JP2008178272A - 固定スプリング、ステータ及びモータ - Google Patents

固定スプリング、ステータ及びモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008178272A
JP2008178272A JP2007011612A JP2007011612A JP2008178272A JP 2008178272 A JP2008178272 A JP 2008178272A JP 2007011612 A JP2007011612 A JP 2007011612A JP 2007011612 A JP2007011612 A JP 2007011612A JP 2008178272 A JP2008178272 A JP 2008178272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
end surface
fixed spring
main body
permanent magnets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007011612A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Nakatsuka
英和 中塚
Hirokazu Tajima
博和 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2007011612A priority Critical patent/JP2008178272A/ja
Publication of JP2008178272A publication Critical patent/JP2008178272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石を保持可能なステータを提供する。
【解決手段】ヨークハウジング4の本体部11は、該本体部11の内側に突出し永久磁石5,6の第1の端面5b,6bに当接する保持突起部21〜24を有する。また固定スプリング7は、楕円状をなすとともに、永久磁石5,6の第2の端面5c,6cの端面に当接して永久磁石5,6を保持突起部21〜24側へ付勢する。そして、各永久磁石5,6は、第1の端面5b,6bの軸方向の両端部に対応する保持突起部21〜24が当接されるとともに、第2の端面5c,6cの軸方向の中央部が固定スプリング7の長軸方向の中央部にて付勢されて保持されている。
【選択図】図4

Description

本発明はステータの永久磁石を保持するための固定スプリング、該固定スプリングを備えたステータ、及び該ステータを備えたモータに関するものである。
従来、インナロータ型のモータに備えられるステータには、有低筒状のヨークハウジングの内側に複数の永久磁石を配置して構成されたものがある。例えば、特許文献1に記載されているモータのステータにおいては、2つの永久磁石は、その外周側の面をヨークハウジングの内周面に当接させた状態で周方向に間隔を空けて配置されている。また、これら2つの永久磁石間には、軸方向に開口するU字状の固定スプリングがそれぞれ配置されている。そして、2つの永久磁石は、各固定スプリングが広がろうとする弾性力によってヨークハウジングに対して押し付けられて保持されるとともに、各固定スプリングの弾性力により各永久磁石がヨークハウジング内に保持された状態では、U字状の固定スプリングにおける直線状の部位が永久磁石の周方向の端面に線接触して永久磁石を付勢している。
特開平8−228451号公報
しかしながら、特許文献1に記載のステータに備えられる2つの永久磁石は、これら永久磁石間に配置された2つの固定スプリングによって保持されるともに、これら固定スプリングは弾性を有するため、モータ駆動時の振動等により永久磁石に対する固定スプリングの作用点が軸方向にずれやすい。
また、各永久磁石は、U字状の固定スプリングにおける直線状の部位にて付勢されるため、各永久磁石の寸法精度が悪いと、固定スプリングは、永久磁石に対して点接触することになる。そして、永久磁石の両側に配置された2つの固定スプリングが何れも該永久磁石に対して点接触して該永久磁石を保持する状態になった場合、永久磁石は周方向の両側の2点で支持されることになる。そのため、固定スプリングが永久磁石に点接触する位置によっては、永久磁石に対して回転モーメントが作用し、当該永久磁石の保持状態が不安定なものとなる。そこで、例えば、永久磁石の保持状態を安定させるべく永久磁石の寸法精度を高いものにすることが考えられるが、ステータの製造コストが増大してしまう。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石を保持することができるステータ、該ステータを備えたモータ、及び該ステータに備えられる固定スプリングを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、筒状の本体部を有するヨークハウジングと、前記本体部の内側に周方向に配置される少なくとも一対の永久磁石と、前記ヨークハウジング内に前記永久磁石を保持すべく前記永久磁石の周方向の端部を付勢する固定スプリングとを備えたステータであって、前記本体部は、前記本体部の内側に突出し前記永久磁石の周方向の一方側の第1の端面に当接する保持突起部を有し、前記固定スプリングは、楕円状をなすとともに、前記永久磁石の周方向の他方側の第2の端面に当接して前記永久磁石を前記保持突起部側へ付勢し、各前記永久磁石は、前記第1の端面の軸方向の両端部に前記保持突起部が当接されるとともに、前記第2の端面の軸方向の中央部が前記固定スプリングの長軸方向の中央部にて付勢されて保持されていることをその要旨としている。
同構成によれば、楕円状の固定スプリングは、その長軸方向の中央部にて永久磁石の第2の端面の軸方向の中央部を付勢する。それとともに、保持突起部は、永久磁石の第1の端面の軸方向の両端部にそれぞれ当接している。このように、保持突起部及び固定スプリングは、各永久磁石において、その周方向の一端面における軸方向の両端部と、周方向の他端面における軸方向の中央部との合計3箇所(略3箇所)を作用点として各永久磁石を支持するため、各永久磁石の寸法精度が悪くとも、保持突起部及び固定スプリングは作用点となる3箇所にそれぞれ当接しやすくなる。従って、各永久磁石の寸法精度を高いものにしなくとも、各永久磁石をヨークハウジング内に安定して保持することができる。また、保持突起部及び固定スプリングにて永久磁石を保持する際の作用点は、第1の端面の軸方向の両端部及び第2の端面の軸方向の中央部に設定されていることから、各永久磁石に回転モーメントが作用し難い。更に、永久磁石の第1の端面に当接する保持突起部は、固定スプリングのように大きな弾性を有するものではないため、永久磁石における本体部の周方向の両端面に固定スプリングを当接させて永久磁石を保持する場合よりも、振動等に起因する固定スプリングの作用点の軸方向のずれを抑制することができる。また更に、固定スプリングは、楕円状をなすとともに、該固定スプリングの短軸方向の両側に配置された永久磁石をその長軸方向の中央部にて付勢するため、永久磁石の寸法精度が悪くとも、永久磁石に対する該固定スプリングの付勢位置を容易に設定することができる。また更に、固定スプリングは楕円状をなすため、該固定スプリングを容易に製造することができる。これらのことから、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石をヨークハウジング内に保持することができる。尚、本発明において、「第2の端面の軸方向の中央部」とは、第2の端面の軸方向の中央だけでなく、第2の端面において、第1の端面に当接する2つの保持突起部の間(軸方向の間)で第2の端面の中央付近となる位置も含む。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステータにおいて、前記固定スプリングは、その長軸方向の中央部の一箇所に開口部を有することをその要旨としている。
