JP2008173905A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、関連する部品間の位置決め機構によって容易かつ確実に無調整で感光体と書込ヘッドの間隔を規制することを可能とした画像形成装置を提供する。
【解決手段】書込ヘッドホルダ7の底面には、その両端にそれぞれ導電部材からなる入力端子91aと出力端子91bとが設けられている。一方、書込ヘッド6の上面の前記入力端子91a及び出力端子91bに対応する位置には、導電部材からなる第2の端子9bが設けられており、本体カバー2が適切に閉じられたときに、入力端子91aと出力端子91bが第2の9b端子に当接して、第2の端子9bを介して入力端子91aと出力端子91bが電気的に接続される。同時に、書込ヘッド6が感光体当接部材10に当接して、感光体4と書込ヘッド6との間隔を適切に維持して、合焦点の状態で感光体4への潜像の書き込みが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、複数の点光源素子が配列された書込ヘッドにより感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段を備えた画像形成装置に関する。
近年、装置の小型化などを目的として、感光体の近傍に複数の点光源素子が配列された書込ヘッドを設けた露光方式を採用している画像形成装置が上市されている。このような感光体の近傍に複数の点光源素子が配列された書込ヘッドを設けた露光方式を用いた画像形成装置は、ミラー、レンズを多用し、光路が長いレーザー方式等の書込方式に比べて、書込ヘッドの容積しか必要とせず、また光路もほとんど不要のため、装置全体を小型化できる利点がある。しかしながら、一方、感光体上で潜像の焦点を合わせて結像させるために、焦点ぼけ、濃度むらなどの異常画像を発生させ易く、このような異常画像の発生を抑制するために感光体と書込ヘッドの間隔を所定の範囲内に維持させることが非常に重要となる。
さらに、装置の消耗品交換などのメンテナンス性を考慮すると、本体カバーを開けたときに、感光体を本体側に、また書込ヘッドを本体カバー側に取り付けるというように、感光体と書込ヘッドとを本体側と本体カバー側に離間するレイアウトにせざるを得ない場合があり、この場合に、本体カバーを閉じるたびに、両者の間隔を所定の範囲内に維持するための調整方法または位置決め方法などを考慮する必要がある。
このような感光体と書込ヘッドの間隔を所定の範囲内に維持するために、アレイ状に配列された多数の点光源素子を有する書込ヘッドにより感光体の表面に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像に現像して用紙に転写するようにした画像形成装置において、前記感光体に対する前記書込ヘッドの焦点距離方向の位置を相対的に変え、それぞれの位置で前記書込ヘッドによるテスト用の画像パターンの露光をする際にその露光の能率を通常の画像形成時より下げて露光し現像を行ってトナー像を形成し、前記感光体の焦点を結像する予想の合焦点位置を挟む2か所で求め、この2か所の前記書込ヘッドの位置の中間点を合焦点位置として前記感光体に対する前記書込ヘッドの焦点位置を設定し、この設定された位置に合わせて前記感光体に対する前記書込ヘッドの相対的な位置を調整するようにする感光体に対して書込ヘッドの位置が可動である調整機構を設ける方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
また、本体装置のアッパーカバー部を閉じると、LED書込ヘッドが感光体プロセスユニットの上部の所定の位置に案内され、前記プロセスユニットを位置決め手段に押し付けることによって位置決めし、かつ、感光体ドラムとLEDヘッドとの位置関係を一定に維持する関連する部品間の位置決め機構により無調整で位置決めする方法が提案されている。(例えば、特許文献2参照)
特許第3679565号 特開2001−209220公報
しかしながら、特許文献1記載のものでは、焦点の調整方法を設けることは焦点を確実に合わせることに対して有効であるが、装置の複雑化、製造コストの増大を招き、さらに焦点の調整のためにトナーを消費し、調整する時間を要するという欠点がある。
また、特許文献2記載のものでは、装置を簡略化でき、低コストで、焦点の調整のためのトナーを必要とせず、調整時間も不要という利点があるが、何らかの原因で両者の間隔が所定の範囲から外れたときは、異常画像が出力されて初めて認識可能となる。さらに、発生している異常画像が焦点ぼけに起因する現象であることを一般のユーザーが識別することは困難であり、ユーザーがこのような状態にあることを認識せずに印字を行った場合、用紙、トナーなどを無駄に消費することになり、一度に大量の印刷を行っていた場合、損害はさらに拡大する問題を招く。
