JP2008164440A - 液面検出装置 - Google Patents

液面検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008164440A
JP2008164440A JP2006354408A JP2006354408A JP2008164440A JP 2008164440 A JP2008164440 A JP 2008164440A JP 2006354408 A JP2006354408 A JP 2006354408A JP 2006354408 A JP2006354408 A JP 2006354408A JP 2008164440 A JP2008164440 A JP 2008164440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light projecting
receiving
projecting
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006354408A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5128811B2 (ja
Inventor
Akikazu Yorinaga
明和 頼永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
Original Assignee
Sunx Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunx Ltd filed Critical Sunx Ltd
Priority to JP2006354408A priority Critical patent/JP5128811B2/ja
Publication of JP2008164440A publication Critical patent/JP2008164440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5128811B2 publication Critical patent/JP5128811B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】筒体に姿勢正しく装着することが可能な液面検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ヘッド部50は、光の投受光動作を行わせる投受光面66を有する投受光ユニット60と、投受光ユニット60を収容する本体ケース70と、から構成される。本体ケース70には位置決め壁87、97と、ガイド部と、ゴム体110と、取り付け孔99A、99Bとが設けられている。筒体10に対してヘッド部50を取り付けると、位置決め壁87、97により本体ケース70が筒体10に対して位置決めされる。そして、このときにはゴム体110がガイド部によってガイドされた投受光ユニット60を筒体10に向けて付勢する。この結果、投受光ユニット先端の投受光面66に形成される投受光軸67が筒体10の外周面10Aに線当たりする。
【選択図】図10

Description

本発明は、液体の液位や有無を光学的に検出する液体検出装置に関する。
上記液体検出装置の筒体に対する取り付け構造が種々提案されている(下記特許文献1)。
下記特許文献では、センサヘッド部と管体との間にはバンドが巻回され、センサヘッド部には、ロック位置とロック解除位置との間を移動自在にロック部材が取り付けて構成される。そして、ロック部材をロック位置へ移動すると、ロック部材はセンサヘッド部と結束バンドとの間に嵌入して結束バンドをセンサヘッド部から離遠する方向へ押圧する。この結果、筒体にセンサヘッド部1が保持される。
特開2004−301707公報
上記構造では、結束バンドの締め付け力を利用してセンサヘッド部を筒体に押圧保持させている。このような構成のものは、結束バンド5によって締め込み動作を行う過程で、センサヘッド部1が傾いでしまうことがあり、筒体10にセンサヘッド部1が姿勢正しく装着出来ない恐れがあった(図26参照)。特に、光学式のセンサは投受光面が筒体に正しい姿勢で当たっていないと、計測に無視できない誤差を生ずることがあり、対策の必要があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、筒体に姿勢正しく装着することが可能な液面検出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、透光性であって、円筒形をなす筒体に取り付けられ、その筒体内の液体を検出するための液面検出装置であって、前記筒体に向けて光を出射する投光部と筒体からの光を受光する受光部とのうち少なくともいずれか一方を内部に収容し、かつ壁面の一部に光の投受光動作を行わせる投受光面を有する一又は複数の投受光ユニットと、前記受光部によって受光される光の受光量に基づいて液体の有無を検出する検出手段と、前記投受光ユニットを収容する本体ケースと、から構成されるとともに、前記本体ケースには、前記筒体の横断面方向において、前記筒体の中心からの垂線と前記投受光面とが直交し、かつ前記筒体の延設方向に前記筒体の中心線と前記投受光面とが平行になるように、少なくとも3点以上で前記筒体の外周面に当接する当接部と、前記投受光面が3点以上で形成される当接平面と直交する直交方向において、前記投受光ユニットを、前記投光部と前記受光部が投受光を行う投受光軸が垂線に一致するようにガイドするガイド部と、前記投受光ユニットを、前記投受光面が前記本体ケースの壁面から前記筒体に向けて突出するように付勢する付勢手段と、前記本体ケースを前記筒体に固定する固定具が取付けられる取付部と、が設けられているところに特徴を有する。
尚、線は点の集合と考えられるので、上記少なくとも3点以上で当接する当接部の中には、筒体の外周面に線当たりするもの(例えば、線状の片部や、壁部など)も当然に含まれる。
この発明の実施態様として、以下の構成が好ましい。
