JP2008157532A - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 中空糸膜束の耐久性、分配性を向上させつつ、圧力損失の増加を従来に比べて抑えることができる加湿装置の提供。
【解決手段】(a)ガスG2を内部に導入するガス導入部23を備えるハウジング20と、(b)入口孔31を備えるケース30と中空糸膜束40とを備える中空糸膜モジュール50と、(c)ガス導入部23と入口孔31との間に設けられガス導入部23からのガス流れが中空糸膜束40を直撃することを抑制する直撃抑制部材60と、を有し、直撃抑制部材60は、入口孔31に対向する第1の面61と、第1の面61の一側からガス導入部23側に延びる第2の面62と、第1の面61の他側からガス導入部23側に延びる第3の面63と、を備えており、第2の面62と第3の面63との間隔はガス導入部23に近づくにつれて小とされている、加湿装置10。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料電池用の加湿装置に関し、とくに中空糸膜束を複数個用いた加湿装置に関する。
図7に示すように、加湿装置1は、ハウジング2と、複数本直列に並んで配置された中空糸膜モジュール3と、を有する。ハウジング2は、ガスを内部に導入するガス導入部2aを備える。中空糸膜モジュール3は、ガス導入部2aからハウジング2内に導入されたガスを内部に入れる入口孔4aを備えるケース4と、ケース4の内部に配置される中空糸膜束5と、を備える。
しかし、従来の加湿装置1では、(i)ハウジング2のガス導入部2aから導入されたガスが勢いよく中空糸膜束5の側面に当たると、中空糸膜束5が破損してしまう。また、(ii)複数の中空糸膜モジュール3が直列に複数並んで配置されているため、ガス導入部2aから導入されたガスは、複数の中空糸膜モジュール5のうち最もガス導入部2a側に配置される中空糸膜モジュール3aに集中的に流入する。そのため、奥の中空糸膜モジュール3bを最もガス導入部2a側に配置される中空糸膜モジュール3aと同等に効果的に使うことができない(ガスの分配性が低い)。
特開2004−265651号公報は、ハウジングのガス導入部とケースの入口孔との間に直撃抑制部材を設け、ハウジングのガス導入部からのガス流れが中空糸膜束を直撃することを抑制した加湿装置を開示している。該公報開示の直撃抑制部材を図7に示す加湿装置1に設けることで、従来の加湿装置1に存在していた上記問題点(i)、(ii)を解消できる。
しかし、上記公報開示の加湿装置には、次の問題点がある。
直撃抑制部材の形状がガス流れの向きを直交またはほぼ直交する方向に変える薄板形状であるため、流れの圧力損失が大きく増加してしまう。
特開2004−265651号公報
本発明の目的は、中空糸膜束の耐久性、分配性を向上させつつ、圧力損失の増加を従来に比べて抑えることができる加湿装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) (a)ガスを内部に導入するガス導入部を備えるハウジングと、
(b)前記ガス導入部から前記ハウジング内に導入されたガスを内部に入れる入口孔を備えるケースと、該ケースの内部に配置される中空糸膜束と、を備える中空糸膜モジュールと、
(c)前記ハウジングのガス導入部と前記ケースの入口孔との間に設けられ前記ガス導入部からのガス流れが前記中空糸膜束を直撃することを抑制する直撃抑制部材と、
を有し、
前記直撃抑制部材は、前記ケースの入口孔に対向する第1の面と、該第1の面の一側から前記ガス導入部側に延びる第2の面と、前記第1の面の他側から前記ガス導入部側に延びる第3の面と、を備えており、前記第2の面と前記第3の面との間隔は前記ガス導入部に近づくにつれて小とされている、加湿装置。
(2) 前記直撃抑制部材の第1の面と第2の面は湾曲面で連なっており、前記直撃抑制部材の第1の面と第3の面は湾曲面で連なっている(1)記載の加湿装置。
(3) 前記直撃抑制部材の第2の面と第3の面とのなす角は鋭角である(1)記載の加湿装置。
