JP2008165296A - Pdmシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】E−BOMの構成展開表示の中に子としての基板が存在するとき、構成展開表示を扱いやすくするために、基板の構成部品の表示をしないことができ、また、その場合表示していないことが認識できるように改善したPDMシステムを提供する。
【解決手段】構成表6の品目の内、品目属性情報の「工程01」が「基板」である品目は、100−00004と100−00011である。「基板以降も展開」にチェックが記入されていない設定の場合、構成表6で品目100−00004と100−00011が子であり基板であるので、番号の先頭に*印が付けられ、これら二つの品目以降が展開表示されないように設定される。
【選択図】 図4
【解決手段】構成表6の品目の内、品目属性情報の「工程01」が「基板」である品目は、100−00004と100−00011である。「基板以降も展開」にチェックが記入されていない設定の場合、構成表6で品目100−00004と100−00011が子であり基板であるので、番号の先頭に*印が付けられ、これら二つの品目以降が展開表示されないように設定される。
【選択図】 図4
Description
この発明は、PDM(Product Data Management)システムの改良に関する。
PDMシステムは、製造業における製品の企画、開発、設計から製造、販売、保守にいたる複雑かつ膨大な情報を一元管理し、工程の効率化および期間の短縮を図ることを目指した情報システムである。
このPDMシステムにおいて、設計部品表と製造部品表とは管理すべき情報の主要なものである。設計部品表は、部品の技術情報や仕様、代替可能部品などの情報から構成されており、E−BOM(Engineering Bill Of Material)と称される。また、製造部品表は、工場の生産工程において、製品製造時に参照される部品表でありE−BOMから作成され、M−BOM(Manufacturing Bill Of Material)と称される。
PDMシステムのE−BOMは、最終製品を構成する全部品をリストアップしたものである。製品を構成する全部品をリストアップしているので、ユニット単位に構成の階層ができ、構成展開表示する際も1から全てのレベルまで必要に応じて表示することができる。
従来のE−BOMの例を図6に示す。図6は、製品としての親品目100−00000を起点とする従来の構成展開表示の例を示した図である。
特開2005−293201号公報
図6において、構成表8は構成展開表示の一例であって、品目100−00004が基板であり、基板の部品表示の途中で画面が終わっている。このように、構成展開表示を表示した場合、その中に基板が構成品として存在すると、基板の搭載部品(トランジスタ、ダイオード、コンデンサ、抵抗等の素子類)も機械部品と同様に構成展開されるため、基板は構成部品が非常に多いことから、製品の構成展開で基板の構成部品まで表示されると機械部品と同等の扱いになって全体の把握が困難となる。
そこで、E−BOMの構成展開表示の中に子としての基板が存在するとき、構成展開表示を扱いやすくするために、基板の構成部品の表示をしないことができ、また、その場合表示していないことが認識できるように改善したPDMシステムを提供する。
E−BOMを保管して管理する手段と、E−BOMを基礎に作成・編集されたM−BOMを保管して管理する手段を備えるPDMシステムにおいて、前記E−BOM側の品目属性情報の工程が基板であり、その品目が構成展開表示時に子であるときは、その品目以下を展開表示しない制御手段を備える。
前記制御手段は、前記展開表示しない場合、その品目の工程が基板であり、その品目以下が展開されていないことを構成展開表示上で認識できるようにする。
E−BOMを保管して管理する手段と、E−BOMを基礎に作成・編集されたM−BOMを保管して管理する手段を備えるPDMシステムにおいて、前記E−BOM側の品目属性情報の工程が基板であり、その品目が構成展開表示時に子であるときは、その品目以下を展開表示しないか、するかの設定を前記制御手段にて行う設定手段を有する。
E−BOMの構成展開表示の中に子としての基板が存在するとき、非常に多い基板の構成部品の表示をしないようにすることができ、構成展開表示が扱いやすくなる。また、その場合表示していないことが構成展開表示上で認識できる。
一方、子としての基板の搭載部品の構成展開が必要なときは、設定を変更して基板の構成部品の表示をすることができる。
E−BOMの構成展開表示の中に子としての基板が存在するとき、基板の構成部品の表示をしないようにした場合は、構成展開表示の基板の番号にマークを付けて構成部品を表示していないことを認識させる。
以下、本発明の実施例について図1〜5を参照して説明する。図1は、本発明の実施例にかかるPDMシステムの模式図である。図1に示すように、本発明のPDMシステムは、複数台のコンピュータ1、2、3、・・・をネットワークで接続して構成しており、そのうちのコンピュータ1をサーバーとし、そのサーバーのなかにデータベース4を構築している。このデータベース4は具体的には情報を記録するハードディスク装置などの記録装置と情報の保管・管理を行うソフトウェアとから構成される。
