JP2008158064A - 情報機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブルにより接続された接続先の機器に対して過電流を流すことを防止可能な情報機器を提供する。
【解決手段】情報機器に内蔵される電源装置6は、電源ライン4Aを含むケーブルにより情報機器と接続される機器に電圧Voutを供給する。電源装置6は、電源ライン4Aに電圧Voutを出力し、信号SIGに応じて電圧Voutの出力を停止する電圧供給回路15と、所定の電圧を基準電圧Vrefとして出力する基準電圧源12と、電圧Voutと基準電圧Vrefとを比較して比較結果を示す電圧Vmを出力する比較器13と、電圧Vmを受けて、電圧Voutが基準電圧Vrefよりも低い状態が所定の期間続いていると判定した場合に、信号SIGを出力する電源制御回路14とを含む。
【選択図】図2
【解決手段】情報機器に内蔵される電源装置6は、電源ライン4Aを含むケーブルにより情報機器と接続される機器に電圧Voutを供給する。電源装置6は、電源ライン4Aに電圧Voutを出力し、信号SIGに応じて電圧Voutの出力を停止する電圧供給回路15と、所定の電圧を基準電圧Vrefとして出力する基準電圧源12と、電圧Voutと基準電圧Vrefとを比較して比較結果を示す電圧Vmを出力する比較器13と、電圧Vmを受けて、電圧Voutが基準電圧Vrefよりも低い状態が所定の期間続いていると判定した場合に、信号SIGを出力する電源制御回路14とを含む。
【選択図】図2
Description
本発明は情報機器に関し、特に、ケーブルにより接続される相手先の機器に電源を供給する機能を有する情報機器に関する。
一般的に、映像音響システムにおいては、映像信号を出力する映像信号出力装置(たとえば光ディスク再生装置)とディスプレイ等の映像表示装置とがケーブルにより接続される。ケーブルを伝達する信号の電圧の大きさ、あるいはケーブルを流れる電流の大きさが適切でなければ装置の故障が生じる可能性がある。よって上記のようなシステムにおいてはこのような問題が生じるのを防ぐ必要がある。
たとえば特開2005−84116号公報(特許文献1)は、入力される映像信号と出力する映像信号とが衝突することを防ぐことが可能な映像表示装置を開示する。この映像表示装置は、外部の映像表示装置から出力される映像信号と、内部で生成した映像信号とがその内部で衝突する場合には、外部からの映像信号を入力させるか、または、内部で生成した映像信号を出力させるかを切替える信号切替手段を備える。
一方、特開2002−84749号公報(特許文献2)は、過電流を防ぐことが可能な電源制御回路を開示する。この電源制御回路は、電源装置への入力電力を監視することにより、電源装置への入力電圧の変動にかかわらず入力電流を一定値以下に保つことを可能にする。電源制御回路は、入力電力監視手段から通知される入力電力値に応じて電源装置の出力電力値を決定する出力電力決定部と、その出力電力値と等しい電力が電源装置から出力されるように調整を行なう電力調整部とを備える。
特開2005−84116号公報
特開2002−84749号公報
近年、映像機器を相互に接続するためのインターフェースの規格として、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格が提案されている。そしてHDMI規格に準拠したインターフェース機能を搭載する製品が市場に投入されつつある。HDMI規格とは、パーソナルコンピュータ(PC)とディスプレイとの接続の標準規格であるDVI(Digital Video Interface)をベースとして、家電製品に対応するための機能をDVIに追加したものである。
ここで、HDMI規格の4.2.7項には、あらゆるソース機器(映像信号を出力する機器、たとえば光ディスク再生装置)は+5VのDC電源を供給する電源ピンから最低55mAの電流を供給可能にすること、および、その際の電圧を4.8Vから5.3Vの範囲内に保つことが規定されている。また、同じ項には、0.5A以上の電流が流れる場合には過電流保護が必要であることが定められている。
しかしながら、上記文献には映像機器を含む情報機器においてケーブルに過電流が流れないようにするための方法は具体的に開示されていない。
本発明の目的は、ケーブルにより自身と接続される機器に対して過電流を流すことを防ぐことが可能な情報機器を提供することである。
