JP2008158498A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、画像面積率が少ない画像を大量に印刷した場合でも、逆極性粒子の消費を抑え、キャリア劣化によるトナー帯電量低下を抑止し、長期に渡って高画質な画像を形成することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】逆極性粒子を含む現像剤と、現像剤担持体と、トナー担持体と、トナー担持体と像担持体との間に直流バイアスに周期的な振動バイアスを重畳した電界を形成する電圧印加手段と、を有する画像形成装置であって、逆現像側電圧成分の印加途中にブランクが形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式を用いた画像形成装置において、像担持体上に形成された静電潜像の現像方式としては現像剤としてトナーのみを用いる一成分現像方式およびトナーとキャリアを用いる二成分現像方式が知られている。
一成分現像方式では一般的に、トナー担持体とトナー担持体側に押圧された規制板とを用い、トナー担持体上のトナーを規制板により押圧しながら膜厚規制することにより、所定の帯電量のトナー薄層を形成することができる。このトナー薄層により、像担持体上の静電潜像を現像する。この方式は、ドットの再現性に優れ、画像のムラの少ない均一な画像が得られやすい方式である。また、装置の簡略化、小型化、低コスト化の面で有利と考えられている。しかし、規制部において強いストレスをトナーに与えるため、トナー表面が変質したり、トナー規制部材やトナー担持体表面にトナーや外添剤が付着し、トナーの帯電量が低下して、帯電不良トナーによる画像上へのかぶりや飛散による機内の汚れ等の問題を引き起こす。その結果、現像装置の寿命が短くなるという問題がある。
一方、二成分現像方式ではトナーをキャリアとの混合による摩擦帯電で帯電するため、ストレスが小さく、トナーの劣化に対して有利である。さらにトナーへの電荷付与部材であるキャリアも、その表面積が大きいため、トナーや外添剤による汚染に対しても相対的に強く、長寿命化に関しては有利である。
しかしながら、二成分現像剤を用いた場合においても、トナーや外添剤によってキャリア表面の汚染が生じることには変わりなく、長期に渡る使用によりトナー帯電量の低下を引き起こし、かぶりやトナー飛散などの問題が生じ、その寿命は決して十分とは言えず、より長寿命化が望まれる。
二成分現像剤を長寿命化する方法として、特許文献1には、トナーと共に、もしくは単独でキャリアを少量ずつ補給し、それに応じて、荷電性の低下した劣化現像剤を排出し、キャリアの入れ替えを行い、劣化キャリアの比率を抑える現像装置が開示されている。この装置ではキャリアを入れ替えているため、キャリア劣化によるトナーの帯電量低下を一定のレベルで抑えることが可能となり、長寿命化に有利である。
また、特許文献2には、トナー帯電極性と逆極性の帯電性を有する逆極性粒子を外添したトナーとキャリアからなる二成分現像剤およびこれを用いた現像方法が開示されている。この現像方法における逆極性粒子は研磨剤およびスペーサ粒子として作用し、キャリア表面のスペント物を取り除く効果により、キャリア劣化を抑制する効果が示されている。
また、特許文献3には、二成分現像剤からトナーのみを担持するトナー担持体を用いて、像担持体上の潜像を現像する所謂ハイブリッド現像方式が開示されている。ハイブリッド現像方式は、磁気ブラシによる画像の刷毛ムラが発生せず、ドット再現性や画像の均一性に優れ、像担持体と磁気ブラシが直接接触しないため像担持体へのキャリアの移行(キャリア消費)も起こらないなど、通常の二成分現像方式にはない特徴がある。ハイブリッド現像方式では、トナーの帯電はキャリアとの摩擦帯電によって行われるため、キャリアの電荷付与性能の維持はトナーの荷電性を安定させ、長期にわたり画像品質を保つ上で重要である。
特開昭59−100471号公報 特開2003−215855号公報 特開平9−185247号公報
しかしながら、特許文献1では、排出されたキャリアを回収する機構が必要であることや、キャリアが消耗品となることからコスト、環境面などの問題がある。また、キャリアの新旧比率が安定するまでに所定量の印刷を繰り返す必要があり、必ずしも初期の特性を維持できていない。また、特許文献2では、出力画像の画像部の面積率(画像面積率)が小さい場合に、像担持体上の画像部へのトナーの消費量に比べて、非画像部への逆極性粒子の消費量が多くなり、画像面積率の小さい画像を大量に印刷した場合に現像装置内の逆極性粒子の量が少なくなる。その結果、キャリア劣化を抑制するという逆極性粒子の効果を十分に発揮できず、トナー帯電量が低下し、画像劣化を引き起こすという問題がある。また。特許文献3では、耐刷枚数とともにキャリア表面がトナーや後処理剤等によって汚染され、キャリアの電荷付与性能が低下していく問題が残る。
本発明は、画像面積率が少ない画像を大量に印刷した場合でも、逆極性粒子の消費を抑え、キャリア劣化によるトナー帯電量低下を抑止し、長期に渡って高画質な画像を形成することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.
