JP2008173385A - Pachinko game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、識別図柄が表示される識別図柄表示器および装飾図柄が表示される装飾図柄表示器を備えたパチンコ遊技機に関する。 The present invention relates to a pachinko gaming machine provided with an identification symbol display for displaying an identification symbol and a decoration symbol display for displaying a decoration symbol.
上記パチンコ遊技機には遊技球が始動口に入球することに基づいて大当りであるか否かの判定処理を行い、大当りであるか否かの判定結果に応じた内容の可変情報および大当りであるか否かの判定結果に応じた態様の識別図柄のそれぞれを設定する構成のものがある。この大当りとは可変入球口を遊技球が入球不能な閉鎖状態から入球可能な開放状態に切換えるものであり、識別図柄の設定処理および可変情報の設定処理の双方が行われたときには計時処理が開始される。この可変情報とは時間に関するデータを含むものであり、計時処理の計測結果が可変情報の設定結果に応じた時間に到達したときには識別図柄表示器に識別図柄が設定結果に応じた態様で表示され、識別図柄が特定の大当りの態様で停止表示されたときには可変入球口を閉鎖状態から開放状態に切換える大当り遊技が開始される。この構成の場合、識別図柄の設定処理および可変情報の設定処理の双方が行われたときには可変情報の設定結果を通知するための可変情報コマンドおよび装飾図柄遊技を開始することを指令するための可変開始コマンドが送信され、可変開始コマンドが送信されたときには装飾図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する装飾図柄遊技の映像が装飾図柄表示器に表示される。この装飾図柄遊技は装飾図柄の可変停止時の態様および装飾図柄の可変表示が始まってから終わるまでの演出内容のそれぞれが可変情報コマンドの受信結果に応じて決められるものであり、遊技者は装飾図柄が可変情報コマンドに応じた態様で可変停止することから大当りであるか否かを知ることができる。
特許文献1には識別図柄の設定結果を通知するための図柄情報コマンドを可変情報コマンドと共に送信し、図柄情報コマンドの受信結果を可変情報コマンドの受信結果と共にメモリに格納しておくことが記載されている。この特許文献1では図柄情報コマンドの格納結果および可変情報コマンドの格納結果が相互に整合しているか否かを判断し、両者が整合していないときには装飾図柄表示器に特定図柄「???」を表示している。この構成の場合、例えば可変情報コマンドが送信中にノイズの影響で変質したときには図柄情報コマンドの格納結果および可変情報コマンドの格納結果が相互に整合しないので、装飾図柄表示器に特定図柄「???」が表示される。このため、遊技者が特定図柄「???」から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまう問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は遊技者が装飾図柄表示器の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できるパチンコ遊技機を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a pachinko gaming machine that can prevent a player from easily recognizing the occurrence of an internal processing error from the display content of a decorative symbol display. There is to do.
1.請求項1記載のパチンコ遊技機の構成要素の説明
請求項1記載のパチンコ遊技機は[1]遊技盤〜[25]異常時装飾図柄遊技手段を備えたところに特徴を有している。
[1]遊技盤は遊技球が転動可能な遊技領域を有するものである。図2の符号18は遊技盤の一例であり、図2の符号22は遊技盤18の遊技領域を示している。
[2]始動口は遊技盤に設けられたものであり、遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能なものである。図2の符号24は始動口の一例である。
[3]可変入球口は遊技盤に設けられたものであり、遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な開放状態および遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球不能な閉鎖状態に相互に切換わることが可能なものである。図2の特別入賞口26は可変入球口の一例である。
[4]大当り判定手段は遊技球が始動口に入球することに基づいて可変入球口を開放状態にする大当りであるか否かを判定するものである。図27のステップS76は大当り判定手段の一例である。
[5]識別図柄表示器は遊技盤に設けられたものであり、大当り判定手段の判定結果に応じた態様の識別図柄が表示されるものである。図2の特別図柄表示器32は識別図柄表示器の一例であり、特別図柄表示器32に表示される特別図柄は識別図柄に相当する。
[6]装飾図柄表示器は遊技盤に設けられたものであり、大当り判定手段の判定結果を遊技者に報知するための装飾図柄が表示されるものである。図2の符号33は装飾図柄表示器の一例である。
[7]識別図柄設定手段は大当り判定手段が大当りであることを判定した大当りの発生時には識別図柄を予め決められた大当りの態様に設定し、大当り判定手段が大当りであることを判定しなかった外れの発生時には識別図柄を大当りの態様とは異なる外れの態様に設定するものである。図28のステップS93とステップS95とステップS99のそれぞれは識別図柄設定手段の一例である。ステップS93の識別図柄設定手段は確変大当り図柄「7」を設定するものであり、ステップS95の識別図柄設定手段は通常大当り図柄「3」を設定するものであり、確変大当り図柄「7」および通常大当り図柄「3」のそれぞれは識別図柄の大当りの態様に相当する。ステップS99の識別図柄設定手段は外れ図柄「0」「1」「2」「4」「5」「6」「8」「9」のいずれかを設定するものであり、外れ図柄「0」〜「9」のそれぞれは識別図柄の外れの態様に相当する。
[8]図柄情報コマンド設定手段は識別図柄設定手段の設定結果を通知するための図柄情報コマンドを設定するものであり、図28のステップS107は図柄情報コマンド設定手段の一例である。この図柄情報コマンドはMODE「90(h)」およびEXTデータ「XX(h)」からなるものであり、識別図柄の設定結果はEXTデータ「XX(h)」として設定される。
[9]可変情報コマンド設定手段は識別図柄表示器に識別図柄を識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示する識別図柄遊技の所要時間および装飾図柄表示器に装飾図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する装飾図柄遊技の映像の演出内容の双方を含む可変情報コマンドを設定するものであり、大当りの発生時には予め決められた複数の大当り用の可変情報コマンドのうちから可変情報コマンドを設定し、外れの発生時には予め決められた複数の外れ用の可変情報コマンドのうちから可変情報コマンドを設定する。図28のステップS105は可変情報コマンド設定手段の一例であり、ステップS105の可変情報設コマンド定手段が設定する変動開始コマンドは可変情報コマンドに相当する。この変動開始コマンドはMODE「80(h)」およびEXTデータ「XX(h)」からなるものであり、識別図柄遊技の所要時間および装飾図柄遊技の演出内容のそれぞれはEXTデータ「XX(h)」として設定される。図11は変動開始コマンドの一覧を示すものであり、変動開始コマンド#12と#13と#22と#23と#32と#33と#42と#43のそれぞれは大当り用の可変情報コマンドに相当し、変動開始コマンド#1と#2と#11と#21と#31と#41のそれぞれは外れ用の可変情報コマンドに相当する。
[10]図柄情報コマンド送信手段は識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて図柄情報コマンドの設定結果を送信するものであり、図28のステップS108は図柄情報コマンド送信手段の一例である。
[11]可変情報コマンド送信手段は識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて可変情報コマンドの設定結果を送信するものであり、図28のステップS106は可変情報コマンド送信手段の一例である。
[12]可変開始コマンド送信手段は識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて装飾図柄遊技を開始することを指令するための可変開始コマンドを送信するものである。図28のステップS106は可変開始コマンド送信手段の一例であり、ステップS106の可変開始コマンド送信手段が送信する変動開始コマンドは可変情報コマンドおよび可変開始コマンドを兼用するものである。
[13]計時手段は識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて計時処理を開始するものであり、図30のステップS122は計時手段の一例である。
[14]識別図柄遊技手段は計時手段の計測結果が可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達することに基づいて識別図柄表示器に識別図柄を識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示するものであり、図31のステップS131は識別図柄遊技手段の一例である。
[15]可変停止コマンド送信手段は計時手段の計測結果が可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達することに基づいて装飾図柄遊技を終えることを指令するための可変停止コマンドを送信するものである。図30のステップS124は可変停止コマンド送信手段の一例であり、ステップS124の可変停止コマンド送信手段が送信する変動停止コマンドは可変停止コマンドに相当する。
[16]コマンド受信手段は図柄情報コマンド送信手段から送信される図柄情報コマンドと可変情報コマンド送信手段から送信される可変情報コマンドと可変開始コマンド送信手段から送信される可変開始コマンドと可変停止コマンド送信手段から送信される可変停止コマンドのそれぞれを受信するものである。図38のステップS224は図柄情報コマンドを受信するコマンド受信手段の一例であり、ステップS226は可変情報コマンドおよび可変開始コマンドを兼用する変動開始コマンドを受信するコマンド受信手段の一例であり、ステップS229は可変停止コマンドに相当する変動停止コマンドを受信するコマンド受信手段の一例である。
[17]可変情報コマンド判別手段はコマンド受信手段が受信した可変情報コマンドに基づいて大当りおよび外れのいずれが発生したかを判別するものである。図41のステップS282は可変情報コマンド判別手段の一例であり、変動開始コマンドのEXTデータに基づいて大当りに相当する確変大当りと大当りに相当する通常大当りと外れに相当する外れリーチと外れに相当する完全外れのいずれが発生したかを判別する。
[18]図柄情報コマンド判別手段はコマンド受信手段が受信した図柄情報コマンドに基づいて識別図柄の態様が大当りおよび外れのいずれに設定されたかを判別するものである。図42のステップS311と図43のステップS331と図44のステップS351と図45のステップS381と図46のステップS412のそれぞれは図柄情報コマンド判別手段の一例であり、図柄情報コマンドのEXTデータに基づいて確変大当り図柄と通常大当り図柄と外れ図柄のいずれが設定されたかを判別する。
[19]比較手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果を相互に比較するものである。図42のステップS312と図42のステップS318と図43のステップS322と図43のステップS338と図44のステップS352と図44のステップS367と図45のステップS382と図45のステップS404と図46のステップS413と図46のステップS415のそれぞれは比較手段の一例であり、図42のステップS312の比較手段と図42のステップS318の比較手段と図43のステップS332の比較手段と図43のステップS338の比較手段のそれぞれは変動開始コマンドの判別結果が大当りである場合に図柄情報コマンドの判別結果および変動開始コマンドの判別結果を相互に比較し、図44のステップS352の比較手段と図44のステップS367の比較手段と図45のステップS382の比較手段と図45のステップS404の比較手段のそれぞれは変動開始コマンドの判別結果が外れである場合に図柄情報コマンドの判別結果および変動開始コマンドの判別結果を相互に比較し、図46のステップS413の比較手段と図46のステップS415の比較手段のそれぞれは変動開始コマンドの判別結果が大当りおよび外れのいずれでもない場合に変動開始コマンドの判別結果および図柄情報コマンドの判別結果を相互に比較する。
[20]正常時装飾図柄設定手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に装飾図柄の設定処理を行うものであり、両者が大当りの発生で相互に整合しているときには装飾図柄を予め決められた大当りの態様に設定し、両者が外れの発生で相互に整合しているときには装飾図柄を大当りの態様とは異なる外れの態様に設定する。図42のステップS315および図43のステップS335のそれぞれは両判別結果が大当りの発生で相互に整合しているときに装飾図柄を大当りの態様に設定する正常時装飾図柄設定手段の一例であり、装飾図柄を左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一な大当りの態様に設定する。図44のステップS353〜364および図45のステップS383〜401のそれぞれは両判別結果が外れの発生で相互に整合しているときに装飾図柄を外れの態様に設定する正常時装飾図柄設定手段の一例であり、図44のステップS353〜364の正常時装飾図柄設定手段は装飾図柄を左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に同一で中列の図柄要素が左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれに対して異なる外れの態様に設定し、図45のステップS383〜401の正常時装飾図柄設定手段は装飾図柄を左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に異なる外れの態様に設定する。
[21]異常時装飾図柄設定手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に装飾図柄の設定処理を行うものであり、図柄情報コマンド判別手段の判別結果が大当りの態様で可変情報コマンド判別手段の判別結果が大当りの発生ではないときには装飾図柄を大当りの態様に設定し、図柄情報コマンド判別手段の判別結果が外れの態様で可変情報コマンド判別手段の判別結果が外れの発生ではないときには装飾図柄を外れの態様に設定する。図42のステップS322と図43のステップS342と図46のステップS419のそれぞれは異常時装飾図柄設定手段の一例であり、図柄情報コマンド判別手段の判別結果が外れの態様で可変情報コマンド判別手段の判別結果が外れの発生でないときに装飾図柄を外れの態様に設定する。図44のステップS368と図44のステップS369と図45のステップS405と図45のステップS406と図46のステップS414と図46のステップS416のそれぞれは異常時装飾図柄設定手段の一例であり、図柄情報コマンド判別手段の判別結果が大当りの態様で可変情報コマンド判別手段の判別結果が大当りの発生でないときに装飾図柄を大当りの態様に設定する。
[22]正常時演出設定手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するものであり、両者が大当りの発生で相互に整合しているときには可変情報コマンドに応じた識別図柄遊技の所要時間以内で装飾図柄を停止表示するように設定された複数の演出内容のうちから可変情報コマンドの受信結果に応じた大当り用の演出内容を選択し、両者が外れの発生で相互に整合しているときには可変情報コマンドに応じた識別図柄遊技の所要時間以内で装飾図柄を停止表示するように設定された複数の演出内容のうちから可変情報コマンドの受信結果に応じた外れ用の演出内容を選択する。図41のステップS294は正常時演出設定手段の一例であり、ステップS294の正常時演出設定手段が設定するプロセスデータ00〜プロセスデータ42のそれぞれは正常時の演出内容に相当する。図9は変動開始コマンドの変動表示時間およびプロセスデータの所要時間の相関関係を示すものである。この変動開始コマンドの変動表示時間は識別図柄遊技の所要時間に相当するものであり、プロセスデータの所要時間は対応する変動開始コマンドの変動表示時間以内で装飾図柄を停止表示するように対応する変動開始コマンドの変動表示時間に比べて短く設定されている。
[23]異常時演出設定手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するものであり、装飾図柄遊技の映像の演出内容として大当り用の複数の可変情報コマンドおよび外れ用の複数の可変情報コマンドのそれぞれに応じた所要時間で装飾図柄を可変停止状態で表示することが可能な異常時用の演出内容を可変情報コマンドの受信結果に拘らず設定する。図41のステップS296は異常時演出設定手段の一例であり、ステップS296の異常時演出設定手段が設定するコマンド異常用のプロセスデータは異常時用の演出内容に相当する。図9の変動開始コマンド#43は大当り用の複数の変動開始コマンドのうち変動表示時間が最長に設定されたものであり、コマンド異常用のプロセスデータの所要時間は大当り用の変動開始コマンド#43の変動表示時間に比べて長く設定されている。図9の変動開始コマンド#41は外れ用の複数の変動開始コマンドのうち変動表示時間が最長に設定されたものであり、コマンド異常用のプロセスデータの所要時間は外れ用の変動開始コマンド#41の変動表示時間に比べて長く設定されている。即ち、コマンド異常用のプロセスデータは大当り用の複数の変動開始コマンドおよび外れ用の複数の変動開始コマンドのそれぞれに応じた変動表示時間で装飾図柄を可変停止状態で表示することが可能に設定されている。
[24]正常時装飾図柄遊技手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に正常時演出設定手段の設定結果に応じた演出内容で装飾図柄表示器に装飾図柄遊技の映像を表示するものであり、コマンド受信手段が可変開始コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技の映像の表示を開始し、正常時装飾図柄設定手段の設定結果に応じた態様の装飾図柄を可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間以内で停止表示する。図40のステップS266は正常時装飾図柄遊技手段の一例であり、表示制御回路80にプロセスデータの設定結果に応じたタイミングで左列の変動停止コマンドと右列の変動停止コマンドと中列の変動停止コマンドのそれぞれを順に送信することで装飾図柄を変動開始コマンドの設定結果に応じた変動表示時間が経過する前に停止表示する。
[25]異常時装飾図柄遊技手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に異常時演出設定手段の設定結果に応じた演出内容で装飾図柄表示器に装飾図柄遊技の映像を表示するものであり、コマンド受信手段が可変開始コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技の映像の表示を開始し、コマンド受信手段が可変停止コマンドを受信することに基づいて異常時装飾図柄設定手段の設定結果に応じた態様の装飾図柄を可変停止状態で表示する。図40のステップS266および図53のステップS494は異常時装飾図柄遊技手段の一例であり、図40のステップS266の異常時装飾図柄遊技手段は表示制御回路80にコマンド異常用のプロセスデータの設定結果に応じたタイミングで左列の変動停止コマンドおよび右列の変動停止コマンドのそれぞれを順に送信することで装飾図柄の一部を停止表示し、図53のステップS494の異常時装飾図柄遊技手段はメイン制御回路50からの変動停止コマンドを受信することに基づいて最終の中列の図柄要素を停止表示し、装飾図柄を図柄情報コマンドの受信結果に応じた組合せにする。
2.請求項1記載のパチンコ遊技機の作用および効果の説明
遊技球が始動口に入球したときには大当りであるか否かの判定処理が行われ、大当りであることが判定された大当りの発生時には識別図柄が大当りの態様に設定され、大当り用の図柄情報コマンドおよび大当り用の可変情報コマンドのそれぞれが設定される。また、大当りであることが判定されなかった外れの発生時には識別図柄が外れの態様に設定され、外れ用の図柄情報コマンドおよび外れ用の可変情報コマンドが設定される。図柄情報コマンドは識別図柄の設定結果を通知するためのコマンドであり、可変情報コマンドは識別図柄遊技の所要時間および装飾図柄遊技の映像の演出内容の双方を含むコマンドであり、識別図柄遊技の開始タイミングが到来したときには計時処理が開始される。この識別図柄遊技の計時結果が可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達したときには識別図柄表示器に識別図柄が設定結果に応じた態様で表示され、識別図柄遊技の終了を通知するための可変停止コマンドが送信される。
1. Description of components of pachinko gaming machine according to
[1] The game board has a game area in which a game ball can roll.
[2] The starting port is provided in the game board, and a game ball that rolls in the game area of the game board can enter.
[3] The variable entrance is provided in the game board, and the game ball that rolls in the game area of the game board and the open state in which the game ball that rolls in the game area of the game board can enter the game ball. Can be switched to a closed state in which the ball cannot enter. 2 is an example of a variable entrance.
[4] The big hit judging means judges whether or not the big hit is to open the variable pitch opening based on the game ball entering the start opening. Step S76 in FIG. 27 is an example of a big hit determination means.
[5] The identification symbol display is provided on the game board, and displays an identification symbol of an aspect corresponding to the determination result of the big hit determination means. The
[6] The decorative symbol display is provided on the game board, and displays a decorative symbol for notifying the player of the determination result of the jackpot determining means.
[7] The identification symbol setting means sets the identification symbol in a predetermined big hit mode when the big hit is determined that the big hit determination means determines that the big hit is determined, and does not determine whether the big hit determination means is a big hit When the detachment occurs, the identification symbol is set to a detachment mode different from the jackpot mode. Each of step S93, step S95, and step S99 in FIG. 28 is an example of an identification symbol setting unit. The identification symbol setting means in step S93 sets the probability variation big hit symbol “7”, and the identification symbol setting means in step S95 sets the normal big hit symbol “3”, the probability variation big hit symbol “7” and the normal variation big hit symbol “7”. Each of the jackpot symbols “3” corresponds to a jackpot mode of the identification symbol. The identification symbol setting means in step S99 sets any one of the symbols “0”, “1”, “2”, “4”, “5”, “6”, “8”, and “9”. Each of “9” corresponds to an aspect of the identification symbol being removed.
[8] The symbol information command setting means sets a symbol information command for notifying the setting result of the identification symbol setting means, and step S107 in FIG. 28 is an example of the symbol information command setting means. This symbol information command consists of MODE “90 (h)” and EXT data “XX (h)”, and the identification symbol setting result is set as EXT data “XX (h)”.
[9] The variable information command setting means displays the identification symbol on the identification symbol display in a manner corresponding to the setting result of the identification symbol setting means, and the time required for the identification symbol game and the decoration symbol on the decoration symbol display are variable and variable. A variable information command that includes both the contents of the effect of the decorative symbol game video that is displayed in order in the stopped state is set. When a big hit occurs, the variable information command is selected from a plurality of predetermined variable information commands for the big hit. When a detachment occurs, a variable information command is set from among a plurality of predetermined variable information commands for detachment. Step S105 in FIG. 28 is an example of variable information command setting means, and the change start command set by the variable information setting command setting means in step S105 corresponds to a variable information command. This change start command is made up of MODE “80 (h)” and EXT data “XX (h)”. The required time of the identification symbol game and the effect contents of the decoration symbol game are respectively EXT data “XX (h)”. "Is set. FIG. 11 shows a list of change start commands, and change
[10] The symbol information command transmitting means transmits the setting result of the symbol information command based on the arrival timing of the identification symbol game, and step S108 in FIG. 28 is an example of the symbol information command transmitting means. .
[11] The variable information command transmission means transmits the setting result of the variable information command based on the arrival of the start timing of the identification symbol game. Step S106 in FIG. 28 is an example of the variable information command transmission means. .
[12] The variable start command transmission means transmits a variable start command for instructing to start the decorative symbol game based on the arrival timing of the identification symbol game. Step S106 in FIG. 28 is an example of a variable start command transmission unit, and the variable start command transmitted by the variable start command transmission unit in step S106 is a combination of a variable information command and a variable start command.
[13] The time measuring means starts the time measuring process based on the arrival of the start timing of the identification symbol game, and step S122 in FIG. 30 is an example of the time measuring means.
[14] The identification symbol game means sets the identification symbol setting means on the identification symbol display unit based on the fact that the measurement result of the timing means reaches the time required for the identification symbol game according to the setting result of the variable information command. It displays in the aspect according to a result, and step S131 of FIG. 31 is an example of an identification symbol game means.
[15] The variable stop command transmitting means is a variable stop for instructing to end the decorative symbol game based on the measurement result of the time measuring means reaching the time required for the identification symbol game according to the setting result of the variable information command. Sends commands. Step S124 in FIG. 30 is an example of a variable stop command transmission unit, and the variable stop command transmitted by the variable stop command transmission unit in step S124 corresponds to a variable stop command.
[16] The command receiving means transmits the symbol information command transmitted from the symbol information command transmitting means, the variable information command transmitted from the variable information command transmitting means, and the variable start command and variable stop command transmitted from the variable start command transmitting means. Each of the variable stop commands transmitted from the means is received. Step S224 in FIG. 38 is an example of a command receiving unit that receives a symbol information command. Step S226 is an example of a command receiving unit that receives a variable information command and a variable start command that also serves as a variable start command. It is an example of command receiving means for receiving a variable stop command corresponding to a variable stop command.
[17] The variable information command discriminating means discriminates whether a big hit or miss has occurred based on the variable information command received by the command receiving means. Step S282 in FIG. 41 is an example of variable information command determination means, and corresponds to probability variation big hit corresponding to big hit, normal big hit corresponding to big hit, and outreach corresponding to big hit and out based on the EXT data of the fluctuation start command. It is determined whether a complete deviation has occurred.
[18] The symbol information command discriminating means discriminates whether the identification symbol mode is set to jackpot or miss based on the symbol information command received by the command receiving means. Each of step S311 in FIG. 42, step S331 in FIG. 43, step S351 in FIG. 44, step S381 in FIG. 45, and step S412 in FIG. 46 is an example of symbol information command discrimination means, and is based on the EXT data of the symbol information command. Then, it is determined whether a probabilistic jackpot symbol, a normal jackpot symbol, or an outlier symbol is set.
[19] The comparison means compares the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means. 42, step S318 in FIG. 42, step S322 in FIG. 43, step S338 in FIG. 43, step S352 in FIG. 44, step S367 in FIG. 44, step S382 in FIG. 45, step S404 in FIG. Each of step S413 of FIG. 46 and step S415 of FIG. 46 is an example of a comparison unit. The comparison unit of step S312 of FIG. 42, the comparison unit of step S318 of FIG. 42, the comparison unit of step S332 of FIG. Each of the comparison means of S338 compares the discrimination result of the symbol information command and the discrimination result of the fluctuation start command when the discrimination result of the fluctuation start command is a big hit, and the comparison means of step S352 of FIG. The ratio between the comparison means in step S367 and step S382 in FIG. 46 and the comparison means in step S404 of FIG. 45 compare the discrimination result of the symbol information command and the discrimination result of the fluctuation start command with each other when the discrimination result of the fluctuation start command is out of place, and in step S413 of FIG. Each of the comparison means and the comparison means in step S415 of FIG. 46 compares the determination result of the variation start command and the determination result of the symbol information command with each other when the determination result of the variation start command is neither a big hit nor a miss.
[20] The normal decorative symbol setting means performs a decorative symbol setting process during normal time when the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means match each other. If they are matched to each other due to occurrence, the decorative pattern is set to a predetermined jackpot style, and if both are matched to each other due to occurrence of detachment, the decorative pattern is set to a different style from the jackpot style. Set. Each of step S315 in FIG. 42 and step S335 in FIG. 43 is an example of a normal decoration pattern setting unit that sets the decoration symbol in a jackpot mode when both determination results match each other with the occurrence of a jackpot, The decorative symbols are set in the big hit mode in which the symbol elements in the left column, the symbol elements in the middle column, and the symbol elements in the right column are the same. Each of steps S353 to 364 in FIG. 44 and steps S383 to 401 in FIG. 45 is performed by a normal decoration symbol setting means for setting a decoration symbol to a disagreement mode when both determination results match each other due to the occurrence of separation. For example, the normal decoration design setting means in steps S353 to S364 in FIG. 44 includes a design element in the left column and a design element in the left column, and a design element in the middle column in the left column. A different out-of-phase mode is set for each of the symbol elements in the right column, and the normal symbol design setting means in steps S383 to 401 in FIG. 45 sets the symbol symbol in the left column and the symbol element in the right column to each other. Set to different outliers.
[21] The abnormal decorative symbol setting means performs a decorative symbol setting process in the abnormal time when the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are not consistent with each other. If the discrimination result of the discrimination means is a big hit and the discrimination result of the variable information command discrimination means is not a big hit, the decorative symbol is set to the big hit mode, and the discrimination result of the symbol information command discrimination means is out of the variable information When the determination result of the command determination means is not the occurrence of detachment, the decorative symbol is set to the detachment mode. Each of step S322 in FIG. 42, step S342 in FIG. 43, and step S419 in FIG. 46 is an example of an abnormal decoration design setting unit, and the determination result of the symbol information command determination unit is different from that of the variable information command determination unit. When the determination result indicates that there is no detachment, the decorative symbol is set to a detachment mode. 44. Step S368 in FIG. 44, Step S369 in FIG. 44, Step S405 in FIG. 45, Step S406 in FIG. 45, Step S414 in FIG. 46, and Step S416 in FIG. When the discrimination result of the information command discrimination means is a big hit and the discrimination result of the variable information command discrimination means is not a big hit, the decorative symbol is set to the big win.
