JP2008179044A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008179044A
JP2008179044A JP2007013790A JP2007013790A JP2008179044A JP 2008179044 A JP2008179044 A JP 2008179044A JP 2007013790 A JP2007013790 A JP 2007013790A JP 2007013790 A JP2007013790 A JP 2007013790A JP 2008179044 A JP2008179044 A JP 2008179044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
sheet
ink sheet
printing
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007013790A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Saeki
俊紀 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2007013790A priority Critical patent/JP2008179044A/ja
Publication of JP2008179044A publication Critical patent/JP2008179044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

【課題】印刷不良が発生した場合にも、構造を複雑化させることなく、インクシートの無駄を有効に抑制することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】この画像形成装置(昇華型プリンタ100)は、色の3原色が順次連結されたインクシート41が収納されるインクシートカートリッジ40が着脱可能に装着される装置本体と、装置本体に設けられ、用紙50に画像を印刷する印字ヘッド2とを備え、インクシート41は、色の3原色のうち、先頭に配置されるY色(イエロー)印字シート41cのみが増量され、装置本体は、印刷の途中に、Y色(イエロー)印字シート41cが印刷された用紙50が露出されるように構成されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、インクシートが収納されるインクシートカートリッジが用いられる画像形成装置に関する。
従来、インクシートが収納されるインクシートカートリッジが用いられる画像形成装置が知られている(たとえば、特許文献1〜4参照)。
上記特許文献1には、各色に分けられた複数のインクリボン(インクシート)がペーパー(用紙)の搬送方向に並列に配置された昇華型プリンタ(画像形成装置)が開示されている。この特許文献1による昇華型プリンタでは、インクリボンの全体量を、ペーパーの搬送方向の上流側に位置するインクリボンほど多く設定することによって、プリント(印刷)トラブルなどでプリント処理が途中で中断した場合にも、上流側のインクリボンが下流側のインクリボンよりも先になくなることが極力抑えられるので、上流側のインクリボンがなくなり、下流側のインクリボンだけが残存した状態で廃棄するといったインクリボンの無駄を抑制することが可能である。
また、上記特許文献2には、複数の色が順に配列されたカラーリボン(インクシート)を用いてカラー印刷を行う熱転写プリンタ(画像形成装置)が開示されている。この特許文献2による熱転写プリンタでは、カラーリボンの各色ごとに情報記録部分を設けて、使用情報を書き込むことによって、再びこのカラーリボンを印刷するときに、未使用の領域を読み出して使用することができるので、カラーリボンの無駄を抑制することが可能である。
また、上記特許文献3には、複数の色が順次に配置された色順次カラーインクリボン(インクシート)を用いてカラー印刷を行う色順次カラープリンタ装置(画像形成装置)が開示されている。この特許文献3による色順次カラープリンタ装置では、色順次カラーインクリボンに色を判別するためのマークを付け、プリント動作時にプリントしようとしているリボンの色に対応した色データから順次に色データをヘッドに出力することによって、プリントをどの色のリボンからでも開始することができる。これにより、リボンをプリンタに挿入したときに、定められたプリント開始色以外の色になっていた場合でも、定められた色まで未使用の領域を空送りする必要がないので、インクリボンの無駄を抑制することが可能である。
また、上記特許文献4には、複数の色のインクが印刷方向に順次に配置されたインクシートを用いてカラー印刷を行うカラープリンタが開示されている。この特許文献4によるカラープリンタでは、インクシートに印刷開始位置を検出するためのマークを付け、紙ジャム(紙詰まり)などの印刷トラブルが発生した場合に、印刷の進行状態に応じて、印刷開始位置までインクシートを印刷方向と逆方向に巻き取り、再度印刷を行う、または、次の印刷開始位置までインクシートを印刷方向に巻き取り、印刷を行うように構成されている。これにより、いつ印刷トラブルが発生しても、インクシートが1プリントサイクル分、全く未使用のまま巻き取られることがないので、インクシートの無駄を抑制することが可能である。
特開2006−305906号公報 特開平11−221956号公報 特開平05−286219号公報 特開平05−201107号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の昇華型プリンタでは、インクリボンの無駄を抑制するために上流側に配置されたインクリボンの量ほど多く設定する構成であるので、複数の色のインクリボンの量を増量することになる。この構成において、プリントトラブルが起こらなかった場合には、複数のインクリボンが無駄になるので、インクシートの無駄を有効に抑制することができないという問題点がある。
