JP2008166902A - 画像処理装置、及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、及び画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラの焦点ずれを煩雑な操作を要することなく判定する。
【解決手段】固定焦点式の車載カメラによって撮像される自車両の撮像画像データを処理する画像処理装置は、前記撮像レンズが前記設定位置のときに前記車載カメラにより撮像される自車両の一部の撮像画像の第1の特徴データが記憶される記憶部と、前記第1の特徴データが記憶された後に前記車載カメラにより撮像される前記自車両の一部の撮像画像の第2の特徴データを抽出する画像処理部とを有し、前記画像処理部は、前記第1、第2の特徴データを比較する。よって、検査用チャートを用いることなく、前記比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラにより撮像された自車両の撮像画像データを処理する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
近年、車両の安全な走行を支援するために、自車両に搭載したデジタルカメラ(以下、車載カメラという)で撮像した車両前方の撮像画像を処理して画像内のエッジ(輪郭)を抽出し、そのエッジの形状に基づいて先行車両や障害物、あるいは路面の表示などの被写体を認識して、自車両のスロットルやブレーキを制御する車両走行支援システムが提案されている。かかる車両走行支援システムにあっては、車両前方の至近距離から数十メートル程度の距離までの範囲で精度よく画像認識を行うことが求められる。そして、画像認識の精度は撮像画像から抽出されるエッジの鮮明度、つまり撮像画像の鮮明度に大きく影響される。
被写体を鮮明に撮像するための手段としては、撮像レンズを駆動させて被写体の距離に対し自動的に焦点距離を合わせるオートフォーカス機構などが知られており、特許文献1にはかかる機構を備えたデジタルカメラの例が記載されている。しかし、かかるオートフォーカス機構を備えると車載カメラの構造が複雑化するので、コスト高となる。また、車載カメラの撮像画像はドライバーに表示出力するためではなく、画像処理装置により先行車両や障害物などを画像認識することを目的として撮像される。よって、特定の被写体に焦点を合わせて鮮明に撮像するよりも、可能な限り多くの被写体を画像認識に支障のない程度の鮮明度で撮像する方が望ましい。
こうしたことから、車両走行支援システムにおいては、被写体像を結像する撮像レンズが予め決められた位置に設定され、一定の距離範囲内の被写体を有る程度の鮮明度で撮像できるように焦点が固定された固定焦点式の車載カメラが用いられる。
特開2003−107333号公報
上記のような固定焦点式の車載カメラでは、車両の走行にともなう振動や衝撃により、撮像レンズの設定位置が微妙にずれる場合がある。すると、当初設定された焦点がずれ、焦点が近距離あるいは遠距離に偏った状態となり、焦点の合っていない部分の画像が極めて不鮮明になる。すると、そのような不鮮明な画像からは被写体が的確に認識されず、結果として車両の安全な走行の支援に支障を来たす。よって、かかる焦点ずれが生じた場合には、ドライバーは整備工場へ車両を入庫して、車載カメラの点検・整備を受けることが望ましい。
しかしながら、撮像画像は画像処理装置で処理され通常は表示出力されないので、ドライバーはこれを見る機会が無く、ドライバーが運転中に焦点ずれに起因する撮像画像の悪化に気づくことはない。よって、焦点ずれを判定するためには、検査用の図形パターンが描かれたチャートを利用して、車載カメラから所定の距離に設置された検査用チャートを撮像し、その撮像画像の特徴データと、当初設定された焦点で得られる同じチャートの撮像画像の特徴データとを比較して、撮像状態が悪化したかを判定することが必要となる。かといって、かかるチャートを携行し、正確な位置にこれを設置して車載カメラで撮像するといった煩雑な操作を、定期的かつ自発的に行うことをドライバーに期待することも困難である。
そこで、本発明の目的は、固定焦点式の車載カメラの焦点ずれを煩雑な操作を必要とせず判定することが可能な画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面によれば、撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像される自車両の撮像画像データを処理する画像処理装置において、前記撮像レンズが前記設定位置のときに前記車載カメラにより撮像される自車両の一部の撮像画像の第1の特徴データが記憶される記憶部と、前記第1の特徴データが記憶された後に前記車載カメラにより撮像される前記自車両の一部の撮像画像の第2の特徴データを抽出する画像処理部とを有する。そして、前記画像処理部は、前記第1、第2の特徴データを比較し、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定することを特徴とする。
