JP2008172497A - 再生装置および再生方法、並びにプログラム - Google Patents

再生装置および再生方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】映像データを編集する場合において、ユーザの操作性を向上させる。
【解決手段】再生対象読出部81は、光ディスクから、映像データと、映像データの解像度を低くした低解像度データを読み出す。合成部82は、読み出された映像データと低解像度データを合成する。映像表示I/Fは、合成の結果得られる合成データに基づいて、映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置の親画面に表示させると同時に、低解像度データに対応する映像である低解像映像を、表示装置の、親画面より小さい子画面に表示させる。本発明は、例えば、光ディスクを再生する装置に適用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、再生装置および再生方法、並びにプログラムに関し、特に、映像データを編集する場合において、ユーザの操作性を向上させることができるようにした再生装置および再生方法、並びにプログラムに関する。
従来、ユーザがVTR(Video Tape Recorder)を用いて映像の編集を行う場合、編集対象とする映像を再生するVTRと、編集結果を録画するVTRの2台のVTRを用いて、それぞれに設けられる表示装置に表示される映像を見ながら、編集作業を行っていた。
また、従来、1枚の光ディスクに記録されている映像データをノンリニア編集することが可能な光ディスク装置がある(例えば、特許文献1参照)。このような光ディスク装置を用いて編集を行う場合、ユーザは、1台の光ディスク装置を用いて、例えば、映像データに基づいて表示される映像の中から、編集対象とする映像の区間である編集区間の開始位置(以下、イン点という)の映像と終了位置(以下、アウト点という)の映像を検索し、その映像のタイムコードをイン点またはアウト点として設定することにより編集を行う。
特開2004−343217号公報
この場合において、編集対象とする複数の映像を同時に表示させることにより、ユーザの操作性を向上させることは考えられていなかった。
即ち、例えば、ある編集区間のイン点の映像の検索時に、光ディスク装置が、検索元となる映像と同時に、直前の編集区間のアウト点の映像を表示させる場合、ユーザは、いま設定するイン点と接続される、直前の編集区間のアウト点の映像を見ながら、イン点を設定することができるので、イン点の映像を容易に検索することができる。その結果、ユーザの操作性は向上する。しかしながら、編集対象とする複数の映像を同時に表示させることは考えられていなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、映像データを編集する場合において、ユーザの操作性を向上させることができるようにするものである。
本発明の一側面の再生装置は、記録媒体に記録されている、映像データと、前記映像データの解像度を低くした低解像度データを再生する再生装置において、前記記録媒体から、前記映像データと前記低解像度データを読み出す読出手段と、読み出された前記映像データと前記低解像度データを合成する合成手段と、前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置の第1の画面に表示させると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像を、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面に表示させる表示制御手段とを備える。
本発明の一側面の再生装置は、前記第2の画面に表示させる低解像映像のタイムコードを指定する低解像指定手段と、前記第2の画面に表示される低解像映像のタイムコードを、編集対象とする素材映像の区間である編集区間の開始位置として指定する開始位置指定手段と、前記第2の画面に表示されている低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の、前記第1の画面への表示を指令する指令手段と、前記第2の画面に表示される低解像映像のタイムコードを、前記編集区間の終了位置として指定する終了位置指定手段と、指定された前記編集区間の開始位置と終了位置を、編集の結果を表す編集情報として前記記録媒体に記録させる編集手段とをさらに設け、前記合成手段は、前記指令手段による指令に応じて、前記第2の画面に表示されている低解像映像の低解像度データと、その低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成し、前記低解像度指定手段により低解像映像のタイムコードが指定された場合、そのタイムコードに対応する低解像度データと、前記指令手段による指令時に前記第2の画面に表示された低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成することができる。
本発明の一側面の再生装置は、前記第2の画面に表示させる低解像映像のタイムコードを指定する低解像指定手段と、前記第2の画面に表示されている低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の、前記第1の画面への表示を指令する表示指令手段と、前記第1の画面に表示させる素材映像のタイムコードの、前記表示指令手段による指令時に前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードから、所望の素材映像のタイムコードへの変更を指令する変更指令手段と、前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードを、編集対象とする素材映像の区間である編集区間の開始位置として指定する開始位置指定手段と、前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードを、前記編集区間の終了位置として指定する終了位置指定手段と、指定された前記編集区間の開始位置と終了位置を、編集の結果を表す編集情報として前記記録媒体に記録させる編集手段とをさらに設け、前記合成手段は、前記表示指令手段による指令に応じて、前記第2の画面に表示されている低解像映像の低解像度データと、その低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成し、前記低解像度指定手段によりタイムコードが指定された場合、そのタイムコードに対応する低解像度データと、直前に第1の画面に表示されていた素材映像の映像データとを合成し、前記変更指令手段による指令に応じて、直前に第2の画面に表示されていた低解像度の低解像度データと、前記所望の素材映像のタイムコードに対応する映像データとを合成することができる。
本発明の一側面の再生方法は、記録媒体に記録されている、映像データと、前記映像データの解像度を低くした低解像度データを再生する再生装置の再生方法において、前記記録媒体から、前記映像データと前記低解像度データを読み出し、読み出された前記映像データと前記低解像度データを合成し、前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置の第1の画面に表示させると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像を、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面に表示させるステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、記録媒体に記録されている、映像データと、前記映像データの解像度を低くした低解像度データを再生する再生処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、前記記録媒体から、前記映像データと前記低解像度データを読み出し、読み出された前記映像データと前記低解像度データを合成し、前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置の第1の画面に表示させると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像を、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面に表示させるステップを含む再生処理をコンピュータに行わせる。
本発明の一側面においては、記録媒体から、前記映像データと前記映像データの解像度を低くした低解像度データが読み出され、読み出された前記映像データと前記低解像度データが合成され、前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像が、表示装置の第1の画面に表示されると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像が、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面に表示される。
再生装置は、独立した装置であっても良いし、記録再生装置の再生処理を行うブロックであっても良い。
以上のように、本発明の一側面によれば、映像を再生することができる。
また、本発明の一側面によれば、映像データを編集する場合において、ユーザの操作性を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の再生装置は、
記録媒体(例えば、図1の光ディスク43)に記録されている、映像データと、前記映像データの解像度を低くした低解像度データ(例えば、プロキシデータ)を再生する再生装置(例えば、図1の光ディスク装置10)において、
前記記録媒体から、前記映像データと前記低解像度データを読み出す読出手段(例えば、図2の再生対象読出部81)と、
読み出された前記映像データと前記低解像度データを合成する合成手段(例えば、図2の合成部82)と、
前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置(例えば、図1の表示装置46)の第1の画面(例えば、図7の親画面141)に表示させると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像を、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面(例えば、図7の子画面142)に表示させる表示制御手段(例えば、図1の映像表示I/F58)と