静電潜像を担持する像担持体と、
前記像担持体に対向して配置され表面にトナーを担持するトナー担持体と、
前記トナー担持体に対向する位置に配置されてトナーとキャリアと該トナーの帯電極性と逆極性に帯電する逆極性粒子とを含む現像剤を担持搬送し、且つ前記トナー担持体にトナーを供給する現像剤担持体と、
前記トナー担持体と前記像担持体との間に、直流バイアスに周期的な振動バイアスを重畳した電界を形成する電圧印加手段と、を有する画像形成装置であって、
前記振動バイアスは、現像側電圧成分と逆現像側電圧成分とを有し、該逆現像側電圧成分の印加途中にブランクが形成されていることを特徴とする画像形成装置。
2.
前記ブランクは、前記逆現像側電圧成分の立ち上がりから、0.1〜0.2ms後のタイミングに形成されることを特徴とする1に記載の画像形成装置。
本発明の画像形成装置によれば、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向して配置され表面にトナーを担持するトナー担持体と、前記トナー担持体に対向する位置に配置されてトナーとキャリアと該トナーの帯電極性と逆極性に帯電する逆極性粒子とを含む現像剤を担持搬送し、且つ前記トナー担持体にトナーを供給する現像剤担持体と、前記トナー担持体と前記像担持体との間に、直流バイアスに周期的な振動バイアスを重畳した電界を形成する電圧印加手段と、を有する画像形成装置であって、前記振動バイアスは、現像側電圧成分と逆現像側電圧成分とを有し、該逆現像側電圧成分の印加途中にブランクが形成されている構成としたので、画像面積率が少ない画像を大量に印刷した場合でも、像担持体への逆極性粒子の消費を抑え、キャリア劣化によるトナー帯電量低下を抑止し、長期に渡って高画質な画像を形成することができる。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本発明の一実施形態による画像形成装置の主要部を示す。この画像形成装置は、電子写真方式により像担持体1に形成されたトナー像を用紙等の転写媒体Pに転写して画像形成を行うプリンタである。この画像形成装置は画像を担持するための像担持体1を有しており、像担持体1の周辺には、像担持体1を帯電するための帯電手段3、像担持体1上の静電潜像を現像する現像装置2、像担持体1上のトナー像を転写するための転写ローラ4、及び像担持体1上の残留トナー除去用のクリーニングブレード5が、像担持体1の回転方向Aに沿って順に配置されている。
像担持体1は、帯電手段3で帯電された後に、図中のE点の位置で不図示の露光手段により露光されて、その表面上に静電潜像が形成される。現像装置2は、この静電潜像をトナー像に現像する。転写ローラ4は、この像担持体1上のトナー像を転写媒体Pに転写した後、図中の矢印C方向に排出する。クリーニングブレード5は、転写後の像担持体1上の残留トナーを、その機械的な力で除去する。画像形成装置に用いられる像担持体1、帯電手段3、露光手段、転写ローラ4、クリーニングブレード5等は、周知の電子写真方式の技術を任意に使用してよい。例えば、帯電手段として図中、帯電ローラが示されているが、像担持体1と非接触の帯電装置であってもよい。また例えば、クリーニングブレードはなくてもよい。
現像装置2は、トナーとキャリア及び、トナーと逆極性に帯電する逆極性粒子とを含む現像剤24を収容する現像剤槽16、該現像剤槽から供給された現像剤24を表面に担持して搬送する現像剤担持体11、および該現像剤担持体上の現像剤からトナーを分離するトナー担持体25を備えている。
トナー担持体25は、現像剤担持体11と像担持体1との間に設けられている。トナー担持体25と現像剤担持体11との間には、現像剤担持体11上の現像剤からトナーを分離して、トナー担持体側に移動するような電界が形成されている。この時の現像剤中の逆極性粒子は、電界による力により現像剤担持体11側に移動し、現像槽16に戻されるが、トナーに強く付着している一部の逆極性粒子はトナーとともにトナー担持体25側に移動する。
また、トナー担持体25と像担持体1との間には、トナー担持体25上のトナーが、像担持体1上の静電潜像の画像部を現像するように電圧印加手段である電源52により電界が形成されている。電源52は、トナー担持体25と像担持体1との間で直流バイアスに周期的な振動バイアスを重畳した電界を形成している。なお、像担持体1は接地されている。
この周期的な振動バイアスの振動波形は、現像側電圧成分と逆現像側電圧成分とを有し、逆現像側電圧成分の印加途中にブランクが形成されている。
