JP2008166468A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バンプ整形処理及び整形後のバンプの状態に関する検査処理を、バンプ整形不良発生時に行う再整形処理を含めて一連の工程で迅速かつ効率よく行うことができるとともに、設備コストや設置面積等の面で効率が図れ、また作業者の手間を削減できる基板処理装置を提供する。
【解決手段】この基板処理装置(1)は、基板に付与されたハンダバンプを整形するバンプ整形部(11)と、バンプ整形部による整形後のハンダバンプの状態を、撮像素子による撮像画像に基づいて検査する検査部(12)と、基板をバンプ整形部と画像検査部との間で搬送する搬送機構(14)と、検査部による検査の結果、ハンダバンプの整形不良と判断された基板を、搬送機構によりバンプ整形部に戻し、ハンダバンプ整形部にその基板に対するハンダバンプの整形を再度行わせる制御部(15)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハンダバンプが付与された基板に対して、該ハンダバンプの整形処理を行う基板処理装置に関する。
従来の基板処理装置として、金属バンプが付与された基板に対してプレス整形により金属バンプの整形を行う装置がある(例えば、特許文献1)。
バンプの整形後は、整形後のバンプの状態(形状等)に関する検査が、撮像画像等に基づいて行われるようになっている。この整形後のバンプの状態を検査する検査装置と、上記のバンプ整形を行う整形装置とは、別個の装置構成となっており、それらの装置間の基板の搬送は人手を介して行われる。
また、整形後のバンプに対する検査により整形不良等が発見された場合には、人手により基板を整形装置にセットして、その基板に対する整形処理を再度行わせるようになっている。
特開2003−133369号公報
しかしながら、上述の従来の装置構成では、整形装置と検査装置との間で基板を人手により搬送する構成であるため、人手による基板の搬送等に手間がかかるとともに、処理の効率が悪い。特に、検査装置でバンプの整形不良が発見された場合には、その基板を人手により再度整形装置にセットし、その基板に対する整形装置に整形処理を行わせる必要があり、効率が大きく低下する。また、従来の装置構成は、装置の導入コストや、設置スペースの点等でも効率が悪い。
そこで、本発明の解決すべき課題は、バンプ整形処理及び整形後のバンプの状態に関する検査処理を、バンプ整形不良発生時に行う再整形処理を含めて一連の工程で迅速かつ効率よく行うことができるとともに、設備コストや設置面積等の面で効率が図れ、また作業者の手間を削減できる基板処理装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、ハンダバンプが付与された基板に対して、該ハンダバンプの整形処理を行う基板処理装置であって、基板に付与されたハンダバンプを整形するバンプ整形部と、前記バンプ整形部による整形後のハンダバンプの状態を、撮像素子による撮像画像に基づいて検査する検査部と、基板を前記バンプ整形部と前記画像検査部との間で搬送する搬送機構と、前記検査部による検査の結果、ハンダバンプの整形不良と判断された基板を、前記搬送機構により前記バンプ整形部に戻し、ハンダバンプ整形部にその基板に対するハンダバンプの整形を再度行わせる制御部とを備える。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る基板処理装置において、前記搬送機構は、基板がセットされる基板セット部を有し、その基板セット部にセットされた基板を、回転することにより前記バンプ整形部と前記検査部との間で搬送するターンテーブルを備える。
また、請求項3の発明では、請求項1又は請求項2に記載に基板処理装置において、前記バンプ整形部は、前記ハンダバンプの湾曲した上部を平滑化し、前記検査部は、前記ハンダバンプの外観形状又は高さを検査する。
請求項1ないし請求項3に記載の発明によれば、バンプ整形処理及び整形後のバンプの状態に関する検査処理を、バンプ整形不良発生時に行う再整形処理を含めて一連の工程で迅速かつ効率よく行うことができるとともに、設備コストや設置面積等の面で効率が図れ、また作業者の手間を削減できる。
請求項2に記載の発明によれば、ターンテーブルを用いることにより、簡易な構成でバンプ整形部と検査部との間の基板搬送を行うことができる。また、バンプ整形不良発生時に基板を検査部からバンプ整形部に戻す場合もスムーズかつ容易に対応することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を模式的に示す平面図である。この基板処理装置1は、図1に示すように、バンプ整形部11と、検査部12と、エアブロー部13と、搬送機構14と、制御部15とを備えており、ハンダバンプ21(図3参照)が付与された基板22に対する処理を行う。
