JP2008166950A - 自動着信呼分配システム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象年月日に対応した適正受付業務者動員数を算出し、この適正受付業務者動員数に相当する受付業務者を自動選択する。
【解決手段】複数の電話機の内、任意の受付業務者の電話機と連動する受付業務端末6を管理するACD管理装置7を有し、PBX4は、着信受付許可設定済みの受付業務者の電話機に対してのみ着信呼を自動分配する自動着信呼分配システム1であって、ACD管理装置は、過去年月日の過去応答率及び受付業務者動員数に基づき適正受付業務者動員数を算出する適正受付業務者動員数算出部32Aと、適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の受付業務者を勤務シフトデータから自動選択する受付業務者選択部33Aと、選択した受付業務者を動員予定者として勤務シフトデータを更新する勤務シフト更新部34と、現在時刻が業務開始時刻に到達すると、受付業務端末をログオン設定する着信受付許可設定部35Bとを有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の電話機を収容接続する電話交換機と、この電話交換機と接続し、前記複数の電話機の内、任意の受付業務者の電話機と連動する受付業務端末を管理する管理装置とを有し、電話交換機は、着信受付許可設定済みの受付業務者の電話機に対してのみ着信呼を自動分配する、例えばコールセンタ等に使用される自動着信呼分配システムに関する。
従来、コールセンタ等に使用される自動着信呼分配システムでは、複数の電話機を収容接続する電話交換機と、この電話交換機と接続し、前記複数の電話機の内、任意の受付業務者の電話機と連動する受付業務端末を管理する管理装置とを有し、電話交換機は、着信受付許可設定済みの受付業務者の電話機に対してのみ着信呼を自動分配するシステムが広く知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1の自動着信呼分配システムにおいては、例えば現在着信中の着信呼量が受付業務者動員数を超えた場合、着信呼待ち時間が発生することになるが、この際、受付業務者の電話機に連動する受付業務端末の表示画面上に着信呼待ち時間を画面表示するようにしたので、受付業務者は、受付業務端末の表示画面上の着信呼待ち時間を認識することで、対応待ちの顧客に対して適切な対応を行なうことができる。
特開2005−204117号公報(請求項5及び図3参照)
しかしながら、このような特許文献1の自動着信呼分配システムにおいては、現在着信中の着信呼量が受付業務者動員数を超えた場合、着信呼待ち時間を受付業務端末の表示画面上に画面表示するようにしたが、実際の運用においては、着信呼量が受付業務者動員数をなるべく超えないように、受付業務者動員数を増やすことも考えられるが、受付業務者動員数を増やし過ぎると、受付業務者の人件費が嵩むため、適正受付業務者動員数を得るためには熟練度を要する。
また、特許文献1の自動着信呼分配システムによれば、管理装置側で、勤務開始時間の到来に応じて、受付業務者の業務受付端末のログオン要求操作に応じてログオン要求を検出すると、この業務受付端末と連動する電話機への着信受付許可を設定するようにしたが、受付業務者側では、業務受付端末を使用してログオン要求操作を行わなければならず、非常に手間がかかる。
本発明は、熟練度を要することなく、適正受付業務者動員数を算出し、しかも、ログオン操作を要することなく、勤務開始時間の到来に応じて受付業務者の業務受付端末に連動した電話機への着信受付を許可設定する自動着信呼分配システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の自動着信呼分配システムは、複数の電話機を収容接続する電話交換機と、この電話交換機と接続し、前記複数の電話機の内、任意の受付業務者の電話機と連動する受付業務端末を管理する管理装置とを有し、この管理装置は、前記受付業務端末からのログオン要求に応じて、この受付業務端末に連動した受付業務者の電話機への着信受付を許可設定すると共に、前記電話交換機は、着信受付許可設定済みの受付業務者の電話機に対してのみ着信呼を自動分配する自動着信呼分配システムであって、前記管理装置は、過去日時毎に、この日時に関わる総着信呼数、この総着信呼数に対する応答数、総着信呼数に対する応答率及び受付業務者動員数を過去実績データとして記憶した過去実績データ記憶手段と、指定日時毎に、動員可能な受付業務者を識別する業務者識別情報及び、同業務者識別情報に関わる受付業務者が動員予定者である否かを示す動員予定者情報を勤務シフトデータとして管理する勤務シフト管理手段と、前記複数の過去日時の内、所望の過去日時を指定する過去日時指定手段と、この過去日時指定手段にて指定した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数を前記過去実績データ記憶手段の過去実績データから読み出し、この読み出した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数に基づき、前記指定日時分の適正受付業務者動員数を算出する適正受付業務者動員数算出手段と、この適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の業務者識別情報を前記勤務シフト管理手段の前記勤務シフトデータから選択する受付業務者選択手段と、この受付業務者選択手段にて選択した業務者識別情報の受付業務者を前記指定日時分の動員予定者として、前記勤務シフトデータ内の前記動員予定者情報を更新する勤務シフト更新手段と、現在日時が前記指定日時に到達すると、前記勤務シフト管理手段に管理中の前記勤務シフトデータの動員予定者情報に基づき、同指定日時分の動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を許可設定する着信受付許可設定手段とを有するようにした。
従って、本発明の自動着信呼分配システムによれば、過去日時指定手段にて指定した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数を過去実績データから読み出し、この読み出した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数に基づき、指定日時分の適正受付業務者動員数を算出し、この算出した指定日時分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の業務者識別情報を勤務シフトデータから選択し、この選択した業務者識別情報の受付業務者を指定日時分の動員予定者として、勤務シフトデータ内の動員予定者情報を更新し、現在日時が前記指定日時に到達すると、管理中の勤務シフトデータの動員予定者情報に基づき、同指定日時分の動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を許可設定するようにしたので、熟練度を要することなく、過去の応答率及び受付業務者動員数等の過去実績に基づき指定日時分の適正受付業務者動員数を算出し、この算出した適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の動員予定者を自動選択することができ、しかも、現在日時が指定日時に到達すると、ログオン要求操作を要することなく、指定日時分の動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を自動的に許可設定することができる。
また、本発明の自動着信呼分配システムは、前記適正受付業務者動員数算出手段が、前記指定日時の目標応答率を指定する応答率指定手段を有し、前記過去日時指定手段にて指定した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数と、この応答率指定手段にて指定した目標応答率とに基づき、この目標応答率に応じた前記指定日時分の適正受付業務者動員数を算出するようにした。
従って、本発明の自動着信呼分配システムによれば、指定日時の目標応答率を指定すると、この目標応答率と、過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数とに基づき、この目標応答率に応じた指定日時分の適正受付業務者動員数を算出するようにしたので、過去の実績に基づき、目標応答率に応じた適正受付業務者動員数を算出することができる。
