JP2008178922A - ワーク組付治具、電動ポンプの組付治具、及び電動ポンプの組付方法 - Google Patents

ワーク組付治具、電動ポンプの組付治具、及び電動ポンプの組付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モータハウジング21をポンププレート10に組み付けるに際して、両ワーク10,21に設けられた第1及び第2被取付面10s,21sを略面一としつつ、同時に両ワーク10,21の相対位置を適正化しうる電動ポンプの組付治具を提供する。
【解決手段】基準平面部となる板面3sを有する板状部材からなる組付治具3である。板面3sと被取付面10sとを互いに面接触させた状態にて該面10sと板状部材とを相対移動不能とするピンp1,p2及び貫通孔3h,3hと、この状態にてポンププレート10に対し、モータハウジング21を電動モータの回転中心軸と垂直な方向に移動させることで、両部材21,10を、回転中心軸方向及び該軸方向に基準平面上で直交する方向を基準として位置決めするとともに、当該モータハウジング21の被取付面21sと板面3sとを略面一とさせるピンps及びスリット状の切り欠き3Lと、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、油(流体)を吸入・吐出するポンプ部と、該ポンプ部を駆動する電動モータとを一体的に備えてなる電動ポンプの組付けに好ましく使用されるワーク組付治具及び組付方法に関する。
近年、地球環境問題に対応し、自動車のトランスミッション(変速機)において、アイドルストップ時に低下する油圧を補助するための電動オイルポンプが幅広く活用されつつある。
この電動オイルポンプには、駆動源として油(流体)を吸入・吐出するポンプ部と、該ポンプ部を駆動する電動モータとが一体化されてなる電動ポンプが使用される場合がある(特許文献1参照)。該電動ポンプでは、ポンプ部と電動モータの回転軸を兼用することにより、部品点数の削減、電動オイルポンプのコンパクト化、製造コストの低減が実現されている。
この種の電動ポンプでは、図1(a)〜図1(c)に示すように、ポンプ部1が、ポンプハウジング11に収容され、電動モータ2は、前記ポンプハウジング11に連通一体化されたモータハウジング21に収容されている。
前記電動ポンプでは、ポンプハウジング11の一端小径部11cに、モータハウジング21の内周部21cがインロー嵌合され、且つ軸心合わせされた状態で径方向に相対移動不能に連結(一体化)されている。
また、前記電動モータ2のロータ2aは、その回転中心軸ax周りに回転可能とされ、ポンプハウジング11の図1(a)の左側端部は、ポンププレート10によって閉塞されている。さらに、4本(複数)の組付用ボルトb1,…が、前記ポンプハウジング11及びモータハウジング21に所定のすきまばめを形成しつつ挿通されるとともに、前記ポンププレート10に螺着されている。即ち、各組付用ボルトb1,…が被挿通部位に締め付けられていない仮組付の状態では、前記ポンプハウジング11及びモータハウジング21は、前記ポンププレート10に対して前記すきまばめの隙間分、前記回転中心軸axと直交する方向に移動可能とされている。尚、ポンププレート10とポンプハウジング11との間には封止用のパッキン(図示せず)が介在されている。
前記ポンププレート10及びモータハウジング21には、それぞれ、自動車のトランスミッション等の外部機材の取付部(図示せず)に取り付けるための第1被取付部位10a及び第2被取付部位21aが設けられている。また、該各被取付部位10a,21aには、それぞれ、互いに面一の状態で前記取付部の平面部位(以下、取付面という。)に面接触する第1被取付面10s(第1平面部)及び第2被取付面21s(第2平面部)が設けられている。さらに、該各被取付面10s,21sの所定位置には、それぞれ、前記取付部に取り付けられる際に取付用ボルト(図示せず)が螺入されるボルト孔10b,10b、21bが設けられている。尚、図1(b)に示すポンププレート10には、ポンプ部1に油を吸入する吸入口10iと、吸入した油を吐出する吐出口10uが設けられている。
この電動ポンプは、その製造組立の最終工程で前記ポンププレート10、ポンプハウジング11、及びモータハウジング21が前記組付用ボルトb1,…を用いて互いに締結固定(組付)され、完成品とされる。そして、この最終工程では、図2を参照して、自動車のトランスミッション等の取付部への取付を適正な状態で行うために、ボルト孔10b,10b、21bの前記回転中心軸ax方向及び該回転中心軸axに取付面上で直交する方向を基準とした相対位置関係を適正化する(即ち、ボルト孔10b,10b、21bの位置度を基準に合わせる。)とともに、前記第1及び第2被取付面10s,21sを取付面に平行となるように互いに略面一の状態とする(即ち、第1及び第2被取付面10s,21sの平面度を基準に合わせる。)ことが必要になる。
