JP4848943B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
本発明は、識別図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する図柄遊技の映像を表示器に表示する構成のパチンコ遊技機に関する。 The present invention relates to a pachinko gaming machine configured to display an image of a symbol game in which an identification symbol is sequentially displayed in a variable state and a variable stop state on a display.
上記パチンコ遊技機には遊技球が始動口に入球することに基づいて特賞カウンタ値の更新結果を取得し、特賞カウンタ値の更新結果を特賞カウンタ記録手段に記録しておく構成のものがある。この構成の場合、図柄遊技の開始タイミングが到来したときには特賞カウンタ記録手段から特賞カウンタ値の記録結果を検出し、特賞カウンタ値の検出結果を予め決められた特賞値と比較することに基づいて特賞状態であるか否かを判定している。この判定結果が特賞状態であるときには図柄遊技で特賞状態が判定されたことを遊技者に報知した後に可変入球口を開放状態にする特賞遊技を行っている。
特許文献1には特賞遊技が行われることを予告するためのプロセスが開示されている。この特許文献1は特賞カウンタ値の取得結果を特賞値と比較することに基づいて特賞状態であるか否かを判定し、特賞カウンタ記録手段に特賞カウンタ値の取得結果に換えて特賞状態であるか否かの判定結果を記録しておくものであり、図柄遊技の開始タイミングが到来したときには特賞カウンタ記録手段に特賞状態の判定結果が記録されているか否かを判定し、特賞状態の判定結果が記録されているときには特賞遊技が行われることを事前に予告している。しかしながら、図柄遊技の開始タイミングが到来する前に特賞状態であるか否かを事前に判定し、特賞状態であるか否かの判定結果を特賞カウンタ記録手段に記録しておくことは好ましくない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、図柄遊技の開始タイミングが到来したときに特賞カウンタ値の記録結果に基づいて特賞状態であるか否かを判定するプロセスを守りながらも特賞遊技が行われることを事前に予告することができるパチンコ遊技機を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is to protect a process for determining whether or not a special game is in a special state based on the result of recording a special game counter value when the start timing of the symbol game arrives. However, there is a need to provide a pachinko gaming machine that can give advance notice that a special prize game will be held.
1−1.請求項1に記載のパチンコ遊技機の説明
請求項1に記載のパチンコ遊技機は[1]遊技盤〜[26]予告手段を備えたところに特徴を有する。
[1]遊技盤は遊技球が転動可能な遊技領域を有するものである。図2の符号18は遊技盤の一例であり、図2の符号22は遊技領域の一例である。
[2]始動口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球可能なものである。図2の符号24は始動口の一例である。
[3]表示器は遊技盤に設けられたものであり、識別図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示されるものである。図2の装飾図柄表示器32は表示器の一例である。
[4]可変入球口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球可能な開放状態および遊技球が入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられるものである。図2の入賞口台板26は特別入賞口を保持するものである。この特別入賞口は遊技球が入球可能な開放状態および遊技球が入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられるものであり、可変入球口に相当する。
[5]特賞カウンタ更新手段は特賞カウンタ値を一定時間が経過する毎に一定値ずつ更新するものであり、特賞カウンタ値を予め設定された初期値から予め設定された限度値まで更新した後に初期値に戻して循環的に更新する。図5のステップS5は特賞カウンタ更新手段の一例であり、ステップS5の特賞カウンタ更新手段が更新するランダムカウンタR1は特賞カウンタ値に相当する。この特賞カウンタ値R1は一定時間「4msec」が経過する毎に一定値「1」だけ更新されるものであり、予め設定された初期値「0」から予め設定された限度値「1191」まで更新された後に初期値「0」に戻して循環的に更新される。
[6]コマンド送信手段は遊技球が始動口に入球することに基づいて入球コマンドを送信するものである。図8のステップS35とステップS38とステップS41とステップS44はコマンド送信手段の一例であり、ステップS35で送信される保留コマンド1とステップS38で送信される保留コマンド2とステップS41で送信される保留コマンド3とステップS44で送信される保留コマンド4のそれぞれは入球コマンドに相当する。
[7]特賞カウンタ取得手段は遊技球が始動口に入球することに基づいて特賞カウンタ値の更新結果を取得するものであり、特賞カウンタ値の更新結果を取得したときには特賞カウンタ値の取得結果を特賞カウンタ記録手段に記録する。図8のステップS32は特賞カウンタ取得手段の一例である。このステップS32の特賞カウンタ取得手段は特賞カウンタ値R1の更新結果を取得したときにはRAM53に記録するものであり、RAM53は特賞カウンタ記録手段に相当する。
[8]推測カウンタ更新手段は特賞カウンタ更新手段と同一または非同一な一定の時間間隔で推測カウンタ値を更新するものである。図26のステップS231は推測カウンタ更新手段の一例であり、ステップS231の推測カウンタ更新手段が更新するタイマT11は推測カウンタ値に相当する。
[9]推測カウンタ取得手段はコマンド送信手段からの入球コマンドを受信することに基づいて推測カウンタ値の更新結果を取得するものであり、推測カウンタ値の更新結果を取得したときには推測カウンタ値の取得結果を推測カウンタ記録手段に記録する。図26のステップS234とステップS239とステップ243とステップS247は推測カウンタ取得手段の一例である。これらステップS234〜ステップS247の推測カウンタ取得手段は推測カウンタ値T11の更新結果を取得したときにはRAM73に記録するものであり、RAM73は推測カウンタ記録手段に相当する。
[10]特賞カウンタ検出手段は図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて特賞カウンタ記録手段から特賞カウンタ値の記録結果を検出するものであり、特賞カウンタ記録手段に1個の特賞カウンタ値が記録されているときには当該特賞カウンタ値の記録結果を検出し、特賞カウンタ記録手段に複数の特賞カウンタ値が記録されているときには複数の特賞カウンタ値のうちから取得順序が最も古いものを検出する。図10のステップS55は特賞カウンタ検出手段の一例である。このステップS55の特賞カウンタ検出手段は特賞カウンタ記録手段53の保留データエリア1から特賞カウンタ値R1の記録結果を検出するものであり、保留データエリア1には特賞カウンタ値R1の取得結果のうち取得順序が最も古い1個のものが記録される。
[11]特賞値記録手段は複数の特賞値が予め記録されたものであり、複数の特賞値のそれぞれは特賞値から別の特賞値に至る間隔が相互に異なる大きさに設定されている。図3のROM52は特賞値記録手段の一例である。この特賞値記録手段52には、図12の(a)の通常モードの欄に示すように、大当り値「7,313,1069」が予め記録されている。これら大当り値「7,313,1069」のそれぞれは特賞値に相当するものであり、大当り値から別の大当り値に至る間隔は、図13に示すように、相互に異なる大きさに設定されている。
[12]特賞状態判定手段は特賞カウンタ検出手段が特賞カウンタ記録手段から特賞カウンタ値の記録結果を検出することに基づいて特賞カウンタ値の検出結果を特賞値記録手段に記録された複数の特賞値のそれぞれと比較するものであり、特賞カウンタ値の検出結果が複数の特賞値のいずれかと同一であるときには可変入球口を開放状態にする特賞状態であると判定し、特賞カウンタ値の検出結果が複数の特賞値のいずれとも相違しているときには特賞状態ではないと判定する。図10のステップS56は特賞状態判定手段の一例である。このステップS56の特賞状態判定手段は通常モードでは特賞カウンタ値R1の検出結果が複数の大当り値「7,313,1069」のいずれかと同一であるときに大当りであると判定するものであり、通常モードでは特賞カウンタ値R1の検出結果が複数の大当り値「7,313,1069」のいずれとも相違しているときに大当りであると判定しない。この大当りは特別入賞口を開放状態にするものであり、特賞状態に相当する。
[13]特賞カウンタ消去手段は特賞状態判定手段が特賞状態であるか否かを判定したときには特賞状態であるか否かを判定することに使用した特賞カウンタ値の記録結果を特賞カウンタ記録手段から消去するものである。図14のステップS100は特賞カウンタ消去手段の一例であり、特賞状態判定手段が大当りであるか否かを判定したときには保留データエリア1の特賞カウンタ値R1の記録結果を保留データエリア1から消去する。
[14]第1のカウンタデータ設定手段は特賞状態判定手段が特賞状態であると判定したときには推測カウンタ記録手段から推測カウンタ値の記録結果を検出するものであり、推測カウンタ記録手段に1個の推測カウンタ値が記録されているときには当該推測カウンタ値の記録結果を検出して第1のカウンタデータに設定し、推測カウンタ記録手段に複数の推測カウンタ値が記録されているときには複数の推測カウンタ値のうちから取得順序が最も古いものを検出して第1のカウンタデータに設定する。図33のステップS361は第1のカウンタデータ設定手段の一例である。このステップS361の第1のカウンタデータ設定手段は通常モードで大当りが判定されたときに推測カウンタ記録手段73の推測データエリア1から推測データ1の記録結果を取得するものであり、推測データエリア1には取得順序が最も古い1個の推測カウンタ値T11が推測データ1として記録される。図33のステップS362は第1のカウンタデータ設定手段の一例であり、推測データ1の記録結果を第1のカウンタデータとしてカウンタNo1にセットする。
[15]推測カウンタ消去手段は特賞カウンタ消去手段が特賞カウンタ記録手段から消去する特賞カウンタ値に応じた推測カウンタ値を推測カウンタ記録手段から消去するものであり、第1のカウンタデータ設定手段が推測カウンタ値を第1のカウンタデータに設定したときには第1のカウンタデータ設定手段が推測カウンタ値を第1のカウンタデータに設定した後に推測カウンタ値の消去処理を行う。図40のステップS425は推測カウンタ消去手段の一例である。このステップS425の推測カウンタ消去手段は推測カウンタ記録手段73の推測データエリア1から推測カウンタ値T11の記録結果を消去するものであり、推測データエリア1には推測カウンタ値T11の取得結果のうち取得順序が最も古い1個のものが記録されている。
[16]第2のカウンタデータ設定手段は第1のカウンタデータ設定手段が第1のカウンタデータを設定した後に特賞状態判定手段が特賞状態であると新たに判定したときには推測カウンタ記録手段から推測カウンタ値の記録結果を検出するものであり、推測カウンタ記録手段に1個の推測カウンタ値が記録されているときには当該推測カウンタ値の記録結果を検出して第2のカウンタデータに設定し、推測カウンタ記録手段に複数の推測カウンタ値が記録されているときには複数の推測カウンタ値のうちから取得順序が最も古いものを検出して第2のカウンタデータに設定する。この第2のカウンタデータ設定手段が推測カウンタ値の検出結果を第2のカウンタデータに設定したときには時間差データ検出手段が1または2以上の時間差データを検出した後に推測カウンタ消去手段が推測カウンタ値の消去処理を行う。図33のステップS364は第2のカウンタデータ設定手段の一例であり、通常モードで大当りが判定されたときに推測カウンタ記録手段73の推測データエリア1から推測データ1の記録結果を取得する。図33のステップS365は第2のカウンタデータ設定手段の一例であり、推測データ1の記録結果を第2のカウンタデータとしてカウンタNo2にセットする。
[17]間隔データ設定手段は第2のカウンタデータ設定手段が第2のカウンタデータを設定したときには第2のカウンタデータの設定結果である推測カウンタ値および第1のカウンタデータの設定結果である推測カウンタ値相互間の差分に基づいて間隔データを設定するものであり、間隔データは特賞状態判定手段が特賞状態であると1回目に判定した特賞値および2回目に判定した特賞値相互間の間隔を推測するためのデータである。図33のステップS370は間隔データ設定手段の一例であり、大当り値推測データΔR1は間隔データに相当する。この間隔データΔR1は第2のカウンタNo2および第1のカウンタNo1相互間の差分ΔNtを演算し(ステップS366)、差分の演算結果ΔNtを更新時間ΔTで除算し(ステップS367)、差分ΔNtの除算結果ΔNoが更新周期Rmaxに比べて大きいときには除算結果ΔNoが更新周期Rmax以下となるように除算結果ΔNoから更新周期Rmaxを減算する1回の減算処理または複数回の減算処理を行うことで得られるものであり、差分ΔNtは特賞状態判定手段が特賞状態であると1回目に判定してから2回目に判定するまでの時間間隔に相当し、更新時間ΔTは特賞カウンタ値R1が一定値だけ更新される時間間隔に相当し、更新周期Rmaxは特賞カウンタ値R1を初期値から初期値に戻すまでの更新回数に相当する。
[18]特賞データ値記録手段は特賞値記録手段に記録された複数の特賞値のそれぞれと同一な複数の特賞データ値が記録されたものである。図3のROM72は特賞データ値記録手段の一例である。図34は特賞データ値記録手段72の記録内容を示すものであり、特賞データ値記録手段72には特賞データ値として通常モード用の大当り値「7,313,1069」が記録されている。
[19]間隔データ記録手段は複数の特賞データ値のそれぞれに対応して特賞データ値から当該特賞データ値とは異なる特賞データ値に至る間隔に相当する基準値または当該基準値を含む基準範囲が記録されたものであり、基準値および基準範囲のそれぞれは特賞状態判定手段が特賞状態であることを2回目に判定したときの特賞値を推測するために使用される。図3のROM72は間隔データ記録手段の一例であり、図34は間隔データ記録手段72に記録された基準範囲を示している。この図34のデータは基準範囲「130−α〜130+α」に特賞データ値「7」を対応付け、基準範囲「306−α〜306+α」に特賞データ値「313」を対応付け、基準範囲「436−α〜436+α」に特賞データ値「313」を対応付け、基準範囲「756−α〜756+α」に特賞データ値「1069」を対応付け、基準範囲「886−α〜886+α」に特賞データ値「7」を対応付け、基準範囲「1062−α〜1062+α」に特賞データ値「1069」を対応付けるものであり、基準範囲「130−α〜130+α」は特賞データ値「1069」から別の特賞データ値「7」に至るまでの間隔「130」を含んで設定され、基準範囲「306−α〜306+α」は特賞データ値「7」から別の特賞データ値「313」に至るまでの間隔「306」を含んで設定され、基準範囲「436−α〜436+α」は特賞データ値「1069」から別の特賞データ値「313」に至るまでの間隔「436」を含んで設定され、基準範囲「756−α〜756+α」は特賞データ値「313」から別の特賞データ値「1069」に至るまでの間隔「756」を含んで設定され、基準範囲「886−α〜886+α」は特賞データ値「313」から別の特賞データ値「7」に至るまでの間隔「886」を含んで設定され、基準範囲「1062−α〜1062+α」は特賞データ値「7」から別の特賞データ値「1069」に至るまでの間隔「1062」を含んで設定されている。
[20]特賞データ値選択手段は間隔データの設定結果を複数の基準値または複数の基準範囲のそれぞれと比較するものであり、間隔データの設定結果が複数の基準値または複数の基準範囲のいずれかに応じたものであることを判断したときには特賞データ値記録手段に記録された複数の特賞データ値のうちから当該基準値または当該基準範囲に対応する特賞データ値を選択することで特賞状態判定手段が特賞状態であることを2回目に判定したときの特賞値が複数の特賞データ値のいずれであるかを推測する。図33のステップS373は特賞データ値選択手段の一例であり、間隔データの設定結果ΔR1が「130−α〜130+α」に属しているときには特賞データ値「7」を選択し、間隔データの設定結果ΔR1が基準範囲「306−α〜306+α」に属しているときには特賞データ値「313」を選択し、間隔データの設定結果ΔR1が基準範囲「436−α〜436+α」に属しているときには特賞データ値「313」を選択し、間隔データの設定結果ΔR1が基準範囲「756−α〜756+α」に属しているときには特賞データ値「1069」を選択し、間隔データの設定結果ΔR1が基準範囲「886−α〜886+α」に属しているときには特賞データ値「7」を選択し、間隔データの設定結果ΔR1が基準範囲「1062−α〜1062+α」に属しているときには特賞データ値「1069」を選択し、いずれの場合にも特賞データ値の選択結果が2回目に特賞状態であることが判定されたときの特賞値であると推測する。
[21]判定データ設定手段は特賞データ値選択手段が特賞データ値を選択したときには特賞データ値の選択結果から複数の特賞データ値のうちの少なくとも1つに至る間隔に相当する判定値または当該判定値を含む判定範囲を設定するものであり、判定値および判定範囲のそれぞれは特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれているか否かを推測するための判定データとして使用される。図35のステップS387およびステップS388は判定データ設定手段の一例であり、図36に示すように、特賞データ値の選択結果が「7」であるときには特賞データ値「7」から特賞データ値「7」に至るまでの間隔に相当する判定基準値1「1192*ΔT」と特賞データ値「7」から特賞データ値「313」に至るまでの間隔に相当する判定基準値2「306*ΔT」と特賞データ値「7」から特賞データ値「1069」に至るまでの間隔に相当する判定基準値3「1062*ΔT」を選択し、特賞データ値の選択結果が「313」であるときには特賞データ値「313」から特賞データ値「7」に至るまでの間隔に相当する判定基準値1「886*ΔT」と特賞データ値「313」から特賞データ値「313」に至るまでの間隔に相当する判定基準値2「1192*ΔT」と特賞データ値「313」から特賞データ値「1069」に至るまでの間隔に相当する判定基準値3「756*ΔT」を選択し、特賞データ値の選択結果が「1069」であるときには特賞データ値「1069」から特賞データ値「7」に至るまでの間隔に相当する判定基準値1「130*ΔT」と特賞データ値「1069」から特賞データ値「313」に至るまでの間隔に相当する判定基準値2「436*ΔT」と特賞データ値「1069」から特賞データ値「1069」に至るまでの間隔に相当する判定基準値3「11926*ΔT」を選択する。これら判定基準値1〜判定基準値3のそれぞれは判定値に相当するものであり、判定基準値1〜判定基準値3のそれぞれを選択したときには判定基準値1に基づいて判定基準値1を含む判定範囲Tmin21〜Tmax21を設定し、判定基準値2に基づいて判定基準値2を含む判定範囲Tmin22〜Tmax22を設定し、判定基準値3に基づいて判定基準値3を含む判定範囲Tmin23〜Tmax23を設定する。
[22]時間差データ検出手段は特賞データ値選択手段が特賞データ値を選択したときには推測カウンタ記録手段に複数の推測カウンタ値が記録されていることを条件に時間差データを検出するものであり、取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果を除く残りの各推測カウンタ値の記録結果および取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果相互間の差分に基づいて1または2以上の時間差データを検出する。図35のステップS384とステップS396とステップS402のそれぞれは時間差データ検出手段の一例である。ステップS384の時間差データ検出手段は推測カウンタ記録手段73から推測カウンタ値T11の記録結果として推測データ1および推測データ2を検出し、推測データ2から推測データ1を減算することで時間差データ1を算出する。ステップS396の時間差データ検出手段は推測カウンタ記録手段73から推測カウンタ値T11の記録結果として推測データ1および推測データ3を検出し、推測データ3から推測データ1を減算することで時間差データ2を算出する。ステップS402の時間差データ検出手段は推測カウンタ記録手段73から推測カウンタ値T11の記録結果として推測データ1および推測データ4を検出し、推測データ4から推測データ1を減算することで時間差データ3を算出する。推測データ1は特賞状態判定手段が通常モードで大当りであることを2回目に判定したときの特賞カウンタR1の取得タイミングに応じた推測カウンタ値T11の累積的な記録結果であり、時間差データ1〜3のそれぞれは推測カウンタ取得手段が保留コマンド1〜4のいずれかを受信してから新たな保留コマンド1〜4のいずれかを受信するまでの時間差であって特賞状態判定手段が通常モードで大当りであることを2回目に判定した特賞カウンタ値R1の取得タイミングに応じた推測カウンタ値T11の記録結果を基準とする時間差情報に相当する。
[23]特賞状態推測手段は時間差データの検出結果を判定値の設定結果または判定範囲の設定結果と比較するものであり、時間差データの検出結果に判定値の設定結果または判定範囲の設定結果に応じたものが含まれていると判断したときには特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれていると推測する。図35のステップS389とステップS390とステップS391は特賞状態推測手段の一例であり、時間差データ1の演算結果が「Tmin21〜Tmax21」と「Tmin22〜Tmax22」と「Tmin23〜Tmax23」のいずれかに属している場合に保留データエリア2の特賞カウンタ値R1が新たに特賞状態となるものであると推測する。図35のステップS397とステップS398とステップS399は特賞状態推測手段の一例であり、時間差データ2の演算結果が「Tmin21〜Tmax21」と「Tmin22〜Tmax22」と「Tmin23〜Tmax23」のいずれかに属している場合に保留データエリア3の特賞カウンタ値R1が新たに特賞状態となるものであると推測する。図35のステップS403とステップS404とステップS405は特賞状態推測手段の一例であり、時間差データ3の演算結果が「Tmin21〜Tmax21」と「Tmin22〜Tmax22」と「Tmin23〜Tmax23」のいずれかに属している場合に保留データエリア4の特賞カウンタ値R1が新たに特賞状態となるものであると推測する。
[24]図柄遊技手段は図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて表示器に図柄遊技の映像を表示するものであり、特賞状態判定手段の判定結果を図柄遊技の映像で遊技者に報知するものである。図3の図柄制御回路80は図柄遊技手段の一例である。図41および図42のそれぞれは図柄遊技手段80が表示器32に表示する装飾図柄遊技の映像の一例を示すものであり、装飾図柄遊技の映像は図柄遊技の映像に相当する。
[25]特賞遊技手段は特賞状態判定手段が特賞状態であると判定したときには図柄遊技手段が図柄遊技の映像で特賞状態であることを遊技者に報知した後に可変入球口を開放状態にする特賞遊技を行うものである。図5のステップS12は特賞遊技手段の一例であり、特賞カウンタR1の記録結果が複数の大当り値のいずれかと同一である場合に特別入賞口を開放状態にする大当り遊技を行う。この大当り遊技は特賞遊技に相当する。
[26]予告手段は特賞状態推測手段が特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれていると推測することに基づいて特賞遊技が行われることを予告する予告演出を発生させるものである。図3の図柄制御回路80は予告手段の一例であり、図43に示すように、表示器32に観客の絵柄211〜214を表示する予告演出を行うことで特賞遊技が行われることを遊技者に予告する。
1−2.請求項1に記載のパチンコ遊技機の作用の説明
遊技球が始動口に入球したときには特賞カウンタ値の更新結果が取得され、特賞カウンタ値の取得結果が特賞カウンタ記録手段に記録される。この始動口に遊技球が入球したときには入球コマンドが送信されることに基づいて推測カウンタ値の更新結果が取得され、推測カウンタ値の取得結果が推測カウンタ記録手段に記録される。この推測カウンタ値の記録結果は特賞カウンタ値の取得タイミングに応じたタイミングデータとして機能するものであり、特賞カウンタ記録手段に複数の特賞カウンタ値の取得結果が記録されているときには推測カウンタ記録手段に特賞カウンタ値の取得結果と同数の推測カウンタ値の取得結果が記録されている。この状態で図柄遊技の開始タイミングが到来したときには特賞カウンタ記録手段から取得順序が最も古い特賞カウンタ値の記録結果が検出され、特賞カウンタ値の検出結果が複数の特賞値のそれぞれと比較される。これら複数の特賞値のそれぞれは特賞値から別の特賞値に至る間隔が相互に異なるように設定されたものであり、特賞カウンタ値の検出結果が複数の特賞値のいずれかと同一であるときには特賞状態であると判定され、特賞カウンタ記録手段から取得順序が最も古い特賞カウンタ値の記録結果が消去される。
1-1. Description of pachinko gaming machine according to
[1] The game board has a game area in which a game ball can roll.
[2] The start port is provided in the game board, and a game ball can be entered therein.
[3] The display is provided on the game board, and displays an image of a symbol game that sequentially displays the identification symbols in a variable state and a variable stop state. The decorative symbol display 32 in FIG. 2 is an example of a display.
[4] The variable entrance is provided in the game board and is switched between an open state in which the game ball can enter and a closed state in which the game ball cannot enter. The winning
[5] The special prize counter updating means updates the special prize counter value by a fixed value every time a predetermined time elapses. The special prize counter value is updated after updating the special prize counter value from a preset initial value to a preset limit value. Return to value and update cyclically. Step S5 in FIG. 5 is an example of the special prize counter updating means, and the random counter R1 updated by the special prize counter updating means in step S5 corresponds to a special prize counter value. This special prize counter value R1 is updated by a constant value “1” every time a fixed time “4 msec” elapses, and is updated from a preset initial value “0” to a preset limit value “1191”. After that, the initial value is reset to “0” and updated cyclically.
[6] The command transmission means transmits a ball entering command based on the game ball entering the starting port. Step S35, step S38, step S41, and step S44 in FIG. 8 are examples of command transmission means. The
[7] The special prize counter acquisition means is for acquiring the update result of the special prize counter value based on the game ball entering the start opening. When the update result of the special prize counter value is acquired, the acquisition result of the special prize counter value is obtained. Is recorded in the special prize counter recording means. Step S32 in FIG. 8 is an example of a special prize counter acquisition means. The special prize counter acquisition means in step S32 records the update result of the special prize counter value R1 in the
[8] The guess counter updating means updates the guess counter value at a constant time interval that is the same as or not identical to the special prize counter updating means. Step S231 in FIG. 26 is an example of a guess counter updating unit, and the timer T11 updated by the guess counter updating unit in step S231 corresponds to a guess counter value.
[9] The estimation counter acquisition means acquires the update result of the estimation counter value based on receiving the incoming command from the command transmission means. When the update result of the estimation counter value is acquired, the estimation counter value The acquisition result is recorded in the estimation counter recording means. Step S234, step S239, step 243, and step S247 in FIG. 26 are an example of an estimation counter acquisition unit. The estimation counter acquisition means in step S234 to step S247 records the update result of the estimation counter value T11 in the
[10] The special prize counter detecting means detects the result of recording the special prize counter value from the special prize counter recording means based on the arrival of the start timing of the symbol game. One special prize counter value is stored in the special prize counter recording means. When it is recorded, the recording result of the special prize counter value is detected, and when a plurality of special prize counter values are recorded in the special prize counter recording means, the one having the oldest acquisition order is detected from the plurality of special prize counter values. Step S55 in FIG. 10 is an example of a special prize counter detection means. The special prize counter detecting means in step S55 detects the recording result of the special prize counter value R1 from the
[11] The special value recording means has a plurality of special values recorded in advance, and each of the special values has a different interval from the special value to another special value. The
[12] The special prize state determination means is a plurality of special prize values recorded in the special prize value recording means based on the special prize counter detection means detecting the special counter value recording result from the special prize counter recording means. When the detection result of the special prize counter value is the same as any one of the plurality of special prize values, it is determined that the variable entrance is in a special prize state, and the detection result of the special prize counter value is determined. Is different from any of the plurality of special prize values, it is determined that the special prize state is not established. Step S56 in FIG. 10 is an example of the special prize state determination means. In the normal mode, the special state determination means in step S56 determines that the big prize is obtained when the detection result of the special prize counter value R1 is the same as any one of the multiple big prize values “7, 313, 1069”. In the mode, when the detection result of the special prize counter value R1 is different from any of the plurality of jackpot values “7,313,1069”, it is not determined to be a jackpot. This jackpot is to open the special prize opening and corresponds to a special prize state.