[22] The normal time effect setting means sets the effect content of the decorative symbol game video at the normal time when the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means match each other. Receive variable information command from multiple effects set to stop displaying decorative symbols within the time required for identification symbol game according to variable information command when both hits and match each other It is set so that the decoration symbol is stopped and displayed within the time required for the identification symbol game according to the variable information command when the contents for the big hit according to the result are selected and both match each other due to the occurrence of a loss Out of the plurality of effect contents, the effect contents for detachment according to the reception result of the variable information command are selected. Step S294 in FIG. 41 is an example of a normal effect setting unit, and each of the
[23] The abnormal time effect setting means sets the effect content of the decorative symbol game video at the time of abnormality when the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are not consistent with each other. For abnormal situations that can display decorative symbols in a variable stop state in the required time according to each of a plurality of variable information commands for jackpots and a plurality of variable information commands for losing as production contents of decorative symbol game video Is set regardless of the reception result of the variable information command. Step S296 in FIG. 41 is an example of an abnormal-time effect setting unit, and the process data for command abnormality set by the abnormal-time effect setting unit in Step S296 corresponds to the content of the abnormal-time effect. The variation
[24] The normal decoration symbol game means has an effect content according to the setting result of the normal time effect setting means when the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are consistent with each other. The decorative symbol display video is displayed on the decorative symbol display, and when the command receiving means receives the variable start command, the display of the decorative symbol gaming video is started and the normal decorative symbol setting means is set. The decorative symbol of the mode according to the result is stopped and displayed within the required time of the identification symbol game according to the setting result of the variable information command. Step S266 in FIG. 40 is an example of a normal decoration symbol game means, and the left column variation stop command, the right column variation stop command, and the middle column variation at a timing according to the process data setting result in the
[25] The abnormal decoration symbol game means has an effect content according to the setting result of the abnormal time effect setting means at the time of abnormality when the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are not consistent with each other. The display of the decorative symbol game video is displayed on the decorative symbol display. The command receiving means starts displaying the video of the decorative symbol game based on the reception of the variable start command, and the command receiving means issues the variable stop command. Based on the reception, the decorative symbol having a mode corresponding to the setting result of the abnormal decorative symbol setting means is displayed in a variable stop state. Step S266 in FIG. 40 and step S494 in FIG. 53 are an example of the abnormal decorative symbol game means, and the abnormal decorative symbol game means in step S266 in FIG. 40 sets the process data for command abnormality in the
2. Description of the operation and effect of the pachinko gaming machine according to
識別図柄遊技の開始タイミングが到来したときには図柄情報コマンドの設定結果と可変情報コマンドの設定結果のそれぞれに加えて可変開始コマンドが送信され、装飾図柄遊技の映像の表示を開始することが指令される。この装飾図柄遊技は装飾図柄表示器に装飾図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示するものであり、装飾図柄遊技の演出内容および装飾図柄の態様のそれぞれは、下記(1)〜(4)に示すように、可変情報コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果相互間の整合性の有無に応じた態様で設定される。
(1)図柄情報コマンドの判別結果および可変情報コマンドの判別結果が大当りで相互に整合している場合
可変情報コマンドの受信結果に基づいて大当りが発生したことが判別され、図柄情報コマンドの受信結果に基づいて識別図柄の態様が大当りに設定されたことが判別され、可変情報コマンドの判別結果および図柄情報コマンドの判別結果が相互に整合していることが判断される。この場合には装飾図柄が大当りの態様に設定され、複数の演出内容のうちから可変情報コマンドの受信結果に応じた大当り用の演出内容が選択され、装飾図柄遊技の映像が演出内容の設定結果に応じた内容で表示される。この演出内容は装飾図柄を可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間以内で停止表示することが設定されたものであり、装飾図柄は識別図柄遊技の所要時間以内に大当りの態様で停止表示される。
(2)図柄情報コマンドの判別結果および可変情報コマンドの判別結果が外れで相互に整合している場合
可変情報コマンドの受信結果に基づいて外れが発生したことが判別され、図柄情報コマンドの受信結果に基づいて識別図柄の態様が外れに設定されたことが判別され、可変情報コマンドの判別結果および図柄情報コマンドの判別結果が相互に整合していることが判断される。この場合には装飾図柄が外れの態様に設定され、複数の演出内容のうちから可変情報コマンドの受信結果に応じた外れ用の演出内容が選択され、装飾図柄遊技の映像が演出内容の設定結果に応じた内容で表示される。この演出内容は装飾図柄を可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間以内で停止表示することが設定されたものであり、装飾図柄は識別図柄遊技の所要時間以内に外れの態様で停止表示される。
(3)図柄情報コマンドの判別結果が大当りで可変情報コマンドの判別結果が大当りではなく両者が相互に整合していない場合
可変情報コマンドの受信結果に基づいて大当りが発生していないことが判別され、図柄情報コマンドの受信結果に基づいて識別図柄の態様が大当りに設定されたことが判別され、可変情報コマンドの判別結果および図柄情報コマンドの判別結果が相互に整合していないことが判断される。この場合には装飾図柄が図柄情報コマンドの受信結果に応じた大当りの態様に設定され、可変情報コマンドの受信結果に拘らず異常時用の演出内容が設定され、装飾図柄遊技の映像が異常時用の演出内容に応じた内容で表示される。この異常時用の演出内容は大当り用の複数の可変情報コマンドおよび外れ用の複数の可変情報コマンドのそれぞれに応じた所要時間で装飾図柄を可変停止状態で表示することが可能に設定されたものであり、装飾図柄は識別図柄遊技の終了に応じて可変停止コマンドが送信されることに基づいて大当りの態様で停止表示される。このため、可変情報コマンドがノイズの影響で変質したときであっても装飾図柄を正常な図柄情報コマンドに応じた大当りの態様で停止表示することができるので、遊技者が装飾図柄表示器の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できる。
(4)図柄情報コマンドの判別結果が外れで可変情報コマンドの判別結果が外れではなく両者が相互に整合していない場合
可変情報コマンドの受信結果に基づいて外れが発生していないことが判別され、図柄情報コマンドの受信結果に基づいて識別図柄の態様が外れに設定されたことが判別され、可変情報コマンドの判別結果および図柄情報コマンドの判別結果が相互に整合していないことが判断される。この場合には装飾図柄が図柄情報コマンドの受信結果に応じた外れの態様に設定され、可変情報コマンドの受信結果に拘らず異常時用の演出内容が設定され、装飾図柄遊技の映像が異常時用の演出内容に応じた内容で表示される。この異常時用の演出内容は大当り用の複数の可変情報コマンドおよび外れ用の複数の可変情報コマンドのそれぞれに応じた所要時間で装飾図柄を可変停止状態で表示することが可能に設定されたものであり、装飾図柄は識別図柄遊技の終了に応じて可変停止コマンドが送信されることに基づいて外れの態様で停止表示される。このため、可変情報コマンドがノイズの影響で変質したときであっても装飾図柄を正常な図柄情報コマンドに応じた外れの態様で停止表示することができるので、遊技者が装飾図柄表示器の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できる。
When the start time of the identification symbol game arrives, a variable start command is transmitted in addition to each of the symbol information command setting result and the variable information command setting result to instruct to start displaying the decorative symbol game video. . In this decorative symbol game, decorative symbols are displayed in order on the decorative symbol display in a variable state and a variable stop state. The contents of the decorative symbol game and the aspects of the decorative symbols are as follows (1) to (4). As shown in FIG. 5, the variable information command reception result and the symbol information command reception result are set in a manner according to whether or not there is consistency between the reception results.
(1) When the determination result of the symbol information command and the determination result of the variable information command are consistent with each other in the jackpot, it is determined that the jackpot has occurred based on the reception result of the variable information command, and the symbol information command reception result On the basis of this, it is determined that the mode of the identification symbol is set to the jackpot, and it is determined that the determination result of the variable information command and the determination result of the symbol information command are consistent with each other. In this case, the decorative symbol is set to the big hit mode, the big hit effect content corresponding to the reception result of the variable information command is selected from the plurality of the presentation content, and the decorative symbol game video is the result of setting the production content. It is displayed with the contents according to. This effect is set so that the decorative symbol is stopped and displayed within the required time of the identification symbol game according to the setting result of the variable information command, and the decorative symbol is a big hit within the required time of the identification symbol game Is stopped and displayed.
(2) When the determination result of the symbol information command and the determination result of the variable information command are out of alignment with each other, it is determined that the error has occurred based on the reception result of the variable information command, and the reception result of the symbol information command Based on this, it is determined that the form of the identification symbol is set to be out of the range, and it is determined that the determination result of the variable information command and the determination result of the symbol information command are consistent with each other. In this case, the decoration symbol is set in an out-of-play mode, and the off-stage effect content corresponding to the reception result of the variable information command is selected from the plurality of effect contents, and the image of the decoration symbol game is the setting result of the effect content It is displayed with the contents according to. This effect is set so that the decorative symbol is stopped and displayed within the required time of the identification symbol game according to the setting result of the variable information command. Is stopped and displayed.
(3) When the determination result of the symbol information command is a big hit and the determination result of the variable information command is not the big hit and they are not consistent with each other Based on the reception result of the variable information command, it is determined that no big hit has occurred. Based on the reception result of the symbol information command, it is determined that the mode of the identification symbol is set to the jackpot, and it is determined that the determination result of the variable information command and the determination result of the symbol information command are not consistent with each other. . In this case, the decorative symbol is set to a jackpot according to the reception result of the symbol information command, the production contents for the abnormal time are set regardless of the reception result of the variable information command, and the decorative symbol game video is abnormal The content is displayed according to the content of the production. The production contents for the abnormal time are set so that the decorative symbols can be displayed in the variable stop state in the required time according to each of the variable information commands for big hits and the plurality of variable information commands for losing. The decorative symbol is stopped and displayed in a jackpot manner based on the transmission of a variable stop command in response to the end of the identification symbol game. For this reason, even when the variable information command is altered due to the influence of noise, the decorative symbol can be stopped and displayed in a jackpot according to the normal symbol information command, so that the player can display the decorative symbol display. It is possible to prevent the occurrence of an internal processing error from being easily noticed from the contents.
(4) When the determination result of the symbol information command is off and the discrimination result of the variable information command is not off and the two are not consistent with each other Based on the reception result of the variable information command, it is determined that no outage has occurred. Based on the reception result of the symbol information command, it is determined that the mode of the identification symbol is set out of the way, and it is determined that the determination result of the variable information command and the determination result of the symbol information command are not consistent with each other. . In this case, the decorative symbol is set in a manner that is in accordance with the reception result of the symbol information command, the production contents for the abnormal time are set regardless of the reception result of the variable information command, and the decorative symbol game video is abnormal The content is displayed according to the content of the production. The production contents for the abnormal time are set so that the decorative symbols can be displayed in the variable stop state in the required time according to each of the variable information commands for big hits and the plurality of variable information commands for losing. The decorative symbol is stopped and displayed in a detachment manner based on the transmission of a variable stop command in response to the end of the identification symbol game. For this reason, even when the variable information command is altered due to the influence of noise, the decorative symbol can be stopped and displayed in a deviated manner according to the normal symbol information command, so that the player can display the decorative symbol display. It is possible to prevent the occurrence of an internal processing error from being easily noticed from the contents.
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が装着されている。この前枠2の前端面には横長な長方形状の上皿板3および横長な長方形状の下皿板4が上下2段に装着されており、上皿板3の前面には上面が開口する上皿5が固定され、下皿板4の前面には上面が開口する下皿6が固定されている。
As shown in FIG. 1, an
下皿板4の前面には右端部に位置してハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が前後方向へ延びる軸を中心に回動可能に装着されている。このハンドル台7の後方には発射ソレノイド9が固定されており、発射ソレノイド9には打球槌10が連結されている。この発射ソレノイド9は打球槌10の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が回動操作されたときには発射ソレノイド9に駆動電源が与えられ、打球槌10が駆動することに基づいて上皿5内の遊技球を上皿5内から弾き出す。
A
前枠2の前面には窓枠11が装着されている。この窓枠11は円形孔状の窓部12を有するものであり、窓部12の内周面には透明なガラス窓13が固定されている。この窓枠11の後面には左上隅部および右上隅部のそれぞれに位置してスピーカ14が固定されており、各スピーカ14の前方には網状のスピーカカバー15が配置されている。これら各スピーカカバー15は窓枠11に固定されたものであり、各スピーカ14が再生する効果音は前方のスピーカカバー15を通して放出される。窓枠11には各スピーカカバー15の下方に位置して2個のランプカバー16が固定されており、各ランプカバー16の後方には複数の電飾LED17(図3参照)が配置されている。これら各電飾LED17は窓枠11に固定されたものであり、各ランプカバー16は後方の電飾LED17が発光することに基づいて照明される。
A
前枠2には、図2に示すように、遊技盤18が装着されており、遊技盤18は窓枠11のガラス窓13により前方から視覚的に認識可能に覆われている。この遊技盤18の前面には外レール19および内レール20が固定されている。これら外レール19および内レール20相互間には円弧状の発射通路21が形成されており、打球槌10が弾いた遊技球は発射通路21を通して遊技領域22内に放出される。この遊技領域22内には複数の障害釘23が固定されており、遊技領域22内に放出された遊技球は障害釘23に当りながら遊技領域22内を落下する。この遊技領域22は外レール19および内レール20によって囲まれた領域のうち発射通路21を除く円形状の領域を称するものであり、遊技球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
As shown in FIG. 2, a
遊技盤18には、図2に示すように、遊技領域22内に位置して始動口24が固定されている。この始動口24は上面が開口するポケット状をなすものであり、遊技球は始動口24内に上面から入賞可能にされている。この始動口24内には始動口センサ25(図3参照)が装着されており、始動口センサ25は遊技球が始動口24内に入賞したことを検出して始動信号を出力する。
As shown in FIG. 2, the
遊技盤18には、図2に示すように、遊技領域22内に位置して特別入賞口26が固定されている。この特別入賞口26は前面が開口する横長な箱状をなすものであり、特別入賞口26には扉27が水平な軸28を中心に回動可能に装着され、扉27は特別入賞口ソレノイド29(図3参照)に連結されている。この扉27は特別入賞口ソレノイド29の断電状態で垂直な閉鎖状態になることに基づいて特別入賞口26の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖するものであり、図2は扉27を閉鎖状態で示している。この扉27は特別入賞口ソレノイド29の通電状態で前方へ水平に倒れた開放状態に回動するものであり、扉27の開放状態では遊技球が扉27に乗って特別入賞口26内に転がり込むことが許容される。この特別入賞口26内にはカウントセンサ30(図3参照)が装着されており、カウントセンサ30は遊技球が特別入賞口26内に入賞したことを検出してカウント信号を出力する。
As shown in FIG. 2, a special winning
遊技盤18には、図2に示すように、遊技領域22内に位置して表示台枠31が固定されており、表示台板31には特別図柄表示器32が固定されている。この特別図柄表示器32はドットマトリクス形のLED表示器から構成されたものであり、遊技球が始動口24内に入賞したときには賞球払出装置から設定個数の遊技球が上皿5内に賞品球として払出され、特別図柄表示器32に特別図柄遊技の映像が表示される。この特別図柄遊技の映像は特別図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示するものである。特別図柄の変動表示は特別図柄を予め決められた順序「0」→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「7」→「8」→「9」→「0」・・・で循環的に変化させることで行われ、特別図柄の停止表示は特別図柄の変動表示を「0」〜「9」のいずれかで停止させることで行われるものであり、特別図柄「3」を通常大当り図柄と称し、特別図柄「7」を確変大当り図柄と称し、特別図柄「0」〜「2」と「4」〜「6」と「8」と「9」のそれぞれを外れ図柄と称する。
As shown in FIG. 2, the
特別図柄表示器32に確変大当り図柄「7」が停止表示されたときには大当りラウンドが開始される。この大当りラウンドは特別入賞口26を開放し、特別入賞口26内に遊技球が入賞することを許容する遊技者有利の状態を発生させるものであり、特別入賞口26は上限値(例えば10個)の遊技球が入賞する個数条件および開放時間が上限値(例えば30sec)に達する時間条件のいずれかが満足されるまで開放状態に保持される。この大当りラウンドは固定的な設定回数(例えば15回)だけ繰返されるものであり、大当りラウンドの設定回数の繰返しを大当り遊技と称する。この特別図柄表示器32に確変大当り図柄「7」が停止表示されたときには大当り遊技が終了した直後の特別図柄遊技から確率変動モードが有効化され、確率変動モードの有効状態では特別図柄遊技で確変大当り図柄「7」および通常大当り図柄「3」のいずれかが停止表示される確率が確率変動モードの無効状態に比べて高くなる。
When the special symbol big hit symbol “7” is stopped and displayed on the
特別図柄表示器32に通常大当り図柄「3」が停止表示されたときには大当りラウンドが開始される。この大当りラウンドは特別図柄表示器32に確変大当り図柄「7」が停止表示された場合と同一の個数条件および同一の時間条件のいずれかが満足するまで継続するものであり、特別図柄表示器32に確変大当り図柄「7」が停止表示された場合と同一の設定回数だけ繰返される。即ち、大当り遊技は特別図柄表示器32に確変大当り図柄「7」および通常大当り図柄「3」のいずれかが停止表示されることに基づいて開始されるものであり、特別図柄表示器32に通常大当り図柄「3」が停止表示されたときには大当り遊技が終了した直後の特別図柄遊技から確率変動モードが無効化され、確率変動モードの無効状態では特別図柄遊技で確変大当り図柄「7」および通常大当り図柄「3」のいずれかが停止表示される確率が確率変動モードの有効状態に比べて低くなる。
When the special jackpot symbol “3” is stopped and displayed on the
表示台枠31には、図2に示すように、装飾図柄表示器33が固定されている。この装飾図柄表示器33は特別図柄表示器32に比べて大きな表示領域を有するカラー液晶表示器から構成されたものであり、遊技球が始動口24内に入賞したときには装飾図柄表示器33に装飾図柄遊技の映像が表示される。この装飾図柄遊技の映像は装飾図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、装飾図柄遊技中には両スピーカ14から装飾図柄表示器33の映像に応じた内容の音声が出力され、複数の電飾LED17のそれぞれが装飾図柄表示器33の映像に応じた内容で発光する。この装飾図柄は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3列の組合せ図柄を称するものであり、装飾図柄の変動は特別図柄の変動開始に時間的に同期して始まり、特別図柄の変動停止に時間的に同期して停止する。この装飾図柄の各列の図柄要素には「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」の8種類が設定されており、装飾図柄の変動表示は各列の図柄要素を予め決められた順序「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「7」→「8」→「1」・・・で循環的に変化させることで行われ、装飾図柄の変動停止は左列の図柄要素を「1」〜「8」のいずれかで1番目に停止表示し、右列の図柄要素を「1」〜「8」のいずれかで2番目に停止表示し、中列の図柄要素を「1」〜「8」のいずれかで3番目に停止表示することで行われる。
As shown in FIG. 2, a
装飾図柄の組合せには確変大当りの組合せと通常大当りの組合せと外れリーチの組合せと完全外れの組合せの4種類が設定されている。確変大当りの組合せは左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一の奇数である組合せを称するものであり、確変大当りの組合せには「111」「333」「555」「777」の4種類が設定されている。通常大当りの組合せは左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一の偶数である組合せを称するものであり、通常大当りの組合せには「222」「444」「666」「888」の4種類が設定されている。外れリーチの組合せは左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に同一で中列の図柄要素が左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれに対して異なる組合せを称し、完全外れの組合せは左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に異なる組合せを称する。この装飾図柄は特別図柄遊技で外れ図柄が停止表示されるときには完全外れの組合せおよび外れリーチの組合せのいずれかで変動停止し、特別図柄遊技で通常大当り図柄が停止表示されるときには通常大当りの組合せで変動停止し、特別図柄が確変大当りの態様で変動停止するときには確変大当りの組合せで変動停止するものであり、1回目の大当りラウンドは装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかで停止表示された直後に開始される。 Four types of combinations of decorative designs are set: a combination of probability variation jackpots, a combination of normal jackpots, a combination of detachment reach, and a combination of complete detachment. The combination of probability variation jackpots refers to a combination in which the symbol elements in the left column, the symbol elements in the middle column, and the symbol elements in the right column are the same odd number. The combinations of probability variation jackpots are “111”, “333”, “ Four types “555” and “777” are set. The normal jackpot combination refers to a combination in which the left row of symbol elements, the middle row of symbol elements, and the right row of symbol elements are the same even number, and the normal jackpot combination is “222”, “444”, “ Four types of “666” and “888” are set. The combination of outreach refers to a combination in which the design element in the left column and the design element in the right column are the same, and the design element in the middle column is different for each of the design element in the left column and the design element in the right column. The combination of is a combination in which the symbol elements in the left column and the symbol elements in the right column are different from each other. This decorative symbol will stop variably in either the combination of complete detachment or the combination of detachment when the out symbol is stopped and displayed in a special symbol game. When the special symbol stops variably in the mode of the probability variation jackpot, the variation stops with the combination of the probability variation jackpot. It starts immediately after being stopped and displayed in one of the combinations.