同構成によれば、固定スプリングは、その長軸方向の中央部の一箇所に開口部を有するため、該固定スプリングの長軸方向の中央部にて該固定スプリングの短軸方向の両側に配置された永久磁石を付勢すると、短軸方向の両側に配置された永久磁石のうち一方の永久磁石には、開口部(開口部を構成する部分)が当接することになる。このように、永久磁石に開口部が当接した状態で配置されると、固定スプリングは、当該永久磁石の第2の端面に対して該固定スプリングの長軸が傾斜(周方向に傾斜)する方向にずれ難くなる。従って、固定スプリングの位置ずれが抑制され、永久磁石において固定スプリングの付勢力が作用する作用点がずれ難くなる。その結果、より安定して永久磁石をヨークハウジング内に保持することができる。
請求項3に記載の発明は、筒状の本体部を有するヨークハウジングと、前記本体部の内側に周方向に配置される少なくとも一対の永久磁石と、前記ヨークハウジング内に前記永久磁石を保持すべく前記永久磁石の周方向の端部を付勢する固定スプリングとを備えたステータであって、前記本体部は、前記本体部の内側に突出し前記永久磁石の周方向の一方側の第1の端面に当接する保持突起部を有し、前記固定スプリングは、前記永久磁石の周方向の他方側の第2の端面に当接して前記永久磁石を前記突起部側へ付勢するものであり、軸方向に並ぶ一対の第1の付勢部と、その基端から先端に向かうに連れて軸方向に互いに近づくように各前記第1の付勢部からそれぞれ延びる一対の第2の付勢部とを備え、対をなす前記永久磁石のうち一方の前記永久磁石は、前記第1の端面の軸方向の中央部に前記保持突起部が当接するとともに、前記第2の端面の軸方向の両端部が前記第1の付勢部にてそれぞれ付勢されて保持され、他方の前記永久磁石は、前記第1の端面の軸方向の両端部に前記保持突起部がそれぞれ当接するとともに、前記第2の端面の軸方向の中央部が前記第2の付勢部にて付勢されて保持されていることをその要旨としている。
同構成によれば、一対の永久磁石のうち一方の永久磁石は、第1の端面の軸方向の中央部に保持突起部が当接するとともに、第2の端面の軸方向の両端部が固定スプリングの第1の付勢部にてそれぞれ付勢されることによりヨークハウジング内に保持されている。また、一対の永久磁石のうち他方の永久磁石は、第1の端面の軸方向の両端部に保持突起部がそれぞれ当接するとともに、第2の端面の軸方向の中央部が固定スプリングの第2の付勢部にて付勢されることによりヨークハウジング内に保持されている。このように、保持突起部及び固定スプリングは、各永久磁石において、その周方向の一端面における軸方向の両端部と、周方向の他端面における軸方向の中央部との合計3箇所(略3箇所)を作用点として各永久磁石を支持するため、各永久磁石の寸法精度が悪くとも、保持突起部及び固定スプリングは作用点となる3箇所にそれぞれ当接しやすくなる。従って、各永久磁石の寸法精度を高いものにしなくとも、各永久磁石をヨークハウジング内に安定して保持することができる。また、保持突起部及び固定スプリングにて永久磁石を保持する際の作用点は、第1の端面の軸方向の両端部及び第2の端面の軸方向の中央部、若しくは第1の端面の軸方向の中央部と第2の端面の軸方向の両端部に設定されていることから、各永久磁石に回転モーメントが作用し難い。更に、永久磁石の第1の端面に当接する保持突起部は、固定スプリングのように大きな弾性を有するものではないため、永久磁石における本体部の周方向の両端面に固定スプリングを当接させて永久磁石を保持する場合よりも、振動等に起因する固定スプリングの作用点の軸方向のずれを抑制することができる。これらのことから、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石をヨークハウジング内に保持することができる。尚、本発明において、「第2の端面の軸方向の中央部」とは、第2の端面の軸方向の中央だけでなく、第2の端面において、第1の端面に当接する2つの保持突起部の間(軸方向の間)で第2の端面の中央付近となる位置も含む。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のステータにおいて、前記本体部は、前記第1の端面の軸方向の中央部に当接する前記保持突起部の軸方向の少なくとも一方側に、前記本体部の内側に突出し当該第1の端面との間に隙間を有して該第1の端面と対向する補助突起部を有することをその要旨としている。
同構成によれば、永久磁石が第1の端面を傾斜させるように傾いたとしても、該永久磁石の第1の端面が補助突起部に当接することにより、永久磁石のそれ以上の傾斜が防止される。その結果、更に安定して永久磁石をヨークハウジング内に保持することができる。
請求項5に記載の発明は、筒状の本体部を有するヨークハウジングと、前記本体部の内側に周方向に配置される少なくとも一対の永久磁石と、前記ヨークハウジング内に前記永久磁石を保持すべく前記永久磁石の周方向の端部を付勢する固定スプリングとを備えたステータであって、前記本体部は、前記本体部の内側に突出し前記永久磁石の周方向の一方側の第1の端面に当接する保持突起部を有し、前記固定スプリングは、前記永久磁石の周方向の他方側の第2の端面に当接して前記永久磁石を前記突起部側へ付勢し、各前記永久磁石における、前記保持突起部及び前記固定スプリングの何れか一方が当接された複数の当接部は、前記第1の端面及び前記第2の端面の何れか一方の端面の軸方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、前記第1の端面及び前記第2の端面の何れか他方の端面の軸方向の中央部に設けられることをその要旨としている。
同構成によれば、永久磁石において保持突起部及び固定スプリングの何れか一方が当接された当接部は、第1の端面及び第2の端面の何れか一方の端面の軸方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、第1の端面及び第2の端面の何れか他方の端面の軸方向の中央部に設けられている。即ち、保持突起部及び固定スプリングは、各永久磁石において、その周方向の一端面における軸方向の両端部と、周方向の他端面における軸方向の中央部との合計3箇所(略3箇所)を作用点として各永久磁石を支持している。従って、各永久磁石の寸法精度が悪くとも、保持突起部及び固定スプリングは作用点となる3箇所にそれぞれ当接しやすくなることから、各永久磁石の寸法精度を高いものにしなくとも、各永久磁石をヨークハウジング内に安定して保持することができる。また、保持突起部及び固定スプリングにて永久磁石を保持する際の作用点は、第1の端面の軸方向の両端部及び第2の端面の軸方向の中央部に設定されていることから、各永久磁石に回転モーメントが作用し難い。更に、永久磁石の第1の端面に当接する保持突起部は、固定スプリングのように大きな弾性を有するものではないため、永久磁石における本体部の周方向の両端面に固定スプリングを当接させて永久磁石を保持する場合よりも、振動等に起因する固定スプリングの作用点の軸方向のずれを抑制することができる。これらのことから、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石をヨークハウジング内に保持することができる。尚、本発明において、「第2の端面の軸方向の中央部」とは、第2の端面の軸方向の中央だけでなく、第2の端面において、第1の端面に当接する2つの保持突起部の間(軸方向の間)で第2の端面の中央付近となる位置も含む。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のステータにおいて、少なくとも1つの前記保持突起部における前記第1の端面と対向する対向面は、該保持突起部の軸方向の両端部から軸方向の中央に向かうに連れて前記第1の端面に近づくような湾曲形状をなしていることをその要旨としている。