また、本発明の第2の側面によれば、撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像される自車両周囲の撮像画像データを処理する画像処理装置において、前記撮像レンズが前記設定位置のときに前記車載カメラにより撮像される自車両以外の被写体の撮像画像の第1の特徴データが、自車両と当該被写体との複数の距離ごとに記憶される記憶部と、前記第1の特徴データが記憶された後に前記車載カメラにより撮像される前記被写体の撮像画像の第2の特徴データを抽出する画像処理部とを有する。そして、前記画像処理部は、被写体距離検知部にて検知された自車両と前記被写体との距離データに対応する前記第1の特徴データと、前記第2の特徴データとを比較し、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定することを特徴とする。
また、本発明の第3の側面によれば、撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像された自車両周囲の撮像画像データを処理する画像処理装置において、前記撮像レンズが前記設定位置のときに所定の撮像地点から前記車載カメラにより撮像される自車両以外の被写体の撮像画像の第1の特徴データが記憶される記憶部と、前記第1の特徴データが記憶された後に自車両位置検知部にて自車両が前記撮像地点に位置することが検知されたときに、前記車載カメラにより撮像される前記被写体の撮像画像の第2の特徴データを抽出する画像処理部とを有する。そして、前記画像処理部は、前記第1、第2の特徴データを比較し、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定することを特徴とする。
上記第1の側面によれば、車載カメラの撮像レンズが当初の設定位置のときに、車載カメラとの距離が固定されたボンネット上のエンブレムなどの自車両の一部を検査用チャートの代わりに撮像し、前記被写体画像の特徴データを基準データとして記憶しておく。その後撮像される撮像画像データから、前記自車両の一部の撮像画像の特徴データを抽出して基準データと比較する。よって、検査用チャートを所定位置に設置して撮像するという操作をドライバーが行うことなく、車載カメラの焦点ずれを判定することができる。
上記第2の側面によれば、前記撮像レンズが当初の設定位置のときに、自車両以外の先行車両などを検査用チャートの代わりに被写体として撮像し、自車両と被写体との複数の距離ごとに被写体画像の特徴データを抽出して、その特徴データを基準データとして記憶しておく。その後撮像される撮像画像データから、当該被写体画像の特徴データを抽出して、自車両と被写体との距離に対応する基準データと比較する。よって、自車両の形状や車載カメラの取り付け位置によって自車両の一部を被写体とすることが困難な場合であっても、検査用チャートの設置や撮像といった操作をドライバーが行うことなく、車載カメラの焦点ずれを判定することが可能となる。
上記第3の側面によれば、前記撮像レンズが当初の設定位置のときに、所定の撮像地点から既知の検査用チャートなどの被写体を撮像し、その被写体画像の特徴データを抽出して、その特徴データを基準データとして記憶しておく。その後、自車両が所定の撮像地点に位置するときにその地点から被写体を撮像し、被写体画像の特徴データを抽出して基準データと比較する。よって、所定の撮像地点に車両を移動させることで、検査用チャートを所定位置に設置して撮像するという操作をドライバーが行うことなく、車載カメラの焦点ずれを判定することができる。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、本実施形態における車載カメラ2と画像処理装置3が車両に搭載される例を説明する図である。図2は、本実施形態における車載カメラ2、画像処理装置3の構成を説明する図である。車載カメラ2と、画像処理装置3は一体となって画像センサ4を構成し、図1に示すように、画像センサ4は、車両1の車室内のフロントガラス上部に設置される。かかる位置から、車載カメラ2はフロントガラス越しに車両前方の撮像範囲2aにおいて先行車両、各種障害物、路面の車線表示等を撮像する。そして、車載カメラ2による撮像画像データに基づいて、画像処理装置3が後述するエッジ抽出処理及び画像認識処理を行う。
