JP2008155264A - 鋳造品の仕上げ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】鋳造品を鋳造した際、その製品部に付着している不要部である鋳造方案部を製品部から切除する鋳造品の仕上げ装置であって、鋳造品の身食い不良の発生を抑制するとともに、サイクルタイムの短縮を実現するものを提案する。
【解決手段】打撃体19と該打撃体19を往復動させる駆動機構とを少なくとも備え、前記打撃体19にて鋳造品の鋳造方案部7aを打撃して該鋳造方案部7aを除去するための鋳造品の仕上げ装置10において、前記打撃体19が、軸部21と、該軸部21と同軸上に連設されて前記鋳造方案部7aに作用する頭部20とを少なくとも有し、前記打撃体19の往復動方向と略直交する断面において前記軸部21よりも前記頭部20が大径となるようにした。また、打撃体19の頭部20の周囲に、切刃形状を備えて、バリ削りも可能とした。
【選択図】図1
【解決手段】打撃体19と該打撃体19を往復動させる駆動機構とを少なくとも備え、前記打撃体19にて鋳造品の鋳造方案部7aを打撃して該鋳造方案部7aを除去するための鋳造品の仕上げ装置10において、前記打撃体19が、軸部21と、該軸部21と同軸上に連設されて前記鋳造方案部7aに作用する頭部20とを少なくとも有し、前記打撃体19の往復動方向と略直交する断面において前記軸部21よりも前記頭部20が大径となるようにした。また、打撃体19の頭部20の周囲に、切刃形状を備えて、バリ削りも可能とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、鋳造品を鋳造した際、その製品部に付着している不要部である鋳造方案部を切除する鋳造品の仕上げ装置に関するものである。
鋳造金型は、一般に、固定型と可動型が型締めされることによって、両者間に鋳造品を成形するキャビティが形成される。このキャビティには堰が連続して形成され、さらに、この堰には湯口が連続して形成される。この湯口には、射出スリーブの一端が接続され、射出スリーブの溶湯がプランジャにより押し出されて、溶湯がキャビティに射出される。
また、鋳造金型のキャビティ周りには、オーバーフロー用溝が形成される。該オーバーフロー用溝は、キャビティに射出・充填された溶湯の湯流れを良好にしたり、溶湯に巻き込まれた気体を逃がしたりするためのものである。
また、鋳造金型のキャビティ周りには、オーバーフロー用溝が形成される。該オーバーフロー用溝は、キャビティに射出・充填された溶湯の湯流れを良好にしたり、溶湯に巻き込まれた気体を逃がしたりするためのものである。
上述のような鋳造金型で鋳造された鋳造品の製品部の周囲には、堰や湯口、オーバーフロー用溝で溶湯が凝固してなる鋳造方案部が一体的に付着している。鋳造品の仕上げ加工では、これらの鋳造方案部が製品部より除去される。
一般に、前記鋳造方案部を除去するための鋳造品の仕上げ装置には打撃手段が備えられ、該打撃手段にて鋳造方案部のネック(製品部との境界近傍)に打撃が与えられて、鋳造方案部が製品部より除去される。
一般に、前記鋳造方案部を除去するための鋳造品の仕上げ装置には打撃手段が備えられ、該打撃手段にて鋳造方案部のネック(製品部との境界近傍)に打撃が与えられて、鋳造方案部が製品部より除去される。
例えば、特許文献1では、鋳造品の湯口の鋳造方案部をクランプ装置で上下方向からクランプして鋳造品を水平姿勢に位置決めするとともに、製品部を受け装置で下方から支持し、オーバーフロー用溝の鋳造方案部を打撃手段で上方から打撃して製品部から切除した後、堰の鋳造方案部を打撃手段で上方から打撃して製品部から切除する技術が公開されている。
前記打撃手段として、空圧シリンダ等の駆動手段を備えて往復運動するピストンに、ノミ等の刃先ツールが取り付けられものが利用される。前記刃先ツールとしては、例えば、刃先が針状のポイントノミ(図6(a))や、刃先が平板状の平ノミ(図6(b))等が採用される。
このような打撃手段は、鋳造品の鋳造方案部を一方向からのみ打撃できるように構成されたものである。つまり、打撃手段はピストンの押出動作により鋳造品の鋳造方案部を打撃するように構成されているため、打撃手段の姿勢を変化させることなく鋳造方案部の一側の面と他側の面の両方から打撃することはできないのである。