特開2006−188968号公報、図1等
ところが、前記最終工程において、前記モータハウジング21にポンプハウジング11をインロー嵌合して一体化し、さらに該ポンプハウジング11と一体化されたモータハウジング21を前記ポンププレート10に前記組付用ボルトb1,…を介して緩く連結した状態(ポンプハウジング11がポンププレート10に対して回転中心軸axと垂直及び平行な方向に移動可能に連結された状態)とする。そしてこの状態から、従来の組付治具(組付方法)を用い、前記ポンププレート10に対してポンプハウジング11及びモータハウジング21を組み付ける場合、以下の問題が発生する。
(1)基準となる平面部を有する組付治具を用い、ポンププレート10及びモータハウジング21にそれぞれ設けられた第1及び第2被取付面10s,21sに当該組付治具の平面部を略面接触させつつ、当該各被取付面10s,21sの平面度を基準に合わせようとすると、ボルト孔10b,10b、21bに位置ずれが生じ、それらの位置度が基準から外れてしまう。
(2)基準となるボルト孔位置が設定された組付治具を用い、ポンププレート10及びモータハウジング21にそれぞれ設けられたボルト孔10b,10b及びボルト孔21bの位置度を基準に合わせようとすると、第1及び第2被取付面10s,21sが互いに傾斜してしまい、それらの平面度が基準から外れてしまう。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、電動ポンプのポンププレート等の第1ワークに対して所定の軸線及び平行と垂直な方向に移動可能とされた電動ポンプのモータハウジング等の第2ワークを前記第1ワークに組み付けるに際して、両ワークの相対位置を適正化しつつ、それと同時に両ワークに設けられた外部機材への被取付面を略面一としうるワーク組付治具及び組付方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1平面部を有する第1ワークに対して所定の軸線と垂直及び平行な方向に移動可能とされるとともに第2平面部を有する第2ワークを前記第1ワークに組み付けるためのワーク組付治具であって、前記第1及び第2平面部を略面一とするための基準平面を有する基準平面部を備え、前記基準平面部と前記第1平面部とを互いに面接触させた状態にて当該基準平面部に第1平面部を相対移動不能とする第1手段と、前記第1手段によって前記基準平面部に第1ワークを相対移動不能とした状態にて、前記第1ワークに対し、前記第2ワークを前記軸線と垂直又は平行な方向に移動することで、前記第2ワークを第1ワークに対し、前記軸線方向及び該軸線方向に前記基準平面上で直交する方向とを基準として位置決めするとともに当該第2ワークの第2平面部と前記基準平面部とを略面一とさせる第2手段と、をさらに備えたこと、を要旨とする。
同構成によれば、第1平面部を有する第1ワークに対して、該第1ワークに所定の軸線と垂直な方向に移動可能に連結されるとともに第2平面部を有する第2ワークを前記第1ワークに組み付けるに際して、両ワークに設けられた平面部を略面一としつつ、それと同時に第2ワークの第1ワークに対する所定の軸線方向及び該軸線方向に前記基準平面上で直交する方向を基準とした相対位置を適正化することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワーク組付治具において、前記基準平面部を板面とする板状部材により形成され、前記第1手段が、前記第1平面部に形成された2箇所の穴にそれぞれ同軸に嵌入固定される2本のピンと、該嵌入固定された各ピンを挿通固定するべく前記板状部材を貫通して形成された2箇所の貫通孔と、により構成され、前記第2手段が、前記第2平面部に形成された1箇所の穴に同軸に嵌入固定される1本のピンと、前記板状部材の周縁よりその内部に向け、前記軸線方向又は該軸線方向に前記基準平面上で直交する方向に沿って延びるように形成され、前記第2ワークの第1ワークに対する前記軸線と垂直又は平行な方向の移動に伴って前記ピンを係入させるとともに当該ピンを底部にて所定位置に位置させるスリット状の切り欠きと、により構成されること、を要旨とする。