搬送機構14は、トレイ搬送機構31〜33と、ターンテーブル34と、基板移送機構35と、2つのロボットアーム36,37とを備えている。
トレイ搬送機構31〜33は、複数の基板22が収容された基板トレイ23を矢印A1〜A4に示す方向に搬送する。
ターンテーブル34は、その上面側には複数(例えば、4つ)の基板セット部34aが周方向に間隔をあけて設けられている。各基板セット部34aには、複数(例えば、4つ)の基板22が平面的(例えば、複数行、複数列のマトリクス状)に配置(セット)される。そして、このターンテーブル34が、矢印A5方向に回転駆動されることにより、基板セット部34aにセットされた基板22が、バンプ整形部11、検査部12及びエアブロー部13に、この記載の順序で送り込まれるようになっている。
また、ターンテーブル34は、後述するバンプ整形部11等での基板22の位置調節等のために、ターンテーブル34にセットされた基板22と平行な2軸方向(xy方向)に移動できるようになっていてもよい。
基板移送機構35は、その基板移送部35aを矢印A6で示す方向及びその反対方向に往復駆動しつつ、ターンテーブル34の外方にてその基板移送部35aにセットされた基板22を、矢印A6で示すようにターンテーブル34上の基板セット部34aに移送する。この基板移送機構35による基板22の移送は、例えば、複数(例えば、4つ)の基板22単位で行われる。
ロボットアーム36は、矢印A7で示すように、トレイ搬送機構32上の基板トレイ23から基板22を取り出し、その基板22をターンテーブル34の外方で基板移送機構35の基板移送部35aにセットする。
ロボットアーム36は、矢印A8で示すように、ターンテーブル34の基板セット部34aから基板22を取り出し、その基板22をトレイ搬送機構32上の基板トレイ23に収容する。
バンプ整形部11は、図2及び図3に示すように、基板22のハンダバンプ21を押圧してハンダバンプ21を略平坦な形状に整形する少なくとも1つ(例えば、複数)の整形ローラ41を備えて構成されている。整形ローラ41は、ハンダバンプ21に押圧される押圧部41aと、その押圧部41aの回転軸方向における両端部に設けられた鍔部41bとを有している。鍔部41bは押圧部41aの外径よりも大きな外径を有し、この鍔部41bが基板22の表面のハンダバンプ21が設けられていない領域(例えば、外縁部等)に押し当てられた状態で、押圧部41aによるハンダバンプ21の整形が行われる。すなわち、押圧部41aの外径(半径)は鍔部41bの外径(半径)よりも所定寸法Dだけ、小さく設定されており、この寸法Dによって整形後におけるハンダバンプ21の基板22表面からの突出高さが規定される。この整形処理により、ハンダバンプ21の湾曲した上部が、整形ローラ41により押圧されて平滑化(平坦化)され、これによってハンダバンプ21の形状が図3に示される形状から図2に示される形状に整形される。
本実施形態に係るバンプ整形部11では、例えば、ターンテーブル34の基板セット部34aに2行、2列のマトリクス状に配列された4つの基板22に対応して、2つの整形ローラ41が基板22のマトリクス配置の行又は列に対応して並列配置されている。そして、その2つの形成ローラ41により、マトリクス配置された4つの基板22に対してマトリクスの列方向及び行方向にローラ処理が施される。
バンプ整形処理の際には、図3に示すように、鍔部41bが基板22の表面のハンダバンプ21が設けられていない領域(例えば、外縁部等)を通過するように、整形ローラ41がセットされる。そして、整形ローラ41が矢印A11方向に回転されつつ、基板22と整形ローラ41とが相対的に矢印A12方向に移動されることにより、ハンダバンプ21が整形ローラ41の押圧部41aによって押圧されて略平坦な形状に整形される。この基板22と整形ローラ41との相対移動については、基板22に対して整形ローラ41を移動させる構成としてもよいし、反対に、整形ローラ41に対して、基板22がセットされたターンテーブル34を移動させる構成としてもよい。