本発明は要約すれば、情報機器であって、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠したケーブルにより映像再生機器と接続され、映像再生機器に含まれる負荷にケーブルを介して電源電圧を供給する電源回路を備える。電源回路は、ケーブルに電源電圧を出力し、停止信号に応じて電源電圧の出力を停止する電圧供給部と、所定の電圧を基準電圧として出力する基準電圧源と、電源電圧と基準電圧とを比較して、比較結果を出力する比較部と、比較結果を受けて、電源電圧が基準電圧よりも低い状態が所定の期間続いていると判定した場合に、停止信号を出力する制御部とを含む。情報機器は、ケーブルを介して映像再生機器に映像信号を出力する映像信号出力回路をさらに備える。
本発明の他の局面に従うと、情報機器であって、ケーブルによりデータ処理機器と接続され、データ処理機器に含まれる負荷にケーブルを介して電源電圧を供給する電源回路を備える。電源回路は、ケーブルに電源電圧を出力し、停止信号に応じて電源電圧の出力を停止する電圧供給部と、所定の電圧を基準電圧として出力する基準電圧源と、電源電圧と基準電圧とを比較して、比較結果を出力する比較部と、比較結果を受けて、電源電圧が基準電圧よりも低い状態が所定の期間続いていると判定した場合に、停止信号を出力する制御部とを含む。情報機器は、ケーブルを介して、データ処理機器に処理対象のデータを出力するデータ出力回路をさらに備える。
好ましくは、ケーブルは、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠したケーブルである。処理対象のデータは、映像データである。データ処理機器は、映像データを再生する。
より好ましくは、制御部は、電源電圧が基準電圧よりも低下した時点から所定の期間が経過した後に、電源電圧が基準電圧よりも低いか否かを判定する。制御部は、電源電圧が基準電圧よりも低い場合には、電源電圧が基準電圧よりも低い状態が所定の期間続いていると判定する。
本発明によれば、ケーブルにより自身と接続される機器に対して過電流を流すことを防止可能な情報機器を実現できる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本実施の形態の情報機器を含むシステムの構成図である。
図1を参照して、映像システム100は、映像再生回路であるシンク(SINK)機器1と、本実施の形態の情報機器であるソース(SOURCE)機器2と、HDMIケーブル4とを含む。「シンク機器」とはデジタル映像信号を受ける機器であり、たとえばテレビである。「ソース機器」とはデジタル映像信号を出力する機器であり、たとえば光ディスク再生装置である。なお、光ディスク再生装置により再生される光ディスクの種類はたとえばDVD(Digital Versatile Disc)であるが、特にDVDに限定されるものではない。
図1を参照して、映像システム100は、映像再生回路であるシンク(SINK)機器1と、本実施の形態の情報機器であるソース(SOURCE)機器2と、HDMIケーブル4とを含む。「シンク機器」とはデジタル映像信号を受ける機器であり、たとえばテレビである。「ソース機器」とはデジタル映像信号を出力する機器であり、たとえば光ディスク再生装置である。なお、光ディスク再生装置により再生される光ディスクの種類はたとえばDVD(Digital Versatile Disc)であるが、特にDVDに限定されるものではない。
HDMIケーブル4はシンク機器1とソース機器2との間に接続されて、各種の信号(データ)を伝達する。またHDMIケーブル4はソース機器2からシンク機器1の内部の負荷に電源を供給するために用いられる。
シンク機器1は信号処理回路3とIC(Integrated Circuit)5とを含む。ソース機器2は、電源装置6と、制御装置7とを含む。HDMIケーブル4は、電源ライン4Aと、データライン4B,4Cとを含む。
シンク機器1とソース機器2とがHDMIケーブル4により接続されると、電源装置6は電源ライン4Aを介してIC5に電源(+5VのDC電圧)を供給する。IC5は、電源装置6により電源が供給されるとデータライン4Bを介して制御装置7にシンク機器1の固有の情報であるEDIDを送る。たとえばシンク機器1がテレビであれば、EDIDは、そのテレビの解像度の情報を含む。
制御装置7は、記録媒体8に記録された映像データを読出す。そして制御装置7は、読出した映像データに対してEDIDの内容に応じた処理を実行して、データライン4Cに処理後の映像データに対応する映像信号(デジタル映像信号)を出力する。信号処理回路3はデータライン4Cを介してその映像信号を受けて、記録媒体8から読出された映像データを再生する。