を備える。
本発明の一側面の再生装置は、
前記第2の画面に表示させる低解像映像のタイムコードを指定する低解像指定手段(例えば、図8のサブボタン192と巻き戻しボタン193など)と、
前記第2の画面に表示される低解像映像のタイムコードを、編集対象とする素材映像の区間である編集区間の開始位置として指定する開始位置指定手段(例えば、図8の入力ボタン171とイン点ボタン173)と、
前記第2の画面に表示されている低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の、前記第1の画面への表示を指令する指令手段(例えば、図8のサブメインボタン182)と、
前記第2の画面に表示される低解像映像のタイムコードを、前記編集区間の終了位置として指定する終了位置指定手段(例えば、図8の入力ボタン171とアウト点ボタン174)と、
指定された前記編集区間の開始位置と終了位置を、編集の結果を表す編集情報(例えば、エディットリスト)として前記記録媒体に記録させる編集手段(例えば、図2の編集部84)と
をさらに備え、
前記合成手段は、前記指令手段による指令に応じて、前記第2の画面に表示されている低解像映像の低解像度データと、その低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成し、前記低解像度指定手段により低解像映像のタイムコードが指定された場合、そのタイムコードに対応する低解像度データと、前記指令手段による指令時に前記第2の画面に表示された低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成する。
本発明の一側面の再生装置は、
前記第2の画面に表示させる低解像映像のタイムコードを指定する低解像指定手段(例えば、図8のサブボタン192と巻き戻しボタン193など)と、
前記第2の画面に表示されている低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の、前記第1の画面への表示を指令する表示指令手段(例えば、図8のサブメインボタン182)と、
前記第1の画面に表示させる素材映像のタイムコードの、前記表示指令手段による指令時に前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードから、所望の素材映像のタイムコードへの変更を指令する変更指令手段(例えば、図8のメインボタン191と巻き戻しボタン193など)と、
前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードを、編集対象とする素材映像の区間である編集区間の開始位置として指定する開始位置指定手段(例えば、図8の入力ボタン171とイン点ボタン173)と、
前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードを、前記編集区間の終了位置として指定する終了位置指定手段(例えば、図8の入力ボタン171とアウト点ボタン174)と、
指定された前記編集区間の開始位置と終了位置を、編集の結果を表す編集情報として前記記録媒体に記録させる編集手段(例えば、図2の編集部84)と
をさらに備え、
前記合成手段は、前記表示指令手段による指令に応じて、前記第2の画面に表示されている低解像映像の低解像度データと、その低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成し、前記低解像度指定手段によりタイムコードが指定された場合、そのタイムコードに対応する低解像度データと、直前に第1の画面に表示されていた素材映像の映像データとを合成し、前記変更指令手段による指令に応じて、直前に第2の画面に表示されていた低解像度の低解像度データと、前記所望の素材映像のタイムコードに対応する映像データとを合成する。
本発明の一側面の再生方法は、
記録媒体(例えば、図1の光ディスク43)に記録されている、映像データと、前記映像データの解像度を低くした低解像度データを再生する再生装置(例えば、図1の光ディスク装置10)の再生方法において、
前記記録媒体から、前記映像データと前記低解像度データを読み出し(例えば、図12のステップS38)、
読み出された前記映像データと前記低解像度データを合成し(例えば、図12のステップS39)、
前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置の第1の画面に表示させると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像を、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面に表示させる(例えば、図12のステップS40)
ステップを含む。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した光ディスク装置10の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1の光ディスク装置10では、映像入力I/F(Interface)50、音声入力I/F51、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)52、一時記憶メモリI/F53、光ディスクドライブI/F54、操作部I/F55、音声出力I/F56、シリアルデータI/F57、映像表示I/F58、メモリカードI/F59、ネットワークI/F60、ハードディスクドライブI/F61、およびドライブI/F62が、データバスを介して、システムバス63に接続されている。
映像入力I/F50には、外部に設けられたカメラ41が接続されており、カメラ41により撮影された結果得られる映像信号が、カメラ41から入力される。映像入力I/F50は、その映像信号に含まれる、SDI(Serial Digital Interface)規格に準拠した信号、コンポジット信号、コンポーネント信号などの同期信号を、映像データとして、システムバス63を介して、マイコン52、映像表示I/F58、または、一時記憶メモリI/F53に供給する。
音声入力I/F51には、外部に設けられたマイクロフォン42が接続されており、マイクロフォン42により取得された音声のアナログ信号である音声信号が入力される。音声入力I/F51は、その音声信号に対してA/D(Analog/Digital)変換を行い、その結果得られるデジタル信号を音声データとして、システムバス63を介して、マイコン52または一時記憶メモリI/F53に供給する。
マイコン52は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)により構成される。マイコン52のCPUは、ROMまたはハードディスク67に記録されているプログラムにしたがって、操作部I/F55からの操作信号などに応じて、光ディスク装置10の各部を制御する。
例えば、CPUは、映像入力I/F50から供給される映像データと、音声入力I/F51から供給される音声データとからなる素材データを用いて、その映像データの解像度を低くしたデータと、音声データのデータ量を少なくしたデータとからなるプロキシデータを作成し、一時記憶メモリI/F53に供給する。
また、CPUは、一時記憶メモリI/F53から供給される素材データまたはプロキシデータのうちの音声データを、システムバス63を介して音声出力I/F56に供給する。さらに、CPUは、一時記憶メモリI/F53から供給される素材データとプロキシデータのうちの映像データを合成し、合成の結果得られる合成データを、システムバス63を介して映像表示I/F58に供給する。RAMには、CPUが実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。
一時記憶メモリI/F53には、バッファなどの一時記憶メモリ64が接続されており、一時記憶メモリI/F53は、映像入力I/F50からの映像データと、音声入力I/F51からの音声データとからなる素材データを、一時記憶メモリ64の素材領域71に記憶させる。また、一時記憶メモリI/F53は、マイコン52から供給されるプロキシデータを、一時記憶メモリ64のプロキシ領域72に記憶させる。
さらに、一時記憶メモリI/F53は、一時記憶メモリ64の素材領域71に記憶されている、映像入力I/F50からの映像データおよび音声入力I/F51からの音声データからなる素材データと、プロキシ領域72に記憶されている、マイコン52からのプロキシデータとを読み出し、システムバス63を介して、光ディスクドライブI/F54に供給する。
また、一時記憶メモリI/F53は、光ディスクドライブI/F54から供給されるクリップ(詳細は後述する)のうちの素材データを、一時記憶メモリ64の素材領域71に記憶させたり、クリップのプロキシデータを一時記憶メモリ64のプロキシ領域72に記憶させる。さらに、一時記憶メモリI/F53は、一時記憶メモリ64の素材領域71またはプロキシ領域72に記憶されている、光ディスクドライブI/F54から供給された素材データまたはプロキシデータを、マイコン52に供給する。
なお、クリップとは、例えば、1回の撮影処理(撮影開始から撮影終了までの撮影処理)により得られた映像データと、その映像データに対応する音声データ、メタデータ等の集合体を指す。
光ディスクドライブI/F54には、光ディスク43が装着される光ディスクドライブ65が接続されている。光ディスクドライブI/F54は、光ディスクドライブ65を制御して、クリップやクリップのプロキシデータを読み出し、システムバス63を介して一時記憶メモリI/F53に供給する。また、光ディスクドライブI/F54は、光ディスクドライブ65を制御し、一時記憶メモリI/F53からの素材データ、プロキシデータなどを、光ディスク43にクリップ単位で記録させる。
操作部I/F55には、外部に設けられた操作ボタン、キーボード、マウス、リモートコントローラから送信されてくる指令を受信する受信部などの操作部44が接続される。操作部I/F55は、ユーザによる操作部44の操作に応じて、その操作を表す操作信号を生成し、その操作信号をシステムバス63を介してマイコン52に供給する。また、操作部I/F55は、操作部44の内部に設けられたLED(Light Emitting Diode)などの発光素子を発光させる。
音声出力I/F56には、外部に設けられたスピーカ45が接続され、音声出力I/F56は、マイコン52から供給される音声データに対して、D/A(Digital/Audio)変換を行い、その結果得られるアナログ信号を増幅して、スピーカ45に供給する。スピーカ45は、音声出力I/F56からのアナログ信号に基づいて、音声を外部に出力する。なお、音声出力I/F56は、音声データをそのままスピーカ45に供給し、スピーカ45が、D/A変換等を行い、その結果得られるアナログ信号に基づいて音声を外部に出力するようにしてもよい。