本実施態様において、現像側電圧成分とは、トナー担持体25の電位を基準にしてトナーの帯電極性と同極性の成分であり、すなわちトナーを像担持体1の方向に移動させる電界を形成する成分である。一方、逆現像側電圧成分とは、トナー担持体25の電位を基準にしてトナーの帯電極性と逆極性の成分であり、すなわちトナーをトナー担持体25上に保持させる電界を形成する成分である。また、逆現像側電圧成分の印加途中にブランクを入れるとは、逆現像側電圧成分を印加している途中に振動バイアスの電位を0Vにする領域を設けることである。
例えば、トナー担持体25上のトナーが負極性に帯電しており、図2に示す周期的な振動バイアスの波形がトナー担持体25の直流成分に重畳されている場合、トナー担持体25の直流成分の電位を基準にして、aの部分が現像側電圧成分であり、bの部分が逆現像側電圧成分である。この逆現像側電圧成分の印加途中に、図中tcの領域で示すように電圧が0Vとなるようにブランクを入れている。すなわち、振動バイアス電圧の周期tの期間において、現像側電圧成分がtaの期間印加され、それに続いて逆現像側電圧成分がtbの期間印加される。但し、tbの期間の間で、逆現像側電圧成分の立ち上がりからtdの期間経過後ブランクがtcの期間だけ入れられている。
このように逆現像側電圧成分の印加途中にブランクを入れることで、像担持体1上の背景部(非画像部)に付着する逆極性粒子の量を低減することができる。この結果、画像面積率が極端に少ない画像を大量にプリントしても、逆極性粒子の消費を抑えることができ、現像槽16内の逆極性粒子の量を維持することができる。現像槽16内の逆極性粒子の量を維持することで、プリント枚数の増加とともにキャリア表面にトナーや外添剤による汚染が進行して、キャリアによるトナーの荷電能力が低下しても、逆極性粒子がトナーの荷電を行うことができる。よって、2成分現像方式で問題となっていたキャリア劣化によるトナー帯電量低下と、それによるカブリ画像やトナー飛散などを抑制することができ、高画質な画像を長期に渡って提供することができる。
逆現像側電圧成分の間にブランクを入れることで背景部への逆極性粒子の消費が少なくなるメカニズムについては、以下のように推測することができる。
現像剤担持体11からトナー担持体に移行する逆極性粒子は、主にトナーに静電気力やファンデルワールス力で付着している。このような逆極性粒子は、現像部においてもトナーとともに動いている。像担持体1上の画像部においては、トナーとともに像担持体1に移行し、消費される。このトナーとともに消費される逆極性粒子は、現像槽16内のトナー濃度検知部により、その減少量が検知され、補給トナーとして補充される。この補充トナーに予め逆極性粒子を外添しておくことにより、逆極性粒子の消費分を補充することができる。しかし、像担持体1上の非画像部である背景部においては、トナーはその極性上、付着しない。トナーに逆極性粒子が強く付着している場合は、背景部への逆極性粒子の付着は考えられないが、振動バイアスの逆現像側電圧成分の印加途中にブランクを入れない場合、多くの逆極性粒子が背景部に付着しているのが観察される。そのため、画像面積率の少ない画像を大量にプリントした場合、プリントとともにトナー帯電量の低下が認められる。これは、振動バイアスにより、現像部においてトナーが像担持体1とトナー担持体25との間を往復運動し、トナー担持体25側に飛翔、衝突するときの衝撃によりトナーから逆極性粒子が分離することが原因と考えられる。特に非画像部において分離した逆極性粒子はその極性上、背景部に付着する。このように逆極性粒子が背景部に付着すると、逆極性粒子のみの消費が起こり、現像槽16中の逆極性粒子の量が低下していく。そこで、トナー担持体25に衝突するトナーにより分離した逆極性粒子が、衝突直後に背景部に移行しないように、振動バイアスの逆現像側成分の印加途中に電圧が0Vとなるブランクを入れると、背景部へ移行する方向の電界強度が弱められ、逆極性粒子の背景部への付着が抑えられた。
また、振動バイアスの逆現像側電圧成分の印加途中にブランクを入れるタイミング(td)は、振動バイアスの逆現像側電圧成分の立ち上がりから、0.1〜0.2msの間であることが好ましい。0.1ms未満であると、一旦像担持体1側に移行したトナーが、まだ、トナー担持体25の表面に到達していないものが多くあり、カブリ画像が発生し易くなる。また、0.2msを越えると、トナーから分離した逆極性粒子の多くが背景部に付着し、背景部付着防止の効果が少なくなり、画像面積率の少ない画像を大量にプリントした場合に、トナーの帯電量低下が生じ易くなり、カブリ画像やトナー飛散が発生し易くなる。