[13] The special prize counter erasing means, from the special prize counter recording means, records the result of the special prize counter value used for judging whether or not it is in the special prize state when the special prize state judging means judges whether or not it is in the special prize state. It is to be erased. Step S100 in FIG. 14 is an example of the special prize counter erasing means. When the special prize state judging means judges whether or not the big hit is made, the recorded result of the special prize counter value R1 in the reserved
[14] The first counter data setting means detects the recording result of the estimated counter value from the estimated counter recording means when the special condition determination means determines that the special prize state is in the special prize state. When the estimated counter value is recorded, the recording result of the estimated counter value is detected and set as the first counter data. When a plurality of estimated counter values are recorded in the estimated counter recording means, a plurality of estimated counter values are recorded. Among them, the oldest acquisition order is detected and set as the first counter data. Step S361 in FIG. 33 is an example of first counter data setting means. The first counter data setting means in step S361 obtains the recording result of the estimated
[15] The guess counter erasing means erases the guess counter value corresponding to the special counter value erased from the prize counter recording means by the prize counter erasing means from the guess counter recording means, and the first counter data setting means guesses. When the counter value is set to the first counter data, the first counter data setting means sets the estimated counter value to the first counter data, and then erases the estimated counter value. Step S425 in FIG. 40 is an example of a guess counter erasing unit. The estimated counter erasing means in step S425 is to erase the recording result of the estimated counter value T11 from the estimated
[16] When the first counter data setting means newly determines that the special prize state determining means is in the special prize state after the first counter data setting means has set the first counter data, the second counter data setting means determines from the estimated counter recording means to the estimated counter. The value recording result is detected. When one guess counter value is recorded in the guess counter recording means, the record result of the guess counter value is detected and set as the second counter data, and the guess counter When a plurality of estimated counter values are recorded in the recording means, the oldest acquisition order is detected from the plurality of estimated counter values and set as the second counter data. When the second counter data setting means sets the detection result of the estimated counter value to the second counter data, the estimated counter erasing means detects the estimated counter value after the time difference data detecting means detects one or more time difference data. Perform erasure processing. Step S364 in FIG. 33 is an example of the second counter data setting means, and the recording result of the estimated
[17] The interval data setting means, when the second counter data setting means sets the second counter data, the estimated counter value that is the setting result of the second counter data and the estimation that is the setting result of the first counter data The interval data is set on the basis of the difference between the counter values, and the interval data is the interval between the special value determined by the special condition determination means for the first time and the special value determined for the second time. It is data for guessing. Step S370 in FIG. 33 is an example of interval data setting means, and the big hit value estimation data ΔR1 corresponds to the interval data. The interval data ΔR1 calculates the difference ΔNt between the second counter No2 and the first counter No1 (step S366), divides the difference calculation result ΔNt by the update time ΔT (step S367), and divides the difference ΔNt. When the result ΔNo is larger than the update cycle Rmax, it is obtained by performing one subtraction process or a plurality of subtraction processes for subtracting the update cycle Rmax from the division result ΔNo so that the division result ΔNo is equal to or less than the update cycle Rmax. The difference ΔNt corresponds to the time interval from the first determination that the special status determination means is in the special status to the second determination, and the update time ΔT is updated by a fixed value of the special counter value R1. The update cycle Rmax corresponds to the number of updates until the special prize counter value R1 is returned from the initial value to the initial value.
[18] The special prize data value recording means records a plurality of special prize data values that are the same as each of the plurality of special prize values recorded in the special prize value recording means. The
[19] The interval data recording means has a reference value corresponding to an interval from the special prize data value to the special prize data value different from the special prize data value corresponding to each of the plurality of special prize data values, or a reference range including the reference value. Each of the reference value and the reference range is used for estimating a special prize value when the special prize state determination unit determines that the special prize state is in the second time. The
[20] The special data value selection means compares the setting result of the interval data with each of a plurality of reference values or a plurality of reference ranges, and the setting result of the interval data is either a plurality of reference values or a plurality of reference ranges. If it is determined that the special prize data value is recorded, the special prize status value is determined by selecting the special prize data value corresponding to the standard value or the standard range from a plurality of special prize data values recorded in the special prize data value recording means. It is estimated which of the plurality of special prize data values is the special prize value when it is determined for the second time that the means is in the special prize state. Step S373 in FIG. 33 is an example of a special data value selection unit. When the interval data setting result ΔR1 belongs to “130−α to 130 + α”, the special data value “7” is selected and the interval data setting result is obtained. The special data value “313” is selected when ΔR1 belongs to the reference range “306−α to 306 + α”, and the special data value is selected when the interval data setting result ΔR1 belongs to the reference range “436−α to 436 + α”. When “313” is selected and the interval data setting result ΔR1 belongs to the reference range “756-α to 756 + α”, the special prize data value “1069” is selected, and the interval data setting result ΔR1 is set to the reference range “886-”. When it belongs to “α to 886 + α”, the special prize data value “7” is selected, and the interval data setting result ΔR1 is the reference range “1062-α to 1062+”. When it belongs to “α”, the special prize data value “1069” is selected, and in any case, it is estimated that the selection result of the special prize data value is the special prize value when it is determined that it is in the special prize state for the second time. .
[21] The determination data setting unit is a determination value corresponding to an interval from the selection result of the special data value to at least one of the plurality of special data values when the special data value selection unit selects the special data value or the determination A determination range including a value is set, and each of the determination value and the determination range is used as determination data for estimating whether or not a recording result of the special prize counter recording means includes a new special prize state. used. Steps S387 and S388 in FIG. 35 are an example of determination data setting means. As shown in FIG. 36, when the selection result of the special prize data value is “7”, the special prize data value “7” is changed from the special prize data value “7”. And a
[22] The time difference data detecting means detects time difference data on the condition that a plurality of estimated counter values are recorded in the estimated counter recording means when the prize data value selecting means selects a prize data value. One or more time difference data is detected based on the difference between the recording results of the remaining estimation counter values except the recording results of the estimation counter values with the oldest order and the recording results of the estimation counter values with the oldest acquisition order. . Each of step S384, step S396, and step S402 in FIG. 35 is an example of time difference data detection means. The time difference data detecting means in step S384 detects the estimated
[23] The special prize state estimation means compares the detection result of the time difference data with the determination value setting result or the determination range setting result, and adds the determination value setting result or the determination range setting result to the time difference data detection result. When it is determined that a response is included, it is estimated that the recording result of the special prize counter recording means includes a new special prize state. Steps S389, S390, and S391 in FIG. 35 are examples of the special prize state estimation means, and the calculation result of the
[24] The symbol game means displays the symbol game video on the display based on the arrival of the symbol game start timing, and notifies the player of the determination result of the special prize state determination means with the symbol game video. To do. The
[25] When the special prize game means determines that the special prize state determination means is in the special prize state, the graphic game means informs the player that the special game is in the special game state and then opens the variable entrance. Special prize game. Step S12 of FIG. 5 is an example of a special prize game means, and a big hit game is performed in which the special prize opening is opened when the recording result of the special prize counter R1 is the same as any one of a plurality of big hit values. This jackpot game is equivalent to a special prize game.
[26] The notice means provides a notice effect for notifying that the special prize game is to be performed based on the fact that the special prize state estimating means estimates that the recorded result of the special prize counter recording means includes a new special prize state. Is generated. The
1-2. Description of the operation of the pachinko gaming machine according to
特賞状態が判定されたときには推測カウンタ記録手段から取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果が検出される。この推測カウンタ値の記録結果が検出されたときには推測カウンタ値の検出結果が第1のカウンタデータに設定され、第1のカウンタデータが設定されたときには推測カウンタ記録手段から取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果が消去される。この第1のカウンタデータの設定状態で特賞状態が次に判定されたときには推測カウンタ記録手段から取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果が検出され、推測カウンタ値の検出結果が第2のカウンタデータに設定される。 When the special prize state is determined, the record of the estimated counter value with the oldest acquisition order is detected from the estimated counter recording means. When the estimated counter value recording result is detected, the estimated counter value detected result is set to the first counter data, and when the first counter data is set, the estimated counter whose acquisition order is the oldest from the estimated counter recording means is set. The recorded value is deleted. When the special prize state is next determined in the setting state of the first counter data, the recording result of the estimated counter value with the oldest acquisition order is detected from the estimated counter recording means, and the detected result of the estimated counter value is the second counter. Set to data.
第2のカウンタデータが設定されたときには第2のカウンタデータの設定結果および第1のカウンタデータの設定結果相互間の差分に基づいて間隔データが設定される。この間隔データは特賞状態であると1回目に判定された特賞値および2回目に判定された特賞値相互間の間隔を推測するためのデータであり、間隔データが設定されたときには間隔データの設定結果が複数の基準値または複数の基準範囲のそれぞれと比較される。これら複数の基準値および複数の基準範囲のそれぞれは特賞状態であることが2回目に判定されたときの特賞値を推測するためのデータであり、各基準値は特賞データ値から別の特賞データ値に至るまでの間隔に相当し、各基準範囲は基準値を含む範囲である。この特賞データ値は特賞値と同一な値であり、複数の特賞値のそれぞれに対応して設定されている。 When the second counter data is set, the interval data is set based on the difference between the setting result of the second counter data and the setting result of the first counter data. This interval data is data for inferring the interval between the special value determined for the first time and the special value determined for the second time as being in the special prize state. When the interval data is set, the interval data is set. The result is compared with each of a plurality of reference values or a plurality of reference ranges. Each of the plurality of reference values and the plurality of reference ranges is data for estimating a special prize value when it is determined for the second time that the special prize state is determined. It corresponds to an interval until reaching a value, and each reference range is a range including a reference value. The special prize data value is the same value as the special prize value, and is set corresponding to each of the plurality of special prize values.
複数の基準値および複数の基準範囲のそれぞれには特賞データ値が対応付けられており、間隔データの設定結果が複数の基準値または複数の基準範囲のいずれかに応じたものであることが判断されたときには当該基準値または当該基準範囲に対応する特賞データ値が特賞状態であることが2回目に判定されたときの特賞値であるとして選択される。この特賞データ値が選択されたときには判定値または判定範囲が設定される。判定値は特賞データ値の選択結果から複数の特賞データ値のいずれかに至る間隔に相当するものであり、判定範囲は当該判定値を含むものであり、判定値および判定範囲のそれぞれは特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれているか否かを推測するためのデータとして使用される。 Each of the plurality of reference values and the plurality of reference ranges is associated with a special prize data value, and it is determined that the setting result of the interval data corresponds to one of the plurality of reference values or the plurality of reference ranges. Is selected as the special value when it is determined for the second time that the special value data corresponding to the reference value or the reference range is in the special prize state. When this special prize data value is selected, a determination value or a determination range is set. The judgment value corresponds to an interval from the selection result of the special prize data value to any one of the plurality of special prize data values, the judgment range includes the judgment value, and each of the judgment value and the judgment range is a special prize counter. This is used as data for inferring whether or not the recording result of the recording means newly includes a special prize state.
特賞データ値が選択されたときには推測カウンタ記録手段の記録結果に基づいて時間差データが検出される。この時間差データの検出処理は推測カウンタ記録手段に複数の推測カウンタ値が記録されていることを条件に行われるものであり、推測カウンタ記録手段に2個の推測カウンタ値が記録されているときには両推測カウンタ値の記録結果相互間の差分に基づいて時間差データが検出され、推測カウンタ記録手段に3個の推測カウンタ値が記録されているときには取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果および取得順序が2番目に古い推測カウンタ値の記録結果相互間の差分に基づいて時間差データが検出されると共に取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果および取得順序が最も新しい推測カウンタ値の記録結果相互間の差分に基づいて時間差データが検出される。この時間差データは2回目に特賞状態となった遊技球が始動口に入球してから新たな遊技球が始動口に入球するまでの時間差に相当するものであり、時間差データが検出されたときには時間差データの検出結果が判定値の設定結果または判定範囲の設定結果と比較され、時間差データの検出結果に判定値の設定結果または判定範囲の設定結果に応じたものが含まれていることが判断されたときには特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれていると推測され、可変入球口を開放する特賞遊技が行われることを予告する予告演出が発生する。
1−3.請求項1に記載のパチンコ遊技機の効果の説明
推測カウンタ記録手段の記録結果に基づいて特賞状態が複数の特賞値のいずれで判定されたかを推測し、推測カウンタ記録手段の記録結果を特賞値の推測結果に基づいて処理することで特賞カウンタ記録手段の記録結果を推測し、特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれていることが推測されたときには予告演出を発生させているので、図柄遊技の開始タイミングが到来したときに特賞カウンタ値の記録結果に基づいて特賞状態であるか否かを判定するプロセスを守りながらも予告演出を発生させることができる。しかも、特賞状態であるか否かの推測結果に誤りが自然にできるので、予告演出が発生したにも拘らず特賞遊技が行われないことが発生するようになる。このため、予告演出を非確定的なものにするための専用処理を行なう必要がなくなるので、この点で処理内容が簡単になる。
2.請求項2に記載のパチンコ遊技機の説明
請求項2に記載のパチンコ遊技機はカウンタデータシフト手段を備えたところに特徴を有する。このカウンタデータシフト手段は特賞データ値選択手段が特賞データ値を選択したときに第2のカウンタデータの設定結果を第1のカウンタデータに設定するものであり、第2のカウンタデータ設定手段はカウンタデータシフト手段が第2のカウンタデータの設定結果を第1のカウンタデータに設定した後に特賞状態判定手段が特賞状態であると新たに判定したときには推測カウンタ値の検出結果を第2のカウンタデータに設定する処理を行う。図33のステップS376はカウンタデータシフト手段の一例である。
2−1.請求項2に記載のパチンコ遊技機の作用および効果の説明
特賞データ値が選択されたときには第2のカウンタデータの設定結果が第1のカウンタデータに設定され、特賞状態であると新たに判定されたときには推測カウンタ値の検出結果が第2のカウンタデータに設定される。このため、第1のカウンタデータの設定結果および第2のカウンタデータの設定結果相互間の時間間隔が常に最短値にキープされるので、特賞カウンタ値の更新処理および推測カウンタ値の更新処理が相互に時間的にずれているときであっても両者の時間的なずれが最小限に抑えられる。従って、特賞値の推測精度が高まるので、特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれているか否かの推測精度も向上する。
When a special prize data value is selected, time difference data is detected based on the recording result of the estimation counter recording means. This time difference data detection process is performed on the condition that a plurality of estimated counter values are recorded in the estimated counter recording means. When two estimated counter values are recorded in the estimated counter recording means, When the time difference data is detected based on the difference between the recording results of the estimated counter values and the three estimated counter values are recorded in the estimated counter recording means, the recording result and the acquiring order of the oldest estimated counter values are recorded. The time difference data is detected based on the difference between the recording results of the second oldest estimated counter value, and the recording result of the estimated counter value with the oldest acquisition order and the recorded result of the estimated counter value with the newest acquisition order are detected. Time difference data is detected based on the difference. This time difference data corresponds to the time difference from the time when the game ball that has been in the special prize state for the second time enters the start port until a new game ball enters the start port, and time difference data was detected. Sometimes the detection result of the time difference data is compared with the determination value setting result or the determination range setting result, and the detection result of the time difference data includes a result corresponding to the determination value setting result or the determination range setting result. When it is determined, it is presumed that the record result of the special prize counter recording means newly includes a special prize state, and a notice effect for notifying that a special game that opens the variable entrance is performed is generated.
1-3. 2. Description of the effect of the pachinko gaming machine according to
2. Description of pachinko gaming machine according to
2-1. Description of operation and effect of pachinko gaming machine according to
[1]機械的構成および電気的構成の説明
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が装着されている。この前枠2の前端面には横長な長方形状の上皿板3および横長な長方形状の下皿板4が上下2段に装着されており、上皿板3の前面には上面が開口する上皿5が固定され、下皿板4の前面には上面が開口する下皿6が固定されている。
[1] Description of Mechanical Configuration and Electrical Configuration As shown in FIG. 1, an
下皿板4の前面には右端部に位置してハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が前後方向へ延びる軸を中心に回動可能に装着されている。このハンドル台7の後方には発射ソレノイド9が固定されており、発射ソレノイド9には打球槌10が連結されている。この発射ソレノイド9は打球槌10の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が回動操作されたときには発射ソレノイド9に駆動電源が与えられ、打球槌10が駆動することに基づいて上皿5内の遊技球を上皿5内から弾き出す。
A
前枠2の前面には窓枠11が装着されている。この窓枠11は円形孔状の窓部12を有するものであり、窓部12の内周面には透明なガラス窓13が固定されている。この窓枠11の後面には左上隅部および右上隅部のそれぞれに位置してスピーカ14が固定されており、各スピーカ14の前方には網状のスピーカカバー15が配置されている。これら各スピーカカバー15は窓枠11に固定されたものであり、各スピーカ14が再生する効果音は前方のスピーカカバー15を通して放出される。窓枠11には各スピーカカバー15の下方に位置して2個のランプカバー16が固定されており、各ランプカバー16の後方には複数の電飾LED17(図3参照)が配置されている。これら各電飾LED17は窓枠11に固定されたものであり、各ランプカバー16は後方の電飾LED17が発光することに基づいて照明される。
A
前枠2には、図2に示すように、遊技盤18が装着されており、遊技盤18は窓枠11のガラス窓13により前方から視覚的に認識可能に覆われている。この遊技盤18の前面には外レール19および内レール20が固定されている。これら外レール19および内レール20相互間には円弧状の発射通路21が形成されており、打球槌10が弾いた遊技球は発射通路21を通して遊技領域22内に放出される。この遊技領域22内には複数の障害釘23が固定されており、遊技領域22内に放出された遊技球は障害釘23に当りながら遊技領域22内を落下する。この遊技領域22は外レール19および内レール20によって囲まれた領域のうち発射通路21を除く円形状の領域を称するものであり、遊技球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
As shown in FIG. 2, a
遊技領域22内には始動口24が固定されている。この始動口24は上面が開口するポケット状をなすものであり、遊技領域22内を転動する遊技球は始動口24内に上面から入賞可能にされている。この始動口24内には始動口センサ25(図3参照)が固定されており、始動口センサ25は始動口24内に遊技球が入賞したことを検出して始動信号を出力する。遊技領域22内には、図2に示すように、入賞口台板26が固定されており、入賞口台板26には前面が開口する四角筒状の特別入賞口が固定されている。この特別入賞口内にはカウントセンサ27(図3参照)が固定されており、カウントセンサ27は遊技球が特別入賞口内に入賞したことを検出してカウント信号を出力する。
A
入賞口台板26には、図2に示すように、扉28が下端部の水平な軸を中心に回動可能に装着されている。この扉28は特別入賞口ソレノイド29(図3参照)に連結されており、特別入賞口ソレノイド29は扉28を垂直状態に回動操作することに基づいて特別入賞口の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖し、扉28を前方へ倒れた水平状態に回動操作することに基づいて特別入賞口の前面を遊技球が入賞可能に開放する。即ち、特別入賞口は遊技球が入賞不能な閉鎖状態および遊技球が入賞可能な開放状態に切換わるものであり、可変入球口に相当する。
As shown in FIG. 2, a
入賞口台板26には、図2に示すように、特別図柄表示器30が固定されている。この特別図柄表示器30はLED表示器から構成されたものであり、特別図柄表示器30には特別図柄が表示される。遊技領域22内には表示台枠31が固定されており、表示台枠31には表示器に相当する装飾図柄表示器32が固定されている。この装飾図柄表示器32は特別図柄表示器30に比べて大きな表示領域を有するカラー液晶表示器から構成されたものであり、装飾図柄表示器32には装飾図柄が表示される。この装飾図柄は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3列の組合せ図柄から構成されたものであり、大当りおよび外れを識別する識別図柄に相当する。
As shown in FIG. 2, a
図3のメイン制御回路50は遊技内容を制御する最上位の制御手段であり、CPU51とROM52とRAM53を有している。このメイン制御回路50のROM52には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU51はRAM53をワークエリアとしてROM52の制御プログラムおよび制御データに基づいて制御動作を実行する。出力回路54は始動口センサ25からの始動信号およびカウントセンサ27からのカウント信号のそれぞれを波形成形してメイン制御回路50に出力するものであり、メイン制御回路50は出力回路54からの始動信号およびカウント信号のいずれかを検出することに基づいて賞球コマンドを設定する。タイマ回路55はメイン制御回路50に一定の時間間隔(4msec)でパルス信号を出力するものであり、メイン制御回路50はタイマ回路55からのパルス信号を検出する毎にタイマ割込処理を実行する。
The
ソレノイド回路56は特別入賞口ソレノイド29を通断電するものであり、メイン制御回路50はソレノイド回路56を駆動制御することに基づいて特別入賞口の扉28を開閉操作する。LED回路57は特別図柄表示器30に特別図柄を表示するものであり、メイン制御回路50はLED回路57を駆動制御することに基づいて特別図柄表示器30の表示内容を制御する。このメイン制御回路50は特賞カウンタ更新手段とコマンド送信手段と特賞カウンタ記録手段と特賞カウンタ取得手段と特賞値記録手段と特賞カウンタ検出手段と特賞状態判定手段と特賞カウンタ消去手段と特賞遊技手段のそれぞれに相当するものである。
The
払出制御回路60は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPU61とROM62とRAM63を有している。この払出制御回路60のROM62には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU61はRAM63をワークエリアとしてROM62の制御プログラムおよび制御データに基づいて賞品球の払出動作を実行する。この払出制御回路60はメイン制御回路50から賞球コマンドの設定結果が送信されるものであり、賞球コマンドの設定結果を受信することに基づいて駆動信号を設定する。モータ回路64は払出制御回路60から駆動信号の設定結果が与えられるものであり、払出制御回路60からの駆動信号に基づいて払出モータ65を駆動する。この払出モータ65は遊技球を上皿5内に賞品球として払出す賞球払出装置の駆動源に相当するものであり、上皿5内には払出モータ65が駆動することに基づいて賞球コマンドに応じた個数の賞品球が払出される。
The
演出制御回路70は装飾図柄遊技の演出内容を総括的に制御するものであり、CPU71とROM72とRAM73を有している。この演出制御回路70のROM72には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU71はRAM73をワークエリアとしてROM72の制御プログラムおよび制御データに基づいて処理動作を実行する。この演出制御回路70はメイン制御回路50からコマンドが送信されるものであり、メイン制御回路50からのコマンドを受信することに基づいてコマンドを設定する。タイマ回路74は演出制御回路70に一定の時間間隔(4msec)でパルス信号を出力するものであり、演出制御回路70はタイマ回路74からのパルス信号を検出する毎にタイマ割込処理を実行する。この演出制御回路70はメイン制御回路50とは異なる制御基板に搭載されたものである。この演出制御回路70は推測カウンタ更新手段と推測カウンタ記録手段と推測カウンタ取得手段と第1のカウンタデータ設定手段と第2のカウンタデータ設定手段と間隔データ設定手段と特賞データ値記録手段と間隔データ記録手段と特賞データ値選択手段と判定データ設定手段と時間差データ検出手段と推測カウンタ消去手段と特賞状態推測手段とカウンタデータシフト手段のそれぞれに相当するものである。
The
図柄制御回路80はCPU81とROM82とRAM83とVDP84とVROM85とVRAM86を有している。この図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からのコマンドに基づいて制御データを設定し、制御データの設定結果に応じたビデオデータの再生をVDP84に指令するものであり、VDP84は指令内容に応じたビデオデータをVROM85から検出し、ビデオデータの検出結果に基づいて表示信号を設定する。このVDP84は表示信号の設定結果をLCD回路87に出力するものであり、LCD回路87はVDP84からの表示信号に応じた映像を装飾図柄表示器32に表示する。これら一連の動作はCPU81がROM82に記録された制御プログラムおよび制御データに基づいて実行するものであり、RAM83はCPU81のワークメモリとして機能する。この図柄制御回路80は図柄遊技手段および予告手段のそれぞれに相当するものである。
The
音制御回路90はCPU91とROM92とRAM93を有している。この音制御回路90のCPU91は演出制御回路70からのコマンドに応じた音データをROM92から検出し、音データの検出結果に基づいて音信号を設定してスピーカ回路94に出力するものであり、スピーカ回路94は音信号の設定結果に応じた音を両スピーカ14から出力する。このCPU91の一連の動作はROM92に記録された制御プログラムおよび制御データに基づいて行われるものであり、RAM93はCPU91のワークメモリとして機能する。
The
電飾制御回路100はCPU101とROM102とRAM103を有している。この電飾制御回路100のCPU101は演出制御回路70からのコマンドに応じた電飾データをROM102から検出し、電飾データの検出結果に基づいて電飾信号を設定してLED回路104に出力するものであり、LED回路104は複数の電飾LED17を電飾信号の設定結果に応じた内容で発光させる。このCPU101の一連の動作はROM102に記録された制御プログラムおよび制御データに基づいて行われるものであり、RAM103はCPU101のワークメモリとして機能する。
[2]遊技機能の説明
[2−1]特別図柄遊技機能
遊技者が上皿5内に遊技球を投入して発射ハンドル8を回動操作すると、遊技盤18の遊技領域22内に遊技球が発射され、障害釘23に当りながら落下する。この遊技球が始動口24内に入賞したときには賞球払出装置から設定個数の遊技球が上皿5内に賞品球として払出され、特別図柄遊技が開始される。この特別図柄遊技は特別図柄表示器30に特別図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、特別図柄の変動停止時の態様には、図4に示すように、外れの態様と通常大当りの態様と確変大当りの態様と小当りの態様の4種類が設定されている。
[2−2]大当り遊技機能
特別図柄表示器30に特別図柄が通常大当りの態様および確変大当りの態様のいずれかで停止表示されたときには大当り遊技が開始される。この大当り遊技は特別入賞口を開放し、特別入賞口内に遊技球が入賞することを許容する遊技者有利の状態を発生させるものであり、特別入賞口は上限値(例えば10個)の遊技球が入賞する個数条件および開放時間が上限値(例えば30sec)に達する時間条件のいずれかが満足されるまで開放状態に保持される。この特別入賞口の個数条件および時間条件を基準とする開閉動作は大当りラウンドと称されるものであり、大当りラウンドは固定的な設定回数(例えば15回)だけ繰返される。この大当りラウンドの繰返しは大当り遊技に相当するものであり、大当り遊技の実行中には装飾図柄表示器32に大当り遊技を映像的に演出する大当り遊技表示が行われ、両スピーカ14から大当り遊技を音的に演出する効果音が出力され、複数の電飾LED17が大当り遊技表示の演出内容に応じて発光する。この大当り遊技は特賞遊技に相当するものである。
[2−3]小当り遊技機能
特別図柄表示器30に特別図柄が小当りの態様で停止表示されたときには小当り遊技が開始される。この小当り遊技は特別入賞口を開放し、特別入賞口内に遊技球が入賞することを許容する遊技者有利の状態を発生させるものであり、特別入賞口は上限値(例えば10個)の遊技球が入賞する個数条件および開放時間が上限値(例えば1.2sec)に達する時間条件のいずれかが満足されるまで開放状態に保持される。この小当り遊技の実行中には装飾図柄表示器32に小当り遊技を映像的に演出する小当り遊技表示が行われ、両スピーカ14から小当り遊技を音的に演出する効果音が出力され、複数の電飾LED17が小当り遊技表示の演出内容に応じて発光する。
[2−4]特別図柄遊技保留機能
特別図柄遊技を即座に開始できない特別図柄遊技中と大当り遊技中と小当り遊技中のいずれかに遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留される。この特別図柄遊技の保留回数には上限値(例えば4回)が設定されており、保留回数が上限値に到達した状態で遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留されない。この特別図柄遊技が保留されない遊技球の入賞を無効な入賞と称し、特別図柄遊技が保留される入賞を有効な入賞と称する。
[2−5]装飾図柄遊技機能
遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技に連動して装飾図柄遊技が開始される。この装飾図柄遊技は装飾図柄表示器32に映像を表示し、両スピーカ14から装飾図柄表示器32の映像に応じた効果音を出力し、複数の電飾LED17を装飾図柄表示器32の映像に応じて発光させることで組成されるものである。この装飾図柄遊技の映像は装飾図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示し、装飾図柄の変動停止時の態様に基づいて外れと通常大当りと確変大当りと小当りのいずれが判定されたかを遊技者に報知するものである。この装飾図柄の変動開始は特別図柄の変動開始に時間的に同期して行われ、装飾図柄の変動停止は特別図柄の変動停止に時間的に同期して行われるものであり、特別図柄が外れの態様で変動停止するときには装飾図柄が完全外れの組合せおよび外れリーチの組合せのいずれかで変動停止し、特別図柄が通常大当りの態様で変動停止するときには装飾図柄が通常大当りの組合せで変動停止し、特別図柄が確変大当りの態様で変動停止するときには装飾図柄が確変大当りの組合せで変動停止し、特別図柄が小当りの態様で変動停止するときには装飾図柄が特定の完全外れの組合せ(小当りの組合せ)で変動停止する。この装飾図柄遊技は図柄遊技に相当するものであり、大当り遊技は装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかで停止表示された直後に開始され、小当り遊技は装飾図柄遊技で装飾図柄が小当りの組合せで停止表示された直後に開始される。この装飾図柄遊技は図柄遊技に相当するものである。
[2−6]確率変動機能
確率変動モードは大当りを確率変動モードの無効状態に比べて高い一定確率で判定する高確率モードである。この確率変動モードは特別図柄が確変大当りの態様で停止表示されることに基づいて有効化されるものであり、特別図柄が通常大当りの態様で変動停止することに基づいて無効化される。
[2−7]予告機能
予告機能は装飾図柄遊技中に予告演出の映像を表示することで装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることを事前に予告する機能である。この予告演出には、図 に示すように、観客の絵柄214の1者だけが立上る映像と観客の絵柄213〜214の2者が立上る映像と観客の絵柄212〜214の3者が立上る映像と観客の絵柄211〜214の4者が立上る映像の4種類が設定されており、今回の装飾図柄遊技で観客の絵柄214の1者だけが立上る映像が表示されたときには次回の装飾図柄遊技で観客の絵柄213〜214の2者が立上る映像が表示され、次々回の装飾図柄遊技で観客の絵柄212〜214の3者が立上る映像が表示され、次々々回の装飾図柄遊技で観客の絵柄211〜214の4者が立上る映像が表示された後に装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになる。この予告機能は連続予告と称されるものであり、演出制御回路70がメイン制御回路50の判定結果を推測することで発生させる非確定的なものである。
[3]メイン制御回路50の内部処理の説明
[3−1]メイン処理
メイン制御回路50のCPU51は電源が投入されると、図5のステップS1の電源投入処理でRAM53の全データを初期設定し、ステップS2でタイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU51がタイマ回路55からのパルス信号を受信することに基づいてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU51はステップS2でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS3へ移行する。ここでタイマ割込フラグをオフし、ステップS4の入力処理〜ステップS6のデータ取得処理を順に実行する。このステップS6のデータ取得処理を終えたときにはステップS7の大当り判定処理〜ステップS13の小当り遊技処理をメイン制御フラグの設定状態に基づいて択一的に実行し、ステップS7の大当り判定処理〜ステップS13の小当り遊技処理のいずれかを終えたときにはステップS2に復帰する。このメイン制御フラグはステップS1の電源投入処理で大当り判定処理に初期設定されるものであり、CPU51はステップS2に復帰したときにはタイマ割込フラグのオンを新たに検出することに基づいてステップS3へ移行する。
[3−2]入力処理
図7は図5のステップS4の入力処理の詳細を示すものであり、CPU51は図7のステップS21で出力回路54からの始動信号の出力状態を判断する。ここで始動信号がないことを判断したときにはステップS22で始動信号フラグをオフし、始動信号があることを判断したときにはステップS23で始動信号フラグをオンする。即ち、遊技球が始動口24内に入賞したときには出力回路54から始動信号が出力され、始動信号フラグがオンされる。
[3−3]カウンタ更新処理
CPU51は図5のステップS5のカウンタ更新処理へ移行すると、ランダムカウンタR1の計測値〜ランダムカウンタR4の計測値のそれぞれに「1」を加算する。これらランダムカウンタR1〜R4の加算内容は次の通りである。
(1)ランダムカウンタR1は大当りであるか否かおよび小当りであるか否かのそれぞれを抽選する乱数値に相当するものであり、図6に示すように、初期値「0」から上限値「1191」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。このランダムカウンタR1は特賞カウンタに相当するものである。
(2)ランダムカウンタR2は大当りであることが判定されたときに特別図柄の種類を抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「19」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(3)ランダムカウンタR3は大当りであることおよび小当りであることがいずれも判定されなかったとき(外れの判定時)に外れリーチであるか否かを判定する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「49」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(4)ランダムカウンタR4は変動パターンを抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「100」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[3−4]データ取得処理
図8は図5のステップS6のデータ取得処理の詳細を示すものであり、CPU51は図8のステップS31で始動信号フラグの設定状態を判断する。例えば遊技球が始動口24内に入賞したときには図7の入力処理で始動信号フラグがオンされている。この場合にはCPU51は図8のステップS31で始動信号フラグのオンを判断し、ステップS32でランダムカウンタR1の計測値〜ランダムカウンタR4の計測値のそれぞれを取得する。
The
[2] Description of Game Function [2-1] Special Symbol Game Function When a player inserts a game ball into the
[2-2] Jackpot Game Function When the special symbol is stopped and displayed on the
[2-3] Small hit game function When the special symbol is stopped and displayed in the
[2-4] Special symbol game hold function Special symbol game cannot be started immediately. When a game ball wins in the start opening 24 during special symbol game, big hit game, or small hit game, special symbol game is Deferred. An upper limit value (for example, 4 times) is set for the number of times that the special symbol game is held, and the special symbol game is not held when the game ball is won in the
[2-5] Decorative Symbol Game Function When the game ball wins in the start opening 24, the decorative symbol game is started in conjunction with the special symbol game. In this decorative symbol game, an image is displayed on the
[2-6] Stochastic Fluctuation Function The stochastic fluctuation mode is a high probability mode in which the big hit is determined with a high constant probability compared to the invalid state of the probability fluctuation mode. This probability variation mode is validated based on the special symbol being stopped and displayed in a probabilistic big hit mode, and is invalidated based on the special symbol being normally fluctuated and stopped in a big jackpot mode.
