JP2008160903A - スイッチングコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】同時ON等による損傷からMOSFETを保護することができるスイッチングコンバータを提供する。
【解決手段】スイッチングコンバータは、トランス100の一次側巻線100aに接続されて入力電圧の印加を制御するメインスイッチング素子Q2と、このメインスイッチング素子Q2と交互に開閉動作してトランス100のリセット電圧をクランプするアクティブクランプ用スイッチング素子Q1とを備える。スイッチングコンバータには、補助巻線100bに接続された補助スイッチング素子Q3を有し、この補助スイッチング素子Q3を介して補助巻線100bからアクティブクランプ用スイッチング素子Q1に印加される駆動電圧を制御する回路が構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクティブクランプ方式のリセット回路が形成されたスイッチングコンバータに関する。
この種のスイッチングコンバータに関しては、既に多数の先行技術が知られており、その中で特に基本的な先行技術として知られているものは、アクティブクランプ方式によってトランスコアの最適なリセットを行うものである(特許文献1参照)。この方式のリセット回路は、クランプ用コンデンサとこれに直列で接続されたクランプ用スイッチで構成されており、クランプ用スイッチの開閉(ON/OFF)については、メインのスイッチのON期間にこれをOFFに切り換え、そしてメインのスイッチのOFF期間にはクランプ用スイッチをONに切り換える制御が行われている。
メインのスイッチやクランプ用スイッチをMOSFET(MOS電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子で構成した場合、そのゲートに対する駆動電圧のON/OFF期間をICで制御することができる。例えば、メインのMOSFETに印加する駆動電圧をICで制御(PWM制御)することにより、所定のデューティサイクルでコンバータのスイッチング動作を行うことができる。またクランプ用MOSFETについては、同じICを用いて駆動電圧の印加サイクルをメインのMOSFETと反転させて制御することにより、メインのMOSFETと交互にONに切り換えることができる。
特表昭59−501092号公報(第4−5頁、FIG.4e)
上述した先行技術に示されるアクティブクランプ方式では、メインのスイッチのON期間に先立ってクランプ用スイッチをOFFにし、また、そのON期間の後にクランプ用スイッチをONにする制御が行われている。このため、ICを用いたMOSFETのスイッチング制御では、両方のMOSFETは共通にOFFになる期間(OFF−OFF期間)を挟んで交互にONに切り換えられている。
しかしながら、たとえ制御上で両方のMOSFETを同時にONに切り換えることはないとしても、例えばICの誤動作等によって両方のMOSFETに対して駆動電圧が印加されてしまうと、制御上の規制に反して両方のMOSFETが同時にONになる現象が発生する。このような状況にあっては、たとえ同時ONの現象が一瞬であったとしても、リセット回路が直列に接続した状態となって両方のMOSFETに過大な電流が通じてしまうおそれがある。
そこで本発明は、MOSFET等のスイッチング素子を保護することができるスイッチングコンバータの提供を課題としたものである。
本発明は、トランスの一次側巻線のON/OFFを切り換えるメインスイッチング素子の他にアクティブクランプ用スイッチング素子を備え、メインスイッチング素子とアクティブクランプ用スイッチング素子とを交互にONに切り換えてトランスのリセット電圧をクランプするアクティブクランプ方式のスイッチングコンバータである。
トランスの一次側巻線には入力電圧が印加され、この一次側巻線にはメインスイッチング素子が接続されている。メインスイッチング素子は、一次側巻線に対する入力電圧の印加を制御するべく開閉動作する。アクティブクランプ用スイッチング素子は、トランスの一次側巻線に接続されてメインスイッチング素子と交互に開閉動作し、その閉動作時にトランスのリセット電圧をクランプする。
アクティブクランプ方式のスイッチングコンバータとしての基本構成に加え、特に本発明は、トランスの補助巻線から補助スイッチング素子を介してアクティブクランプ用スイッチング素子に印加される駆動電圧を制御することで上記の課題を解決するものである。