装飾図柄表示器33には、図2に示すように、保留表示領域34が設定されている。この保留表示領域34は保留図柄35が表示される領域であり、遊技者には保留表示領域34内の保留絵柄35の表示個数に応じて特別図柄遊技の保留回数が報知される。この特別図柄遊技は特別図柄遊技を即座に開始できない特別図柄遊技中と大当り遊技中とウェイト中のいずれかに遊技球が始動口24内に入賞したときに保留されるものであり、ウェイトとは今回の特別図柄遊技が終了してから次回の特別図柄遊技が開始されるまでの待ち時間および特別図柄遊技が終了してから大当り遊技が開始されるまでの待ち時間のそれぞれを称する。この特別図柄遊技の保留回数には上限値(例えば4回)が設定されており、保留回数が上限値に到達した状態で遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留されない。
As shown in FIG. 2, a
図3のメイン制御回路50は特別図柄遊技の遊技内容を制御するものであり、CPU51とROM52とRAM53を有している。このメイン制御回路50のROM52には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU51はRAM53をワークエリアとしてROM52の制御プログラムおよび制御データのそれぞれに基づいて制御動作を実行する。センサ回路54は始動口センサ25からの始動信号およびカウントセンサ30からのカウント信号のそれぞれをメイン制御回路50に出力するものであり、メイン制御回路50はセンサ回路54を介して始動信号を検出することに基づいて制御コマンドおよび賞球コマンドのそれぞれを設定し、センサ回路54を介してカウント信号を検出することに基づいて賞球コマンドを設定する。ソレノイド回路55は特別入賞口ソレノイド29を通断電するものであり、メイン制御回路50はソレノイド回路55を駆動制御することに基づいて特別入賞口26の扉27を開閉操作する。LED回路56は特別図柄表示器32に特別図柄を表示するものであり、メイン制御回路50はLED回路56を駆動制御することに基づいて特別図柄表示器32の表示内容を制御する。
The
払出制御回路60は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路60のROMには制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよび制御データのそれぞれに基づいて賞品球の払出動作を実行する。この払出制御回路60はメイン制御回路50から賞球コマンドの設定結果が送信されるものであり、賞球コマンドの設定結果を受信することに基づいて駆動信号を設定する。モータ回路61は払出制御回路60から駆動信号の設定結果が与えられるものであり、払出制御回路60から駆動信号が与えられることに基づいて払出モータ62を駆動する。この払出モータ62は遊技球を上皿5内に賞品球として払出す賞球払出装置の駆動源に相当するものであり、上皿5内には払出モータ62が駆動することに基づいて賞球コマンドに応じた設定個数の賞品球が払出される。
The
演出制御回路70はメイン制御回路50から制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、CPU71とROM72とRAM73を有している。この演出制御回路70のROM72には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU71は制御コマンドの設定結果を受信したときにはRAM73をワークエリアとしてROM72の制御プログラムおよび制御データのそれぞれに基づいて演出制御コマンドを設定する。
The
表示制御回路80は演出制御回路70から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものである。この表示制御回路80は演出制御コマンドの設定結果を受信することに基づいて装飾図柄表示器33に演出制御コマンドの受信結果に応じた映像を表示するものであり、VDPとVROMとVRAMを有している。VROMは各列の図柄要素「1」〜「8」を表示するための画像データおよび各列の図柄要素「1」〜「8」を表示するときの背景となるビデオデータを含む複数の表示データが予め記録されたものであり、VDPはVROMから検出した表示データをVRAMに展開し、装飾図柄表示器33にR・G・Bの各信号を出力することで映像をカラーで表示する。
The
音制御回路90は演出制御回路70から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものである。この音制御回路90は演出制御コマンドの設定結果を受信することに基づいて両スピーカ14のそれぞれから音声を出力するものであり、音声ICと音声ROMと音声RAMとDACとオーディオアンプとボリュームを有している。音声ICは両スピーカ14のそれぞれから音声を出力するための音声信号を生成するものであり、音声ROMには音信号を生成するための音声データが予め記録されている。音声RAMは音声ICが音声ROMから検出した音声データを展開するためのワークメモリとして使用されるものであり、DACは音声ICから出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するものである。オーディオアンプはDACから出力されるデジタル信号を増幅して両スピーカ14のそれぞれに出力するものであり、ボリュームはオーディオアンプから出力されるアナログ信号のレベルを調整するものである。電飾制御回路100は演出制御回路70から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものである。この電飾制御回路100は演出制御コマンドの設定結果を受信することに基づいて複数の電飾LED17のそれぞれを点滅するための電飾信号を設定し、複数の電飾LED17のそれぞれを電飾信号の設定結果に基づいて点滅させる。
The
遊技盤18の後面側には、図4の(a)に示すように、メイン基板110と中継基板120と演出基板130が装着されている。メイン基板110はメイン制御回路50が搭載されたものであり、演出基板130は演出制御回路70と表示制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100が搭載されたものであり、中継基板120はメイン制御回路50から演出制御回路70に送信される制御コマンドを中継するものである。即ち、メイン基板110にはコネクタ111が搭載され、中継基板120にはコネクタ121およびコネクタ122が搭載されており、メイン基板110のメイン制御回路50はコネクタ111およびコネクタ121を通して中継基板120に制御コマンドを送信し、中継基板120はコネクタ121からコネクタ122を通して演出基板130の演出制御回路70に制御コマンドを送信する。
On the rear side of the
メイン基板110のコネクタ111およびメイン制御回路50相互間には、図4の(a)に示すように、出力バッファ回路112が接続されている。この出力バッファ回路112はメイン基板110から中継基板120を通して演出基板130へ向う方向にのみ信号を通過させるものであり、中継基板120からメイン基板110への信号の入力を禁止する。この中継基板120には複数の規制回路123が搭載されている。この規制回路123はメイン基板110から送信される制御コマンドを演出基板130に伝送する配線毎に設けられたものであり、図4の(b)に示すように、抵抗124およびダイオード125を有している。これら各規制回路123はメイン基板110から中継基板120を通して演出基板130へ向う方向にのみ信号が通過することを許容するものであり、演出基板130から中継基板120へ向う方向に信号が通過することを禁止する。
An
図5はメイン制御回路50が演出制御回路70に送信する制御コマンドの一覧を示すものである。これら各制御コマンドは2バイトで構成されたものであり、各制御コマンドの1バイト目はMODEデータ(コマンドの分類)であり、各制御コマンドの2バイト目はEXTデータ(コマンドの種類)である。制御コマンド8000(h)〜8042(h)のそれぞれは特別図柄遊技を開始するときにメイン制御回路50が送信する変動開始コマンドであり、特別図柄が変動開始してから変動停止するまでの所要時間を選択するためのEXTデータを含んでいる。この所要時間は特別図柄の変動表示時間に相当するものであり、変動開始コマンドは演出制御回路70に装飾図柄遊技の演出内容を指定する変動パターンコマンドに相当する。
FIG. 5 shows a list of control commands that the
制御コマンド90XX(h)は特別図柄遊技で特別図柄表示器32に停止表示する特別図柄の種類を演出制御回路70に通知する図柄情報コマンドに相当するものであり、図柄情報コマンド9000(h)は特別図柄の変動停止時の態様が確変大当り図柄であることを示し、図柄情報コマンド9001(h)は特別図柄の変動停止時の態様が通常大当り図柄であることを示し、図柄情報コマンド9002(h)は特別図柄の変動停止時の態様が外れ図柄であることを示している。
The control command 90XX (h) corresponds to the symbol information command for notifying the
制御コマンドA000(h)は変動開始コマンドのEXTデータに応じた変動表示時間が経過したときに演出制御回路70に送信されるものであり、特別図柄遊技の変動表示が停止することを通知する変動停止コマンドに相当する。制御コマンドA1XX(h)は特別図柄遊技を保留したときに演出制御回路70に送信される保留コマンドに相当するものであり、保留コマンドA100(h)は1回の特別図柄遊技を保留したことを示し、保留コマンドA101(h)は2回の特別図柄遊技を保留したことを示し、保留コマンドA102(h)は3回の特別図柄遊技を保留したことを示し、保留コマンドA103(h)は4回の特別図柄遊技を保留したことを示している。制御コマンドB0XX(h)は1回目を含む各回の大当りラウンドが開始されるときにメイン制御回路50から送信されるものであり、今回の大当りラウンドが何回目であるかを演出制御回路70に通知する大当りラウンドコマンドに相当する。制御コマンドB100(h)は1回目を含む各回の大当りラウンドが終了したインターバルの開始時にメイン制御回路50から送信されるものであり、インターバルが始まることを演出制御回路70に通知するインターバルコマンドに相当する。
The control command A000 (h) is transmitted to the
図6はメイン制御回路50が更新するランダムカウンタの一覧を示している。ランダムカウンタMR1は大当りであるか否かを判定するために使用される大当り判定用のものであり、「0」〜「316」の範囲で循環的に更新される。ランダムカウンタMR2は外れリーチであるか否かを判定するために使用される外れリーチ判定用のものであり、「0」〜「49」の範囲内で循環的に更新される。ランダムカウンタMR3は変動開始コマンドを選択するときに使用される変動開始コマンド選択用のものであり、「0」〜「100」の範囲内で循環的に更新される。ランダムカウンタMR4は確変大当りであるか否かを判定するときに使用される確変判定用のものであり、「0」〜「9」の範囲内で循環的に更新される。ランダムカウンタMR5は特別図柄を複数の外れ図柄のうちから選択するときに使用される外れ図柄選択用のものであり、「0」〜「399」の範囲内で循環的に更新される。
FIG. 6 shows a list of random counters updated by the
メイン制御回路50のROM52には通常時の大当り判定テーブルおよび確変時の大当り判定テーブルが予め記録されている。通常時の大当り判定テーブルは確率変動モードの無効時に大当りであるか否かをランダムカウンタMR1に基づいて判定するための制御データであり、通常時の大当り判定テーブルには、図7の(a)に示すように、ランダムカウンタMR1「7」に対して大当りの判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR1「7」を除く残りのそれぞれの値に対して外れの判定結果が割付けられている。確変時の大当り判定テーブルは確率変動モードの有効時に大当りであるか否かをランダムカウンタMR1に基づいて判定するための制御データであり、確変時の大当り判定テーブルには、図7の(b)に示すように、ランダムカウンタMR1「0」〜「30」のそれぞれに対して大当りの判定結果が割付けられ、ランダムカウンタMR1「31」〜「316」のそれぞれに対して外れの判定結果が割付けられている。即ち、確率変動モードの有効状態では確率変動モードの無効状態に比べて高い一定確率で大当りであることが判定される。
In the
メイン制御回路50のROM52には外れ図柄テーブルが予め記録されている。この外れ図柄テーブルはランダムカウンタMR5に基づいて外れ図柄を選択するものであり、外れ図柄テーブルには、図8に示すように、ランダムカウンタMR5「0」〜「49」のそれぞれに対して外れ図柄「0」が割付けられ、ランダムカウンタMR「50」〜「99」のそれぞれに対して外れ図柄「1」が割付けられ、ランダムカウンタMR5「100」〜「149」のそれぞれに対して外れ図柄「2」が割付けられ、ランダムカウンタMR5「150」〜「199」のそれぞれに対して外れ図柄「4」が割付けられ、ランダムカウンタMR5「200」〜「249」のそれぞれに対して外れ図柄「5」が割付けられ、ランダムカウンタMR5「250」〜「299」のそれぞれに対して外れ図柄「6」が割付けられ、ランダムカウンタMR5「300」〜「349」のそれぞれに対して外れ図柄「8」が割付けられ、ランダムカウンタMR5「350」〜「399」のそれぞれに対して外れ図柄「9」が割付けられている。
In the
メイン制御回路50のROM52には変動開始コマンドテーブルが予め記録されている。この変動開始コマンドテーブルは、図9に示すように、変動開始コマンド#1〜#43のそれぞれに変動パターンと変動表示時間とEXTデータの3者を割付けたものであり、変動開始コマンド#1の変動表示時間〜変動開始コマンド#43の変動表示時間は相互に異なる値に設定されている。変動開始コマンド#1および変動開始コマンド#2のそれぞれは完全外れが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#1には変動表示時間「4000(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#2には変動表示時間「4000+k0(msec)」が割付けられている。この定数k0は内部処理的に識別可能な程度の小さな値「20msec」に設定されたものであり、遊技者の感覚からは変動開始コマンド#1の設定時および変動開始コマンド#2の設定時で相互に同一の所要時間で特別図柄が変動停止する。変動開始コマンド#11は外れリーチが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#12は通常大当りが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#13は確変大当りが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#11には変動表示時間「10000(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#12には変動表示時間「10000+k1(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#13には変動表示時間「10000+k2(msec)」が割付けられている。定数k1は内部処理的に識別可能な程度の小さな値「30msec」に設定され、定数k2は内部処理的に識別可能な程度の小さな値「40msec」に設定されたものであり、遊技者の感覚からは変動開始コマンド#11の設定時と変動開始コマンド#12の設定時と変動開始コマンド#13の設定時で相互に同一の所要時間で特別図柄が変動停止する。
A variation start command table is recorded in advance in the
変動開始コマンド#21は外れリーチが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#22は通常大当りが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#23は確変大当りが判定されたときに選択対象となるものである。変動開始コマンド#21には変動表示時間「20000(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#22には変動表示時間「20000+k1(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#23には変動表示時間「20000+k2(msec)」が割付けられており、遊技者の感覚からは変動開始コマンド#21の設定時と変動開始コマンド#22の設定時と変動開始コマンド#23の設定時で相互に同一の所要時間で特別図柄が変動停止する。変動開始コマンド#31は外れリーチが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#32は通常大当りが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#33は確変大当りが判定されたときに選択対象となるものである。変動開始コマンド#31には変動表示時間「30000(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#32には変動表示時間「30000+k1(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#33には変動表示時間「30000+k2(msec)」が割付けられており、遊技者の感覚からは変動開始コマンド#31の設定時と変動開始コマンド#32の設定時と変動開始コマンド#33の設定時で相互に同一の所要時間で特別図柄が変動停止する。
The variation
変動開始コマンド#41は外れリーチが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#42は通常大当りが判定されたときに選択対象となるものであり、変動開始コマンド#43は確変大当りが判定されたときに選択対象となるものである。変動開始コマンド#41には完全外れ用の変動開始コマンドおよび外れリーチ用の変動開始コマンドのうちで最長の変動表示時間「40000(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#42には変動表示時間「40000+k1(msec)」が割付けられ、変動開始コマンド#43には通常大当り用の変動開始コマンドおよび確変大当り用の変動開始コマンドを含む全ての変動開始コマンドのうちで最長の変動表示時間「40000+k2(msec)」が割付けられており、遊技者の感覚からは変動開始コマンド#41の設定時と変動開始コマンド#42の設定時と変動開始コマンド#43の設定時で相互に同一の所要時間で特別図柄が変動停止する。
The variation
メイン制御回路50のROM52には通常大当り用の変動パターンテーブルと確変大当り用の変動パターンテーブルと外れリーチ用の変動パターンテーブルと完全外れ用の変動パターンテーブルが予め記録されている。これら通常大当り用の変動パターンテーブル〜完全外れ用の変動パターンテーブルのそれぞれはランダムカウンタMR3に基づいて変動パターンを選択するためのものであり、図10に示すように、通常大当り用の変動パターンテーブル〜外れリーチ用の変動パターンテーブルには共通のリーチに対して相互に異なる個数のランダムカウンタMR3が割付けられている。例えば外れリーチ用の変動パターンテーブルにはリーチAに対してランダムカウンタMR3「0」〜「50」が割付けられ、通常大当り用の変動パターンテーブルにはリーチAに対してランダムカウンタMR3「0」〜「20」が割付けられ、確変大当り用の変動パターンテーブルにはリーチAに対してランダムカウンタMR3「0」が割付けられており、リーチAの選択確率は外れリーチ用の変動パターンテーブル〜確変大当り用の変動パターンテーブルで相互に異なる値に設定されている。
In the
メイン制御回路50のRAM53には、図11に示すように、制御データ格納領域140が設定されている。この制御データ格納領域140は特別図柄遊技を行うために必要な各種のデータを格納する領域であり、保留データ格納部141と特別図柄格納部142とフラグ格納部143とタイマ格納部144とカウンタ格納部145を有している。保留データ格納部141は大当り判定用のランダムカウンタMR1が格納される領域である。即ち、特別図柄遊技を即座に開始できない特別図柄遊技中と大当り遊技中とウェイト中のいずれかに遊技球が始動口24内に入賞したときにはランダムカウンタMR1の計測値が取得され、ランダムカウンタMR1の取得結果が保留データ格納部141に格納される。このランダムカウンタMR1の格納数には上限値「4」が設定されており、ランダムカウンタMR1は保留データ格納部141に取得された順序で格納される。このランダムカウンタMR1は保留番号と共に保留データ格納部141に格納されるものであり、保留番号は取得順序の古さに応じて「1」「2」「3」「4」の順に付与される。
A control
特別図柄格納部142は特別図柄の設定結果が格納される領域であり、例えば確変大当り図柄「7」が設定されたときには特別図柄格納部142に「7」が格納される。フラグ格納部143は始動信号フラグと特図プロセスフラグと大当りフラグと確変フラグのそれぞれが格納される領域である。始動信号フラグは遊技球が始動口24内に入賞することに基づいてオンされるものであり、制御データの設定処理が終了することに基づいてオフ状態にクリアされる。特図プロセスフラグは図24の特別図柄プロセス処理でステップS61の大当り判定処理〜ステップS67のインターバル処理のいずれの処理を択一的に実行するかを指定するものである。大当りフラグは大当りであることが判定されることに基づいてオンされるものであり、大当り遊技で最終回のインターバルが終了するときにオフ状態にクリアされる。確変フラグは確変大当りであることが判定されることに基づいてオンされるものであり、通常大当りであることが判定されることに基づいてオフ状態にクリアされる。この確変フラグは確率変動モードの設定状態を示すものであり、確変フラグのオン状態では確率変動モードが有効化されていると判断され、確変フラグのオフ状態では確率変動モードが無効化されていると判断される。
The special
タイマ格納部144は変動時間タイマMT1とウェイト時間タイマMT2とインターバル時間タイマMT3が格納される領域である。変動時間タイマMT1は変動開始コマンドの選択結果に応じた変動表示時間が初期値としてセットされるものであり、変動時間タイマMT1が初期値から一定の時間間隔で定期的に減算されることで特別図柄遊技の残り時間が計測される。ウェイト時間タイマMT2は一定のウェイト時間が初期値としてセットされるものであり、ウェイト時間タイマMT2が初期値から一定の時間間隔で定期的に減算されることで今回の特別図柄遊技が終了してから次回の特別図柄遊技が開始されるまでの残り時間等が計測される。インターバル時間タイマMT3は一定のインターバル時間が初期値としてセットされるものであり、インターバル時間タイマMT3が初期値から一定の時間間隔で定期的に減算されることで今回の大当りラウンドが終了してから次回の大当りラウンドが開始されるまでの残り時間等が計測される。カウンタ格納部145はランダムカウンタMR1〜MR5および大当りラウンドカウンタMN1が格納される領域である。この大当りラウンドカウンタMN1は大当りラウンドの継続回数を計測するものであり、大当りラウンドが終了する毎に大当りラウンドカウンタMN1が加算されることで大当りラウンドの継続回数が計測される。
The
図12は演出制御回路70が更新するランダムカウンタの一覧を示している。ランダムカウンタSR1は装飾図柄を確変大当りの組合せまたは通常大当りの組合せとするときに各列の図柄要素を決めるために使用されるものであり、「0」〜「249」の範囲内で循環的に更新される。このランダムカウンタSR1は装飾図柄を外れリーチの組合せとするときに左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれを決めるためにも使用され、装飾図柄を完全外れの組合せとするときに左列の図柄要素を決めるためにも使用される。ランダムカウンタSR2は装飾図柄を外れリーチの組合せまたは完全外れの組合せとするときに中列の図柄要素を決めるために使用されるものであり、「0」〜「162」の範囲内で循環的に更新される。ランダムカウンタSR3は装飾図柄を完全外れの組合せとするときに右列の図柄要素を決めるために使用されるものであり、「0」〜「72」の範囲内で循環的に更新される。
FIG. 12 shows a list of random counters updated by the
演出制御回路70のROM72には、図13に示すように、コマンド判別テーブルが予め記録されている。このコマンド判別テーブルはメイン制御回路50から演出制御回路70に送信される複数の変動開始コマンドのEXTデータのそれぞれが記録され、複数のEXTデータのそれぞれには図9の変動開始コマンドテーブルと同一内容で確変大当りと通常大当りと外れリーチと完全外れのいずれかの判定結果が割付けられたものであり、複数のEXTデータのそれぞれには図9の変動開始コマンドテーブルと同一の変動表示時間が割付けられている。
A command discrimination table is recorded in advance in the
演出制御回路70のROM72には複数の変動開始コマンドのそれぞれに対応してプロセスデータが予め記録されている。これら各プロセスデータは、図14に示すように、プロセスタイマ設定値および演出制御データからなるものであり、各プロセスデータには変動開始コマンドのEXTデータが割付けられている。これら各プロセスデータの演出制御データは表示制御データと音声制御データと電飾制御データを含んで構成されている。各表示制御データは装飾図柄遊技で装飾図柄表示器33に表示する映像の演出内容を示すものであり、各音声制御データは装飾図柄遊技で両スピーカ14のそれぞれから出力する音声の内容を示すものであり、各電飾制御データは装飾図柄遊技で複数の電飾LED17のそれぞれを点滅させる内容を示すものであり、プロセスタイマ設定値は対応する表示制御データと音声制御データと電飾制御データのそれぞれで演出を発生させるための時間を特定する時間データである。
In the
複数のプロセスデータのそれぞれには表示制御データとして左列の図柄要素〜右列の図柄要素の全てを変動状態で表示開始するための全図変動開始コマンドと左列の図柄要素を停止表示するための左列の変動停止コマンドと右列の図柄要素を停止表示するための右列の変動停止コマンドと中列の図柄要素を停止表示するための中列の変動停止コマンドが設定されており、複数のプロセスデータのそれぞれではプロセスタイマ設定値が全図変動開始コマンドと左列の変動停止コマンドと右列の変動停止コマンドと中列の変動停止コマンドの順序で大きくなるように設定されている。これら各プロセスデータは変動表示時間が経過する前に最終の中列の図柄要素を停止表示し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の組合せを確定するものであり、各プロセスデータの所要時間は対応する変動開始コマンドの変動表示時間に比べて短く設定されている。図14の(a)は完全外れα用のプロセスデータ00を示すものである。この完全外れα用のプロセスデータ00は完全外れα用の変動開始コマンド#1に対応するものであり、完全外れα用のプロセスデータ00には変動開始コマンド#1と同一のEXTデータ「00」が割付けられている。このプロセスデータ00の所要時間(PT4)は、図9に示すように、変動開始コマンド#1の変動表示時間「4000msec」に比べて短く設定されており、プロセスデータ00が設定されたときには変動表示時間が経過する前に左列の図柄要素と右列の図柄要素と中列の図柄要素の全てが停止表示される。
Each of the plurality of process data is displayed as display control data in order to display all symbol variation start commands for starting display of all the symbol elements in the left column to the right column in a variation state and to stop the symbol elements in the left column. The left column's variable stop command, the right column's variable stop command for stopping and displaying the right column's symbol elements, and the middle column's variable stop command for stopping and displaying the middle column's symbol elements are set. In each of the process data, the process timer set value is set so as to increase in the order of all figure variation start command, left column variation stop command, right column variation stop command, and middle column variation stop command. Each of these process data stops and displays the last middle row of design elements before the variable display time elapses, and determines the combination of the left row of design elements, the middle row of design elements, and the right row of design elements. The required time of each process data is set shorter than the fluctuation display time of the corresponding fluctuation start command. FIG. 14 (a) shows
図14の(b)はリーチD外れ用のプロセスデータ40を示すものである。このリーチD外れ用のプロセスデータ40はリーチD外れ用の変動開始コマンド#41に対応するものであり、リーチD外れ用のプロセスデータ40には変動開始コマンド#41と同一のEXTデータ「40」が割付けられている。この変動開始コマンド#41は、図9に示すように、完全外れα用の変動開始コマンド#1と完全外れβ用の変動開始コマンド#2とリーチA外れ用の変動開始コマンド#11とリーチB外れ用の変動開始コマンド#21とリーチC外れ用の変動開始コマンド#31とリーチD外れ用の変動開始コマンド#41のうちで変動表示時間が最長に設定されたものであり、変動開始コマンド#41用のプロセスデータ40の所要時間(PT15)は変動開始コマンド#41の変動表示時間に比べて短く設定されている。従って、変動開始コマンド#41用のプロセスデータ40が設定されたときには変動表示時間が経過する前に左列の図柄要素と右列の図柄要素と中列の図柄要素の全てが停止表示される。
FIG. 14B shows the
図14の(c)はリーチD確変大当り用のプロセスデータ42を示すものである。このリーチD確変大当り用のプロセスデータ42はリーチD確変大当り用の変動開始コマンド#43に対応するものであり、リーチD確変大当り用のプロセスデータ42には変動開始コマンド#43と同一のEXTデータ「42」が割付けられている。この変動開始コマンド#43は、図9に示すように、リーチA通常大当り用の変動開始コマンド#12とリーチA確変大当り用の変動開始コマンド#13とリーチB通常大当り用の変動開始コマンド#22とリーチB確変大当り用の変動開始コマンド#23とリーチC通常大当り用の変動開始コマンド#32とリーチC確変大当り用の変動開始コマンド#33とリーチD通常大当り用の変動開始コマンド#42とリーチD確変大当り用の変動開始コマンド#43のうちで変動表示時間が最長に設定されたものであり、変動開始コマンド#43用のプロセスデータ42の所要時間(PT25)は変動開始コマンド#43の変動表示時間に比べて短く設定されている。従って、変動開始コマンド#43用のプロセスデータ42が設定されたときには変動表示時間が経過する前に左列の図柄要素と右列の図柄要素と中列の図柄要素の全てが停止表示される。
FIG. 14C shows
演出制御回路70のROM72にはコマンド異常用のプロセスデータが予め記録されている。このコマンド異常用のプロセスデータは、図15および図16のそれぞれに示すように、プロセスタイマ設定値および演出制御データからなるものであり、コマンド異常用のプロセスデータの演出制御データは表示制御データと音声制御データと電飾制御データを含んで構成されている。このコマンド異常用のプロセスデータは異常時に変動開始コマンドに拘らず使用されるものであり、コマンド異常用のプロセスデータには変動開始コマンドのEXTデータが割付けられていない。このコマンド異常用のプロセスデータの所要時間(PT120)は完全外れα用の変動開始コマンド#1と完全外れβ用の変動開始コマンド#2とリーチA外れ用の変動開始コマンド#11とリーチB外れ用の変動開始コマンド#21とリーチC外れ用の変動開始コマンド#31とリーチD外れ用の変動開始コマンド#41のうちで変動表示時間が最長の変動開始コマンド#41の変動表示時間に比べて長く設定され、リーチA通常大当り用の変動開始コマンド#12とリーチA確変大当り用の変動開始コマンド#13とリーチB通常大当り用の変動開始コマンド#22とリーチB確変大当り用の変動開始コマンド#23とリーチC通常大当り用の変動開始コマンド#32とリーチC確変大当り用の変動開始コマンド#33とリーチD通常大当り用の変動開始コマンド#42とリーチD確変大当り用の変動開始コマンド#43のうちで変動表示時間が最長の変動開始コマンド#43の変動表示時間に比べて長く設定されている。
In the
演出制御回路70のROM72には装飾図柄遊技用のビデオデータテーブルが予め記録されている。このビデオデータテーブルは、図17に示すように、装飾図柄遊技用の複数のビデオデータ番号「S00」〜「S42」のそれぞれに変動開始コマンドのEXTデータ「00(h)」〜「42(h)」を割付けたものであり、表示制御回路80のVROMには装飾図柄遊技用の複数のビデオデータ番号「S00」〜「S42」のそれぞれに対応して装飾図柄遊技用のビデオデータが記録されている。これら複数のビデオデータのそれぞれは装飾図柄遊技で各列の図柄要素を変動状態および変動停止状態で表示するときの背景の映像を表示するためのものであり、各列の図柄要素はビデオデータに応じた背景の前方に重ねて表示される。このビデオデータテーブルにはコマンド異常用のビデオデータ番号「SEE」が記録されており、表示制御回路80のVROMにはコマンド異常用のビデオデータ番号「SEE」に対応する装飾図柄遊技用のビデオデータが記録されている。このコマンド異常用のビデオデータ番号「SEE」は異常時に使用されるものであり、コマンド異常用のビデオデータ番号「SEE」にはEXTデータが割付けられていない。
A video data table for decorative design games is recorded in advance in the
演出制御回路70のROM72には大当りラウンド用のビデオデータテーブルが予め記録されている。この大当りラウンド用のビデオデータテーブルは、図18に示すように、大当りラウンド用の複数のビデオデータ番号「R00」〜「R0E」のそれぞれに大当りラウンドコマンドのEXTデータ「00(h)」〜「0E(h)」を割付けたものであり、表示制御回路80のVROMには大当りラウンド用の複数のビデオデータ番号「R00」〜「R0E」のそれぞれに対応する大当りラウンド用のビデオデータが記録されている。これら複数のビデオデータのそれぞれは大当りラウンドで装飾図柄表示器33に演出映像を表示するものであり、相互に異なる内容に設定されている。
A video data table for the big hit round is recorded in advance in the
演出制御回路70のROM72には確変大当り図柄テーブルと通常大当り図柄テーブルと左図柄テーブルと中図柄テーブルと右図柄テーブルが予め記録されている。確変大当り図柄テーブルは、図19の(a)に示すように、「1」「3」「5」「7」の4種類の図柄要素のそれぞれにランダムカウンタSR1を割付けたものである。通常大当り図柄テーブルは、図19(b)に示すように、「2」「4」「6」「8」の4種類の図柄要素のそれぞれにランダムカウンタSR1を割付けたものである。左図柄テーブルは、図19の(c)に示すように、「1」〜「8」の8種類の図柄要素のそれぞれにランダムカウンタSR1を割付けたものである。中図柄テーブルは、図19の(d)に示すように、「1」〜「8」の8種類の加算要素のそれぞれにランダムカウンタSR2を割付けたものである。右図柄テーブルは、図19の(e)に示すように、「1」〜「8」の8種類の加算要素のそれぞれにランダムカウンタSR3を割付けたものである。
In the
演出制御回路70のRAM73には、図20に示すように、演出制御データ格納領域150が設定されており、演出制御データ格納領域150にはコマンド格納部151とフラグ格納部152とタイマ格納部153とカウンタ格納部154と確定図柄格納部155と演出要素格納部156が設定されている。コマンド格納部151はメイン制御回路50から送信される変動開始コマンドと図柄情報コマンドと変動停止コマンドと保留コマンドと大当りラウンドコマンドとインターバルコマンドが記録される領域である。
As shown in FIG. 20, an effect control
フラグ格納部152は装飾図柄遊技開始フラグと装飾図柄遊技中フラグと装飾図柄遊技停止フラグと大当りラウンドフラグとインターバルフラグとコマンド異常フラグが記録される領域である。装飾図柄遊技開始フラグはメイン制御回路50から送信される変動開始コマンドを受信することに基づいてオン状態にセットされるものであり、装飾図柄遊技を開始するための設定処理が行われるときにオフ状態にクリアされる。装飾図柄遊技中フラグは装飾図柄遊技を開始するための設定処理が行われるときにオン状態にセットされるものであり、装飾図柄遊技が終了するときにオフ状態にクリアされる。装飾図柄遊技停止フラグはメイン制御回路50から送信される変動停止コマンドを受信することに基づいてオン状態にセットされるものであり、装飾図柄遊技を停止するための設定処理が行われるときにオフ状態にクリアされる。大当りラウンドフラグはメイン制御回路50から送信される大当りラウンドコマンドを受信することに基づいてオン状態にセットされるものであり、大当りラウンド用のビデオデータの再生処理を開始するときにオフ状態にクリアされる。インターバルフラグはメイン制御回路50から送信されるインターバルコマンドを受信することに基づいてオン状態にセットされるものであり、大当りラウンド用のビデオデータの再生処理を停止するときにオフ状態にクリアされる。コマンド異常フラグはメイン制御回路50から送信される変動開始コマンドおよび図柄情報コマンド相互間の整合性の有無を示すものであり、変動開始コマンドおよび図柄情報コマンド相互間が整合しているときにはオフ状態にクリアされ、変動開始コマンドおよび図柄情報コマンド相互間が整合していないときにはオン状態にセットされる。
The
タイマ格納部153は変動時間タイマST1が記録される領域である。この変動時間タイマST1は変動開始コマンドの受信結果に応じた変動表示時間が初期値としてセットされるものであり、変動時間タイマST1が初期値から一定の時間間隔で定期的に減算されることで装飾図柄遊技の残り時間が計測される。カウンタ格納部154はランダムカウンタSR1〜SR3が記録される領域であり、確定図柄格納部155は装飾図柄遊技で最終的に停止表示する装飾図柄が記録される領域であり、演出要素格納部156は異常時に装飾図柄遊技で表示する演出要素の設定結果が記録される領域である。
[1]メイン処理
図21はメイン制御回路50のCPU51が電源投入に基づいて実行するメイン処理を示すものであり、CPU51は電源が投入されたときにはステップS1でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS2でRAM53の保留データ格納部141と特別図柄格納部142とフラグ格納部143とタイマ格納部144とカウンタ格納部145のそれぞれを初期設定し、ステップS3で4msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を初期設定する。
The
[1] Main Processing FIG. 21 shows the main processing executed by the
CPU51はステップS3でCTCを初期設定すると、ステップS4のカウンタ更新処理1を繰返す。このカウンタ更新処理1はカウンタ格納部145のランダムカウンタMR3およびランダムカウンタMR5のそれぞれを「1」だけ更新するものであり、図6に示すように、ランダムカウンタMR3は初期値「0」から上限値「100」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に更新され、ランダムカウンタMR5は初期値「0」から上限値「399」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に更新される。
[2]タイマ割込み処理
図22はCPU51がタイマ割込みの発生する4msec毎に実行するタイマ割込み処理を示すものであり、CPU52はタイマ割込みが発生する毎にステップS11の入力処理とステップS12のカウンタ更新処理2とステップS13のデータ取得処理とステップS14の特別図柄プロセス処理を順に実行する。
[2−1]入力処理
図23はステップS11の入力処理の詳細を示すものであり、CPU51はステップS21でセンサ回路54からの始動信号の有無を判断する。ここで始動信号がないことを判断したときにはステップS22でフラグ格納部143の始動信号フラグをオフ状態にリセットし、始動信号があることを判断したときにはステップS23でフラグ格納部143の始動信号フラグをオン状態にセットする。
[2−2]カウンタ更新処理2
図24はステップS12のカウンタ更新処理2の詳細を示すものであり、CPU51はステップS31でカウンタ格納部145のランダムカウンタMR1を単位値「1」だけ更新し、ステップS32でカウンタ格納部145のランダムカウンタMR2を単位値「1」だけ更新し、ステップS33でカウンタ格納部145のランダムカウンタMR4を単位値「1」だけ更新する。ランダムカウンタMR1は大当り判定用のものであり、図6に示すように、初期値「0」から上限値「316」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。ランダムカウンタMR2は外れリーチ判定用のものであり、初期値「0」から上限値「49」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。ランダムカウンタMR4は確変判定用のものであり、初期値「0」から上限値「9」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[2−3]データ取得処理
図25はステップS13のデータ取得処理の詳細を示すものであり、CPU51はステップS41でフラグ格納部143の始動信号フラグの設定状態を判断する。例えば遊技球が始動口24内に入賞したときにはステップS11の入力処理でフラグ格納部143の始動信号フラグがオンされている。この場合にはCPU51は図25のステップS41でフラグ格納部143の始動信号フラグのオンを判断し、ステップS42でカウンタ格納部145からランダムカウンタMR1の計測値を取得する。そして、ステップS43へ移行し、保留番号1の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。
When the
[2] Timer Interrupt Processing FIG. 22 shows timer interrupt processing executed by the
[2-1] Input Processing FIG. 23 shows details of the input processing in step S11, and the
[2-2]
FIG. 24 shows the details of the
[2-3] Data Acquisition Process FIG. 25 shows details of the data acquisition process in step S13, and the
CPU51はステップS43で保留番号1の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていないことを判断すると、ステップS44でランダムカウンタMR1の取得結果を保留番号1の保留データ格納部141に記録する。そして、ステップS45で演出制御回路70に保留コマンド「A100(h)」を送信することに基づいて1回の特別図柄遊技を保留したことを通知し、ステップS46でフラグ格納部143の始動信号フラグをオフ状態にリセットする。
If the
CPU51はステップS43で保留番号1の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS47で保留番号2の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号2の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS48へ移行し、ランダムカウンタMR1の取得結果を保留番号2の保留データ格納部141に記録する。そして、ステップS49で演出制御回路70に保留コマンド「A101(h)」を送信することに基づいて2回の特別図柄遊技を保留したことを通知し、ステップS46でフラグ格納部143の始動信号フラグをオフする。
When the
CPU51はステップS47で保留番号2の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS50で保留番号3の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号3の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS51へ移行し、ランダムカウンタMR1の取得結果を保留番号3の保留データ格納部141に記録する。そして、ステップS52で演出制御回路70に保留コマンド「A102(h)」を送信することに基づいて3回の特別図柄遊技を保留したことを通知し、ステップS46でフラグ格納部143の始動信号フラグをオフする。
When the
CPU51はステップS50で保留番号3の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS53で保留番号4の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号4の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS54へ移行し、ランダムカウンタMR1の取得結果を保留番号4の保留データ格納部141に記録する。そして、ステップS55で演出制御回路70に保留コマンド「A103(h)」を送信することに基づいて4回の特別図柄遊技を保留したことを通知し、ステップS46でフラグ格納部143の始動信号フラグをオフする。
When the
CPU51はステップS53で保留番号4の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS56でランダムカウンタMR1の取得結果をクリアする。即ち、特別図柄遊技の保留回数には上限値「4」が設定されており、4回の特別図柄遊技が既に保留されている状態で遊技球が始動口24内に入賞したときにはランダムカウンタMR1の記録処理および保留コマンドの送信処理のそれぞれが行われず、遊技球が始動口24内に入賞したことが無効化される。
[2−4]特別図柄プロセス処理
図26はステップS14の特別図柄プロセス処理の詳細を示すものである。この特別図柄プロセス処理はステップS61の大当り判定処理とステップS62の特別図柄変動開始時処理とステップS63の特別図柄変動処理とステップS64の特別図柄変動停止時処理とステップS65のウェイト処理とステップS66の大当り遊技処理とステップS67のインターバル処理を有するものであり、ステップS61の大当り判定処理〜ステップS67のインターバル処理は特図プロセスフラグの設定状態に応じて択一的に行われる。
[2−4−1]大当り判定処理
図27はステップS61の大当り判定処理の詳細を示すものである。この大当り判定処理はフラグ格納部143の特図プロセスフラグが「0」に設定されているときに実行されるものであり、フラグ格納部143の特図プロセスフラグは図21のステップS2の初期設定処理で「0」に初期設定される。CPU51は図27のステップS71で保留番号1の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号1の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていることを判断したときにはステップS72へ移行し、保留番号1の保留データ格納部141からランダムカウンタMR1の取得結果を検出する。
When the
[2-4] Special symbol process FIG. 26 shows details of the special symbol process in step S14. The special symbol process includes step S61, a big symbol determination process, a special symbol change start process in step S62, a special symbol change process in step S63, a special symbol change stop process in step S64, a wait process in step S65, and a step S66. The jackpot game process and the interval process of step S67 are included, and the jackpot determination process of step S61 to the interval process of step S67 are alternatively performed according to the setting state of the special figure process flag.
