JP2008156250A - アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液用の結晶析出防止剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】低温状態におけるアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物水溶液の結晶析出を防止する。
【解決手段】グリセリンのアルキレンオキサイド付加物を、アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液用の結晶析出防止剤として用いる。
【選択図】なし
【解決手段】グリセリンのアルキレンオキサイド付加物を、アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液用の結晶析出防止剤として用いる。
【選択図】なし
Description
本発明は、アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液用の結晶析出防止剤、これを含有するアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物に関する。
アルキルベンゼンスルホン酸塩は、アルキルベンゼンのスルホン化物を適当なアルカリ性物質で中和することにより得られ、良好な起泡性や浸透性、及び高い乳化力を持つことから、家庭用洗剤、例えば食器用、住居用洗剤の界面活性剤として広く使用されており、特に衣料用洗剤として大量に使用されている。また、工業用途では、乳化重合用乳化剤、各種洗浄剤、農薬用乳化剤、潤滑油添加剤等の非常に多くの分野で利用されている。
工業的なアルキルベンゼンスルホン酸塩は、水溶液として流通しているが、水溶液中のアルキルベンゼンスルホン酸塩濃度が上昇すると、それとともに粘度が上昇して取り扱いが困難になるだけでなく、60〜80重量%の領域においては長期保存にて結晶が析出し、相分離を起こすといった問題が生ずる。そのため取り扱い性や保存性の観点から有効分が10〜30重量%の低濃度のアルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液が多くのメーカーより販売されている。
しかしながらアルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液は比較的高い濁り点を持ち(有効分25重量%では15〜17℃)、冬季間の保存においては有効成分が結晶となって析出し、外観の不透明化、あるいは性能の低下といった問題が生じる。これを解決する方法として、水を添加して有効分を低下させる方法や、可溶化剤を添加する方法が知られている。前者の水による希釈は輸送費の増大を余儀なくし、商業的に不利である。後者の可溶化剤を使用する方法としては、特許文献1にメタノールやエタノールなどの低級アルコールを添加する方法が記載されているが、これら低級アルコールは揮発性が高く、VOC(Volatile Organic Compound:揮発性有機化合物)の削減が要望されている昨今においては添加剤としての使用に満足しうるものではない。
また特許文献2には界面活性剤、有機ビルダー、さらに可溶化剤としてアルコールを加えた3成分系にて白濁を防止する方法が記載されている。ここで使用されている界面活性剤はノニオン/アニオン界面活性剤の併用系で、LASを用いた実施例もあるが、LAS濃度が5%と低濃度であり、濃度が上昇すると充分な可溶化能力を発揮しない。また好ましいとされるエチレングリコールはVOCの削減には寄与しない。
グリセリンのアルキレンオキサイド付加物は、一般的に減粘剤として知られており、高粘度ペースト用の流動化剤として使用されている。例えば、特許文献3にはグリセリンおよびポリグリセリンのポリエトキシレートを減粘剤として高濃度で高級アルコール硫酸エステル塩を含有するスラリーを得る技術が記載されている。
特開昭49−15706号
特開2000−17298号
特開昭56−118498号
しかしながら、特許文献3は、アルキルベンゼンスルホン酸塩やその水溶液を対象とするものではなく、ましてや、低温における溶液外観の安定性についての検討はなされていない。本発明の課題は、低温状態(例えば0℃以下)におけるアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物水溶液の結晶析出を防止することにある。
本発明は、グリセリンのアルキレンオキサイド付加物からなる、アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液用の結晶析出防止剤に関する。
また、本発明は、上記本発明の結晶析出防止剤、アルキルベンゼンスルホン酸塩および水を含有するアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物に関する。
また、本発明は、アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液に、グリセリンのアルキレンオキサイド付加物を配合し、低温においてアルキルベンゼンスルホン酸塩の結晶の析出を防止する方法に関する。