投受光ユニットの投受光面と反対側の面と、本体ケースの奥壁との間に位置して、投受光ユニットを筒体側に向けて付勢する付勢手段として機能する弾性部材を設ける。このような構成であれば、付勢手段を弾性部材のわずか一部品によって構成できるので、装置の構成が複雑化することがない。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記投受光ユニットの両外壁、及び前記本体ケースにおける両外壁に対応する両内壁のいずれか一方には、軸線が前記当接平面と直交する方向に延びるガイド溝が形成され、他方側には、前記ガイド溝と嵌合し前記ガイド溝と共にガイド部を構成する突状嵌合部が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記付勢手段によって前記投受光ユニットを付勢する付勢軸が、両ガイド溝と両突状嵌合部との嵌めあいによって前記投受光ユニットの両側に形成される両ガイド部における摩擦力が釣り合う平衡軸と一致する構成であるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のものにおいて、前記投受光面には、複数本の投光用光ファイバ素線の先端と、同一の受光素子に連なる複数本の受光用光ファイバ素線の先端とが、前記投受光面の長手方向において交互、かつ一列状に配置され、前記受光素子によって複数本の受光用光ファイバ素線の全てから受光した受光量に基づいて、液体の有無を検出するところに特徴を有する。
尚、ここでいう投光用光ファイバ素線の先端が請求項1に記載の投光部であり、受光用光ファイバ素線の先端が請求項1に記載の受光部である。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記複数本の投光用光ファイバ素線によって形成される投光検出領域と、前記複数本の受光用光ファイバ素線によって形成される受光検出領域とが互いに重なる検出領域が、検出対象となる筒体のうち、筒体壁の厚みが最も薄い基準厚みにおいて、少なくとも長手方向に連続するように前記投光用光ファイバ素線の配置ピッチ及び前記受光用光ファイバ素線の配置ピッチが設定されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のものにおいて、前記取付部は、前記筒体の延設方向について前記投受光ユニットを両側から挟むように前記本体ケースに2箇所設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明の構成によると、液面検出装置を取り付けるべく筒体に本体ケースを宛がうと、まず、投受光面が筒体に先当たりする。続いて、付勢手段の付勢力に抗する力で本体ケースを筒体に向けて押し込んでやる。すると、投受光ユニットは、投受光面が筒体に当接した状態を維持しつつ、本体ケース内へと退避してゆく。やがて、当接部が筒体の外周面に当接するが、このときに、筒体に対する本体ケースの傾きが矯正され、本体ケースは筒体に正規姿勢を保って3点当たりした状態となる。
従って、後は、取付具を介して本体ケースを筒体に対して固定してやれば、投受光面の傾きなく(筒体の中心からの垂線と投受光面とが直交する状態)液面検出装置を筒体に装着できる。ここで仮に、投受光面が傾いで装着されてしまうと、受光部が筒体からの反射光(或いは透過光)をうまく受光できない等の事態が起き、これが検出精度の低下を招く恐れがある。この点、本発明であれば、係る不具合を未然に回避できるので、検出精度について信頼性の高い液面検出装置を提供することが出来る。
<請求項2の発明>
請求項2の構成では、ガイド溝と突状嵌合部の嵌めあいによりガイド部を構成させた。このようにガイド部を構成すれば、ガイド部として専用部品を設ける必要がなく、装置を安価に形成できる。
<請求項3の発明>
請求項3の構成であれば、付勢手段の付勢軸が、両ガイド部における摩擦力が釣り合う平衡軸と一致するように設定されているので、付勢手段の付勢力を投受光ユニットにロスなく伝達でき、また投受光ユニットの進退動作も安定する。
<請求項4の発明>
このものでは、投光用光ファイバ素線と、受光用光ファイバ素線を交互に配置している。このような構成であれば、投光用光ファイバ素線と、受光用光ファイバ素線を別の列に分けて配置する場合に比べて、投光用光ファイバ素線の配置ピッチ、受光用光ファイバ素線の配置ピッチがそれぞれ広くなる。そのため、筒体内の液体にある程度大きな気泡が含まれていたとしても、その影響を受ける光軸の数が少なくて済む。
<請求項5の発明>
一般に、光ファイバ素線の先端から出射された光は有る程度広がりつつ進む。そのため、一の光ファイバ素線で照射可能な投光検出領域(筒体の内周面に検出光を投光できる範囲)は筒体の厚みが薄いほど狭くなる。また、これと同様に筒体の厚みが薄いほど、一の光ファイバ素線に狭い範囲の光しか導入出来ず、受光可能な受光検出領域が狭くなる。
ここで、液面の検出(検出光を投受光させるには)を行うには、これら投光検出領域と受光検出領域の双方が重複する検出領域が筒体10の長手方向に連続していることが必要である。
この点を考慮し、本実施形態のものは、各光ファイバ素線の配置ピッチを筒体の厚みが最も薄い基準厚みを基準に定めた。すなわち、筒体壁部の厚みが最も薄い場合であっても、投光側の投光検出領域が筒体の長手方向に連続するように光ファイバ素線の配置ピッチを定め、かつ受光側の受光検出領域についても、投光側と同じく筒体の長手方向に連続するように光ファイバ素線の配置ピッチを定めた。
このような構成であれば、投光検出領域と受光検出領域の双方が重複する検出領域が筒体の長手方向に連続させることができ、筒体の厚みが薄いものから広いもののまで精度に差異なく、液面のレベルを検出できる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明の構成であれば、本体ケースを筒体にしっかりと固定できるから、投受光動作が安定し、より一層検出精度が高まる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図18によって説明する。
図1は、本実施形態に適用された液面検出装置Zの全体構成を示す図ある。
