JP2008160931A - モータ - Google Patents

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Masayuki Yamashita
正行 山下
Kenji Murakami
健二 村上
Yuichiro Okano
雄一郎 岡野
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Abstract

【課題】外形の軸方向長さを大きくすることなく、トルク定数を大きくすることを可能とする。
【解決手段】ステータヨーク6にステータコイル8を巻装して構成されたステータ5と、ロータヨーク12の内部に複数の永久磁石14を埋め込んで構成されたロータ10を備えたIPMモータにおいて、ロータヨーク12および永久磁石14の軸方向長さを、ステータヨーク6の軸方向長さよりも長く設定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータヨークの内部に永久磁石を埋め込んで構成されたロータを備えたIPM(Interior Permanent Magnet)型のモータに関する。
この種のモータにおいては、ステータヨークの軸方向の長さ寸法と、ロータヨークおよびこれの内部に埋め込まれる永久磁石の軸方向の長さ寸法とは同一に設定するのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−226602号公報(図1、図4、図6)
この種のモータにおいて、モータの外形を大きくすることなく、トルク定数を大きくすることが要望されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外形の軸方向長さを大きくすることなく、トルク定数を大きくすることを可能としたモータを提供することにある。
請求項1の発明は、上記した目的を達成するために、ステータヨークにステータコイルを巻装して構成されたステータと、ロータヨークの内部に永久磁石を埋め込んで構成され、前記ステータに対して回転可能に設けられたロータとを備えたモータにおいて、前記ロータヨークおよび前記永久磁石の軸方向長さを、前記ステータヨークの軸方向長さよりも長く設定したことを特徴とする。
請求項2の発明は、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向の端部は、ステータコイルのコイルエンド付近まで延びていることを特徴とする。
請求項3の発明は、ステータヨークの軸方向端部より長くするロータヨークおよび永久磁石の延長長さ寸法をL1、永久磁石の幅寸法をL2、ロータヨークにおいて永久磁石の外周部側に存するロータヨーク外周側部の軸方向端面の面積をS1、永久磁石の最大磁束密度をB1、ロータヨークの最大磁束密度をB2としたとき、前記ロータヨークおよび永久磁石の延長長さ寸法L1を、下記の式となるように設定したことを特徴とする。
0<L1≦(B2×S1)/(B1×L2)
請求項4の発明は、ロータヨークおよび永久磁石は、軸方向の両端部がステータヨークの軸方向両端部より軸方向に突出していることを特徴とする。
ステータにおけるステータコイルのコイルエンドは、ステータヨークの軸方向の端部よりも軸方向へ突出している。ロータヨークおよびこれに埋め込まれた永久磁石の軸方向長さが、ステータヨークの軸方向長さと同じであるとすると、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向の端部付近には、コイルエンドの軸方向への突出寸法分のスペースが存することになる。本発明は、そのスペースを有効に利用しようとするものである。
請求項1の発明においては、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向長さを、ステータヨークの軸方向長さよりも長く設定することで、ステータコイルに鎖交するロータ側からの磁束量を多くすることができ、その分、トルク定数を大きくすることが可能となる。このとき、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向長さは、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向の端部付近のスペースを利用して長くすることが可能であるので、外形の軸方向長さを特に大きくする必要がない。よって、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向のスペースを有効に利用することで、モータ外形の軸方向長さを大きくすることなく、トルク定数を大きくすることが可能となる。
請求項2の発明によれば、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向の端部を、ステータコイルのコイルエンド付近まで延ばすことで、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向の端部付近のスペースを一層有効に利用することができるとともに、トルク定数を一層大きくすることが可能になる。
請求項3の発明によれば、ロータヨークおよび永久磁石の延長長さ寸法L1を上記の式となるように設定することで、その延長長さ寸法L1を必要以上に長くする必要がない。
請求項4の発明によれば、ロータヨークおよび永久磁石は、軸方向の両端部がステータヨークの軸方向両端部より軸方向に突出することで、ロータヨークおよび永久磁石の軸方向の端部付近のスペースを一層有効に利用することができるとともに、トルク定数を一層大きくすることが可能となり、また、ステータとロータのバランスを良くすることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、モータの外殻を構成するモータフレーム1は、容器状をなすフレーム本体2と、このフレーム本体2の開口部を閉鎖するように配置された端板3とをボルト4により連結することにより構成されている。フレーム本体2の内周部に、ステータ5が固定状態に配設されている。
ステータ5は、筒状をなすステータヨーク6と、このステータヨーク6にボビン7を介して巻装された複数のステータコイル8とから構成されている。ステータヨーク6は、複数枚の珪素鋼板を軸方向に積層して構成されている。ステータコイル8における軸方向両端部のコイルエンド8aが、ステータヨーク6の軸方向の端部5aよりもそれぞれ軸方向の外側へ突出している。ステータヨーク6の内部空間に、ロータ10が回転可能に配設されている。