本発明の目的は、上記実情を考慮してなされたものであり、簡単な構成で、関連する部品間の位置決め機構によって容易かつ確実に無調整で感光体と書込ヘッドの間隔を規制することを可能とした画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、感光体と、複数の点光源素子が配列された書込ヘッドにより前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体に担持された静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、前記トナー像を用紙に転写する転写手段と、を備え、前記感光体と、前記現像手段と、前記転写手段とを装置本体側に保持し、前記書込ヘッドを前記装置本体に対して開閉可能である本体カバー側に保持し、前記本体カバーを閉じたときは前記書込ヘッドが前記感光体外周面に近接し、前記本体カバーを開放したときは前記書込ヘッドと前記感光体が離間する構成の画像形成装置において、前記本体カバーを閉じたときに前記書込ヘッドと前記感光体との間隔が所定の範囲内にあることを検知する第1の検知手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記第1の検知手段は、前記本体カバーを閉じたときの、前記書込ヘッドを保持する保持部材に設けた第1の導電部材及び前記書込ヘッドに設けた第2の導電部材の電気的接続によって前記書込ヘッドと前記感光体の間隔が所定の範囲内にあることを検知することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、前記感光体は複数個配設され、前記書込ヘッドは前記複数の感光体のそれぞれに対応して配設されている場合、各書込ヘッドを保持する部材に形成される前記第1の導電部材は入力端子及び出力端子を有し、前記第1の検知手段は、各第1の導電部材の出力端子と後方に配設された第1の導電部材の入力端子とを接続して各第1の導電部材を直列に接続して構成したことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の記載の画像形成装置において、前記第1の検知手段は、前記書込ヘッドと感光体との間隔が所定の範囲内にあることを光学センサによって検知することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、前記感光体は並列に複数個配設され、前記書込ヘッドは、前記複数の感光体のそれぞれに対応して並列に複数個配設されている場合、前記第1の検知手段は、各書込ヘッドと該書込ヘッドに対応する各感光体との間隔が全て所定の範囲内にあることを前記光学センサの投射光が各書込ヘッドに設けられた全ての検出個所を貫通することによって検知するように構成したことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか一項記載の画像形成装置において、前記本体カバーが開いたときに前記書込ヘッドと前記感光体の間隔が所定の範囲外にあることを検知する第2の検知手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか一項記載の画像形成装置において、前記本体カバーを閉じたときに前記書込ヘッドと前記感光体の間隔が所定の範囲外にあることを前記検知手段により検知した場合に、当該検知手段による検知信号に基づいて前記本体カバーの開閉動作を促す表示を行う表示手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成を採用することによって簡単な構成で、関連する部品間の位置決め機構によって容易かつ確実に無調整で感光体と書込ヘッドの間隔を規制することを可能とした画像形成装置を提供することができる。
本発明においては、感光体、複数の点光源素子が配列された書込ヘッドにより当該感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段、当該感光体に担持された静電潜像をトナー像に現像する現像手段及び当該トナー像を用紙に転写する転写手段を備え、前記感光体と現像手段と転写手段とを装置本体側に保持し、前記書込ヘッドを本体カバー側に保持し、装置本体と本体カバーは開閉可能であり、当該本体カバーを閉じたときは前記書込ヘッドが前記感光体外周面に近接し、当該本体カバーを開放したときは前記書込ユニットと前記感光体が離間する構成の画像形成装置において、感光体と書込ヘッドの間隔を位置決め機構により無調整で規制するとともに、前記本体カバーを閉じたときに前記書込ヘッドと前記感光体の間隔が所定の範囲内にあることを検知する検知手段(第1の検知手段)を設けることによって、迅速かつ確実に、ヘッド書込みの位置ずれを検知し、本体カバーの閉じ動作をやり直すことによって適正な間隔になるようにするものである。