本液面検出装置Zは、透明筒体(以下、単に筒体)10の液量(液位)を検出するものである。同図に示す符号20はセンサ本体、符号50はヘッド部である。センサ本体20は投光素子21、投光回路31、受光素子25、受光回路35、制御回路(本発明の「検出手段」の一例)40、出力回路41を備えている。投光素子21並びに受光素子25は、ヘッド部50に連なる光ファイバF、Gに投光面、受光面を向けて配置されている。
ヘッド部50は、投受光ユニット60と、同ユニット60を内部に収容するヘッドケース(本発明の「本体ケース」の一例)70とから構成されている。図2に示すように、投受光ユニット60内には、センサ本体20から引き出された光ファイバF、Gが導入されている。
投受光ユニット60の前面(図2における左側面)は投受光面66とされる。投受光ユニット内に導入された光ファイバF、Gは、先端を投受光面66に突き当てた姿勢に保持されている。尚、本実施形態のものは、投光用の光ファイバF、並びに受光用の光ファイバGは、いずれも複数の光ファイバ素線(以下、単にファイバ素線とも言う)f、gから形成されている。そして、本実施形態のものは、図7を参照して後に詳しく説明するが、これらファイバ素線f、gが、投光用/受光用を交互に配置しつつ、全体としては一列状(上下方向)に配置されている。
次に、本液面検出装置Zの検出動作を簡単に説明する。
投光素子21が駆動され、検出光が発せられると、その光は投光用の光ファイバFを通ってヘッド部50に導かれる。その後、検出光は投光用の光ファイバFの先端、すなわち投受光面66から筒体10に向けて照射される。
照射された光は筒体10の外周面10Aを通過し内周面10Bに向かう。このとき、筒体10の液面が、図3に示すように検出光の高さに達していないと、液面と筒体内周面10Bの境界L1では、反射する光が直進する光より多い状態となる。
そして、境界L1で反射した検出光は受光用の光ファイバGに導入され、その後、センサ本体20内の受光素子25により受光される。従って、液体Wの液面が検出光の高さ位置に達していない、すなわち筒体10内の液量が少ない場合には、検出信号Srとしてレベルの高い信号が受光回路35から出力される。
これに対して、筒体10の液体Wの液面が、図4に示すように検出光の高さに達していると、液面と筒体内周面10Bの境界L1では、直進する光の割合が反射する光の割合より多い状態となる。
従って、受光用の光ファイバGに導入される光、ひいては受光素子25により受光される光の光量が少なくなる。従って、液体Wの液面が検出光の高さ位置に達している、すなわち筒体10内の液量が多い場合には、検出信号Srとしてレベルの低い信号が受光回路35から出力される。
以上のことから、受光回路35から出力される受光信号Srのレベルを、制御回路40により所定の基準値と比較するなどの比較処理を実行してやることで、筒体の液量(液面の高さ)を検出来る。
ここで仮に、図5に示すように投受光面66と筒体10の外周面10Aとの境界に空隙が生じていたとすると、検出光が筒体10の壁面内に到達する以前の段階(投受光面66そのもの、並びに筒体10の外周面10A)で反射を起こす。このような現象が起きると、例えば、図5中にあるように、液面の高さがある程度高い場合にも、受光量が高くなってしまい、検出誤差を生じさせる。すなわち、この種のセンサでは、筒体10の外周面10Aに投受光面66を密着させ、間に空隙を作らないことがセンサの検出精度を高く維持する上で必要な事項とされる。
次に、ヘッド部50の構造、並びに筒体10に対するヘッド部50の取り付け構造について説明する。図6はヘッド部50の分解斜視図、図7はヘッド部50の斜視図である。投受光ユニット60は、図6においてA方向(水平方向)に長い形状(長方体形状)をなす。投受光ユニット60の前面壁65には上下に長い開口が形成され、そこには、投受光面66として機能する透明性のガラス板が嵌合されている。
この投受光面66の幅方向の中央には、図7に示すように投受光軸67が設けられている。投受光軸67は上下に延びており、そこには、投光用の光ファイバFのファイバ素線fの先端と、受光用の光ファイバGのファイバ素線gの先端が等間隔で交互に配置されている。
尚、本明細書を通じて投受光軸とは投光側の軸と受光側の軸の総称である。本実施形態では、投光側と受光側で軸を共用させる構成を採用させており、投受光軸67は1本である。これに対し、例えば、投光側と受光側で軸を別々にする構成のものでは、投受光軸が2本の構成(図25に例示、投光軸415、受光軸425)となる。また、投光側と受光側で軸を別々にする構成には、図21に示すように、投光側の投光軸L10、受光側の受光軸L11を単一のヘッドケース70内に極接近させて配置することも可能であり、この場合には、両軸L10、L11の丁度中間位置が投受光軸となる。
さて、一般に、光ファイバ素線fの先端から出射された光は有る程度広がりつつ進む。そのため、一の光ファイバ素線fから照射可能な投光検出領域(筒体10の内周面10Bに検出光を投光できる範囲)は、筒体10の厚みdが薄いほど狭くなる。また、これと同様に筒体10の厚みdが薄いほど、一の光ファイバ素線gに狭い範囲の光しか導入出来ず、受光可能な受光検出領域が狭くなる(図16、図17参照)。
ここで、液面の検出(検出光を投受光させるには)を行うには、これら投光検出領域と受光検出領域の双方が重複する検出領域が筒体10の長手方向(図16、図17の上下方向)に連続していることが必要である。
この点を考慮し、本実施形態のものは、各ファイバ素線f、gの配置ピッチを筒体10の厚みdが最も薄い基準厚み(図17のもの)を基準に定めた。すなわち、筒体壁部の厚みdが最も薄い場合であっても、投光側の投光検出領域が筒体10の長手方向に連続するようにファイバ素線fの配置ピッチを定め、かつ受光側の受光検出領域についても、投光側と同じく筒体10の長手方向に連続するようにファイバ素線gの配置ピッチを定めた。
このような構成であれば、基準厚み、及びそれ以上の厚みの筒体において、投光検出領域と受光検出領域の双方が重複する検出領域を筒体10の長手方向に連続させることができ、筒体10の厚みが薄いものから広いもののまで精度に差異なく、液面のレベルを検出できる。
