JP2008167150A - スピーカ - Google Patents

スピーカ Download PDF

Info

Publication number
JP2008167150A
JP2008167150A JP2006354274A JP2006354274A JP2008167150A JP 2008167150 A JP2008167150 A JP 2008167150A JP 2006354274 A JP2006354274 A JP 2006354274A JP 2006354274 A JP2006354274 A JP 2006354274A JP 2008167150 A JP2008167150 A JP 2008167150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
corrugation
edge
speaker
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006354274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008167150A5 (ja
Inventor
Shoji Tanaka
祥司 田中
Hiroko Yamazaki
裕子 山崎
Takafumi Yuasa
孝文 湯浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006354274A priority Critical patent/JP2008167150A/ja
Priority to US11/965,248 priority patent/US8135164B2/en
Priority to GB0725332A priority patent/GB2445462B/en
Publication of JP2008167150A publication Critical patent/JP2008167150A/ja
Publication of JP2008167150A5 publication Critical patent/JP2008167150A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/02Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
    • H04R7/12Non-planar diaphragms or cones
    • H04R7/122Non-planar diaphragms or cones comprising a plurality of sections or layers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/24Structural combinations of separate transducers or of two parts of the same transducer and responsive respectively to two or more frequency ranges
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/02Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
    • H04R7/12Non-planar diaphragms or cones
    • H04R7/14Non-planar diaphragms or cones corrugated, pleated or ribbed
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/16Mounting or tensioning of diaphragms or cones
    • H04R7/18Mounting or tensioning of diaphragms or cones at the periphery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/26Damping by means acting directly on free portion of diaphragm or cone

