JP2005223403A - 通話装置及び回線接続型通話システム - Google Patents

通話装置及び回線接続型通話システム Download PDF

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Abstract

【課題】 通話者以外の音声データの再生音声や映像データの再生映像を、通話者の通話に加重して再生することができるとともに、通話装置自体に蓄積していない再生音声等であっても通話者の音声に加重して再生できるようにする。
【解決手段】 本発明は、音声データ11Aを記録した音声記録媒体11若しくは電気通信回線を通じた音声データの提供を受けるための通信機器1又はそれら双方が設けられ、かつ、他の通話装置A′との間で通話を行なえる構成になっており、上記した他の通話装置A′との通話接続中に、音声記録媒体11に記録されている音声データ11A又は電気通信回線を通じて提供された音声データの再生音声を、上記した他の通話装置A′から送信される音声に加重して出力する音声出力手段1Aを設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加入電話、携帯電話、TV電話、又は通話機能を備えているパーソナルコンピュータ、PDA(personal digital assistant)等の通話装置及び回線型通話システムに関する。
従来、加入電話、携帯電話等の通話機能を有する通話装置は、あくまで通話を行うことが目的であるため、敢えて通話の妨害にもなりえる通話者以外の音声データの再生音声や映像データの再生映像を、通話音声や話者の映像に加重して出力するようなことは行われていない。
そのため、通話接続中には、リアルタイムに放送されるニュース等の情報を共有することや、通話接続中のBGMとして好きな音楽を流すようなことはできなかった。
また、特開2003−158729号公報には、マイクから入力された音声を符号化する音声符号化部と、少なくとも動画データが含まれる蓄積ファイルを予め蓄積する蓄積ファイル部と、前記蓄積ファイル部に予め蓄積された蓄積ファイルを出力する蓄積ファイル送信部と、前記音声符号化部からの音声データと、前記蓄積ファイル送信部からの蓄積ファイルとを多重化して相手端末に送信する多重化部と、前記蓄積ファイル送信部からの蓄積ファイルの動画データを復号してモニタに再生する蓄積動画復号部とを備えているとともに、相手端末との間の音声通話中に、前記蓄積ファイル部に予め蓄積された蓄積ファイルの送信と再生とを同時に行い、相手端末に送信した蓄積ファイルの動画データと同じ動画データをモニタに再生しながら音声通話を可能にすることを特徴としたテレビ電話装置が開示されている。
特開2003−158729号公報
前述のように、従来の技術によれば、加入電話、携帯電話等の通話機能を有する通話装置は、通話者以外の音声データの再生音声や映像データの再生映像を、通話音声や話者の映像に加重して出力するようなことは行われていなかったので、通話接続中には、リアルタイムに放送されるニュース等の情報共有を行なう、あるいは、通話接続中のBGM(Back Ground Music)として好きな音楽を流すようなことはできなかった。
また、特開2003−158729号公報に記載されたテレビ電話装置では、テレビ電話機能を用いた通話接続中に、予め蓄積した動画データや動画データと音声データからなる蓄積ファイルを相手端末に送信することができるものの、送信しようとするファイルは、蓄積ファイル部に蓄積されているものに限られるという欠点がある。
そこで本発明は、通話者以外の音声データの再生音声や映像データの再生映像を、通話者の通話に加重して再生することができるとともに、通話装置自体に蓄積していない再生音声等であっても通話者の音声に加重して再生できる通話装置及び回線接続型通話システムの提供を目的としている。
上記目的を達成するための本発明の構成は、次のとおりである。
本発明に係る通話装置は、音声データを記録した音声記録媒体若しくは電気通信回線を通じた音声データの提供を受けるための通信機器又はそれら双方が設けられ、かつ、他の通話装置との間で通話を行なうものであり、上記した他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データの再生音声又は電気通信回線を通じて提供された音声データの再生音声を、上記した他の通話装置から送信される音声とともに出力する音声出力手段を設けたことを特徴としている。
他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データ又は電気通信回線を通じて提供された音声データを、当該他の通話装置に向けて送信する音声データに加重して送信する音声送信手段を設けることができる。
他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データの再生音声又は電気通信回線を通じて提供された音声データの再生音声を、上記した他の通話装置から送信される音声とともに出力する音声出力手段、及びその音声記録媒体に記録されている音声データ又は電気通信回線を通じて提供された音声データを、当該他の通話装置に向けて送信する音声データに加重して送信する音声送信手段を設けた構成にすることができる。
音声データの再生音声の出力に関わる設定を行なう音声出力設定手段を設けることができる。
他の通話装置との通話接続中に、映像記録媒体に記録されている映像データの再生映像又は電気通信回線を通じて提供された映像データの再生映像を表示する記録映像表示手段を設けた構成にすることができる。
他の通話装置との通話接続中に、当該他の通話装置から送信された映像データの再生映像を表示する送信映像表示手段を設けてもよい。