また、上記特許文献2に記載の熱転写プリンタでは、使用情報が書き込まれたカラーリボンを再び使用するときに、一度巻き取られたカラーリボンを、印刷方向と逆方向に巻き取って未使用の領域を読み出す必要があるので、カラーリボンを印刷方向とは逆方向に巻き取るための手段を設ける必要があるという不都合がある。その結果、構造が複雑になるという問題点がある。
また、上記特許文献3に記載の色順次カラープリンタ装置では、プリントをどの色のリボンからでも開始可能であるが、リボンの最後尾には、リボンの未使用の領域が残り、リボンが無駄になる可能性がある。たとえば、この色順次カラープリンタ装置では、順次に配置された複数の色のうち、先頭に配置された第1の色ではなく、次に配置された第2の色からプリントが開始された場合には、第1の色は、次の用紙に使用されるべき領域を用いて印刷されることとなる。その後、プリントが正常に続けられた場合には、リボンの最後尾は、第1の色が不足することとなり、結局、第2の色以降の複数の色が残存する。このことにより、この色順次カラープリンタ装置では、リボンの無駄を有効に抑制することが困難であるという問題点がある。
また、上記特許文献4に記載のカラープリンタでは、印刷の進行状態により、印刷開始位置までインクシートを印刷方向と逆方向に巻き取る必要があるので、インクシートを印刷方向と逆方向に巻き取るための手段を設ける必要があるという不都合がある。その結果、構造が複雑になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、印刷不良が発生した場合にも、構造を複雑化させることなく、インクシートの無駄を有効に抑制することが可能な画像形成装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による画像形成装置は、色の3原色が順次連結されたインクシートが収納されるインクシートカートリッジが着脱可能に装着される装置本体と、装置本体に設けられ、用紙に画像を印刷する印画部とを備えた画像形成装置において、インクシートは、色の3原色のうち、先頭に配置される第1の色のみが他の色の2倍になるように増量され、色の3原色の各色インクシートからなる組み合わせを複数組有し、複数組のうち、先頭に配置される第1の組の第1の色のみが、増量されている。また、装置本体は、印刷の途中に、第1の色が印刷された用紙が露出され、複数枚の用紙を収納可能な用紙カセットが着脱可能に構成されるとともに、センサを含む。また、増量された第1の色の先頭部に、識別部と、色の3原色の各色インクシートに加えて、印刷された用紙の印刷面を保護するための保護シートとを含み、センサは、識別部を検出可能に構成されている。
この発明の第1の局面による画像形成装置では、上記のように、装置本体を、印刷の途中に、第1の色が印刷された用紙が露出されるように構成することによって、使用者が第1の色が印刷された用紙を見ることができるので、次の印刷が行われる前に、用紙の汚れなどによる印刷不良を確認することができる。また、先頭に配置される第1の色を増量することによって、第1の色が一度印刷された後にも、第1の色の未使用の領域を残すことができるので、印刷不良が生じた場合に、次の用紙を印刷するために、増量された第1の色の直後に配置された第1の色の未使用の領域を使用することができる。これにより、第1の色のみが使用されたことによって、第1の色以降に順次連結された他の色を未使用のまま巻き取る必要がない。これらにより、インクシートの色の3原色のうち、先頭に配置される第1の色のみを増量すれば、用紙の汚れなどによる印刷不良が生じた場合にも、他の色を未使用のまま巻き取る必要がないので、インクシートの無駄を有効に抑制することができ、かつ、第1の色のみを増量するだけであるので、この点でも、インクシートの無駄を有効に抑制することができる。また、インクシートを印刷方向と逆方向に巻き取る必要がないので、構造が複雑になることもない。
また、第1の局面による画像形成装置では、装置本体は、複数枚の用紙を収納可能な用紙カセットが着脱可能に構成され、インクシートは、色の3原色の各色インクシートからなる組み合わせを複数組有し、複数組のうち、先頭に配置される第1の組の第1の色のみを、増量することによって、複数枚の用紙を用紙カセットに設置する際に、表面に汚れの付く可能性が最も高いために印刷不良が発生しやすい第1枚目の用紙に対してのみ、第1の色のインクシートを増量することになるので、よりインクシートの無駄を抑制することができる。また、インクシートが増量された第1の色を、他の色の2倍になるように増量することによって、インクシートの増量を必要最小限とすることができるので、さらにインクシートの無駄を抑制することができる。また、装置本体は、センサを含み、インクシートは、増量された第1の色の先頭部に、識別部を含み、センサを、識別部を検出可能に構成することによって、センサが、増量された第1の色の先頭部に含まれた識別部を検出するので、インクシートが増量された場所を判別することができる。また、インクシートは、色の3原色の各色インクシートに加えて、印刷された用紙の印刷面を保護するための保護シートをさらに含むことによって、保護シートにより印刷された用紙の印刷面を保護することができる。
この発明の第2の局面における画像形成装置は、色の3原色が順次連結されたインクシートが収納されるインクシートカートリッジが着脱可能に装着される装置本体と、装置本体に設けられ、用紙に画像を印刷する印画部とを備え、インクシートは、色の3原色のうち、先頭に配置される第1の色のみが増量され、装置本体は、印刷の途中に、第1の色が印刷された用紙が露出されるように構成されている。