同構成によれば、ワーク組付治具が備えるべき機能を確保しつつ、その構造が簡素化され、しかもその製作及び取扱が容易となる。特に、第2ワークを第1ワークに対して回転させ、ピンを第2手段におけるスリット状の切り欠きに係入させ、さらにその底辺に当該ピンを当接させることのみで所定位置(切り欠きの底部)にピンを容易に位置させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のワーク組付治具において、前記スリット状の切り欠きが、前記第2ワークの第1ワークに対する前記軸線方向又は該軸線方向に前記基準平面上で直交する方向の許容移動公差分の位置ずれを吸収する幅を有していること、を要旨とする。
同構成によれば、第2ワークをスリット状の切り欠きの幅方向(軸線方向)に移動させ、第1ワークに対して許容移動公差の範囲内の位置合わせを行うことができる。
請求項4に記載の発明は、ポンプハウジングと、該ポンプハウジングに収容されたポンプ部と、該ポンプ部を駆動する電動モータと、該電動モータを収容するとともに前記ポンプハウジングの一端部にインロー嵌合されたモータハウジングと、前記ポンプハウジングの他端部を塞ぐポンププレートと、を有する電動ポンプにおいて、前記ポンプハウジングがポンププレートに対して前記電動モータのロータの回転中心軸と垂直及び平行な方向に移動可能とされた状態にて、当該ポンププレートに前記ポンプハウジングを組み付けるために用いる電動ポンプの組付治具であって、前記ポンププレート及びモータハウジングには、それぞれ外部機材の取付面に面接触させて取り付けられる第1及び第2被取付面が設けられ、前記第1及び第2被取付面を略面一とするための基準平面を有する基準平面部を備え、前記基準平面部と前記第1被取付面とを互いに面接触させた状態にて当該基準平面部に第1被取付面を相対移動不能とする第1手段と、前記第1手段によって前記基準平面部にポンププレートを相対移動不能とした状態にて、前記モータハウジングを前記回転中心軸と垂直又は平行な方向に移動することで、当該モータハウジングを前記ポンププレートに対し、前記回転中心軸方向及び該軸方向に前記基準平面上で直交する方向とを基準として位置決めするとともに当該モータハウジングの第2被取付面と前記基準平面とを略面一とさせる第2手段と、をさらに備えたこと、を要旨とする。
同構成によれば、第1被取付面を有するポンププレートに対して、第2被取付面を有するモータハウジングを組み付けるに際して、第1及び第2被取付面を略面一としつつ、それと同時にモータハウジングのポンププレートに対する、ロータの回転中心軸方向及び該軸方向に基準平面上で直交する方向を基準とした相対位置を適正化することができる。
請求項5に記載の発明は、ポンプハウジングと、該ポンプハウジングに収容されたポンプ部と、該ポンプ部を駆動する電動モータと、該電動モータを収容するとともに前記ポンプハウジングの一端部にインロー嵌合されたモータハウジングと、前記ポンプハウジングの他端部を塞ぐポンププレートと、を有する電動ポンプにおいて、前記ポンプハウジングがポンププレートに対して前記電動モータのロータの回転中心軸と垂直及び平行な方向に移動可能とされた状態にて、当該ポンププレートに前記ポンプハウジングを組み付ける電動ポンプの組付方法であって、前記ポンププレート及びモータハウジングには、それぞれ外部機材の取付面に取り付けられる第1及び第2被取付面が設けられ、前記第1及び第2被取付面を略面一とするための基準平面と当該第1被取付面とを互いに面一とした状態にて当該基準平面部に対して第1被取付面を相対移動不能とし、前記モータハウジングを前記回転中心軸と垂直又は平行な方向に移動することで、当該モータハウジングを前記ポンププレートに対し、前記回転中心軸方向及び該軸方向に前記基準平面上で直交する方向とを基準として位置決めする位置度合致工程と、前記モータハウジングの第2被取付面と前記基準平面とを略面一の状態とする平面度合致工程と、前記ポンププレートにモータハウジングを固定する固定工程と、を備えたこと、を要旨とする。
同構成によれば、位置度合致工程及び平面度合致工程によって、モータハウジングのポンププレートに対する、ロータの回転中心軸方向及び該軸方向に基準平面上で直交する方向を基準とした相対位置を適正化しつつ、それと同時にポンププレート及びモータハウジングに設けられた第1及び第2被取付面を略面一とすることができる。
