JP2008167435A - Bcjr等化器及び反復ldpc復号を用いた偏波モード分散補償 - Google Patents

Bcjr等化器及び反復ldpc復号を用いた偏波モード分散補償 Download PDF

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Abstract

【課題】ターボ等化器を提供する。
【解決手段】ターボ等化器は、送信された信号を受信し、偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI)を部分的に除去するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器を有する。低密度パリティチェック(LDPC)復号器は、BCJR等化器に接続されて、BCJR等化器からチャネルビット信頼度を受信する。LDPC復号器は、外部軟情報フィードバックをBCJR等化器に反復して入力して、PMDを補償する。
【選択図】図1

Description

本発明は、偏波モード分散補償装置及び方法に関し、特に、BCJR(Bahl, Cocke, Jelinek及びRaviv)ベースの等化器(以下、BCJR等化器と呼ぶ)と低密度パリティチェック(LDPC;low-density parity check)符号の新規のクラスとを採用する等化装置及び方法に関する。
例えば40Gb/s以上の高い伝送速度では、波長分割多重(WDM;wavelength division multiplexed)光学チャネルの信号品質は、偏波モード分散(PMD;polarization-mode dispersion)のせいで顕著に低下する。波長分割多重(WDM)光学チャネルの信号品質は、線形及び非線形効果によって、特に、ファイバの非線形性と偏波モード分散(PMD)とによって顕著に低下する。色分散障害とは対照的に、PMDは、時間とともに変化して、事実上、確率的なものであり、PMD補償をより困難にしている。
電気的なPMD補償器は、低コストの集積デバイスに実装できる可能性のある高速な電子信号処理に依存しているため、さまざまな電子的PMD等化技法が大いに注目されている。例えば、畳み込み符号に基づくターボ等化がPMD補償に対して検討されてきた。
残念ながら、畳み込み符号に基づくターボ等化方式では、約10-6のビット誤り率(BER;bit error ratio)のエラーフロア現象が発生する。
ターボ等化器は、送信された信号を受信し、偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI;inter-symbol interference)を部分的に除去するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器を有している。同時にBCJR等化器は、軟復号(soft decoding)に必要な軟確率(soft probability)(対数尤度比(LLR;log-likelihood ratio))を出力する。低密度パリティチェック(LDPC)復号器は、BCJR等化器に接続されてBCJR等化器からチャネルビット信頼度を受信する。外部軟情報(extrinsic soft information)(LLR)は、PMDの補償のために、LDPC復号器とBCJR等化器との間で繰り返しやりとりされる。
特に有用な実施態様では、ターボ等化器は、送信された信号を受信し、偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI)を部分的に除去するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器を有している。低密度パリティチェック(LDPC)復号器は、BCJR等化器に接続されてBCJR等化器からチャネルビット信頼度を受信する。LDPC復号器は、PMDを補償するように、外部軟情報フィードバックをBCJR等化器に反復して入力する。
受信機は、受信した入力信号をフィルタリングするように構成されているフィルタと、入力信号内の偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI)を部分的に除去するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器と、を有している。低密度パリティチェック(LDPC)復号器は、BCJR等化器に接続されてBCJR等化器からチャネルビット信頼度を受信する。LDPC復号器は、PMDを補償するように、外部軟情報フィードバックをBCJR等化器に反復して入力する。