車載カメラ2は、被写体像を結像する撮像レンズ21と、CMOSイメージセンサなどで構成され撮像レンズ21から入力される被写体像を撮像して撮像画像データを出力する撮像部22とを備える。撮像レンズ21は予め決められた位置に設定されており、そのため撮像レンズ21と撮像部22の距離により規定される車載カメラ2の焦点は撮像範囲2a内で所定の距離と位置に固定して初期設定される。すなわち、車載カメラ2は固定焦点式のカメラとして構成される。
画像処理装置3の画像処理部32は、撮像部22が出力する撮像画像の画像データを処理して撮像画像からエッジを抽出する。ここで、「エッジ」とは撮像画像の明暗の境界線をいい、被写体の輪郭線、または輪郭と輪郭内部の領域の形状や模様を構成する線がエッジに対応する。よって、画像処理部32は各画素の隣接画素との濃度階調の差を求めることにより画像の明暗の変化点を求め、一定以上の明暗差の変化点をエッジとして抽出する。そして、画像処理部32は、抽出されたエッジの形状を記憶部33に記憶されるエッジ形状のパターンデータと照合して被写体の画像認識を行う。なお、画像処理部32は、内蔵のROMに格納される画像処理プログラムで動作するマイクロコンピュータで構成される。あるいは、画像処理部32は、エッジ抽出処理を行うエッジ抽出処理用のLSIと画像認識を行うマイクロコンピュータとで構成される。また、記憶部33は、書換え可能な不揮発性の記憶装置により構成される。
画像処理部32による画像認識結果データは車両1の制御ECU(Electronic Control Unit)6へ入力される。制御ECU 6はマイクロコンピュータで構成され、画像センサ4の画像処理部32から入力される画像認識結果データ、後述する車載レーダ5から入力される自車両の物体の状態データ、または不図示の各種センサにより検知される車両1の走行状態データに基づき、車両1のスロットルやブレーキ等を制御するECUに制御信号を出力する。その結果、車両1走行が制御され、車両1の先行車両への追従や障害物の回避が行われる。
本実施形態では、上述のように撮像レンズ21は予め決められた位置に設定される。しかしながら、車両の走行にともなう振動や衝撃により撮像レンズ21の設定位置がずれる場合がある。すると、初期設定された焦点がずれ、焦点が近距離あるいは遠距離に偏った状態となる。すると、焦点が近距離に偏った場合は遠距離の被写体の画像、焦点が遠距離に偏った場合は近距離の被写体の画像の鮮明度が低下する。すると、不鮮明な画像から抽出されるエッジも不鮮明となる。
ここで、図3を用いて撮像画像から抽出されるエッジの状態について説明する。図3(A)は、車載カメラ2で撮像した車両前方の撮像画像を模式的に示している。図3(A)において、被写体である先行車両100の輪郭は、被写体画像の色と被写体以外の画像との明暗差で表現される。また、路面110の輪郭も、路面110とそれ以外の画像との明暗差で表現される。よって、画像処理部32で図3(A)の撮像画像からエッジ抽出を行うと、車載カメラ2の焦点が初期設定の状態では、図3(B)に示すように一定以上の明暗差の変化点が鮮明なエッジとして抽出される。
これに対し、車載カメラ2の焦点がずれると、撮像画像の明暗差がぼやけるため、図3(C)に示すように、エッジが太く不鮮明となる。すなわち、エッジの抽出量が増加する。このように車載カメラ2の焦点ずれは、エッジ抽出量の増大として把握される。よって、通常、焦点ずれを判定するためには、検査用の図形パターンが描かれたチャートを利用して、車載カメラ2から所定の距離に設置されたチャートを被写体とし、撮像された被写体画像から抽出されるエッジ抽出量を、初期設定された焦点で撮像した被写体画像のエッジ抽出量と比較することが必要となる。そして、初期設定のときのエッジ抽出量を上回る量のエッジが抽出された場合は、焦点ずれと判定する。
しかしながら、かかる検査用チャートを携行し、正確な位置にこれを設置して車載カメラ2で撮像するといった煩雑な操作を定期的かつ自発的に行うことをドライバーに期待することは困難である。そこで、本実施形態では、以下のようにして車載カメラ2の焦点ずれを判定する。
図4は、本実施形態における第1の実施例について説明する図である。図5は、第1の実施例での画像処理装置3等の動作手順を説明する図である。第1の実施例では、図4(A)に示すように、車両1のボンネットに取り付けられたエンブレムE1が画像の一部として撮像されるように、車載カメラ2が設置される。ここで、エンブレムE1と車載カメラ2はいずれも車両1に固定されており、互いの距離は常に一定である。よって、先行車両100の画像や背景画像は時々刻々変化するが、車載カメラ2の初期設定された焦点がずれていない限りはエンブレムE1の画像は常に一定である。すなわち、エンブレムE1の撮像画像からは図4(B)に示すように鮮明なエッジが抽出される。しかし、車載カメラ2の焦点がずれると、エンブレムE1の撮影画像からは図4(C)に示すように不鮮明な太いエッジが抽出される。