図6に戻って説明を続けると、投受光ユニット60の後面壁68であって、上下方向の中央となる位置は、前面壁65側に向けて所定幅に渡って凹んでおり、そこは凹部68Aとされる。
また、投受光ユニット60の左右の両側面壁61であって上下方向の中央となる位置には、嵌合突部(本発明の「突状嵌合部」の一例)62がそれぞれ形成されている。投受光ユニット60の左右に形成される両嵌合突部62は共に、軸線L3が水平方向に延びる横長な形状をなす。
また、投受光ユニット60の下部にはファイバ導入部69が形成されている。このファイバ導入部69を通じて、センサ本体20に連なる投光用の光ファイバF並びに、受光用の光ファイバGが投受光ユニット60内に導入されるようになっている。
次に、ヘッドケース70について説明する。ヘッドケース70は、本体71と蓋部材91から構成されている。本体71は、図6において右手前側の側面が開口しており、そこから投受光ユニット60を内部に収容させる構成となっている。そして、本体71の外周部には、周壁81〜84が形成されており、この周壁81〜84の先端面に蓋部材91をつき合わせることで、投受光ユニット60の四方を覆うことが出来るようになっている。
また本体71の周壁81〜84であって、投受光ユニット60の投受光面66に対応する前面中央部は切りかかれ、開口している。この開口85は、ヘッドユニット前面の投受光面66をケース70の内外において出入りさせる連絡孔としての機能を担っている。すなわち、本実施形態のものは、ヘッドケース70に対して投受光ユニット60がやや隙間を持って嵌合されている。これにより、投受光ユニット60が、次に述べるガイド溝73、93と嵌合突起62の嵌合による案内作用を受けつつ、ヘッドケース70内において水平方向に移動できる構成となっている。
具体的に説明すると、本体71の側面壁72と蓋部材91であって投受光ユニット60との合わせとなる内面側には、ガイド溝73、93が形成されている。ガイド溝73、93は投受光ユニット60に形成される嵌合突起62と対をなすものである。このガイド溝73、93は、軸線L2が水平方向に真っ直ぐに延びており、嵌合突起62を内部に隙間なく収容させる構成となっている。
本実施形態では、ガイド溝73、嵌合突起62とから構成される図6において奥側のガイド部と、ガイド溝93、嵌合突起62とからなる図6において手前側のガイド性能は同等である。すなわち、投受光ユニット60がガイド溝73、93に沿った進退動作を行うときに、ガイド部から受ける摩擦力(ガイド溝73、93内を嵌合突起62が摺動する際の摺動抵抗)の大きさは均等であり、図18に示すガイド平衡軸L8が投受光ユニット60の幅方向(図18では上下方向)の中心に一致する設定となっている。
補足すると、仮に、投受光ユニット60が両ガイド部から受ける摩擦力の大きさが図18に示す上下のガイド部で異なる設定であれば、当然に、ガイド平衡軸L8は中心から摩擦力のより大きなガイド部側に寄ることとなる。例えば、図18に示す上側のガイド部の方が、下側のガイド部より摩擦力が大きい状態にあれば、そのときには、ガイド平衡軸L8の位置は図18に示す位置から、所定距離上方に平行移動した位置になる。
これらガイド溝73、93と嵌合突起62とからなる両ガイド部は、投受光軸67が後述する垂線L6に一致するように投受光ユニット60をガイドしつつ、該投光ユニット60を水平に進退させるガイド機能を担っている。また、ガイド溝73の溝端は、投受光ユニット60の進退動作を所定の範囲に規制するストッパとしての機能を担っている。
また、本体71の後部の周壁84は他に比べてやや肉厚が薄く形成されるとともに、投受光ユニット60に形成される凹部68Aの対応する位置に凹部84Aが形成されている。これら両凹部68A、84Aは収容部を形成しており、そこに、円筒形状をなすゴム体(本発明の「付勢手段」の一例)110が、軸線(本発明の「付勢軸」に相当)L4を、上記ガイド平衡軸L8に一致させて配置させている(図18参照)。
このような構成とすることで、ガイド性能としてバランスのとれたポイントをゴム体110で押すことができ、ゴム体110の付勢力を効率よく投受光ユニット60に伝えることが出来る。
尚、ゴム体110の軸線L4は投受光ユニット60の幅方向においては、上記ガイド平行軸L8に一致しているが、更に上下方向ではガイド部の中心線L2、L3に一致している。このような構成とすることで、ゴム体110の付勢力をより効率的に投受光ユニット60に伝えることが出来るようになっている。
そして、上述のゴム体110が投受光ユニット60を装置前方へと押圧する結果、図9に示すように、投受光面66がヘッドケース70の前面壁81、82から装置前側に突出した状態となる。また、図9に示すように、ヘッドケース70の前面壁81、82の左右両側には、位置決め壁(本発明の「当接部」の一例)87、97が形成されている。
この位置決め壁87、97は、ヘッドケース70の全高に渡って等幅に形成されるとともに、前面壁81、82からの張り出し高さ(図10中のA寸法)は、突出状態にある投受光面66より、位置決め壁87、97の前端がやや後側(図10中では右側)に後退した位置関係となるように設定されている。
かかる位置決め壁87、97は筒体10に対して投受光ユニット60を位置決めする機能を担っている。すなわわち、これら両位置決め壁87、97を筒体10の外周面10Aに突き当てると、筒体10の中心Oからの垂線L6にヘッドケース70、ひいては投受光ユニット60の中心線L9が一致した状態となる(図10参照)。
これにより、投受光ユニット60は、垂線L6に中心線L9を一致させた状態を保ちつつ、ガイド部のガイド作用を受けてヘッドケース70内において水平に進退される。尚、図9に示す平面Rは当接平面である。当接平面Rは上記両位置決め壁87、97の先端面を含む平面である。
また、ヘッドケース70の前部には、取り付け孔99A、99Bが上下に2箇所形成されている。この取り付け孔99A、99Bは、内部に収容される投受光ユニット60を避けた位置にあって、ヘッドケース70を左右に貫通している。尚、この取り付け孔99A、99Bが本発明の「取付部」の一例である。
次に、上記の如く構成されたヘッド部50の筒体10に対する取り付け手順について、図10を参照しつつ、説明を行う。