他の通話装置との通話接続中に、映像記録媒体に記録されている映像データ又は電気通信回線を通じて提供された映像データを当該他の通話装置に向けて送信する映像送信手段を設けた構成にすることができる。
映像記録媒体に記録されている映像データ又は電気通信回線を通じて提供された映像データと、他の通話装置に向けて送信する映像データの一部又は全部とを置換する映像置換手段を設けておくとともに、映像送信手段が、上記映像置換手段によって置換した映像データを当該他の通話装置に向けて送信するようにしてもよい。
映像データの再生映像の出力に関わる設定を行なう映像出力設定手段を設けた構成にすることができる。
本発明に係る回線接続型通話システムは、複数の音声データを記録しているコンテンツサーバと、複数の通話装置とを電気通信回線を通じて接続できるものであり、上記した通話装置どうしの通話接続中に、それら通話接続されている各通話装置に向けて送信する音声データに、上記コンテンツサーバに記録されている音声データを加重し、かつ、各通話装置毎に独立して送信するサーバ側音声送信手段を設けた構成になっている。
上記した通話装置どうしの音声通話接続中に、コンテンツサーバに記録されている映像データを、それら通話接続されている通話装置に向けて送信するサーバ側映像送信手段を設けた構成にしてもよい。
通話装置どうしの通話接続中に、それら通話接続されている各通話装置に向けて送信する音声データに、上記コンテンツサーバに記録されている音声データを加重し、かつ、各通話装置毎に独立して送信するサーバ側音声送信手段、及びコンテンツサーバに記録されている映像データを、それら通話接続されている通話装置に向けて送信するサーバ側映像送信手段を設けてもよい。
コンテンツサーバに、これに記録されている映像データと、一方の通話装置から他方の通話装置に向けて送信される映像データの一部又は全部とを置換するサーバ側映像置換手段を設けておき、サーバ側映像送信手段が、上記サーバ側映像置換手段によって置換した映像データを他方の通話装置に向けて送信するようにしてもよい。
コンテンツサーバに記録されている映像データの再生映像の出力に関わる設定を行なう映像出力設定手段を設けてもよい。
コンテンツサーバに記録されている音声データの再生音声の出力に関わる設定を行なう音声出力設定手段を設けることができる。
請求項1〜15に記載した発明によれば、他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データ又は電気通信回線を通じて提供された音声データの再生音声を、上記した他の通話装置から送信される音声に加重して出力するようにしているので、通話者以外の音声データの再生音声や映像データの再生映像を、通話者の通話に加重して再生することができる。これにより、通話装置自体に蓄積していない再生音声等であっても通話者の音声に加重して再生することができる。
請求項1〜15に記載した発明で得られる上記共通の効果に加え、各請求項に記載した発明によれば、次の各効果を得ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データ又は電気通信回線を通じて提供された音声データを、当該他の通話装置に向けて送信する音声データに加重して送信することができる。
請求項3に記載した発明によれば、他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データの再生音声又は電気通信回線を通じて提供された音声データの再生音声を、上記した他の通話装置から送信される音声とともに出力し、その音声記録媒体に記録されている音声データ又は電気通信回線を通じて提供された音声データを、当該他の通話装置に向けて送信する音声データに加重して送信することができる。
請求項4に記載した発明によれば、音声データの再生音声の出力に関わる設定を行なうことができる。
請求項5に記載した発明によれば、他の通話装置との通話接続中に、映像記録媒体に記録されている映像データの再生映像又は電気通信回線を通じて提供された映像データの再生映像を表示することができる。
請求項6に記載した発明によれば、他の通話装置との通話接続中に、当該他の通話装置から送信された映像データの再生映像を表示することができる。
請求項7に記載した発明によれば、他の通話装置との通話接続中に、映像記録媒体に記録されている映像データ又は電気通信回線を通じて提供された映像データを当該他の通話装置に向けて送信することができる。
請求項8に記載した発明によれば、映像記録媒体に記録されている映像データ又は電気通信回線を通じて提供された映像データと、他の通話装置に向けて送信する映像データの一部又は全部とを置換し、その置換した映像データを当該他の通話装置に向けて送信することができる。
請求項9に記載した発明によれば、映像データの再生映像の出力に関わる設定を行なうことができる。
請求項10に記載した発明によれば、上記した通話装置どうしの通話接続中に、それら通話接続されている各通話装置に向けて送信する音声データに、上記コンテンツサーバに記録されている音声データを加重し、かつ、各通話装置毎に独立して送信することができる。
請求項11に記載した発明によれば、通話装置どうしの音声通話接続中に、コンテンツサーバに記録されている映像データを、それら通話接続されている通話装置に向けて送信することができる。
請求項12に記載した発明によれば、通話装置どうしの通話接続中に、それら通話接続されている各通話装置に向けて送信する音声データに、上記コンテンツサーバに記録されている音声データを加重して各通話装置毎に独立して送信するとともに、コンテンツサーバに記録されている映像データを、それら通話接続されている通話装置に向けて送信することができる。