このような打撃手段は、鋳造品の鋳造方案部を一方向からのみ打撃できるように構成されたものである。つまり、打撃手段はピストンの押出動作により鋳造品の鋳造方案部を打撃するように構成されているため、打撃手段の姿勢を変化させることなく鋳造方案部の一側の面と他側の面の両方から打撃することはできないのである。
打撃手段にて鋳造品の鋳造方案部に与える打撃の方向(方案部が折り取られる方向)が不適当であると、欠き損じて製品部に身食い(欠け)が生じる場合がある。この身食いを防止するために、適当な打撃方向を選択する必要がある。ところが、従来の打撃手段では、打撃方向が一方向であるので、鋳造方案部の適当な打撃面を選択するために鋳造品を裏返すなどの作業が必要となり、加工サイクルに時間を要していた。
特開2000−326066号公報
そこで本発明では、鋳造品を鋳造した際、その製品部に付着している不要部である鋳造方案部を製品部から切除する鋳造品の仕上げ装置であって、鋳造品の身食い不良の発生を抑制するとともに、サイクルタイムの短縮を実現するものを提案する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、打撃体と該打撃体を往復動させる駆動機構とを少なくとも備え、前記打撃体にて鋳造品の鋳造方案部を打撃して該鋳造方案部を除去するための鋳造品の仕上げ装置であって、前記打撃体は、軸部と、該軸部と同軸上に連設されて前記鋳造方案部に作用する頭部とを少なくとも有し、前記打撃体の往復動方向と略直交する断面において前記軸部よりも前記頭部が大径であるものである。
請求項2においては、打撃体と該打撃体を軸方向に往復動させる駆動機構とを少なくとも備え、前記打撃体にて鋳造品の鋳造方案部を打撃して該鋳造方案部を除去するための鋳造品の仕上げ装置であって、前記打撃体は、軸部と、該軸部と同軸上に連設されて前記鋳造方案部に作用する頭部とを少なくとも有し、前記頭部は前記打撃体の往復動方向の両端面において前記鋳造方案部に作用可能であるものである。
請求項3においては、前記打撃体の頭部の周囲に、切刃形状を備えたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、往復運動する打撃体の往動及び復動のそれぞれで、鋳造品の鋳造方案部に作用することができる。このため、打撃体の一往復の運動で二カ所の鋳造方案部の除去を行うことができるので、処理のサイクルタイムを短縮することができる。
また、往復運動する打撃体の、往動又は復動の何れにおいて鋳造品の鋳造方案部に打撃体を作用させるかを選択することができるので、鋳造品に身食いが生じにくい方向から選択的に打撃体を作用させることができ、身食いによる加工不良を低減させることができる。
さらに、打撃体に備えたチップの外周に切刃形状を設けることによれば、この凹凸形状にて鋳造品の製品部のバリをこすり取ることができる。
また、往復運動する打撃体の、往動又は復動の何れにおいて鋳造品の鋳造方案部に打撃体を作用させるかを選択することができるので、鋳造品に身食いが生じにくい方向から選択的に打撃体を作用させることができ、身食いによる加工不良を低減させることができる。
さらに、打撃体に備えたチップの外周に切刃形状を設けることによれば、この凹凸形状にて鋳造品の製品部のバリをこすり取ることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る鋳造品の仕上げ装置の全体的な構成を示す図、図2は打撃体の例を示す図、図3は打撃体の往動にて鋳造方案部を打撃する様子を示す図、図4は打撃体の復動にて鋳造方案部を打撃する様子を示す図、図5は打撃体の別形態を示す図である。
図6は従来の打撃体の例を示す図である。
図1は本発明の一実施例に係る鋳造品の仕上げ装置の全体的な構成を示す図、図2は打撃体の例を示す図、図3は打撃体の往動にて鋳造方案部を打撃する様子を示す図、図4は打撃体の復動にて鋳造方案部を打撃する様子を示す図、図5は打撃体の別形態を示す図である。
図6は従来の打撃体の例を示す図である。
図1は、本発明の実施例に係る鋳造品の仕上げ装置10を示す図である。