本発明によれば、低温状態(例えば0℃以下)におけるアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物水溶液のアルキルベンゼンスルホン酸塩結晶の析出を防止することができる。また本発明で使用するグリセリンのアルキレンオキサイド付加物は低揮発性であり、VOCの削減にも寄与する。
本発明の結晶析出防止剤は、グリセリンのアルキレンオキサイド(以下、AOと表記する)付加物からなる。該結晶析出防止剤を用いて、本発明の結晶析出防止剤、アルキルベンゼンスルホン酸塩および水を含有するアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物、特に水溶液が得られる。
本発明の結晶析出防止剤であるグリセリンのAO付加物の含有量は、アルキルベンゼンスルホン酸塩組成物中、0.5〜50重量%が好ましく、常温において組成物の流動性を損なわない範囲、かつ低温下における結晶析出防止効果を発揮する範囲で添加することが好ましく、5重量%〜20重量%がより好ましく、5重量%〜10重量%が特に好ましい。
本発明に用いられるグリセリンのAO付加物としては、下記式(1)で表される化合物が好ましい。
〔式中A1O、A2OおよびA3Oはそれぞれ独立に、炭素数2〜4のアルカンジイルオキシ基を示し、複数個のA1O、A2O、A3Oはそれぞれ同一でも異なっていても良い。x、yおよびzはそれぞれ独立に、アルカンジイルオキシ基の平均付加モル数を示す0以上の数で、その合計(x+y+z)が0.5〜40である。〕
式(1)中、A1O、A2OおよびA3Oは、それぞれエタンジイルオキシ基、プロパン1,2−ジイルオキシ基、テトラメチレンオキシ基から選ばれるが、エタンジイルオキシ基及び/又はプロパン1,2−ジイルオキシ基が好ましい。また、x、yおよびzは、それぞれ0以上の数であり、x+y+zは耐揮発性、低粘性および経済性の観点から0.5〜20が好ましく、1〜10がより好ましい。また2種類以上のAOを付加する場合には、付加形式はブロック付加でもランダム付加でもよく、ブロック付加する場合、付加順序はどのような順序でもよい。
グリセリンのAO付加物は従来公知の方法で製造することが出来る。すなわち、オートクレーブにグリセリンとグリセリンに対し3〜5モル%のKOHを触媒として仕込み、昇温・脱水し、130〜160℃の温度でAOを付加反応させることにより製造できる。このとき、使用するオートクレーブには攪拌装置、温度制御装置、自動導入装置を備えられていることが望ましい。付加するAOとしては、エチレンオキサイド(以下、EOと表記する)、プロピレンオキサイド(以下、POと表記する)、ブチレンオキサイド(以下、BOと表記する)が挙げられ、EO及び/又はPOが好ましい。
本発明において使用し得るアルキルベンゼンスルホン酸塩は、下記一般式(2)で表されるものが挙げられる。
R−C6H4SO3M 式(2)
〔式中、Rは炭素数6〜20の炭化水素基を示し、好ましくは炭素数8〜18、より好ましくは炭素数10〜16の炭化水素基である。Mはアルカリ金属、NH4、およびトリエタノールアンモニウム基等のアルカノールアンモニウム基である。〕
R−C6H4SO3M 式(2)
〔式中、Rは炭素数6〜20の炭化水素基を示し、好ましくは炭素数8〜18、より好ましくは炭素数10〜16の炭化水素基である。Mはアルカリ金属、NH4、およびトリエタノールアンモニウム基等のアルカノールアンモニウム基である。〕
炭化水素基が直鎖型であるアルキルベンゼンスルホン酸塩において、本発明の効果は特に顕著に発現する。よって、Rはアルキル基、特に直鎖アルキル基が好ましい。
直鎖型アルキルベンゼンは、モノクロロパラフィン法、およびオレフィン法によって製造されている。用いることの出来るアルキルベンゼンは、モノクロロパラフィン法、および内部オレフィン法のどちらの方法で製造されたものでもよいが、組成中の2φ体含有量からオレフィン法にて製造されたアルキルベンゼンを使用することにより、本発明の効果は顕著に発現する。
アルキルベンゼンスルホン酸塩は、アルキルベンゼンを、公知の方法によりスルホン化・中和することにより、アルキルベンゼンスルホン酸塩が得られる。用いることのできる原料アルキルベンゼンとしては、オクチルベンゼン、デシルベンゼン、ドデシルベンゼン、トリデシルベンゼン、テトラデシルベンゼン、ペンタデシルベンゼン、ヘキサデシルベンゼン、オクタデシルベンゼン、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
スルホン化剤としては、例えば、三酸化硫黄(液体又は気体)、三酸化硫黄含有ガス、発煙硫酸、クロルスルホン酸等を用いることができるが、特に、廃硫酸及び廃塩酸等の発生を防止する観点から、三酸化硫黄をアルキルベンゼンと同時にガス状又は液状で連続的に供給する方法が好ましい。三酸化硫黄を用いる場合は、スルホン化後に微量に残る酸無水物を加水分解することによりアルキルベンゼンスルホン酸を得ることが好ましい。
