JP2008179359A - 車両用ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの高騰を招来することなく、車体側ブラケット等の摺接力(保持力)を高くしてステアリングコラムの「ガタ付き」を確実に防止すること。
【解決手段】車体側ブラケット6及びコラム側ブラケット7に加えて、ロアーコラム2から車体側ブラケット6とコラム側ブラケット7の間に延在した支持ブラケット14を新設し、これにより、チルト締付又はテレスコピック締付時には、車体側ブラケット6、支持ブラケット14、及びコラム側ブラケット7をそれぞれ摺接するように構成している。したがって、これらブラケット6,14,7の摺接力を高くすることができ、ステアリングコラムの「ガタ付き」を確実に防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転者の運転姿勢に応じて、ステアリングホイールの傾斜角度を調整できると共に、ステアリングホイールの軸方向位置を調整できるチルト・テレスコピック式の車両用ステアリング装置に関する。
車両用ステアリング装置には、運転者の運転姿勢に応じて、ステアリングホイールの傾斜角度を調整できると共に、ステアリングホイールの軸方向位置を調整できるチルト・テレスコピック式のステアリング装置がある。
例えば、いわゆる腰振りタイプのチルト・テレスコピック式のステアリング装置では、ステアリングコラムは、車体に固定したロアーコラムとこれに摺動自在に嵌合したアッパーコラムとからなり、このアッパーコラムを下方から包囲するように、車体側ブラケット(チルトブラケット)が設けてあり、この車体側ブラケットの内側に、アッパーコラムに固定したコラム側ブラケット(ディスタンスブラケット)が上下動自在に設けてある。
また、車体側ブラケットには、チルト溝が形成してあると共に、コラム側ブラケットには、テレスコ溝が形成してあり、これらチルト溝およびテレスコ溝に、締付ボルトが通挿してある。この締付ボルトの一端に、操作レバーが設けてある。
これにより、操作レバーを締付方向に回動すると、車体側ブラケットがコラム側ブラケットに摺接して押圧することにより、チルト締付およびテレスコピック締付することができる。
一方、操作レバーを解除方向に回動すると、車体側ブラケットとコラム側ブラケットとの摺接が解除することにより、チルト溝に沿って締付ボルトを上下方向に移動してアッパーコラムをチルト調整することができると共に、静止した締付ボルトにテレスコ溝を沿わせながら、コラム側ブラケットをアッパーコラムと共に軸方向に移動して、アッパーコラムをテレスコピック調整することができる。
しかしながら、上記のようなチルト・テレスコピック式のステアリング装置では、操作レバーを十分に締め付けて、車体側ブラケットがコラム側ブラケットに十分に摺接している場合であっても、テレスコ摺動部において、「ガタ付き」が生じるといった虞れがある。
なお、特開平11−222139号公報では、アッパーコラムの外周に、ブッシュが介装してあり、チルト等の調整時には、操作レバーに連動したリンク機構によって、ブッシュをアッパーコラムから離脱して、テレスコピック摺動力を軽減する一方、チルト等の締付時には、このリンク機構によりブッシュをアッパーコラムに押圧して、アッパーコラムの「ガタ付き」を防止している。しかし、リンク機構には、板バネ、ロッド等を必要とすることから、部品点数が多くなり、組立工数が多くなって、製造コストの高騰を招来するといったことがある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、製造コストの高騰を招来することなく、ステアリングコラムの「ガタ付き」を確実に防止した車両用ステアリング装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る車両用ステアリング装置は、ステアリングホイールを傾動又は軸方向に移動して、チルト調整又はテレスコピック調整する車両用ステアリング装置において、
車体に固定したロアーコラムと、
このロアーコラムに摺動自在に嵌合したアッパーコラムと、
このアッパーコラムを囲うように車体側に固定してあり、側面にチルト溝を形成した車体側ブラケットと、
前記アッパーコラムに固定して前記車体側ブラケットの内側に摺接自在に設けてあり、側面にテレスコ溝を形成したコラム側ブラケットと、
前記ロアーコラムの略後端に固定して、前記車体側ブラケットと前記コラム側ブラケットの間に車両後方に向けて延在してあり、その略後端に支持溝を形成した支持ブラケットと、
