JP2008159583A - 回路遮断器用の電流引外し装置 - Google Patents
回路遮断器用の電流引外し装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008159583A JP2008159583A JP2007315310A JP2007315310A JP2008159583A JP 2008159583 A JP2008159583 A JP 2008159583A JP 2007315310 A JP2007315310 A JP 2007315310A JP 2007315310 A JP2007315310 A JP 2007315310A JP 2008159583 A JP2008159583 A JP 2008159583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- current
- oscillator
- magnetic
- rocker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H73/00—Protective overload circuit-breaking switches in which excess current opens the contacts by automatic release of mechanical energy stored by previous operation of a hand reset mechanism
- H01H73/02—Details
- H01H73/18—Means for extinguishing or suppressing arc
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H83/00—Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
- H01H83/08—Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by reversal of dc
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/10—Operating or release mechanisms
- H01H71/12—Automatic release mechanisms with or without manual release
- H01H71/24—Electromagnetic mechanisms
- H01H71/2472—Electromagnetic mechanisms with rotatable armatures
Abstract
【課題】回路遮断器用の電流引外し装置を提供する。
【解決手段】引外し装置(10)は、電流リード素子(12)と、上側及び下側位置を持つアンカー(40)と、第1の位置及び第2の位置を持つ揺動子(23)とを有する。揺動子は、第1の位置で、アンカーが下側位置へ動くのを許容し、また揺動子は、第2の位置で、アンカーが下側位置へ動くのを阻止する。更に、磁性ヨーク(18)が電流リード素子及びアンカーを取り囲む。該磁性ヨークを通って流れる磁束がアンカーを下側位置へ動かす。別の磁性ヨーク(16)が電流リード素子及び揺動子を取り囲み、該磁性ヨークを通って流れる磁束が揺動子を第1の位置又は第2の位置へ動かす。
【選択図】図2
【解決手段】引外し装置(10)は、電流リード素子(12)と、上側及び下側位置を持つアンカー(40)と、第1の位置及び第2の位置を持つ揺動子(23)とを有する。揺動子は、第1の位置で、アンカーが下側位置へ動くのを許容し、また揺動子は、第2の位置で、アンカーが下側位置へ動くのを阻止する。更に、磁性ヨーク(18)が電流リード素子及びアンカーを取り囲む。該磁性ヨークを通って流れる磁束がアンカーを下側位置へ動かす。別の磁性ヨーク(16)が電流リード素子及び揺動子を取り囲み、該磁性ヨークを通って流れる磁束が揺動子を第1の位置又は第2の位置へ動かす。
【選択図】図2
Description
本発明は、一般的に云えば、回路遮断器に関し、より具体的には、回路遮断器用の電流引外し装置に関するものである。
直流高速スイッチは、リーダー(leader)による電流の流入を監視して、例えば短絡電流が電流閾値を越えた場合にスイッチを作動するように作用する。典型的には、警告を発し、或いは電流を遮断する。
従来の過電流遮断器又は引外し装置は、通電リーダーを取り囲む磁性ヨークを持っている。磁性ヨークは、1つの軸に沿って移動可能であるアンカーを持ち、アンカーは休止位置においては上記軸上のバネによって下方へ動くのを防止されている。磁性ヨークを通る磁気流がアンカーに影響を及ぼして、バネの抵抗に逆らうようにアンカーに力を与える。リーダーを通る電流が特定の値を超えた場合、アンカーに作用する磁気力がバネによるバネ力よりも大きくなる。これにより、アンカーが磁性ヨークの方へ引き下げられ、それに対応して回路を遮断するためのトリガを作動することができる。
