JP2008178098A - パケット切換ネットワークのための、同期信号を表すサンプルランプ信号を発生させる装置、及び同期信号の再構成を支援する装置 - Google Patents

パケット切換ネットワークのための、同期信号を表すサンプルランプ信号を発生させる装置、及び同期信号の再構成を支援する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ランプ信号の再構成に使用されるカウンタの初期化に必要な待ち時間を低減する。
【解決手段】装置D2は、例えばIPネットワークの通信機器EQ2のアイテム内に同期信号の再構成を支援するために設けられる。装置D2は、受信される第2のサンプルランプ信号に基づき、基準クロック信号と、サンプリングされた第2のランプ信号と同一且つ同相の第2のランプ信号とを再構成する位相ロックループBVと、再構成されるべき同期信号を表し、その各サンプルは決定可能なサンプリング周期に対応する第2のランプ信号のサンプルに関連付けられる受信される第1のサンプルランプ信号で、この第1のサンプルランプ信号の第1のサンプルに対応する値と、この値に対応するサンプリング周期とを決定し、次いで、再構成された基準クロック信号に基づき、第2の再構成されたランプ信号に対して同期する同期カウンタをこの値により初期化する処理手段とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、機器の同期化に関し、特に、機器の相互同期化を目的とする通信ネットワークを介した同期信号の伝送に関する。
ある機器、例えば、映像機器(例えば、カメラ又はビデオレコーダ)は、基準時間ベースに対して同期する時点で、(例えばビデオ画像を定義する)同期データを供給することができる。このような同期化は、同期信号を機器へ送信することによって行われる。同期信号は、例えば、映像機器の(限定されない)場合に、“ゲンロック(Genlock)”と呼ばれる。
同期信号の送信が、例えば同軸タイプの専用ケーブルを用いて行われる場合に、他の信号はこのケーブルを流れない。結果として、同期すべき機器の様々なアイテムに同期信号を送信する際の遅延は一定であり、ジッタを含まない。受信される同期信号に基づいて、機器の各受信器アイテムは、その動作に特有であって、且つ、そのアイテムが生成する各データセット(例えば、画像。)が、同じ同期化に従う機器の夫々の他のアイテムによって生成される各データセットと厳密に同相であることを保証するタイミングクロック(即ち、基準時間ベース又は基準クロック信号。)を再構成することができる。このようにして、2つのカメラは、例えば、異なっているが、互いに対して厳密に同相であって、且つ、同じ周波数である映像コンテンツを生成することができる。思い出されるべきは、クロックの位相及び周波数は、そのタイミングと呼ばれるものを構成する点である。
機器が、特に、例えば有線(イーサネット(登録商標))IPネットワーク又は無線IPネットワークのような所謂パケット切換ネットワークの場合のように、機器の1つのアイテムから他のアイテムへと変化する伝送遅延及びジッタを導入する通信ネットワークへ接続されている場合、同期信号を送信することは、もはや可能でない。その場合、同期信号を表すサンプルランプ信号がネットワーク部において送信される。
より正確に言えば、送信側で、基準クロック信号及びコンテンツPIP(例えば、画像PIP。)を回復することを可能にする情報は、同期信号(例えば、ゲンロック。)から抽出される。同期信号は、機器のマスタアイテムによって供給される。基準クロック信号は、最後に回復されたコンテンツPIPから後に、且つ、最後の基準PIPから後に夫々供給された基準クロック信号のTICKの数を表す第1及び第2の同期ランプ信号を供給する第1及び第2のカウンタに供給される。第1のカウンタの値は、コンテンツPIPが回復されるたびに零に設定される。第3のカウンタは、第1のランプ信号の零設定の回数を測定し、この回数が選択された閾値に等しくなるたびに、基準PIPを生成する。第2のカウンタの値(一般に“PCR(Program Clock Reference)”と称される。)は、基準PIPが生成されるたびに零に設定される。第2のランプ信号は、(概してネットワークによって供給される)サンプリング周波数に従ってサンプリングされ、結果として得られるサンプルは、パケットのフレームを用いて機器の受信器アイテムへネットワークを介して送信される。
映像コンテンツの場合、コンテンツPIPの周期は、例えば、625ライン標準の場合に、40ミリ秒(ms)に等しいことが知られる。
受信器側で、ネットワークを介して受信されるサンプルは、位相ロックループ(即ち、PLL。)を同期させて、開始基準クロック信号を再構成するために使用される。より正確に言えば、位相ロックループは、送信された第2のサンプルランプ信号に基づいて、基準クロック信号を再構成し、次いで、位相ロックループは、送信側でサンプリングされた第2のランプ信号と同一であって、且つ、同相である第2のランプ信号を再構成する。処理手段は、第2の再構成されたランプ信号と、再構成された基準クロック信号とに基づき、第2の再構成されたランプ信号に対して同期する同期カウンタの値を初期化する。
規則的な間隔(サンプリング周期)で送信側においてサンプリングされた第2のランプ信号(PCR)は、主に(例えばIPを介して)それらを送信することによって導入されるジッタのために、受信側に不規則な間隔で到達する。これらのPCR信号は、やはり、受信側において規則的な間隔(Tsamp)で考慮される。位相ロックループ(PLL)は、周期Tsampのサンプリング信号によってランプをカウントするPCRのサンプリング時点に関連するジッタにフィルタをかける。従って、送信側で発生した第2のランプ信号(PCR)に厳密に同期するよう生成された第2のランプ信号は、(受信側の)カウンタからの出力として取り出される。送信側でのサンプリング時点と、受信側でのサンプリング時点との間の不正確さは、適切な帯域幅を有するPLLによって吸収される。従って、受信側で再構成される基準クロック信号のタイミングは、周波数及び位相のいずれにおいても、送信側で生成された基準クロック信号と同一である。
タイミングが再構成されると、第1のランプ信号を再構成し、それを第2の再構成されたランプ信号に同期させることが必要とされる。従って、送信側で使用されるものと同じ零設定周期(例えば、40ms。)が使用される。その場合、第1のランプ信号が零に設定されるたびに、コンテンツPIPが生成され、初期同期信号は、再構成された基準クロック信号と、コンテンツPIPとに基づいて再構成される。
EP1471745A WO03/010905A EP0624982A EP1613016A US2006/146815A1
