴射を、進角させないようにしてもよく、また増量補正しないようにすることもできる。酸化触媒22は、フィルタ24と別個に設けることなく、フィルタ24に担持させることによってフィルタ24と一体的に設けるようにしてもよい。フローチャートに示す各ステップあるいはステップ群は、その機能内容を示す名称に手段の文字を付して表現できるものである。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明が適用されたエンジンの全体系統図。 本発明による制御系統例を示すブロック図。 減速時にポスト噴射を行うときの酸化触媒の温度を示す特性図。 通常時においてフィルタ再生を行うときの燃料噴射態様の一例を示す図。 減速時においてフィルタ再生を行うときの燃料噴射態様の一例を示す図。 本発明の制御例を示すフローチャート。
符号の説明
E:エンジン本体
U:コントローラ
4:燃焼室
9:燃料噴射弁
11:吸気通路
21:排気通路
22:酸化触媒
23:排気圧力センサ
24:フィルタ
25:排気圧力センサ
26:排気温度センサ

Claims (5)

  1. エンジンの排気通路に設けられ、排気ガス中の微粒子を捕集するフィルタおよび該フィルタの温度を上昇させるための酸化触媒と、
    前記フィルタに捕集された微粒子が所定量以上となったときに、燃料噴射弁からの燃料噴射を、エンジン燃焼室での燃焼を行わせるためのメイン噴射よりも遅れた時期において酸化触媒での燃焼を行わせるためのポスト噴射を行わせる再生手段と、
    を備え、
    前記再生手段は、エンジンの減速が検出されたときは、前記メイン噴射を停止させると共に、減速開始から所定期間は前記ポスト噴射を継続して実行させるように設定されている、
    ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置。
  2. 請求項1において、
    前記再生手段は、前記所定期間において、前記ポスト噴射の噴射時期を減速でないときに比して進角させる、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置。
  3. 請求項2において、
    前記再生手段は、前記所定期間において、前記ポスト噴射の噴射時期を、シリンダ内での噴射燃料によるオイル希釈に影響の少ない所定クランク角度よりも進角させる、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置。
  4. 請求項2または請求項3において、
    前記再生手段は、前記所定期間において、前記ポスト噴射の噴射量を、減速でない場合に比して増量させる、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
    前記再生手段は、前記酸化触媒の温度が所定温度以上のときを条件として、減速時における前記ポスト噴射を実行させるように設定されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置。
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