従来の引外し装置は二方向性であり、これは従来の装置が電流の方向を検知しないことを意味する。この従来の引外し形式は給電線用遮断器においては適している。しかしながら、直流システムでは、整流器を保護するために整流器遮断器を持つことも必要である。二方向引外し装置は、整流器を保護するために整流器遮断器に使用することができない。整流器は、一方向に電流を通し且つ他方向の電流の流れを阻止することのできる電流回路部品である。それは直流源と見なすことができる。整流器が故障した状態では、逆電流が整流器の正常な出力とは反対の方向に現れる虞がある。整流器遮断器は、整流器が故障した場合に整流器を保護する電流回路部品である。この理由のため、通常の二方向装置は整流器遮断器に用いることができず、別個の逆電流引外し装置を二方向引外し装置と共に使用しなければならない。
従って、回路保護を行うと共に整流器としても機能する能力を持つ回路遮断器用引外し装置が必要とされている。
本発明は、電流リード素子と、上側位置及び下側位置を持つアンカーと、第1の位置及び第2の位置を持つ揺動子(oscillator)と、を有する引外し(trip)装置を提供する。揺動子は、第1の位置では、アンカーが下側位置へ動くのを可能にし、また揺動子は、第2の位置では、アンカーが下側位置へ動くのを阻止する。更に、磁性ヨークが電流リード素子及びアンカーを取り囲む。該磁性ヨークを通って流れる磁束が、アンカーを下側位置へ動かす。別の磁性ヨークが電流リード素子及び揺動子を取り囲み、該磁性ヨークを通って流れる磁束が揺動子を第1の位置へ又は第2の位置へ動かす。
本発明は更に、引外し位置及び非引外し位置を持つ移動可能なアンカーを有する引外し装置を提供する。第1及び第2の位置を持つ揺動子が設けられ、揺動子は、第2の位置にあるとき、アンカーが引外し位置動くのを防止し、また第1の位置にあるとき、アンカーが引外し位置へ動くのを可能にする。磁性ヨークが移動可能なアンカー及び揺動子を取り囲み、磁性ヨークは、移動可能なアンカーを引外し位置へ動かす磁気流を供給し、また磁性ヨークは、揺動子を第1及び第2の位置へ動かす磁気流を供給する。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、当業者には、以下の詳しい説明、図面、及び特許請求の範囲から評価及び理解されよう。
本発明のこれらの及び他の目的は、以下の詳しい説明、並びに添付の図面からより一層明らかになろう。
次に図面、特に図1〜図5を参照して説明すると、図には本発明による回路遮断器用の電流引外し装置の模範的な実施形態が示されており、全体を参照数字10で表している。引外し装置10を通って流れる電流は、典型的には、直流電流である。引外し装置10は、有利なことに、電流が電流リード素子12及び14を通って所定の順方向に流れているときに引外し装置10が引外しを行うのを防止するように回転することができる阻止ラッチ20を含む。引外し装置10内の阻止ラッチ20は、電流が電流リード素子12及び14を通って所定の逆方向に流れているとき、又は電流が電流リード素子12及び14を通って流れていないとき、引外しを行えるように回転することができる。
電流リード素子12,14は2つの磁性ヨーク16,18によって取り囲まれている。単一の電流リード素子を用いることができ、或いは3つ以上の電流リード素子を用いることも可能である。電流リード素子12,14を通る電流の流れは、磁性ヨーク16,18を通るように方向付けされた磁束又は磁気流を発生させる。電流リード素子12,14を通って流れる電流が大きくなると、磁性ヨーク16,18を通って流れる磁束が強くなる。
磁性ヨーク16を通って流れる磁束は、磁束が揺動子ハウジング22とその中に収容されている揺動子23とを通るように方向付けられたとき、阻止ラッチ20の位置を変更する。模範的な実施形態では、揺動子23(これは磁界を放出する)は、磁束が磁性ヨーク16及び揺動子23を通って流れるとき、回転する。
揺動子23の回転は阻止ラッチ20の回転を生じさせる(これらの2つの構成部品が連結されているとき)。揺動子23による阻止ラッチ20の回転により、阻止ラッチ20が板24の下で阻止又は非阻止位置のいずれかへ旋回する。阻止ラッチが凹部26の下にあるとき、阻止ラッチ20は非阻止位置にある。阻止ラッチ20は、接極子23に作用する充分な磁束により接極子23が位置を移動するまで、バネ27からの抵抗によって非阻止位置に留まる。阻止ラッチ20がバンパー30の下にあるとき、阻止ラッチ20は阻止位置にあると見なされる。
次に図2を参照して説明すると、誘導棒32が引外し装置10内に装着されている。誘導棒32は直線的な棒であり、板24に対して垂直に位置決めされ且つ固定素子34及び36によって板24に取り付けられている。ところで、この取り付けのためには、任意の公知の取り付け手段も使用することができる。誘導棒32はまた、任意の公知の取り付け手段により引外し装置10の基部にも取り付けられている。従って、誘導棒32は引外し装置10の内部に装着され、引外し装置10の頂部に近接して(板24に近接して)取り付けられ、且つ引外し装置10の基部に近接して取り付けられている。