第1のランプ信号の再構成は、現在のところ、第2のランプ信号(PCR)の周期T2が、その第1のランプ信号の周期T1の整数倍、即ち、T2=m×T1でない限り行われ得ない。結果として、第1のランプ信号を再構成し始めることができるように、第2のランプ信号を再構成するために使用されるカウンタの零への最初の設定のために受信側が待機する必要がある。このような待機は、最悪の場合に、第2のランプ信号(PCR)の周期T2にほぼ等しい。この場合に、当業者は、受信側のPLLのロックオン時間に関連する理由のために、周期T2の存続期間が非常に長くなりうることに気付く。例えば、40ms(映像コンテンツ)に等しい周期T1の存在下で、mはおよそ2000程度でなければならない。従って、第1のランプ信号を再構成するために使用されるカウンタを初期化するための待ち時間は約80秒に等しくなりうる。これは非常に長い。
このような待ち時間を減らすよう、例えば、待ち時間がその最大値に近くなる場合に(即ち、待ち時間が零にリセットされる少し前に)、第2のランプ信号を(送信側が)送信し始めると決定することが可能である。しかし、これは、利用の段階でほとんど起こらない送信及び受信のほぼ同時の開始を含みうる。
従って、本発明は、第2のランプ信号(PCR)の周期T2が第1のランプ信号の周期T1の整数倍でない場合を含め、例えばIP形式のパケット切換ネットワークへ接続された通信機器の遠く離れたアイテムにおいて第1のランプ信号を再構成するために使用されるカウンタの初期化に必要な待ち時間を可能な限り低減することを目的とする。
上記目的のために、本発明は、先ず最初に、同期信号を表すサンプルランプ信号の発生のために設けられた装置であって、一方で、受信される同期信号において基準クロック信号及びコンテンツPIPを回復し、且つ、最後に回復されたコンテンツPIPから後及び最後の基準PIPから後の夫々で供給された基準クロック信号のTICKの数を表す第1及び第2の同期ランプ信号を供給し、他方で、結果として得られるサンプルがパケットのフレームで送信され得るように、サンプリング周波数に従って第2のランプ信号をサンプリングするサンプラを有する装置を提案する。夫々のコンテンツPIPは、第1のランプ信号の零への設定をトリガし、夫々の基準PIPは、第1のランプ信号の零設定の回数が選択された閾値に等しい場合に決定される。
このような同期信号を表すサンプルランプ信号の発生のための発生装置は、そのサンプラが、更に、サンプリング周波数に従って第1のランプ信号をサンプリングし、且つ、第1及び第2のランプ信号のサンプルがパケットのフレームにおいて関連する方法で送信され得るように、同一のサンプリング周期に対応する第1及び第2のランプ信号のサンプルを相互に関連付けることを特徴とする。
前記サンプラは、また、第1及び第2のランプ信号の関連付けられたサンプルが同一のパケット内に組み込まれるように、同一のサンプリング周期に対応する第1及び第2のランプ信号のサンプルを相互に関連付けることができる。
更に、当該発生装置は、前記サンプラの出力へ接続され、送信されるべきフレームのパケットを構成するネットワークインターフェースを場合により有することができる。
本発明は、また、パケットのフレームを送信するのに適しており、上述された形式の発生装置を備えたパケット切換ネットワークのための通信機器の第1のアイテムを提案する。
本発明は、また、同期信号の再構成を支援することを目的とした第1の装置であって:
−機器の遠く離れたアイテムによって送信される第2のランプ信号に基づいて、基準クロック信号と、サンプリングされた第2のランプ信号と同一且つ同相である第2のランプ信号とを(局所的なサンプリング周波数と同一且つ同相である選択されたサンプリング周波数に従うサンプリングの後に)再構成する位相ロックループと、
−(前記サンプリング周波数に従うサンプリングの後に)前記機器の遠く離れたアイテムによって送信される第1のランプ信号であって、再構成されるべき同期信号を表し、且つ、その夫々のサンプルは決定可能なサンプリング周期に対応する第2のランプ信号のサンプルに関連付けられる第1のランプ信号において、少なくとも、受信される第1のサンプルランプ信号の第1のサンプルに対応する値と、この値に対応するサンプリング周期とを決定し、次いで、再構成された基準クロック信号に基づいて、第2の再構成されたランプ信号に対して同期する同期カウンタを前記値により初期化する処理手段と
を有する第1の装置を提案する。
本発明に従う同期信号の再構成を支援する第1の装置は、別々に又は組合せて取られ得る他の特徴を有することができる。具体的に:
−当該第1の装置は、同期カウンタの各零設定の間にコンテンツPIPを決定する制御手段を有することができる;
−当該第1の装置は、最初に、前記同期カウンタに同期し、且つ、その現在の値がコンテンツの選択されたサブセットを表す少なくとも1つの補助カウンタと、第2に、該補助カウンタの対応する値を前記同期カウンタの現在の値から推定し、前記同期カウンタの前記現在の値が前記補助カウンタが取ることができる最大値に対応する場合に、前記補助カウンタの値を零に設定する処理手段と、第3に、前記補助カウンタの零への設定の夫々の検出の間に、前記同期信号を再構成するための開始時として働く同期PIPを定める制御手段とを有することができる;
−当該第1の装置は、決定された前記コンテンツPIP及び/又は同期PIPと、前記局的な基準クロック信号とに基づいて、同期信号を再構成する発生手段を有することができる。
本発明は、また、同期信号の再構成を支援することを目的とした第2の装置であって、機器の遠く離れたアイテムによって送信された第2のランプ信号に基づいて、(局所的なサンプリング周波数と同一且つ同相である選択されたサンプリング周波数に従うサンプリングの後に、)基準クロック信号を、次いで、サンプリング前に第2のランプ信号と同一且つ同相である第2のランプ信号を再構成する位相ロックループを有し、前記第2のランプ信号自体は、再構成されるべき同期信号を表す第1のランプ信号と同期する第2の装置を提案する。
この第2の支援装置は、受信される第2のサンプルランプ信号の第1のサンプルに対応する値と、この値に対応するサンプリング周期とを少なくとも決定し、次いで、この決定されたサンプリング周期に対応する第1のランプ信号の一部を表す初期化値を前記値から推定し、この初期化値により、再構成された基準クロック信号に基づいて、再構成されたランプ信号に対して同期する同期カウンタを初期化する処理手段を有することを特徴とする。
本発明に従う同期信号の再構成を支援する第2の装置は、別々に又は組合せて取られ得る他の特徴を有することができる。具体的に:
−当該第2の装置は、同期カウンタの各零設定の間にコンテンツPIPを決定する制御手段を有することができる;
−当該第2の装置は、最初に、前記同期カウンタに同期し、且つ、その現在の値がコンテンツの選択されたサブセットを表す少なくとも1つの補助カウンタと、第2に、該補助カウンタの対応する値を前記同期カウンタの現在の値から推定し、前記同期カウンタの前記現在の値が前記補助カウンタが取ることができる最大値に対応する場合に、前記補助カウンタの値を零に設定する処理手段と、第3に、前記補助カウンタの零への設定の夫々の検出の間に、前記同期信号を再構成するための開始時として働く同期PIPを定める制御手段とを有することができる;
