JP2008179494A - 燃料改質装置及び燃料電池発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】都市ガス、天然ガス、LPG等の炭化水素系燃料等を原燃料として水素に富んだ改質ガスを製造する燃料改質装置において、騒音発生を抑制すると共に逆火や失火が生じにくい燃料改質装置を提供する。
【解決手段】原燃料と空気とを反応させて水素を含む改質ガスを生成する改質触媒を有する改質反応部1と、前記改質反応部1を加熱するための燃焼部2と、前記燃焼部2へ供給される空気の気流を発生させる送風部3と、前記送風部3と前記燃焼部2とを接続し、前記送風部3で発生した気流を前記燃焼部2へ導く空気導入部4と、前記燃焼部2へ燃焼用燃料を導入する燃料導入部5とを具備する。前記送風部3にて発生する音の音源周波数に同調した寸法の内部空間7を有する消音部6を、前記空気導入部4の終端に接続すると共に、前記燃焼部2を前記消音部6と一体に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、メタン等の原燃料を用いて燃料電池の発電等に利用される水素に富んだ改質ガスを製造する燃料改質装置、及びこの燃料改質装置を具備し、この燃料改質装置で製造された改質ガスを燃料電池発電に使用する燃料電池発電システムに関するものである。
従来、燃料電池は、その発電燃料として、ボンベや水素吸蔵合金に貯蔵された水素などが用いられていた。しかしながら、水素はその取り扱い性が悪いという理由から、取り扱いが容易なメタン、プロパン、ブタン等の原燃料を用い、改質反応により製造された水素に富んだ改質ガスを発電燃料とする用いる方法が広く用いられている。改質反応式をメタンの例で示すと次のようになる。
CH+HO ←→ CO+3H
CO+HO ←→ CO+H
これは水蒸気改質反応と呼ばれる代表的な改質反応である。この水蒸気改質反応は吸熱反応であり、かつ、触媒反応に必要な所定の温度に加熱する必要があるため、通常、燃料改質装置内にバーナーや触媒燃焼装置などの加熱部を設けている。加熱部に供給される燃焼用燃料としては、原燃料や燃料電池での発電に利用されなかった水素に富んだ改質ガス等が使用される。
この加熱部としては、燃焼用燃料を混合室内に供給して予め空気と十分に混合させる予混合バーナーや、燃焼前の燃焼用燃料が流路内を流れる際の運動エネルギーを利用して空気を流路途中の吸込口から吸い込み、燃焼用燃料と空気を混合させる準予混合バーナー等が挙げられる。
一般的に加熱部16は、図10に示すように燃焼用燃料を酸化反応により燃焼させる燃焼部2、この燃焼部2へ空気を供給するための送風部3、空気を燃焼部2へと導く配管で構成される空気導入部4で構成される。前記送風部3としては、例えばファンやブロアに代表される回転体や、ダイヤフラムポンプ等の空気圧縮ポンプが用いられる。このような加熱部16は、例えば改質反応部1等が多重円筒状に設けられた燃料改質装置Bの中心部に配設し、この加熱部16にて改質反応部1を加熱することにより、熱的なロスを抑制するようにしている。
特開2002−104806号公報 特開2004−288434号公報
しかしながらこのような燃料改質装置Bでは、ファン、ブロア、ポンプ等の送風部3からの騒音が大きくなり、特に送風部3の駆動周期と、空気を送風部3から燃焼部2へ導く空気導入部4との気柱共鳴周期が一致した場合、非常に大きな騒音源となる。この騒音は送風部3及び空気導入部4の全体の構成に関わっており、吸音処理が困難である。更に、気柱共鳴により、細孔のノズル等で構成される燃焼部2の圧力変動が発生し、燃焼状態が不安定となり、失火、逆火等が生じる恐れがある。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、都市ガス、天然ガス、LPG等の炭化水素系燃料等を原燃料として水素に富んだ改質ガスを製造する燃料改質装置において、騒音発生を抑制すると共に逆火や失火が生じにくい燃料改質装置、及びこの燃料改質装置を用いた燃料電池発電システムを提供することを目的とする。