また、本発明の自動着信呼分配システムは、前記受付業務者選択手段が、前記勤務シフトデータに基づき、前記適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数が前記指定日時分の動員可能な受付業務者数を超えたか否かを判定する動員不可判定手段と、この動員不可判定手段にて前記適正受付業務者動員数が前記動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき、不足人数を算出する不足人数算出手段と、この不足人数算出手段にて算出した不足人数を含む補充要求メッセージを報知出力する報知手段とを有するようにした。
従って、本発明の自動着信呼分配システムによれば、勤務シフトデータに基づき、指定日時分の適正受付業務者動員数が動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業務者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき不足人数を算出し、この算出した不足人数を含む補充要求メッセージを報知出力するようにしたので、管理装置の使用者は、補充要求メッセージに基づき、不足人数を認識することができる。
また、本発明の自動着信呼分配システムは、前記勤務シフトデータが、前記業務者識別情報毎に、同受付業務者の業務効率を格付けしたスキルランクを含み、前記適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数のスキルランク混合比率を指定する混合比率指定手段と、前記適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数を、前記混合比率指定手段にて指定した前記スキルランク混合比率に基づき、スキルランク毎に前記指定日時分の適正受付業務者動員数を算出するランク別適正受付業務者動員数算出手段と、前記受付業務者選択手段は、前記ランク別適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の業務者識別情報を、前記スキルランク毎に前記勤務シフトデータから選択するようにした。
従って、本発明の自動着信呼分配システムによれば、受付業務者の業務効率を格付けしたスキルランクを含み、算出した指定日時分の適正受付業務者動員数のスキルランク混合比率を指定すると、このスキルランク混合比率に基づき、前記指定日時分の適正受付業務者動員数を、スキルランク毎に指定日時分の適正受付業務者動員数を算出し、前記指定日時分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の業務者識別情報を、前記スキルランク毎に前記勤務シフトデータから選択するようにしたので、指定日時分のスキルランク混合比率を反映した適正受付業務動員者数を算出し、このスキルランク混合比率を反映した適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の動員予定者を選択することができる。
本発明の自動着信呼分配システムは、前記受付業務者選択手段が、前記勤務シフトデータに基づき、前記ランク別適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数が前記指定日時分の動員可能な受付業務者数を超えたか否かをスキルランク毎に判定する動員不可判定手段と、この動員不可判定手段にて前記適正受付業務者動員数が前記動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業務者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき、前記スキルランク毎に不足人数を算出する不足人数算出手段と、この不足人数算出手段にて算出した不足人数を含む補充要求メッセージを報知出力する報知手段とを有するようにした。
従って、本発明の自動着信呼分配システムによれば、勤務シフトデータに基づき、指定日時分のスキルランク混合比率を反映した適正受付業務者動員数が動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業務者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき不足人数を算出し、この算出した不足人数を含む補充要求メッセージを報知出力するようにしたので、管理装置の使用者は、補充要求メッセージに基づき、スキルランク混合比率を反映した不足人数を認識することができる。
上記のように構成された本発明の自動着信呼分配システムによれば、過去日時指定手段にて指定した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数を過去実績データから読み出し、この読み出した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数に基づき、指定日時分の適正受付業務者動員数を算出し、この算出した指定日時分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の業務者識別情報を勤務シフトデータから選択し、この選択した業務者識別情報の受付業務者を指定日時分の動員予定者として、勤務シフトデータ内の動員予定者情報を更新し、現在日時が前記指定日時に到達すると、管理中の勤務シフトデータの動員予定者情報に基づき、同指定日時分の動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を許可設定するようにしたので、熟練度を要することなく、過去の応答率及び受付業務者動員数等の過去実績に基づき指定日時分の適正受付業務者動員数を算出し、この算出した適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の動員予定者を自動選択することができ、しかも、現在日時が指定日時に到達すると、ログオン要求操作を要することなく、指定日時分の動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を自動的に許可設定することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を示す自動着信呼分配システムについて説明する。図1は本実施の形態を示す自動着信呼分配システム内部の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す自動着信呼分配システム1は、複数の多機能電話機(以下、単に電話機と称する)2を収容接続すると共に、公衆網3と接続する電話交換機(以下、単にPBXと称する)4と、LAN5を通じてPBX4と接続し、複数の電話機2の内、任意の受付業務者の電話機2と連動する受付業務端末6を管理する自動着信呼分配管理装置(以下、単にACD管理装置と称する)7と、受付業務者の勤務シフト表等の勤務シフトデータを登録管理する業務シフト登録用管理装置8とを有し、ACD管理装置7は、受付業務端末6からのログオン要求に応じて、この受付業務端末6に連動した受付業務者の電話機2への着信受付を許可設定すると共に、PBX4は、着信受付許可設定済みの受付業務者の電話機2に対してのみ着信呼を自動分配するようにしている。
尚、受付業務者の受付業務端末6は、例えば電話連動アプリケーションを使用して、受付業務者の自席の電話機2と連動するものである。
図2は本実施の形態に関わるACD管理装置7内部の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すACD管理装置7は、業務シフト登録用管理装置8で登録した勤務シフトデータを使用して、複数の電話機2の内、任意の受付業務者の電話機2と連動する受付業務端末6を管理する管理装置であって、LAN5との通信インタフェースを司るLAN通信インタフェース11と、様々な指令を入力する操作部12と、様々な情報を表示する表示部13と、日時を計時する時計部14と、過去年月日毎に、この日時に関わる総着信呼数、この総着信呼数に対する応答数、放棄数び受付業務者動員数等を過去実績データとして記憶した過去実績データベース15と、業務シフト登録用管理装置8で登録した勤務シフト表等の勤務シフトデータを管理する勤務シフトデータベース16と、この勤務シフトデータベース16を管理する勤務シフト管理部17と、受付業務者毎に使用する電話機2及び受付業務端末6を識別するデータ、同受付業務者の勤務状態等を管理する電話連動管理テーブル18と、このACD管理装置7全体を制御する制御部19とを有している。