−当該第2の装置は、決定された前記コンテンツPIP及び/又は同期PIPと、前記局的な基準クロック信号とに基づいて、同期信号を再構成する発生手段を有することができる。
本発明は、また、パケットフレームを送信するのに適しており、上述された形式の同期信号の再構成を支援する第1又は第2の装置を備えられたパケット切換ネットワークのための通信機器の第2のアイテムを提案する。
本発明は、例えば製造ラインにおけるロボットのような工業機器のネットワークによる同期又は映像機器のネットワークによる同期に特によく適応するが、それらに限定されない。工業機器のネットワークによる同期では、送り側は、同一の対象において異なるタスクを実行する少なくとも2つのロボットを独立して同期させる。かかるロボットは、互いの実行タスクを侵さないように、時間的に正確な順序に従う。その場合、ロボットの夫々に特有の順序がPCRランプ信号の特定の値に基づいて復号されると考えることができる。しかし、例えば、従うべき順序のシーケンスは約80秒ごとに繰り返される必要がある。
本発明により、第2のランプ信号(PCR)の周期T2が第1のランプ信号の周期T1の整数倍でない場合を含め、例えばIP形式のパケット切換ネットワークへ接続された通信機器の遠く離れたアイテムにおいて第1のランプ信号を再構成するために使用されるカウンタの初期化に必要な待ち時間を可能な限り低減することが可能となる。
本発明の他の特徴及び効果は、以下の発明の詳細な記載及び添付の図面を検討することで明らかとなるであろう。
添付の図面は、本発明を補う役目を果たすばかりでなく、必要に応じて、その定義の一因となりうる。
本発明の目的は、パケット切換ネットワークへ接続された通信機器の遠く離れたアイテムにおいて第1のランプ信号を再構成するために使用される同期カウンタの初期化に必要な待ち時間を減らすことを可能にすることである。
以下では、パケット切換通信ネットワークが、IP(インターネットプロトコル)アクセスを提供する有線のローカルネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標)形式(IEEE802.3)。)であることが、限定されない例として考えられる。しかし、本発明は、このような形式のネットワークに限定されない。それは、実際には、有線によって又は無線によって、(可能ならばIP形式の)パケットのフレームを送信することができる如何なる形式のパケット切換通信ネットワークにも関連する。
本発明は、受信側に置かれ、且つ、自身を同期させるよう同期信号を再構成するために、あるいは、機器の少なくとも1つの他のアイテムが自身を同期させることを可能にするために必要とする(通信)機器のアイテムのみならず、送信側に置かれ、且つ、受信側で再構成されるべき同期信号を表すサンプルランプ信号を発生させる機器の遠く離れたアイテムにも関連する。
本発明に関連する機器は、例えば、サーバ、通信インターフェース(例えば、IP/アナログ。)、工業機器(例えば、ロボット。)、又は、カメラによって撮影されたビデオ画像を見ることを可能にし、(カメラを含む)互いを同期させる必要がある機器であり、特に、固定された若しくは持ち運び可能な電話、固定式の若しくは携帯型のコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(即ち、PDA。)、ビデオレコーダ、及びビデオカメラ(即ち、その他スタジオビデオ機器。)である。
以下では、同期信号が、例えば40ミリ秒(625ライン標準に相当。)に等しい所定期間(T1)に従ってビデオコンテンツ(又は画像)を供給する映像機器を同期させることを目的とすることが、限定されない例として考えられる。この場合に、同期信号は、一般に“ゲンロック(Genlock)”と呼ばれる。しかし、本発明は、このような形式の用途に限定されない。それは、実際には、同期信号がパケット切換通信ネットワークを介して(同期すべき)遠くの機器へ送信されるべき全ての状況に関連する。
最初に図1を参照して、サンプルランプ信号(カウンタ信号とも呼ばれる。)の発生のために設けられる(通信)機器EQ1のアイテムについて記載する。表されるように、機器EQ1のこのようなアイテムは、本発明に従う、サンプルランプ信号を発生させる装置D1を有する。変形例において、(サンプルランプ信号を発生させる)装置D1は、機器EQ1の当該アイテムの外側にあるが、機器EQ1の当該アイテムに結合されている要素(例えば、電子カード。)であっても良いことが知られる。
(サンプルランプ信号を発生させる)装置D1は、まず第1に、基準クロック信号Fout及び周期的なコンテンツPIPTCを、受信される同期信号SCにおいて回復する。
夫々の同期信号(ここではゲンクロック。)は、(限定されない方法で表される)機器EQ1のアイテムの、又は、例えば同軸タイプのケーブルによって機器EQ1の当該アイテムへ接続されている機器の他のアイテムの一部を形成するマスタ発生モジュールGMによって発生する。
コンテンツPIPは、コンテンツ(ここではビデオ画像。)の開始を知らせる情報である。
同期信号SCに基づく基準クロック信号Fout及びコンテンツPIPTCの回復は、通常、抽出モジュールMEを用いて行われる。
装置D1は、また、回復された基準クロック信号Fout及びコンテンツPIPTCに基づいて、第1の同期ランプ信号RC1及び第2の同期ランプ信号RC2を供給する。
第1のランプ信号RC1は、抽出モジュールMEによって回復された最後のコンテンツPIPTCから後に供給された基準クロック信号FoutのTICKの数を各時点において表す。例えば、第1のカウンタC1は、回復された基準クロック信号Foutに基づいて、第1のランプ信号RC1を発生させるために使用される。従って、夫々のクロック信号Foutにおいて、第1のカウンタC1の値は1単位だけ増分される。
第2のランプ信号RC2は、最後の基準PIPから後に供給された基準クロック信号FoutのTICKの数を各時点において表す。例えば、第2のカウンタC2は、回復された基準クロック信号Foutに基づいて、第2のランプ信号RC2を発生させるために使用される。従って、夫々のクロック信号Foutにおいて、第2のカウンタC2の値は1単位だけ増分される。
夫々のコンテンツPIPTCは、第1のランプ信号RC1の零への設定をトリガする。例えば、第3のカウンタC3は、抽出モジュールMEによって回復された夫々のコンテンツPIPTCを測定し、且つ、コンテンツPIPTCが回復されて測定されるたびに、第1のカウンタC1を値零に設定するために使用される。この第3のカウンタC3は、更に、第1のカウンタC1(及び、従って、第1のランプ信号RC1の値)の零設定の回数が選択された閾値(m)(例えば、m=2048。)に等しくなるたびに、基準PIPを定める役割を果たす。