[2-4-1] Big hit determination process FIG. 27 shows the details of the big hit determination process in step S61. This jackpot determination process is executed when the special figure process flag of the
CPU51はステップS72で保留番号1の保留データ格納部141からランダムカウンタMR1の取得結果を検出すると、ステップS73でフラグ格納部143から確変フラグの記録結果を検出し、確変フラグの検出結果がオン状態であるか否かを判断する。ここで確変フラグがオンされていることを判断したときにはステップS74でROM52から図7の(b)の確変時の大当り判定テーブルを選択し、確変フラグがオフされていることを判断したときにはステップS75でROM52から図7の(a)の通常時の大当り判定テーブルを選択する。
When the
CPU51は確変時の大当り判定テーブルまたは通常時の大当り判定テーブルを選択すると、図27のステップS76で確変時の大当り判定テーブルまたは通常時の大当り判定テーブルからランダムカウンタMR1の検出結果に応じた判定結果を選択する。ここで外れの判定結果を選択したときにはステップS77でフラグ格納部143の大当りフラグをオフ状態にクリアし、ステップS83でフラグ格納部143の特図プロセスフラグに「1」をセットする。例えばランダムカウンタMR1の検出結果が「30」であるときには確変時の大当り判定テーブルからは大当りの判定結果が選択され、通常時の大当り判定テーブルからは外れの判定結果が選択される。
When the
CPU51はステップS76で大当りの判定結果を選択すると、ステップS78でフラグ格納部143の大当りフラグをオン状態にセットし、ステップS79でカウンタ格納部145から確変判定用のランダムカウンタMR4の計測値を取得する。そして、ステップS80へ移行し、ランダムカウンタMR4の取得結果を5個の確変値「1,3,5,7,9」のそれぞれと比較する。これら5個の確変値「1〜9」のそれぞれはROM52に予め記録されたものであり、CPU51はステップS80でランダムカウンタMR4の取得結果が5個の確変値「1〜9」のいずれかと同一であることを判断したときにはステップS81へ移行し、フラグ格納部143の確変フラグをオン状態にセットする。そして、ステップS83へ移行し、フラグ格納部143の特図プロセスフラグに「1」をセットする。また、ステップS80でランダムカウンタMR4の取得結果が5個の確変値「1〜9」のいずれとも相違していることを判断したときにはステップS82へ移行し、フラグ格納部143の確変フラグをオフ状態にクリアする。そして、ステップS83へ移行し、フラグ格納部143の特図プロセスフラグに「1」をセットする。
[2−4−2]特別図柄変動開始時処理
図28および図29のそれぞれはステップS62の特別図柄変動開始時処理の詳細を示すものである。この特別図柄変動開始時処理は特図プロセスフラグが「1」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51は図28のステップS91でフラグ格納部143の大当りフラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部143の大当りフラグがオンされていることを判断したときにはステップS92へ移行し、フラグ格納部143の確変フラグの設定状態を判断する。
When the
[2-4-2] Special Symbol Variation Start Processing FIGS. 28 and 29 show details of the special symbol variation start processing in step S62. This special symbol variation start processing is executed when the special symbol process flag is set to “1”, and the
CPU51はステップS92でフラグ格納部143の確変フラグがオンされていることを判断すると、ステップS93へ移行する。ここで特別図柄の変動停止時の態様を確変大当り図柄「7」に設定し、特別図柄格納部142に確変大当り図柄「7」を記録する。そして、ステップS94へ移行し、ROM52から図10の(c)の確変大当り用の変動パターンテーブルを選択する。
When the
CPU51は図28のステップS92でフラグ格納部143の確変フラグがオフされていることを判断すると、ステップS95へ移行する。ここで特別図柄の変動停止時の態様を通常大当り図柄「3」に設定し、特別図柄格納部142に通常大当り図柄「3」を記録する。そして、ステップS96へ移行し、ROM52から図10の(b)の通常大当り用の変動パターンテーブルを選択する。
If the
CPU51は図28のステップS91でフラグ格納部143の大当りフラグがオフされていることを判断すると、ステップS97でROM52から図8の外れ図柄テーブルを選択し、ステップS98でカウンタ格納部145からランダムカウンタMR5の計測結果を取得し、ステップS99へ移行する。ここで外れ図柄テーブルからランダムカウンタMR5の取得結果に応じた外れ図柄を選択し、外れ図柄の選択結果を特別図柄格納部142に記録する。例えばランダムカウンタMR5の取得結果が「50」であるときには外れ図柄「1」が選択され、RAM53の特別図柄格納部142に外れ図柄「1」が記録される。
When the
CPU51は図28のステップS99で特別図柄格納部142に外れ図柄を記録すると、ステップS100でカウンタ格納部145からランダムカウンタMR2の計測値を取得し、ステップS101でランダムカウンタMR2の取得結果をROM52に予め記録された5個の外れリーチ値「0,1,2,3,4」のそれぞれと比較する。ここでランダムカウンタMR2の取得結果が5個の外れリーチ値「0〜4」のいずれかと同一であることを判断したときにはステップS102でROM52から図10の(a)の外れリーチ用の変動パターンテーブルを選択し、ランダムカウンタMR2の取得結果が5個の外れリーチ値「0〜4」のいずれとも相違していることを判断したときにはステップS103でROM52から図10の(d)の完全外れ用の変動パターンテーブルを選択する。
When the
CPU51は確変大当り用の変動パターンテーブルと通常大当り用の変動パターンテーブルと外れリーチ用の変動パターンテーブルと完全外れ用の変動パターンテーブルのいずれかを選択すると、図28のステップS104でカウンタ格納部145からランダムカウンタMR3の計測値を取得する。そして、ステップS105で変動パターンテーブルの選択結果からランダムカウンタMR3の取得結果に応じた変動パターンを選択し、図9の変動開始コマンドテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動開始コマンドを設定する。例えば図10の(c)の確変大当り用の変動パターンテーブルから変動パターン「リーチA確変大当り」が選択されたときには図9の変動開始コマンドテーブルから変動パターン「リーチA確変大当り」に応じたEXTデータ「12(h)」が選択され、EXTデータ「12(h)」およびMODE「80(h)」に基づいて変動開始コマンド#13「8012(h)」が設定される。
When the
CPU51は図28のステップS105で変動開始コマンドを設定すると、ステップS106で演出制御回路70に変動開始コマンドの設定結果を送信する。そして、ステップS107で特別図柄格納部142の記録結果に応じた図柄情報コマンドを設定し、ステップS108で演出制御回路70に図柄情報コマンドの設定結果を送信する。例えば特別図柄格納部142に確変大当り図柄「7」が記録されているときには確変大当り用の図柄情報コマンド「9000(h)」が送信され、特別図柄格納部142に通常大当り図柄「3」が記録されているときには通常大当り用の図柄情報コマンド「9001(h)」が送信され、特別図柄格納部142に「3」および「7」の両者を除く外れ図柄が記録されているときには外れ用の図柄情報コマンド「9002(h)」が送信される。
When the variation start command is set in step S105 of FIG. 28, the
CPU51は図28のステップS108で演出制御回路70に図柄情報コマンドの設定結果を送信すると、ステップS109で図9の変動開始コマンドテーブルから変動開始コマンドの送信結果に応じた変動表示時間を選択し、変動表示時間の選択結果をタイマ格納部144の変動時間タイマMT1に初期値としてセットする。例えば変動開始コマンドの送信結果が変動開始コマンド#13「8012(h)」であるときには変動表示時間「10000+k2」が選択され、変動時間タイマMT1に変動表示時間「10000+k2」がセットされる。
When the
CPU51は図28のステップS109で変動時間タイマMT1に変動表示時間の選択結果をセットすると、図29のステップS110で保留番号1の保留データ格納部141に記録されているランダムカウンタMR1の取得結果をクリアし、ステップS111で保留番号2の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号2の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS117へ移行し、フラグ格納部143の特図プロセスフラグに「2」をセットする。
When the
CPU51はステップS111で保留番号2の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS112で保留番号2の保留データ格納部141のランダムカウンタMR1を保留番号1の保留データ格納部141にシフトする。そして、ステップS113へ移行し、保留番号3の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号3の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS117へ移行し、フラグ格納部143の特図プロセスフラグに「2」をセットする。
When the
CPU51はステップS113で保留番号3の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS114で保留番号3の保留データ格納部141のランダムカウンタMR1を保留番号2の保留データ格納部141にシフトする。そして、ステップS115へ移行し、保留番号4の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留番号4の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS117へ移行し、フラグ格納部143の特図プロセスフラグに「2」をセットする。
When the
CPU51はステップS115で保留番号4の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS116で保留番号4の保留データ格納部141のランダムカウンタMR1を保留番号3の保留データ格納部141にシフトする。そして、ステップS117へ移行し、フラグ格納部143の特図プロセスフラグに「2」をセットする。
[2−4−3]特別図柄変動処理
図30はステップS63の特別図柄変動処理の詳細を示すものである。この特別図柄変動処理は特図プロセスフラグが「2」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS121で特別図柄表示器32のLEDを点滅制御することに基づいて特別図柄を変動状態で表示し、ステップS122でタイマ格納部144の変動時間タイマMT1の計測値からROM52に予め記録された単位値ΔTを減算することに基づいて特別図柄遊技の残り時間を更新する。そして、ステップS123へ移行し、タイマ格納部144の変動時間タイマMT1の減算結果を「0」と比較する。ここで「MT1=0」を検出したときには特別図柄遊技の終了を判断し、ステップS124で演出制御回路70に変動停止コマンド「A000(h)」を送信することに基づいて装飾図柄遊技を終えることを指令し、ステップS125でフラグ格納部143の特図プロセスフラグに「3」をセットする。
[2−4−4]特別図柄変動停止時処理
図31はステップS64の特別図柄変動停止時処理の詳細を示すものである。この特別図柄変動停止時処理は特図プロセスフラグが「3」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS131で特別図柄の変動表示を停止する。この特別図柄の変動停止は特別図柄格納部142に記録された特別図柄で行われるものであり、確変大当りが判定されたときには特別図柄が確変大当り図柄「7」で停止表示され、通常大当りが判定されたときには特別図柄が通常大当り図柄「3」で停止表示され、外れリーチおよび完全外れのいずれかが判定されたときには特別図柄が外れ図柄「0」「1」「2」「4」「5」「6」「8」「9」のいずれかで停止表示される。
When the
[2-4-3] Special symbol variation processing FIG. 30 shows details of the special symbol variation processing in step S63. This special symbol variation process is executed when the special symbol process flag is set to “2”, and the
[2-4-4] Special Symbol Fluctuation Stop Process FIG. 31 shows details of the special symbol fluctuation stop process in step S64. This special symbol variation stop process is executed when the special symbol process flag is set to “3”, and the
CPU51はステップS131で特別図柄の変動表示を終えると、ステップS132でタイマ格納部144のウェイト時間タイマMT2にウェイト時間の初期値をセットし、ステップS133でフラグ格納部144の特図プロセスフラグに「4」をセットする。このウェイト時間の初期値(2.0sec)はROM52に予め記録されたものであり、特別図柄遊技が保留されている場合には今回の特別図柄遊技が終了してからウェイト時間が経過した後に次の特別図柄遊技が開始される。
[2−4−5]ウェイト処理
図32はステップS65のウェイト処理の詳細を示すものである。このウェイト処理は特図プロセスフラグが「4」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS141でタイマ格納部144のウェイト時間タイマMT2の計測値からROM52に予め記録された単位値ΔTを減算することで残りウェイト時間を更新する。そして、ステップS142でタイマ格納部144のウェイト時間タイマMT2の減算結果を「0」と比較し、「MT2=0」であることを判断したときにはステップS143へ移行する。
When the
[2-4-5] Wait Process FIG. 32 shows details of the wait process in step S65. This wait process is executed when the special figure process flag is set to “4”, and the
CPU51はステップS143へ移行すると、フラグ格納部143の大当りフラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部143の大当りフラグがオフされていることを判断したときにはステップS144へ移行し、フラグ格納部143の特図プロセスフラグに「0」をセットする。
When proceeding to step S143, the
CPU51はステップS143でフラグ格納部143の大当りフラグがオンされていることを判断すると、ステップS145でカウンタ格納部145の大当りラウンドカウンタMN1に初期値「0」をセットする。この大当りラウンドカウンタMN1は大当りラウンドの継続回数を計測するものであり、CPU51はステップS145でカウンタ格納部145の大当りラウンドカウンタMN1を初期設定したときにはステップS146へ移行し、1回目の大当りラウンドコマンド「B000(h)」を設定する。そして、ステップS147で大当りラウンドコマンド「B000(h)」の設定結果を演出制御回路70に送信し、ステップS148でフラグ格納部143の特図プロセスフラグに「5」をセットする。
[2−4−6]大当り遊技処理
図33はステップS66の大当り遊技処理の詳細を示すものである。この大当り遊技処理は特図プロセスフラグが「5」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS151で大当りラウンド処理を実行する。この大当りラウンド処理は特別入賞口26内に上限値(例えば10個)の遊技球が入賞あるいは特別入賞口26の開放時間が上限値(例えば30sec)に到達するまで特別入賞口26を開放するものであり、CPU51はステップS151の大当りラウンド処理で特別入賞口26内に上限値の遊技球が入賞あるいは特別入賞口26の開放時間が上限値に到達したことを判断したときには特別入賞口26を閉鎖し、ステップS152で大当りラウンドが終了したことを判断する。
When the
[2-4-6] Jackpot Game Processing FIG. 33 shows details of the jackpot game processing in step S66. This jackpot game process is executed when the special figure process flag is set to “5”, and the
CPU51はステップS152で大当りラウンドが終了したことを判断すると、ステップS153でROM52に予め記録された単位値「1」をカウンタ格納部145の大当りラウンドカウンタMN1に加算する。そして、ステップS154でインターバルコマンド「B100(h)」を設定し、ステップS155で演出制御回路70にインターバルコマンドの設定結果を送信する。このインターバルコマンドの設定処理および送信処理のそれぞれは各回の大当りラウンドが終了することに基づいて行われるものであり、最終の15回目の大当りラウンドの終了時にもCPU51から演出制御回路70にインターバルコマンド「B100(h)」が送信される。
When the
CPU51はステップS155でインターバルコマンドを演出制御回路70に送信すると、ステップS156でROM52に予め記録されたインターバル時間の初期値「3.0sec」をタイマ格納部144のインターバル時間タイマMT3にセットする。そして、ステップS159へ移行し、フラグ格納部144の特図プロセスフラグに「6」をセットする。
[2−4−7]インターバル処理
図34はステップS67のインターバル処理の詳細を示すものである。このインターバル処理は特図プロセスフラグが「6」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS161でタイマ格納部144のインターバル時間タイマMT3からROM52に予め記録された単位時間ΔTを減算することで残りインターバル時間を計測する。
When the
[2-4-7] Interval Processing FIG. 34 shows details of the interval processing in step S67. This interval process is executed when the special process flag is set to “6”, and the
CPU51はステップS161でタイマ格納部144のインターバル時間タイマMT3を減算すると、ステップS162でタイマ格納部144のインターバル時間タイマMT3の減算結果をROM52に予め記録された限度値「0」と比較する。ここで「MT3=0」を判断したときにはステップS163でカウンタ格納部145の大当りラウンドカウンタMN1を最終値「15」と比較する。
When the
CPU51はステップS163で「MN1<最終値」を判断すると、ステップS164で大当りラウンドコマンドを設定する。そして、ステップS165で大当りラウンドコマンドの設定結果を演出制御回路70に送信し、ステップS166でフラグ格納部143の特図プロセスフラグに「5」をセットする。この大当りラウンドコマンドはカウンタ格納部145の大当りラウンドカウンタMN1に応じて設定されるものであり、例えば「MN=1」であるときには2回目の大当りラウンドコマンド「B001(h)」が設定され、「MN=14」であるときには最終の15回目の大当りラウンドコマンド「B00E(h)」が設定される。
When the
CPU51はステップS163で「MN1=最終値」を判断すると、ステップS167でフラグ格納部143の大当りフラグをオフ状態にクリアする。そして、ステップS168へ移行し、フラグ格納部143の特図プロセスフラグに「0」をセットする。図35は大当りラウンドコマンドおよびインターバルコマンドのそれぞれの送信タイミングを示すものであり、大当りラウンドコマンドは各回の大当りラウンドが始まるときに送信され、インターバルコマンドは各回のインターバルが始まるとき(大当りラウンドの終了時)に送信される。
[11]メイン処理
図36は演出制御回路70のCPU71が電源投入に基づいて実行するメイン処理を示すものであり、CPU71は電源が投入されたときにはステップS201でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS202でRAM73のコマンド格納部151とフラグ格納部152とタイマ格納部153とカウンタ格納部154と確定図柄格納部155のそれぞれに初期値を設定し、ステップS203で10msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を設定する。
When the
[11] Main Processing FIG. 36 shows the main processing executed by the
CPU71はステップS203でCTCを初期設定すると、ステップS204のカウンタ更新処理を繰返す。このカウンタ更新処理はカウンタ格納部154のランダムカウンタSR1とランダムカウンタSR2とランダムカウンタSR3のそれぞれを「1」だけ更新するものであり、図12に示すように、ランダムカウンタSR1は初期値「0」から上限値「249」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に更新され、ランダムカウンタSR2は初期値「0」から上限値「162」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に更新され、ランダムカウンタSR3は初期値「0」から上限値「72」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に更新される。
[12]外部割込み処理
メイン制御回路50から変動開始コマンドと図柄情報コマンドと変動停止コマンドと保留コマンドと大当りラウンドコマンドとインターバルコマンドのそれぞれが送信されたときにはCPU71で外部割込みが発生する。この外部割込みはタイマ割込みとは別に発生するものであり、CPU71は外部割込みが発生することに基づいて割込み禁止状態になる。この外部割込みが発生したときにはCPU71は変動開始コマンド〜インターバルコマンドのそれぞれを受信コマンドバッファに格納し、割込み禁止状態を解除する。
[13]タイマ割込み処理
図37はCPU71がタイマ割込みの発生する10msec毎に実行するタイマ割込み処理を示すものであり、CPU71はタイマ割込みが発生する毎にステップS211のコマンド解析処理とステップS212の保留コマンド処理とステップS213の装飾図柄遊技処理とステップS214の大当り遊技処理を順に実行する。
[13−1]コマンド解析処理
図38はステップS211のコマンド解析処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS220で受信コマンドバッファをチェックし、受信コマンドバッファに変動開始コマンド〜インターバルコマンドのいずれかが格納されているか否かを判断する。ここで受信コマンドバッファに変動開始コマンド〜インターバルコマンドのいずれかが格納されていることを判断したときにはステップS221へ移行し、受信コマンドバッファから変動開始コマンド〜インターバルコマンドのうち1つの制御コマンドを検出する。
When the
[12] External Interrupt Processing When the change start command, symbol information command, change stop command, hold command, jackpot round command and interval command are transmitted from the
[13] Timer Interrupt Processing FIG. 37 shows timer interrupt processing executed by the
[13-1] Command Analysis Processing FIG. 38 shows the details of the command analysis processing in step S211. The
CPU71はステップS221で受信コマンドバッファから制御コマンドを検出すると、ステップS222で制御コマンドの検出結果を保留コマンドと比較する。ここで制御コマンドの検出結果が保留コマンドであることを判断したときにはステップS223へ移行し、コマンド格納部151に保留コマンドの検出結果を記録する。
When the
CPU71はステップS222で制御コマンドの検出結果が保留コマンドではないことを判断すると、ステップS224で制御コマンドの検出結果を図柄情報コマンドと比較する。ここで制御コマンドの検出結果が図柄情報コマンドであることを判断したときにはステップS225へ移行し、コマンド格納部151に図柄情報コマンドの検出結果を記録する。
When
CPU71はステップS224で制御コマンドの検出結果が図柄情報コマンドではないことを判断すると、ステップS226で制御コマンドの検出結果を変動開始コマンドと比較する。ここで制御コマンドの検出結果が変動開始コマンドであることを判断したときにはステップS227へ移行し、コマンド格納部151に変動開始コマンドの検出結果を記録する。そして、ステップS228へ移行し、フラグ格納部152の装飾図柄遊技開始フラグをオン状態にセットする。
When
CPU71はステップS226で制御コマンドの検出結果が変動開始コマンドではないことを判断すると、ステップS229で制御コマンドの検出結果を変動停止コマンドと比較する。ここで制御コマンドの検出結果が変動停止コマンドであることを判断したときにはステップS230へ移行し、コマンド格納部151に変動停止コマンドの検出結果を記録する。そして、ステップS231へ移行し、フラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオン状態にセットする。
When
CPU71はステップS229で制御コマンドの検出結果が変動停止コマンドではないことを判断すると、ステップS232で制御コマンドの検出結果を大当りラウンドコマンドと比較する。ここで制御コマンドの検出結果が大当りラウンドコマンドであることを判断したときにはステップS233へ移行し、コマンド格納部151に大当りラウンドコマンドの検出結果を記録する。そして、ステップS234へ移行し、フラグ格納部152の大当りラウンドフラグをオン状態にセットする。
If the
CPU71はステップS232で制御コマンドの検出結果が大当りラウンドコマンドではないことを判断すると、ステップS235で制御コマンドの検出結果をインターバルコマンドと比較する。ここで制御コマンドの検出結果がインターバルコマンドであることを判断したときにはステップS236へ移行し、コマンド格納部151にインターバルコマンドの検出結果を記録する。そして、ステップS237へ移行し、フラグ格納部152のインターバルフラグをオン状態にセットする。
[13−2]保留コマンド処理
図39はステップS212の保留コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS241でコマンド格納部151に保留コマンドが格納されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部151に保留コマンドが格納されていることを判断したときにはステップS242へ移行し、コマンド格納部151から保留コマンドを検出する。
When the
[13-2] Hold Command Processing FIG. 39 shows details of the hold command processing in step S212, and the
CPU71はステップS242でコマンド格納部151から保留コマンドを検出すると、ステップS243で保留コマンドの検出結果からEXTデータを検出し、EXTデータの検出結果を「00(h)」と比較する。ここでEXTデータの検出結果が「00(h)」であることを判断したときにはステップS244で表示制御回路80に保留表示コマンド1を送信し、ステップS245でコマンド格納部151から保留コマンド「A100(h)」をクリアする。この表示制御回路80は保留表示コマンド1を受信したときにはVROMから保留表示コマンド1に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器33の保留表示領域34内に画像データの検出結果に基づいて1個の保留絵柄35を表示する。
When the
CPU71はステップS243でEXTデータの検出結果が「00(h)」と相違していることを判断すると、ステップS246でEXTデータの検出結果を「01(h)」と比較する。ここでEXTデータの検出結果が「01(h)」であることを判断したときにはステップS247で表示制御回路80に保留表示コマンド2を送信し、ステップS248でコマンド格納部151から保留コマンド「A101(h)」をクリアする。この表示制御回路80は保留表示コマンド2を受信したときにはVROMから保留表示コマンド2に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器33の保留表示領域34内に画像データの検出結果に基づいて2個の保留絵柄35を表示する。
If the
CPU71はステップS246でEXTデータの検出結果が「01(h)」と相違していることを判断すると、ステップS249でEXTデータの検出結果を「02(h)」と比較する。ここでEXTデータの検出結果が「02(h)」であることを判断したときにはステップS250で表示制御回路80に保留表示コマンド3を送信し、ステップS251でコマンド格納部151から保留コマンド「A102(h)」をクリアする。この表示制御回路80は保留表示コマンド3を受信したときにはVROMから保留表示コマンド3に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器33の保留表示領域34内に画像データの検出結果に基づいて3個の保留絵柄35を表示する。
If the
CPU71はステップS249でEXTデータの検出結果が「02(h)」と相違していることを判断すると、ステップS252でEXTデータの検出結果を「03(h)」と比較する。ここでEXTデータの検出結果が「03(h)」であることを判断したときにはステップS253で表示制御回路80に保留表示コマンド4を送信し、ステップS254でコマンド格納部151から保留コマンド「A103(h)」をクリアする。この表示制御回路80は保留表示コマンド4を受信したときにはVROMから保留表示コマンド4に応じた画像データを検出し、装飾図柄表示器33の保留表示領域34内に画像データの検出結果に基づいて4個の保留絵柄35を表示する。
[13−3]装飾図柄遊技処理
図40はステップS213の装飾図柄遊技処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS261でフラグ格納部152の装飾図柄遊技開始フラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部152の装飾図柄遊技開始フラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS262へ移行し、フラグ格納部152の装飾図柄遊技開始フラグをオフ状態にクリアする。そして、ステップS263でフラグ格納部152の装飾図柄遊技中フラグをオン状態にセットし、ステップS264の装飾図柄遊技開始処理で装飾図柄遊技を開始するための設定処理を行う。
If the
[13-3] Decoration Symbol Game Processing FIG. 40 shows details of the decoration symbol game processing in step S213, and the
CPU71はステップS261でフラグ格納部152の装飾図柄遊技開始フラグがオフ状態にクリアされていることを判断すると、ステップS265でフラグ格納部152の装飾図柄遊技中フラグがオン状態にセットされているか否かを判断する。例えばステップS264の装飾図柄遊技開始処理を終えた後にはステップS265でフラグ格納部152の装飾図柄遊技中フラグがオン状態にセットされていることを判断し、ステップS266の装飾図柄遊技中処理で装飾図柄遊技を実行する。この装飾図柄遊技の実行状態でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグがオン状態にセットされたときにはステップS267からステップS268へ移行し、フラグ格納部152の装飾図柄遊技中フラグをオフ状態にクリアする。そして、ステップS269でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオフ状態にクリアし、ステップS270の装飾図柄遊技停止処理を実行する。
[13−3−1]装飾図柄遊技開始処理
図41はステップS264の装飾図柄遊技開始処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS280でコマンド格納部151から変動開始コマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS281で変動開始コマンドの検出結果からEXTデータを検出し、ステップS282でEXTデータの検出結果を図13のコマンド判別テーブルに基づいて処理することで変動開始コマンドの検出結果が確変大当り用の変動開始コマンドと通常大当り用の変動開始コマンドと外れリーチ用の変動開始コマンドと完全外れ用の変動開始コマンドのいずれであるかを判定する。例えばEXTデータの検出結果が「11(h)」であるときには変動開始コマンドが通常大当り用であると判定され、EXTデータの検出結果が「12(h)」であるときには変動開始コマンドが確変大当り用であると判定され、EXTデータの検出結果が「00(h)」であるときには変動開始コマンドが完全外れ用であると判定され、EXTデータの検出結果が「10(h)」であるときには変動開始コマンドが外れリーチ用であると判定され、EXTデータの検出結果が「00(h)〜42(h)」のいずれでもないときには変動開始コマンドが通常大当り用と確変大当り用と外れリーチ用と完全外れ用のいずれでもないと判定される。
When the
[13-3-1] Decoration Symbol Game Start Processing FIG. 41 shows details of the decoration symbol game start processing in step S264, and the
CPU71は図41のステップS282でEXTデータの検出結果を判定すると、ステップS283でEXTデータの判定結果が確変大当り用であるか否かを判断し、ステップS285でEXTデータの判定結果が通常大当り用であるか否かを判断し、ステップS287でEXTデータの判定結果が外れリーチ用であるか否かを判断し、ステップS289でEXTデータの判定結果が完全外れ用であるか否かを判断する。
When the
CPU71はEXTデータの判定結果が確変大当り用であるときにはステップS283からステップS284の確変大当り図柄設定処理へ移行し、EXTデータの判定結果が通常大当り用であるときにはステップS285からステップS286の通常大当り図柄設定処理へ移行し、EXTデータの判定結果が外れリーチ用であるときにはステップS287からステップS288の外れリーチ図柄設定処理へ移行し、EXTデータの判定結果が完全外れ用であるときにはステップS289からステップS290の完全外れ図柄設定処理へ移行し、EXTデータの判定結果が確変大当り用〜完全外れ用のいずれでもないときにはステップS289からステップS291の異常時図柄設定処理へ移行する。
[13−3−1−1]確変大当り図柄設定処理
図42はステップS284の確変大当り図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS311でコマンド格納部151から図柄情報コマンドの受信結果を検出し、ステップS312で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用であるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9000(h)」であるときには確変大当り用であると判断し、ステップS313へ移行する。
When the determination result of the EXT data is for the probable big hit, the
[13-3-1-1] Probability variation jackpot symbol setting process FIG. 42 shows details of the probability variation jackpot symbol setting process in step S284, and the
CPU71はステップS313へ移行すると、ROM72から図19の(a)の確変大当り図柄テーブルを検出する。そして、図42のステップS314でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR1の計測値を取得し、ステップS315へ移行する。ここでランダムカウンタSR1の取得結果に応じた図柄要素を確変大当り図柄テーブルから選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を確変大当りの組合せに設定する。次にステップS316へ移行し、確定図柄格納部155に確変大当り図柄の設定結果を記録する。例えばランダムカウンタSR1の取得結果が「200」であるときには図柄要素「7」が選択され、各列の図柄要素が「7」に設定されることで装飾図柄が確変大当りの組合せ「777」に設定される。即ち、変動開始コマンドの受信結果が確変大当りで図柄情報コマンドの受信結果が確変大当りで両者が相互に整合しているときには確定図柄格納部155に装飾図柄が確変大当りの組合せで記録される。
In step S313, the