取り付けを行うには、まず、投受光面66を筒体10に向けた姿勢とし、その状態からヘッド部50を筒体10に対して押し当ててやる。これにより、図10の上段に示すように、筒体10の外周面10Aに対して投受光面66が当接した状態となる。
その後、ヘッド部50の全体を筒体10に向けて、軽く押し込んでやる。すると、ヘッド内部のゴム体110が投受光ユニット60を介して押され縮小変形する。これにより、投受光ユニット60の全体がヘッドケース70の内部へと後退してゆく。
そのため、ヘッドケース70の前面壁81、82に形成される左右の位置決め壁87、97が筒体10の外周面10Aに次第に接近してゆき、やがて当接する。このとき、図11に示すように、左右の両位置決め壁87、97がその全高(図11に示す寸法B)に渡って、筒体10の外周面10Aに当接する。
これにより、例えば、図10に示す上段の段階、すなわち、位置決め壁87、97が筒体10の外周面10Aに突き当たる前の段階において、ヘッド部50が、図12において一点鎖線で示すように筒体10に対して中心軸L5が傾いだ姿勢にあったとしても、左右の両位置決め壁87、97が筒体10の外周面10Aに線当たりすることで、その傾きが矯正され、当接後は、図12において実線で示す姿勢になる。
そして、このときにも、依然としてゴム体110が投受光ユニット60を装置前側、すなわち筒体10に向けて付勢した状態にあり、更には、ガイド溝73、93と嵌合突起62とからなるガイド部が投受光ユニット60をガイドしている。
従って、筒体10の横断面方向(水平断面方向)において、筒体10の中心Oからの垂線L6と投受光面66とが直交した状態となり(図10の中段参照)、かつ、筒体10の延設方向に筒体10の中心線L7と投受光面66とが平行になる(図11参照)。すなわち、投受光面66において幅方向の中央に形成される投受光軸67が筒体10の外周面10Aに線当たりした状態となる。
あとは、図10の中段に示す状態を維持しつつ、結束バンド(例えば、バンド外周に設けられる有段の爪131を、受け部135に選択係止させることで結束を図るもの)120A、120Bをヘッドケース70の上下に設けられる取り付け孔99A、99Bにそれぞれ通して、取り付け作業を行ってやれば、図10の下段、並びに図13に示すように、筒体10に対するヘッド部50の取り付けが完了する。尚、結束バンドが本発明の「固定具」の一例である。
このように、図10に示す過程(上段→中段→下段)を経て取り付けを行えば、取り付け完了時には、投受光軸67が筒体10の外周面10Aに線当たりした状態となる。従って、取り付け姿勢が不十分なことに起因する検出誤差の発生を未然に回避でき、検出精度が高く信頼性の高い液面検出装置Zを提供することが出来る。
また、本実施形態のものは、ヘッド部50を筒体10に固定するのに結束バンド120A、120Bを用いている。ここで仮に、ゴム体110による投受光ユニット60の付勢を廃止した場合には、ヘッド部50を筒体10に固定し続けるための保持力を、結束バンド120A、120Bの締め付け力だけで発生させる必要がある。
従って、この場合には、取り付け作業時に結束バンド120A、120Bを強い力で締め込む必要があり、作業性が悪く、また、ヘッド部50が傾ぎ易くなる。この点、本実施形態のものは、筒体10に投受光ユニット60が弾性的に接している。従って、同じ保持力を達成するのに、少なくとも、結束バンド120A、120Bの締め付け力を、弾性接触分(ゴム体の付勢力分)は弱く出来る。従って、取り付け作業性がよく、この点においても好適である。
また、本実施形態のものは、投受光面66上に投光用の光ファイバFのファイバ素線fと受光用の光ファイバGのファイバ素線gの先端を等間隔で交互に配置している。このような構成とすることで、以下に説明するように液面の検出において、気泡Kの影響を受け難く出来るという効果が得られる。
図14に示すように、液体W中に気泡Kがあって、それに検出光の光路が重なると、気泡Kの表面で検出光は反射される。反射光はその後、ヘッド部50側に向かうので、受光用の光ファイバ(図14中では、不図示)に導入され、センサ本体20の受光素子25により受光される。すなわち、本来的(気泡Kがなければ)には、受光されない筈の光が、気泡Kの影響を受けて受光されてしまう。
一般に、このような気泡Kの影響を受けた光軸が、全光軸中の一部であれば、他の光軸の検出結果を優先させ、一部の光軸についてはキャンセル(検出にその結果を反映させない)処置が行われる。従って、同じ大きさの気泡Kに対して影響を受ける光軸数の割合が少ないほど、気泡Kの影響を受け難いということが出来る。
ここで、図14中の例では、投光用の光ファイバFのファイバ素線fを単独で配置しており、ファイバ素線f4〜f6の3光軸がキャンセルされることとなる。これに対して、本実施形態のものは、図15に示すように、投光用の光ファイバFのファイバ素線fと、受光用の光ファイバFのファイバ素線gとを交互で配置しており、光軸の配置ピッチが図14の約2倍になっている。また、気泡Kの影響を受けてキャンセルされる光軸はf3の1光軸のみとなっている。
すなわち、本実施形態のものは、図14の例に対して、光軸の配置ピッチが2倍になっているのに対して、キャンセルされる光軸の数は1/3になっているので、図14に示す光軸の配置パターンに比べて、光軸全体から見たときに、影響を受ける光数の割合が少ないといえる。尚、補足しておくと、図14において、仮に、キャンセルされる光軸が2光軸であれば、図15のものと光軸全体から見たときに、影響を受ける光数の割合が同程度ということになる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図19によって説明する。
実施形態1では、投受光ユニット60をゴム体110によって付勢する構成を採用した。これに対して、実施形態2のものは、投受光ユニット60をコイルスプリング210、220によって付勢する構成をとったものである。そして、本実施形態では、コイルスプリング210、220を投受光ユニット60の上下に配置することで、力のバランスを取り、投受光ユニット60が水平にまっすぐ付勢されるように配慮してある。他の構成は実施形態1と同一である。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を、図20によって説明する。