そこで、被写体画像のエッジ抽出量を「特徴データ」とし、初期設定された焦点のときに撮像したエンブレムE1の撮像画像からエッジを抽出し、そのエッジ抽出量を基準値として記憶部33に記憶しておく(図5のS51)。その後、車両の走行中などに車載カメラ2により定期的にエンブレムE1を撮像する(図5のS52)。そして、画像処理部32は、撮像画像からエッジを抽出し(図5のS53)、エンブレムE1の撮像画像から抽出されるエッジ抽出量と、記憶部33に記憶されたエッジ抽出量とを比較する(図5のS54)。そして、抽出されたエッジ量の方が大きければ(図5のS55のYES)、画像処理部32は車載カメラ2の焦点ずれを判定する。そして、画像処理部32は、ナビゲーション装置7を介して表示部71によりドライバーへの警告表示を出力して(図5のS56)、ドライバーに車載カメラ2の点検を促すことができる。
このように、ドライバーは、検査用チャートを携行し、正確な位置にこれを設置して撮像を行うといった煩雑な操作を行うことなく、車載カメラ2の焦点ずれを適時に知ることができる。
図6は、本実施形態における第2の実施例について説明する図である。第2の実施例では、車両1の車室内のインスツルメントパネル71aに設置されるナビゲーション装置7の表示部71が常に撮像されるように車載カメラ2を設置する。そして、画像処理部32はナビゲーション装置7を介して表示部71に検査用の図形パターンを表示させる。かかる図形パターンデータは記憶部33に予め格納される。そして、車載カメラ2が図形パターンを表示する表示部71を撮像する。すなわち、図形パターンを表示する表示部71が被写体となる自車両の一部に対応する。
ここでも、表示部71と車載カメラ2はいずれも車両1に固定されており、相対距離は常に一定である。よって、先行車両100の画像や背景画像は時々刻々変化するが、車載カメラ2の初期設定された焦点がずれていない限りは図形パターンを表示した表示部71の撮像画像は常に一定である。
これを利用して、車載カメラ2が予め初期設定された焦点のときに表示部71に表示される図形パターンの画像を撮像し、画像処理部32は図形パターンのエッジを抽出する。そして、そのエッジ抽出量を記憶部33に記憶する。そして、画像処理部32は、その後の撮像画像から表示部71に表示される図形パターンの画像のエッジを抽出し、そのエッジ抽出量を、記憶部33に記憶されたエッジ抽出量と比較する。そしてその比較結果に基づいて、車載カメラ2の焦点ずれを判定することができる。
あるいは、画像処理部32は、図形パターンの画像のエッジを抽出したら、その抽出結果から車載カメラ2の解像度を計算するように構成することもできる。すなわち、解像度が特徴データに対応する。この場合は、既知の図形パターンを用いるので、初期設定の焦点で車載カメラ2が表示部71の図形パターンを撮像したときの解像度を示す基準データを予め記憶部33に記憶しておき、エッジ抽出の結果から求められる解像度をこれと比較する。そうすることにより、算出された解像度が基準データにより示される解像度より低い場合は、焦点ずれを判定する。このようにして、ドライバーによる煩雑な操作を必要とせずに、車載カメラ2の焦点ずれを判定することができる。
図7は、本実施形態における第3の実施例について説明する図である。図8は、第3の実施例での画像処理装置3等の動作手順を説明する図である。第3の実施例では、図7(A)に示すように、車載カメラ2が先行車両100などを被写体として撮像する。
まず、予め車載カメラ2が初期設定された焦点のときに先行車両を撮像し、自車両と先行車両との距離ごとに、撮像画像から抽出される先行車両のエッジ抽出量の大まかな基準値を基準値テーブル35として記憶部33に格納しておく(図8のS81)。さらに、この基準値テーブル35は、撮像画像の明るさをパラメータとし、明るさと距離との組合せに応じた基準値が得られるように構成してもよい。
基準値テーブル35が記憶された後、車両の走行中に、車載カメラ2は先行車両100を撮像する(図8のS82)。そして、画像処理部32はその被写体画像のエッジ抽出量を特徴データとして抽出する(図8のS83)。
ここで、自車両1と先行車両100との距離を検知する「被写体距離検知部」により自車両1と先行車両100との距離を検知する(図8のS84)。被写体距離検知部は、図1、2、及び図7(B)に示すように、車両1の前面のフロントグリル近傍に搭載され、車両1前方の一定の角度方向5aにレーダビームを射出し、反射ビームを受信することにより車両1前方の車両100の相対距離D1や、角度方向を検知する車載レーダ5により構成される。この車載レーダ5からは、検知された先行車両100までの距離D1の距離データが画像処理部32に入力される。
