JP2008174738A - 制電性アクリル系樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水酸基及びアルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系樹脂(A)、水酸基と反応し得る官能基を有する化合物(B)及びイオン化合物(C)を含有する制電性アクリル系樹脂組成物であって、
前記アクリル系樹脂(A)が、一級の水酸基を有し、アルキル鎖の炭素数が3〜20であるヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを必須の構成成分とするものであることを特徴とする制電性アクリル系樹脂組成物。
【選択図】図1
Description
そこで、特許文献2(特開2003−41194号公報)には、成形品の表面に、制電性樹脂組成物の塗膜を形成する経済性に優れた制電性塗料が開示されている。
特に、保護フィルムは、液晶ディスプレイの普及に伴って伸長著しく、使用例としては、液晶ディスプレイに用いられる偏光板やそれに準ずる積層体等の光学部品等に、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン等からなる透明なフィルムが粘着層を介して積層されて使用される。
保護フィルムは、液晶ディスプレイ等に組み込みが完了した後に光学部品等から剥離除去されるが、剥離する際に生じる静電気により液晶や電子回路が破壊されるトラブルの発生が問題となっている。保護フィルム表面に制電性樹脂を塗工するだけでは、剥離時に発生する静電気の抑制には十分な効果が得られていない。
前記アクリル系樹脂(A)が、一級の水酸基を有し、アルキル鎖の炭素数が3〜20であるヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを必須の構成成分とするものであることを特徴とする制電性アクリル系樹脂組成物に関する。
一般式(2)中、A+は、アルカリ金属イオンを表す。)
また、記発明において、R5〜R8は、それぞれ独立に、置換基を有してもよいアルキル基であることが好ましい。
本発明に水酸基を有するアクリル系モノマー(a1)を使用する目的は、被着体に対する粘着力を確保しつつ剥離性を確保するためである。さらに詳しく説明すると、粘着層を形成する際に使用する後述の水酸基と反応し得る官能基を有する化合物(B)と、水酸基及びアルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系樹脂(A)〔以下、単に「アクリル系樹脂(A)」と表記することもある〕中の水酸基との反応を利用して架橋構造を形成するが、アクリル系共重合体(A)の分子量を含めて制御することにより、粘着性と剥離性とのバランスをとることができる。よって、アクリル系樹脂(A)を構成するモノマーの合計を100重量%とした場合、水酸基を有するアクリル系モノマー(a1)は0.5〜30重量%であることが好ましい。さらに好ましくは、1〜10重量%である。
水酸基を有するアクリル系モノマー(a1)が0.5重量%未満の場合、粘着層としての凝集力が不足し、剥離性が低下して好ましくない。30重量%を超えると、架橋度が高くなりすぎて粘着性、制電性が乏しくなるので好ましくない。
一級の水酸基を有するヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートのアルキル鎖の炭素数が2以下では、硬化剤として使用する、水酸基と反応し得る官能基を有する化合物(B)で架橋後にアルキレンオキサイド鎖の分子運動を阻害してしまうために、イオン化合物(C)による制電性も低下してしまい好ましくない。一方、20より多い場合は、硬化剤を増やしても粘着層としての凝集力が不足し、剥離性が低下して好ましくない。
上記化合物のうち、本発明では4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸6−ヒドロキシヘキシル、(メタ)アクリル酸8−ヒドロキシオクチルや(メタ)アクリル酸10−ヒドロキシデシル、(メタ)アクリル酸12−ヒドロキシラウリルが好ましい。
また、水酸基を有するアクリル系モノマー(a1)として、本発明の効果を阻害しない範囲で、二級もしくは三級の水酸基を有するヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類や、アルキル鎖の炭素数が2以下もしくは20を超えるヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類を併用してもよい。
アルキレンオキサイド鎖の付加モル数、即ちアルキレンオキサイドの繰り返し単位の数としては、4〜16が好ましく、6〜12がより好ましい。アルキレンオキサイド鎖の付加モル数が16より大きくなると、重合の結果得られる共重合体の結晶性が高くなり、粘着性が著しく低下してしまい好ましくない。一方、アルキレンオキサイド鎖の付加モル数が4より小さくなると、制電性を得るのが困難になり好ましくない。
プロピレンオキサイド鎖を有するモノマーとしては、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート等のアルコキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレートやポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
