JP2008160745A - 携帯端末及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記憶部3は、相手先の氏名、電話番号などからなるアドレス帳データベース3−1を保持する。アドレス帳データベース3−1に記憶されている電話番号には、簡易マスク許可情報、マスク桁数が設定されている。制御部6は、アドレス帳データベース3−1の電話番号を表示する際にマスク桁数だけ伏せ字にし、該一部を伏せ字にした電話番号を表示部4に表示する。そして、伏せ字にした数字を入力させる。制御部6は、ユーザにより操作部2から入力された伏せ字に対する数字がアドレス帳データベース3−1に記憶されている数字と一致した場合に発信を許可する。
【選択図】図1
Description
また、本発明によれば、簡易マスク機能の対象を全体にかかるパスワードにまで対象を広げたので、従来のように常に4桁程度のパスワードを入力する必要がなくなり、ユーザの利便性を向上させることができる。
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。図1において、通信部1は、図示しない無線基地局を介して、発着信を制御して音声通話やデータ通信などを行う。操作部2は、電話番号や、パスワード等の各種データ、各種メニューの呼び出し・選択・発信などの動作指示などを入力する。記憶部3は、所定のプログラムや、各種パラメータなどを記憶するとともに(ROM)、制御部6の作業用エリアとして用いられる(RAM)。特に、本第1実施形態では、記憶部3には、相手先の氏名、電話番号などからなるアドレス帳データベース3−1を保持している。なお、該アドレス帳データベース3−1の詳細については後述する。
Display)や有機EL(Electro Luminescence)等で構成され、電波強度や電池残量などの端末状態、メール文書、発信時における相手先リストや、発信相手の電話番号などを表示する。電話部5は、音声通話において、マイク5−2からの音声を取り込み、デジタル信号に変換して制御部6に供給する一方、相手電話の音声信号をアナログ信号に変換してスピーカ5−1から出力する。
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。
ここで、図3は、第1実施形態による携帯電話の動作を説明するためのフローチャートである。携帯電話では、まず、ユーザによりアドレス帳呼出キーが押下されると(ステップS10)、簡易マスク機能許可フラグがオンであるか否かを判断する(ステップS12)。該簡易マスク機能許可フラグは、簡易マスク機能の実行を許可するか否かを示すフラグであり、ユーザによりどちらにするかを設定可能となっている。そして、簡易マスク機能許可フラグがオンである場合には、アドレス帳データベース3−1を参照し、図4に示すように、簡易マスク許可が「許可」となっているアドレスリスト(No.と氏名)を表示部4に表示する(ステップS14)。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態では、発信・着信履歴の電話番号表示の際に、1〜3程度の複数桁を伏せ字(マスク)で表示し、ユーザに伏せ字の数字を入力させ、発信・着信履歴に記憶されている数字と一致した場合に発信を許可するようになっている。
図10は、本発明の第2実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部分に同一の符号を付けて説明を省略する。図10において、記憶部3は、アドレス帳データベース3−1に加えて、発信履歴テーブル3−2、着信履歴テーブル3−3を記憶している。発信履歴テーブル3−2は、発信の履歴を保持するものであり、着信履歴テーブル3−3は、着信の履歴を保持するものである。
図12は、本第2実施形態による携帯電話の動作を説明するためのフローチャートである。携帯電話では、まず、ユーザにより発信履歴または着信履歴呼出キーが押下されると(ステップS60)、簡易マスク機能許可フラグがオンであるか否かを判断する(ステップS62)。そして、簡易マスク機能許可フラグがオンである場合には、発信履歴テーブル3−2または着信履歴テーブル3−3から取得した、簡易マスク許可が「許可」となっている履歴リストを表示部4に表示する(ステップS64)。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本第3実施形態では、個々の電話番号の使用可否にとどまらず、全体にかかるパスワードにまで対象を広げ、記憶部3に予め登録された複数桁のパスワードと、アドレス帳データベース3−1を最後に使用した日時とを保持しておき、該アドレス帳データベース3−1を使用する際に、前回からの経過時間に応じて、上記パスワードの伏せ字の桁数を決定するようになっている。具体的には、前回使用してからの経過時間が短いほどパスワードの桁数を少なくするようにしている。
図13は、本発明の第3実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図13において、記憶部3は、アドレス帳データベース3−1に加えて、パスワード3−4、前回アドレス帳使用日時データ3−5及びマスク桁数決定テーブル3−6を記憶している。パスワード3−4は、予め登録された複数桁のデータである。前回アドレス帳使用日時データ3−5は、前回のアドレス帳データベース3−1を使用した日時であり、マスク桁数決定テーブル3−6は、前回使用時からの経過時間に応じた、パスワードの伏せ字の桁数を保持するものである。
図15は、本第3実施形態による携帯電話の動作を説明するためのフローチャートである。携帯電話では、まず、ユーザによりアドレス帳呼出キーが押下されると(ステップS110)、現在時刻を取得し(ステップS112)、前回アドレス帳使用日時データ3−5を参照し、前回アドレス帳使用時からの経過時間を算出する(ステップS114)。次に、マスク桁数決定テーブル3−6を参照し、前回アドレス帳使用時からの経過時間に従ってパスワードのマスク桁数を取得し(ステップS116)、記憶部3から取得したパスワード3−4の一部を、取得したマスク桁数だけ伏せ字にし、図16に示すように、一部を伏せ字にしたパスワード入力画面を表示部4に表示する(ステップS118)。
2 操作部
3 記憶部
3−1 アドレス帳データベース
3−2 発信履歴テーブル
3−3 着信履歴テーブル
3−4 パスワード
3−5 前回アドレス帳使用時刻データ
3−6 マスク桁数決定テーブル
4 表示部
5 電話部
5−1 スピーカ
5−2 マイク
6 制御部
7 電源部
Claims (11)
- ユーザが登録、編集及び閲覧が可能な複数桁のデータを複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されているデータの出力を指示するデータ出力指示手段と、