メインスイッチング素子が閉状態(ON)となり、トランスの一次側巻線に入力電圧が印加されると、補助巻線には一次側巻線と巻き方向でみて逆向きの電流が生成される。補助駆動回路は、補助巻線で生成された電圧をメインスイッチング素子に対して開く(OFF)方向の駆動電圧として印加する。このため、例えば制御ICが誤動作等を起こし、アクティブクランプ用スイッチング素子のON期間にもかかわらず、メインスイッチング素子をもONにしようとする事態が生じたとしても、メインスイッチング素子がONになった場合はアクティブクランプ用スイッチング素子が必ずOFFに切り換えられる。したがって、たとえ誤動作が発生したとしても、両方のスイッチング素子が同時にONになることはない。
一次側巻線に対するアクティブクランプ用スイッチング素子の接続関係については、使用する素子の特性に応じて直列又は並列を採用することができる。例えば、アクティブクランプ用スイッチング素子がNチャンネル型MOSFETであり、そのゲートに補助駆動回路から駆動電圧が印加される回路構成では、アクティブクランプ用スイッチング素子が一次側巻線に対して直列に接続される。
また、アクティブクランプ用スイッチング素子がPチャンネル型MOSFETであり、そのゲートに補助駆動回路から駆動電圧が印加される回路構成であれば、アクティブクランプ用スイッチング素子は一次側巻線と直列で、かつメインスイッチング素子と並列に接続される。
いずれにしても、スイッチング素子をMOSFET(MOS電界効果トランジスタ)とすることで、より損失の少ないスイッチング動作とアクティブクランプ動作を実現することができる。また、本発明では補助巻線で生成された交流電圧によってMOSFETのゲートに駆動電圧を印加するため、直流の電圧を印加する場合と比較してMOSFETのターン(ON/OFF)期間を大幅に短縮することができる。このため、誤動作等による両方のスイッチング素子の同時ONを未然に防止することができる。
なお本発明のスイッチングコンバータは、メインスイッチング素子及び補助スイッチング素子をそれぞれ所定のタイミングで開閉動作させるべく駆動電圧を印加する制御回路を備えている。制御回路は、例えばパルス幅変調方式の制御IC(集積回路)であり、例えば所定のデューティサイクルでメインスイッチング素子を閉動作(ON)させ、これと交互に補助スイッチング素子を閉動作(ON)させるために駆動パルスを出力する。
制御回路をICで構成した場合であっても、上記のようにスイッチング素子に駆動電流の小さいMOSFETを使用することで制御回路から出力するべき電流を比較的小さく抑えることができ、それだけ制御回路の負荷を軽減することができる。
本発明によれば、メインのスイッチング素子とアクティブクランプ用のスイッチング素子とが同時に閉動作する事態を回避し、回路の損傷を食い止めることができる。また、スイッチング素子としてのMOSFETを過電流による損傷から確実に保護することができ、スイッチングコンバータとしての信頼性を大きく向上することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態のスイッチングコンバータの回路構成図である。スイッチングコンバータはトランス100を備え、このトランス100の一次側巻線100aは図示しない直流電源に接続されている。また一次側巻線100aには、メインスイッチング素子Q2としてN−MOSFETが直列に接続されている。このメインスイッチング素子Q2は、一次側巻線100aに対する入力電圧(+Vin)の印加状態をON/OFFに切り換えるスイッチング動作を行う。
またトランス100の一次側巻線100aには、クランプコンデンサC1とともに、クランプ用スイッチング素子Q1としてN−MOSFETが並列に接続されている。これらクランプコンデンサC1及びクランプ用スイッチング素子Q1により、トランス100をリセットするためのアクティブクランプ回路が構成されている。
スイッチングコンバータは、その制御回路としてPWM(パルス幅変調)IC102を備えている。PWMIC102は、例えばその内部に集積された発振回路及び駆動回路により、所定の周波数とパルス幅の駆動パルスを出力してメインスイッチング素子Q2に印加する駆動電圧(ゲート電圧)を制御する。図示されていないが、メインスイッチング素子Q2のゲートはPWMIC102のゲート駆動用端子に接続されている。
一方、アクティブクランプ回路のクランプ用スイッチング素子Q1については、トランス100の補助巻線100bから補助スイッチング素子Q3を介してゲートに駆動電圧が印加される構成となっている。具体的には、補助巻線100bの一端部は、補助スイッチング素子Q3であるN−MOSFETのドレインに接続され、そのソースがクランプ用スイッチング素子Q1のゲートと同電位に接続されている。なお補助巻線100bの他端部は、クランプ用スイッチング素子Q1のソースと同電位に接続されている。
