JP2008179981A - 鍵保管用錠 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鍵収納部2を錠ケース3に設け、鍵収納部2の開口部21に蓋体4を可動に配設するとともに、蓋体4に形成した凹穴41にシャックル1の短脚部11を挿入することにより蓋体4をロックするようにした鍵保管用錠において、シャックル1を閉じることにより、蓋体4を錠ケース3側に係合して固定するロック機構41、5を設ける。
【選択図】図1
Description
しかし、見つかればすぐに取り出せることから、このような場所に鍵を隠すのは防犯上きわめて危険であり、このため、南京錠の錠ケースに鍵を収納する鍵収納部を設けた鍵保管用錠が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この鍵保管用錠は、シャックル1側が開口する鍵収納部2を錠ケース3に設け、該開口部21に蓋体4をスライド可能に配設するとともに、該蓋体4に形成した凹穴41にシャックル1の短脚部11を挿入することにより蓋体4をロックする。
そして、この鍵保管用錠は、シャックル1を閉じることにより、蓋体4を錠ケース3側に係合して固定するロック機構を設けている。
シャックル1は、本実施例では、その長脚部12がキー軸32に一体に連結され、ダイヤル錠を構成するダイヤルリング31を合わせることにより解錠できるようにされている。
シャックル1の長脚部12が上昇すると、シャックル1の短脚部11は、蓋体4の凹穴41から抜けて解錠状態となる。
なお、図4に示すように、解錠状態で、シャックル1を押し下げることによって、スペーサ34を介してばね33によって付勢されている、ダイヤル錠を構成するダイヤルリング31と嵌合しているカラー35を押し下げて、ダイヤルリング31とカラー35の嵌合を解除し、この状態で、ダイヤルリング31を回転させることによって解錠番号を任意の番号に変更することができるようにしている。
蓋体4は、閉じ位置でシャックル1の短脚部11が挿入される有底の凹穴41を備えている。
凹穴41の側方には、ラッチボール5を収容するボール溝42が設けられており、該ボール溝42は、ラッチボール5の約1/3が凹穴41に突出できるように、凹穴41と一部が連通している。
ボール溝42は、凹穴41から反対側の側方に延設され、その先端部42aは、ラッチボール5の約1/3が嵌合できるように錠ケース3に設けられている。
これにより、蓋体4は、ラッチボール5を介して錠ケース3に固定されることになり、バール等でシャックル1をこじても蓋体4は動かず、その結果、シャックル1の短脚部11が開いて蓋体4から抜けることが防止される。
なお、ラッチボール5は、蓋体4に下から嵌着されたカバー42bによりボール溝42に封入される。
この鍵保管用錠は、シャックル1側が開口する鍵収納部2を錠ケース3に設け、該開口部21に蓋体4をスライド可能に配設するとともに、該蓋体4に形成した凹穴41にシャックル1の短脚部11を挿入することにより蓋体4をロックする。
そして、この鍵保管用錠は、シャックル1を閉じることにより、蓋体4を錠ケース3側に係合して固定するロック機構を設けている。
シャックル1は、本実施例では、その長脚部12がキー軸32に一体に連結され、ダイヤル錠を構成するダイヤルリング31を合わせることにより解錠できるようにされている。
シャックル1の長脚部12が押し上げられると、シャックル1の短脚部11は、蓋体4の凹穴41から抜けて解錠状態となる。
蓋体4は、閉じ位置でシャックル1の短脚部11が挿入される凹穴41を備えている。
凹穴41の下には、ラッチボール5を収容するボール穴43が設けられており、該ボール穴43は、ラッチボール5の約1/3が下方に突出する程度に下部が狭く形成されている。
また、ボール穴43の上部は、ラッチボール5の約1/3が凹穴41に移動できるように、凹穴41と連通するように設けられている。