本発明で使用可能な複数の点光源素子が配列された書込ヘッドとしては、蛍光体ドットアレイ、LEDアレイ、LCシャッタアレイ、ELドットアレイ、プラズマドットアレイ等の固体走査型光書込みユニットを使用することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[実施例1]
図1は、本発明による一実施形態の画像形成装置であるタンデム型フルカラープリンタの概略構成を示す図である。図中、1は、画像形成装置本体(装置本体)、2は本体カバー、3は本体カバー2を装置本体1に対して矢印B方向に回動自在に支持する支点、4はドラム状の感光体、5(Y、M、C、B)は、感光体4、感光体を帯電する帯電装置、感光体4上の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置、感光体上のトナー像の転写後に残存するトナーを除去するクリーナ装置を具備する感光体ユニットである。6はLEDアレイとこのLEDアレイから発光された光線を結像させるレンズを備えた書込ヘッド、7は書込ヘッドホルダ(保持部材)、14は本体カバー2のロック部材、16は記録用紙Pを収納する給紙カセット、17は感光体ユニット5に記録用紙Pを搬送するためのレジストローラ、18は記録用紙Pに感光体4上のトナー像を転写するための転写ローラ、19は記録用紙Pに転写されたトナー像を加熱、加圧して定着する定着装置、20は定着されたトナー像を有する記録用紙Pが排紙されて貯留する排紙トレイである。
本実施例に係るプリンタは、給紙カセット16から1枚ずつ繰り出された記録用紙Pが図示しない搬送ローラ等で搬送されレジストローラ17を介して矢印A方向に搬送される。この場合、記録用紙Pは、この記録用紙Pの搬送方向Aに対して順に並列に配設されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色に対応する感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bによって形成された各色のトナー像が転写され、定着装置19でトナー像が定着され、搬送ローラによって搬送されて排紙トレイ20に排紙される。
感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bは、その各々が、感光体4を中心にしてその周囲に、帯電装置、現像装置及びクリーナ装置を有するプロセスカートリッジとなっており、装置本体1から着脱自在に取り付けられている。この感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bの各々では、感光体4の表面に帯電装置によって全面が一様に帯電され、各色に対応した画像信号に基づく書込ヘッド6からの露光によって感光体4の表面に静電潜像が形成される。続いて、静電潜像が形成された感光体4は、現像装置によって各色のトナーが供給されて静電潜像がトナーで可視化されてトナー像が形成される。このようにしてトナー像が形成された感光体4は、転写ローラ18によって、各感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bの下を走行する記録媒体Pに、トナー像を転写する。
本発明においては、感光体4に静電潜像を形成する書込ヘッド6の位置決めを検知する検知手段(第1の検知手段)を備えた点に特徴があり、図2に基づいて説明する。本実施例においては、本体カバー2が支点3を基に回動自在に、感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bが取り付けられる装置本体1に取り付けられ、本体カバー2を開くことによって、本体1から感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bを取りはずし可能となっている。また、本体カバー2には、本体カバー2が閉じられたときに、感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bのそれぞれの帯電装置と現像装置の間に配置されるように、書込ヘッド6が取り付けられている(図1参照)。
書込ヘッド6は、図2に示すように、本体カバー2に、書込ヘッドホルダ7を介して、スプリング8によって下方に押圧されて取り付けられており、本体カバー2が装置本体1と適切に閉じられてロックレバー14でロックされたときに、書込ヘッド6が、書込ヘッドホルダ7に取り付けられ、感光体4の表面と感光体4の画像形成部外で当接する感光体当接部材10と当接する。その結果、書込ヘッド6は、感光体当接部材10によって感光体4と所定の間隔を保持するようになっている。
この場合、書込ヘッドホルダ7の底面には、図3(A)に示すように、その両端にそれぞれ入力リード線15aと接続された導電部材からなる入力端子91aとこの入力端子91aと絶縁され離隔して設けられ、出力リード線15bと結線された導電部材からなる出力端子91bとが設けられている。一方、書込ヘッド6の上面の前記入力端子91a及び出力端子91bに対応する位置には、図3(B)に示すように、導電部材からなる第2の端子9bが設けられており、図4に示すように、本体カバー2が適切に閉じられたときに、入力端子91aと出力端子91bが第2の9b端子に当接して、第2の端子9bを介して入力端子91aと出力端子91bが電気的に接続される。