CPU71は図42のステップS312で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当りではないと判断すると、ステップS317でフラグ格納部152のコマンド異常フラグをオン状態にセットし、ステップS318で図柄情報コマンドの検出結果が通常大当り用であるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9001(h)」であるときにはステップS318で通常大当り用であると判断し、ステップS319で装飾図柄を図41のステップS286の通常大当り図柄設定処理と同一の手順で通常大当りの組合せに設定する。そして、ステップS320で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素1に設定し、ステップS321で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定する。次にステップS326で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS316で装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。例えば装飾図柄の設定結果が通常大当りの組合せ「222」であるときには中列の演出要素1が「2」に設定され、中列の演出要素2が「3」に設定される。また、装飾図柄の設定結果が通常大当りの組合せ「888」であるときには中列の演出要素1が「8」に設定され、中列の演出要素2が「1」に設定される。
If the
CPU71は図柄情報コマンドの検出結果が外れ「9002(h)」であるときにはステップS318で図柄情報コマンドの検出結果が通常大当りではないと判断し、ステップS322へ移行する。ここで装飾図柄を図41のステップS288の外れリーチ図柄設定処理と同一の手順で外れリーチの組合せに設定し、ステップS323で装飾図柄の設定結果のうち左列の図柄要素を中列の演出要素1に設定する。そして、ステップS324で中列の演出要素1の設定結果の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定し、ステップS325で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素2の設定結果に変更する。次にステップS326で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS316で中列の図柄要素が演出要素2に変更された装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。例えば装飾図柄の設定結果が外れリーチの組合せ「363」であるときには中列の演出要素1が「3」に設定され、中列の演出要素2が「4」に設定され、装飾図柄の設定結果が「363」から「343」に変更される。即ち、変動開始コマンドの受信結果が確変大当りで図柄情報コマンドの受信結果が通常大当りまたは外れで両者が相互に整合していないときには確定図柄格納部155に装飾図柄が図柄情報コマンドの受信結果に応じた組合せで記録される。
[13−3−1−2]通常大当り図柄設定処理
図43はステップS286の通常大当り図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS331でコマンド格納部151から図柄情報コマンドの受信結果を検出し、ステップS332で図柄情報コマンドの検出結果が通常大当り用であるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9001(h)」であるときには通常大当り用であると判断し、ステップS333へ移行する。
When the detection result of the symbol information command is “9002 (h)”, the
[13-3-1-2] Normal jackpot symbol setting process FIG. 43 shows details of the normal jackpot symbol setting process in step S286, and the
CPU71はステップS333へ移行すると、ROM72から図19の(b)の通常大当り図柄テーブルを検出する。そして、図43のステップS334でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR1の計測値を取得し、ステップS335へ移行する。ここでランダムカウンタSR1の取得結果に応じた図柄要素を通常大当り図柄テーブルから選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を通常大当りの組合せに設定する。次にステップS336へ移行し、確定図柄格納部155に装飾図柄の設定結果を記録する。例えばランダムカウンタSR1の取得結果が「200」であるときには図柄要素「8」が選択され、各列の図柄要素が「8」に設定されることで装飾図柄が通常大当りの組合せ「888」に設定される。即ち、変動開始コマンドの受信結果が通常大当りで図柄情報コマンドの受信結果が通常大当りで両者が相互に整合しているときには確定図柄格納部155に装飾図柄が通常大当りの組合せで記録される。
When the
CPU71は図43のステップS332で図柄情報コマンドの検出結果が通常大当り用ではないと判断すると、ステップS337でフラグ格納部152のコマンド異常フラグをオン状態にセットし、ステップS338で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用であるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9000(h)」であるときにはステップS338で確変大当り用であると判断し、ステップS339で装飾図柄を図41のステップS284の確変大当り図柄設定処理と同一の手順で確変大当りの組合せに設定する。そして、ステップS340で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素1に設定し、ステップS341で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定する。次にステップS346で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS346で装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。例えば装飾図柄の設定結果が確変大当りの組合せ「777」であるときには中列の演出要素1が「7」に設定され、中列の演出要素2が「8」に設定される。
If the
CPU71は図柄情報コマンドの検出結果が外れ「9002(h)」であるときにはステップS338で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用ではないと判断し、ステップS342へ移行する。ここで装飾図柄を図41のステップS288の外れリーチ図柄設定処理と同一の手順で外れリーチの組合せに設定し、ステップS343で装飾図柄の設定結果のうち左列の図柄要素を中列の演出要素1に設定する。そして、ステップS344で中列の演出要素1の設定結果の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定し、ステップS345で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素2の設定結果に変更する。次にステップS346で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS336で中列の図柄要素が演出要素2に変更された装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。即ち、変動開始コマンドの受信結果が通常大当りで図柄情報コマンドの受信結果が確変大当りまたは外れで両者が相互に整合していないときには確定図柄格納部155に装飾図柄が図柄情報コマンドの受信結果に応じた組合せで記録される。
[13−3−1−3]外れリーチ図柄設定処理
図44はステップS288の外れリーチ図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS351でコマンド格納部151から図柄情報コマンドの受信結果を検出し、ステップS352で図柄情報コマンドの検出結果が外れ用であるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9002(h)」であるときには外れ用であると判断し、ステップS353へ移行する。
When the detection result of the symbol information command is “9002 (h)”, the
[13-3-1-3] Outlier Reach Symbol Setting Process FIG. 44 shows details of the outlier reach symbol setting process in step S288, and the
CPU71はステップS353へ移行すると、ROM72から図19の(c)の左図柄テーブルを検出し、図44のステップS354でROM72から図19の(d)の中図柄テーブルを検出する。そして、図44のステップS355でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR1の計測値を取得し、ステップS356で左図柄テーブルからランダムカウンタSR1の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれを共通の図柄要素の選択結果に設定する。例えば「SR1=200」であるときには図柄要素「7」が選択され、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれが「7」に設定される。
In step S353, the
CPU71はステップS356で左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれを設定すると、ステップS357でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR2の計測値を取得する。そして、ステップS358で中図柄テーブルからランダムカウンタSR2の取得結果に応じた加算要素を選択し、ステップS359で左列の図柄要素の設定結果に加算要素の選択結果を加算することで加算値K1を演算する。次にステップS360で加算値K1の演算結果を「8」と比較し、加算値K1の演算結果が「8」以下であるときにはステップS362へ移行する。ここで加算値K1の演算結果を左列の図柄要素の設定結果と比較し、両者が相違しているときにはステップS363で加算値K1の演算結果を中列の図柄要素に設定し、両者が同一であるときにはステップS364で加算値K1の演算結果の次の図柄要素を中列の図柄要素に設定する。例えば左列の図柄要素の設定結果が「8」で加算値K1の演算結果が「7」であるときには中列の図柄要素が「7」に設定され、左列の図柄要素の設定結果が「8」で加算値K1の演算結果が「8」であるときには中列の図柄要素が「8」の次の「1」に設定される。
When the
CPU71はステップS360で加算値K1の演算結果が「8」より大きいことを判断すると、ステップS361で加算値K1の演算結果から「8」を減算することで減算値K2を演算する。そして、ステップS362で減算値K2の演算結果を左列の図柄要素の設定結果と比較し、両者が相違しているときにはステップS363で減算値K2の演算結果を中列の図柄要素に設定し、両者が同一であるときにはステップS364で減算値K2の演算結果の次の図柄要素を中列の図柄要素に設定する。
When the
CPU71は中列の図柄要素を設定すると、ステップS365で左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを確定図柄格納部155に格納する。即ち、変動開始コマンドの受信結果が外れリーチで図柄情報コマンドの受信結果が外れで両者が相互に整合しているときには確定図柄格納部155に装飾図柄が外れリーチの組合せで記録される。
When the
CPU71は図44のステップS352で図柄情報コマンドの検出結果が外れではないと判断すると、ステップS366でフラグ格納部152のコマンド異常フラグをオン状態にセットし、ステップS367で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用であるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9000(h)」であるときにはステップS367で確変大当り用であると判断し、ステップS368で装飾図柄を図41のステップS284の確変大当り図柄設定処理と同一の手順で確変大当りの組合せに設定する。そして、ステップS370で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素1に設定し、ステップS371で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定する。次にステップS372で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS365で確変大当りの組合せの装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。
If the
CPU71は図柄情報コマンドの検出結果が通常大当り「9001(h)」であるときにはステップS367で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用ではないと判断し、ステップS369へ移行する。ここで装飾図柄を図41のステップS286の通常大当り図柄設定処理と同一の手順で通常大当りの組合せに設定し、ステップS370で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素1に設定し、ステップS371で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定する。そして、ステップS372で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS365で通常大当りの組合せの装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。即ち、変動開始コマンドの受信結果で外れリーチで図柄情報コマンドの受信結果が通常大当りまたは確変大当りで両者が相互に整合していないときには確定図柄格納部155に装飾図柄が図柄情報コマンドの受信結果に応じた組合せで記録される。
[13−3−1−4]完全外れ図柄設定処理
図45はステップS290の完全外れ図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS381でコマンド格納部151から図柄情報コマンドの受信結果を検出し、ステップS382で図柄情報コマンドの検出結果が外れ用であるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9002(h)」であるときには外れ用であると判断し、ステップS383へ移行する。
When the detection result of the symbol information command is “9001 (h)”, the
[13-3-1-4] Completely out symbol design processing FIG. 45 shows details of the complete out symbol design processing in step S290, and the
CPU71はステップS383へ移行すると、ROM72から図19の(c)の左図柄テーブルを検出し、ステップS384でROM72から図19の(d)の中図柄テーブルを検出し、ステップS385でROM72から図19の(e)の右図柄テーブルを検出する。そして、ステップS386でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR1の計測値を取得し、ステップS387で左図柄テーブルからランダムカウンタSR1の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。例えば「SR1=200」であるときには図柄要素「7」が選択され、左列の図柄要素が「7」に設定される。
In step S383, the
CPU71はステップS387で左列の図柄要素を設定すると、ステップS388でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR2の計測値を取得する。そして、ステップS389で中図柄テーブルからランダムカウンタSR2の取得結果に応じた加算要素を選択し、ステップS390で左列の図柄要素の設定結果に加算要素の選択結果を加算することで加算値K1を演算する。次にステップS391へ移行し、加算値K1の演算結果を「8」と比較する。ここで加算値K1の演算結果が「8」以下であることを判断したときにはステップS393へ移行し、加算値K1の演算結果を中列の図柄要素に設定する。また、加算値K1の演算結果が「8」より大きいことを判断したときにはステップS392で加算値K1の演算結果から「8」を減算することで減算値K2を演算し、ステップS393で減算値K2の演算結果を中列の図柄要素に設定する。例えば加算値K1の演算結果が「7」であるときには中列の図柄要素が「7」に設定され、加算値K1の演算結果が「14」であるときには中列の図柄要素が加算値「14」から「8」を減算した「6」に設定される。
When the
CPU71はステップS393で中列の図柄要素を設定すると、ステップS394でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR3の計測値を取得する。そして、ステップS395で右図柄テーブルからランダムカウンタSR3の取得結果に応じた加算要素を選択し、ステップS396で左列の図柄要素の設定結果に加算要素の選択結果を加算することで加算値K3を演算する。次にステップS397で加算値K3の演算結果を「8」と比較し、加算値K3の演算結果が「8」以下であるときにはステップS399へ移行する。ここで加算値K3の演算結果を左列の図柄要素の設定結果と比較し、両者が相違しているときにはステップS400で加算値K3の演算結果を右列の図柄要素に設定し、両者が同一であるときにはステップS401で加算値K3の演算結果の次の図柄要素を右列の図柄要素に設定する。例えば左列の図柄要素の設定結果が「8」で加算値K3の演算結果が「1」であるときには右列の図柄要素が「1」に設定され、左列の図柄要素の設定結果が「8」で加算値K3の演算結果が「8」であるときには右列の図柄要素が「8」の次の「1」に設定される。
If CPU71 sets the symbol element of a middle row | line | column by step S393, it will acquire the measured value of random counter SR3 from the
CPU71はステップS397で加算値K3の演算結果が「8」より大きいことを判断すると、ステップS398で加算値K3の演算結果から「8」を減算することで減算値K4を演算する。そして、ステップS399で減算値K4の演算結果を左列の図柄要素の設定結果と比較し、両者が相違しているときにはステップS400で減算値K4の演算結果を右列の図柄要素に設定し、両者が同一であるときにはステップS401で減算値K4の演算結果の次の図柄要素を右列の図柄要素に設定する。
If the
CPU71は右列の図柄要素を設定すると、ステップS402で左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを確定図柄格納部155に格納する。即ち、変動開始コマンドの受信結果が完全外れで図柄情報コマンドの受信結果が外れで両者が相互に整合しているときには確定図柄格納部155に装飾図柄が完全外れの組合せで記録される。
When the
CPU71は図45のステップS382で図柄情報コマンドの検出結果が外れではないと判断すると、ステップS403でフラグ格納部152のコマンド異常フラグをオン状態にセットし、ステップS404で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当りであるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9000(h)」であるときにはステップS404で確変大当りであると判断し、ステップS405で装飾図柄を図41のステップS284の確変大当り図柄設定処理と同一の手順で確変大当りの組合せに設定する。そして、ステップS407で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素1に設定し、ステップS408で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定する。次にステップS409で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS402で確変大当りの組合せの装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。
If the
CPU71は図柄情報コマンドの検出結果が通常大当り「9001(h)」であるときにはステップS404で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当りではないと判断し、ステップS406へ移行する。ここで装飾図柄を図41のステップS286の通常大当り図柄設定処理と同一の手順で通常大当りの組合せに設定し、ステップS407で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素1に設定し、ステップS408で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定する。そして、ステップS409で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS402で通常大当りの組合せの装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。即ち、変動開始コマンドの受信結果が完全外れで図柄情報コマンドの受信結果が確変大当りまたは通常大当りで両者が相互に整合していないときには確定図柄格納部155に装飾図柄が図柄情報コマンドの受信結果に応じた組合せで記録される。
[13−3−1−5]異常時図柄設定処理
図46はステップS291の異常時図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS411でフラグ格納部152のコマンド異常フラグをオン状態にセットする。そして、ステップS412でコマンド格納部151から図柄情報コマンドの受信結果を検出し、ステップS413で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用であるか否かを判断する。ここで図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用であることを判断したときにはステップS414へ移行し、装飾図柄を図41のステップS284の確変大当り図柄設定処理と同一の手順で確変大当りの組合せに設定する。
When the detection result of the symbol information command is “9001 (h)”, the
[13-3-1-5] Abnormal Symbol Setting Process FIG. 46 shows details of the abnormal symbol setting process in step S291, and the
CPU71は図46のステップS414で装飾図柄を確変大当りの組合せに設定すると、ステップS417で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素1に設定し、ステップS418で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定する。そして、ステップS423で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS424で確変大当りの組合せの装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。
46, when the decorative design is set to a combination of probabilistic big hits in step S414 of FIG. 46, the middle row of design elements is set to the middle row of the
CPU71はステップS413で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用ではないことを判断すると、ステップS415で図柄情報コマンドの検出結果が通常大当り用であるか否かを判断する。ここで図柄情報コマンドの検出結果が通常大当り用であることを判断したときにはステップS416へ移行し、装飾図柄を図41のステップS286の通常大当り図柄設定処理と同一の手順で通常大当りの組合せに設定する。
If the
CPU71は図46のステップS416で装飾図柄を通常大当りの組合せに設定すると、ステップS417で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素1に設定し、ステップS418で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定する。そして、ステップS423で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS424で確変大当りの組合せの装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。
When the decorative design is set to the normal jackpot combination in step S416 of FIG. 46, the
CPU71は図柄情報コマンドの検出結果が外れ用であるときにはステップS415で図柄情報コマンドの検出結果が通常大当り用ではないことを判断し、ステップS419へ移行する。ここで装飾図柄を図41のステップS288の外れリーチ図柄設定処理と同一の手順で外れリーチの組合せに設定し、ステップS420で装飾図柄の設定結果のうち左列の図柄要素を中列の演出要素1に設定する。そして、ステップS421で中列の演出要素1の設定結果の次の図柄要素を中列の演出要素2に設定し、ステップS422で装飾図柄の設定結果のうち中列の図柄要素を中列の演出要素2の設定結果に変更する。次にステップS423で中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを演出要素格納部156に記録し、ステップS424で中列の図柄要素が演出要素2に変更された外れリーチの組合せの装飾図柄の設定結果を確定図柄格納部155に記録する。即ち、変動開始コマンドの受信結果が通常大当りと確変大当りと外れリーチと完全外れのいずれでもなく、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していないときには確定図柄格納部155に装飾図柄が図柄情報コマンドの受信結果に応じた組合せで記録される。
[13−3−1]装飾図柄遊技開始処理
CPU71は図41のステップS284の確変大当り図柄設定処理とステップS286の通常大当り図柄設定処理とステップS288の外れリーチ図柄設定処理とステップS290の完全外れ図柄設定処理とステップS291の異常時図柄設定処理のいずれかを終えると、ステップS292でフラグ格納部152のコマンド異常フラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部152のコマンド異常フラグがオフ状態にリセットされていることを判断したときにはステップS293へ移行し、コマンド格納部151から変動開始コマンドの受信結果を検出する。そして、変動開始コマンドの検出結果からEXTデータを検出し、ステップS294でROM72からEXTデータの検出結果に応じたプロセスデータを選択し、ステップS295でROM72のビデオデータテーブルからEXTデータの検出結果に応じたビデオデータ番号を選択する。即ち、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合しているときには変動開始コマンドの受信結果に応じたプロセスデータおよび変動開始コマンドの受信結果に応じたビデオデータ番号が設定される。
When the detection result of the symbol information command is for losing, the
[13-3-1] Ornamental Symbol Game Start Processing The
CPU71はステップS292でフラグ格納部152のコマンド異常フラグがオン状態にセットされていることを判断すると、ステップS296でROM72から図15および図16のコマンド異常用のプロセスデータを選択する。そして、ステップS297へ移行し、ROM72のビデオデータテーブルからコマンド異常用のプロセスデータに応じたビデオデータ番号を選択する。即ち、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していないときにはコマンド異常用のプロセスデータおよびコマンド異常用のプロセスデータに応じたビデオデータ番号が設定される。
If the
CPU71は変動開始コマンドの受信結果に応じたプロセスデータまたはコマンド異常用のプロセスデータを設定すると、図41のステップS298でタイマ格納部153の変動時間タイマST1にROM72に予め記録された初期値「0」をセットする。そして、ステップS299で表示制御回路80にビデオデータ番号の選択結果を送信し、ステップS300で表示制御回路80に再生開始コマンドを送信する。
When the
表示制御回路80はCPU71からのビデオデータ番号を受信したときにはVROMからビデオデータ番号の受信結果に応じたビデオデータを選択し、CPU71からの再生開始コマンドを受信したときにはビデオデータの選択結果を再生することに基づいて装飾図柄表示器33に変動開始コマンドのEXTデータに応じた内容の背景映像またはコマンド異常時専用の背景映像を表示する。
The
CPU71はステップS300で再生開始コマンドを送信すると、ステップS301で表示制御回路80に保留消去コマンドを送信する。この表示制御回路80はCPU71からの保留消去コマンドを受信したときには装飾図柄表示器33の保留表示領域34から1個の保留絵柄35を消去する。
[13−3−2]装飾図柄遊技中処理
図40のステップS266の装飾図柄遊技中処理はタイマ格納部153の変動時間タイマST1に単位時間を加算することに基づいて装飾図柄遊技の経過時間を計測し、タイマ格納部153の変動時間タイマST1の加算結果がプロセスデータの設定結果に応じた複数のプロセスタイマ設定値のいずれかに一致しているときにはプロセスデータの設定結果から変動時間タイマST1の加算結果に応じた表示制御データと音声制御データと電飾制御データのそれぞれを検出し、表示制御回路80に表示制御データの検出結果を送信し、音声制御回路90に音声制御データの検出結果を送信し、電飾制御回路100に電飾制御データの検出結果を送信するものであり、装飾図柄遊技は表示制御回路80が装飾図柄表示器33の表示内容を表示制御データの受信結果に基づいて制御し、音声制御回路90が両スピーカ14のそれぞれを音声制御データの受信結果に基づいて制御し、電飾制御回路100が複数の電飾LED17のそれぞれを電飾制御データの受信結果に基づいて制御することで実行される。
When the
[13-3-2] Decorative Symbol Game Processing The decorative symbol game processing in step S266 of FIG. 40 calculates the elapsed time of the decorative symbol game based on adding the unit time to the variable time timer ST1 of the
異常用を除く複数のプロセスデータのそれぞれには、図14に示すように、全図変動開始コマンドと左列の変動停止コマンドと右列の変動停止コマンドと中列の変動停止コマンドが必ず設定されており、CPU71は変動時間タイマST1の加算結果がプロセスデータの設定結果に応じた全図変動開始コマンド用のプロセスタイマ設定値に到達したことを判断したときには表示制御回路80に全図変動開始コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の図柄要素の変動表示と中列の図柄要素の変動表示と右列の図柄要素の変動表示のそれぞれを開始する。
As shown in FIG. 14, all of the process data other than those for abnormal use are always set with a variation start command for all figures, a change stop command for the left column, a change stop command for the right column, and a change stop command for the middle row. When the
CPU71は変動時間タイマST1の加算結果がプロセスデータの設定結果に応じた左列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値に到達したことを判断したときには確定図柄格納部155から左列の図柄要素の設定結果を検出し、左列の図柄要素の検出結果および左列の変動停止コマンドを表示制御回路80に順に送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の変動表示を左列の図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の左列に左列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
When the
CPU71は変動時間タイマST1の加算結果がプロセスデータの設定結果に応じた右列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値に到達したことを判断したときには確定図柄格納部155から右列の図柄要素の設定結果を検出し、右列の図柄要素の検出結果および右列の変動停止コマンドを表示制御回路80に順に送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の右列の変動表示を右列の図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の右列に右列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。この右列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値は当該プロセスデータの左列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値に比べて大きく設定されており、左列の図柄要素および右列の図柄要素は左列および右列の順序で停止表示される。
When the
CPU71は変動時間タイマST1の加算結果がプロセスデータの設定結果に応じた中列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値に到達したことを判断したときには確定図柄格納部155から中列の図柄要素の設定結果を検出し、中列の図柄要素の検出結果および中列の変動停止コマンドを表示制御回路80に順に送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の中列の変動表示を中列の図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の中列に中列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。この中列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値は当該プロセスデータの右列の変動停止コマンド用のプロセスタイマ設定値に比べて大きく設定されており、中列の図柄要素は右列の図柄要素の後で停止表示される。この最終の中列の図柄要素が変動停止した状態では装飾図柄表示器33に装飾図柄が確定図柄格納部155に記録された確変大当りの組合せと通常大当りの組合せと外れリーチの組合せと完全外れの組合せのいずれかで静止表示され、メイン制御回路50の判定結果が装飾図柄の組合せから遊技者に報知される。異常用を除く複数のプロセスデータのそれぞれの所要時間は対応する変動開始コマンドの変動表示時間に比べて短く設定されており、メイン制御回路50は複数のプロセスデータのそれぞれで装飾図柄の組合せが確定した後に変動停止コマンドを送信する。
When the
図47はコマンド異常用のプロセスデータが設定されたときの装飾図柄遊技中処理の流れを示すものであり、CPU71はステップS431でタイマ格納部153の変動時間タイマST1に単位時間を加算することに基づいて装飾図柄遊技の経過時間を計測する。そして、ステップS432へ移行し、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT100を検出し、プロセスタイマ設定値PT100の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。
FIG. 47 shows the flow of the decorative symbol game process when process data for command abnormality is set. The
CPU71はステップS432で変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT100の検出結果と同一であることを判断すると、ステップS433で表示制御回路80に全図変動開始コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の図柄要素の変動表示と中列の図柄要素の変動表示と右列の図柄要素の変動表示のそれぞれを開始する。
When the
CPU71はステップS434へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT101を検出し、プロセスタイマ設定値PT101の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT101の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS435へ移行し、確定図柄格納部155から左列の図柄要素の設定結果を検出する。そして、ステップS436で左列の図柄要素の検出結果を表示制御回路80に送信し、ステップS437で表示制御回路80に左列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の変動表示を左列の図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の左列に左列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