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

【課題】優れた高域特性と優れた中高域特性を両立できるスピーカを提供することを目的とする。
【解決手段】振動板5の中間位置にコルゲーション5aを設け、振動板5におけるコルゲーション5aの外周縁近傍よりも外周側に制動部材8を貼り付けて、振動板5におけるコルゲーション5aよりも外周側に高域の振動が伝達することを抑制して、高域ではコルゲーション5aよりも内周側だけが主に振動するようにするとともに、振動板5におけるコルゲーション5aよりも外周側の中高域での共振も抑制するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明はステレオ、マルチチャンネル音響再生機器や、ラジオやテレビなどに広く用いられる、主にフルレンジ型のスピーカに関するものである。
近年、マルチチャンネルホームシアター再生機器などの普及に伴って、多数個のスピーカを家庭内に設置するため、スピーカの一層の小型化、ローコスト化が求められている。
そのためスピーカをマルチウェイ構成とせずに、1個のスピーカで低域から高域まで高音質に再生できることが望まれる。
しかし一般に、1個のスピーカだけで低域から高域まで優れた音質で再生することは難しく、特に高域を優れた特性で再生することは困難である。これは、ある程度低域まで再生するためにスピーカの口径をあまり小さくできないので、高域の再生周波数帯域が狭くなり、そして特に高域の指向特性も悪くなるからであり、1個のスピーカで高域を優れた特性で再生することの困難さは良く知られるところである。
これに対して高域特性の改善を図ったスピーカとして、例えば非特許文献1に記載されているようなスピーカが古くから提案されており、実際にいくつか商品化もされてきている。図9は、高域特性の改善を図った非特許文献1に記載された従来のスピーカの構成図であり、以下、この図9を参照しながら説明する。
図9において、フレーム42に界磁部41、ダンパ44、エッジ47が取り付けられており、ボイスコイル43はダンパ44により支持されている。振動板45はコーン型であり、その内周側がボイスコイル43に結合されており、外周側がエッジ47により支持されている。ダストキャップ46は振動板45の内周部に取り付けられている。そして、振動板45の中間位置にはコルゲーション45aが設けられている。
この構成により、低域では振動板45全体が振動するが、高域ではコルゲーション45aが機械的フィルターとして動作して、コルゲーション45aよりも外周側へ高域の振動が伝わりにくくなるので、振動板45のコルゲーション45aよりも内周側だけが主に振動することになり高域特性が改善されるというものである。
山本武夫編著「スピーカ・システム(上)」株式会社ラジオ技術社出版、初版:昭和52年7月15日、P145 図5・2
しかしながら、前述の従来のスピーカでは、振動板45のコルゲーション45aよりも外周側への高域の振動伝達を抑制しようとすると、コルゲーション45aの機械コンプライアンスを非常に大きくしなければならず、振動板45の外周部の振動モードが乱れたり共振が生じたりして、中高域特性が著しく劣化するという問題点があった。
また、中高域特性の劣化を防ぐためにはコルゲーション45aの機械コンプライアンスを非常に小さくせざるを得ず、このためコルゲーション45aだけで振動板45の外周部への高域の振動伝達を抑制することができず、高域特性の改善ができないという問題があった。
昨今、振動板材料の進歩などに伴って、スピーカの軸上に限っては高域の再生周波数帯域を拡大することの困難さは次第に小さくなりつつあるが、スピーカ軸上から外れた指向特性についてはどうしても改善することができなかった。これは、振動板45の外周部への高域の振動伝達により振動板45の外周部からも高域が放射されて、実効振動面積が小さくならないからである。
なお、振動板にコルゲーションを設けずに、高域再生用のサブコーンを追加する方法も知られている。しかし振動板が放射する高音とサブコーンが放射する高音とが干渉して音質劣化を招くので、振動板1個で高域特性改善できることが望ましい。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、優れた高域特性つまり高域の広い再生周波数帯域と特に広い指向特性を、および優れた中高域特性を両立できる、さらにはコストアップを抑えた、またさらには外観的にユニークな、スピーカを提供することを目的とする。
本発明のスピーカは、内周側がボイスコイルに結合されその中間位置にコルゲーションを設けた振動板と、前記振動板の外周側を支持するエッジと、前記振動板における前記コルゲーションの外周縁近傍よりも外周部に貼り付けられた制動部材とを備え、前記コルゲーションの内周縁端部よりも内周側の実効振動面積を、全実効振動面積の略半分以下となるように構成したものである。
この構成により、制動部材の質量と機械抵抗が重畳されてコルゲーションよりも外周側の振動板の質量と機械抵抗が大きくなるので、コルゲーションよりも外周側の振動板への高域の振動伝達を抑制することができるばかりでなく、中高域での共振や分割振動を抑制することができる。
本発明のスピーカによれば、コルゲーションよりも外周側の振動板への高域の振動伝達が抑制されるので、高域ではコルゲーションよりも内周側の振動版だけが主に振動することとなり実効振動面積が小さくなる。従って、高域の再生周波数帯域が広くなりまた特に高域の指向特性が広くなり、優れた高域特性が得られる。またコルゲーションよりも外周側の振動板の中高域での共振や分割振動が抑制されるので、優れた中高域特性も得られる。
また、制動部材を、エッジの前記振動板に対する貼りしろ部をコルゲーションの外周縁近傍まで延設することで当該エッジの貼りしろ部によって構成することにより、制動部材をエッジで一体成型できるので、コストアップを抑えることができる。
また、制動部材を、振動板の表側に設けることにより、中高域や高域での振動板材料の表皮効果による細かい不要振動まで抑制することができるばかりでなく、制動部材と振動板の素材外観コントラストにより、ユニークな外観を得ることもできる。
また、前記コルゲーションを複数設け、前記制動部材を最外周のコルゲーションの外周縁近傍よりも外周部に設け、最内周のコルゲーションの内周縁端部よりも内周側の実効振動面積を全実効振動面積の略半分以下とすることにより、コルゲーションを複数個で構成したので、複数個コルゲーションのリブ補強効果により振動板全体の剛性が上がり、一層ハイパワー再生のできるスピーカを実現することができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1におけるスピーカの構成について、図1を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1におけるスピーカの構成図であり、(a)図は断面を、(b)図は正面外観を、示している。