同構成によれば、保持突起部の対向面は、該突起部の軸方向の両端部から軸方向の中央に向かうに連れて第1の端面に近づくような湾曲形状をなしている。そのため、例えば永久磁石の寸法精度が悪く第1の端面が本体部の軸方向に傾斜している場合に、第1の端面に対する保持突起部の対向面の当接状態が不安定となることを抑制することができる。その結果、一層安定して永久磁石をヨークハウジング内に保持することができる。
請求項7に記載の発明は、ヨークハウジングに備えられる筒状の本体部の内側に、少なくとも一対の永久磁石を周方向に配置し、前記永久磁石の周方向の端部を固定スプリングにて付勢して前記ヨークハウジング内に保持してなるステータと、前記ステータの内側に回転可能に配置されるロータとを備えたモータであって、前記本体部は、前記本体部の内側に突出し前記永久磁石の周方向の一方側の第1の端面に当接する保持突起部を有し、前記固定スプリングは、前記永久磁石の周方向の他方側の第2の端面に当接して前記永久磁石を前記突起部側へ付勢し、各前記永久磁石における、前記保持突起部及び前記固定スプリングの何れか一方が当接された複数の当接部は、前記第1の端面及び前記第2の端面の何れか一方の端面の軸方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、前記第1の端面及び前記第2の端面の何れか他方の端面の軸方向の中央部に設けられることをその要旨としている。
同構成によれば、永久磁石において保持突起部及び固定スプリングの何れか一方が当接された当接部は、第1の端面及び第2の端面の何れか一方の端面の軸方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、第1の端面及び第2の端面の何れか他方の端面の軸方向の中央部に設けられている。即ち、保持突起部及び固定スプリングは、各永久磁石において、その周方向の一端面における軸方向の両端部と、周方向の他端面における軸方向の中央部との合計3箇所(略3箇所)を作用点として各永久磁石を支持している。従って、各永久磁石の寸法精度が悪くとも、保持突起部及び固定スプリングは作用点となる3箇所にそれぞれ当接しやすくなることから、各永久磁石の寸法精度を高いものにしなくとも、各永久磁石をヨークハウジング内に安定して保持することができる。また、保持突起部及び固定スプリングにて永久磁石を保持する際の作用点は、第1の端面の軸方向の両端部及び第2の端面の軸方向の中央部に設定されていることから、各永久磁石に回転モーメントが作用し難い。更に、永久磁石の第1の端面に当接する保持突起部は、固定スプリングのように大きな弾性を有するものではないため、永久磁石における本体部の周方向の両端面に固定スプリングを当接させて永久磁石を保持する場合よりも、振動等に起因する固定スプリングの作用点の軸方向のずれを抑制することができる。これらのことから、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石をヨークハウジング内に保持することができる。尚、本発明において、「第2の端面の軸方向の中央部」とは、第2の端面の軸方向の中央だけでなく、第2の端面において、第1の端面に当接する2つの保持突起部の間(軸方向の間)で第2の端面の中央付近となる位置も含む。
請求項8に記載の発明は、ヨークハウジングにおける筒状の本体部の内側に周方向に配置される少なくとも一対の永久磁石を、前記ヨークハウジング内に保持すべく前記永久磁石の周方向の端部を付勢する固定スプリングであって、棒状の金属材料を楕円状に形成されてなり、その長軸方向の中央となる一箇所に開口部を有するとともに、短軸方向の両側に配置された前記永久磁石をその長軸方向の中央部にて付勢することをその要旨としている。
同構成によれば、固定スプリングは、楕円状をなすとともに、該固定スプリングの短軸方向の両側に配置された永久磁石をその長軸方向の中央部にて付勢するため、永久磁石の寸法精度が悪くとも、永久磁石に対する該固定スプリングの付勢位置を容易に設定することができる。また、固定スプリングは、その長軸方向の中央部の一箇所に開口部を有するため、該固定スプリングの長軸方向の中央部にて該固定スプリングの短軸方向の両側に配置された永久磁石を付勢すると、短軸方向の両側に配置された永久磁石のうち一方の永久磁石には、開口部(開口部を構成する部分)が当接することになる。このように、永久磁石に開口部が当接した状態で配置されると、固定スプリングは、当該永久磁石の周方向の端面に対して該固定スプリングの長軸が傾斜(周方向に傾斜)する方向にずれ難くなる。従って、固定スプリングの位置ずれが抑制され、永久磁石において固定スプリングの付勢力が作用する作用点がずれ難くなる。また、固定スプリングは楕円状をなすため、該固定スプリングを容易に製造することができる。これらのことから、本発明の固定スプリングを利用してヨークハウジング内に永久磁石を保持することにより、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石を保持することができる。
本発明によれば、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石を保持可能なステータ、該ステータを備えたモータ、及び該ステータに備えられる固定スプリングを提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、モータ1は、ステータ2と、該ステータ2の内側に配置されるロータ3とから構成されている。ステータ2は、有底筒状のヨークハウジング4と、該ヨークハウジング4の内側に配置された一対の永久磁石5,6と、これら永久磁石5,6を保持するための固定スプリング7とを備えている。また、ロータ3は、モータ1に電流が供給されると、該ロータ3にて発生する回転磁界の作用により回転軸8を中心として回転される。
図1(a)に示すように、磁性金属材料よりなる前記ヨークハウジング4は、筒状の本体部11と、同本体部11の上端を閉塞する閉塞部12と、同本体部11の下端開口部から外側に延設されたフランジ部13とから構成されている。
本体部11は、互いに平行をなす一対の平板壁部14,15と、これら平板壁部14を連結する円弧状の一対の円弧壁部16,17とから構成され、軸方向から見た形状が扁平な小判形状をなしている。尚、本体部11の軸方向(本体部11が筒状に延びる方向)は、軸方向(回転軸の軸方向)に一致している。