本発明では、後述のイオン化合物(C)との相溶性を考慮して、エチレンオキサイド鎖を有するモノマーが好ましい。また、イソシアネート系架橋剤と、主剤中の、モノマー(a1)に由来する水酸基との反応性を阻害しないという点から、アルキレンオキサイド鎖の末端の水酸基がアルキル基で封鎖されたアルコキシ基であることが好ましい。本発明で用いられるアルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系モノマー(a2)としては、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレートが特に好ましい。
なお、本発明においては、末端が水酸基であるアルキレンオキサイド鎖を有するモノマーは、アクリル系モノマー(a2)に分類するものとする。
アルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系モノマー(a2)が0.1重量%未満の場合、制電性を得るのが困難になり、一方、40重量%を超える場合、アクリル系モノマー(a2)中に不純物として含まれている2官能モノマーの影響により、重合時にゲル化しやすくなるために好ましくない。
これらのモノマー(a3)は、制電性アクリル系樹脂組成物としての望ましい物性を得る目的のため、適宜選択して単独で、あるいは2種類以上を組み合わせて使用することができる。特に、粘着力を付与する為に、得られるアクリル系樹脂(A)のガラス転移温度(以下、「Tg」ともいう)が0℃以下となるようにモノマー(a3)の種類を選択することが好ましい。
20万未満では、必要な剥離性が得られにくく、100万を超えると、合成時の粘度が高くなり過ぎ、生産性が低下しやすいため好ましくない。
ところで、光学部材の中には非常に薄く、壊れやすいものがある一方、比較的丈夫なものもあり、保護フィルムをどのような被着体に貼着するかによって、保護フィルムの粘着層に要求される剥離力の大きさは異なる。
即ち、壊れやすい光学部材を被着体とする場合には、貼着後保護フィルムを剥離する際に被着体を損傷しないようにするために、剥離力は200g/25mm以下であることが好ましく、さらに好ましくは100g/25mm以下である。
一方、比較的強靭な光学部材を被着体とする場合には、剥離力は1000g/25mm程度まで許容され得る。
尚、剥離時に制電性アクリル系樹脂組成物が被着体に残らないことは被着体がどのようなものであっても常に要求される。
制電性アクリル系樹脂組成物を用いてなる保護フィルムの剥離力は、主成分であるアクリル樹脂自体の有する凝集力及び、該主成分と、後述する硬化剤として機能する、水酸基と反応し得る官能基を有する化合物(B)との架橋の状況によって大きく影響を受ける。一般に主成分に対して硬化剤を多量に用いることによって、剥離力を低下することができる。
また、一般に主成分の分子量を大きくすることによって、主成分自体の凝集力を大きくすることができる。本発明おいて、剥離時に200g/25mm以下の低剥離力が要求される場合には、主成分、即ちアクリル系樹脂(A)100重量部に対して硬化剤を1〜30重量部の量で用いることが好ましく、2〜20重量部の量で用いることがより好ましく、3〜15重量部の量で用いることがさらに好ましい。
尚、低剥離力発現の観点からは硬化剤は多い方が好ましい。しかし、多すぎると架橋が過度になり、制電性が低下するので、好ましくない。
本発明に用いるイオン化合物(C)としては、アルカリ金属の有機塩及び/または有機カチオン−アニオン塩を好ましく用いることができる。これらは単独でまたは複数を併用することができる。更に、イオン化合物(C)として、その他に過塩素酸リチウム、塩化アンモニウム、塩化アルミニウム、塩化銅、塩化第一鉄、塩化第二鉄、ヨウ化リチウム、硫酸アンモニウム等の無機塩が挙げられる。これらは単独でまたは複数を併用することができる。
カチオン成分として、具体的には、ピリジニウムカチオン、ピペリジニウムカチオン、ピロリジニウムカチオン、ピロリン骨格を有するカチオン、ピロール骨格を有するカチオン、イミダゾリウムカチオン、テトラヒドロピリミジニウムカチオン、ジヒドロピリミジニウムカチオン、ピラゾリウムカチオン、ピラゾリニウムカチオン、テトラアルキルアンモニウムカチオン、トリアルキルスルホニウムカチオン、テトラアルキルホスホニウムカチオンなどがあげられる。
これらの市販品として、例えば、「CIL−314」(日本カーリット社製)、「ILA2−1」(広栄化学社製)などが使用可能である。
一般式(2)中、A+は、アルカリ金属イオンを表す。)
また、化合物(C1)は、カチオン部がアルカリ金属イオンであるので、製造工程が短縮でき安価で製造することができるといった特徴を持つ。
しかし、アルカリ金属塩系の化合物(C2)を用いた場合、電子部品、例えば、内装回路、トランジスタ、IC、CPUを汚染する可能性があり、これらが汚染されると動作異常の発生が懸念される。また、アルカリ金属塩系の化合物(C2)を用いた場合、被着体がアルミニウム等であると、高温多湿の環境で浮きが発生し易い。さらに、アルカリ金属塩系の化合物(C2)を用いた場合、帯電防止性能が環境湿度の影響を受けやすい。
