JP2008176138A - 画像形成装置 - Google Patents

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Kohei Shibayama
耕平 柴山
Daisuke Fujiwara
大輔 藤原
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Abstract

【課題】当該画像形成装置における着脱ユニットの回転方向の揺動を防止するための部材を用いて着脱ユニットの着脱時の電気接続コネクタの着脱を補助(ガイド)することにより該電気接続コネクタや回路基板などの破損を防止することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】感光体ドラムユニットに設けられた回転係止部と,本体側に設けられた回転係止部811とが相互に沿って摺動している状態で,前記感光体ドラムユニットにおいて回転係止部に近設された電気接続コネクタと,本体側において前記回転係止部811に近設された電気接続コネクタ911とが着脱されるように構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は,感光体ドラムを有する感光体ドラムユニットや現像ローラを有する現像装置などの着脱ユニットを備えてなる画像形成装置に関し,特に,その着脱ユニットを画像形成装置に装着したときに,該着脱ユニット側の電気接続コネクタが画像形成装置側の電気接続コネクタに接続されるように構成された画像形成装置に関するものである。
従来から,プリンタ装置や複写機などの画像形成装置には,感光体ドラムを有する感光体ドラムユニットや現像ローラを有する現像装置など(以下,「着脱ユニット」と総称する)が着脱可能に設けられる。これらの着脱ユニットは,例えば感光体ドラムの軸受けや現像ローラの軸受けが,画像形成装置の筐体に支持されることにより所定位置に位置固定(位置決め)される。しかし,着脱ユニットを感光体ドラムや現像ローラの軸受けの一点だけで位置固定した場合には,その着脱ユニットが回転方向に揺動して画像精度に影響するおそれがある。そこで,着脱ユニットを,回転軸と他の部位との二点で位置固定することが考えられる。これにより,回転軸を中心とする着脱ユニットの回転方向の揺動を抑制することができる。
一方,着脱ユニット及び画像形成装置には,該着脱ユニットが画像形成装置に装着されるときに相互に接触して,各々の電気回路を接続する電気接続コネクタが設けられることがある(例えば,特許文献1参照)。これにより,着脱ユニットの着脱作業を行う作業者による電気接続コネクタの着脱作業を省略することができる。
特開2001−343882号公報
しかしながら,前述したように着脱ユニットが画像形成装置に着脱されることで,着脱ユニット及び画像形成装置各々の電気接続コネクタが着脱される構成では,電気接続コネクタの位置がずれた状態で着脱ユニットが画像形成装置に装着された場合に,電気接続コネクタや該電気接続コネクタが接続された回路基板などが破損するという問題がある。また,前記着脱ユニットを取り外す際に,電気接続コネクタに誤った方向の力が作用して破損するおそれもある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,当該画像形成装置における着脱ユニットの回転方向の揺動を防止するための部材を用いて着脱ユニットの着脱時の電気接続コネクタの着脱を補助(ガイド)することにより該電気接続コネクタや回路基板などの破損を防止することのできる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,当該画像形成装置に着脱可能であって感光体ドラム又は現像ローラを有する着脱ユニットを備えてなり,前記着脱ユニット及び当該画像形成装置に,前記着脱ユニットを当該画像形成装置の所定位置に位置固定するための位置固定部と,前記位置固定部とは異なる位置で前記位置固定部を中心とする前記着脱ユニットの回転を係止する回転係止部と,前記着脱ユニットが当該画像形成装置に装着されるときに相互が接続される電気接続コネクタと,が設けられてなる画像形成装置に適用されるものであって,前記着脱ユニット及び当該画像形成装置各々において前記電気接続コネクタ及び前記回転係止部が近設されてなり,前記着脱ユニット及び当該画像形成装置各々の前記回転係止部が,前記着脱ユニットが当該画像形成装置に着脱されるときに相互に沿って摺動されるものであって,前記着脱ユニット及び当該画像形成装置各々の前記電気接続コネクタが,前記回転係止部が相互に沿って摺動する状態で接触するものであることを特徴とする画像形成装置として構成される。