この第2の局面による画像形成装置では、上記のように、装置本体を、印刷の途中に、第1の色が印刷された用紙が露出されるように構成することによって、使用者が第1の色が印刷された用紙を見ることができるので、次の印刷が行われる前に、用紙の汚れなどによる印刷不良を確認することができる。また、先頭に配置される第1の色を増量することによって、第1の色が一度印刷された後にも、第1の色の未使用の領域を残すことができるので、印刷不良が生じた場合に、次の用紙を印刷するために、増量された第1の色の直後に配置された第1の色の未使用の領域を使用することができる。これにより、第1の色のみが使用されたことによって、第1の色以降に順次連結された他の色を未使用のまま巻き取る必要がない。これらにより、インクシートの色の3原色のうち、先頭に配置される第1の色のみを増量すれば、用紙の汚れなどによる印刷不良が生じた場合にも、他の色を未使用のまま巻き取る必要がないので、インクシートの無駄を有効に抑制することができ、かつ、第1の色のみを増量するだけであるので、この点でも、インクシートの無駄を有効に抑制することができる。また、インクシートを印刷方向と逆方向に巻き取る必要がないので、構造が複雑になることもない。
この第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、装置本体は、複数枚の用紙を収納可能な用紙カセットが着脱可能に構成され、インクシートは、色の3原色の各色インクシートからなる組み合わせを複数組有し、複数組のうち、先頭に配置される第1の組の第1の色のみが、増量されている。このように構成すれば、複数枚の用紙を用紙カセットに設置する際に、表面に汚れの付く可能性が最も高いために印刷不良が発生しやすい第1枚目の用紙に対してのみ、第1の色のインクシートを増量することになるので、よりインクシートの無駄を抑制することができる。
この第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、インクシートが増量された第1の色は、他の色の2倍になるように増量されている。このように構成すれば、インクシートの増量を必要最小限とすることができるので、さらにインクシートの無駄を抑制することができる。
この第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、装置本体は、センサを含み、インクシートは、増量された第1の色の先頭部に、識別部を含み、センサは、識別部を検出可能に構成されている。このように構成すれば、センサが増量された第1の色の先頭部に含まれた識別部を検出するので、インクシートが増量された場所を判別することができる。
この第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、インクシートは、色の3原色の各色インクシートに加えて、印刷された用紙の印刷面を保護するための保護シートをさらに含む。このように構成すれば、保護シートにより印刷された用紙の印刷面を保護することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの筐体を取り外した状態の分解斜視図である。図2〜図10は、図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの構成を説明するための図である。まず、図1〜図10を参照して、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの構造について説明する。なお、本実施形態では、画像形成装置の一例である昇華型プリンタに本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態による昇華型プリンタ100の装置本体は、図1に示すように、金属製のシャーシ1と、印刷を行うための印字ヘッド2と、印字ヘッド2に対向するように配置されたプラテンローラ3(図2参照)と、金属製の送りローラ4(図2参照)と、送りローラギア5と、所定の押圧力で送りローラ4を押圧する金属製の押さえローラ6(図2参照)と、樹脂製の下部用紙ガイド7aと、樹脂製の上部用紙ガイド7bと、ゴム製の給紙ローラ8と、給紙ローラギア9と、ゴム製の排紙ローラ10と、排紙ローラギア11とを備えている。
また、昇華型プリンタ100の装置本体は、インクシート巻取リール12と、モータブラケット13と、用紙50を搬送するためのステッピングモータ14と、印字ヘッド2を回動させるためのステッピングモータ15と、揺動可能な揺動ギア16と、複数の中間ギア17〜20(図5参照)と、インクシート41(図2参照)が収納されたインクシートカートリッジ40(図2参照)を支持するインクシートカートリッジ支持部21と、昇華型プリンタ100の動作を制御する回路部22(図4参照)を構成する配線基板23と、天板24と、シャーシ1を内部に収納する筐体25(図3参照)とを備えている。また、本実施形態による昇華型プリンタ100には、インクシートカートリッジ40と、昇華型プリンタ100に供給する用紙50を20枚収納可能な用紙カセット60とが着脱可能に装着されている。なお、印字ヘッド2は、本発明の「印画部」の一例である。
また、図1に示すように、シャーシ1は、一方側面1aと、他方側面1bと、底面1cとを有している。また、シャーシ1の一方側面1aには、上記したモータブラケット13が取り付けられている。また、シャーシ1の他方側面1bには、インクシートカートリッジ40を挿入するための挿入孔1dが設けられている。また、一方側面1aの上端部および他方側面1bの上端部には、それぞれ、配線基板23を取り付けるための取付部1eが2つずつ形成されている。また、取付部1eには、配線基板23を固定するためのネジ孔1fが形成されている。
また、印字ヘッド2は、図1および図2に示すように、支持軸2aと、アーム部2bと、ヘッド部2cと、ヘッド部2cに取り付けられる樹脂製のヘッドカバー2d(図2参照)とを含んでいる。また、印字ヘッド2は、図1に示すように、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bの内側に、支持軸2aを中心として回動可能に取り付けられている。また、印字ヘッド2のヘッド部2cには、図7に示すように、電圧パルスが印加されて発熱する複数の発熱体2eが、ヘッド部2cの用紙50の幅方向(X方向)に沿って所定の間隔を隔てて一列に設けられている。