請求項13に記載した発明によれば、コンテンツサーバに記録されている映像データと、一方の通話装置から他方の通話装置に向けて送信される映像データの一部又は全部とを置換し、その置換した映像データを他方の通話装置に向けて送信することができる。
請求項14に記載した発明によれば、コンテンツサーバに記録されている映像データの再生映像の出力に関わる設定を行なうことができる。
請求項15に記載した発明によれば、コンテンツサーバに記録されている音声データの再生音声の出力に関わる設定を行なうことができる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る通話装置の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る通話装置Aは、コンテンツ再生装置1、制御信号生成装置2、自分側音量制御装置3、相手側音量制御装置4、ハンドセット5を含む構成になっているとともに、通話相手となる他の通話装置A′との間で通話を行なえる機能を有している。
コンテンツ再生装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、音声データ11A及び映像データ11Bを記録したROM(Read Only Memory)11を有して構成されているとともに、このコンテンツ再生装置1の出力側にはディスプレイコントローラ12を介してディスプレイ13が接続されている。
本実施形態において、コンテンツ再生装置1は、インターネット等の電気通信回線(以下、「ネットワーク」という。)を通じた音声データ及び映像データの提供を受けるための通信機器としての機能を有しているが、通信機器としての機能を設けることなく、ROM11のみを設けた構成にしてもよい。
「コンテンツ」とは、ROM11に記録されている音声データ11Aや映像データ11B、TV放送やラジオ放送の音声データや映像データを含むものであるが、これらに限るものではない。
コンテンツ再生装置1は、上記した通信機器としての機能の他、ROM11に記録されている音声データ11Aや映像データ11Bを再生する機能、TV放送やラジオ放送を受信する機能、インターネット上の音声データ,映像データ,ストリーミング放送等を受信して再生する機能を併有しているとともに、詳細を後述する制御信号生成装置2から出力される制御信号により、再生しようとするコンテンツの切り替え、コンテンツの再生の開始と停止等を行なう機能をも有している。
ROM11は、音声データ11Aを記録した音声記録媒体と、映像データ11Bを記録した映像記録媒体とを兼ねているが、音声記録媒体と映像記録媒体とを別個のROMやRAM(Random access Memory)で構成してもよい。
ハンドセット5は、いずれも図示しないスピーカとマイクを含んで構成されているものである。
なお、他の通話装置A′については、上記したハンドセット5と同等の構成からなるハンドセット5′のみを示しているが、その他の構成についても、詳細を後述する本発明に係る通話装置Aと同等の構成になっているが、これに限られるものではなく他の構成になっていてもよい。
上記したコンテンツ再生装置1は、特定の制御プログラムを実行することにより、詳細を後述する自分側音量制御装置3,相手側音量制御装置4,ディスプレイコントローラ12,ディスプレイ13及びハンドセット5のスピーカとともに、次の各機能を発揮するようになっている。
(1) 他の通話装置A′との通話接続中に、ROM(音声記録媒体)11に記録されている音声データ11Aの再生音声又はネットワーク(電気通信回線)を通じて提供された音声データの再生音声を、上記した他の通話装置A′から送信される音声とともに出力する機能。この機能を、本実施形態においては音声出力手段といい、コンテンツ再生装置1、自分側音量制御装置3及びスピーカにより構成している。
このような音声出力手段1Aを設けることにより、通話接続中に、通話相手の通話装置A′を使用する者の通話音声に加え、音声データに係るコンテンツの再生音声を聴くことができるようになって、例えば重要なニュースを聞き逃さないようにすることや、好みの音楽をBGM(Back Ground Music)として再生しながらリラックスして通話することができるようになる。
(2) 他の通話装置A′との通話接続中に、音声記録媒体としてのROM11に記録されている音声データ11A又はネットワーク(電気通信回線)を通じて提供された音声データを、当該他の通話装置に向けて送信する音声データに加重して送信する機能。この機能を「音声送信手段」といい、コンテンツ再生装置1が担っている。
このような音声送信手段を設けることにより、通話接続中に、本通話装置Aを使用する者の通話音声に加え、音声データに係るコンテンツの再生音声を通話相手側にも聞かせることができるようになる。
従って、リアルタイムにニュースを提供し、それを話題にしながら通話したり、好みの音楽をBGMとして流しながらリラックスして通話することができる。
(3) 他の通話装置A′との通話接続中に、映像記録媒体としてのROM11に記録されている映像データ11Bの再生映像又はネットワーク(電気通信回線)を通じて提供された映像データの再生映像を表示する機能。以下、この機能を「記録映像表示手段」という。
この記録映像表示手段は、コンテンツ再生装置1、ディスプレイコントローラ12及びディスプレイ13から構成されている。
このような記録映像表示手段を設けることにより、通話接続中に、映像のコンテンツの再生映像を見ることができるようになって、重要なニュースや好きな番組を見逃すことがない。
(4) 他の通話装置A′との通話接続中に、当該他の通話装置A′から送信された映像データの再生映像を表示する機能。以下、この機能を「送信映像表示手段」という。この送信映像表示手段は、コンテンツ再生装置1、ディスプレイコントローラ12及びディスプレイ13から構成されている。