前記鋳造品の仕上げ装置10は、鋳造方案部7aが除去されていない鋳造後の鋳造品から鋳造方案部7aを除去するための装置である。以下、鋳造方案部7aが除去されていない鋳造品を「粗材7」と記載する。仕上げ装置10は、粗材7を支持する治具9と、粗材7の鋳造方案部7aに打撃を与える打撃部8とで構成される。
前記鋳造品の仕上げ装置10は、鋳造方案部7aが除去されていない鋳造後の鋳造品から鋳造方案部7aを除去するための装置である。以下、鋳造方案部7aが除去されていない鋳造品を「粗材7」と記載する。仕上げ装置10は、粗材7を支持する治具9と、粗材7の鋳造方案部7aに打撃を与える打撃部8とで構成される。
前記治具9は、粗材7を、打撃部8による打撃を受けるために適した姿勢で支持するものである。本実施例において、治具9には、粗材7の製品部7bを載置可能であって回転軸32を備えた載置台31と、前記回転軸32を回転駆動する駆動手段33とが備えられる。すなわち、治具9は、粗材7を略水平方向に回転可能に支持する構成とされる。
但し、治具9は本実施例に限定されず、打撃部8による打撃を受けるために適した姿勢に粗材7を保持できるものであればよい。例えば、治具9は、粗材7の製品部7b又は鋳造方案部7aをクランプする単数又は複数のクランプアームや、粗材7の製品部7bを支持する昇降又は回転可能な台や、これらの組み合わせで構成することができる。
但し、治具9は本実施例に限定されず、打撃部8による打撃を受けるために適した姿勢に粗材7を保持できるものであればよい。例えば、治具9は、粗材7の製品部7b又は鋳造方案部7aをクランプする単数又は複数のクランプアームや、粗材7の製品部7bを支持する昇降又は回転可能な台や、これらの組み合わせで構成することができる。
前記打撃部8には、粗材7の鋳造方案部7aを打撃する打撃体19と、打撃体19の位置を粗材7の鋳造方案部7aに合わせて位置調整する位置調整機構と、打撃体19を軸方向に往復動させる打撃駆動機構とが設けられる。
前記位置調整機構は、フレーム11、支持板12、スライダ13a・13a、ガイドレール13b・13b、駆動手段14、ボールネジ15a、及びスライダ15b等で構成される。
前記フレーム11は略鉛直方向に立設され、該フレーム11に固設された支持板12には、略水平方向に伸延するガイドレール13b・13b及びボールネジ15aが備えられる。一方、打撃用シリンダ16側には、前記ガイドレール13bに沿って摺動するスライダ13a・13aと、前記ボールネジ15aに螺合するスライダ15bとが備えられる。前記ボールネジ15aは、サーボモータ等の駆動手段14にて回転駆動され、打撃用シリンダ16はフレーム11に相対して略水平方向に移動することができる。
上述のように、位置調整機構による打撃用シリンダ16の略水平方向への移動と、治具9による粗材7の略水平方向への回転とで、打撃用シリンダ16の打撃部8と、粗材7との位置(姿勢)合わせが行われる。
前記打撃駆動機構は、打撃用シリンダ16と、打撃体19を備え付けたピストン18等で構成される。
前記打撃用シリンダ16には、ピストン18が挿通される。ピストン18は、打撃用シリンダ16に設けた駆動手段17にて略上下方向に往復駆動される。前記駆動手段17として、ピストン18に接続されたボールネジと、該ボールネジに螺入したナットと、該ナットの回転駆動手段とが備えられる。前記ナットが、正回転駆動及び逆回転駆動されることにてピストン18が略上下方向に往復駆動する。
但し、前記駆動手段17の構成は本実施例に限定されず、例えば、打撃用シリンダ16を空気圧式シリンダ又は油圧式シリンダとして機能させる構成とすることができる。
但し、前記駆動手段17の構成は本実施例に限定されず、例えば、打撃用シリンダ16を空気圧式シリンダ又は油圧式シリンダとして機能させる構成とすることができる。
前記ピストン18の下端には、該ピストン18と同軸延長上に打撃体19が、着脱可能に取り付けられる。
前記打撃体19は、ピストン18に接続される軸部21と、該軸部21と同軸上に連設されて前記鋳造方案部7aに作用する頭部20とを、少なくとも備えたものである。打撃体19の頭部20と軸部21とは、一体的に構成することも、或いは、頭部20が疲労や摩耗したときに交換可能とするために頭部20を軸部21に対して着脱可能な構成とすることもできる。本実施例においては、頭部20と軸部21とは分割構成とされボルト等の締結手段にて結合されている。
