JP2008179737A - 炭インキ - Google Patents

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哲宏 磯部
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Abstract

【課題】食品類、未加工食品ないしは加工食品、これらの表面に直接ないし、包装材等を介して、あるいは、食品に接触する機会のある材料、食品包装材料等に印刷するのに適したインキを提供すること。
【解決手段】50%粒子径が10μ以下である炭末色素の1種以上を1〜50重量%と、食品添加の可能な樹脂を1〜50重量%とを含むことを特徴とするインキ。また、炭末色素の50%粒子径が、0.01〜5μ、90%粒子径が10μ以下であることを特徴とする上記インキ、さらにはそれらを用いてなる食品用途等の包装材料。
【選択図】なし

Description

本発明は、食品類、未加工食品ないしは加工食品、これらの表面に直接ないし、包装材等を介して、あるいは、食品に接触する機会のある材料、食品包装材料等に印刷するのに適したインキに関する。また、本発明のインキは、食品以外の包装用材料にも広く使用される。
食品の包装は古くから、紙袋、木箱、缶、瓶などが利用されているが、最近石油化学の進歩によって種々のプラスチック(合成樹脂)が開発され、食品の包装材料として重要な位置を占めるようになった。食品の貯蔵品としてかんづめや、びんづめがあるが、プラスチックフィルムの開発により、これを利用した新しい包装食品が市場に出回っている。「袋入り」「袋詰め」「チューブ入り」といわれる食品、つけもの、つくだに、豆腐、ハム、ソーセージ、みそなど、あらゆる食品が包装され、青果物の包装にも使用されている。
食品および食品包装材料類には、生産地、生産者表示、生産履歴等の表示や、また、賞味期限等の表示が必要とされている。生産履歴や収穫年月日、賞味期限等を明確にすることは、消費者にとって品質の向上、安全性の確認、商品への信頼性、安心感が得られる方法として期待されている。
このような表示は、各種のコード体系や検索方法等を鑑みて構築されるものであるが、好ましくは、それぞれの商品個々に印字されていることが、今後さらに望まれてくる。
したがって、未加工食品、加工食品をはじめとする対象物に対して直接、あるいは、包装材等を介して、あるいは、食品に接触する材料、あるいは、食品類を取り扱う環境を通過する材料において、重要な課題である。また、食品類ないし関連の包装材料に、文字、図形、デザイン等の加工を施し、購買意欲をそそる商品とすることも重要である。
このような印刷において使用されるインキは、可食性の材料などからなる安全性の高いインキであることが求められる。
また、食品類を包装する材料においては、保管期間中に容器外部からの可視光および紫外光により内容物の退色をはじめとする品質の劣化も問題となる。このような問題をなくすために、容器には、光を透さない材料を用い、品質の劣化を防止している。このような材料としては、アルミ蒸着等によるものがあるが、近年の容器の廃棄、再生における材料の分別においては、取り扱いが面倒なものとなる。また、カーボンブラック等の顔料を用いる塗料により塗工層を設ける方法も考えられる。しかしながら、容器の形成過程において、あるいは、容器として、当該塗料で塗工された部分が端面として食品に一部が接触するような部分が構造上避けにくい。また、このようなことを避けるための加工法は決して容易ではない。そこで、仮に端面が食品に接したとしても、危害のない安全性の高い材料での端面が好ましい。このような観点において、食品添加物からなる材料を用いる安全性の高いインキが望まれる。
光を遮光するような用途ではない場合においては、以下のような可食材料によるインキが知られている。すなわち、食品添加物着色料である水溶性染料を水に溶解したものがインクジェットインキの分野で公知であるが、水に溶解する色素のため、濃色基材での発色性は十分でなく、また、耐水性が劣り、水に接触する対象物には使用できなかった。