同時に、書込ヘッド6が感光体当接部材10に当接して、感光体4と書込ヘッド6との間隔を適切に維持して、合焦点の状態で感光体4への潜像の書き込みが可能となる。従って、書込ヘッドホルダ7の端子91aと91bが書込ヘッド6の端子9bと接触して、端子91aと91bとが電気的に接続されたことを検知することによって、感光体4と書込ヘッド6との間隔を適切に維持されていることを認識することが可能となる。
本実施例においては、前述のように、書込ヘッド6の端子9bと入力端子91aと出力端子91bとの当接による書込ヘッドホルダ7の端子91aと91bと電気的接続を検知することによって書込ヘッド6の感光体4に対する位置を無調整で位置決め可能としている。このように、書込ヘッドホルダ7の端子91aと91bが書込ヘッド6の端子9bとの接触を検知するだけで確実に、書込ヘッド6の感光体4に対する位置を決めることが可能となり、安価な構成で、確実かつ迅速に、書込ヘッド6の感光体4に対する位置を決定することが可能となる。この場合に、入力端子91aと出力端子91bとの接続の検知を、図3に示すように、書込ヘッドホルダ7の両端で行うようにする場合には、書込ヘッド6の捩れ等による位置の不整も検知可能となるので好ましい。
このような書込ヘッド6の感光体4に対する位置決めは、感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bにおける書込ヘッド6の全てに対して、個々に設定することが可能である。しかし、図5に示すように、感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bのそれぞれの書込ヘッドホルダ7の下面に形成された端子911a、911b〜914a、914bにおいて、その出力端子911bと次の書込ヘッドホルダ7の入力端子912aとリード線15Cによって結線し、同様に、この次の出力端子912bとその次の入力端子913aとを結線し、最後の入力端子914aと結線している。そして、最後の出力端子914bを入力端子914aと対向する入力端子914a’に対応する位置まで延長し、これらの接続端子911aから911a’まで直列に接続する場合には、全ての書込ヘッド6が所定の間隔を有しているときにこれらの端子間の全ての接続がなされるので、この出力信号を検知することによって、全ての書込ヘッド6が適正間隔を維持していることを確認することができる。このように、複数の感光体4と複数の書込ヘッド6を備えている装置の場合、書込ヘッド6の導電部材を直列に配置することによって少なくとも1か所の感光体4と書込ヘッド6が所定の間隔の範囲を外れていることを検知できるため、個々に検知するファームウェアを必要としない利点がある。
このような書込ヘッド6の位置決めを検知したとき、装置本体1または本体カバー2に形成されている図示しないディスプレイパネル上に表示し、書込ヘッド6の位置決めが正常になされていることをオペレータに知らせることができる。また、本体カバー2が閉じられたときに、前記書込ヘッド6の位置決めを検知しないときには、書込ヘッド6の位置決めが不整であることをディスプレイ上に表示し、同時に警報音で異常であることをオペレータに知らせ、再度、本体カバー2の閉じ動作を行うことを要求することができる。
図6は、これらの検知によって表示を行うブロック回路図で、書込ヘッド6の位置決めを検知する第1の検知手段21と、前記本体カバー2が開いたときに書込ヘッド6と感光体4の間隔が所定の範囲外にあることを検知することにより本体カバー2が閉じられてロックされていることを検知する第2の検知手段24とからの検知信号によって制御装置22で制御されてディスプレイ等の表示手段23を作動させるようになっている。従って、本体カバー2が閉じられているにもかかわらず、書込ヘッド6が適切に位置決めされていないときには、書込ヘッド6の位置決めが異常であることを表示手段で表示し、さらに再度の閉じ動作を要求することが可能となる。このように、感光体4と書込ヘッド6の間隔が所定の範囲内に入っていないことを検知した場合に、ディスプレイ上に異常であることを表示し、オペレータに本体カバー2の開閉動作を促し、本体カバー2を閉める動作が不完全又は操作が正しく行われていない等の原因で書込ヘッド6の位置決め不良が発生してときに早急に復旧させることが可能となる。
逆に、本体カバー2が開放されているときに、書込ヘッド6が適正な位置決めがなされていないことを表示することも可能である。このように、本体カバー2が開放されているときに、書込ヘッド6が適正な位置決めがなされていないことを表示することによって、検知手段が正しく機能していることを検知することができ、検知手段の不具合等による誤検知を防止することが可能となる。