シリアルデータI/F57は、必要に応じて、図示せぬ外部のコンピュータ等のデジタル機器との間で、データをやり取りする。映像表示I/F58には、外部に設けられた表示装置46が接続され、映像表示I/F58は、映像入力I/F50からの映像データ、またはマイコン52からの合成データに対して、D/A変換を行い、その結果得られるコンポジット信号、コンポーネント信号などのアナログ信号を増幅して、表示装置46に供給する。表示装置46は、映像表示I/F58からのアナログ信号に基づいて映像を表示する。
その結果、表示装置46には、例えば、合成データに対応して、素材データに対応する映像である素材映像と、プロキシデータに対応する映像であるプロキシ映像が同時に表示される。なお、表示装置46には、素材映像またはプロキシ映像とともに、その素材映像またはプロキシ映像のタイムコードが表示されるようにしてもよい。
また、映像表示I/F58は、映像データをそのまま表示装置46に供給し、表示装置46が、D/A変換等を行い、その結果得られるアナログ信号に基づいて映像を外部に出力するようにしてもよい。
メモリカードI/F59は、必要に応じて光ディスク装置10に装着されるメモリカード(図示せず)に対して、素材データ、各種の設定データなどの読み書きを行う。ネットワークI/F60は、必要に応じて、インターネットやローカルエリアネットワークといった、有線または無線のネットワークを介して接続される他の装置との間で、データのやり取りを行う。
例えば、ネットワークI/F60は、他の装置からネットワークを介してプログラムを取得し、システムバス63、ハードディスクドライブI/F61、およびハードディスクドライブ66を介して、ハードディスク67に記録させる。
ハードディスクドライブI/F61には、ハードディスク67が装着されるハードディスクドライブ66が接続されている。ハードディスクドライブI/F61は、ハードディスクドライブ66を制御し、ハードディスク67に対するデータの読み書きを行う。例えば、ハードディスクドライブI/F61は、ハードディスクドライブ66を制御し、ネットワークI/F60とシステムバス63を介して供給されるプログラムを、ハードディスク67に記録させる。
ドライブI/F62には、ドライブ68が接続されている。ドライブI/F62は、ドライブ68を制御し、ドライブ68に磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア47が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じてハードディスクドライブI/F61などを介してハードディスク67に転送され、記録される。
システムバス63は、そこにデータバスを介して接続されている各部の間でのデータのやり取りを仲介する。
次に、図1の光ディスク装置10において、マイコン52は、所定のプログラムを実行することにより、素材データをノンリニア編集する編集処理部として機能する。
図2は、そのような編集処理部80の機能的な構成例を示している。
図2の編集処理部80は、再生対象読出部81、合成部82、出力部83、および編集部84により構成される。なお、各部は、必要に応じて相互にデータを授受することが可能とされている。
再生対象読出部81は、読出部91と分離部92により構成される。
読出部91は、図1の操作部I/F55から供給される操作信号に応じて、光ディスクドライブI/F54を制御し、光ディスクドライブ65に装着されている光ディスク43から、クリップの編集の結果を表すエディットリストを読み出して、編集部84に供給する。また、読出部91は、光ディスクドライブI/F54を制御し、光ディスク43から、プロキシデータ、プロキシデータが付加された素材データなどを読み出して、分離部92に供給する。
分離部92は、一時記憶メモリI/F53を制御し、読出部91から供給されるプロキシデータを一時記憶メモリ64のプロキシ領域72に記憶させる。また、分離部92は、読出部91から供給されるプロキシデータが付加された素材データから、素材データを分離する。分離部92は、一時記憶メモリI/F53を制御して、分離した素材データを一時記憶メモリ64の素材領域71に記憶させる。
合成部82は、操作部I/F55から供給される操作信号に応じて、一時記憶メモリI/F53を制御し、一時記憶メモリ64の素材領域71に記憶されている素材データのうちの映像データと、プロキシ領域72に記憶されているプロキシデータのうちの映像データを読み出す。また、合成部82は、表示装置46の表示領域に設けられる2つの画面のうちの一方に素材映像が表示されると同時に、他方にプロキシ映像が表示されるように、読み出した映像データとプロキシデータを合成する。
合成部82は、合成の結果得られる合成データを映像表示I/F58に供給する。その結果、表示装置46の表示領域に設けられる1つの画面に素材映像が表示され、他の1つの画面にプロキシ映像が表示される。なお、以下では、表示装置46の表示領域に設けられる2つの画面のうち、大きい方の画面を親画面といい、小さい方の画面を子画面という。
出力部83は、操作部I/F55から供給される操作信号に応じて、一時記憶メモリI/F53を制御し、一時記憶メモリ64の素材領域71に記憶されている素材データのうちの音声データ、または、プロキシ領域72に記憶されているプロキシデータのうちの音声データを読み出す。また、出力部83は、読み出した音声データを音声出力I/F56に供給し、その音声データに対応する音声をスピーカ45から出力させる。
編集部84は、操作部I/F55から供給される操作信号に応じてエディットリストを作成する。編集部84は、光ディスクドライブI/F54を制御し、作成したエディットリストを光ディスク43に記録させる。
図3は、図1の光ディスク43に記録されているファイルのディレクトリ構造の例を示している。
図3において、シンボル121は、1つのディレクトリを表している。なお、符号は付していないが、シンボル(ディレクトリ)121と同一のその他のシンボルも、1つのディレクトリを表している。また、シンボル122は、1つのファイルを示している。なお、符号は付していないが、シンボル(ファイル)122と同一のその他のシンボルも、1つのファイルを示している。
なお、以下、特に断りの無い限り、ディレクトリとディレクトリのシンボルとは同一であるとみなして説明する。同様に、ファイルとファイルのシンボルとは同一であるとみなして説明する。また、各ディレクトリのそれぞれ、および、各ファイルのそれぞれの識別を容易なものとするために、以下、ファイルまたはディレクトリの後方に括弧( )書きでその名称を記載する。
図3の例では、光ディスク43には、目次を記述するデータのファイルであり、クリップおよびエディットリストを管理するための情報を記述するインデックスファイル(INDEX.XML)122と、光ディスク43の代表画のパス、光ディスク43のタイトルやコメントなどから構成されるディスクメタデータのファイルであるディスクメタファイル(DISCMETA.XML)とが設けられている。
また、光ディスク43には、クリップのうちの素材データ等のファイルが下位に設けられるクリップディレクトリ(Clip)121、エディットリストのファイルが下位に設けられるエディットリストディレクトリ(Edit)、および、プロキシデータのファイルが下位に設けられるプロキシディレクトリ(Sub)が設けられている。
クリップディレクトリ(Clip)121には、光ディスク43に記録されているクリップのうちの素材データ、メタデータ等が、クリップ毎に異なるファイルとして記録される。
具体的には、例えば、図3は、光ディスク43に4つのクリップのデータが記録されている場合の例を示している。
即ち、例えば、クリップディレクトリ121の下位には、光ディスク43に記録された最初のクリップの素材データのファイルである第1のクリップファイル(C0001.MXF)と、このクリップの素材データに対応する、リアルタイム性を要求されないメタデータ(以下、ノンリアルタイムメタデータという)を含むファイルである第1のノンリアルタイムメタデータファイル(C0001M01.XML)とが設けられている。
また、クリップディレクトリ121の下位には、第1のクリップファイル(C0001.MXF)および第1のノンリアルタイムメタデータファイル(C0001M01.XML)と同様に、第2のクリップファイル(C0002.MXF)および第2のノンリアルタイムメタデータファイル(C0002M01.XML)、第3のクリップファイル(C0003.MXF)および第3のノンリアルタイムメタデータファイル(C0003M01.XML)、並びに第4のクリップファイル(C0004.MXF)および第4のノンリアルタイムメタデータファイル(C0004M01.XML)が設けられている。
図3において、このようなクリップディレクトリ121の下方に示されるエディットディレクトリ(Edit)には、光ディスク43に記録されているエディットリストが、編集処理ごとに異なるファイルとして記録されている。
例えば、図3の例の場合、エディットディレクトリ(Edit)の下位には、光ディスク43に記録されたクリップの1回目の編集処理の結果を表すエディットリストを含むファイルであるエディットリストファイル(E0001E01.SMI)と、1回目の編集処理の結果である編集データを構成するすべての編集区間の素材データに対応するメタデータ、または、そのメタデータに基づいて新たに生成されたメタデータを含むファイルであるエディットリスト用メタデータファイル(E0001M01.XML)とが設けられている。
また、図3において、このようなエディットディレクトリ(Edit)の下方に示される、プロキシディレクトリ(Sub)には、光ディスク43に記録されているクリップのプロキシデータが、クリップ毎に異なるファイルとして記録されている。
例えば、図3の例の場合、プロキシディレクトリ(Sub)の下位には、光ディスク43に記録された最初のクリップのプロキシデータのファイルである第1のプロキシファイル(C0001S01.MXF)、第2のクリップのプロキシデータのファイルである第2のプロキシファイル(C0002S01.MXF)、第3のクリップのプロキシデータのファイルである第3のプロキシファイル(C0003S01.MXF)、および第4のクリップのプロキシデータのファイルである第4のプロキシファイル(C0004S01.MXF)が設けられる。