また、インクジェットインキの分野では、耐水性に優れ、食品の表面に印字するのに適したインクジェットインキとして、特許文献1の特開昭53−127010号公報には、バインダがセラックであり、水およびエタノールから成る溶剤と鉄クロロフィリンナトリウムまたは(および)銅クロロフィリンナトリウムを着色剤として含む緑色インク組成物が開示されている。しかし、使用されている銅クロロフィリン等の着色材は、アルコールに対して溶解性を十分有するものでなく水溶性の色素であり、インキの濃度を上げるためには、水の使用が不可欠である。したがって、このインキは本質的に水を主体とするもので、これに少量のエタノールを混合して用いるものである。また、シェラック樹脂も、水に対して溶解性のタイプのものを使用しており、溶解安定化を図るため、モルフォリンのような食品添加物でないものをインキ原料として用いるものであった。また、樹脂の溶解性を維持させるために、メチルセルソルブのような溶剤の併用も行なったものである。これらは、食品添加物で許可されていない材料よりなるものでもあった。また、水に溶解する色素のため、濃色の基材への適性はなかった。
特許文献2の特開平9−302294号公報には、ヤマモモ抽出物、フラボノイド系物質、有機酸を可食性安定剤として含有するインキが示されている。この特許文献2では、可食性の安定剤が示されており、これは、色素の耐光性を安定化させることを目的としている。このインキは水を70重量部以上も有し、使用される色素および安定剤は、専ら水に対する溶解性を有するもので、約20重量部程度しか使用されていないエタノールへの溶解性を考慮したインキではない。したがって、印字物が水と接触すると、水によって容易に色素、樹脂等が溶解しやすい、いわゆる水性のインキの範疇と認められる。これらのインキの光に対する安定性は良好なことが示されているが、このようにエタノールよりも、水の多いインキであるため、アルコールを溶媒成分として70重量部以上も用いるような乾燥性の良好なアルコールタイプのインキの処方は開示されていない。さらに、使用している樹脂は、水溶性のタイプの樹脂であり、アルコールを主体とする耐水性のあるインキにはなっていない。
また、食品関連への印刷において、被印刷体が透明、あるいは逆に、黒や濃度の高い褐色系等である場合、可食性を謳われる色素にて印字をおこなうと、インキが透明性を持ちすぎ、必要とする隠蔽性を得られない場合や、下地の色により印字の効果が確認できないなどの問題を生じやすくしていた。
食品用の材料ではない遮光性の材料としては、カーボンブラックや、粒子径の大きな無機粒子の利用が考えられる。しかしながら、食品用の材料となった場合は、制約があって本来の安全性に対する配慮が果たせなくなる。
カーボンブラックに代わる材料としては、タケスミや植物のスミから構成される材料があり、特許文献3の特開2002−212474には、バインダーとしてアカロイド、可食性色材として炭末を用いる可食性インキおよびプラスチックへの印刷物がしめされている。しかしながら、アカロイドは食品添加物であるかが十分確認できない。したがって、必ずしも食品添加物から構成される可食性インキとは言いがたい。また、黒色の印字物を形成することは容易に推測されるが、遮光性を備えた包装材料を構成する技術については触れられていない。
また、特許文献4の特開平10−251562には、300メッシュふるいを通過する竹炭を用いる電磁波シールド塗料が記載されているが、食品用としての遮光性を記載したものではない。また、特許文献5の特開2003−268290には、植物由来の炭粉末をもちいる塗料がしめされているが、食品ないし食品用のインキとしての使用までの技術開示はない。
その他、特許文献6の特開2000−14495には、遠赤外線用として、特許文献7の特開2002−94284には、電磁波シールド用として、特許文献8の特開2003−89770には、建築用材料として、特許文献9の特開2003−119428には、エアゾール用の消臭剤成分として、さらに、特許文献10の特開2004−331682、特許文献11の特開2005−105010等には、ホルムアルデヒドの吸着、VOCの吸着機能材料としての用途が記載されているものの、食品用としてのインキについては記載がない。
以上のように、印刷インキへの不透明性を付与する用途において、また、食品ないし食品添加物による構成を意図して、印刷用のインキとすることは、材料の制約があり、また、材料が限られており、この調整が困難であった。
特開昭53−127010号公報 特開平09−302294号公報 特開2002−212474号公報 特開平10−251562号公報 特開2003−268290号公報 特開2000−14495号公報 特開2002−94284号公報 特開2003−89770号公報 特開2003−119428号公報 特開2004−331682号公報 特開2005−105010号公報
