JP2008176064A - 表示装置用の2次元入力装置と、表示装置、及び表示方法 - Google Patents

表示装置用の2次元入力装置と、表示装置、及び表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置の画面上での操作に関して、直感的で簡潔な操作が可能な2次元入力装置とその方法、及び、2次元入力装置を備えた表示装置を提供する。
【解決手段】透明な基材上に、第1の透明導電膜5および第2の透明導電膜6によって狭持された透明な太陽電池22が形成されてなる2次元入力装置本体30と、2次元入力装置本体30に光を照射することによって発生する光起電力効果による電圧又は電流を2次元的に読み込み、光照射位置を特定する位置検知回路とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置の表示面に接着、もしくは表示装置用の前面板として配置され、表示面上での簡潔な操作を可能とする入力システムを備えた表示装置用の2次元入力装置と、それを備えた表示装置、及びその表示方法に関する。
現在、最も広く用いられている大型の表示装置であるCRT(陰極線管)、LCD(液晶)、プラズマ等を使ったテレビ受像機において、番組の選曲、音量、画面の明るさ、コントラスト等の操作には、赤外線を利用したリモコン(リモートコントロール装置)により、テレビから離れた位置からでも操作できるようになっている。ところが、昨今のテレビの多機能化に伴い、多くの機能を使用者が操作する必要があり、リモコンにおいても限られた小さな面積の中に多数の操作ボタンを配置したり、1つの操作ボタンで複数の機能を操作したりするようになった。このため、操作が複雑で難解であるために、使用者は、リモコン操作を習得するのに時間がかかったり、あるいは、せっかくのテレビの高機能を十分活用できなくなったりしている。
この問題点の解決方法として、小型の表示装置を備えた、携帯電話、電子手帳(PDA)、ビデオカメラ(VTR)、デジタルビデオカメラ等では、「タッチパネル」と呼ばれる入力装置を採用しているものがある。この「タッチパネル」の入力原理は、抵抗膜方式、静電容量方式、電磁誘導方式などに分かれるが、表示装置の前面、または背面に配置され、画面に表示された機能を示すマークなどを、直接手又はペンで触れることにより、機能を選択、操作するものである。このタッチパネルは、使用者が直感的に操作できるとういう点で、ヒューマンインターフェースとして優れている。
下記の特許文献1には、透明性を確保しながらタッチパネルの滲みを軽減することが出来、さらには、表示装置の強度の向上を図ることができるなどの効果を奏するタッチパネルを有する表示装置について記載されている。このように、タッチパネルを有する表示装置においては、様々な研究がなされている。
特開2004−101851号公報 特開平1−220380号公報 特公昭50−28092号公報 特公昭50−28446号公報 特公昭51−24368号公報 特開昭52−112698号公報 特公昭57−2735号公報
上述のような、タッチパネルを用いた操作方法では、使用者が直接手で触れることが出来る距離に表示装置が配置されなければならない。しかしながら、20インチを超えるような大型の表示装置においては、画像全体を見るという点から、ある程度画面(表示面)から離れる必要があるため、「タッチパネル」を大型の表示装置にそのまま適用することは難しいといった問題を抱えていた。
本発明は、上述の点に鑑み、表示装置の画面上での操作に関して、直感的で簡潔な操作が可能な2次元入力装置とその方法、及び、2次元入力装置を備えた表示装置を提供するものである。
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明者は鋭意検討した結果、以下に述べる本発明に到達した。
すなわち、本発明の表示装置用の2次元入力装置は、透明な基材上に、第1の透明導電膜および第2の透明導電膜によって狭持された透明な太陽電池が形成されてなる2次元入力装置本体と、2次元入力装置本体に光を照射することによって発生する光起電力効果による電圧又は電流を、2次元的に読み込み、光照射位置を特定する位置検知回路とを有することを特徴とする。
本発明の表示装置用の2次元入力装置では、2次元入力装置に照射された光により太陽電池に発生する光起電力効果による電圧又は電流を検出することによって、2次元的に、光位置が検知される。
本発明の表示装置は、透明な基材上に、第1の透明導電膜および第2の透明導電膜によって狭持された透明な太陽電池が形成されてなる2次元入力装置本体と、2次元入力装置に光照射することによって発生する光起電力効果による電圧又は電流を2次元的に読み込み、光照射位置を特定する電気的検知回路とを有する2次元入力装置を表示面に備えることを特徴とする。
