JP2008158708A - 音楽配信サービスシステム、配信サーバ装置、音楽配信方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

音楽配信サービスシステム、配信サーバ装置、音楽配信方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】発信側通信端末が指定した着信側通信端末に対して、指定した楽曲または音声メッセージと楽曲とを自動配信する音楽配信サービスシステムを提供する。
【解決手段】発信側通信端末の一例の発信携帯電話機1がサービス特番および着信側通信端末の一例の着信携帯電話機2の電話番号をダイアルすると、配信サーバ装置3に着信し、着信側に配信したい楽曲を特定する楽曲コードの入力を促す音声ガイダンスが音声応答装置4から返送されるので、楽曲コードを入力して呼を終了させる。配信サーバ装置3は、入力された楽曲コードに基づき、楽曲データベース5を検索して該当する楽曲を抽出した後、配信開始時間としてあらかじめ決められた時間が経過した時点で、発信側から指定された着信携帯電話機2に対して自動発信し、応答後に、音声応答装置4から発信携帯電話機1の発信者からの依頼である旨の音声ガイダンスを送信した後、発信側が指定した楽曲を配信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音楽配信サービスシステム、配信サーバ装置、音楽配信方法、プログラムおよび記録媒体に関し、特に、携帯電話機に用いられるショートメッセージサービスの方式を応用したマルチメディア型の音楽配信サービスシステムに好適に適用することができる。
近年、インターネットの利用技術として、マルチメディア型の音楽配信サービスが活発化してきており、各種の提案がなされている。例えば、特許文献1の特開2000−358003号公報「音楽配信システム」では、音楽コンテンツの著作権を保護した形で、他人に音楽をプレゼントできるように、ID/コンテンツキーを渡し、その後、暗号化音楽データを送信する手順が記載されている。
また、特許文献2の特開2003−179695号公報「音楽配信サービス方法、音楽配信サービスシステムおよびプログラム」では、発信者の音声などを携帯電話機の着信音として利用できるように、発信者の音声などを電子データとしてデータベースに登録しておき、ダウンロード要求により、この電子データを受信する仕組みを提案している。
また、特許文献3の特開平09−083645号公報「通信装置」では、あらかじめ登録した時点で登録された用件や情報を伝えることが可能なように、登録した時点で自動発信して相手にそのメッセージを伝える装置を提案している。
また、特許文献4のW2001/39411号公報「情報配信システム、移動通信端末および情報配信方法」では、楽曲の配信を要求するリクエストと配信先を示すアドレスとの指定を行うと、通信コストを考慮した楽曲の受信方法を選択することができる仕組みを提案している。
特開2000−358003号公報(第5−6頁) 特開2003−179695号公報(第4−6頁) 特開平09−083645号公報(第3−4頁) W2001/39411号公報(第21−25頁)
しかしながら、前述のような従来の音楽配信サービスでは、次のような問題がある。
第1の問題点は、音楽配信サービスにおいて、楽曲の聴取、取得は、「楽曲データのダウンロード」という動作が基本となっている点にある。したがって、音楽コンテンツをダウンロードする都度、コピーが行われるために、著作権の問題が発生する。利用者は、ダウンロードする都度、使用料を支払い、コンテンツプロバイダやオペレータは、その使用状況を管理することが必要である。
この問題を解決する技術として、コンテンツの複製防止技術やその履歴管理を行うDRM(Digital Rights Management)という技術がある。このDRMはコンテンツの再生に制限を加えるという技術である。このDRM技術を適用すれば、端末にダウンロードしたコンテンツの複製、再生に制限を加えることができるが、コンテンツそのものや端末に対し、DRM技術を組み込まなければ利用することができず、導入コストが高いサービスとなっている。
第2の問題点は、コンテンツのダウンロードの可否がネットワークの帯域および通信端末の機能に依存する点にある。特に、通信端末の機能の程度によっては、指定したサイトにアクセスすることができず、ダウンロードができないという場合がある。また、オペレータは、アクセスしてくる可能性があるものとして、市場に流通しているほとんどすべての通信端末に対応しなければならず、コストの高いサービスとなっている。
第3の問題点は、通信端末例えば携帯電話機の利用者側の立場に立つと、音声メッセージのみならず、楽曲、自然音、その他の効果音を、指定した相手へ聞かせたい、伝達させたい、贈呈したいという願望があるという点にある。現在の音楽配信サービスでは、このような願望を実現することができない。
第4の問題点は、音声メッセージあるいは楽曲のみならず、音声メッセージと楽曲とを連続して相手に聞かせる手段がなく、このようなサービスを必要とする業者(法人ユーザ)ならびに一般の個人ユーザの願望に応えられないという点にある。
本発明は、前述のような問題を解決するためになされたものであり、現在、携帯電話網で普及しているショートメッセージサービスの概念を応用して、発信者からのテキストメッセージの代わりに、発信者が指定した楽曲または楽曲と音声メッセージとを着信側に配信する仕組みを提供することにより、発信者の意思により、着信側の相手に対して、指定した楽曲あるいは楽曲および音声メッセージを、著作権の問題を考慮せずに、聴取させることを可能とするマルチメディア型の音楽配信サービスを提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による音楽配信サービスシステム、配信サーバ装置、音楽配信方法、プログラムおよび記録媒体は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)発信側通信端末から、サービス番号を入力して、前記サービス番号により特定される音楽配信サービスを配信先の着信側通信端末に提供する配信サーバ装置を少なくとも備えた音楽配信サービスシステムであって、
前記配信サーバ装置に、音声ガイダンスを前記発信側通信端末および/または前記着信側通信端末に送信する音声応答手段と、配信を要求される音楽に関する楽曲を楽曲コードに対応付けてあらかじめ格納している楽曲データベースとを少なくとも備え、前記発信側通信端末から入力された前記サービス番号として、前記楽曲データベースに格納されている楽曲の中から、指定した楽曲を指定した着信通信端末に配信することを要求している場合、前記発信側通信端末から入力された楽曲コードに基づいて前記楽曲データベースの中から指定された楽曲を検索するとともに、前記発信側通信端末との接続が切断された後、配信開始時間としてあらかじめ定められた時間が経過した際に、前記発信側通信端末から指定されていた着信側通信端末に対して自動発信して、前記音声応答手段から、前記発信側通信端末からの依頼により楽曲を配信している旨の音声ガイダンスを送信した後、前記楽曲データベースの中から検索された前記楽曲を、前記着信側通信端末に対して配信する音楽配信サービスシステム。
(2)前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された前記着信側通信端末のアドレスか、あるいは、当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている前記着信側通信端末のアドレスかのいずれかにより、前記楽曲の配信先の着信側通信端末を指定する上記(1)の音楽配信サービスシステム。
(3)前記音声応答手段から、配信対象とする楽曲を特定する楽曲コードの入力を促す音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信することに応じて、前記発信側通信端末から入力されてくる前記楽曲コードを受け取る上記(1)または(2)の音楽配信サービスシステム。
(4)楽曲コードの入力を促す前記音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信した後、楽曲コード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間が経過するまでに、前記発信側通信端末から楽曲コードが入力されなかった場合、あるいは、入力された楽曲コードが正常ではなかった場合、前記発信側通信端末の音楽配信サービスを中止する上記(3)の音楽配信サービスシステム。
(5)前記着信側通信端末に対する前記楽曲の配信が終了した後、前記音声応答手段から前記楽曲の再配信を要求するか否かを問い合わせる音声ガイダンスを前記着信側通信端末に対して送信する上記(1)ないし(4)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(6)前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記着信側通信端末に対して自動発信する時点が、あらかじめ定めた前記配信開始時間が経過した時点ではなく、前記発信側通信端末から配信開始日時として任意に指定されている時点に切り替えて設定する上記(1)ないし(5)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(7)前記音声応答手段から、前記配信開始日時の入力を促す音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信することに応じて、前記発信側通信端末から入力されてくる前記配信開始日時を受け取る上記(6)の音楽配信サービスシステム。
(8)前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記発信通信端末から指定された前記楽曲を検索した際に、前記着信通信端末に自動発信する前に、前記発信側通信端末に対して指定された前記楽曲を配信する上記(1)ないし(7)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(9)前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、指定された楽曲の他に指定された音声メッセージを前記着信通信端末に対して配信する上記(1)ないし(8)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(10)前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された音声メッセージか、あるいは、当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている音声メッセージかのいずれかにより、前記着信通信端末に対して配信する前記音声メッセージが設定される上記(9)の音楽配信サービスシステム。
(11)前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された前記音声メッセージを受け取る場合、前記音声応答手段から、前記音声メッセージの入力を促す音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信することに応じて、前記発信側通信端末から入力されてくる前記音声メッセージを受け取る上記(10)の音楽配信サービスシステム。
(12)前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に、前記発信側通信端末の利用者のユーザ識別子とパスワードとを用いた認証を行う上記(1)ないし(11)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(13)前記発信側通信端末の利用者のユーザ識別子とパスワードとを前記発信側通信端末から受け取る場合、前記音声応答手段から、前記ユーザ識別子と前記パスワードとの入力を促す音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信することに応じて、前記発信側通信端末から入力されてくる前記ユーザ識別子と前記パスワードとを受け取る上記(12)の音楽配信サービスシステム。