偏波モード分散を補償する方法は、送信された信号を受信するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器を使用して偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI)を部分的に除去することと、BCJR等化器から受信したチャネルビット信頼度を低密度パリティチェック(LDPC)復号器で復号することと、PMDを補償するように外部軟情報をBCJR等化器に反復してフィードバックすることと、を有している。
これらのそしてその他の特徴と利点とは、添付図面とともに読むべきそれらの具体的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう
本開示は、図面を参照する好ましい実施形態の以下の説明において、詳細を示す。
本明細書において、低密度パリティチェック(LDPC)符号化とBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器とに基づく電子的な偏波モード分散(PMD)補償に適したターボ等化装置及び方法が開示されている。BCJR等化器メモリ2m+1=7に対して、3ビット周期までの群遅延時間差を補償することができる。
低密度パリティチェック(LDPC)符号ベースのPMDターボ等化器は、BCJR等化器メモリ2m+1=5に対して、2T(T=ビット期間)の群遅延時間差(DGD;differential group delay)で動作することができる。有利なことに、本原理にしたがっているターボ等化器は、インターリーバを使用する必要がない。高速での実現を容易なものとするように、構成要素であるLDPC符号は、組み合わされるように、そしてパリティチェック行列に対して非常に規則的な構造を有するように構成されている。
一実施形態では、電子的なPMD補償に適している特定のターボ等化方法は、BCJR等化器と低密度パリティチェック(LDPC)符号の新規のクラスとに基づいている。BCJR等化器に関しては、3ビット周期までの群遅延時間差(DGD)を有する1次PMDを補償することができる。
反復によって復号可能なLDPC符号はターボ積符号(TPC;turbo product code)よりも少なくともBER性能の点において、よりすぐれていることを示すことができる。これらの符号の復号器は、TPCの復号器よりも複雑ではなく、シリアル/パラレル連接(concatenated)ターボ符号の復号器よりもはるかに複雑ではない。
BCJR等化器とビタビ(VIterbi)等化器との1つの違いは、検出されたシーケンスに加えて、反復復号(iterative decoding)に必要なビット軟信頼度(bit soft reliability)(対数尤度比、LLR)をBJCR等化器が出力することである。反復復号とLDPC符号化は、現在の最も進んだ前方誤り訂正(FEC;forward error correction)手法であるが、その能力は、軟ビット信頼度が復号器に提供されている場合にだけ十分に利用できる。外部情報伝送(EXIT;extrinsic information transfer)チャート分析をPMDのターボ等化に適した構造化LDPC符号の選択に使用することができる。実装を容易なものとするために、直交配列の積の概念を使用して構成されている構造化LDPC符号の新規のクラスが導入されている。
本明細書に記載している複数の実施形態は、全体をハードウエアとしたり、全体をソフトウエアとしたり、ハードウエア要素とソフトウエア要素との両方を有するようにすることができる。好ましい実施形態では、本発明は、ファームウエア、常駐ソフトウエア、マイクロコード等を含むがこれらには限定されない、ソフトウエアで実装されている。
実施形態は、コンピュータまたは任意の命令実行装置によってまたはそれらとともに使用されるプログラムコードを提供する、コンピュータが使用可能なまたはコンピュータが読み取り可能な媒体からアクセス可能なコンピュータプログラム製品を有していてもよい。コンピュータが使用可能なまたはコンピュータが読み取り可能な媒体には、命令実行装置または機器によってまたはそれとともに使用されるプログラムを保存し、通信し、伝搬させ、または運搬する任意の装置が含まれる。媒体は、磁気的、光学的、電子的、電磁的、赤外線または半導体の装置(または機器)または伝送媒体とすることができる。媒体は、半導体または固体メモリ、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット(登録商標)、ランダムアクセスメモリ(RAM;random access memory)、読み取り専用メモリ(ROM;read-only memory)、非柔軟磁気ディスク、光学ディスク等のコンピュータが読み取り可能な媒体を含んでいてもよい。