本発明によれば,前記着脱ユニット及び前記画像形成装置各々の前記電気接続コネクタが着脱されるときには,前記電気接続コネクタに近設された前記回転係止部が相互に沿って摺動している状態となる。即ち,前記電気接続コネクタが前記回転係止部によって正しい着脱位置に導かれるため,該電気接続コネクタや該電気接続コネクタが接続された回路基板などの破損を防止することができる。
ところで,前記画像形成装置では,前記位置固定部と前記回転係止部との間隔が大きいほど,前記位置固定部を中心とする前記着脱ユニットの回転方向の揺動を抑制することができる。そのため,前記着脱ユニットの前記回転係止部を,前記着脱ユニットの下端部に設けることで,前記位置固定部と前記回転係止部との間隔をできるだけ大きく確保することが望ましい。
また,複数色に対応する複数の前記着脱ユニットを有する画像形成装置では,その複数の前記着脱ユニットを冷却するべく,該着脱ユニット各々の下方に空気を流通させるための空気ダクトが設けられる場合がある。この場合,前記空気ダクトは,少なくともその一部が複数の前記着脱ユニットの下端部近傍に位置対応することになる。そこで,複数の前記着脱ユニットに対応して当該画像形成装置に設けられる複数の前記回転係止部を前記空気ダクトに形成することが考えられる。これにより,例えば,複数の前記着脱ユニットに対応して個別に構成された複数の前記回転係止部を当該画像形成装置に取り付ける場合に比べて部品点数や製造コストを削減することができる。しかも,前記着脱ユニットを冷却するために用いられる前記空気ダクトは前記着脱ユニットに比べて低温であるため,前記回転係止部を連結することによって前記着脱ユニットの熱を前記空気ダクトに伝達させることができ,該着脱ユニットの冷却に好適である。
本発明によれば,前記着脱ユニット及び前記画像形成装置各々の前記電気接続コネクタが着脱されるときには,前記電気接続コネクタに近設された前記回転係止部が相互に沿って摺動している状態となり,前記電気接続コネクタが前記回転係止部によって正しい着脱位置に導かれるため,該電気接続コネクタや該電気接続コネクタが接続された回路基板などの破損を防止することができる。
また,前記回転係止部を前記着脱ユニットの下端部に設けることで,前記位置固定部と前記回転係止部との間にできるだけ大きな間隔を確保することができ,前記位置固定部を中心とする前記着脱ユニットの回転方向の揺動を抑制することができる。
さらに,複数色に対応する複数の前記着脱ユニットを有する画像形成装置では,複数の前記着脱ユニットに対応して当該画像形成装置に設けられる複数の前記回転係止部を,その複数の前記着脱ユニットの下方に空気を流通させて該着脱ユニットを冷却するべく設けられた空気ダクトに形成することで部品点数や製造コストを削減することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るカラープリンタXの概略構成を示す断面図,図2は画像形成部3の概略構成図,図3は感光体ドラムユニット31〜34の概略構成図,図4は現像装置41〜44の概略構成図,図5は前記カラープリンタXの筐体10に形成された感光体ドラムユニット31〜34及び現像装置41〜44の装着部を抜き出した要部構成図,図6は前記カラープリンタXの横断面斜視図,図7は空気ダクト8の構造を説明するための図,図8は感光体ドラムユニット31〜34を空気ダクト8に装着した状態を示す図,図9は現像装置41〜44を空気ダクト8に装着した状態を示す図である。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係るカラープリンタX(画像形成装置の一例)は,Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)各色のトナーを収容するトナーコンテナ101〜104と,中間転写ベルト(不図示)などを有する中間転写ユニット2と,後述する感光体ドラムユニット31〜34(図2参照)や現像装置41〜44(図2参照)を有する画像形成部3と,各種の光学系機器を有するレーザスキャナユニット4(以下「LSU4」と略称する)と,画像形成後の用紙を排紙する排紙ユニット5と,用紙にトナー像を定着させる定着ユニット6と,用紙が収容される給紙カセット7と,これらの構成要素を収容する筐体10とを備えて概略構成されている。