(14)前記楽曲データベースにあらかじめ格納される楽曲は、ネットワークを介して、楽曲の提供を行うコンテンツ提供事業者のコンテンツ提供装置、または、法人ユーザ専用の端末装置から転送されてくる上記(1)ないし(13)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(15)当該音楽配信サービスシステムに、前記着信側通信端末のアドレス、および/または、前記音声メッセージをあらかじめ登録する場合、当該音楽配信サービスシステムの運営事業者が使用する制御端末から入力するか、あるいは、前記発信通信端末からネットワークを介して入力するか、あるいは、楽曲や音声メッセージの提供を行う法人ユーザ専用の端末装置からネットワークを介して入力するか、あるいは、一般の通信端末からネットワークを介して入力するか、のいずれかの手段を用いて登録する上記(1)ないし(14)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(16)前記ネットワークが、インターネットである上記(14)または(15)の音楽配信サービスシステム。
(17)前記発信側通信端末および前記着信側通信端末が、携帯電話機、PHS電話機、PDA、携帯型ノートPC、固定電話機、デスクトップ型PC、一般情報端末のいずれかからなっている上記(1)ないし(16)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(18)前記配信サーバ装置の前記楽曲データベースにあらかじめ格納される楽曲および当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている情報をバックアップするバックアップ制御サーバ装置を備えている上記(1)ないし(17)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(19)楽曲の提供を行うコンテンツ提供事業者に関する情報および当該音楽配信サービスシステムとネットワークを介して接続される前記コンテンツ提供事業者のコンテンツ提供装置に関する情報、および/または、楽曲および/または音声メッセージの提供を行う法人ユーザに関する情報および当該音楽配信サービスシステムとネットワークを介して接続される前記法人ユーザの端末装置に関する情報を、管理するコンテンツ管理サーバ装置を備えている上記(1)ないし(18)のいずれかの音楽配信サービスシステム。
(20)発信側通信端末から入力されたサービス番号により特定される音楽配信サービスを配信先の着信側通信端末に提供する配信サーバ装置であって、前記配信サーバ装置に、音声ガイダンスを前記発信側通信端末および/または前記着信側通信端末に送信する音声応答手段と、配信を要求される音楽に関する楽曲を楽曲コードに対応付けてあらかじめ格納している楽曲データベースとを少なくとも備え、前記発信側通信端末から入力された楽曲コードに基づいて前記楽曲データベースの中から指定された楽曲を検索するとともに、前記発信側通信端末との接続が切断された後、前記発信側通信端末から指定されていた着信側通信端末に対して自動発信して、前記音声応答手段から、前記発信側通信端末からの依頼により楽曲を配信している旨の音声ガイダンスを送信した後、前記楽曲データベースの中から検索された前記楽曲を、前記着信側通信端末に対して配信する配信サーバ装置。
(21)発信側通信端末から、サービス番号を入力して、前記サービス番号により特定される音楽配信サービスを配信先の着信側通信端末に提供する音楽配信サービスシステムにおける音楽配信方法であって、配信を要求される音楽に関する楽曲を楽曲コードに対応付けてあらかじめ格納している楽曲データベースを少なくとも有し、前記発信側通信端末から入力された前記サービス番号として、前記楽曲データベースに格納されている楽曲の中から、指定した楽曲を指定した着信通信端末に配信することを要求している場合、前記発信側通信端末から入力された楽曲コードに基づいて前記楽曲データベースの中から指定された楽曲を検索するとともに、前記発信側通信端末との接続が切断された後、配信開始時間としてあらかじめ定められた時間が経過した際に、前記発信側通信端末から指定されていた着信側通信端末に対して自動発信して、前記楽曲データベースの中から検索された前記楽曲を、前記着信側通信端末に対して配信する音楽配信方法。
(22)前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された前記着信側通信端末のアドレスか、あるいは、当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている前記着信側通信端末のアドレスかのいずれかにより、前記楽曲の配信先の着信側通信端末を指定する上記(21)の音楽配信方法。
(23)前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記着信側通信端末に対して自動発信する時点が、あらかじめ定めた前記配信開始時間が経過した時点ではなく、前記発信側通信端末から配信開始日時として任意に指定されている時点に切り替えて設定する上記(21)または(22)の音楽配信方法。
(24)前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記発信通信端末から指定された前記楽曲を検索した際に、前記着信通信端末に自動発信する前に、前記発信側通信端末に対して指定された前記楽曲を配信する上記(21)ないし(23)のいずれかの音楽配信方法。
(25)前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、指定された楽曲の他に指定された音声メッセージを前記着信通信端末に対して配信する上記(21)ないし(24)のいずれかの音楽配信方法。
(26)前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された音声メッセージか、あるいは、当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている音声メッセージかのいずれかにより、前記着信通信端末に対して配信する前記音声メッセージが設定される上記(25)の音楽配信方法。
(27)前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に、前記発信側通信端末の利用者のユーザ識別子とパスワードとを用いた認証を行う上記(21)ないし(26)のいずれかの音楽配信方法。
(28)前記楽曲データベースにあらかじめ格納される楽曲は、ネットワークを介して、コンテンツ提供事業者のコンテンツ提供装置、または、法人ユーザ専用の端末装置から転送されてくる上記(21)ないし(27)のいずれかの音楽配信方法。
(29)当該音楽配信サービスシステムに、前記着信側通信端末のアドレス、および/または、前記音声メッセージをあらかじめ登録する場合、当該音楽配信サービスシステムの運営事業者が使用する制御端末から入力するか、あるいは、前記発信通信端末からネットワークを介して入力するか、あるいは、楽曲や音声メッセージの提供を行う法人ユーザ専用の端末装置からネットワークを介して入力するか、あるいは、一般の通信端末からネットワークを介して入力するか、のいずれかの手段を用いて登録する上記(21)ないし(28)のいずれかの音楽配信方法。
(30)前記ネットワークが、インターネットである上記(28)または(29)の音楽配信方法。
(31)上記(21)ないし(30)のいずれかの音楽配信方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実施している音楽配信プログラム。
(32)上記(31)の音楽配信プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に格納しているプログラム記録媒体。
本発明の音楽配信サービスシステム、配信サーバ装置、音楽配信方法、プログラムおよび記録媒体によれば、現在、携帯電話網で普及しているショートメッセージサービスの概念を応用して、発信者が、テキストメッセージの代わりに、楽曲または楽曲と音声メッセージとを、着信側に対して配信する仕組みを実現し、発信側の利用者が、着信側の利用者に聞かせたい楽曲のリストをあらかじめ保有して、楽曲をユニークに特定可能な楽曲コードを選択して入力するだけで着信側の利用者に当該楽曲を聴取させることができるのみならず、発信側の利用者の音声メッセージも同時に聴取させることができる。このため、着信側の利用者においても、発信側の利用者が聞かせたいと思っている楽曲を知ることができるだけでなく、発信者の音声を音声メッセージとして直接聞くこともできる。
また、電子データのやり取りではなく、音声情報によって音楽を聞かせるという伝送媒体を用いているので、大容量のデータ通信をやり取りする必要がなく、ネットワーク資源の有効活用が可能である。また、著作権を音楽配信サービス提供者側で一元管理することができる。さらに、配信開始時刻の設定機能も有しているので、楽曲や音声メッセージの配信要求元や配信先にとって都合が良い時間を選ぶことができる。したがって、配信開始時刻を指定することにより、発信側ならびに着信側の各利用者のニーズおよび趣味や趣向に適合した、個性的な楽曲を提供するサービスとして享受することもできる。
而して、発信側の利用者が指定した着信側の利用者のニーズに合った多様な楽曲を、着信側の利用者にプレゼントすることによって、ネットワークサービスの活性化を図り、かつ、発信側の利用者のプレゼンスの向上を図ることができるとともに、さらには、発信側から提供される広告情報の配信サービスによる商業活動の促進を図ることもできる。
以下、本発明による音楽配信サービスシステム、配信サーバ装置、音楽配信方法、プログラムおよび記録媒体の好適実施形態例について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明による音楽配信サービスシステムおよび配信サーバ装置の実施例について詳細に説明することとするが、この詳細な説明により、本発明による音楽配信方法、プログラム、記録媒体に関する実施の形態についても容易に理解することが可能であるので、本発明による音楽配信方法、プログラム、記録媒体について、ここでの詳細な説明は省略する。
(実施例の構成)
図1は、本発明の音楽配信サービスシステムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。図1に示す音楽配信サービスシステム100は、携帯電話網10とインターワークし、音楽配信サービスを行う配信サーバ装置3と、音声応答装置4と、(副)楽曲データベース5と、各種外部装置と接続して音楽配信サービスシステム100全体の保守用の制御を行うバックアップ制御サーバ装置12と、加入者情報、楽曲ならびに音声メッセージを蓄積している(主)楽曲データベース13と、コンテンツを管理するコンテンツ管理サーバ装置6と、制御端末14とを少なくとも備えて構成されている。なお、本実施例においては、発信者、着信者が使用する通信端末すなわち発信側通信端末、着信側通信端末としていずれも携帯電話機1,2を用いている場合について説明する。
つまり、配信サーバ装置3は、各種音声ガイダンスを送信する音声応答装置4と、楽曲をユニークに特定可能な楽曲コードと対応付けて、各種の楽曲を格納している(副)楽曲データベース5とを備え、LAN15を介して、バックアップ制御サーバ装置12に接続され、(副)楽曲データベース5に、(主)楽曲データベース13からの楽曲のコピーが格納されるとともに、携帯電話網10を介して、音楽配信サービス利用者が所持する携帯電話機1,2…と接続されて、配信サーバ装置3の音声応答装置4から音楽配信用に必要な音声ガイダンスを送信したり、利用者によって指定された楽曲を配信したりする。このため、配信サーバ装置3には、携帯電話網10を形成する交換機とインターワークするための信号制御装置と音声を伝達するための通話回路も含んで構成される。