本発明では、光照射することによって発生する光起電力効果による電圧又は電流を検出し、2次元的に光位置を検知できることにより、表示面が光照射によって操作される。
また、本発明の表示方法は、表示面に、光照射することによって透明な太陽電池に発生する光起電力効果による電圧又は電流を、2次元的に読み込み、位置検知回路によって光照射位置を特定するようにした2次元入力装置を備え、光照射位置が特定されることにより、表示装置が駆動され、表示面の画像が操作されることを特徴とする。
本発明では、光照射することによって発生する光起電力効果による電圧又は電流を検出し、2次元的に光位置を検知できることにより、表示面に表示された画像を2次元的に遠隔地から光照射によって操作できる。
本発明によれば、光照射による太陽電池の光起電力効果を利用し、光照射位置を2次元的に検知できることにより、装置から離れた位置から操作が可能となる。また、本発明の2次元入力装置を適用した表示装置によれば、機能を表示面に表示させ、離れた位置からの光照射によって機能を選択することにより、簡潔で直感的な操作が可能となる。さらに、本発明の表示装置は、簡潔な構造であるため、表示品質を損なうことがない。
本発明の2次元入力装置は、透明な基材の上に、透明な太陽電池を、2つの透明導電膜で挟んだ構造の光入力デバイスが形成され、光照射によって発生する光起電力効果による電圧又は電流を2次元的に読み込み、電気的検知回路により光照射位置が特定される。本発明の2次元入力装置をテレビ等の表示装置に用いることにより、光照射による操作が可能となる。
本発明において、太陽電池とは、光起電力効果を利用したもので、シリコン型太陽電池に代表される半導体pn接合を持つものや、色素増感型と呼ばれるものがある。
pn接合型の太陽電池は、例えば、n型材料である酸化亜鉛(ZnO)、酸化錫(SnO2)などと、p型材料である窒素ドープの酸化亜鉛(ZnO:N)、銅アルミ酸化物(CuAlO2)、銅ガリウム酸化物(CuGaO2)、CuScO2、銅クロム酸化物(CuCrO2)、 銅インジウム酸化物(CuInO2)、銅イットリウム酸化物(CuYO2)、銀インジウム酸化物(AgInO2)などを積層して得ることが出来る。これらの透明基材上への形成方法としては、ゾル−ゲル法などの溶液法、蒸着やスパッタリングなどのPVD法(Physical Vapor Deposition)法や、CVD(Chemical Vapor Deposition)法などを利用することが出来る。
色素増感型の透明太陽電池は、太陽光を吸収した色素が励起状態となり電子を放出する作用を利用したもので、例えば、透明な導電ガラス基板上に、二酸化チタン(TiO2)や酸化亜鉛(ZnO)などの微粒子からなる多孔質層を形成し、その上に、クロロフィルやアントシアニンなどの有機色素、あるいは金属錯体色素を吸着させたものを負極として、電解質層を会して、もう一方の透明な導電ガラス基板(正極)で挟むことにより形成できる。色素増感型の太陽電池は、例えば上記特許文献2に開示されている。
本発明の透明導電膜としては、金属、合金、金属窒化物、金属酸窒化物、金属酸化物などのうち電気伝導性のある材料が適用できる。金属・合金膜としては、Al、Ag、Cu、Au、Ti、Pt、Fe、Cr、Pdなどの金属及びFe−Ni、Ni−Cr、Fe−Cr、Fe−Cuなどの合金が好ましく適用できる。金属膜を透明導電膜として利用する場合、光透過性を維持するためにその膜厚は10nm以下、好ましくは5nm以下にしなければならない。透明で導電性を有する金属窒化物、金属酸窒化物、金属酸化物としては、SnO2、ZnO、In2O3、ITO(Indium Tin Oxide, In2O3/SnO2)、AZO(Al:ZnO)、TiN、ZrN、HfN、TiNxOyなどが好ましく適用できる。
これらの金属、合金、金属窒化物、金属酸化物、金属酸窒化物を形成するには、ゾル−ゲル法などの溶液法、蒸着やスパッタリングなどのPVD法(Physical Vapor Deposition)法や、CVD(Chemical Vapor Deposition)法などを利用することが出来る。
また、本発明において、透明導電膜や透明太陽電池などの入力デバイスを形成する透明な基材として、ガラス基材やプラスチック基材、プラスチックフィルム基材などが利用できる。これらの基材は、染料や顔料などの色素を用いて着色されていてもよく、また、入力デバイスを形成する面と基材を挟んで反対面には、帯電防止膜、反射防止膜、汚れ防止膜、赤外線カットフィルター等の機能膜が形成されていてもよい。