(5) 他の通話装置A′との通話接続中に、映像記録媒体としてのROM11に記録されている映像データ11B又は電気通信回線を通じて提供された映像データを当該他の通話装置A′に向けて送信する機能。この機能を「映像送信手段」といい、コンテンツ再生装置1が担っている。
映像送信手段を設けることにより、リアルタイムに映像を話題にしながら通話したり、面白い視覚効果映像をBGV(Back Ground Video)として流しながら楽しんで通話することができる。
(6) 映像記録媒体としてのROM11に記録されている映像データ11B又はネットワーク(電気通信回線)を通じて提供された映像データと、他の通話装置A′に向けて送信する映像データの一部又は全部とを置換する機能。この機能を「映像置換手段」といい、コンテンツ再生装置1が担っている。
この場合、映像送信手段は、上記映像置換手段によって置換した映像データを他の通話装置A′に向けて送信するようになっている。
(7) 音声データの再生音声若しくは映像データの再生映像又はそれら双方の出力に関わる設定を行なう機能。この機能を「出力設定手段」といい、制御信号生成装置2と、これに接続された図示しないテンキー等を含む操作部により構成している。
「出力に関わる設定」は、音声データ若しくは映像データ又はそれら双方に係るコンテンツの切り替え、再生の開始、再生の停止、再生する音量等である。
すなわち、出力設定手段は、音声データの再生音声の出力に関わる設定を行なう音声出力設定手段と、映像データの再生映像の出力に関わる設定を行なう映像出力設定手段とを兼ねている。
制御信号生成装置2は、上記した出力に関わる設定を行なうための制御信号の出力、及び詳細を後述する自分側音量制御装置3と相手側音量制御装置4に対して再生音量の制御を行なうための制御信号を出力する機能を有している。
具体的には、操作部のテンキー等の操作に基づいて制御信号を生成するようになっているが、これに限らず、タイマを使用して、例えば一定時間が経過することにより制御信号を生成する構成や、通話者の音声を認識する構成にし、その認識した音声の内容に応じた様々な制御信号を生成する構成にすることができる。
自分側音量制御装置3は、上記したハンドセット5のスピーカ(図示しない)に出力する音量を制御する機能を有しているものであり、制御信号生成装置2から出力される制御信号により、通話接続されている他の通話装置A′、換言すると通話相手となる通話装置A′から送信される音声データの音声の音量、及びコンテンツの再生音量を制御するようになっている。
相手側音量制御装置4は、通話相手となる通話装置A′のハンドセット5′のスピーカ(図示しない)に出力する音量を制御する機能を有しているものであり、制御信号生成装置2から出力される制御信号により、本通話装置Aから通話相手の通話装置A′に送信される送話音声の音量及びコンテンツの再生音量を制御するようになっている。
上述したコンテンツ再生装置1、自分側音量制御装置3、相手側音量制御装置4により、通話音量や再生音量を制御する動作について説明する。
通話装置A,A′が通話接続されている状態において、制御信号生成装置2から出力する制御信号により、コンテンツ再生装置1、自分側音量制御装置3、相手側音量制御装置4を制御する。制御信号生成装置2は、具体的には本通話装置Aに設けられている操作部のテンキー等の操作を行なうことで、各キーに応じた制御信号を出力するようになっている。
制御信号生成装置2により、コンテンツ再生装置1は、コンテンツの切替、TV放送やラジオ放送の場合であれば受信チャンネルの切り替えや、コンテンツの再生の停止や再生の再開を行なうようになっている。
また、自分側音量制御装置3は、コンテンツ再生装置1から出力されたコンテンツの再生音声を、通話相手の通話装置A′から送信される通話音声とともにスピーカから出力するのに先立ち、適当な音量に調節するようになっている。
さらに、相手側音量制御装置4は、コンテンツ再生装置1から出力されたコンテンツの再生音声を、本通話装置Aから送信する通話音声とともに送信するのに先立ち、適当な音量に調節するようになっている。
次に本通話装置Aの具体的な動作について、図2をも参照して説明する。図2(a)は、ディスプレイに表示される画面の一例を示す説明図、(b)は、その画面の他例を示す説明図である。
まず、通話をしていないときに、例えば本通話装置Aの操作部のテンキー等を操作して所望のコンテンツを選択するとともに、そのコンテンツの再生操作を行う。
コンテンツを視聴(再生)しているときに、他の通話装置A′から着信があると、キー操作により応答して通話接続した状態にする。このとき、コンテンツの再生を停止して通話接続する操作を行なう場合と、コンテンツの再生を停止しないで通話接続する操作を行なう場合がある。
コンテンツの再生を停止して通話接続する操作を行なったときには、通話相手の通話装置A′から送信される通話音声のみがハンドセット5のスピーカから出力される。
また、コンテンツを再生を停止しないで通話接続したときには、コンテンツ再生装置1から出力され、自分側音量制御装置3により適当な音量に制御されたコンテンツの再生音声を、通話相手の通話装置A′から送信される通話音声とともにハンドセット5のスピーカから出力する。
さらに、再生中のコンテンツを停止しないで発信操作をしたときには、コンテンツの再生音声を、通話相手の通話装置A′から送信された通話音声とともに、ハンドセット5のスピーカから出力する。
なお、コンテンツを再生せずに通話接続している状態において、キーを操作してコンテンツの再生を開始するようにしてもよい。具体的には、操作部のキーを操作することにより、制御信号生成装置2からは、コンテンツの再生を開始するための制御信号をコンテンツ再生装置1に出力する。