さらに、音楽配信サービスシステム100は、ネットワーク例えばインターネット11を経由して、コンテンツ提供事業者(CP)のコンテンツ提供装置8と接続され、(CP)楽曲データベース9から楽曲を転送させることも可能である。なお、インターネット11を経由して、楽曲や音声メッセージの提供を行う法人ユーザの端末装置7とも接続され、法人向けの楽曲提供サービスも実施可能としている。
ここで、携帯電話網10とインターワークする配信サーバ装置3、音声応答装置4および(副)楽曲データベース5は、音楽配信サービスシステム100のメインの処理を実施する処理システムを形成しており、バックアップ制御サーバ装置12に対する前処理を行う役目を果たす「フロントエンド」に位置付けられる。そして、バックアップ制御サーバ装置12およびコンテンツ管理サーバ装置6ならびに(主)楽曲データベース13は、配信サーバ装置3の音楽配信サービスの動作を支援するための処理システムを形成しており、「バックエンド」に位置付けられる。フロントエンドとバックエンドとはLAN15で接続されている。コンテンツ管理サーバ装置6は、コンテンツ提供事業者のコンテンツ提供装置8や、あらかじめ登録されている法人ユーザの端末装置7と、インターネット11を介して接続されている。また、バックアップ制御サーバ装置12には、当該音楽配信サービスシステム100の運営事業者が操作するための制御端末14が接続されている。
なお、楽曲は、音楽配信サービスシステム100の(主)楽曲データベース13に、(副)楽曲データベース5のバックアップ用として格納されており、コンテンツ提供事業者(コンテンツプロバイダ)のコンテンツ提供装置8より、新規楽曲が(主)楽曲データベース13にアップロードされると、同時に、配信サーバ装置3のハードディスク内に設けられた(副)楽曲データベース5にも同じ楽曲がコピーされて格納される。
また、本音楽配信サービスシステム100は、前述のように、コンテンツ管理サーバ装置6を備えており、コンテンツ提供事業者(コンテンツプロバイダ)のコンテンツ提供装置8または法人ユーザの端末装置7から、楽曲ならびにあらかじめ録音された音声メッセージを、インターネット11を介して、コンテンツ管理サーバ装置6内のコンテンツ管理データベース、バックアップ制御サーバ装置12に備えられた(主)楽曲データベース13、および、配信サーバ装置3内のハードディスクに構築されている(副)楽曲データベース5ならびに音声メッセージデータベース内にアップロードすることができる。コンテンツ管理データベース、(主)楽曲データベース13、(副)楽曲データベース5では、楽曲はジャンル毎に分類され、コンテンツ管理者によってその状態が管理される。
さらに、コンテンツ管理サーバ装置6には、コンテンツ提供事業者(コンテンツプロバイダ)ならびに法人ユーザを事前に登録するための登録インターフェイスを備えており、音楽配信サービスシステム100の運営事業者の制御端末14より、それぞれを登録することができる。例えば、コンテンツ提供事業者のコンテンツ提供装置8や、法人ユーザの端末装置7のインターネット11上のIPアドレスや、コンテンツ提供事業者や法人ユーザのユーザ識別子(U−ID)やパスワード(PWD)などを登録することができる。登録された情報は、コンテンツ提供装置8のコンテンツ管理データベースに登録されると同時に、そのコピーが、配信サーバ装置3内のハードディスクに構築されているユーザ情報データベースにも格納される。
また、音楽配信サービスを利用する一般の個人ユーザの携帯電話機の電話番号、法人ユーザが所有の携帯電話機の電話番号、一般の個人ユーザや法人ユーザが楽曲を配信する際の配信先となる1ないし複数の着信携帯電話機の電話番号、一般の個人ユーザや法人ユーザが指定した着信携帯電話機に対して配信する1ないし複数の楽曲または楽曲コードを登録する登録インターフェイスも備えており、登録された情報は、バックアップ制御サーバ装置12内のユーザ情報データベースにバックアップされて保存されると同時に、配信サーバ装置3内のハードディスクに構築されているユーザ情報データベースにも格納される。
(本実施例の動作の説明)
次に、図1の音楽配信サービスシステム100の動作の一例について、図7のシーケンスチャートを用いて説明する。図7は、図1の音楽配信サービスシステム100の動作の一例を示すシーケンスチャートであり、音楽配信サービスシステム100の基本的サービスである楽曲配信サービスの動作の一例を説明するための呼の制御シーケンスを示している。以下の説明においては、図1の携帯電話機1が音楽配信サービスシステム100へ発信する発信携帯電話機であり、携帯電話機2が、発信携帯電話機1から着信先として指定されて、音楽配信サービスシステム100からの楽曲が配信される着信側の着信携帯電話機として説明する。
発信者は、発信携帯電話機1を操作して、音楽配信サービスシステム100に対するサービスの要求種別を示すサービス特番ならびに着信側の着信携帯電話機2を示す着信携帯電話番号をダイアルする(シーケンスSQ200)。音楽配信サービスシステム100が応答すると(シーケンスSQ201)、配信サーバ装置3の音声応答装置4より音声ガイダンスが発信携帯電話機1に対して流れる(シーケンスSQ202)。該音声ガイダンスは、楽曲コードの入力を促すものであり、例えば、「こちらは音楽配信センターです。ご希望の楽曲の楽曲コードを入力してください。入力が終了しましたら#を入力してください」などのメッセージとする。
発信携帯電話機1から出力される音声ガイダンスを聞いた発信加入者は、音声ガイダンスに従って、希望する楽曲を特定する楽曲コードを入力する(シーケンスSQ203)。ここで、楽曲コードは、楽曲をユニークに特定することができる情報として、携帯電話会社が提供するガイドブック、新聞、あるいは、インターネットのWebサイトなどに掲載されている情報であり、例えば、図8に示すように、4桁からなる数字コードN=nによって表される。
図8は、本発明の音楽配信サービスシステムにおいて使用される楽曲コードの一例を説明するための説明図である。楽曲ごとに、楽曲のプロファイルが定義されており、楽曲プロファイルはジャンル別に分類されている。図8に示すように、楽曲プロファイルが登録される楽曲プロファイルテーブル23には、曲名、作曲家、作詞家、有効期限、料金、開始日、サービスコード、および、ファイル名などが格納されている。ここで、ファイル名は、実際の楽曲が格納されているファイルを特定する名前である。有効期限が切れた楽曲ならびに存在しない楽曲コードに該当する楽曲プロファイルテーブル23には、デフォルトの楽曲のファイル名が記載されている。楽曲プロファイルテーブル23は、楽曲コードN=nによって検索され、楽曲コード1桁目nにより1次アドレステーブル21が検索され、2桁目nにより2次アドレステーブル22が検索され、最終的に、4桁目nにより図示していない4次アドレステーブルが検索されて、楽曲プロファイルテーブル23が検索される。
図7に戻って、楽曲コードの入力を促す音声メッセージを送信してから楽曲コード入力用の入力制限時間としてあらかじめ指定された時間内に楽曲コードの入力がなかった場合、または、楽曲の配信サービスの取り消しを意味するコードとしてあらかじめ指定されたコード(例えば「*」)が入力されると、配信サーバ装置3は、音声応答装置4から音楽配信サービスを中止する旨の音声ガイダンスを流して、音声ガイダンスの送信終了時に、発信携帯電話機1との間を接続していた呼を音楽配信サービスシステム100側から強制的に開放する。
音楽配信サービスシステム100は、前記入力制限時間内に、発信携帯電話機1から入力された楽曲コードの入力信号を検出すると(シーケンスSQ204)、入力を受信した旨を示す音声ガイダンスを配信サーバ装置3の音声応答装置4から発信携帯電話機1に流す(シーケンスSQ205)。該音声ガイダンスは、楽曲コードの受信確認用のメッセージであり、例えば、「ありがとうございました。電話をお切りください。」などのメッセージとする。発信携帯電話機1から出力される音声メッセージを聞いた発信者は、音声ガイダンスに従って、呼を切断する(シーケンスSQ207)。
一方、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、入力された楽曲コードを用いて(副)楽曲データベース5に格納されている楽曲を検索する(シーケンスSQ206)。しかる後、音楽配信サービスシステム100は、配信開始時間としてあらかじめ決められた時間が経過すると、発信携帯電話機1から指定されていた着信携帯電話機2に対して発呼する(シーケンスSQ208)。着信携帯電話機2からの応答信号を受け取ると(シーケンスSQ209)、音楽配信サービスシステム100は、着信携帯電話機2へ音声ガイダンスを流す(シーケンスSQ210)。該音声ガイダンスは、楽曲の配信を通知するメッセージであり、例えば、「こちらは音楽配信センターです。XXX−XXXX−XXXX様より楽曲の配信があります。」などのメッセージとする。
しかる後、音楽配信サービスシステム100より、着信携帯電話機2に対して、指定されている楽曲の配信が音声情報として行われる(シーケンスSQ211)。楽曲の配信が終了した時点で、再び、音楽配信サービスシステム100は、着信携帯電話機2へ音声ガイダンスを流す(シーケンスSQ212)。該音声ガイダンスは、楽曲の配信終了の通知用のメッセージであり、例えば、「もう一度お聴きになりたい場合には*信号を入力してください。そうでなければ電話をお切りください。」などのメッセージとする。着信携帯電話機2から出力される音声メッセージを聞いた着信加入者は、音声ガイダンスに従って、呼を切断する(シーケンスSQ213)。
図7のシーケンスチャートに一例を示すような楽曲配信に関する動作を行う本発明の音楽配信サービスシステム100に関するより具体的な実施例について、フローチャートを用いて、次に説明する。
(実施例1)
まず、実施例1として、図1の音楽配信サービスシステム100に関する基本サービスの概要について、図2のフローチャートを用いて説明する。図2は、図1の音楽配信サービスシステムの実施例1の動作手順を示すフローチャートであり、基本サービスを実施する際の動作手順の一例を示している。ここで、基本サービスとは、図7にて説明したごとき動作手順による楽曲配信サービスのことであり、発信者が、発信携帯電話機1を操作してサービス特番ならびに着信側の着信携帯電話機2の電話番号をダイアルした後、音楽配信サービスシステム100からの音声ガイダンスに従って楽曲コードを入力すると、発信者が呼を切断した後で、配信開始時間としてあらかじめ決められた時間が経過すると、音楽配信サービスシステム100が発信携帯電話機1から受け取っていた着信側の電話番号の着信携帯電話機2に対して自動発呼して、発信者が指定してきた楽曲を着信者に聴取させることができるサービスを言う。
すなわち、図2は、音楽配信サービスシステム100にて、発信者から指定された楽曲を検索して、検索された楽曲を発信者が指定した着信者に対して自動的に配信するサービスの動作手順を示したフローチャートである。その概要は次の通りである。発信者の発信携帯電話機1が発呼すると、音楽配信サービスシステム100に備えられた配信サーバ装置3が応答して、音声応答装置4から音声ガイダンスを発信者に流す。発信者は、配信サーバ装置3の音声応答装置4から流れてきた音声ガイダンスに従って楽曲コードを入力する。楽曲コードが正しく入力されると、音楽配信サービスシステム100が楽曲コードを受領した旨の音声ガイダンスを発信者に流す。
その後、音楽配信サービスシステム100は発信者からの呼を開放し、あらかじめ決められた配信開始時間が経過すると、音楽配信サービスシステム100は発信者から指定されていた着信者の着信携帯電話機2へ自動的に発呼する。着信者が応答すると、発信者が指定していた楽曲を、音楽配信サービスシステム100の音声応答装置4から着信者に流す。着信者が呼を開放すると、音楽配信サービスシステム100は着信者の着信携帯電話機2との間の回線を開放する。