図1において、フレーム2に、界磁部1、ダンパ4、エッジ7が取り付けられており、ボイスコイル3はダンパ4に支持されている。振動板5はコーン型であり、その内周側がボイスコイル3に結合されており、外周側がエッジ7により支持されている。ダストキャップ6は振動板5の内周部近傍に取り付けられている。
そして、振動板5の中間位置にはコルゲーション5aが設けられている。振動板5におけるコルゲーション5aの外周縁近傍よりも外周部には、制動部材8が貼り付けられている。また、コルゲーション5aの内周縁端部よりも内周側の実効振動面積を、全実効振動面積の略半分以下としている。
次に本実施の形態1のスピーカの構成部品の、具体的な寸法や材質について説明する。
本スピーカの口径は6.5cmであり、いわゆるフルレンジ型である。界磁部1は一般的なフェライトマグネットによる外磁型界磁部である。フレーム2の材質は鉄板である。ボイスコイル3の呼び径は19mmである。ダンパ4の材質は綿布である。
振動板5の材質は厚み約0.25mmのパルプ、振動板5の外径は47mmである。コルゲーション5aの断面形状は円周のほぼ1/3の円弧状で表面側に突出するように形成されており、その断面曲率半径は約1mmである。コルゲーション5aの外周縁直径は35mm、内周縁直径は32mmである。ダストキャップ6の材質は厚み約0.2mmのパルプ、直径は24mmである。エッジ7の材質は厚み0.5mmの発泡ウレタンであり、ロール部分の外周縁直径は58mm、ロール部分の内周縁直径は48mmである。つまり実効振動直径は53mmであり、本実施の形態1のスピーカの全実効振動面積は約22cmである。エッジ7の振動板5に対する貼りしろ部内周縁の直径は44mmである。
制動部材8の材質は厚み約0.5mmの発泡ゴムであり、外周縁直径は47mm、内周縁直径は37mmである。つまり制動部材8は、コルゲーション5aの外周縁より外側にあって、その近傍まで貼り付けられている。コルゲーション5a内周縁端部よりも内周側の実効振動面積は約8cmであり、全実効振動面積の略半分以下としている。
以上のように構成した実施の形態1のスピーカの原理、作用、効果について、図2、図3、図10、図11を参照しながら以下説明をする。図2は本実施の形態1におけるスピーカの電気音響等価回路の記号説明図、図3はその電気音響等価回路図である。図10は従来のスピーカの電気音響等価回路の記号説明図、図11はその電気音響等価回路図である。
まず初めに図10、図11を参照しながら、従来のスピーカの問題点を原理的に解析する。図10、図11において、Fvcはボイスコイル43の駆動力、Vvcはボイスコイル43の振動速度である。Mvcはボイスコイル巻き線部43aの等価振動質量、Cvcはボイスコイルボビン部43bの機械コンプライアンスである。Mdcはダストキャップ46の等価振動質量である。Mdiはコルゲーション45aよりも内周側の振動板45bの等価振動質量、Vdiはその振動速度である。なお一般的にCvcは小さいので、超高域を除けば殆ど無視することもできる。
Ccはコルゲーション45aの機械コンプライアンスである。Vcはコルゲーション45aで吸収される振動速度である。Mdoはコルゲーション45aよりも外周側の振動板45cの等価振動質量であり、Zは同部位の分割振動時に現れる等価機械インピーダンス、Vdoは同部位の振動速度である。
機械コンプライアンスCcを大きくすれば、つまりコルゲーション45aを柔らかくすれば、振動速度Vcが増大して振動速度Vdoが減少するので、振動板外周部45cへの高域振動伝達を抑制することができる。
ところが、機械コンプライアンスCcを大きくすればするほど、機械コンプライアンスCcと等価振動質量Mdoで形成される共振回路のQが増大するので、その共振周波数では振動速度Vdoがかえって増大してしまう。つまり、中高域で振動板外周部45cが大きな共振を発生してしまうことになる。
次に、図2、図3を参照しながら、本実施の形態1のスピーカの原理、作用、効果を説明する。図2、図3において、Fvcはボイスコイル3の駆動力、Vvcはボイスコイル3の振動速度である。Mvcはボイスコイル巻き線部3aの等価振動質量、Cvcはボイスコイルボビン部3bの機械コンプライアンスである。Mdcはダストキャップ6の等価振動質量である。Mdiは、コルゲーション5aよりも内周側の振動板5bの等価振動質量、Vdiはその振動速度である。
Ccはコルゲーション5aの機械コンプライアンスである。Vcはコルゲーション5aで吸収される振動速度である。Mdoはコルゲーション5aよりも外周側の振動板5cの等価振動質量であり、Zは同部位の分割振動時に現れる等価機械インピーダンス、Vdoは同部位の振動速度である。そしてMdaは制動部材8の等価振動質量、Rdaはその機械抵抗であり言い換えれば粘弾性抵抗である。
図3の電気音響等価回路から分かるように、等価振動質量Mdoには等価振動質量Mdaと機械抵抗Rdaが直列に挿入されるので、機械コンプライアンスCcを大きくしなくても振動速度Vdoを十分に小さくすることができる。つまりコルゲーション5aを柔らかくしなくても、制動部材8の等価質量Mdaと機械抵抗Rdaを利用して、振動板外周部5cへの高域振動伝達を抑制することができるわけである。つまり、制動部材8は、質量的にも機械抵抗的にも振動板外周部5cを制動していると言える。
さらに、機械コンプライアンスCc、等価振動質量Mda、機械抵抗Rda、等価振動質量Mdoから構成される共振回路のQが、機械抵抗Rdaにより小さくなるので、振動板外周部5cが中高域で一層共振しにくくなる。また機械抵抗Rdaは等価機械インピーダンスZにも直列に入るので、振動板外周部5cの分割振動も抑制される。
従って以上のように本実施の形態1の構成によれば、コルゲーション5aよりも外周側の振動板5cへの高域の振動伝達が抑制されるので、高域ではコルゲーション5aよりも内周側の振動板5bだけが主に振動することとなり実効振動面積が小さくなる。そのため、高域の再生周波数帯域が広くなりまた特に高域の指向特性が広くなり、優れた高域特性が得られる。またコルゲーション5aよりも外周側の振動板5cの中高域での共振や分割振動が抑制されるので、優れた中高域特性も得られる。また制動部材8が振動板5の表側に貼りつけられているので、中高域や高域での振動板材料の表皮効果による細かい不要振動まで抑制することができる。
ところで、本発明の上記効果を発揮するためには、振動板5、コルゲーション5a、制動部材8の間には望ましい関係が存在する。コルゲーション5aの外周縁と制動部材8の内周縁があまり離れていると、制動部材8による振動板外周部5cの中高域の制動効果が減少するので、コルゲーション5aの外周縁近傍に制動部材8の内周縁があることが望ましい。また制動部材8により十分な制動効果を得るためには、制動部材8の面積は、コルゲーション5aの外周縁外側の振動板5の面積の半分以上あることが望ましい。
また、制動部材8がコルゲーション5aを乗り越えて振動板内周部5bにまで掛かると、振動板内周部5bの高域での振動が抑えられてしまうので、また制動部材8がコルゲーション5aに掛かるとスピーカの量産性が悪化して大幅なコストアップを招くので、制動部材8はコルゲーション5aの外周縁よりも外周側にあることが望ましい。