また,前記カラープリンタXは,該カラープリンタXの動作を制御する制御回路など,一般的なカラープリンタに設けられた他の構成要素も有している。なお,前記カラープリンタXの各構成要素の機能や動作については,一般的なカラープリンタと同様であるためここでは説明を省略する。また,前記カラープリンタXは,本発明に係る画像形成装置の一例に過ぎず,複写機やファクシミリ装置,複合機なども本発明に係る画像形成装置に該当する。
本発明の実施の形態に係る前記カラープリンタXは,前記画像形成部3に設けられる後述の感光体ドラムユニット31〜34及び現像装置41〜44を装着するための構成に特徴を有しており,以下,この点について詳説する。
まず,図2〜4を用いて,前記画像形成部3について説明する。なお,図2は,感光体ドラムユニット31〜34及び現像装置41〜44が,後述する空気ダクト8に装着されている状態を示している。
図2に示すように,前記画像形成部3には,KCMYの各色に対応して,感光体ドラム311〜314を有する感光体ドラムユニット31〜34(着脱ユニットの一例)と,現像ローラ411〜414を有する現像装置41〜44(着脱ユニットの一例)とが設けられている。また,前記画像形成部3には,前記感光体ドラム311〜314を一様に帯電させる帯電装置など(不図示)も設けられている。
図3に示すように,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)は,感光体ドラム311(312〜314)と,前記感光体ドラム311(312〜314)を軸支する軸受け321(322〜324,位置固定部の一例)と,当該感光体ドラムユニット31(32〜34)に関する各種の情報が記憶されたメモリ等が搭載された不図示の電気回路に接続された電気接続コネクタ331(332〜334)と,前記軸受け321(322〜324)を中心とする当該感光体ドラムユニット31(32〜34)の回転方向の揺動を係止するべく前記軸受け321(322〜324)と異なる位置に設けられた略矩形状の回転係止部341(342〜344)と,を備えて概略構成されている。なお,前記軸受け321(322〜324)に換えて前記感光体ドラム311(312〜314)の回転軸(不図示)や該感光体ドラムユニット31(32〜34)に形成されたリブ(不図示)などを,該感光体ドラムユニット31(32〜34)の位置固定部として用いてもかまわない。
前記電気接続コネクタ331(332〜334)及び前記回転係止部341(342〜344)は,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)の下端部に設けられている。また,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)において,前記電気接続コネクタ331(332〜334)と前記回転係止部341(342〜344)とは近設されている。なお,前記電気接続コネクタ331(332〜334)の下端と前記回転係止部341(342〜344)の下端とは略同じ高さである。
一方,図4に示すように,前記現像装置41(42〜44)は,現像ローラ411(412〜414)と,当該現像装置41(42〜44)の側壁に形成された略U字状のリブ421(422〜424,位置固定部の一例)と,当該現像装置41(42〜44)に関する各種の情報が記憶されたメモリ等が搭載された不図示の電気回路に接続された電気接続コネクタ431(432〜434)と,前記リブ421(422〜424)を中心とする当該現像装置41(42〜44)の回転方向の揺動を阻止するべく前記リブ421(422〜424)と異なる位置に設けられた回転係止部441(442〜444)と,を備えて概略構成されている。なお,前記リブ421(422〜424)に換えて前記現像ローラ411(412〜414)の回転軸や軸受けなど(不図示)を前記現像装置41(42〜44)の位置固定部として用いてもかまわない。
前記電気接続コネクタ431(432〜434)及び前記回転係止部441(442〜444)は,前記現像装置41(42〜44)の下端部に設けられている。また,前記現像装置41(42〜44)において,前記電気接続コネクタ431(432〜434)と前記回転係止部441(442〜444)とは近設されている。なお,前記電気接続コネクタ431(432〜434)の下端と前記回転係止部441(442〜444)の下端とは略同じ高さである。
このように構成された前記感光体ドラムユニット31〜34及び前記現像装置41〜44は,前記カラープリンタXの筐体10内に上方から着脱可能である。ここに,図5は,前記筐体10に形成された前記感光体ドラムユニット31〜34及び前記現像装置41〜44の装着部を抜き出した要部構成図である。