LAN通信インタフェース11は、LAN5を通じて業務シフト登録用管理装置8との通信インタフェースを司るシフト登録管理装置用通信インタフェース11Aと、LAN5を通じてPBX4との通信インタフェースを司るPBX用通信インタフェース11Bと、LAN5を通じて各受付業務端末6との通信インタフェースを司る受付業務端末用通信インタフェース11Cとを有している。
操作部12は、対象年月日を指定する対象年月日指定部21と、過去実績データベース15内の過去年月日の内、所望の過去年月日を指定する過去年月日指定部22と、後述する目標応答率を指定する目標応答率指定部23と、後述するスキルランク混合比率を指定するスキルランク比率指定部24と、受付業務者をマニュアル操作で指定選択するマニュアル受付業務者選択指示部25とを有している。
対象年月日指定部21は、勤務シフトデータベース16に記憶中の勤務シフトデータに基づき、適正受付業務者動員数算出対象の年月日を指定するものであり、例えば2007年1月10日の適正受付業務者動員数を求める場合は“2007年1月10日”を入力指定するものである。
過去年月日指定部22は、過去実績データベース15に記憶中の過去実績データから所望の過去年月日の過去実績データを指定するものであり、例えば対象年月日が“2007年1月10日”の場合、前年度の2006年1月10日付近の年月日を入力指定することが望ましい。
図3は電話連動管理テーブル18のテーブル内容を端的に示す説明図である。
図3に示す電話連動管理テーブル18は、受付業務者毎に、同受付業務者を識別する受付業務者名18Aと、受付業務者の電話機2を識別する内線番号18Bと、この受付業務者の受付業務端末6を識別するIPアドレス18Cと、受付業務者の出社又は未出社を示す勤務状態18Dと、例えば受付可、通話中、離席、未ログオン等の受付業務者の受付状況を示す受付状態18Eとを管理し、ACD管理装置7側では、受付業務者毎に受付業務端末6、その受付業務端末6に連動する電話機2、その受付業務者の勤務状態及び受付状態を認識できるものである。
図4は勤務シフトデータベース16のテーブル内容を端的に示す説明図である。
図4に示す勤務シフトデータベース16は、業務シフト登録用管理装置8にて登録した勤務シフトデータを管理するデータベースであって、年月日16A毎に、同年月日に動員する受付業務者を識別する受付業務者名16Bと、この受付業務者の業務契約種別に相当し、例えば正式社員やアルバイト社員等を示す契約種別16Cと、同受付業務者の業務効率を格付けしたスキルランク16Dと、同受付業務者の勤務時間帯16Eと、同受付業務者の動員可能有無16Fと、同受付業務者の動員予定有無16Gとを管理し、ACD管理装置7側では、年月日毎に動員する受付業務者、その契約種別、スキルランク、勤務時間帯、動員可能有無及び動員予定有無を認識できるものである。
スキルランク16Dは、受付業務者の業務効率を、スキル“1”、スキル“2”及びスキル“3”の3段階に格付けし、スキル“1”は業務効率が極めて高く、スキル“2”は業務効率がまあまあ高く、スキル“3”は業務効率が標準として設定するものとする。
動員可能有無16Fは、同年月日に動員できる受付業務者であるか否かを示すものであるのに対し、動員予定有無16Gは、同年月日に動員する予定を決定した動員予定者であるか否かを示すものである。
図5はACD管理装置7の制御部19内部の概略構成を示すブロック図である。
図5に示す制御部19は、表示部13を表示制御する表示制御部31と、過去年月日指定部22にて指定した過去年月日の過去実績データ、例えば過去応答率及び受付業務者動員数に基づき、対象年月日分の適正受付業務者動員数を算出する適正受付業務者動員数算出処理部32と、この適正受付業務者動員数算出処理部32にて算出した対象年月日分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の受付業務者を、勤務シフト管理部17を通じて勤務シフトデータベース16に管理中の勤務シフトデータから選択する受付業務者選択処理部33と、この受付業務者選択処理部33にて選択した受付業務者を対象年月日分の動員予定者として、勤務シフトデータ内の動員予定有無16Gを更新する勤務シフト更新部34と、制御部19全体を管理制御する自動着信呼管理制御部35とを有している。
適正受付業務者動員数算出処理部32は、過去年月日指定部22にて指定した過去年月日の過去実績データを過去実績データベース15から読み出し、この読み出した過去年月日の過去実績データ内の総着信呼数、同総着信呼数に対する応答数、放棄数及び受付業務者動員数を、表示制御部31を通じて表示部13に画面表示すると共に、総着信呼数及び応答数に基づき過去応答率を算出し、この算出した過去応答率を、表示制御部31を通じて表示部13に画面表示し、これら総着信呼数、応答数、放棄数、受付業務者動員数及び過去応答率を過去年月日の過去実績として、図6に示すように表示部13に画面表示するものである。
また、適正受付業務者動員数算出処理部32は、目標応答率指定部23を通じて目標応答率を指定すると、過去年月日の過去応答率及び受付業務者動員数と、目標応答率指定部23にて指定した目標応答率とに基づき、適正受付業務者動員数を算出する適正受付業務者動員数算出部32Aを有している。
尚、目標応答率指定部23は、図6に示す設定画面上の目標応答率入力欄23A及び実行ボタン23Bで構成し、目標応答率入力欄23Aに所望の目標応答率を入力した後、実行ボタン23Bのボタン操作を検出すると、目標応答率入力欄23Aに入力した目標応答率の指定が確定するものである。
適正受付業務者動員数算出部32Aは、過去応答率:受付業務者動員数=目標応答率:適正受付業務者動員数の数式に基づき、対象年月日分の目標応答率に対応した適正受付業務者動員数を算出するものである。例えば過去応答率が80%、受付業務者動員数が100人、目標応答率を90%とした場合、適正受付業務者動員数は112.5人となる。尚、適正受付業務者動員数は人数であることから小数点以下は全て切り上げ補正し、補正後の113人とするものである。
そして、適正受付業務者動員数算出部32Aは、対象年月日分の適正受付業務者動員数を算出すると、この適正受付業務者動員数を図6に示す設定画面上の適正受付業務者動員数表示欄13Aに画面表示するものである。
また、適正受付業務者動員数算出部32Aは、目標応答率指定部23にて目標応答率の指定が無い場合、過去年月日の受付業務者動員数を対象年月日の適正受付業務者動員数として算出するものである。尚、目標応答率指定部23は、目標応答率入力欄23Aに目標応答率を入力することなく、実行ボタン23Bのボタン操作を検出すると、目標応答率指定なしを確定するものである。
また、適正受付業務者動員数算出処理部32は、適正受付業務者動員数算出部32Aにて対象年月日の適正受付業務者動員数を算出した後、スキルランク比率指定部24にて指定したスキルランク混合比率に基づき、スキルランク毎に対象年月日の適正受付業務者動員数を算出するランク別適正受付業務者動員数算出部32Bを有している。
尚、スキルランク比率指定部24は、図6に示す設定画面上のスキルランク混合比率入力欄24A及び実行ボタン24Bで構成し、スキルランク毎のスキルランク混合比率入力欄24Aに所望の混合比率を入力した後、実行ボタン24Bのボタン操作を検出すると、スキルランク混合比率入力欄24Aに入力したスキルランク混合比率の指定が確定するものである。
ランク別適正受付業務者動員数算出部32Bは、適正受付業務者動員数をスキル混合比率に基づき、スキルランク毎に適正受付業務者動員数を算出するものである。例えば適正受付業務者動員数が100人、スキル“1”が20%、スキル“2”が60%、スキル“3”が20%の場合、スキル“1”の適正受付業務者動員数は20人、スキル“2”の適正受付業務者動員数は60人、スキル“3”の適正受付業務者動員数は20人ということになる。尚、適正受付業務者動員数は人数であることから小数点以下は全て切り上げ補正するものである。
そして、ランク別適正受付業務者動員数算出部32Bは、対象年月日分の適正受付業務者動員数をスキルランク毎に算出すると、この適正受付業務者動員数を図6に示す設定画面上のランク別適正受付業務者動員数表示欄13Bにスキルランク毎に画面表示するものである。