ガラス基材としては、ソーダガラス、鉛ガラス、硬質ガラス、石英ガラス、液晶化ガラスなどと呼ばれるものがある。液晶表示装置では、無アルカリガラスが好ましく用いられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また、プラスチック基材の材料としては、特に限定されることはなく、有機高分子からなる基材であればいかなるものを用いても良いが、透明性、屈折率、分散などの光学特性、さらには耐衝撃性、耐熱性、耐久性などの諸特性から見て、特に、三酢酸セルロース(TAC, Tri-acetyl cellulose)、ポリメチルメタアクリレート、メチルメタクリレートと他のアルキル(メタ)アクリレート、スチレンなどといったビニルモノマーとの共重合体などの(メタ)アクリル系樹脂;ポリカーボネート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート(CR-39)などのポリカーボネート系樹脂;(臭素化)ビスフェノールA型のジ(メタ)アクリレートの単独重合体ないし共重合体、(臭素化)ビスフェノールAモノ(メタ)アクリレートのウレタン変性モノマーの重合体及び共重合体などといった熱硬化性(メタ)アクリル系樹脂;ポリエステル特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートおよび不飽和ポリエステル、アクリロニトリル−スチレン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、エポキシ樹脂などが好ましい。また、耐熱性を考慮したアラミド系樹脂の使用も可能である。
プラスチックフィルム基材は、上述したプラスチック基材の材料である樹脂を伸延あるいは溶剤に希釈後フィルム状に成膜して乾燥するなどの方法で得ることができ、厚さは通常25ミクロン〜500ミクロン程度である。
また、上記のようなプラスチック基材表面は、ハードコートなどの被膜材科で被覆された物であっても良く、この被服材料によって、付着性、硬度、耐薬品性、耐久性、染色性などの諸物性を向上させることが可能である。ハードコートの膜厚は、通常1〜20μm程度である。ハードコート処理に関しては、上記特許文献3〜7に開示されている処理を用いることができる。
本発明における2次元入力装置に対する光照射手段としては、人工光源である、電球、蛍光灯、発光ダイオード(LED)、レーザ光などが利用できる。また、本発明の2次元入力装置を表示装置に用いる場合、光照射手段として用いられる光は、画像表示光、外光(窓を通して入る太陽光)、部屋の照明光等と明確な区別が必要なため、発光波長帯域が狭く、かつ急峻な発光強度分布をもち、波長が420nm以下である発光ダイオードやレーザ光がより好ましい。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1に本発明の第1の実施形態に係る2次元入力装置の概略構成を示し、図2には、図1の2次元入力装置の概略断面構成を示す。本実施の形態に係る2次元入力装置は、後述するように2次元入力装置本体と、位置検知回路とから構成されるものである。図1及び図2に示す2次元入力装置は、ここでは2次元入力装置本体のみを示す。本実施の形態に係る2次元入力装置1、すなわち2次元入力装置本体30は、ガラス等から成る第1の透明基材2上に複数の短冊状に形成された第1の透明導電膜5と第2の透明導電膜6が、互いに直交するように(マトリクス状に)透明な太陽電池22を挟んで配置され、その上面にはさらにガラス等からなる第2の透明基材9が配置されてなる。
本実施の形態においては、第1の透明導電膜5側をp型透明半導体3、第2の透明導電膜6側をn型透明半導体4とするpn接合型の太陽電池22が用いられる。太陽電池22としては、pn接合型の透明太陽電池22を用いたが、上述した色素増感型の透明太陽電池を用いてもよい。また透明導電膜、5及び6としては、上述した材料で形成された透明導電膜が用いられる。
第1及び第2の透明導電膜5及び6を複数の短冊状に形成するには、あらかじめ、基材上の膜を形成したい部分に開口を有する所要のパターンのマスクを被せて成膜する方法や、全面に成膜した後に混酸を用いたウェットエッチング法や、レーザ光を用いたレーザエッチング法などで不要部分を除去する方法などが利用できる。