本発明は、種々の包装材料、特に食品、食品に接する材料、食品包装材料等に印刷した場合に透明性の材料における不透明部の形成に適するインキに関する。特に遮光性を有する食品包装材に対する用途に適性を有するものであり、直接食品に接することがあって、また、飲食に際して、食品が接する、あるいは、印刷部分が、直接口に接触するような場合においても、衛生性、安全性においての懸念を払拭するインキおよび包装材料に関する。また、種々の食品、食品に接する材料、食品包装材料等に印刷した場合に、水に濡れても着色料の溶出がなく、見た目の嫌悪感を生じさせないようなインキおよび印刷された食品ないし包装材料等の提供を目的とする。また、食品への添加が許容される材料のみにより構成させるインキ、このインキにより印刷された包装材料に関する。
本発明は、50%粒子径が10μ以下である炭末色素の1種以上を1〜50重量%と食品添加の可能な樹脂を1〜50重量%含むことを特徴とするインキに関する。また、本発明は、50%粒子径が10μ以下である炭末色素の1種以上を1〜50重量%と食品添加の可能な樹脂を1〜50重量%含むことを特徴とする包装用のインキに関する。
さらに、本発明は、50%粒子径が10μ以下である炭末色素の1種以上を1〜50重量%と食品添加の可能な樹脂を1〜50重量%含むことを特徴とする食品ないし食品包装用のインキに関する。さらに、本発明は、炭末色素を除く食用色素を0.1〜20重量%および炭末色素の1種以上を1〜50重量%の組成比で、総色素固形分として1〜50重量%含有することを特徴とする上記のインキに関する。
さらに、本発明は、食品添加の可能な樹脂を含有する上記載のインキに関する。さらに、本発明は、食品添加の可能な樹脂が、シェラック樹脂である上記のインキに関する。
さらに、本発明は、炭末色素が、植物炭末色素、カカオ炭末色素、骨炭色素、油煙色素の1種以上から選ばれる上記のインキに関する。
さらに、本発明は、炭末色素が、竹、蜜柑、スギの1種以上から選ばれる植物炭末色素である上記のインキに関する。さらに、本発明は、食用色素が、天然物からの抽出色素である上記のインキに関する。
さらに、本発明は、食品添加の可能な乳化剤を含有する上記のインキに関する。
さらに、本発明は、インキが、グラビア用である上記載のインキに関する。
さらに、本発明は、インキが、フレキソ用である上記載のインキに関する。
さらに、本発明は、インキが、パッド印刷用である上記載のインキに関する。
さらに、本発明は、インキが、スクリーン印刷用である上記載のインキに関する。
さらに、本発明は、炭末色素の50%粒子径が、0.01〜5μ、90%粒子径が10μ以下である上記載のインキに関する。さらに、本発明は、炭末色素を用いるインキにおいて、包装用材料への不透明性のある印刷方法ないし印刷された包装材料に関する。
さらに、本発明は、炭末色素および食用色素を用いるインキにおいて、包装用材料への不透明性のある印刷方法ないし印刷された包装材料に関する。さらに、本発明は、炭末色素を用いるインキにおいて、包装用材料に不透明性のある印刷を行なうに際し、紫外光、可視光の透過率にて70%以上の低下を実現できる印刷方法ないし印刷された包装材料に関する。
さらに、本発明は、炭末色素および食用色素を用いるインキにおいて、包装用材料に不透明性のある印刷を行なうに際し、紫外光、可視光の透過率にて70%以上の低下を実現できる印刷方法ないし印刷された包装材料に関する。さらに、本発明は、炭末色素を用いるインキにおいて、包装用材料に不透明性のある印刷を行なうに際し、2μm以下の印刷層を少なくとも1層以上設けた包装材料に関する。
さらに、本発明は、炭末色素および食用色素を用いるインキにおいて、包装用材料に不透明性のある印刷を行なうに際し、2μm以下の印刷層を少なくとも1層以上設けた包装材料に関する。
本発明のインキは、食品添加物として認められたもので構成されるものであり、食品のデザイン、装飾、高品位のデータの表示、品質のトレーサビリティー等にも有効である。その他、種々の印刷に対応が可能であり、印刷するデザインおよびデータには、生産地、収穫日時、生産者、日付、特殊記号等も印刷できる。これらの表記は、経路の確実な表示方法として商品の流通形態への信頼性を付与する。