さらに、光ディスク43には、クリップ、エディットリスト、およびプロキシデータ以外のデータのファイルが設けられる一般ディレクトリ(General)が設けられている。
図4は、図3のクリップファイルとプロキシファイルのフォーマットの例を示している。
図4のAに示すように、クリップファイルとプロキシファイルは、素材データまたはプロキシデータが1クリップ分まとめてボディに配置され、さらに、そのボディにヘッダとフッタが付加されることにより構成される。
ヘッダには、その先頭から、ヘッダパーティションパック(Header Partition Pack)、ヘッダメタデータ(Header Metadata)、インデックステーブル(Index Table)が順次配置される。ヘッダパーティションパックには、ファイルフォーマット(例えば、MXF(Material exchange Format))を表すデータであるパーティションメタデータ、ボディの長さ、ボディの開始位置、ボディに配置されるデータの形式を表すデータなどが配置される。ヘッダメタデータには、例えば、UMID(Unique Material Identifier)、先頭タイムコード、ファイルの作成日、ボディに配置されたデータに関する情報(例えば、映像の画素数、アスペクト比など)などが配置される。
なお、UMIDとは、各クリップをグローバルユニークに識別するためのクリップ固有の識別子であって、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)により定められる識別子を指す。
インデックステーブルには、ボディに配置されたデータを管理するためのデータなどが配置される。フッタは、フッタパーティションパック(Footer Partition Pack)で構成され、フッタパーティションパックには、フッタを特定するためのデータなどが配置される。
図4のBに示すように、クリップファイルのボディには、1フレーム分のリアルタイム性を要求されるメタデータ(以下、リアルタイムメタデータという)が配置されるシステムアイテム、D10と呼ばれるMPEG(Moving Picture Experts Group) IMX方式で符号化された映像データ、および、AES(Audio Engineering Society)3形式の非圧縮の音声データが、KLV(Key,Length,Value)構造にKLVコーディングされて配置される。
KLV構造とは、その先頭から、キー(Key)、レングス(Length)、バリュー(Value)が順次配置された構造であり、キーには、バリューに配置されるデータがどのようなデータであるかを表す、SMPTE 298Mの規格に準拠した16バイトのラベルが配置される。レングスには、バリューに配置されるデータのデータ長が配置される。バリューには、実データ、即ち、ここでは、システムアイテム、映像データ、または音声データが配置される。
また、KLVコーティングされたシステムアイテム、映像データ、および音声データは、そのデータ長が、KAG(KLV Alignment Grid)を基準とする固定長となっている。そして、KLVコーティングされたシステムアイテム、映像データ、および音声データを固定長とするのに、スタッフィング(stuffing)のためのデータとしてのフィラー(Filler)が、やはりKLV構造とされて、KLVコーティングされたシステムアイテム、映像データ、および音声データのそれぞれの後に配置される。
図4のCに示すように、プロキシファイルのボディには、所定の再生時間分(例えば、2秒分)の素材データを構成する全フレームのタイムコードが配置されるシステムアイテム、MPEG4方式で圧縮された映像データ、およびG.711方式で符号化された音声データが、上述したKLV構造にKLVコーディングされて配置される。
なお、音声データは、8つのチャネルの音声のデータからなり、2つのチャネルごとに4分割されて配置される。即ち、プロキシファイルのボディには、G.711方式で符号化された音声データが、G.711方式で符号化された1チャネルと2チャネルの音声データ、G.711方式で符号化された3チャネルと4チャネルの音声データ、G.711方式で符号化された5チャネルと6チャネルの音声データ、およびG.711方式で符号化された7チャネルと8チャネルの音声データの4つに分割されて配置される。
次に、図5を参照して、クリップファイルとプロキシファイルのデータの光ディスク43上の記録位置について説明する。
図5に示すように、光ディスク43のトラックには、クリップファイルのボディに配置される1クリップ分の映像データおよび音声データ、プロキシファイルのボディに配置されるプロキシデータ、並びに、クリップファイルとプロキシファイルのボディに配置されるシステムアイテムのそれぞれが、所定の再生時間帯(例えば、2秒間)である年輪単位に分割され、多重化されて(インターリーブされて)記録される。
これは、映像と音声の再生を考えた場合、その再生は、映像データとその映像データに付随する音声データが揃わないと行うことができないので、ある再生時間帯の映像データと、その同一再生時間帯の音声データを、光ディスク43上の近い位置、即ち、例えば、隣接する位置に記録するのが望ましいからである。
従って、光ディスク43のトラックには、同一の再生時間帯に再生される、年輪単位のプロキシデータ(以下、年輪プロキシデータという)、年輪単位のシステムアイテム(以下、年輪システムアイテムという)、年輪単位の音声データ(以下、年輪音声データという)、および年輪単位の映像データ(以下、年輪映像データという)が順に並べられて構成されるセットが、再生時刻の早い順に記録されていく。
このように、光ディスク43のトラックには、年輪プロキシデータ、年輪システムアイテム、年輪音声データ、年輪映像データが順にまとめて配置されるので、年輪映像データと年輪音声データを読み出す場合、年輪映像データと年輪音声データだけでなく、その前に配置される年輪プロキシデータと年輪システムアイテムをともに読み出す必要がある。一方、年輪プロキシデータは、セットの最初に配置されるので、単独で読み出すことができる。
なお、セットには、ファイルが正常に終了されなかったときデータを復旧するためのサルベージマーカ(SM)が付加される。
また、1クリップ分の、サルベージマーカが付加されたセット(以下、年輪セットという)の光ディスク43への記録が終了した後、それに続いて、フッタおよびヘッダが光ディスク43に記録される。
なお、映像データおよび音声データと、プロキシデータの年輪のサイズは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
図6は、図3のエディットリストファイルのエディットリストの例を示している。
即ち、図6は、XMLで記述されたエディットリストファイルの具体的な記述例を示す図である。なお、図6において、各行頭の数字は、説明の便宜上付加したものであり、XML記述の一部ではない。
エディットリストファイルは、クリップの編集の結果を表す情報であるエディットリストを含むファイルであり、その編集の結果である編集データの再生方法についても記述されている。
図6に示すように、エディットリストファイルのXML記述は、主にボディタグ(<body> </body>)で囲まれるボディ部により構成される。図6の例では、このボディ部は、4乃至15行目に記述されている。なお、1乃至3行目には、このファイルがプロフェッショナルディスク(Professional Disc)のエディットリスト(edit list)であることを示す情報などが記述されている。
ボディ部には、編集記述の時間的振る舞いと関係する情報が記述される。図6の例では、5行目の開始タグ「<par>」と14行目の終了タグ「</par>」の間に記述されるpar要素は、時間コンテナであり、複数の要素を同時に再生する単純時間グループを定義する。図6の例では、第1のクリップ(図6の例では、Clip1と記述されており、例えば、図3の第1のクリップファイル(C0001.MXF)のクリップであるとする)と第2のクリップ(図6の例では、Clip2と記述されており、例えば、図3の第2のクリップファイル(C0002.MXF)のクリップであるとする)が同時に再生されるように示されている。
但し、図6の例の場合、後述するように、2つのクリップの再生開始時間が互いにずれており、実際には、この2つのクリップが連続して再生されるように為されている。
図6において、7乃至9行目のref要素には、参照するファイルおよび参照するファイルの再生範囲等が記述されている。7行目の「src="urn:smpte:umid:060A2B340101010501010D431300000070D3020009350597080046020118F454"
」の記述は、参照先のファイルに割り当てられたUMIDが「060A2B340101010501010D431300000070D3020009350597080046020118F454
」であることを示している。
また、8行目の「clipBegin="smpte-30=00:00:00:00"」の記述は、第1のクリップの、再生を開始する位置、即ちイン点を、この第1のクリップのFTC(File Time Code)上で示しており、単位はフレーム数である。なお、このFTCは、各ファイルの先頭フレームの番号を「0」とし、その先頭フレームから順番に、各フレームに割り当てられる相対的な位置情報である。その記述に続く8行目の「clipEnd="smpte-30=00:00:06:00"」の記述は、第1のクリップの再生を終了する位置、即ちアウト点を、この第1のクリップのFTC上で示している。
さらに、その記述に続く8行目の「begin="smpte-30=00:00:00:00"」の記述は、第1のクリップが開始される時刻、すなわち、編集区間の素材データが開始されるエディットリストのFTC上での位置を示しており、単位はフレーム数である。なお、「smpte-30」は、使用するタイムコードが、SMPTEで定義される30フレーム毎秒のSMPTEタイムコードであることを示す記述である。
また、9行目の「trackSrc="CH1;CH2;CH3;CH4"」の記述は、第1のクリップに含まれる1チャネル乃至8チャネルの音声データのうち、再生対象とする音声データに対応するチャネル(以下、再生チャネルという)を示している。その記述に続く9行目の「trackDst="CH1;CH2;CH3;CH4"」の記述は、再生チャネルの音声データを、どのチャネルの音声データとして出力するか、即ち、各再生チャネルの音声データを出力するチャネル(以下、出力チャネルという)を示している。