[2-7] Notice Function The notice function is a function for notifying in advance that the decoration symbol will be either a normal jackpot combination or a promising jackpot combination by displaying a notice effect video during the decoration symbol game. . As shown in the figure, the notice effect includes three images: an image in which only one of the audience's
[3] Description of Internal Process of Main Control Circuit 50 [3-1] Main Process When the power of the
[3-2] Input Processing FIG. 7 shows details of the input processing in step S4 of FIG. 5, and the
[3-3] Counter Update Processing When the
(1) The random counter R1 corresponds to a random value for lottery or not for big hits or small hits, and as shown in FIG. After being added to “1191,” it is cyclically added back to the initial value “0”. This random counter R1 corresponds to a special prize counter.
(2) The random counter R2 corresponds to a random number value for drawing a special symbol type when it is determined that the jackpot is a big hit, and is added after the initial value “0” is added to the upper limit value “19”. It returns to the value “0” and is added cyclically.
(3) The random counter R3 corresponds to a random number value for determining whether or not it is out of reach when neither big hit nor small hit is determined (at the time of out determination). After the initial value “0” is added to the upper limit value “49”, the initial value “0” is returned to and added cyclically.
(4) The random counter R4 corresponds to a random value for drawing a variation pattern, and is added to the initial value “0” from the initial value “0” and then cyclically added to the initial value “0”. The
[3-4] Data Acquisition Process FIG. 8 shows details of the data acquisition process in step S6 of FIG. 5, and the
メイン制御回路50のRAM53には、図9に示すように、保留データエリア1〜保留データエリア4が設定されている。これら保留データエリア1〜保留データエリア4のそれぞれはランダムカウンタR1〜R4の取得結果を記録しておくものであり、CPU51は図8のステップS33へ移行したときには保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS34へ移行し、ランダムカウンタR1〜R4の取得結果を保留データエリア1に記録する。そして、ステップS35へ移行し、演出制御回路70に保留コマンド1を送信することに基づいて特別図柄遊技の実行を保留したことを知らせる。この保留コマンド1は入球コマンドに相当するものである。
In the
CPU51は図8のステップS33で保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS36で保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS37へ移行し、ランダムカウンタR1〜R4の取得結果を保留データエリア2に記録する。そして、ステップS38へ移行し、演出制御回路70に保留コマンド2を送信することに基づいて特別図柄遊技の実行を保留したことを知らせる。この保留コマンド2は入球コマンドに相当するものである。
When the
CPU51はステップS36で保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS39で保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS40へ移行し、ランダムカウンタR1〜R4の取得結果を保留データエリア3に記録する。そして、ステップS41へ移行し、演出制御回路70に保留コマンド3を送信することに基づいて特別図柄遊技の実行を保留したことを知らせる。この保留コマンド3は入球コマンドに相当するものである。
If the
CPU51はステップS39で保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS42で保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリ4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS43へ移行し、ランダムカウンタR1〜R4の取得結果を保留データエリア4に記録する。そして、ステップS44へ移行し、演出制御回路70に保留コマンド4を送信することに基づいて特別図柄遊技の実行を保留したことを知らせる。この保留コマンド4は入球コマンドに相当するものである。
If the
即ち、保留データエリア1には取得順序が最も古いランダムカウンタR1〜R4が記録され、保留データエリア2には取得順序が2番目に古いランダムカウンタR1〜R4が記録され、保留データエリア3には取得順序が3番目に古いランダムカウンタR1〜R4が記録され、保留データエリア4には取得順序が最も新しいランダムカウンタR1〜R4が記録される。
That is, the random data R1 to R4 having the oldest acquisition order are recorded in the reserved
CPU51はステップS42で保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS45でランダムカウンタR1〜R4の取得結果をクリアする。即ち、ランダムカウンタR1〜R4の記録数には上限値「4組」が設定されており、上限組のランダムカウンタR1〜R4がRAM53に記録されている状態で遊技球が始動口24内に入賞したときにはランダムカウンタR1〜R4の記録処理および保留コマンドの送信処理のそれぞれが行われず、遊技球が始動口24内に入賞したことが無効化される。
[3−5]大当り判定処理
CPU51はメイン制御フラグが大当り判定処理にセットされていることを判断すると、図5のステップS6のデータ取得処理からステップS7の大当り判定処理へ移行する。図10および図11のそれぞれは図5のステップS7の大当り判定処理の詳細を示すものであり、CPU51は図10のステップS51で保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていることを判断したときにはステップS52へ移行し、確率変動フラグの設定状態を判断する。この確率変動フラグは確率変動モードの設定状態を示すものであり、CPU51は確率変動モードの有効状態ではステップS52で確率変動フラグのオンを判断してステップS53へ移行し、確率変動モードの無効状態ではステップS52で確率変動フラグのオフを判断してステップS54へ移行する。
When the
[3-5] Big-hit determination process When the
メイン制御回路50のROM52には、図12の(a)に示すように、確率変動モード用の40個の大当り値「7〜1170」および通常モード用の3個の大当り値「7,313,1069」が予め記録されている。この通常モードとは確率変動フラグがオフされた確率変動モードの無効状態を称するものであり、通常モード用の3個の大当り値「7〜1069」のそれぞれは確率変動モード用の大当り値と共通に設定されている。図13は通常モード用の大当り値から大当り値までの間隔を示すものであり、大当り値「7」から大当り値「7」までの間隔は「0」であり、大当り値「7」から大当り値「313」までの間隔は「306」であり、大当り値「7」から大当り値「1069」までの間隔は「1062」であり、大当り値「313」から大当り値「7」までの間隔は「886」であり、大当り値「313」から大当り値「313」までの間隔は「0」であり、大当り値「313」から大当り値「1069」までの間隔は「756」であり、大当り値「1069」から大当り値「7」までの間隔は「130」であり、大当り値「1069」から大当り値「313」までの間隔は「436」であり、大当り値「1069」から大当り値「1069」までの間隔は「0」である。これら通常モード用の大当り値「7,313,1069」のそれぞれは特賞値に相当するものである。
In the
CPU51は図10のステップS53へ移行すると、ROM52から確率変動モード用の40個の大当り値「7〜1170」を選択する。そして、ステップS55で保留データエリア1からランダムカウンタR1の取得結果を検出し、ステップS56でランダムカウンタR1の検出結果を確率変動モード用の40個の大当り値「7〜1170」のそれぞれと比較する。ここでランダムカウンタR1の検出結果が確率変動モード用の40個の大当り値「7〜1170」のいずれかと同一であることを判断したときには大当りと判定し、ステップS57で大当りフラグをオンし、ステップS58で小当りフラグをオフし、ステップS59で外れリーチフラグをオフする。
When the
CPU51はステップS54へ移行すると、ROM52から通常モード用の3個の大当り値「7〜1069」を選択する。そして、ステップS55で保留データエリア1からランダムカウンタR1の取得結果を検出し、ステップS56でランダムカウンタR1の検出結果を通常モード用の3個の大当り値「7〜1069」のそれぞれと比較する。ここでランダムカウンタR1の検出結果が通常モード用の3個の大当り値「7〜1069」のいずれかと同一であることを判断したときには大当りと判定し、ステップS57で大当りフラグをオンし、ステップS58で小当りフラグをオフし、ステップS59で外れリーチフラグをオフする。この大当りは特賞状態に相当するものであり、確率変動モードの有効状態では大当りが「40/1192」の高確率で判定され、確率変動モードの無効状態では大当りが「3/1192」の低確率で判定される。
In step S54, the
CPU51はステップS59で外れリーチフラグをオフすると、ステップS60で保留データエリア1からランダムカウンタR2の取得結果を検出し、ランダムカウンタR2の検出結果を10個の確率変動値「0,1,2,3,4,5,6,7,8,9」のそれぞれと比較する。これら10個の確率変動値「0〜9」のそれぞれはROM52に予め記録されたものであり、CPU51はステップS60でランダムカウンタR2の検出結果が10個の確率変動値「0〜9」のいずれかと同一であることを判断したときにはステップS61へ移行し、特別図柄を確変大当りの態様(図4参照)に設定する。そして、図10のステップS62で確率変動フラグをオンすることに基づいて確率変動モードを有効化し、ステップS63で演出制御回路70に確変大当りコマンドを送信し、ステップS64でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
When the off-reach flag is turned off in step S59, the
CPU51はステップS60でランダムカウンタR2の検出結果が10個の確率変動値「0〜9」のいずれとも相違していることを判断すると、ステップS65で特別図柄を通常大当りの態様(図4参照)に設定する。そして、図10のステップS66で確率変動フラグをオフすることに基づいて確率変動モードを無効化し、ステップS67で演出制御回路70に通常大当りコマンドを送信し、ステップS64でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。即ち、確率変動モードは大当りが判定されたことを条件に「1/2」の確率で有効化され、「1/2」の確率で無効化される。
When the
CPU51は図10のステップS56でランダムカウンタR1の検出結果が確率変動モード用の40個の大当り値「7〜1170」のいずれとも相違していることを判断した場合およびランダムカウンタR1の検出結果が通常モード用の3個の大当り値「7〜1069」のいずれとも相違していることを判断した場合のそれぞれには図11のステップS68へ移行し、大当りフラグをオフする。
When the
メイン制御回路50のROM52には、図12の(b)に示すように、1個の小当り値「439」が予め記録されている。この小当り値「439」は確率変動モード用の40個の大当り値「7〜1170」および通常モード用の3個の大当り値「7〜1069」のいずれとも相違するものであり、CPU51は図11のステップS68で大当りフラグをオフしたときにはステップS69へ移行する。ここでROM52から小当り値「439」を選択し、図10のステップS55のランダムカウンタR1の検出結果を小当り値「439」と比較する。このステップS69でランダムカウンタR1の検出結果が小当り値「439」と同一であることを判断したときには小当りと判定し、ステップS70で小当りフラグをオンし、ステップS71で外れリーチフラグをオフする。そして、ステップS72で特別図柄を小当りの態様(図4参照)に設定し、図11のステップS73で演出制御回路70に小当りコマンドを送信し、図10のステップS64でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。即ち、小当りの判定処理は大当りが判定されなかったことを条件に行われるものであり、小当りは確率変動モードの有効状態および無効状態のいずれであっても「1/1192」の共通の確率で判定される。
In the
CPU51は図11のステップS69でランダムカウンタR1の検出結果が小当り値「439」と相違していることを判断すると、ステップS74で小当りフラグをオフし、ステップS75で特別図柄を外れの態様(図4参照)に設定する。そして、図11のステップS76で保留データエリア1からランダムカウンタR3の取得結果を検出し、ステップS77でランダムカウンタR3の検出結果を5個の外れリーチ値「0,1,2,3,4」のそれぞれと比較する。これら5個の外れリーチ値「0〜4」のそれぞれはROM52に予め記録されたものであり、CPU51はステップS77でランダムカウンタR3の検出結果が5個の外れリーチ値「0〜4」のいずれかと同一であることを判断したときには外れリーチと判定し、ステップS78で外れリーチフラグをオンする。次に、ステップS79で演出制御回路70に外れリーチコマンドを送信し、図10のステップS64でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
When the
CPU51は図11のステップS77でランダムカウンタR3の検出結果が5個の外れリーチ値「0〜4」のいずれとも相違していることを判断すると、完全外れと判定する。そして、ステップS80で外れリーチフラグをオフし、ステップS81で演出制御回路70に完全外れコマンドを送信し、図10のステップS64でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
[3−6]変動パターン設定処理
CPU51はメイン制御フラグが変動パターン設定処理にセットされていることを検出すると、図5のステップS6のデータ取得処理からステップS8の変動パターン設定処理へ移行する。図14は図5のステップS8の変動パターン設定処理の詳細を示すものであり、CPU51は図14のステップS91で大当りフラグの設定状態を判断する。例えば直前の大当り判定処理で確変大当りおよび通常大当りのいずれかを判定したときにはステップS91で大当りフラグのオンを判断し、ステップS92へ移行する。
When the
[3-6] Fluctuation Pattern Setting Processing When the
メイン制御回路50のROM52には大当り用の変動パターンテーブルと外れリーチ用の変動パターンテーブルと完全外れ用の変動パターンテーブルが予め記録されている。これら各変動パターンテーブルはランダムカウンタR4と変動パターンと変動表示時間の相関関係を示すものであり、CPU51はステップS92へ移行したときにはROM52から大当り用の変動パターンテーブルを選択する。図15の(a)は大当り用の変動パターンテーブルの記録内容を示すものであり、大当り用の変動パターンテーブルには変動パターンP1〜P4が設定され、変動パターンP1〜P4のそれぞれにはランダムカウンタR4および変動表示時間のそれぞれが設定されている。
In the
CPU51は図14のステップS92で大当り用の変動パターンテーブルを選択すると、ステップS96で保留データエリア1からランダムカウンタR4の取得結果を検出し、大当り用の変動パターンテーブルからランダムカウンタR4の検出結果に応じた大当り用の変動パターンを選択する。そして、ステップS97へ移行し、大当り用の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。例えばランダムカウンタR4の検出結果が「40」であるときには変動パターンP1が選択され、変動パターンの選択結果がP1であるときには変動表示時間「60.0sec」が選択される。
When the
CPU51は直前の大当り判定処理で外れリーチを判定したときには図14のステップS91で大当りフラグのオフを判断し、ステップS93で外れリーチフラグの設定状態を判断する。この場合にはステップS93で外れリーチフラグのオンを判断し、ステップS94でROM52から外れリーチ用の変動パターンテーブルを選択する。図15の(b)は外れリーチ用の変動パターンテーブルの記録内容を示すものであり、外れリーチ用の変動パターンテーブルには大当り用の変動パターンテーブルとは相違する変動パターンP5〜P8が設定され、変動パターンP5〜P8のそれぞれにはランダムカウンタR4および変動表示時間のそれぞれが設定されている。
When the
CPU51は図14のステップS94で外れリーチ用の変動パターンテーブルを選択すると、ステップS96で保留データエリア1からランダムカウンタR4の取得結果を検出し、外れリーチ用の変動パターンテーブルからランダムカウンタR4の検出結果に応じた外れリーチ用の変動パターンを選択する。そして、ステップS97へ移行し、外れリーチ用の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。例えばランダムカウンタR4の検出結果が「40」であるときには変動パターンP7が選択され、変動パターンの選択結果がP7であるときには変動表示時間「40.0sec」が選択される。
When the
CPU51は直前の大当り判定処理で完全外れを判定したときには図14のステップS91で大当りフラグのオフを判断し、ステップS93で外れリーチフラグのオフを判断し、ステップS95でROM52から完全外れ用の変動パターンテーブルを選択する。図15の(c)は完全外れ用の変動パターンテーブルの記録内容を示すものであり、完全外れ用の変動パターンテーブルには大当り用の変動パターンテーブルおよび外れリーチ用の変動パターンテーブルのいずれとも相違する変動パターンP9〜P10が設定され、変動パターンP9〜P10のそれぞれにはランダムカウンタR4および変動表示時間のそれぞれが設定されている。
When the
CPU51は図14のステップS95で完全外れ用の変動パターンテーブルを選択すると、ステップS96で保留データエリア1からランダムカウンタR4の取得結果を検出し、完全外れ用の変動パターンテーブルからランダムカウンタR4の検出結果に応じた完全外れ用の変動パターンを選択する。そして、ステップS97へ移行し、完全外れ用の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。例えばランダムカウンタR4の検出結果が「40」であるときには変動パターンP9が選択され、変動パターンの選択結果がP9であるときには変動表示時間「4.0sec」が選択される。
When the
CPU51は直前の大当り判定処理で小当りを判定したときには図14のステップS91で大当りフラグのオフを判断し、ステップS93で外れリーチフラグのオフを判断し、ステップS95でROM52から完全外れ用の変動パターンテーブルを選択する。そして、ステップS96で保留データエリア1からランダムカウンタR4の取得結果を検出し、完全外れ用の変動パターンテーブルからランダムカウンタR4の検出結果に応じた完全外れ用の変動パターンを選択し、ステップS97で完全外れ用の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。即ち、小当りの判定時および完全外れの判定時には共通の完全外れ用の変動パターンが選択対象となる。
When the
CPU51は図14のステップS97で変動表示時間を選択すると、ステップS98で変動パターンの選択結果を変動パターンコマンドとして演出制御回路70に送信する。そして、ステップS99で変動表示時間の選択結果をタイマT1にセットし、ステップS100で保留データエリア1に記録されているランダムカウンタR1〜R4の取得結果のそれぞれをクリアする。
When the
CPU51はステップS100で保留データエリア1のランダムカウンタR1〜R4をクリアすると、ステップS101で保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS107へ移行し、メイン制御フラグに特別図柄変動開始処理をセットする。
When the
CPU51はステップS101で保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS102で保留データエリア2のランダムカウンタR1〜R4の取得結果のそれぞれを保留データエリア1にシフトする。そして、ステップS103へ移行し、保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS107へ移行し、メイン制御フラグに特別図柄変動開始処理をセットする。
If the
CPU51はステップS103で保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS104で保留データエリア3のランダムカウンタR1〜R4の取得結果のそれぞれを保留データエリア2にシフトする。そして、ステップS105へ移行し、保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていないことを判断したときにはステップS107へ移行し、メイン制御フラグに特別図柄変動開始処理をセットする。
When the
CPU51はステップS105で保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されていることを判断すると、ステップS106で保留データエリア4のランダムカウンタR1〜R4の取得結果のそれぞれを保留データエリア3にシフトする。そして、ステップS107へ移行し、メイン制御フラグに特別図柄変動開始処理をセットする。
[3−7]特別図柄変動開始処理
CPU51はメイン制御フラグが特別図柄変動開始処理にセットされていることを検出すると、図5のステップS6のデータ取得処理からステップS9の特別図柄変動開始処理へ移行する。図16は図5のステップS9の特別図柄変動開始処理の詳細を示すものであり、CPU51は図16のステップS111でLED回路57に特別図柄変動開始信号を出力する。すると、LED回路57は特別図柄変動開始信号を検出することに同期して特別図柄の変動表示を開始する。この特別図柄の変動表示は特別図柄を「確変大当りの態様」→「通常大当りの態様」→「小当りの態様」→「外れの態様」→「確変大当りの態様」・・・の設定順序で循環的に可変表示するものである。
When the
[3-7] Special symbol variation start process When the
CPU51はステップS111で特別図柄変動開始信号を出力すると、ステップS112で演出制御回路70に装飾図柄遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS113へ移行し、メイン制御フラグに特別図柄変動停止処理をセットする。この装飾図柄遊技開始コマンドは装飾図柄遊技の開始指令に相当するものであり、演出制御回路70は装飾図柄遊技開始コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技の映像的な演出を開始することを図柄制御回路80に指示し、装飾図柄遊技の音的な演出を開始することを音制御回路90に指示し、装飾図柄遊技の電飾的な演出を開始することを電飾制御回路100に指示する。
[3−8]特別図柄変動停止処理
CPU51はメイン制御フラグが特別図柄変動停止処理にセットされていることを検出すると、図5のステップS6のデータ取得処理からステップS10の特別図柄変動停止処理へ移行する。図17は図5のステップS10の特別図柄変動停止処理の詳細を示すものであり、CPU51は図17のステップS121でタイマT1の計測値からROM52に予め記録された単位値ΔT(4msec)を減算することに基づいて特別図柄遊技の残り時間を更新する。そして、ステップS122へ移行し、タイマT1の減算結果を「0」と比較する。この特別図柄遊技は装飾図柄遊技に時間的に同期して行われるものであり、特別図柄遊技の残り時間は装飾図柄遊技の残り時間と同一である。
When the
[3-8] Special Symbol Fluctuation Stop Process When the
CPU51はステップS122でタイマT1の減算結果が「0」であることを検出すると、特別図柄遊技の終了を判断する。そして、ステップS123へ移行し、LED回路57に特別図柄変動停止信号を出力する。この特別図柄変動停止信号は特別図柄の変動表示を大当り判定処理の選択結果で停止することを指示するものであり、大当り判定処理で確変大当りが判定されたときには特別図柄が図4の確変大当りの態様で停止表示され、大当り判定処理で通常大当りが判定されたときには特別図柄が図4の通常大当りの態様で停止表示され、大当り判定処理で小当りが判定されたときには特別図柄が図4の小当りの態様で停止表示され、大当り判定処理で外れリーチおよび完全外れのいずれかが判定されたときには特別図柄が図4の外れの態様で停止表示される。
When the
CPU51は図17のステップS123でLED回路57に特別図柄変動停止信号を出力すると、ステップS124で演出制御回路70に装飾図柄遊技停止コマンドを送信する。この装飾図柄遊技停止コマンドは装飾図柄遊技の停止指令に相当するものであり、演出制御回路70は装飾図柄遊技停止コマンドを検出することに基づいて装飾図柄遊技の映像的な演出を停止することを図柄制御回路80に指示し、装飾図柄遊技の音的な演出を停止することを音制御回路90に指示し、装飾図柄遊技の電飾的な演出を停止することを電飾制御回路100に指示する。即ち、装飾図柄遊技は特別図柄の変動開始に同期して始まり、特別図柄の変動停止に同期して終わるものであり、特別図柄の変動表示時間は装飾図柄遊技の所要時間に相当する。
When the
CPU51はステップS124で装飾図柄遊技停止コマンドを送信すると、ステップS125でタイマT2にウェイト時間(例えば2.0sec)をセットする。そして、ステップS126へ移行し、メイン制御フラグにウェイト処理をセットする。このウェイト時間はROM52に予め記録されたものであり、特別図柄遊技が保留されている場合には今回の特別図柄遊技が終了してからウェイト時間が経過した後に次の特別図柄遊技が開始される。
[3−9]ウェイト処理
CPU51はメイン制御フラグがウェイト処理にセットされていることを検出すると、図5のステップS6のデータ取得処理からステップS11のウェイト処理へ移行する。図18は図5のステップS11のウェイト処理の詳細を示すものであり、CPU51は図18のステップS131でタイマT2の計測値からROM52に予め記録された単位値ΔT(4msec)を減算することに基づいて残りウェイト時間を更新する。そして、ステップS132へ移行し、タイマT2の減算結果を「0」と比較する。
When the
[3-9] Wait Process When the
CPU51はステップS132でタイマT2の減算結果が「0」であることを検出すると、ステップS133で大当りフラグの設定状態を判断する。例えば直前の特別図柄遊技で特別図柄を通常大当りの態様および確変大当りの態様のいずれかで変動停止させたときにはステップS133で大当りフラグのオンを判断し、ステップS134で役物連動作動フラグをオンする。そして、ステップS135でメイン制御フラグに大当り遊技処理をセットし、ステップS136で大当りフラグをオフする。
When the
CPU51はステップS136で大当りフラグをオフすると、ステップS137でROM52に予め記録された大当りラウンド数(例えば15)をカウンタN1にセットする。このカウンタN1は大当りラウンドの残り繰返し回数を計測するものであり、CPU51はステップS137でカウンタN1をセットしたときにはステップS138で開放フラグをオフし、ステップS139で演出制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信する。この大当り遊技開始コマンドは大当り遊技を開始することを演出制御回路70に知らせるものであり、演出制御回路70は大当り遊技開始コマンドを受信することに基づいて大当り遊技の映像的な演出を開始することを図柄制御回路80に指示し、大当り遊技の音的な演出を開始することを音制御回路90に指示し、大当り遊技の電飾的な演出を開始することを電飾制御回路100に指示する。
When the