このように周期的な振動バイアスの逆現像側電圧成分の印加途中にブランクを入れることでトナーから離脱した逆極性粒子の背景部への移行を少なくすることができる。その結果、現像装置2から逆極性粒子が消費されるのを防ぐことができ、画像面積率の少ない画像を大量にプリントした場合でも、逆極性粒子が過剰に現像装置2から消費されることがない。
よって、画像面積率が極端に少ない場合でも、現像装置内の逆極性粒子の量を減少させることがなく、プリントを重ねる毎に徐々に劣化していくキャリアのトナー帯電性能を逆極性粒子が補うことができ、長期渡ってトナー帯電量が安定し、高画質な画像を形成することができる。
逆極性粒子は、使用されるトナーとの摩擦帯電により、トナーの帯電極性に対して逆極性に帯電され得るものである。キャリアによって負に帯電されるトナーを用いる場合には、逆極性粒子は現像剤中で正に帯電されている正帯電性粒子である。一方、キャリアによって正に帯電されるトナーを用いる場合には、逆極性粒子は現像剤中で負に帯電されている負帯電性粒子である。逆極性粒子を二成分系現像剤に含有させ、かつ現像剤中に逆極性粒子を蓄積させることにより、トナーや後処理剤のキャリアへのスペント等によりキャリアの荷電性が低下しても、逆極性粒子もトナーを正規極性に荷電し得るため、キャリアの荷電性を有効に補うことができ、結果としてキャリアの劣化を抑制できる。逆極性粒子の個数平均粒径は100〜1000nmであることが好ましい。
逆極性粒子はトナーの帯電極性によって適宜選択される。トナーとして負帯電性トナーを用いる場合、逆極性粒子としては、正帯電性を有する微粒子が用いられ、例えば、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム、アルミナ等の無機微粒子やアクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ナイロン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂で構成された微粒子を使用することができ、また樹脂中に正帯電性を付与する正荷電制御剤を含有させたり、含窒素モノマーの共重合体を構成するようにしてもよい。ここで、上記の正荷電制御剤としては、例えば、ニグロシン染料、四級アンモニウム塩等を使用することができ、また上記の含窒素モノマーとしては、アクリル酸2−ジメチルアミノエチル、アクリル酸2−ジエチルアミノエチル、メタクリル酸2−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸2−ジエチルアミノエチル、ビニルピリジン、N−ビニルカルバゾール、ビニルイミダゾール等を使用することができる。
一方、正帯電性トナーを用いる場合、逆極性粒子としては、負帯電性を有する微粒子が用いられ、例えば、シリカ、酸化チタン等の無機微粒子に加え、フッ素樹脂、ポリオレフィン樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂で構成された微粒子を使用することができ、また樹脂中に負帯電性を付与する負荷電制御剤を含有させたり、含フッ素アクリル系モノマーや含フッ素メタクリル系モノマーの共重合体を構成するようにしてもよい。ここで、上記の負荷電制御剤としては、例えば、サリチル酸系、ナフトール系のクロム錯体、アルミニウム錯体、鉄錯体、亜鉛錯体等を使用することができる。
また、逆極性粒子の帯電性および疎水性を制御するために、無機微粒子の表面をシランカップリング剤、チタンカップリング剤、シリコーンオイル等で表面処理するようにしてもよく、特に、無機微粒子に正帯電性を付与する場合には、アミノ基含有カップリング剤で表面処理することが好ましく、また負帯電性を付与する場合には、フッ素基含有カップリング剤で表面処理することが好ましい。
トナーとしては、特に限定されず、一般に使用されている公知のトナーを使用することができ、バインダー樹脂中に着色剤や必要に応じて、荷電制御剤や離型剤等を含有させ、外添剤を処理させたものを使用できる。トナー粒径としてはこれに限定されるものではないが、3〜15μm程度が好ましい。
このようなトナーを製造するにあたっては、一般に使用されている公知の方法で製造することができ、例えば、粉砕法、乳化重合法、懸濁重合法等を用いて製造することができる。