PWMIC102には、パルストランス104を介してゲート駆動回路106が接続されている。PWMIC102が発生させる駆動パルスは、パルストランス104を介してゲート駆動回路106に伝送される。ゲート駆動回路106は駆動パルスを整流し、その高電位側から補助スイッチング素子Q3のゲートに駆動電圧を印加する。PWMIC102は、補助スイッチング素子Q3とメインスイッチング素子Q2とを交互にONに切り換えるべく駆動パルスの出力を制御している。なお補助スイッチング素子Q3のソースは、整流ダイオード108を介してゲート駆動回路106の高電位側に接続されている。
次に、第1実施形態のスイッチングコンバータの動作について説明する。第1実施形態のスイッチングコンバータは、例えば一般的なフォワードコンバータとして使用することができる。スイッチングコンバータは、図示しない直流電源から得た入力電圧(+Vin)をトランス100の一次側巻線100aに印加し、これをメインスイッチング素子Q2でON/OFF制御することにより、その2次側巻線(図示されていない)に所定の交流電圧を生成する。2次側巻線で生成された交流電圧は、例えば同期整流されて出力電圧(DC+)として使用される。
また、トランス100の補助巻線100bでも交流電圧が生成されるが、第1実施形態ではこの交流電圧をクランプ用スイッチング素子Q1の駆動電圧として利用している。先ず通常のスイッチング動作において、PWMIC102が駆動パルスを出力してメインスイッチング素子Q2のゲートに駆動電圧を印加する場合、補助スイッチング素子Q3のゲートには駆動電圧を印加しないので、クランプ用スイッチング素子Q1のゲートにも駆動電圧は印加されない。
一方、PWMIC102はメインスイッチング素子Q2に対する駆動電圧の印加をOFFにすると、その一方で補助スイッチング素子Q3のゲートに駆動電圧を印加する。これにより、補助巻線100bで生成された交流電圧がクランプ用スイッチング素子Q1のゲートに駆動電圧として印加され、通常のアクティブクランプ動作が行われる。
以上は通常のスイッチングコンバータとしての動作であるが、加えて第1実施形態では、PWMIC102が誤動作等によってクランプ用スイッチング素子Q1とメインスイッチング素子Q2とを同時にONにしようとした場合、以下の動作を示す。
例えば、本来、クランプ用スイッチング素子Q1のみにゲート駆動電圧を印加してアクティブクランプ動作を行うべき状況下において、PWMIC102が誤動作を起こし、メインスイッチング素子Q2にまでゲート駆動電圧が印加された場合を想定する。この場合、そのままでは両方のスイッチング素子Q1,Q2が同時ON状態となって回路が貫通し、それぞれのMOSFETに過大な電流が通じてしまうことになる。
ところが第1実施形態の回路構成では、トランス100の補助巻線100bで生成された交流電圧をクランプ用スイッチング素子Q1のゲート駆動電圧として利用するため、メインスイッチング素子Q2がONになると、それによって一次側巻線100aに生じる電流に対して逆向き(巻方向でみて反対方向)の電流が補助巻線100bに生じる。この電流方向は、補助スイッチング素子Q3のドレイン電圧を0レベルに引き下げ、その寄生ダイオード110を介してクランプ用スイッチング素子Q1のゲート電圧を急速に消失(OFF)させる方向に作用する。
このように第1実施形態のスイッチングコンバータでは、たとえPWMIC102が誤動作等によってスイッチング素子Q1,Q2を同時にONにしようとした場合であっても、補助巻線100bから供給される交流電圧がクランプ用スイッチング素子Q1をMOSFETとしてOFFにする方向へ作用する。したがって、両方のスイッチング素子Q1,Q2が同時にONになることを防止し、MOSFETを損傷から保護することができる。
〔第2実施形態〕
次に、スイッチングコンバータの第2実施形態について説明する。
図2は、第2実施形態のスイッチングコンバータの回路構成図である。なお、以下に説明する第2実施形態において、上述した第1実施形態の回路構成(図1)と共通する構成については共通の符号を付し、その重複した説明を省略するものとする。
第2実施形態のスイッチングコンバータは、クランプ用スイッチング素子Q1’にPチャンネル型のMOSFETを使用したところが第1実施形態と異なっている。そしてクランプコンデンサC1及びクランプ用スイッチング素子Q1’から構成されるアクティブクランプ回路は、一次側巻線100aと直列で、かつメインスイッチング素子Q2と並列に接続されている。