以上のように、図6の例では、第1のクリップは、時刻「00:00:00:00」に、フレーム番号「00:00:00:00」の位置から再生が開始され、フレーム番号「00:00:06:00」の位置まで再生されることが、エディットリストに記述されている。なお、このとき、第1のクリップに含まれる1チャネル乃至8チャネルの音声データのうち、1チャネル乃至4チャネルの音声データが、そのままのチャネルの音声データとして再生される。
また、第2のクリップについても、11行目乃至13行目において、第1のクリップの場合と同様に記述されている。図6の例では、第2のクリップは、時刻「00:00:06:00」に、フレーム番号「00:00:00:00」の位置から再生され、フレーム番号「00:00:04:00」の位置まで再生されることが、エディットリストに記述されている。なお、このときも、第1のクリップの場合と同様に、第2のクリップに含まれる1チャネル乃至8チャネルの音声データのうち、1チャネル乃至4チャネルの音声データが、そのままのチャネルの音声データとして再生される。
そして、図6のエディットリストにおいては、以上のような第1のクリップの再生と第2のクリップの再生がpar要素により、同時に行われるように指定されている。従って、結果として、時刻「00:00:00:00」に、第1のクリップがフレーム番号「00:00:00:00」の位置からフレーム番号「00:00:06:00」の位置まで再生される。これにより、時刻「00:00:06:00」になると、今度は、第2のクリップがフレーム番号「00:00:00:00」の位置からフレーム番号「00:00:04:00」の位置まで再生される。以上のように、図6に示すエディットリストにおいては、第1のクリップと第2のクリップが、連続して再生されるように編集されていることが示されている。
換言すると、図6のエディットリストは、第1のクリップ(Clip1)を6秒再生し、その後に第2のクリップ(Clip2)を4秒再生することを示している。
なお、図6において、各データを示すUMIDの例が上述したように記述してあるが、これらは、エディットリスト内のUMIDの記述位置等を示すだけのものであり、それらの値が意味を持たない仮想のUMIDである。即ち、図6に記載されているUMIDは、実際のUMIDとは異なる意味の無いシンボルの組合せであり、実際には、SMPTEの定める方法に基づいて作成された正当なUMIDが上述した仮想UMIDの代わりに各位置に記述される。
次に、図7を参照して、図1の表示装置46の表示領域に設けられる親画面と子画面について説明する。
図7の例では、表示装置46の表示領域140全体に親画面141が設けられ、親画面141の右下側に子画面142が設けられている。親画面141には、素材映像が表示され、子画面142には、プロキシ映像が表示される。
図8は、図1の操作部44のうちの、ユーザによる編集に関する操作を受け付ける編集操作部160の操作面を示している。
図8の編集操作部160の上面には、図中左上側に、エディットリストの作成に関する操作を受け付ける操作ボタンが配置されるエディット領域161が設けられ、そのエディット領域161の図中下側には、表示に関する操作を受け付ける操作ボタンが配置されるディスプレイ領域162が設けられている。また、エディット領域161とディスプレイ領域162の図中右側には、再生に関する操作を受け付ける操作ボタンが配置される再生制御領域163が設けられている。
エディット領域161には、入力(ENTRY)ボタン171、削除(DELETE)ボタン172、イン点(IN)ボタン173、アウト点(OUT)ボタン174、および開始終了(START/STOP)ボタンが配置される。
入力ボタン171は、親画面141に表示される素材映像、または、子画面142に表示されるプロキシ映像のFTCをイン点として指定するときに、イン点ボタン173と同時に押下される。また、入力ボタン171は、親画面141に表示される素材映像、または、子画面142に表示されるプロキシ映像のFTCをアウト点として指定するときに、アウト点ボタン174と同時に押下される。
削除ボタン172は、後述する再生制御対象のFTC付近のイン点の記述をエディットリストから削除するときに、イン点ボタン173と同時に押下される。また、削除ボタン172は、後述する再生制御対象のFTC付近のアウト点の記述をエディットリストから削除するときに、アウト点ボタン174と同時に押下される。開始終了ボタン175は、編集処理を開始または終了するときに、押下される。
ディスプレイ領域162には、ピクチャインピクチャ(P-IN-P)ボタン181とサブメイン(SUBMAIN)ボタン182が配置される。
ピクチャインピクチャボタン181は、ピクチャインピクチャ表示を開始または終了するとき、押下される。なお、ピクチャインピクチャ表示とは、親画面141と子画面142に同時に映像を表示させることである。サブメインボタン182は、子画面142に表示されているプロキシ映像のFTCと同一のFTCに対応する素材映像の、親画面141への表示を指令するとき、押下される。
再生制御領域163には、メイン(MAIN)ボタン191、サブ(SUB)ボタン192、巻き戻し(REW)ボタン193、停止(STOP)ボタン194、再生(PLAY)ボタン195、早送り(FF)ボタン196、ダイヤル197、ジョグシャトル(JOG/SHUTTLE)モードボタン198、前(PREV)ボタン199、および次(NEXT)200ボタンが設けられる。
メインボタン191は、親画面141に表示される素材映像の素材データを、巻き戻しボタン193、停止ボタン194、再生ボタン195、早送りボタン196、ダイヤル197、ジョグシャトルモードボタン198、前ボタン199、および次ボタン200(以下では、これらを総称して再生制御ボタンという)の操作に対応する処理の対象(以下、再生制御対象という)とするときに、押下される。
サブボタン192は、子画面142に表示されるプロキシ映像のプロキシデータを再生制御対象とするときに、押下される。なお、メインボタン191とサブボタン192の内部には、LEDなどの発光素子(図示せず)が設けられ、メインボタン191またはサブボタン192が押下されたとき、その内部に設けられた発光素子が点灯する。
巻き戻しボタン193は、再生制御対象を巻き戻し再生するとき、押下される。停止ボタン194は、再生制御対象の再生を停止するとき、押下される。再生ボタン195は、再生制御対象を1倍速で再生するとき、押下される。早送りボタン196は、再生制御対象を早送り再生するとき、押下される。
ダイヤル197は、再生制御対象の再生位置を移動させるときに、円周方向に回転操作される。例えば、ユーザは、ダイヤル197を円周に沿って時計回りに回転操作することにより、再生位置の後方への移動を指示したり、ダイヤル197を円周に沿って半時計周りに回転操作することにより、再生位置の前方への移動を指示する。
ジョグシャトルモードボタン198は、ダイヤル197のモードをジョグモードまたはシャトルモードに設定するときに、押下される。なお、ジョグモードとは、ダイヤル197の操作位置の移動に応じて再生位置を移動させるモードであり、シャトルモードとは、ダイヤル197の操作位置の移動に応じて再生速度を変化させるモードである。
前ボタン199は、再生制御対象に対応するクリップの1つ前のクリップの先頭のFTCに再生位置を移動させるときに、押下される。次ボタン200は、再生制御対象に対応するクリップの1つ次のクリップの先頭のFTCに再生位置を移動させるときに、操作される。
次に、図9乃至図11を参照して、ユーザが、図8の編集操作部160を用いて行う編集作業について説明する。
図9乃至図11の表では、編集作業のステップの番号に対応付けて、そのステップにおける編集作業の内容、編集操作部160に対する操作の内容、および光ディスク装置10による編集処理の内容が記述されている。
図9に示すように、ステップS1において、ユーザは、開始終了ボタン175を押下して、編集処理の開始を指令する。このとき、光ディスク装置10は、エディットリストを作成する。
ステップS2において、ユーザは、先頭のサブクリップとする素材データに対応するクリップを検索する。なお、サブクリップとは、クリップ単位の編集区間の素材データである。
ステップS2では、具体的には、ユーザは、まず最初に、サブボタン192を押下する。このとき、光ディスク装置10は、サブボタン192の内部に設けられた発光素子を点灯させ、再生制御対象を子画面142に表示されるプロキシ映像のプロキシデータとする。
次に、ユーザは、先頭のサブクリップとする素材データに対応するクリップの先頭のプロキシ映像が子画面142に表示されるまで、前ボタン199または次ボタン200を押下する。
即ち、ユーザが、前ボタン199または次ボタン200を押下すると、光ディスク装置10は、子画面142に表示されるプロキシ映像の再生位置(以下、子画面再生位置という)を1つ前のクリップの先頭のFTCまたは次のクリップの先頭のFTCに移動させ、その子画面再生位置のプロキシ映像を、子画面142に表示させる。従って、ユーザは、子画面142に表示されるプロキシ映像を見ながら、前ボタン199または次ボタン200を押下して、子画面再生位置を所望のクリップの先頭のFTCに移動させることにより、先頭のサブクリップとする素材データに対応するクリップの先頭のプロキシ映像を表示させる。
ステップS3において、ユーザは、再生制御ボタンを操作することにより、イン点を大まかに検索する。
即ち、ユーザが再生制御ボタンを操作すると、光ディスク装置10は、その操作に応じて、再生制御対象である、子画面142に表示されるプロキシ映像のプロキシデータの再生を制御する。つまり、光ディスク装置10は、再生制御ボタンの操作に対応して子画面再生位置を移動させる。従って、ユーザは、再生制御ボタンを操作して、子画面再生位置として所望のFTCを指定し、そのFTCに子画面再生位置を移動させることにより、イン点として大まかに設定するFTCに対応するプロキシ映像を子画面142に表示させる。
ステップS4において、ユーザは、イン点ボタン173と入力ボタン171を同時に押下することにより、イン点を仮決めする。このとき、光ディスク装置10は、イン点ボタン173と入力ボタン171の押下時に子画面142に表示されているプロキシ映像のFTCよりも、予め設定された設定時間前のFTCをイン点として、そのエディットリストに記述する。また、光ディスク装置10は、そのイン点に対応するアウト点として、子画面142に表示されているプロキシ映像に対応するクリップの終端のFTCをエディットリストに記述する。