誘導棒32には移動可能なアンカー40が摺動可能に取り付けられている。誘導棒32はアンカー40の中心近くの中孔を通るように挿入されており、またアンカー40は、磁性ヨーク18によって作動されたとき、誘導棒32によって構成される軸上を上方及び下方へ摺動する。このように、アンカー40は、誘導棒32によって形成される中心軸上を摺動可能である。
アンカー40の基部にはバネ42が設けられており、バネ42はアンカー40の下向きの動きに抵抗する。アンカー40を下向きに動かすには、バネ42によって加えられる力に打ち勝つ必要がある。電流が電流リード素子12,14を通って流れるとき、磁束が生成されて、アンカー40をバネ42に抗して下向きに引き付ける。磁性ヨーク18を通って流れる磁束によるアンカー40の下向きの引き付けは、引外し装置10の引外しを生じさせる。電流リード素子12,14を通って流れる電流の強さが、磁性ヨーク18を通って流れる磁束の強さ、従って 引外し装置10の引外しのためのポテンシャルを決定する。また、引外しを行うための引外し装置10の能力は、揺動子23及び阻止ラッチ20に依存する。
バンパー30がアンカー40上に配置されており、バンパー30は、前に述べたように、阻止ラッチ20が阻止位置にあるときに阻止ラッチ20に接触する素子である。アンカー40が下向きに動こうとする作用は、アンカー40上のバンパー30が、阻止位置にある、すなわち、バンパー30の下にある阻止ラッチ20と相互作用することによって、防止される。
引外し装置10は、阻止ラッチ20と対向して引外し装置10の反対側に位置決めされた第2の対称配置の阻止ラッチ20−1を含むことができる。阻止ラッチ20とは反対側に第2の阻止ラッチ20−1を設けたことにより、アンカー40をより効果的に阻止することができる。バンパー30と同様な第2のバンパー(図示せず)をバンパー30とは反対側に配置することにより、阻止ラッチ20−1はアンカー40の下向きの動きを阻止するのに役立つことができる。阻止ラッチ20−1はまた揺動子23に接合されていて、阻止ラッチ20及び揺動子23の両方が回転するときこれらと同時に応答する。
磁性ヨーク16は、阻止ラッチ20と揺動子ハウジング22内の揺動子23との位置決めに影響を及ぼすことができる。より詳しく述べると、電流リード素子12,14を通って流れる電流により発生された磁束が揺動子23及び阻止ラッチ20の位置に影響を及ぼす、すなわち、電流リード素子12,14を通って流れる電流が、揺動子23の位置を変化させる磁束を発生する。
阻止ラッチ20は揺動子23に接合されており、揺動子23は、磁性ヨーク16及び揺動子23を通って流れる磁束の方向に依存して、阻止位置と非阻止位置との間を揺動する。電流リード素子12,14を通って流れる電流の方向及び強さが、磁性ヨーク16及び揺動子23を通って流れる磁束の方向を決定する。揺動子23によって発生される磁界が磁性ヨーク16を通って流れる磁束に遭遇するとき、揺動子23は揺動子ハウジング22内で軸23の周りを回転することによって、阻止位置から非阻止位置へ位置を変える。磁性ヨーク16を通って流れて、揺動子23から放出される磁界に直交して流れる磁束に応答して、揺動子23は、磁性ヨーク16を通って流れる磁束の方向に依存して、僅かに阻止位置又は非阻止位置のいずれかへ回転する。
揺動子23が磁界を放出することができるようにするために、揺動子23に設ける磁石44を揺動子23の両端部に位置決めすることができる。他の実施形態では、単一の磁石を揺動子23の中に配置することができ、或いは揺動子23を磁化することができる。実施形態によっては、磁石44は永久磁石か又は電磁石である。
磁石44には、磁性ヨーク16及び揺動子23を通って流れる磁束48が作用する。磁束48が揺動子23を通って流れるとき、磁束48は磁石44から発する磁気流と相互作用し、磁性ヨーク16を通って流れる磁束の方向により、揺動子23が阻止位置又は非阻止位置へ回転させられる。揺動子23を通って流れる磁束48の方向は、揺動子23が回転する方向を決定する。電流リード素子12,14を通って流れる電流がない場合、なんら磁束は発生されず、揺動子23及び阻止ラッチ20は図3に示される休止位置に留まる。
揺動子23及び阻止ラッチ20はバネ27によって休止位置に保持される。バネ27の一方の端部は阻止ラッチ20の片側に設けられた切欠き内に保持され、またバネ27の他方の端部は壁28上の所定の場所に保持される。バネ27のポテンシャル・エネルギに打ち勝つのに充分な磁束がない場合、バネ27のポテンシャル・エネルギは阻止ラッチ20が阻止位置へ動くのを防止する。
図3〜図5は、引外し装置10の断面図であり、磁束48が磁性ヨーク16を通って流れるときの揺動子23及び阻止ラッチ20の異なる位置を示す。前に述べたように、阻止ラッチ20は揺動子23に連結されており、揺動子23の回転は阻止ラッチ20の回転を生じさせる。電流リード素子12,14を通って流れる電流が磁束48を発生させ、その磁束48は磁性ヨーク16を通って流れて、揺動子23の回転を生じさせる。