また、プラテンローラ3(図6参照)は、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bに図示しないプラテンローラ軸受を介して回転可能に取り付けられている。また、送りローラ4は、図5に示すように、送りローラギア5に挿入される送りローラギア挿入部4aを有する。また、送りローラ4は、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bに取り付けられた図示しない送りローラ軸受に回転可能に支持されている。また、押さえローラ6(図2参照)は、図示しない押さえローラ軸受に回転可能に支持されている。
また、図2に示すように、下部用紙ガイド7aは、送りローラ4および押さえローラ6の近傍に設置されている。また、上部用紙ガイド7bは、下部用紙ガイド7aの上部に取り付けられている。この上部用紙ガイド7bは、給紙時には、用紙50が下面側を通過するようにして印画部への給紙経路に案内するとともに、排紙時には、用紙50が上面側を通過するようにして排紙経路に案内する機能を有している。
また、インクシート巻取リール12(図5参照)は、図2に示すインクシートカートリッジ40のインクシート巻取部40aの内部に回転可能に配置された巻取ボビン40bに係合することによって、供給ボビン40cから供給されるインクシート41を巻取ボビン40bに巻き取るように構成されている。また、インクシート巻取リール12のギア部12aは、図5に示すように、揺動ギア16が揺動することによって係合するように配置されている。
また、図5および図6に示すように、モータブラケット13に取り付けられたステッピングモータ14の軸部には、モータギア14aが取り付けられている。また、ステッピングモータ14は、インクシート巻取リール12のギア部12aと、給紙ローラギア9と、排紙ローラギア11と、送りローラギア5とを駆動させるための駆動源としての機能を有する。また、ステッピングモータ15は、印字ヘッド2(図2参照)をプラテンローラ3(図2参照)に対して押圧および離間する方向である上下に回動させる機能を有する。
また、インクシートカートリッジ支持部21は、図1および図2に示すように、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bの内側に配置されている。また、インクシートカートリッジ支持部21には、透過型のインクシート頭出しセンサ26の受光部26aが取り付けられている。なお、インクシート頭出しセンサ26の発光部26bは、インクシート頭出しセンサ26の受光部26aとインクシート41を挟んで対向するように、配線基板23に取り付けられている。
また、図4に示すように、回路部22は、昇華型プリンタ100の印刷動作を制御する制御部22aと、印字ヘッド2の発熱体2eの温度を制御するヘッドコントローラ22bと、ステッピングモータ15を制御するモータドライバ22cと、ステッピングモータ14を制御するモータドライバ22dとを含んでいる。また、ヘッドコントローラ22bは、印字ヘッド2の発熱体2eに電圧パルスを印加することによって、発熱体2eの温度を制御する機能を有する。
また、配線基板23は、図1に示すように、天板24を介してシャーシ1の取付部1eに取り付けられている。具体的には、配線基板23は、配線基板23の4つの孔23aおよび天板24の4つの孔24aに通された4個のネジ27をシャーシ1の取付部1eのネジ孔1fに締め付けることによって固定されている。また、配線基板23には、回路部22を構成する電子部品23bと、上記したインクシート頭出しセンサ26の発光部26bとが取り付けられている。また、天板24には、配線基板23に取り付けられた発光部26bがシャーシ1側に露出されるための孔部24bが形成されている。
また、図3に示すように、筐体25は、蓋部材25aおよび25bと、印刷ボタン25cを含んでいる。また、筐体25の蓋部材25aは、用紙カセット60を昇華型プリンタ100の装置本体に装着するために設けられている。また、筐体25の蓋部材25bは、インクシートカートリッジ40を昇華型プリンタ100の装置本体に装着するために設けられている。また、筐体25の上面に含まれている印刷ボタン25cは、印刷開始および印刷中止を入力するために設けられている。
また、本実施形態では、インクシート頭出しセンサ26は、図2に示すように、受光部26aと発光部26bとの間に配置された後述するインクシート41の頭出し識別部41g〜41k(図8参照)を検出することにより、インクシート41の各色インクシート41b〜41f(図8参照)の頭出しを行うために設けられている。なお、インクシート頭出しセンサ26は、本発明の「センサ」の一例である。
また、インクシートカートリッジ40には、インクシート41が巻き付けられた供給ボビン40cが回転可能に内部に配置されたインクシート供給部40dが設けられている。
また、図6に示すように、インクシートカートリッジ40のインクシート供給部40dの端部には、当接部40eが設けられている。この当接部40eは、インクシート認識スイッチ28のスイッチ部28aに対応するように設けられている。これにより、インクシートカートリッジ40を昇華型プリンタ100の装置本体に装着すると、インクシートカートリッジ40が認識されるように構成されている。
また、本実施形態では、図8に示すように、インクシート41は、先頭の余白部分41aの後方に、色の3原色のY色(イエロー)印字シート41c、M色(マゼンダ)印字シート41dおよびC色(シアン)印字シート41eと、印刷された用紙50の印刷面を保護するためのOP(オーバーコート)シート41fとが、この順番で順次連結されている。また、インクシート41は、これらの順番で連結された各色インクシート41c〜41eと、OP(オーバーコート)シート41fとからなる組み合わせを20組有している。また、インクシート41が、OP(オーバーコート)シート41fを含むことによって、OP(オーバーコート)シート41fが印刷されるので、印刷された用紙50の印刷面を保護することが可能である。なお、OP(オーバーコート)シート41fは、本発明の「保護シート」の一例である。