また、ランク別適正受付業務者動員数算出部32Bは、スキルランク比率指定部24にてスキルランク混合比率の指定が無い場合、デフォルト値のスキルランク混合比率に基づき適正受付業務者動員数をスキルランク毎に算出するものである。尚、スキルランク比率指定部24は、スキルランク混合比率入力欄24Aにスキルランク混合比率を入力することなく、実行ボタン24Bのボタン操作を検出すると、スキルランク混合比率指定なしを確定するものである。
受付業務者選択処理部33は、図6に示す設定画面上の反映ボタン23Cのボタン操作を検出すると、この適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の受付業務者を勤務シフトデータから自動選択する受付業務者選択部33Aと、図6に示す設定画面上のスキル反映ボタン24Cのボタン操作を検出すると、適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分を、スキルランク毎に勤務シフトデータから自動選択するランク別受付業務者選択部33Bと、受付業務者選択部33A又はランク別受付業務者選択部33Bにて適正受付業務者動員数が同対象年月日分の動員可能な受付業務者数を超えたか否かを判定する動員不可判定部33Cと、この動員不可判定部33Cにて適正受付業務者動員数が前記動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業務者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき、不足人数を算出する不足人数算出部33Dと、この不足人数算出部33Dにて算出した不足人数を含む補充要求メッセージを、表示制御部31を通じて表示部13に表示出力する補充要求メッセージ報知部33Eと、マニュアル受付業務者選択指示部25を通じて不足人数分の受付業務者を勤務シフトデータからマニュアル選択するマニュアル受付業務者選択部33Fとを有している。
受付業務者選択部33Aは、図6に示す設定画面上の適正受付業務者動員数表示欄13Aに適正受付業務者動員数を画面表示中に、設定画面上の反映ボタン23Cのボタン操作を検出すると、勤務シフトデータベース16の年月日16A、勤務時間帯16E、動員可能有無16F及び動員予定有無16Gに基づき、適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の受付業務者を勤務シフトデータから自動選択するものである。
尚、適正受付業務者動員数の一日の勤務体制を朝8時から夕方17時までとした場合、受付業務者によっては朝8時から昼12時までの午前勤務、昼12時から夕方17時までの午後勤務といったように受付業務者によって異なるため、このような場合は二人の受付業務者で午前勤務及び午後勤務を併せて一人分の適正受付業務者動員数として自動選択するものである。
ランク別受付業務者選択部33Bは、図6に示す設定画面上のランク別適正受付業務者動員数表示欄13Bに適正受付業務者動員数を画面表示中に、設定画面上のスキル反映ボタン24Cのボタン操作を検出すると、適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の受付業務者を、勤務シフトデータベース16の年月日16A、スキルランク16D、勤務時間帯16E、動員可能有無16F及び動員予定有無16Gに基づき、スキルランク毎に勤務シフトデータから自動選択するものである。
動員不可判定部33Cは、受付業務者選択部33Aを通じて適正受付業務者動員数が同対象年月日分の動員可能な受付業務者数を超えたか否かを判定すると共に、ランク別受付業務者選択部33Bを通じて適正受付業務者動員数が同対象年月日分の動員可能な受付業務者数をスキルランク毎に超えたか否かを判定するものである。
マニュアル受付業務者選択部33Fは、受付業務者選択部33A又はランク別受付業務者選択部33Bのように勤務シフトデータから受付業務者を自動選択するのではなく、例えば不足人数を補充するために勤務シフトデータから、使用者がマニュアル受付業務者選択指示部25を通じて任意に選択するものである。
自動着信呼管理制御部35は、受付業務者の電話機2及び受付業務端末6の勤務状態及び受付状態を監視し、この監視結果に基づいて、電話連動管理テーブル18のテーブル内容を更新する電話連動監視制御部35Aと、時計部14を通じて現在日時が対象年月日の勤務時間帯に到達すると、管理中の勤務シフトデータの動員予定有無16Gに基づき、動員予定者である受付業務者の電話機2への着信受付を許可設定する着信受付許可設定部35Bとを有している。
電話連動監視制御部35Aは、勤務シフトデータ内の動員予定有無16Gに基づき、受付業務者毎に、同受付業務者の電話機2及び受付業務端末6勤務状態及び受付状態は勿論のこと、契約種別及び勤務時間帯を、表示制御部31を通じて表示部31に図7に示す画面を表示するものである。尚、動員予定有無16Gが動員予定ありの場合は、現在の勤務状態として画面表示し、動員予定有無16Gが動員予定なしの場合は、予備受付者として画面表示するものである。
着信受付許可設定部35Bは、勤務シフト管理部17を通じて勤務シフトデータベース16の勤務シフトデータ内の受付業務者毎の勤務時間帯に基づき、現在時刻が業務開始5分前に到達した場合、電話連動管理テーブル18から同受付業務者の受付業務端末6のIPアドレス18Cを読み出し、このIPアドレス18Cに基づき、業務開始5分前メッセージを同受付業務者の受付業務端末6に通知すると共に、現在時刻が業務開始時刻に到達すると、ログオン要求操作を要することなく、同受付業務者の電話機2への着信受付を許可すべく、同受付業務者の受付業務端末6をログオン設定するものである。
また、着信受付許可設定部35Bは、勤務シフト管理部17を通じて勤務シフトデータベース16の勤務シフトデータ内の受付業務者毎の勤務時間帯に基づき、現在時刻が業務終了5分前に到達した場合、電話連動管理テーブル18から同受付業務者の受付業務端末6のIPアドレス18Cを読み出し、このIPアドレス18Cに基づき、業務終了5分前メッセージを同受付業務者の受付業務端末6に通知すると共に、現在時刻が業務終了時刻に到達すると、ログオフ要求操作を要することなく、同受付業務者の電話機2への着信受付を禁止すべく、同受付業務者の受付業務端末6をログオフ設定するものである。尚、業務終了時のログオフ自動設定については所定操作に応じて解除することも可能である。
尚、請求項記載の自動着信呼分配システムは自動着信呼分配システム1、電話機は電話機2、電話交換機はPBX4、受付業務端末は受付業務端末6、管理装置はACD管理装置7、過去実績データ記憶手段は過去実績データベース15、勤務シフト管理手段は勤務シフトデータベース16、過去日時指定手段は過去年月日指定部22、適正受付業務者動員数算出手段は適正受付業務者動員数算出部32A、受付業務者選択手段は受付業務者選択部33A及びランク別受付業務者選択部33B、勤務シフト更新手段は勤務シフト更新部34、着信受付許可設定手段は着信受付許可設定部35B、応答率指定手段は目標応答率指定部23、動員不可判定手段は動員不可判定部33C、不足人数算出手段は不足人数算出部33D、報知手段は補充要求メッセージ報知部33E、混合比率指定手段はスキルランク比率指定部24、ランク別適正受付業務者動員数算出手段はランク別受付業務者動員数算出部32Bに相当するものである。
次に本実施の形態を示す自動着信呼分配システム1の動作について説明する。図9は本実施の形態の適正受付業務者動員数算出処理に関わるACD管理装置7内部の制御部19の処理動作を示すフローチャートである。
図9に示す適正受付業務者動員数算出処理は、過去実績に応じて対象年月日の適正受付業務者動員数を算出し、この適正受付業務者動員数を表示部13に画面表示する処理である。
図9において制御部19は、対象年月日指定部21を通じて対象年月日を指定したか否かを判定する(ステップS11)。
制御部19は、対象年月日を指定すると、対象年月日の勤務シフトデータを勤務シフトデータベース16から読み出し、この勤務シフトデータに基づき、図8に示す対象年月日の勤務シフト表画面を生成し、この勤務シフト表画面を、表示制御部31を通じて表示部13に画面表示するものである。尚、勤務シフト表画面は、対象年月日に動員可能な受付業務者名,スキルランク、契約種別、勤務時間帯等を画面表示するものである。
制御部19は、勤務シフト表画面上の自動シフト設定ボタン41のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS12)。