本発明のワーク組付治具、電動ポンプの組付治具、及び電動ポンプの組付方法によれば、電動ポンプのポンププレート等の第1ワークに対して所定の軸線及び平行と垂直な方向に移動可能とされた電動ポンプのモータハウジング等の第2ワークを前記第1ワークに組み付けるに際して、両ワークの相対位置を適正化しつつ、それと同時に両ワークに設けられた外部機材への被取付面を略面一とすることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。
本実施形態のワーク組付治具は、図1(a)〜図1(c)に示す電動ポンプの組付に用いる。
図2及び図3(a)に示すように、前記組付治具3は、ステンレス等の剛性のある金属によって、第1矩形部3aと第2矩形部3bとが組み合わされ、片側(図3(a)上部左側)に突出部を構成するように形成された厚みが均一の板状部材30により構成されている。そして、該板状部材30は、ポンププレート10及びモータハウジング21にそれぞれ設けられた第1被取付部位10aの第1被取付面10s(第1平面部)、及び、第2被取付部位21aの第2被取付面21s(第2平面部)とを略面一とするにあたり、基準平面部となる板面3sを備えている。
また、前記組付治具3は、第1被取付面10sの所定位置(基準となる位置)に形成された2箇所(複数箇所)の穿設穴10h,10hにそれぞれ同軸に嵌入固定されるピンp1,p2と、該嵌入固定されたピンp1,p2を挿通固定するべく前記第1矩形部3aを貫通して設けた2箇所(複数箇所)の貫通孔3h,3hとを備えている。本実施形態では、これら2本(複数本)のピンp1,p2と、2箇所の貫通孔3h,3hとにより第1手段が構成される。
さらに、前記組付治具3は、第2被取付面21sに形成された1箇所の穿設穴21hに同軸に嵌入固定されるピンpsと、前記板状部材30の第2矩形部3bの上部周縁(上辺)よりその内部に向けて形成されているスリット状の切り欠き3Lを備えている。尚、上記各ピンp1,p2,psには、いずれもねじ山(雄ねじ部)mが設けられており、電動ポンプにおいて対応する各穿設穴10h,10h、21hに設けられたねじ山(雌ねじ部)nに螺合するようにされている(図2参照)。
ここで、図3(a)を参照して、前記第1矩形部3aの2箇所の貫通孔3h,3hと、第2矩形部3bのスリット状の切り欠き3Lの底部3tの相対位置は、本実施形態の電動ポンプが第1被取付面10sの2箇所の穿設穴10h,10hと、第2被取付面21sの1箇所の穿設穴21hにそれぞれ取付用ボルト(図示せず)が螺入されて自動車のトランスミッション等の取付部(取付面)へ取り付けられるときの各穿設穴10h,10h、21hの適正な(基準となる)相対位置に対応するようにされている。
本実施形態の組付治具3は、以上のように構成され、図1(a)〜図1(c)に示す電動ポンプの製造組立の最終工程における使用方法について以下説明する。
即ち、図4(a)(i),(ii)に示すように、まず、組付治具3の板面3sと、第1被取付面10sとを互いに面接触させる。そして、この状態で予め第1被取付面10sの2箇所の穿設穴10h,10hにそれぞれ螺合固定(嵌入固定)しておいたピンp1,p2を貫通孔3h,3hに挿通固定し、第1被取付面10s(ポンププレート10)に対して板面3s(組付治具3)を相対移動不能な状態とする。次に、第2被取付面21sの穿設穴21hにピンpsを螺合固定し、組付治具3に相対移動不能とされたポンププレート10に対して、モータハウジング21(ポンプハウジング11及びモータハウジング21)を、回転中心軸ax(図1(a)参照)周りに回転させる。換言すれば、モータハウジング21を回転中心軸axに板面3s(基準平面)上で直交する方向に移動させる。そして、当該回転中心軸axの回転方向(回転中心軸axに板面3s上で直交する方向)に沿って延びるように形成されたスリット状の切り欠き3Lに前記ピンpsを係入させるとともに、当該ピンpsを切り欠き3Lの底辺に当接させ、当該切り欠き3Lの底部3tに位置させる(図2参照)。これにより、前記第1被取付面10sの2箇所の穿設穴10h,10hと、第2被取付面21sの1箇所の穿設穴21hとを自動車のトランスミッション等の取付部(取付面)へ取付けるための基準となる位置に位置させる。換言すれば、2箇所の穿設穴10h,10hと、1箇所の穿設穴21hの位置度を基準に合わせる。この後、複数の組付用ボルトb1,…を、前記ポンプハウジング11及びモータハウジング21に所定の隙間を形成させつつ挿通し(図4(b)(i)参照)、ポンププレート10に螺着する。そして、各部材10、11、及び21が互いに緩く連結された仮組付の状態とする。尚、この段階では、例えば、図5(a)に示すように、切り欠き3Lの底部3tの中心を通る第1中心線ax1と、第2被取付面21sの穿設穴21hの中心を通る第2中心線ax2とが当該第2被取付面21sの表面近傍で交わり、且つ組付治具3の板面3sに対して第2被取付面21sが傾斜した状態になっている(位置度合致工程)。