同じ符号は同じまたは同様の要素を示している図面をここで参照すると、まず図1では、一実施形態に基づくターボ等化器100が模式的に示されている。等化器100は、2つの主構成要素:(a)BCJR等化器102、及び(b)LDPC復号器104を有している。BCJR等化器102は、PMDによる符号間干渉(ISI)を部分的に除去してビット誤り率(BER)を減少させるために採用されている。一実施形態では、BERは、例えば約10-3から約10-4まで減少する。BCJR等化器は、BCJR等化器102から得られた対数尤度比(LLR、チャネルビット信頼度)もLDPC符号の反復復号器104に供給する。
復号器104で有効な符号語(code word)に到達した場合、復号は停止し、そうでない場合、和積(sum-product)LDPC復号器104は、生成された複数のBCJR LLRを入力として復号を開始する。このステップは、内側の反復(inner iteration)と呼ばれる和積方法内での反復と区別するために、外側の反復(outer iteration)と呼ぶことができる。LDPC復号器104は、有効な符号語が得られるか、予め定められている反復回数に到達するまで、反復を行う。LDPC復号器104の外部LLR(LDPC復号器の出力と入力LLRとの差)は、フィードバック経路106を介して、入力として、BCJR等化器102に返される。BCJR等化器102は、サンプルとLDPC復号器104の外部LLRとを処理してLDPC復号器104に対する初期ビット信頼度(LLR)を出力する。
そのため、外部軟情報は、BCJR等化器102とLDPC復号器104との間で、ターボ復号と同様の形態で、所定の回数反復してやりとりされる。
(BCJR等化器とLDPC復号器からなる)ターボ復号器100は、ターボ等化方式で一般的に使用されるインターリーバを使用する必要のないことで有利である。インターリーバが取り除かれたことで、処理遅延が減少し、高速での実現が容易になる。
本原理によれば、(i)相互に直交しているラテン長方形と、対になっている平衡した構成との概念を使用して構成されている、符号化率(code rate)が0.8を超える高周長(high-girth)符号(少なくとも8の周長)と(ii)直交配列の積に基づいて構成されている高符号化率LDPC符号(符号化率が0.9を超える)との、2つのLDPC符号のクラスを有することができる。これらの符号は、ランダムLDPC符号に比べて実装がはるかに容易なものとなるように、パリティチェック行列の準巡回(quasi-cyclic)構造を呈す。さらに、符号化器は、シフトレジスタと2を法とする複数の加算器とだけに基づいて実現することができる。
2TのDGDにおいて、符号化率0.81の周長8(girth-8)のLDPC符号は、BERが10-6において、BCJR等化器に対して10.8dBの符号化ゲインの改善をもたらし、より低いBERでは、はるかに大きな符号化ゲインが期待される。この符号化ゲインは、11dB未満の光学信号対雑音比(SNR;signal to noise ratio)で達成される。従来のBCH符号ベースのターボ等化器では、たとえDGD 0.8Tに対しても、12dBを超える光学SNRが要求される。
畳み込み符号とインターリーバとを採用している従来のターボ等化器では、10-6程度の深刻なエラーフロア(error flooring)が発生し、エラーフロア現象に対応するために、追加の外部リード・ソロモン(RS;Read-Solomon)符号を必要とする。
他の従来のターボ等化器は、ターボ積の形態で2つのBCH符号を採用し、複数のブロックインターリーバを使用する。復号処理中に、これらのターボ積復号器は、並列に動作する多数のChase IIブロックを採用しなければならず、そのため復号遅延と回路の大きさとが増大する。