コンテンツの再生を開始するための制御信号を受信したコンテンツ再生装置1は、制御信号に応じた所定のコンテンツの再生を開始する。この場合も、上記の場合と同様に、コンテンツの再生音声を、通話相手の通話装置A′から受信される通話音声とともに、本通話装置Aのハンドセット5のスピーカから出力する。
ところで、上記したコンテンツが音声データとともに映像データを含むものであった場合、本通話装置Aのハンドセット5のスピーカから、そのコンテンツの再生音声を出力するのみではなく、本通話装置Aのディスプレイ13に、その映像データの再生映像も出力する。
再生映像の表示例としては、通話相手の通話装置A′から本通話装置Aに、通話者の映像の映像データが送信されている場合、図2(a)に示すように、その通話相手の通話装置A′から送信された映像データの一部と、上記コンテンツの映像データの再生映像とを置き換える。これにより、ディスプレイ13には、通話者の映像11Cが表示されるとともに、これの一部にコンテンツの映像データの再生映像11Bが表示される。
また、通話相手の通話装置A′から送信された映像データの全部を、上記した映像データに係るコンテンツに置き換えて表示することもできる。
さらに、図2(b)に示すように、通話相手の通話装置A′から送信された映像11Cを縮小して表示し、空いた表示領域にコンテンツの再生映像11Bを表示することもできる。
なお、通話相手の通話装置A′から本通話装置Aに映像データが送信されていない場合には、映像データに係るコンテンツの再生映像のみを表示するようにしてもよい。
以上は、再生映像や再生音声を、本通話装置Aにおいて出力するものであるが、上述した動作と同様にして、コンテンツの再生映像や再生音声を通話相手の通話装置A′に出力し、あるいは、通話接続されている通話装置A,A′双方に出力するようにしてもよい。
すなわち、通話接続中に、コンテンツ再生装置1から出力され、相手側音量制御装置4により適当な音量に調節されたコンテンツの音声データを、本通話装置Aのハンドセット5のマイクから入力された音声データに加重して、通話接続されている通話相手の通話装置A′に送信し、その通話相手の通話装置A′のハンドセット5′に内蔵したスピーカから出力する。
また、上記のコンテンツが音声データとともに映像データを含むものであり、通話装置A,A′どうしが映像付き音声通信中であった場合には、通話装置Aから通話相手の通話装置A′に送信する映像データの一部又は全部と、コンテンツの映像データを置換して通話相手の通話装置A′側に送信し、その通話装置A′のディスプレイ(図示しない)に出力する。
このときの再生映像の表示例としては、上記した場合と同様にして、図2(a)に示すように、通話装置Aの通話者の映像の一部又は全部をコンテンツの再生映像に置き換えて表示し、また、同図(b)に示すように、通話装置Aの通話者の映像を縮小して表示し、空いた表示領域にコンテンツの再生映像を表示する。
上記した本発明の一実施形態に係る通話装置を、TV放送受信機能付きの携帯電話に適用した例について説明する。
例えば、通話接続していない状態において、TV放送受信機能付きの携帯電話(以下、たんに「携帯電話」という。)でニュース番組を視聴している場合を想定する。ここで、ニュースの中に気にかかる話題があり、すぐにでも友人に教えたい、あるいは、誰かと話したいということは珍しくはない。
そのようなときに、ニュースを視聴しているそのままの状態から、例えば、通話キーを押下する。この押下により、ディスプレイの表示領域の隅にTV画面が縮小されて移動し、これに続けて通話相手の携帯電話の電話番号を入力していくと、入力した番号が表示領域の空いた部分に順次表示されていく。電話番号を入力した後、通話キーを押下することにより、発信を開始するという動作が行なわれる。
その後、通話相手の携帯電話と通話接続されると、TV画面が表示領域いっぱいに表示された状態に戻り、また、自分側のイヤピースのスピーカからは、通話相手が話す音声と、TV放送の音声が混ざった状態で聞こえるようになる。ここで、携帯電話の各キーに、次のように機能が定義されているものとする。
携帯電話に配列されている「0」〜「9」のテンキーのうち、下記の各キーに所定の機能が定義付けされている。
「1」:コンテンツの再生開始、TVのオンを行なう機能
「2」:コンテンツの再生停止、TVのオフを行なう機能
「3」:コンテンツの切り替え、TVチャンネルの切り替えを行なう機能
「5」:相手側に出力するコンテンツの音量を上げる機能
「8」:相手側に出力するコンテンツの音量を下げる機能
「6」:自分側に出力するコンテンツの音量を上げる機能
「9」:自分側に出力するコンテンツの音量を下げる機能
通話接続されると、通話相手の通話装置のイヤピースのスピーカからも、自分が話す音声と、TV放送の音声が混ざった状態で聞こえるようにすることができるが、当初からTV放送の音声が通話相手に聞こえると相手は驚くので、通話開始時の初期状態では、相手には自分が話す音声のみが聞こえ、TV放送の音声は聞こえていない状態になるようにしておき、通話相手にその旨を伝えた上で、携帯電話の「5」キーを数回押す操作を行なうことにより、相手に聞こえるTV放送の音声の音量を上げるようにする。
これは通信開始時の初期状態では、図1に示す相手側音量制御装置4の音量設定は、ТV放送の音量が聞こえない「0」の状態となっており、通話相手の携帯装置のスピーカからは、本通話装置Aのハンドセット5のマイクからの音声のみが出力されている。