揺動子23はほぼ楕円形の輪郭を持つものとして図示されているが、この模範的な実施形態は揺動子23の採り得る形状の内の1つに過ぎない。揺動子23は、磁気力によって揺動子の動きを生じさせることのできる他の形状とすることができる。例えば、揺動子23は回転できるように丸みのあるもの又は丸くした端部を持つものとすることが可能である。
他の実施形態では、揺動子23は矩形のような丸みのない形状にすることができる。揺動子23が丸みのない形状である場合、揺動子は回転できないので、揺動子23は代替の方法で機能させることが必要である。揺動子23を回転させる代わりに、揺動子23を直線的に動かして、阻止ラッチ20を阻止位置へ及び阻止位置から摺動させることが可能である。磁束が揺動子23に作用したとき、揺動子23は阻止ラッチ20をバンパー30の下の阻止位置へ摺動させ、或いは凹部26の下の非阻止位置へ摺動させる。
他の実施形態では、揺動子23及び阻止ラッチ20の軸及び位置を上述した構成から変更することができ、このように変更は本発明の精神及び範囲内にあると考えられる。例えば、揺動子23は、軸23に対して直交する軸を中心に回転させることができる。
図3は、引外し装置10において何ら電流が電流リード素子12,14を通って流れていないときのバンパー30、揺動子23及び阻止ラッチ20の位置を示す。この状態では、揺動子23及び阻止ラッチ20は非阻止位置にあり、且つアンカー40及びバンパー30は下向きに自由に動くことができ、すなわち、引外し装置10は引き外す準備ができている。電流がリード部材12,14を通って流れていないので、何ら磁束が発生されず、揺動子23はその休止位置から回転しない。
図4は、引外し装置10に順方向電流が電流リード素子12,14を通って流れているときのバンパー30、揺動子23及び阻止ラッチ20の位置を示す。この状態では、揺動子23及び阻止ラッチ20は阻止位置にあり、アンカー40及びバンパー30は下向きに動くのを阻止されている、すなわち、引外し装置10は引外しを行うことができない。このように、引外し装置10を通って所定の順方向に流れる電流は、阻止ラッチ20がアンカー40の引外し位置への動きを防止するので、引外しを行うことができない。これは、磁束48が揺動子23及び阻止ラッチ20を阻止位置へ動かしていることに起因する。バンパー30と阻止ラッチ20との接触により、アンカー40が下向きに動いて引外しを行うことが防止される。
図5は、引外し装置10に逆方向電流が電流リード素子12,14を通って流れているときのバンパー30、揺動子23及び阻止ラッチ20の位置を示す。この状態では、揺動子23及び阻止ラッチ20は非阻止位置にあり、且つアンカー40及びバンパー30は既に下向きに動いた、すなわち、引外し装置10が丁度引外しを行ったところである。このように、引外し装置10を通って所定の逆方向に流れる電流は、阻止ラッチ20の位置が凹部の下にある(この位置では、アンカーが引外し位置へ動くことができる)ことにより、引外しを行うことができる。これは、磁束48が揺動子23及び阻止ラッチ20を非阻止位置へ動かしていることに起因する。阻止ラッチ20は凹部26の下の位置にあり、そこでアンカー40は自由に下向きに動いて引外しを行うことができる。電流が一方向に流れるのを許容し且つ電流が別の方向に流れるのを防止する引外し装置10の能力により、引外し装置10は整流器遮断器の引外し装置として機能して、整流器を保護することができる。
上記の説明では、引外し装置10は、阻止ラッチ20の位置を変更するために揺動子23を通って流れるように磁束48を方向付けする磁性ヨーク16と、引外しを生じさせるためにアンカー40を通って流れるように磁束49を方向付けする磁性ヨーク18とを有するものとした。他の実施形態では、磁性ヨーク16及び18の仕事を単一の磁性ヨーク(図示せず)に統合することができる。単一の磁性ヨークは二重ヨークの実施形態と同様に機能し、アンカー40の配置が変更され、また磁束と共に揺動子23の配置が変更される。
利用される引外し装置10の様々な構成部品についての、材料、寸法及び形状を含む特定の種類は、引外し装置10についての特定の要求に従って変えることができる。
ここで、「第1」、「第2」、「第3」、「上側」、「下側」などの用語は様々な素子を修飾するために用いることができることに留意されたい。これらの修飾語は、明確に記載しない限り、修飾された素子に対して空間的、逐次的及び階層的順序を意味しているものではない。
本発明を1つ以上の模範的な実施形態に関して説明したが、当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を為すことができ、且つ構成要素を等価物と置換することができることが理解されよう。更に、本発明の範囲から逸脱することなく、特定の状況又は材料を本発明の教示に適合させるように多数の修正をなすことができる。従って、本発明は、発明を実施するための最良の形態として開示した特定の実施形態に制限されず、本発明は特許請求の範囲内に入る全ての実施形態を含むものである。
10 引外し装置
12 電流リード素子
14 電流リード素子
16 磁性ヨーク
18 磁性ヨーク
20 阻止ラッチ
20−1 第2の阻止ラッチ
22 揺動子ハウジング
23 揺動子
24 板
26 凹部