図2を参照すると、一実装例において、LDPC符号化PMDターボ等化器100が受信機200で採用されている。一実施形態では、受信機200は、図1を参照して説明したようなターボ等化器構成100を備えているゼロ復帰オンオフキーイング(RZ−OOK;return-to-zero on-off keying)受信機を有している。一実施態様では、波長分割デマルチプレクサが、通信チャネルつまりデータチャネルを通して受信された光学信号をフィルタリングする光学フィルタ(OF)202としてモデル化されている。フィルタ出力は、光学信号を電気信号に変換し、電気フィルタ(EF)及びサンプラ206に信号を出力する光検出器(PD)204(例えば、PIN PD)で受信される。ただし、適切なフィルタリングと変換とを行うことによって、光学信号または電気信号に対してターボ等化器100を採用することができることが理解される。エルビウム添加プリアンプを任意に採用することができる。
図3を参照すると、一実施形態では、受信機200とともに使用するために送信機300が採用されている。一実施態様では、送信機300は、ゼロ復帰オンオフキーイング(RZ−OOK)送信機を有するとともに、擬似ランダムビットシーケンス(PRBS;Pseudo Ramdom Bit Sequence)発生器(「データ」として示している)と分散フィードバック(DFB;distributed feedbck)レーザー302とマッハ・ツェンダー変調器(MZM)または同等の強度変調器304とLDPC符号器310を有しているNRZ送信機308を有している。第2のマッハ・ツェンダー変調器306は、非ゼロ復帰(NRZ;non retuen to zero)/ゼロ復帰(RZ)変換器として機能する。Rbはビットレートである。データはLDPC符号化器310によって符号化され、それから光学伝送装置(不図示)を通して送信され、受信機200によって処理される。
図1のターボ等化器100を再度参照すると、1次PMDについて、水平と垂直の主偏波状態(PSP;principal state of polarization)に対応する光学チャネル応答hH(t),hV(t)は、Δτを2つのPSPについてのDGDとしたときに、それぞれ、hH(t)=δ(t+Δτ/2)とhV(t)=δ(t−Δτ/2)として与えられる。
BCJR等化器102は、図4に模式的に示している光学チャネルの離散動的モデルのトレリス上で動作する。トレリスを完全に説明すると、遷移確率密度関数(PDF;probability density function) p(yj|uj)=p(yj|s),s∈Sが、収集されたヒストグラムから求められる(yjは送信されたビットujに対応するBCJR等化器102の入力でのサンプルを表し、Sはトレリス内の状態集合である)。状態(ビット構成)sは、観測されたビットujに影響するm個の先行するビットとm個の後続のビットとによって定まり、s=(uj-m,uj-m+1,…,uj,uj+1,…,uj+m),uj∈{0,1}である。
図4を参照すると、メモリ2m+1=5のトレリスの例が示されており、異なる5ビットパターンに対応している25=32の状態(s0,s1,…,s31)を有している。所与の状態から開始して、次の状態への考え得る2つの遷移が存在する。入力ビットがエッジラベル(edge label)の第1ビットを定め、エッジラベルの第2ビットは終了状態の中央ビットによって定められる(LLRの計算については、本明細書に参照によって援用される、I. B. Djordjevic, B. Vasic, "Nonlinear BCJR equalizer for suppression of intrachannel nonlinearities in 40 Gb/s optical communications systems(40Gb/s光学通信装置のチャネル内非線形性の抑制のための非線形BCJR等化器)," Opt. Express, vol. 14, pp. 4625-4635, May 2006を参照)。
ここでPMDのターボ等化での使用に適しているLDPC符号について考えると、ここで採用されているLDPC符号は、K. A. Bush, "A generalization of a theorem due to MacNeish(マクニーシュによる理論の一般化)," Ann. Math. Stat., vol. 23, pp. 293-295, 1952で紹介されている概念である、I直交配列の積に基づいて構成されている。λ−OA(N,k,q,t)と表される、k制約、qレベル、強度t及びインデックスλの大きさNの直交配列は、k×N行列Aとして定義され、Aのt×N部分行列内の任意のt×1列ベクトルがλ回含まれるように、q(≧2)要素の集合からのエントリを有している。直交配列OA(Ni,ki,qi,t) (i=1,2,…,I)が存在すると、直交配列OA(N,k,q,t)が存在することが示されており、ここでN=N12…NI,q=q12…qr,k=min(k1,k2,…,kr)である。なおここで、I個の1次元直交配列の積として得られた直交配列のエントリはI次元である。例えば、以下の直交配列OA(4,3,2,2)とOA(9,4,3,2)とについて考える:
Figure 2008167435
これら2つのOAの積は、OA(36,3,6,2)であって、k=min(3,4)=3制約と、q=3・2=6レベルである。得られる積の配列(36)が大きいため、OA(36,3,6,2)の第1行のエントリだけを示す。
Figure 2008167435
予測されるように、OA(36,3,6,2)のエントリは2次元であって(I=2であるため)、レベルは(0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2)と表される。(前述のようにして得られた)OA(36,3,6,2)の第1行内のエントリの位置を整数1,2,…,36と表すことにする。レベル(0,0)の位置は、1,4,7,19,22,25であり、等価なLDPC符号のパリティチェック行列の第1行に対応する。レベル(0,1)の位置は、2,5,8,20,23,26で、パリティチェック行列等の第2行に相当する。
ここで前述の例を以下のように一般化する。OA(Ni,Ki,qi,t) (i=1,2,…,I)のエントリがki×Ni行列Ai=(a(i) mn)と書かれるとする。積OA(N,K,q,t)は、一度に2つのOAの積を観測することによって、連続的に得られる。説明のためだけに、最初の2つのOA[OA(N1,k1,q1,t)とOA(N2,k2,q2,t)]の積を観測するものとする。OA(N1,k1,q1,t)とOA(N2,k2,q2,t)が行列A1=(a(1) mn)とA2=(a(2) mn)で表されるとすると、積OA(N=N12,k=min(k1,k2),q=q12),t)はk×N12行列と表される:
Figure 2008167435
各行内のエントリの位置を1,2,…,N12、q12レベルを(0,0),…,(0,q2−1),…,(q1−1,0),…,(q1−1,q2−1)と表す。各行内のレベルの位置を読み取り、それらをパリティチェック行列の対応する行に書き込むことによって、前述の例に示したものと同様の形態で、対応するLDPC符号のパリティチェック行列を作ることができる。直交配列の積の概念を使用して構成されているLDPC符号の符号化率の下限は次式で表わされる:
Figure 2008167435
大きさの積はレベルの積よりもはるかに速く大きくなるため(式(1))、高い符号化率のLDPC符号を容易に構成することができる(rank(H)によってパリティチェック行列Hの階数を示している)。例えば、OA(49,8,7,2)とOA(169,141,13,2)との積を使用して構成されているLDPC符号は、符号化率が0.9219で符号語長が8281である。提案されているLDPC符号の周長(girth)(当業者には知られているように、二部グラフ内の最短の周期)は少なくとも6である。
図5では、提案されているLDPC符号のBER性能(和積復号において30回の反復に対する)が、ランダムLDPC符号、RS符号、連接RS符号及びTPCに対して比較されている。R=0.93のLDPC符号は、MacKayによるR=0.936のランダムLDPC符号よりも性能が上回っている。同じLDPC符号(符号化率0.93)は、著しく符号化率が低い(R=0.82)RS連接符号よりも、10-8のBERにおいて、1.2dB性能が上回っている。R=0.81のLDPC符号は、R=0.824のターボ積符号よりも、10-8のBERにおいて、性能が0.5dBを超えて上回っており、連接RS符号(R=0.82)よりも約3dB性能が上回っている。
数値計算の結果:ASE雑音が支配的な状況についてのシミュレーションの結果が、様々なDGD値と様々なLDPC符号とについて、図6Aと図6Bとに示されている。図6Aは、符号化率0.81の周長8のLDPC符号について示し、図6Bは、符号化率0.9の周長6のLDPC符号について示している。デューティー・サイクルが33%のRZ−OOKについて観測し、伝送電力(launched power)が0dBmに設定され、消光比が14dBに設定されている。光学フィルタの帯域幅が3/Tに設定され、電気フィルタの帯域幅が0.65/Tに設定されている。