また、インクシート41は、余白部分41aと先頭の組のY色(イエロー)印字シート41cとの間に、Y色(イエロー)印字シート41cを増量した増量Y色(イエロー)印字シート41bを含んでいる。
また、インクシート41の各色インクシート41b〜41fは、それぞれに、用紙50の1枚分を印刷するのに必要な長さLになるように構成されている。つまり、Y色(イエロー)については、増量Y色(イエロー)印字シート41bの長さLと、Y色(イエロー)印字シート41cの長さLとが合算されて2Lとなるので、他の色のインクシート41d〜41fの2倍となっている。
また、増量Y色(イエロー)印字シート41bの先頭部(矢印C方向側の端部)には、3本の識別マークからなる増量Y色頭出し識別部41gが設けられている。また、Y色(イエロー)印字シート41cの先頭部(矢印C方向側の端部)には、2本の識別マークからなるY色頭出し識別部41hが設けられている。また、M色(マゼンダ)印字シート41dの先頭部(矢印C方向側の端部)、C色(シアン)印字シート41eの先頭部(矢印C方向側の端部)および、OP(オーバーコート)シート41fの先頭部(矢印C方向側の端部)には、1本の識別マークからなるそれぞれ、M色頭出し識別部41i、C色頭出し識別部41jおよび、オーバーコート頭出し識別部41kが設けられている。これらの頭出し識別部41g〜41kは、インクシート頭出しセンサ26によって認識されるように構成されている。また、この3本の識別マークからなる増量Y色頭出し識別部41gを設けることによって、インクシートが増量された場所を判別することが可能である。また、インクシート41は、頭出し識別部41h〜41kを設けることによって、順次連結されたインクシート41の各色の印刷開始場所を検出することができるので、所定の印刷開始位置に、各々のインクシート41を確実に頭出しすることが可能である。なお、3本の識別マークからなる増量Y色頭出し識別部41gは、本発明の「識別部」の一例である。
また、図9に示すように、用紙50は、印刷途中の増量Y色(イエロー)印字シート41bが印刷された後に、上部用紙ガイド7bに案内されて、後方側の端部(矢印A方向側の端部)が送りローラ4と押さえローラ6とに挟まれた状態で、前方側(矢印B方向側)が昇華型プリンタ100の装置本体から露出される。そして、この露出された状態で、印刷動作が一時停止される。また、図10に示すように、用紙50は、印刷開始位置に搬送された時には、前方側の端部(矢印B方向側の端部)が送りローラ4と押さえローラ6とに挟まれた状態で、後方側(矢印A方向側)が昇華型プリンタ100の装置本体から露出される。これらにより、増量Y色(イエロー)印字シート41bが印刷された後に、用紙50の汚れなどによる印刷不良を確認することが可能である。
図11および図12は、図1に示した本発明の一実施形態による昇華型プリンタの印刷動作について説明するための図である。また、図13は、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの印刷動作について説明するためのフローを示した図である。次に、図1、図4〜図9および図11〜図13を参照して、本発明の一実施形態による昇華型プリンタの印刷動作について説明する。
まず、図13のステップS1において、制御部22aによって、印刷ボタン25cにより印刷開始が入力されたか否かが判断される。印刷開始が入力されていないと判断された場合には、印刷開始が入力されるまでこの判断が繰り返される。その一方、印刷開始が入力されている場合には、ステップS2に移る。
次に、ステップS2において、インクシート認識スイッチ28(図6参照)によりインクシートカートリッジ40がシャーシ1に設けられている挿入孔1dに正常に挿入されているか否かが検知される。インクシートカートリッジ40が挿入孔1dに正常に挿入されていないと判断された場合には、インクシートカートリッジ40が挿入孔1dに正常に挿入されるまでこの判断が繰り返される。その一方、インクシートカートリッジ40が挿入孔1dに正常に挿入されている場合には、ステップS3に移る。
次に、ステップS3において、インクシート41のインクシート頭出し動作が行われるとともに、頭出し識別部41g〜41kが検出される。具体的には、制御部22aにより、モータドライバ22d(図4参照)を介して、ステッピングモータ14(図1参照)が駆動される。そして、図5に示すように、ステッピングモータ14が駆動するのに伴って、ステッピングモータ14に取り付けられたモータギア14aが矢印B3方向に回転し、中間ギア17および18を介して、送りローラギア5が矢印B1方向に回転する。これにより、揺動可能な揺動ギア16は、インクシート巻取リール12のギア部12aに係合する方向(矢印B2方向)に揺動されて、インクシート巻取リール12のギア部12aと係合する。これにより、インクシート巻取リール12のギア部12aが矢印B4方向に回転するので、図11に示すように、供給ボビン40cに巻き付けられたインクシート41が巻取ボビン40bに巻き取られる。また、インクシート41が巻き取られている間に、インクシート頭出しセンサ26によって、頭出し識別部41g〜41kが検出される。
そして、ステップS4において、インクシート頭出しセンサ26により検出された頭出し識別部41g〜41kが3本の識別マークからなる増量Y色頭出し識別部41g(図8参照)であるか否かが制御部22aにより判断される。そして、3本の識別マークからなる増量Y色頭出し識別部41gが検出されたと判断された場合には、ステップS5に移る。なお、ステップS4において、3本の識別マークからなる増量Y色頭出し識別部41g以外の識別部41h〜41kが検出されたと判断された場合には、ステップS9に移る。