図2は、本発明の実施例にかかるPDMシステムの構成を示すブロック図である。図2において、システム40は、本発明のPDMシステムであり、設定手段と、制御手段と、E−BOM管理手段と、M−BOM管理手段で構成されている。E−BOM管理手段は、E−BOMを保管して管理する手段であり、一つの製品について設計者が設計部品表(E−BOM)を作成すると、このE−BOMをデータベース4の保管エリアに登録する。このE−BOMは、その製品の構成の基本となるものであり、そのため変更・修正を厳格に制限する。M−BOM管理手段は、M−BOMを保管して管理する手段であり、前記E−BOMに示される各部品に、その工程などの製造情報を関連付けた製造部品表(M−BOM)を保管・管理する。このM−BOMで示される製造情報は随時変更が生じるため、このM−BOMは、厳重な管理下に置かれる保管エリアでないエリアにおいてデータベース4に登録する。
設定手段は、E−BOM側の品目属性情報の工程が基板であり、その品目が構成展開表示時に子であるときは、その品目以下を展開表示しないか、するか設定する入力画面を有し、その設定された情報を保存する。E−BOM管理手段は、制御手段により制御され、前記その設定された情報に従い構成展開表示を行うとともに、前記その品目以下を展開表示しない場合は、その品目の番号に*印を付ける。
図3は、E−BOM側の品目属性情報の例を示す図である。図4は、本発明の実施例にかかる構成展開表示の例を示す図である。図5は、本発明の実施例にかかる展開表示の設定画面を示す図である。品目属性情報は構成展開表示の各品目に付着されており、E−BOM側に属する情報である。図3〜5において、品目属性表5は構成表6の品目100−00004の品目属性情報である。構成表6は、製品としての親品目100−00000を起点に本発明の制御手段が制御するE−BOM管理手段により構成展開をした構成展開表示である。設定画面7は設定手段の入力画面であり、基板が構成展開表示で子であるとき、基板以降を展開表示しないか、するかの選択をする画面である。
構成表6の品目の内、品目属性情報の「工程01」が「基板」である品目は、品目属性表5が示すように100−00004と、品目属性情報が図示されていない100−00011である。設定画面7の「基板以降も展開」にチェックが記入されていないため、構成表6で品目100−00004と100−00011が子であり基板であるので、番号の先頭に*印が付けられ、これら二つの品目以降が展開表示されない。
一方、設定画面7の「基板以降も展開」にチェックが記入されている場合は、構成表6で品目100−00004と100−00011が子であり基板であっても、番号の先頭に*印はなく、これら二つの品目以降が展開表示される。
本発明は以上の構成であるから、E−BOMの構成展開表示の中に子としての基板が存在するとき、非常に多い基板の構成部品の表示をしないようにすることができ、構成展開表示が扱いやすくなる。また、その場合表示していないことが構成展開表示上で認識できる。一方、子としての基板の搭載部品の構成展開が必要なときは、設定を変更して基板の構成部品の表示をすることができる。例えば製品に使われている部品の総数を算出する場合には、設定画面7の「基板以降も展開」にチェックを記入して構成展開することで容易に部品の総数を算出できる。
図1に示す実施例では、PDMシステムは複数台のコンピュータ1、2、3、・・・をネットワークで接続して構成しているが、1個の単独のコンピュータによる構成でも本発明は適用可能でありPDMシステムは図示例に限定されない。また、図4の実施例では、構成部品が展開表示されていない基板の番号の先頭に*印が付けられているが代わりに番号に色付けしてもよい。このようにPDMシステムは種々の構成とすることができ、本発明はこれら変形例を包含する。
この発明は、PDMシステムの改良に関する。
1 コンピュータ
2 コンピュータ
3 コンピュータ
4 データベース
5 品目属性表
6 構成表
7 設定画面
8 構成表
40 システム
2 コンピュータ
3 コンピュータ
4 データベース
5 品目属性表
6 構成表
7 設定画面
8 構成表
40 システム
Claims (3)
- E−BOMを保管して管理する手段と、E−BOMを基礎に作成・編集されたM−BOMを保管して管理する手段を備えるPDMシステムにおいて、前記E−BOM側の品目属性情報の工程が基板であり、その品目が構成展開表示時に子であるときは、その品目以下を展開表示しない制御手段を備えたことを特徴とするPDMシステム。
- 請求項1記載のPDMシステムにおいて、前記制御手段は、前記展開表示しない場合、その品目の工程が基板であり、その品目以下が展開されていないことを構成展開表示上で認識できるようにすることを特徴とする請求項1記載のPDMシステム。
- 請求項1又は請求項2記載のPDMシステムにおいて、前記E−BOM側の品目属性情報の工程が基板であり、その品目が構成展開表示時に子であるときは、その品目以下を展開表示しないか、するかの設定を前記制御手段にて行う設定手段を有することを特徴とするPDMシステム。
Priority Applications (1)
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- 2006-12-27 JP JP2006351062A patent/JP2008165296A/ja active Pending
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