これに合わせて、補助スイッチング素子Q3’にもP−MOSFETが使用されている。またこの場合、補助巻線100bの巻方向は第1実施形態と逆になっている。またMOSFETをPチャンネル型としていることにより、メインスイッチング素子Q2及びクランプ用スイッチング素子Q1’のソースを共通電位(0Vライン)として構成することができる。この場合、PWMIC102は絶縁トランスを介することなくゲート駆動回路106に対して直接に駆動パルスを出力する構成となっている。
第2実施形態の回路構成においても、基本的な動作は第1実施形態と同じである。ただしクランプ用スイッチング素子Q1’にP−MOSFETを使用することから、一般的なフォワードコンバータとしては比較的低電圧域での用途に適している。以下、第2実施形態のスイッチングコンバータの動作を説明する。
通常のスイッチング動作としてPWMIC102が駆動パルスを出力し、メインスイッチング素子Q2のゲートに駆動電圧を印加する場合、PWMIC102はゲート駆動回路106の高電位側から補助スイッチング素子Q3’のゲートに駆動電圧(+)を印加するので、クランプ用スイッチング素子Q1’のゲートにも整流ダイオード112を介して駆動電圧(+)が印加される。これは、各スイッチング素子Q1’,Q3’をデプレッション型のP−MOSFETとしていることによる。
一方、PWMIC102はメインスイッチング素子Q2に対する駆動電圧の印加をOFFにすると、その一方で補助スイッチング素子Q3’及びクランプ用スイッチング素子Q1’の各ゲートに対する駆動電圧の印加をOFFする。これにより、各スイッチング素子Q3’,Q1’としてのP−MOSFETがONになり、クランプ用スイッチング素子Q1’及びクランプコンデンサC1によって通常のアクティブクランプ動作が行われる。なお、このとき補助巻線100bで生成された交流電圧はクランプ用スイッチング素子Q1’のソースと同電位(0Vライン)に引き込まれる。
第1実施形態と同様に、本来、クランプ用スイッチング素子Q1’だけをON(ゲート駆動電圧は0V)にしてアクティブクランプ動作を行うべき状況下において、PWMIC102が誤動作を起こし、メインスイッチング素子Q2がON(ゲート駆動電圧の印加)になった場合を想定する。この場合、そのままでは両方のスイッチング素子Q1,Q2が同時にONの状態となり、これら並列の各MOSFETに対して同時に過電流が通じてしまうことになる。
ところが第2実施形態の回路構成では、トランス100の補助巻線100bで生成された交流電圧をクランプ用スイッチング素子Q1’のゲート駆動電圧として利用するため、メインスイッチング素子Q2がONになると、それによって一次側巻線100aに生じる電流に対して逆向き(巻方向でみて反対方向)の電流が補助巻線100bに生じる。この電流方向は補助スイッチング素子Q3’(寄生ダイオード114)に対して順方向バイアスであることから、補助スイッチング素子Q3’のドレイン−ソース間を経てクランプ用スイッチング素子Q1’にゲート駆動電圧を印加(OFF)させる方向に作用する。
このように第2実施形態のスイッチングコンバータにおいても、たとえPWMIC102が誤動作等によってスイッチング素子Q1’,Q2を同時にONにしようとした場合であっても、補助巻線100bから供給される交流電圧がクランプ用スイッチング素子Q1’をMOSFETとしてOFFにする方向へ作用する。したがって、両方のスイッチング素子Q1’,Q2が同時にONになることを防止し、MOSFETを損傷から保護することができる。
さらに上述した第1,第2実施形態では、クランプ用スイッチング素子Q1,Q1’のゲートに交流を印加して駆動する方式であるため、直流を印加する駆動方式と比較してMOSFETのターン時間が短縮される。したがって、誤動作等によるMOSFETの同時ONを回避し、MOSFETに過電流が通じるのを確実に防止することができる。
また、各実施形態ではスイッチング素子Q1〜Q3にMOSFETを使用しているため、バイポーラトランジスタ等と比較すると駆動電流が小さい。したがって、PWMIC102の出力端子から供給する電流を低減することができ、その負荷を大幅に軽減することができる。また、PWMIC102の負荷が軽減されることにより、駆動パルスの生成及び出力に伴う発熱量を少なく抑え、その熱暴走等による誤動作を回避することができる。
〔変形例〕
次に図3は、スイッチングコンバータの変形例を示した回路構成図である。この変形例は、補助巻線100bに生じる交流電圧をメインスイッチング素子Q2の駆動電圧として使用するものである。変形例において、各スイッチング素子Q1,Q2,Q3にN−MOSFETを使用した点は第1実施形態と共通である。また、クランプコンデンサC1及びクランプ用スイッチング素子Q1を一次側巻線100aと直列で、かつメインスイッチング素子Q2と並列に接続している点は第2実施形態と共通である。