上記(1)の加湿装置によれば、ガス導入部からのガス流れが中空糸膜束を直撃することを抑制する直撃抑制部材が設けられているため、ハウジングのガス導入部からのガスが勢いよく中空糸膜束に当たることを抑制できる。そのため、ハウジングのガス導入部からのガス流れによって中空糸膜束が破損することを抑制でき、直撃抑制部材が設けられていない場合に比べて、中空糸膜束の耐久性が向上する。
また、直撃抑制部材が設けられているため、中空糸膜モジュールが複数本直列に並んで配置されている場合であっても、ガス導入部から導入されたガスが、複数の中空糸膜モジュールのうち最もガス導入部側に配置される中空糸膜モジュールに集中的に流入することを抑制できる。そのため、直撃抑制部材が設けられていない場合に比べて、奥の中空糸膜モジュールを最もガス導入部側に配置される中空糸膜モジュールと同等に効果的に使うことができる(ガスの分配性が向上する)。
また、直撃抑制部材の第2の面と第3の面との間隔がハウジングのガス導入部に近づくにつれて小とされているため、直撃抑制部材によるガス流れの向きの変化量は、直撃抑制部材がガス流れの向きを直交またはほぼ直交する方向に変える薄板形状である場合に比べて、少ない。そのため、直撃抑制部材がガス流れの向きを直交またはほぼ直交する方向に変える薄板形状である場合に比べて、流れの圧力損失の増加を抑えることができる。
上記(2)の加湿装置によれば、直撃抑制部材の第1の面と第2の面が湾曲面で連なっているため、第1の面と第2の面が湾曲面で連なっていない場合に比べて、第2の面に沿って流れてきたガス流れの下流側で渦が発生することを抑制できる。また、直撃抑制部材の第1の面と第3の面が湾曲面で連なっているため、第1の面と第3の面が湾曲面で連なっていない場合に比べて、第3の面に沿って流れてきたガス流れの下流側で渦が発生することを抑制できる。
上記(3)の加湿装置によれば、直撃抑制部材の第2の面と第3の面とのなす角が鋭角であるため、第2の面と第3の面とのなす角が直角または鈍角である場合に比べて、直撃抑制部材によるガス流れの向きの変化量を少なくでき、流れの圧力損失の増加を抑えることができる。
図1〜図6は、本発明実施例の加湿装置を示している。
本発明実施例の加湿装置(以下、単に加湿装置ともいう)10は、図示略の燃料電池に送り込まれるガスを加湿する装置である。加湿装置10は、燃料電池で生成される水を利用して湿潤状態にされたガスを利用して、燃料電池に送り込まれるガスを加湿する。
加湿装置10は、図1に示すように、ハウジング20と、ケース30と中空糸膜束40とを備え複数本(図示例では4本)直列に並んで配置された中空糸膜モジュール50と、直撃抑制部材60と、を有する。
ハウジング20は、第1のハウジング20aと第2のハウジング20bとを備える。第1のハウジング20aと第2のハウジング20bは、一体に形成されていてもよく、別体に形成されていてもよい。
ハウジング20は、第1のガスG1をハウジング20の内部に導入するための第1のガス導入部21と、導入した第1のガスG1をハウジング20の外部に排出するための第1のガス排出部22と、第2のガスG2をハウジング20の内部に導入するための第2のガス導入部23と、導入した第2のガスG2をハウジング20の外部に排出するための第2のガス排出部24と、第2のガス導入部23からハウジング20内に導入された第2のガスG2が入り込む第2のガス流入部25と、第2のガスG2がケース30の外部に出たときに第2のガスG2が入り込む第2のガス流出部26と、を備える。
第1のガスG1は、吸気した大気と、燃料電池からの水分を含み大気よりも湿度が高いガスとの、いずれか一方である。第2のガスG2は、吸気した大気と、燃料電池からの水分を含み大気よりも湿度が高いガスとの、いずれか他方である。第1のガスG1が中空糸膜束40の中空糸の内側を通り、第2のガスG2が中空糸膜束40の中空糸と中空糸との隙間を通る。第1のガスG1と第2のガスG2は、中空糸膜束40部位を互いに逆方向に流れており、中空糸膜束40部位を流れている間に膜を通して水分の移動が行われ、吸気した大気が加湿される。
第1のガス導入部21と第2のガス排出部24と第2のガス流出部26は、第1のハウジング20aに形成される。第1のガス排出部22と第2のガス導入部23と第2のガス流入部25は、第2のハウジング20bに形成される。