以下で、参照符号T1は第1のランプ信号RC1の周期を表し、参照符号T2は第2のランプ信号RC2の周期を表す。
当該装置は、また、サンプリング周波数Fsampに従って(第1のカウンタC1及び第2のカウンタC2によって供給される)第1のランプ信号RC1及び第2のランプ信号RC2を夫々サンプリングする第1のサンプリングモジュールE1及び第2のサンプリングモジュールE2を有する。
サンプリング周波数Fsamp(即ち、周期Tsamp。)は、所謂当業者が“サンプリングPIP”と呼ぶものによって定義される。サンプリングPIPは、ネットワークの、又はネットワークへ取り付けられた全ての通信機器(又は通信局)へ(前出のサンプリング周期に従って)周期的に送信され、全ての機器に対して同じである。サンプリングPIPはサンプリング時を定義する。それは、また、それがフレームPIPを構成する場合に、IEEE802.16−D標準の場合と同様に、フレームを送信又は受信することができる時点を機器(又は局)のアイテムごとに定義することができる。このような形式のサンプリングPIPは、例えば(且つ、限定されずに)、初期の頃にはイーサネット(登録商標)(有線)ネットワークに用いられ、最近では(全ての種類の)無線ネットワークに拡張されたIEEE1588標準によって定義される。それは、PTP(Precision Time Protocol)と呼ばれるクロック同期プロトコルとともに使用される。本発明は、どんな形式のサンプリングPIPが使用されても適用されることが知られる。
例えば、Tsampは5ミリ秒(ms)に等しい。
第1のサンプリングモジュールE1の出力は、第1のサンプルランプ信号(又は第1のカウンタ信号)Pcr_i1を供給し、第2のサンプリングモジュールE2の出力は、第2のサンプルランプ信号(又は第2のカウンタ信号)Pcr_i2を供給する。
本発明に従って、サンプラは、(回復された基準クロック信号Foutへのクランプによって同期する)第1のサンプリングモジュールE1及び第2のサンプリングモジュールE2を有しており、同一のサンプリング周期Tsampに対応する第1のサンプルランプ信号Pcr_i1及び第2のサンプルランプ信号Pcr_i2のサンプルを、それらがパケットのフレーム内で送信される前に、相互に関連付ける役割を果たす。第1のサンプルランプ信号Pcr_i1のサンプル及び第2のサンプルランプ信号Pcr_i2のサンプルの送信は、ネットワークインターフェースモジュールMI1を用いて行われる。ネットワークインターフェースモジュールMI1は、装置D1、又は機器EQ1のアイテム、のいずれか一方の一部を形成する。このようにして、第1のサンプルランプ信号Pcr_i1のサンプル及び第2のサンプルランプ信号Pcr_i2のサンプルは、ネットワークインターフェースモジュールMI1によって、関連する方法で、パケット(ここではIP。)に組み込まれる。パケットは、その後、同期すべき機器EQ2の遠く離れたアイテムを対象とするフレームに組み込まれる。
関連する形態でのこのような組み込みは、例えば、所与のサンプリング周期Tsampに対応する第1のサンプルランプ信号Pcr_i1のサンプル及び同じサンプリング周期Tsampに対応する第2のサンプルランプ信号Pcr_i2のサンプルを同一のパケットで同時に送信することによって行われ得る。
抽出モジュールME、カウンタC1、C2及びC3、並びにサンプリングモジュールE1及びE2は、望ましくは、電子回路(ハードウェア)の形で具現化される。しかし、それらの少なくとも1つはソフトウェアモジュール(ソフトウェア)及び電子回路(ハードウェア)の組合せの形で具現化されると考えることができる。
ここで図2を参照して、本発明に従う、同期信号D2の再構成を支援する第1の装置について記載する。図2に表されるように、このような装置D2は、同期信号を必要とする(通信)機器EQ2のアイテムに組み込まれても、あるいは、同期信号を必要とする機器の少なくとも1つの他のアイテムに有線で接続されても良い。後者の場合、装置D2は、例えばIP/アナログ形式のネットワークインターフェースを構成しても、あるいは、その一部を形成しても良い。
変形例で、装置D2は、機器EQ2の当該アイテムの外側にあるが、当該アイテムに結合されている要素(例えば、電子カード。)であっても良いことが知られる。
(同期信号の再構成を支援する)第1の装置D2は、少なくとも1つの処理モジュールMTと、位相ロックループ(即ち、PLL。)BVと、第1のカウンタC4とを有する。
図2に表されるように、位相ロックループ(PLL)BVは、通常、比較モジュールMCNと、補正モジュールMCRと、クロックモジュールMHと、第2のカウンタC5と、サンプラE4とを有する。
比較モジュールMCNは、ネットワークインターフェースモジュールMI2から第2のサンプルランプ信号Pcr_i2のサンプルを受け取る入力部を有する。より厳密には、ネットワークインターフェースモジュールMI2は、パケット(ここではIP。)のフレームを受信し、その内容(コンテンツ)を解析し、第2のサンプルランプ信号Pcr_i2のサンプルを比較モジュールMCNへ送信するとともに、第1のサンプルランプ信号Pcr_i1の第1のサンプルを処理モジュールMTへ送信する。図2に表されるように、ネットワークインターフェースモジュールMI2は、支援装置D2の一部を形成することができる。しかし、変形例で、ネットワークインターフェースモジュールMI2は、支援装置D2の外部にあって、装置D2に結合されても良い。
この比較モジュールMCNは、(装置D1から発せられた)第2のサンプルランプ信号Pcr_i2を局所的な(即ち、自身の)サンプルランプ信号PcrLoc2と比較して、かかる比較の結果を表す比較信号を出力部において供給する。図2に表されるように、比較モジュールMCNは、例えば、第2のサンプルランプ信号Pcr_i2の値から局所的なサンプルランプ信号PcrLoc2を減じて、かかる減算の結果に等しい比較信号(即ち、誤差信号。)Er(Er=Pcr_i2−PcrLoc2)をその出力部において供給する比較器の形で具現化され得る。
当然、PLLBVで、比較信号(即ち、誤差信号。)は、極めて小さいジッタを有する入力信号へのロックオンフェーズの間は零(0)に等しい。ジッタを含む入力信号に対し、PLLBVの出力にはジッタが含まれない。この場合、誤差Erの値は、除去されたジッタの値である。
補正モジュールMCRは、比較モジュールMCNによって供給される比較信号Erに基づいて、クロックモジュールMHによって供給されるべき設定値を決定する。
補正モジュールMCRは、例えば、スレーブ制御の意味において零速度誤差を有することを可能にする所謂Zdanプロシージャを実施する。しかし、当業者に知られる他のプロシージャが実施されても良い。