本発明のインキは、炭末色素を可食性の色素および不透明性の材料として用いる。ここでいう炭末色素とは、植物を炭化処理した後、水蒸気賦活処理を施して得られる植物炭末色素、例えば竹、蜜柑、スギなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。その他、カカオ果実の殻を焙焼したカカオ炭末色素、ウシなどの骨を炭化して得られる骨炭色素、植物油脂を燃焼して得られる油煙色素などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。本発明では、植物を由来とする植物炭末色素を使用することが好ましい。これらの炭末色素は、食品類の処理、および食品添加物として認められており、安全性が確保されている。
これらは、一般的に粒子径が大きく、カーボンブラックのような微粒子での利用は困難である。したがって、これらは、使用に当たって粉砕機にて微細化を実施する必要がある。 このような微細化の方法としては、機械的な衝撃による各種の粉砕、分散機がもちいられる。粒子径をさらに細かくする方法としては、炭末色素と可食性樹脂とを二本ロールにて板状にして分散させる方法、炭末色素と可食性樹脂との高粘度混合物を3本ロールにて分散させる方法、中粘度状態で高速アジテーターミルを用いて分散する方法、溶剤分を少なくした状態で炭末色素と可食性樹脂とをボールミルによる衝撃を加える方法等が適宜もちいられる。
本発明においては、50%粒子径が10μ以下である炭末色素を用いる。好ましくは0.001〜10μ、より好ましくは0.01〜5μのものを用いる。さらに好ましくは50%粒子径が5μ以下で、99%粒子径が10μ以下であることが好ましい。
さらに、インキ化の工程においては、5μ以下の50%粒子径にすることが好ましく、インキにおける分散の工程において、4μ以下の50%粒子径として分散させることが好ましい。
本発明において、炭末色素は、隠蔽性の材料としての使用ができる。
本発明において、炭末色素は、インキ中に1〜50重量%の範囲で使用されることが好ましい。含有量が1重量%より少ないと、印字濃度が不十分であり、含有量が50重量%を越えると分散の不良および印刷適性の低下を生じる。特に連続した印刷において安定性が悪くなる傾向にある。
本発明において、炭末色素は、水ないしアルコールに対しての溶解性が乏しい。したがって、溶解をせずに0.01〜5μの粒子径をもって分散する形態で使用される
この粒子径および上記の使用量において、良好な不透明性および黒色の色再現が可能となる。また、無機系の白色粉に較べて沈降性において優位なインキ形態となり得る。
本発明において、印刷時に必要とされる不透明性(紫外光、可視光の透過率にて70%以上の低下)および黒色印刷濃度(OD値)1.0以上を実現するためには、植物炭末色素などの炭末色素以外にも、必要に応じて補色となる食用色素を用いることができる。炭末色素以外の食用色素としては、炭末色素と混合することで黒色度を増加させることができる色素であれば良く、アルコールあるいは、水に不溶解ないし溶解性のよくない天然色素、合成色素が用いられる。
また、場合によっては、アルコールあるいは、水に溶解する天然色素、合成色素、また、一部水あるいは、プロピレングリコールを含有した状態のアルコールにて溶解する天然色素、合成色素が用いられる。さらに、耐水性の要求のない用途においては、水溶性の色素が用いられる。
具体的には、ウコン色素、クチナシ色素、ベニコウジ色素、コウリャン色素、シタン色素、アナトー色素、アカネ色素、アントシアニン色素、クロロフィリン色素、食用赤色、食用黄色、食用青色等を例示できるが、これらに限定されるものではない。なお、天然色素系においては、アルコール可溶性コウリャン色素またはシタン色素、ウコン色素等が好ましい。これらの色素は、アルコールおよび水の混合溶剤にて抽出される色素である。植物炭末色素などの炭末色素以外の食用色素は、インキ中に0〜25重量%の範囲で含まれる。使用濃度は、必要とされる不透明性(紫外光、可視光の透過率にて70%以上の低下)および黒色印刷濃度(OD値)1.0以上を実現するために必要な量であれば良く、炭末色素で実現されれば用途によっては添加しなくても良い。また、色調の調整剤として添加することもできる。例えば青みの黒とか赤みの黒とかの調整である。