次に、図4(b)(i),(ii)に示すように、この位置決め状態を維持しつつ、前記ポンププレート10に対し、モータハウジング21を板面3sに垂直な方向(図5(a)の上方)に微小な距離移動させる。そして、当該モータハウジング21の第2被取付面21sと組付治具3の板面3sとを接近させて目視により略面一とし、これにより、ポンププレート10の第1被取付面10sと、モータハウジング21の第2被取付面21sとを略面一とする。換言すれば、第1被取付面10sと第2被取付面21sの平面度を基準に合わせる。尚、この段階では、図5(b)に示すように、前記第1中心線ax1と、前記第2中心線ax2とが略同一線上に揃い(ピンpsと切り欠き3Lの底部3tが同軸の状態となり)、且つ、組付治具3の板面3s、第1被取付面10s、及び第2被取付面21sが略面一となる(平面度合致工程)。
しかる後に、図4(c)に示すように、前記ポンププレート10、ポンプハウジング11、及びモータハウジング21を前記組付用ボルトb1,…を用いて互いに締結固定し、完成品とする(固定工程)。
尚、本実施形態では、図6(a)及び図6(b)に示すように、前記スリット状の切り欠き3Lは、前記モータハウジング21のポンププレート10に対する前記回転中心軸ax方向の許容移動公差分の位置ずれを吸収する幅を有している。詳しくは、当該許容移動公差(位置ずれ量)は、図1(a)に示すロータ2aの回転中心軸ax方向に沿って、図6のピンpsを中心としてそれぞれΔx(mm)である。具体的には、ピンpsの直径約8.5mmに対し、Δx=0.01mm〜0.05mmである。したがって、モータハウジング21のポンププレート10に対する微小な位置ずれを修正するため、回転中心軸ax方向に±Δx(mm)移動させ、ポンププレート10とポンプハウジング11との間に介在された封止用のパッキンの弾性(厚み方向の変形)で吸収(補正)させることができる。
また、本実施形態では、図5(b)及び図6(b)に示すように、ピンpsと切り欠き3Lの底部3tとを同軸(同心)、且つ、第2被取付面21sと組付治具3の板面3sとを略面一とした状態において、両面21s,3s間の距離が板面3sに対して同図の下方向に幾何公差ΔZ(mm)(ΔZ>0)となるようにされている。具体的には、ΔZ=0.01mm〜0.03mmである。
以上、本実施形態の組付治具3及び組立方法によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)第1被取付面10sを有するポンププレート10に対して、第2被取付面21sを有するモータハウジング21(ポンプハウジング11とインロー嵌合により一体化されたモータハウジング21)を組み付けるに際して、第1及び第2被取付面10s,21sを略面一としつつ、それと同時に、モータハウジング21のポンププレート10に対するロータ2aの回転中心軸ax方向及び該回転中心軸ax方向に板面3s(基準平面)上で直交する方向を基準とした相対位置を適正化することができる。
(2)組付治具3が、基準平面部を板面3sとする板状部材30により構成され、第1手段が、第1被取付部位10aの第1被取付面10s(第1平面部)に形成された2箇所の穿設穴10h,10hにそれぞれ同軸に嵌入固定される2本のピンp1,p2と、該嵌入固定された各ピンp1,p2を挿通固定するべく該板状部材30を貫通して形成された2箇所の貫通孔3h,3hとから構成される。また、第2手段が、第2被取付部位21aの第2被取付面21s(第2平面部)に形成された1箇所の穿設穴21hに嵌入固定される1本のピンpsと、板状部材30の周縁よりその内部に向け、回転中心軸axの回転方向(回転中心軸axに板面3s上で直交する方向)に沿って延びるように形成され、モータハウジング21のポンププレート10に対する回転中心軸ax周りの回転に伴って前記ピンpsを係入させるとともに当該ピンpsを底部3tにて基準となる位置に位置させるスリット状の切り欠き3Lと、により構成される。これにより、組付治具3が備えるべき機能を確保しつつ、その構造が簡素化され、しかもその製作及び取扱が容易となる。特に、モータハウジング21をポンププレート10に対して回転させ、ピンpsを第2手段におけるスリット状の切り欠き3Lに係入させ、さらにその底辺に当該ピンpsを当接させることのみで基準となる位置(切り欠き3Lの底部3t)にピンpsを容易に位置させることができる。