また、短冊状の第1の透明導電膜5と第2の透明導電膜6の片端部には、電力取り出し用の電極7,8が形成される。電極材料としては、上述の、金属、合金、金属窒化物、金属酸化物、金属酸窒化物、に加え、銀、ニッケル、銅、カーボン、などの微粒子を樹脂中に分散させた、金属ペーストが利用できる。これらの金属ペーストは、適量を滴下、塗布、スクリーン印刷法などによって、所定の形状に形成することができる。本実施の形態において、第1の透明導電膜5の電極7が配列される方向をx方向、第2の透明導電膜6の電極8が配列される方向をy方向とする。それぞれの電極7,8からは、電極取り出し配線10、11が接続されている。図1及び図2においては、模式的に、x方向、y方向において、それぞれ4つの電極を示したが、本実施の形態においては、それぞれn個の電極を有するものとする。上述のような2次元入力装置において、照射された光が位置検知される。
次に、本実施の形態の2次元入力装置における位置検出方法を説明する。
図3に、本実施の形態の2次元入力装置本体30と位置検知回路31とからなる2次元入力装置1の模式図を示す。図3の2次元入力装置本体30において、第1の透明導電膜5の電極からの端子がx方向にx個、第2の透明導電膜6の電極からの端子がy方向にy個設けられている。そして、本実施形態の位置検出回路31では、端子x〜xと端子y〜yとを順次接続される回路が構成されており、端子x〜xと端子y〜yとの端子間には、基準抵抗Rsが設けられている。基準抵抗Rsは、その両端に可動子32,33が接続され、一方の可動子32が端子y〜yに順次接続され、他方の可動子33が端子x〜xに順次接続されるように構成される。このような短冊状の透明導電膜5、6により構成される2次元入力装置本体30において、第2の透明基材9表面に照射された光の位置が検知される。光照射された位置12(光照射位置)においては、起電力が発生するため、端子x〜xと端子y〜y間に生じる起電力(電圧)を、順次または、同時に測定することで、光照射位置12を検知できる。本実施形態においては、起電力は、端子xと端子y間の基準抵抗Rsに電流を流すことで、基準抵抗両端の電圧として測定される。
例えば、図3に示すように、端子x、x、x、x10に接続される第1の透明導電膜5と、端子y、y、y、y10に接続される第2の透明導電膜6が交差する部分に光照射がなされたとする。このとき、端子x〜xと端子y〜y間に生じる起電力(電圧)を、順次または、同時に測定していくと、図4に示すような、分布曲線Iを得ることが出来る。図4は、端子xに対応する起電力の分布曲線である。このような分布曲線Iによって、頂点位置を算出することにより、x方向の光照射位置12を検出することができる。y方向の光照射位置の検出についても同様である。
以上のように、端子が密接しており、光照射位置12が複数の端子を跨ぐ場合には、光照射範囲のすべての端子に発生する起電力の分布曲線をとり、その頂点を算出することにより、二次元的に光照射位置12を検出できる。
次に、第1の実施形態の一実施例に係る2次元入力装置を図1、及び図2を用いて説明する。
第1の透明基材2として、厚さ0.5mmの無アルカリガラス板を用いた。まず、第1の透明基材2を真空中で300℃に加熱し、スパッタリング法により厚さ200nmの第1の透明導電膜5となるITO膜を、第1の透明基材2の片面に形成した。このITO膜を、フォトリソグラフィー法によって、レジストでマスキングし、エッチング液としてHCl(5%)とH2SO4(3%)の混合液を用い、ウェットエッチング法により、複数の短冊状の第1の透明導電膜5を得た。
続いて、形成された第1の透明導電膜5上に、p型半導体3として、銅アルミ酸化物(CuAlO2)を、厚さ1μmとなるように真空中でレーザ蒸着法により形成し、続いてn型半導体4として酸化亜鉛(ZnO)を、同様に真空中でレーザ蒸着法により、厚み1μmに形成した。このように、p型半導体3とn型半導体4の積層構造により、pn接合型の透明太陽電池22が形成された。
次に、以上により形成された太陽電池22の上部に、第2の透明導電膜6を形成する。300℃に加熱された真空中で、スパッタリング法により厚さ200nmの第2の透明導電膜となるITO膜を形成し、今度は第1の透明導電膜5(短冊状)と直交する方向に、同様の方法により複数の短冊状の第2の透明導電膜6を形成した。
短冊状に形成された第1及び第2の透明導電膜5、6のそれぞれの片端部には、導電性ペースト(東洋紡績DW−114L−1)をスクリーン印刷法により塗布し、130℃で20分硬化させ、電力取り出し用の電極7,8を形成した。
そして、第2の透明導電膜6上部に、 第1の透明基材2に用いたガラス基板より一回り小さいサイズとなる、第2の透明基材9である無アルカリガラスをエポキシ接着剤で接着して、2次元入力装置1、すなわち2次元入力装置本体30を完成させた。