この時、植物炭末色素などの炭末色素と炭末色素以外の食用色素を組み合わせた場合、混合色素としてインキ中に1〜50重量%の範囲で含まれることが好ましい。植物炭末色素などの炭末色素を単独で使用したときと同様に、含有量が1重量%より少ないと、印字濃度が不十分であり、含有量が50重量%を越えると分散の不良および印刷適性の低下を生じる。特に連続した印刷において安定性が悪くなる傾向にある。
本発明のインキにおいて、アルコール溶解性のバインダーを併用するインキにおいては、水に浸漬したり、こすったりしても印刷したインキが溶出することの少ない耐水性、耐摩擦性を備えている。
本発明では、可食性の樹脂をバインダー成分として用いることができる。このような樹脂としては、シェラック樹脂、ダンマル樹脂、コーパル樹脂がアルコール系溶剤への溶解性から用いやすい。その他、水系の樹脂も用いることもあり、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、結晶セルロース、ゼラチン、カゼイン、大豆蛋白、アラビアゴムシクロデキストリン等を溶剤に応じて全部ないし一部用いることができるが、これらに限定されない。
これらの樹脂のなかでも、種々の適性から好ましい樹脂としては、シェラックが挙げられる。本発明で使用するシェラックは、アルコール可溶性タイプの樹脂を用いることが好ましい。このシェラックは、本発明にて使用する食品添加物色素と相溶性を有する。また、アルコールに溶解してインキの粘度を上昇させる働きを有し、かつ、被印刷体に対して良好なバインダーとして機能する。また、シェラックには、水/アルコール混合系の溶剤に溶解するタイプの樹脂もあり、アルカリサイドでの安定性を重視するには、このタイプのシェラックが好ましい。
本発明において可食性の樹脂は、1〜50重量%の範囲で使用することができる。好ましくは、インキ中に4〜40重量%の範囲で使用することができる。含有量が4重量%より少ないと、適度な粘度が得られない。また、十分な密着も得られにくい。また、40重量%以上ではインキの粘度が高くなりすぎ、低温での流動性が不足し、印刷の安定性も低下する。
本発明で使用される溶剤は、エタノールを用いることが乾燥性において優位である。本発明のインキは、本質的にエタノールを溶剤とするものであり、アルコール中の水分等があるが、インキ中においては、エタノールが少なくとも50重量%以上含有されるアルコールインキとすることが、耐水性のインキに適した処方になる。本発明において使用するエタノールは食品用の発酵エタノールまたは変性エタノールが好ましい。
本発明において、色素の溶解性の向上、インキの乾燥の調整、インキ 粘度の調整等の役割において、プロピレングリコールを必要に応じて添加することが可能である。プロピレングリコールは、下地によっては、浸透の調整の効果も有する。プロピレングリコールは、インキ中に0〜30重量%の範囲にて用いることが可能であり、被印刷材への適度な浸透、乾燥の調整によってその添加量が適宜調整される。
本発明で使用される乳化剤としては、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン等が用いられる。これらは、0〜5重量%用いる。植物炭末色素などの炭の分散安定性に寄与する。これらの乳化剤において、非イオン活性剤は、インキの種類に応じてHLBの適性があり、グラビアインキおよびパットインキにおいては、HLB8〜16が、水性タイプのスクリーンインキにおいては、HLB4〜7が、また、チョコレートのような材料に対しては、HLB1〜2のようなインキ調整とすることが、印刷への適性を有する。
本発明で得られたインキは、耐水性の良い印刷物を形成でき、印刷システムによっては高速の可変情報の印字も可能である。また、本発明で得られたインキは、食品、食品に直接接触する材料、食品用包装材料に使用することができる。このような包装材料としてはは表面処理を施したポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレートのようなプラスチック材料、不織布、紙等が例示できるが、これらに限定されない。
さらに、全面印刷をすることで、遮光性の包装を形成できる。
食品の包装材としては、容器を形成する材料であり、特に食品類の光による劣化を防止する必要がある用途において用いられる材料が本発明の対象となる。このような材料としては、食品の種類にもよるが、特性として遮光性が要求される。