CPU51はステップS133で大当りフラグがオフされていることを判断すると、ステップS140で小当りフラグの設定状態を判断する。例えば直前の特別図柄遊技で特別図柄を小当りの態様で変動停止させたときにはステップS140で小当りフラグのオンを判断し、ステップS141でメイン制御フラグに小当り遊技処理をセットする。そして、ステップS142で小当りフラグをオフし、ステップS143で開放フラグをオフし、ステップS144で演出制御回路70に小当り遊技開始コマンドを送信する。この小当り遊技開始コマンドは小当り遊技を開始することを演出制御回路70に知らせるものであり、演出制御回路70は小当り遊技開始コマンドを受信することに基づいて小当り遊技の映像的な演出を開始することを図柄制御回路80に指示し、小当り遊技の音的な演出を開始することを音制御回路90に指示し、小当り遊技の電飾的な演出を開始することを電飾制御回路100に指示する。
When the
CPU51は直前の特別図柄遊技で特別図柄を外れの態様で変動停止させたときにはステップS140で小当りフラグのオフを判断し、ステップS145へ移行する。ここでメイン制御フラグに大当り判定処理をセットし、ステップS146で外れリーチフラグをオフする。
[3−10]大当り遊技処理
CPU51はメイン制御フラグが大当り遊技処理にセットされていることを検出すると、図5のステップS6のデータ取得処理からステップS12の大当り遊技処理へ移行する。図19は図5のステップS12の大当り遊技処理の詳細を示すものであり、CPU51は図19のステップS151で開放フラグの設定状態を判断する。この開放フラグは特別入賞口の開放状態でオンされ、特別入賞口の閉鎖状態でオフされるものであり、CPU51は1回目の大当りラウンドの開始前にはステップS151で開放フラグのオフを判断してステップS152へ移行する。
When the
[3-10] Jackpot Game Process When the
CPU51はステップS152へ移行すると、ROM52に予め記録された入賞限度数(例えば10)をカウンタN2にセットする。この入賞限度数は各回の大当りラウンドで特別入賞口内に入賞することが可能な遊技球の最大個数を示すものであり、CPU51はステップS152でカウンタN2をセットしたときにはステップS153へ移行し、タイマT3に開放限度時間(例えば30.0sec)をセットする。この開放限度時間は各回の大当りラウンドで特別入賞口を開放しておくことが可能な最大時間を示すものであり、CPU51はステップS153でタイマT3をセットしたときにはステップS154へ移行する。
When the
CPU51はステップS154へ移行すると、ソレノイド回路56に開放信号を出力する。そして、ステップS155へ移行し、開放フラグをオンする。すると、ソレノイド回路56は開放信号が与えられることに基づいて特別入賞口ソレノイド29をオンし、特別入賞口を開放することに基づいて1回目の大当りラウンドを開始する。
In step S154, the
CPU51は1回目の大当りラウンドを開始すると、ステップS151で開放フラグのオンを判断し、ステップS156でタイマT3の計測値からROM52に予め記録された単位値(4msec)を減算することに基づいて特別入賞口の残り開放時間を更新する。そして、ステップS157へ移行し、タイマT3の減算結果をROM52に予め記録された限度値「0」と比較する。ここで「T3=0」を判断したときにはステップS161へ移行し、ソレノイド回路56に閉鎖信号を出力する。次にステップS162へ移行し、開放フラグをオフする。すると、ソレノイド回路56は閉鎖信号が与えられることに基づいて特別入賞口ソレノイド29をオフし、特別入賞口を閉鎖することに基づいて1回目の大当りラウンドを終える。
When the first big hit round is started, the
CPU51はステップS157で「T3>0」を判断すると、ステップS158でカウントセンサ27からのカウント信号の有無を判断する。ここでカウントセンサ27からのカウント信号が有ることを判断したときにはステップS159へ移行し、カウンタN2の計測値からROM52に予め記録された単位個数「1」を減算する。そして、ステップS160へ移行し、カウンタN2の減算結果をROM52に予め記録された限度値「0」と比較する。ここで「N2=0」を判断したときにはステップS161へ移行し、特別入賞口を閉鎖することに基づいて1回目の大当りラウンドを終える。次にステップS162へ移行し、開放フラグをオフする。
When the
CPU51はステップS162で開放フラグをオフすると、ステップS163でカウンタN1からROM52に予め記録された単位値「1」を減算することに基づいて大当りラウンドの残り回数を更新する。そして、ステップS164へ移行し、カウンタN1の減算結果をROM52に予め記録された限度値「0」と比較する。この1回目の大当りラウンドが終了した時点ではCPU51はステップS164で「N1>0」を判断し、ステップS151〜ステップS163を繰返す。即ち、各回の大当りラウンドは特別入賞口の開放時間が開放限度値に到達または遊技球の入賞個数が入賞限度値に到達することに基づいて終了するものである。
When the release flag is turned off in step S162, the
CPU51は最終の15回目の大当りラウンドを終えると、ステップS164で「N1=0」を判断する。そして、ステップS165で演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信し、ステップS166で役物連続作動フラグをオフし、ステップS167でメイン制御フラグを大当り判定処理にセットする。この大当り遊技停止コマンドは大当り遊技が終了したことを演出制御回路70に知らせるものであり、演出制御回路70は大当り遊技停止コマンドを受信することに基づいて大当り遊技の映像的な演出を停止することを図柄制御回路80に指示し、大当り遊技の音的な演出を停止することを音制御回路90に指示し、大当り遊技の電飾的な演出を停止することを電飾制御回路100に指示する。
[3−11]小当り遊技処理
CPU51はメイン制御フラグが小当り遊技処理にセットされていることを検出すると、図5のステップS6のデータ取得処理からステップS13の小当り遊技処理へ移行する。図20は図5のステップS13の小当り遊技処理の詳細を示すものであり、CPU51は図20のステップS171で開放フラグの設定状態を判断する。例えば特別入賞口が閉鎖された小当り遊技の開始前にはステップS171で開放フラグのオフを判断し、ステップS172へ移行する。
When finishing the final 15th big hit round, the
[3-11] Small hit game process When the
CPU51はステップS172へ移行すると、ROM52に予め記録された入賞限度数(例えば10)をカウンタN3にセットする。この入賞限度数は小当り遊技で特別入賞口内に入賞することが可能な遊技球の最大個数を示すものであり、CPU51はステップS172でカウンタN3をセットしたときにはステップS173へ移行し、タイマT4に開放限度時間(例えば1.2sec)をセットする。この開放限度時間は小当り遊技で特別入賞口を開放しておくことが可能な最大時間を示すものであり、CPU51はステップS173でタイマT4をセットしたときにはステップS174へ移行する。ここでソレノイド回路56に開放信号を出力することに基づいて特別入賞口を開放し、小当り遊技を開始する。次にステップS175で開放フラグをオンし、小当り遊技を開始したことを記録する。
When proceeding to step S172, the
CPU51は小当り遊技を開始すると、ステップS171で開放フラグのオンを判断し、ステップS176でタイマT4の計測値からROM52に予め記録された単位値(4msec)を減算することに基づいて小当り遊技の残り時間を更新する。そして、ステップS177へ移行し、タイマT4の減算結果をROM52に予め記録された限度値「0」と比較する。ここで「T4=0」を判断したときにはステップS181へ移行し、ソレノイド回路56に閉鎖信号を出力することに基づいて特別入賞口を閉鎖し、小当り遊技を終える。
When starting the small hit game, the
CPU51はステップS177で「T4>0」を判断すると、ステップS178でカウントセンサ27からのカウント信号の有無を判断する。ここでカウントセンサ27からのカウント信号が有ることを判断したときにはステップS179へ移行し、カウンタN3の計測値からROM52に予め記録された単位個数「1」を減算する。そして、ステップS180へ移行し、カウンタN3の減算結果をROM52に予め記録された限度値「0」と比較する。ここで「N3=0」を判断したときにはステップS181へ移行し、特別入賞口を閉鎖することに基づいて小当り遊技を終える。即ち、小当り遊技は特別入賞口の開放時間が開放限度値に到達または遊技球の入賞個数が入賞限度値に到達することに基づいて終了するものであり、小当り遊技で特別入賞口に入賞することが可能な遊技球の個数は大当り遊技で特別入賞口に入賞することが可能な遊技球の個数に比べて少なく設定されている。
When the
CPU51はステップS181で小当り遊技を終えると、ステップS182で開放フラグをオフする。そして、ステップS183で演出制御回路70に小当り遊技停止コマンドを送信し、ステップS184でメイン制御フラグに大当り判定処理をセットする。この小当り遊技停止コマンドは小当り遊技が終了したことを演出制御回路70に知らせるものであり、演出制御回路70は小当り遊技停止コマンドを受信することに基づいて小当り遊技の映像的な演出を終えることを図柄制御回路80に指示し、小当り遊技の音的な演出を終えることを音制御回路90に指示し、小当り遊技の電飾的な演出を終えることを電飾制御回路100に指示する。
[4]演出制御回路70の内部処理の説明
[4−1]メイン処理
演出制御回路70のCPU71は電源が投入されると、図21のステップS201の電源投入処理でRAM73の全データを初期設定する。そして、ステップS202へ移行し、タイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU71がタイマ回路74からのパルス信号を受信することに基づいてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU71はステップS202でタイマ割込フラグのオフを検出したときにはステップS203のカウンタ更新処理1へ移行し、ステップS202でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS204へ移行する。このステップS204でタイマ割込フラグをオフし、ステップS205のカウンタ更新処理2とステップS206の保留コマンド処理とステップS207のコマンド処理を順に実行する。
[4−2]INT割込処理
演出制御回路70のCPU71はメイン制御回路50からのストローブ信号(INT信号)を受信すると、INT割込処理を起動する。このストローブ信号はメイン制御回路50がコマンドと共に送信するものであり、CPU71はINT割込処理を起動したときには図22のステップS211でコマンドを受信し、ステップS212でコマンドの受信結果をRAM73に記録する。そして、ステップS213へ移行し、コマンド処理フラグをコマンドの受信結果に応じてセットする。このコマンド処理フラグはステップS201の電源投入処理でコマンド待ち処理に初期設定されるものであり、図23はメイン制御回路50から送信されるコマンドの種類とコマンド処理フラグの設定内容との関係を示している。
When the
[4] Description of Internal Process of Effect Control Circuit 70 [4-1] Main Process When the power of the
[4-2] INT Interrupt Processing When receiving the strobe signal (INT signal) from the
CPU71はメイン制御回路50からの確変大当りコマンドと通常大当りコマンドと小当りコマンドと外れリーチコマンドと完全外れコマンドのいずれかを受信したときにはコマンド処理フラグを当落コマンド処理にセットし、変動パターンコマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを変動パターンコマンド処理にセットし、装飾図柄遊技開始コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを装飾図柄遊技開始コマンド処理にセットし、装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを装飾図柄遊技停止コマンド処理にセットする。また、大当り遊技開始コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを大当り遊技開始コマンド処理にセットし、大当り遊技停止コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを大当り遊技停止コマンド処理にセットし、小当り遊技開始コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを小当り遊技開始コマンド処理にセットし、小当り遊技停止コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを小当り遊技停止コマンド処理にセットし、保留コマンド1〜4のいずれかを受信したときにはコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
[4−3]カウンタ更新処理1
図24は図21のステップS203のカウンタ更新処理1の詳細を示すものであり、CPU71は図24のステップS221でランダムカウンタR11の現在の計測値に「1」を加算する。このランダムカウンタR11は装飾図柄の各列の図柄要素を設定するためのものであり、3桁のカウンタから構成されている。このランダムカウンタR11の1桁目は、図25に示すように、「0」から「7」に加算された後に「0」に戻して循環的に加算され、2桁目は1桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」だけ加算され、3桁目は2桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」だけ加算される。
The
[4-3]
FIG. 24 shows details of the
CPU71は図24のステップS221でランダムカウンタR11を更新すると、ステップS222でランダムカウンタR11の更新結果の1桁目と3桁目とを比較する。ここで両者が相違していることを検出したときにはステップS223へ移行し、ランダムカウンタR11の更新結果をRAM73の完全外れ図柄エリアに格納する。即ち、完全外れ図柄エリアは、図25に示すように、左列および右列が相違する完全外れ図柄の基礎データが格納されるものであり、完全外れ図柄エリアの格納データは次回のステップS223で更新される。
When the
CPU71は図24のステップS222でランダムカウンタR11の1桁目および3桁目が相互に同一であることを検出すると、ステップS224でランダムカウンタR11の1桁目と2桁目を比較する。ここで両者が相違していることを検出したときにはステップS225へ移行し、ランダムカウンタR11の更新結果をRAM73の外れリーチ図柄エリアに格納する。即ち、外れリーチ図柄エリアは、図25に示すように、左列および右列が相互に同一で中列が相違する外れリーチ図柄の基礎データが格納されるものであり、外れリーチ図柄エリアの格納データは次回のステップS225で更新される。
[4−4]カウンタ更新処理2
CPU71は図21のステップS205のカウンタ更新処理2へ移行すると、ランダムカウンタR12の計測値に「1」を加算する。このランダムカウンタR12は装飾図柄を通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのそれぞれに設定するための乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「7」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[4−5]保留コマンド処理
図26は図21のステップS206の保留コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図26のステップS231でROM72に予め記録された単位時間ΔT(4msec)をタイマT11の計測値に加算する。このタイマT11は電源投入時を基準とする時間の経過を直接的に計測するものであり、図21のステップS201の電源投入処理で「0」に初期設定された後にリセットされることなく累積的に加算される。このタイマT11は特賞値推測カウンタおよび特賞状態推測カウンタのそれぞれに相当するものである。
When the
[4-4]
When the
[4-5] Hold Command Processing FIG. 26 shows details of the hold command processing in step S206 of FIG. 21, and the
CPU71は図26のステップS231でタイマT11を加算すると、ステップS232でRAM73に保留コマンド1の受信結果が記録されているか否かを判断する。この保留コマンド1はメイン制御回路50が保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4の取得結果を記録することに基づいて図8のデータ取得処理で送信するものであり、CPU71は図26のステップS232でRAM73に保留コマンド1の受信結果が記録されていることを判断したときにはステップS233へ移行する。ここで図柄制御回路80に保留表示コマンド1を送信し、ステップS234でタイマT11の加算結果を取得する。この図柄制御回路80のCPU81は保留表示コマンド1を受信したときにはVDP84に保留表示コマンド1を送信する。このVDP84は保留表示コマンド1を受信したときにはVROM85から保留表示コマンド1に応じた表示データを検出し、図27の(a)に示すように、装飾図柄表示器32の保留表示領域33内に表示データの検出結果に基づいて1個の保留絵柄201を表示することに基づいて保留回数「1」を報知する。
When adding the timer T11 in step S231 of FIG. 26, the
演出制御回路70のRAM73には、図28に示すように、推測データエリア1〜推測データエリア4が設定されている。これら推測データエリア1〜推測データエリア4のそれぞれはタイマT11の取得結果を推測データとして記録しておくためのものであり、CPU71は図26のステップS234でタイマT11の加算結果を取得したときにはステップS235でタイマT11の取得結果を推測データエリア1に推測データ1として記録する。そして、ステップS236へ移行し、RAM73に記録されている保留コマンド1の受信結果をクリアする。
As shown in FIG. 28, the estimated
CPU71はステップS232でRAM73に保留コマンド1の受信結果が記録されていないことを判断すると、ステップS237でRAM73に保留コマンド2の受信結果が記録されているか否かを判断する。この保留コマンド2はメイン制御回路50が保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果を記録することに基づいて図8のデータ取得処理で送信するものであり、CPU71は図26のステップS237でRAM73に保留コマンド2の受信結果が記録されていることを判断したときにはステップS238へ移行する。ここで図柄制御回路80に保留表示コマンド2を送信し、ステップS239でタイマT11の加算結果を取得する。この図柄制御回路80のCPU81は保留表示コマンド2を受信したときにはVDP84に保留表示コマンド2を送信する。このVDP84は保留表示コマンド2を受信したときにはVROM85から保留表示コマンド2に応じた表示データを検出し、図27の(b)に示すように、装飾図柄表示器32の保留表示領域33内に表示データの検出結果に基づいて2個の保留絵柄201を表示することに基づいて保留回数「2」を報知する。
If the
CPU71は図26のステップS239でタイマT11の加算結果を取得すると、ステップS240でタイマT11の取得結果をRAM73の推測データエリア2に推測データ2として記録する。そして、ステップS236へ移行し、RAM73に記録されている保留コマンド2の受信結果をクリアする。
When the
CPU71はステップS237でRAM73に保留コマンド2の受信結果が記録されていないことを判断すると、ステップS241でRAM73に保留コマンド3の受信結果が記録されているか否かを判断する。この保留コマンド3はメイン制御回路50が保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果を記録することに基づいて図8のデータ取得処理で送信するものであり、CPU71は図26のステップS241でRAM73に保留コマンド3の受信結果が記録されていることを判断したときにはステップS242へ移行する。ここで図柄制御回路80に保留表示コマンド3を送信し、ステップS243でタイマT11の加算結果を取得する。この図柄制御回路80のCPU81は保留表示コマンド3を受信したときにはVDP84に保留表示コマンド3を送信する。このVDP84は保留表示コマンド3を受信したときにはVROM85から保留表示コマンド3に応じた表示データを検出し、図27の(c)に示すように、装飾図柄表示器32の保留表示領域33内に表示データの検出結果に基づいて3個の保留絵柄201を表示することに基づいて保留回数「3」を報知する。
If the
CPU71は図26のステップS243でタイマT11の加算結果を取得すると、ステップS244でタイマT11の取得結果をRAM73の推測データエリア3に推測データ3として記録する。そして、ステップS236へ移行し、RAM73に記録されている保留コマンド3の受信結果をクリアする。
When the
CPU71はステップS241でRAM73に保留コマンド3の受信結果が記録されていないことを判断すると、ステップS245でRAM73に保留コマンド4の受信結果が記録されているか否かを判断する。この保留コマンド4はメイン制御回路50が保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果を記録することに基づいて図8のデータ取得処理で送信するものであり、CPU71は図26のステップS245でRAM73に保留コマンド4の受信結果が記録されていることを判断したときにはステップS246へ移行する。ここで図柄制御回路80に保留表示コマンド4を送信し、ステップS247でタイマT11の加算結果を取得する。この図柄制御回路80のCPU81は保留表示コマンド4を受信したときにはVDP84に保留表示コマンド4を送信する。このVDP84は保留表示コマンド4を受信したときにはVROM85から保留表示コマンド4に応じた表示データを検出し、図27の(d)に示すように、装飾図柄表示器32の保留表示領域33内に表示データの検出結果に基づいて4個の保留絵柄201を表示することに基づいて保留回数「4」を報知する。
If the
CPU71は図26のステップS247でタイマT11の加算結果を取得すると、ステップS248でタイマT11の取得結果をRAM73の推測データエリア4に推測データ4として記録する。そして、ステップS236へ移行し、RAM73に記録されている保留コマンド4の受信結果をクリアする。即ち、推測データエリア1はメイン制御回路50が保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4のそれぞれを記録した記録タイミングが推測データ1として記録されるものであり、推測データエリア2はメイン制御回路50が保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4のそれぞれを記録した記録タイミングが推測データ2として記録されるものであり、推測データエリア3はメイン制御回路50が保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4のそれぞれを記録した記録タイミングが推測データ3として記録されるものであり、推測データエリア4はメイン制御回路50が保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4のそれぞれを記録した記録タイミングが推測データ4として記録されるものである。
[4−6]コマンド処理
図29は図21のステップS207のコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図21のステップS207のコマンド処理では図29のステップS301のコマンド待ち処理〜ステップS309の小当り遊技停止コマンド処理をコマンド処理フラグの設定状態に基いて択一的に実行する。
[4−6−1]コマンド待ち処理
CPU71はコマンド処理フラグがコマンド待ち処理にセットされていることを検出すると、図29のステップS301のコマンド待ち処理を経て図21のステップS202に復帰する。このコマンド待ち処理はメイン制御回路50からのコマンドを待つ処理であり、実質的な処理動作が行われない。
[4−6−2]当落コマンド処理
メイン制御回路50が図10および図11の大当り判定処理で演出制御回路70に通常大当りコマンドと確変大当りコマンドと小当りコマンドと外れリーチコマンドと完全外れコマンドのいずれかを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から当落コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが当落コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図29のコマンド処理でステップS302の当落コマンド処理を実行する。
When the
[4-6] Command Processing FIG. 29 shows the details of the command processing in step S207 in FIG. 21, and the
[4-6-1] Command Waiting Processing When the
[4-6-2] Winning Command Processing The
図30はステップS302の当落コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図30のステップS311でRAM73からコマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS312へ移行し、コマンドの検出結果を通常大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が通常大当りコマンドであることを判断したときにはステップS313へ移行し、装飾図柄を通常大当りの組合せに設定する。
FIG. 30 shows details of the winning command process in step S302, and the
図31の(a)は演出制御回路70のROM72に予め記録された図柄テーブルを示すものである。この図柄テーブルにはランダムカウンタR12および図柄要素の相関関係が記録されており、CPU71は図30のステップS313でランダムカウンタR12の計測値を取得し、図31の(a)の図柄テーブルからランダムカウンタR12の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定する。例えばランダムカウンタR12の取得結果が「6」であるときには図柄要素として「8」が選択され、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが共通の「8」に設定され、装飾図柄が大当りの組合せ「888」に設定される。この図柄テーブルには図柄要素として「2」・「4」・「6」・「8」の4種類が設定されており、メイン制御回路50が通常大当りを判定したときには装飾図柄が偶数の組合せ「222」・「444」・「666」・「888」のいずれかに設定される。
FIG. 31A shows a symbol table recorded in advance in the
CPU71は図30のステップS312でコマンドの検出結果が通常大当りコマンドと相違していることを判断すると、ステップS314でコマンドの検出結果を確変大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が確変大当りコマンドであることを判断したときにはステップS315へ移行し、装飾図柄を確変大当りの組合せに設定する。図31の(b)は演出制御回路70のROM72に予め記録された図柄テーブルを示すものである。この図柄テーブルにはランダムカウンタR12および図柄要素の相関関係が記録されており、CPU71は図30のステップS315でランダムカウンタR12の計測値を取得し、図31の(b)の図柄テーブルからランダムカウンタR12の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定する。例えばランダムカウンタR12の取得結果が「6」であるときには図柄要素として「7」が選択され、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが共通の「7」に設定され、装飾図柄が大当りの組合せ「777」に設定される。この図柄テーブルには図柄要素として「1」・「3」・「5」・「7」の4種類が設定されており、メイン制御回路50が確変大当りを判定したときには装飾図柄が奇数の組合せ「111」・「333」・「555」・「777」のいずれかに設定される。
When the
CPU71は図30のステップS314でコマンドの検出結果が確変大当りコマンドと相違していることを判断すると、ステップS316でコマンドの検出結果を小当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が小当りコマンドであることを判断したときにはステップS317へ移行し、左列の図柄要素を「1」に設定し、中列の図柄要素を「3」に設定し、右列の図柄要素を「5」に設定する。これら各列の図柄要素のそれぞれは演出制御回路70のROM72に予め記録されたものであり、メイン制御回路50が小当りを判定したときには装飾図柄が特定の完全外れの組合せである小当りの組合せ「135」に設定される。
When the
CPU71は図30のステップS316でコマンドの検出結果が小当りコマンドと相違していることを判断すると、ステップS318でコマンドの検出結果を外れリーチコマンドを比較する。ここでコマンドの検出結果が外れリーチコマンドであることを判断したときにはステップS319へ移行し、RAM73の外れリーチ図柄エリアからランダムカウンタR11の計測値を取得する。そして、ランダムカウンタR11の検出結果の3桁目と2桁目と1桁目のそれぞれに「1」を加算し、左列の図柄要素を3桁目の加算結果に設定し、中列の図柄要素を2桁目の加算結果に設定し、右列の図柄要素を1桁目の加算結果に設定する。例えばランダムカウンタR11の3桁目が「1」であるときには左列の図柄要素が「2」に設定され、ランダムカウンタR11の2桁目が「0」であるときには中列の図柄要素が「1」に設定され、ランダムカウンタR11の1桁目が「1」であるときには右列の図柄要素が「2」に設定され、装飾図柄が外れリーチの組合せ「212」に設定される。
If the