画像処理部32は、車載レーダ5から入力される先行車両100の距離データに基づき、その距離をパラメータとして基準値テーブル35を参照して、距離に対応する基準値を抽出する(図8のS85)。そして画像処理部32は、撮像画像から抽出した被写体のエッジの抽出量と基準値テーブルから抽出した基準値とを比較する(図8のS86)。そして、抽出されたエッジ抽出量が基準値を上回る場合には(図8のS87のYES)、車載カメラ2の焦点ずれと判定し、判定結果を出力する(図8のS88)。
なお、その際、被写体が移動しているため一回の撮像により得られた撮像画像のみでは正確な判定が困難な場合がある。よって、一定時間継続して撮像された画像からエッジ抽出を行い、所定時間内に基準値を上回るエッジ量が抽出される場合に焦点ずれと判断する。そうすることにより、より正確な判定を行うことができる。
また、焦点ずれが大きいと、撮像画像全体が不鮮明となり、画像全体としてのエッジ抽出量が低下する場合がある。例えば、図9(A)に示す初期設定された焦点での車両100のエッジ抽出量に対し、焦点ずれが大きいと図9(B)に示すように極端に少ないエッジ抽出量となる場合がある。しかし、基準値を上回るエッジ抽出量のときにのみ焦点ずれと判定すると、エッジ抽出量が少ない場合は焦点ずれと判定されない。よって、車載レーダ5で一定時間継続して被写体の角度方向を観測し、検知された角度方向に対応する撮像画像内の位置に一定量のエッジ抽出量が抽出されない場合には、焦点ずれと判定する。そうすることにより、焦点ずれが大きいことによりエッジ抽出量が少ない場合でも、焦点ずれを判定することができる。
このように、第3の実施例によれば、車両の形状と車載カメラ2の設置位置によって自車両の一部を被写体として撮像することが困難な場合であっても、自車両以外の物体を被写体として車載カメラ2の焦点ずれを判定することができる。
図10は、本実施形態における第4の実施例について説明する図である。図11は、第4の実施例での画像処理装置3等の動作手順を説明する図である。第4の実施例では、図10に示すように、車載カメラ2が自車両以外の物体として整備工場などに設置される検査用チャート120を被写体として撮像する。自車両1が整備工場に入庫されると、所定の撮像地点からチャート120を撮像するので、車載カメラ2の初期設定された焦点がずれていない限りは、図形パターンの撮像画像は常に一定である。
よって、まず予め車載カメラ2が初期設定された焦点のときに所定の撮像地点からチャート120を撮像し、画像処理部32は図形パターンの撮像画像からエッジ抽出を行い、そのエッジ抽出量を記憶部33に記憶しておく(図11のS111)。
その後、「自車両位置検知部」により自車両1の位置を検知する(図11のS112)。自車両位置検知部は、図2に示すように車両1に搭載されるナビゲーション装置7により構成される。ナビゲーション装置7は、通信手部72によりGPS信号を受信し、GPS信号と内蔵のハードディスクに格納される地図情報とから自車両が位置する地点を検出する。さらに、ナビゲーション装置7には、検査用チャートが設置された所定の整備工場の地点を予め記憶させてある。よってナビゲーション装置7は、かかる整備工場に自車両が位置することを検知して、画像処理装置3の画像処理部32へ通知する。
そうすることで、画像処理部32は自車両が所定の撮像地点に位置しており、車載カメラ2とチャート120とが所定の相対位置に固定された状態にあることを検知できる(図11のS118のYES)。そして、車載カメラ2により検査用チャート120を撮像する(図11のS113)。そして、画像処理部32は、チャート120の撮像画像から図形パターンの画像のエッジを抽出し(図11のS114)、そのエッジ抽出量を記憶部33に記憶される基準値と比較して(図11のS115)、車載カメラ2の焦点ずれを判定し(図11のS116)、焦点ずれ判定結果を出力する(図11のS117)。
なお、この場合も第2の実施例同様、既知の図形パターンを用いるので、初期設定された焦点での車載カメラ2の解像度を予め記憶部33に記憶しておき、エッジ抽出の結果から求められる解像度をこれと比較するように構成することもできる。
このように、自車両が整備工場へ入庫され、所定の撮像地点に位置しているときは、車載カメラ2と整備工場のチャート120とは所定の相対位置に固定された状態である。よって、ドライバー自ら検査用チャートを設置するなど煩雑な操作をする必要がない。そして、画像処理部32によりチャート120の撮像画像に基づいて車載カメラ2の撮像画像が悪化したことを判定でき、焦点ずれを判定することができる。