よって、本発明においては、イオン性化合物(C)のうち、有機カチオン−アニオン塩としてとして一般式[1]で表されるアンモニウム塩系の化合物(C1)を用いることが好ましい。
イオン化合物(C)として用い得る界面活性剤としては、カチオン性界面活性剤、及びアニオン性界面活性剤が挙げられる。
これらの市販品として、例えば、「KS−1158」(花王社製)などが使用可能である。
本発明に用いる化合物(B)としては、アクリル系樹脂(A)中に含まれる水酸基と反応し得る官能基を好ましくは1分子中に2個以上有するものが好ましい。例えば、公知の3官能イソシアネート化合物、公知の多官能エポキシ化合物を好適に使用することができる。これらは併用することもできる。
また、化合物(B)の重量平均分子量は1000〜10000であることが好ましく、1000〜5000であることがより好ましい。
アルキレンオキサイド鎖を有する化合物(B)としては、具体的には例えば、商品名エパン420、450、720、750(第一工業製薬社製)等が使用できる。
また、重量平均分子量が1000未満では、粘着層の表面にブリードしやすく、被着体表面を汚染しやすいため、好ましくない。
アルキレンオキサイド鎖を有する化合物は、アクリル系樹脂(A)100重量部に対し、1〜40重量部、好ましくは5〜30重量部を配合する。アルキレンオキサイド鎖を有する化合物の配合量が1重量部未満の場合、十分な制電性が得られにくいことがあり、一方、40重量部を越える場合、粘着性が著しく低下してしまい好ましくない。
粘着シートは、各種基材に制電性アクリル系樹脂組成物を塗布したり含浸したりし、これを乾燥・硬化することによって得ることができる。あるいは、剥離シート上に制電性アクリル系樹脂組成物を塗布し、これを乾燥し、形成されつつある粘着層表面に各種基材を積層し、アクリル系樹脂(A)中の水酸基と化合物(B)中のイソシアネート基、あるいはアクリル系樹脂(A)中のカルボキシル基と化合物(B)中のエポキシ基との反応を進行させることによっても得ることができる。
プラスチックフィルムとしては、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリウレタンフィルム、ナイロンフィルム、処理ポリオレフィンフィルム、未処理ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。
本発明の制電性アクリル系樹脂組成物は、乾燥・硬化した際に2〜200μm程度の厚みになるように基材等に塗布することが好ましい。2μm未満であるとイオン導電性が乏しくなり、200μmを越えると粘着シートの製造、取り扱いが難しくなる。
例えば、偏光板の保護フィルム用の制電粘着フィルムについて、図面に基づいて説明する。
図1は、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム基材1とその一方の表面上に担持された粘着層2とからなる本発明による制電粘着フィルムを、粘着層2によって偏光板3に貼付した状態を示す模式的断面図である。
図2は、PETフィルム基材1の両面に粘着層2を設けてなる本発明による制電粘着フィルムを、一方の粘着層2によって偏光板3に貼付した状態を示す模式的断面図である。
図3は、PETフィルム基材1の一方の表面に制電コーティング剤層4を設け、さらにその上に粘着層2を担持させてなる本発明による制電粘着フィルムを、前記粘着層2によって偏光板3に貼付した状態を示す模式的断面図である。
図4は、PETフィルム基材1の一方の表面に粘着層2を設け、その反対側表面に制電コーティング剤層4を設けてなる本発明による制電粘着フィルムを、前記粘着層2によって偏光板3に貼付した状態を示す模式的断面図である。
図3および図4に示すように粘着層とプラスチックフィルム基材との間、またはプラスチックフィルム基材の粘着層側でない反対側に粘着性を有しない制電コーティング剤層を設ける場合には、金属フィラー、4級アンモニウム塩誘導体、界面活性剤、導電性樹脂等を用いることができる。
金属フィラーとしては、酸化錫、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化アンチモン等の金属酸化物、カーボン、銀、銅等の金属等が挙げられる。コーティング膜の透明性を考慮すると、酸化錫、酸化アンチモン等が好ましい。
4級アンモニウム塩誘導体としては、4級アンモニウム基を有する(メタ)アクリレートモノマーの重合体、もしくは他の(メタ)アクリレートモノマーとの共重合体を使用することができる。また、本発明の制電性アクリル系樹脂組成物のTgを調整することで、制電コーティング剤層に用いることも可能である。
制電コーティング剤層は、塗膜として0.01μm〜10μmの厚さが好ましく、さらに好ましくは0.1μm〜5μmである。0.01μm未満では、静電気を防止する効果が十分に発揮できず、5μmを超えると、コスト、塗工性等に問題がある。
(合成例1)