次に、ステップS5において、増量Y色(イエロー)印字シート41bの印刷が行われる。具体的には、制御部22aにより、モータドライバ22d(図4参照)を介して、ステッピングモータ14が駆動される。そして、図5に示すように、ステッピングモータ14が駆動するのに伴って、ステッピングモータ14に取り付けられたモータギア14aが図5の矢印A3方向に回転し、中間ギア17および18を介して、送りローラギア5が矢印A1方向に回転する。そして、送りローラギア5が矢印A1方向に回転するのに伴って、中間ギア19および20を介して、給紙ローラギア9が矢印A4方向に回転する。これにより、図12に示すように、給紙ローラ8が矢印A4方向に回転するので、給紙ローラ8の下面側に接触する用紙50が給紙方向(矢印T1方向)に搬送される。その結果、用紙50は、下部用紙ガイド7aに案内されて、送りローラ4および押さえローラ6により印刷開始位置まで搬送される。
この際、図5に示すように、揺動ギア16は、巻取リール12のギア部12aから離間される方向(矢印A2方向)に揺動されて、巻取リール12のギア部12aとは係合しない。これにより、給紙時には、巻取リール12のギア部12aが回転しないので、巻取ボビン40bおよび供給ボビン40cに巻き付けられたインクシート41は巻き取られない。
その後、図5に示すように、ステッピングモータ14が駆動するのに伴って、ステッピングモータ14に取り付けられたモータギア14aが矢印B3方向に回転し、中間ギア17および18を介して、送りローラギア5が矢印B1方向に回転する。これにより、送りローラ4は、矢印B1方向に回転する送りローラギア5の回転に伴って、図11の矢印B1方向に回転するので、用紙50は排紙方向(矢印U1方向)に搬送される。また、図11に示すように、用紙50を排紙方向(矢印U1方向)に搬送する際に、印字ヘッド2とプラテンローラ3とにより用紙50とインクシート41とが押圧されるとともに、印字ヘッド2のヘッド部2cに含まれる発熱体2e(図7参照)が発熱される。この発熱によりインクシート41の増量Y色(イエロー)印字シート41bのインクが昇華されるとともに用紙50に転写される。また、揺動可能な揺動ギア16は、インクシート巻取リール12のギア部12aに係合する方向(矢印B2方向)に揺動されて、インクシート巻取リール12のギア部12aと係合する。これにより、インクシート巻取リール12(図5参照)のギア部12aが矢印B4方向に回転するので、図11に示すように、供給ボビン40cに巻き付けられたインクシート41が巻取ボビン40bに巻き取られ、印刷が行われる。
次に、ステップS6において、図9に示すように、用紙50は、前方側(矢印b方向側)が装置本体から露出された状態で印刷動作が一時停止される。この時、使用者が増量Y色(イエロー)印字シート41bが印刷された用紙50を見ることができるので、次の印刷が行われる前に、用紙50の汚れなどによる印刷不良を確認することが可能である。これにより、使用者は、印刷中止を入力するか否かを選択することが可能である。
そして、ステップS7において、制御部22aによって、印刷ボタン25cにより印刷中止が入力されたか否かが判断される。印刷中止が入力された場合には、ステップS8において、用紙50が昇華型プリンタ100の装置本体から排出され、印刷動作が終了される。一方、ステップS7において、印刷中止が入力されていないと判断された場合には、ステップS11に移る。
また、ステップS4において、3本の識別マークからなる増量Y色頭出し識別部41g(図8参照)以外の識別部41h〜41kが検出された場合には、ステップS9において、検出された識別部がY色頭出し識別部41h(図8参照)か否かが制御部22aにより判断される。そして、Y色頭出し識別部41hが検出されたと判断された場合には、ステップS10において、上記と同様の給紙動作および印刷動作によって、Y色(イエロー)印字シート41cが印刷される。
次に、ステップS11において、上記と同様の動作によって、インクシート41のインクシート頭出し動作が行われるとともに、頭出し識別部41g〜41kが検出される。そして、ステップS12において、検出された頭出し識別部41g〜41kが再度Y色頭出し識別部41h(図8参照)であるか否かが制御部22aにより判断される。これにより、増量Y色(イエロー)印字シート41bが印刷された用紙50に対して、重複してY色(イエロー)印字シート41cが印刷されるのを防止することが可能である。ここで、ステップS7において、印刷中止が入力されずにステップS11に移った場合には、ステップS12において、増量Y色(イエロー)印字シート41bの直後に配置されたY色頭出し識別部41h(図8参照)が検出されることとなり、この場合には、Y色(イエロー)印字シート41cが印刷されることなく、次のM色頭出し識別部41iまで巻き取られる必要がある。したがって、Y色頭出し識別部41h(図8参照)が検出された場合には、ステップS11に戻り、再度インクシート頭出し動作が行われるとともに、頭出し識別部41g〜41kが検出される。
そして、ステップS13において、M色(マゼンダ)印字シート41dが印刷され、ステップS14において、インクシート頭出し動作が行われるとともに、頭出し識別部41g〜41kが検出される。
次に、ステップS15において、C色(シアン)印字シート41eが印刷され、ステップS16において、インクシート頭出し動作が行われるとともに、頭出し識別部41g〜41kが検出される。
そして、ステップS17において、OP(オーバーコート)シート41fが印刷され、印刷動作が終了される。
また、ステップS9において、Y色頭出し識別部41h(図8参照)以外の識別部41i〜41kが検出された場合には、ステップS18において、上記と同様の動作によって、インクシート41のインクシート頭出し動作が行われるとともに、頭出し識別部41g〜41kが検出される。これにより、確実にY色(イエロー)印字シート41cから印刷を開始することが可能となる。