図1(b)及び図2に示すように、本体部11を構成する一対の平板壁部14,15のうち一方の平板壁部14には、複数(本実施形態では4つ)の保持突起部21〜24が形成されている。4つの保持突起部21〜24は、何れも平板壁部14に矩形状の切り込みを形成し、切り込みの内側の部分を本体部11の内側に向かって起こして形成されており、略四角形状をなしている。また、4つの保持突起部21〜24のうち2つの保持突起部21,22は、平板壁部14における円弧壁部16側の周方向の端部付近に軸方向に並ぶように形成されるとともに、残りの2つの保持突起部23,24は、平板壁部14における円弧壁部17側の周方向の端部付近に軸方向に並ぶように形成されている。そして、円弧壁部16側の2つの保持突起部21,22は、円弧壁部16側に向かうに連れて本体部11の内側に向かう形状となっており、その先端面21a,22aは、円弧壁部16側を向くとともに、平板壁部15に対して傾斜している。一方、円弧壁部17側の2つの保持突起部23,24は、円弧壁部17側に向かうに連れて本体部11の内側に向かう形状となっており、その先端面23a,24aは、円弧壁部17側を向くとともに、平板壁部15に対して傾斜している。尚、これら保持突起部21〜24は、固定スプリング7に比べて十分に剛性が高い。
図1(a)に示すように、本体部11を構成する一対の平板壁部14,15のうち他方の平板壁部15の略中央部には、本体部11の内側に向かって突出した規制凸部18が形成されている。図3に示すように、この規制凸部18は、ヨークハウジング4の開口部側に向かうに連れて該ヨークハウジング4の内側に突出するように形成されるとともに、平板壁部15の板厚方向から見た形状が矩形状をなしている(図1(a)参照)。
図1(a)及び図1(b)に示すように、一対の前記永久磁石5,6は、円弧壁部16,17に応じて湾曲した四角形の板状をなしている。各永久磁石5,6の軸方向の長さは、本体部11の軸方向の長さよりも短く、各永久磁石5,6の外側面5a,6aの周方向の長さは、円弧壁部16,17の内周側の内周面16a,17aの周方向の長さと等しくなっている。更に、各永久磁石5,6の軸方向の長さは、周方向に一定となっている。また、各永久磁石5,6の周方向の両端面(第1の端面5b,6b及び第2の端面5c,6c)は、軸方向に平行な平面状をなしている。そして、永久磁石5は、その外側面5aを円弧壁部16の内周面16aに当接させて配置されるとともに、永久磁石6は、その外側面6aを円弧壁部17の内周面17aに当接させて配置されている。また、本体部11内に配置された各永久磁石5,6の平板壁部14側の第1の端面5b,6bには、対応する保持突起部21〜24の先端面21a〜24aがそれぞれ当接している。即ち、一方の永久磁石5の第1の端面5bの軸方向の両端部に保持突起部21,22の先端面21a,22aがそれぞれ当接するとともに、他方の永久磁石6の第1の端面6bの軸方向の両端部に保持突起部23,24がそれぞれ当接している。そして、各第1の端面5b,6bにおいて保持突起部21〜24に当接された部位が、当接部A1〜A4となっている。
また、図1(b)に示すように、周方向に配置された一対の永久磁石5,6において、第1の端面5b,6bと周方向に逆側となる第2の端面5c,6c間に、前記固定スプリング7が配置されている。図1(a)に示すように、固定スプリング7は、棒状の金属材料を楕円状に加工して形成されており、その長軸方向の幅は、永久磁石5,6の軸方向の長さと略等しく形成されている。また、第2の端面5c,6c間に配置される前の状態における固定スプリング7の短軸方向の幅は、平板壁部15の周方向の幅(短手方向の幅)よりも若干広く形成されている。また、固定スプリング7における永久磁石6側の部分において、該固定スプリング7の長軸方向の中央部となる1箇所に、開口部7aが形成されるとともに、該開口部7aが形成されることにより、固定スプリング7には、軸方向に互いに対向する2つの開口端部7b,7cが形成されている。
図4に示すように、このような固定スプリング7は、短軸方向に沿って圧縮されるとともにヨークハウジング4(本体部11)の軸方向とが一致した状態で、平板壁部15の内側面15a及び永久磁石5,6の第2の端面5c,6cにそれぞれ当接するように本体部11内に配置されている。尚、図4は、図1(b)に示すX位置で軸方向に沿ってステータ2を切った場合の展開図である。そして、固定スプリング7は、永久磁石5の第2の端面5cの軸方向の中央部に、該固定スプリング7の長軸方向の中央部、即ち該固定スプリング7の長軸L1よりも第2の端面5c側の部位の頂点を点接触(当接)させて永久磁石5を保持突起部21,22側へ付勢している。それとともに、固定スプリング7は、永久磁石6の第2の端面6cの軸方向の中央部に、該固定スプリング7の長軸方向の中央部、即ち該固定スプリング7の開口端部7b,7cを当接させて永久磁石6を保持突起部23,24側へ付勢している。そして、各第2の端面5c,6cにおいて固定スプリング7にて当接された部位が、当接部B1〜B3となっている。尚、永久磁石5において、第2の端面5cにおける当接部B1の軸方向位置は、第1の端面5bにおける当接部A1,A2間の中央部となるとともに、永久磁石6において、第2の端面6cにおける当接部B2,B3の軸方向位置は、第1の端面6bの当接部A3,A4間の中央部となっている。
また、固定スプリング7は、その内側に前記規制凸部18が配置されるように本体部11内に配置されており、該規制凸部18によって、固定スプリング7の軸方向の移動が規制されている。尚、本実施形態では、規制凸部18は、固定スプリング7の内側で同固定スプリング7の長軸方向の下端部に当接しており、同固定スプリング7は、規制凸部によって閉塞部12側への移動が規制される。
上記のように構成されたモータ1においては、永久磁石5の第1の端面5bの軸方向の両端部に保持突起部21,22の先端面21a,22aがそれぞれ当接するとともに、同永久磁石5の第2の端面5cの軸方向の中央部に固定スプリング7が点接触している。また、永久磁石6の第1の端面6bの軸方向の両端部に保持突起部23,24がそれぞれ当接するとともに、同永久磁石6の第2の端面6cの軸方向の中央部に固定スプリング7の開口端部7b,7cが点接触している。そして、永久磁石5,6は、該固定スプリング7の周方向に広がろうとする弾性力によって永久磁石5,6の第2の端面5c,6cが互いに遠ざかる方向に付勢されて、永久磁石5,6の第1の端面5b,6bがそれぞれ保持突起部21〜24に対して押圧されることにより、固定スプリング7及び保持突起部21〜24によって本体部11内に保持されている。従って、永久磁石5は、第1の端面5bの軸方向の両端部の当接部A1,A2と、第2の端面5cの軸方向の中央部の当接部B1との合計3箇所が、該永久磁石5を支持する際の作用点となって保持されている。一方、永久磁石6は、第1の端面6bの軸方向の両端部(即ち当接部A3と当接部A4)と、第2の端面6cの軸方向の中央部(即ち当接部B2,B3)との3箇所が、該永久磁石6を支持する際の作用点となって保持されている。因みに、第2の端面6cには、固定スプリング7の2つの開口端部7b,7cが当接しているが、これら開口端部7b,7cは、第2の端面6cの中央部に当接していることから、第2の端面6cにおいては1つの作用点として考えている。
尚、永久磁石5,6は、円弧壁部16,17に応じた円弧状をなしていることから、固定スプリング7がこれら永久磁石5,6を保持突起部21〜24側に付勢することにより、永久磁石5,6は、対応する円弧壁部16,17に対して押し付けられる。これにより、永久磁石5,6は円弧壁部16,17の径方向の移動が規制される。