請求項1に係る燃料改質装置は、原燃料と空気とを反応させて水素を含む改質ガスを生成する改質触媒を有する改質反応部1と、前記改質反応部1を加熱するための燃焼部2と、前記燃焼部2へ供給される空気の気流を発生させる送風部3と、前記送風部3と前記燃焼部2とを接続し、前記送風部3で発生した気流を前記燃焼部2へ導く空気導入部4と、前記燃焼部2へ燃焼用燃料を導入する燃料導入部5とを具備し、且つ、前記送風部3にて発生する音の音源周波数に同調した寸法の内部空間7を有する消音部6を、前記空気導入部4の終端に接続すると共に、前記燃焼部2を前記消音部6と一体に形成して成ることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記消音部6の内部空間7と空気導入部4とが空気供給口8を介して連通し、前記消音部6の内部空間7が、前記空気供給口8の開口方向の寸法Lが、下記式(1)に示す寸法を有すると共に、前記空気供給口8の開口方向と直交する方向の断面積が、前記空気供給口8の開口面積よりも小さいことを特徴とする。
L=(1/4)×(C/f)×n …(1)
〔Cは音速、nは1以上の任意の整数、fは0.9×f≦f≦1.1×fの条件を満たす数を示し、前記fは音源周波数を示す〕。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、上記消音部6の内部空間7と空気導入部4とが空気供給口8を介して連通すると共に、前記空気供給口8からその開口方向への延長線上の位置からずらした位置に上記燃焼部2を配設して成ることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項において、上記消音部6の内部空間7と上記空気導入部4とを連通する空気供給口8の開口縁と、上記消音部6の内部空間7と上記燃焼部2とを連通する空気導入口13の開口縁のうち、少なくとも一方に、消音部6の内部空間7に向けて突出する舌片9を設けて成ることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか一項において、上記消音部6の内部空間7の内壁面に吸音材10を設けて成ることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一項において、上記消音部6に断熱材11が設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか一項において、上記消音部6を、この消音部6内に供給された空気を燃焼用燃料と予め混合する予備混合室として形成して成ることを特徴とする。
請求項8に係る発明は請求項1乃至7のいずれか一項において、上記空気導入部4に第二の消音部12を設けて成ることを特徴とする。
請求項9に係る燃料電池発電システムは、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の燃料改質装置Bを具備することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、送風部3にて発生する騒音を消音部6で消音することができて、簡便且つ小型の装置構成で燃料改質装置Bに静音化を実現することができ、更に気柱共鳴による失火、逆火等の発生を防止することができて、特に家庭用の燃料電池発電システムAにおける発電燃料の供給源として好適なものである。
また、請求項2に係る発明によれば、特に音源周波数並びにその2m+1倍(mは0以上の整数)の各近傍の周波数での消音作用を向上し、消音部6によって送風部3の騒音を更に低減することができるものである。
また、請求項3に係る発明によれば、特に音源周波数並びにその2m+1倍(mは0以上の整数)の各近傍の周波数での消音作用を向上し、消音部6によって送風部3の騒音を更に低減することができるものである。
また、請求項4に係る発明によれば、特に音源周波数並びにその2m+1倍(mは0以上の整数)の谷間の周波数での消音作用を向上し、消音部6によって送風部3の騒音を更に低減することができるものである。
また、請求項5に係る発明によれば、特に周波数の高い領域における消音作用を向上することができ、消音部6によって送風部3の騒音を更に低減することができるものである。
また、請求項6に係る発明によれば、消音部6から外部への熱の放出を防止すると共に燃焼部2による改質反応部1の加熱効率を向上することができるものである。
また、請求項7に係る発明によれば、消音部6と予備混合室とを兼用することができ、装置構成を小型化しつつ燃焼部2を予混合型に形成することができるものである。
また、請求項8に係る発明によれば、消音部6に加えて、第二の消音部12によっても消音を行うことができ、更なる静音化を達成することができるものである。