(3)スリット状の切り欠き3Lが、モータハウジング21のポンププレート10に対する回転中心軸ax方向の許容移動公差Δx(mm)分の位置ずれを吸収する幅を有している。このため、モータハウジング21をスリット状の切り欠き3Lの幅方向に移動させ、ポンププレート10に対して回転中心軸ax方向に±Δx(mm)の範囲内の位置合わせを行うことができる。
(4)電動ポンプの製造組立の位置度合致工程及び平面度合致工程によって、モータハウジング21のポンププレート10に対する回転中心軸axの回転方向及び該回転中心軸ax方向を基準とした相対位置を適正化しつつ、それと同時に、ポンププレート10及びモータハウジング21に設けられた第1及び第2被取付面10s,21sを略面一とすることができる。
尚、上記実施形態は以下のように変形してもよい。
・上記実施形態では、図3(a)に示すように、組付治具3を、ステンレス等の剛性のある金属によって、第1矩形部3aと第2矩形部3bとが組み合わされ、片側(図面上部左側)に突出部を構成するように形成された厚みが均一の板状部材30により構成するとともに、第1手段を、第1被取付面10sに形成された2箇所の穿設穴10h,10hにそれぞれ同軸に嵌入固定されるピンp1,p2と、該嵌入固定されたピンp1,p2を挿通固定するべく第1矩形部3aを貫通して設けた2箇所の貫通孔3h,3hとで構成した。しかし、これに限られず、前記第1手段は、例えば、図3(b)に示す組付治具3´のように、前記嵌入固定されたピンp1,p2を挿通固定するべく第1矩形部3a´(板状部材30´)を貫通して設けた長孔3eで構成することもできる。この場合、前記嵌入固定されたピンp1,p2は、前記長孔3eの両端部にて固定される。尚、組付治具3の形状、及び、第1並びに第2手段は、上述のものに限定されず、本発明の技術思想の範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
・上記実施形態では、図3(a)に示すように、第2手段を、第2被取付部位21aの第2被取付面21s(第2平面部)に形成された1箇所の穿設穴21hに嵌入固定される1本のピンpsと、板状部材30の周縁よりその内部に向け、回転中心軸axの回転方向に沿って延びるように形成され、モータハウジング21のポンププレート10に対する回転中心軸ax周りの回転に伴って前記ピンpsを係入させるとともに当該ピンpsを底部3tにて基準となる位置に位置させるスリット状の切り欠き3Lと、により構成した。しかし、これに限られず、該スリット状の切り欠き3Lに代えて、例えば、図3(c)に示す組付治具3´´のように、板状部材30´´(第2矩形部3b´)の周縁よりその内部に向け、回転中心軸ax方向に沿って延びるように形成され、モータハウジング21をポンププレート10に対して回転中心軸ax方向に移動させるに伴って前記ピンpsを係入させるとともに当該ピンpsを底部3t´にて基準となる位置に位置させるスリット状の切り欠き3L´を用いることもできる。この場合は、該切り欠き3L´は、回転中心軸axに板面3s上で直交する方向に許容移動公差Δy(mm)分の位置ずれを吸収する幅を有することが好ましい。これにより、モータハウジング21をスリット状の切り欠き3L´の幅方向に移動させ、ポンププレート10に対して回転中心軸axに板面3s上で直交する方向に±Δy(mm)(具体的には、Δy=0.01mm〜0.05mmである。)の範囲内の位置合わせを行うことができる。
・上記実施形態では、組付治具3を、駆動源として油(流体)を吸入・吐出するポンプ部と、該ポンプ部を駆動する電動モータとが一体化されてなる電動ポンプの組み付けに用いた。しかし、これに限られず、本発明のワーク組付治具3は、その他にも、外部機材への被取付面等となる第1平面部を有する第1ワークに対して所定の軸線と垂直な方向に移動可能に連結されるとともに、外部機材への被取付面等となる第2平面部を有する第2ワークを前記第1ワークに位置度及び平面度を適正化しつつ組み付けるために広く用いることもできる。
・上記実施形態では、ポンププレート10へのポンプハウジング11及びモータハウジング21の組み付けにあたり、第1被取付面10sの2箇所の穿設穴10h,10hと、第2被取付面21sの1箇所の穿設穴21hの位置度を基準に合わせる位置度合致工程に、ポンププレート10の第1被取付面10sと、モータハウジング21の第2被取付面21sの平面度を基準に合わせる平面度合致工程が続くようにした。しかし、これと逆に、平面度合致工程に位置度合致工程が続くようにしてもよい。