上記したように、本第1実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)楕円状の固定スプリング7は、その長軸方向の中央部にて永久磁石5,6の第2の端面5c,6cの軸方向の中央部を付勢する。それとともに、保持突起部21〜24は、永久磁石5,6の第1の端面5b,6bの軸方向の両端部にそれぞれ当接している。このように、保持突起部21〜24及び固定スプリング7は、各永久磁石5,6において、その周方向の一端面(即ち第1の端面5b,6b)における軸方向の両端部と、周方向の他端面(即ち第2の端面5c,6c)における軸方向の中央部との合計3箇所を作用点として各永久磁石を支持している。そのため、各永久磁石5,6の寸法精度が悪くとも、保持突起部21〜24及び固定スプリング7は作用点となる3箇所にそれぞれ当接しやすくなる。従って、各永久磁石5,6の寸法精度を高いものにしなくとも、各永久磁石5,6をヨークハウジング内に安定して保持することができる。また、保持突起部21〜24及び固定スプリング7にて永久磁石5,6を保持する際の作用点は、第1の端面5b,6bの軸方向の両端部及び第2の端面5c,6cの軸方向の中央部に設定されていることから、各永久磁石5,6に回転モーメントが作用し難い。更に、保持突起部21〜24は、固定スプリング7に比べて十分に剛性が高い。従って、永久磁石5,6の第1の端面5b,6bに当接する保持突起部は、固定スプリング7のように大きな弾性を有するものではないため、永久磁石における本体部の周方向の両端面に固定スプリングを当接させて永久磁石を保持する場合よりも、振動等に起因する固定スプリング7の作用点の軸方向のずれを抑制することができる。これらのことから、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石5,6をヨークハウジング4内に保持することができる。
(2)固定スプリング7は、楕円状をなすとともに、該固定スプリング7の短軸方向の両側に配置された永久磁石5,6をその長軸方向の中央部にて付勢するため、永久磁石5,6の寸法精度が悪くとも、永久磁石5,6に対する該固定スプリング7の付勢位置を容易に設定することができる。また更に、固定スプリング7は楕円状をなすため、該固定スプリング7を容易に製造することができる。
(3)固定スプリング7は、その長軸方向の中央部の一箇所に開口部7aを有するため、該固定スプリング7の長軸方向の中央部にて該固定スプリング7の短軸方向の両側に配置された永久磁石5,6を付勢すると、短軸方向の両側に配置された永久磁石5,6のうち一方の永久磁石6には、開口部7a(開口部を構成する開口端部7b,7c)が当接することになる。このように、永久磁石6に開口部7aが当接した状態で配置されると、固定スプリング7は、当該永久磁石6の第2の端面6cに対して該固定スプリング7の長軸が傾斜(周方向に傾斜)する方向にずれ難くなる。従って、固定スプリング7の位置ずれが抑制され、永久磁石6,6において固定スプリング7の付勢力が作用する作用点がずれ難くなる。その結果、より安定して永久磁石5,6をヨークハウジング4内に保持することができる。
(4)永久磁石5,6は、保持突起部21〜24と1つの固定スプリング7とによってヨークハウジング4内に保持されている。このように、永久磁石5,6を周方向の一方側の第1の端面5b,6b側で保持する部材を保持突起部21〜24とすることにより、永久磁石の周方向の両側に固定スプリングを配置する従来のステータに比べて固定スプリングの数を減らすことができる。また、保持突起部21〜24は、本体部11に切り込みを入れて該切り込みの内部を本体部11の内側へ起こして形成されるものであるため、保持突起部21〜24を設けても部品点数は増大されない。従って、部品点数の低減が図られ、製造コストを低減させることができる。
(5)本体部11において固定スプリング7が当接される平板壁部15には、本体部11のうち側に突出した規制凸部18が形成されるとともに、固定スプリング7は、その内側に前記規制凸部18が配置されるように本体部11内に配置されている。従って、該規制凸部18によって固定スプリング7の軸方向の移動が規制されて、固定スプリング7の位置ずれがより抑制されるため、永久磁石5,6において固定スプリング7の付勢力が作用する作用点がよりずれ難くなる。その結果、一層安定して永久磁石5,6をヨークハウジング4内に保持することができる。
(2)固定スプリング7は開口端部7b,7cの2箇所で永久磁石6を付勢する。そのため、各開口端部7b,7cは、各永久磁石5,6をヨークハウジング4内に固定するために必要な付勢力の半分の付勢力を備えていればよい。従って、固定スプリング7は、U字状の固定スプリングに比べて該固定スプリング7に生じる応力を低減できるため、該固定スプリング7を小体格とすることができるとともに、該固定スプリング7にかかるコストを低減させることができる。また、各開口端部7b,7cは、各永久磁石5,6をヨークハウジング4内に固定するために必要な付勢力の半分の付勢力を備えていればよいことから、U字状の固定スプリングに比べてばね定数を半減することが可能となる。その結果、例えば永久磁石6の第2の端面6cに凹凸等が生じており、固定スプリング7において開口端部7bと開口端部7cとの変位量(周方向に縮む量)が異なった場合であっても、開口端部7bから永久磁石6に加えられる付勢荷重と、開口端部7cから永久磁石6に加えられる付勢荷重とに差が生じることを極力抑制することができる。よって、永久磁石5,6の固定に関する信頼性を高めることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、上記第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図5に示す本第2実施形態のステータ51は、上記第1実施形態のステータ2に替えてモータ1に備えられるものである(図1(b)参照)。そして、ステータ51は、上記第1実施形態のステータ2と比較すると、保持突起部21,22に替えて平板壁部14に保持突起部52を備えるとともに、固定スプリング7に替えて第2の端面5c,6c間に固定スプリング53を備えている(図4参照)。
保持突起部52は、上記第1実施形態の保持突起部21,22と同様の形状をなしている。即ち、保持突起部52は、平板壁部14に矩形状の切り込みを形成し、該切り込みの内側の部分を本体部11の内側に向かって起こして形成されており、略四角形状をなしている。そして、保持突起部52は、平板壁部14における円弧壁部16側の周方向の端部付近で、その軸方向位置が、平板壁部14において円弧壁部17側の周方向の端部付近に形成された保持突起部23,24の中央部となる位置に形成されている。また、保持突起部52は、円弧壁部16側に向かうに連れて本体部11の内側に向かう形状となっており、その先端面52aは、円弧壁部16側を向くとともに、平板壁部14に対して傾斜している。
前記固定スプリング53は、棒状の金属材料から形成されるとともに、平板壁部15の板厚方向から見た形状が略ム字状をなしており、弾性を有している。詳述すると、固定スプリング53は、永久磁石5の第2の端面5cに当接する一対の第1の付勢部53a,53bと、これら第1の付勢部53a,53bを連結する非接触部53cと、各第1の付勢部53a,53bから永久磁石6の第2の端面6cの軸方向の中央部に向かって延びる一対の第2の付勢部53d,53eとから構成されている。
図6(a)に示すように、第1の付勢部53a,53bは、軸方向に沿って直線状に延びるとともに、非接触部53cは、前記棒状の金属材料を略台形状に折り曲げて形成されている。そして、図5に示すように、第1の付勢部53a,53bは永久磁石5の第1の端面5bに対して線接触するが、非接触部53cは、第1の端面5bに非接触となる。また、各第1の付勢部53a,53bの軸方向の端部のうち非接触部53cと逆側の端部から、それぞれ前記第2の付勢部53d,53eが延びている。各第2の付勢部53d,53eは、その基端から先端に向かうに連れて軸方向に互いに近づくように各第1の付勢部53a,53bから延びている。また、図6(b)に示すように、各第2の付勢部53d,53eは、第1の付勢部53a,53b及び非接触部53cに対してねじれており、固定スプリング53を側方から見ると、第1の付勢部53a,53b及び非接触部53cに対して傾斜している。