以上の構成における2次元入力装置1において、光を照射して、位置検出を行った。光源として、発光波長380nmにピークを持つ紫外線LED(豊田合成製E1L5M−4P0C2)を用いて、第2の透明基材の表面のある一点に光を照射したところ、照射位置に近い電極間のみに、数mVの光起電圧が発生し、その他の電極間には殆ど光起電圧が発生しなかった。
このように、各透明導電膜のx方向、y方向それぞれのラインを順次切り替えていき、光起電圧の発生量を検出することにより、光照射した部分の2次元位置情報を得ることが出来る。
次に、図5及び図6に本発明の第2の実施形態に係る2次元入力装置の概略構成を示す。
図5は本実施の形態における2次元入力装置13、すなわちその2次元入力装置本体34の概略構成であり、図6は図5の概略断面構成である。図5及び図6において、図1に対応する部分には同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施の形態においては、透明太陽電池22を挟んで形成される第1の透明導電膜14及び第2の透明導電膜15は全面に一様に形成され、それぞれ一対の辺に、棒状の第1の電極16a,17a及び第2の電極16b,17bが形成される。第1の透明導電膜14においては、x方向の一対の辺に第1及び第2の電極16a,16bが形成され、第2の透明導電膜15においては、y方向の一対の辺に第1及び第2の電極17a,17bが形成される。それぞれの電極には電極取り出し配線18,19が接続されており、その配線18,19に位置検知回路35(図7参照)が接続される。本実施の形態においても、第1の実施形態と同様、第1の透明基材表面に照射された光が位置検知される。
図7及び8を用いて、本実施の形態の2次元入力装置における位置検出方法を説明する。
図7は、本実施の形態の2次元入力装置本体34と位置検知回路35とからなる2次元入力装置13の模式図であり、図8は、その等価回路を示した図である。本実施の形態では、x方向の位置を検出ための位置検知回路35を示す。例えば光照射位置20が、第1の透過導電膜14の第1及び第2の電極16a,16b間の距離をx1:x2、第2の透過導電膜15の第1及び第2の電極17a,17b間の距離をy1:y2に分ける位置にあるとする。太陽電池22によって、光照射位置20には、起電力Veが発生し、このとき、透明導電膜14,15は、一種の抵抗膜として作用する。第1の透明導電膜14において、光照射位置20が電極16a,16b間をx1:x2に分ける位置に来たときの、光照射位置20とそれぞれの電極16a,16b間との抵抗値を、その光照射位置20と電極16a,16bとの間の距離に対応してRx,Rxとする。同様に、第2の透明導電膜15においても、光照射位置20が電極17a,17b間をy1:y2に分ける位置に来たときの、光照射位置20とそれぞれの電極17a,17b間との抵抗値を、その光照射位置20と電極17a,17bとの間の距離に対応してRy、Ryとする。また、第1の透明導電膜14と第2の透明導電膜15間には、基準抵抗Rsをもうける。基準抵抗Rsは、図8の例ではその一方端に可動子36が構成され、この可動子36が第1の透明導電膜14の電極16aと16bとに選択的に接続される。また、基準抵抗Rsの他方端は、第2の透明導電膜15の電極17a,17b共通接続される。図8に示すのは、x方向の位置を検出する等価回路21であるので、第1の透明導電体14におけるx方向の第1及び第2の電極16a,16bに、基準抵抗Rs側の可動子36を順次接続して、電圧比を算出し、光照射位置20のx位置を検出する。電圧比に基づくx方向の位置は、以下の式で求められる。
Figure 2008176064
Ryは、抵抗RyとRyの合成抵抗である。Iは、基準抵抗Rs側の可動子36を第1の電極16aに接続したときの抵抗Rxを通して回路全体に流れる電流であり、Vxは、そのときの基準抵抗Rs両端に発生する電圧である。また、Iは、可動子36を第2の電極16bに接続したときの抵抗Rxを通して回路全体に流れる電流であり、Vxは、そのときの基準抵抗Rs両端に発生する電圧である。VxとVxとの電圧比により、第1の透明導電膜14の光照射位置20と第1及び第2の電極16a,16b間の距離d1、d2が求められる。ここでは、RyとRyを並列に接続して、その一方端を基準抵抗Rsの他端に接続したが、Ry又はRyのどちらか一方を基準抵抗Rsの他端につないでVxとVxの電圧比をとってもよい。
同様に、上述の等価回路において、xをy、yをxと読み替えることで、y方向の光照射位置20も検出することができる。本実施の形態においては、n型半導体4上に第2の透明導電膜15を形成したが、n型半導体4が第2の透明導電膜15を兼ねた構成とすることもできる。
次に、第2の実施形態の一実施例に係る2次元入力装置を図4を用いて説明する。