前記車体側ブラケットのチルト溝、前記支持ブラケットの支持溝、及び前記コラム側ブラケットのテレスコ溝に締付ボルトを通挿して、この締付ボルトにより、前記車体側ブラケット、前記支持ブラケット、及び前記コラム側ブラケットを摺接してチルト締付又はテレスコピック締付を行う締付手段と、
を具備することを特徴とする。
このように、本発明によれば、従来の車体側ブラケット及びコラム側ブラケットに加えて、ロアーコラムから車体側ブラケットとコラム側ブラケットの間に延在した支持ブラケットを新設し、これにより、チルト締付又はテレスコピック締付時には、車体側ブラケット、支持ブラケット、及びコラム側ブラケットをそれぞれ摺接するように構成しており、こうしてステアリングコラムの「ガタ付き」を確実に防止することができる。しかも、支持ブラケットを新設しているだけであるため、製造コストの高騰も低く抑えることができると共に、チルト・テレスコピック式のステアリング装置の組立も簡単に且つ確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式の車両用ステアリング装置を図面を参照しつつ説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式の車両用ステアリング装置の側面図であり、図1(b)は、平面図であり、図1(c)は、横断面図である。図2(a)は、車体側ブラケット、支持ブラケット、及びコラム側ブラケットをロアーコラム等に組付けた状態を示す斜視図であり、図2(b)は、車体側ブラケットの斜視図である。図3(a)は、ロアーコラムと支持ブラケットを示す斜視図であり、図3(b)は、コラム側ブラケットの斜視図であり、図3(c)は、ステアリングコラムの横断面図である。図4(a)は、支持ブラケット、及びコラム側ブラケットをロアーコラム等に組付けた状態を示す斜視図であり、テレスコピック最伸時を示し、図4(b)は、テレスコピック最縮時を示す。
図1に示すように、ステアリングコラムは、ロアーブラケット1により車体に固定したロアーコラム2と、これに摺動自在に嵌合したアッパーコラム3とからなる。ロアーコラム2とアッパーコラム3との間には、含油樹脂からなるブッシュ4がOリング5により締付けて介装してあり、「ガタ付き」を防止している。
アッパーコラム3を下方から包囲するように、車体側ブラケット6(チルトブラケット)が設けてあり、この車体側ブラケット6の内側に、アッパーコラム3に固定したコラム側ブラケット7(ディスタンスブラケット)が上下動自在に設けてある。車体側ブラケット6には、チルト溝8が形成してあると共に、コラム側ブラケット7には、テレスコ溝9が形成してあり、これらチルト溝8およびテレスコ溝9に、締付ボルト10が通挿してある。この締付ボルト10の一端に、調節ナット11が螺合してあり、これに操作レバー12が設けてある。なお、締付ボルト10には、衝撃吸収用ワイヤー13の後端が掛け渡してあり、二次衝突時の衝撃エネルギーを吸収するようになっている。
さらに、本実施の形態では、ロアーコラム2の略後端には、平面視が略U字状の支持ブラケット14が固定してある。この支持ブラケット14は、車体側ブラケット6とコラム側ブラケット7の間に車両後方に向けて延在してある。支持ブラケット14の略後端には、支持溝15が形成してあり、締付ボルト10が通挿してある。
なお、支持ブラケット14は、溶接によりロアーコラム2に固定してあるが、アルミニウム等のロアーコラムの場合には、一体的に成型してあってもよい。
以上のように構成してあるため、チルト又はテレスコピック締付時には、操作レバー12を締付方向に回動すると、車体側ブラケット6、支持ブラケット14、及びコラム側ブラケット7がそれぞれ摺接して押圧することにより、チルト締付及びテレスコピック締付することができる。
したがって、ロアーコラム2も支持ブラケット14によりブラケット6,7と共に締付けられるため、ステアリングコラムの「ガタ付き」を確実に防止することができる。また、支持ブラケット14を新設しているだけであるため、製造コストの高騰も低く抑えることができると共に、チルト・テレスコピック式のステアリング装置の組立も簡単に且つ確実に行うことができる。
一方、チルト又はテレスコピック調整時には、操作レバー12を解除方向に回動すると、車体側ブラケット6、支持ブラケット14、及びコラム側ブラケット7の摺接が解除することにより、チルト又はテレスコピック調整することができる。
即ち、チルト調整時には、締付ボルト10をコラム側ブラケット7やロアーコラム2やアッパーコラム3と共に、車体側ブラケット6のチルト溝8に沿って上下方向に移動して、アッパーコラム3をチルト調整することができる。なお、このチルト調整時、支持ブラケット14は、ロアーコラム2に固定してあるため、締付ボルト10やロアーコラム2と共に上下方向に移動する。