ロータ10は、図2にも示すように、回転軸11と、この回転軸11の外周部に固着されたロータヨーク12と、このロータヨーク12に軸方向に貫通するように形成された磁石挿入孔13に挿入されて埋め込まれた複数個、この場合4個の永久磁石14とから構成されていて、回転軸11が、モータフレーム1におけるフレーム本体2と端板3にそれぞれ設けられた軸受15,16を介して回転自在に支持されている。回転軸11の軸方向の両端部は、モータフレーム1の外部へ突出している。
ロータヨーク12は、ステータヨーク6と同様に、複数枚の珪素鋼板を軸方向に積層して構成されている。ロータヨーク12に埋め込まれた各永久磁石14は、軸方向に延びる矩形板状をなしている。ロータヨーク12と各永久磁石14の軸方向長さは、同一長さに設定されている。そして、ロータヨーク12および各永久磁石14の軸方向長さは、ステータヨーク6の軸方向長さより長く設定されていて、ロータヨーク12および各永久磁石14の軸方向の両端部12a,14aは、ステータヨーク6の軸方向の両端部6aよりもそれぞれ軸方向の外側にほぼ同寸法ずつ突出している。ロータヨーク12および各永久磁石14の軸方向の両端部12a,14aは、それぞれステータコイル8のコイルエンド8a付近まで延びている。
ここで、ステータヨーク6の軸方向端部6aより長くするロータヨーク12および永久磁石14の片側の延長長さ寸法をL1、永久磁石14の軸方向端面から見た幅寸法をL2、ロータヨーク12において永久磁石14の外周部側に存するロータヨーク外周側部12bの軸方向端面の面積をS1(図2に斜線で示した部分)、永久磁石14の最大磁束密度をB1、ロータヨーク12の最大磁束密度をB2としたとき、次の(1)式を表すことができる。
L1×L2×B1=S1×B2 … (1)
(1)式において、左辺は、永久磁石14をステータヨーク6よりも長くした分の永久磁石14の磁束量を表し、右辺は、ロータヨーク外周側部12bの軸方向端面と平行な面を通過し得る磁束量を表す。この(1)式を用いて、ロータヨーク12および永久磁石14の延長長さ寸法L1を表すと、次の(2)式で表すことができる。
0<L1≦(B2×S1)/(B1×L2) … (2)
従って、ロータヨーク12および永久磁石14の延長長さ寸法L1は、上記(2)式を満足するように設定する。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
まず、ロータヨーク12および永久磁石14の軸方向長さを、ステータヨーク6の軸方向長さよりも長く設定することで、ステータコイル8に鎖交するロータ10側からの磁束量を多くすることができ(図1における矢印A参照)、その分、トルク定数を大きくすることが可能となる。
ここで、ステータ5においては、ステータコイル8のコイルエンド8aが、ステータヨーク6の軸方向の端部6aから軸方向へ突出している。そして、ロータヨーク12および永久磁石14の軸方向長さを、従来と同様にステータヨーク5の軸方向長さと同じに設定した場合には、ロータヨーク12および永久磁石14の軸方向の両端部に、モータフレーム1内において、コイルエンド8aの軸方向長さに対応する分のスペース20が形成されることになる。
そこで、本実施形態においては、ロータヨーク12および永久磁石14の軸方向長さを、上記スペース20を利用して長くすることが可能であるので、モータ外形(モータフレーム1)の軸方向長さを特に大きくする必要がない。よって、ロータヨーク12および永久磁石14の軸方向のスペース20を有効に利用することで、モータ外形の軸方向長さを大きくすることなく、トルク定数を大きくすることが可能となる。
しかもこの場合、ロータヨーク12および永久磁石14は、軸方向の両端部12a,14aがステータヨーク6の軸方向の両端部6aより軸方向の外側へ突出する構成としているので、片側のみに比べて、上記スペース12を一層有効に利用できるとともに、トルク定数を一層大きくすることが可能となり、また、ステータ5とロータ10のバランスを良くすることができる。
また、ロータヨーク12および永久磁石14の延長長さ寸法L1を、上記(2)式を満足するように設定することで、その延長長さ寸法L1を必要以上に長く設定する必要がなくなる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
ロータ10において、永久磁石14の個数は、4個に限られず、2個、或いは6個以上とすることができる。
ステータヨーク6およびロータヨーク12は、珪素鋼板を積層したものに代えて、磁性体の塊状のものとすることもできる。
ステータヨーク6の内側にロータヨーク12を配置しているが、ロータヨーク12の内側にステータヨーク6を配置するように構成してもよい。この場合、所謂アウターロータ形式のモータとなる。
本発明の一実施形態を示す縦断面図 ロータの側面図(軸方向の端面から見た図)
符号の説明
図面中、1はモータフレーム、5はステータ、6はステータヨーク、6aは軸方向の端部、8はステータコイル、8aはコイルエンド、10はロータ、11は回転軸、12はロータヨーク、12aは軸方向の端部、12bはロータヨーク外周側部、13は磁石挿入孔、14は永久磁石、14aは軸方向の端部を示す。

Claims (4)

  1. ステータヨークにステータコイルを巻装して構成されたステータと、ロータヨークの内部に永久磁石を埋め込んで構成され、前記ステータに対して回転可能に設けられたロータとを備え、
    前記ロータヨークおよび前記永久磁石の軸方向長さを、前記ステータヨークの軸方向長さよりも長く設定したことを特徴とするモータ。
  2. ロータヨークおよび永久磁石の軸方向の端部は、ステータコイルのコイルエンド付近まで延びていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. ステータヨークの軸方向端部より長くするロータヨークおよび永久磁石の延長長さ寸法をL1、永久磁石の幅寸法をL2、ロータヨークにおいて永久磁石の外周部側に存するロータヨーク外周側部の軸方向端面の面積をS1、永久磁石の最大磁束密度をB1、ロータヨークの最大磁束密度をB2としたとき、前記ロータヨークおよび永久磁石の延長長さ寸法L1を、下記の式となるように設定したことを特徴とする請求項1または2記載のモータ。
    0<L1≦(B2×S1)/(B1×L2)
  4. ロータヨークおよび永久磁石は、軸方向の両端部がステータヨークの軸方向両端部より軸方向に突出していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のモータ。
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