クロックモジュールMHは、装置D1によって送信側で使用されるものと同じ基準クロック信号Foutを示す基準クロック信号を再構成する。それは、例えば、所謂蓄積原理(accumulation principle)を実施するデジタルVCO(Voltage Controlled Oscillator(電圧制御発振器))の形を取る。
クロックモジュールMHの出力部は、再構成された基準クロック信号Foutを、機器EQ2のアイテムと、第1のカウンタC4と、PLLBVの第2のカウンタC5とへ供給する。
第2のカウンタC5は、その最後の零へのリセットから後にクロックモジュールMHによって供給された基準クロック信号Foutの数を各時点において表す周期的な再構成されたランプ信号RC2′を生成し、その出力部において供給する。特に、基準クロック信号FoutがクロックモジュールMHから受信されるたびに、第2のカウンタC5の値は1単位だけ増分される。第2のカウンタC5のこの値が(装置D1の第2のカウンタC2によって使用されたものと厳密に同一である)所定の最大値に達すると、第2のカウンタC5の値は零にリセットされ、新しい周期(T2)が開始する。
サンプラE4は、装置D1によって以前に使用されたものと同一であるサンプリング周波数Fsampに従って(第2のカウンタC5の出力部によって供給された)第2の再構成ランプ信号RC2′をサンプリングして、比較モジュールMCNによって使用される第2の局所的なサンプルランプ信号PcrLoc2を構成し、その出力部において供給する。
PLLがロックオンされると、第2の再構成ランプ信号RC2′は、装置D1によって生成された第2のサンプルランプ信号Pcr_i2と同一且つ同相である。
第1のカウンタC4(同期カウンタとも呼ばれる。)は、ネットワークインターフェースモジュールMI2によって受信された第1のサンプルランプ信号Pcr_i1の第1のサンプルによって表される値に等しい初期化値V1により初期化される。
PLLがロックオンされ、従って、基準クロック信号FoutがPLLBVによって再構成されると、第1のカウンタC4は、その基準クロック信号Foutの各クロックTICKにおいてその初期化値を1単位だけ増分する。次いで、第1のカウンタC4は、零への最後のリセットから後に(PLLBVの)クロックモジュールMHによって供給された基準クロック信号Foutの数を各時点において表す周期的な再構成されたランプ信号RC1′を出力部において供給する。
初期化されると、第1のカウンタC4は、その値が(装置D1の第1のカウンタC1に使用されたものと厳密に同一である)所定の最大値に達した場合に、その値を零(0)にリセットして、新しいカウント周期(T1)の開始を生じさせることが知られる。
更に、PLLBVがロックオンされると、第1の再構成ランプ信号RC1′は、第2の再構成ランプ信号RC2′と同相であることが知られる。従って、第1の再構成ランプ信号RC1′は、装置D1によって生成された第1のランプ信号RC1と完全に同じであって、且つ、同相である。これは、PLLロックオンが行われると、第2の再構成ランプ信号RC2′が、定義により第1のランプ信号RC1と完全に同相である(装置D1によって生成された)第2のランプ信号RC2と同相であることによる。従って、第1の再構成ランプ信号RC1′は、同期信号SCを再構成するために使用され得る。同期信号SCに基づいて、第1のランプ信号RC1は送信側において定められていた。
初期化値V1は、処理モジュールMTによって第1のカウンタC4へ供給される。処理モジュールMTは、実際には、ネットワークインターフェースモジュールMI2へ結合されており、従って、ネットワークインターフェースモジュールMI2から第1のサンプルランプ信号Pcr_i1のサンプルを受け取る。このようにして、処理モジュールMTは、少なくとも、受け取った第1のサンプルランプ信号Pcr_i1の第1のサンプルに対応する値V1と、この第1のサンプル(及び、従って、この値V1)に対応するサンプリング周期とを決定する。次いで、処理モジュールMTは、値V1に基づき、且つ、第1のサンプルランプ信号Pcr_i1の第1のサンプルに対応するサンプリング周期にクランプされたカウントを、第1のカウンタC4に開始させる(図3参照。)。このクランプにより、第2の再構成ランプ信号RC2′に対する第1のカウンタC4の同期化が得られる。
望ましくは、第1のカウンタC4の出力部は、第1の再構成ランプ信号RC1′を制御モジュールMC2に供給する。制御モジュールMC2は、第1のカウンタC4が零に設定されるたびに、コンテンツPIPTC′を定める。図2に表されるように、望ましくは、この制御モジュールMC2は装置D2の一部を形成する。しかし、それは、また、装置D2の外部にあって、その第1のカウンタC4の出力部へ結合されても良い。
更に、図2に表されるように、装置D2は、また、(制御モジュールMC2によって定められる)コンテンツPIPTC′と、基準クロック信号Foutとに基づいて、(最初に送信側(Tx)のマスタ発生モジュールGMによって生成された)同期信号SCを再構成する発生モジュールMG2を有することができる。この発生モジュールMG2は、また、装置D2の外部にあって、その制御モジュールMC2の出力部へ結合されても良い。
図3は、送信側(Tx)及び受信側(Rx)で考えられる時間チャート(タイミング図)を限定されてない方法で表す。かかる時間チャートは、第2のランプ信号RC2(RC2′)の周期T2が第1のランプ信号RC1(RC1′)の周期T1の整数倍、即ち、T2=m×T1であるところの(限定されない)状況に対応する。しかし、本発明は、第2のランプ信号RC2(RC2′)の周期T2が第1のランプ信号RC1(RC1′)の周期T1の整数倍でない状況にも同様に適用される。
特に、図3において:
−信号“TC”は、装置D1の抽出モジュールMEによって同期信号SCから推定されるコンテンツPIPTCに対応する。
−信号“RC1”は、基準クロック信号のTICKと、コンテンツPIPTCとに基づいて装置D1の第1のカウンタC1によって生成される第1のランプ信号RC1に対応する。
−信号“RC2”は、基準クロック信号のTICKと、第1のランプ信号RC1の連続的な零設定とに基づいて装置D1の第2のカウンタC2によって生成される第2のランプ信号RC2に対応する。
−信号“RC2′”は、受信された第2のサンプルランプ信号Pcr_i2に基づいて装置D2の第2のカウンタC5によって再構成される第2の再構成ランプ信号RC2′に対応する。参照符号DRは、第2のサンプルランプ信号Pcr_i2及び(ここでは)関連する第1のサンプルランプ信号Pcr_i1の装置D2(又はD2′)による受信の開始を示す。
−信号“RC1′”は、第1のサンプルランプ信号Pcr_i1の第1のサンプルの値V1に基づいて装置D2の第1のカウンタC4によって再構成される第1の再構成ランプ信号RC1′に対応する。
−信号“TC′”は、装置D2の制御モジュールMC2によって(第1のカウンタC4によって供給される)第1の再構成ランプ信号RC1′から推定されるコンテンツPIPTC′に対応する。参照符号TC1は、同期信号SCの再構成であるように一時的にクランプすることが可能であるところの第1の有効なコンテンツPIPを表す。