シミュレーションの結果は40Gb/sの伝送について得られるが、10Gb/sの伝送を含めた任意のビットレートに結果を適用できるように、正規化DGD(DGDはビット継続期間で正規化されている)の形式で結果が報告されている。シミュレーションにおいてLDPC符号の3つのクラスを検討する。第1のクラスは、符号化率R=0.81の周長8の正則(regular)LDPC符号(8547,6922)である。第2のクラスは、(a)(OA(49,8,7,2)とOA(169,14,13,2)との積に基づいている)符号化率0.913のLDPC(8181,7560)と、(b)(OA(16,5,4,2)とOA(256,17,16,2)との積に基づいている)符号化率0.93のLDPC(4096,3813)との2つの直交配列の積に基づいて構成されている、周長6の正則LDPC符号である。第3のクラスは、OA(16,5,4,2)とOA(256,17,16,2)との積から、積のOAからエントリを公正に取り除くことによって得られた符号化率0.915の周長6の非正則LDPC(3315,3032)である。
正規化されたDGD Δτ/T=1.0に対して、R=0.81のLDPC符号化ターボ等化器(トレリスメモリ2m+1=7に対して)では、10-8のBERにおいて、BCJR等化器に対して11.7dBの改善が見られる(正味の有効符号化ゲインは10.8dB)。最適しきい値受信機はエラーフロア状態となり、どのような進歩したFECでもそれのみでは、そのDGDに対して動作することはできない。符号化率が0.9を超えるLDPC符号では、10-8のBERにおいて、BCJR等化器に対して約9dBの改善が見られる。同様に図6Aに示されているNRZ変調フォーマット(ロールオフファクタが0.5の自乗余弦(raised-cosine)パルス形状と仮定して、NRZパルスがモデル化されている)に対しては、R=0.81のLDPC符号ベースのターボ等化器では、10-8のBERにおいて、BCJR等化器に対して10.5dBの改善が見られ、これはRZ変調フォーマットについてよりも1.25dB悪い。正規化されているDGD Δτ/T=3.0に対して、トレリスメモリ2m+1=5用のBCJR等化器は、エラーフロア状態になる一方で、より大きなトレリスメモリに対しては、適切に動作することができる。1.0の正規化DGD(と10-8のBER)については、ターボ等化器は、歪みのない場合からは3.7dB異なる一方で、2.0の正規化DGDについては、4.2dB悪い。ただし、正規化DGD 2についての曲線と正規化DGD 3についての曲線は互いに重なっている。BERが10-12未満では、はるかに大きな符号化ゲインが期待される。シミュレーションは、5回の外側の反復と、和積方法の25回の内側の反復について実行される。ただし、畳み込み符号とインターリーバとを採用しているターボ等化方式では、10-6程度で深刻なエラーフロアが発生し、エラーフロア現象に対応するために、追加の外部RS符号を必要とする。図4に示されているシミュレーション結果は、提案しているLDPC符号が、10-10まで、エラーロア現象を呈しないことを示している。さらに本発明者らは、最近、本発明者らの研究によって開発されたLDPC符号の様々なクラスが光ファイバ通信における関心領域(<10-12)においてエラーフロア現象を呈しないことを示している。ただし、このLDPC符号化ターボ等化器は、トレリスメモリ2m+1=7に対して正規化DGD Δτ/T=3.0で動作することもできる。2m+1=7を超えるトレリスメモリについては、BCJR等化器よりも軟出力ビタビ等化器(SOVE;soft-output Viterbi equalizer)のほうがより妥当な選択かもしれない。
このLDPCターボ等化器方式は、インターリーバを使用する必要がないのに対して、他のターボ等化方式では必要である。TPCなどの他の反復復号可能な符号も、PMDのターボ等化で使用可能である。しかし、TPCではインターリーバの使用が必要で、復号処理中に、TPC復号器は、並列に動作する多数のChase IIブロックを採用しなければならず、そのため、復号遅延と回路の大きさとが増大する。
有利なことに、本明細書に示す符号は、ランダムLDPC符号よりもはるかに実装が容易であるように、そのパリティチェック行列が準巡回構造を示す。さらに符号器は、シフトレジスタと2を法とする複数の加算器とだけに基づいて実装することができる。