制御部19は、自動シフト設定ボタン41のボタン操作を検出すると、図6に示す設定画面を画面表示し、この設定画面上の過去年月日指定部22を通じて所望の過去年月日を指定したか否かを判定する(ステップS13)。尚、過去年月日指定部22にて指定した所望の過去年月日とは、例えば対象年月日を2007年1月10日にした場合、その前年度の1月10日の過去実績として同時期の過去年月日を2006年1月10日に指定することが望ましい。
制御部19内の適正受付業務者動員数算出処理部32は、過去年月日指定部22を通じて所望の過去年月日を指定すると、適正受付業務者動員数算出部32Aを通じて同指定した過去年月日に対応する過去実績データを過去実績データベース15から読み出し(ステップS14)、この過去実績データを設定画面上に画面表示する(ステップS15)。尚、過去実績データは、過去年月日の総着信呼数、応答数、放棄数及び受付業務者動員数に相当するものである。
さらに適正受付業務者動員数算出部32Aは、過去実績データの総着信呼数及び応答数に基づき、同過去年月日の過去応答率を算出し(ステップS16)、この算出した過去応答率を画面表示する(ステップS17)。尚、使用者は、画面表示内容を目視することで、対象年月日と同時期の前年度の過去応答率や受付業務者動員数を認識することができる。
適正受付業務者動員数算出部32Aは、目標応答率指定部23の実行ボタン23Bのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS18)。
適正受付業務者動員数算出部32Aは、実行ボタン23Bのボタン操作を検出すると、目標応答率の指定があったか否かを判定する(ステップS19)。尚、目標応答率の指定は、設定画面上の目標応答率入力欄23Aへの目標応答率入力後、実行ボタン23Bのボタン操作に応じて確定するものである。
適正受付業務者動員数算出部32Aは、目標応答率の指定があると判定されると、この指定した目標応答率と、過去年月日の過去実績データの過去応答率及び受付業務者動員数とに基づき、対象年月日の適正受付業務者動員数を算出する(ステップS20)。
適正受付業務者動員数算出部32Aは、対象年月日の適正受付業務者動員数を算出すると、対象年月日の適正受付業務者動員数を設定画面上の適正受付業務者動員数表示欄13Aに画面表示する(ステップS21)。
適正受付業務者動員数算出処理部32は、設定画面上のスキルランク比率指定部24の実行ボタン24Bのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS22)。
適正受付業務者動員数算出処理部32は、実行ボタン24Bのボタン操作を検出しないのであれば、この処理動作を終了する。
また、適正受付業務者動員数算出部32Aは、ステップS19にて目標応答率の指定がないと判定されると、過去年月日の受付業務者動員数をそのまま対象年月日の適正受付業務者動員数として算出し(ステップS23)、対象年月日の適正受付業務者動員数を設定画面上の適正受付業務者動員数表示欄13Aに画面表示すべく、ステップS21に移行する。
また、適正受付業務者動員数算出処理部32は、ステップS22にて実行ボタン24Bのボタン操作を検出すると、スキルランク混合比率の指定があったか否かを判定する(ステップS24)。尚、スキルランク混合比率の指定は、設定画面上のスキルランク混合比率入力欄24A上にスキルランク毎の混合比率を入力した後、実行ボタン24Bのボタン操作に応じて確定するものである。
ランク別適正受付業務者動員数算出部32Bは、スキルランク混合比率の指定があると、このスキルランク混合比率に基づき、スキルランク毎に対象年月日の適正受付業務者動員数を算出し(ステップS25)、対象年月日の適正受付業務者動員数を算出すると、対象年月日の適正受付業務者動員数を設定画面上のランク別適正受付業務者動員数表示欄13Bにスキルランク毎に画面表示し(ステップS26)、この処理動作を終了する。
また、ランク別適正受付業務者動員数算出処理部32Bは、ステップS24にてスキルランク混合比率の指定がないと判定されると、スキルランク混合比率をデフォルト値に設定し(ステップS27)、このデフォルト値のスキルランク混合比率に基づき、スキルランク毎の適正受付業務者動員数を算出すべく、ステップS25に移行する。尚、スキルランク混合比率の指定有無は、設定画面上のスキルランク混合比率入力欄24Aの入力なしで実行ボタン24Bのボタン操作を検出したか否かで判断し、スキルランク混合比率入力欄24Aの入力なしで実行ボタン24Bのボタン操作を検出すると、スキルランク混合比率の指定なしと判断するものである。
また、制御部19は、ステップS11にて対象年月日の指定がないと判定されると、又はステップS12にて勤務シフト表画面上の自動シフト設定ボタン41のボタン操作を検出すると、又はステップS13にて過去年月日の指定がないと判定されると、この処理動作を終了する。
また、適正受付業務者動員数算出部32Aは、ステップS18にて目標応答率指定部23の実行ボタン23Bのボタン操作がないと判定されると、この実行ボタン23Bのボタン操作を監視継続すべく、ステップS18に移行する。
図9に示す適正受付業務者動員数算出処理によれば、対象年月日の適正受付業務者動員数を算出すべく、過去年月日の過去応答率及び受付業務者動員数を過去実績データとして画面表示し、対象年月日の目標応答率を指定した場合、目標応答率に対応した適正受付業務者動員数を算出し、この適正受付業務者動員数を設定画面上の適正受付業務者動員数表示欄13Aに画面表示するようにしたので、使用者は、熟練度を要することなく、対象年月日の目標応答率に対応した適正受付業務者動員数を認識することができる。
また、適正受付業務者動員数算出処理によれば、対象年月日の目標応答率を指定しなかった場合、過去年月日の過去応答率に対応した受付業務者動員数を適正受付業務者動員数として算出し、この適正受付業務者動員数を設定画面上の適正受付業務者動員数表示欄13Aに画面表示するようにしたので、使用者は、熟練度を要することなく、対象年月日の適正受付業務者動員数を認識することができる。
また、適正受付業務者動員数算出処理によれば、算出した適正受付業務者動員数を表示部13に表示した後、スキルランク混合比率を指定した場合、スキルランク混合比率に対応した適正受付業務者動員数をスキルランク毎に算出し、スキルランク毎に適正受付業務者動員数を設定画面上のランク別適正受付業務者動員数表示欄13Bに画面表示するようにしたので、使用者は、熟練度を要することなく、対象年月日の適正受付業務者動員数をスキルランク毎に認識することができる。
また、適正受付業務者動員数算出処理によれば、算出した適正受付業務者動員数を表示部13に表示した後、スキルランク混合比率を指定しなくても、デフォルト値のスキルランク混合比率に対応した適正受付業務者動員数をスキルランク毎に算出し、スキルランク毎に適正受付業務者動員数を設定画面上のランク別適正受付業務者動員数表示欄13Bに画面表示するようにしたので、使用者は、熟練度を要することなく、対象年月日の適正受付業務者動員数をスキルランク毎に認識することができる。
次に適正受付業務者動員数算出処理にて算出した対象年月日の適正受付業務者動員数を勤務シフトデータに反映すべく、対象年月日の勤務シフトデータから適正受付業務者動員数に相当する受付業務者を自動選択する処理について説明する。
図10及び図11は適正受付業務者自動選択処理に関わるACD管理装置7内部の制御部19の処理動作を示すフローチャートである。
図10及び図11に示す適正受付業務者自動選択処理は、図9に示す適正受付業務者動員数算出処理にて算出した適正受付業務者動員数を勤務シフトデータに反映すべく、対象年月日の勤務シフトデータから適正受付業務者動員数に相当する受付業務者を自動選択するための処理である。
図10において制御部19内部の受付業務者選択処理部33は、図6に示す設定画面上の反映ボタン23Cのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS31)。
受付業務者選択部33Aは、反映ボタン23Cのボタン操作を検出すると、動員不可判定部33Cを通じて、対象年月日の勤務シフトデータの勤務時間帯16E及び動員可能有無16Fに基づき適正受付業務者動員数分の受付可能者がいるか否かを判定する(ステップS32)。
受付業務者選択部33Aは、ステップS32にて対象年月日の勤務シフトデータの勤務時間帯16E及び動員可能有無16Fに基づき適正受付業務者動員数分の受付可能者がいると判定されると、適正受付業務者動員数分の受付業務者を動員予定者として自動選択する(ステップS33)。