また、請求項9に係る発明によれば、燃料電池発電システムA全体の静音化を達成することができ、特に家庭用の燃料電池発電システムAとして好適なものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図7は燃料改質装置Bの全体構成の一例を示す概略断面図である。ここに示す燃料改質装置Bには、下部に加熱部16を、この加熱部16の上方に、円柱状の改質部20を、この改質部20の上方に円柱状の接続部21を、この接続部21の上方に円柱状のシフト・酸化部22を設けている。改質部20の内部は中空の第一通気路23として形成しており、この第一通気路23内に改質反応部1を配設している。また接続部21は内部を第一通気路23に連通する中空な接続路31として形成しており、この接続部21の外壁には、冷却用空気路24を、接続路31内に連通させて接続している。またシフト・酸化部22内は、その外壁25と同心円状に配置された円筒形の内壁26にて仕切られており、内壁26の内部の空間は第二通気路27として形成され、この第二通気路27内には、シフト反応部28を配置している。またこの内壁26と外壁25との間の空間は第三通気路29として形成され、この第三通気路29内には、CO選択酸化反応部30を配置している。ここで第三通気路29は、下部において、接続路31と連通しており、また上部は燃料改質装置B外部に連通させている。このとき、前記第一通気路23、第二通気路27、第三通気路29、及び接続路31にて構成される伝熱空間35が、改質部20内、接続部21内、及びシフト・酸化部22内を連通している。
改質反応部1、シフト反応部28、及びCO選択酸化反応部30は、それぞれ螺旋状の改質反応管32a、シフト反応管32b及びCO酸化反応管32cとして形成することができ、改質反応管32a内にはニッケル系、ルテニウム系、ロジウム系等の改質触媒が、シフト反応管32b内には銅−亜鉛系のシフト触媒が、またCO酸化反応管32c内には、白金、ルテニウム等のCO酸化触媒を充填している。ここで図7に示す例においては、改質反応管32aは改質反応部1の外壁の内面に沿って上下方向の螺旋状に形成し、シフト反応管32bはシフト・酸化部22の内壁26の内面に沿って上下方向の螺旋状に形成し、またCO酸化反応管32cはシフト・酸化部22の外壁25の内面及び内壁26の外面に沿った上下方向の螺旋状に形成している。
また改質反応管32aの上流側の端部には、原燃料供給管33と水蒸気供給管34を連通接続して設けるものであり、この図7に示す例においては水蒸気供給管34は原燃料供給管33と合流して改質反応管32aに接続するようにしている。改質反応管32aの下流側の端部とシフト反応管32bの上流側の端部は、接続管36で連通接続しており、またシフト反応管32bの下流側の端部とCO酸化反応管32cの上流側の端部は、接続管37で連通接続している。またCO酸化反応管32cの下流側の端部には、改質ガス導出管38を連通接続して設けている。
加熱部16にて燃焼反応により生成されるCO2等の燃焼排ガスは、第一通気路23に供給されるようにしている。
上記のようにして構成される燃料改質装置Bでは、ブタン等の燃焼用燃料と、燃焼用空気とを加熱部16にそれぞれ供給して、燃焼用燃料を燃焼させる。燃焼用燃料の燃焼により得られる熱エネルギーは、燃焼用燃料の燃焼により発生する燃焼排ガスを媒体として、先ず第一通気路23を通過し、改質反応部1を、改質反応の反応進行温度である500〜900℃まで加熱する。この熱エネルギーは、接続路31を通じて第二通気路27へ伝達され、シフト反応部28をシフト反応の反応開始温度である約200℃の温度、好ましくは220〜280℃の温度まで加熱する。更にこの熱エネルギーは、主として内壁26を介して第二通気路27から第三通気路29へ伝達され、CO選択酸化反応部30を、CO選択酸化反応の反応開始温度である約100℃の温度、好ましくは120〜180℃の温度まで加熱する。ここで燃焼部2にて発生させた熱エネルギーを、加熱温度の高い反応部から順に伝達させることにより、各反応部を効率良く加熱することができる。上記のように改質反応部1を構成する改質反応管32a、シフト反応部28を構成するシフト反応管32b、及びCO選択酸化反応部30を構成するCO酸化反応管32cを螺旋状に配置することにより、各反応管32a、32b、32cの表面積を大きくして、加熱効率を更に向上させることができるものである。