また、上記の外添剤としても、一般に使用されている公知のものを用いることができ、流動性改善例えば、シリカ、酸化チタン、酸化アルミニウム等の無機微粒子や、アクリル樹脂、スチレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂微粒子を使用することができ、特にシランカップリング剤やチタンカップリング剤やシリコーンオイル等で疎水化したものを用いるのが好ましい。そして、このような流動化剤を上記のトナー100質量部に対して0.1〜5質量部の割合で添加させて用いるようにする。
キャリアとしては、特に限定されず、一般に使用されている公知のキャリアを使用することができ、バインダー型キャリアやコート型キャリアなどが使用できる。キャリア粒径としてはこれに限定されるものではないが、15〜100μmが好ましい。
一方、コート型キャリアは磁性体からなるキャリアコア粒子に樹脂コートがなされてなるキャリアであり、コート型キャリアにおいてもバインダー型キャリア同様、キャリア表面に正または負帯電性の帯電性微粒子を固着させたりできる。コート型キャリアの極性等の帯電特性は、表面コーティング層の種類や帯電性微粒子により制御することができる。
逆極性粒子、トナーおよびキャリアの組み合わせによる現像剤のトナーおよび逆極性粒子の帯電極性は、それぞれを混合撹拌した後、図3に示すような装置を用いて現像剤からトナーまたは逆極性粒子を分離するときの電界の方向から容易に知見できる。図3は、トナーなどの帯電粒子の帯電量を測定する装置の概略図である。
すなわち図3に示す装置において、トナー及びキャリア、逆極性粒子からなる現像剤を導電性スリーブ31の表面全体に均一になる様に載せると共に、この導電性スリーブ31内に設けられたマグネットロール32の回転数を1000rpmにセットし、バイアス電源33よりバイアス電圧をトナーの帯電電位と同じ極性に2kV印加し、15秒間上記導電性スリーブ31を回転させ、この導電性スリーブ31を停止させた時点での円筒電極34における電位Vmを読み取ると共に、円筒電極34に付着したトナーの質量を精密天秤で計量して、トナーの帯電量を求めることができる。
また、バイアス電源33より印加するバイアス電圧をトナーの帯電電位と逆の極性に印加したときに、円筒電極34に付着する粒子はトナーの帯電極性と逆帯電されており、すなわち逆極性粒子である。
トナーとキャリアの混合比は所望のトナー帯電量が得られるよう調整されれば良く、トナー比はトナーとキャリアとの合計量に対して3〜50質量%、好ましくは6〜30質量%が適している。
初期の現像剤に含まれる逆極性粒子の量は、本発明の目的が達成される限り特に制限されず、例えば、キャリアに対して0.01〜5.00質量%、特に0.01〜2.00質量%が好ましい。
現像剤は、予めトナーに逆極性粒子を外添処理した後で、キャリアと混合することによって調製されることが好ましい。
現像剤担持体11は、固定配置された磁石ローラ13と、これを内包する回転自在なスリーブローラ12とから構成される。磁石ローラ13は、スリーブローラ12の回転方向Bに沿ってN1,S1,N3,N2,S2の5つの磁極を有する。これらの磁極のうち、主磁極N1は、像担持体1と対向する現像領域6の位置に配されており、また、スリーブローラ12上の現像剤24を剥離するための反発磁界を発生させる同極部N3,N2は、現像槽16内部に対向した位置に配置されている。
現像剤槽16は、ケーシング18より形成されており、通常は、内部に現像剤担持体11への現像剤供給用のバケットローラ17を収納している。ケーシング18のバケットローラ17に対向する位置には、好ましくは、トナー濃度検出用のATDC(Automatic Toner Density Control)センサ20が配設されている。
現像装置2は通常、現像領域6で消費される分のトナーを現像材槽16内に補給するための補給部7、および現像剤担持体11上の現像剤量を規制するための現像剤薄層化用の規制部材(規制ブレード)15を有している。補給部7は、補給トナー23を収納したホッパ21と、現像剤槽16内へのトナー補給用の補給ローラ19とから構成される。
補給トナー23としては逆極性粒子を外添処理されたトナーを用いる。逆極性粒子を外添されたトナーを用いることで、徐々に劣化するキャリアの荷電性低下を有効に補助することが可能となる。補給トナー23における逆極性粒子の外添量はトナーに対して0.1〜10.0質量%、特に0.5〜5.0質量%が好ましい。