勤務シフト更新部34は、適正受付業務者動員数分の受付業務者を動員予定者として自動選択すると、この自動選択した動員予定者の受付業務者に相当する対象年月日の勤務シフトデータの動員予定有無16Gを更新し(ステップS34)、この処理動作を終了する。
また、受付業務者選択部33Aは、ステップS32にて対象年月日の勤務シフトデータの勤務時間帯16E及び動員可能有無16Fに基づき適正受付業務者動員数分の受付可能者がいないと判定されると、動員可能な受付業務者全員を動員予定者として自動選択し(ステップS35)、不足人数算出部33Dを通じて適正受付業務動員者数から自動選択した動員予定者数を減算して不足人数を算出する(ステップS36)。
受付業務者選択処理部33の補充要求メッセージ報知部33Eは、不足人数算出部33Dを通じて不足人数を算出すると、この不足人数を含む補充要求メッセージを生成して、この補充要求メッセージを、表示制御部31を通じて表示部13に画面表示し(ステップS37)、自動選択した動員予定者の受付業務者に相当する勤務シフトデータを更新すべく、ステップS34に移行する。尚、ACD管理装置7の使用者は、表示部13に画面表示中の補充要求メッセージを目視することで対象年月日の適正受付業務者動員数が不足しているものと判断し、この不足人数を、マニュアル受付業務者選択指示部25を通じて不足人数分を補充する作業に従事することになる。
また、受付業務者選択処理部33は、ステップS31にて反映ボタン23Cのボタン操作を検出したのでなければ、設定画面上のスキル反映ボタン24Cのボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS38)。
受付業務者選択処理部33は、スキル反映ボタン24Cのボタン操作を検出すると、スキルランク毎の適正受付業務者動員数を自動選択すべく、図11に示すM1に移行する。また、受付業務者選択処理部33は、スキル反映ボタン24Cのボタン操作を検出したのでなければ、この処理動作を終了する。
図11に示すM1において受付業務者選択処理部33のランク別受付業務者選択部33Bは、動員不可判定部33Cを通じて、対象年月日の勤務シフトデータのスキルランク16D,勤務時間帯16E及び動員可能有無16Fに基づきスキル“1”の適正受付業務者動員数分のスキル“1”の受付可能者がいるか否かを判定する(ステップS41)。
ランク別受付業務者選択部33Bは、ステップS41にてスキル“1”の適正受付業務者動員数分のスキル“1”の受付可能者がいると判定されると、スキル“1”の受付可能者からスキル“1”の適正受付業務者動員数分の受付業務者を動員予定者として自動選択する(ステップS42)。
また、ランク別受付業務者選択部33Bは、動員不可判定部33Cを通じて、対象年月日の勤務シフトデータのスキルランク16D、勤務時間帯16E及び動員可能有無16Fに基づきスキル“2”の適正受付業務者動員数分のスキル“2”の受付可能者がいるか否かを判定する(ステップS43)。
ランク別受付業務者選択部33Bは、ステップS43にてスキル“2”の適正受付業務者動員数分のスキル“2”の受付可能者がいると判定されると、スキル“2”の受付可能者からスキル“2”の適正受付業務者動員数分の受付業務者を動員予定者として自動選択する(ステップS44)。
さらに、ランク別受付業務者選択部33Bは、動員不可判定部33Cを通じて、対象年月日の勤務シフトデータのスキルランク16D、勤務時間帯16E及び動員可能有無16Fに基づきスキル“3”の適正受付業務者動員数分のスキル“3”の受付可能者がいるか否かを判定する(ステップS45)。
ランク別受付業務者選択部33Bは、ステップS45にてスキル“3”の適正受付業務者動員数分のスキル“3”の受付可能者がいると判定されると、スキル“3”の受付可能者からスキル“3”の適正受付業務者動員数分の受付業務者を動員予定者として自動選択し(ステップS46)、自動選択した動員予定者の受付業務者に相当する対象年月日の勤務シフトデータの動員予定有無16Gを更新すべく、図10に示すM2に移行する。
また、ランク別受付業務者選択部33Bは、ステップS41にてスキル“1”の適正受付業務者動員数分のスキル“1”の受付可能者がいないと判定されると、動員可能なスキル“1”の受付業務者全員を動員予定者として自動選択し(ステップS47)、不足人数算出部33Dを通じてスキル“1”の適正受付業務動員者数から自動選択した動員予定者数を減算してスキル“1”の不足人数を算出する(ステップS48)。
補充要求メッセージ報知部33Eは、不足人数算出部33Dを通じてスキル“1”の不足人数を算出すると、この不足人数を含む補充要求メッセージを生成して、この補充要求メッセージを、表示制御部31を通じて表示部13に画面表示し(ステップS49)、スキル“2”の適正受付業務者動員数分のスキル“2”の受付可能者がいるか否かを判定すべく、ステップS43に移行する。
また、ランク別受付業務者選択部33Bは、ステップS43にてスキル“2”の適正受付業務者動員数分のスキル“2”の受付可能者がいないと判定されると、動員可能なスキル“2”の受付業務者全員を動員予定者として自動選択し(ステップS50)、不足人数算出部33Dを通じてスキル“2”の適正受付業務動員者数から自動選択した動員予定者数を減算してスキル“2”の不足人数を算出する(ステップS51)。
補充要求メッセージ報知部33Eは、不足人数算出部33Dを通じてスキル“2”の不足人数を算出すると、この不足人数を含む補充要求メッセージを生成して、この補充要求メッセージを、表示制御部31を通じて表示部13に画面表示し(ステップS52)、スキル“3”の適正受付業務者動員数分のスキル“3”の受付可能者がいるか否かを判定すべく、ステップS45に移行する。
また、ランク別受付業務者選択部33Bは、ステップS45にてスキル“3”の適正受付業務者動員数分のスキル“3”の受付可能者がいないと判定されると、動員可能なスキル“3”の受付業務者全員を動員予定者として自動選択し(ステップS53)、不足人数算出部33Dを通じてスキル“3”の適正受付業務動員者数から自動選択した動員予定者数を減算してスキル“3”の不足人数を算出する(ステップS54)。
補充要求メッセージ報知部33Eは、不足人数算出部33Dを通じてスキル“3”の不足人数を算出すると、この不足人数を含む補充要求メッセージを生成して、この補充要求メッセージを、表示制御部31を通じて表示部13に画面表示し(ステップS55)、自動選択した動員予定者の受付業務者に相当する勤務シフトデータを更新すべく、図10に示すM2に移行する。
図10及び図11に示す適正受付業務者自動選択処理によれば、図9に示す適正受付業務者算出処理にて算出した対象年月日の適正受付業務者動員数分の受付可能者を動員予定者として自動選択し、この自動選択した動員予定者の受付業務者に相当する勤務シフトデータを更新するようにしたので、適正受付業務者動員数算出処理にて算出した適正受付業務者動員数を勤務シフトデータに反映することができる。
また、適正受付業務者自動選択処理によれば、図9に示す適正受付業務者算出処理にて算出した対象年月日の適正受付業務者動員数分の受付可能者を動員予定者としてスキルランク毎に自動選択し、この自動選択した動員予定者の受付業務者に相当する勤務シフトデータを更新するようにしたので、適正受付業務者動員数算出処理にて算出した適正受付業務者動員数を勤務シフトデータに反映することができる。
次に適正受付業務者自動選択処理にて反映した対象年月日の勤務シフトデータに基づき、受付業務者の受付業務端末6を自動的にログオン又はログオフする処理について説明する。図12はACD管理装置7の受付業務端末ログオン/ログオフ処理に関わる制御部19の処理動作を示すフローチャートである。
図12に示す受付業務端末ログオン/ログオフ処理は、勤務シフトデータ内の受付業務者毎の勤務時間帯16Eに基づき、同受付業務者のログオン操作又はログオフ操作を要することなく、同受付業務者の受付業務端末6のログオン又はログオフを自動的に設定する処理である。
図12において制御部19内の自動着信呼管理制御部35は、受付業務者毎の勤務シフトデータ内の勤務時間帯16Eに基づき、時計部14を通じて現在時刻が業務開始時刻5分前であるか否かを判定する(ステップS61)。