このように各反応部を加熱した状態で、原燃料及び水を改質反応部1へ供給して、原燃料の改質を行う。原燃料としてはブタンガス等の炭化水素系の気体または液体の燃料や、アルコール系の燃料等を用いることができる。原燃料は原燃料供給管33から改質反応部1に送られる。また、改質反応に必要な水は水蒸気供給管34に供給した水を改質反応部1から受ける熱により気化させたものを原燃料供給管33に送ることで原燃料と混合してから改質反応部1に送ることができる。この改質反応部1中において改質反応により、原燃料から水素リッチな改質ガスが生成する。水素ガスを充分に含む改質ガスを生成するためには、改質反応は改質反応部1に充填してあるニッケル系、ルテニウム系、ロジウム系等の改質触媒の存在下で、500〜900℃の温度で進行させるのが好ましい。この改質反応は吸熱反応であるため、改質反応を進めるためには燃料改質装置Bの運転中常に改質反応部1に熱エネルギーを供給し続ける。改質反応部1中で生成された改質ガス中には水素ガスの他にCO2、CO、CH4等が含まれ、原燃料としてブタンガスを用いた場合COは改質ガス中に約10%含む。
この改質反応部1で改質させた改質ガスは接続管36を通じてシフト反応部28に送られ、改質ガス中のCOの大部分はシフト反応部28中で水性シフト反応によりCO2に変換される。この水性シフト反応は、CO+H2O→CO2+H2の反応式で表される発熱反応であって、シフト反応部28に充填してある銅−亜鉛系のシフト触媒の存在下で約200℃の温度で開始する。水性シフト反応を安定して継続させるにはシフト反応部28を220〜280℃の温度とするのが好ましい。この水性シフト反応に必要な水は改質反応で用いられなかった改質ガス中の剰余の水蒸気を利用することができる。そのため水蒸気供給管34から予め改質反応に必要な水蒸気だけでなく水性シフト反応に必要な水蒸気も改質反応部1に送るようにしておく。シフト反応部28中の水性シフト反応により改質ガス中のCOは約1%まで低減される。
COを低減された改質ガスは更に接続管37を通じてCO選択酸化反応部30に送られ、改質ガスに未だ残存するCOがCO選択酸化反応によりCO2に酸化され、改質ガス中のCO濃度が約50ppmにまで低減される。このCO選択酸化反応は、2CO+O2→2CO2と表される発熱反応であって、CO選択酸化反応部30に充填してある白金、ルテニウム等のCO酸化触媒の存在下で約100℃の温度で開始する。CO選択酸化反応を安定して継続させるにはCO選択酸化反応部30を120〜180℃の温度とするのが好ましい。
上記のように改質反応部1にて生成し、シフト反応部28及びCO選択酸化反応部30にてCO濃度を低減した改質ガスはCO選択酸化反応部30から改質ガス導出管38を通じて燃料改質装置B外に導出され、燃料電池Cの発電燃料として利用することができる。この改質ガスは上述のようにCO濃度が低減されていることから、COによる燃料電池Cの白金系または合金系電極触媒の被毒を抑制し、電極特性の低下を防止することができる。
図1は、燃料改質装置Bにおける加熱部16の構成の一例を示す。この加熱部16は、燃焼部2、消音部6、空気導入部4、燃料導入部5及び送風部3で構成されている。
燃焼部2は円筒状に形成された改質反応部1の内側の伝熱空間35に臨む位置に設けられており、燃焼部2で発生した熱が前記伝熱空間35を介して改質反応部1に伝達されるようになっている。燃焼部2はバーナーや触媒燃焼装置などで構成されるものであり、空気導入部4から空気が供給されると共に燃料導入部5から燃焼用燃料が供給され、燃焼用燃料を燃焼させることで熱を発生するものである。この燃焼部2の側面には、空気を導入するための開口である空気導入口13が設けられている。
消音部6はその内部に所定寸法の内部空間7を有する中空容器状に形成されており、その内部に上記燃焼部2が配設されている。内部空間7が占有する形状は特に制限されず、例えば円柱形であったり、直方体や立方体であったりして良い。
空気導入部4は空気が流通する管路にて形成されている。この空気導入部4の終端が空気供給口8を介して内部空間7に連通されており、燃焼用の空気が空気導入部4及び内部空間7を介して燃焼部2に供給されるようになっている。
この空気導入部4に送風部3が設けられており、この送風部3の駆動力によって空気導入部4における空気の流通を生じさせる。送風部3としては、ファンやブロア等の回転翼を有する送風機や、ダイヤフラムポンプ等のポンプを設けることができる。図示の例では送風部3は空気導入部4の管路の途中に設けているが、空気導入部4の管路上に設けるものであれば、例えばこの管路の始端に設けるなど適宜の位置に設ければ良い。