以上のように、本実施例による画像形成装置においては、書込ヘッド6の位置決めの確認を簡単な電気的接続によって検知するようにしたので、安価で確実に書込ヘッド6の位置決めの確認を行うことができる。
[実施例2]
図7及び図8は、本発明による他の実施形態の第1の検知手段を示している。本実施例においては、書込ヘッド6の位置決めの確認を光学センサによって行っている。図7には、その具体的構造を示しており、感光体4と当接する感光体当接部材10の上部に突出片10aを設け、この突出片10aに透孔10bが形成されている。一方、本体カバー2には、書込ヘッド6を挟んで並設された垂下片2b、2cが形成され、これらの垂下片2b、2cの先端部には、発光素子11aと受光素子11bがそれぞれ取り付けられている。なお、書込ヘッド6は、前述の実施例1の場合と同様に、スプリング8を介して書込ヘッドホルダ7に保持され、書込ヘッドホルダ7は本体カバー2に取り付けられている。従って、本体カバー2が適切に閉じられたとき、書込ヘッド6は、感光体当接部材10に当接して、感光体4との間隔を所定の範囲内に設置される。この場合に、垂下片2b、2cに取り付けられた発光素子11aからの光線(光軸)13が感光体当接部材10の突出片10aに形成された透孔10bを透過して受光素子11bで受光され、検知信号が出力される。この検知信号の出力を検知することによって、書込ヘッド6が適切に位置決めされていることを前記実施例1の場合と同様に、ディスプレイに表示して適切に位置決めされたことをオペレータに知らせる。
逆に、本体カバー2を閉じた際に、不正確な操作によって、書込ヘッド6が適切に位置決めされないときは、図8に示すように、垂下片2bに取り付けられた発光素子11aからの光線13が感光体当接部材10の突出片10aによって遮られ受光素子11bでは、検知信号が出力されない。従って、書込ヘッド6が適切に位置決めされておらず、前述の実施例1の場合と同様に、ディスプレイに書込ヘッド6が不整であること及び再度本体カバー2の開閉動作を行うことをオペレータに知らせる。
このように、発光素子と受光素子からなる光学センサを使用することによって非接触の検知が可能となり、信頼性を向上させることができる。
また、前記光学センサを用いて、複数の感光体4と各感光体に対応して配設された複数の書込ヘッド6の全てについて、同時に書込ヘッド6の位置決めの適、不適を検知することもできる。図9は、この具体的な構成を示し、記録用紙Pの搬送路12に沿って並設された感光体ユニット5Y、5M、5C、5Bの上部に、4個の書込ヘッド6が書込ヘッドホルダ7を介して本体カバー2に取り付けられている。また、各書込ヘッド6と感光体4との間には、感光体当接部材10が配設されており、感光体当接部材10の上部には、前述のように、突出部10aが形成されており、突出部10aには、後述する光線(光軸)13を貫通させる透孔10bが形成されている。
一方、本体カバー2には、4個の書込ヘッド6を挟んで並設された垂下片2a及び2bが設けられており、これらの垂下片2a及び2bの先端部には、発光素子11aと受光素子11bが取り付けられている。従って、図9に示すように、本体カバー2が適正に閉じられると、4個の書込ヘッド6の全てが感光体4と所定の間隔を有して一直線に配置されることになり、発光素子11aから発射された光線13は、各感光体当接部材10の透孔10bを貫通して受光素子11bで検知され、検知信号を出力する。この検知信号により、ディスプレイ上に適切に書込ヘッド6が位置決めされたことを表示する。
一方、本体カバー2が不正確に閉じられた場合には、書込ヘッド6が不整に位置決めされることになり、発光素子11aから発射された光線は、感光体当接部材10の突出片10aによって遮られ、受光素子11bで検知されない。その結果、ディスプレイ上に書込ヘッド6が不整に位置決めされているため、再度、本体カバー2の開閉動作をおこなうことを表示する。この場合に、受光素子11bは、1個の書込ヘッド6が不整に位置決めされても検知信号は出力されないので、不適格な画像形成を防止することが可能となる。
このように、1組の光学センサによって、複数個の書込ヘッド6の位置決めを検知することが可能となり、個々に検知するファームウェアを必要としない利点がある。
なお、前記実施例においては、複数の感光体ユニットを使用するフルカラープリンタを例示したが、感光体ユニットとして黒色のモノクロタイプのプリンタにおいても適切に使用可能である。