第1の透明基材2として、厚さ0.5mmの無アルカリガラス板を用いた。まず、第1の透明基材2を真空中で300℃に加熱し、スパッタリング法により厚さ200mmの第1の透明導電膜14となるITO膜を、第1の透明基材2の片面に形成した。
続いて、形成された第1の透明導電膜14上に、p型半導体3として、銅アルミ酸化物(CuAlO2)を、厚さ1μmとなるように真空中でレーザ蒸着法により形成し、続いてn型半導体4として酸化亜鉛(ZnO)を、同様に真空中でレーザ蒸着法により、厚み1μmに形成した。このように、p型半導体3とn型半導体4の積層構造により、pn接合型の透明太陽電池22が形成された。
次に、以上により形成された太陽電池22の上部に、第2の透明導電膜15を一様に形成する。300℃に加熱された真空中で、スパッタリング法により厚さ200nmの第2の透明導電膜15となるITO膜を形成した。
そして、第1の透明導電膜14上のx端の一対の辺と、第2の透明導電膜15上のy端の一対の辺に棒状の電極を形成した。電極取り出し用である棒状の電極は、導電性ペースト(東洋紡績DW−114L−1)をスクリーン印刷法により塗布し、130℃で20分硬化させることにより、形成した。
第2の透明導電膜15上部には、 第1の透明基材2に用いたガラス基板より一回り小さいサイズとなる、第2の透明基材9である無アルカリガラスをエポキシ接着剤で接着して、2次元入力装置13を完成させた。
以上の構成における2次元入力装置において、光を照射して、位置検出を行った。光源として、発光波長380nmにピークを持つ紫外線LED(豊田合成製E1L5M−4P0C2)を用いて、第2の透明基材の表面のある一点に光を照射し、第1の透明導電膜14における第1の電極16aと、第2の透明導電膜15における第1及び第2の電極17a、17bに基準抵抗Rsを接続したところ、第1の透明導電膜14における第1の電極16aと光照射位置20の距離に応じた抵抗値Rxを反映した電流Iが流れ、基準抵抗Rsの両端の電圧Vxを得た。
次に、上記の接続を切り替えて、第1の透明導電膜14の第2の電極16bと第2の透明導電膜15における第1及び第2の電極17a,17bに、基準抵抗Rsを接続したところ、第1の透明導電膜14における第2の電極16aと光照射位置20の距離に応じた抵抗値Rxを反映した電流Iが流れ、基準抵抗Rsの両端の電圧Vxを得た。
このVxとVxの比を取ることにより、光照射量の大小に関わらず、光照射した部分のx方向の位置情報を得ることが出来る。
y方向においても、上述のxをy、yをxと読み替えることで、同様にVyとVyの電圧比を取ることにより、y方向の位置情報が得ることができる。
このように、透明導電膜を抵抗膜として用い、光照射位置から電極までの距離に応じた抵抗値を反映した電流・電圧を、x方向、y方向それぞれ、順次、もしくは同時に抽出することにより、二次元平面における光照射位置を検知することが出来る。
次に、図9及び図10に本発明の第3実施の形態に係る2次元入力装置の概略構成を示す。本実施の形態の2次元入力装置40は、2次元入力装置本体34と位置検知回路41とからなる。また、本実施の形態における2次元入力装置40は、前述の第2実施の形態に係る2次元入力装置13における透明太陽電池22が、pn接合を持つ太陽電池で構成され、かつ、位置検出方法として逆方向バイアス回路を用いるものである。図9において、図7に対応する部分には同一符号を付し、重複説明を省略する。
図9及び図10を用いて、本実施の形態の2次元入力装置40における位置検出方法を説明する。本例の2次元入力装置40における位置検出回路41は、x方向の光照射位置を検出する為の位置検知回路である。このとき、位置検知回路41では、第1の透明導電膜14と第2の透明導電膜15間に、直流電圧印加手段43を介して逆方向電圧が印加されており、第1の透明導電膜とグラウンド(GND、アース)間には、基準抵抗Rsが設けられている。この等価回路44を図10に示す。本例における逆方向電圧を供給する直流電圧印加手段43の電圧はVeであり、pn接合を持つ太陽電池22の内部抵抗をRpnとする。このような2次元入力装置40において、光照射された光位置が検出される。