27 バネ
28 壁
30 バンパー
32 誘導棒
34 固定素子
36 固定素子
40 移動可能なアンカー
42 バネ
44 磁石
48 磁束
49 磁束
12 電流リード素子
14 電流リード素子
16 磁性ヨーク
18 磁性ヨーク
20 阻止ラッチ
20−1 第2の阻止ラッチ
22 揺動子ハウジング
23 揺動子
24 板
26 凹部
27 バネ
28 壁
30 バンパー
32 誘導棒
34 固定素子
36 固定素子
40 移動可能なアンカー
42 バネ
44 磁石
48 磁束
49 磁束
Claims (10)
- 電流リード素子(12)と、
上側及び下側位置を持つアンカー(40)と、
第1の位置及び第2の位置を持つ揺動子(23)であって、前記第1の位置にあるとき、前記アンカーが前記下側位置へ動くのを許容し、また前記第2の位置にあるとき、前記アンカーが前記下側位置へ動くのを阻止する、揺動子(23)と、
前記電流リード素子及び前記アンカーを取り囲む第1の磁性ヨーク(18)であって、当該第1の磁性ヨークを通って流れる第1の磁束が前記アンカーを前記下側位置へ動かす、第1の磁性ヨーク(18)と、
前記電流リード素子及び前記揺動子を取り囲む第2の磁性ヨーク(16)であって、当該第2の磁性ヨークを通って流れる第2の磁束が前記揺動子を前記第1の位置へ又は前記第2の位置へ動かす、第2の磁性ヨーク(16)と、
を有する引外し装置(10)。 - 前記揺動子は前記第1の位置及び第2の位置へ回転する、請求項1記載の引外し装置。
- 更に、前記揺動子に接続されていて、前記アンカーの下向きの動きを防止するように前記アンカーと相互作用する阻止ラッチ(20)を含んでいる請求項1記載の引外し装置。
- 更に、前記アンカーに対して配置されていて、前記アンカーの下向きの動きを防止するために前記阻止ラッチが接触するバンパー(30)を含んでいる請求項3記載の引外し装置。
- 更に、前記アンカーの下向きの動きに抵抗するように配置されているバネ(27)を含んでいる請求項1記載の引外し装置。
- 前記揺動子は磁界(48)を放出し、また前記第2の磁束は、前記磁界と相互作用することによって前記揺動子を前記第1又は第2の位置へ動かす、請求項1記載の引外し装置。
- 前記揺動子は更に、前記磁界を放出する磁石(44)を含んでいる、請求項6記載の引外し装置。
- 電流が前記電流リード素子を通って導かれる、請求項1記載の引外し装置。
- 前記電流は前記第1及び第2の磁束を発生させる、請求項8記載の引外し装置。
- 順方向の電流が、前記揺動子を前記第2の位置へ動かす第2の磁束(49)を発生させる、請求項8記載の引外し装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US11/642,172 US7515025B2 (en) | 2006-12-20 | 2006-12-20 | Current trip unit for circuit breaker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008159583A true JP2008159583A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39284285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007315310A Withdrawn JP2008159583A (ja) | 2006-12-20 | 2007-12-06 | 回路遮断器用の電流引外し装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US7515025B2 (ja) |
EP (1) | EP1936651B1 (ja) |
JP (1) | JP2008159583A (ja) |
KR (1) | KR20080058214A (ja) |
CN (1) | CN101206975B (ja) |
AU (1) | AU2007242967A1 (ja) |
CA (1) | CA2613765A1 (ja) |
DE (1) | DE602007009179D1 (ja) |
MX (1) | MX2007015888A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009059839A1 (de) | 2009-12-21 | 2011-06-22 | Eaton Industries GmbH, 53115 | Vorrichtung zum Erkennen der Stromrichtungsumkehr |
CN102005344B (zh) * | 2010-11-19 | 2012-12-05 | 常熟开关制造有限公司(原常熟开关厂) | 框架式断路器的脱扣装置 |
CN101986412B (zh) * | 2010-11-19 | 2012-11-07 | 常熟开关制造有限公司(原常熟开关厂) | 断路器的过载脱扣装置 |