このような整形ローラ41によるローラ処理では、ローラ処理の方向に応じた整形後のハンダバンプ21の歪みが生じることがある。このため、本実施形態では、図4に示すように、矢印A13で示すように基板22に対する整形ローラ41の向きを変更しつつ、矢印A14a〜A14dに示すように4方向についてローラ処理を行うことにより、整形後のハンダバンプ21の歪みの軽減を図っている。なお、本実施形態では、矢印A14a〜A14dで示す4方向についてローラ処理を行うようにしたが、これらの4方向のうちのいずれか1方向、2方向又は3方向についてローラ処理を行うようにしてもよい。また、本実施形態では、整形ローラ41の向きを変更することにより、1つの整形ローラ41で矢印A14a〜A14dで示す4方向についてのローラ処理を行うようにしたが、整形ローラ41の向きを変更させる代わりに、向きの異なる2つの整形ローラ41を設け、矢印A14a,A14bで示す方向のローラ処理と、矢印A14c,A14dで示す方向のローラ処理とを別個の整形ローラ41を用いて行うようにしてもよい。
また、本実施形態に係るバンプ整形部11では、ターンテーブル34の2つの回転位置Pr1,Pr2で基板22に対するバンプ整形処理を行えるようになっている。この場合、例えば、回転位置Pr1では基板22に対するローラ処理を図4の矢印A14a,14bで示す方向について行い、回転位置Pr2では基板22に対するローラ処理を図4の矢印A14c,14dで示す方向について行うようにしてもよい。あるいは、図1に示す構成の変形例として、回転位置Pr1,Pr2のいずれか一方でのみバンプ整形処理を行い、他方の回転位置Pr1,Pr2ではバンプ整形処理以外の処理を行うようにしてもよい。
検査部12は、図5に示すように、光源ユニット51と、撮像素子(例えば、CCD又はMOS型撮像素子)52と、第1及び第2のビームスプリッタ53,54と、第1及び第2のレンズユニット55,56と、ミラー部材57を備えている。この検査部12では、光源ユニット51から出射された照射光(例えば、白色光、紫外線等)が、第2のビームスプリッタ54により基板22側に向けて反射(例えば、直角に反射)され、第1のレンズユニット(例えば、対物レンズユニット)55を介して第1のビームスプリッタ53に入射する。第1のビームスプリッタ53に入射した照射光の一部はビームスプリッタ53を透過して基板22のハンダバンプ21が設けられた領域に照射される一方、第1のビームスプリッタ53に入射した照射光の残りの部分はビームスプリッタ53によりミラー部材57側に向けて反射(例えば、直角に反射)され、ミラー部材57に入射する。
基板22に照射された照射光の一部は、基板22の表面で反射され、第1の反射光として第1のビームスプリッタ53、第1のレンズユニット55、第2のビームスプリッタ54及び第2のレンズユニット(例えば、イメージレンズユニット)56を透過して、撮像素子52に入射する。このとき、レンズ系(55,56)、撮像素子52及び基板22の位置関係がレンズ系(55,56)の結像条件と整合していれば、第1の反射光により撮像素子52の受光面上に基板22の表面の状態に関連した像が形成される。また、ミラー部材57に入射した照射光の一部は、第2の反射光として第1のビームスプリッタ53により撮像素子52側に向けて反射(例えば、直角に反射)され、第2のビームスプリッタ54及び第2のレンズユニット(例えば、イメージレンズユニット)56を透過して、撮像素子52に入射する。
この撮像素子52に入射する第1及び第2の反射光は、光源ユニット51から出射してから撮像素子52に入射するまでの互いの光路長が異なるため、撮像素子52の受光面にてこれらの反射光の干渉が生じる。また、第1の反射光の光源ユニット51から基板22の表面を経由した撮像素子52までの光路長は、基板22表面の凹凸形状(特に、ハンダバンプ21による凹凸形状)により、その光が基板22表面のどの部分で反射されたかによって変化する。その結果、撮像素子52の受光面にて、基板22の表面の凹凸形状に関連した第1及び第2の反射光の干渉パターンが生成される。
また、第1及び第2のレンズユニット55,56のうちの少なくとも一部のレンズ要素(本実施形態では、第1のレンズユニット55)が、レンズ系の焦点距離を可変とするため、矢印20で示すように照射光及び反射光の光路に沿って駆動されるようになっている。また、その可動式のレンズ要素にはその位置を検出するためのセンサが設けられており、可動式のレンズ要素の位置が検出できるようになっている。
その可動式のレンズ要素(本実施形態では、第1のレンズユニット55)を光路に沿って駆動すると、撮像素子52の受光面に生成される第1及び第2の反射光の干渉パターンの状態が、ピントが合った状態とピントがはずれた状態とが繰り返されるように変化するようになっている。このため、この撮像画像と可動式のレンズ要素の位置情報とを利用することにより、基板22表面(ハンダバンプ21)の3次元形状を知ることができる。