ここでIC5の内部の回路に異常が生じた場合には、たとえばIC5の内部の電源ラインと接地ラインとの間の抵抗値が低下することが起こる。この場合には電源ライン4Aに通常よりも大きな電流が流れる可能性がある。HDMI規格の4.2.7項には、0.5A以上の電流が流れる場合には過電流保護が必要であることが定められている。したがって、電源装置6は過電流保護機能を有する。
電源ライン4Aの電圧が所定の電圧より低下した場合には、電源装置6はIC5への電源供給を停止する。電源ライン4Aの電圧が所定の電圧より低下する場合とは、言い換えると電源ライン4Aに流れる電流が通常よりも大きくなる場合である。電源装置6がIC5への電源供給を停止すると、電源ライン4Aにはもはや電流が流れなくなる。よって本実施の形態の情報機器であるソース機器2は、HDMI規格の4.2.7項に定められた過電流保護機能を実現できる。
図2は、図1の電源装置6の構成を示す図である。
図2を参照して、電源装置6は、基準電圧源12と、比較器13と、電源制御回路14と、電圧供給回路15とを含む。
図2を参照して、電源装置6は、基準電圧源12と、比較器13と、電源制御回路14と、電圧供給回路15とを含む。
基準電圧源12は基準電圧Vrefを生成して出力する。基準電圧Vrefは一定であり、たとえば3.3Vである。
電圧供給回路15は電圧Voutを出力する。電圧VoutはHDMIコネクタ11を介して電源ライン4Aに出力される。
比較器13は電圧Voutと基準電圧Vrefとを比較して、比較結果を示す電圧Vmを出力する。基準電圧Vrefが電圧Voutよりも高い場合には電圧VmのレベルはH(論理ハイ)レベルとなり、電圧Voutが基準電圧Vrefよりも高い場合には電圧VmのレベルはL(論理ロー)レベルとなる。たとえばHレベルとは、電圧Vmが所定の電圧(たとえば2.5V)より高い状態を意味し、Lレベルとは、電圧Vmが上記の所定の電圧より低い状態を意味する。
電源制御回路14は、信号SONを受けると電圧Vmの監視を開始する。信号SONは図1のソース機器2に電源が投入されたことを電源制御回路14に通知するための信号である。信号SONはたとえば図1の制御装置7から電源制御回路14に送られる。なお信号SONを受けるまでは電源制御回路14の状態は待機状態のままである。
電源制御回路14は、電圧VmのレベルがHレベルであれば信号SIGを出力する。電圧供給回路15は信号SIGを受けると電圧Voutの出力を停止する。
電圧供給回路15の構成は特に限定されない。たとえばNPNトランジスタおよび、NPNトランジスタのベースに電流を供給する駆動回路により電圧供給回路15を構成してもよい。この場合、たとえばNPNトランジスタのコレクタは図示しない電圧源に接続され、NPNトランジスタのエミッタからは電圧Voutが出力される。また、駆動回路は、信号SIGが入力されない場合にはNPNトランジスタのベースに電流を供給し、信号SIGを受けた場合にはベース電流の供給を停止する。
図3は、図2の電源装置6の比較例を示す図である。
図3および図2を参照して、電源装置6Aは電圧供給回路15およびフューズ20を備える。HDMIコネクタ11および電源ライン4Aの構成は図3と図2とで同じである。電源ライン4Aに流れる電流、すなわち電圧供給回路15から出力される電流が過剰に大きくなるとフューズ20が溶断する。これにより電源装置6Aは簡単な構成で過電流保護を実現することができる。
図3および図2を参照して、電源装置6Aは電圧供給回路15およびフューズ20を備える。HDMIコネクタ11および電源ライン4Aの構成は図3と図2とで同じである。電源ライン4Aに流れる電流、すなわち電圧供給回路15から出力される電流が過剰に大きくなるとフューズ20が溶断する。これにより電源装置6Aは簡単な構成で過電流保護を実現することができる。
しかし、フューズ20が一旦溶断すると、そのフューズを交換しない限り、電源装置6A(すなわちソース機器)を元の状態に戻すことができない。このことはユーザの利便性を低下させる要因となる。
これに対し、本実施の形態によれば、シンク機器内の負荷(IC)に問題がある場合にはシンク機器への電圧供給が停止される。さらに本実施の形態によればソース機器に接続されるシンク機器を正常な製品に交換した場合には、ソース機器の電源装置を修理することなく、交換後のシンク機器に含まれる負荷に電源を供給することができる。これにより本実施の形態によればHDMI規格の4.2.7項に定められる過電流保護機能を実現できる。さらに本実施の形態によればユーザの利便性を図ることができる。