図5に示すように、この固定スプリング53は、周方向に圧縮、即ちその周方向の幅が狭まるように第2の付勢部53d,53eが互いに近づくように圧縮された状態で、永久磁石5,6間に配置されている。そして、固定スプリング53は、永久磁石5の第2の端面5cの軸方向の両端部に第1の付勢部53a,53bをそれぞれ線接触させて、永久磁石5を保持突起部52側へ付勢している。それとともに、固定スプリング53は、永久磁石6の第2の端面6cの軸方向の中央部に、第2の付勢部53d,53eを当接させて永久磁石6を保持突起部23,24側へ付勢している。そして、各第2の端面5c,6cにおいて固定スプリング53にて当接された部位が、当接部C1〜C4となっている。また、永久磁石の第1の端面5bにおいて保持突起部52にて当接された部位が、当接部D1となっている。尚、永久磁石5において、第1の端面5bにおける当接部D1の軸方向位置は、当接部C1,C2間の中央部となるとともに、永久磁石6において、第2の端面6cにおける当接部C3,C4の軸方向位置は、第1の端面6bの当接部A3,A4間の中央部となっている。
上記のように構成されたステータ51においては、永久磁石5の第1の端面5bの軸方向の中央部に保持突起部52の先端面52aが当接するとともに、同永久磁石5の第2の端面5cの軸方向の両端部(第2の端面5cの軸方向の中央よりも端部寄りの部位)に固定スプリング53の第1の付勢部53a,53bがそれぞれ線接触している。また、永久磁石6の第1の端面6bの軸方向の両端部に保持突起部23,24の先端面23a,24aがそれぞれ当接するとともに、同永久磁石6の第2の端面6cの軸方向の中央部に固定スプリング53の第2の付勢部53d,53eの先端部がそれぞれ点接触している。そして、永久磁石5,6は、固定スプリング53の周方向に広がろうとする弾性力によって永久磁石5,6の第2の端面5c,6cが互いに遠ざかる方向に付勢されて、永久磁石5,6の第1の端面5b,6bがそれぞれ保持突起部23,24,52に対して押圧されることにより、固定スプリング53及び保持突起部23,24,52によって本体部11内に保持されている。従って、永久磁石5は、第1の端面5bの軸方向の中央部の当接部D1と、第2の端面5cの軸方向の両端部の当接部C1,C2との合計3箇所が、該永久磁石5を支持する際の作用点となって保持されている。一方、永久磁石6は、第1の端面6bにおける軸方向の両端部(即ち当接部A3と当接部A4)と、第2の端面6cにおける軸方向の中央部(即ち当接部C3,C4)との略3箇所が、該永久磁石6を支持する際の作用点となって保持されている。因みに、第2の端面6cには、固定スプリング53の2つの第2の付勢部53d,53eが当接しているが、これら第2の付勢部53d,53eは、第2の端面6cの中央部に当接していることから、第2の端面6cにおいては1つの作用点として考えている。
尚、永久磁石5,6は、円弧壁部16,17に応じた円弧状をなしていることから、固定スプリング53がこれら永久磁石5,6を保持突起部23,24,52側に付勢することにより、永久磁石5,6は、対応する円弧壁部16,17に対して押し付けられる。これにより、永久磁石5,6は円弧壁部16,17の径方向の移動が規制される。
上記したように、本第2実施形態によれば、上記第1実施形態の(4),(5)の作用効果に加えて、以下の作用効果を有する。
(1)一対の永久磁石5,6のうち一方の永久磁石5は、第1の端面5bの軸方向の中央部に保持突起部52が当接するとともに、第2の端面5cの軸方向の両端部が固定スプリング53の第1の付勢部53a,53bにてそれぞれ付勢されることによりヨークハウジング4内に保持されている。また、一対の永久磁石5,6のうち他方の永久磁石6は、第1の端面6bの軸方向の両端部に保持突起部23,24がそれぞれ当接するとともに、第2の端面6cの軸方向の中央部が固定スプリング53の第2の付勢部53d,53eにて付勢されることによりヨークハウジング4内に保持されている。このように、保持突起部23,24,52及び固定スプリング53は、各永久磁石5,6において、その周方向の一端面における軸方向の両端部と、周方向の他端面における軸方向の中央部との合計3箇所を作用点として各永久磁石を支持するため、各永久磁石5,6の寸法精度が悪くとも、保持突起部23,24,52及び固定スプリング53は作用点となる3箇所にそれぞれ当接しやすくなる。従って、各永久磁石5,6の寸法精度を高いものにしなくとも、各永久磁石5,6をヨークハウジング4内に安定して保持することができる。また、保持突起部23,24,52及び固定スプリング53にて永久磁石5,6を保持する際の作用点は、第1の端面6bの軸方向の両端部及び第2の端面6cの軸方向の中央部、若しくは第1の端面5bの軸方向の中央部と第2の端面5cの軸方向の両端部に設定されていることから、各永久磁石5,6に回転モーメントが作用し難い。更に、永久磁石5,6の第1の端面5b,6bに当接する保持突起部23,24,52は、固定スプリング53のように大きな弾性を有するものではないため、永久磁石における本体部の周方向の両端面に固定スプリングを当接させて永久磁石を保持する場合よりも、振動等に起因する固定スプリング53の作用点の軸方向のずれを抑制することができる。これらのことから、製造コストの増大を抑制しつつ安定して永久磁石5,6をヨークハウジング4内に保持することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1実施形態では、永久磁石5,6の周方向の端面5b,5c,6b,6cは、何れも平面状をなしている。しかしながら、永久磁石5,6の周方向の端面5b,5c,6b,6cは、固定スプリング7の湾曲形状に沿って湾曲した形状であってもよい。このようにすると、固定スプリング7の軸方向のずれをより抑制することができる。また、永久磁石5,6の形状は、円弧壁部16,17に沿った湾曲形状をなしていれば、四角形の板状に限らず、多角形の板状をなしていてもよい。この場合、周方向に隣り合う永久磁石において周方向に互いに対向する面全てが、各永久磁石の周方向の端面となる。
・上記第2実施形態のステータ51において、保持突起部52を、図8(a)に示す保持突起部61としてもよい。保持突起部61は、その軸方向位置が保持突起部23,24の中央部となる位置に形成されている。図8(b)に示すように、保持突起部61は、平板壁部14に永久磁石5側へ膨らむ円弧状の切り込みを形成し、該切り込みの内側の部分を本体部11の内側に向かって起こして形成されている。そのため、保持突起部61の先端面61aは、該保持突起部61の軸方向の両端部から軸方向の中央に向かうに連れて永久磁石5の第1の端面5bに近づくように湾曲している。このような保持突起部61は、その先端(即ち先端面61aの軸方向の中央部)が、永久磁石5の第1の端面5bの軸方向の中央部に線接触する。このようにすると、例えば永久磁石5の寸法精度が悪く第1の端面5bが本体部11の軸方向に傾斜している場合に、第1の端面5bに対する保持突起部61の先端面61aの当接状態が不安定となることを抑制することができる。その結果、一層安定して永久磁石5をヨークハウジング4内に保持することができる。また、上記各実施形態の各保持突起部21〜24の先端面21a〜24aを、その中央部から軸方向の両側に向かうに連れて対向する永久磁石5,6の第1の端面5b,6bから遠ざかるような湾曲形状としてもよい。