また、容器の形成において、包装材料の端面が食品と接触する可能性を有する形態があり、このような容器への包装材としての適性を、本発明で得られたインキは有する。すなわち、植物炭末色素などの炭および可食性の樹脂とから得られるインキを用いて、包装用材料の少なくとも1層を透過率において70%以上の低下を実現する印刷面を形成する。
また、本発明で得られるインキは、食品の包装容器用の積層フィルムを作成することで、食品への遮光性および遮光性を有しながらも、フィルムの端面における食品との接触を有する場合でも、食品添加物より構成されるインキであるため、衛生上の懸念を払拭できる。
本発明のインキは、50%粒子径が0.01〜5μである植物炭末色素などの炭の1種以上を1〜50重量%使用して得られたインキであり、好ましくは、その含有量を10〜30重量%のインキとして、膜厚を1〜10μとして用いることで、紫外光、可視光、近赤外光の70%以上のカットができる。さらに、2〜5μとすることで90%以上のカットができるようになる。
また、2μ以下の膜厚による印刷面を作製し、この印刷物を2層以上積層する方法も、遮光性を向上させる好ましい方法である。
この場合も、容器形成時に食品との接触あるいは、開封後の飲食時に直接口に接する場合があっても、衛生性に対する懸念を払拭できる。
印刷される食品としては、ガム、キャンディー、ビスケット、クッキー、饅頭、チョコレート等が例示できる。また、みかん、りんご、スイカ等の果物、野菜、肉類がある。
また、これら食品の包装材も印刷の対象となる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。例中、部および%は、重量部および重量%をそれぞれ示す。
[実施例1]
50%粒子径3.48μ、90%粒子径6.62μの炭末色素(竹の水蒸気賦活法によるもの)15%、シェラック樹脂28%、グリセリン脂肪酸エステル2%、醗酵エタノール55%の混合物をジルコニアビーズ使用のサンドミルにて分散し、ザーンカップNo.3で20秒のインキを作製した。ポリエステルフィルムに、膜厚2μとなるように、印刷面を設けた。
このフィルムの印刷面による320nm、356nm、500nm、600nm、900nmの分光透過率は、7.6%、7.5%、7.6%、7.6%、8.4%でいずれも、90%以上の透過率の低下を示した。
[実施例2]
実施例1と同様のインキを使用し、ポリエステルフィルムに、膜厚5μとなるように印刷面を設けたときの、320nm、356nm、500nm、600nm、900nmの分光透過率は、0.5%、0.5%、0.5%、0.5%、0.5%でいずれも、99%以上の透過率の低下を示した。
[実施例3]
実施例1、実施例2と同様の炭末色素を使用して、8%濃度に仕上げたインキを作製した。ポリエステルフィルムに、膜厚2μとなるように印刷面を設けたときの、320nm、356nm、500nm、600nm、900nmの分光透過率は、10.0%、10.0%、10.0%、10.0%、11.0%でいずれも、70%以上の透過率の低下を示した。
[実施例4]
実施例1〜3と同様の炭末色素を使用して、3%濃度に仕上げたインキを作製した。ポリエステルフィルムに、膜厚2μとなるように印刷面を設けたときの、320nm、356nm、500nm、600nm、900nmの分光透過率は、66%、66%、66%、66%、71%で、70%以上の透過率の低下が得られなかった。
[実施例5]
しかしながら、実施例4で得られた膜圧2μの印刷面を、2層重ねた場合、320nm、356nm、500nm、600nm、900nmの分光透過率は、18%、19%、18%、18%、21%で、70%以上の透過率の低下を示した。
[実施例6]
50%粒子径3.48μ、90%粒子径6.62μの炭末色素(竹の水蒸気賦活法によるもの)3%、クチナシ青(色価E10%=80)12%、シェラック樹脂28%、グリセリン脂肪酸エステル2%、醗酵エタノール55%の混合物をジルコニアビーズ使用のサンドミルにて分散し、ザーンカップNo.3で15秒のインキを作製した。ポリエステルフィルムに、膜厚2μとなるように、印刷面を設けた。
このフィルムの印刷面による320nm、356nm、500nm、600nm、900nmの分光透過率は、22%、21%、21%、21%、24%でいずれも、70%以上の透過率の低下を示した。


[実施例7〜13]