自分が使用している携帯電話Aのキー「5」を押下することにより、制御信号生成装置2から通話相手の通話装置A′の音量制御装置4に対し、音量を上げる制御信号が出力される。すなわち、自分が使用する携帯電話から通話相手の携帯電話に送信するTV放送の音声の音量を徐々に上げていくことにより、通話相手の携帯電話のスピーカからは、自分が使用する携帯電話Aのハンドセット5のマイクからの音声に加え、TV放送の音声も聞こえるようになる。
このようにしてお互いの通話音声の他に、双方の携帯電話からTV放送の音声が聞こえる状態にすることで、ニュースの気にかかる話題をすぐに相手に知らせ、かつ、その話題について話をすることができるようになる。
次に、その後ニュースが別の話題になったので、自分が使用している携帯電話のキー「3」を押下して、TVの受信チャンネルを切り替えていくと、音楽番組をやっていたので、自分が使用している携帯電話のキー「8」及び「9」を押下し、双方に聞こえるTV放送の音量を少し下げ、そのままBGMとして流しながら話を続ける、といった場合について説明を行なう。
自分が使用している携帯電話のキー「3」を押下することにより、制御信号生成装置2からコンテンツ再生装置1に対し、コンテンツの切り替えを指示する制御信号が出力され、TVのチャンネルの変更、さらに再生可能なコンテンツの順次変更を行なう動作が行なわれる。
自分が使用している携帯電話のキー「8」を押下することにより、制御信号生成装置2から通話相手の携帯電話の音量制御装置4に対し音量を下げる制御信号が出力され、その携帯電話A′に送信するTV放送の音声の音量を下げる。
また、自分が使用している携帯電話のキー「9」を押下することにより、制御信号生成装置2から自分側音量制御装置3に対して音量を下げる制御信号が出力され、自分に聞こえるTV放送の音声の音量を下げる。
その他にも、音楽番組やコマーシャル等で音楽が流れたときに電話をかけ、通話相手にその曲を聞かせ、「この曲何だっけ?」と問うことや、メモリカードに記録してある、お気に入りの音楽を自分側にだけ聞こえるようにBGMとしてバックに流しながら、通話を行なうようにしてもよい。
制御信号生成装置2は、上述したような、携帯電話に配設されたキーの操作により制御信号を発生するものの他にも、タイマを使用し、一定時間が経過すると制御信号を発生するようなものでも良いし、また、話者の音声を認識し、その種類に応じた様々な制御信号を発生するようなものであっても良く、他にも様々な形態のものが考えられる。
また、キーの操作により制御信号を発生させる場合にも、既述したような機能の内容や、各キーへの定義の割り当てに限るものではなく、それら以外の機能や各キーへの割り当てについては適宜設定することができる。
ところで、上記した本発明の一実施形態に係る通話装置又はこれら通話装置どうしで得られる効果を、ネットワーク側の機能で実現することも可能であり、その機能を有する回線接続型通話システムについて図面を参照して説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る回線接続型通話システムの概略構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る回線接続型通話システムは、回線接続装置20と、これに、電気通信回線を通じて接続される複数の通話装置B…とを有して構成されている。なお、図3においては、複数の通話装置B…のうち、2台の通話装置B,Bのみを示している。
電気通信回線(以下、「ネットワーク」という。)は、インターネット回線の他、加入電話通信網、携帯電話通信網等を含むものである。
回線接続装置20は、制御装置21、コンテンツサーバ22を有して構成されている。
コンテンツサーバ22は、CPU、音声データ及び映像データを記録したストレージメモリ(いずれも図示しない)を有して構成されており、本実施形態においては、ネットワーク23の内部に配設されている。
なお、ネットワーク23の外部に設けられているコンテンツサーバを、当該ネットワーク23に接続した構成にしてもよい。また、コンテンツサーバ22内部に設けられているストレージメモリに保存されている音声データ,映像データの他、TV放送やラジオ放送等のリアルタイムコンテンツを扱うようにすることができる。
コンテンツサーバ22は、上りコンテンツの再生部22Aと、下りコンテンツ再生部22Bとからなり、特定のプログラムを実行することにより、次の機能を発揮する。
(8) 通話装置どうしの通話接続中に、それら通話接続されている各通話装置に向けて送信する音声データに、上記コンテンツサーバ22に記録されている音声データを加重し、かつ、各通話装置毎に独立して送信する機能。この機能を「サーバ側音声送信手段」という。
(9) 通話装置どうしの通話接続中に、コンテンツサーバ22に記録されている音声データ若しくは映像データ又はそれら双方を、通話接続中の通話装置B,Bに向けて送信する機能。この機能を「サーバ側映像送信手段」という。
(10) コンテンツサーバ22に記録されている映像データと、一方の通話装置から他方の通話装置に向けて送信される映像データの一部又は全部とを置換する機能。この機能を「サーバ側映像置換手段」という。
この場合、サーバ側映像送信手段は、サーバ側映像置換手段によって置換した映像データを、通話装置B,Bに向けて送信する。
(11) コンテンツサーバ22に記録されている音声データの再生音声若しくは映像データの再生映像又はそれら双方の出力に関わる設定を行なう機能。この機能を「出力設定手段」といい、制御装置21が担っている。
すなわち、出力設定手段は、音声データの再生音声の出力に関わる設定を行なう音声出力設定手段と、映像データの再生映像の出力に関わる設定を行なう映像出力設定手段とを兼ねている。
制御装置21は、上りコンテンツ制御部21Aと、下りコンテンツ制御部21Bとからなり、コンテンツサーバ22に対し、再生しようとするコンテンツの切り替え、再生の開始、再生の停止、再生する音量等の出力関連情報の制御を行なうものである。