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%〔表1に記載の「73」重量%の内の50重量%の意味;以下同様〕、BAの50重量%、4HBAの50重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度1500mPa・s、Mw(重量平均分子量)380,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、BAの50重量%、アクリル酸6−ヒドロキシヘキシルの75重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度1500mPa・s、Mw(重量平均分子量)380,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、BAの50重量%、アクリル酸12−ヒドロキシラウリルの全量、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度1500mPa・s、Mw(重量平均分子量)360,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、BAの50重量%、4HBAの50重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度1600mPa・s、Mw(重量平均分子量)380,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、BAの50重量%、4HBAの50重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度1700mPa・s、Mw(重量平均分子量)390,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、BAの50重量%、4HBAの50重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度1700mPa・s、Mw(重量平均分子量)380,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、4HBAの50重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度400mPa・s、Mw(重量平均分子量)115,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、BAの50重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度1300mPa・s、Mw(重量平均分子量)350,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、BAの50重量%、2HEAの50重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度1500mPa・s、Mw(重量平均分子量)330,000であった。
表3に示す組成比(重量比)のモノマーから構成されるアクリル系樹脂を以下の要領で得た。
即ち、撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコを用い、反応釜に2EHAの50重量%、BAの50重量%、2HBAの50重量%、溶剤として酢酸エチル、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを適量仕込み、
残りのモノマーの全量に、酢酸エチル、アゾビスイソブチロニトリルを適量添加して混合した溶液を約1時間かけて滴下し、窒素雰囲気下約80℃にて5時間重合させた。反応終了後、冷却し、酢酸エチルで希釈した。この反応溶液は、固形分41%、粘度2500mPa・s、Mw(重量平均分子量)400,000であった。
<合成例11> アンモニウム塩系の化合物(C1−1)の合成
ナトリウムテトラフェニルボレート 342gを、イオン交換水5Lに溶解させた。そこに、テトラブチルアンモニウムブロマイド 322gをイオン交換水5Lに溶解させたものを徐々に添加した。5時間攪拌した後、析出物をろ取することにより、下記式にて示される化合物(C1−1)を 373g得た。元素分析(組成式:C40H56BN 計算値(%):C, 85.53; H, 10.05; N, 2.49 実測値(%):C, 85.55; H, 10.52; N, 2.66)により確認した。
ナトリウムテトラフェニルボレートの代わりに表4に示すボレートを、テトラブチルアンモニウムブロマイドの代わりに表4に示すアンモニウム塩を用いた他は合成例11と同様にして化合物(C1−2)、化合物(C1−4)から化合物(C1−15)を合成した。元素分析の測定結果を表5に示す
合成例1で得られたアクリル系樹脂溶液の固形分40部に対して、リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド 1.0部、トリレンジイソシアネートトリメチロールプロパンアダクト体の37%酢酸エチル溶液 10部を配合し粘着剤を得た。
得られた粘着剤を剥離紙に乾燥塗膜の厚さが20μmになるように塗工し、100℃で2分間乾燥させた後、形成されつつある粘着剤層にポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ38μm)を積層し、この状態で室温で2日間経過させ、試験用粘着シートを得た。
該粘着シートを用いて、以下に示す方法に従って、粘着力、剥離帯電、再剥離性、透明性の評価を行った。