自動着信呼管理制御部35は、現在時刻が業務開始時刻5分前であると判定されると、業務開始5分前メッセージを生成し、この受付業務者の受付業務端末6のIPアドレスに基づき、この業務開始5分前メッセージを受付業務端末6に通知する(ステップS62)。尚、受付業務端末6は、業務開始5分前メッセージを受信すると、この業務開始5分前メッセージを画面表示することになるため、この受付業務端末6の使用者は、業務開始5分前メッセージを目視することで、業務開始5分前であることを認識することができるものである。
また、自動着信呼管理制御部35は、ステップS62にて業務開始5分前メッセージを受付業務端末6に通知すると、勤務シフトデータ内の勤務時間帯16Eに基づき、現在時刻が業務開始時刻であるか否かを判定する(ステップS63)。
自動着信呼管理制御部35の着信受付許可設定部35Bは、現在時刻が業務開始時刻であると判定されると、同受付業務者の電話機2への着信受付を許可すべく、この受付業務者の受付業務端末6をログオン設定する(ステップS64)。
また、自動着信呼管理制御部35は、受付業務者毎の勤務シフトデータ内の勤務時間帯16Eに基づき、現在時刻が業務終了時刻5分前であるか否かを判定する(ステップS65)。
自動着信呼管理制御部35は、現在時刻が業務終了時刻5分前であると判定されると、業務終了5分前メッセージを生成し、この受付業務者の受付業務端末6のIPアドレスに基づき、この業務終了5分前メッセージを受付業務端末6に通知する(ステップS66)。尚、受付業務端末6は、業務終了5分前メッセージを受信すると、この業務終了5分前メッセージを画面表示することになるため、この受付業務端末6の使用者は、業務終了5分前メッセージを目視することで、業務終了5分前であることを認識することができるものである。
また、自動着信呼管理制御部35は、ステップS66にて業務終了5分前メッセージを受付業務端末6に通知すると、勤務シフトデータ内の勤務時間帯16Eに基づき、現在時刻が業務終了時刻であるか否かを判定する(ステップS67)。
自動着信呼管理制御部35の着信受付許可設定部35Bは、現在時刻が業務終了時刻であると判定されると、同受付業務者の電話機2の着信受付を禁止すべく、同受付業務者の受付業務端末6をログオフ設定し(ステップS68)、この処理動作を終了する。
図12に示す受付業務端末ログオン/ログオフ処理によれば、受付業務者毎の勤務シフトデータ内の勤務時間帯16Eに基づき、現在時刻が業務開始5分前になると、業務開始5分前メッセージを同受付業務者の受付業務端末6の画面上に表示させると共に、現在時刻が業務終了5分前になると、業務終了5分前メッセージを同受付業務者の受付業務端末6の画面上に表示させるようにしたので、受付業務端末6の使用者は、表示中のメッセージ内容に基づき、業務開始5分前又は業務終了5分前を認識することができる。
また、受付業務端末ログオン/ログオフ処理によれば、受付業務者毎の勤務シフトデータ内の勤務時間帯16Eに基づき、現在時刻が業務開始時刻になると、同受付業務端末6の使用者からのログオン要求操作がなくても、同受付業務者の電話機2への着信受付を許可設定すべく、同受付業務者の受付業務端末6を自動的にログオン設定すると共に、現在時刻が業務終了時刻になると、同受付業務端末6の使用者からのログオフ要求操作がなくても、同受付業務者の電話機2への着信受付を禁止設定すべく、同受付業務者の受付業務端末6を自動的にログオフ設定するようにしたので、受付業務者の操作負担を大幅に軽減することができる。
本実施の形態によれば、過去年月日指定部22にて指定した過去年月日に対応する過去応答率及び受付業務者動員数を過去実績データベース15から読み出し、この読み出した過去年月日に対応する過去応答率及び受付業務者動員数に基づき、対象年月日分の適正受付業務者動員数を算出し、この算出した対象年月日分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の受付業務者を勤務シフトデータから自動選択し、この自動選択した受付業務者を対象年月日分の動員予定者として、勤務シフトデータ内の動員予定有無16Gを更新し、勤務シフトデータ内の勤務時間帯16E及び動員予定有無16Gに基づき、現在時刻が対象年月日の業務開始時刻に到達すると、同対象年月日分の動員予定者である受付業務者の電話機2への着信受付を許可設定すべく、同受付業務者の受付業務端末6をログオン設定するようにしたので、熟練度を要することなく、過去応答率及び受付業務者動員数等の過去実績に基づき対象年月日分の適正受付業務者動員数を算出し、この算出した適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の動員予定者を自動選択することができ、しかも、現在日時が業務開始時刻に到達すると、ログオン要求操作を要することなく、動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を自動的に許可設定することができる。
本実施の形態によれば、目標応答率指定部23にて目標応答率を指定すると、この目標応答率と、過去年月日の過去応答率及び受付業務者動員数とに基づき、この目標応答率に応じた対象年月日分の適正受付業務者動員数を算出するようにしたので、過去の実績に基づき、目標応答率に応じた適正受付業務者動員数を算出することができる。
本実施の形態によれば、勤務シフトデータに基づき、対象年月日分の適正受付業務者動員数が動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業務者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき不足人数を算出し、この算出した不足人数を含む補充要求メッセージを表示部13に画面表示するようにしたので、ACD管理装置7の使用者は、不足人数を含む補充要求メッセージに基づき、適正受付業務者動員数の不足人数を認識することができる。
本実施の形態によれば、受付業務者の業務効率を格付けしたスキルランクを含み、算出した対象年月日分の適正受付業務者動員数のスキルランク混合比率を指定すると、このスキルランク混合比率に基づき、対象年月日分の適正受付業務者動員数をスキルランク毎に算出し、適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の受付業務者をスキルランク毎に勤務シフトデータから選択するようにしたので、スキルランク混合比率を反映した対象年月日分の適正受付業務動員者数を算出し、このスキルランク混合比率を反映した適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の動員予定者を自動的に選択することができる。
本実施の形態によれば、勤務シフトデータに基づき、対象年月日分のスキルランク混合比率を反映した適正受付業務者動員数が動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業務者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき不足人数をスキルランク毎に算出し、この算出した不足人数を含む補充要求メッセージをスキルランク毎に表示部13に画面表示するようにしたので、ACD管理装置7の使用者は、不足人数を含む補充要求メッセージに基づき、スキルランク毎の適正受付業務者動員数の不足人数を認識することができる。
尚、上記実施の形態においては、受付業務者選択処理部33にて適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の受付業務者を勤務シフトデータから自動選択するようにしたが、例えばランダム選択法に基づき、偏ることなく、複数の受付業務者から任意の受付業務者を自動選択するものである。
本発明の自動着信呼分配システムによれば、過去実績データとしての過去応答率及び受付業務者動員数に基づき、指定日時分の適正受付業務者動員数を算出し、この算出した指定日時分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の業務者識別情報を勤務シフトデータから選択し、この選択した業務者識別情報の受付業務者を指定日時分の動員予定者として、勤務シフトデータ内の動員予定者情報を更新し、現在日時が前記指定日時に到達すると、同指定日時分の動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を許可設定するようにしたので、熟練度を要することなく、過去の応答率及び受付業務者動員数等の過去実績に基づき指定日時分の適正受付業務者動員数を算出し、この算出した適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の動員予定者を自動選択することができ、しかも、現在日時が指定日時に到達すると、ログオン要求操作を要することなく、指定日時分の動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を自動的に許可設定することができるため、多数の受付業務者を要するコールセンタシステムに有用である。