また、コルゲーション5aの直径を、全実効振動面積を構成する実効振動直径に対してある程度以上小さくしないと、高域での実効振動面籍の縮小化の効果が小さくなって高域特性の改善効果が小さくなるばかりでなく、制動部材8の面積も十分に確保することができないので制動部材8による振動板外周部5cの共振抑制効果も小さくなる。このため、コルゲーション5aの内周縁端部よりも内周側の実効振動面積を、全実効振動面積の略半分以下とすることにより、上記の二つの点で十分な効果を得ることができるようにした。
なお、制動部材8を振動板5に貼り付けることにより全体の実効振動質量が大きくなって、スピーカの出力音圧レベルが低下しがちであるが、あらかじめ振動板5を軽く設計しておけば、つまり例えば振動板5の材質を薄くするなどしておけば、制動部材8による音圧低下を防ぐことができる。
また、本実施の形態1では振動板5をコーン型としたが、実施の形態4で後ほど述べるようなドーム型、逆円錐コーン型、平面型、その他の形状としても良い。また本実施の形態1では振動板5は円形であったが、四角形、矩形、楕円形、その他の形状でもよい。またコルゲーション5aを円形としたが、四角形、矩形、楕円形、その他の形状でもよい。つまり振動板とコルゲーションの形が同じでなくても構わない。
また、本実施の形態1では、コルゲーション5の断面形状を円弧状で表面側に突出する形状としたが、実施の形態3で後ほど述べるような段差形状や、波形状、凹円弧、その他の断面形状としてもよいことは勿論である。
また、本実施の形態1ではコルゲーション5を1個としたが、複数個で構成することも可能である。この場合は、最外周のコルゲーションの外周縁近傍よりも外周部に制動部材を配置すれば、量産性が悪くなってコストアップを招くことはない。また、最内周のコルゲーションの内周縁端部よりも内周側の実効振動面積を、全実効振動面籍の略半分以下とすれば、高域での実効振動面積縮小化の効果が確保できる。コルゲーションを複数個で構成すると、複数個コルゲーションのリブ補強効果により振動板全体の剛性が上がるので、一層ハイパワー再生のできるスピーカを実現することができる。
また本実施の形態1では振動板5の材質をパルプとしたが、金属、樹脂成型品、樹脂フィルムなど、様々な材質が可能であることは言うまでもない。例えば振動板5を樹脂成型品とした場合には、振動板外周部5cを振動板内周部5bよりも厚肉に成形して、図3における等価振動質量Mdoを大きくして高域伝達抑制の効果を一層高めることができる。またコルゲーション5aの厚みを振動板5よりも薄くしたりできるので、図3における機械コンプライアンスCcの設計の自由度が高くなる。
また、本実施の形態1では、制動部材8の内周縁端部をコルゲーション5aの外周縁から1mm間隔の近傍まで設けたが、制動部材8の面積がコルゲーション5aの外周縁外側の振動板5の面積の半分以上確保できる範囲内で、この間隔をもっと広くしてもよい。
また本実施の形態1ではエッジ7の材質を発泡ウレタンとしたが、布、各種ゴム、エラストマー、紙など様々な材質としてよいことは言うまでもない。また制動部材8の材質を発泡ゴムとしたが実施の形態2で後ほど述べるように、布、ソリッドゴム、発泡ウレタンなど、様々な材質が可能である。またその他、本発明は上記説明した例に限定されるものでないことは言うまでもない。
(実施の形態2)
次に、図4、図5、図6を参照しながら、本発明の実施の形態2におけるスピーカについて説明する。図4は本発明の実施の形態2におけるスピーカの構成図、図5は従来のスピーカの周波数特性図、図6は本発明の実施の形態2におけるスピーカの周波数特性図である。
図4において、界磁部11、フレーム12、ボイスコイル13、ダンパ14、ダストキャップ16の仕様は、先に述べた実施の形態1と同一なので、説明を省略する。本実施の形態2が実施の形態1と異なるのは、振動板15の厚み、エッジ17の材質と、このエッジ17に一体に形成された振動板15に対するエッジの貼りしろ部17aである。
振動板15は、寸法については実施の形態1と同じであるが、材質を厚みを約0.2mmのパルプとしている。コルゲーション15aは実施の形態1と同じく、断面形状は円周のほぼ1/3の円弧状で表面側に突出するように形成されており、その断面曲率半径は約1mmであり、コルゲーション15aの外周縁直径は35mm、内周縁直径は32mmである。
エッジ17は、ロール部分の寸法については実施の形態1と同じであるが、材質を厚み約0.2mmのゴムコーティング布としている。そして振動板15に対するエッジ貼りしろ部17aは、振動板15の表側に設けられその内周縁直径を37mmとしている。つまりエッジ貼りしろ部17aをコルゲーション15aの外周縁近傍まで延設しており、このエッジ貼りしろ部17aを制動部材として用いている。ここで、エッジ貼りしろ部17aの材質は、エッジ17と一体に形成されており、同じゴムコーティング布である。
以上のように構成したことにより、本実施の形態2のスピーカは実施の形態1と全く同じ作用と効果をもつ。つまりエッジ貼りしろ部17aが制動部材として動作するので、実施の形態1で説明したのと同じ作用効果が得られる。
その効果について図5と図6を用いて具体的に説明する。図5にその周波数特性を示す従来のスピーカも、本実施の形態2のスピーカと同じく口径6.5cmであり、異なるのは振動板とエッジだけである。この従来のスピーカの振動板は、コルゲーションを持たない厚み約0.3mmのパルプによる通常のコーン型である。エッジの貼りしろ部の幅は2mmであり、振動板の裏側に貼り付けられている。
図5、図6においていずれも実線Aのカーブは、スピーカを小型のキャビネットに収納し、1Wの入力を印加した時の軸上2mの音圧周波数特性である。点線Bのカーブはいずれも、2m30°の指向特性である。
図5から、従来のスピーカは、軸上では20kHz弱まで再生周波数帯域が延びているが、30°指向特性は高域で大きく減衰し、高域の指向特性が悪いことが分かる。これに対して図6から、本実施の形態2のスピーカは軸上で20kHzまで再生周波数帯域が延びているだけでなく、30°指向特性の減衰が極めて小さく、高域の指向特性が非常に優れていることが分かる。
また、図5と図6を比較すると、本実施の形態2のスピーカは従来のスピーカよりも1.5kHz〜4kHzの特性の乱れが小さく、中高域の特性まで改善されていることが分かる。
さらに、本実施の形態2のスピーカは制動部材を別個に設ける必要がないので、コストアップを非常に小さく抑えることができる。これは、コルゲーション15aの外周縁近傍まで延設したエッジ貼りしろ部17aは、エッジ量産の内径抜きの時にもともと捨てられている部分であり、延設したエッジ貼りしろ部17aによる新たな材料費を必要としないいからである。
従って以上のように構成することにより本実施の形態2のスピーカは、実施の形態1で説明した効果に加えて、コストアップを極力抑えることができる。さらにまた本実施の形態2では、エッジ貼りしろ部17aを振動板15の表側に設けたので、中高域や高域での振動板材料の表皮効果による細かい不要振動まで抑制することができる。