・上記第2実施形態のステータ51の本体部11に、図7に示すように補助突起部71,72を設けてもよい。補助突起部71,72は、保持突起部21〜24,52と等しい形状をなすとともに、保持突起部52の軸方向の両側で、永久磁石5の第1の端面5bと周方向に対向する位置に設けられている。そして、補助突起部71,72の先端面71a,72aと永久磁石5の第1の端面5bとの間には、若干の隙間が設けられている。このようにすると、永久磁石5が第1の端面5bを傾斜させるように傾いたとしても、第1の端面5bに補助突起部71,72の何れか一方が当接することにより、永久磁石5のそれ以上の傾斜を防止することができる。尚、補助突起部71,72の数は2つに限らず、保持突起部52の軸方向の少なくとも一方側に設けられればよい。
・上記各実施形態では、保持突起部21〜24,52は、平板壁部14に矩形状の切り込みを形成し、切り込みの内側の部分を本体部11の内側に向かって起こして形成されている。しかしながら、保持突起部21〜24,52は、プレス加工等により形成されてもよいし、その形状も、本体部11の内側に突出した形状であれば上記各実施形態の形状に限らない。例えば、保持突起部は、本体部11の内側に向かって突出した柱状(円柱状、多角柱状等)に形成されてもよい。図7に示した補助突起部71,72についても同様である。
・上記各実施形態の本体部11には、固定スプリング7,53の抜けを防止すべく規制凸部18が形成されているが、規制凸部18は省略してもよい。
・上記各実施形態では、ステータ2,51は、それぞれ一対の永久磁石5,6を備えている。しかしながら、ステータ2,51に備えられる永久磁石の数はこれに限らず、2対以上であってもよい。この場合、対をなす永久磁石ごとに、上記各実施形態のように、固定スプリング7,53及び保持突起部21〜24,52によって各永久磁石を本体部11内に保持する。
・上記各実施形態のヨークハウジング4において、本体部11と閉塞部12とは一体に形成されている。しかしながら、本体部11と閉塞部12とは、別体であってもよい。この場合、本体部11の軸方向の一端に閉塞部12を一体に組付けて、有低筒状のヨークハウジングが構成される。
上記各実施形態、及び上記各変更例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のステータにおいて、前記本体部は、前記固定スプリングの内側で該固定スプリングに当接する位置に、前記本体部の内側に突出する規制凸部を有することを特徴とするステータ。同構成によれば、規制凸部によって固定スプリングの移動が規制されるため、固定スプリング7の位置ずれがより抑制される。そのため、永久磁石において固定スプリング7の付勢力が作用する作用点がよりずれ難くなる。その結果、一層安定して永久磁石をヨークハウジング内に保持することができる。
(a)は第1実施形態のモータの側面図、(b)は第1実施形態のモータの断面図(図1(a)のα−α断面図)。 第1実施形態のステータの部分拡大斜視図。 規制凸部の断面図(図1(a)のβ−β断面図)。 第1実施形態のステータの展開図。 第2実施形態のステータの展開図。 (a)は第2実施形態の固定スプリングの正面図、(b)は第2実施形態の固定スプリングの側面図。 別の形態のステータの展開図。 (a)は別の形態のステータの展開図、(b)は別の形態のステータの部分拡大斜視図。
符号の説明
1…モータ、2,51…ステータ、3…ロータ、4…ヨークハウジング、5,6…永久磁石、5b,6b…第1の端面、5c,6c…第2の端面、7,53…固定スプリング、7a…開口部、11…本体部、21〜24,52,61…保持突起部、21a〜24a,52a,61a…対向面としての先端面、53a,53b…第1の付勢部、53d,53e…第2の付勢部、71,72…補助突起部、A1〜A4,B1〜B3,C1〜C4,D1…当接部、L1…長軸。

Claims (8)

  1. 筒状の本体部を有するヨークハウジングと、
    前記本体部の内側に周方向に配置される少なくとも一対の永久磁石と、
    前記ヨークハウジング内に前記永久磁石を保持すべく前記永久磁石の周方向の端部を付勢する固定スプリングと
    を備えたステータであって、
    前記本体部は、前記本体部の内側に突出し前記永久磁石の周方向の一方側の第1の端面に当接する保持突起部を有し、
    前記固定スプリングは、楕円状をなすとともに、前記永久磁石の周方向の他方側の第2の端面に当接して前記永久磁石を前記保持突起部側へ付勢し、
    各前記永久磁石は、前記第1の端面の軸方向の両端部に前記保持突起部が当接されるとともに、前記第2の端面の軸方向の中央部が前記固定スプリングの長軸方向の中央部にて付勢されて保持されていることを特徴とするステータ。
  2. 請求項1に記載のステータにおいて、
    前記固定スプリングは、その長軸方向の中央部の一箇所に開口部を有することを特徴とするステータ。
  3. 筒状の本体部を有するヨークハウジングと、
    前記本体部の内側に周方向に配置される少なくとも一対の永久磁石と、
    前記ヨークハウジング内に前記永久磁石を保持すべく前記永久磁石の周方向の端部を付勢する固定スプリングと
    を備えたステータであって、
    前記本体部は、前記本体部の内側に突出し前記永久磁石の周方向の一方側の第1の端面に当接する保持突起部を有し、
    前記固定スプリングは、前記永久磁石の周方向の他方側の第2の端面に当接して前記永久磁石を前記突起部側へ付勢するものであり、軸方向に並ぶ一対の第1の付勢部と、その基端から先端に向かうに連れて軸方向に互いに近づくように各前記第1の付勢部からそれぞれ延びる一対の第2の付勢部とを備え、
    対をなす前記永久磁石のうち一方の前記永久磁石は、前記第1の端面の軸方向の中央部に前記保持突起部が当接するとともに、前記第2の端面の軸方向の両端部が前記第1の付勢部にてそれぞれ付勢されて保持され、他方の前記永久磁石は、前記第1の端面の軸方向の両端部に前記保持突起部がそれぞれ当接するとともに、前記第2の端面の軸方向の中央部が前記第2の付勢部にて付勢されて保持されていることを特徴とするステータ。
  4. 請求項3に記載のステータにおいて、
    前記本体部は、前記第1の端面の軸方向の中央部に当接する前記保持突起部の軸方向の少なくとも一方側に、前記本体部の内側に突出し当該第1の端面との間に隙間を有して該第1の端面と対向する補助突起部を有することを特徴とするステータ。
  5. 筒状の本体部を有するヨークハウジングと、
    前記本体部の内側に周方向に配置される少なくとも一対の永久磁石と、
    前記ヨークハウジング内に前記永久磁石を保持すべく前記永久磁石の周方向の端部を付勢する固定スプリングと
    を備えたステータであって、
    前記本体部は、前記本体部の内側に突出し前記永久磁石の周方向の一方側の第1の端面に当接する保持突起部を有し、
    前記固定スプリングは、前記永久磁石の周方向の他方側の第2の端面に当接して前記永久磁石を前記突起部側へ付勢し、
    各前記永久磁石における、前記保持突起部及び前記固定スプリングの何れか一方が当接された複数の当接部は、前記第1の端面及び前記第2の端面の何れか一方の端面の軸方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、前記第1の端面及び前記第2の端面の何れか他方の端面の軸方向の中央部に設けられることを特徴とするステータ。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のステータにおいて、