CPU71はステップS318でコマンドの検出結果が外れリーチコマンドと相違していることを判断すると、ステップS320でRAM73の完全外れ図柄エリアからランダムカウンタR11の計測値を取得する。そして、ランダムカウンタR11の検出結果の3桁目と2桁目と1桁目のそれぞれに「1」を加算し、左列の図柄要素を3桁目の加算結果に設定し、中列の図柄要素を2桁目の加算結果に設定し、右列の図柄要素を1桁目の加算結果に設定する。例えばランダムカウンタR11の3桁目が「1」であるときには左列の図柄要素が「2」に設定され、ランダムカウンタR11の2桁目が「7」であるときには中列の図柄要素が「8」に設定され、ランダムカウンタR11の1桁目が「3」であるときには右列の図柄要素が「4」に設定され、装飾図柄が完全外れの組合せ「284」に設定される。
When the
CPU71は装飾図柄を確変大当りの組合せと通常大当りの組合せと小当りの組合せと外れリーチの組合せと完全外れの組合せのいずれかに設定すると、ステップS321で左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを図柄制御回路80に送信する。そして、ステップS322でコマンドの検出結果を小当りコマンドと比較し、コマンドの検出結果が小当りコマンドであることを判断したときにはステップS323の大当り推測処理1へ移行する。
When the
図32はステップS323の大当り推測処理1の詳細を示すものである。この大当り推測処理1はメイン制御回路50が図11の大当り判定処理で演出制御回路70に小当りコマンドを送信した場合に実行されるものであり、小当りコマンドはメイン制御回路50が保留データエリア1の大当り判定用のランダムカウンタR1の記録結果に基づいて小当りを判定した場合に送信される。即ち、図32の大当り推測処理が行われるときには大当り判定用のランダムカウンタR1の取得タイミングに応じた推測データ1が演出制御回路70の推測データエリア1に記録されている。
FIG. 32 shows details of the
CPU71は図32のステップS341へ移行すると、カウンタN11の設定結果をROM72に予め記録された限度値「0」と比較する。このカウンタN11は連続予告を行うことが判定されることに基づいて予告演出の連続的な繰返し回数が設定されるものであり、カウンタN11が「1」にセットされているときには今回の装飾図柄遊技の終了時に装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せになることが今回の装飾図柄遊技の開始時に予告され、カウンタN11が「2」にセットされているときには次回の装飾図柄遊技の終了時に装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることが今回の装飾図柄遊技の開始時および次回の装飾図柄遊技の開始時のそれぞれで予告され、カウンタN11が「3」にセットされているときには次々回の装飾図柄遊技の終了時に装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることが今回の装飾図柄遊技の開始時と次回の装飾図柄遊技の開始時と次々回の装飾図柄遊技の開始時のそれぞれで予告され、カウンタN11が「4」にセットされているときには次々々回の装飾図柄遊技の終了時に装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることが今回の装飾図柄遊技の開始時と次回の装飾図柄遊技の開始時と次々回の装飾図柄遊技の開始時と次々々回の装飾図柄遊技の開始時のそれぞれで予告される。このカウンタN11は図21のステップS201の電源投入処理で「0」に初期設定されるものであり、CPU71は連続予告を行うことが判定されていないときには図32のステップS341で「N11=0」を判断してステップS342へ移行する。
When the
CPU71はステップS342へ移行すると、RAM73の推測データエリア2に推測データ2が記録されているか否かを判断する。この推測データ2は保留データエリア2のランダムカウンタR1〜R4のそれぞれの取得タイミングを示すものであり、保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているときには推測データエリア2に推測データ2が記録されている。
In step S342, the
CPU71はステップS342でRAM73の推測データエリア2に推測データ2が記録されていることを判断すると、ステップS343で時間差データ1を演算する。この時間差データ1は推測データエリア1から推測データ1を検出し、推測データエリア2から推測データ2を検出し、「推測データ2−推測データ1」を演算することで得られるものであり、CPU71はステップS343で時間差データ1を演算したときにはステップS344へ移行し、時間差データ1の演算結果をROM72に予め記録された下限値Tmin11およびROM72に予め記録された上限値Tmax11のそれぞれと比較する。
If the
小当りはメイン制御回路50がランダムカウンタR1として小当り値「439」を取得した場合に判定されるものである。この小当り値「439」から通常モード用の大当り値「7」までの時間差は「760*4msec」であり、小当り値「439」から通常モード用の大当り値「313」までの時間差は「1066*4msec」であり、小当り値「439」から通常モード用の大当り値「1069」までの時間差は「630*4msec」であり、下限値Tmin11は時間差「760*4msec」から誤差ΔTg(例えば4msec*2)を減算することで設定され、上限値Tmax11は時間差「760*4msec」に誤差ΔTg(例えば4msec*2)を加算することで設定されている。従って、時間差データ1が下限値Tmin11および上限値Tmax11の範囲内に属しているときには保留データエリア2のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高く、時間差データ1が下限値Tmin11および上限値Tmax11の範囲内に属していないときには保留データエリア2のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に低い。
The small hit is determined when the
CPU71は図32のステップS344で「Tmin11≦時間差データ1≦Tmax11」であることを判断すると、連続予告を実行することを判定する。そして、ステップS347へ移行し、カウンタN11に「2」をセットする。即ち、次回の保留データエリア2のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高いときには連続予告回数が「2」に設定され、今回の装飾図柄遊技および次回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告が実行される。
If the
CPU71はステップS344で「Tmin11≦時間差データ1≦Tmax11」ではないことを判断すると、ステップS345で時間差データ1の演算結果をROM72に予め記録された下限値Tmin12およびROM72に予め記録された上限値Tmax12のそれぞれと比較する。下限値Tmin12は時間差「1066*4msec」から誤差ΔTg(例えば4msec*2)を減算することで設定され、上限値Tmax12は時間差「1066*4msec」に誤差ΔTg(例えば4msec*2)を加算することで設定されている。従って、時間差データ1が下限値Tmin12および上限値Tmax12の範囲内に属しているときには保留データエリア2のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高く、時間差データ1が下限値Tmin12および上限値Tmax12の範囲内に属していないときには保留データエリア2のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に低い。
When the
CPU71は図32のステップS345で「Tmin12≦時間差データ1≦Tmax12」であることを判断すると、連続予告を実行することを判定する。そして、ステップS347でカウンタN11に「2」をセットし、今回の装飾図柄遊技および次回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。
When the
CPU71はステップS345で「Tmin12≦時間差データ1≦Tmax12」ではないことを判断すると、ステップS346で時間差データ1の演算結果をROM72に予め記録された下限値Tmin13およびROM72に予め記録された上限値Tmax13のそれぞれと比較する。下限値Tmin13は時間差「630*4msec」から誤差ΔTg(例えば4msec*2)を減算することで設定され、上限値Tmax13は時間差「630*4msec」に誤差ΔTg(例えば4msec*2)を加算することで設定されている。従って、時間差データ1が下限値Tmin13および上限値Tmax13の範囲内に属しているときには保留データエリア2のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高く、時間差データ1が下限値Tmin13および上限値Tmax13の範囲内に属していないときには保留データエリア2のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に低い。
If the
CPU71は図32のステップS346で「Tmin13≦時間差データ1≦Tmax13」であることを判断すると、連続予告を実行することを判定する。そして、ステップS347でカウンタN11に「2」をセットし、今回の装飾図柄遊技および次回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。
If the
CPU71はステップS346で「Tmin13≦時間差データ1≦Tmax13」ではないことを判断すると、ステップS348でRAM73の推測データエリア3に推測データ3が記録されているか否かを判断する。この推測データ3は保留データエリア3のランダムカウンタR1〜R4のそれぞれの取得タイミングを示すものであり、保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているときには推測データエリア3に推測データ3が記録されている。
If the
CPU71は図32のステップS348でRAM73の推測データエリア3に推測データ3が記録されていることを判断すると、ステップS349で時間差データ2を演算する。この時間差データ2はRAM73の推測データエリア1から推測データ1を検出し、RAM73の推測データエリア3から推測データ3を検出し、「推測データ3−推測データ1」を演算することで得られるものであり、CPU71はステップS349で時間差データ2を演算したときにはステップS350へ移行し、時間差データ2の演算結果を下限値Tmin11および上限値Tmax11のそれぞれと比較する。
When the
CPU71はステップS350で「Tmin11≦時間差データ2≦Tmax11」であることを判断すると、ステップS353でカウンタN11に「3」をセットする。即ち、次々回の保留データエリア3のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高いときには連続予告回数が「3」に設定され、今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告が実行される。
When
CPU71はステップS350で「Tmin11≦時間差データ2≦Tmax11」ではないことを判断すると、ステップS351で時間差データ2の演算結果を下限値Tmin12および上限値Tmax12のそれぞれと比較する。ここで「Tmin12≦時間差データ2≦Tmax12」であることを判断したときにはステップS353へ移行し、カウンタN11に「3」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。
If the
CPU71はステップS351で「Tmin12≦時間差データ2≦Tmax12」ではないことを判断すると、ステップS352で時間差データ2の演算結果を下限値Tmin13および上限値Tmax13のそれぞれと比較する。ここで「Tmin13≦時間差データ2≦Tmax13」であることを判断したときにはステップS353へ移行し、カウンタN11に「3」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。
If the
CPU71はステップS352で「Tmin13≦時間差データ2≦Tmax13」ではないことを判断すると、ステップS354でRAM73の推測データエリア4に推測データ4が記録されているか否かを判断する。この推測データ4は保留データエリア4のランダムカウンタR1〜R4のそれぞれの取得タイミングを示すものであり、保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているときには推測データエリア4に推測データ4が記録されている。
When the
CPU71は図32のステップS354でRAM73の推測データエリア4に推測データ4が記録されていることを判断すると、ステップS355で時間差データ3を演算する。この時間差データ3はRAM73の推測データエリア1から推測データ1を検出し、RAM73の推測データエリア4から推測データ4を検出し、「推測データ4−推測データ1」を演算することで得られるものであり、CPU71はステップS355で時間差データ3を演算したときにはステップS356へ移行し、時間差データ3の演算結果を下限値Tmin11および上限値Tmax11のそれぞれと比較する。
When the
CPU71はステップS356で「Tmin11≦時間差データ3≦Tmax11」であることを判断すると、ステップS359でカウンタN11に「4」をセットする。即ち、次々々回の保留データエリア4のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高いときには連続予告回数が「4」に設定され、今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技と次々々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告が実行される。
If the
CPU71はステップS356で「Tmin11≦時間差データ3≦Tmax11」ではないことを判断すると、ステップS357で時間差データ3の演算結果を下限値Tmin12および上限値Tmax12のそれぞれと比較する。ここで「Tmin12≦時間差データ3≦Tmax12」であることを判断したときにはステップS359へ移行し、カウンタN11に「4」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技と次々々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。
If the
CPU71はステップS357で「Tmin12≦時間差データ3≦Tmax12」ではないことを判断すると、ステップS358で時間差データ3の演算結果を下限値Tmin13および上限値Tmax13のそれぞれと比較する。ここで「Tmin13≦時間差データ3≦Tmax13」であることを判断したときにはステップS359へ移行し、カウンタN11に「4」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技と次々々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。
When
CPU71は図30のステップS322でコマンドの検出結果が小当りコマンドではないことを判断すると、ステップS324で通常モードフラグの設定状態を判断する。この通常モードフラグはメイン制御回路50が図10のステップS56で大当りであるか否かを判定したときの確率変動モードの設定状態を示すものであり、メイン制御回路50が図10のステップS56で大当りであるか否かを通常モードで判定したときにはオンされ、確率変動モードで判定したときにはオフされる。
If the
CPU71はメイン制御回路50が図10のステップS56で大当りであるか否かを確率変動モードで判定したときには図30のステップS324で通常モードフラグのオフを判断し、ステップS325でコマンドの検出結果を確変大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が確変大当りコマンドであることを判断したときにはステップS326で通常モードフラグをオフし、ステップS332へ移行する。また、ステップS325でコマンドの検出結果が確変大当りコマンドではないことを判断したときにはステップS335へ移行し、コマンドの検出結果を通常大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が通常大当りコマンドであることを判断したときにはステップS336で通常モードフラグをオンし、ステップS332へ移行する。この通常モードフラグは図21のステップS201の電源投入処理でオン状態に初期設定されるものである。
When the
CPU71はメイン制御回路50が図10のステップS56で大当りであるか否かを通常モードで判定したときには図30のステップS324で通常モードフラグのオンを判断し、ステップS327でコマンドの検出結果を通常大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が通常大当りコマンドであることを判断したときにはステップS330の大当り値推測処理およびステップS331の大当り推測処理2へ順に移行する。
When the
CPU71はステップS327でコマンドの検出結果が通常大当りコマンドではないことを判断すると、ステップS328でコマンドの検出結果を確変大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が確変大当りコマンドであることを判断したときにはステップS329へ移行し、通常モードフラグをオフする。そして、ステップS330の大当り値推測処理およびステップS331の大当り推測処理2へ順に移行する。即ち、大当り値推測処理および大当り推測処理2のそれぞれはメイン制御回路50が通常モードの設定時に図10のステップS56で大当り判定用のランダムカウンタR1の取得結果が通常モード用の大当り値「7,313,1069」のいずれかと同一であることに基づいて大当りと判定し、通常大当りコマンドおよび確変大当りコマンドのいずれかを送信した場合に実行されるものであり、大当り値推測処理および大当り推測処理2のそれぞれが行われるときにはランダムカウンタR1の取得タイミング「7,313,1069」のいずれかに応じた推測データ1が演出制御回路70の推測データエリア1に記録されている。
If the
図33はステップS330の大当り値推測処理の詳細を示すものであり、CPU71は図33のステップS360でカウンタフラグの設定状態を判断する。このカウンタフラグは図21のステップS201の電源投入処理でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU71は図33のステップS360でカウンタフラグのオフを判断したときにはステップS361へ移行する。ここでRAM73の推測データエリア1から推測データ1の記録結果を検出し、ステップS362で推測データ1の検出結果をカウンタNo1にセットする。このカウンタNo1は第1のカウンタデータに相当するものであり、CPU71はステップS362でカウンタNo1をセットしたときにはステップS363へ移行し、カウンタフラグをオンする。この推測データ1はメイン制御回路50が図10のステップS56で大当りであると判定したランダムカウンタR1の取得タイミングを示すものであり、通常モードで通常大当りおよび確変大当りのいずれかが1回目に判定されたときにはカウンタNo1に大当りとなったランダムカウンタR1の取得タイミングを示す推測データ1がセットされる。
FIG. 33 shows details of the jackpot value estimation process in step S330, and the
CPU71は図33のステップS360でカウンタフラグがオンされていることを判断すると、ステップS364でRAM73の推測データエリア1から推測データ1の記録結果を検出し、ステップS365で推測データ1の検出結果をカウンタNo2にセットする。この推測データエリア1の推測データ1は装飾図柄遊技が開始されることに基づいてクリアされるものであり、推測データエリア1から推測データ1がクリアされたときには次のタイマT11の取得結果が推測データエリア1に推測データ1として記録される。即ち、カウンタNo1に推測データ1の検出結果がセットされた状態の通常モードで通常大当りおよび確変大当りのいずれかが新たに判定されたときにはステップS360でカウンタフラグのオンが判断され、メイン制御回路50が図10のステップS56で新たに大当りであると判定したランダムカウンタR1の取得タイミングを示す推測データ1が図33のステップS365でカウンタNo2にセットされる。このカウンタNo2は第2のカウンタデータに相当するものである。
When the
CPU71はステップS365でカウンタNo2をセットすると、ステップS366で時間間隔データΔNtを演算する。この時間間隔データΔNtはメイン制御回路50が通常モードの設定時に図10のステップS56で大当りを1回目に判定してから2回目に判定するまでの時間差を推測するためのデータであり、カウンタNo2の設定結果からカウンタNo1の設定結果を減算することで演算される。
When
CPU71は図33のステップS366で時間間隔データΔNtを演算すると、ステップS367で間隔値データΔNoの初期値を演算する。この間隔値データΔNoはメイン制御回路50が図10のステップS56で大当りを1回目に判定してから2回目に判定するまでのランダムカウンタR1の更新回数を推測するためのデータであり、大当りを1回目に判定してから2回目に判定するまでの間隔に相当する。この間隔値データΔNoは時間間隔データΔNtの演算結果を更新時間ΔT(4msec)で除算することで得られるものである。この更新時間ΔTはメイン制御回路50が大当り判定用のランダムカウンタR1を単位値「1」だけ更新する時間間隔を称するものであり、演出制御回路70のROM72に予め記録されている。
After calculating the time interval data ΔNt in step S366 of FIG. 33, the
CPU71はステップS367で間隔値データΔNoを演算すると、ステップS368で間隔値データΔNoの演算結果をROM72に予め決められた更新周期Rmax(1192)と比較する。この更新周期Rmaxはメイン制御回路50が大当り判定用のランダムカウンタR1を下限値「0」から上限値「1191」を経由して下限値「0」に戻すために要する更新回数に相当するものであり、例えばステップS367の間隔値データΔNoの演算結果が更新周期Rmax以下であるときにはCPU71はステップS368からステップS370へ移行し、ステップS367の間隔値データΔNoの演算結果を大当り値推測データΔR1にセットする。
When the
CPU71はステップS367の間隔値データΔNoの演算結果が更新周期Rmaxより大きいことを判断すると、ステップS368からステップS369へ移行する。ここで間隔値データΔNoの演算結果から更新周期Rmaxを減算し、両者の減算結果を間隔値データΔNoにセットする。そして、ステップS368に復帰し、ステップS368およびステップS369を繰返す。このステップS368で「ΔNo≦Rmax」を判断したときにはステップS370へ移行し、間隔値データΔNoの減算結果を大当り値推測データΔR1にセットする。即ち、大当り値推測データΔR1は通常モードで通常大当りおよび確変大当りのいずれかかが1回目に判定されてから通常モードで通常大当りおよび確変大当りのいずれかかが2回目に判定されるまでのランダムカウンタR1の周回数の余りに相当するものであり、間隔データに相当する。
When the
演出制御回路70のROM72には、図34に示すように、特賞値判定データに相当する大当り値判定データが予め記録されている。この大当り値判定データはメイン制御回路50が通常モードで大当りを2回目に判定したときの大当り値を推測するためのデータであり、大当り値「1069」から大当り値「7」に至るまでの間隔「130」に対しては間隔「130」を含む基準範囲「130−α〜130+α」に大当り値「7」が割付けられ、大当り値「7」から大当り値「313」に至るまでの間隔「306」に対しては間隔「306」を含む基準範囲「306−α〜306+α」に大当り値「313」が割付けられ、大当り値「1069」から大当り値「313」に至るまでの間隔「436」に対しては間隔「436」を含む基準範囲「436−α〜436+α」に大当り値「313」が割付けられ、大当り値「313」から大当り値「1069」に至るまでの間隔「756」に対しては間隔「756」を含む基準範囲「756−α〜756+α」に大当り値「1069」が割付けられ、大当り値「313」から大当り値「7」に至るまでの間隔「886」に対しては間隔「886」を含む基準範囲「886−α〜886+α」に大当り値「7」が割付けられ、大当り値「7」から大当り値「1069」に至るまでの間隔「1062」に対しては間隔「1062」を含む基準範囲「1062−α〜1062+α」に大当り値「1069」が割付けられている。この大当り値判定データは通常モード用の大当り値から通常モード用の別の大当り値に至るまでの間隔に基づいて設定されたものであり、下記(1)〜(3)に示すように、今回の2回目の通常大当りまたは確変大当りが通常モード用の大当り値「7,313,1069」のいずれで発生したものであるかを大当り値推測データΔR1の設定結果に基づいて判定するものである。
(1)今回の通常モード用の大当り値が「7」で前回の通常モード用の大当り値が「313」であるときには、図13に示すように、両者の間隔が「886」になり、今回の通常モード用の大当り値が「7」で前回の通常モード用の大当り値が「1069」であるときには両者の間隔が「130」になるので、図34に示すように、「130−α(例えば5)≦ΔR1≦130+α」および「886−α≦ΔR1≦886+α」のいずれかであるときには今回の通常大当りまたは今回の確変大当りが通常モード用の大当り値「7」で発生したと判定される。
(2)今回の通常モード用の大当り値が「313」で前回の通常モード用の大当り値が「7」であるときには、図13に示すように、両者の間隔が「306」になり、今回の通常モード用の大当り値が「313」で前回の通常モード用の大当り値が「1069」であるときには両者の間隔が「436」になるので、図34に示すように、「306−α≦ΔR1≦306+α」および「436−α≦ΔR1≦436+α」のいずれかであるときには今回の通常大当りまたは今回の確変大当りが通常モード用の大当り値「313」で発生したと判定される。
(3)今回の通常モード用の大当り値が「1069」で前回の通常モード用の大当り値が「7」であるときには、図13に示すように、両者の間隔が「1062」になり、今回の通常モード用の大当り値が「1069」で前回の通常モード用の大当り値が「313」であるときには両者の間隔が「756」になるので、図34に示すように、「756−α≦ΔR1≦756+α」および「1062−α≦ΔR1≦1062+α」のいずれかであるときには今回の通常大当りまたは確変大当りが通常モード用の大当り値「1069」で発生したと判定される。
In the
(1) When the big hit value for the current normal mode is “7” and the big hit value for the previous normal mode is “313”, the interval between the two is “886” as shown in FIG. When the jackpot value for the normal mode is “7” and the jackpot value for the previous normal mode is “1069”, the interval between the two is “130”, so that “130−α ( For example, when 5) ≦ ΔR1 ≦ 130 + α ”and“ 886-α ≦ ΔR1 ≦ 886 + α ”, it is determined that the current normal big hit or the current probability variation big hit has occurred at the big hit value“ 7 ”for the normal mode. .
(2) When the current big jackpot value for the normal mode is “313” and the previous big jackpot value for the normal mode is “7”, the interval between them is “306” as shown in FIG. When the big hit value for the normal mode is “313” and the big hit value for the previous normal mode is “1069”, the interval between the two is “436”. Therefore, as shown in FIG. 34, “306−α ≦ When either of “ΔR1 ≦ 306 + α” and “436−α ≦ ΔR1 ≦ 436 + α”, it is determined that the current normal big hit or the current probability variation big hit has occurred at the big hit value “313” for the normal mode.
(3) When the big hit value for the current normal mode is “1069” and the big hit value for the previous normal mode is “7”, the interval between them becomes “1062” as shown in FIG. When the jackpot value for the normal mode is “1069” and the jackpot value for the previous normal mode is “313”, the interval between the two is “756”. Therefore, as shown in FIG. When either of “ΔR1 ≦ 756 + α” and “1062-α ≦ ΔR1 ≦ 1062 + α”, it is determined that the current normal big hit or probability variation big hit has occurred with the big hit value “1069” for the normal mode.