また、スピーカの外観デザインを従来にない特徴のある且つ美しいものとすることができる。つまり振動板15におけるコルゲーション15aよりも内周側があたかも高音用振動板、コルゲーション15aよりも外周側のエッジ貼りしろ部17aがあたかも低音用振動板のように見えるので、本発明のスピーカのメカニカル2ウェイの効果イメージを、外観的に表現するのに好適である。そして本実施の形態2では別個の制動部材を用いなくてよいので、外観的に表側から見える材質の種類を減らすことができ、外観的デザイン処理が容易になる。
なお本実施の形態2では、エッジ17の材質をゴムコーティング布としたが、各種ゴムや発泡ウレタンなどとしても構わない。内部損失の大きな材料にすればするほど中高域の特性改善効果が大きくなるが、一般的な布エッジ材料でもフェノール樹脂とゴム成分を含んでいるので、一定の効果が得られる。また振動板15の厚みを薄くした方が、コルゲーション15aの内周側と外周側における振動板15の単位面積当たり質量の比が大きくなるので、高域での実効振動面積の縮小化の効果がより高くなる。
なお本実施の形態2ではエッジ貼りしろ部17aの内周縁端部を、コルゲーション15aの外周縁から1mmの間隔まで延設したが、この間隔をもっと広くすることもできる。ただし、この間隔をあまり広くするとエッジ貼りしろ部17aの制動効果が減少しすぎるので、エッジ貼りしろ部17aの面積が、コルゲーション15aの外周縁外側の振動板15の面積の半分以上とれる範囲内にすることが望ましい。
逆にこの間隔をあまり狭くすると、エッジ付振動板を量産する時に、振動板15とエッジ17との貼りズレによってエッジ貼りしろ部17aがコルゲーション15aに乗り上げたり、左右の間隔の差が大きくなって外観的に見苦しくなるので、1mmの間隔が広すぎるということはない。またその他、本発明は上記説明した例に限定されるものでないことは言うまでもない。
(実施の形態3)
次に図7を参照しながら、本発明の実施の形態3におけるスピーカについて説明する。図7は本発明の実施の形態3におけるスピーカの構成図である。図7において、フレーム22、ボイスコイル23、ダンパ24、ダストキャップ26は、先に述べた実施の形態1と同一なので、説明を省略する。
本実施の形態3が実施の形態1と異なるのは、振動板25、コルゲーション25a、エッジ27、振動板25に対するエッジの貼りしろ部27aである。振動板25の材質は厚み約0.3mmのパルプである。振動板25の内径、外径寸法は実施の形態1と同じであるが、コルゲーション25aは段差形状となっている。コルゲーション25aの内周縁直径は36mm、外周縁直径は38mm、段差高さは0.7mmである。
エッジ27の材質は厚み0.5mmの発泡ゴムである。エッジ27のロール部分の寸法は、実施の形態1と同じく外周縁直径が58mm、ロール部分の内周縁直径が48mmである。つまり実効振動直径は53mmであり、本実施の形態1のスピーカと同じく全実効振動面積は約22cmである。
振動板25に対する貼りしろ部27aは振動板25の裏面に設けられ、その内周縁の直径は39mmである。つまり実施の形態2と同様に、コルゲーション25aの外周縁近傍まで延設している。そしてエッジ貼りしろ部27aを制動部材として用いている。エッジ貼りしろ部27aの材質は、言うまでもなくエッジ27と同じ発泡ゴム布である。コルゲーション25a内周縁端部よりも内周側の実効振動面積は約10cmであり、全実効振動面積の略半分以下としている。
以上のように構成したことにより、本実施の形態3のスピーカは、実施の形態1と全く同じ作用と効果をもつ。つまり、エッジ貼りしろ部27aが制動部材として動作するので、実施の形態1で説明したのと同じ効果が得られる。また、本実施の形態3のスピーカは、実施の形態2と同様に制動部材を別個に設ける必要がないので、コストアップを非常に小さく抑えることができる。また、本実施の形態3では、エッジ貼りしろ部27aを振動板25aの裏側に設けたことによりスピーカの表側からエッジ貼りしろ部27aが見えないので、すっきりとした外観デザインを得ることができる。
(実施の形態4)
図8は本発明の実施の形態4におけるスピーカの構成図である。図8において、本スピーカの口径は6.5cmであり、ドーム型のフルレンジスピーカである。界磁部31、フレーム32、ボイスコイル33、ダンパ34の構成は、実施の形態1と同様なので説明を省略する。
本実施の形態4では、振動板35の材質は厚み0.1mmのアルミニウム、その外径は47mmでありドーム型としている。コルゲーション35aの断面形状は大凡1/3凹円弧であり、その断面曲率半径は約0.7mmである。コルゲーション35aの外周縁直径は35mm、内周縁直径は33mmである。
エッジ37の材質は厚み0.5mmの発泡ゴムであり、ロール部分の外周縁直径は58mm、ロール部分の内周縁直径は48mmである。つまり実効振動直径は53mmであり、本実施の形態4のスピーカの全実効振動面積は約22cmである。エッジ37の振動板35に対する貼りしろ部37aは、振動板35の表側に設けられその内周縁直径を36mmとしている。つまりコルゲーション35aの外周縁近傍まで延設している。そしてエッジ貼りしろ部37aを制動部材として用いている。エッジ貼りしろ部37aの材質は、言うまでもなくエッジ37と同じ発泡ゴムとなっている。コルゲーション35a内周縁端部よりも内周側の実効振動面積は約8.5cmであり、全実効振動面積の略半分以下としている。
以上のように構成したことにより、本実施の形態4のスピーカは、実施の形態1と全く同じ作用と効果をもつ。つまりエッジ貼りしろ部37aが制動部材として動作するので、実施の形態1で説明したのと同じ効果が得られる。また本実施の形態4のスピーカは実施の形態2と同様に制動部材を別個に設ける必要がないので、コストアップを非常に小さく抑えることができる。
本発明のスピーカによれば、高域の再生周波数帯域が広くなりまた特に高域の指向特性が広くなり、優れた高域特性が得られる。さらにまた優れた中高域特性も得られる。従って一般の2チャンネルステレオ音響再生機器やマルチチャンネル音響再生機器ばかりでなく、テレビ用音響再生機器、車載用音響再生機器、パソコン内蔵音響再生機器、ポータブル音響再生機器など、あらゆる電子機器の音響再生用に有用である。以上のように、本発明のスピーカは極めて実用的価値の高いものである。
本発明の実施の形態1におけるスピーカの構成を示し、(a)図はその断面図、(b)図は同正面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの電気音響等価回路の記号説明図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの電気音響等価回路図 本発明の実施の形態2におけるスピーカの構成を示す断面図 従来のスピーカの周波数特性図 本発明の実施の形態2におけるスピーカの周波数特性図 本発明の実施の形態3におけるスピーカの構成を示す断面図 本発明の実施の形態4におけるスピーカの構成を示す断面図 従来のスピーカの構成を示す断面図 従来のスピーカの電気音響等価回路の記号説明図 従来のスピーカの電気音響等価回路図
符号の説明
1 界磁部
2 フレーム
3 ボイスコイル
4 ダンパ
5 振動板
5a コルゲーション
6 ダストキャップ
7 エッジ
8 制動部材