第1のガス導入部21から導入された第1のガスG1は、ケース30内にケース30の軸方向一側から入り込んでいく。ケース30内に入り込んだ第1のガスG1は、ケース30の軸方向他側からケース30の外部に出て第1のガス排出部22を通ってハウジング20の外部に排出される。
第2のガス導入部23から導入された第2のガスG2は、第2のガス流入部25で第2のハウジング20bの全体に行き渡り、その後、ケース30の後述の入口孔31からケース30内に入り込んでいく。ケース30内に入りこんだ第2のガスG2は、ケース30の後述の出口孔32からケース30の外部に出て第2のガス流出部26に入り込み、その後、第2のガス排出部24からハウジング20の外部に排出される。
ケース30は、円筒形状である。ケース30は、ハウジング20と一体に形成されていてもよく、ハウジング20と別体に形成されてハウジング20に固定されていてもよい。ケース30は、ハウジング20の内側に設けられている。ケース30は、中空糸膜束40の側壁を覆っている。ケース30は、ケース30の軸方向一端部またはその近傍に形成される入口孔31と、ケース30の軸方向他端部またはその近傍に形成される出口孔32と、を備える。
入口孔31は、ケース30の周方向に複数形成されている。ケース30の内部(中空糸膜束40が配置されている部分)は、入口孔31で第2のガス流入部25に連通している。
出口孔32は、ケース30の周方向に複数形成されている。ケース30の内部(中空糸膜束40が配置されている部分)は、出口孔32で第2のガス流出部26に連通している。
中空糸膜束40は、ストロー上の筒である中空糸の束である。中空糸膜束40は、ケース30の内部に配置されている。中空糸は、水分透過性のある壁をもつ。中空糸は、ケース30の軸方向と同方向に延びている。
直撃抑制部材60は、第2のガス導入部23からのガス流れが中空糸膜束40の側壁を直撃することを抑制するとともに、第2のガス導入部23からのガスを複数の中空糸膜モジュール50の各モジュールに均等またはほぼ均等に流入させるために、設けられる。
直撃抑制部材60は、第2のガス流入部25内に設けられる。直撃抑制部材60は、第2のガス導入部23と、入口孔31のうち第2のガス導入部23のガス流れ方向下流側端に対向する部位に設けられる入口孔31a(図3参照)との間に、設けられる。直撃抑制部材60は、図5に示すように略三角柱形状となっている。図3に示すように、直撃抑制部材60のガス流れ方向下流側端部の幅aは、入口孔31aの幅bより大とされている。図4に示すように、直撃抑制部材60の高さcは、入口孔31aの高さdより大とされている。直撃抑制部材60は、ハウジング20と一体に形成されていてもよく、ハウジング20と別体に形成されてハウジング20に固定されていてもよい。
直撃抑制部材60は、図3に示すように、入口孔31aのガス流れ方向上流側端に対向する第1の面61と、第1の面61の一側からガス導入部23側に延びる第2の面62と、第1の面61の他側からガス導入部23側に延びる第3の面63と、を備える。第1、第2、第3の面61,62,63は、三角柱形状の三側面である。
第1の面61の面積は、ガス導入部23からのガス流れがそのまま入口孔31aを通って中空糸膜束40に直撃することを確実に防止するために、入口孔31aの開口面積およびガス導入部23のガス流れ方向下流側端の面積より大とされていることが望ましい。
第1の面61は、入口孔31aから離れる方向に湾曲する(内側に凹む)湾曲面(円弧面)とされている。第1の面61が円弧面とされている場合、第1の面61は、入口孔31aが設けられるケース30の軸芯を中心とする円弧面とされている。
第2の面62の面積は、第1の面61の面積と同じであってもよく異なっていてもよい。第2の面62は、平面であってもよく内側に凹む湾曲面であってもよく外側に凸の湾曲面であってもよい。第2の面62のガス流れ方向下流側端部の延長面S1は、入口孔31aより、さらに望ましくは中空糸膜モジュール50より一側にある。第2の面62は、第1の面61と、外側に凸の湾曲面64にて連なっている。ただし、湾曲面64は必須の構成要件ではない。第2の面62が湾曲面64にて第1の面61と連なっている場合、第2の面62は第1の面61と滑らかに連なっている(急激な角度変化を伴うことなく連なっている)。