CPU71は図33のステップS370で大当り値推測データΔR1を設定すると、ステップS371で大当り値推測データΔR1の設定結果をROM72に予め記録された無効下限値「0−α(1187)」および無効上限値「0+α(5)」のそれぞれと比較する。ここで「0−α≦ΔR1≦0+α」であることを判断したときにはステップS377へ移行し、大当り推測フラグをオフする。この大当り推測フラグは図20のステップS201の電源投入処理でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU71は図33のステップS377で大当り推測フラグをオフしたときにはステップS376へ移行し、今回のカウンタNo2の設定結果をカウンタNo1にセットする。
When the
即ち、今回の通常モード用の大当り値および前回の通常モード用の大当り値が共通の「7」であるときには両者の間隔が「0」になり、今回の通常モード用の大当り値および前回の通常モード用の大当り値が共通の「313」であるときには両者の間隔が「0」になり、今回の通常モード用の大当り値および前回の通常モード用の大当り値が共通の「1069」であるときには両者の間隔が「0」になるので、大当り値推測データΔR1の設定結果に基づいて通常モード用の大当り値「7,313,1069」を相互に判別することができない。この場合にはステップS371で「0−α≦ΔR1≦0+α」であることが判断され、ステップS376でカウンタNo2の設定結果がカウンタNo1にセットされる。このカウンタNo2の設定結果がカウンタNo1にシフトされたときには通常モードで大当りが新たに判定されることに基づいて推測データ1の検出結果がカウンタNo2にセットされ、通常モードでの今回の推測データ1および通常モードでの直近の推測データ1相互間の差分が時間間隔データΔNtとして演算される。
That is, when the big hit value for the current normal mode and the big hit value for the previous normal mode are common “7”, the interval between them is “0”, and the big hit value for the normal mode and the previous normal mode When the mode jackpot value is “313”, the interval between the two is “0”. When the jackpot value for the current normal mode and the jackpot value for the previous normal mode are “1069”, Since the interval between the two becomes “0”, the big hit value “7,313,1069” for the normal mode cannot be distinguished from each other based on the setting result of the big hit value estimation data ΔR1. In this case, it is determined in step S371 that “0−α ≦ ΔR1 ≦ 0 + α”, and in step S376, the setting result of the counter No2 is set in the counter No1. When the setting result of the counter No. 2 is shifted to the counter No. 1, the detection result of the estimated
CPU71は図33のステップS371で「0−α≦ΔR1≦0+α」ではないことを判断すると、ステップS372で図34の大当り値判定データから基準範囲「130−α〜130+α」と「306−α〜306+α」と「436−α〜436+α」と「756−α〜756+α」と「886−α〜886+α」と「1062−α〜1062+α」のそれぞれを検出し、大当り値推測データΔR1の設定結果が基準範囲「130−α〜130+α」〜「1062−α〜1062+α」のいずれかに属するか否かを判断する。ここで大当り値推測データΔR1の設定結果が基準範囲「130−α〜130+α」〜「1062−α〜1062+α」のいずれにも属さないことを判断したときには図33のステップS372からステップS377へ移行し、大当り推測フラグをオフする。そして、ステップS376へ移行し、カウンタNo2の設定結果をカウンタNo1にセットする。即ち、大当り値推測データΔR1の設定結果に対応する基準範囲が存在しない大当り値の推測不能状態ではカウンタNo2の設定結果がカウンタNo1にシフトされ、通常モードで大当りが新たに判定されることに基づいて推測データ1の検出結果がカウンタNo2にセットされる。このため、通常モードでの今回の推測データ1および通常モードでの直近の推測データ1相互間の差分が時間間隔データΔNtとして演算される。
When the
CPU71は図33のステップSステップS372で大当り値推測データΔR1の設定結果が基準範囲「130−α〜130+α」〜「1062−α〜1062+α」のいずれかに属することを判断すると、ステップS373で2回目の大当りが「7,313,1069」のいずれで発生したかを推測する。この推測処理は図34の大当り値判定データから大当り値推測データΔR1の設定結果に応じた通常モード用の大当り値を選択的に検出することで行われるものであり、CPU71はステップS373で大当り値を検出したときにはステップS374でRAM73に大当り値の検出結果を記録し、ステップS375で大当り推測フラグをオンし、ステップS376でカウンタNo2の設定結果をカウンタNo1にセットする。例えば「ΔR1=435」であるときには2回目の大当りが大当り値「313」で発生したことが推測され、「ΔR1=888」であるときには2回目の大当りが大当り値「7」で発生したことが推測される。即ち、大当り値の推測処理が終了したときにはカウンタNo2の設定結果がカウンタNo1にシフトされ、通常モードで大当りが新たに判定されたときには推測データ1の検出結果がカウンタNo2にセットされるので、通常モードでの今回の推測データ1および通常モードでの直近の推測データ1相互間の差分が時間間隔データΔNtとして演算される。
If the
CPU71は図30のステップS330の大当り値推測処理を終えると、ステップS331の大当り推測処理2へ移行する。図35はステップS331の大当り推測処理2の詳細を示すものである。この大当り推測処理2はメイン制御回路50が通常モードの設定時に保留データエリア1のランダムカウンタR1の記録結果に基づいて大当りを2回目に判定した場合にステップS330の大当り値推測処理に続けて実行されるものであり、大当り推測処理2が行われるときにはランダムカウンタR1の取得タイミングに応じた推測データ1が演出制御回路70の推測データエリア1に記録されている。
When the
CPU71は図35のステップS381へ移行すると、大当り推測フラグの設定状態を判断する。この大当り推測フラグは直前の大当り値推測処理で大当り値の推測結果が得られた場合にオンされ、得られなかった場合にオフされるものであり、CPU71は通常モード用の大当り値が「7,313,1069」のいずれかであることを推測したときにはステップS381からステップS382へ移行し、カウンタN11の設定結果を限度値「0」と比較する。例えば連続予告を行うことが判定されていないときにはCPU71はステップS382で「N11=0」を判断し、ステップS383へ移行する。
When the
CPU71はステップS383へ移行すると、RAM73の推測データエリア2に推測データ2が記録されているか否かを判断する。例えばメイン制御回路50の保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているときにはステップS383で推測データエリア2に推測データ2が記録されていることを判断し、ステップS384で時間差データ1を演算する。この時間差データ1は大当り推測処理1と同様に推測データエリア1から推測データ1を検出し、推測データエリア2から推測データ2を検出し、「推測データ2−推測データ1」を演算することで得られるものであり、CPU71はステップS384で時間差データ1を演算したときにはステップS385へ移行する。ここでRAM73から図33のステップS374の大当り値の推測結果を検出し、ステップS386へ移行する。
When proceeding to step S383, the
演出制御回路70のROM72には判定基準値データが記録されている。この判定基準値データはメイン制御回路50の保留データエリア2〜4のいずれかに大当りとなるものが含まれているか否かを推測するための判定データを大当り値の推測結果に応じて設定するためのものであり、図36に示すように、大当り値の推測結果「7」には判定基準値1「1192*ΔT」と判定基準値2「306*ΔT」と判定基準値3「1062*ΔT」が割付けられ、大当り値の推測結果「313」には判定基準値1「886*ΔT」と判定基準値2「1192*ΔT」と判定基準値3「756*ΔT」が割付けられ、大当り値の推測結果「1069」には判定基準値1「130*ΔT」と判定基準値2「436*ΔT」と判定基準値3「1192*ΔT」が割付けられている。
Determination reference value data is recorded in the
大当り値の推測結果「7」用の判定基準値1「1192*ΔT」は大当り値「7」から大当り値「7」に至るまでの間隔に相当する判定値であり、判定基準値2「306*ΔT」は大当り値「7」から大当り値「313」に至るまでの間隔に相当する判定値であり、判定基準値3「1062*ΔT」は大当り値「7」から大当り値「1069」に至るまでの間隔に相当する判定値である。大当り値の推測結果「313」用の判定基準値1「886*ΔT」は大当り値「313」から大当り値「7」に至るまでの間隔に相当する判定値であり、判定基準値2「1192*ΔT」は大当り値「313」から大当り値「313」に至るまでの間隔に相当する判定値であり、判定基準値3「756*ΔT」は大当り値「313」から大当り値「1069」に至るまでの間隔に相当する判定値である。大当り値の推測結果「1069」用の判定基準値1「130*ΔT」は大当り値「1069」から大当り値「7」に至るまでの間隔に相当する判定値であり、判定基準値2「436*ΔT」は大当り値「1069」から大当り値「313」に至るまでの間隔に相当する判定値であり、判定基準値3「1192*ΔT」は大当り値「1069」から大当り値「1069」に至るまでの間隔に相当する判定値である。
The
CPU71は図35のステップS386へ移行すると、図36の判定基準値データから大当り値の推測結果に応じた判定基準値1と判定基準値2と判定基準値3を選択する。例えば大当り値の推測結果が「313」であるときには判定基準値1として「886*ΔT」が選択され、判定基準値2として「1192*ΔT」が選択され、判定基準値3として「756*ΔT」が選択される。尚、ΔT(4msec)はメイン制御回路50が大当り判定用のランダムカウンタR1を単位値「1」だけ更新するための更新時間であり、演出制御回路70のROM72に予め記録されたものである。
When the
CPU71は図35のステップS386で判定基準値1〜判定基準値3のそれぞれを選択すると、ステップS387で下限値Tmin21と下限値Tmin22と下限値Tmin23のそれぞれを演算する。下限値Tmin21は判定基準値1の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものであり、下限値Tmin22は判定基準値2の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものであり、下限値Tmin23は判定基準値3の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものである。これら各誤差ΔTgは演出制御回路70のROM72に予め記録されたものであり、具体的には「4msec*2」に設定されている。
When
CPU71は図35のステップS387で下限値Tmin21〜下限値Tmin23のそれぞれを演算すると、ステップS388で上限値Tmax21と上限値Tmax22と上限値Tmax23のそれぞれを演算する。上限値Tmax21は判定基準値1の選択結果に誤差ΔTgを加算することで設定されるものであり、上限値Tmax22は判定基準値2の選択結果に誤差ΔTgを加算することで設定されるものであり、上限値Tmax23は判定基準値3の選択結果に誤差ΔTgを加算することで設定されるものである。これら各誤差ΔTgは演出制御回路70のROM72に予め記録されたものであり、具体的には「4msec*2」に設定されている。これら下限値Tmin21〜Tmin23および上限値Tmax21〜Tmax23のそれぞれは判定データに相当するものである。
When
CPU71は図35のステップS388で上限値Tmax21〜上限値Tmax23のそれぞれを演算すると、ステップS389でステップS384の時間差データ1の演算結果を下限値Tmin21の演算結果および上限値Tmax21の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin21≦時間差データ1≦Tmax21」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS392でカウンタN11に「2」をセットする。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73に記録されている大当り値の推測結果をクリアする。即ち、次回の保留データエリア2のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高いときには連続予告回数が「2」に設定され、今回の装飾図柄遊技および次回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告が実行される。
When the
CPU71は図35のステップS389で「Tmin21≦時間差データ1≦Tmax21」ではないことを判断すると、ステップS390でステップS384の時間差データ1の演算結果を下限値Tmin22の演算結果および上限値Tmax22の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin22≦時間差データ1≦Tmax22」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS392でカウンタN11に「2」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技および次回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73の大当り値の推測結果をクリアする。
When
CPU71はステップS390で「Tmin22≦時間差データ1≦Tmax22」ではないことを判断すると、ステップS391でステップS384の時間差データ1の演算結果を下限値Tmin23の演算結果および上限値Tmax23の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin23≦時間差データ1≦Tmax23」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS392でカウンタN11に「2」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技および次回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73の大当り値の推測結果をクリアする。
If the
CPU71はステップS391で「Tmin23≦時間差データ1≦Tmax23」ではないことを判断すると、ステップS395でRAM73の推測データエリア3に推測データ3が記録されているか否かを判断する。例えばメイン制御回路50の保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているときにはステップS395で推測データエリア3に推測データ3が記録されていることを判断し、ステップS396で時間差データ2を演算する。この時間差データ2は大当り推測処理1と同様にRAM73の推測データエリア1から推測データ1を検出し、RAM73の推測データエリア3から推測データ3を検出し、「推測データ3−推測データ1」を演算することで得られるものであり、CPU71はステップS396で時間差データ2を演算したときにはステップS397へ移行し、時間差データ2の演算結果を下限値Tmin21の演算結果および上限値Tmax21の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin21≦時間差データ2≦Tmax21」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS40でカウンタN11に「3」をセットする。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73の大当り値の推測結果をクリアする。即ち、次々回の保留データエリア3のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高いときには連続予告回数が「3」に設定され、今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告が実行される。
If the
CPU71はステップS397で「Tmin21≦時間差データ2≦Tmax21」ではないことを判断すると、ステップS398で時間差データ2の演算結果を下限値Tmin22の演算結果および上限値Tmax22の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin22≦時間差データ2≦Tmax22」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS400でカウンタN11に「3」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73の大当り値の推測結果をクリアする。
When
CPU71はステップS398で「Tmin22≦時間差データ2≦Tmax22」ではないことを判断すると、ステップS399で時間差データ2の演算結果を下限値Tmin23の演算結果および上限値Tmax23の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin23≦時間差データ2≦Tmax23」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS400でカウンタN11に「3」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73の大当り値の推測結果をクリアする。
If the
CPU71はステップS399で「Tmin23≦時間差データ2≦Tmax23」ではないことを判断すると、ステップS401でRAM73の推測データエリア4に推測データ4が記録されているか否かを判断する。例えばメイン制御回路50の保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4の取得結果が記録されているときにはステップS401で推測データエリア4に推測データ4が記録されていることを判断し、ステップS402で時間差データ3を演算する。この時間差データ3は大当り推測処理1と同様にRAM73の推測データエリア1から推測データ1を検出し、RAM73の推測データエリア4から推測データ4を検出し、「推測データ4−推測データ1」を演算することで得られるものであり、CPU71はステップS402で時間差データ3を演算したときにはステップS403へ移行し、時間差データ3の演算結果を下限値Tmin21の演算結果および上限値Tmax21の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin21≦時間差データ3≦Tmax21」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS406でカウンタN11に「4」をセットする。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73の大当り値の推測結果をクリアする。即ち、次々々回の保留データエリア4のランダムカウンタR1に基づいて通常大当りおよび確変大当りのいずれかが判定される確率が相対的に高いときには連続予告回数が「4」に設定され、今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技と次々々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告が実行される。
If the
CPU71はステップS403で「Tmin21≦時間差データ3≦Tmax21」ではないことを判断すると、ステップS404で時間差データ3の演算結果を下限値Tmin22の演算結果および上限値Tmax22の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin22≦時間差データ3≦Tmax22」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS406でカウンタN11に「4」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技と次々々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73の大当り値の推測結果をクリアする。
If the
CPU71はステップS404で「Tmin22≦時間差データ3≦Tmax22」ではないことを判断すると、ステップS405で時間差データ3の演算結果を下限値Tmin23の演算結果および上限値Tmax23の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin23≦時間差データ3≦Tmax23」であることを判断したときには連続予告を実行することを判定し、ステップS406でカウンタN11に「4」をセットすることに基づいて今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技と次々々回の装飾図柄遊技のそれぞれで連続予告を行うことを記録する。そして、ステップS393で大当り推測フラグをオフし、ステップS394でRAM73の大当り値の推測結果をクリアする。
If the
CPU71は図30のステップS332へ移行すると、RAM73に記録されているコマンドの受信結果(確変大当りコマンド,通常大当りコマンド,小当りコマンド,外れリーチコマンド,完全外れコマンド)をクリアする。そして、ステップS333へ移行し、コマンド処理フラグにコマンド待ち処理をセットする。
[4−6−3]変動パターンコマンド処理
メイン制御回路50が図14の変動パターン設定処理で演出制御回路70に変動パターンコマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から変動パターンコマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが変動パターンコマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図29のコマンド処理でステップS303の変動パターンコマンド処理を実行する。図37は図29のステップS303の変動パターンコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図37のステップS411でRAM73から変動パターンコマンドの受信結果を検出し、ステップS412へ移行する。
When the
[4-6-3] Variation Pattern Command Processing When the
演出制御回路70のROM72には、図38に示すように、演出パターンテーブルが予め記録されている。この演出パターンテーブルは変動パターンコマンドおよび演出パターンコマンドの相関関係を示すものであり、CPU71は図37のステップS412へ移行したときには演出パターンテーブルから変動パターンコマンドの受信結果に応じた演出パターンコマンドを選択する。例えば変動パターンコマンドの受信結果が「P1」であるときには演出パターンテーブルから演出パターンコマンドC1が選択される。
In the
CPU71は図37のステップS412で演出パターンコマンドを選択すると、ステップS413で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに演出パターンコマンドの選択結果を送信する。そして、ステップS414でRAM73に記録されている変動パターンコマンドの受信結果をクリアし、ステップS415でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
When the
図柄制御回路80のVROM85には、図39に示すように、ビデオデータV1〜V10が予め記録されている。これらビデオデータV1〜V10のそれぞれには演出パターンコマンドC1〜C10のいずれかが割付けられており、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70から演出パターンコマンドC1〜C10のいずれかを受信したときにはビデオデータV1〜V10のうちから演出パターンコマンドの受信結果に応じた種類を選択し、VDP84に送信する。すると、VDP84はビデオデータV1〜V10のうちからCPU81の選択結果に応じたものを検出し、ビデオデータの検出結果を解凍してVRAM86に記録する。
In the
ビデオデータV1〜V10のそれぞれはメイン制御回路50から装飾図柄遊技開始コマンドが送信されることに同期して再生開始され、メイン制御回路50から装飾図柄遊技停止コマンドが送信されることに同期して再生停止されるものであり、ビデオデータV1〜V10のそれぞれの再生時間は装飾図柄遊技開始コマンドが送信されてから装飾図柄遊技停止コマンドが送信されるまでの所要時間である変動表示時間と同一値に設定されている。例えばビデオデータV1は演出制御回路70が演出パターンコマンドC1を設定したときに選択されるものである。この演出パターンコマンドC1はメイン制御回路50が変動パターンP1を設定したときに選択されるものであり、ビデオデータV1の再生時間は変動パターンP1の変動表示時間と同一値「60.0sec」に設定されている。
Each of the video data V1 to V10 is started to be reproduced in synchronization with a decoration symbol game start command transmitted from the
音制御回路90のROM92には装飾図柄遊技用の複数の音データが記録されている。これら各音データには演出パターンコマンドC1〜C10のいずれかが割付けられており、音制御回路90のCPU91は演出制御回路70からの演出パターンコマンドを受信したときには演出パターンコマンドの受信結果に応じた音データをROM92から検出し、音データの検出結果をRAM93に記録する。電飾制御回路100のROM102には装飾図柄遊技用の複数の電飾データが記録されている。これら各電飾データには演出パターンコマンドC1〜C10のいずれかが割付けられており、電飾制御回路100のCPU101は演出制御回路70からの演出パターンコマンドを受信したときには演出パターンコマンドの受信結果に応じた電飾データをROM102から検出し、電飾データの検出結果をRAM103に記録する。
[4−6−4]装飾図柄遊技開始コマンド処理
メイン制御回路50が図16の特別図柄変動開始処理で演出制御回路70に装飾図柄遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から装飾図柄遊技開始コマンド処理に書換える。このコマンド処理フラグが装飾図柄遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図29のコマンド処理でステップS304の装飾図柄遊技開始コマンド処理を実行する。
In the
[4-6-4] Decoration Symbol Game Start Command Processing When the
図40は図29のステップS304の装飾図柄遊技開始コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図40のステップS421で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに装飾図柄遊技開始コマンドを送信し、ステップS422でRAM73の装飾図柄遊技開始コマンドの受信結果をクリアする。そして、ステップS423へ移行し、コマンド処理フラグにコマンド待ち処理をセットする。この装飾図柄遊技開始コマンドは装飾図柄遊技を開始するスタートコマンドに相当するものであり、音制御回路90のCPU91は装飾図柄遊技開始コマンドを受信したときにはRAM93に記録されている音データを再生し、両スピーカ14から音データに応じた効果音を出力する。電飾制御回路100のCPU101は装飾図柄遊技開始コマンドを受信したときにはRAM103に記録されている電飾データを再生し、複数の電飾LED17を電飾データに応じたパターンで点滅させる。
FIG. 40 shows details of the decorative symbol game start command processing in step S304 of FIG. 29. The
図柄制御回路80のCPU81は装飾図柄遊技開始コマンドを受信すると、VDP84に再生開始コマンドを送信する。すると、VDP84はVRAM86に記録されているビデオデータの解凍結果を再生することに基づいて装飾図柄表示器32にビデオデータに応じた背景の演出映像を表示し、ビデオデータに数字データを重ねることに基づいて装飾図柄の左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3者を同時に変動状態で表示する。これら各列の図柄要素の変動表示は縦一列に並ぶ8種の図柄要素「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」を縦方向に表示範囲が移動するようにスクロール表示するものであり、各列の図柄要素は上から下へ移動しながら「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「7」→「8」→「1」…の順序で循環的に変化する。この装飾図柄の変動表示はVDP84が(1)左列の図柄要素(2)右列の図柄要素(3)中列の図柄要素の順序で停止するものであり、VDP84は最終の中列の図柄要素がビデオデータの再生時間内で変動停止するように左列の図柄要素の停止タイミング〜中列の図柄要素の停止タイミングのそれぞれを設定する。これら左列の図柄要素の停止表示と右列の図柄要素の停止表示と中列の図柄要素の停止表示のそれぞれはVDP84が演出制御回路70の設定結果で行うものであり、装飾図柄は3列の変動表示を開始してから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間内で3列が全て停止表示され、遊技者には通常大当りと確変大当りと小当りと外れリーチと完全外れのいずれが発生したかが装飾図柄の変動停止状態での組合せによって報知される。
When the
図41はVDP84がビデオデータV1を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に表示する演出映像を示すものである。この場合には、図41の(a)に示すように、リングの映像が表示され、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれがリングの映像上で同時に変動開始する。そして、図41の(b)に示すように、左列の図柄要素および右列の図柄要素がリングの映像上で順に変動停止し、左列および右列に相互に同一の数字が並ぶリーチ状態がリングの映像上で発生する。すると、図41の(c)に示すように、リング上にレスラーR1の映像およびレスラーR2の映像のそれぞれが表示され、図41の(d)に示すように、レスラーR1がレスラーR2に技Aを掛けるリーチ演出Aの映像がリーチ状態で表示され、図41の(e)に示すように、レスラーR1がレスラーR2を倒す結末でリーチ演出Aの映像が終了し、図41の(f)に示すように、中列の図柄要素が変動停止することで3列の図柄要素が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになる。この図41はVDP84がビデオデータV5を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に表示する演出映像も示しており、ビデオデータV5の再生時には、図41の(g)に示すように、レスラーR1がレスラーR2を倒すことができない結末でリーチ演出Aの映像が終了し、図41の(h)に示すように、中列の図柄要素が変動停止することで3列の図柄要素が外れリーチの組合せとなる。
FIG. 41 shows an effect image displayed on the
図42はVDP84がビデオデータV9を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に表示する演出映像を示すものである。この場合には、図42の(a)に示すように、リングの映像が表示され、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれがリングの映像上で同時に変動開始する。そして、図42の(b)に示すように、左列の図柄要素および右列の図柄要素がリングの映像上で順に変動停止し、図42の(c)に示すように、物語調のリーチ演出A〜Dがいずれも表示されることなく中列の図柄要素が変動停止することで3列の図柄要素が完全外れの組合せになる。
FIG. 42 shows an effect image displayed on the
CPU71は図40のステップS423でコマンド処理フラグにコマンド待ち処理をセットすると、ステップS424で図柄制御回路80のCPU81に保留消去コマンドを送信する。この保留消去コマンドは装飾図柄表示器32の保留表示領域33から1個の保留絵柄201を消去することを指令するものであり、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からの保留消去コマンドを受信したときにはVDP84に保留消去コマンドを送信し、VDP84はCPU81からの保留消去コマンドを受信したときには保留表示領域33内から1個の保留絵柄201を消去する。即ち、保留表示領域33内にはメイン制御回路50のRAM53に記録されたランダムカウンタR1と同数の保留絵柄201が表示される。
When the
CPU71はステップS424で保留消去コマンドを送信すると、ステップS425でRAM73の推測データエリア1に記録されている推測データ1をクリアする。この推測データエリア1のクリア処理はメイン制御回路50が装飾図柄遊技開始コマンドを送信することに基づいて実行されるものであり、メイン制御回路50はランダムカウンタR1に基づいて通常大当りと確変大当りと小当りと外れリーチと完全外れのそれぞれを判定した後に装飾図柄遊技開始コマンドを送信する。即ち、推測データエリア1の推測データ1はメイン制御回路50が通常大当り〜完全外れのそれぞれを判定した後にクリアされるものである。
When the
CPU71はステップS425で推測データ1をクリアすると、ステップS426でRAM73の推測データエリア2に推測データ2が記録されているか否かを判断する。ここで推測データエリア2に推測データ2が記録されていることを判断したときにはステップS427へ移行し、推測データ2を推測データエリア1に推測データ1としてシフトする。即ち、推測データエリア1はメイン制御回路50の保留データエリア2から保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4の取得結果のそれぞれがシフトされることに同期して推測データエリア2のタイマT11の取得結果がシフトされるものである。
When the
CPU71はステップS428へ移行すると、RAM73の推測データエリア3に推測データ3が記録されているか否かを判断する。ここで推測データエリア3に推測データ3が記録されていることを判断したときにはステップS429へ移行し、推測データ3を推測データエリア2に推測データ2としてシフトする。即ち、推測データエリア2はメイン制御回路50の保留データエリア3から保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4の取得結果のそれぞれがシフトされることに同期して推測データエリア3のタイマT11の取得結果がシフトされるものである。
In step S428, the
CPU71はステップS430へ移行すると、RAM73の推測データエリア4に推測データ4が記録されているか否かを判断する。ここで推測データエリア4に推測データ4が記録されていることを判断したときにはステップS431へ移行し、推測データ4を推測データエリア3に推測データ3としてシフトする。即ち、推測データエリア3はメイン制御回路50の保留データエリア4から保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4の取得結果のそれぞれがシフトされることに同期して推測データエリア4のタイマT11の取得結果がシフトされるものである。
In step S430, the
CPU71はステップS432へ移行すると、カウンタN11の設定結果を「4」と比較する。ここで「N11=4」を判断したときにはステップS433へ移行し、図柄制御回路80のCPU81に連続予告コマンド4を送信する。そして、ステップS434へ移行し、カウンタN11の設定結果から「1」を減算する。この連続予告コマンド4は次々々回の装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることを今回の装飾図柄遊技で予告することを指令するものであり、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からの連続予告コマンド4を受信したときにはVDP84に連続予告コマンド4を送信する。すると、VDP84は連続予告コマンド4に応じた連続予告データ4をVROM85から検出し、装飾図柄表示器32に連続予告データ4に応じた映像を予め決められたタイミングで表示する。図43の(a)は今回の装飾図柄遊技で連続予告データ4が表示された映像を示すものである。この連続予告データ4は観客の絵柄214が立上る映像を表示するものであり、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3者が同時に変動開始した直後に表示される。
In step S432, the
CPU71は図40のステップS432で「N11=4」ではないことを判断すると、ステップS435でカウンタN11の設定結果を「3」と比較する。ここで「N11=3」を判断したときにはステップS436へ移行し、図柄制御回路80のCPU81に連続予告コマンド3を送信する。そして、ステップS437へ移行し、カウンタN11の設定結果から「1」を減算する。この連続予告コマンド3は次々回の装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることを今回の装飾図柄遊技で予告することを指令するものであり、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からの連続予告コマンド3を受信したときにはVDP84に連続予告コマンド3を送信する。すると、VDP84は連続予告コマンド3に応じた連続予告データ3をVROM85から検出し、装飾図柄表示器32に連続予告データ3に応じた映像を予め決められたタイミングで表示する。図43の(b)は今回の装飾図柄遊技で連続予告データ3が表示された映像を示すものである。この連続予告データ3は観客の絵柄214および観客の絵柄213の両者が立上る映像を表示するものであり、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3者が同時に変動開始した直後に表示される。
When
CPU71は図40のステップS435で「N11=3」ではないことを判断すると、ステップS438でカウンタN11の設定結果を「2」と比較する。ここで「N11=2」を判断したときにはステップS439へ移行し、図柄制御回路80のCPU81に連続予告コマンド2を送信する。そして、ステップS440へ移行し、カウンタN11の設定結果から「1」を減算する。この連続予告コマンド2は次回の装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることを今回の装飾図柄遊技で予告することを指令するものであり、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からの連続予告コマンド2を受信したときにはVDP84に連続予告コマンド2を送信する。すると、VDP84は連続予告コマンド2に応じた連続予告データ2をVROM85から検出し、装飾図柄表示器32に連続予告データ2に応じた映像を予め決められたタイミングで表示する。図43の(c)は今回の装飾図柄遊技で連続予告データ2が表示された映像を示すものである。この連続予告データ2は観客の絵柄214と観客の絵柄213と観客の絵柄212の3者が立上る映像を表示するものであり、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3者が同時に変動開始した直後に表示される。
If the
CPU71は図40のステップS438で「N11=2」ではないことを判断すると、ステップS441でカウンタN11の設定結果を「1」と比較する。ここで「N11=1」を判断したときにはステップS442へ移行し、図柄制御回路80のCPU81に連続予告コマンド1を送信する。そして、ステップS443へ移行し、カウンタN11の設定結果から「1」を減算する。この連続予告コマンド1は今回の装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることを今回の装飾図柄遊技で予告することを指令するものであり、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からの連続予告コマンド1を受信したときにはVDP84に連続予告コマンド1を送信する。すると、VDP84は連続予告コマンド1に応じた連続予告データ1をVROM85から検出し、装飾図柄表示器32に連続予告データ1に応じた映像を予め決められたタイミングで表示する。図43の(d)は今回の装飾図柄遊技で連続予告データ1が表示された映像を示すものである。この連続予告データ1は観客の絵柄214と観客の絵柄213と観客の絵柄212と観客の絵柄211の4者が同時に立上る映像を表示するものであり、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3者が同時に変動開始した直後に表示される。
[4−6−5]装飾図柄遊技停止コマンド処理