前記打撃体19は、ピストン18に接続される軸部21と、該軸部21と同軸上に連設されて前記鋳造方案部7aに作用する頭部20とを、少なくとも備えたものである。打撃体19の頭部20と軸部21とは、一体的に構成することも、或いは、頭部20が疲労や摩耗したときに交換可能とするために頭部20を軸部21に対して着脱可能な構成とすることもできる。本実施例においては、頭部20と軸部21とは分割構成とされボルト等の締結手段にて結合されている。
前記打撃体19は、該打撃体19の往復動方向と略直交する断面において、前記軸部21よりも前記頭部20が大径となるように構成される。つまり、前記頭部20は、打撃体19の往復動方向と略直交する方向にて軸部21よりも膨出しており、頭部20と軸部21との間に段差が設けられる。これにより、打撃体19の頭部20は、頭部20と軸部21との間の段差面と、下端面との、往復動方向の両端面において前記鋳造方案部7aに作用可能なのである。
なお、頭部20と軸部21とは、例えば、図6(a)に示すように、必ずしも打撃体19の往復動方向と略直交する断面形状が相似する必要はなく、例えば、図6(b)に示すように、打撃体19の往復動方向と略直交する断面形状が略円形状であって頭部20の軸方向と略直交する断面形状が略楕円形状とすることもできる。
なお、頭部20と軸部21とは、例えば、図6(a)に示すように、必ずしも打撃体19の往復動方向と略直交する断面形状が相似する必要はなく、例えば、図6(b)に示すように、打撃体19の往復動方向と略直交する断面形状が略円形状であって頭部20の軸方向と略直交する断面形状が略楕円形状とすることもできる。
上記のように構成された打撃部8では、駆動手段17にてピストン18が略上下方向に往復駆動されることにて、粗材7の鋳造方案部7aのネック(製品部7bとの境界近傍)に打撃が与えられる。
ピストン18の往動にて、図3に示すように、打撃体19の先端に設けられた頭部20の下面により粗材7の鋳造方案部7aが打撃される。
また、ピストン18の復動にて、図4に示すように、打撃体19の軸部21と頭部20との間の段差を利用して、頭部20の上面により、引っ掛けるかたちで、粗材7の鋳造方案部7aが打撃される。
ピストン18の往動にて、図3に示すように、打撃体19の先端に設けられた頭部20の下面により粗材7の鋳造方案部7aが打撃される。
また、ピストン18の復動にて、図4に示すように、打撃体19の軸部21と頭部20との間の段差を利用して、頭部20の上面により、引っ掛けるかたちで、粗材7の鋳造方案部7aが打撃される。
上記のように構成された打撃部8では、打撃体19の往動・復動の何れか一方において選択的に粗材7の鋳造方案部7aに打撃を与えることができる。
例えば、粗材7の表裏面のうち、製品部7bに身食い(欠け)が生じることのない適当な打撃方向を選択して、当該適当な打撃方向から打撃体19にて鋳造方案部7aに打撃を与えることができる。
このように、打撃体19の往動・復動の何れかを選択して鋳造方案部7aに作用することができるので、粗材7を裏返す動作が不要となり、製品部7bの身食いを防止し且つ処理のサイクルタイムを短縮することができる。
例えば、粗材7の表裏面のうち、製品部7bに身食い(欠け)が生じることのない適当な打撃方向を選択して、当該適当な打撃方向から打撃体19にて鋳造方案部7aに打撃を与えることができる。
このように、打撃体19の往動・復動の何れかを選択して鋳造方案部7aに作用することができるので、粗材7を裏返す動作が不要となり、製品部7bの身食いを防止し且つ処理のサイクルタイムを短縮することができる。
また、打撃体19の往動・復動の両方において鋳造方案部7aに作用して打撃を与えることが可能であるので、打撃体19の1サイクルの往復運動にて二カ所の鋳造方案部7aの切除を行うことが可能である。例えば、打撃体19の往動にて或鋳造方案部7aに上方からの打撃を与え、該打撃体19の復動にて他の鋳造方案部7aに下方からの打撃を与えることができる。