試験用粘着テープを25mm幅に裁断し、剥離紙を剥がし、露出した粘着剤層を厚さ2mmのガラス板に23℃−50%RHにて貼着し、JIS Z−0237に準じてロール圧着した。圧着から24時間経過後、ショッパー型剥離試験器にて剥離強度(180度ピール、引っ張り速度300mm/分、単位;g/25mm)を測定した。
A4サイズの試験用粘着シートの剥離紙を剥がし、露出した粘着剤層を偏光板に23℃−50%RHにて貼着し、ハンドロールで圧着した。圧着から24時間経過後、ガラス板上で、試験用粘着シートを偏光板から剥離して、偏光板表面の静電気を静電気測定器(シシド静電気株式会社製「STATION DZ3」)で10箇所測定して絶対値が最大の値を剥離帯電とした。
試験用粘着テープの剥離紙を剥がし、露出した粘着剤層をガラス板に貼着した後、60℃−95%RHの条件下に24時間に亘って放置し、23℃−50%RHに冷却した後、ガラス板から剥離し、ガラス板への糊移行性を目視で評価した。具体的には、剥離後の状態を以下の4段階で評価した。
ガラス板への糊移行の全くないもの ◎
ごくわずかにあるもの ○
部分的にあるもの △
完全に移行しているもの ×
試験用粘着テープの剥離紙を剥がし、露出した粘着剤層をガラス板に貼着した後、60℃−95%RHの条件下に24時間に亘って放置し、23℃−50%RHに冷却した後、目視で評価した。
無色透明なもの ◎
ごく僅か曇っているもの ○
白濁、凝集物が見られるもの △
全面に白濁、凝集物が見られるもの ×
A4サイズの試験用粘着シートの剥離紙を剥がし、露出した粘着剤層を偏光板に23℃−50%RHにて、長辺センター部を1cm幅で線状に部分貼着した後に、両端を放し、端部までの全面が空気を巻き込むことなく自重で速やかに且つ滑らかに貼着するまでの時間を測定して評価した。
30秒以下 ◎
30〜60秒 ○
60秒以上 △
合成例2、3、4、6、7で得られたアクリル樹脂溶液をそれぞれ用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着剤を得、実施例1と同様に評価した。
合成例1で得られたアクリル樹脂溶液を用い、リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミドを0.3部の量で用いたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤を得て評価した。
合成例1で得られたアクリル樹脂溶液を用い、リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミドを3部用いたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤を得て評価した。
リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド1.0部の代わりに、「CIL−314」(日本カーリット社製:1−ブチル−3メチルピリジン−1−イウムトリフルオロメタンスルホナート)1.0部を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着剤を得て評価した。
リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド1.0部の代わりに、「KO3S(CF2)3SO3K」1.0部を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着剤を得て評価した。
リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド1.0部の代わりに、「KS−1158」(花王社製:リン酸エステルカリウム塩)1.0部を用いたこと以外は、実施例1と同様に粘着剤を得て評価した。
リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド1.0部の代わりに、「ILA2−1」(広栄化学社製:脂肪族アミン系固体状イオン性化合物)1部を用いたこと以外は、実施例1と同様に粘着剤を得て評価した。
リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド1.0部の代わりに、過塩素酸リチウム1.0部を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着剤を得た。
得られた粘着剤を、酸化アンチモンを制電コーティング処理したポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ38μm)の未処理面に乾燥塗膜20μmになるように塗工し、100℃で2分間乾燥させた後、形成されつつある粘着剤層に剥離紙を積層し、この状態で室温で2日間経過させ、試験用粘着シートを得、実施例1と同様に評価した。
リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド1.0部の代わりに、ヨウ化リチウム1.0部を用いたこと以外は、実施例1と同様に粘着剤を得、実施例13と同様に評価した。
合成例1で得られたアクリル系樹脂溶液の固形分40部に対して、リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド 1.0部、エチレンオキサイド鎖を有する化合物として「エパン750」(第一工業製社製:重量平均分子量4000、エチレンオキサイド鎖の含有率50%) 4.0部、トリレンジイソシアネートトリメチロールプロパンアダクト体の37%酢酸エチル溶液 10部を配合し粘着剤を得、実施例13と同様に評価した。