このような構成により、この検査部12では、可動式のレンズ要素(本実施形態では、第1のレンズユニット55)を光路に沿って駆動しつつ、撮像素子22による撮像を行い、その撮像画像のうちから抽出したピントが合っている(合焦性の高い)複数の撮像画像と、その複数の撮像画像に対応する可動式のレンズ要素の位置情報とに基づいて、基板22表面(ハンダバンプ21)の3次元形状に関する情報を取得するようになっている。そして、それによって得られた情報に基づき、ハンダバンプ21の3次元形状の適否(例えば、整形後のバンプ21の高さ、形状等)について検査が行われる。なお、この検査部12の制御及びハンダバンプ21の3次元形状に関する情報の取得及び適否判定等に必要な情報処理は、制御部15又は検査部12に備えられる制御部によって行われる。
検査部12は、上記の如き共焦点方式の顕微鏡や干渉方式顕微鏡などによる3次元撮像方法を用いることができる。
エアブロー部13は、基板22にエアーを吹き付けることにより、基板22等に付着した異物を除去する。
制御部15は、バンプ整形部11、検査部12、エアブロー部13及び搬送機構14を統括して制御し、この基板処理装置1内に備えられる機能要素を処理手順に沿って動作させるようになっている。
この制御部15による制御動作として、特筆すべきは以下の点である。すなわち、基板セット部34aにセットされた4つの基板22に対する検査部12による検査の結果、ハンダバンプ21の整形不良(例えば、整形後のバンプ21の高さが規定値よりも大きいなど)と判断された基板22が4つの基板22の中に含まれている場合には、その4つの基板22がターンテーブル34によりバンプ整形部11に再度送り込まれ、それらの基板22に対するバンプ整形処理が再度行われるようになっている。
以下に、この制御部15の制御により行われるこの基板処理装置1の処理手順について詳細に説明する。
トレイ搬送機構31,32により、基板トレイ23が所定のトレイ搬入位置から基板取出位置P1に搬送されてくると、その基板取出位置P1にて、ロボットアーム36によって、基板22が基板トレイ23内から取り出され、ターンテーブル34外に後退された基板移送機構35の基板移送部35aにセットされる。4つの基板22が基板移送部35aにセットされると、それらの基板22が基板移送部35aにより矢印A6で示すようにターンテーブル34の基板セット部43aにセットされる。
基板セット部34aにセットされた基板22は、ターンテーブル34によりバンプ整形部11に送り込まれ、上述の如くバンプ整形処理が施される。続いて、基板22は、ターンテーブル34により検査部12に送り込まれ、上述の如く整形後のハンダバンプ21の3次元形状の適否が検査される。
検査部12による検査の結果、基板セット部34a内の4つの基板22について、バンプ整形処理が正常に行われていると判断された場合には、それらの基板22が、ターンテーブル34によりエアブロー部13に送り込まれ、エアー吐出による異物除去が行われた後、ロボットアーム37によりターンテーブル34上から取り出される。取り出された基板22は、トレイ搬送機構32によって基板取出位置P1から基板収容位置P2に搬送されている基板トレイ23内に挿入される。基板22が挿入された基板トレイ23は、トレイ搬送機構32,33により所定のトレイ搬出位置に搬送される。
一方、検査部12による検査の結果、基板セット部34a内の4つの基板22のうちのいずれかについて、バンプ整形不良と判断された場合には、ターンテーブル34が回転されて、それらの基板22がロボットアーム37による取出位置に到来しても、そのバンプ整形不良の基板22を含む4つの基板22についてはロボットアーム37による取り出しが行われず、再度バンプ整形部11に送り込まれ、バンプ整形処理が施されるようになっている。そして、その再バンプ整形処理が終了すると、それらの基板22が検査部12に再度送り込まれ、バンプ整形不良の有無についての再検査が行われる。
この再検査の結果、バンプ整形不良が解消されている場合には、上述の正常な基板22と同様に、それらの基板22がロボットアーム37によりターンテーブル34上から取り出されて、基板トレイ23に挿入される。また、再検査の結果、再度バンプ整形不良と判断された場合の処理動作としては、それらの基板22に対するバンプ整形処理を再度施す構成や、再度バンプ整形不良と判断された基板22を不良基板22として正常な基板22と仕分けする構成等が採用可能である。
バンプ整形不良と判断された基板22が含まれた4つの基板22がエアブロー部13を通過する際の処理としては、エアブロー処理を行うようにしてもよく、エアブロー処理を行わないようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、バンプ整形処理及び整形後のバンプの状態に関する検査処理を、バンプ整形不良発生時に行う再整形処理を含めて一連の工程で迅速かつ効率よく行うことができるとともに、設備コストや設置面積等の面で効率が図れ、また作業者の手間を削減できる。