50%粒子径1.36μ、90%粒子径3.8μの炭末色素(蜜柑の水蒸気賦活法によるもの)を使用して、実施例1〜6と同様の手法を用い、炭末色素として320nm、356nm、500nm、600nm、900nmの分光透過率を調べた。結果を表1に示した。尚、実施例13で使用した蝶豆色素は色価E10%=40の色素を使用した。
炭末色素の濃度が1.5%、膜圧5μの場合に、印刷面において70%以上の分光透過率低下を示すことはできなかったが、2層重ね合わせることで70%以上の分光透過率を示した。さらに、炭末色素以外の色素を添加することで、膜圧2μにおいて70%以上の分光透過率低下を示した。
[実施例14〜19]
50%粒子径3.74μ、90%粒子径9.84μの炭末色素(杉の水蒸気賦活法によるもの)を使用して、実施例1〜13と同様の手法を用い、炭末色素として320nm、356nm、500nm、600nm、900nmの分光透過率を調べた。結果を表1に示した。炭末色素の濃度が3%、膜圧2μの場合に、印刷面において70%以上の分光透過率低下を示すことはできなかったが、2層重ね合わせることで70%以上の分光透過率を示した。さらに、炭末色素以外の色素を添加することで、膜圧2μにおいて70%以上の分光透過率低下を示した。
Figure 2008179737



[実施例20〜25]
下記表2の原料を混合、乳化機にて分散した後、20ミクロンのフィルターで濾過しインキを調製した。これらの実施例で使用したエタノールは95%以上の発酵エタノールである。
これらの実施例で得られたインキについて、25℃における粘度( mPa・s)、を測定した。なお、粘度の測定は粘度計(YAMAICHI社製「デジタルビスコメイト」)を用いて行なった。また、実施例で得られたインキをグラビアテスト印刷機にて被印刷体に印刷し、得られた印刷物について下記の評価を行なった。
結果を表3に示した。
また、同様のインキをシリコンゴムの版を有するパッド印刷機にてホワイトチョコレート糖衣面にパッド印刷して、印字物を評価した。
さらに、炭末色素を使用しない場合、隠蔽性に優れる卵殻カルシウム、炭酸カルシウム、ケルセチンを使用したインキと物性を比較した。
結果を表4に示した。比較例1〜3においてインキの膜圧5μ以下において透過率90%以下を実現することはできなかった。
(評価内容)
粒径=粒度分布計(日機装株式会社製UPA)にて測定
沈降性=インキを直径10mmの円中ガラス管に45mmの高さまで入れ、半日後の分離状態を測定。
密着性=各種被印刷体に対してインキを塗布した際の、綿棒のこすりによる剥離の 有無の確認。
耐水性=印字面を水で湿らせた際の、綿棒のこすりによる溶出の有無の確認。
経時変化=インキをスクリュー管(ガラス製の容器)に保管し、経時による底への沈降物、壁面への凝集物の有無を目視で評価。
透過率=インキの膜厚を1.5μ、2μ、4μとした印刷面に対する600nmでの透過率を分光光度計にて測定。
Figure 2008179737
Figure 2008179737

Figure 2008179737


[実施例26]
チョコレート用のスクリーンインキを、表5の組成にて60℃の温浴上にて作製した。
ホワイトチョコレート上への印字において、スクリーンからのインキの転移、スクリーンでの目詰まりのトラブルもなく良好であった。印刷時の流動性も良好であった。
Figure 2008179737
[実施例27と比較例4]
表6の組成にて乳化機にて分散し、水性のスクリーンインキを作製した。
実施例27のインキを使用して、クッキー上へスクリーン印刷を実施した。比較例4のインキは、透明性が高いため下地により画像が判別できなかったが、実施例27のインキでは、透明性がなくなり良好な画像が形成できた。
Figure 2008179737

[実施例28と比較例5]
表7の組成にて乳化機にて分散し、グラビアおよびフレキソのインキを作製した。
実施例28のインキは、PETフィルム上へのフレキソ印刷により印刷した。比較例5のインキは、透明性が高いため下地により画像が判別できなかったが、実施例28のインキでは、透明性がなくなり良好な画像が形成できた。比較例2のインキは、炭酸カルシウムがインキ中から沈降分離しやすいが、実施例28のインキでは、比較例5のインキに較べ、沈降が少なく安定した印刷が継続できた。比較例10のインキは、透明性が高く、下地の影響が無視できない印刷物となった。紫外光、可視光、近赤外光の隠蔽性を制御することができなかった。