図12は本実施形態における第5の実施例を説明する図である。図12では、図2の車載カメラ2に、撮像レンズ21と撮像部22との距離を測定するレーザ距離センサにより構成される監視センサ23が追加された構成が示される。この監視センサ23が、「レンズ距離測定部」に対応する。そして、監視センサ23からの測定された距離データは画像処理部32に入力される。すると、画像処理部32は、この測定された距離と、記憶部33に予め記憶された撮像レンズ21が初期設定された位置のときの距離データとを比較して、撮像レンズ21と撮像部22との距離が変化したこと、すなわち焦点がずれたことを検知できる。
このように、画像処理部32は焦点ずれを直接的に検知することができ、ナビゲーション装置7の表示部71により、ドライバーに焦点ずれを通知することができる。
なお、第5の実施例の変形例としては、図12に示すように撮像レンズ21を焦点方向に駆動する駆動機構24をさらに設け、焦点ずれが抽出された場合に、駆動機構24は画像処理部32からの制御信号に従って当初の設定位置まで撮像レンズ21を駆動するようにしてもよい。
本実施形態における第6の実施例として、図2に示すように画像処理装置3はナビゲーション装置7の通信部72を介して、撮像画像データを遠隔の制御センタ8へ通信する。そうすることにより、制御センタ8ではオペレータが撮像画像を肉眼で確認することができ、画像の鮮明さを判断することができる。そして、その判断結果を制御センタ8から受信することにより、画像処理装置3は焦点ずれの通知を出力することができる。このように、オペレータの視覚に基づく判断を用いることで、より直接的に焦点ずれに起因する撮像画像の撮像状態の悪化を検知でき、かつ画像処理部32の処理負荷を軽減できる。
なお、上述の説明においては、エッジ抽出量を撮像状態として説明したが、一定時間におけるエッジ位置の変化量を特徴データとしてもよい。その際は変化量の基準値を基準データとして記憶部33に格納しておき、エッジ位置の変化量が基準値より大きければ、撮像画像が悪化していると判断でき、その場合は焦点ずれと判定することができる。
また、上述の各実施例において基準データは記憶部33に記憶される場合を説明した。しかし、第3の実施例での大まかな基準値を格納したテーブルや、第2、第4の実施例での既知の図形パターンのエッジ量の基準値などは、予め画像処理部32の内蔵ROMに書き込まれる構成としてもよい。
以上説明したとおり、本発明によれば、固定焦点式の車載カメラの焦点ずれを煩雑な操作を必要とせず判定することが可能となる。
本実施形態における車載カメラ2と画像処理装置3が車両に搭載される例を説明する図である。 本実施形態における車載カメラ2、画像処理装置3の構成を説明する図である。 撮像画像のエッジ状態について説明する図である。 本実施形態における第1の実施例について説明する図である。 第1の実施例での画像処理装置3等の動作手順を説明する図である。 本実施形態における第2の実施例について説明する図である。 本実施形態における第3の実施例について説明する図である。 第3の実施例での画像処理装置3等の動作手順を説明する図である。 焦点ずれが大きい場合のエッジ抽出量について説明する図である。 本実施形態における第4の実施例について説明する図である。 第4の実施例での画像処理装置3等の動作手順を説明する図である。 本実施形態における第5の実施例を説明する図である。
符号の説明
2:車載カメラ、3画像処理装置、5:車載レーダ、7:ナビゲーション装置、
8:制御センタ、32:画像処理部、33:記憶部、35:基準値テーブル、
71:表示部、72:通信部

Claims (8)

  1. 撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像される自車両の撮像画像データを処理する画像処理装置において、
    前記撮像レンズが前記設定位置のときに前記車載カメラにより撮像される自車両の一部の撮像画像の第1の特徴データが記憶される記憶部と、
    前記第1の特徴データが記憶された後に前記車載カメラにより撮像される前記自車両の一部の撮像画像の第2の特徴データを抽出する画像処理部とを有し、
    前記画像処理部は、前記第1、第2の特徴データを比較し、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像される自車両周囲の撮像画像データを処理する画像処理装置において、
    前記撮像レンズが前記設定位置のときに前記車載カメラにより撮像される自車両以外の被写体の撮像画像の第1の特徴データが、自車両と当該被写体との複数の距離ごとに記憶される記憶部と、
    前記第1の特徴データが記憶された後に前記車載カメラにより撮像される前記被写体の撮像画像の第2の特徴データを抽出する画像処理部とを有し、
    前記画像処理部は、被写体距離検知部にて検知された自車両と前記被写体との距離データに対応する前記第1の特徴データと、前記第2の特徴データとを比較し、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定することを特徴とする画像処理装置。