スルホン化剤の使用量は、芒硝、硫酸、未反応アルキルベンゼンを低減する等の観点から、アルキルベンゼンに対し、好ましくは0.8〜1.2倍モル、より好ましくは0.9〜1.1倍モルである。
上記の方法により得られるアルキルベンゼンスルホン酸は、通常、純度が92〜97重量%、遊離硫酸0.5〜4重量%、水0.2〜1.0重量%、油分0.5〜4重量%を含有する組成を有している。
式(2)中のMはアルカリ金属、NH4、およびトリエタノールアンモニウム基等のアルカノールアンモニウム基を表す。アルカリ金属としてはナトリウム、カリウム、リチウムなどが挙げられるが、これらの中でナトリウム、カリウムがより好ましく、ナトリウムが特に好ましい。
アルキルベンゼンスルホン酸塩の含有量は、アルキルベンゼンスルホン酸塩組成物中0.1〜60重量%、更に5〜30重量%、特に10〜25重量%が好ましい。
また、本発明の結晶析出防止剤は、アルキルベンゼンスルホン酸塩に対して、結晶析出抑制剤/アルキルベンゼンスルホン酸塩=0.17〜4、更に0.2〜1の重量比で用いることが好ましい。
本発明において使用し得る水は、工業的に一般に使用される水道水、もしくはイオン交換水である。水の含有量は、アルキルベンゼンスルホン酸塩組成物の取り扱い性の観点から、該組成物中、30重量%〜95重量%、更に60重量%〜80重量%が好ましい。
本発明のアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物の一例として、アルキルベンゼンスルホン酸塩を10〜25重量%含有する水溶液の場合、結晶析出防止剤は組成物中5〜10重量%で優れた結晶析出防止効果を得ることができる。
実施例1
グリセリン92.1gとKOH1.7gを92.1gとKOH1.7gを攪拌装置、温度制御装置、自動導入装置を備えたオートクレーブに仕オートクレーブに仕込み、110℃、1.3kPaにて30分間脱水を行った。脱水後窒素置換を行い、130℃まで昇温した後、POを174.2g仕込んだ。130℃にて付加反応・熟成を行った後、155℃に昇温し、EOを44.1g仕込んだ。155℃にて付加反応・熟成を行った後、80℃まで冷却し、4.0kPaで未反応のEOを除去した。未反応EO除去後、1.8gの酢酸をオートクレーブ内に加え、80℃で30分間保持した後、抜き出しを行い、平均PO付加モル数が3モル、平均EO付加モル数が1モルであるグリセリンのPOおよびEO付加物を得た。
グリセリン92.1gとKOH1.7gを92.1gとKOH1.7gを攪拌装置、温度制御装置、自動導入装置を備えたオートクレーブに仕オートクレーブに仕込み、110℃、1.3kPaにて30分間脱水を行った。脱水後窒素置換を行い、130℃まで昇温した後、POを174.2g仕込んだ。130℃にて付加反応・熟成を行った後、155℃に昇温し、EOを44.1g仕込んだ。155℃にて付加反応・熟成を行った後、80℃まで冷却し、4.0kPaで未反応のEOを除去した。未反応EO除去後、1.8gの酢酸をオートクレーブ内に加え、80℃で30分間保持した後、抜き出しを行い、平均PO付加モル数が3モル、平均EO付加モル数が1モルであるグリセリンのPOおよびEO付加物を得た。
得られたグリセリンのPOおよびEO付加物を5.0g、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム〔花王(株)製アニオン界面活性剤「ネオペレックスG‐65」、有効分65重量%〕を19.2g、およびイオン交換水25.8gを、マグネチックスターラーを用いて均一に混合し、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを含有する組成物を得た(有効分25重量%)。得られた組成物を試験管に入れ、0℃に保持されている恒温槽にて24時間保存して目視にて外観の観察を行った。結果を表1に示す。表中、EOpはEOの平均付加モル数、POpはPOの平均付加モル数である。
実施例2
グリセリン92.1gとKOH2.8gをオートクレーブに仕込み、110℃、1.3kPaにて30分間脱水を行った。脱水後、窒素置換を行い、130℃まで昇温した後、POを522.7g仕込んだ。130℃にて付加反応・熟成を行った後、80℃まで冷却し、4.0kPaで30分間オートクレーブ内の未反応POを除去した。未反応PO除去後、酢酸3.0gをオートクレーブ内に加え、80℃で30分間保持した後、抜き出しを行い、平均付加モル数が9モルのグリセリンのPO付加物を得た。得られたグリセリンのPO付加物を用い、実施例1と同様の方法にてサンプル調製を行い、0℃における外観観察を行った。
グリセリン92.1gとKOH2.8gをオートクレーブに仕込み、110℃、1.3kPaにて30分間脱水を行った。脱水後、窒素置換を行い、130℃まで昇温した後、POを522.7g仕込んだ。130℃にて付加反応・熟成を行った後、80℃まで冷却し、4.0kPaで30分間オートクレーブ内の未反応POを除去した。未反応PO除去後、酢酸3.0gをオートクレーブ内に加え、80℃で30分間保持した後、抜き出しを行い、平均付加モル数が9モルのグリセリンのPO付加物を得た。得られたグリセリンのPO付加物を用い、実施例1と同様の方法にてサンプル調製を行い、0℃における外観観察を行った。