Claims (4)

  1. 内周側がボイスコイルに結合されその中間位置にコルゲーションを設けた振動板と、前記振動板の外周側を支持するエッジと、前記振動板における前記コルゲーションの外周縁近傍よりも外周部に貼り付けられた制動部材とを備え、前記コルゲーションの内周縁端部よりも内周側の実効振動面積を、全実効振動面積の略半分以下としたことを特徴とするスピーカ。
  2. 前記制動部材を、前記エッジの前記振動板に対する貼りしろ部を前記コルゲーションの外周縁近傍まで延設することにより当該エッジの貼りしろ部によって構成したことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
  3. 前記制動部材を、前記振動板の表側に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカ。
  4. 前記コルゲーションを複数設け、前記制動部材を最外周のコルゲーションの外周縁近傍よりも外周部に設け、最内周のコルゲーションの内周縁端部よりも内周側の実効振動面積を全実効振動面積の略半分以下としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカ。
JP2006354274A 2006-12-28 2006-12-28 スピーカ Pending JP2008167150A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354274A JP2008167150A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 スピーカ
US11/965,248 US8135164B2 (en) 2006-12-28 2007-12-27 Speaker
GB0725332A GB2445462B (en) 2006-12-28 2007-12-28 Speaker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354274A JP2008167150A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 スピーカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008167150A true JP2008167150A (ja) 2008-07-17
JP2008167150A5 JP2008167150A5 (ja) 2010-01-07