例えば、前述の第2実施の形態と同様、光照射位置20が、第1の透過導電膜14の第1及び第2の電極16a,16b間の距離をx1:x2、第2の透過導電膜15の第1及び第2の電極17a,17b間の距離をy1:y2に分ける位置にあるとする。pn接合を持つ太陽電池22によって、光照射位置20には、光起電力効果により逆方向電流Iが流れる。このとき、透明導電膜14,15は、一種の抵抗膜として作用する。第1の透明導電膜14において、光照射位置20が電極16a,16b間をx1:x2に分ける位置に来たときの、光照射位置20とそれぞれの電極16a,16b間との抵抗値を、その光照射位置20と電極16a,16bとの間の距離に対応してRx、Rxとする。同様に、第2の透明導電膜15においても、光照射位置20が電極17a,17b間をy1:y2に分ける位置に来たときの、光照射位置20とそれぞれの電極17a,17b間との抵抗値を、その光照射位置20と電極17a,17bとの間の距離に対応してRy、Ryとする。また、第2の透明導電膜15とグラウンド(GND、アース)との間には、直流電圧印加手段43によって逆方向電圧が印加されており、第1の透明導電膜14とグラウンド間には、基準抵抗Rsを設けられているが、基準抵抗Rsは、図9の例ではその一方端に可動子42が構成され、この可動子42が第1の透明導電膜14の電極16aと16bとに選択的に接続される。また、基準抵抗Rsの他方端は、第2の透明導電膜15の電極17a,17bに共通接続される。
図10の、x方向の位置を検出する等価回路44に示すように、第1の透明導電体14におけるx方向の第1及び第2の電極16a,16bに、基準抵抗Rs側の可動子42を順次接続して、電圧比を算出し、光照射位置20のx位置を検出する。電圧比に基づくx方向の位置は、以下の式で求められる。
Figure 2008176064
Ryは、抵抗RyとRyの合成抵抗である。Iは、基準抵抗Rs側の可動子42を第1の電極16aに接続したときの抵抗Rxを通して回路全体に流れる電流であり、Vxは、そのときの基準抵抗Rs両端に発生する電圧である。また、Iは、可動子42を第2の電極16bに接続したときの抵抗Rxを通して回路全体に流れる電流であり、Vxは、そのときの基準抵抗Rs両端に発生する電圧である。VxとVxとの電圧比により、第1の透明導電膜14の光照射位置20と第1及び第2の電極16a,16b間の距離d1、d2が求められる。ここでは、RyとRyを並列に接続して、その一方端を基準抵抗Rsの他端に接続したが、Ry又はRyのどちらか一方を基準抵抗Rsの他端につないでVxとVxの電圧比をとってもよい。
同様に、上述の等価回路において、xをy、yをxと読み替えることで、y方向の光照射位置20も検出することができる。本実施の形態においては、n型半導体4上に第2の透明導電膜15を形成したが、n型半導体4が第2の透明導電膜15を兼ねた構成とすることもできる。このように、逆バイアス回路を有する2次元入力装置においても、光照射位置を特定することが出来る。
なお、上述の各実施の形態においては、可動子は、具体的にはスイッチング素子より形成され、このスイッチング素子によって、自動的に各端子あるいは電極に対する切り替わりが行われるように構成をされている。
次に、第4の実施形態として、上述した、第1、第2又は第3の実施形態における2次元入力装置を、表示装置に適用した場合について説明する。
図11は、本発明の第4実施の形態に係る表示装置25の概略構成図であり、画像表示面27の前面に第1、第2又は第3の実施形態で用いられた2次元入力装置26を配置して構成されている。本実施の形態における2次元入力装置26は透明であるため、画像表示面27の画像は、2次元入力装置26を透過する。また、2次元入力装置26は、画像表示面27を全面覆うように形成される。このような構成の表示装置25においては、2次元入力装置26側にある光源29から出射された光が、画像表示面27の前面に配置された2次元入力装置26に照射され、その光照射により2次元入力装置26内の図示しない太陽電池において、光起電力効果による電圧又は電流が発生することにより光照射位置28が検出される。光照射位置28が検出されると、その検出信号により、表示装置25が駆動され、画像表示面27に表示される画像が操作される。本実施形態における光源は、画像表示光、外光(窓を通して入る太陽光)、部屋の照明光等と明確な区別が必要なため、発光波長帯域が狭く、かつ急峻な発光強度分布をもち、波長が420nm以下である発光ダイオードやレーザ光がより好ましい。
上述のように、本実施の形態によれば、表示装置25から離れたところから、光照射して表示装置25を操作することができるうえ、2次元入力が可能となるので、例えば、画像表示面27に表示された機能を示すマークなどを光照射により選択することで、直感的に操作することができる。このような2次元入力装置26を備えた表示装置25では、表示装置25から離れたところからでも操作できるため、大型の表示装置にも適用できる。また、本実施の形態における2次元入力装置26を備えた表示装置25は、簡潔な構造であるため、表示品質を損なうことがない。