このように、打撃体19の一往復の運動で二カ所の鋳造方案部7aの除去を行うことができるので、処理のサイクルタイムを短縮することができる。
このように、打撃体19の一往復の運動で二カ所の鋳造方案部7aの除去を行うことができるので、処理のサイクルタイムを短縮することができる。
なお、前記打撃体19の頭部20は、その周面に切刃形状を備えたものとすることもできる。図5に示す実施例では、打撃体19の頭部20の周面に、雄ネジのように螺旋状に溝20aが形成されて、この溝20aの凹凸形状が切刃として機能するように構成される。
このように、打撃体19の頭部20の周面に切刃形状を備えることによれば、打撃体19の頭部20の切刃形状が粗材7の製品部7bの外縁に存在するバリ7cに接触することにて、該バリ7cを削り取ることができる。つまり、鋳造方案部7aの切除作業と同時にバリ7cの削り作業も行うことができるのである。
このように、打撃体19の頭部20の周面に切刃形状を備えることによれば、打撃体19の頭部20の切刃形状が粗材7の製品部7bの外縁に存在するバリ7cに接触することにて、該バリ7cを削り取ることができる。つまり、鋳造方案部7aの切除作業と同時にバリ7cの削り作業も行うことができるのである。
7 粗材
8 打撃部
9 治具
10 仕上げ装置
16 打撃用シリンダ
17 駆動手段
18 ピストン
19 打撃体
20 頭部
20a 溝
21 軸部
8 打撃部
9 治具
10 仕上げ装置
16 打撃用シリンダ
17 駆動手段
18 ピストン
19 打撃体
20 頭部
20a 溝
21 軸部
Claims (3)
- 打撃体と該打撃体を往復動させる駆動機構とを少なくとも備え、前記打撃体にて鋳造品の鋳造方案部を打撃して該鋳造方案部を除去するための鋳造品の仕上げ装置であって、
前記打撃体は、軸部と、該軸部と同軸上に連設されて前記鋳造方案部に作用する頭部とを少なくとも有し、前記打撃体の往復動方向と略直交する断面において前記軸部よりも前記頭部が大径であることを特徴とする、
鋳造品の仕上げ装置。 - 打撃体と該打撃体を軸方向に往復動させる駆動機構とを少なくとも備え、前記打撃体にて鋳造品の鋳造方案部を打撃して該鋳造方案部を除去するための鋳造品の仕上げ装置であって、
前記打撃体は、軸部と、該軸部と同軸上に連設されて前記鋳造方案部に作用する頭部とを少なくとも有し、前記頭部は前記打撃体の往復動方向の両端面において前記鋳造方案部に作用可能であることを特徴とする、
鋳造品の仕上げ装置。 - 前記打撃体の頭部の周囲に、切刃形状を備えたことを特徴とする、
請求項1又は請求項2に記載の鋳造品の仕上げ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006348467A JP2008155264A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 鋳造品の仕上げ装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009113107A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Fuji World:Kk | 注入成形品の不要形成部除去装置 |
CN102886512A (zh) * | 2012-09-14 | 2013-01-23 | 艾蒂盟斯(苏州)压铸电子技术有限公司 | 一种自动去除浇口的装置和方法 |
CN106111939A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-11-16 | 丰汉电子(上海)有限公司 | 一种压铸件多余料去除装置 |
CN117123768A (zh) * | 2023-10-23 | 2023-11-28 | 南通钢安机械制造有限公司 | 金属铸件浇口修整装置 |
-
2006
- 2006-12-25 JP JP2006348467A patent/JP2008155264A/ja active Pending
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