Family

ID=39092467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006354274A Pending JP2008167150A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 スピーカ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8135164B2 (ja)
JP (1) JP2008167150A (ja)
GB (1) GB2445462B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119933A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Pioneer Electronic Corp スピーカ装置
KR101682812B1 (ko) * 2015-06-11 2016-12-12 염강문 진동판의 편진동 방지수단이 구비된 비대칭설계구조를 갖는 스피커유니트

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20086026L (fi) * 2008-10-30 2010-05-01 Neverland Music Ltd Oy Suuntaava matalataajuuskaiutin ja menetelmä sen valmistamiseksi
US8442259B2 (en) * 2010-06-04 2013-05-14 Beats Electronics, Llc System for vibration confinement
CN102118672A (zh) * 2011-03-28 2011-07-06 苏州上声电子有限公司 扬声器振动膜片及扬声器
CN102149037A (zh) * 2011-05-16 2011-08-10 徐清华 数字扬声器
WO2014146420A1 (zh) * 2013-03-20 2014-09-25 苏州上声电子有限公司 用于扬声器的振动膜片
US9467783B2 (en) * 2013-10-25 2016-10-11 Tymphany Worldwide Enterprises Limited Low profile loudspeaker transducer
GB2519573A (en) 2013-10-25 2015-04-29 B & W Group Ltd Improvements in and relating to loudspeakers
CN103702267A (zh) * 2013-12-20 2014-04-02 陈坚胜 一种喇叭
TWI477159B (zh) * 2014-05-27 2015-03-11 Cotron Corp 振動元件
US9729974B2 (en) 2014-12-30 2017-08-08 Sonion Nederland B.V. Hybrid receiver module
CN112243183B (zh) * 2019-07-19 2023-08-04 歌尔股份有限公司 磁势扬声器及其电子设备
JP2021164045A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 スピーカ用振動板、スピーカ、スピーカ用振動板の製造方法、電子機器および、移動体装置
JP2023019839A (ja) * 2021-07-30 2023-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気音響変換器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS33514Y1 (ja) * 1956-08-27 1958-01-20
JPS533781Y2 (ja) * 1972-10-24 1978-01-31
JPS6055192A (ja) * 1983-09-03 1985-03-30 不二サッシ株式会社 建具枠構成部材
JPH06181599A (ja) * 1992-12-15 1994-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd コーン型スピーカ