当然、同期信号SCは、装置D2の制御モジュールMC2によって再構成されたコンテンツPIPTC′と、基準クロック信号Foutとに基づいて、発生モジュールMG2によって、その後に再構成される。
図2を参照して上述された第1の装置D2の実施形態の変形例を考え出すことが可能である。この変形例(図示せず。)で、第1の装置D2は、少なくとも1つの補助カウンタを有する補助的なモジュールを有する。補助カウンタは、第1のカウンタ(同期カウンタ)C4と同期し、且つ、最後の同期PIPから後に考慮されるコンテンツのサブセットの数を表す値を示す。例えば、サブセットは、画像を決定する(625本の)ラインのうちの1つであり、この場合に、補助カウンタはラインカウンタである。しかし、サブセットは、また、画像ラインの画素の1つであっても良く、この場合に、補助カウンタは画素カウンタである。この場合に、第1のカウンタC4の所与の値に、ラインカウンタの一意の値及び/又は画素カウンタの一意の値は対応する。
このような変形例で、処理モジュールMTは、例えば、コンテンツの存続期間がサブセットの存続期間の整数倍であるという事実を考慮しながら、夫々の補助カウンタの対応する値を第1のカウンタC4の現在の値から推定する。このようにして、処理モジュールMTは、第1のカウンタC4の現在値が、補助コンテンツサブセットカウンタが取ることができる最大値に対応することを検出すると即座に、この補助カウンタの値を零に設定する。夫々の零設定は、例えば、制御モジュールMC2によって検出される。次いで、制御モジュールMC2は、同期信号SCの再構成を開始するように、第1の装置D2が一時的にクランプすることができる同期PIPを決定する。このことは、初期化待ち時間の存続期間を更に一層減らすことを可能にする。しかし、この存続期間は、サンプリング周期Tsampの存続期間よりも小さくはならないことが知られる。
ここで図4を参照して、本発明に従う、同期信号D2′の再構成を支援する第2の装置について記載する。図4に表されるように、このような第2の装置D2′は、同期信号を必要とする(通信)機器EQ2のアイテムに組み込まれても、あるいは、同期信号を必要とする機器の少なくとも1つの他のアイテムに有線で接続されても良い。後者の場合、第2の装置D2′は、例えばIP/アナログ形式のネットワークインターフェースを構成しても、あるいは、その一部を形成しても良い。
変形例で、装置D2′は、機器EQ2の当該アイテムの外側にあるが、当該アイテムに結合されている要素(例えば、電子カード。)であっても良いことが知られる。
(同期信号の再構成を支援する)第2の装置D2′は、少なくとも1つの処理モジュールMT′と、位相ロックループ(即ち、PLL。)BV′とを有する。
第2の装置D2′は、本発明に従うサンプルランプ信号を発生させる装置D1によってではなく、専ら、従来形式のサンプルランプ信号を発生させる装置によって生成される第2のサンプルランプ信号を処理することを目的とする点に留意することが重要である。
ここで思い出されるべきは、従来形式のサンプルランプ信号を発生させる装置は:
−マスタ発生モジュールによって生成される同期信号SC(ここではゲンロック。)に基づいて基準クロック信号Fout及びコンテンツPIPTCを回復する抽出モジュールと、
−回復された基準クロック信号Foutに基づいて第1のランプ信号RC1を生成する第1のカウンタと、
−回復された基準クロック信号Foutに基づいて第2のランプ信号RC2を生成する第2のカウンタと、
−i)抽出モジュールによって回復された夫々のコンテンツPIPTCを測定し、ii)コンテンツPIPTCが回復され、測定されるたびに、第1のカウンタを値零に設定し、iii)第1のカウンタ(及び、従って、第1のランプ信号RC1の値)の零設定の数が選択される閾値(m)(例えば、m=2048。)に等しくなるたびに基準PIPを決定する第3のカウンタと、
−サンプリング周波数Fsampに従って(第2のカウンタによって供給される)第2のランプ信号RC2をサンプリングして、第2のサンプルランプ信号Pcr_i2を供給するサンプラと、
−第2のサンプルランプ信号Pcr_i2のサンプルをパケットに組み込み、係るパケットを機器EQ2の遠く離れたアイテムに送信されるフレームにおいて送信する可能なネットワークインターフェースモジュールMI1と
を有する点である。
図4に表されるように、位相ロックループ(PLL)BV′は、ネットワークインターフェースモジュールMI2′によって第2のサンプルランプ信号Pcr_i2を供給される。ネットワークインターフェースモジュールMI2′は、パケット(ここではIP。)のフレームを受信し、その内容(コンテンツ)を解析し、第2のサンプルランプ信号Pcr_i2のサンプルを比較モジュールMCN′へ送信する。図4に表されるように、ネットワークインターフェースモジュールMI2′は、支援装置D2′の一部を形成することができる。しかし、変形例で、ネットワークインターフェースモジュールMI2′は、支援装置D2′の外部にあって、装置D2′に結合されても良い。
位相ロックループ(PLL)BV′は、(図2に表される)先の例となる実施形態と同様に、比較モジュールMCN′と、補正モジュールMCR′と、クロックモジュールMH′と、第2のカウンタC5′と、サンプラE4′とを有する。その動作は、第1の装置D2の位相ロックループ(PLL)BVの動作と同様である。結果として、比較モジュールMCN′の動作は比較モジュールMCNの動作と同様であり、補正モジュールMCR′の動作は補正モジュールMCRの動作と同様であり、クロックモジュールMH′の動作はクロックモジュールMHの動作と同様であり、第2のカウンタC5′の動作は第2のカウンタC5の動作と同様であり、サンプラE4′の動作はサンプラE4の動作と同様である。
ここで思い出されるべきは、クロックモジュールMH′は、送信側で使用されるものと同じ基準クロック周波数を示す基準クロック信号Foutを再構成する役割を果たす点である。その出力部は、再構成された基準クロック信号Foutを、機器EQ2のアイテムと、第1のカウンタC4′と、第2のカウンタC5′とに供給する。
第2の装置D2′は、第2の再構成されたサンプルランプ信号PcrLoc2の第1のサンプルに対応する値V1′と、この値V1′に対応するサンプリング周期とを少なくとも決定する処理モジュールMT′を有する。従って、図4に表されるように、処理モジュールMT′は、例えば、少なくとも第2の再構成されたサンプルランプ信号PcrLoc2の第1のサンプルを解析して、少なくとも、この第1のサンプルが表す値V1′と、この値V1′に対応するサンプリング周期とを決定することができる。