In step S434, the
CPU71はステップS438へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT102を検出し、プロセスタイマ設定値PT102の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT102の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS439へ移行し、確定図柄格納部155から右列の図柄要素の設定結果を検出する。そして、ステップS440で右列の図柄要素の検出結果を表示制御回路80に送信し、ステップS441で表示制御回路80に右列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の右列の変動表示を右列の図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の右列に右列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
When the
CPU71はステップS442へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT103を検出し、プロセスタイマ設定値PT103の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT103の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS443へ移行し、演出要素格納部156から中列の演出要素1の設定結果および中列の演出要素2の設定結果のそれぞれを検出する。そして、ステップS444で中列の演出要素1の検出結果および中列の演出要素2の検出結果のそれぞれを表示制御回路80に送信し、ステップS445で表示制御回路80に中列の往復変動コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は、図48の(d)に示すように、装飾図柄表示器33の中列に中列の演出要素1の受信結果および中列の演出要素2の受信結果を交互に表示し、装飾図柄表示器33の中列に中列の演出要素1の受信結果および中列の演出要素2の受信結果が往復動する映像を表示する。このプロセスタイマ設定値PT103は、図9に示すように、変動開始コマンド#1の変動表示時間「4000」および変動開始コマンド#2の変動表示時間「4000+k0」のそれぞれに比べて短い「4000−k(20msec)」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#1および変動開始コマンド#2のいずれかを設定していたときにはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される直前に装飾図柄表示器33の中列に図柄要素が往復変動状態で表示される。
In step S442, the
CPU71は図47のステップS447へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT104を検出し、プロセスタイマ設定値PT104の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT104の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS447へ移行し、表示制御回路80に全図変動再開コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の図柄要素の変動表示と中列の図柄要素の変動表示と右列の図柄要素の変動表示のそれぞれを再開する。このプロセスタイマ設定値PT104は、図9に示すように、変動開始コマンド#1の変動表示時間「4000」および変動開始コマンド#2の変動表示時間「4000+k0」のそれぞれに比べて長い「4000+k0+k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#1および変動開始コマンド#2のいずれかを設定していたときにはCPU71が図47のステップS447で全図変動再開コマンドを送信することなくメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される。この場合にはCPU71は図38のコマンド解析処理のステップS231でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオン状態にセットし、図40のステップS267でフラグ格納部152の変動停止フラグがオン状態にセットされていることを判断する。そして、ステップS268でフラグ格納部152の装飾図柄遊技中フラグをオフ状態にリセットし、ステップS269でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオフ状態にリセットし、ステップS270の装飾図柄遊技停止処理で中列の図柄要素を確定図柄格納部155の記録結果で停止表示する。従って、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が再開されず、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が途中停止する。
In step S447 of FIG. 47, the
CPU71は図47のステップS448へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT105を検出し、プロセスタイマ設定値PT105の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT105の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS449へ移行し、表示制御回路80に左列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の変動表示をステップS436の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の左列に左列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
In step S448 of FIG. 47, the
CPU71はステップS450へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT106を検出し、プロセスタイマ設定値PT106の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT106の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS451へ移行し、表示制御回路80に右列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の右列の変動表示をステップS440の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の右列に右列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
In step S450, the
CPU71はステップS452へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT107を検出し、プロセスタイマ設定値PT107の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT107の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS453へ移行し、表示制御回路80に中列の往復変動コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の中列に演出要素1の受信結果および演出要素2の受信結果を往復変動状態で表示する。このプロセスタイマ設定値PT107は、図9に示すように、変動開始コマンド#11の変動表示時間「10000」と変動開始コマンド#12の変動表示時間「10000+k1」と変動開始コマンド#13の変動表示時間「10000+k2」のそれぞれに比べて短い「10000−k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#11と変動開始コマンド#12と変動開始コマンド#13のいずれかを設定していたときにはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される直前に装飾図柄表示器33の中列に図柄要素が往復変動状態で表示される。
In step S452, the
CPU71は図47のステップS454へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT108を検出し、プロセスタイマ設定値PT108の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT108の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS455へ移行し、表示制御回路80に全図変動再開コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の図柄要素の変動表示と中列の図柄要素の変動表示と右列の図柄要素の変動表示のそれぞれを再開する。このプロセスタイマ設定値PT108は、図9に示すように、変動開始コマンド#11の変動表示時間「10000」と変動開始コマンド#12の変動表示時間「10000+k1」と変動開始コマンド#13の変動表示時間「10000+k2」のそれぞれに比べて長い「10000+k2+k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#11と変動開始コマンド#12と変動開始コマンド#13のいずれかを設定していたときにはCPU71が図47のステップS455で全図変動再開コマンドを送信することなくメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される。この場合にはCPU71は図38のコマンド解析処理のステップS231でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオン状態にセットし、図40のステップS267からステップS268とステップS269を経てステップS270の装飾図柄遊技停止処理へ移行し、ステップS270の装飾図柄遊技停止処理で中列の図柄要素を確定図柄格納部155の記録結果で停止表示する。従って、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が再開されず、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が途中停止する。
When the
CPU71は図47のステップS456へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT109を検出し、プロセスタイマ設定値PT109の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT109の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS457へ移行し、表示制御回路80に左列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の変動表示をステップS436の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の左列に左列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
In step S456 of FIG. 47, the
CPU71はステップS458へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT110を検出し、プロセスタイマ設定値PT110の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT110の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS459へ移行し、表示制御回路80に右列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の右列の変動表示をステップS440の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の右列に右列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
In step S458, the
CPU71はステップS460へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT111を検出し、プロセスタイマ設定値PT111の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT111の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS461へ移行し、表示制御回路80に中列の往復変動コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の中列に演出要素1の受信結果および演出要素2の受信結果を往復変動状態で表示する。このプロセスタイマ設定値PT111は、図9に示すように、変動開始コマンド#21の変動表示時間「20000」と変動開始コマンド#22の変動表示時間「20000+k1」と変動開始コマンド#23の変動表示時間「20000+k2」のそれぞれに比べて短い「20000−k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#21と変動開始コマンド#22と変動開始コマンド#23のいずれかを設定していたときにはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される直前に装飾図柄表示器33の中列に図柄要素が往復変動状態で表示される。
In step S460, the
CPU71は図47のステップS462へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT112を検出し、プロセスタイマ設定値PT112の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT112の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS463へ移行し、表示制御回路80に全図変動再開コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の図柄要素の変動表示と中列の図柄要素の変動表示と右列の図柄要素の変動表示のそれぞれを再開する。このプロセスタイマ設定値PT112は、図9に示すように、変動開始コマンド#21の変動表示時間「20000」と変動開始コマンド#22の変動表示時間「20000+k1」と変動開始コマンド#23の変動表示時間「20000+k2」のそれぞれに比べて長い「20000+k2+k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#21と変動開始コマンド#22と変動開始コマンド#23のいずれかを設定していたときにはCPU71が図47のステップS463で全図変動再開コマンドを送信することなくメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される。この場合にはCPU71は図38のコマンド解析処理のステップS231でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオン状態にセットし、図40のステップS267からステップS268とステップS269を経てステップS270の装飾図柄遊技停止処理へ移行し、ステップS270の装飾図柄遊技停止処理で中列の図柄要素を確定図柄格納部155の記録結果で停止表示する。従って、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が再開されず、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が途中停止する。
When the
CPU71はステップS464へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT113を検出し、プロセスタイマ設定値PT113の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT113の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS465へ移行し、表示制御回路80に左列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の変動表示をステップS436の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の左列に左列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
In step S464, the
CPU71はステップS466へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT114を検出し、プロセスタイマ設定値PT114の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT114の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS467へ移行し、表示制御回路80に右列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の右列の変動表示をステップS440の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の右列に右列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
In step S466, the
CPU71はステップS468へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT115を検出し、プロセスタイマ設定値PT115の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT115の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS469へ移行し、表示制御回路80に中列の往復変動コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の中列に演出要素1の受信結果および演出要素2の受信結果を往復変動状態で表示する。このプロセスタイマ設定値PT115は、図9に示すように、変動開始コマンド#31の変動表示時間「30000」と変動開始コマンド#32の変動表示時間「30000+k1」と変動開始コマンド#33の変動表示時間「30000+k2」のそれぞれに比べて短い「30000−k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#31と変動開始コマンド#32と変動開始コマンド#33のいずれかを設定していたときにはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される直前に装飾図柄表示器33の中列に図柄要素が往復変動状態で表示される。
In step S468, the
CPU71は図47のステップS470へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT116を検出し、プロセスタイマ設定値PT116の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT116の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS471へ移行し、表示制御回路80に全図変動再開コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の図柄要素の変動表示と中列の図柄要素の変動表示と右列の図柄要素の変動表示のそれぞれを再開する。このプロセスタイマ設定値PT116は、図9に示すように、変動開始コマンド#31の変動表示時間「30000」と変動開始コマンド#32の変動表示時間「30000+k1」と変動開始コマンド#33の変動表示時間「30000+k2」のそれぞれに比べて長い「30000+k2+k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#31と変動開始コマンド#32と変動開始コマンド#33のいずれかを設定していたときには図47のステップS471で全図変動再開コマンドの送信タイミングが到来する前にメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される。この場合にはCPU71は図38のコマンド解析処理のステップS231でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオン状態にセットし、図40のステップS267からステップS268とステップS269を経てステップS270の装飾図柄遊技停止処理へ移行し、ステップS270の装飾図柄遊技停止処理で中列の図柄要素を確定図柄格納部155の記録結果で停止表示する。従って、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が再開されず、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が途中停止する。
When the
CPU71は図47のステップS472へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT117を検出し、プロセスタイマ設定値PT117の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT117の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS473へ移行し、表示制御回路80に左列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の左列の変動表示をステップS436の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の左列に左列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
When the
CPU71はステップS474へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT118を検出し、プロセスタイマ設定値PT118の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT118の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS475へ移行し、表示制御回路80に右列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の右列の変動表示をステップS440の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33の右列に右列の図柄要素の設定結果を変動停止状態で表示する。
In step S474, the
CPU71はステップS476へ移行すると、コマンド異常用プロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT119を検出し、プロセスタイマ設定値PT119の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT119の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS477へ移行し、表示制御回路80に中列の往復変動コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の中列に演出要素1の受信結果および演出要素2の受信結果を往復変動状態で表示する。このプロセスタイマ設定値PT119は、図9に示すように、変動開始コマンド#41の変動表示時間「40000」と変動開始コマンド#42の変動表示時間「40000+k1」と変動開始コマンド#43の変動表示時間「40000+k2」のそれぞれに比べて短い「40000−k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#41と変動開始コマンド#42と変動開始コマンド#43のいずれかを設定していたときにはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される直前に装飾図柄表示器33の中列に図柄要素が往復変動状態で表示される。
In step S476, the
CPU71は図47のステップS478へ移行すると、コマンド異常用のプロセスデータの設定結果からプロセスタイマ設定値PT120を検出し、プロセスタイマ設定値PT120の検出結果を変動時間タイマST1の加算結果と比較する。ここで変動時間タイマST1の加算結果がプロセスタイマ設定値PT120の検出結果と同一であることを判断したときにはステップS479へ移行し、確定図柄格納部155から中列の図柄要素の設定結果を検出する。そして、ステップS480で表示制御回路80に中列の図柄要素の検出結果を送信し、ステップS481で表示制御回路80に中列の変動停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の中列の図柄要素の往復変動を中列の図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33に装飾図柄を確定図柄格納部155に記録された組合せで停止表示する。このプロセスタイマ設定値PT120は、図9に示すように、変動開始コマンド#41の変動表示時間「40000」と変動開始コマンド#42の変動表示時間「40000+k1」と変動開始コマンド#43の変動表示時間「40000+k2」のそれぞれに比べて長い「40000+k2+k」に設定されたものであり、メイン制御回路50が変動開始コマンド#41と変動開始コマンド#42と変動開始コマンド#43のいずれかを設定していたときには図47のステップS478で中列の変動停止コマンドの送信タイミングが到来する前にメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される。この場合にはCPU71は図38のコマンド解析処理のステップS231でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオン状態にセットし、図40のステップS267からステップS268とステップS269を経てステップS270の装飾図柄遊技停止処理へ移行し、ステップS270の装飾図柄遊技停止処理で中列の図柄要素を確定図柄格納部155の記録結果で停止表示する。従って、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が再開されず、コマンド異常用のプロセスデータに応じた処理が途中停止する。この中列の変動停止コマンドの送信タイミングPT120は最長の変動表示時間「40000+k2」に比べて長く設定されており、コマンド異常用のプロセスデータに基づいて中列の変動停止コマンドが送信されることはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信されない場合を除いて発生しない。
In step S478 of FIG. 47, the
図48〜図52のそれぞれはコマンド異常用のプロセスデータに応じて装飾図柄表示器33に表示される装飾図柄遊技の映像を示すものであり、図48はプロセスタイマ設定値PT103およびPT104相互間でメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信されたときの映像であり、図49はプロセスタイマ設定値PT107およびPT108相互間でメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信されたときの映像であり、図50はプロセスタイマ設定値PT111およびPT112相互間でメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信されたときの映像であり、図51はプロセスタイマ設定値PT115およびPT116相互間でメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信されたときの映像であり、図52はプロセスタイマ設定値PT119以後でメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信されたときの映像である。
[13−3−3]装飾図柄遊技停止処理
図53はステップS270の装飾図柄遊技停止処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS491でフラグ格納部152のコマンド異常フラグの設定状態を判断する。例えば変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合している正常時にはステップS491でフラグ格納部152のコマンド異常フラグがオフ状態にリセットされていることを判断し、ステップS496へ移行する。
Each of FIGS. 48 to 52 shows an image of the decorative symbol game displayed on the
[13-3-3] Decoration Symbol Game Stop Processing FIG. 53 shows details of the decoration symbol game stop processing in step S270, and the
CPU71は変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時にはステップS491でフラグ格納部152のコマンド異常フラグがオン状態にセットされていることを判断し、ステップS492で確定図柄格納部155から中列の図柄要素の設定結果を検出する。そして、ステップS493で表示制御回路80に中列の図柄要素の検出結果を送信し、ステップS494で表示制御回路80に中列の変動停止コマンドを送信する。次にステップS495でフラグ格納部152のコマンド異常フラグをオフ状態にリセットし、ステップS496へ移行する。すると、表示制御回路80は装飾図柄表示器33の中列の図柄要素の往復変動を中列の図柄要素の受信結果で停止し、装飾図柄表示器33に装飾図柄を確定図柄格納部155に記録された組合せで停止表示する。
The
即ち、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合している正常時にはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信される前に装飾図柄が確定図柄格納部155の記録結果に応じた組合せで停止表示されるのに対し、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時にはメイン制御回路50から変動停止コマンドが送信されることに基づいて装飾図柄が確定図柄格納部155の記録結果に応じた組合せで停止表示される。
That is, at the time when the reception result of the variation start command and the reception result of the symbol information command are consistent with each other, the decoration symbol is added to the recorded result of the fixed
CPU71は図53のステップS496へ移行すると、表示制御回路80に再生停止コマンドを送信する。そして、ステップS497でコマンド格納部151の変動停止コマンドをクリアし、ステップS498でコマンド格納部151の図柄情報コマンドをクリアし、ステップS499でコマンド格納部151の変動開始コマンドをクリアする。すると、表示制御回路80は再生停止コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。
[13−4]大当り遊技処理
図54はステップS214の大当り遊技処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS501でフラグ格納部152の大当りラウンドフラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部152の大当りラウンドフラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS502へ移行し、フラグ格納部152の大当りラウンドフラグをオフ状態にクリアする。そして、ステップS503の大当りラウンド処理へ移行し、装飾図柄表示器33に現在の大当りラウンド数に応じた映像を表示する。
When the
[13-4] Jackpot Game Processing FIG. 54 shows the details of the jackpot game processing in step S214. The
CPU71はステップS501でフラグ格納部152の大当りラウンドフラグがオフ状態にクリアされていることを判断すると、ステップS504でフラグ格納部152のインターバルフラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部152のインターバルフラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS505へ移行し、フラグ格納部152のインターバルフラグをオフ状態にクリアする。そして、ステップS506のインターバル処理へ移行し、現在の大当りラウンド数に応じた映像の再生処理を停止する。
[13−4−1]大当りラウンド処理
図55はステップS503の大当りラウンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS511でコマンド格納部151から大当りラウンドコマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS512で大当りラウンドコマンドの検出結果からEXTデータを検出し、ステップS513で図18の大当りラウンド用のビデオデータテーブルからEXTデータの検出結果に応じたビデオデータ番号を検出する。次にステップS514で表示制御回路80に大当りラウンド用のビデオデータ番号の検出結果を送信し、ステップS515で表示制御回路80に再生開始コマンドを送信する。
When the
[13-4-1] Jackpot Round Process FIG. 55 shows details of the jackpot round process in step S503, and the
表示制御回路80はCPU71からの大当りラウンド用のビデオデータ番号の送信結果を受信すると、VROMから大当りラウンド用のビデオデータ番号の受信結果に応じた大当りラウンド用のビデオデータを検出する。そして、CPU71からの再生開始コマンドの送信結果を受信したときには大当りラウンド用のビデオデータの検出結果を再生し、装飾図柄表示器33に大当りラウンドコマンドのEXTデータに応じた演出映像を表示する。これら各回の演出映像には大当りラウンド数が設定されており、遊技者は大当りラウンドコマンドのEXTデータに応じた映像から現在の大当りラウンドが何回目であるかを認識することができる。
[13−4−2]インターバル処理
図56はステップS506のインターバル処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS521で表示制御回路80に再生停止コマンドを送信する。この表示制御回路80は再生停止コマンドを受信したときには大当りラウンド用のビデオデータの再生処理を停止する。即ち、1回目の大当りラウンド〜15回目の大当りラウンドが終了したときには直前の大当りラウンド用のビデオデータに応じた映像が静止画像で表示される。
When the
[13-4-2] Interval Processing FIG. 56 shows details of the interval processing in step S506, and the
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
図柄情報コマンドの受信結果が確変大当りであって変動開始コマンドの受信結果が確変大当りではない異常時には装飾図柄を図柄情報コマンドの受信結果に応じた確変大当りの組合せに設定し、図柄情報コマンドの受信結果が通常大当りであって変動開始コマンドの受信結果が通常大当りではない異常時には装飾図柄を図柄情報コマンドの受信結果に応じた通常大当りの組合せに設定し、図柄情報コマンドの受信結果が外れであって変動開始コマンドの受信結果が外れリーチまたは完全外れではない異常時には装飾図柄を図柄情報コマンドの受信結果に応じた外れリーチの組合せに設定し、大当り用の複数の変動開始コマンドと完全外れ用の複数の変動開始コマンドと外れリーチ用の複数の変動開始コマンドのそれぞれに応じた変動表示時間で装飾図柄の全てを停止表示することが可能な最長の所要時間を有するコマンド異常用のプロセスデータを設定した。このため、確変大当り用の変動開始コマンドがノイズの影響で通常大当り用と外れリーチ用と完全外れ用のいずれかに変質した場合・通常大当り用の変動開始コマンドがノイズの影響で確変大当り用と外れリーチ用と完全外れ用のいずれかに変質した場合・外れリーチ用の変動開始コマンドがノイズの影響で確変大当り用と通常大当り用のいずれかに変質した場合・完全外れ用の変動開始コマンドがノイズの影響で確変大当り用と通常大当り用のいずれかに変質した場合・確変大当り用の変動開始コマンドと通常大当り用の変動開始コマンドと外れリーチ用の変動開始コマンドと完全外れ用の変動開始コマンドのそれぞれが識別不能に変質した場合のいずれであっても装飾図柄を正常な図柄情報コマンドに応じた組合せで停止表示することができるので、遊技者が装飾図柄表示器33の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できる。
According to the said Example 1, there exists the following effect.