なお、設定時間は、例えばユーザにより設定される。具体的には、ユーザは、まず最初に、操作部160に設けられた図示せぬメニューボタンを押下して、設定時間を設定するための設定画面を表示装置46に表示させる。次に、ユーザは、設定画面に表示される時間を見ながら、前ボタン199または次ボタン200を操作して、設定画面に表示されている時間を表す数字のうち、変更対象とする数字の桁を上位または下位に移動させる。そして、ユーザは、ダイヤル197を操作して、その桁の数字を変更する。設定画面に所望の時間が表示されるまで、ユーザは、変更対象とする数字の桁の移動と、その桁の数字の変更を繰り返し行い、その後、再度メニューボタンを押下することにより、そのとき設定画面に表示されている時間を設定時間として設定する。
ステップS5において、ユーザは、サブメインボタン182を押下することにより、先頭のサブクリップの映像を親画面141に表示させる。このとき、光ディスク装置10は、メインボタン191の内部に設けられた発光素子を点灯させ、サブボタン192の内部に設けられた発光素子を消灯させ、再生制御対象を親画面141に表示される素材映像の素材データとする。
また、光ディスク装置10は、子画面142に表示されているプロキシ映像のFTCと同一のFTCを、親画面141に表示される素材映像の再生位置(以下、親画面再生位置という)として、その親画面再生位置の素材データに基づいて、素材映像を親画面141に表示させる。その結果、親画面141には、子画面142に表示されるプロキシ映像のフレームと同一のフレームの素材映像が表示される。
次に、図10のステップS6において、ユーザは、再生制御ボタンを操作することにより、精密にイン点を検索する。即ち、ユーザが再生制御ボタンを操作すると、光ディスク装置10は、その操作に応じて、再生制御対象である、親画面141に表示される素材映像の素材データの再生を制御する。つまり、光ディスク装置10は、再生制御ボタンの操作に対応して、親画面再生位置を移動させる。
従って、ユーザは、再生制御ボタンを操作して、親画面再生位置として所望のFTCを指定し、そのFTCに親画面再生位置を移動させることにより、イン点として精密に設定するFTCに対応する素材映像を子画面142に表示させる。なお、このとき、親画面再生位置の移動範囲は、直前のステップS4(図9)でエディットリストに記述されたイン点からアウト点までの範囲内に制限される。
ステップS7において、ユーザは、イン点ボタン173と入力ボタン171を同時に押下することにより、イン点を決定する。このとき、光ディスク装置10は、直前のステップS4でエディットリストに記述されたイン点を、イン点ボタン173と入力ボタン171の押下時に親画面141に表示されている素材映像のFTCに変更する。
ステップS8において、ユーザは、必要に応じてイン点を修正する。具体的には、ユーザは、まず最初に、再生制御ボタンを操作して、修正対象とするイン点付近のFTCに対応する素材映像を親画面141に表示させる。
即ち、光ディスク装置10は、再生制御ボタンの操作に応じて、再生対象である、親画面141に表示される素材映像の素材データの再生を制御することにより、修正対象とするイン点付近のFTCに対応する素材映像を親画面141に表示させる。なお、このとき、親画面再生位置の移動範囲は、直前のステップS7でエディットリストに記述されたイン点から、図9のステップS4でエディットリストに記述されたアウト点までの範囲内に制限される。
次に、ユーザは、イン点ボタン173と削除ボタン172を同時に押下する。このとき、光ディスク装置10は、いま親画面141に表示されている素材映像のFTC付近のイン点の記述をエディットリストから削除し、図9のステップS4でイン点として記述されたFTCを再度イン点として記述する。その後、ユーザは、ステップS6およびステップS7の操作と同様の操作を行う。なお、ユーザは、所望のイン点がエディットリストに記述されるまで、ステップS8の作業を繰り返す。
ステップS9において、ユーザは、サブボタン192を押下することにより、子画面142に表示されているプロキシ映像のプロキシデータを再生制御対象とする。このとき、光ディスク装置10は、サブボタン192の内部に設けられた発光素子を点灯させ、メインボタン191の内部に設けられた発光素子を消灯させる。
ステップS10において、ユーザは、図9のステップS3と同様に、再生制御ボタンを操作することにより、アウト点を大まかに検索する。ステップS11において、ユーザは、アウト点ボタン174と入力ボタン171を同時に押下することにより、アウト点を仮決めする。このとき、光ディスク装置10は、図9のステップS4でエディットリストに記述されたアウト点を、アウト点ボタン174と入力ボタン171の押下時に子画面142に表示されているプロキシ映像のFTCよりも、予め設定された設定時間後のFTCに変更する。
次に、図11のステップS12において、ユーザは、図9のステップS5と同様に、サブメインボタン182を押下することにより、先頭のサブクリップの映像を親画面141に表示させる。ステップS13において、ユーザは、図10のステップS6と同様に、再生制御ボタンを操作することにより、精密にアウト点を検索する。
ステップS14において、ユーザは、アウト点ボタン174と入力ボタン171を同時に押下することにより、アウト点を決定する。このとき、光ディスク装置10は、直前のステップS11(図10)でエディットリストに記述されたアウト点を、アウト点ボタン174と入力ボタン171の押下時に親画面141に表示されている素材映像のFTCに変更する。
ステップS15において、ユーザは、必要に応じてアウト点を修正する。具体的には、ユーザは、まず最初に、図10のステップS8と同様に、再生制御ボタンを操作して、修正対象とするアウト点付近のFTCに対応する素材映像を親画面141に表示させる。なお、このとき、親画面再生位置の移動範囲は、直前のステップS7でエディットリストに記述されたイン点から、直前のステップS14でエディットリストに記述されたアウト点までの範囲内に制限される。
次に、ユーザは、アウト点ボタン174と削除ボタン172を同時に押下する。このとき、光ディスク装置10は、いま親画面141に表示されている素材映像のFTC付近のアウト点の記述をエディットリストから削除し、図10のステップS11でアウト点として記述されたFTCを再度アウト点として記述する。その後、ユーザは、ステップS13およびS14の操作と同様の操作を行う。なお、ユーザは、所望のアウト点がエディットリストに記述されるまで、ステップS15の作業を繰り返す。
ユーザは、以上の編集作業を繰り返し行うことにより、光ディスク43に記録されている素材データのノンリニア編集を行う。その結果、エディットリストには、編集データを構成するすべてのサブクリップのイン点とアウト点が記述される。
次に、図12乃至図16を参照して、図1の光ディスク装置10が素材データのノンリニア編集を行う編集処理の詳細について説明する。この編集処理は、例えば、ユーザにより開始終了ボタン175(図8)が押下されたとき、開始される。
なお、編集処理が開始されるとき、子画面再生位置と親画面再生位置は、予め設定された所定の位置(例えば、最初のクリップの先頭のFTC)に設定されている。
ステップS31において、編集部84は、エディットリストを作成する。編集部84は、光ディスクドライブI/F54(図1)を制御し、そのエディットリストをエディットリストファイルとして、光ディスク43に記録させる。
ステップS32において、読出部91は、ユーザによりサブボタン192が押下されたかどうか、即ち、操作部I/F55から、ユーザによるサブボタン192の押下を表す操作信号が供給されたかどうかを判定し、サブボタン192が押下されていないと判定した場合、サブボタン192が押下されるまで待機する。
一方、ステップS32において、サブボタン192が押下されたと判定された場合、ステップS33において、読出部91は、操作部I/F55を制御し、サブボタン192の内部に設けられた発光素子を点灯させる。このとき、読出部91は、再生制御対象を、子画面142に表示されるプロキシ映像のプロキシデータとする。
ステップS34において、読出部91は、ユーザにより前ボタン199または次ボタン200が押下されたかどうかを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS35において、読出部91は、現在設定されている子画面再生位置に対応するクリップの1つ前または次のクリップの先頭のFTCを、新たな子画面再生位置として設定する。そして、処理はステップS38に進む。
一方、ステップS34において、ユーザにより前ボタン199または次ボタン200が押下されていないと判定した場合、ステップS36において、読出部91は、ユーザにより再生制御ボタンが操作されたかどうかを判定する。
ステップS36において、ユーザにより再生制御ボタンが操作されたと判定された場合、ステップS37において、読出部91は、再生制御ボタンの操作に応じて、プロキシデータの再生を制御する。具体的には、読出部91は、再生制御ボタンの操作に応じて、子画面再生位置を設定する。例えば、読出部91は、再生制御ボタンである再生ボタン195の操作に応じて、現在の子画面再生位置の次のフレームを、新たな子画面再生位置として設定する。そして、処理はステップS38に進む。
ステップS38において、再生対象読出部81は、子画面再生位置のプロキシデータを読み出す。具体的には、再生対象読出部81の読出部91は、光ディスク43から、子画面再生位置のプロキシデータを含む年輪セットの年輪プロキシデータを読み出し、分離部92に供給する。分離部92は、読出部91から供給される年輪プロキシデータを、プロキシ領域72(図1)に記憶させる。
ステップS39において、合成部82は、素材領域71から親画面再生位置の素材データのうちの映像データを読み出すとともに、プロキシ領域72から子画面再生位置のプロキシデータのうちの映像データを読み出し、親画面141に素材映像が表示されると同時に、子画面142にプロキシ映像が表示されるように、その素材データとプロキシデータのうちの映像データを合成する。そして、合成部82は、合成データを映像表示I/F58に供給する。
ステップS40において、映像表示I/F58は、合成部82からの合成データに基づいて、親画面再生位置の素材映像を親画面141に表示させるとともに、子画面再生位置のプロキシ映像を子画面142に表示させる。なお、このとき、出力部83は、プロキシ領域72から子画面再生位置のプロキシデータのうちの音声データを読み出し、音声出力I/F56を介してスピーカ45に供給することにより、その音声データに基づく音声を出力させる。即ち、出力部83は、再生制御対象に対応する音声をスピーカ45から出力させる。