図4は、図2の電源制御回路14の処理を説明するフローチャートである。
図4および図2を参照して、まず処理が開始される時点では電源制御回路14は待機状態である。最初に電源制御回路14はソース機器2の電源が投入されたか否かを判定する(ステップS1)。ソース機器2の電源が投入されていない場合には、電源制御回路14に信号SONは入力されない。この場合(ステップS1においてNO)、電源制御回路14は信号SONを受けるまで、ステップS1の判定動作を繰返す。一方、電源制御回路14は信号SONを受けた場合にはソース機器2に電源が投入されたと判定する。この場合(ステップS1においてYES)、電源制御回路14は電圧Voutの監視を開始する(ステップS2)。具体的には電源制御回路14は電圧Vmのレベルを監視することにより電圧Voutが低下していないかどうかを監視する。
図4および図2を参照して、まず処理が開始される時点では電源制御回路14は待機状態である。最初に電源制御回路14はソース機器2の電源が投入されたか否かを判定する(ステップS1)。ソース機器2の電源が投入されていない場合には、電源制御回路14に信号SONは入力されない。この場合(ステップS1においてNO)、電源制御回路14は信号SONを受けるまで、ステップS1の判定動作を繰返す。一方、電源制御回路14は信号SONを受けた場合にはソース機器2に電源が投入されたと判定する。この場合(ステップS1においてYES)、電源制御回路14は電圧Voutの監視を開始する(ステップS2)。具体的には電源制御回路14は電圧Vmのレベルを監視することにより電圧Voutが低下していないかどうかを監視する。
次にステップS3では、電源制御回路14は電圧VmのレベルがHレベルか否かを判定する。電圧VmのレベルがHレベルでない場合、すなわち電圧VmのレベルがLレベルである場合(ステップS3においてNO)、電源制御回路14はステップS3の判定処理を繰返す。一方、電圧VmのレベルがHレベルである場合(ステップS3においてYES)、電源制御回路14は内部のタイマを起動させる(ステップS4)。
ステップS4に続くステップS5では、電源制御回路14は、タイマの起動開始から所定時間(たとえば100ミリ秒)経過したか否かを判定する。タイマの起動開始から所定時間が経過していない場合(ステップS5においてNO)、所定期間が経過するまでステップS5の処理が繰返される。一方、タイマの起動開始から所定時間が経過した場合(ステップS5においてYES)、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、電源制御回路14は電圧VmのレベルがHレベルか否かを判定する。電圧VmのレベルがHレベルである場合(ステップS6においてYES)、電源制御回路14は、電圧VmのレベルがHレベルである状態が所定時間継続していたと判定して信号SIGを出力する(ステップS7)。
電圧VmのレベルがHレベルである状態が所定時間継続しているということは、電圧Voutが低下した状態、すなわち電源ライン4Aに過電流が流れる状態が所定時間継続していることを意味する。このため、電源制御回路14は、ステップS7において信号SIGを出力して電圧供給回路15を停止させる。ステップS7の処理が終了すると、全体の処理が終了し、電源制御回路14の状態は待機状態となる。
一方、電圧VmのレベルがHレベルでない場合、すなわち電圧VmのレベルがLレベルである場合(ステップS6においてNO)、処理はステップS3に戻る。なお、電源制御回路14の内部のタイマは時間計測を停止するともにリセットされる。
ステップS6において電圧VmのレベルがLレベルである場合、電圧Voutは基準電圧Vrefよりも高くなっている。つまり電源ライン4Aには過電流が流れていない。このため、ステップS3の処理(電圧Vmのレベルの監視)が再度実行される。
このように本実施の形態では、ステップS3において電圧VmのレベルがLレベルであることが検出されても、電源制御回路14はすぐには電圧供給回路15を停止しない。これにより何らかの理由により電圧Voutが低くなる状態が極めて短時間だけ生じた場合に、電圧供給回路15が誤って停止するのを防ぐことができる。