また、ターンテーブル34を用いることにより、簡易な構成でバンプ整形部11と検査部12との間の基板搬送を行うことができる。また、バンプ整形不良発生時に基板22を検査部12からバンプ整形部11に戻す場合もスムーズかつ容易に対応することができる。
以下に上述の実施形態に係る構成の変形例について説明する。
図6は、図2ないし図4に示すバンプ整形部11の変形例を示す図である。この変形例に係るバンプ整形部11aでは、図6に示すように、前述の整形ローラ41の代わりにプレスヘッド61を用いてバンプ整形処理が行われる。このプレスヘッド61には、ハンダバンプ21の整形が容易なようにプレスヘッド61を加熱するための図示しないヒータが内蔵されている。そして、プレスヘッド61で矢印A21に示すように基板22のハンダバンプ21が設けられている領域をプレスすることにより、ハンダバンプ21が略平坦な形状に整形される。
また、プレスヘッド61は、矢印A22で示すように縦軸周りに回転可能となっている。そして、プレスヘッド61の矢印62で示す所定の方向が、矢印A23a〜A24aで示すように0°、90°、180°及び270°の方向を向くように、向きを変えて、プレスヘッド61によるプレス処理が複数回(例えば、4回)行われるようになっている。これによって、プレスヘッド61のプレス面の温度の偏り等による影響が低減されるようになっている。なお、プレス回数は、0°、90°、180°及び270°の4回に限らず、例えば0°、90°の2回にしてよく、あるいは0°の1回のみにしてもよい。
また、上述の実施形態では、バンプ整形部11及び検査部12等の間の基板22の搬送をターンテーブル34を用いて行うようにしたが、ターンテーブル34に限らず、搬送コンベヤ(例えば、ベルトコンベア)、ロボットアーム等の他の搬送機構を採用してもよい。
また、バンプ整形部11及び検査部12を経由する無端状の軌道を有する搬送コンベアを設け、バンプ整形部11及び検査部12をその搬送コンベアの軌道に沿って設置してもよい。この場合、基板22のハンダバンプ21が所定の形状に整形れるまで、バンプ整形部11と検査部12を往復するように、この無端状の軌道を基板22が移動し、所定の形状にハンダバンプ21が整形された後には、この無端軌道から取り出されるように搬送するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を模式的に示す平面図である。 バンプ整形部に備えられる整形ローラの正面図及び側面図である。 図2の整形ローラによるバンプの整形が行われる際の説明図である。 図2の整形ローラによるバンプの整形が行われる際の説明図である。 検査部の構成を模式的に示す図である。 バンプ整形部の変形例を示す図である。
符号の説明
1 基板処理装置、11,11a バンプ整形部、12 検査部、13 エアブロー部、14 搬送機構、15 制御部、21 ハンダバンプ、22 基板、23 基板トレイ、31〜33 トレイ搬送機構、34 ターンテーブル、34a 基板セット部、35 基板移送機構、36,37 ロボットアーム、41 整形ローラ、61 プレスヘッド。

Claims (3)

  1. ハンダバンプが付与された基板に対して、該ハンダバンプの整形処理を行う基板処理装置であって、
    基板に付与されたハンダバンプを整形するバンプ整形部と、
    前記バンプ整形部による整形後のハンダバンプの状態を、撮像素子による撮像画像に基づいて検査する検査部と、
    基板を前記バンプ整形部と前記画像検査部との間で搬送する搬送機構と、
    前記検査部による検査の結果、ハンダバンプの整形不良と判断された基板を、前記搬送機構により前記バンプ整形部に戻し、ハンダバンプ整形部にその基板に対するハンダバンプの整形を再度行わせる制御部と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記搬送機構は、
    基板がセットされる基板セット部を有し、その基板セット部にセットされた基板を、回転することにより前記バンプ整形部と前記検査部との間で搬送するターンテーブルを備えることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載に基板処理装置において、
    前記バンプ整形部は、前記ハンダバンプの湾曲した上部を平滑化し、
    前記検査部は、前記ハンダバンプの外観形状又は高さを検査することを特徴とする基板処理装置。
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