・上記実施形態では、ピンpsと切り欠き3Lの底部3tが同軸、且つ、第2被取付面21sと組付治具3の板面3sとを略面一とした状態で、両面21s,3s間の距離が板面3sの下方向に幾何公差ΔZ(mm)(ΔZ>0)となるようにされた。しかし、これに限られず、該距離は、板面3sの上方向に幾何公差ΔZ(mm)(ΔZ>0)となるようにされていてもよい。換言すれば、後者の場合は、第2被取付面21sと組付治具3の板面3sとを略面一とした状態で、両面21s,3sが互いに接触するようにされていてもよい。また、該幾何公差ΔZ(mm)は、実質的に0mmであってもよい。
・上記実施形態では、モータハウジング21の第2被取付面21sと組付治具3の板面3sとを目視により略面一としたが、両面21s,3sの隙間に隙間ゲージ等の厚みが均一の板材を差し込んで該隙間を計測しつつ当該両面21s,3sを略面一としてもよい。
・上記実施形態及び変形例では、第2手段におけるスリット状の切り欠き3L、3L´を板状部材30、30´´の周縁よりその内部に向け、それぞれ、回転中心軸ax方向に基準平面としての板面3s上で直交する方向、該回転中心軸ax方向に沿って延びる方向に直線状に形成した。しかし、これに限られず、当該第2手段におけるスリット状の切り欠きの形状は、モータハウジング21のポンププレート10に対する移動に伴ってモータハウジング21の所定位置に固定したピンpsを係入して案内させるとともに当該ピンpsを底部3tにて基準となる位置に位置させうるものであれば、円弧状や階段状等のその他の形状を有していてもよい。
さらに、前記した実施形態および変形例より把握できる技術的思想について以下に記載する。
○請求項1に記載のワーク組付治具において、前記基準平面部を板面とする板状部材により形成され、前記第1手段が、前記第1平面部に形成された複数箇所の穴にそれぞれ同軸に嵌入固定される複数本のピンと、該嵌入固定された各ピンを挿通固定するべく前記板状部材を貫通して形成された複数箇所の貫通孔と、により構成され、前記第2手段が、前記第2平面部に形成された1箇所の穴に同軸に嵌入固定される1本のピンと、前記板状部材の周縁よりその内部に向けて延びるように形成され、前記第2ワークの第1ワークに対する前記軸線と垂直又は平行な方向の移動に伴って前記ピンを係入させるとともに当該ピンを底部にて第2ワークを第1ワークに対して位置決めするための所定位置に位置させるスリット状の切り欠きと、により構成されるワーク組付治具。
本発明の実施形態にかかる電動ポンプ(電動オイルポンプ)の構造を示す図であり、(a)は軸方向一部断面図(側面図)、(b)は、(a)の平面図、(c)は、(a)の正面図。 本発明の実施形態にかかる組付治具が、電動ポンプの組み付けに適用される状態を示す斜視図。 (a)は、本発明の実施形態にかかる組付治具の平面図、(b)は、同変形例にかかる組付治具の平面図、(c)は、さらに別の変形例にかかる組付治具の平面図。 (a)(i)は、本発明の実施形態にかかる位置度合致工程を説明する工程説明図、(a)(ii)は、(a)(i)のA−Aにおける一部断面図(部分拡大図を含む)、(b)(i)は、本発明の実施形態にかかる平面度合致工程を説明する工程説明図、(b)(ii)は、(b)(i)のB−Bにおける一部断面図、(c)は、本発明の実施形態にかかる固定工程を説明する工程説明図。 (a)は、本発明の実施形態にかかる位置度合致工程の最終状態を示す模式図、(b)は、同平面度合致工程の最終状態を示す模式図。 (a)は、本発明の実施形態にかかる組付治具の使用状態における部分拡大平面図、(b)は、(a)のC−Cにおける部分拡大断面図。
符号の説明
ax…回転中心軸、p1,p2,ps…ピン、1…ポンプ部、2…電動モータ、2a…ロータ、3…組付治具、3h…貫通孔、3L…切り欠き、3s…板面、3t…(切り欠きの)底部、10…ポンププレート、10h,21h…穿設穴(穴)、10s…第1被取付面、11…ポンプハウジング、21…モータハウジング、21s…第2被取付面、30…板状部材。

Claims (5)

  1. 第1平面部を有する第1ワークに対して所定の軸線と垂直及び平行な方向に移動可能とされるとともに第2平面部を有する第2ワークを前記第1ワークに組み付けるためのワーク組付治具であって、
    前記第1及び第2平面部を略面一とするための基準平面を有する基準平面部を備え、
    前記基準平面部と前記第1平面部とを互いに面接触させた状態にて当該基準平面部に第1平面部を相対移動不能とする第1手段と、