電源51及び52によりトナー担持体25と現像剤担持体11に印加される現像剤担持体11上の現像剤からトナーをトナー担持体25側に分離するトナー分離バイアス電圧はトナーの帯電極性によって異なる。すなわち、負に帯電されるトナーを用いる場合、現像剤担持体11の電位の平均値よりもトナー担持体25の電位の平均値が高くする。一方、正に帯電されるトナーを用いる場合は、現像剤担持体11の電位の平均値よりもトナー担持体25の電位の平均値が低い電位になるように印加される。正または負のいずれの極性に帯電されるトナーを用いる場合であっても、トナー担持体25と現像剤担持体11に印加される電位の平均値の差は20〜500V、特に50〜300Vであることが好ましい。電位差が小さすぎると、トナーを十分に分離することが困難となる。一方、電位差が大きすぎると、現像剤担持体上に磁力で保持されているキャリアが電界により分離されてしまい、現像領域において本来の現像機能が損なわれる恐れがある。
現像装置2においては、さらに、トナー担持体25と現像剤担持体11との間に交流電界が形成されることが好ましい。交流電界が形成されることで、トナーが往復振動するため、トナーを有効に分離することができる。その際、2.5×106V/m以上の電界が形成されることが好ましい。2.5×106V/m以上の電界が形成されることで、電界によっても現像剤担持体からトナーを分離することが可能となり、より一層、トナーの分離性を向上させることが可能となる。
本明細書中、トナー担持体25と現像剤担持体11との間で形成される電界をトナー分離電界という。トナー担持体25に印加される交流電圧を利用して、トナー分離電界を形成することが望ましい。このときトナー分離電界は絶対値の最大値が2.5×106V/m以上の電界であればよい。
トナー担持体25は電圧を印加可能な限りいかなる材料からなっていてよく、例えば、表面処理を施したアルミローラが挙げられる。そのほかアルミ等の導電性基体上に、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポルスルホン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂コートやシリコーンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、天然ゴム、イソプレンゴム等のゴムコーティングを施したものを用いてもよい。コーティング材料としては、これに限定されるものではない。さらに上記コーティングのバルクもしくは表面に導電剤が添加されていてもよい。導電剤としては、電子導電剤もしくはイオン導電剤が挙げられる。電子導電剤として、ケッチンブラック、アセチレンブラック、ファーネスブラック等のカーボンブラックや、金属粉、金属酸化物の微粒子等が挙げられるが、これに制約されない。イオン導電剤として、四級アンモニウム塩等のカチオン性化合物や、両性化合物、その他イオン性高分子材料が挙げられるが、これにこだわらない。さらに、アルミ等の金属材料からなる導電性ローラであっても構わない。
図4に像担持体1の構成を模式的に示した。
像担持体(感光体)1は、アルミニウム円筒基体(導電性支持体)101上に下引き層102、感光層103を順次形成したものであり、感光層103は電荷発生層、続いて電荷輸送層からなる機能分離タイプであっても、電荷発生材と電荷輸送材を樹脂に分散した単層構成でもよい。以下に機能分離タイプの像担持体1について説明する。
まず、導電性支持体上に電荷発生層が形成される。電荷発生層は、電荷発生材料を真空蒸着するか、電荷発生材料をアミン系溶媒に溶解させて塗布し、乾燥させるか、あるいは電荷発生材料を適当な溶媒もしくは必要であれば結着樹脂を溶解させた溶液中に分散させて作製した塗布液を塗布し、乾燥させることにより形成される。電荷発生層の厚さは0.01〜5μm、好ましくは0.1〜2μmであることが望ましい。
導電性支持体101としては、押出加工後、冷間引き抜き加工したもの(ED管)、押し出し加工後、引き抜き加工を施したアルミニウムパイプを切断し、その外表面をダイヤモンドバイト等の切削工具を用いて約0.2〜0.3mmで切削し仕上げたもの(切削管)、アルミニウム円板をインパクト加工してカップ状とした後、外表面をしごき加工により仕上げたもの(EI管)、アルミニウム円板を深絞り加工した後、外表面をしごき加工により仕上げたもの(DI管)等が挙げられる。また、これらの表面をさらに切削したもの、陽極酸化処理したもの、また、陽極酸化処理後、さらに封孔処理したものを用いてもよい。