具体的には、制御装置21は、通話装置Bのキーを押したときに発せられるプッシュトーン信号を検出し、コンテンツサーバ22を制御している。
制御装置21と、通話装置B内のコンテンツ再生装置1とは互いに独立しており、コンテンツの内容や音量は、それら双方がそれぞれ独立して制御できるようにしているが、一方の通話装置からの制御により、双方の通話装置B,Bに同一のコンテンツが送信されるようにしてもよい。
コンテンツサーバ22に記録されている音声データの再生音声若しくは映像データの再生映像又はそれら双方の出力に関わる設定を行なう機能を、通話装置Bに設けることができる。この場合、ネットワーク接続される複数の通話装置Bの全部又は一部に設けることができる。
すなわち、通話装置Bの操作部のキーを押下することにより、コンテンツ再生装置1からプッシュトーン信号が出力され、このプッシュトーン信号により、コンテンツサーバ22のコンテンツの制御を行なうことができる。
上記の構成からなる回線接続型通話システムの概略の動作について説明する。
通話装置B,Bが互いに通話接続されている状態にあり、例えば一方の通話装置Bの通話者がコンテンツの再生を行なう場合、その通話装置Bの所定のキーを押下するとプッシュトーン信号が送話路に送られる。
一方の通話装置Bから送信されたプッシュトーン信号が、制御装置21によって受信されると、制御装置21からコンテンツサーバ22に対してコンテンツの再生が指示される。
コンテンツの再生音声は、一方の通話装置Bから他方の通話装置Bへの受話路の音声に加重されて通話装置Bに送出される。これにより、一方の通話装置Bでコンテンツの再生音声を聞くことができる。同様に、他方の通話装置Bの操作によって、他方の通話装置Bで別のコンテンツの再生音声を聞くことができる。
また、上記コンテンツが音声データとともに映像データを含むもので、映像付き音声通信中であった場合には、コンテンツの再生映像は、他方の通話装置Bから一方の通話装置Bに送信される映像データの一部又は全部に置換設定されて一方の通話装置Bに送出される。
このため、一方の通話装置Bでコンテンツの再生映像を見ることができる。同様に、他方の通話装置Bの操作によって、当該他方の通話装置Bで別異のコンテンツの再生映像を見ることもできる。
通話接続中の状態において、例えば、一方の通話装置B、及び他方の端末装置Bのキーを押下するとプッシュトーン信号が送話路に送られ、それを制御装置21が受け取ると、コンテンツサーバ22に対して、再生しようとするコンテンツの切替、再生の開始、再生の停止、再生の音量等の制御を行なうことができる。
また、通話装置には特別な機能を設けることなく、ネットワーク側の機能として同様の効果を実現することも可能である。この場合、ネットワークに接続された端末機器間の通話中に、ネットワークに接続されたコンテンツサーバ内に保存してある音声又は映像付き音声コンテンツを再生し、その再生音声を、一方の端末機器側から受信される通話音声に加重し、他方の端末側機器へ送信するようにすればよい。
上記した本発明の一実施形態に係る回線接続型通話システムの具体的動作について、コンテンツサーバを有するネットワークである携帯電話通信網を例として説明する。この例では、通話接続中に音楽コンテンツをBGMとして流しながら話をする場合を想定している。
まず、携帯電話から別の携帯電話に音声発信を行なう。本実施形態では、携帯電話に上記したような各機能を設ける必要がない。通話接続された後で、携帯電話に設けられているキー「1」を押下することにより、プッシュトーン信号が送話路に送られ、それを携帯電話通信網上にある制御装置21が受信すると、制御装置21は、コンテンツサーバ22に対してコンテンツの再生を指示する。
次にキー「3」を押下することにより、プッシュトーン信号が送話路に送られ、同様にコンテンツの切替を指示する。選択されたコンテンツの再生音声は、一方の携帯電話から他方の携帯電話への受話路の音声に加重される。このため、一方の携帯電話では、他方の携帯電話からの通話音声と、ネットワークからのコンテンツの再生音声を聞くことができるようになる。
なお、本発明は前述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
上記においては、携帯電話からプッシュトーン信号を送信することにより、制御装置を制御する例について説明したが、携帯電話からネットワークまで伝達できる信号であればプッシュトーン信号に限るものではない。また、コンテンツサーバは、内部のストレージメモリに保存されている音声データや映像データ以外にも、TV放送やラジオ放送等のリアルタイムコンテンツを扱う構成にすることができる。
本発明の一実施形態に係る通話装置の概略ブロック図である。 (a)は、ディスプレイに表示される画面の一例を示す説明図、(b)は、その画面の他例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る回線接続型通話システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 通信機器(コンテンツ再生装置)
11 ROM(音声記録媒体及び映像記録媒体)
22 コンテンツサーバ
A,A′,B 通話装置

Claims (15)

  1. 音声データを記録した音声記録媒体若しくは電気通信回線を通じた音声データの提供を受けるための通信機器又はそれら双方が設けられ、かつ、他の通話装置との間で通話を行なう通話装置において、
    上記した他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データの再生音声又は電気通信回線を通じて提供された音声データの再生音声を、上記した他の通話装置から送信される音声とともに出力する音声出力手段を設けたことを特徴とする通話装置。