ラッチボール5は、図11に示すように、この突出状態で鍵収納部2の内側に係合することにより、蓋体4をロックすることができ、凹穴41にシャックル1の短脚部11を挿入することにより、該短脚部11がラッチボール5の上部に当接して突出状態が保持される。
これにより、蓋体4は、ラッチボール5を介して錠ケース3に固定されることになり、バール等でシャックル1をこじても蓋体4は動かず、その結果、シャックル1の短脚部11が開いて蓋体4から抜けることが防止される。
この鍵保管用錠は、シャックル1側が開口する鍵収納部2を錠ケース3に設け、該開口部21に蓋体4をスライド可能に配設するとともに、該蓋体4に形成した凹穴41にシャックル1の短脚部11を挿入することにより蓋体4をロックする。
そして、この鍵保管用錠は、シャックル1を閉じることにより、蓋体4を錠ケース3側に係合して固定するロック機構を設けている。
シャックル1は、本実施例では、その長脚部12がキー軸32に一体に連結され、ダイヤル錠を構成するダイヤルリング31を合わせることにより解錠できるようにされている。
シャックル1の長脚部12が押し上げられると、シャックル1の短脚部11は、蓋体4の凹穴41から抜けて解錠状態となる。
蓋体4は、閉じ位置でシャックル1の短脚部11が挿入される凹穴41を備えている。
凹穴41の下には、ロックピン6の上部を収容する上部穴44aが同一径で連続して形成されるとともに、上部穴44aの下には、該上部穴44aと連通するように、ロックピン6の軸穴44bとロックピン6の下部を収容する下部穴44cとが順次形成されている。
そして、ロックピン6は、図13に示すように、凹穴41に挿入したシャックル1の短脚部11に上部61が押されることにより、ばね64に抗して下方に摺動し、下部が蓋体4から下方に突出する。
ロックピン6は、この突出状態で錠ケース3に係合し、蓋体4をロックすることができ、凹穴41に挿入したシャックル1の短脚部11でこの突出状態が保持される。
これにより、蓋体4は、ロックピン6を介して錠ケース3に固定されることになり、バール等でシャックル1をこじても蓋体4は動かず、その結果、シャックル1の短脚部11が開いて蓋体4から抜けることが防止される。
この鍵保管用錠は、シャックル1側が開口する鍵収納部2を錠ケース3に設け、該開口部21に蓋体4をスライド可能に配設するとともに、該蓋体4に形成した凹穴41にシャックル1の短脚部11を挿入することにより蓋体4をロックする。
そして、この鍵保管用錠は、シャックル1を閉じることにより、蓋体4を錠ケース3側に係合して固定するロック機構を設けている。
シャックル1は、本実施例では、その長脚部12がダイヤルリング31を合わせることにより解錠され、一体に連結されたキー軸を介してばねにより押し上げられる。
シャックル1の長脚部12が押し上げられると、シャックル1の短脚部11は、蓋体4の凹穴41から抜けて解錠状態となる。
一方、シャックル1の長脚部12には、揺動片7の一端71が係合する切欠12aが設けられている。
蓋体4は、閉じ位置でシャックル1の短脚部11が挿入される凹穴41を備えるとともに、揺動片7の他端72が係合する切欠45を底部に備えている。
揺動片7の他端72は上に曲がった鉤状を呈し、蓋体4の切欠45に係合することにより該蓋体4を閉じ位置で固定することができる。
揺動片7は、図15に示すように、シャックル1が閉じ状態になることにより、その一端71が長脚部12と連動して下降し、他端72が蓋体4の切欠45に係合して、蓋体4を固定する。
これにより、蓋体4は、揺動片7と長脚部12とを介して錠ケース3に固定されることになり、バール等でシャックル1をこじても蓋体4は動かず、その結果、シャックル1の短脚部11が開いて蓋体4から抜けることが防止される。
また、シャックル1が切断された場合でも、長脚部12を上げない限り蓋体4の不正解錠を防止することができる。