実施形態1のものは、姿勢を矯正つつつ筒体10にヘッド部50を位置決めする部材を、一対の位置決め壁87、97によって形成させた。これに対して実施形態3のものは、ヘッド部50を位置決めする部材を、位置決め突起230〜260によって形成させた。位置決め突起230〜260の配置位置は図20に示す通りであり、ヘッドケース70の前面壁の4隅に設置されている。また、各位置決め突起230〜260の形状は、円錐状をなしている。
そして、上記位置決め突起230〜260を形成したヘッド部50を筒体10に対して取り付けると、位置決め突起230〜260の各先端が、筒体10の外周面10Aにそれぞれ当接(不図示)したところで、姿勢が安定する。この結果、実施形態1と同様にヘッド部50が筒体10に対して傾いだ姿勢のまま取り付けがなされることがなく、実施形態1と同様の作用効果が得られる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1では、投光用光ファイバFの素線fと受光用光ファイバGの素線gの先端を等間隔で交互に配置したが、例えば、図21に示すように、投光用光ファイバFの素線fの先端を一列状に並べて投光軸(投受光軸)L10を形成させ、その横に受光用光ファイバGの素線gの先端を一列状に並べて受光軸(投受光軸)L11を形成するものであっもよい。
(2)実施形態1では、ヘッド部50に取り付け孔99A、99Bを2箇所設けて、2本の結束バンド120A、120Bによりヘッド部50を筒体10に固定する構成をとった。しかし、筒体10に対するヘッド部50の固定は、1本の結束バンドによって行ってもよく、この場合にはヘッド部50に形成される取り付け孔270を図21に示すように、上下方向の中央付近に設けておくことが好ましい。
(3)実施形態1では、筒体10に対するヘッド部50の取り付けに拘束バンド120A、120Bを用いたが、ヘッド部50の取り付けは上記構成の他にも、図22に示すように吸着体320を使用して取り付けを行う構成、或いは図23に示すように、2つの挟持片350、360を使用して取り付けを行う構成など種々の変形が可能である。
尚、図22に示す吸着体320を用いる場合には、吸着体320が設置されるバンド310を、フレキシブルな構成(図22の例では、バンドを複数の小片から分割させている)とすることが好ましい。このような構成とすれば、筒体10にバンド310ひいては吸着体320を密着させることが可能となり、筒体10に対するヘッド部50の装着が確実なものと出来る。
また、図23に示す挟持片350、360を用いる場合には、ヘッド部50の上壁にヒンジ340を設け、その後方に操作部370を設けることが好ましい。このような構成であれば、操作部370に対する押圧操作により挟持片350、360を簡単に拡開でき、ワンタッチで取り付け作業性を行うことが出来る。尚、図中には示してしないが、ヒンジ340には付勢手段が設けられており、両挟持片350、360を閉じ方向に付勢している。
(4)図21の例のように、投光軸L10と受光軸L11を個別に形成される場合には、以下の技術が適用できる。実施形態1では、投光素子21から出射された光を投光軸L10に沿った線状光とするのに光ファイバ素線fを使用したが、光を線状にする構成には上記光ファイバ素線fを使用するものの他にも、図24に示すように、光の反射を利用して線状光とすることも可能である。尚、図24における符号380は、プリズム、ミラー等の反射体である。
(5)実施形態1では、一のヘッド部50に投光用光ファイバ素線fと受光用光ファイバ素線gの双方を収容させたものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、投光側のヘッド部と、受光側のヘッド部を独立させた構成のもの(図25参照)への適用も可能である。すなわち各ヘッド部を構成するヘッドケースのそれぞれに、位置決め壁87、97、ガイド部、ゴム体などを設け、ヘッドケース内に収容される投光ヘッド、受光ヘッドをガイドしつつ付勢する構成とするのである。
尚、図25において、符号410は投光ヘッド部(ヘッドケース)、411は投光面、415は投光軸である。また、符号420は受光ヘッド部(ヘッドケース)、421は受光面、425は受光軸である。また、L15、L16は筒体10の中心Oからの垂線である。また、符号460はヒンジ、符号450は両ヘッド部410、420を連結しておくための連結片部である。
(6)実施形態1では、液体検出装置Zとしてヘッド分離型のもの、すなわちセンサ本体20に対してヘッド部50が分離したものを例示したが、本発明はヘッド分離型に限定されるものではなく、一体型(センサ本体にヘッド部が設けられたもの)に適用することも、無論可能である。
(7)実施形態1では、光センサとして、いわゆる反射型(反射光を受光して検出を行うもの)を例示したが、透過型(筒体を透過した光を受光して検出を行うもの)にも、適用可能である。尚、この場合には、投光側のヘッド部と、受光側のヘッド部とをそれぞれ独立させて設け、これら両ヘッド部を筒体10に対して個別に装着する構成となる。
実施形態1に係る液面検出装置の全体構成を概念的に示す図 ヘッド部の断面図 検出動作を示す図 同じく検出動作を示す図 同じく検出動作を示す図 ヘッド部の分解斜視図 投受光面を正面から見た図(投受光軸を示す図) ヘッド部の断面図(ゴム体による投受光ヘッドの付勢構造を示す) ヘッド部の斜視図 ヘッド部を筒体に取り付ける作業手順を示す図 筒体に対しヘッド部の取り付け姿勢が平行となっていることを示す図 ヘッド部の姿勢が矯正されることを示す図 ヘッド部を筒体に装着した状態を示す斜視図 気泡により光軸の一部がキャンセルされることを説明した図 気泡により光軸の一部がキャンセルされることを説明した図 ファイバ素線の配置を示す図 同じくファイバ素線の配置を示す図 図9を水平方向に切断した投受光ユニットの断面図 実施形態2におけるヘッド部の断面図 実施消形態3におけるヘッド部の斜視図 他の実施形態を示す図 他の実施形態を示す図 他の実施形態を示す図 他の実施形態を示す図 他の実施形態を示す図 従来例を示す図