第3の面63の面積は、第1の面61の面積と同じであってもよく異なっていてもよい。第3の面63の面積は、第2の面62の面積と同じであってもよく異なっていてもよい。第3の面63は、平面であってもよく内側に凹む湾曲面であってもよく、外側に凸の湾曲面であってもよい。第3の面63のガス流れ方向下流側端部の延長面S2は、入口孔31aより、さらに望ましくは中空糸膜モジュール40より他側にある。第3の面63は、第1の面61と、外側に凸の湾曲面65にて連なっている。ただし、湾曲面65は必須の構成要件ではない。第3の面63が湾曲面65にて第1の面61と連なっている場合、第3の面63は第1の面61と滑らかに連なっている(急激な角度変化を伴うことなく連なっている)。第3の面63と第1の面61とを連ならせる湾曲面65の曲率は、第2の面62と第1の面61とを連ならせる湾曲面64の曲率と等しくてもよく異なっていてもよい。
第2の面62と第3の面63との間の間隔は、ガス導入部23に近づくにつれて小とされている。第2の面62と第3の面63とのなす角θは鋭角である。第2の面62のガス導入部23側端と第3の面63のガス導入部23側端とは、外側に凸の湾曲面66にて連なっていてもよいが、ガス導入部23から流れてきたガス流れに対向する面を極力小さくして(またはゼロにして)圧力損失増加量を低減させるために、直接(急激な角度変化を伴って)連なっていることが望ましい。第2の面62と第3の面63とが湾曲面66にて連なっている場合、その湾曲面66の曲率は、第1の面61と第2の面62とを連ならせる湾曲面64の曲率より大であり、第1の面61と第3の面63とを連ならせる湾曲面65の曲率より大である。
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
図6は、中空糸膜モジュールを直列に4本並べた場合の、直撃抑制部材が設けられていない場合(A)と、直撃抑制部材の形状がガス流れの向きを直交またはほぼ直交する方向に変える薄板形状である場合(B)と、本発明の直撃抑制部材60を設けた場合(C)の、加湿装置の性能を表した図である。
図6において、「モジュール付近最高圧力比」は、入口孔31a付近の圧力比である。図6より、中空糸膜モジュール50a付近の最高圧力比が
A : B : C = 9 : 2.6 : 1
となっているため、入口孔31a付近の圧力は、A,B,CのうちCの場合が最も小さくなることがわかる。
また、図6より、Cの場合の、複数の中空糸膜モジュール50の各中空糸膜モジュールへの、ガス導入部23から導入されたガスの分配性は、Aの場合に比べて向上する。
また、図6において、「圧損比」は、Cの場合とBの場合との、直撃抑制部材の上流側の圧力と下流側の圧力との差の比である。図6より、B:Cの圧損比が
B : C = 1.3 : 1
となっているため、Cの場合の圧力損失の増加は、Bの場合に比べて抑制できる。
本発明実施例では、ガス導入部23からのガス流れが中空糸膜束40を直撃することを抑制する直撃抑制部材60が設けられているため、ハウジング20のガス導入部23からのガスが勢いよく中空糸膜束40に当たることを抑制できる。そのため、ハウジング20のガス導入部23からのガス流れによって中空糸膜束40が破損することを抑制でき、直撃抑制部材60が設けられていない場合に比べて、中空糸膜束40の耐久性が向上する。
直撃抑制部材60が設けられているため、中空糸膜モジュール50が複数本直列に並んで配置されている場合であっても、ガス導入部23から導入されたガスが、複数の中空糸膜モジュール50のうち最もガス導入部23側に配置される中空糸膜モジュール50aに集中的に流入することを抑制できる。そのため、直撃抑制部材60が設けられていない場合に比べて、奥の中空糸膜モジュール50bを最もガス導入部23側に配置される中空糸膜モジュール50aと同等に効果的に使うことができる(ガスの分配性が向上する)。