処理モジュールMT′が値V1′を決定すると、処理モジュールMT′は、この値から初期化値V2を推定する。値V2は、決定された値V1′に関するサンプリング周期に対応し、且つ、一方で、送信側の第1のランプ信号RC1(ひいては、再構成されるべき同期信号)の一部によって取られる値を表し、他方で、この決定されたサンプリング周期に対応する。第2のランプ信号RC2の一部の値に同期する第1のランプ信号RC1の一部の値を推定することができるように、第2のランプ信号RC2のランプの存続期間T2が、第1のランプ信号RC1のランプの存続期間T1を乗じられた選択された値Kに等しいことが絶対的に必要とされる。この値Kは、例えば、映像コンテンツの場合であって、且つ、T1が40ミリ秒(ms)に等しい場合に、2048に等しい。従って、この場合に、所与のサンプリング周期に関する第2のランプ信号Pcr_i2のサンプルの値と、この同じ所与のサンプリング周期に対応する(送信側の)第1の関連するランプ信号RC1の一部の値との間には、実際には、既知の対応関係が存在する。ここで、存続期間T2が必然的にモジュロK×T1でなければならないと言う事実が使用される。
処理モジュールMT′は初期化値V2を決定すると、この初期化値V2により第1のカウンタ(即ち、同期カウンタ。)C4′を初期化する。第1のカウンタC4′は、第2の再構成ランプ信号RC2′と同期する。これは、それらが、再構成された基準クロック信号Foutを使用し、あるいは、それにより構成されることによる。
特に、処理モジュールMT′は、第1のカウンタC4′に、値V2に基づき、且つ、第2のサンプルランプ信号Pcr_i2の第1のサンプルに対応するサンプリング周期にクランプされた、カウントを開始させる。このクランプにより、第2の再構成ランプ信号RC2′に対する第1のカウンタC4′の同期化が得られる。クランプの時点から、第1のカウンタC4′は自律モードに切り替わる。第1のカウンタC4′は、その開始値V2を、再構成された基準クロック信号Foutの各TICKにおいて1単位だけ増分し、更に、その値が(装置D1の第1のカウンタC1に使用されるものと厳密に同一である)所定の最大値に達するたびに、その値を零に設定して、存続期間T1の新しいカウンタ周期を開始する。
望ましくは、第1のカウンタC4′の出力部は、第1の再構成ランプ信号RC1′を制御モジュールMC2′に供給する。制御モジュールMC2′は、第1のカウンタC4′が零に設定されるたびに、コンテンツPIPTC′を定める。図4に表されるように、望ましくは、この制御モジュールMC2′は装置D2′の一部を形成する。しかし、それは、また、第2の装置D2′の外部にあって、その第1のカウンタC4′の出力部へ結合されても良い。
更に、図4に表されるように、第2の装置D2′は、また、(制御モジュールMC2′によって定められる)コンテンツPIPTC′と、基準クロック信号Foutとに基づいて、(最初に送信側(Tx)のマスタ発生モジュールGMによって生成された)同期信号SCを再構成する発生モジュールMG2′を有することができる。この発生モジュールMG2′は、また、第2の装置D2′の外部にあって、その制御モジュールMC2′の出力部へ結合されても良い。
図3に表される時間チャートは、また、第2の装置D2′に適用される。
第1の装置D2の場合と同様に、第2の装置D2′は、場合により、第1のカウンタ(同期カウンタ)C4′に同期する少なくとも1つの補助カウンタを有し、且つ、最後の同期PIPから後に考慮されるコンテンツのサブセットの数を表す値を示す補助的なモジュールを有しても良い。この場合に、処理モジュールMT′は、例えば、夫々の補助カウンタ(例えば、ラインカウンタ又は画素カウンタ。)の対応する値を第1のカウンタC4′の現在値から推定することができる。このようにして、処理モジュールMT′は、第1のカウンタC4′の現在値が、補助コンテンツサブセットカウンタが取ることができる最大値に対応することを検出すると即座に、この補助カウンタの値を零に設定する。夫々の零設定は、例えば、制御モジュールMC2′によって検出される。次いで、制御モジュールMC2′は、同期信号の再構成を開始するように、第2の装置D2′が一時的にクランプすることができる同期PIPを決定する。
クロックモジュールMH(又はMH′)、カウンタC4(又はC4′)及びC5(又はC5′)、サンプリングモジュールE4(又はE4′)、並びに、可能な制御モジュールMC2(又はMC2′)及び発生モジュールMG2(又はMG2′)は、望ましくは、電子回路(ハードウェア)の形で具現化される。しかし、それらの少なくとも1つは、ソフトウェアモジュール(ソフトウェア)及び電子回路(ハードウェア)の組合せの形で具現化されると考えることができる。
望ましくは、処理モジュールMT(又はMT′)は、ソフトウェアモジュールの形で具現化される。しかし、それは、ソフトウェアモジュール及び電子回路の組合せの形で、又は、実際には、専ら電子回路の形で具現化されると考えることができる。
本発明は、単に一例として上述されるサンプルランプ信号を発生させる装置、同期信号の再構成を支援する第1及び第2の装置、並びに通信機器に関する実施例に限定されず、特許請求の範囲の適用範囲内の技術分野において通常の知識を有する者によって想到され得る全ての変形例を包含する。
本発明に従うサンプルランプ信号を発生させる装置の例となる実施形態を備える通信機器の例となるアイテムを、極めて図式的且つ機能的な方法で表す。 本発明に従う同期信号の再構成を支援する装置の第1の例となる実施形態を備える通信機器の例となるアイテムを、極めて図式的且つ機能的な方法で表す。 送信側(Tx)のコンテンツPIP(TC)、送信側(Tx)の第1のランプ信号(RC1)、送信側(Tx)の第2のランプ信号(RC2)、受信側(Rx)の再構成されたコンテンツPIP(TC′)、受信側(Rx)の第1の再構成されたランプ信号(RC1′)、及び受信側(Rx)の第2の再構成されたランプ信号(RC2′)の例となる時間チャートを表す。 本発明に従う同期信号の再構成を支援する装置の第2の例となる実施形態を備える通信機器の例となるアイテムを、極めて図式的且つ機能的な方法で表す。
符号の説明
EQ1,EQ2 通信機器
D1 サンプルランプ信号発生装置
D2,D2′ 同期信号再構成支援装置
GM 発生モジュール
ME 抽出モジュール
C1,C2,C3,C4,C5 カウンタ
E1,E2,E4 サンプリングモジュール(サンプラ)
MI1,MI2 ネットワークインターフェースモジュール
BV 位相ロックループ(PLL)
MCN 比較モジュール
MCR 補正モジュール
MH クロックモジュール
MT 処理モジュール
MC2 制御モジュール
MG2 発生モジュール
Tsamp サンプリング周期
Fsamp サンプリング周波数
SC 同期信号
Fout 基準クロック信号
RC1,RC2,RC1′,RC2′ ランプ信号
TC,TC′ コンテンツPIP
Pcr_i1,Pcr_i2 サンプルランプ信号
PcrLoc2 局所的なサンプルランプ信号

Claims (14)