以上の動作の詳細な手順を図2のフローチャートにしたがって説明する。まず、発信者は、発信携帯電話機1を操作して、音楽配信サービス用として携帯電話会社より指定されたサービス特番(例えば「991」)および楽曲を配信したい着信側の着信携帯電話機2の電話番号をダイアルする(ステップS1)。発信された呼は、携帯電話網10を経由して、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3に着信する(ステップS2)。配信サーバ装置3は、音声応答装置4から発信者に対して楽曲コードの入力を促す音声メッセージを送信するとともに、楽曲コード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を開始する(ステップS3)。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、楽曲を特定するためのコードとしてあらかじめ定められた例えば4桁の楽曲コード(楽曲−ID)を、発信携帯電話機1を操作して入力する(ステップS4)。なお、ここでは、ステップS3にて配信サーバ装置3の音声応答装置4から流す音声ガイダンスは、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。4桁の楽曲コードを入力してください」とする。
発信携帯電話機1からの楽曲コードが、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記楽曲コード用入力制限時間内に正しく受理されると(ステップS5の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は、音声応答装置4より音声ガイダンスを流す(ステップS6)。該音声ガイダンスは、ここでは、例えば、「楽曲コードに指定された楽曲を承りました。変更したい場合には、再度、楽曲コードを入力してください。そうでなければ、電話をお切りください」とする。発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、発信携帯電話機1をオンフックして電話を切ると(ステップS7の「終了」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、発信携帯電話機1との間の呼を開放する(ステップS8)。
しかる後、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1から入力された楽曲コードに基づいて、(副)楽曲データベース5を検索する。(副)楽曲データベース5に格納された楽曲の中から発信者から指定された楽曲を検索した後、配信サーバ装置3は、配信開始時間としてあらかじめ決められた時間が経過すると、発信者の発信携帯電話機1から受け取っていた着信側の電話番号の着信携帯電話機2に対して発呼する(ステップS9)。
着信携帯電話機2が応答すると(ステップS10の「応答」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音声応答装置4から着信携帯電話機2に対して音声ガイダンスを流す(ステップS11)。該音声ガイダンスは、ここでは、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。XXX-XXXX-XXX様より依頼された楽曲を送信します。」とする。なお、XXX-XXXX-XXXには、発信者の発信携帯電話機1の電話番号が合成された音声として挿入される。しかる後、配信サーバ装置3は、(副)楽曲データベース5から検索した楽曲を、着信携帯電話機2に対して音声情報として配信する(ステップS12)。
音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3より楽曲の配信が終了すると、さらに、配信サーバ装置3の音声応答装置4より楽曲の配信が終了した旨を示す音声ガイダンスが着信携帯電話機2に対して流される(ステップS13)。該音声ガイダンスは、ここでは、例えば、「もう一度お聞きになりたいときは(*)を入力し、そうでないときは電話をお切りください。」とする。着信携帯電話機2を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた着信者は、該音声ガイダンスに従い、着信携帯電話機2をオンフックして電話を切ると(ステップS14の「終了」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、着信携帯電話機2との間の呼を開放する(ステップS15)。
なお、ステップS5において、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて発信携帯電話機1からの楽曲コードを前記楽曲コード用入力制限時間内に受け取れず、前記楽曲コード用入力制限時間がタイムアウトした場合(ステップS5の「タイムアウト」の場合)、発信携帯電話機1から受け取ったとしても楽曲コードが正しくなかった場合と同様、音楽配信サービスを行うことができないものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音楽配信サービスを中止して、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。
また、ステップS7において、発信者が、発信携帯電話機1を切断せずに、楽曲コードを変更するための楽曲コードの再入力動作を行おうとした場合(ステップS7の「変更」の場合)、ステップS4に戻って、楽曲コードの再入力を受け付ける。
また、ステップS10において、着信携帯電話機2からの応答があらかじめ定めた時間内になされなかった場合は(ステップS10の「応答なし」の場合)、楽曲配信サービスの実施が不可能と判定して、着信携帯電話機2への着信動作を終了する。
また、ステップS14において、着信者が、着信携帯電話機2を切断せずに、「*」ボタンを入力して楽曲の再配信を要求してきた場合は(ステップS14の「実施」の場合)、ステップS12に戻って、楽曲の配信動作を繰り返す。
(実施例2)
次に、実施例2として、図1の音楽配信サービスシステム100に関する音楽配信時刻指定サービスの概要について、図3のフローチャートを用いて説明する。図3は、図1の音楽配信サービスシステムの実施例2の動作手順を示すフローチャートであり、発信者が着信者に対して音楽を配信する時刻を指定する音楽配信時刻指定サービスを実施する際の動作手順の一例を示している。すなわち、実施例1の場合とは異なり、音楽配信サービスシステム100から着信者へ楽曲を配信する配信開始時刻が、発信携帯電話機1の切断後あらかじめ定められた一定時間が経過した時点ではなく、発信者が配信開始日時として任意に指定した時刻に達した時点で、音楽配信サービスシステム100から着信者へ、発信者から指定された楽曲を配信するサービスの手順の一例を示している。
まず、発信者は、発信携帯電話機1を操作して、配信時刻指定の音楽配信サービス用として携帯電話会社より指定されたサービス特番(例えば「992」)および楽曲を配信したい着信側の着信携帯電話機2の電話番号をダイアルする(ステップS21)。発信された呼は、携帯電話網10を経由して、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3に着信する(ステップS22)。配信サーバ装置3は、音声応答装置4より発信者に対して楽曲コードの入力を促す音声メッセージを送信するとともに、楽曲コード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を開始する(ステップS23)。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、楽曲を特定するためのコードとしてあらかじめ定められた例えば4桁の楽曲コード(楽曲−ID)を、発信携帯電話機1を操作して入力する(ステップS24)。なお、ここでは、ステップS23にて配信サーバ装置3の音声応答装置4から流す音声ガイダンスは、実施例1の場合と同様、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。4桁の楽曲コードを入力してください」とする。
発信携帯電話機1からの楽曲コードが、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記楽曲コード用入力制限時間内に正しく受理されると(ステップS25の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は、音声応答装置4より音声ガイダンスを流すとともに、配信開始時刻用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を開始する(ステップS26)。該音声ガイダンスは、配信時間指定のサービス特番を受け取っている本実施例では、実施例1の場合とは異なり、例えば、「楽曲コードに指定された楽曲を承りました。配信開始時刻を指定してください。そうでなければ#を入力してください。」とする。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、発信携帯電話機1を操作して、着信者へ楽曲を配信する指定時刻すなわち配信開始時刻を例えば4桁で(時、分をそれぞれ2桁ずつ)入力する(ステップS27)。ただし、本発明においては、配信開始時刻を、年月日も含めて指定することを可能としてももちろんかまわない。発信携帯電話機1からの配信開始時刻が、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記配信開始時刻用入力制限時間内に正しく受理されると(ステップS28の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は、音声応答装置4より音声ガイダンスを流す(ステップS29)。該音声ガイダンスは、ここでは、例えば、「楽曲の配信を開始する配信開始時刻を承りました。変更したい場合には、再度、配信開始時刻を入力してください。そうでなければ、電話をお切りください」とする。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、発信携帯電話機1をオンフックして電話を切ると(ステップS30の「終了」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、発信携帯電話機1との間の呼を開放する(ステップS31)。
しかる後、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1から入力された楽曲コードに基づいて、(副)楽曲データベース5を検索する。(副)楽曲データベース5に格納された楽曲の中から発信者から指定された楽曲を検索した後、配信サーバ装置3は、発信者から指定された配信開始時刻に達すると、発信者の発信携帯電話機1から受け取っていた着信側の電話番号の着信携帯電話機2に対して発呼する(ステップS32)。
着信携帯電話機2が応答すると(ステップS33の「応答」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音声応答装置4から着信携帯電話機2に対して音声ガイダンスを流す(ステップS34)。該音声ガイダンスは、実施例1の場合と同様、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。XXX-XXXX-XXX様より依頼された楽曲を送信します。」とする。なお、XXX-XXXX-XXXには、発信者の発信携帯電話機1の電話番号が合成された音声として挿入される。しかる後、配信サーバ装置3は、(副)楽曲データベース5から検索した楽曲を、着信携帯電話機2に対して音声情報として配信する(ステップS35)。
音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3より楽曲の配信が終了すると、さらに、配信サーバ装置3の音声応答装置4より楽曲の配信が終了した旨を示す音声ガイダンスが着信携帯電話機2に対して流される(ステップS36)。該音声ガイダンスは、実施例1の場合と同様、例えば、「もう一度お聞きになりたいときは(*)を入力し、そうでないときは電話をお切りください。」とする。着信携帯電話機2を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた着信者は、該音声ガイダンスに従い、着信携帯電話機2をオンフックして電話を切ると(ステップS37の「終了」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、着信携帯電話機2との間の呼を開放する(ステップS38)。