以上、本発明について実施形態及び変形例を挙げて説明したが、本発明はこれらに制約されることなく、種々の変形を伴って実施することが可能である。例えば、スイッチングコンバータはフォワードコンバータとしてだけでなく、フライバックコンバータとしても実施可能である。
また、各実施形態においてMOSFETはエンハンスメント型、デプレッション型のいずれであってもよく、それぞれの特性に応じて適宜に回路構成を変形して実施することができる。
その他、図示とともに挙げた回路構成はあくまで好ましい一例であり、基本的な回路構成に各種の要素を付加し、あるいは一部を置換しても本発明を好適に実施可能であることは言うまでもない。
第1実施形態のスイッチングコンバータの回路構成図である。 第2実施形態のスイッチングコンバータの回路構成図である。 変形例のスイッチングコンバータの回路構成図である。
符号の説明
100 トランス
100a 一次側巻線
100b 補助巻線
102 PWMIC
104 パルストランス
106 ゲート駆動回路
108,112 整流ダイオード
Q1,Q1’ クランプ用スイッチング素子
Q2 メインスイッチング素子
Q3,Q3’ 補助スイッチング素子

Claims (6)

  1. 一次側巻線に入力電圧が印加されるトランスと、
    前記トランスの一次側巻線に接続されて入力電圧の印加を制御するべく開閉動作するメインスイッチング素子と、
    前記トランスの一次側巻線に接続されて前記メインスイッチング素子と交互に開閉動作し、その閉動作時に前記トランスのリセット電圧をクランプするアクティブクランプ用スイッチング素子と、
    前記一次側巻線とは別に前記トランスの補助巻線に接続された補助スイッチング素子を有し、この補助スイッチング素子を介して前記補助巻線から前記アクティブクランプ用スイッチング素子に印加される駆動電圧を制御する補助駆動回路と
    を備えたことを特徴とするスイッチングコンバータ。
  2. 一次側巻線に入力電圧が印加されるトランスと、
    前記トランスの一次側巻線と直列に接続されて入力電圧の印加を制御するべく開閉動作するメインスイッチング素子と、
    前記トランスの一次側巻線と並列に接続されて前記メインスイッチング素子と交互に開閉動作し、その閉動作時に前記トランスのリセット電圧をクランプするアクティブクランプ用スイッチング素子と、
    前記一次側巻線とは別に前記トランスの補助巻線に接続された補助スイッチング素子を有し、この補助スイッチング素子を介して前記補助巻線から前記アクティブクランプ用スイッチング素子に印加される駆動電圧を制御する補助駆動回路と
    を備えたことを特徴とするスイッチングコンバータ。
  3. 請求項2に記載のスイッチングコンバータにおいて、
    前記アクティブクランプ用スイッチング素子はNチャンネル型MOSFETであり、そのゲートに前記補助駆動回路から駆動電圧が印加されることを特徴とするスイッチングコンバータ。
  4. 一次側巻線に入力電圧が印加されるトランスと、
    前記トランスの一次側巻線と直列に接続されて入力電圧の印加を制御するべく開閉動作するメインスイッチング素子と、
    前記トランスの一次側巻線と直列に、かつ前記メインスイッチング素子と並列に接続されて前記メインスイッチング素子と交互に開閉動作し、その閉動作時に前記トランスのリセット電圧をクランプするアクティブクランプ用スイッチング素子と、
    前記一次側巻線とは別に前記トランスの補助巻線に接続された補助スイッチング素子を有し、この補助スイッチング素子を介して前記補助巻線から前記アクティブクランプ用スイッチング素子に印加される駆動電圧を制御する補助駆動回路と
    を備えたことを特徴とするスイッチングコンバータ。
  5. 請求項4に記載のスイッチングコンバータにおいて、
    前記アクティブクランプ用スイッチング素子はPチャンネル型MOSFETであり、そのゲートに前記補助駆動回路から駆動電圧が印加されることを特徴とするスイッチングコンバータ。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のスイッチングコンバータにおいて、
    前記メインスイッチング素子及び前記補助スイッチング素子をそれぞれ所定のタイミングで開閉動作させるべく駆動電圧を印加する制御回路をさらに備えたことを特徴とするスイッチングコンバータ。
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