  1. i)受信される同期信号において基準クロック信号及びコンテンツPIPを回復し、最後に回復されるコンテンツPIPから後及び最後の基準PIPから後の夫々で供給された前記基準クロック信号のTICKの数を表す第1及び第2の同期ランプ信号を供給するよう構成され、各コンテンツPIPは、前記第1のランプ信号の零への設定をトリガし、各基準PIPは、前記第1のランプ信号の零設定の数が選択される閾値に等しい場合に定められ、
    ii)結果として得られるサンプルがパケットのフレームで送信されるように、サンプリング周波数に従って前記第2のランプ信号をサンプリングするよう構成されるサンプラを有する、同期信号を表すサンプルランプ信号を発生させる装置であって、
    前記第1及び第2のランプ信号のサンプルがパケットフレームで関連する方法で送信されるように、前記サンプラは、更に、前記サンプリング周波数に従って前記第1のランプ信号をサンプリングし、同一のサンプリング周期に対応する前記第1及び第2のランプ信号のサンプルを相互に関連付けるよう構成される、ことを特徴とする装置。
  2. 前記第1及び第2のランプ信号の関連付けられたサンプルが同一のパケット内に組み込まれるように、前記サンプラは、同一のサンプリング周期に対応する前記第1及び第2のランプ信号のサンプルを相互に関連付けるよう構成される、ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記サンプラの出力へ接続され、送信されるべき前記フレームのパケットを構成するよう構成されるネットワークインターフェース手段を有する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
  4. パケットのフレームの送信に適したパケット切換通信ネットワークのための通信機器のアイテムであって、
    請求項1乃至3のうちいずれか一項記載のサンプルランプ信号を発生させる装置を有する、ことを特徴とするアイテム。
  5. 局所的なサンプリング周波数と同一且つ同相の選択されるサンプリング周波数に従うサンプリング後に、機器の遠く離れたアイテムによって送信される第2のランプ信号に基づいて、基準クロック信号を、次いで、前記サンプリング前に前記第2のランプ信号と同一且つ同相の第2のランプ信号を再構成するよう構成される位相ロックループを有し、前記第2のランプ信号自体は、再構成されるべき同期信号を表す第1のランプ信号に同期する、同期信号の再構成を支援する装置であって、
    受信されるサンプルランプ信号の第1のサンプルに対応する値と、該値に対応するサンプリング周期とを少なくとも決定し、次いで、前記値から前記決定されたサンプリング周期に対応する前記第1のランプ信号の一部を表す初期化値を推定し、前記再構成された基準クロック信号に基づいて、前記再構成されたランプ信号に対して同期する同期カウンタを前記初期化値により初期化するよう構成される処理手段を更に有する、ことを特徴とする装置。
  6. 前記同期カウンタの各零設定の間にコンテンツPIPを定めるよう構成される制御手段を有する、ことを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 前記同期カウンタに同期し、且つ、現在の値がコンテンツの選択されたサブセットを表すところの少なくとも1つの補助カウンタを有し、
    前記処理手段は、前記同期カウンタの現在の値から前記補助カウンタの対応する値を推定し、前記同期カウンタの現在の値が前記補助カウンタが取ることができる最大値に対応する場合に前記補助カウンタの値を零に設定するよう構成され、
    前記制御手段は、前記補助カウンタの零への設定の各検出の間に同期PIPを定めるよう構成され、その場合に、前記同期PIPは、前記同期信号を再構成するための開始時として働く、ことを特徴とする請求項5又は6記載の装置。
  8. 定められる前記コンテンツPIP及び/又は同期PIPと、局所的な基準クロック信号とに基づいて、同期信号を再構成するよう構成される発生手段を有する、請求項6又は7記載の装置。
  9. 同期信号の再構成を支援する装置であって、
    i)局所的なサンプリング周波数と同一且つ同相の選択されるサンプリング周波数に従うサンプリング後に、機器の遠く離れたアイテムによって送信される第2のランプ信号に基づいて、基準クロック信号と、サンプリングされた第2のランプ信号と同一且つ同相の第2のランプ信号とを再構成するよう構成される位相ロックループと、
    ii)前記サンプリング周波数に従うサンプリング後に前記機器の遠く離れたアイテムによって送信される第1のランプ信号であって、再構成されるべき同期信号を表し、その各サンプルは決定可能なサンプリング周期に対応する前記第2のランプ信号のサンプルに関連付けられる第1のランプ信号において、受信される第1のサンプルランプ信号の第1のサンプルに対応する値と、該値に対応するサンプリング周期とを少なくとも決定し、次いで、前記再構成されたクロック信号に基づいて、前記第2の再構成されたランプ信号に対して同期する同期カウンタを前記決定される値により初期化するよう構成される処理手段と
    を有することを特徴とする装置。
  10. 前記同期カウンタの各零設定の間にコンテンツPIPを定めるよう構成される制御手段を有する、ことを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 前記同期カウンタに同期し、現在の値がコンテンツの選択されたサブセットを表すところの少なくとも1つの補助カウンタを有し、
    前記処理手段は、前記同期カウンタの現在の値から前記補助カウンタの対応する値を推定し、前記同期カウンタの現在の値が前記補助カウンタが取ることができる最大値に対応する場合に前記補助カウンタの値を零に設定するよう構成され、
    前記制御手段は、前記補助カウンタの零への設定の各検出の間に同期PIPを定めるよう構成され、その場合に、前記同期PIPは、前記同期信号を再構成するための開始時として働く、ことを特徴とする請求項9又は10記載の装置。
  12. 定められる前記コンテンツPIP及び/又は同期PIPと、局所的な基準クロック信号とに基づいて、同期信号を再構成するよう構成される発生手段を有する、請求項10又は11記載の装置。
  13. パケットのフレームの送信に適したパケット切換通信ネットワークのための通信機器のアイテムであって、
    請求項5乃至12のうちいずれか一項記載の同期信号の再構成を支援する装置を有する、ことを特徴とするアイテム。
  14. 請求項1乃至3のうちいずれか一項記載のサンプルランプ信号を発生させる装置、請求項5乃至12のうちいずれか一項記載の同期信号の再構成を支援する装置、及び、請求項4又は請求項13記載の通信機器のアイテムの、映像機器又工業機器の同期への適用。
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