ステップS41において、編集部84は、ユーザによりイン点ボタン173と入力ボタン171が同時に押下されたかどうかを判定する。ステップS41において、イン点ボタン173と入力ボタン171が同時に押下されていないと判定した場合、処理はステップS34に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS41において、イン点ボタン173と入力ボタン171が同時に押下されたと判定された場合、図13のステップS42において、編集部84は、子画面142に表示されているプロキシ映像のFTCよりも、予め設定された設定時間前のFTCをイン点として、ステップS31で作成されたエディットリストに記述する。
具体的には、編集部84は、現在設定されている子画面再生位置を表す情報を読出部91から取得し、その情報が表す子画面再生位置よりも設定時間前のFTCをイン点として、エディットリストに記述する。また、このとき、編集部84は、子画面再生位置のプロキシデータに対応するクリップのUMID、記述されたイン点に対応する編集区間の素材データが開始されるエディットリストのFTC上での位置、再生チャネル、および出力チャネルに関する記述も行う。
なお、ここでは、再生チャネルと出力チャネルは、1チャネル乃至4チャネルに予め決められているものとするが、ユーザが再生チャネルと出力チャネルを決定するようにしてもよい。この場合、例えば、編集操作部160には、再生チャネルと出力チャネルを設定するボタンが設けられる。
ステップS43において、編集部84は、子画面142に表示されているプロキシ映像に対応するクリップの終端のFTCをアウト点として、エディットリストに記述する。ステップS44において、読出部91は、サブメインボタン182が押下されたかどうかを判定し、サブメインボタン182が押下されていないと判定された場合、サブメインボタン182が押下されるまで待機する。
一方、ステップS44において、サブメインボタン182が押下されたと判定された場合、ステップS45において、読出部91は、操作部I/F55を制御し、メインボタン191の内部に設けられた発光素子を点灯させ、サブボタン192の内部に設けられた発光素子を消灯させる。このとき、読出部91は、親画面再生位置を子画面再生位置と同一の位置に設定し、再生制御対象を親画面141に表示される素材映像の素材データとする。
ステップS46において、再生対象読出部81は、光ディスク43から、いま子画面142に表示されているプロキシ映像のFTCと同一のFTCの素材データを読み出す。具体的には、読出部91は、光ディスク43から、子画面再生位置と同一の位置に設定された親画面再生位置の素材データを含む年輪セットを読み出し、分離部92に供給する。分離部92は、読出部91から供給される年輪セットから年輪映像データと年輪音声データを分離する。分離部92は、一時記憶メモリI/F53を制御し、その年輪映像データと年輪音声データを一時記憶メモリ64の素材領域71に記憶させる。
ステップS47において、合成部82は、図12のステップS39の処理と同様に、素材領域71から親画面再生位置の素材データのうちの映像データを読み出すとともに、プロキシ領域72から子画面再生位置のプロキシデータのうちの映像データを読み出し、その素材データとプロキシデータのうちの映像データを合成する。そして、合成部82は、合成データを映像表示I/F58に供給する。
ステップS48において、映像表示I/F58は、図12のステップS40と同様に、合成部82からの合成データに基づいて、親画面再生位置の素材映像を親画面141に表示させるとともに、子画面再生位置のプロキシ映像を子画面142に表示させる。このとき、出力部83は、親画面141に表示される素材映像に対応する音声をスピーカ45から出力させる。
なお、素材データが素材領域71に記憶されるまでの間、合成部82は、プロキシ領域72に記憶されている子画面再生位置と親画面再生位置のプロキシデータの映像データを読み出し、その映像データを合成する。これにより、親画面141には、子画面142と同一のプロキシ映像が表示される。このように、素材データが記憶されるまでの間、プロキシ映像を表示させる方法の詳細については、例えば、特開2004-135241号公報に記載されている。
ステップS49において、読出部91は、図12のステップS36の処理と同様に、ユーザにより再生制御ボタンが操作されたかどうかを判定し、再生制御ボタンが操作されていないと判定された場合、処理は、ステップS50乃至S53をスキップして、ステップS54に進む。
一方、ステップS49において、再生制御ボタンが操作されたと判定された場合、ステップS50において、読出部91は、再生制御ボタンの操作に応じて、素材データの再生を制御する。具体的には、読出部91は、再生制御ボタンの操作に応じて、親画面再生位置を設定する。なお、親画面再生位置の移動範囲は、ステップS42またはS43で記述されたイン点からアウト点までの範囲内に制限される。
ステップS51において、再生対象読出部81は、光ディスク43から、ステップS50で設定された親画面再生位置の素材データを読み出す。具体的には、再生対象読出部81の読出部91は、光ディスク43から、親画面再生位置の素材データを含む年輪セットを読み出し、分離部92に供給する。分離部92は、読出部91から供給される年輪セットから素材データを分離し、その素材データを一時記憶メモリ64の素材領域71に記憶させる。
なお、再生速度が高速である場合は、再生対象読出部81は、親画面再生位置の素材データではなく、親画面再生位置のプロキシデータを読み出す。
ステップS52において、合成部82は、ステップS47の処理と同様に、素材領域71から親画面再生位置の素材データのうちの映像データを読み出すとともに、プロキシ領域72から子画面再生位置のプロキシデータのうちの映像データを読み出し、その素材データとプロキシデータのうちの映像データを合成する。そして、合成部82は、合成データを映像表示I/F58に供給する。
ステップS53において、映像表示I/F58は、ステップS48と同様に、合成部82からの合成データに基づいて、親画面再生位置の素材映像を親画面141に表示させるとともに、子画面再生位置のプロキシ映像を子画面142に表示させる。このとき、出力部83は、親画面141に表示される素材映像に対応する音声をスピーカ45から出力させる。
ステップS54において、編集部84は、図12のステップS41と同様に、ユーザによりイン点ボタン173と入力ボタン171が同時に押下されたかどうかを判定し、イン点ボタン173と入力ボタン171が同時に押下されていないと判定した場合、処理はステップS49に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS54において、ユーザによりイン点ボタン173と入力ボタン171が同時に押下されたと判定された場合、図14のステップS55において、編集部84は、図13のステップS42または前回のステップS55でエディットリストに記述されたイン点を、いま親画面141に表示されている素材映像のFTCに変更する。具体的には、編集部84は、読出部91から、現在設定されている親画面再生位置を表す情報を取得し、その情報が表す親画面再生位置を、新たなイン点としてエディットリストに記述する。
ステップS56において、読出部91は、図12のステップS32の処理と同様に、ユーザによりサブボタン192が押下されたかどうかを判定し、サブボタン192が押下されていないと判定した場合、処理はステップS57に進む。
ステップS57乃至S61の処理は、図13のステップS49乃至S53の処理と同様であるので、説明は省略する。
なお、ステップS68では、合成部82が、親画面再生位置、即ちステップS55でエディットリストに記述されたイン点の素材データのうちの映像データと、子画面再生位置のプロキシデータのうちの映像データを合成する。その結果、親画面141には、イン点の素材映像が表示され、子画面142には、ユーザの再生制御ボタンの操作に応じて設定される子画面再生位置のプロキシ映像が表示される。従って、ユーザは、イン点に対応する素材映像を見ながら、再生制御ボタンを操作することにより、そのイン点に接続されるアウト点として設定するFTCに対応するプロキシ映像を検索することができる。よって、ユーザの操作性は向上する。
ステップS62において、編集部84は、ユーザによりイン点ボタン173と削除ボタン172が同時に押下されたかどうかを判定し、イン点ボタン173と削除ボタン172が押下されていないと判定された場合、処理はステップS56に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS62において、ユーザによりイン点ボタン173と削除ボタン172が同時に押下されたと判定された場合、ステップS63において、編集部84は、エディットリストから、いま親画面141に表示されている素材映像のFTC付近のイン点の記述を削除する。具体的には、編集部84は、読出部91から現在設定されている親画面再生位置を表す情報を取得し、その情報が表す親画面再生位置付近のイン点の記述を、エディットリストから検索し、その記述を削除する。そして、処理は図13のステップS49に戻り、上述した処理が繰り返される。その結果、エディットリストに記述されるイン点が修正される。
また、ステップS56において、サブボタン192が押下されたと判定された場合、ステップS64において、読出部91は、操作部I/F55を制御し、サブボタン192の内部に設けられた発光素子を点灯させ、メインボタン191の内部に設けられた発光素子を消灯させる。このとき、読出部91は、再生制御対象を、子画面142に表示されているプロキシ映像のプロキシデータとする。
ステップS65乃至S69の処理は、図12のステップS36乃至S40の処理と同様であるので、説明は省略する。ステップS70において、編集部84は、ユーザによりアウト点ボタン174と入力ボタン171が同時に押下されたかどうかを判定する。ステップS70において、アウト点ボタン174と入力ボタン171が同時に押下されていないと判定した場合、処理はステップS65に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS70において、アウト点ボタン174と入力ボタン171が同時に押下されたと判定された場合、ステップS71において、編集部84は、図13のステップS43でエディットリストに記述されたアウト点を、いま子画面142に表示されているプロキシ映像のFTCより予め設定された設定時間後のFTCに変更する。
ステップS72乃至S81の処理は、図13のステップS44乃至S53の処理と同様であるので、説明は省略する。