なお、ステップS25において、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて発信携帯電話機1からの楽曲コードを前記楽曲コード用入力制限時間内に受け取れず、前記楽曲コード用入力制限時間がタイムアウトした場合(ステップS25の「タイムアウト」の場合)、発信携帯電話機1から受け取ったとしても楽曲コードが正しくなかった場合と同様、音楽配信サービスを行うことができないものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音楽配信サービスを中止して、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。
また、ステップS28において、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて発信携帯電話機1からの配信開始時刻を前記配信開始時刻用入力制限時間内に受け取れず、前記配信開始時刻用入力制限時間がタイムアウトした場合(ステップS28の「タイムアウト」の場合)、発信携帯電話機1から受け取ったとしても配信開始時刻が正しくなかった場合と同様、音楽配信サービスを行うことができないものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。なお、ステップS28において、配信開始時刻ではなく、「*」を受け取っていた場合は、発信者から指定された配信開始時刻の代わりに、当該音楽配信サービスシステム100のデフォルト値としてあらかじめ定めた配信開始時間を用いて、当該配信開始時間が経過した時点で着信側への自動発信動作を起動することになる。
また、ステップS30において、発信者が、発信携帯電話機1を切断せずに、配信開始時刻を変更するための配信開始時刻の再入力動作を行おうとした場合(ステップS30の「変更」の場合)、ステップS27に戻って、楽曲コードの再入力を受け付ける。なお、図3には示していないが、実施例1の場合と同様、発信者が、楽曲コードを変更したい場合も、同様に、楽曲コードの再入力を受け付けるようにしても良い。
また、ステップS33において、着信携帯電話機2からの応答があらかじめ定めた時間内になされなかった場合は(ステップS33の「応答なし」の場合)、楽曲配信サービスの実施が不可能と判定して、着信携帯電話機2への着信動作を終了する。
また、ステップS37において、着信者が、着信携帯電話機2を切断せずに、「*」ボタンを入力して楽曲の再配信を要求してきた場合は(ステップS37の「実施」の場合)、ステップS35に戻って、楽曲の配信動作を繰り返す。
(実施例3)
次に、実施例3として、図1の音楽配信サービスシステム100に関する音楽および音声メッセージ配信サービスの概要について、図4のフローチャートを用いて説明する。図4は、図1の音楽配信サービスシステムの実施例3の動作手順を示すフローチャートであり、発信者が着信者に対して指定した音楽の配信と同時に、任意に入力した音声メッセージの配信を行う音楽および音声メッセージ配信サービスを実施する際の動作手順の一例を示している。すなわち、音楽配信サービスシステム100から着信者に対して、発信者から指定された楽曲を配信すると同時に、発信者から入力されている音声メッセージも、音楽配信サービスシステム100から着信者へ配信するサービスの手順の一例を示している。なお、本実施例についても、実施例2の場合と同様に、発信者が配信開始時刻を指定することが可能な配信時刻指定サービスと併用するようにしても良い。
まず、発信者は、発信携帯電話機1を操作して、音楽および音声メッセージの配信サービス用として携帯電話会社より指定されたサービス特番(例えば「993」)および楽曲、音声メッセージを配信したい着信側の着信携帯電話機2の電話番号をダイアルする(ステップS41)。発信された呼は、携帯電話網10を経由して、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3に着信する(ステップS42)。配信サーバ装置3は、音声応答装置4より発信者に対して楽曲コードの入力を促す音声メッセージを送信するとともに、楽曲コード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を開始する(ステップS43)。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、楽曲を特定するためのコードとしてあらかじめ定められた例えば4桁の楽曲コード(楽曲−ID)を、発信携帯電話機1を操作して入力する(ステップS44)。なお、ここでは、ステップS43にて配信サーバ装置3の音声応答装置4から流す音声ガイダンスは、実施例1の場合と同様、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。4桁の楽曲コードを入力してください」とする。
発信携帯電話機1からの楽曲コードが、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記楽曲コード用入力制限時間内に正しく受理されると(ステップS45の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は、音声応答装置4より音声ガイダンスを流すとともに、音声メッセージ用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を開始する(ステップS46)。該音声ガイダンスは、音楽および音声メッセージ配信用のサービス特番を受け取っている本実施例では、実施例1の場合とは異なり、例えば、「楽曲コードに指定された楽曲を承りました。訂正したい場合には(*)を入力してください。引き続き、音声メッセージを入力したい場合にはピーという合図の後、1分以内で音声メッセージを入力してください。音声メッセージを入力しないで終了する場合には(#)を入力してください。」とする。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、着信者へ配信する楽曲に訂正がない場合は(ステップS47の「継続」の場合)、該音声ガイダンスに従い、指定した楽曲に先立って着信者へ送信したい音声メッセージを、発信携帯電話機1のマイクから入力する(ステップS48)。発信携帯電話機1からの音声メッセージが、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記音声メッセージ用入力制限時間内に正しく受理されると(ステップS49の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は受け取った音声メッセージを1分間録音するとともに、音声応答装置4より音声ガイダンスを流す(ステップS50)。該音声ガイダンスは、ここでは、例えば、「音声メッセージを承りました。電話をお切りください。」とする。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、発信携帯電話機1をオンフックして電話を切ると、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、発信携帯電話機1との間の呼を開放する(ステップS51)。
しかる後、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1から入力された楽曲コードに基づいて、(副)楽曲データベース5を検索する。(副)楽曲データベース5に格納された楽曲の中から発信者から指定された楽曲を検索した後、配信サーバ装置3は、配信開始時間としてあらかじめ決められた時間が経過すると、発信者の発信携帯電話機1から受け取っていた着信側の電話番号の着信携帯電話機2に対して発呼する(ステップS52)。
着信携帯電話機2が応答すると(ステップS53の「応答」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音声応答装置4から着信携帯電話機2に対して音声ガイダンスを流す(ステップS54)。該音声ガイダンスは、音楽および音声メッセージ配信サービスを行う本実施例では、実施例1の場合とは異なり、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。XXX-XXXX-XXX様より依頼された音声メッセージおよび楽曲を送信します。」とする。なお、XXX-XXXX-XXXには、発信者の発信携帯電話機1の電話番号が合成された音声として挿入される。しかる後、配信サーバ装置3は、録音していた発信者からの音声メッセージを送信した後、(副)楽曲データベース5から検索した楽曲を、着信携帯電話機2に対して音声情報として配信する(ステップS55)。
音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3より楽曲の配信が終了すると、さらに、音声応答装置4より楽曲の配信が終了した旨を示す音声ガイダンスが着信携帯電話機2に対して流される(ステップS56)。該音声ガイダンスは、実施例1の場合と同様、例えば、「もう一度お聞きになりたいときは(*)を入力し、そうでないときは電話をお切りください。」である。着信携帯電話機2を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた着信者は、該音声ガイダンスに従い、着信携帯電話機2をオンフックして電話を切ると(ステップS57の「終了」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、着信携帯電話機2との間の呼を開放する(ステップS58)。
なお、ステップS47において、発信者が、楽曲コードを変更するために、発信携帯電話機1から「*」ボタンを入力した場合(ステップS7の「*」の場合)、ステップS44に戻って、楽曲コードの再入力を受け付ける。一方、音声メッセージの入力はないものとして、発信者が、発信携帯電話機1から「#」ボタンを入力した場合(ステップS7の「*」の場合)、発信者は音楽および音声メッセージ配信サービスを中止したものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。ただし、「#」ボタンを入力した場合には、実施例1の場合の音楽配信サービスの提供が要求されたものとして、実施例1の場合と同様に、発信者から指定された楽曲のみを着信者側に配信するサービスに切り替えるようにしても良い。
また、前述の図4においては、ステップS48にて、発信した際に、発信者が、発信携帯電話機1から音声メッセージを入力する場合について説明したが、音楽配信サービスシステム100にあらかじめ登録されている音声メッセージ(当該発信者があらかじめ登録した音声メッセージのみならず、音楽配信用のメッセージとして登録されている定型的な音声メッセージも含む)の中から選択して指定するようにしても良い。
また、ステップS45において、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて発信携帯電話機1からの楽曲コードを前記楽曲コード用入力制限時間内に受け取れず、前記楽曲コード用入力制限時間がタイムアウトした場合(ステップS45の「タイムアウト」の場合)、発信携帯電話機1から受け取ったとしても楽曲コードが正しくなかった場合と同様、音楽配信サービスを行うことができないものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音楽配信サービスを中止して、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。
また、ステップS49において、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて発信携帯電話機1からの音声メッセージを前記音声メッセージ用入力制限時間内に受け取れず、前記音声メッセージ用入力制限時間がタイムアウトした場合(ステップS49の「タイムアウト」の場合)、音楽配信サービスを行うことができないものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。