US8890019B2 (en) | 2011-02-05 | 2014-11-18 | Roger Webster Faulkner | Commutating circuit breaker |
DE102011004968B4 (de) * | 2011-03-02 | 2014-07-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrischer Schalter |
US9324528B1 (en) | 2014-11-17 | 2016-04-26 | General Electric Company | Magnetic trip mechanism for circuit breaker |
FR3086762B1 (fr) * | 2018-09-28 | 2021-01-22 | Schneider Electric Ind Sas | Procede de diagnostic de la cause de declenchement d'un appareil de protection electrique, appareil auxiliaire et systeme electrique pour la mise en oeuvre d'un tel procede |
US11705788B2 (en) * | 2020-09-02 | 2023-07-18 | Michael Robert Maurice | Electromagnetic drive unit with hingeably movable coil around magnet with resilient band holding coil to magnet |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE493280C (de) | 1930-03-06 | Bbc Brown Boveri & Cie | Polarisierter Schalter | |
US2980857A (en) * | 1961-04-18 | Dual magnet electrical instrument | ||
CH155907A (de) | 1931-07-23 | 1932-07-15 | Oerlikon Maschf | Kombiniertes Maximal- und Rückstromrelais für Wechselstromanlagen. |
US1988287A (en) * | 1932-05-18 | 1935-01-15 | Gen Electric | Operating mechanism |
US2436354A (en) * | 1943-10-11 | 1948-02-17 | Morgan Maree Jr A | Electromagnet with armature |
US2462566A (en) * | 1946-10-18 | 1949-02-22 | Honeywell Regulator Co | Control instrument |
US3056868A (en) * | 1959-08-03 | 1962-10-02 | Bell Telephone Labor Inc | Switching device |
US3218523A (en) * | 1963-07-29 | 1965-11-16 | Benson Hector Eugene | Electromagnetic device having a permanent magnet armature |
US3634795A (en) * | 1970-05-14 | 1972-01-11 | Arrow Hart Inc | Electromagnetically releasable latching means with floating latch member |
US3914723A (en) * | 1974-07-15 | 1975-10-21 | Price Edison Inc | Positive action magnetic latching relay |
GB1591097A (en) * | 1976-11-19 | 1981-06-17 | Lucas Industries Ltd | Electrically operated actuating device |
US4378543A (en) * | 1981-11-18 | 1983-03-29 | Gulf & Western Manufacturing Company | Latch relay with manual reset and test |
USRE34396E (en) * | 1984-08-16 | 1993-10-05 | Helmut Letzel | Safety interlock switching device for protecting equipment |
US4628289A (en) * | 1985-10-11 | 1986-12-09 | Nuvatec, Inc. | Latching relay |