燃料導入部5は、燃焼用燃料が流通する管路にて形成されている。この燃料導入部5は、消音部6の外部からこの消音部6の外壁を貫通し、燃焼部2に直接接続されている。これにより、燃焼部2は、燃焼用燃料と燃焼用空気とが別個に供給され、この燃焼部2の内部で燃焼用燃料と空気とが衝突して酸化反応により熱エネルギーを発生させる拡散型の燃焼部2として形成されている。この燃料導入部5の始端側から供給される燃焼用燃料としては、改質ガスの生成のために用いられるものと同一の原燃料や、改質ガスを燃料電池発電に利用した後に排出される排ガスであって発電に利用されなかった水素が残存するもの等が挙げられる。
本実施形態では、空気供給口8は内部空間7の内壁面を構成する一つの平面状の内壁面(前端面14)に開口して設けられており、燃焼部2は内部空間7内の前記前端面14と対向する他の平面状の内壁面(後端面15)に設けられている。図示の例では空気供給口8と対向する位置、すなわち空気供給口8からこの空気供給口8の開口方向に伸びた延長線上に、燃焼部2が設けられている。
上記消音部6内の内部空間7は、送風部3で発生する音の音源周波数に同調した寸法を有し、そのため、内部空間7内で送風部3で発生する騒音を低減し、また気柱共鳴の発生も防止することができる。
ここで、上記音源周波数は、送風部3で発生する駆動音の周波数ごとの強度に基づき、最も強度が強いピーク値の周波数を選択することができる。この音源周波数は、例えば送風部3の駆動音を実測してその周波数ごとの強度を測定し、その測定結果に基づいて最も強度が強いピーク値を選択することができる。また、特に送風部3がファンやブロア等の回転翼を有する送風機である場合には、その回転翼の羽数と回転速度との積から導出される周波数を音源周波数とすることができる。この場合、回転翼の回転数をA(s-1)、回転翼の羽数をBとすると、音源周波数はA×B(Hz)となる。また、送風部3がダイヤフラムポンプ等のポンプである場合には、その駆動周波数を音源周波数とすることができる。
また、送風部3が送風量を調節するなど運転状況を変更可能なものである場合には、最も騒音量が大きくなる場合での運転状況において、上記のように音源周波数を設定することが好ましい。この場合、騒音量が最も大きくなる状態に合わせて消音を行うことができる。
また、音源周波数と同調する寸法とは、内部空間7内で音源周波数の音波が反射することにより逆位相の音波の重ね合わせを生じさせ得るような内部空間7の寸法をいう。
具体的には、内部空間7の、空気供給口8の開口方向の寸法(前端面14と後端面15との間の寸法)Lが、下記式(1)に示す寸法となるようにする。
L=(1/4)×(C/f)×n…(1)
式(1)中のCは音速、nは1以上の任意の整数、fは0.9×f≦f≦1.1×fの条件を満たす数を示するものであり、またfは音源周波数を示す。
ここで、fの値が音源周波数fである場合に、著しい消音作用が期待できるが、fの値が0.9×f≦f≦1.1×fの範囲であれば、十分な消音作用が発揮され得る。また、上記nが値は小さい方が装置構成の小型化に寄与することができ、最も好ましいnの値は1である。
また、空気供給口8は、内部空間7の前端面14の全面に開口するようにはせず、内部空間7の空気供給口8の開口方向と直交する方向の断面積が、空気供給口8の開口面積よりも小さくなるようにすること、すなわち空気供給口8の開口径D1が、内部空間7の径(空気供給口8と直交する方向の断面の径)D2よりも小さくなるようすることが好ましく、このD1に対するD2の値の比が大きいほど高い消音作用が得られる。
このような消音部6を設ける場合、その消音作用の程度は理論的には次の式(2)で表されるようなものになる。
Figure 2008179494
上記式(2)に基づく、音波の周波数と周波数ごとの消音作用の程度との関係を表したグラフを図5に示す。横軸は周波数を、縦軸は減音量を、それぞれ示す。
すなわち、消音部6は、周波数が上記式(1)中のfの近傍の音波の強度を著しく低減することができ、また、前記周波数fの2m+1倍(mは1以上の整数)の周波数近傍の音波の強度も併せて低減することができるものである。
また、消音部6には断熱材11を設けることにより、消音部6からの外部への放熱を抑制すると共に加熱効率を向上することができる。断熱材11は例えば図示のように消音部6の周囲に設けることができる。断熱材11の材質としては公知のものを適宜採用し得る。断熱材11は少なくとも発熱源である燃焼部2の近傍、すなわち消音部6の後端面15側の外面の周囲に設けることが好ましく、図示のように消音部6の外周全体を覆うように設けても良い。このような断熱部11は、燃焼部2にて発生した熱が消音部6から外部へ放出することを防ぐものであり、またこのため燃焼部2にて発生する熱を効率よく伝熱空間35に伝達させて、燃焼部2による改質反応部1の加熱効率を向上することができるものである。