また、ステップS53において、着信携帯電話機2からの応答があらかじめ定めた時間内になされなかった場合は(ステップS53の「応答なし」の場合)、楽曲配信サービスの実施が不可能と判定して、着信携帯電話機2への着信動作を終了する。
また、ステップS57において、着信者が、着信携帯電話機2を切断せずに、「*」ボタンを入力して楽曲の再配信を要求してきた場合は(ステップS57の「実施」の場合)、ステップS55に戻って、楽曲の配信動作を繰り返す。
(実施例4)
次に、実施例4として、図1の音楽配信サービスシステム100に関する楽曲確認後配信サービスの概要について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5は、図1の音楽配信サービスシステムの実施例4の動作手順を示すフローチャートであり、発信者が着信者に対して配信したい楽曲として指定した後、当該楽曲を発信者が即時に確認し、しかる後、着信者に対して配信を行う楽曲確認後配信サービスを実施する際の動作手順の一例を示している。すなわち、音楽配信サービスシステム100から着信者に対して、発信者から指定された楽曲を配信する前に、発信者自身が指定した楽曲を確認するために、音楽配信サービスシステム100から発信携帯電話機1に即時に当該楽曲を配信するサービスの手順の一例を示している。
なお、図5には、着信側の着信携帯電話機2への配信動作については、実施例1の場合と全く同様であるので、着信携帯電話機2側の動作を示すフローチャートは省略している。また、本実施例についても、実施例2の場合と同様に、着信携帯電話機2への配信開始時刻を発信者側で任意に指定するようにしても良いし、また、実施例3の場合と同様に、発信者の音声メッセージを付した形で着信携帯電話機2側へ楽曲を配信するようにしても良い。
図5において、まず、発信者は、発信携帯電話機1を操作して、楽曲確認後配信サービス用として携帯電話会社より指定されたサービス特番(例えば「994」)および楽曲を配信したい着信側の着信携帯電話機2の電話番号をダイアルする(ステップS71)。発信された呼は、携帯電話網10を経由して、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3に着信する(ステップS72)。配信サーバ装置3は、音声応答装置4より発信者に対して楽曲コードの入力を促す音声メッセージを送信するとともに、楽曲コード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を開始する(ステップS73)。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、楽曲を特定するためのコードとしてあらかじめ定められた例えば4桁の楽曲コード(楽曲−ID)を、発信携帯電話機1を操作して入力する(ステップS74)。なお、ここでは、ステップS73にて配信サーバ装置3の音声応答装置4から流す音声ガイダンスは、実施例1の場合と同様、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。4桁の楽曲コードを入力してください」とする。
発信携帯電話機1からの楽曲コードが、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記楽曲コード用入力制限時間内に正しく受理されると(ステップS75の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1から入力された楽曲コードに基づいて、(副)楽曲データベース5を検索する。(副)楽曲データベース5に格納された楽曲の中から発信者から指定された楽曲を検索した後、検索した楽曲を当該発信者に確認させるために、(副)楽曲データベース5から検索した楽曲を、発信携帯電話機1に対して配信する(ステップS76)。
楽曲の配信が終了すると、さらに、配信サーバ装置3は、楽曲の配信が終了した旨を示す音声ガイダンスを音声応答装置4から発信携帯電話機1に対して流す(ステップS77)。該音声ガイダンスは、例えば、「楽曲コードを訂正したい場合には(*)を入力してください。そうでないときは電話をお切りください。」とする。発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、発信携帯電話機1をオンフックして電話を切ると(ステップS78の「終了」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、発信携帯電話機1との間の呼を開放する(ステップS79)。
しかる後は、配信サーバ装置3は、配信開始時間としてあらかじめ決められた時間が経過した時点で、発信者の発信携帯電話機1から受け取っていた着信側の電話番号の着信携帯電話機2に対して、発信者によって確認された楽曲を配信するために、図2に示す実施例1におけるステップS9以降の動作と同様の動作を行う。
なお、ステップS78において、発信者が、楽曲コードを訂正するために、発信携帯電話機1から「*」ボタンを入力した場合(ステップS78の「訂正」の場合)、ステップS74に戻って、楽曲コードの再入力を受け付ける。また、例えば、複数の楽曲を着信者に配信したい場合は、ステップS78にて、例えば「#」ボタンを入力することによって、次の楽曲コードを追加して入力させるようにしても良い。
また、ステップS75において、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて発信携帯電話機1からの楽曲コードを前記楽曲コード用入力制限時間内に受け取れず、前記楽曲コード用入力制限時間がタイムアウトした場合(ステップS75の「タイムアウト」の場合)、発信携帯電話機1から受け取ったとしても楽曲コードが正しくなかった場合と同様、音楽配信サービスを行うことができないものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音楽配信サービスを中止して、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。
(実施例5)
次に、実施例5として、図1の音楽配信サービスシステム100に関する法人による音楽および/または音声メッセージ配信サービスの概要について、図6のフローチャートを用いて説明する。図6は、図1の音楽配信サービスシステムの実施例5の動作手順を示すフローチャートであり、法人発信者があらかじめ登録している音楽および/または音声メッセージの配信を、あらかじめ登録された着信者に対して行うという法人による音楽および/または音声メッセージ配信サービスを実施する際の動作手順の一例を示している。すなわち、楽曲や音声メッセージを業務として提供している法人発信者の場合であり、該法人発信者によってあらかじめ登録された着信者に対して、音楽配信サービスシステム100から、当該法人発信者によってあらかじめ登録されている楽曲の中から選択した楽曲を配信すると同時に、さらには、当該法人発信者から入力されて登録されている音声メッセージも、音楽配信サービスシステム100から着信者へ配信するサービスの手順の一例を示している。なお、本実施例についても、実施例2の場合と同様に、発信者が配信開始時刻を指定することが可能な配信時刻指定サービスと併用するようにしても良いし、実施例4の場合と同様に、法人発信者により楽曲の確認後に着信者へ配信するようにしても良い。
まず、法人ユーザである発信者は、発信携帯電話機1を操作して、法人による音楽および/または音声メッセージ配信サービスとして携帯電話会社より指定されたサービス特番(例えば「995」)および楽曲を配信したい着信側の着信携帯電話機2の電話番号をダイアルする(ステップS91)。発信された呼は、携帯電話網10を経由して、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3に着信する(ステップS92)。配信サーバ装置3は、法人ユーザである発信者に対してユーザ識別子(U−ID)とパスワード(PWD)の入力を促す音声ガイダンスを音声応答装置4から送信するとともに、ユーザ識別子およびパスワード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を開始する(ステップS93)。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた法人ユーザの発信者は、該音声ガイダンスに従い、当該法人ユーザにあらかじめ割り当てられているユーザ識別子とパスワードとを、発信携帯電話機1を操作して入力する(ステップS94)。なお、ここでは、ステップS93にて配信サーバ装置3の音声応答装置4から流す音声ガイダンスは、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。割り当てられておりますユーザ識別子とパスワードとを入力してください。」とする。
発信携帯電話機1からのユーザIDとパスワードとが、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記ユーザ識別子およびパスワード用入力制限時間内に正しく受理されると(ステップS95の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は、図6に示していないが、確認のため、ユーザ識別子およびパスワードの再入力を要求する音声ガイダンスを音声応答装置4より送信するとともに、ユーザ識別子およびパスワード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を再度開始する(ステップS93)。ここで流す音声ガイダンスは、例えば、「確認のため、ユーザ識別子とパスワードとを再度入力してください。」とする。
発信携帯電話機1から再入力されたユーザIDとパスワードとが、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記ユーザ識別子およびパスワード用入力制限時間内に正しく受理され、法人ユーザとしての認証が終了すると(ステップS95の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は、法人ユーザである発信者に対して楽曲コードの入力を促す音声メッセージを音声応答装置4より送信するとともに、楽曲コード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間の経過を監視するために計時を開始する(ステップS96)。
発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた発信者は、該音声ガイダンスに従い、楽曲を特定するためのコードとしてあらかじめ定められた例えば4桁の楽曲コード(楽曲−ID)を、発信携帯電話機1を操作して入力する(ステップS97)。なお、ここでは、ステップS97にて配信サーバ装置3の音声応答装置4から流す音声ガイダンスは、例えば、「4桁の楽曲コードを入力してください」とする。
発信携帯電話機1からの楽曲コードが、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて前記楽曲コード用入力制限時間内に正しく受理されると(ステップS98の「受領」の場合)、配信サーバ装置3は、音声応答装置4より音声ガイダンスを流す(ステップS99)。該音声ガイダンスは、ここでは、例えば、「楽曲コードに指定された楽曲を承りました。変更したい場合には、再度、楽曲コードを入力してください。そうでなければ、電話をお切りください」とする。発信携帯電話機1を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた法人ユーザの発信者は、該音声ガイダンスに従い、発信携帯電話機1をオンフックして電話を切ると(ステップS100の「終了」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、発信携帯電話機1との間の呼を開放する(ステップS101)。