図7を参照すると、偏波モード分散を補償する方法が模式的に示されている。ブロック402では、送信された信号を受信するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器を使用して、偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI)の部分的な除去が行われる。同時に、BCJR等化器は、軟LDPC反復復号器で必要な軟ビット信頼度(対数尤度比、LLR)を出力する。これによって、BCJR等化器を使用して、ブロック404において、ビット誤り率(BER)が例えば約10-3と約10-4との間に減少させられる。
ブロック406では、BCJR等化器から受信したチャネルビット信頼度が、低密度パリティチェック(LDPC)復号器で復号される。チャネルビット信頼度は、対数尤度比(LLR)の形態であることが好ましい。
復号することは、ブロック408において、新規のクラスの符号を採用することを含んでいる。これらのクラスの符号は、相互に直交しているラテン長方形と、対になっている平衡した構成とを使用している、0.8を超える符号化率の少なくとも8の周長を有するLDPC符号のクラス、及び/または直交配列の積に基づいて0.9を超える符号化率を有するLDPC符号のクラスを含んでいてもよい。復号することは、パリティチェック行列の準巡回構造を呈する符号を採用することを含んでいる。
ブロック410では、外部軟情報がBCJR等化器に反復してフィードバックされ(このステップは外側の反復を表している)、PMDを補償する。
BCJR等化器はLDPC復号で必要なLLRを出力する。ただし、内側の反復はLDPC復号器内の反復を表し、外側の反復はLDPC復号器とBCJR等化器との間の外部LLRの反復を表す。復号は、ボックス412において、有効な符号語に到達するか、あらかじめ定められている反復回数に到達すると、停止する。
BCJR等化器と反復LDPC復号を使用した偏波モード分散の補償のための装置と方法とについての好ましい実施形態(説明を意図し、限定を意図していない)を説明したが、上記教示に鑑み、当業者は修正と変形を行うことができる。そのため、添付の特許請求の範囲で概説したような本発明の範囲と精神の範囲内で、開示されている特定の実施形態を変更することができることを理解されたい。本発明の態様を特許法が要求する詳細さと具体性とを備えて説明したが、請求し特許証による保護を求める内容を添付の請求項に記述している。
本出願は、参照によって本明細書に援用される2006年12月27日に出願された仮出願番号第60/882,022号に対する優先権を主張する。
実例となる実施形態の、BCJR等化器を採用しているターボ等化器を示すブロック図である。 実例となる実施形態の、図1のターボ等化器を有している受信機を示すブロック図である。 実例となる実施形態の、図2の受信機とともに使用される送信機を示すブロック図である。 実例となる実施形態の、2m+1=5用のBCJR等化器に採用されている具体的なトレリスを示すトレリス線図である。 RS、連接RS及びTPC符号に対比した、本原理に基づくLDPC符号についてのビット誤り率対Q値のプロットである。 さまざまなDGD値と符号化率0.81のLDPC(8547,6922)符号に対する本原理に基づくターボ等化器のPMD性能についてのビット誤り率対光学信号雑音比のプロットである。 (符号化率が0.9を超える)3つの異なるLDPC符号とΔτ/T=1.0のDGD値に対する本原理に基づくターボ等化器のPMD性能についてのビット誤り率対光学信号雑音比のプロットである。 本原理に基づくPMD補償の装置/方法を示すブロック/フロー図である。

Claims (25)

  1. 送信された信号を受信し、偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI)を部分的に除去するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器と、
    前記BCJR等化器に接続されて前記BCJR等化器からチャネルビット信頼度を受信し、PMDを補償するように外部軟情報フィードバックを前記BCJR等化器に反復して入力する低密度パリティチェック(LDPC)復号器と、
    を有する、ターボ等化器。
  2. 前記BCJR等化器は、ビット誤り率(BER)を約10-3と約10-4との間に減少させる、請求項1に記載のターボ等化器。
  3. 前記チャネルビット信頼度は、対数尤度比(LLR)の形態である、請求項1に記載のターボ等化器。
  4. 前記復号器は、有効な符号語に到達した場合または反復の数を超えた場合に反復を停止する、請求項1に記載のターボ等化器。