本発明の自動着信呼分配システム内部の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に関わるACD管理装置内部の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に関わるACD管理装置内部の電話連動管理テーブルのテーブル内容を端的に示す説明図である。 本実施の形態に関わるACD管理装置内部の勤務シフトデータベース内部のテーブル内容を端的に示す説明図である。 本実施の形態に関わるACD管理装置の要部である制御部内部の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に関わるACD管理装置の表示部に表示中の設定画面を示す説明図である。 本実施の形態に関わるACD管理装置の表示部に表示中の状態画面を示す説明図である。 本実施の形態に関わるACD管理装置の表示部に表示中のシフト表画面を示す説明図である。 本実施の形態に関わるACD管理装置の適正受付業務者動員数算出処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に関わるACD管理装置の適正受付業務者自動選択処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に関わるACD管理装置の適正受付業務者自動選択処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に関わるACD管理装置の受付業務端末ログオン/ログオフ処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 自動着信呼分配システム
2 電話機(多機能電話機)
4 PBX(電話交換機)
6 受付業務端末
7 ACD管理装置(管理装置)
15 過去実績データベース(過去実績データ記憶手段)
16 勤務シフトデータベース(勤務シフト管理手段)
22 過去年月日指定部(過去日時指定手段)
23 目標応答率指定部(応答率指定手段)
24 スキルランク比率指定部(混合比率指定手段)
32A 適正受付業務者動員数算出部(適正受付業務者動員数算出手段)
32B ランク別適正受付業務者動員数算出部(ランク別適正受付業務者動員数算出手段)
33A 受付業務者選択部(受付業務者選択手段)
33B ランク別受付業務者選択部(受付業務者選択手段)
33C 動員不可判定部(動員不可判定手段)
33D 不足人数算出部(不足人数算出手段)
33E 補充要求メッセージ報知部(報知手段)
34 勤務シフト更新部(勤務シフト更新手段)
35B 着信受付許可設定部(着信受付許可設定手段)

Claims (5)

  1. 複数の電話機を収容接続する電話交換機と、この電話交換機と接続し、前記複数の電話機の内、任意の受付業務者の電話機と連動する受付業務端末を管理する管理装置とを有し、この管理装置は、前記受付業務端末からのログオン要求に応じて、この受付業務端末に連動した受付業務者の電話機への着信受付を許可設定すると共に、前記電話交換機は、着信受付許可設定済みの受付業務者の電話機に対してのみ着信呼を自動分配する自動着信呼分配システムであって、
    前記管理装置は、
    過去日時毎に、この日時に関わる総着信呼数、この総着信呼数に対する応答数、総着信呼数に対する応答率及び受付業務者動員数を過去実績データとして記憶した過去実績データ記憶手段と、
    指定日時毎に、動員可能な受付業務者を識別する業務者識別情報及び、同業務者識別情報に関わる受付業務者が動員予定者である否かを示す動員予定者情報を勤務シフトデータとして管理する勤務シフト管理手段と、
    前記複数の過去日時の内、所望の過去日時を指定する過去日時指定手段と、
    この過去日時指定手段にて指定した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数を前記過去実績データ記憶手段の過去実績データから読み出し、この読み出した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数に基づき、前記指定日時分の適正受付業務者動員数を算出する適正受付業務者動員数算出手段と、
    この適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の業務者識別情報を前記勤務シフト管理手段の前記勤務シフトデータから選択する受付業務者選択手段と、
    この受付業務者選択手段にて選択した業務者識別情報の受付業務者を前記指定日時分の動員予定者として、前記勤務シフトデータ内の前記動員予定者情報を更新する勤務シフト更新手段と、
    現在日時が前記指定日時に到達すると、前記勤務シフト管理手段に管理中の前記勤務シフトデータの動員予定者情報に基づき、同指定日時分の動員予定者である受付業務者の電話機への着信受付を許可設定する着信受付許可設定手段とを有することを特徴とする自動着信呼分配システム。
  2. 前記適正受付業務者動員数算出手段は、
    前記指定日時の目標応答率を指定する応答率指定手段を有し、
    前記過去日時指定手段にて指定した過去日時に対応する応答率及び受付業務者動員数と、この応答率指定手段にて指定した目標応答率とに基づき、この目標応答率に応じた前記指定日時分の適正受付業務者動員数を算出することを特徴とする請求項1記載の自動着信呼分配システム。
  3. 前記受付業務者選択手段は、
    前記勤務シフトデータに基づき、前記適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数が前記指定日時分の動員可能な受付業務者数を超えたか否かを判定する動員不可判定手段と、
    この動員不可判定手段にて前記適正受付業務者動員数が前記動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき、不足人数を算出する不足人数算出手段と、
    この不足人数算出手段にて算出した不足人数を含む補充要求メッセージを報知出力する報知手段とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の自動着信呼分配システム。
  4. 前記勤務シフトデータは、
    前記業務者識別情報毎に、同受付業務者の業務効率を格付けしたスキルランクを含み、
    前記適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数のスキルランク混合比率を指定する混合比率指定手段と、
    前記適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数を、前記混合比率指定手段にて指定した前記スキルランク混合比率に基づき、スキルランク毎に前記指定日時分の適正受付業務者動員数を算出するランク別適正受付業務者動員数算出手段と、
    前記受付業務者選択手段は、
    前記ランク別適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数に相当する受付業務者数分の業務者識別情報を、前記スキルランク毎に前記勤務シフトデータから選択することを特徴とする請求項1又は2記載の自動着信呼分配システム。
  5. 前記受付業務者選択手段は、
    前記勤務シフトデータに基づき、前記ランク別適正受付業務者動員数算出手段にて算出した前記指定日時分の適正受付業務者動員数が前記指定日時分の動員可能な受付業務者数を超えたか否かをスキルランク毎に判定する動員不可判定手段と、
    この動員不可判定手段にて前記適正受付業務者動員数が前記動員可能な受付業務者数を超えた場合、これら適正受付業務者動員数及び動員可能な受付業務者数に基づき、前記スキルランク毎に不足人数を算出する不足人数算出手段と、
    この不足人数算出手段にて算出した不足人数を含む補充要求メッセージを報知出力する報知手段とを有することを特徴とする請求項4記載の自動着信呼分配システム。

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