    前記第1手段によって前記基準平面部に第1ワークを相対移動不能とした状態にて、前記第1ワークに対し、前記第2ワークを前記軸線と垂直又は平行な方向に移動することで、前記第2ワークを第1ワークに対し、前記軸線方向及び該軸線方向に前記基準平面上で直交する方向とを基準として位置決めするとともに当該第2ワークの第2平面部と前記基準平面部とを略面一とさせる第2手段と、をさらに備えたことを特徴とするワーク組付治具。
  2. 請求項1に記載のワーク組付治具において、
    前記基準平面部を板面とする板状部材により形成され、
    前記第1手段が、前記第1平面部に形成された2箇所の穴にそれぞれ同軸に嵌入固定される2本のピンと、該嵌入固定された各ピンを挿通固定するべく前記板状部材を貫通して形成された2箇所の貫通孔と、により構成され、
    前記第2手段が、前記第2平面部に形成された1箇所の穴に同軸に嵌入固定される1本のピンと、前記板状部材の周縁よりその内部に向け、前記軸線方向又は該軸線方向に前記基準平面上で直交する方向に沿って延びるように形成され、前記第2ワークの第1ワークに対する前記軸線と垂直又は平行な方向の移動に伴って前記ピンを係入させるとともに当該ピンを底部にて所定位置に位置させるスリット状の切り欠きと、により構成されるワーク組付治具。
  3. 請求項2に記載のワーク組付治具において、
    前記スリット状の切り欠きが、前記第2ワークの第1ワークに対する前記軸線方向又は該軸線方向に前記基準平面上で直交する方向の許容移動公差分の位置ずれを吸収する幅を有しているワーク組付治具。
  4. ポンプハウジングと、該ポンプハウジングに収容されたポンプ部と、該ポンプ部を駆動する電動モータと、該電動モータを収容するとともに前記ポンプハウジングの一端部にインロー嵌合されたモータハウジングと、前記ポンプハウジングの他端部を塞ぐポンププレートと、を有する電動ポンプにおいて、前記ポンプハウジングがポンププレートに対して前記電動モータのロータの回転中心軸と垂直及び平行な方向に移動可能とされた状態にて、当該ポンププレートに前記ポンプハウジングを組み付けるために用いる電動ポンプの組付治具であって、
    前記ポンププレート及びモータハウジングには、それぞれ外部機材の取付面に面接触させて取り付けられる第1及び第2被取付面が設けられ、
    前記第1及び第2被取付面を略面一とするための基準平面を有する基準平面部を備え、
    前記基準平面部と前記第1被取付面とを互いに面接触させた状態にて当該基準平面部に第1被取付面を相対移動不能とする第1手段と、
    前記第1手段によって前記基準平面部にポンププレートを相対移動不能とした状態にて、前記モータハウジングを前記回転中心軸と垂直又は平行な方向に移動することで、当該モータハウジングを前記ポンププレートに対し、前記回転中心軸方向及び該軸方向に前記基準平面上で直交する方向とを基準として位置決めするとともに当該モータハウジングの第2被取付面と前記基準平面とを略面一とさせる第2手段と、をさらに備えたことを特徴とする電動ポンプの組付治具。
  5. ポンプハウジングと、該ポンプハウジングに収容されたポンプ部と、該ポンプ部を駆動する電動モータと、該電動モータを収容するとともに前記ポンプハウジングの一端部にインロー嵌合されたモータハウジングと、前記ポンプハウジングの他端部を塞ぐポンププレートと、を有する電動ポンプにおいて、前記ポンプハウジングがポンププレートに対して前記電動モータのロータの回転中心軸と垂直及び平行な方向に移動可能とされた状態にて、当該ポンププレートに前記ポンプハウジングを組み付ける電動ポンプの組付方法であって、
    前記ポンププレート及びモータハウジングには、それぞれ外部機材の取付面に取り付けられる第1及び第2被取付面が設けられ、
    前記第1及び第2被取付面を略面一とするための基準平面と当該第1被取付面とを互いに面一とした状態にて当該基準平面部に対して第1被取付面を相対移動不能とし、前記モータハウジングを前記回転中心軸と垂直又は平行な方向に移動することで、当該モータハウジングを前記ポンププレートに対し、前記回転中心軸方向及び該軸方向に前記基準平面上で直交する方向とを基準として位置決めする位置度合致工程と、
    前記モータハウジングの第2被取付面と前記基準平面とを略面一の状態とする平面度合致工程と、
    前記ポンププレートにモータハウジングを固定する固定工程と、を備えたことを特徴とする電動ポンプの組付方法。
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