直撃抑制部材60の第2の面62と第3の面63との間隔がハウジング20のガス導入部23に近づくにつれて小とされているため、直撃抑制部材60によるガス流れの向きの変化量は、直撃抑制部材がガス流れの向きを直交またはほぼ直交する方向に変える薄板形状である場合に比べて、少ない。そのため、直撃抑制部材がガス流れの向きを直交またはほぼ直交する方向に変える薄板形状である場合に比べて、流れの圧力損失の増加を抑えることができる。
直撃抑制部材60の第1の面61と第2の面62が湾曲面64で連なっているため、第1の面と第2の面が湾曲面で連なっていない場合に比べて、第2の面62に沿って流れてきたガス流れの下流側で渦が発生することを抑制できる。また、直撃抑制部材60の第1の面61と第3の面63が湾曲面65で連なっているため、第1の面と第3の面が湾曲面で連なっていない場合に比べて、第3の面63に沿って流れてきたガス流れの下流側で渦が発生することを抑制できる。
直撃抑制部材60の第2の面62と第3の面63とのなす角が鋭角であるため、第2の面と第3の面とのなす角が直角または鈍角である場合に比べて、直撃抑制部材60によるガス流れの向きの変化量を少なくでき、流れの圧力損失の増加を抑えることができる。
直撃抑制部材60の第1の面61が、入口孔31aから離れる方向に湾曲する湾曲面とされているため、第1の面が平面または外側に凸の湾曲面とされている場合に比べて、第1の面61と入口孔31aとの間のスペースを大にでき、第1の面61と入口孔31との間のガス流速を遅くすることができる。
本発明実施例の加湿装置の概略断面図である。 図1のD−D線断面図である。 本発明実施例の加湿装置の、直撃抑制部材とその近傍を示す部分拡大断面図である。 本発明実施例の加湿装置の、直撃抑制部材とその近傍を示す部分拡大断面図である。 本発明実施例の加湿装置の、直撃抑制部材のみを示す拡大斜視図である。 中空糸膜モジュールを直列に4本並べた場合の、直撃抑制部材が設けられていない場合(A)と、直撃抑制部材の形状がガス流れの向きを直交またはほぼ直交する方向に変える薄板形状である場合(B)と、本発明の直撃抑制部材を設けた場合(C)の、加湿装置の性能を表した図(表)である。 従来の加湿装置の概略断面図である。
符号の説明
10 加湿装置
20 ハウジング
20a 第1のハウジング
20b 第2のハウジング
21 第1のガス導入部
22 第1のガス排出部
23 第2のガス導入部
24 第2のガス排出部
25 第2のガス流入部
26 第2のガス流出部
30 ケース
31 入口孔
32 出口孔
40 中空糸膜束
50 中空糸膜モジュール
60 直撃抑制部材
61 第1の面
62 第2の面
63 第3の面
64,65,66 湾曲面
G1 第1のガス
G2 第2のガス

Claims (3)

  1. (a)ガスを内部に導入するガス導入部を備えるハウジングと、
    (b)前記ガス導入部から前記ハウジング内に導入されたガスを内部に入れる入口孔を備えるケースと、該ケースの内部に配置される中空糸膜束と、を備える中空糸膜モジュールと、
    (c)前記ハウジングのガス導入部と前記ケースの入口孔との間に設けられ前記ガス導入部からのガス流れが前記中空糸膜束を直撃することを抑制する直撃抑制部材と、
    を有し、
    前記直撃抑制部材は、前記ケースの入口孔に対向する第1の面と、該第1の面の一側から前記ガス導入部側に延びる第2の面と、前記第1の面の他側から前記ガス導入部側に延びる第3の面と、を備えており、前記第2の面と前記第3の面との間隔は前記ガス導入部に近づくにつれて小とされている、加湿装置。
  2. 前記直撃抑制部材の第1の面と第2の面は湾曲面で連なっており、前記直撃抑制部材の第1の面と第3の面は湾曲面で連なっている請求項1記載の加湿装置。
  3. 前記直撃抑制部材の第2の面と第3の面とのなす角は鋭角である請求項1記載の加湿装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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