図5に示すように,前記筐体10の両側面には,上方に向けて開放された略U字状の溝11(位置固定部の一例)及び溝12(位置固定部の一例)が形成されている。なお,前記溝11は前記感光体ドラムユニット31〜34各々に対応して,前記溝12は前記現像装置41〜44各々に対応して前記筐体10に複数設けられている。
前記感光体ドラムユニット31(32〜34)は,前記軸受け321(322〜324)が,前記溝11に上方から挿入されて嵌合されることにより,前記カラープリンタXにおける所定位置に位置固定される。
同様に,前記現像装置41(42〜44)は,前記リブ421(422〜424)が,前記溝12に上方から挿入されて嵌合されることにより,前記カラープリンタXにおける所定位置に位置固定される。
ここで,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)や前記現像装置41(42〜44)が,前記軸受け321(322〜324)や前記リブ421(422〜424)の一点だけで前記筐体10に支持される場合には,前記軸受け321(322〜324)を中心とする前記感光体ドラムユニット31(32〜34)の回転方向への揺動や,前記リブ421(422〜424)を中心とする前記現像装置41(42〜44)の回転方向への揺動による画像精度への影響が懸念される。
そのため,前記カラープリンタXでは,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)に設けられた前記回転係止部341(342〜344)及び前記現像装置41(42〜44)に設けられた前記回転係止部441(442〜444)が,前記筐体10に設けられた後述の空気ダクト8に連結される。これにより,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)及び前記現像装置41(42〜44)は,前記筐体10に二点で位置固定されるため,前記軸受け321(322〜324)や前記リブ421(422〜424)を中心とする前記感光体ドラムユニット31(32〜34)や前記現像装置41(42〜44)の回転方向への揺動が防止される。
なお,前述したように,前記カラープリンタXでは,前記回転係止部341(342〜344)及び前記回転係止部441(442〜444)が,前記感光体ドラム31(32〜34)及び前記現像装置41(42〜44)の下端部に設けられおり,該回転係止部341(342〜344)と前記軸受け321(322〜324),該回転係止部441(442〜444)と前記リブ421(422〜424)の各々の間に,極力大きな間隔が確保されている。これにより,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)及び前記現像装置41(42〜44)の揺動が効果的に防止される。
次に,図6及び図7を用いて,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)及び前記現像装置41(42〜44)が接続される空気ダクト8について説明する。ここに,図6は前記カラープリンタXを前記画像形成部3及び前記LSU4の間で切断した状態を示す横断面斜視図,図7(a)は前記空気ダクト8を前記筐体10の外側から見た部品図,図7(b)は前記空気ダクト8を前記筐体10内側から見た部品図,図7(c)は前記空気ダクト8が前記筐体10に装着された状態を示すものであって図7(b)に一点鎖線で示す領域Aの部分拡大図である。
図6に示すように,前記筐体10の側面には,前記感光体ドラムユニット31〜34や前記現像装置41〜44が設けられた前記画像形成部3の下方(前記画像形成部3と前記LSU4との間)に空気を流通させるための空気ダクト8と,該空気ダクト8からの空気を排気口80から外部に排出するための排気ファン81とが設けられている。前記空気ダクト8は,前記感光体ドラムユニット31〜34や前記現像装置41〜44の下方に空気を流通させるためのものであるため,該感光体ドラムユニット31〜34や前記現像装置41〜44よりも下方に配置されている。
前記空気ダクト8は,前記筐体10に装着されることにより,該筐体10との間に空気の流通路を形成する。そして,前記カラープリンタXでは,前記筐体10の前記排気口80と反対側の側面に設けられた吸気口(不図示)から吸気ファン(不図示)によって吸い込まれた空気が,前記感光体ドラムユニット31〜34や前記現像装置41〜44と前記LSU4との間を通過して前記空気ダクト8の空気孔などから該空気ダクト8と前記筐体10との間に流れた後,前記排気ファン81によって前記排気口80から外部に排気される(図7に示す破線矢印)。これにより,前記画像形成部3に設けられた前記感光体ドラムユニット31〜34や前記現像装置41〜44の下方が換気されて冷却される。