合成例10で得られたアクリル樹脂溶液を用い、化合物(C1−1)〜化合物(C1−15)及び化合物(C2−1)、化合物(C2−4)を1.0部で用いたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤を得て評価した。
トリレンジイソシアネートトリメチロールプロパンアダクト体の37%酢酸エチル溶液 10部の代わりに、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体の37%酢酸エチル溶液6部を用いたこと以外は、実施例23と同様にして粘着剤を得て評価した。
トリレンジイソシアネートトリメチロールプロパンアダクト体の37%酢酸エチル溶液 10部の代わりに、ヘキサメチレンジイソシアネートのビュレット体の37%酢酸エチル溶液6部を用いたこと以外は、実施例23と同様にして粘着剤を得て評価した。
合成例5、8、9で得られたアクリル樹脂溶液をそれぞれ用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着剤を得、実施例1と同様に評価した。
合成例8で得られたアクリル樹脂溶液を用い、「トリレンジイソシアネートトリメチロールプロパンアダクト体の37%酢酸エチル溶液」を用いないこと以外は実施例1と同様にして粘着剤を得て評価した。
合成例1で得られたアクリル樹脂溶液を用い、「リチウムビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド」を用いないこと以外は実施例1と同様にして粘着剤を得て評価した。
これに対して、比較例1に示したアクリル系樹脂組成物は、アルキレンオキサイド鎖を有しないアクリル系樹脂のため、イオン化合物が溶解せずに凝集し、剥離帯電、再剥離性、透明性が不良となっている。比較例2に示したアクリル系樹脂組成物は、水酸基を有しないアクリル系樹脂のため、粘着力が高く、再剥離性が不良であった。比較例3に示したアクリル系樹脂は2−ヒドロキシエチルアクリレートを使用している為にイオン導電性が低下し剥離帯電圧が高い。比較例4に示したアクリル系樹脂組成物は、水酸基と反応し得る官能基を有する化合物(B)が含まれていないため粘着力が高く、再剥離性が不良であった。比較例5に示したアクリル系樹脂組成物は、イオン化合物(C)を含有していないため、イオン電導性が低く、剥離帯電が不良となった。
2:粘着層
3:偏光板
4:制電コーティング剤層
Claims (11)
- 水酸基及びアルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系樹脂(A)、水酸基と反応し得る官能基を有する化合物(B)及びイオン化合物(C)を含有する制電性アクリル系樹脂組成物であって、
前記アクリル系樹脂(A)が、一級の水酸基を有し、アルキル鎖の炭素数が3〜20であるヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを必須の構成成分とするものであることを特徴とする制電性アクリル系樹脂組成物。 - イオン化合物(C)が、アルカリ金属の有機塩及び/又は有機カチオン−アニオン塩であることを特徴とする請求項1に記載の制電性アクリル系樹脂組成物。
- R1〜R4が、それぞれ独立に、置換基を有してもよいアルキル基、または、置換基を有してもよいアリール基である請求項3記載の制電性アクリル系樹脂組成物。
- R1〜R4が、それぞれ独立に、置換基を有してもよいアリール基である請求項3または4記載の制電性アクリル系樹脂組成物。
- R5〜R8が、それぞれ独立に、置換基を有してもよいアルキル基である請求項3ないし5いずれか記載の制電性アクリル系樹脂組成物。
- 水酸基及びアルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系樹脂(A)100重量部に対して、イオン化合物(C)を0.01〜10重量部含むことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の制電性アクリル系樹脂組成物。
- 水酸基及びアルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系樹脂(A)のアルキレンオキサイド鎖の付加モル数が、4〜16であることを特徴とする請求項1ないし7いずれかに記載の制電性アクリル系樹脂組成物。
- 水酸基及びアルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系樹脂(A)のアルキレンオキサイド鎖がエチレンオキサイド鎖であることを特徴とする請求項1ないし8いずれかに記載の制電性アクリル系樹脂組成物。
- 水酸基と反応し得る官能基を有する化合物(B)が、3官能イソシアネート化合物であることを特徴とする請求項1ないし9いずれかに記載の制電性アクリル系樹脂組成物。
- プラスチックフィルム基材の少なくとも片面に請求項1ないし10いずれかに記載の制電性アクリル系樹脂組成物から形成される粘着層が積層されてなることを特徴とする光学部材用保護フィルム。
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