符号の説明
20…センサ本体
50…ヘッド部
60…投受光ユニット
62…嵌合突部(本発明の「ガイド部」の一例)
66…投受光面
67…投受光軸
70…ヘッドケース(本発明の「本体ケース」の一例)
73…ガイド溝(本発明の「ガイド部」の一例)
87、97…位置決め壁(本発明の「当接部」の一例)
99A、99B…取り付け孔(本発明の「取付部」の一例)
120A、120B…結束バンド(本発明の「固定具」の一例)
110…ゴム体(本発明の「付勢手段」の一例)
f…光ファイバ素線(本発明の「投光部」の一例)
g…光ファイバ素線(本発明の「受光部」の一例)
F…投光用の光ファイバ
G…受光用の光ファイバ
Z…液面検出装置

Claims (6)

  1. 透光性であって円筒形をなす筒体に取り付けられ、その筒体内の液体を検出するための液面検出装置であって、
    前記筒体に向けて光を出射する投光部と前記筒体からの光を受光する受光部のうち、少なくともいずれか一方を内部に収容し、かつ壁面の一部に光の投受光動作を行わせる投受光面を有する一又は複数の投受光ユニットと、
    前記受光部によって受光される光の受光量に基づいて液体の有無を検出する検出手段と、
    前記投受光ユニットを収容する本体ケースと、から構成されるとともに、
    前記本体ケースには、
    前記筒体の横断面方向において、前記筒体の中心からの垂線と前記投受光面とが直交し、かつ前記筒体の延設方向に前記筒体の中心線と前記投受光面とが平行になるように、少なくとも3点以上で前記筒体の外周面に当接する当接部と、
    前記投受光面が3点以上で形成される当接平面と直交する直交方向において、前記投受光ユニットを、前記投光部と前記受光部が投受光を行う投受光軸が前記垂線に一致するようにガイドするガイド部と、
    前記投受光ユニットを、前記投受光面が前記本体ケースの壁面から前記筒体に向けて突出するように付勢する付勢手段と、
    前記本体ケースを前記筒体に固定する固定具が取付けられる取付部と、が設けられていることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記投受光ユニットの両外壁、及び前記本体ケースにおける両外壁に対応する両内壁のいずれか一方には、軸線が前記当接平面と直交する方向に延びるガイド溝が形成され、
    他方側には、前記ガイド溝と嵌合し前記ガイド溝と共にガイド部を構成する突状嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記付勢手段によって前記投受光ユニットを付勢する付勢軸が、両ガイド溝と両突状嵌合部との嵌めあいによって前記投受光ユニットの両側に形成される両ガイド部における摩擦力が釣り合う平衡軸と一致する構成であることを特徴とする請求項2に記載の液面検出装置。
  4. 前記投受光面には、複数本の投光用光ファイバ素線の先端と、同一の受光素子に連なる複数本の受光用光ファイバ素線の先端とが、前記投受光面の長手方向において交互、かつ一列状に配置され、
    前記受光素子によって前記複数本の受光用光ファイバ素線の全てから受光した受光量に基づいて、前記液体の有無を検出することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ一項に記載の液面検出装置。
  5. 前記複数本の投光用光ファイバ素線によって形成される投光検出領域と、前記複数本の受光用光ファイバ素線によって形成される受光検出領域とが互いに重なる検出領域が、検出対象となる筒体のうち、筒体壁の厚みが最も薄い基準厚みにおいて、少なくとも長手方向に連続するように前記投光用光ファイバ素線の配置ピッチ及び前記受光用光ファイバ素線の配置ピッチが設定されていることを特徴とする請求項4に記載の液面検出装置。
  6. 前記取付部は、前記筒体の延設方向について前記投受光ユニットを両側から挟むように前記本体ケースに2箇所設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の液面検出装置。
JP2006354408A 2006-12-28 2006-12-28 液面検出装置 Active JP5128811B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354408A JP5128811B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 液面検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354408A JP5128811B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 液面検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008164440A true JP2008164440A (ja) 2008-07-17
JP5128811B2 JP5128811B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=39694143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006354408A Active JP5128811B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 液面検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5128811B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3467453A4 (en) * 2016-05-31 2020-02-19 Panasonic Industrial Devices SUNX Co., Ltd. LIQUID SENSOR AND TUBE HOLDING ELEMENT OF THE LIQUID SENSOR