ここで、改質反応部1の外周側にも断熱材40が設けられており、このため改質反応部1から外部への熱の放出も防止され、これによっても加熱効率が向上している。また、上記消音部6の周囲の断熱材11は、改質反応部1の消音部6が設けられている側の端部をも覆うようにも設けられ、このため、更に改質反応部1からの熱の放出を抑制して加熱効率を向上している。
図2は、加熱部16の他の形態の例を示す。本実施形態は以下に示す構成を除き、図1に示すものと同様の構成を有している。
当該加熱部16においては、空気供給口8が、内部空間7の内壁面の前端面14において、燃焼部2と対向する位置からずれた位置に設けられている。すなわち、内部空間7の後端面15における、空気供給口8からその開口方向への延長線上の位置からずらした位置に、燃焼部2を配設しているものである。このとき、前記延長線上の位置と燃焼部2の配置位置との間のずれは、少なくとも燃焼部2における空気空気導入口13の位置と、空気供給口8の開口をその開口方向に投影した軌跡41とが重ならないようにすることが好ましい。
このように、空気供給口8の位置と燃焼部2の位置とをずらすことで、消音部6による消音作用の程度を向上することができる。
また、本実施形態では、空気供給口8の開口縁に、消音部6の内部の空間に向けて突出する舌片9を設けている。舌片9は、図示のように前記開口縁の全周から突出する筒状に形成することができる。
このように舌片9を設けることで、周波数fの近傍、及び周波数fの2m+1倍の近傍の周波数以外の周波数についても、消音作用を向上することができ、消音部6を設けたことによる全体的な消音作用を向上することができる。
このように舌片9を空気供給口8の開口縁に設けるほか、燃焼部2の空気導入口13に内部空間7に突出する舌片9を設けても良く、また、空気供給口8と空気導入口13の両方に舌片9を設けても良く、この場合も同様に消音作用の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、内部空間7の内壁面に吸音材10を設けている。図示の例では、吸音材10を内部空間7の内周面の全面に亘って設けている。吸音材10としては適宜のものを採用することができ、例えばガラスウール、ウレタンウール等の多孔質体といった、音波エネルギーを熱エネルギーへ変換できる材料を用いることができる。
このような吸音材10を設けると、消音部6による消音作用を更に向上することができ、特に周波数の高い音の消音作用を向上することができる。これにより、消音部6による全体的な消音作用を更に向上することができる。
図6(a)〜(c)は、本実施形態による消音作用を示すグラフである。図6(a)は図1に示す形態における理論的な消音作用を破線で示し、これに対して本実施形態のように空気供給口8の位置と燃焼部2の位置とをずらした場合の消音作用を実線で示す。このように、空気供給口8の位置と燃焼部2の位置とをずらすことで、周波数fの近傍、及び周波数fの2m+1倍の近傍の周波数での消音作用を向上することができるものである。
また、図6(b)は、更に舌片9を設けた場合の消音作用を実線で示し、図6(a)で実線で示されている舌片9を設けない場合の消音作用を破線で示す。このように、舌片9を設けることで、周波数f及びその2m+1倍の周波数の間の谷間における周波数での消音作用が向上するものである。
また、図6(c)は、更に吸音材10を設けた場合の消音作用を実線で示し、図6(b)に実線で示されている吸音材10を設けない場合の消音作用を破線で示す。このように吸音材10を設けることで、特に高い周波数での消音作用を向上することができるものである。
図3に加熱部16の更に他の形態の例を示す。本実施形態も、以下に示す構成を除き、図1に示すものと同様の構成を有している。
当該加熱部16においては、燃料導入部5の終端は消音部6の外部からこの消音部6の外壁を貫通した後、燃焼部2に直接接続されることなく、内部空間7内で開口している。これにより、本実施形態では、内部空間7内に空気導入部4から空気が供給されると共に燃料導入部5から燃焼用燃料が供給され、この空気と燃焼用燃料とが内部空間7内で予備混合された後に、燃焼部2に供給されるようになっている。すなわち、消音部6が、消音部6内に供給された空気を燃焼用燃料と予め混合する予備混合室を兼用するものとして形成されている。このとき、燃焼部2は予め混合された燃焼用燃料と燃焼用空気とが供給される予混合型の燃焼部2として形成されている。