実施例3
グリセリン92.1gとKOH0.6gをオートクレーブに仕込み、110℃、1.3kPaにて30分間脱水を行った。脱水後、窒素置換を行い、155℃まで昇温した後、EOを396.5g仕込んだ。155℃にて付加反応・熟成を行った後、80℃まで冷却し、4.0kPaで30分間オートクレーブ内の未反応EOを除去した。未反応EO除去後、酢酸0.6gをオートクレーブ内に加え、80℃で30分間保持した後、抜き出しを行い、平均付加モル数が9モルのグリセリンのEO付加物を得た。得られたグリセリンのEO付加物を用い、実施例1と同様の方法にてサンプル調製を行い、0℃における外観観察を行った。
グリセリン92.1gとKOH0.6gをオートクレーブに仕込み、110℃、1.3kPaにて30分間脱水を行った。脱水後、窒素置換を行い、155℃まで昇温した後、EOを396.5g仕込んだ。155℃にて付加反応・熟成を行った後、80℃まで冷却し、4.0kPaで30分間オートクレーブ内の未反応EOを除去した。未反応EO除去後、酢酸0.6gをオートクレーブ内に加え、80℃で30分間保持した後、抜き出しを行い、平均付加モル数が9モルのグリセリンのEO付加物を得た。得られたグリセリンのEO付加物を用い、実施例1と同様の方法にてサンプル調製を行い、0℃における外観観察を行った。
実施例4〜6
実施例1〜3で得られたグリセリンのAO付加物の何れかを3.5g、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム〔花王(株)製アニオン界面活性剤「ネオペレックスG‐65」、有効分65重量%〕を19.2g、およびイオン交換水27.3gを、マグネチックスターラーを用いて均一に混合し、実施例1と同様の方法で0℃における外観観察を行った。
実施例1〜3で得られたグリセリンのAO付加物の何れかを3.5g、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム〔花王(株)製アニオン界面活性剤「ネオペレックスG‐65」、有効分65重量%〕を19.2g、およびイオン交換水27.3gを、マグネチックスターラーを用いて均一に混合し、実施例1と同様の方法で0℃における外観観察を行った。
比較例1〜3
比較のため、実施例1において結晶析出防止剤を用いない(グリセリンのAO付加物の含有量をイオン交換水に置き換える)もの、実施例1において低温安定化剤としてグリセリンAO付加物の代わりにグリセリン又はエチレングリコールを用いたものについて、実施例1と同様にサンプル調製、および評価を行った。結果を表1に示す。
比較のため、実施例1において結晶析出防止剤を用いない(グリセリンのAO付加物の含有量をイオン交換水に置き換える)もの、実施例1において低温安定化剤としてグリセリンAO付加物の代わりにグリセリン又はエチレングリコールを用いたものについて、実施例1と同様にサンプル調製、および評価を行った。結果を表1に示す。
表から明らかなように、比較例ではアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム組成物は結晶が析出し白濁、更には分離を生じたのに対し、グリセリンAO付加物を含有する実施例1〜6では、外観は0℃においても均一透明の状態を保持していた。
Claims (5)
- グリセリンのアルキレンオキサイド付加物からなる、アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液用の結晶析出防止剤。
- 請求項1又は2記載の結晶析出防止剤、アルキルベンゼンスルホン酸塩、および水を含有するアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物。
- 前記結晶析出防止剤0.5〜50重量%、アルキルベンゼンスルホン酸塩0.1〜60重量%、および水30〜95重量%を含有する、請求項3記載のアルキルベンゼンスルホン酸塩組成物。
- アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液に、グリセリンのアルキレンオキサイド付加物を配合し、低温においてアルキルベンゼンスルホン酸塩の結晶の析出を防止する方法。
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JP2006344361A JP2008156250A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | アルキルベンゼンスルホン酸塩水溶液用の結晶析出防止剤 |
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- 2006-12-21 JP JP2006344361A patent/JP2008156250A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120508 |