導電性支持体101上には電荷発生層の形成に先だって、導電性支持体からの電荷注入の防止の目的から下引層102が形成されていてもよい。下引層を設ける場合、その材料としてはポリアミド、ポリビニルアルコール、共重合ナイロン等の水あるいはアルコール可溶性樹脂、ポリウレタン、エポキシ樹脂等の硬化型樹脂、または酸化スズや酸化インジウムなどの低抵抗化合物を分散させたものが適当である。この場合、下引層の膜厚は1μm以下であることが望ましい。
電荷発生材料としては、例えば、ビスアゾ系顔料、ピリリウム系染料、アゾ系染料、ペリレン系顔料、スクアリリウム系顔料、フタロシアニン系顔料等が挙げられる。
電荷発生層が電荷発生材料を結着樹脂中に分散させてなっている場合、当該層における電荷発生材料の含有量は結着樹脂100質量部に対して10〜400質量部、好ましくは50〜250質量部が好適である。またこの場合、結着樹脂としては、例えば、ブチラール樹脂(ポリビニルブチラール)、ポリエステル樹脂、等の熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられる。
次いで、電荷輸送層が形成される。電荷輸送層は少なくとも電荷輸送材料、結着樹脂および有機溶剤を含む塗布液を、上記電荷発生層上に塗布し、乾燥させることにより形成される。電荷輸送層の厚さは4〜50μm、好ましくは10〜30μmであることが望ましい。
電荷輸送層の形成に使用され得る電荷輸送材料としては、例えば、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、スチルベン化合物、トリフェニルアミン化合物、テトラフェニルベンジジン化合物等が挙げられる。単独もしくは2種以上を併用して用いることができる。電荷輸送材料の含有量は結着樹脂100質量部に対して2〜200質量部、好ましくは50〜120質量部が望ましい。電荷輸送層の形成に用いられる結着樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂等が挙げられる。耐久劣化の抑制の観点から、フェノール系、アミン系の酸化防止剤を添加することが好ましい。
本実施形態で用いたトナーを以下に記す。
湿式造粒法により作製された粒径約6.5μmのトナー母材100質量部に対し、第一の疎水性シリカ0.2質量部と第二の疎水性シリカ0.5質量部と疎水性酸化チタン0.5質量部をヘンシェルミキサ(三井金属鉱山社製)を用いて40m/sの速度で3分間表面処理を行って外添処理した。
ここで用いた第一の疎水性シリカは、平均一次粒径16nmのシリカ(#130:日本アエロジル社製)を疎水化剤であるヘキサメチルジシラザン(HMDS)により表面処理を施したものである。また、第二の疎水性シリカは、平均一次粒径20nmのシリカ(#90G:日本アエロジル社製)をHMDSにより表面処理したものである。疎水性酸化チタンは、平均一次粒径30nmのアナターゼ型酸化チタンを水系湿式中で疎水化剤であるイソブチルトリメトキシシランにより表面処理をしたものである。
続いて逆極性粒子として平均一次粒径350nmのチタン酸ストロンチウムをトナー母材粒子100質量部に対して2質量部を同じくヘンシェルミキサを用いて40m/sの速度で3分間外添処理しトナーを得た。
(実施例1)
実施例1で使用した感光体を以下に記す。
JIS5657円筒状のアルミニウム合金(外径30mm、厚さ1mm)の表面を切り刃に天然ダイヤモンドを用いたバイトで切削加工した後、脱脂処理を行い流水で洗浄し、続いて陽極酸化処理を行い、厚さ8μmの陽極酸化層を形成した。これを、純水にて流水洗浄した後、酢酸ニッケル含有の封孔剤を用いて封孔処理を行った。このようにして陽極酸化層を封孔処理した感光体基体を得た。感光層の形成は以下のように行った。
テトラヒドロフラン100部に対して、ブチラール樹脂(積水化学工業社製:エスレックBX−1)1部、m型チタニルフタロシアニン(東洋インキ製造社製:am−TiOPc)1部加え、これらをサンドミルで5時間分散させて電荷発生層用塗液を調製し、この電荷発生層用塗液を上記の支持体上に浸漬塗布して膜厚が0.2μmになった電荷発生層を形成した。そして、テトラヒドロフラン1000部に対して、ポリカーボネート樹脂(帝人化成社製:パンライトTS−2020)100部、電荷輸送材としてスチリル化合物70部、フェノール化合物ブチルヒドロキシトルエン8部を溶解して電荷輸送層用塗液を調製し、この電荷輸送層用塗液を上記の電荷発生層上に浸漬塗布し、これを送風乾燥させて膜厚が20μmになった電荷輸送層を形成した。