When the reception result of the symbol information command is a probable big hit and the reception result of the change start command is not the probable big hit, the decorative symbol is set to a combination of the probable big hit according to the reception result of the symbol information command and the symbol information command is received. When the result is a normal jackpot and the reception result of the fluctuation start command is not a normal jackpot, the decorative symbol is set to a combination of a normal jackpot according to the reception result of the symbol information command, and the symbol information command reception result is out of range. When the reception result of the fluctuation start command is not out of reach or complete out of order, the decorative design is set to a combination of out of reach according to the reception result of the symbol information command, and multiple fluctuation start commands for big hits and for complete out Fluctuation display time corresponding to each of multiple change start commands and multiple change start commands for outreach The process data for the command abnormality with duration of the longest that can stop displaying all the decorative pattern has been set. For this reason, when the fluctuation start command for the probable big hit is transformed into one of the normal big hit, out of reach, or complete out due to the influence of noise, the fluctuation start command for the normal big hit is likely to be used for the probable big hit due to the noise. In case of change to either out-going reach or full-out use ・ When change start command for out-going reach changes to either probable big hit or normal big hit due to noise ・ Change start command for full out In case of alteration to either probable big hit or normal big hit due to noise ・ Fluctuation start command for probable big hit, fluctuation start command for normal big hit, fluctuation start command for outreach reach, change start command for complete outage Decorative symbols can be stopped and displayed in combination according to normal symbol information commands in any case where each Since kill, it is possible to prevent the player will readily notice the occurrence of internal processing errors from the display contents of the decorative
上記実施例1においては、リーチD外れ用の変動開始コマンド#41に応じた外れ用の最長のプロセスデータを図15および図16のコマンド異常用のプロセスデータと同一に設定し、リーチD確変大当り用の変動開始コマンド#43に応じた大当り用の最長のプロセスデータを図15および図16のコマンド異常用のプロセスデータと同一に設定しても良い。この場合、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時に図柄情報コマンドの受信結果が外れであるときにはリーチD外れ用の変動開始コマンド#41に応じた外れ用の最長のプロセスデータを使用し、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時に図柄情報コマンドの受信結果が通常大当りまたは確変大当りであるときにはリーチD確変大当り用の変動開始コマンド#43に応じた大当り用の最長のプロセスデータを使用すると良い。
In the first embodiment, the longest process data for detachment corresponding to the change
図57は演出制御回路70のRAM73の演出制御データ格納領域150を示すものであり、演出制御データ格納流域150にはコマンド格納部151〜演出要素格納部156に加えて第1の異常時図柄格納部157と第2の異常時図柄格納部158と第3の異常時図柄格納部159と第4の異常時図柄格納部160と判別結果格納部161が設定されている。第1の異常時図柄格納部157〜第4の異常時図柄格納部160のそれぞれは変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時に装飾図柄の設定結果が記録されるものであり、第1の異常時図柄格納部157には装飾図柄が完全外れの組合せで記録され、第2の異常時図柄格納部158には装飾図柄が外れリーチの組合せで記録され、第3の異常時図柄格納部159には装飾図柄が通常大当りの組合せで記録され、第4の異常時図柄格納部160には装飾図柄が確変大当りの組合せで記録される。判別結果格納部161は変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時に完全外れと外れリーチと通常大当りと確変大当りのいずれが判定されたかが記録されるものであり、完全外れ〜確変大当りは変動開始コマンドを受信してから変動停止コマンドを受信するまでの所要時間である時間変動タイマST1の計測結果に基づいて相互に判別される。
FIG. 57 shows an effect control
演出制御回路70のROM72に変動時間判別テーブルが予め記録されている。この変動時間判別テーブルは変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時に変動時間タイマST1の計測結果に基づいて完全外れ〜確変大当りのいずれが判定されたかを判別するためのものであり、変動時間判別テーブルには、図58に示すように、変動開始コマンド#1〜変動開始コマンド#43のそれぞれに応じて判定データが設定されている。これら各判定データは下限値および上限値を有するものであり、各下限値は変動開始コマンドに応じた変動表示時間から誤差Δkを減算することで設定され、各上限値は変動開始コマンドに応じた変動表示時間に誤差Δkを加算することで設定されている。これら各判定データには完全外れの判定結果〜確変大当りの判定結果のいずれかが割付けられており、完全外れ〜確変大当りのいずれが判定されたかは変動時間タイマST1の計測結果が複数の判定データのいずれに属しているかを判別し、判定データの判別結果に応じた判定結果を取得することで判別される。これら各判定データは判定範囲に相当するものであり、変動表示時間を含む範囲に設定されている。
[13−3]装飾図柄遊技処理
図59は演出制御回路70のCPU71が図37のステップS213で実行する装飾図柄遊技処理の詳細を示すものであり、CPU71は図59のステップS267でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグがオンされていることを判断したときにはステップS268へ移行し、フラグ格納部152の装飾図柄遊技中フラグをオフする。そして、ステップS269でフラグ格納部152の装飾図柄遊技停止フラグをオフし、ステップS501でフラグ格納部152のコマンド異常フラグの設定状態を判断する。このコマンド異常フラグは変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時にステップS264の装飾図柄遊技開始処理でオン状態にセットされるものであり、CPU71は変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合している正常時にはステップS501でフラグ格納部152のコマンド異常フラグがオフ状態にリセットされていることを判断し、ステップS270の装飾図柄遊技停止処理を実行する。図53は図59のステップS270の装飾図柄遊技停止処理の詳細を示すものであり、CPU71は図53のステップS491でフラグ格納部152のコマンド異常フラグがオフ状態にリセットされていることを判断してステップS496へ移行する。
A variation time determination table is recorded in advance in the
[13-3] Decorative Symbol Game Processing FIG. 59 shows details of the decorative symbol game processing executed by the
CPU71は変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時には図59のステップS501でフラグ格納部152のコマンド異常フラグがオン状態にセットされていることを判断し、ステップS502でフラグ格納部152のコマンド異常フラグをオフ状態にリセットし、ステップS503で装飾図柄変更フラグをオン状態にセットする。この装飾図柄変更フラグはRAM73のフラグ格納部152に記録されるものであり、CPU71はステップS503でフラグ格納部152の装飾図柄変更フラグをオン状態にセットしたときにはステップS504の装飾図柄変更開始処理へ移行する。この装飾図柄変更開始処理は変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時に装飾図柄の左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを変動時間タイマST1の計測結果に応じた組合せに変更するためのものであり、CPU71はステップS504の装飾図柄変更開始処理を終えた状態ではステップS505でフラグ格納部152の装飾図柄変更フラグがオン状態にセットされていることを判断し、ステップS506の装飾図柄変更処理へ移行する。
[13−3−1]装飾図柄遊技開始処理
図41はCPU71が図59のステップS264で実行する装飾図柄遊技開始処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS284の確変大当り図柄設定処理とステップS286の通常大当り図柄設定処理とステップS288の外れリーチ図柄設定処理とステップS290の完全外れ図柄設定処理とステップS291の異常時図柄設定処理のいずれかを終えると、ステップS292でフラグ格納部152のコマンド異常フラグの設定状態を判断する。例えば変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時にはステップS292でフラグ格納部152のコマンド異常フラグがオン状態にセットされていることを判断し、ステップS296でコマンド異常用のプロセスデータを設定し、ステップS297でコマンド異常用のビデオデータ番号を設定し、ステップS298で変動時間タイマST1に初期値「0」をセットする。そして、ステップS299でコマンド異常用のビデオデータ番号の選択結果を表示制御回路80に送信し、ステップS300で表示制御回路80に再生開始コマンドを送信し、ステップS301で表示制御回路80に保留消去コマンドを送信する。
[13−3−1−1]確変大当り図柄設定処理
図60は図41のステップS284の確変大当り図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71は図60のステップS316で確定図柄格納部155に装飾図柄の設定結果を記録したときにはステップS511へ移行する。ここでコマンド格納部152のコマンド異常フラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS512へ移行し、左列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「7」に設定し、中列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「6」に設定し、右列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「5」に設定する。そして、ステップS513へ移行し、左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを第1の異常時図柄格納部157に記録する。即ち、第1の異常時図柄格納部157には装飾図柄が予め決められた完全外れの組合せ「765」で記録される。
The
[13-3-1] Decoration Symbol Game Start Processing FIG. 41 shows details of the decoration symbol game start processing executed by the
[13-3-1] Probability variation jackpot symbol setting process FIG. 60 shows the details of the probability variation jackpot symbol setting process in step S284 of FIG. 41, and the
CPU71はステップS513で第1の異常時図柄格納部157に装飾図柄を完全外れの組合せで記録すると、ステップS514へ移行する。ここで左列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「7」に設定し、中列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「6」に設定し、右列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「7」に設定する。そして、ステップS515へ移行し、左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを第2の異常時図柄格納部158に記録する。即ち、第2の異常時図柄格納部158には装飾図柄が予め決められた外れリーチの組合せ「767」で記録される。
When the
CPU71はステップS515で第2の異常時図柄格納部158に装飾図柄を外れリーチの組合せで記録すると、ステップS516へ移行する。ここで左列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「6」に設定し、中列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「6」に設定し、右列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「6」に設定する。そして、ステップS517へ移行し、左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを第3の異常時図柄格納部159に記録する。即ち、第3の異常時図柄格納部159には装飾図柄が予め決められた通常大当りの組合せ「666」で記録される。
When the
CPU71はステップS517で第3の異常時図柄格納部159に装飾図柄を通常大当りの組合せで記録すると、ステップS518へ移行する。ここで左列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「7」に設定し、中列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「7」に設定し、右列の図柄要素をROM72に予め決められた図柄要素「7」に設定する。そして、ステップS519へ移行し、左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを第4の異常時図柄格納部160に記録する。即ち、第4の異常時図柄格納部160には装飾図柄が予め決められた確変大当りの組合せ「777」で記録される。
[13−3−1−2]通常大当り図柄設定処理
図61は図41のステップS286の通常大当り図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71は図61のステップS336で確定図柄格納部155に装飾図柄の設定結果を記録すると、ステップS511へ移行する。ここでコマンド格納部152のコマンド異常フラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS512へ移行し、ステップS512〜ステップS519のそれぞれを実行する。これらステップS512〜ステップS519のそれぞれは図60の確変大当り図柄設定処理の同一符号のステップと同一内容のものであり、第1の異常時図柄格納部157には装飾図柄が予め決められた完全外れの組合せ「765」で記録され、第2の異常時図柄格納部158には装飾図柄が予め決められた外れリーチの組合せ「767」で記録され、第3の異常時図柄格納部159には装飾図柄が予め決められた通常大当りの組合せ「666」で記録され、第4の異常時図柄格納部160には装飾図柄が予め決められた確変大当りの組合せ「777」で記録される。
[13−3−1−3]外れリーチ図柄設定処理
図62は図41のステップS288の外れリーチ図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71は図62のステップS365で確定図柄格納部155に装飾図柄の設定結果を記録すると、ステップS511へ移行する。ここでコマンド格納部152のコマンド異常フラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS512へ移行し、ステップS512〜ステップS519のそれぞれを実行する。これらステップS512〜ステップS519のそれぞれは図60の確変大当り図柄設定処理の同一符号のステップと同一内容のものであり、第1の異常時図柄格納部157には装飾図柄が予め決められた完全外れの組合せ「765」で記録され、第2の異常時図柄格納部158には装飾図柄が予め決められた外れリーチの組合せ「767」で記録され、第3の異常時図柄格納部159には装飾図柄が予め決められた通常大当りの組合せ「666」で記録され、第4の異常時図柄格納部160には装飾図柄が予め決められた確変大当りの組合せ「777」で記録される。
[13−3−1−4]完全外れ図柄設定処理
図63は図41のステップS290の完全外れ図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71は図63のステップS402で確定図柄格納部155に装飾図柄の設定結果を記録すると、ステップS511へ移行する。ここでコマンド格納部152のコマンド異常フラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS512へ移行し、ステップS512〜ステップS519のそれぞれを実行する。これらステップS512〜ステップS519のそれぞれは図60の確変大当り図柄設定処理の同一符号のステップと同一内容のものであり、第1の異常時図柄格納部157には装飾図柄が予め決められた完全外れの組合せ「765」で記録され、第2の異常時図柄格納部158には装飾図柄が予め決められた外れリーチの組合せ「767」で記録され、第3の異常時図柄格納部159には装飾図柄が予め決められた通常大当りの組合せ「666」で記録され、第4の異常時図柄格納部160には装飾図柄が予め決められた確変大当りの組合せ「777」で記録される。
[13−3−1−5]異常時図柄設定処理
図64は図41のステップS291の異常時図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71は図64のステップS424で確定図柄格納部155に装飾図柄の設定結果を記録したときにはステップS512〜ステップS519のそれぞれを実行する。これらステップS512〜ステップS519のそれぞれは図60の確変大当り図柄設定処理の同一符号のステップと同一内容のものであり、第1の異常時図柄格納部157には装飾図柄が予め決められた完全外れの組合せ「765」で記録され、第2の異常時図柄格納部158には装飾図柄が予め決められた外れリーチの組合せ「767」で記録され、第3の異常時図柄格納部159には装飾図柄が予め決められた通常大当りの組合せ「666」で記録され、第4の異常時図柄格納部160には装飾図柄が予め決められた確変大当りの組合せ「777」で記録される。
[13−3−4]装飾図柄変更開始処理
図65は図59のステップS504の装飾図柄変更開始処理の詳細を示すものであり、CPU71は図65のステップS531で変動時間タイマST1の計測結果を検出する。この装飾図柄変更開始処理で検出される変動時間タイマST1はCPU71がメイン制御回路50からの変動停止コマンドを受信する直前に図59のステップS266の装飾図柄遊技中処理で最後に加算した値であり、CPU71は図65のステップS531で変動時間タイマST1の計測結果を検出したときにはステップS532へ移行し、ROM72から図58の変動時間判別テーブルを検出する。そして、変動時間タイマST1の検出結果が変動時間判別テーブルの複数の判定データのいずれに属しているかを検出し、判定データの検出結果に応じた判定結果を取得する。例えば変動時間タイマST1の検出結果が「10000」であるときには判定結果として「外れリーチ」が取得され、変動時間タイマST1の検出結果が「40000+k2」であるときには判定結果として「確変大当り」が取得される。
When the
[13-3-1-2] Normal jackpot symbol setting process FIG. 61 shows the details of the normal jackpot symbol setting process in step S286 of FIG. 41, and the
[13-3-1-3] Outlier Reach Symbol Setting Process FIG. 62 shows details of the outlier reach symbol setting process in step S288 of FIG. 41, and the
[13-3-1-4] Completely unsynchronized symbol setting process FIG. 63 shows details of the completely unsymbolized symbol setting process in step S290 of FIG. 41. The
[13-3-1-5] Abnormal Symbol Setting Process FIG. 64 shows details of the abnormal symbol setting process in step S291 in FIG. 41, and the
[13-3-4] Decoration symbol change start processing FIG. 65 shows details of the decoration symbol change start processing in step S504 of FIG. 59. The
CPU71は図65のステップS532で変動時間判別テーブルから判定結果を取得すると、ステップS533で判定結果の取得結果を判定結果格納部161に記録する。そして、ステップS534で表示制御回路80に全図変動再開コマンドを送信し、ステップS535でROM72に予め記録された再変動時間の初期値「0.1sec」をタイマ格納部153の再変動時間タイマST2にセットする。この全図変動再開コマンドの送信時には左列の図柄要素が確定図柄格納部155に記録された左列の図柄要素の設定結果で変動停止し、右列の図柄要素が確定図柄格納部155に記録された右列の図柄要素の設定結果で変動停止し、中列の図柄要素が演出要素格納部156に記録された演出要素1および演出要素2間で往復変動しており、表示制御回路80は全図変動再開コマンドを受信したときには左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを全図変動開始時と同様の通常のパターン「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「1」・・・で変動開始する。
[13−3−5]装飾図柄変更処理
図66は図59のステップS506の装飾図柄変更処理の詳細を示すものであり、CPU71は図66のステップS541で再変動時間タイマST2の計測結果からROM72に予め記録された単位時間を減算する。この再変動時間タイマST2はRAM73のタイマ格納部73に記録されるものであり、CPU71はステップS541で再変動時間タイマST2を減算したときにはステップS542へ移行し、再変動時間タイマST2の減算結果をROM72に予め記録された限度値「0」と比較する。
When the
[13-3-5] Decoration Symbol Change Processing FIG. 66 shows details of the decoration symbol change processing in step S506 in FIG. 59. The
CPU71はステップS542で「ST2=0」を判断すると、ステップS543でRAM73の判定結果格納部161から判定結果を検出する。そして、ステップS544で判定結果が完全外れであるか否かを判断し、ステップS548で判定結果が外れリーチであるか否かを判断し、ステップS552で判定結果が通常大当りであるか否かを判断する。例えばステップS544で判定結果が完全外れであることを判断したときにはステップS545で第1の異常時図柄格納部157から左列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS546で第1の異常時図柄格納部157から中列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS547で第1の異常時図柄格納部157から右列の図柄要素の設定結果を検出する。そして、ステップS559へ移行し、左列の図柄要素の検出結果と中列の図柄要素の検出結果と右列の図柄要素の検出結果のそれぞれを表示制御回路80に送信する。
When the
CPU71はステップS548で判定結果が外れリーチであることを判断すると、ステップS549で第2の異常時図柄格納部158から左列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS550で第2の異常時図柄格納部158から中列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS551で第2の異常時図柄格納部158から右列の図柄要素の設定結果を検出する。そして、ステップS559へ移行し、左列の図柄要素の検出結果と中列の図柄要素の検出結果と右列の図柄要素の検出結果のそれぞれを表示制御回路80に送信する。
When the
CPU71はステップS552で判定結果が通常大当りであることを判断すると、ステップS553で第3の異常時図柄格納部159から左列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS554で第3の異常時図柄格納部159から中列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS555で第3の異常時図柄格納部159から右列の図柄要素の設定結果を検出する。そして、ステップS559へ移行し、左列の図柄要素の検出結果と中列の図柄要素の検出結果と右列の図柄要素の検出結果のそれぞれを表示制御回路80に送信する。
If the
CPU71は判定結果が確変大当りであるときにはステップS552で判定結果が通常大当りではないと判断し、ステップS556で第4の異常時図柄格納部160から左列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS557で第4の異常時図柄格納部160から中列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS558で第4の異常時図柄格納部160から右列の図柄要素の設定結果を検出する。そして、ステップS559へ移行し、左列の図柄要素の検出結果と中列の図柄要素の検出結果と右列の図柄要素の検出結果のそれぞれを表示制御回路80に送信する。
When the determination result is a probable big hit, the
CPU71はステップS559で各列の図柄要素の検出結果を表示制御回路80に送信すると、ステップS560で表示制御回路80に再変動停止コマンドを送信し、ステップS561で表示制御回路80に再生停止コマンドすることに基づいてコマンド異常用のビデオデータの再生処理を停止することを指令する。そして、ステップS562でコマンド格納部151の変動停止コマンドをクリアし、ステップS563でコマンド格納部151の図柄情報コマンドをクリアする。次にステップS564でコマンド格納部151の変動開始コマンドをクリアし、ステップS565でフラグ格納部152の装飾図柄変更フラグをオフする。
When the
表示制御回路80は再変動停止コマンドを受信したときには左列の図柄要素の変動表示を左列の図柄要素の受信結果で停止し、中列の図柄要素の変動表示を中列の図柄要素の受信結果で停止し、右列の図柄要素の変動表示を右列の図柄要素の受信結果で停止し、再生停止コマンドを受信したときにはコマンド異常用のビデオデータの再生処理を停止する。
When receiving the re-variation stop command, the
図67〜図71のそれぞれは変動開始コマンドおよび図柄情報コマンドが相互に整合していない異常時の装飾図柄遊技の映像を示すものである。図67はメイン制御回路50が完全外れ用の変動開始コマンド#1および完全外れ用の変動開始コマンド#2のいずれかに応じたタイミングで変動停止コマンドを送信するときの映像を示すものである。この場合には中列の図柄要素が1回目に往復変動した後に再変動し、完全外れの組合せ「765」で変動停止する。
Each of FIGS. 67 to 71 shows an image of a decorative symbol game at the time of abnormality in which the variation start command and the symbol information command are not consistent with each other. FIG. 67 shows an image when the
図68はメイン制御回路50が外れリーチ用の変動開始コマンド#11と通常大当り用の変動開始コマンド#12と確変大当り用の変動開始コマンド#13のいずれかに応じたタイミングで変動停止コマンドを送信するときの映像を示すものである。この場合には中列の図柄要素が2回目に往復変動した後に再変動し、外れリーチの組合せ「767」〜確変大当りの組合せ「777」のいずれかで変動停止する。図69はメイン制御回路50が外れリーチ用の変動開始コマンド#21と通常大当り用の変動開始コマンド#22と確変大当り用の変動開始コマンド#23のいずれかに応じたタイミングで変動停止コマンドを送信するときの映像を示すものである。この場合には中列の図柄要素が3回目に往復変動した後に再変動し、外れリーチの組合せ「767」〜確変大当りの組合せ「777」のいずれかで変動停止する。
In FIG. 68, the
図70はメイン制御回路50が外れリーチ用の変動開始コマンド#31と通常大当り用の変動開始コマンド#32と確変大当り用の変動開始コマンド#33のいずれかに応じたタイミングで変動停止コマンドを送信するときの映像を示すものである。この場合には中列の図柄要素が4回目に往復変動した後に再変動し、外れリーチの組合せ「767」〜確変大当りの組合せ「777」のいずれかで変動停止する。図71はメイン制御回路50が外れリーチ用の変動開始コマンド#41と通常大当り用の変動開始コマンド#42と確変大当り用の変動開始コマンド#43のいずれかに応じたタイミングで変動停止コマンドを送信するときの映像を示すものである。この場合には中列の図柄要素が5回目に往復変動した後に再変動し、外れリーチの組合せ「767」〜確変大当りの組合せ「777」のいずれかで変動停止する。
In FIG. 70, the
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
図柄情報コマンドの受信結果および変動開始コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時には完全外れ用の複数の変動開始コマンドと外れリーチ用の複数の変動開始コマンドと通常大当り用の複数の変動開始コマンドと確変大当り用の複数の変動開始コマンドのそれぞれに応じた全ての変動表示時間のうちの最長値以上の所要時間を有するコマンド異常用のプロセスデータを設定し、装飾図柄遊技の映像をコマンド異常用のプロセスデータに応じた演出内容で表示した。そして、変動開始コマンドを受信してから変動停止コマンドを受信するまでの待ち時間ST1を予め設定された判定データと比較することに基づいて完全外れと外れリーチと通常大当りと確変大当りのいずれが判定されたかを判別し、変動停止コマンドを受信することに基づいて装飾図柄を完全外れ〜確変大当りの判別結果に応じた組合せで停止表示した。このため、確変大当り用の変動開始コマンドがノイズの影響で通常大当り用と外れリーチ用と完全外れ用のいずれかに変質した場合・通常大当り用の変動開始コマンドがノイズの影響で確変大当り用と外れリーチ用と完全外れ用のいずれかに変質した場合・外れリーチ用の変動開始コマンドがノイズの影響で確変大当り用と通常大当り用と完全外れ用のいずれかに変質した場合・完全外れ用の変動開始コマンドがノイズの影響で確変大当り用と通常大当り用と外れリーチ用のいずれかに変質した場合・確変大当り用の変動開始コマンドと通常大当り用の変動開始コマンドと外れリーチ用の変動開始コマンドと完全外れ用の変動開始コマンドのそれぞれが識別不能に変質した場合のいずれであっても装飾図柄を正常な図柄情報コマンドに応じた組合せで停止表示することができるので、遊技者が装飾図柄表示器33の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できる。この実施例2は特許請求の範囲に記載された発明とは異なる下記の発明を含んでいる。
[実施例2の発明]
遊技球が転動可能な遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技盤に設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤に設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な開放状態および前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球不能な閉鎖状態に相互に切換わることが可能な可変入球口と、
遊技球が前記始動口に入球することに基づいて前記可変入球口を開放状態にする大当りであるか否かを判定する大当り判定手段と、
前記遊技盤に設けられ、前記大当り判定手段の判定結果に応じた態様の識別図柄が表示される識別図柄表示器と、
前記遊技盤に設けられ、前記大当り判定手段の判定結果を遊技者に報知するための装飾図柄が表示される装飾図柄表示器と、
前記大当り判定手段が大当りであることを判定した大当りの発生時には識別図柄を予め決められた大当りの態様に設定し、前記大当り判定手段が大当りであることを判定しなかった外れの発生時には識別図柄を大当りの態様とは異なる外れの態様に設定する識別図柄設定手段と、
前記識別図柄設定手段の設定結果を通知するための図柄情報コマンドを設定する図柄情報コマンド設定手段と、
前記識別図柄表示器に識別図柄を前記識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示する識別図柄遊技の所要時間および前記装飾図柄表示器に装飾図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する装飾図柄遊技の映像の演出内容の双方を含む可変情報コマンドを設定するものであって、大当りの発生時には予め決められた複数の大当り用の可変情報コマンドのうちから可変情報コマンドを選択すると共に外れの発生時には予め決められた複数の外れ用の可変情報コマンドのうちから可変情報コマンドを選択する可変情報コマンド設定手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて図柄情報コマンドの設定結果を送信する図柄情報コマンド送信手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて可変情報コマンドの設定結果を送信する可変情報コマンド送信手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて装飾図柄遊技を開始することを指令するための可変開始コマンドを送信する可変開始コマンド送信手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて計時処理を開始する第1の計時手段と、
前記第1の計時手段の計測結果が可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達することに基づいて前記識別図柄表示器に識別図柄を前記識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示する識別図柄遊技手段と、
前記第1の計時手段の計測結果が可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達することに基づいて装飾図柄遊技を終えることを指令するための可変停止コマンドを送信する可変停止コマンド送信手段と、
前記図柄情報コマンド送信手段から送信される図柄情報コマンドと前記可変情報コマンド送信手段から送信される可変情報コマンドと前記可変開始コマンド送信手段から送信される可変開始コマンドと前記可変停止コマンド送信手段から送信される可変停止コマンドのそれぞれを受信するコマンド受信手段と、
前記コマンド受信手段が可変開始コマンドを受信することに基づいて計時処理を開始する第2の計時手段と、
前記コマンド受信手段が受信した可変情報コマンドに基づいて大当りおよび外れのいずれが発生したかを判別する可変情報コマンド判別手段と、
前記コマンド受信手段が受信した図柄情報コマンドに基づいて識別図柄の態様が大当りおよび外れのいずれに設定されたかを判別する図柄情報コマンド判別手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果を相互に比較する比較手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に装飾図柄の設定処理を行うものであって、両者が大当りの発生で相互に整合しているときには装飾図柄を予め決められた大当りの態様に設定すると共に両者が外れの発生で相互に整合しているときには装飾図柄を大当りの態様とは異なる外れの態様に設定する正常時装飾図柄設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するものであって、両者が大当りの発生で相互に整合しているときには可変情報コマンドに応じた識別図柄遊技の所要時間以内で装飾図柄を停止表示するように設定された複数の演出内容のうちから可変情報コマンドの受信結果に応じた大当り用の演出内容を選択し、両者が外れの発生で相互に整合しているときには可変情報コマンドに応じた識別図柄遊技の所要時間以内で装飾図柄を停止表示するように設定された複数の演出内容のうちから可変情報コマンドの受信結果に応じた外れ用の演出内容を選択する正常時演出設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に前記正常時演出設定手段の設定結果に応じた演出内容で前記装飾図柄表示器に装飾図柄遊技の映像を表示するものであって、前記コマンド受信手段が可変開始コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技の映像の表示を開始すると共に前記正常時装飾図柄設定手段の設定結果に応じた態様の装飾図柄を可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間以内で停止表示する正常時装飾図柄遊技手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するものであって、装飾図柄遊技の映像の演出内容として大当り用の複数の可変情報コマンドおよび外れ用の複数の可変情報コマンドのそれぞれに応じた所要時間で装飾図柄を可変停止状態で表示することが可能な異常時用の演出内容を可変情報コマンドの受信結果に拘らず設定する異常時演出設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に前記異常時演出設定手段の設定結果に応じた演出内容で前記装飾図柄表示器に装飾図柄遊技の映像を表示するものであって、前記コマンド受信手段が可変開始コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技の映像の表示を開始する異常時装飾図柄遊技手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に前記コマンド受信手段が可変停止コマンドを受信することに基づいて前記第2の計時手段の計測結果を取得する取得手段と、
識別図柄遊技の所要時間に相当する判定値または当該判定値を含む判定範囲が大当り用の複数の可変情報コマンドおよび外れ用の複数の可変情報コマンドのそれぞれに対応して記録された記録手段と、
前記取得手段の取得結果を前記記録手段に記録された複数の判定値または複数の判定範囲のそれぞれと比較することに基づいて前記可変情報コマンド設定手段の設定結果が大当り用および外れ用のいずれであるかを判別する判別手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に装飾図柄の設定処理を行うものであって、前記判別手段が可変情報コマンドの設定結果が大当り用であることを判別したときには装飾図柄を大当りの態様に設定すると共に前記判別手段が可変情報コマンドの設定結果が外れ用であることを判別したときには装飾図柄を外れの態様に設定する異常時装飾図柄設定手段を備え、
前記異常時装飾図柄遊技手段は、前記コマンド受信手段が可変停止コマンドを受信することに基づいて前記異常時装飾図柄設定手段の設定結果に応じた態様の装飾図柄を可変停止状態で表示することを特徴とするパチンコ遊技機。
According to the said Example 2, there exist the following effects.