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1815987A (en) * 1929-02-13 1931-07-28 Charles W Peterson Conical diaphragm for loud speakers
US2549139A (en) * 1947-06-17 1951-04-17 Stevens Products Inc Cone diaphragm for loud-speakers
US2905260A (en) * 1955-02-24 1959-09-22 Muter Company Loud speaker diaphragm
US2834424A (en) * 1956-01-26 1958-05-13 Altec Lansing Corp Sound-reproducing device
DE2225710C3 (de) * 1971-05-28 1975-12-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma, Osaka Membran für elektroakustische Wandler und Verfahren zu ihrer Herstellung
GB1450310A (en) 1973-12-28 1976-09-22 Sansui Electric Co Speaker unit
US4013846A (en) * 1975-08-28 1977-03-22 Minnesota Mining And Manufacturing Company Piston loudspeaker
JPS533781A (en) 1976-06-30 1978-01-13 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor integrated circuit
JPS5393816A (en) * 1977-01-28 1978-08-17 Hitachi Ltd Diaphragm of speaker
JPH07131889A (ja) 1993-10-29 1995-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ装置
US6069965A (en) * 1996-10-09 2000-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Loudspeaker
EP0963136B1 (en) * 1998-05-08 2011-08-31 Panasonic Corporation Speaker
JP3643855B2 (ja) * 1998-06-05 2005-04-27 パイオニア株式会社 スピーカ装置
US6343128B1 (en) * 1999-02-17 2002-01-29 C. Ronald Coffin Dual cone loudspeaker
US6466676B2 (en) * 2000-02-09 2002-10-15 C. Ronald Coffin Compound driver for acoustical applications
US20050117772A1 (en) * 2003-12-02 2005-06-02 Merry Electronics Co., Ltd. Thin type speaker having a damper
JP4610890B2 (ja) * 2003-12-24 2011-01-12 パイオニア株式会社 スピーカ装置
US7706560B2 (en) * 2004-10-27 2010-04-27 Pioneer Corporation Speaker apparatus
JP2007088879A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Pioneer Electronic Corp スピーカ用振動板
JP4735306B2 (ja) * 2006-02-09 2011-07-27 パナソニック株式会社 スピーカ
US8009858B2 (en) * 2007-11-28 2011-08-30 Jason Myles Cobb Loudspeaker

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS33514Y1 (ja) * 1956-08-27 1958-01-20
JPS533781Y2 (ja) * 1972-10-24 1978-01-31
JPS6055192A (ja) * 1983-09-03 1985-03-30 不二サッシ株式会社 建具枠構成部材
JPH06181599A (ja) * 1992-12-15 1994-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd コーン型スピーカ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119933A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Pioneer Electronic Corp スピーカ装置
KR101682812B1 (ko) * 2015-06-11 2016-12-12 염강문 진동판의 편진동 방지수단이 구비된 비대칭설계구조를 갖는 스피커유니트

Also Published As

Publication number Publication date
US20080159583A1 (en) 2008-07-03
GB2445462A (en) 2008-07-09
GB0725332D0 (en) 2008-02-06
GB2445462B (en) 2011-02-16
US8135164B2 (en) 2012-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008167150A (ja) スピーカ
JP4861825B2 (ja) スピーカシステム
JP6534118B2 (ja) スピーカ用振動板、スピーカ、装置、及びスピーカ用振動板の製造方法
US20060215870A1 (en) Low profile speaker and system
EP3157267A1 (en) Loudspeaker
JP3924918B2 (ja) 楕円型スピーカ
WO2020059638A1 (ja) スピーカ用振動板
US9743189B2 (en) Microspeaker with improved high frequency extension
US7957545B2 (en) Stereo speaker system having acoustic filter for improving low frequency characteristic
US8532327B2 (en) Diaphragm and speaker device provided with the same
US6449376B1 (en) Planar-type loudspeaker with at least two diaphragms
KR101848735B1 (ko) 막대자석을 이용한 멀티 음역 재생이 가능한 스피커
JP6699033B2 (ja) スピーカの振動板及びスピーカ
JP2002218585A (ja) スピーカ
WO2014065326A1 (ja) スピーカシステム及び映像表示装置
JP2004312599A (ja) スピーカ
JPH0937385A (ja) コーン型スピーカ
JP3365123B2 (ja) ダブルコーンスピーカ
JPS59183581A (ja) スピ−カシステム
JP2002159092A (ja) スピーカ
JPH10322795A (ja) スピーカ装置
KR102252696B1 (ko) 음향재생기능을 갖는 패널
JP2010258942A (ja) 低音再生スピーカ装置,テレビジョン受像機
JPH08140175A (ja) ダブルコーンスピーカ
JP3125519B2 (ja) スピーカ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091116

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111018