図7(a),(b)に示すように,前記空気ダクト8には,前記感光体ドラムユニット31〜34各々に設けられた前記回転係止部341〜344が嵌合されるコの字状の回転係止部811〜814と,前記現像装置41〜44各々に設けられた前記回転係止部441〜444が嵌合される中空矩形状の回転係止部821〜824と,前記感光体ドラムユニット31〜34の前記電気接続コネクタ331〜334に対応するコネクタ装着口831〜834と,前記現像装置41〜44の前記電気接続コネクタ431〜434に対応するコネクタ装着口841〜844とが形成されている。このように,前記回転係止部811〜814や前記回転係止部821〜824が前記空気ダクト8に形成されているため,前記回転係止部811〜814や前記回転係止部821〜824をそれぞれ個別に構成して,前記空気ダクト8とは別に前記筐体10に装着する場合に比べて部品点数や製造コストを削減することができる。
なお,前記回転係止部811〜814及び前記回転係止部821〜824は,コの字状や中空矩形状に限られず,前記回転係止部341(342〜324)や前記回転係止部441(442〜444)と係合することにより,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)の前記軸受け321(322〜324)を中心とする回転方向の揺動や,前記現像装置41(42〜44)の前記軸受け321(322〜324)を中心とする回転方向の揺動を係止し得る形状であればよい。
前記空気ダクト8では,前記回転係止部811(812〜814)と前記コネクタ装着口831(832〜834),前記回転係止部821(822〜823)と前記コネクタ装着口841(842〜844)が各々近設されている。もちろん,前記回転係止部811(812〜814)と前記コネクタ装着口831(832〜834)の間隔は,前記感光体ドラムユニット31(32〜34)の前記回転係止部341(342〜344)と前記電気接続コネクタ331(332〜334)の間隔と略同じである。同様に,前記回転係止部821(822〜824)と前記コネクタ装着口841(842〜844)の間隔は,前記現像装置41(42〜44)の前記回転係止部441(442〜444)と前記電気接続コネクタ431(432〜434)の間隔と略同じである。
図7(c)に示すように,前記コネクタ装着口831及び前記コネクタ装着口841には,前記空気ダクト8が前記筐体10に装着されたときに,前記カラープリンタXの電気回路(不図示)に接続された電気接続コネクタ911及び電気接続コネクタ921が配置される。このとき,前記電気接続コネクタ911及び前記電気接続コネクタ921は,前記回転係止部811や前記回転係止部821の上端よりも下方に配置される。換言すれば,前記回転係止部811や821は,前記電気接続コネクタ911や921よりも上方に突出するように形成されている。なお,前記コネクタ装着口832〜834,前記コネクタ装着口842〜844にも同様に,前記カラープリンタXの電気回路(不図示)に接続された電気接続コネクタ912〜914(不図示),電気接続コネクタ922〜924(不図示)が配置される。
以下,図8及び図9を参照しつつ,前記カラープリンタXにおける前記感光体ドラムユニット31及び前記現像装置41の着脱について説明する。なお,前記感光体ドラムユニット32〜34及び前記現像装置42〜44については同様であるため説明を省略する。
前記カラープリンタXでは,前記感光体ドラムユニット31が前記筐体10の上方から装着されるときには,まず,前記感光体ドラムユニット31の前記回転係止部341と前記空気ダクト8の前記回転係止部811とが相互に沿って摺動し始める。なお,このとき前記感光体ドラムユニット31の前記軸受け321は前記筐体10の前記溝11に沿って摺動する。この時点では,前記電気接続コネクタ331及び前記電気接続コネクタ911は接触していない状態である。
その後,前記回転係止部341と前記回転係止部811とが相互に沿って摺動する状態で,さらに前記感光体ドラムユニット31が下方に移動されると,前記感光体ドラムユニット31の前記電気接続コネクタ331と前記空気ダクト8の前記コネクタ装着口831内の前記電気接続コネクタ911とが接触して接続される(図8参照)。このとき,前記回転係止部341及び前記回転係止部811によって,前記軸受け321を中心とする前記感光体ドラムユニット31の回転方向の揺動は係止される。