When the reception result of the symbol information command and the variation start command are not consistent with each other, multiple variation start commands for complete detachment, multiple variation start commands for detach reach, and multiple variation start for normal jackpot Set the process data for command abnormality with the required time longer than the longest value of all the variable display times according to each of the command and multiple variation start commands for probability variation big hit, and command the decorative symbol game video to command abnormality It was displayed with the production contents according to the process data. Then, based on the comparison of the waiting time ST1 from the reception of the fluctuation start command to the reception of the fluctuation stop command with preset determination data, it is determined whether a complete losing, a losing reach, a normal big hit, or a probable big hit. Based on the fact that the decoration stop command was received, the decorative symbols were completely displayed in a combination according to the result of the determination from the complete deviation to the probable variation jackpot. For this reason, when the fluctuation start command for the probable big hit is transformed into one of the normal big hit, out of reach, or complete out due to the influence of noise, the fluctuation start command for the normal big hit is likely to be used for the probable big hit due to the noise. When the change is made to either out-going reach or full-out use ・ When the change start command for out-going reach is changed to either probable big hit, normal big hit, or full off due to noise ・ For complete out When the fluctuation start command is altered to one of the probable big hit, normal big hit or out of reach due to noise, the fluctuation start command for the probable big hit, the start of fluctuation for normal big hit, and the start of fluctuation for out of reach reach The decorative symbol is used in accordance with the normal symbol information command regardless of whether the change start command for complete removal or the change start command is completely indistinguishable. It is possible to stop displaying in combined, the player can be prevented from easily noticed occurrence of internal processing errors from the display contents of the decorative
[Invention of Example 2]
A game board having a game area in which a game ball can roll;
A start opening provided in the game board and capable of entering a game ball rolling in a game area of the game board;
The game board is provided in the game board and is in an open state in which a game ball rolling in the game area of the game board can enter and in a closed state in which a game ball rolling in the game area of the game board cannot enter A variable entrance that can be switched to,
A jackpot determining means for determining whether the game ball is a jackpot for opening the variable ball slot based on the ball entering the starting slot;
An identification symbol display provided on the game board and displaying an identification symbol of an aspect according to the determination result of the jackpot determination means;
A decorative symbol display provided on the game board and displaying a decorative symbol for notifying the player of the determination result of the jackpot determining means;
When the big hit is determined to be a big hit, the identification symbol is set in a predetermined big hit mode, and when the outage occurs, the big hit determination means does not determine that the big hit is determined. Identifying symbol setting means for setting a different aspect from the jackpot aspect,
A symbol information command setting means for setting a symbol information command for notifying the setting result of the identification symbol setting means;
The identification symbol is displayed on the identification symbol display in a manner corresponding to the setting result of the identification symbol setting means, and the required time of the identification symbol game is displayed, and the decoration symbol is sequentially displayed on the decoration symbol display in a variable state and a variable stop state. A variable information command including both the contents of the effect of the decorative design game video is set. When a big hit occurs, the variable information command is selected and removed from a plurality of predetermined variable information commands for big hits. Variable information command setting means for selecting a variable information command from a plurality of predetermined variable information commands for detachment at the time of occurrence,
A symbol information command transmission means for transmitting a symbol information command setting result based on the arrival of the start timing of the identification symbol game;
Variable information command transmission means for transmitting a setting result of the variable information command based on the arrival of the start timing of the identification symbol game;
Variable start command transmitting means for transmitting a variable start command for instructing to start the decorative symbol game based on the arrival of the start timing of the identification symbol game;
First timing means for starting a timing process based on the arrival of the start timing of the identification symbol game;
Based on the fact that the measurement result of the first time measuring means reaches the time required for the identification symbol game corresponding to the setting result of the variable information command, the identification symbol is displayed on the identification symbol display means as the setting result of the identification symbol setting means. An identification symbol game means to display in a corresponding manner;
A variable for transmitting a variable stop command for instructing to finish the decorative symbol game based on the measurement result of the first time measuring means reaching the time required for the identification symbol game according to the setting result of the variable information command. Stop command transmission means;
The symbol information command transmitted from the symbol information command transmitter, the variable information command transmitted from the variable information command transmitter, the variable start command transmitted from the variable start command transmitter, and the variable stop command transmitter. Command receiving means for receiving each of the variable stop commands to be executed;
Second timing means for starting a timing process based on the command receiving means receiving a variable start command;
Variable information command determining means for determining whether a big hit or miss has occurred based on the variable information command received by the command receiving means;
A symbol information command discriminating means for discriminating whether the mode of the identifying symbol is set to jackpot or off based on the symbol information command received by the command receiving means;
A comparison means for comparing the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means;
When the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are consistent with each other, the decorative symbol setting process is performed at a normal time. The decorative pattern is set to a predetermined jackpot pattern when it is set, and the decorative pattern is set to a different pattern from the jackpot pattern when both are aligned with each other due to the occurrence of a break. Means,
When the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are consistent with each other, the effect content of the decorative symbol game video is set. When matching with each other, for the big hit according to the reception result of the variable information command from the plurality of effects set to stop displaying the decorative symbol within the time required for the identification symbol game according to the variable information command If there is an effect of selection, and when both are consistent with each other due to the occurrence of detachment, a plurality of effect contents set to stop and display the decorative symbols within the time required for the identification symbol game according to the variable information command. A normal time production setting means for selecting a production content for detachment according to the reception result of the variable information command from the inside,
When the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are consistent with each other, the decoration symbol display is decorated with the effect contents according to the setting result of the normal-time effect setting means. Displaying a video of a symbol game, wherein the command receiving means starts displaying a video of a decorative symbol game on the basis of receiving a variable start command, and according to a setting result of the normal-time decorative symbol setting means Normal decoration pattern game means for stopping and displaying the decoration pattern of the aspect within the time required for the identification symbol game according to the setting result of the variable information command;
When the abnormality result in which the determination result of the variable information command determination unit and the determination result of the symbol information command determination unit are not consistent with each other is set, the content of the decoration symbol game video is set. As the production contents, variable information about the production contents for abnormal times that can display decorative symbols in a variable stop state in the required time according to each of a plurality of variable information commands for big hits and a plurality of variable information commands for losing Anomaly production setting means for setting regardless of the command reception result;
At the time of an abnormality in which the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are not consistent with each other, the decoration symbol display is decorated with the effect contents according to the setting result of the abnormal time effect setting means A display of an image of a design game, wherein the command receiving means receives a variable start command and starts displaying an image of the design of a decorative game.
Based on the fact that the command receiving means receives the variable stop command at the time of abnormality in which the determination result of the variable information command determining means and the determination result of the symbol information command determining means are not consistent with each other, An acquisition means for acquiring a measurement result;
Recording means in which a judgment value corresponding to the time required for the identification symbol game or a judgment range including the judgment value is recorded corresponding to each of the plurality of variable information commands for jackpot and the plurality of variable information commands for losing,
The setting result of the variable information command setting means is either for big hit or miss based on comparing the acquisition result of the acquisition means with each of a plurality of determination values or a plurality of determination ranges recorded in the recording means. A discriminating means for discriminating whether there is,
The determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means perform a decorative symbol setting process at the time of abnormality where the determination results are not consistent with each other, and the determination means sets the variable information command setting result An abnormality that sets the decoration symbol in the big hit mode when it is determined that the symbol is for jackpot, and sets the decoration symbol in the off mode when the determining means determines that the setting result of the variable information command is for losing Equipped with decorative design setting means,
The abnormal-time decorative symbol game means displays the decorative symbol in a mode according to the setting result of the abnormal-time decorative symbol setting means in a variable stop state based on the command receiving means receiving a variable stop command. Characteristic pachinko machine.
上記実施例2においては、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時には、図72に示すように、装飾図柄を外れリーチの組合せ「767」で停止表示しても良い。この場合、完全外れ用の変動開始コマンド#1および#2のそれぞれに応じたタイミングで変動停止コマンドが送信されたときには右列の図柄要素を「7」から「5」に変更し、外れリーチ用の変動開始コマンド#11と#21と#31と#41のそれぞれに応じたタイミングで変動停止コマンドが送信されたときには各列の図柄要素を変更せず、通常大当り用の変動開始コマンド#12と#22と#32と#42のそれぞれに応じたタイミングで変動停止コマンドが送信されたときには中列の図柄要素を変更せずに左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれを「7」から「6」に変更し、確変大当り用の変動開始コマンド#13と#23と#33と#43のそれぞれに応じたタイミングで変動停止コマンドが送信されたときには左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれを変更せずに中列の図柄要素を「6」から「7」に変更することが好ましい。
In the second embodiment, when the reception result of the variation start command and the reception result of the symbol information command are not consistent with each other, as shown in FIG. 72, the decoration symbol is removed and the stop combination display “767” is displayed. You may do it. In this case, when the change stop command is transmitted at the timing corresponding to each of the change start commands # 1 and # 2 for complete release, the symbol element in the right column is changed from “7” to “5”, and the change reach command is used. When a variation stop command is transmitted at a timing corresponding to each of the variation start commands # 11, # 21, # 31, and # 41, the symbol elements of each column are not changed, and the normal big hit variation
上記実施例2においては、図柄情報コマンドの受信結果および変動開始コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時には演出制御回路70のCPU71が図65のステップS532で変動時間タイマST1の計測結果に基づいて確変大当りと通常大当りと外れリーチと完全外れを相互に判別した後に確変大当り〜完全外れの判別結果に基づいて装飾図柄を確変大当り〜完全外れの組合せに設定しても良い。
In the second embodiment, when the reception result of the symbol information command and the reception result of the variation start command are abnormal, the
上記実施例2においては、変動開始コマンド#1〜変動開始コマンド#43のそれぞれに応じた変動表示時間を判定データとして設定し、変動時間タイマST1の計測結果を複数の判定データのそれぞれと比較することに基づいて完全外れ〜確変大当りのいずれが判定されたかを判別しても良い。
In the second embodiment, the variation display time corresponding to each of the variation
上記実施例1〜実施例2のそれぞれにおいては、図柄情報コマンドおよび変動開始コマンドが相互に整合していない異常時には、図73に示すように、右列の図柄要素を1回目に停止表示するときに左列の図柄要素と異なるもので停止表示し、右列の図柄要素を1回目に停止表示した直後には中列の図柄要素を往復変動しない構成としても良い。この構成の場合、メイン制御回路50から完全外れ用の変動開始コマンド#1および#2のいずれかに応じたタイミングで変動停止コマンドが送信されたときには装飾図柄が完全外れの組合せとなるように中列の図柄要素を通常の変動状態から停止表示すると良い。
In each of the first embodiment to the second embodiment, when the symbol information command and the change start command are inconsistent with each other, as shown in FIG. 73, when the symbol elements in the right column are stopped and displayed for the first time. It is also possible to adopt a configuration in which the symbol elements in the left column are stopped and displayed differently, and the symbol elements in the middle column are not reciprocated immediately after the symbol elements in the right column are stopped and displayed for the first time. In the case of this configuration, when a variation stop command is transmitted from the
上記実施例1〜実施例2のそれぞれにおいては、変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していない異常時には演出制御回路70がメイン制御回路50からの変動停止コマンドを受信することに基づいて表示制御回路80に左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果と共に全図変動停止コマンドを送信し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3者を同時に停止表示する構成としても良い。
In each of the first to second embodiments, the
上記実施例1〜実施例2のそれぞれにおいては、コマンド異常用のプロセスデータの所要時間を最長の変動開始コマンド#43の変動表示時間と同一値に設定しても良い。
上記実施例1〜実施例2のそれぞれにおいては、メイン制御回路50が確変大当りを判定したときには確変大当り用の図柄情報コマンドを送信し、通常大当りを判定したときには通常大当り用の図柄情報コマンドを送信し、外れリーチを判定したときには外れリーチ用の図柄情報コマンドを送信し、完全外れを判定したときには完全外れ用の図柄情報コマンドを送信する構成としても良い。
In each of the first to second embodiments, the required time of the process data for command abnormality may be set to the same value as the fluctuation display time of the longest fluctuation
In each of the first to second embodiments, when the
上記実施例1〜実施例2のそれぞれにおいては、メイン制御回路50が変動パターンの設定結果を可変情報コマンドとして演出制御回路70に通知し、装飾図柄遊技の開始を可変開始コマンドとして演出制御回路70に指令しても良い。
In each of the first to second embodiments, the
18は遊技盤、22は遊技領域、24は始動口、26は特別入賞口、32は特別図柄表示器、33は装飾図柄表示器、50はメイン制御回路、70は演出制御回路、80は表示制御回路である。 18 is a game board, 22 is a game area, 24 is a start opening, 26 is a special prize opening, 32 is a special symbol display, 33 is a decorative symbol display, 50 is a main control circuit, 70 is a production control circuit, and 80 is a display It is a control circuit.
Claims (1)
前記遊技盤に設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤に設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な開放状態および前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球不能な閉鎖状態に相互に切換わることが可能な可変入球口と、
遊技球が前記始動口に入球することに基づいて前記可変入球口を開放状態にする大当りであるか否かを判定する大当り判定手段と、
前記遊技盤に設けられ、前記大当り判定手段の判定結果に応じた態様の識別図柄が表示される識別図柄表示器と、
前記遊技盤に設けられ、前記大当り判定手段の判定結果を遊技者に報知するための装飾図柄が表示される装飾図柄表示器と、
前記大当り判定手段が大当りであることを判定した大当りの発生時には識別図柄を予め決められた大当りの態様に設定し、前記大当り判定手段が大当りであることを判定しなかった外れの発生時には識別図柄を大当りの態様とは異なる外れの態様に設定する識別図柄設定手段と、
前記識別図柄設定手段の設定結果を通知するための図柄情報コマンドを設定する図柄情報コマンド設定手段と、
前記識別図柄表示器に識別図柄を前記識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示する識別図柄遊技の所要時間および前記装飾図柄表示器に装飾図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する装飾図柄遊技の映像の演出内容の双方を含む可変情報コマンドを設定するものであって、大当りの発生時には予め決められた複数の大当り用の可変情報コマンドのうちから可変情報コマンドを設定すると共に外れの発生時には予め決められた複数の外れ用の可変情報コマンドのうちから可変情報コマンドを設定する可変情報コマンド設定手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて図柄情報コマンドの設定結果を送信する図柄情報コマンド送信手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて可変情報コマンドの設定結果を送信する可変情報コマンド送信手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて装飾図柄遊技を開始することを指令するための可変開始コマンドを送信する可変開始コマンド送信手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて計時処理を開始する計時手段と、
前記計時手段の計測結果が可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達することに基づいて前記識別図柄表示器に識別図柄を前記識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示する識別図柄遊技手段と、
前記計時手段の計測結果が可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達することに基づいて装飾図柄遊技を終えることを指令するための可変停止コマンドを送信する可変停止コマンド送信手段と、
前記図柄情報コマンド送信手段から送信される図柄情報コマンドと前記可変情報コマンド送信手段から送信される可変情報コマンドと前記可変開始コマンド送信手段から送信される可変開始コマンドと前記可変停止コマンド送信手段から送信される可変停止コマンドのそれぞれを受信するコマンド受信手段と、
前記コマンド受信手段が受信した可変情報コマンドに基づいて大当りおよび外れのいずれが発生したかを判別する可変情報コマンド判別手段と、
前記コマンド受信手段が受信した図柄情報コマンドに基づいて識別図柄の態様が大当りおよび外れのいずれに設定されたかを判別する図柄情報コマンド判別手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果を相互に比較する比較手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に装飾図柄の設定処理を行うものであって、両者が大当りの発生で相互に整合しているときには装飾図柄を予め決められた大当りの態様に設定すると共に両者が外れの発生で相互に整合しているときには装飾図柄を大当りの態様とは異なる外れの態様に設定する正常時装飾図柄設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に装飾図柄の設定処理を行うものであって、前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が大当りの態様で前記可変情報コマンド判別手段の判別結果が大当りの発生ではないときには装飾図柄を大当りの態様に設定すると共に前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が外れの態様で前記可変情報コマンド判別手段の判別結果が外れの発生ではないときには装飾図柄を外れの態様に設定する異常時装飾図柄設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するものであって、両者が大当りの発生で相互に整合しているときには可変情報コマンドに応じた識別図柄遊技の所要時間以内で装飾図柄を停止表示するように設定された複数の演出内容のうちから可変情報コマンドの受信結果に応じた大当り用の演出内容を選択し、両者が外れの発生で相互に整合しているときには可変情報コマンドに応じた識別図柄遊技の所要時間以内で装飾図柄を停止表示するように設定された複数の演出内容のうちから可変情報コマンドの受信結果に応じた外れ用の演出内容を選択する正常時演出設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するものであって、装飾図柄遊技の映像の演出内容として大当り用の複数の可変情報コマンドおよび外れ用の複数の可変情報コマンドのそれぞれに応じた所要時間で装飾図柄を可変停止状態で表示することが可能な異常時用の演出内容を可変情報コマンドの受信結果に拘らず設定する異常時演出設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に前記正常時演出設定手段の設定結果に応じた演出内容で前記装飾図柄表示器に装飾図柄遊技の映像を表示するものであって、前記コマンド受信手段が可変開始コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技の映像の表示を開始すると共に前記正常時装飾図柄設定手段の設定結果に応じた態様の装飾図柄を可変情報コマンドの設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間以内で停止表示する正常時装飾図柄遊技手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に前記異常時演出設定手段の設定結果に応じた演出内容で前記装飾図柄表示器に装飾図柄遊技の映像を表示するものであって、前記コマンド受信手段が可変開始コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技の映像の表示を開始すると共に前記コマンド受信手段が可変停止コマンドを受信することに基づいて前記異常時装飾図柄設定手段の設定結果に応じた態様の装飾図柄を可変停止状態で表示する異常時装飾図柄遊技手段を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
A game board having a game area in which a game ball can roll;
A start opening provided in the game board and capable of entering a game ball rolling in a game area of the game board;
The game board is provided in the game board and is in an open state in which a game ball rolling in the game area of the game board can enter and in a closed state in which a game ball rolling in the game area of the game board cannot enter A variable entrance that can be switched to,
A jackpot determining means for determining whether the game ball is a jackpot for opening the variable ball slot based on the ball entering the starting slot;
An identification symbol display provided on the game board and displaying an identification symbol of an aspect according to the determination result of the jackpot determination means;
A decorative symbol display provided on the game board and displaying a decorative symbol for notifying the player of the determination result of the jackpot determining means;
When the big hit is determined to be a big hit, the identification symbol is set in a predetermined big hit mode, and when the outage occurs, the big hit determination means does not determine that the big hit is determined. Identifying symbol setting means for setting a different aspect from the jackpot aspect,
A symbol information command setting means for setting a symbol information command for notifying the setting result of the identification symbol setting means;
The identification symbol is displayed on the identification symbol display in a manner corresponding to the setting result of the identification symbol setting means. The required time of the identification symbol game and the decoration symbol are sequentially displayed on the decoration symbol display in a variable state and a variable stop state. A variable information command including both the contents of the effect of the decorative design game image is set. When a big hit occurs, the variable information command is set and removed from a plurality of predetermined variable information commands for the big hit. Variable information command setting means for setting a variable information command from a plurality of predetermined variable information commands for detachment at the time of occurrence,
A symbol information command transmission means for transmitting a symbol information command setting result based on the arrival of the start timing of the identification symbol game;
Variable information command transmission means for transmitting a setting result of the variable information command based on the arrival of the start timing of the identification symbol game;
Variable start command transmitting means for transmitting a variable start command for instructing to start the decorative symbol game based on the arrival of the start timing of the identification symbol game;
A timing means for starting the timing process based on the arrival of the start timing of the identification symbol game;
A mode in which the identification symbol is displayed on the identification symbol display unit based on the setting result of the identification symbol setting means based on the measurement result of the timing means reaching the required time of the identification symbol game corresponding to the setting result of the variable information command Identification symbol game means to be displayed in
Variable stop command transmission for transmitting a variable stop command for instructing the end of the decorative symbol game based on the measurement result of the time measuring means reaching the required time of the identification symbol game according to the setting result of the variable information command Means,
The symbol information command transmitted from the symbol information command transmitter, the variable information command transmitted from the variable information command transmitter, the variable start command transmitted from the variable start command transmitter, and the variable stop command transmitter. Command receiving means for receiving each of the variable stop commands to be executed;
Variable information command determining means for determining whether a big hit or miss has occurred based on the variable information command received by the command receiving means;
A symbol information command discriminating means for discriminating whether the mode of the identifying symbol is set to jackpot or off based on the symbol information command received by the command receiving means;
A comparison means for comparing the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means;
When the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are consistent with each other, the decorative symbol setting process is performed at a normal time. The decorative pattern is set to a predetermined jackpot pattern when it is set, and the decorative pattern is set to a different pattern from the jackpot pattern when both are aligned with each other due to the occurrence of a break. Means,
A decorative symbol setting process is performed in the event of an abnormality in which the determination result of the variable information command determination unit and the determination result of the symbol information command determination unit are not consistent with each other, and the determination result of the symbol information command determination unit is When the determination result of the variable information command determination means is not the occurrence of a big hit in the big hit mode, the decorative symbol is set to the big win mode and the determination result of the symbol information command determination means is out of the determination mode. When the determination result is not the occurrence of detachment, an abnormal decoration pattern setting means for setting the decoration symbol to a detachment mode;
When the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are consistent with each other, the effect content of the decorative symbol game video is set. When matching with each other, for the big hit according to the reception result of the variable information command from the plurality of effects set to stop displaying the decorative symbol within the time required for the identification symbol game according to the variable information command If there is an effect of selection, and when both are consistent with each other due to the occurrence of detachment, a plurality of effect contents set to stop and display the decorative symbols within the time required for the identification symbol game according to the variable information command. A normal time production setting means for selecting a production content for detachment according to the reception result of the variable information command from the inside,
When the abnormality result in which the determination result of the variable information command determination unit and the determination result of the symbol information command determination unit are not consistent with each other is set, the content of the decoration symbol game video is set. As the production contents, variable information about the production contents for abnormal times that can display decorative symbols in a variable stop state in the required time according to each of a plurality of variable information commands for big hits and a plurality of variable information commands for losing Anomaly production setting means for setting regardless of the command reception result;
When the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are consistent with each other, the decoration symbol display is decorated with the effect contents according to the setting result of the normal-time effect setting means. Displaying a video of a symbol game, wherein the command receiving means starts displaying a video of a decorative symbol game on the basis of receiving a variable start command, and according to a setting result of the normal-time decorative symbol setting means Normal decoration pattern game means for stopping and displaying the decoration pattern of the aspect within the time required for the identification symbol game according to the setting result of the variable information command;
At the time of an abnormality in which the determination result of the variable information command determination means and the determination result of the symbol information command determination means are not consistent with each other, the decoration symbol display is decorated with the effect contents according to the setting result of the abnormal time effect setting means A graphic game video is displayed, and the command receiving means starts displaying a decorative graphic game video based on the command receiving means receiving a variable start command, and the command receiving means receives a variable stop command. A pachinko gaming machine comprising an abnormal decorative symbol game means for displaying a decorative symbol of a mode according to the setting result of the abnormal decorative symbol setting means in a variable stop state.
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