  5. 前記ターボ等化器はインターリーバを備えない、請求項1に記載のターボ等化器。
  6. 前記復号器は、相互に直交しているラテン長方形と、対になっている平衡した構成とを使用して、0.8を超える符号化率の少なくとも8の周長を有するLDPC符号のクラスを採用している、請求項1に記載のターボ等化器。
  7. 前記復号器は、直交配列の積に基づいて0.9を超える符号化率を有するLDPC符号のクラスを採用している、請求項1に記載のターボ等化器。
  8. 前記復号器は、パリティチェック行列の準巡回構造を呈している符号を採用している、請求項1に記載のターボ等化器。
  9. 前記ターボ等化器は受信機内に含まれている、請求項1に記載のターボ等化器。
  10. 受信した入力信号をフィルタリングするように構成されているフィルタと、
    前記入力信号内の偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI)を部分的に除去するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器と、
    前記BCJR等化器に接続されて前記BCJR等化器からチャネルビット信頼度を受信し、PMDを補償するように外部軟情報フィードバックを前記BCJR等化器に反復して入力する低密度パリティチェック(LDPC)復号器と、
    を有する受信機。
  11. 前記BCJR等化器は、ビット誤り率(BER)を約10-3と約10-4との間に減少させ、同時に、LDPC復号のためにビットチャネル信頼度を出力する、請求項10に記載の受信機。
  12. 前記チャネルビット信頼度は対数尤度比(LLR)の形態である、請求項10に記載の受信機。
  13. 前記復号器は、有効な符号語に到達した場合または反復の数を超えた場合に反復を停止する、請求項10に記載の受信機。
  14. 前記復号器は、相互に直交しているラテン長方形と、対になっている平衡した構成とを使用して、0.8を超える符号化率の少なくとも8の周長を有するLDPC符号のクラスを採用している、請求項10に記載の受信機。
  15. 前記復号器は、直交配列の積に基づいて0.9を超える符号化率を有するLDPC符号のクラスを採用している、請求項10に記載の受信機。
  16. 前記入力信号を受信するように構成されているフォトダイオードをさらに有する、請求項10に記載の受信機。
  17. 送信された信号を受信するように構成されているBahl−Cocke−Jelinek−Raviv(BCJR)等化器を使用して偏波モード分散(PMD)によるシンボル間干渉(ISI)を部分的に除去することと、
    前記BCJR等化器から受信したチャネルビット信頼度を低密度パリティチェック(LDPC)復号器で復号することと、
    PMDを補償するように外部軟情報を前記BCJR等化器に反復してフィードバックすることと、
    を有する、偏波モード分散を補償する方法。
  18. 前記BCJR等化器を用いてビット誤り率(BER)を約10-3と約10-4との間に減少させることをさらに有する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記チャネルビット信頼度は対数尤度比(LLR)の形態である、請求項17に記載の方法。
  20. 前記復号は、有効な符号語に到達した場合または反復の数を超えた場合に停止する、請求項17に記載の方法。
  21. インターリーバを備えないターボ等化器に実装されている、請求項17に記載の方法。
  22. 前記復号することは、相互に直交しているラテン長方形と、対になっている平衡した構成とを使用して、0.8を超える符号化率の少なくとも8の周長のLDPC符号のクラスを採用することを含んでいる、請求項17に記載の方法。
  23. 前記復号することは、直交配列の積に基づいて0.9を超える符号化率を有するLDPC符号のクラスを採用することを含んでいる、請求項17に記載の方法。
  24. 前記復号することは、パリティチェック行列の準巡回構造を呈している符号を採用することを含んでいる、請求項17に記載の方法。
  25. コンピュータで実行されたときに請求項17に記載のステップを前記コンピュータに実行させるコンピュータ読み取り可能なプログラムを有する、コンピュータ読み取り可能な媒体。
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