US11566931B2 (en) * 2012-05-21 2023-01-31 Bigfoot Biomedical, Inc. Dose measurement system and method

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416620A (ja) * 1990-05-10 1992-01-21 Taisei Corp 泥水中におけるスライム、コンクリートの判別方法およびその装置
JPH06120193A (ja) * 1992-10-07 1994-04-28 Hitachi Ltd 液体検出装置およびそれを用いた半導体製造装置
JPH0792007A (ja) * 1993-08-05 1995-04-07 Naoyuki Omatoi 超音波振動子保持具
JP2002148102A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Sunx Ltd 液体検出方法及び液体検出装置
JP2003214924A (ja) * 2002-01-22 2003-07-30 Yamatake Corp レベル検出装置
JP2004301707A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Keyence Corp 検出装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416620A (ja) * 1990-05-10 1992-01-21 Taisei Corp 泥水中におけるスライム、コンクリートの判別方法およびその装置
JPH06120193A (ja) * 1992-10-07 1994-04-28 Hitachi Ltd 液体検出装置およびそれを用いた半導体製造装置
JPH0792007A (ja) * 1993-08-05 1995-04-07 Naoyuki Omatoi 超音波振動子保持具
JP2002148102A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Sunx Ltd 液体検出方法及び液体検出装置
JP2003214924A (ja) * 2002-01-22 2003-07-30 Yamatake Corp レベル検出装置
JP2004301707A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Keyence Corp 検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11566931B2 (en) * 2012-05-21 2023-01-31 Bigfoot Biomedical, Inc. Dose measurement system and method
EP3467453A4 (en) * 2016-05-31 2020-02-19 Panasonic Industrial Devices SUNX Co., Ltd. LIQUID SENSOR AND TUBE HOLDING ELEMENT OF THE LIQUID SENSOR
US10859423B2 (en) 2016-05-31 2020-12-08 Panasonic Industrial Devices Sunx Co., Ltd. Liquid sensor and tube holding member of liquid sensor

Also Published As

Publication number Publication date
JP5128811B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5128811B2 (ja) 液面検出装置
EP2884302B1 (en) Photoelectric sensor
KR20150056882A (ko) 타깃 보유 지지 지그 및 측정 장치
WO2012124208A1 (ja) 発光装置、情報取得装置およびこれを搭載する物体検出装置
WO2019092824A1 (ja) 導光体、導光体ユニット及びその製造方法、電子機器
JP2015158998A (ja) 光電センサ
JP2015125111A (ja) 変位センサ
JP5856487B2 (ja) 接続損失測定方法及び挿入損失測定方法
JP6889410B2 (ja) 光電センサ
CN110383131B (zh) 分束器组件
US20200400786A1 (en) Limited reflection type sensor
JP5633705B2 (ja) 雨滴検出装置
JP6819635B2 (ja) 光電センサ
JP2009068854A (ja) 計測システム
US10921684B2 (en) Imaging apparatus
WO2017033501A1 (ja) 液体センサ
JP4186185B2 (ja) 物体検出方法
EP3467453B1 (en) Liquid sensor and tube holding member of liquid sensor
JP3451515B2 (ja) 光学式センサ装置
JP3862743B2 (ja) 多光軸光電センサ
JP6863839B2 (ja) ファイバヘッド及びファイバセンサ
JP6979017B2 (ja) 測定セル構造及び光学分析装置
JP7202936B2 (ja) ワーク保持装置
JP2005164649A (ja) 光学装置及び光電センサ
JP4317441B2 (ja) 光電センサの検出ヘッド及び投光ヘッド並びにウエハ検出センサの検出ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090925

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090925

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5128811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250