メイン制御回路50が図17の特別図柄変動停止処理で演出制御回路70に装飾図柄遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から装飾図柄遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが装飾図柄遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図29のコマンド処理でステップS305の装飾図柄遊技停止コマンド処理を実行する。
When
[4-6-5] Decoration Symbol Game Stop Command Processing When the
図44は図29のステップS305の装飾図柄遊技停止コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図44のステップS451で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに装飾図柄遊技停止コマンドを送信し、ステップS452でRAM73に記録されている装飾図柄遊技停止コマンドの受信結果をクリアする。そして、ステップS453へ移行し、コマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
FIG. 44 shows details of the decorative symbol game stop command process in step S305 of FIG. 29. The
装飾図柄遊技停止コマンドは装飾図柄遊技の停止を指令するエンドコマンドに相当するものであり、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときにはVDP84に再生停止コマンドを送信し、VDP84は再生停止コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。音制御回路90のCPU91は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときには装飾図柄遊技用の音データの再生処理を停止し、電飾制御回路100のCPU101は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときには装飾図柄遊技用の電飾データの再生処理を停止する。
[4−6−6]大当り遊技開始コマンド処理
メイン制御回路50が図18のウェイト処理で演出制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から大当り遊技開始コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが大当り遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図29のコマンド処理でステップS306の大当り遊技開始コマンド処理を実行する。
The decorative symbol game stop command corresponds to an end command for instructing the stop of the decorative symbol game. When the
[4-6-6] Jackpot Game Start Command Processing When the
図45は図29のステップS306の大当り遊技開始コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図45のステップS461で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに大当り遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS462でRAM73に記録されている大当り遊技開始コマンドの受信結果をクリアし、ステップS463でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
FIG. 45 shows the details of the jackpot game start command process in step S306 of FIG. 29. The
大当り遊技開始コマンドは大当り遊技を装飾する演出を開始することを指令するものであり、図柄制御回路80のCPU81は大当り遊技開始コマンドを受信したときにはVDP4に大当り遊技用のビデオデータを再生することを指令し、VDP84は大当り遊技用のビデオデータを再生することに基づいて装飾図柄表示器32に大当り遊技用の演出映像を表示する。音制御回路90のCPU91は大当り遊技開始コマンドを受信したときにはROM92から大当り遊技用の音データを選択し、大当り遊技用の音データを再生することに基づいて両スピーカ14から大当り遊技用の効果音を出力する。電飾制御回路100のCPU101は大当り遊技開始コマンドを受信したときにはROM102から大当り遊技用の電飾データを選択し、大当り遊技用の電飾データを再生することに基づいて複数の電飾LED17を大当り遊技用の電飾パターンで点滅させる。
[4−6−7]大当り遊技停止コマンド処理
メイン制御回路50が図19の大当り遊技処理で演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から大当り遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが大当り遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図29のコマンド処理でステップS307の大当り遊技停止コマンド処理を実行する。図46は図29のステップS307の大当り遊技停止コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図46のステップS471で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに大当り遊技停止コマンドを送信する。そして、ステップS472でRAM73に記録されている大当り遊技停止コマンドの受信結果をクリアし、ステップS473でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
The jackpot game start command is for instructing to start the effect of decorating the jackpot game. When the jackpot game start command is received, the
[4-6-7] Jackpot Game Stop Command Processing When the
図柄制御回路80のCPU81は大当り遊技停止コマンドを受信したときにはVDP84に大当り遊技用のビデオデータの再生停止を指令し、VDP84は再生停止が指令されることに基づいて大当り遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。音制御回路90のCPU91は大当り遊技停止コマンドを受信したときには大当り遊技用の音データの再生処理を停止し、電飾制御回路100のCPU101は大当り遊技停止コマンドを受信したときには大当り遊技用の電飾データの再生処理を停止する。
[4−6−8]小当り遊技開始コマンド処理
メイン制御回路50が図18のウェイト処理で演出制御回路70に小当り遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から小当り遊技開始コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが小当り遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図29のコマンド処理でステップS308の小当り遊技開始コマンド処理を実行する。
When the
[4-6-8] Small hit game start command processing When the
図47は図29のステップS308の小当り遊技開始コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図47のステップS481で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに小当り遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS482でRAM73に記録されている小当り遊技開始コマンドの受信結果をクリアし、ステップS483でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
FIG. 47 shows details of the small hit game start command processing in step S308 of FIG. 29, and the
小当り遊技開始コマンドは小当り遊技を装飾する演出を開始することを指令するものであり、図柄制御回路80のCPU81は小当り遊技開始コマンドを受信したときにはVDP84に小当り遊技用のビデオデータを再生することを指令し、VDP84は小当り遊技用のビデオデータを再生することに基づいて装飾図柄表示器32に小当り遊技用の演出映像を表示する。音制御回路90のCPU91は小当り遊技開始コマンドを受信したときにはROM92から小当り遊技用の音データを選択し、小当り遊技用の音データを再生することに基づいて両スピーカ14から小当り遊技用の効果音を出力する。電飾制御回路100のCPU101は小当り遊技開始コマンドを受信したときにはROM102から小当り遊技用の電飾データを選択し、小当り遊技用の電飾データを再生することに基づいて複数の電飾LED17を小当り遊技用の電飾パターンで点滅させる。
[4−6−9]小当り遊技停止コマンド処理
メイン制御回路50が図20の小当り遊技処理で演出制御回路70に小当り遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から小当り遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが小当り遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図29のコマンド処理でステップS309の小当り遊技停止コマンド処理を実行する。図48は図29のステップS309の小当り遊技停止コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図48のステップS491で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに小当り遊技停止コマンドを送信する。そして、ステップS492でRAM73に記録されている小当り遊技停止コマンドの受信結果をクリアし、ステップS493でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
The small hit game start command is for instructing to start an effect for decorating the small hit game, and when the
[4-6-9] Small hit game stop command processing When the
図柄制御回路80のCPU81は小当り遊技停止コマンドを受信したときにはVDP84に小当り遊技用のビデオデータの再生停止を指令し、VDP84は再生停止が指令されることに基づいて小当り遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。音制御回路90のCPU91は小当り遊技停止コマンドを受信したときには小当り遊技用の音データの再生処理を停止し、電飾制御回路100のCPU101は小当り遊技停止コマンドを受信したときには小当り遊技用の電飾データの再生処理を停止する。
When the
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
演出制御回路70が2回目に大当りが判定されたときの推測データエリア1の記録結果および1回目に大当りが判定されたときの推測データエリア1の記録結果に基づいて2回目の大当りが通常モード用の複数の大当り値のいずれで判定されたかを推測し、2回目に大当りが判定されたときの推測データエリア2の記録結果を大当り値の推測結果に基づいて処理することでメイン制御回路50の保留データエリア2の記録結果を推測し、2回目に大当りが判定されたときの推測データエリア3の記録結果を大当り値の推測結果に基づいて処理することでメイン制御回路50の保留データエリア3の記録結果を推測し、2回目に大当りが判定されたときの推測データエリア4の記録結果を大当り値の推測結果に基づいて処理することでメイン制御回路50の保留データエリア4の記録結果を推測し、保留データエリア2の記録結果〜保留データエリア4の記録結果のいずれかに新たに大当りとなるランダムカウンタR1が含まれていることを推測したときには予告演出を発生させる構成とした。このため、装飾図柄遊技の開始タイミングが到来したときにランダムカウンタR1の記録結果に基づいて大当りを判定するプロセスを守りながらも予告演出を発生させることができる。しかも、演出制御回路70の推測結果に必ず誤りが含まれる。このため、予告演出が発生したにも拘らず装飾図柄が通常大当りの組合せまたは確変大当りの組合せとならないことが自然に発生するようになるので、予告演出を非確定的なものにするための専用処理を行う必要がなくなる。
According to the said Example 1, there exists the following effect.
The second big hit is in the normal mode based on the recording result of the estimated
大当り値の推測処理を終えたときにはカウンタNo2の設定結果をカウンタNo1に設定し、通常モードで大当りが新たに判定されたときには推測データエリア1の推測データ1の検出結果をウンタNo2にセットした。このため、カウンタNo2およびカウンタNo1相互間の差分が常に最短値にキープされるので、ランダムカウンタR1の更新処理およびタイマT11の更新処理が相互に時間的にずれているときであっても両者の時間的なずれが最小限に抑えられる。従って、大当り値の推測精度が高まるので、保留データエリア1〜4のいずれかに新たに大当りとなるものが含まれているか否かの推測精度も向上する。
When the big hit value estimation process is completed, the setting result of counter No. 2 is set to counter No. 1, and when the big hit is newly determined in the normal mode, the detection result of the estimated
上記実施例1においては、図33のステップS376でカウンタNo2の設定結果をカウンタNo1にシフトすることに換えてカウンタNo2の設定結果をクリアし、通常モードで大当りが新たに判定されたときには推測データエリア1の推測データ1の検出結果をウンタNo2にセットする構成としても良い。
In the first embodiment, the setting result of the counter No. 2 is cleared instead of shifting the setting result of the counter No. 2 to the counter No. 1 in step S376 of FIG. 33, and when the big hit is newly determined in the normal mode, the estimated data It is good also as a structure which sets the detection result of the
図49は演出制御回路70のCPU71が図33の大当り値推測処理に換えて実行する大当り値推測処理の詳細を示すものであり、CPU71は図49のステップS375で大当り推測フラグをオンしたときにはステップS378のタイマ補正処理へ移行する。図50はステップS378のタイマ補正処理の詳細を示すものであり、CPU71は図50のステップS501で大当り値推測データΔR1の演算結果をROM72に予め記録された下限値「130−α」および上限値「130+α」のそれぞれと比較する。ここで「130−α≦ΔR1≦130+α」であることを判断したときにはステップS502へ移行し、大当り値推測データΔR1の演算結果からROM72に予め記録された基準値「130」を減算することでタイマ補正値ΔHを演算する。
FIG. 49 shows details of the jackpot value estimation process executed by the
CPU71はステップS501で「130−α≦ΔR1≦130+α」ではないことを判断すると、ステップS503で大当り値推測データΔR1の演算結果をROM72に予め記録された下限値「306−α」および上限値「306+α」のそれぞれと比較する。ここで「306−α≦ΔR1≦306+α」であることを判断したときにはステップS504へ移行し、大当り値推測データΔR1の演算結果からROM72に予め記録された基準値「306」を減算することでタイマ補正値ΔHを演算する。
When the
CPU71はステップS503で「306−α≦ΔR1≦306+α」ではないことを判断すると、ステップS505で大当り値推測データΔR1の演算結果をROM72に予め記録された下限値「436−α」および上限値「436+α」のそれぞれと比較する。ここで「436−α≦ΔR1≦436+α」であることを判断したときにはステップS506へ移行し、大当り値推測データΔR1の演算結果からROM72に予め記録された基準値「436」を減算することでタイマ補正値ΔHを演算する。
If the
CPU71はステップS505で「436−α≦ΔR1≦436+α」ではないことを判断すると、ステップS507で大当り値推測データΔR1の演算結果をROM72に予め記録された下限値「756−α」および上限値「756+α」のそれぞれと比較する。ここで「756−α≦ΔR1≦756+α」であることを判断したときにはステップS508へ移行し、大当り値推測データΔR1の演算結果からROM72に予め記録された基準値「756」を減算することでタイマ補正値ΔHを演算する。
When the
CPU71はステップS507で「756−α≦ΔR1≦756+α」ではないことを判断すると、ステップS509で大当り値推測データΔR1の演算結果をROM72に予め記録された下限値「886−α」および上限値「886+α」のそれぞれと比較する。ここで「886−α≦ΔR1≦886+α」であることを判断したときにはステップS510へ移行し、大当り値推測データΔR1の演算結果からROM72に予め記録された基準値「886」を減算することでタイマ補正値ΔHを演算する。また、ステップS509で「886−α≦ΔR1≦886+α」ではないことを判断したときにはステップS511へ移行し、大当り値推測データΔR1の演算結果からROM72に予め記録された基準値「1062」を減算することでタイマ補正値ΔHを演算する。
If the
CPU71はステップS502とステップS504とステップS506とステップS508とステップS510とステップS511のいずれかでタイマ補正値ΔHを演算すると、ステップS512でタイマ補正値ΔHの演算結果をROM72に予め記録された判定値「0」と比較する。ここで「ΔH=0」ではないことを判断したときにはステップS513へ移行し、ROM72に予め記録された更新時間ΔT(4msec)をタイマ補正値ΔHの演算結果に乗算することに基づいて補正時間ΔHtを演算する。この更新時間ΔTはメイン制御回路50がランダムカウンタR1を更新する単位時間に相当するものであり、CPU71はステップS513で補正時間ΔTtを演算したときにはステップS514へ移行し、タイマT11の計測結果に補正時間ΔHtの演算結果を加算することに基づいてタイマT11を補正する。
When the
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
大当り値推測データΔR1の演算結果を通常モード用の大当り値から通常モード用の別の大当り値に至る間隔の設定結果と比較することに基づいてタイマ補正値ΔHを演算し、タイマT11をタイマ補正値ΔHの演算結果に基づいて補正したので、タイマT11の更新処理およびランダムカウンタR1の更新処理相互間のずれが補正される。このため、大当り値の推測精度が高まるので、保留データエリア1〜4のいずれかに新たに大当りとなるものが含まれているか否かの推測精度も向上する。
According to the said Example 2, there exist the following effects.
The timer correction value ΔH is calculated based on comparing the calculation result of the big hit value estimation data ΔR1 with the setting result of the interval from the big hit value for the normal mode to another big hit value for the normal mode, and the timer T11 is corrected by the timer. Since the correction is made based on the calculation result of the value ΔH, the deviation between the update process of the timer T11 and the update process of the random counter R1 is corrected. For this reason, since the estimation accuracy of the big hit value is increased, the estimation accuracy of whether or not any of the reserved
上記実施例1〜実施例2のそれぞれにおいては、メイン制御回路50がランダムカウンタR1を単位値「1」だけ更新する時間間隔および演出制御回路70がタイマT11を単位値「1」だけ更新する時間間隔を相違させても良い。
In each of the first to second embodiments, the
演出制御回路70のCPU71は図26のステップS231でタイマT11にROM72に予め決められた一定値ΔT(例えば1)を加算する。即ち、タイマT11はランダムカウンタR1と同一の更新時間(4msec)で同一値だけ更新されるものであり、推測データエリア1〜推測データエリア4のそれぞれにはランダムカウンタR1と同一の更新時間で同一値だけ更新されたタイマT11が推測データとして記録される。
The
演出制御回路70のROM72には下限値Tmin11として時間差「760―ΔTg(例えば2)」が記録され、下限値Tmin12として時間差「1066―ΔTg」が記録され、下限値Tmin13として時間差「630―ΔTg」が記録され、上限値Tmax11として時間差「760+ΔTg」が記録され、上限値Tmax12として時間差「1066+ΔTg」が記録され、上限値Tmax13として時間差「630+ΔTg」が記録されており、CPU71は図32の大当り推測処理1では時間差データ1の演算結果を新たな下限値Tmin11〜Tmin13および新たな上限値Tmax11〜Tmax13のそれぞれと比較し、時間差データ2の演算結果を新たな下限値Tmin11〜Tmin13および新たな上限値Tmax11〜Tmax13のそれぞれと比較し、時間差データ3の演算結果を新たな下限値Tmin11〜Tmin13および新たな上限値Tmax11〜Tmax13のそれぞれと比較する。
The
図51はCPU71が図33の大当り値推測処理に換えて実行する大当り値推測処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS367で時間間隔データΔNtの演算結果を更新時間ΔTで除算することなくそのまま間隔値データΔNoにセットする。
FIG. 51 shows details of the jackpot value estimation process executed by the
演出制御回路70のROM72には図36の判定基準値データに変えて図52の判定基準値データが予め記録されている。この判定基準値データはメイン制御回路50の保留データエリア2〜4のいずれかに大当りとなるものが含まれているか否かを推測するための判定データを大当り値の推測結果に応じて設定するためのものであり、大当り値の推測結果「7」には判定基準値1「1192」と判定基準値2「306」と判定基準値3「1062」が割付けられ、大当り値の推測結果「313」には判定基準値1「886」と判定基準値2「1192」と判定基準値3「756」が割付けられ、大当り値の推測結果「313」には判定基準値1「130」と判定基準値2「436」と判定基準値3「1192」が割付けられている。
In the
CPU71は図35のステップS386へ移行すると、図52の判定基準値データから大当り値の推測結果に応じた判定基準値1と判定基準値2と判定基準値3を選択する。例えば大当り値の推測結果が「313」であるときには判定基準値1として「886」が選択され、判定基準値2として「1192」が選択され、判定基準値3として「756」が選択される。
When the
CPU71は図35のステップS386で判定基準値1〜判定基準値3のそれぞれを選択すると、ステップS387で下限値Tmin21と下限値Tmin22と下限値Tmin23のそれぞれを演算する。下限値Tmin21は判定基準値1の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものであり、下限値Tmin22は判定基準値2の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものであり、下限値Tmin23は判定基準値3の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものである。これら各誤差ΔTgは演出制御回路70のROM72に予め記録されたものであり、具体的には「2」に設定されている。
When
CPU71は図35のステップS387で下限値Tmin21〜Tmin23のそれぞれを演算すると、ステップS388で判定基準値1の選択結果に誤差ΔTgを加算することで上限値Tmax21を演算し、判定基準値2の選択結果に誤差ΔTgを加算することで上限値Tmax22を演算し、判定基準値3の選択結果に誤差ΔTgを加算することで上限値Tmax23を演算する。そして、時間差データ1の演算結果を新たな下限値Tmin21〜Tmin23および新たな上限値Tmax21〜Tmax23のそれぞれと比較し、時間差データ2の演算結果を新たな下限値Tmin21〜Tmin23および新たな上限値Tmax21〜Tmax23のそれぞれと比較し、時間差データ3の演算結果を新たな下限値Tmin21〜Tmin23および新たな上限値Tmax21〜Tmax23のそれぞれと比較する。
When the
図53は演出制御回路70のCPU71が図30の当落コマンド処理に換えて実行する当落コマンド処理の詳細を示すものである。この図53の当落コマンド処理では大当り推測処理1が廃止されており、ステップS334の大当り推測処理3が新たに設定されている。
FIG. 53 shows the details of the winning command process executed by the
図54はCPU71が図53のステップS330で実行する大当り値推測処理の詳細を示すものであり、CPU71は図54のステップS521で大当り推測フラグの設定状態を判断する。この大当り推測フラグはCPU71がステップS373で大当り値の推測処理を終えることに基づいてステップS375でオンするものであり、CPU71は大当り値の推測処理を終えていないときにはステップS521で大当り推測フラグのオフを判断してステップS360へ移行する。
FIG. 54 shows details of the jackpot value estimation process executed by the
CPU71はステップS360へ移行すると、カウンタフラグの設定状態を判断する。例えば通常モードで1回目の大当りが判定されたときにはカウンタNo1にタイマT11の計測結果がセットされていない。この場合にはCPU71はステップS360でカウンタフラグのオフを判断し、ステップS361でRAM73の推測データエリア1から推測データ1の記録結果(タイマT11の計測結果)を検出する。そして、ステップS362でカウンタNo1に推測データ1の検出結果をセットし、ステップS363でカウンタフラグをオンする。このタイマT11はCPU71が図26の保留コマンド処理のステップS231を実行する毎にROM72に予め記録された単位値「1」だけ更新するものであり、CPU71はタイマT11をROM72に予め記録された下限値「0」からROM72に予め記録された上限値「1191」に加算した後に「0」に戻して循環的に加算する。即ち、タイマT11は大当り判定用のランダムカウンタR1と同一の時間間隔「4msec」で同一の下限値「0」から同一の上限値「1191」に加算された後に同一の下限値「0」に戻して循環的に加算されるものである。
When proceeding to step S360, the
CPU71は通常モードで2回目の大当りが判定されたときには図54のステップS360でカウンタフラグがオンされていることを判断し、ステップS364でRAM73の推測データエリア1から推測データ1の記録結果を検出する。そして、ステップS365で推測データ1の検出結果をカウンタNo2にセットし、ステップS522でカウンタNo1の設定結果からカウンタNo2の設定結果に至るまでの間隔を大当り値推測データΔR1にセットする。例えば「No2≧No1」であるときには「No2−No1」が演算され、「No2−No1」の演算結果が間隔として大当り値推測データΔR1にセットされる。また、「No2<No1」であるときには「1192−No1+No2」が演算され、「1192−No1+No2」の演算結果が間隔として大当り値推測データΔR1にセットされる。
When the second big hit is determined in the normal mode, the
CPU71は図54のステップS522で大当り値推測データΔR1を設定すると、ステップS371で大当り値推測データΔR1の設定結果を下限値「0−α」および上限値「0+α」のそれぞれと比較する。ここで「0−α≦ΔR1≦0+α」ではないことを判断したときにはステップS372へ移行し、大当り値推測データΔR1の設定結果を図34の基準範囲「130−α〜130+α」と「306−α〜306+α」と「436−α〜436+α」と「756−α〜756+α」と「886−α〜886+α」と「1062−α〜1062+α」のそれぞれと比較する。ここで大当り値推測データΔR1の設定結果が基準範囲「130−α〜130+α」〜「1062−α〜1062+α」のいずれにも属していないことを判断したときには図54のステップS377で大当り推測フラグをオフし、ステップS376でカウンタNo2の設定結果をカウンタNo1に設定する。
When the big hit value estimated data ΔR1 is set in step S522 of FIG. 54, the
CPU71は図54のステップS372で大当り値推測データΔR1の設定結果が基準範囲「130−α〜130+α」〜「1062−α〜1062+α」のいずれかに属していることを判断すると、ステップS373で基準範囲「130−α〜130+α」〜「1062−α〜1062+α」のうち大当り値推測データΔR1が属するものに割付けられた大当り値を通常モードで今回に大当りが判定されたときの大当り値であると推測する。そして、ステップS374で大当り値の推測結果をRAM73に記録し、ステップS375で大当り推測フラグをオンし、ステップS523のタイマ補正処理へ移行する。
When the
図55は図54のステップS523のタイマ補正処理の詳細を示すものであり、CPU71は図55のステップS501で大当り値推測データΔR1の設定結果を下限値「130−α」および上限値「130+α」のそれぞれと比較し、ステップS503で大当り値推測データΔR1の設定結果を下限値「306−α」および上限値「306+α」のそれぞれと比較し、ステップS505で大当り値推測データΔR1の設定結果を下限値「436−α」および上限値「436+α」のそれぞれと比較し、ステップS507で大当り値推測データΔR1の設定結果を下限値「756−α」および上限値「756+α」のそれぞれと比較し、ステップS509で大当り値推測データΔR1の設定結果を下限値「886−α」および上限値「886+α」のそれぞれと比較する。
FIG. 55 shows details of the timer correction process in step S523 of FIG. 54. The
CPU71はステップS501で「130−α≦ΔR1≦130+α」であることを判断したときにはステップS515でROM72に予め記録された大当り値「7」をタイマT11にセットし、ステップS503で「306−α≦ΔR1≦306+α」であることを判断したときにはステップS516でROM72に予め記録された大当り値「313」をタイマT11にセットし、ステップS505で「436−α≦ΔR1≦436+α」であることを判断したときにはステップS517で大当り値「313」をタイマT11にセットし、ステップS507で「756−α≦ΔR1≦756+α」であることを判断したときにはステップS518でROM72に予め記録された大当り値「1069」をタイマT11にセットし、ステップS509で「886−α≦ΔR1≦886+α」であることを判断したときにはステップS519で大当り値「7」をタイマT11にセットし、ステップS509で「886−α≦ΔR1≦886+α」ではないことを判断したときにはステップS520で大当り値「1069」をタイマT11にセットする。即ち、通常モードで2回目に大当りが判定されたときには大当り値「7」と「313」と「1069」のうち大当り値の推測結果に応じたものがタイマT11にセットされ、大当り推測用のタイマT11が大当り判定用のランダムカウンタR1と同一値を計測するように補正される。
When the
図56は図53のステップS331の大当り推測処理2の詳細を示すものであり、CPU71は大当り値推測処理で大当り値の推測結果をRAM73に記録したときにはステップS531で大当り推測フラグのオンを判断し、ステップS532へ移行する。ここでRAM73の推測データエリア2に推測データ2が記録されていることを判断したときにはステップS533へ移行し、時間差データ1を演算する。この時間差データ1は推測データ1から推測データ2に至るまでの間隔に相当するものであり、CPU71は「推測データ2>推測データ1」であるときには「推測データ2−推測データ1」を演算することで時間差データ1を設定し、「推測データ2≦推測データ1」であるときには「1192−推測データ1+推測データ2」を演算することで時間差データ1を設定する。
FIG. 56 shows details of the
CPU71は図56のステップS533で時間差データ1を演算すると、ステップS534でRAM73から大当り値の推測結果を検出する。そして、ステップS535へ移行し、図52の判定基準値データから大当り値の推測結果に応じた判定基準値1と判定基準値2と判定基準値3のそれぞれを選択する。
When the
CPU71は図56のステップS535で判定基準値1〜判定基準値3のそれぞれを選択すると、ステップS536で下限値Tmin21と下限値Tmin22と下限値Tmin23のそれぞれを演算する。下限値Tmin21は判定基準値1の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものであり、下限値Tmin22は判定基準値2の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものであり、下限値Tmin23は判定基準値3の選択結果から誤差ΔTgを減算することで設定されるものである。これら各誤差ΔTgは演出制御回路70のROM72に予め記録されたものであり、具体的には「2」に設定されている。
When
CPU71は図56のステップS536で下限値Tmin21〜下限値Tmin23のそれぞれを演算すると、ステップS537で上限値Tmax21と上限値Tmax22と上限値Tmax23のそれぞれを演算する。上限値Tmax21は判定基準値1の選択結果に誤差ΔTgを加算することで設定されるものであり、上限値Tmax22は判定基準値2の選択結果に誤差ΔTgを加算することで設定されるものであり、上限値Tmax23は判定基準値3の選択結果に誤差ΔTgを加算することで設定されるものである。これら各誤差ΔTgは演出制御回路70のROM72に予め記録されたものであり、具体的には「2」に設定されている。
When
CPU71は図56のステップS537で上限値Tmax21〜上限値Tmax23のそれぞれを演算すると、ステップS538で時間差データ1の演算結果を下限値Tmin21の演算結果および上限値Tmax21の演算結果のそれぞれと比較し、ステップS539で時間差データ1の演算結果を下限値Tmin22の演算結果および上限値Tmax22の演算結果のそれぞれと比較し、ステップS540で時間差データ1の演算結果を下限値Tmin23の演算結果および上限値Tmax23の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin21≦時間差データ1≦Tmax21」と「Tmin22≦時間差データ1≦Tmax22」と「Tmin23≦時間差データ1≦Tmax23」のいずれかを判断したときにはステップS541へ移行し、カウンタN11に連続予告回数「2」をセットする。
When the
CPU71は「Tmin21≦時間差データ1≦Tmax21」と「Tmin22≦時間差データ1≦Tmax22」と「Tmin23≦時間差データ1≦Tmax23」のいずれでもないことを判断すると、ステップS542でRAM73の推測データエリア3に推測データ3が記録されているか否かを判断する。ここで推測データエリア3に推測データ3が記録されていることを判断したときにはステップS543へ移行し、時間差データ2を演算する。この時間差データ2は推測データ1から推測データ3に至るまでの間隔に相当するものであり、CPU71は「推測データ3>推測データ1」であるときには「推測データ3−推測データ1」を演算することで時間差データ2を設定し、「推測データ3≦推測データ1」であるときには「1192−推測データ1+推測データ3」を演算することで時間差データ2を設定する。
When the
CPU71はステップS543で時間差データ2を演算すると、ステップS544で時間差データ2の演算結果を下限値Tmin21の演算結果および上限値Tmax21の演算結果のそれぞれと比較し、ステップS545で時間差データ2の演算結果を下限値Tmin22の演算結果および上限値Tmax22の演算結果のそれぞれと比較し、ステップS546で時間差データ2の演算結果を下限値Tmin23の演算結果および上限値Tmax23の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin21≦時間差データ2≦Tmax21」と「Tmin22≦時間差データ2≦Tmax22」と「Tmin23≦時間差データ2≦Tmax23」のいずれかを判断したときにはステップS547へ移行し、カウンタN11に連続予告「3」をセットする。
When calculating the
CPU71は「Tmin21≦時間差データ2≦Tmax21」と「Tmin22≦時間差データ2≦Tmax22」と「Tmin23≦時間差データ2≦Tmax23」のいずれでもないことを判断すると、ステップS548でRAM73の推測データエリア4に推測データ4が記録されているか否かを判断する。ここで推測データエリア4に推測データ4が記録されていることを判断したときにはステップS549へ移行し、時間差データ3を演算する。この時間差データ3は推測データ1から推測データ4に至るまでの間隔に相当するものであり、CPU71は「推測データ4>推測データ1」であるときには「推測データ4−推測データ1」を演算することで時間差データ3を設定し、「推測データ4≦推測データ1」であるときには「1192−推測データ1+推測データ4」を演算することで時間差データ3を設定する。
When the
CPU71はステップS549で時間差データ3を演算すると、ステップS550で時間差データ3の演算結果を下限値Tmin21の演算結果および上限値Tmax21の演算結果のそれぞれと比較し、ステップS551で時間差データ3の演算結果を下限値Tmin22の演算結果および上限値Tmax22の演算結果のそれぞれと比較し、ステップS552で時間差データ3の演算結果を下限値Tmin23の演算結果および上限値Tmax23の演算結果のそれぞれと比較する。ここで「Tmin21≦時間差データ3≦Tmax21」と「Tmin22≦時間差データ3≦Tmax22」と「Tmin23≦時間差データ3≦Tmax23」のいずれかを判断したときにはステップS553へ移行し、カウンタN11に連続予告回数「4」をセットする。
When the
図57は図53のステップS334の大当り推測処理3の詳細を示すものであり、CPU71は図57のステップS561で大当り推測フラグの設定状態を判断する。例えばタイマT11が大当り値の推測結果に基づいて補正された大当り値の推測済み状態ではCPU71はステップS561で大当り推測フラグのオンを判断し、ステップS562でカウンタN11の設定結果を「0」と比較する。ここで「N11=0」を判断したときにはステップS563へ移行し、RAM73の推測データエリア2に推測データが記録されているか否かを判断する。
FIG. 57 shows details of the
CPU71はステップS563で推測データエリア2に推測データ2が記録されていることを判断すると、推測データエリア2から推測データ2の記録結果を検出する。そして、ステップS564で推測データ2の検出結果を下限値「7−α」および上限値「7+α」のそれぞれと比較し、ステップS565で推測データ2の検出結果を下限値「313−α」および上限値「313+α」のそれぞれと比較し、ステップS566で推測データ2の検出結果を下限値「1069−α」および上限値「1069+α」のそれぞれと比較する。これら「7」と「313」と「1069」のそれぞれは通常モード用の大当り値に相当するものであり、CPU71は「7−α≦推測データ2≦7+α」と「313−α≦推測データ2≦313+α」と「1069−α≦推測データ2≦1069+α」のいずれかを判断したときにはメイン制御回路50の保留データエリア2に大当りとなるランダムカウンタR1の取得結果が記録されていると判定する。この場合にはステップS567へ移行し、カウンタN11に連続予告回数「2」をセットすることで2回の予告演出を連続的に発生させることを記録する。
When the