前記データ出力指示手段によりデータ出力が指示された場合に、指示されたデータを前記記憶手段から取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得されたデータの一部の桁をマスクするデータマスク手段と、
前記データマスク手段により一部の桁がマスクされた前記データを表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されたデータの、前記データマスク手段によりマスクされた桁への文字を入力するマスク文字入力手段と、
前記マスク文字入力手段により入力された文字が前記データマスク手段によりマスクされた文字と一致するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって一致すると判定された場合には、前記データの出力を許可するデータ出力許可制御手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 前記記憶手段は、記憶されているデータ毎に、前記データマスク手段によるマスクを許可するか否かを示すマスク許可情報を更に記憶し、
前記データマスク手段は、前記データ取得手段により取得されたデータに対する前記マスク許可情報に基づいて、データの一部の桁をマスクするか否かを決定することを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記記憶手段は、記憶されているデータ毎に、前記データマスク手段によりマスクされる桁数、あるいは桁位置を示すマスク桁情報を更に記憶し、
前記データマスク手段は、前記データ取得手段により取得されたデータに対する前記マスク桁情報に基づいて、マスクする桁を決定することを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記データマスク手段は、マスクする桁の位置を、前記記憶手段に記憶されているデータの出力毎にランダムに変更することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 前記記憶手段に記憶されている複数のデータのうち、前記データマスク手段によるマスクが許可されているデータ毎に、前記判定手段によって不一致と判定された回数を計測する不一致回数計測手段と、
前記不一致回数計数手段により計測された回数が所定の回数に達した場合に、前記記憶手段に記憶されている全データを出力するための認証を行う認証手段と
を更に具備することを特徴とする請求項2記載の端末装置。 - 前記データマスク手段によりマスクされる桁とは異なる一部の桁を、前記マスク文字入力手段からの文字入力を必要としない、前記データマスク手段により置き換えられる記号とは異なる記号に置き換えてマスクする第2のデータマスク手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 予め設定された複数桁のパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
ユーザが登録、編集及び閲覧が可能なデータを複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されているデータを利用する際に、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードを取得するパスワード取得手段と、
前記パスワード取得手段により取得されたパスワードの一部の桁をマスクするパスワードマスク手段と、
前記パスワードマスク手段により一部の桁がマスクされた前記パスワードを表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されたパスワードの、前記パスワードマスク手段によりマスクされた桁への文字を入力するマスク文字入力手段と、
前記マスク文字入力手段により入力された文字が前記パスワードマスク手段によりマスクされた文字と一致するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって一致すると判定された場合には、前記データの利用を許可する一方、前記判定手段によって一致しないと判定された場合には、前記データの利用を不許可とするデータ利用許可制御手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 前記記憶手段に記憶されているデータの最終利用日時を記憶するデータ利用日時記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されているデータを利用する際に、前記データ利用日時記憶手段に記憶されているデータの最終利用日時からの経過時間に応じて、前記パスワードマスク手段によりマスクされる桁数を決定するマスク桁数決定手段を更に具備することを特徴とする請求項7記載の端末装置。 - 前記パスワードマスク手段は、マスクする桁の位置を、前記記憶手段に記憶されているデータの利用毎にランダムに変更することを特徴とする請求項7記載の端末装置。
- ユーザが登録、編集及び閲覧が可能な複数桁のデータを複数記憶する記憶手段を備えるコンピュータに、
前記記憶手段に記憶されているデータの出力を指示するデータ出力指示機能、
データ出力が指示されたデータを、前記記憶手段に記憶されている複数のデータの中から取得するデータ取得機能、
前記取得されたデータの一部の桁をマスクするデータマスク機能、
前記一部の桁がマスクされたデータを表示する表示機能、
前記表示されたデータのマスクされた桁への文字を入力するマスク文字入力機能、
前記入力された文字が前記マスクされた文字と一致するか否かを判定する判定機能、
双方の文字が一致すると判定された場合には、前記データの出力を許可するデータ出力許可制御機能
を実現させることを特徴とするプログラム。 - 予め設定された複数桁のパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、ユーザが登録、編集及び閲覧が可能な複数桁のデータを複数記憶する記憶手段とを備えるコンピュータに、
前記記憶手段に記憶されているデータを利用する際に、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードを取得するパスワード取得機能、
前記取得されたパスワードの一部の桁をマスクするパスワードマスク機能、
前記一部の桁がマスクされた前記パスワードを表示する表示機能、
前記表示されたパスワードのマスクされた桁への文字を入力するマスク文字入力機能、
前記入力された文字が前記マスクされた文字と一致するか否かを判定する判定機能、
双方の文字が一致すると判定された場合には、前記データの利用を許可する一方、双方が一致しないと判定された場合には、前記データの利用を不許可とするデータ利用許可制御機能
を実現させることを特徴とするプログラム。
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