本発明の第1の実施形態に係る2次元入力装置本体の概略構成図を示す。 図1の2次元入力装置の概略断面構成図を示す。 本発明の第1の実施形態に係る2次元入力装置の模式図を示す。 本発明の第1の実施形態に係る2次元入力装置において、端子xnに生じる起電力の分布曲線を示す。 本発明の第2の実施形態に係る2次元入力装置本体の概略構成図を示す。 図5の2次元入力装置本体の概略断面構成図を示す。 本発明の第2の実施形態に係る2次元入力装置の模式図を示す。 本発明の第2の実施形態に係る2次元入力装置における等価回路を示す。 本発明の第3の実施形態に係る2次元入力装置の模式図を示す。 本発明の第3の実施形態に係る2次元入力装置における等価回路を示す。 本発明の第4の実施形態に係る表示装置を示す。
符号の説明
1,13,26,40・・2次元入力装置、2・・第1の透明基材、3・・p型半導体、4・・n型半導体、5,14・・第1の透明導電膜、6,15・・第2の透明導電膜、7,8・・電極、9・・第2の透明基材、10,11,18,19・・電極取り出し配線、12,20・・光照射位置、22・・太陽電池、16a,17a・・第1の電極、16a,17b・・第2の電極、12,20,28・・光照射位置、27・・画像表示面、29・・光源、30,34・・2次元表示装置本体、31,35,41・・位置検知回路、32,33,36,42・・可動子

Claims (9)

  1. 透明な基材上に、第1の透明導電膜および第2の透明導電膜によって狭持された透明な太陽電池が形成されてなる2次元入力装置本体と、
    前記2次元入力装置本体に光を照射することによって発生する光起電力効果による電圧又は電流を2次元的に読み込み、光照射位置を特定する位置検知回路とを有する
    ことを特徴とする表示用の2次元入力装置。
  2. 前記第1及び第2の透明導電膜が、それぞれ複数に分割されて、互いに直交するように配置され、
    前記光照射位置の特定は、前記第1及び第2の透明導電膜を順次、又は同時に読み取り、最大の起電力を発生する前記第1及び第2の透明導電膜を検出することによってなされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示用の2次元入力装置。
  3. 前記第1及び第2の透明導電膜が、前記透明な太陽電池の上下面のxy平面上に一様に形成され、
    前記第1の透明導電膜のx方向の一対の辺部分に電極が形成され、前記第2の透明導電膜のy方向の一対の辺部分に電極が形成されており、
    前記透明導電膜上での前記電極から前記光照射位置までの距離によって決まる抵抗値によって分圧される電圧を、x方向及びy方向で順次、又は同時に読み取り、その電圧比から前記光照射位置を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の2次元入力装置。
  4. 前記透明な太陽電池は、p型半導体とn型半導体の積層構造からなり、
    前記n型半導体は前記第2の透明導電膜を兼ねた構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の2次元入力装置。
  5. 前記透明な太陽電池は、波長420nm以下の光に感度特性を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の2次元入力装置。
  6. 透明な基材上に、第1の透明導電膜および第2の透明導電膜によって狭持された透明な太陽電池が形成されてなる2次元入力装置本体と、
    前記2次元入力装置に光照射することによって発生する光起電力効果による電圧又は電流を、2次元的に読み込み、光照射位置を特定する電気的検知回路とを有する2次元入力装置を表示面に備える
    ことを特徴とする表示装置。
  7. 前記2次元入力装置が、前記表示面の前面板となっている
    ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記光照射は、波長420nm以下の光を出射することのできる光照射手段によってなされる
    ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  9. 表示面に、光照射することによって透明な太陽電池に発生する光起電力効果による電圧又は電流を、2次元的に読み込み、位置検知回路によって光照射位置を特定するようにした2次元入力装置を備え、
    前記光照射位置が特定されることにより、表示装置が駆動され、表示面の画像が操作される
    ことを特徴とする表示方法。
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