テレスコピック調整時には、静止した締付ボルト10にテレスコ溝9を沿わせながら、コラム側ブラケット7をアッパーコラム3と共に、図4に示すように軸方向に移動して、アッパーコラム3をテレスコピック調整することができる。なお、このテレスコピック調整時、支持ブラケット14は、ロアーコラム2に固定してあるため、この調整時に静止しているロアコラム2と共に静止している。
なお、ステアリング装置の車体への組付時、支持ブラケット14は、ロアーコラム2に固定してあるため、締付ボルト10が3つのブラケット6,14,7の各溝8,15,9に通挿してあれば、アッパーコラム3とロアーコラム2とが分離することがなく、従来のように分離防止のためのピン等を設ける必要がないといった利点もある。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。例えば、上述した実施の形態では、チルト調整とテレスコピック調整の双方を行うことができるが、いずれか一方の調整のみを行う場合であっても、本発明を適用することができる。
また、図5に示すように、支持ブラケット14の支持溝15は、比較的長く形成してあってもよく、この場合には、二次衝突時に、支持溝15を変形させて、衝撃エネルギーを吸収することもできる。さらに、支持溝15の先端は、締付ボルト10を通挿できるのであれば、開放してなくてもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、従来の車体側ブラケット及びコラム側ブラケットに加えて、ロアーコラムから車体側ブラケットとコラム側ブラケットの間に延在した支持ブラケットを新設し、これにより、チルト締付又はテレスコピック締付時には、車体側ブラケット、支持ブラケット、及びコラム側ブラケットをそれぞれ摺接するように構成している。
したがって、ロアーコラムもこれに一体の支持ブラケットを介してチルト締付又はテレスコ締付されるので、ステアリングコラムの「ガタ付き」を確実に防止することができる。しかも、支持ブラケットを新設しているだけであるため、製造コストの高騰も低く抑えることができると共に、チルト・テレスコピック式のステアリング装置の組立も簡単に且つ確実に行うことができる。
(a)は、本発明の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式の車両用ステアリング装置の側面図であり、(b)は、平面図であり、(c)は、横断面図である。 (a)は、車体側ブラケット、支持ブラケット、及びコラム側ブラケットをロアーコラム等に組付けた状態を示す斜視図であり、(b)は、車体側ブラケットの斜視図である。 (a)は、ロアーコラムと支持ブラケットを示す斜視図であり、(b)は、コラム側ブラケットの斜視図であり、(c)は、ステアリングコラムの横断面図である。 (a)は、支持ブラケット、及びコラム側ブラケットをロアーコラム等に組付けた状態を示す斜視図であり、テレスコピック最伸時を示し、(b)は、テレスコピック最縮時を示す。 変形例に係り、ロアーコラムと支持ブラケットを示す斜視図である。
符号の説明
1 ロアーブラケット
2 ロアーコラム
3 アッパーコラム
4 ブッシュ
5 Oリング
6 車体側ブラケット(チルトブラケット)
7 コラム側ブラケット(ディスタンスブラケット)
8 チルト溝
9 テレスコ溝
10 締付ボルト
11 調節ナット
12 操作レバー
13 衝撃吸収用ワイヤー
14 支持ブラケット
15 支持溝

Claims (1)

  1. ステアリングホイールを傾動又は軸方向に移動して、チルト調整又はテレスコピック調整する車両用ステアリング装置において、
    車体に固定したロアーコラムと、
    このロアーコラムに摺動自在に嵌合したアッパーコラムと、
    このアッパーコラムを囲うように車体側に固定してあり、側面にチルト溝を形成した車体側ブラケットと、
    前記アッパーコラムに固定して前記車体側ブラケットの内側に摺接自在に設けてあり、側面にテレスコ溝を形成したコラム側ブラケットと、
    前記ロアーコラムの略後端に固定して、前記車体側ブラケットと前記コラム側ブラケットの間に車両後方に向けて延在してあり、その略後端に支持溝を形成した支持ブラケットと、
    前記車体側ブラケットのチルト溝、前記支持ブラケットの支持溝、及び前記コラム側ブラケットのテレスコ溝に締付ボルトを通挿して、この締付ボルトにより、前記車体側ブラケット、前記支持ブラケット、及び前記コラム側ブラケットを摺接してチルト締付又はテレスコピック締付を行う締付手段と、
    を具備することを特徴とする車両用ステアリング装置。
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