しかる後、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1から入力された楽曲コードに基づいて、(副)楽曲データベース5を検索する。(副)楽曲データベース5に格納された楽曲の中から発信者から指定された楽曲を検索した後、配信サーバ装置3は、配信開始時間としてあらかじめ決められた時間が経過すると、発信者である法人ユーザからあらかじめ登録されている着信側の電話番号の着信携帯電話機2に対して発呼する(ステップS102)。
着信携帯電話機2が応答すると(ステップS103の「応答」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音声応答装置4から着信携帯電話機2に対して音声ガイダンスを流す(ステップS104)。該音声ガイダンスは、ここでは、例えば、「こちらは音楽配信サービスセンターです。XXXX社より依頼された依頼された楽曲を送信します。」とする。なお、XXXX社には、発信者として認証された法人ユーザとしての名称が合成された音声として挿入される。しかる後、配信サーバ装置3は、(副)楽曲データベース5から検索した楽曲を、着信携帯電話機2に対して音声情報として配信する(ステップS105)。
音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3より楽曲の配信が終了すると、さらに、音声応答装置4より楽曲の配信が終了した旨を示す音声ガイダンスが着信携帯電話機2に対して流される(ステップS106)。該音声ガイダンスは、実施例1の場合と同様、例えば、「もう一度お聞きになりたいときは(*)を入力し、そうでないときは電話をお切りください。」とする。着信携帯電話機2を介して配信サーバ装置3の音声応答装置4より流れる音声ガイダンスを聞いた着信者は、該音声ガイダンスに従い、着信携帯電話機2をオンフックして電話を切ると(ステップS107の「終了」の場合)、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、その切断信号を受け取って、着信携帯電話機2との間の呼を開放する(ステップS108)。
なお、ステップS100において、発信者が、楽曲コードを変更するために、発信携帯電話機1から「*」ボタンを入力した場合(ステップS7の「*」の場合)、ステップS97に戻って、楽曲コードの再入力を受け付ける。ただし、本実施例の場合は、法人ユーザの音声メッセージを付与しない形で、楽曲のみを配信する場合について説明したが、ステップS99における音声ガイダンスとして、実施例3の場合と同様に、例えば、「楽曲コードに指定された楽曲を承りました。訂正したい場合には(*)を入力してください。引き続き、音声メッセージを入力したい場合にはピーという合図の後、1分以内で音声メッセージを入力してください。音声メッセージを入力しないで終了する場合には(#)を入力してください。」との音声ガイダンスを流して、発信者に音声メッセージの入力を促すようにしても良い。ここで、発信者から音声メッセージが入力されてくると、実施例3の場合と同様に、配信サーバ装置3は、入力されてきた音声メッセージを録音して、着信側に指定された楽曲を配信する際に、該楽曲とともに、着信者側に送信する。
また、法人ユーザである発信者からの音声メッセージは、音楽配信サービスシステム100にあらかじめ登録しておくようにして、発信携帯電話機1からは、登録されている音声メッセージを選択するようにしても良い。さらに、楽曲コードについても、法人ユーザ専用のコードとして、音楽配信サービスシステム100にあらかじめ登録しておくようにして、発信携帯電話機1からは、登録されている楽曲コードを選択するようにしても良い。この場合、あらかじめ登録されている楽曲コードとして、複数の楽曲コードが登録されているようにしても良いし、さらには、発信携帯電話機1から選択する楽曲コードが1ないし複数であっても良い。
また、ステップS95において、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて発信携帯電話機1からのユーザ識別子、パスワードを前記ユーザ識別子およびパスワード用入力制限時間内に受け取れず、前記ユーザ識別子およびパスワード用入力制限時間がタイムアウトした場合(ステップS95の「タイムアウト」の場合)、発信携帯電話機1から受け取ったとしてもユーザ識別子、パスワードが正しくなかった場合と同様、音楽配信サービスを行うことができないものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。
また、ステップS98において、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3にて発信携帯電話機1からの楽曲コードを前記楽曲コード用入力制限時間内に受け取れず、前記楽曲コード用入力制限時間がタイムアウトした場合(ステップS98の「タイムアウト」の場合)、発信携帯電話機1から受け取ったとしても楽曲コードが正しくなかった場合と同様、音楽配信サービスを行うことができないものとして、音楽配信サービスシステム100の配信サーバ装置3は、音楽配信サービスを中止して、発信携帯電話機1との間の回線を切断する。
また、ステップS103において、着信携帯電話機2からの応答があらかじめ定めた時間内になかった場合は(ステップS103の「応答なし」の場合)、楽曲配信サービスの実施が不可能と判定して、着信携帯電話機2への着信動作を終了する。
また、ステップS107において、着信者が、着信携帯電話機2を切断せずに、「*」ボタンを入力して楽曲の再配信を要求してきた場合は(ステップS107の「実施」の場合)、ステップS105に戻って、楽曲の配信動作を繰り返す。
なお、着信側の着信携帯電話機2の電話番号は、法人ユーザによってあらかじめ登録されている場合を示しているが、場合によっては、発信時に、着信側の着信携帯電話機2の電話番号も、サービス特番とともに入力するようにしても良い。また、1ないし複数の着信側の着信携帯電話機2の電話番号をあらかじめ登録しておいても良く、法人ユーザの発信時に、そのうちの1ないし複数の着信携帯電話機2の電話番号を選択するようにしても良い。
(他の実施例)
前述した実施例1〜4においては、楽曲および/または発信者の音声メッセージを配信する配信先となる着信側の着信携帯電話機2の電話番号を、発信携帯電話機1で音楽配信サービスシステム100に発呼する際に、その都度、サービス特番とともに入力する例を説明したが、実施例5の法人ユーザが発信する場合と同様に、配信先の着信携帯電話機2の電話番号を音楽配信サービスシステム100側にあらかじめ登録しておくようにしても良い。これにより、一般の個人ユーザが音楽配信サービスを利用する場合、発呼時に、楽曲の配信先となる着信携帯電話機2を指定する手間を省略することができ、発信操作が容易になる。
さらに、一般の個人ユーザの場合であっても、例えば、会員制の音楽配信サービスとして、実施例5の場合のように、ユーザ識別子(U−ID)とパスワードとを用いたユーザ認証を行うようにしても良い。
また、実施例5のような法人ユーザが音楽配信サービスを利用する場合、配信先の1ないし複数の着信携帯電話機2の電話番号を、配信条件を付与する形式で、音楽配信サービスシステム100側にあらかじめ登録するようにし、登録された配信条件に合致する1ないし複数の配信先の着信携帯電話機2に対して、指定した音声メッセージや楽曲を一斉に配信するようにしても良い。
また、発信者が、楽曲や音声メッセージを配信する配信先をあらかじめ登録する場合、音楽配信サービスシステム100の制御端末14から運用事業者により登録操作を行う場合のみならず、発信携帯電話機1などの発信側通信端末を用いてネットワーク例えば携帯電話網10を介して遠隔から登録することも可能であるし、さらには、楽曲や音声メッセージの提供を行う法人ユーザ専用の端末装置や、あるいは、PCやPDAといった通常の通信端末からネットワーク例えばインターネット11を介して遠隔から登録することも可能である。
さらには、発信者や着信者の通信端末として、携帯電話機1,2の場合について説明したが、例えば、PHS電話機や固定電話機であっても良いし、PDAや携帯型ノートPCなどの携帯型の端末であっても良いし、あるいは、デスクトップ型PCをはじめとする各種の一般的な情報端末装置であっても良い。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることは、当業者には容易に理解できよう。
本発明の音楽配信サービスシステムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 図1の音楽配信サービスシステムの実施例1の動作手順を示すフローチャートである。 図1の音楽配信サービスシステムの実施例2の動作手順を示すフローチャートである。 図1の音楽配信サービスシステムの実施例3の動作手順を示すフローチャートである。 図1の音楽配信サービスシステムの実施例4の動作手順を示すフローチャートである。 図1の音楽配信サービスシステムの実施例5の動作手順を示すフローチャートである。 図1の音楽配信サービスシステムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。 本発明の音楽配信サービスシステムにおいて使用される楽曲コードの一例を説明するための説明図である。
符号の説明
1,2 携帯電話機
1 発信携帯電話機
2 着信携帯電話機
3 配信サーバ装置
4 音声応答装置
5 (副)楽曲データベース
6 コンテンツ管理サーバ装置
7 法人ユーザの端末装置
8 コンテンツ提供事業者(CP)のコンテンツ提供装置
9 (CP)楽曲データベース
10 携帯電話網
11 インターネット
12 バックアップ制御サーバ装置
13 (主)楽曲データベース
14 制御端末
15 LAN
21 1次アドレステーブル
22 2次アドレステーブル
23 楽曲プロファイルテーブル
100 音楽配信サービスシステム

Claims (32)

  1. 発信側通信端末から、サービス番号を入力して、前記サービス番号により特定される音楽配信サービスを配信先の着信側通信端末に提供する配信サーバ装置を少なくとも備えた音楽配信サービスシステムであって、
    前記配信サーバ装置に、音声ガイダンスを前記発信側通信端末および/または前記着信側通信端末に送信する音声応答手段と、配信を要求される音楽に関する楽曲を楽曲コードに対応付けてあらかじめ格納している楽曲データベースとを少なくとも備え、前記発信側通信端末から入力された前記サービス番号として、前記楽曲データベースに格納されている楽曲の中から、指定した楽曲を指定した着信通信端末に配信することを要求している場合、前記発信側通信端末から入力された楽曲コードに基づいて前記楽曲データベースの中から指定された楽曲を検索するとともに、前記発信側通信端末との接続が切断された後、配信開始時間としてあらかじめ定められた時間が経過した際に、前記発信側通信端末から指定されていた着信側通信端末に対して自動発信して、前記音声応答手段から、前記発信側通信端末からの依頼により楽曲を配信している旨の音声ガイダンスを送信した後、前記楽曲データベースの中から検索された前記楽曲を、前記着信側通信端末に対して配信することを特徴とする音楽配信サービスシステム。
  2. 前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された前記着信側通信端末のアドレスか、あるいは、当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている前記着信側通信端末のアドレスかのいずれかにより、前記楽曲の配信先の着信側通信端末を指定することを特徴とする請求項1に記載の音楽配信サービスシステム。
  3. 前記音声応答手段から、配信対象とする楽曲を特定する楽曲コードの入力を促す音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信することに応じて、前記発信側通信端末から入力されてくる前記楽曲コードを受け取ることを特徴とする請求項1または2に記載の音楽配信サービスシステム。