一方,前記感光体ドラムユニット31を前記筐体10から取り外す際には,該感光体ドラムユニット31が上方に引き出されることにより,まず,前記電気接続コネクタ331が前記電気接続コネクタ911から離脱される。この時点では,前記感光体ドラムユニット31の前記回転係止部341と前記空気ダクト8の前記回転係止部811とが相互に沿って摺動している状態である。なお,このとき前記感光体ドラムユニット31の前記軸受け321も前記筐体10の前記溝11に沿って摺動する。
その後,さらに前記感光体ドラムユニット31を上方が引き出されることにより,前記感光体ドラムユニット31の前記回転係止部341が前記空気ダクト8の前記回転係止部811から離脱される。
このように,前記カラープリンタXは,前記感光体ドラムユニット31の着脱に伴って前記電気接続コネクタ331と前記電気接続コネクタ911とが着脱されるときには,これらに近設された前記回転係止部341と前記回転係止部811とが相互に沿って摺動している状態となるように構成されている。したがって,前記電気接続コネクタ331と前記電気接続コネクタ911との着脱が,前記回転係止部341と前記回転係止部811とによって正しい着脱位置に導かれるため,該電気接続コネクタ331,911や,該電気接続コネクタ331,911が接続された回路基板などの破損を防止することができる。例えば,前記電気接続コネクタ331〜334と前記電気接続コネクタ911〜914との各々の嵌合部の強度が低くてもその破損を防止することができる。
他方の前記現像装置41についても同様である。即ち,前記現像装置41が前記筐体10の上方から装着されるときには,まず,前記現像装置41の前記回転係止部441が前記空気ダクト8の前記回転係止部821に挿入されることにより,該回転係止部441及び該回転係止部821が相互に沿って摺動し始める。なお,このとき前記現像装置41の前記リブ421は前記筐体10の前記溝12に沿って摺動する。この時点では,前記電気接続コネクタ431及び前記電気接続コネクタ921は接触していない状態である。
その後,前記回転係止部441と前記回転係止部821とが相互に沿って摺動する状態で,さらに前記現像装置41が下方に移動されると,前記現像装置41の前記電気接続コネクタ431と前記空気ダクト8の前記コネクタ装着口841内の前記電気接続コネクタ921とが接触して接続される(図9参照)。このとき,前記回転係止部441及び前記回転係止部821によって,前記リブ421を中心とする前記現像装置41の回転方向の揺動は係止される。
一方,前記現像装置41を前記筐体10から取り外す際には,該現像装置41が上方に引き出されることにより,まず,前記電気接続コネクタ431が前記電気接続コネクタ921から離脱される。この時点では,前記現像装置41の前記回転係止部441と前記空気ダクト8の前記回転係止部821とが相互に沿って摺動している状態である。なお,このとき前記現像装置41の前記リブ421も前記筐体10の前記溝11に沿って摺動する。
その後,さらに前記現像装置41が上方に引き出されることにより,前記現像装置41の前記回転係止部441が前記空気ダクト8の前記回転係止部821から離脱される。
このように,前記カラープリンタXは,前記現像装置41の着脱に伴って前記電気接続コネクタ431と前記電気接続コネクタ921とが着脱されるときには,これらに近設された前記回転係止部441と前記回転係止部821とが相互に沿って摺動している状態となるように構成されている。したがって,前記電気接続コネクタ431と前記電気接続コネクタ921との着脱が,前記回転係止部441と前記回転係止部821とによって正しい着脱位置に導かれるため,該電気接続コネクタ431,921や,該電気接続コネクタ431,921が接続された回路基板などの破損を防止することができる。例えば,前記電気接続コネクタ431〜434と前記電気接続コネクタ921〜924との各々の嵌合部の強度が低くてもその破損を防止することができる。
また,前記カラープリンタXでは,前記感光体ドラムユニット31及び前記現像装置41が,換気によって比較的低温となる前記空気ダクト8と連結されるため,前記感光体ドラムユニット31及び前記現像装置41から前記空気ダクト8への熱伝達によって該感光体ドラムユニット31及び該現像装置41が冷却されるという効果も奏する。
なお,本実施の形態では,前記感光体ドラムユニット31及び前記現像装置41を別々に前記筐体10に装着する場合を例に挙げて説明したが,前記感光体ドラムユニット31〜34と前記現像装置41〜44とを一つのユニット(着脱ユニット)として構成して着脱する構成であってもかまわない。