本発明による実施例1の画像形成装置の全体構成を示す側面断面図。 本発明による実施例1に係る画像形成装置の本体カバーを開いたときの感光体と書込ヘッドの位置決めを検知する機構を示す断面図。 本発明による実施例1に係る画像形成装置の本体カバーに取り付けられる書込ヘッドホルダと書込ヘッドに形成される導電材料の端子配置を示す平面図であり、(A)は書込ヘッドホルダの底面図、(B)は書込ヘッドの上面図。 本発明による実施例1に係る画像形成装置の本体カバーを閉じたときの感光体と書込ヘッドの位置決めを検知する機構を説明するための断面図。 本発明による実施例1に係る画像形成装置の本体カバーに取り付けられる書込ヘッドホルダの入力端子と出力端子の結線状態を示す平面図。 本発明による実施例1に係る画像形成装置の第1の検知手段と第2の検知手段による表示手段を制御するブロック回路図。 本発明による実施例2に係る画像形成装置の本体カバーを閉じたときの感光体と書込ヘッドの位置決めを検知する機構を示す断面図。 本発明による実施例2に係る画像形成装置の本体カバーが不正確に閉じられた場合の感光体と書込ヘッドの位置決めを検知する機構を示す断面図。 本発明による実施例2の画像形成装置の感光体ユニットと書込ヘッドとの構成を示す側面断面図。
符号の説明
1 本体、2 本体カバー、2a、2b 垂下片、3 支点、4 感光体、5Y、5M、5C、5B 感光体ユニット、6 書込ヘッド、7 書込ヘッドホルダ、8 圧縮スプリング、91a、911a、914a、911a’、914a’ 入力端子 91b、911b、914b、911b’ 出力端子、9b 第2の端子、10 感光体当接部材、10a 突出片、10b 透孔、11a 発光素子、11b 受光素子、12 記録用紙搬送路、13 光線、14 本体カバーのロック部材、15a 入力リード線、15b 出力リード線、16 給紙カセット、17 レジストローラ、18 転写ローラ、19 定着装置、20 排紙トレイ、21 第1の検知手段、22 制御装置、23 表示手段、24 第2の検知手段

Claims (7)

  1. 感光体と、複数の点光源素子が配列された書込ヘッドにより前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体に担持された静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、前記トナー像を用紙に転写する転写手段と、を備え、前記感光体と、前記現像手段と、前記転写手段とを装置本体側に保持し、前記書込ヘッドを前記装置本体に対して開閉可能である本体カバー側に保持し、前記本体カバーを閉じたときは前記書込ヘッドが前記感光体外周面に近接し、前記本体カバーを開放したときは前記書込ヘッドと前記感光体が離間する構成の画像形成装置において、
    前記本体カバーを閉じたときに前記書込ヘッドと前記感光体との間隔が所定の範囲内にあることを検知する第1の検知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記第1の検知手段は、前記本体カバーを閉じたときの、前記書込ヘッドを保持する保持部材に設けた第1の導電部材及び前記書込ヘッドに設けた第2の導電部材の電気的接続によって前記書込ヘッドと前記感光体の間隔が所定の範囲内にあることを検知することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記感光体は複数個配設され、前記書込ヘッドは前記複数の感光体のそれぞれに対応して配設されている場合、各書込ヘッドを保持する部材に形成される前記第1の導電部材は入力端子及び出力端子を有し、前記第1の検知手段は、各第1の導電部材の出力端子と後方に配設された第1の導電部材の入力端子とを接続して各第1の導電部材を直列に接続して構成したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記第1の検知手段は、前記書込ヘッドと感光体との間隔が所定の範囲内にあることを光学センサによって検知することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記感光体は並列に複数個配設され、前記書込ヘッドは、前記複数の感光体のそれぞれに対応して並列に複数個配設されている場合、前記第1の検知手段は、各書込ヘッドと該書込ヘッドに対応する各感光体との間隔が全て所定の範囲内にあることを前記光学センサの投射光が各書込ヘッドに設けられた全ての検出個所を貫通することによって検知するように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項記載の画像形成装置において、
    前記本体カバーが開いたときに前記書込ヘッドと前記感光体の間隔が所定の範囲外にあることを検知する第2の検知手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項記載の画像形成装置において、
    前記本体カバーを閉じたときに前記書込ヘッドと前記感光体の間隔が所定の範囲外にあることを前記検知手段により検知した場合に、当該検知手段による検知信号に基づいて前記本体カバーの開閉動作を促す表示を行う表示手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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