    少なくとも1つの前記保持突起部における前記第1の端面と対向する対向面は、該保持突起部の軸方向の両端部から軸方向の中央に向かうに連れて前記第1の端面に近づくような湾曲形状をなしていることを特徴とするステータ。
  7. ヨークハウジングに備えられる筒状の本体部の内側に、少なくとも一対の永久磁石を周方向に配置し、前記永久磁石の周方向の端部を固定スプリングにて付勢して前記ヨークハウジング内に保持してなるステータと、
    前記ステータの内側に回転可能に配置されるロータと
    を備えたモータであって、
    前記本体部は、前記本体部の内側に突出し前記永久磁石の周方向の一方側の第1の端面に当接する保持突起部を有し、
    前記固定スプリングは、前記永久磁石の周方向の他方側の第2の端面に当接して前記永久磁石を前記突起部側へ付勢し、
    各前記永久磁石における、前記保持突起部及び前記固定スプリングの何れか一方が当接された複数の当接部は、前記第1の端面及び前記第2の端面の何れか一方の端面の軸方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、前記第1の端面及び前記第2の端面の何れか他方の端面の軸方向の中央部に設けられることを特徴とするモータ。
  8. ヨークハウジングにおける筒状の本体部の内側に周方向に配置される少なくとも一対の永久磁石を、前記ヨークハウジング内に保持すべく前記永久磁石の周方向の端部を付勢する固定スプリングであって、
    棒状の金属材料を楕円状に形成されてなり、その長軸方向の中央となる一箇所に開口部を有するとともに、短軸方向の両側に配置された前記永久磁石をその長軸方向の中央部にて付勢することを特徴とする固定スプリング。
JP2007011612A 2007-01-22 2007-01-22 固定スプリング、ステータ及びモータ Pending JP2008178272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007011612A JP2008178272A (ja) 2007-01-22 2007-01-22 固定スプリング、ステータ及びモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007011612A JP2008178272A (ja) 2007-01-22 2007-01-22 固定スプリング、ステータ及びモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008178272A true JP2008178272A (ja) 2008-07-31

Family

ID=39704856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007011612A Pending JP2008178272A (ja) 2007-01-22 2007-01-22 固定スプリング、ステータ及びモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008178272A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012143038A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Kokusan Denki Co Ltd マグネット・リテーナ及びそれを有する永久磁石式電動機並びにその組み立て方法
CN107394939A (zh) * 2017-08-22 2017-11-24 安徽杰特电气有限公司 防变形支撑机构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06169538A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Matsushita Electric Works Ltd 小型モータ
JPH08140292A (ja) * 1994-11-09 1996-05-31 Asmo Co Ltd 回転機の磁石固定構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06169538A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Matsushita Electric Works Ltd 小型モータ
JPH08140292A (ja) * 1994-11-09 1996-05-31 Asmo Co Ltd 回転機の磁石固定構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012143038A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Kokusan Denki Co Ltd マグネット・リテーナ及びそれを有する永久磁石式電動機並びにその組み立て方法
CN107394939A (zh) * 2017-08-22 2017-11-24 安徽杰特电气有限公司 防变形支撑机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5098867B2 (ja) シートリクライニング装置
JP6404807B2 (ja) ワンウェイクラッチ
JP5414903B2 (ja) 回転電機
JP2009228714A (ja) 固定部材
JP2008178272A (ja) 固定スプリング、ステータ及びモータ
JP2009124867A (ja) モータ
KR20190089070A (ko) 래디얼 호일 베어링
CN110799765B (zh) 径向箔轴承
US20090252449A1 (en) Axial bearing with an axial angle disk with a securing tab producing a secured mounting and carrier with such an axial bearing
JP2011193688A (ja) ブラシホルダ装置
JP6744194B2 (ja) 軸受保持構造およびモータ
JP5376141B2 (ja) モータ及びモータの磁石固定用バネ
JP2002295500A (ja) 回り止め装置
WO2019004278A1 (ja) ラジアルフォイル軸受
JP4446066B2 (ja) ロータリソレノイド
JP2018034365A (ja) リングとじ具及びリングファイル
JP5042116B2 (ja) アクチュエータ
JP6757686B2 (ja) クラッチ装置
JP2011160583A (ja) 回転電機のケース構造及び回転電機
JP2022174430A (ja) ロータ
JP2009138815A (ja) 一方向クラッチ
JP2011167004A (ja) 回転電機
CN110447159B (zh) 端板、设有该端板的马达的转子以及马达
JP5342119B2 (ja) ヒンジ
JP2009278773A (ja) ロータ、及びモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120207