US4710739A (en) * | 1986-07-15 | 1987-12-01 | Westinghouse Electric Corp. | Circuit breaker having shock-proof trip-actuating assembly |
US4855699A (en) * | 1988-03-11 | 1989-08-08 | Teledyne Microwave | Self-cutoff for latching coaxial switches |
JPH0243705A (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-14 | Hosiden Electron Co Ltd | 多位置安定形ソレノイド |
US5144516A (en) * | 1991-02-04 | 1992-09-01 | Wing Shing Products Company, Ltd. | Leakage current circuit interrupter device |
US5300905A (en) * | 1992-10-19 | 1994-04-05 | Ford Motor Company | Electrical power disconnect switch with both manual and electrical trip operation |
FR2756093B1 (fr) * | 1996-11-20 | 1998-12-31 | Chauvin Arnoux | Agencement de relais electromagnetique bistable |
DE19715114A1 (de) | 1997-04-11 | 1998-10-22 | Aeg Niederspannungstech Gmbh | Schneller Überstromauslöser für Gleichstromschnellschalter |
US5933063A (en) * | 1997-07-21 | 1999-08-03 | Rototech Electrical Components, Inc. | Ground fault circuit interrupter |
US5883557A (en) * | 1997-10-31 | 1999-03-16 | General Motors Corporation | Magnetically latching solenoid apparatus |
FR2793944B1 (fr) * | 1999-05-20 | 2001-07-13 | Schneider Electric Ind Sa | Dispositif de commande d'ouverture et/ou de fermeture, en particulier pour un appareil de coupure tel un disjoncteur, et disjoncteur equipe d'un tel dispositif |
FR2806522B1 (fr) * | 2000-03-14 | 2003-09-19 | Schneider Electric Ind Sa | Dispositif de declenchement magnetique notamment pour disjoncteur, et appareil de protection electrique comportant un tel dispositif |
US6424244B1 (en) * | 2000-03-15 | 2002-07-23 | Tyco Electronics Amp, Gmbh | Magnetic switch |
US6388859B1 (en) * | 2000-05-10 | 2002-05-14 | Eaton Corporation | Shock resistant breaker shunt trip |
US6980069B2 (en) * | 2002-04-18 | 2005-12-27 | General Electric Company | Magnetic device for a magnetic trip unit |
US6921873B2 (en) * | 2003-08-01 | 2005-07-26 | Eaton Corporation | Circuit breaker trip unit employing a rotary plunger |
-
2006
- 2006-12-20 US US11/642,172 patent/US7515025B2/en active Active
-
2007
- 2007-12-06 CA CA002613765A patent/CA2613765A1/en not_active Abandoned
- 2007-12-06 JP JP2007315310A patent/JP2008159583A/ja not_active Withdrawn