ステップS82において、編集部84は、ユーザによりアウト点ボタン174と入力ボタン171が同時に押下されたかどうかを判定し、アウト点ボタン174と入力ボタン171が同時に押下されていないと判定した場合、処理はステップS77に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS82において、ユーザによりアウト点ボタン174と入力ボタン171が同時に押下されたと判定された場合、ステップS83において、編集部84は、図14のステップS71または前回のステップS83で変更されたアウト点を、いま親画面141に表示されている映像のFTCに変更する。
ステップS84において、編集部84は、編集処理を終了するかどうか、即ち、ユーザにより開始終了ボタン175が押下されたかどうかを判定し、編集処理を終了すると判定した場合、処理は終了する。
一方、ステップS84において、編集処理を終了しないと判定された場合、図16のステップS85において、読出部91は、図14のステップS56と同様に、ユーザによりサブボタン192が押下されたかどうかを判定する。ステップS85において、サブボタン192が押下されたと判定された場合、処理は、図12のステップS33に戻り、上述した処理が繰り返される。
なお、このとき、ステップS39では、合成部82が、親画面再生位置、即ちステップS83でエディットリストに記述されたアウト点の素材データのうちの映像データと、子画面再生位置のプロキシデータのうちの映像データを合成する。その結果、親画面141には、アウト点の素材映像が表示され、子画面142には、ユーザの前ボタン199または次ボタン200、もしくは再生制御ボタンの操作に応じて設定される子画面再生位置のプロキシ映像が表示される。従って、ユーザは、アウト点に対応する素材映像を見ながら、前ボタン199または次ボタン200、もしくは再生制御ボタンを操作することにより、そのアウト点に接続されるイン点として設定するFTCに対応するプロキシ映像を検索することができる。よって、ユーザの操作性は向上する。
一方、ステップS85において、サブボタン192が押下されていないと判定された場合、処理は図16のステップS86に進む。ステップS86乃至S90の処理は、図14のステップS57乃至S61の処理と同様であるので、説明は省略する。
ステップS91において、編集部84は、ユーザによりアウト点ボタン174と削除ボタン172が同時に押下されたかどうかを判定する。ステップS91において、アウト点ボタン174と削除ボタン172が押下されていないと判定された場合、処理はステップS85に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS91において、ユーザによりアウト点ボタン174と削除ボタン172が同時に押下されたと判定された場合、ステップS92において、編集部84は、エディットリストから、いま親画面141に表示されている素材映像のFTC付近のアウト点の記述を削除する。そして、処理は図15のステップS77に戻り、上述した処理が繰り返される。その結果、エディットリストに記述されるアウト点が修正される。
なお、親画面141と子画面142のサイズは、異なっていてもよいし、同一であってもよい。また、表示装置46に設けられる編集映像が同時に表示される画面の数は、2以上であってもよい。さらに、親画面141と子画面142の両方に素材映像を表示させたり、両方にプロキシ映像を表示させるようにしてもよい。
さらに、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した光ディスク装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 編集処理部の機能的な構成例を示すブロック図である。 光ディスクに記録されているファイルのディレクトリ構造の例を示す図である。 クリップファイルとプロキシファイルのフォーマットの例を示す図である。 クリップファイルとプロキシファイルのデータの光ディスク上の記録位置について説明する図である。 エディットリストファイルのエディットリストの例を示す図である。 表示装置の表示領域に設けられる親画面と子画面について説明する図である。 編集操作部の操作面を示す図である。 編集作業について説明する図である。 編集作業について説明する他の図である。 編集作業について説明するさらに他の図である。 編集処理の詳細について説明するフローチャートである。 編集処理の詳細について説明する他のフローチャートである。 編集処理の詳細について説明するさらに他のフローチャートである。 編集処理の詳細について説明するさらに他のフローチャートである。 編集処理の詳細について説明するさらに他のフローチャートである。
符号の説明
10 光ディスク装置, 46 表示装置, 58 映像表示I/F58, 81 再生対象読出部, 82 合成部, 84 編集部, 141 親画面, 142 子画面, 171 入力ボタン, 173 イン点ボタン, 174 アウト点ボタン, 182 サブメインボタン, 191 メインボタン, 192 サブボタン, 193 巻き戻しボタン

Claims (5)

  1. 記録媒体に記録されている、映像データと、前記映像データの解像度を低くした低解像度データを再生する再生装置において、
    前記記録媒体から、前記映像データと前記低解像度データを読み出す読出手段と、
    読み出された前記映像データと前記低解像度データを合成する合成手段と、
    前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置の第1の画面に表示させると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像を、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面に表示させる表示制御手段と
    を備える再生装置。
  2. 前記第2の画面に表示させる低解像映像のタイムコードを指定する低解像指定手段と、
    前記第2の画面に表示される低解像映像のタイムコードを、編集対象とする素材映像の区間である編集区間の開始位置として指定する開始位置指定手段と、
    前記第2の画面に表示されている低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の、前記第1の画面への表示を指令する指令手段と、
    前記第2の画面に表示される低解像映像のタイムコードを、前記編集区間の終了位置として指定する終了位置指定手段と、
    指定された前記編集区間の開始位置と終了位置を、編集の結果を表す編集情報として前記記録媒体に記録させる編集手段と
    をさらに備え、
    前記合成手段は、前記指令手段による指令に応じて、前記第2の画面に表示されている低解像映像の低解像度データと、その低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成し、前記低解像度指定手段により低解像映像のタイムコードが指定された場合、そのタイムコードに対応する低解像度データと、前記指令手段による指令時に前記第2の画面に表示された低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成する
    請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記第2の画面に表示させる低解像映像のタイムコードを指定する低解像指定手段と、
    前記第2の画面に表示されている低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の、前記第1の画面への表示を指令する表示指令手段と、
    前記第1の画面に表示させる素材映像のタイムコードの、前記表示指令手段による指令時に前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードから、所望の素材映像のタイムコードへの変更を指令する変更指令手段と、
    前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードを、編集対象とする素材映像の区間である編集区間の開始位置として指定する開始位置指定手段と、
    前記第1の画面に表示される素材映像のタイムコードを、前記編集区間の終了位置として指定する終了位置指定手段と、
    指定された前記編集区間の開始位置と終了位置を、編集の結果を表す編集情報として前記記録媒体に記録させる編集手段と
    をさらに備え、
    前記合成手段は、前記表示指令手段による指令に応じて、前記第2の画面に表示されている低解像映像の低解像度データと、その低解像映像のタイムコードと同一のタイムコードに対応する素材映像の映像データとを合成し、前記低解像度指定手段によりタイムコードが指定された場合、そのタイムコードに対応する低解像度データと、直前に第1の画面に表示されていた素材映像の映像データとを合成し、前記変更指令手段による指令に応じて、直前に第2の画面に表示されていた低解像度の低解像度データと、前記所望の素材映像のタイムコードに対応する映像データとを合成する
    請求項1に記載の再生装置。
  4. 記録媒体に記録されている、映像データと、前記映像データの解像度を低くした低解像度データを再生する再生装置の再生方法において、
    前記記録媒体から、前記映像データと前記低解像度データを読み出し、
    読み出された前記映像データと前記低解像度データを合成し、
    前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置の第1の画面に表示させると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像を、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面に表示させる
    ステップを含む再生方法。
  5. 記録媒体に記録されている、映像データと、前記映像データの解像度を低くした低解像度データを再生する再生処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記記録媒体から、前記映像データと前記低解像度データを読み出し、
    読み出された前記映像データと前記低解像度データを合成し、
    前記合成の結果得られる合成データに基づいて、前記映像データに対応する映像である素材映像を、表示装置の第1の画面に表示させると同時に、前記低解像度データに対応する映像である低解像映像を、前記表示装置の、前記第1の画面より小さい第2の画面に表示させる
    ステップを含む再生処理をコンピュータに行わせるプログラム。
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