図1に示した現像装置を用い、現像剤としてはコニカミノルタ製bizhub C350用キャリア(粒径約33μm)を用いた。現像剤中のトナー比率は8質量%とした。現像剤担持体には−400Vの直流電圧を印加した。トナー担持体にはピークトゥーピーク電圧1.6kV、周波数2kHzで図5に示すような逆現像側電圧成分の印加途中に、波形の立ち上がりから0.1ms後に、0.05msの間、ブランク(0V)を入れた矩形状の周期的な振動バイアスに、DC成分−300Vを重畳したバイアスを印加した。現像剤担持体の平均電位に対してトナー担持体の平均電位は100Vの電位差を有し、最大電位差は900Vである。トナー担持体には表面にアルマイト処理を施したアルミローラを用い、現像剤担持体とトナー担持体との最近接部のギャップは0.3mmとした。像担持体上に形成された静電潜像の背景部電位は−550V、画像部電位は−60Vであり、像担持体とトナー担持体との最近接部のギャップは0.15mmとした。トナー担持体と現像剤担持体との間に形成されるトナー分離電界の絶対値の最大値は900V/0.3mm=3.0×106V/mであった。
(比較例1)
比較例1としては、振動バイアスとして逆現像側成分の印加途中にブランクのバイアスを印加しない他は、実施例1と同じ条件とした。
(評価1)
上記の実施例および比較例ともに画像面積率を0%(白紙)のA4横を10枚プリントし、11枚目の面積率0%の画像の形成途中で強制的に稼動を停止して、現像後で転写前の像担持体1に付着した逆極性粒子を4箇所、SEMで観察し、比較した。表1に観察結果を示す。観察は、像担持体1の表面をSEMで2万倍の倍率にして、1画面あたりの逆極性粒子の数を比較した。
Figure 2008158498
表1の結果から振動バイアスの逆現像側電圧成分の印加途中に0Vとなるブランクを入れることにより、像保持部材の背景部に付着する逆極性粒子量が少ないことが確認できる。
(実施例2〜5)
実施例2〜5においては、実施例1におけるブランクの印加タイミングの0.1msを表2に示す値に変更した他は、実施例1と同じ条件とした。評価は、画像面積率を3%として5万枚の耐久試験を実施した。表2は、耐久前後におけるトナー担持体上のトナー帯電量を示したものである。
Figure 2008158498
表2の結果から、ブランクの印加タイミングとしては、0.1〜0.2msが帯電量変化としては少なく、より良好な結果を示している。
本発明に係る一実施形態による画像形成装置の主要部を示す図である。 本実施形態におけるトナー担持体に印加した振動バイアスの波形を示す図である。 帯電粒子の帯電量を測定する装置の概略図である。 本実施形態における像担持体の構成を模式的に示した図である。 実施例1におけるトナー担持体に印加した振動バイアスの波形を示す図である。
符号の説明
1 像担持体(感光体ドラム)
2 現像装置
3 帯電装置
4 転写ローラ
5 クリーニングブレード
6 現像領域
7 トナー補給装置
11 現像剤担持体
12 スリーブローラ
13 磁石ローラ
15 規制部材(規制ブレード)
16 現像剤槽
17 バケットローラ
18 ケーシング
19 補給ローラ
20 ATDCセンサ
21 ホッパ
23 補給トナー
24 現像剤
25 トナー担持体
31 導電性スリーブ
32 マグネットロール
33 バイアス電源
34 円筒電極
101 アルミニウム円筒基体(導電性支持体)
102 下引き層
103 感光層
104 オーバーコート層

Claims (2)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に対向して配置され表面にトナーを担持するトナー担持体と、
    前記トナー担持体に対向する位置に配置されてトナーとキャリアと該トナーの帯電極性と逆極性に帯電する逆極性粒子とを含む現像剤を担持搬送し、且つ前記トナー担持体にトナーを供給する現像剤担持体と、
    前記トナー担持体と前記像担持体との間に、直流バイアスに周期的な振動バイアスを重畳した電界を形成する電圧印加手段と、を有する画像形成装置であって、
    前記振動バイアスは、現像側電圧成分と逆現像側電圧成分とを有し、該逆現像側電圧成分の印加途中にブランクが形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ブランクは、前記逆現像側電圧成分の立ち上がりから、0.1〜0.2ms後のタイミングに形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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