  4. 楽曲コードの入力を促す前記音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信した後、楽曲コード用入力制限時間としてあらかじめ定めた時間が経過するまでに、前記発信側通信端末から楽曲コードが入力されなかった場合、あるいは、入力された楽曲コードが正常ではなかった場合、前記発信側通信端末の音楽配信サービスを中止することを特徴とする請求項3に記載の音楽配信サービスシステム。
  5. 前記着信側通信端末に対する前記楽曲の配信が終了した後、前記音声応答手段から前記楽曲の再配信を要求するか否かを問い合わせる音声ガイダンスを前記着信側通信端末に対して送信することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  6. 発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記着信側通信端末に対して自動発信する時点が、あらかじめ定めた前記配信開始時間が経過した時点ではなく、前記発信側通信端末から配信開始日時として任意に指定されている時点に切り替えて設定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム前記。
  7. 前記音声応答手段から、前記配信開始日時の入力を促す音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信することに応じて、前記発信側通信端末から入力されてくる前記配信開始日時を受け取ることを特徴とする請求項6に記載の音楽配信サービスシステム。
  8. 前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記発信通信端末から指定された前記楽曲を検索した際に、前記着信通信端末に自動発信する前に、前記発信側通信端末に対して指定された前記楽曲を配信することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  9. 前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、指定された楽曲の他に指定された音声メッセージを前記着信通信端末に対して配信することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  10. 前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された音声メッセージか、あるいは、当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている音声メッセージかのいずれかにより、前記着信通信端末に対して配信する前記音声メッセージが設定されることを特徴とする請求項9に記載の音楽配信サービスシステム。
  11. 前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された前記音声メッセージを受け取る場合、前記音声応答手段から、前記音声メッセージの入力を促す音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信することに応じて、前記発信側通信端末から入力されてくる前記音声メッセージを受け取ることを特徴とする請求項10に記載の音楽配信サービスシステム。
  12. 前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に、前記発信側通信端末の利用者のユーザ識別子とパスワードとを用いた認証を行うことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  13. 前記発信側通信端末の利用者のユーザ識別子とパスワードとを前記発信側通信端末から受け取る場合、前記音声応答手段から、前記ユーザ識別子と前記パスワードとの入力を促す音声ガイダンスを前記発信側通信端末に対して送信することに応じて、前記発信側通信端末から入力されてくる前記ユーザ識別子と前記パスワードとを受け取ることを特徴とする請求項12に記載の音楽配信サービスシステム。
  14. 前記楽曲データベースにあらかじめ格納される楽曲は、ネットワークを介して、楽曲の提供を行うコンテンツ提供事業者のコンテンツ提供装置、または、法人ユーザ専用の端末装置から転送されてくることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  15. 当該音楽配信サービスシステムに、前記着信側通信端末のアドレス、および/または、前記音声メッセージをあらかじめ登録する場合、当該音楽配信サービスシステムの運営事業者が使用する制御端末から入力するか、あるいは、前記発信通信端末からネットワークを介して入力するか、あるいは、楽曲や音声メッセージの提供を行う法人ユーザ専用の端末装置からネットワークを介して入力するか、あるいは、一般の通信端末からネットワークを介して入力するか、のいずれかの手段を用いて登録することを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  16. 前記ネットワークが、インターネットであることを特徴とする請求項14または15に記載の音楽配信サービスシステム。
  17. 前記発信側通信端末および前記着信側通信端末が、携帯電話機、PHS電話機、PDA、携帯型ノートPC、固定電話機、デスクトップ型PC、一般情報端末のいずれかからなっていることを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  18. 前記配信サーバ装置の前記楽曲データベースにあらかじめ格納される楽曲および当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている情報をバックアップするバックアップ制御サーバ装置を備えていることを特徴とする請求項1ないし17のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  19. 楽曲の提供を行うコンテンツ提供事業者に関する情報および当該音楽配信サービスシステムとネットワークを介して接続される前記コンテンツ提供事業者のコンテンツ提供装置に関する情報、および/または、楽曲および/または音声メッセージの提供を行う法人ユーザに関する情報および当該音楽配信サービスシステムとネットワークを介して接続される前記法人ユーザの端末装置に関する情報を、管理するコンテンツ管理サーバ装置を備えていることを特徴とする請求項1ないし18のいずれかに記載の音楽配信サービスシステム。
  20. 発信側通信端末から入力されたサービス番号により特定される音楽配信サービスを配信先の着信側通信端末に提供する配信サーバ装置であって、前記配信サーバ装置に、音声ガイダンスを前記発信側通信端末および/または前記着信側通信端末に送信する音声応答手段と、配信を要求される音楽に関する楽曲を楽曲コードに対応付けてあらかじめ格納している楽曲データベースとを少なくとも備え、前記発信側通信端末から入力された楽曲コードに基づいて前記楽曲データベースの中から指定された楽曲を検索するとともに、前記発信側通信端末との接続が切断された後、前記発信側通信端末から指定されていた着信側通信端末に対して自動発信して、前記音声応答手段から、前記発信側通信端末からの依頼により楽曲を配信している旨の音声ガイダンスを送信した後、前記楽曲データベースの中から検索された前記楽曲を、前記着信側通信端末に対して配信することを特徴とする配信サーバ装置。
  21. 発信側通信端末から、サービス番号を入力して、前記サービス番号により特定される音楽配信サービスを配信先の着信側通信端末に提供する音楽配信サービスシステムにおける音楽配信方法であって、配信を要求される音楽に関する楽曲を楽曲コードに対応付けてあらかじめ格納している楽曲データベースを少なくとも有し、前記発信側通信端末から入力された前記サービス番号として、前記楽曲データベースに格納されている楽曲の中から、指定した楽曲を指定した着信通信端末に配信することを要求している場合、前記発信側通信端末から入力された楽曲コードに基づいて前記楽曲データベースの中から指定された楽曲を検索するとともに、前記発信側通信端末との接続が切断された後、配信開始時間としてあらかじめ定められた時間が経過した際に、前記発信側通信端末から指定されていた着信側通信端末に対して自動発信して、前記楽曲データベースの中から検索された前記楽曲を、前記着信側通信端末に対して配信することを特徴とする音楽配信方法。
  22. 前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された前記着信側通信端末のアドレスか、あるいは、当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている前記着信側通信端末のアドレスかのいずれかにより、前記楽曲の配信先の着信側通信端末を指定することを特徴とする請求項21に記載の音楽配信方法。
  23. 前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記着信側通信端末に対して自動発信する時点が、あらかじめ定めた前記配信開始時間が経過した時点ではなく、前記発信側通信端末から配信開始日時として任意に指定されている時点に切り替えて設定することを特徴とする請求項21または22に記載の音楽配信方法。
  24. 前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記発信通信端末から指定された前記楽曲を検索した際に、前記着信通信端末に自動発信する前に、前記発信側通信端末に対して指定された前記楽曲を配信することを特徴とする請求項21ないし23のいずれかに記載の音楽配信方法。
  25. 前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、指定された楽曲の他に指定された音声メッセージを前記着信通信端末に対して配信することを特徴とする請求項21ないし24のいずれかに記載の音楽配信方法。
  26. 前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に入力された音声メッセージか、あるいは、当該音楽配信サービスシステムにあらかじめ登録されている音声メッセージかのいずれかにより、前記着信通信端末に対して配信する前記音声メッセージが設定されることを特徴とする請求項25に記載の音楽配信方法。
  27. 前記発信側通信端末が入力する前記サービス番号に応じて、前記発信側通信端末が当該音楽配信サービスシステムに楽曲の配信を要求する際に、前記発信側通信端末の利用者のユーザ識別子とパスワードとを用いた認証を行うことを特徴とする請求項21ないし26のいずれかに記載の音楽配信方法。
  28. 前記楽曲データベースにあらかじめ格納される楽曲は、ネットワークを介して、コンテンツ提供事業者のコンテンツ提供装置、または、法人ユーザ専用の端末装置から転送されてくることを特徴とする請求項21ないし27のいずれかに記載の音楽配信方法。
  29. 当該音楽配信サービスシステムに、前記着信側通信端末のアドレス、および/または、前記音声メッセージをあらかじめ登録する場合、当該音楽配信サービスシステムの運営事業者が使用する制御端末から入力するか、あるいは、前記発信通信端末からネットワークを介して入力するか、あるいは、楽曲や音声メッセージの提供を行う法人ユーザ専用の端末装置からネットワークを介して入力するか、あるいは、一般の通信端末からネットワークを介して入力するか、のいずれかの手段を用いて登録することを特徴とする請求項21ないし28のいずれかに記載の音楽配信方法。
  30. 前記ネットワークが、インターネットであることを特徴とする請求項28または29に記載の音楽配信方法。
  31. 請求項21ないし30のいずれかに記載の音楽配信方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とする音楽配信プログラム。
  32. 請求項31に記載の音楽配信プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に格納していることを特徴とするプログラム記録媒体。

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