本実施形態では、上記のように装置本体を、印刷の途中に、Y色(イエロー)印字シート41cが印刷された用紙50が露出されるように構成することによって、使用者がY色(イエロー)印字シート41cが印刷された用紙50を見ることができるので、次の印刷が行われる前に、用紙50の汚れなどによる印刷不良を確認することができる。また、先頭に配置されるY色(イエロー)印字シート41cを増量することによって、増量Y色(イエロー)印字シート41bが一度印刷された後にも、未使用のY色(イエロー)印字シート41cを残すことができるので、印刷不良が生じた場合に、次の用紙50を印刷するために、増量Y色(イエロー)印字シート41bの直後に配置された未使用のY色(イエロー)印字シート41cを使用することができる。これにより、Y色(イエロー)印字シート41cのみが使用されたことによって、Y色(イエロー)印字シート41c以降に順次連結されたM色(マゼンダ)印字シート41d、C色(シアン)印字シート41eおよびOP(オーバーコート)シート41fを未使用のまま巻き取る必要がない。これらにより、インクシート41の色の3原色のうち、先頭に配置されるY色(イエロー)印字シート41cのみを増量すれば、用紙50の汚れなどによる印刷不良が生じた場合にも、他の色のインクシート41d〜41fを未使用のまま巻き取る必要がないので、インクシート41の無駄を有効に抑制することができ、かつ、Y色(イエロー)印字シート41cのみを増量するだけであるので、この点でも、インクシート41の無駄を有効に抑制することができる。また、インクシート41を印刷方向(図8の矢印C方向)と逆方向に巻き取る必要がないので、構造が複雑になることもない。
また、本実施形態では、装置本体は、20枚の用紙50を収納可能な用紙カセット60が着脱可能に構成され、インクシート41は、色の3原色のY色(イエロー)印字シート41c、M色(マゼンダ)印字シート41dおよびC色(シアン)印字シート41eからなる組み合わせを20組有し、20組のうち、先頭に配置されるY色(イエロー)印字シート41cのみを、増量することによって、20枚の用紙50を用紙カセット60に設置する際に、表面に汚れの付く可能性が最も高いために印刷不良が発生しやすい第1枚目の用紙50に対してのみ、Y色(イエロー)印字シート41cを増量することになるので、よりインクシート41の無駄を抑制することができる。
また、本実施形態では、増量されたY色(イエロー)印字シート41cを、M色(マゼンダ)印字シート41d、C色(シアン)印字シート41eの2倍になるように増量することによって、Y色(イエロー)印字シート41cの増量を必要最小限とすることができるので、さらにインクシート41の無駄を抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像形成装置の一例として昇華型プリンタを示したが、本発明はこれに限らず、色の3原色が順次連結されたインクシートを用いる画像形成装置であれば、昇華型プリンタ以外の他の画像形成装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、先頭に配置される第1の組のY色(イエロー)印字シートのみを増量する例を示したが、本発明はこれに限らず、第1の色のみを増量する構成であれば、第1の組以外の他の組の第1の色を増量するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、3本の識別マークからなる増量Y色頭出し識別部を示したが、本発明はこれに限らず、インクシートが増量された場所を判別することができれば、他の構成の識別マークを用いてもよい。
また、上記実施形態では、増量Y色(イエロー)印字シートの長さをLとする例を示したが、本発明はこれに限らず、用紙の1枚分を印刷するのに必要な長さL以上であればよい。
本発明の一実施形態による昇華型プリンタの筐体を取り外した状態の分解斜視図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの断面図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの筐体を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタに含まれる回路部の回路構成を示したブロック図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタに含まれるギアの配置位置を示した図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの平面図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの印字ヘッド周辺を示した平面図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタに使用されるインクシートを示した平面図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの構造を説明するための断面図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの構造を説明するための断面図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの印刷動作を説明するための断面図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの印刷動作を説明するための断面図である。 図1に示した一実施形態による昇華型プリンタの印刷動作を説明するためのフローを示した図である。
符号の説明
2 印字ヘッド(印画部)
26 インクシート頭出しセンサ(センサ)
40 インクシートカートリッジ
41 インクシート
41f OP(オーバーコート)シート(保護シート)