たとえばソース機器の電源投入直後には、シンク機器が正常でも電圧Voutが低くなることが起こり得る。本実施の形態によれば、このような場合には電圧供給回路15を動作させ続けることが可能になるので、シンク機器およびソース機器に通常の動作を行なわせることが可能になる。
このように本実施の形態によれば、ソース機器2は、HDMIケーブル4により接続されたシンク機器1に含まれる負荷(IC5)にHDMIケーブル4を介して電源電圧(電圧Vout)を供給する電源装置6を備える。電源装置6は、HDMIケーブル4(電源ライン4A)に電圧Voutを出力し、信号SIGに応じて電圧Voutの出力を停止する電圧供給回路15と、所定の電圧を基準電圧Vrefとして出力する基準電圧源12と、電圧Voutと基準電圧Vrefとを比較して比較結果を示す電圧Vmを出力する比較器13と、電圧Vmを受けて、電圧Voutが基準電圧Vrefよりも低い状態が所定の期間続いていると判定した場合に、信号SIGを出力する電源制御回路14とを含む。これによりケーブルにより接続される機器に対して過電流を流すことを防止することができる。
なお、本実施の形態の情報機器はHDMI規格に準拠したインターフェース機能を搭載するソース機器である。ただし本発明はケーブルにより自身に接続された接続先の機器に含まれる負荷に、ケーブルを介して電源電圧を供給する電源回路を備える情報機器に対して広く適用可能である。また本発明の情報機器に接続される機器は映像データを再生する機器に限定されるものではなく、情報機器から受けるデータを処理する機器であればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 シンク機器、2 ソース機器、3 信号処理回路、4 HDMIケーブル、4A 電源ライン、4B,4C データライン、6,6A 電源装置、7 制御装置、8 記録媒体、11 HDMIコネクタ、12 基準電圧源、13 比較器、14 電源制御回路、15 電圧供給回路、20 フューズ、100 映像システム。
Claims (4)
- HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠したケーブルにより映像再生機器と接続され、前記映像再生機器に含まれる負荷に前記ケーブルを介して電源電圧を供給する電源回路を備え、
前記電源回路は、
前記ケーブルに前記電源電圧を出力し、停止信号に応じて前記電源電圧の出力を停止する電圧供給部と、
所定の電圧を基準電圧として出力する基準電圧源と、
前記電源電圧と前記基準電圧とを比較して、比較結果を出力する比較部と、
前記比較結果を受けて、前記電源電圧が前記基準電圧よりも低い状態が所定の期間続いていると判定した場合に、前記停止信号を出力する制御部とを含み、
前記ケーブルを介して前記映像再生機器に映像信号を出力する映像信号出力回路をさらに備える、情報機器。 - ケーブルによりデータ処理機器と接続され、前記データ処理機器に含まれる負荷に前記ケーブルを介して電源電圧を供給する電源回路を備え、
前記電源回路は、
前記ケーブルに前記電源電圧を出力し、停止信号に応じて前記電源電圧の出力を停止する電圧供給部と、
所定の電圧を基準電圧として出力する基準電圧源と、
前記電源電圧と前記基準電圧とを比較して、比較結果を出力する比較部と、
前記比較結果を受けて、前記電源電圧が前記基準電圧よりも低い状態が所定の期間続いていると判定した場合に、前記停止信号を出力する制御部とを含み、
前記ケーブルを介して、前記データ処理機器に処理対象のデータを出力するデータ出力回路をさらに備える、情報機器。 - 前記ケーブルは、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠したケーブルであり、
前記処理対象のデータは、映像データであり、
前記データ処理機器は、前記映像データを再生する、請求項2に記載の情報機器。 - 前記制御部は、前記電源電圧が前記基準電圧よりも低下した時点から前記所定の期間が経過した後に、前記電源電圧が前記基準電圧よりも低いか否かを判定し、前記電源電圧が前記基準電圧よりも低い場合には、前記電源電圧が前記基準電圧よりも低い状態が前記所定の期間続いていると判定する、請求項3に記載の情報機器。
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---|---|---|---|
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