また,前記空気ダクト8の前記回転係止部811〜814及び前記回転係止部821〜824が,前記カラープリンタX側の電気接続コネクタ911〜914及び電気接続コネクタ921〜924よりも上方に突出するように形成されることにより,前記回転係止部811〜814及び前記回転係止部821〜824が,前記電気接続コネクタ911〜914,921〜924よりも先に前記感光体ドラムユニット31〜34の前記回転係止部341〜344及び前記現像装置41〜44の前記回転係止部441〜444に接触する構成について説明した。しかし,本構成は,単なる一例に過ぎず,例えば,前記感光体ドラムユニット31〜34において前記回転係止部341〜344が前記電気接続コネクタ331〜334よりも下方に突出する構成や,前記現像装置41〜44において前記回転係止部441〜444が前記電気接続コネクタ431〜434よりも下方に突出する構成を採用してもよい。
なお,前記カラープリンタXにおける前記電気接続コネクタ911〜914,921〜924が設けられた一方の側面について説明したが,他方の側面(不図示)についても同様に,空気ダクト(不図示)に前記感光体ドラムユニット31〜34や前記現像装置41〜44の揺動を防止するための回転係止部(不図示)を設けておいてもよい。
本発明の実施の形態に係るカラープリンタXの概略構成を示す断面図。 画像形成部3の概略構成図。 感光体ドラムユニット31〜34の概略構成図。 現像装置41〜44の概略構成図。 筐体10に形成された感光体ドラムユニット31〜34及び現像装置41〜44の装着部を抜き出した要部構成図。 本発明の実施の形態に係るカラープリンタXの横断面斜視図。 空気ダクト8の構造を説明するための図。 感光体ドラムユニット31〜34を空気ダクト8に装着した状態を示す図。 現像装置41〜44を空気ダクト8に装着した状態を示す図。
符号の説明
101〜104…トナーコンテナ
2…中間転写ユニット
3…画像形成部
4…LSU
5…排紙ユニット
6…定着ユニット
7…給紙カセット
8…空気ダクト
811〜814…回転係止部
821〜824…回転係止部
831〜834…コネクタ装着口
841〜844…コネクタ装着口
10…筐体
11,12…溝(位置固定部の一例)
31〜34…感光体ドラムユニット(着脱ユニットの一例)
311〜314…感光体ドラム
321〜324…軸受け(位置固定部の一例)
331〜334…電気接続コネクタ
341〜344…回転係止部
41〜44…現像装置(着脱ユニットの一例)
411〜414…現像ローラ
421〜424…リブ(位置固定部の一例)
431〜434…電気接続コネクタ
441〜444…回転係止部
911〜914…電気接続コネクタ
921〜924…電気接続コネクタ

Claims (3)

  1. 当該画像形成装置に着脱可能であって感光体ドラム又は現像ローラを有する着脱ユニットを備えてなり,
    前記着脱ユニット及び当該画像形成装置に,前記着脱ユニットを当該画像形成装置の所定位置に位置固定するための位置固定部と,前記位置固定部とは異なる位置で前記位置固定部を中心とする前記着脱ユニットの回転を係止する回転係止部と,前記着脱ユニットが当該画像形成装置に装着されるときに相互が接続される電気接続コネクタと,が設けられてなる画像形成装置であって,
    前記着脱ユニット及び当該画像形成装置各々において前記電気接続コネクタ及び前記回転係止部が近設されてなり,
    前記着脱ユニット及び当該画像形成装置各々の前記回転係止部が,前記着脱ユニットが当該画像形成装置に着脱されるときに相互に沿って摺動されるものであって,
    前記着脱ユニット及び当該画像形成装置各々の前記電気接続コネクタが,前記回転係止部が相互に沿って摺動する状態で接触するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記着脱ユニットの前記回転係止部が,前記着脱ユニットの下端部に設けられてなる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数色に対応する複数の前記着脱ユニットと,前記着脱ユニット各々の下方に空気を流通させるための空気ダクトとを備えてなり,
    複数の前記着脱ユニットに対応して当該画像形成装置に設けられる複数の前記回転係止部が前記空気ダクトに形成されてなる請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
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