  2. 音声データを記録した音声記録媒体若しくは電気通信回線を通じた音声データの提供を受けるための通信機器又はそれら双方が設けられ、かつ、他の通話装置との間で通話を行なう通話装置において、
    上記した他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データ又は電気通信回線を通じて提供された音声データを、当該他の通話装置に向けて送信する音声データに加重して送信する音声送信手段を設けたことを特徴とする通話装置。
  3. 音声データを記録した音声記録媒体若しくは電気通信回線を通じた音声データの提供を受けるための通信機器又はそれら双方が設けられ、かつ、他の通話装置との間で通話を行なう通話装置において、
    上記した他の通話装置との通話接続中に、音声記録媒体に記録されている音声データの再生音声又は電気通信回線を通じて提供された音声データの再生音声を、上記した他の通話装置から送信される音声とともに出力する音声出力手段、及びその音声記録媒体に記録されている音声データ又は電気通信回線を通じて提供された音声データを、当該他の通話装置に向けて送信する音声データに加重して送信する音声送信手段を設けたことを特徴とする通話装置。
  4. 音声データの再生音声の出力に関わる設定を行なう音声出力設定手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通話装置。
  5. 映像データを記録した映像記録媒体若しくは電気通信回線を通じた映像データの提供を受けるための通信機器又はそれら双方が設けられ、かつ、他の通話装置との間で通話を行なう通話装置において、
    他の通話装置との通話接続中に、映像記録媒体に記録されている映像データの再生映像又は電気通信回線を通じて提供された映像データの再生映像を表示する記録映像表示手段を設けたことを特徴とする通話装置。
  6. 他の通話装置との通話接続中に、当該他の通話装置から送信された映像データの再生映像を表示する送信映像表示手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載の通話装置。
  7. 他の通話装置との通話接続中に、映像記録媒体に記録されている映像データ又は電気通信回線を通じて提供された映像データを当該他の通話装置に向けて送信する映像送信手段を設けたことを特徴とする請求項5又は6に記載の通話装置。
  8. 映像記録媒体に記録されている映像データ又は電気通信回線を通じて提供された映像データと、他の通話装置に向けて送信する映像データの一部又は全部とを置換する映像置換手段が設けられており、
    映像送信手段は、上記映像置換手段によって置換した映像データを当該他の通話装置に向けて送信することを特徴とする請求項7に記載の通話装置。
  9. 映像データの再生映像の出力に関わる設定を行なう映像出力設定手段を設けたことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の通話装置。
  10. 複数の音声データを記録しているコンテンツサーバと、複数の通話装置とを電気通信回線を通じて接続できる回線接続型通話システムにおいて、
    上記した通話装置どうしの通話接続中に、それら通話接続されている各通話装置に向けて送信する音声データに、上記コンテンツサーバに記録されている音声データを加重し、かつ、各通話装置毎に独立して送信するサーバ側音声送信手段を設けたことを特徴とする回線接続型通話システム。
  11. 映像データを記録しているコンテンツサーバと、複数の通話装置とを電気通信回線を通じて接続できる回線接続型通話システムにおいて、
    上記した通話装置どうしの音声通話接続中に、コンテンツサーバに記録されている映像データを、それら通話接続されている通話装置に向けて送信するサーバ側映像送信手段を設けたことを特徴とする回線接続型通話システム。
  12. 音声データ及び映像データを記録しているコンテンツサーバと、複数の通話装置とを電気通信回線を通じて接続できる回線接続型通話システムにおいて、
    上記した通話装置どうしの通話接続中に、それら通話接続されている各通話装置に向けて送信する音声データに、上記コンテンツサーバに記録されている音声データを加重し、かつ、各通話装置毎に独立して送信するサーバ側音声送信手段、及びコンテンツサーバに記録されている映像データを、それら通話接続されている通話装置に向けて送信するサーバ側映像送信手段を設けたことを特徴とする回線接続型通話システム。
  13. コンテンツサーバには、これに記録されている映像データと、一方の通話装置から他方の通話装置に向けて送信される映像データの一部又は全部とを置換するサーバ側映像置換手段が設けられており、
    サーバ側映像送信手段は、上記サーバ側映像置換手段によって置換した映像データを他方の通話装置に向けて送信することを特徴とする請求項11又は12に記載の回線接続型通話システム。
  14. コンテンツサーバに記録されている映像データの再生映像の出力に関わる設定を行なう映像出力設定手段を設けたことを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の回線接続型通話システム。
  15. コンテンツサーバに記録されている音声データの再生音声の出力に関わる設定を行なう音声出力設定手段を設けたことを特徴とする請求項10〜14のいずれかに記載の回線接続型通話システム。
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