この鍵保管用錠は、シャックル1側が開口する鍵収納部2を錠ケース3に設け、該開口部21に蓋体4をスライド可能に配設するとともに、該蓋体4に形成した凹穴41にシャックル1の短脚部11を挿入することにより蓋体4をロックする。
そして、この鍵保管用錠は、シャックル1を閉じることにより、蓋体4を錠ケース3側に係合して固定するロック機構を設けている。
シャックル1は、本実施例では、その長脚部12がダイヤルリング31を合わせることにより解錠され、一体に連結されたキー軸を介してばねにより押し上げられる。
シャックル1の長脚部12が押し上げられると、シャックル1の短脚部11は、蓋体4の凹穴41から抜けて解錠状態となる。
一方、シャックル1の長脚部12には、該長脚部12から延設され、シャックル1の閉じ位置でキー溝82に嵌合するキー83が設けられている。
蓋体4は、閉じ位置でシャックル1の短脚部11が挿入される凹穴41を備えるとともに、蓋体4の基部側には、閉じ位置でシャックル1の長脚部12に嵌合する溝穴81と、該溝穴81から側方に延設されたキー溝82とが設けられている。
これにより、蓋体4は、シャックル1の長脚部12を介して錠ケース3に固定されることになり、バール等でシャックル1をこじても蓋体4は動かず、その結果、シャックル1の短脚部11が開いて蓋体4から抜けることが防止される。
また、シャックル1が切断された場合でも、長脚部12を上げない限り蓋体4の不正解錠を防止することができる。
この鍵保管用錠は、側方が開口する鍵収納部2を錠ケース3に設け、該開口部21に蓋体4を揺動可能に配設するとともに、該蓋体4に形成した凹穴(図示省略)にシャックル1の短脚部11を挿入することにより蓋体4をロックする。
そして、この鍵保管用錠は、シャックル1を閉じることにより、蓋体4を錠ケース3側に係合して固定するロック機構を設けている。
11 短脚部
12 長脚部
12a 切欠
2 鍵収納部
21 開口部
3 錠ケース
4 蓋体
41 凹穴
42 ボール溝
43 ボール穴
44a 上部穴
44b 軸穴
44c 下部穴
45 切欠
5 ラッチボール
6 ロックピン
61 下部
62 下部
63 軸部
64 ばね
7 揺動片
71 一端
72 他端
73 中央部
81 溝穴
82 キー溝
83 キー
Claims (6)
- 鍵収納部を錠ケースに設け、該鍵収納部の開口部に蓋体を可動に配設するとともに、該蓋体に形成した凹穴にシャックルの短脚部を挿入することにより蓋体をロックするようにした鍵保管用錠において、シャックルを閉じることにより、蓋体を錠ケース側に係合して固定するロック機構を設けたことを特徴とする鍵保管用錠。
- ロック機構が、側部が凹穴に突出するように蓋体に配設されるとともに、凹穴に挿入した短脚部に押されることにより側方に移動して錠ケースに係合するラッチボールからなることを特徴とする請求項1記載の鍵保管用錠。
- ロック機構が、下部が退入可能に突出するように凹穴の下に配設されるとともに、突出状態で錠ケースに係合し、凹穴に挿入した短脚部が当接することにより突出状態を保持するラッチボールからなることを特徴とする請求項1記載の鍵保管用錠。
- ロック機構が、上部が凹穴に突出するように蓋体に付勢して配設されるとともに、凹穴に挿入した短脚部に押されることにより下方に突出して錠ケースに係合するロックピンからなることを特徴とする請求項1記載の鍵保管用錠。
- ロック機構が、中間部が錠ケース内で軸支され、一端がシャックルの長脚部と連動するとともに、シャックルの閉じ動作により他端が上昇して蓋体に係合する揺動片からなることを特徴とする請求項1記載の鍵保管用錠。
- ロック機構が、蓋体の基部側に設けられ、閉じ位置でシャックルの長脚部に嵌合するスライド方向の溝穴と、該溝穴から幅方向外側に延設されたキー溝と、シャックルの長脚部に設けられ、シャックルの閉じ位置でキー溝に嵌合するキーとを備えたことを特徴とする請求項1記載の鍵保管用錠。
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