- 2007-12-13 AU AU2007242967A patent/AU2007242967A1/en not_active Abandoned
- 2007-12-13 EP EP07123168A patent/EP1936651B1/en active Active
- 2007-12-13 MX MX2007015888A patent/MX2007015888A/es not_active Application Discontinuation
- 2007-12-13 DE DE602007009179T patent/DE602007009179D1/de active Active
- 2007-12-18 KR KR1020070133415A patent/KR20080058214A/ko not_active Application Discontinuation
- 2007-12-20 CN CN2007101611750A patent/CN101206975B/zh active Active
-
2009
- 2009-02-18 US US12/378,630 patent/US8183964B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX2007015888A (es) | 2009-02-23 |
DE602007009179D1 (de) | 2010-10-28 |
EP1936651A3 (en) | 2009-03-11 |
US8183964B2 (en) | 2012-05-22 |
CN101206975A (zh) | 2008-06-25 |
US20080150661A1 (en) | 2008-06-26 |
US7515025B2 (en) | 2009-04-07 |
US20090153276A1 (en) | 2009-06-18 |
CN101206975B (zh) | 2012-04-25 |
KR20080058214A (ko) | 2008-06-25 |
EP1936651B1 (en) | 2010-09-15 |
EP1936651A2 (en) | 2008-06-25 |
CA2613765A1 (en) | 2008-06-20 |
AU2007242967A1 (en) | 2008-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008159583A (ja) | 回路遮断器用の電流引外し装置 | |
JP5070949B2 (ja) | 漏電警報付き配線用遮断器 | |
JP6173422B2 (ja) | ライン保護スイッチ | |
JP2007234250A (ja) | 遮断機の引外し装置 | |
CA2899773C (en) | Bimetal and magnetic armature providing an arc splatter resistant offset therebetween, and circuit breaker including the same | |
JP2008117537A (ja) | 真空遮断器 | |
US3777294A (en) | Electromagnetic switch | |
KR20180065483A (ko) | 누전 및 배선차단기를 위한 순시트립장치 | |
US8988175B2 (en) | Override device for a circuit breaker and methods of operating circuit breaker | |
KR200456568Y1 (ko) | 아크트립장치가 구비된 배선용 차단기 | |
KR100364824B1 (ko) | 누전차단기의 누전 트립장치 | |
JP3266213B2 (ja) | 漏電遮断器 | |
KR100678415B1 (ko) | 외장형 누전표시장치를 갖는 누전차단기 | |
JP4983652B2 (ja) | 回路遮断器の電磁引外し装置 | |
KR101465124B1 (ko) | 회로차단기의 고속 순시 트립 장치 | |
KR200212855Y1 (ko) | 배선용 차단기의 전자식 트립코일 기구 | |
KR200427820Y1 (ko) | 격리 장치를 구비한 배선용 차단기 | |
KR200391017Y1 (ko) | 과전류 및 단락전류 순시동작형 소형 누전배선용 차단기 | |
JP2010262782A (ja) | 回路遮断器の電磁引き外し装置 | |
JP4372596B2 (ja) | ブレーカ | |
JP2017520889A (ja) | 熱磁気引外し機構 | |
KR200463757Y1 (ko) | 배선용 회로 차단기 | |
JP2017027711A (ja) | 電磁引き外し装置及び回路遮断器 | |
KR20050024107A (ko) | 과대전류 회로차단기 | |
JPH0324009B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110301 |