CPU71は「7−α≦推測データ2≦7+α」と「313−α≦推測データ2≦313+α」と「1069−α≦推測データ2≦1069+α」のいずれでもないことを判断すると、ステップS568でRAM73の推測データエリア3に推測データ3が記録されているか否かを判断する。例えば推測データエリア3に推測データ3が記録されていることを判断したときには推測データエリア3から推測データ3の記録結果を検出し、ステップS569で推測データ3の検出結果を下限値「7−α」および上限値「7+α」のそれぞれと比較し、ステップS570で推測データ3の検出結果を下限値「313−α」および上限値「313+α」のそれぞれと比較し、ステップS571で推測データ3の検出結果を下限値「1069−α」および上限値「1069+α」のそれぞれと比較する。ここで「7−α≦推測データ3≦7+α」と「313−α≦推測データ3≦313+α」と「1069−α≦推測データ3≦1069+α」のいずれかを判断したときにはメイン制御回路50の保留データエリア3に大当りとなるランダムカウンタR1の取得結果が記録されていると判定する。この場合にはステップS572へ移行し、カウンタN11に連続予告回数「3」をセットすることで3回の予告演出を連続的に発生させることを記録する。
If the
CPU71は「7−α≦推測データ3≦7+α」と「313−α≦推測データ3≦313+α」と「1069−α≦推測データ3≦1069+α」のいずれでもないことを判断すると、ステップS573でRAM73の推測データエリア4に推測データ4が記録されているか否かを判断する。例えば推測データエリア4に推測データ4が記録されていることを判断したときには推測データエリア4から推測データ4の記録結果を検出し、ステップS574で推測データ4の検出結果を下限値「7−α」および上限値「7+α」のそれぞれと比較し、ステップS575で推測データ4の検出結果を下限値「313−α」および上限値「313+α」のそれぞれと比較し、ステップS576で推測データ4の検出結果を下限値「1069−α」および上限値「1069+α」のそれぞれと比較する。ここで「7−α≦推測データ4≦7+α」と「313−α≦推測データ4≦313+α」と「1069−α≦推測データ4≦1069+α」のいずれかを判断したときにはメイン制御回路50の保留データエリア4に大当りとなるランダムカウンタR1の取得結果が記録されていると判定する。この場合にはステップS577へ移行し、カウンタN11に連続予告回数「4」をセットすることで4回の予告演出を連続的に発生させることを記録する。即ち、通常モードで2回の大当りが判定されることに基づいて大当り値の推測処理が行われた後には装飾図柄遊技が開始される毎にメイン制御回路50の保留データエリア2〜保留データエリア4のいずれかに新たに大当りとなるランダムカウンタR1の取得結果が記録されているか否かが推測される。
When the
上記実施例4によれば次の効果を奏する。
演出制御回路70が大当り値の推測結果に基づいてタイマT11を補正し、タイマT11を大当り判定用のランダムカウンタR1と同一パターンで循環的に更新する構成としたので、演出制御回路70が大当り値の推測処理を終えた後にはメイン制御回路70から通常大当りコマンドと確変大当りコマンドと小当りコマンドと外れリーチコマンドと完全外れコマンドのいずれが送信されたときであっても推測データ2の記録結果に基づいて保留データエリア2に大当りとなるランダムカウンタR1の取得結果が記録されているか否かを推測することができ、推測データ3の記録結果に基づいて保留データエリア3に大当りとなるランダムカウンタR1の取得結果が記録されているか否かを推測することができ、推測データ4の記録結果に基づいて保留データエリア4に大当りとなるランダムカウンタR1の取得結果が記録されているか否かを推測することができる。
According to the said Example 4, there exists the following effect.
The
上記実施例1〜実施例4のそれぞれにおいては、装飾図柄遊技中にスピーカ14から効果音を出力することに基づいて装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることを予告しても良い。
In each of the first to fourth embodiments, the decorative symbol is either a normal jackpot combination or a probable jackpot combination based on the output of the sound effect from the
上記実施例1〜実施例4のそれぞれにおいては、装飾図柄遊技中に電飾LED17を点滅させることに基づいて装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることを予告しても良い。
In each of the above-described Examples 1 to 4, a notice that the decorative symbol will be either a normal jackpot combination or a probable jackpot combination based on blinking the
上記実施例1〜実施例4のそれぞれにおいては、大当り推測処理2で時間差データ1の演算結果を判定基準値1〜判定基準値3のそれぞれと比較し、時間差データ2の演算結果を判定基準値1〜判定基準値3のそれぞれと比較し、時間差データ3の演算結果を判定基準値1〜判定基準値3のそれぞれと比較しても良い。この場合、時間差データ1の演算結果が判定基準値1〜判定基準値3のいずれかと一致または近似しているときにはカウンタN11に「2」をセットし、時間差データ2の演算結果が判定基準値1〜判定基準値3のいずれかと一致または近似しているときにはカウンタN11に「3」をセットし、時間差データ3の演算結果が判定基準値1〜判定基準値3のいずれかと一致または近似しているときにはカウンタN11に「4」をセットすると良い。
In each of the first to fourth embodiments, the calculation result of the
上記実施例1〜実施例4のそれぞれにおいては、次回の装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることが推測されたときには次回の装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになる前に予告演出を発生させる構成としても良い。 In each of the above-described Examples 1 to 4, when it is estimated that the decorative symbol will be either a normal jackpot combination or a probable jackpot combination in the next decorative symbol game, the decorative symbol in the next decorative symbol game It is also possible to adopt a configuration in which a notice effect is generated before any of the normal jackpot combination and the probability variation jackpot combination.
上記実施例1〜実施例4のそれぞれにおいては、次々回の装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることが推測されたときには今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技のいずれか1回または2回で予告演出を発生させる構成としても良い。 In each of the above-mentioned Examples 1 to 4, when it is estimated that the decorative symbols will be either a normal jackpot combination or a probable jackpot combination in the subsequent decorative symbol game, and the next decorative symbol game and the next It is good also as a structure which generates a notice effect by either one or two times of a decoration symbol game and a decoration symbol game of the next time.
上記実施例1〜実施例4のそれぞれにおいては、次々々回の装飾図柄遊技で装飾図柄が通常大当りの組合せおよび確変大当りの組合せのいずれかになることが推測されたときには今回の装飾図柄遊技と次回の装飾図柄遊技と次々回の装飾図柄遊技と次々々回の装飾図柄遊技のいずれか1回または2回または3回で予告演出を発生させる構成としても良い。 In each of the above-mentioned Examples 1 to 4, when it is estimated that the decorative symbol will be either a normal jackpot combination or a promiscuous jackpot combination in successive decorative symbol games, It may be configured such that the notice effect is generated at any one time, two times, or three times of the next decorative symbol game, the subsequent decorative symbol game, and the successive decorative symbol game.
上記実施例1〜実施例4のそれぞれにおいては、大当り値推測処理で大当り値が推測されたときには大当り値の推測結果から1個の大当り値に至る1個の判定値または1個の判定範囲を設定し、時間差データの検出結果を1個の判定値または1個の判定範囲と比較することでメイン制御回路50の保留データエリアに新たに大当りとなるものが記録されているか否かを判定しても良い。例えば大当り値の推測結果が「7」であるときには大当り値「7」から大当り値「313」に至る1個の判定基準値2に基づいて1個の判定範囲Tmin22〜Tmax22を設定し、時間差データの検出結果を1個の判定範囲Tmin22〜Tmax22と比較する。
In each of the first to fourth embodiments, when a big hit value is estimated by the big hit value estimation process, one judgment value or one judgment range from the big hit value estimation result to one big hit value is obtained. The time difference data detection result is set and compared with one determination value or one determination range to determine whether or not a new big hit is recorded in the reserved data area of the
上記実施例1〜実施例4のそれぞれにおいては、演出制御回路70がROM72に予め記録された大当り値「7,313,1069」に基づいて図36の大当り値「7」用の判定基準値1〜3と大当り値「313」用の判定基準値1〜3と大当り値「1069」用の判定基準値1〜3のそれぞれを演算する構成としても良い。
In each of the first to fourth embodiments, the
18は遊技盤、22は遊技領域、24は始動口、32は装飾図柄表示器、50はメイン制御回路、70は演出制御回路、80は図柄制御回路を示している。 18 is a game board, 22 is a game area, 24 is a start port, 32 is a decorative symbol display, 50 is a main control circuit, 70 is an effect control circuit, and 80 is a symbol control circuit.
Claims (2)
前記遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤に設けられ、識別図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示される表示器と、
前記遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能な開放状態および遊技球が入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられる可変入球口と、
特賞カウンタ値を一定時間が経過する毎に一定値ずつ更新するものであって、特賞カウンタ値を予め設定された初期値から予め設定された限度値まで更新した後に初期値に戻して循環的に更新する特賞カウンタ更新手段と、
遊技球が前記始動口に入球することに基づいて入球コマンドを送信するコマンド送信手段と、
遊技球が前記始動口に入球することに基づいて特賞カウンタ値の更新結果を取得するものであって、特賞カウンタ値の更新結果を取得したときには特賞カウンタ値の取得結果を特賞カウンタ記録手段に記録する特賞カウンタ取得手段と、
前記特賞カウンタ更新手段と同一または非同一な一定の時間間隔で推測カウンタ値を更新する推測カウンタ更新手段と、
前記コマンド送信手段からの入球コマンドを受信することに基づいて推測カウンタ値の更新結果を取得するものであって、推測カウンタ値の更新結果を取得したときには推測カウンタ値の取得結果を推測カウンタ記録手段に記録する推測カウンタ取得手段と、
図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて前記特賞カウンタ記録手段から特賞カウンタ値の記録結果を検出するものであって、前記特賞カウンタ記録手段に1個の特賞カウンタ値が記録されているときには当該特賞カウンタ値の記録結果を検出すると共に前記特賞カウンタ記録手段に複数の特賞カウンタ値が記録されているときには複数の特賞カウンタ値のうちから取得順序が最も古いものを検出する特賞カウンタ検出手段と、
複数の特賞値が予め記録されたものであって、特賞値から別の特賞値に至る間隔が相互に異なる複数の特賞値が記録された特賞値記録手段と、
前記特賞カウンタ検出手段が前記特賞カウンタ記録手段から特賞カウンタ値の記録結果を検出することに基づいて特賞カウンタ値の検出結果を前記特賞値記録手段に記録された複数の特賞値のそれぞれと比較するものであって、特賞カウンタ値の検出結果が複数の特賞値のいずれかと同一であるときには前記可変入球口を開放状態にする特賞状態であると判定すると共に特賞カウンタ値の検出結果が複数の特賞値のいずれとも相違しているときには特賞状態ではないと判定する特賞状態判定手段と、
前記特賞状態判定手段が特賞状態であるか否かを判定したときには特賞状態であるか否かを判定することに使用した特賞カウンタ値の記録結果を前記特賞カウンタ記録手段から消去する特賞カウンタ消去手段と、
前記特賞状態判定手段が特賞状態であると判定したときには前記推測カウンタ記録手段から推測カウンタ値の記録結果を検出するものであって、前記推測カウンタ記録手段に1個の推測カウンタ値が記録されているときには当該推測カウンタ値の記録結果を検出して第1のカウンタデータに設定すると共に前記推測カウンタ記録手段に複数の推測カウンタ値が記録されているときには複数の推測カウンタ値のうちから取得順序が最も古いものを検出して第1のカウンタデータに設定する第1のカウンタデータ設定手段と、
前記特賞カウンタ消去手段が前記特賞カウンタ記録手段から消去する特賞カウンタ値に応じた推測カウンタ値を前記推測カウンタ記録手段から消去するものであって、前記第1のカウンタデータ設定手段が推測カウンタ値を第1のカウンタデータに設定したときには前記第1のカウンタデータ設定手段が推測カウンタ値を第1のカウンタデータに設定した後に推測カウンタ値の消去処理を行う推測カウンタ消去手段と、
前記第1のカウンタデータ設定手段が第1のカウンタデータに推測カウンタ値を設定した後に前記特賞状態判定手段が特賞状態であると新たに判定したときには前記推測カウンタ記録手段から推測カウンタ値の記録結果を検出するものであって、前記推測カウンタ記録手段に1個の推測カウンタ値が記録されているときには当該推測カウンタ値の記録結果を検出して第2のカウンタデータに設定すると共に前記推測カウンタ記録手段に複数の推測カウンタ値が記録されているときには複数の推測カウンタ値のうちから取得順序が最も古いものを検出して第2のカウンタデータに設定する第2のカウンタデータ設定手段と、
前記第2のカウンタデータ設定手段が第2のカウンタデータを設定したときには第2のカウンタデータの設定結果である推測カウンタ値および第1のカウンタデータの設定結果である推測カウンタ値相互間の差分に基づいて間隔データを設定する間隔データ設定手段と、
前記特賞値記録手段に記録された複数の特賞値のそれぞれと同一な複数の特賞データ値が記録された特賞データ値記録手段と、
複数の特賞データ値のそれぞれに対応して特賞データ値から当該特賞データ値とは異なる特賞データ値に至る間隔に相当する基準値または当該基準値を含む基準範囲が記録された間隔データ記録手段と、
間隔データの設定結果を複数の基準値または複数の基準範囲のそれぞれと比較するものであって、間隔データの設定結果が複数の基準値または複数の基準範囲のいずれかに応じたものであることを判断したときには前記特賞データ値記録手段に記録された複数の特賞データ値のうちから当該基準値または当該基準範囲に対応する特賞データ値を選択する特賞データ値選択手段と、
前記特賞データ値選択手段が特賞データ値を選択したときには特賞データ値の選択結果から複数の特賞データ値のうちの少なくとも1つに至る間隔に相当する判定値または当該判定値を含む判定範囲を設定する判定データ設定手段と、
前記特賞データ値選択手段が特賞データ値を選択したときには前記推測カウンタ記録手段に複数の推測カウンタ値が記録されていることを条件に時間差データを検出するものであって、取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果を除く残りの各推測カウンタ値の記録結果および取得順序が最も古い推測カウンタ値の記録結果相互間の差分に基づいて1または2以上の時間差データを検出する時間差データ検出手段と、
時間差データの検出結果を判定値の設定結果または判定範囲の設定結果と比較するものであって、時間差データの検出結果に判定値の設定結果または判定範囲の設定結果に応じたものが含まれていると判断したときには前記特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれていると推測する特賞状態推測手段と、
図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて前記表示器に図柄遊技の映像を表示するものであって、前記特賞状態判定手段の判定結果を図柄遊技の映像で遊技者に報知する図柄遊技手段と、
前記特賞状態判定手段が特賞状態であると判定したときには前記図柄遊技手段が図柄遊技の映像で特賞状態であることを遊技者に報知した後に前記可変入球口を開放状態にする特賞遊技を行う特賞遊技手段と、
前記特賞状態推測手段が前記特賞カウンタ記録手段の記録結果に新たに特賞状態となるものが含まれていると推測することに基づいて特賞遊技が行われることを予告する予告演出を発生させる予告手段を備え、
前記推測カウンタ消去手段は、前記第2のカウンタデータ設定手段が推測カウンタ値を第2のカウンタデータに設定したときには前記時間差データ検出手段が1または2以上の時間差データを検出した後に推測カウンタ値の消去処理を行うことを特徴とするパチンコ遊技機。 A game board having a game area in which a game ball can roll;
A start opening provided in the game board and into which a game ball can enter;
A display provided on the game board, on which an image of a symbol game for displaying the identification symbol in a variable state and a variable stop state in order is displayed;
A variable entrance that is provided on the game board and can be switched between an open state in which a game ball can enter and a closed state in which a game ball cannot enter;
The special prize counter value is updated by a certain value every time a predetermined time elapses, and the special prize counter value is updated from a preset initial value to a preset limit value, and then returned to the initial value in a cyclic manner. Special prize counter updating means for updating,
Command transmission means for transmitting an incoming ball command based on a game ball entering the starting port;
An update result of the special prize counter value is acquired based on the game ball entering the start opening. When the update result of the special prize counter value is acquired, the acquisition result of the special prize counter value is stored in the special prize counter recording means. Special prize counter acquisition means for recording,
An estimation counter updating means for updating an estimation counter value at a constant time interval that is the same or non-identical as the special prize counter updating means;
An update result of the estimated counter value is acquired based on receiving the incoming command from the command transmitting means, and when the updated result of the estimated counter value is acquired, the acquired result of the estimated counter value is recorded in the estimated counter A guess counter acquisition means for recording in the means;
When a special game counter value is recorded from the special prize counter recording means based on the arrival of the start timing of the symbol game, and one special prize counter value is recorded in the special prize counter recording means A special counter detection means for detecting the result of recording the special prize counter value and detecting the oldest acquisition order among the plurality of special prize counter values when a plurality of special prize counter values are recorded in the special prize counter recording means; ,
A plurality of special prize values recorded in advance, and a special prize value recording means in which a plurality of special prize values having different intervals from the special prize value to another special prize value are recorded;
Based on the fact that the prize counter detecting means detects the result of recording the special prize counter value from the special prize counter recording means, the result of detection of the special prize counter value is compared with each of a plurality of special prize values recorded in the special prize value recording means. When the detection result of the special prize counter value is the same as any one of a plurality of special prize values, it is determined that the variable entrance is in a special prize state, and the detection result of the special prize counter value is plural. A special state determination means for determining that the state is not in a special state when it is different from any of the special values;
Special counter counter erasure means for erasing the result of recording of the special prize counter value used for determining whether or not the special prize state is determined when the special prize state determination means determines whether or not the special prize state is present. When,
When it is determined that the special prize state determination means is in the special prize state, a recording result of the estimated counter value is detected from the estimated counter recording means, and one estimated counter value is recorded in the estimated counter recording means. When the estimated counter value is recorded, the first counter data is detected and set as the first counter data, and when a plurality of estimated counter values are recorded in the estimated counter recording means, the acquisition order is selected from the plurality of estimated counter values. First counter data setting means for detecting the oldest and setting it as first counter data;
The award counter erasing unit erases the estimated counter value corresponding to the award counter value to be erased from the award counter recording unit from the estimated counter recording unit, and the first counter data setting unit sets the estimated counter value. A speculative counter erasure unit that performs an erasure process of the estimated counter value after the first counter data setting unit sets the estimated counter value to the first counter data when the first counter data is set;
When the first counter data setting means newly sets the estimated counter value in the first counter data and the special prize state determining means newly determines that the special prize state is in effect, the estimated counter value is recorded from the estimated counter recording means. When one guess counter value is recorded in the guess counter recording means, the record result of the guess counter value is detected and set as second counter data, and the guess counter recording is performed. Second counter data setting means for detecting the oldest acquisition order from the plurality of estimated counter values and setting the second counter data when a plurality of estimated counter values are recorded in the means;
When the second counter data setting means sets the second counter data, the difference between the estimated counter value which is the setting result of the second counter data and the estimated counter value which is the setting result of the first counter data is calculated. Interval data setting means for setting interval data based on the data;
A special prize data value recording means in which a plurality of special prize data values that are the same as each of a plurality of special prize values recorded in the special prize value recording means are recorded;
Interval data recording means for recording a reference value corresponding to an interval from a special prize data value to a special prize data value different from the special prize data value corresponding to each of the plurality of special prize data values or a reference range including the reference value; ,
The interval data setting result is compared with each of a plurality of reference values or a plurality of reference ranges, and the interval data setting result corresponds to one of a plurality of reference values or a plurality of reference ranges. A prize data value selection means for selecting a prize data value corresponding to the reference value or the reference range from a plurality of prize data values recorded in the prize data value recording means,
When the special prize data value selection means selects a special prize data value, a judgment value corresponding to an interval from the selection result of the special prize data value to at least one of the plurality of special prize data values or a judgment range including the judgment value is set. Determination data setting means to perform,
When the special prize data value selection means selects a special prize data value, the time difference data is detected on the condition that a plurality of estimation counter values are recorded in the estimation counter recording means, and the estimation order is the oldest. A time difference data detecting means for detecting one or more time difference data based on a difference between a record result of each remaining estimated counter value excluding a record result of the counter value and a record result of the estimated counter value having the oldest acquisition order; ,
Comparing the detection result of the time difference data with the determination result setting result or the determination range setting result, and including the time difference data detection result corresponding to the determination value setting result or the determination range setting result When it is determined that there is a special prize state estimation means for estimating that the recording result of the special prize counter recording means includes a new special prize state,
A graphic game means for displaying a graphic game image on the display based on the arrival of a graphic game start timing, wherein the determination result of the special prize state determination means is notified to the player by a graphic game image. When,
When the special prize state determining means determines that the special prize state is in effect, the special game means that the special game means informs the player that the special game state is in the special game image and then opens the variable entrance is performed. Special prize game means,
A notifying means for generating a notice effect for notifying that a special prize game is to be performed based on the fact that the special prize state estimating means estimates that the recording result of the special prize counter recording means includes a new special prize state. With
When the second counter data setting unit sets the estimated counter value to the second counter data, the estimated counter erasing unit is configured to detect the estimated counter value after the time difference data detecting unit detects one or more time difference data. A pachinko machine characterized by performing an erasing process.
前記第2のカウンタデータ設定手段は、前記カウンタデータシフト手段が第2のカウンタデータの設定結果を第1のカウンタデータに設定した後に前記特賞状態判定手段が特賞状態であると新たに判定したときには推測カウンタ値の検出結果を第2のカウンタデータに設定する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。 Counter data shift means for setting the second counter data setting result to the first counter data when the special prize data value selecting means selects the special prize data value;
When the second counter data setting means newly determines that the special prize state determination means is in the special prize state after the counter data shift means sets the second counter data setting result to the first counter data. The pachinko gaming machine according to claim 1, wherein a process of setting the detection result of the estimated counter value to the second counter data is performed.
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