  3. 撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像された自車両周囲の撮像画像データを処理する画像処理装置において、
    前記撮像レンズが前記設定位置のときに所定の撮像地点から前記車載カメラにより撮像される自車両以外の被写体の撮像画像の第1の特徴データが記憶される記憶部と、
    前記第1の特徴データが記憶された後に自車両位置検知部にて自車両が前記撮像地点に位置することが検知されたときに、前記車載カメラにより撮像される前記被写体の撮像画像の第2の特徴データを抽出する画像処理部とを有し、
    前記画像処理部は、前記第1、第2の特徴データを比較し、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像された自車両の撮像画像データを処理する画像処理装置において、
    前記撮像レンズが前記設定位置のときの前記撮像レンズと前記車載カメラの撮像部との第1の距離データを記憶する記憶部と、
    前記第1の距離データが記憶された後に前記撮像レンズと前記車載カメラの撮像部との距離を測定するレンズ距離測定部にて測定された第2の距離データと前記第1の距離データとを比較して、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定する画像処理部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  5. 撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像された自車両周囲の撮像画像データを処理する画像処理方法において、
    前記撮像レンズが前記設定位置のときに前記車載カメラにより撮像される自車両の一部の撮像画像の第1の特徴データを記憶する工程と、
    前記第1の特徴データが記憶された後に前記車載カメラにより撮像される前記自車両の一部の撮像画像の第2の特徴データを抽出する工程と、
    前記第1、第2の特徴データを比較して、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定する工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像された自車両周囲の撮像画像データを処理する画像処理方法において、
    前記撮像レンズが前記設定位置のときに前記車載カメラにより撮像される自車両以外の被写体の撮像画像の第1の特徴データを、自車両と当該被写体との複数の距離ごとに記憶する工程と、
    前記第1の特徴データが記憶された後に前記車載カメラにより撮像される前記被写体の撮像画像の第2の特徴データを抽出する工程と、
    自車両と前記被写体との距離を検知する工程と、
    前記自車両と前記被写体との距離データに対応する前記第1の特徴データと、前記第2の特徴データとを比較して、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定する工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像された自車両の撮像画像データを処理する画像処理方法において、
    前記撮像レンズが前記設定位置のときに所定の撮像地点から前記車載カメラにより撮像される自車両以外の被写体の撮像画像の第1の特徴データを記憶する工程と、
    前記第1の特徴データが記憶された後に自車両が前記撮像地点に位置することを検知する工程と、
    自車両が前記撮像地点に位置するときに前記車載カメラにより撮像される撮像画像データから前記被写体の撮像画像の第2の特徴データを抽出する工程と、
    前記第1、第2の特徴データを比較して、当該比較結果に基づき前記車載カメラの焦点ずれを判定する工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 撮像レンズが予め決められた位置に設定される固定焦点式の車載カメラによって撮像された自車両の撮像画像データを処理する画像処理方法において、
    前記撮像画像データを遠隔の制御センタへ送信する工程と、
    当該制御センタにてオペレータが判断する当該撮像画像の鮮明度を示す判断結果データを送信する工程と、
    前記判断結果データに基づいて前記車載カメラの焦点ずれを判定する工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
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