41g 増量Y色頭出し識別部(識別部)
50 用紙
60 用紙カセット
100 昇華型プリンタ(画像形成装置)

Claims (6)

  1. 色の3原色が順次連結されたインクシートが収納されるインクシートカートリッジが着脱可能に装着される装置本体と、前記装置本体に設けられ、用紙に画像を印刷する印画部とを備えた画像形成装置において、
    前記インクシートは、
    前記色の3原色のうち、先頭に配置される第1の色のみが増量され、
    前記色の3原色の各色インクシートからなる組み合わせを複数組有し、前記複数組のうち、先頭に配置される第1の組の前記第1の色のみが、増量され、
    前記装置本体は、前記印刷の途中に、前記第1の色が印刷された前記用紙が露出され、複数枚の前記用紙を収納可能な用紙カセットが着脱可能に構成されるとともに、センサを含み、
    増量された前記第1の色の先頭部に、識別部と、前記色の3原色の各色インクシートに加えて、印刷された前記用紙の印刷面を保護するための保護シートとを含み、
    前記センサは、前記識別部を検出可能に構成され、
    前記インクシートが増量された前記第1の色は、他の色の2倍になるように増量されている、画像形成装置。
  2. 色の3原色が順次連結されたインクシートが収納されるインクシートカートリッジが着脱可能に装着される装置本体と、
    前記装置本体に設けられ、用紙に画像を印刷する印画部とを備え、
    前記インクシートは、前記色の3原色のうち、先頭に配置される第1の色のみが増量され、
    前記装置本体は、前記印刷の途中に、前記第1の色が印刷された前記用紙が露出されるように構成されている、画像形成装置。
  3. 前記装置本体は、複数枚の前記用紙を収納可能な用紙カセットが着脱可能に構成され、
    前記インクシートは、前記色の3原色の各色インクシートからなる組み合わせを複数組有し、前記複数組のうち、先頭に配置される第1の組の前記第1の色のみが、増量されている、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記インクシートが増量された前記第1の色は、他の色の2倍になるように増量されている、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記装置本体は、センサを含み、
    前記インクシートは、増量された前記第1の色の先頭部に、識別部を含み、
    前記センサは、前記識別部を検出可能に構成されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記インクシートは、前記色の3原色の各色インクシートに加えて、印刷された前記用紙の印刷面を保護するための保護シートをさらに含む、請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2007013790A 2007-01-24 2007-01-24 画像形成装置 Pending JP2008179044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007013790A JP2008179044A (ja) 2007-01-24 2007-01-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007013790A JP2008179044A (ja) 2007-01-24 2007-01-24 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008179044A true JP2008179044A (ja) 2008-08-07

Family

ID=39723319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007013790A Pending JP2008179044A (ja) 2007-01-24 2007-01-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008179044A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060112130A (ko) 열전사방식 화상형성장치 및 잉크리본잔량 표시/검출방법
JP4918326B2 (ja) プリンタ
JP2023138565A (ja) 印刷用カセット
JP2007152603A (ja) プリンタ装置
JP2006306511A (ja) ロール紙頭出し機構、給紙カセット、及びプリンタ
KR100727995B1 (ko) 리본 카트리지 및 이를 구비하는 열전사방식 화상형성장치
JP2007001264A (ja) 印刷装置及びリボンカセット
JP2008179044A (ja) 画像形成装置
JPH0717281B2 (ja) プリンタ装置
JP2007313658A (ja) 画像形成装置
JP2005047699A (ja) 記録紙収納パック
JP7306199B2 (ja) 印刷装置及び印刷用カセット
JP6639715B1 (ja) プリンタ
JP2012201071A (ja) 印字装置
JPS59224383A (ja) プリンタ用熱転写リボンカセツト
JP7327060B2 (ja) 印刷装置及び印刷用カセット
JP3331724B2 (ja) プリンターのクリーニング方法
JP2008105196A (ja) プリンタ
JP4256154B2 (ja) 熱転写プリンタ
JP2007190873A (ja) プリンタ装置
JP2006036542A (ja) ウエッブロール収納カセット
JP2007313656A (ja) 画像形成装置
JP5011059B2 (ja) リライタブルプリンタ
JP5266726B2 (ja) 画像形成装置
JP2022056774A (ja) 印刷用カセット、印刷装置及び印刷装置本体