実施例27のインキは、印刷面の下部に濃色材料をおいても、印刷の文字、デザインが十分確認できた。遮光性が十分であった。
Figure 2008179737

[実施例28と比較例6]
表8の組成にて乳化機にて分散し、グラビアインキを作製し、食品用のPETフィルムに印刷した。比較例28のインキは、沈降が生じやすく、安定性が不足した。また、実施例28のインキが隠蔽性を有するのに対し、比較例6のインキは、透明性がでて、下地の影響が無視できない印刷物となった。紫外光、可視光、近赤外光の隠蔽性を制御できなかった。実施例28のインキは、印刷面の下部に濃色材料をおいても、印刷の文字、デザインが十分確認できた。遮光性が十分であった。
Figure 2008179737

[実施例29と比較例7]
表9の組成にて乳化機にて分散し、グラビアインキを作製し、食品用のPETフィルムに印刷した。比較例29のインキは、沈降が生じやすく、安定性が不足した。また、実施例4のインキが隠蔽性を有するのに対し、比較例7のインキは、透明性がでて、下地の影響が無視できない印刷物となった。実施例29のインキは、印刷面の下部に濃色材料をおいても、印刷の文字、デザインが十分確認できた。
Figure 2008179737

Claims (17)

  1. 50%粒子径が10μ以下である炭末色素の1種以上を1〜50重量%と、食品添加の可能な樹脂を1〜50重量%とを含むことを特徴とするインキ。
  2. 炭末色素の50%粒子径が、0.01〜5μ、90%粒子径が10μ以下であることを特徴とする請求項1記載のインキ。
  3. 色素が、炭末色素を除く食用色素を0.1〜20重量%と、炭末色素の1種以上を1〜50重量%との組成比で配合され、かつ総色素固形分として1〜50重量%含有することを特徴とする請求項1または2記載のインキ。
  4. インキが、包装用途であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のインキ。
  5. インキが、食品用途ないし食品包装用途であることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のインキ。
  6. インキが、グラビア用途、フレキソ用途、パッド印刷用途、スクリーン印刷用途のいずれかであることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載のインキ。
  7. 食品添加の可能な樹脂が、シェラック樹脂である請求項1〜6記載のインキ。
  8. 炭末色素が、植物炭末色素、カカオ炭末色素、骨炭色素、油煙色素の1種以上から選ばれる請求項1〜7記載のインキ。
  9. 炭末色素が、竹、蜜柑、スギの1種以上から選ばれる植物炭末色素である請求項1〜8記載のインキ。
  10. 食用色素が、天然物からの抽出色素である請求項1〜9記載のインキ。
  11. さらに、食品添加の可能な乳化剤を含有する請求項1〜10記載のインキ。
  12. 請求項1〜11いずれか記載の炭末色素を用いるインキにおいて、包装用材料への不透明性のある印刷方法ないし印刷された包装材料。
  13. 請求項1〜12いずれか記載の炭末色素を用いるインキにおいて、包装用材料への不透明性のある印刷方法ないし印刷された包装材料。
  14. 請求項1〜13いずれか記載の炭末色素を用いるインキにおいて、包装用材料に不透明性のある印刷を行なうに際し、紫外光、可視光の透過率にて70%以上の低下を実現できる印刷方法ないし印刷された包装材料。
  15. 請求項1〜14いずれか記載の炭末色素を用いるインキにおいて、包装用材料に不透明性のある印刷を行なうに際し、紫外光、可視光の透過率にて70%以上の低下を実現できる印刷方法ないし印刷された包装材料。
  16. 請求項1〜15いずれか記載の炭末色素を用いるインキにおいて、包装用材料に不透明性のある印刷を行なうに際し、2μm以下の印刷層を少なくとも2層以上設けた包装材料。
  17. 請求項1〜16いずれか記載の炭末色素および食用色素を用いるインキにおいて、包装用材料に不透明性のある印刷を行なうに際し、2μm以下の印刷層を少なくとも2層以上設けた包装材料。
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