また、内部空間7の内周面には、段部19が形成されている。この段部19は、1以上の適宜の数を設けることができ、図示の例では二つの段部19が設けられている。各段部19は、内部空間7の後端面15と対向する面を有している。このような段部19を設けた箇所では、内部空間7内の段部19の表面と後端面15との間の寸法が、後端面15と前端面14との間とは異なる寸法となり、この寸法に応じた消音作用が発揮される。すなわち、上述のような周波数f及びその2m+1倍の周波数の近傍を中心とした消音作用に加えて、前記段部19の表面と後端面15との間の寸法に応じた周波数帯での消音作用が付加されることとなり、消音部6による全体的な消音作用が向上することとなる。ここで、図示の例では段部19は前記の通りその表面が後端面15と対向するように形成されているが、前端面14と対向する面を有する段部19を設ける場合も同様の効果を得ることができ、この場合、前記段部19の表面と前端面14との間の寸法に応じた周波数帯での消音作用が付加される。
図4に加熱部16の別の形態の例を示す。本実施形態では、消音部6を、改質反応部1の内側に配設している。このため、改質反応部1の周囲に設けられた断熱材40が、消音部1の周囲の断熱材11としても機能する。すなわち、この断熱部11(40)は、燃焼部2にて発生した熱が外部へ放出することを防ぐものであり、このため燃焼部2にて発生する熱を効率よく伝熱空間35に伝達させて、燃焼部2による改質反応部1の加熱効率を向上することができるものである。また、消音部6と送風部3との間の空気導入部4に、第二の消音部12を設けている。図示の例では、第二の消音部12は空気が流通する屈曲した流路として形成されており、このため第二の消音部12を流通する過程で複雑な音波の反射が生じることにより音波が干渉し合い、消音作用が発揮される。このような第二の消音部12を設けることで、全体的な消音作用が更に向上する。
尚、第二の消音部12は、このような屈曲した流路のほか、例えば消音部6と同様の形態のものを設けるなど、適宜の形態のものを設けることができる。
上記加熱部16の各実施形態は、本発明の実施形態の一例であり、本発明は上記各実施形態のものに限られない。例えば各実施形態における各構成要素を適宜組み合わせた加熱部16を形成することもできる。
このように構成される燃料改質装置Bと、この燃料改質装置Bにて製造された改質ガスを用いて発電を行う燃料電池Cとを組み合わせて、燃料電池発電システムAを構成することができる。図8は燃料電池発電システムAの構成例を示すものであり、燃料改質装置Bから導出される改質ガス導出管38の終端が燃料電池Cに接続され、改質ガス導出管38を通じて改質ガスが発電用燃料として燃料電池Cに供給されるようになっている。また、原燃料供給管33の始端には、ブタン等の原燃焼を貯留するボンベ等からなる燃料貯留部17が接続されており、燃料貯留部17から原燃料供給管33を介し、水蒸気供給管34と合流して原燃料を燃料改質装置Bへ供給するようになっている。また、この原燃料供給管33から燃料導入部5が分岐しており、前記原燃料を燃料導入部5を介して燃焼用燃料として燃焼部2に供給できるようになっている。また、燃料電池Cからは、改質ガスを燃料電池発電に利用した後に排出される排ガスが流通する排ガス流路18が導出されており、この排ガス流路18の終端は燃料導入部5に合流し、前記排ガスも燃焼用燃料として利用できるようになっている。
図2に示す構成の加熱部16を備える燃料改質装置Bを燃料電池発電システムAに組み込み、この燃料電池発電システムAを運転した場合の、騒音試験を行った。
このとき、測定対象である燃料電池発電システムAは防音室の中央に設置し、騒音値を測定するマイクロホンは燃料電池発電システムAから1m離れた位置に設置した。マイクロフォンは人間の可聴域特性を模擬したA特性フィルターをかけて使用した。
ここで、燃料改質装置Bにおける送風部3としては、羽数10枚の回転翼を有する軸流ファンを使用した。ここで用いた送風部3からの騒音が最も大きくなるのは、ファンを7300rpmの回転数で運転させた状態であるため、それに基づき、音源周波数を7300÷60×10=1220(Hz)と設定し、上記式(1)により内部空間7の前端面14と後端面15との間の寸法Lを70mmとした。
また、消音部6を設けない以外は同一の条件とした場合についも、同様に騒音試験を行った。
騒音の測定結果を図9に示す。この図9(a)は騒音の測定結果をフーリエ変換周波数分析した結果である。これにより、消音部6を設けない場合に測定される1220Hzの強いピークの強度が、消音部6を設けた場合に低減されていることが確認できる。また、図9(b)は1/3オクターブ周波数分析を行った結果である。これにより、消音部6を設けることで約18dBの消音作用が得られたことが確認できる。
本発明の実施の形態の要部の一例を示す概略断面図である。 同上の他例を示す概略断面図である。 同上の更に他例を示す概略断面図である。 同上の更に他例を示す概略断面図である。 図1に示す実施の形態における消音効果を示すグラフであり、横軸は周波数、縦軸は減音量を示す。 (a)乃至(c)は図2に示す実施の形態における消音効果を示すグラフであり、横軸は周波数、縦軸は減音量を示す。 燃料改質装置の構成の一例を示す概略断面図である。 燃料電池発電システムの構成の一例を示す概略図である。 実施例における騒音測定結果を示すものであり、(a)はフーリエ変換周波数分析した結果を示すグラフ、(b)は1/3オクターブ周波数分析を行った結果のグラフである。 従来技術の一例を示す概略断面図である。
符号の説明
A 燃料電池発電システム
B 燃料改質装置
1 改質反応部
2 燃焼部
3 送風部
4 空気導入部
5 燃料導入部
6 消音部
7 内部空間
8 空気供給口
9 舌片
10 吸音材
11 断熱材
12 第二の消音部
13 空気導入口

Claims (9)

  1. 原燃料と空気とを反応させて水素を含む改質ガスを生成する改質触媒を有する改質反応部と、前記改質反応部を加熱するための燃焼部と、前記燃焼部へ供給される空気の気流を発生させる送風部と、前記送風部と前記燃焼部とを接続し、前記送風部で発生した気流を前記燃焼部へ導く空気導入部と、前記燃焼部へ燃焼用燃料を導入する燃料導入部とを具備し、
    且つ、前記送風部にて発生する音の音源周波数に同調した寸法の内部空間を有する消音部を、前記空気導入部の終端に接続すると共に、前記燃焼部を前記消音部と一体に形成して成ることを特徴とする燃料改質装置。
  2. 上記消音部の内部空間と空気導入部とが空気供給口を介して連通し、前記消音部の内部空間が、前記空気供給口の開口方向の寸法Lが、下記式(1)に示す寸法を有すると共に、前記空気供給口の開口方向と直交する方向の断面積が、前記空気供給口の開口面積よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の燃料改質装置。
    L=(1/4)×(C/f)×n…(1)
    〔Cは音速、nは1以上の任意の整数、fは0.9×f≦f≦1.1×fの条件を満たす数を示し、前記fは音源周波数を示す〕
  3. 上記消音部の内部空間と空気導入部とが空気供給口を介して連通すると共に、前記空気供給口からその開口方向への延長線上の位置からずらした位置に上記燃焼部を配設して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料改質装置。
  4. 上記消音部の内部空間と上記空気導入部とを連通する空気供給口の開口縁と、上記消音部の内部空間と上記燃焼部とを連通する空気導入口の開口縁のうち、少なくとも一方に、消音部の内部空間に向けて突出する舌片を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  5. 上記消音部の内部空間の内壁面に吸音材を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  6. 上記消音部に断熱材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  7. 上記消音部を、この消音部内に供給された空気を燃焼用燃料と予め混合する予備混合室として形成して成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  8. 上記空気導入部に第二の消音部を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の燃料改質装置を具備することを特徴とする燃料電池発電システム。
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